JP2000148615A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2000148615A
JP2000148615A JP31955298A JP31955298A JP2000148615A JP 2000148615 A JP2000148615 A JP 2000148615A JP 31955298 A JP31955298 A JP 31955298A JP 31955298 A JP31955298 A JP 31955298A JP 2000148615 A JP2000148615 A JP 2000148615A
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JP
Japan
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mail
unit
communication device
recording
receiving
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JP31955298A
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English (en)
Inventor
Katsuji Aihara
勝治 相原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネルギー待機モードのまま着信メールの
確認を行なうことにより、省エネルギー待機モードによ
る電力消費を低減し、且つ着信メールを滞り無く受信で
きるようにする。 【解決手段】 システム制御部10は、省エネルギー待
機モード時は通常待機とは異なる時間間隔でLAN又は
インターネット等のネットワーク上のメールサーバにア
クセスし、自装置宛のメールの到着の有無を確認し、到
着したメールを受信する省エネルギー待機時メール受信
制御処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信回線を介し
てデータのやり取りをするファクシミリ装置等の通信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータやローカルエリアネ
ットワーク(LAN)の普及に伴い、公衆回線だけでな
く、スキャナで読み取った画像や公衆網から受信した画
像を電子メール形式に変換し、それを送信したり、ま
た、公衆網から電子メールを受信したりするファクシミ
リ装置等の通信装置が増えている。
【0003】このような通信装置では、メールサーバに
着信した電子メールを遅延無く受信するためにアクセス
間隔を最適な値に設定している(例えば、特開平9−9
7224号公報参照)。
【0004】また、このような通信装置には、待機時に
は装置内部の消費電力を削減する省エネルギー待機モー
ドの機能を備えたもの(例えば、特開平8−26546
5号公報参照)もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような電子メール通信を行なえる通信装置では、いつ相
手先からの電子メールの着信があるか判らないので、常
に電源をオンにしておかなければならず、電力消費が増
えるという問題が有った。また、省エネルギー待機モー
ドになるとメールサーバへの着信メール確認を行なえな
くなるので、定期的に省エネルギー待機モードを解除し
て記録出力のための感熱部や定着部のヒータを加熱する
ので、省エネルギー効果が低いという問題が有った。
【0006】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、省エネルギー待機モードのまま着信メールの確
認を行なうことにより、省エネルギー待機モードによる
電力消費を低減し、且つ着信メールを滞り無く受信でき
るようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、インターネット上のメールサーバからメ
ールを受信するメール受信手段と、その手段によって受
信したメールを記録する記録手段と、受信待機時は省エ
ネルギー動作で待機して消費電力を低減する消費電力低
減手段を備えた通信装置において、上記省エネルギー待
機時は通常待機とは異なる時間間隔で上記メールサーバ
にアクセスし、自装置宛のメールの到着の有無を確認
し、到着したメールを受信する省エネルギー待機時メー
ル受信制御手段を設けたものである。
【0008】また、上記のような通信装置において、ロ
ーカルエリアネットワークとのデータ通信を行なうロー
カルエリアネットワーク接続インタフェース手段を設け
るとよい。
【0009】さらに、上記のような通信装置において、
公衆回線上のサーバとのダイヤルアップ接続によるデー
タ通信を行なうダイヤルアップ接続インタフェース手段
を設けるとよい。
【0010】また、上記のような通信装置において、上
記省エネルギー待機時メール受信制御手段によってメー
ルを受信した後、そのメールを前記記録手段によって記
録させる記録制御手段を設けるとよい。
【0011】さらに、インターネット上のメールサーバ
からメールを受信するメール受信手段と、その手段によ
って受信したメールを記録する記録手段と、受信待機時
は省エネルギー動作で待機して消費電力を低減する消費
電力低減手段を備えた通信装置において、上記省エネル
ギー待機時は所定の時間間隔で上記メールサーバにアク
セスし、自装置宛のメールの到着数が予め登録された設
定数を越えたか否かを判断し、その設定数を越えたと判
断されたとき全メールを受信する省エネルギー待機時メ
ール受信制御手段を設けるとよい。
【0012】また、上記のような通信装置において、ロ
ーカルエリアネットワークとのデータ通信を行なうロー
カルエリアネットワーク接続インタフェース手段を設け
るとよい。
【0013】さらに、上記のような通信装置において、
公衆回線上のサーバとのダイヤルアップ接続によるデー
タ通信を行なうダイヤルアップ接続インタフェース手段
を設けるとよい。
【0014】また、上記のような通信装置において、上
記省エネルギー待機時メール受信制御手段によって全メ
ールを受信した後、その全メールを前記記録手段によっ
て記録させる記録制御手段を設けるとよい。
【0015】さらに、上記のような通信装置において、
上記設定数を任意の値に変更する設定数変更手段を設け
るとよい。
【0016】また、上記のような通信装置において、上
記設定数を上記ローカルエリアネットワーク上の端末装
置から送信された値に変更する設定数変更手段を設ける
とよい。
【0017】さらに、上記のような通信装置において、
上記設定数を操作手段から任意に入力された値に変更す
る設定数変更手段を設けるとよい。
【0018】また、上記のような通信装置において、上
記時間間隔を任意の値に変更する時間間隔変更手段を設
けるとよい。
【0019】さらに、上記のような通信装置において、
上記時間間隔を上記ローカルエリアネットワーク上の端
末装置から送信された値に変更する時間間隔変更手段を
設けるとよい。
【0020】また、上記のような通信装置において、上
記時間間隔を操作手段から任意に入力された値に変更す
る時間間隔変更手段を設けるとよい。
【0021】さらに、インターネット上のメールサーバ
からメールを受信するメール受信手段と、その手段によ
って受信したメールを記録する記録手段と、受信待機時
は省エネルギー動作で待機して消費電力を低減する消費
電力低減手段を備えた通信装置において、上記省エネル
ギー待機時に何らかのイベントが生じて省エネルギー動
作が解除された際、上記メールサーバにアクセスし、自
装置宛のメールの到着の有無を確認し、到着したメール
を受信する省エネルギー待機時メール受信制御手段を設
けるとよい。
【0022】また、上記のような通信装置において、上
記省エネルギー待機時メール受信制御手段によってメー
ルを受信した後、そのメールを前記記録手段によって記
録させる記録制御手段を設けるとよい。
【0023】さらに、インターネット上のメールサーバ
からメールを受信するメール受信手段と、その手段によ
って受信したメールを記録する記録手段と、受信待機時
は省エネルギー動作で待機して消費電力を低減する消費
電力低減手段を備えた通信装置において、上記記録手段
の記録に係る部位の温度を検出する温度検出手段と、上
記省エネルギー待機時に何らかのイベントが生じて省エ
ネルギー動作が解除された際、上記温度検出手段によっ
て検出された温度が予め設定された所定温度を越えたか
否かを判断し、その所定温度を越えたと判断したとき、
上記メールサーバにアクセスし、自装置宛のメールの到
着の有無を確認し、到着したメールを受信する省エネル
ギー待機時メール受信制御手段を設けるとよい。
【0024】また、上記のような通信装置において、上
記省エネルギー待機時メール受信制御手段によってメー
ルサーバに自装置宛のメールが到着していないことを確
認するまで、または、上記記録制御手段によって上記記
録手段からメールが記録されるまで、上記省エネルギー
動作を継続させる省エネルギー動作継続制御手段を設け
るとよい。
【0025】さらに、インターネット上のメールサーバ
からメールを受信するメール受信手段と、その手段によ
って受信したメールを記録する記録手段と、受信待機時
は省エネルギー動作で待機して消費電力を低減する消費
電力低減手段を備えた通信装置において、上記省エネル
ギー待機時は所定の時間間隔で上記メールサーバにアク
セスし、自装置宛のメールの到着の有無を確認し、自装
置宛のメールの到着が有ったとき、メール到着を知らせ
るメール到着通知手段と、メール受信開始を指示するメ
ール受信開始指示手段と、その手段によってメール受信
開始が指示されたとき、上記メールサーバから全メール
を受信するメール受信制御手段を設けるとよい。
【0026】また、上記のような通信装置において、上
記到着数を予め特定された相手先からの受信数にすると
よい。
【0027】さらに、上記のような通信装置において、
上記記録手段による記録エラーが生じているとき、上記
省エネルギー待機時メール受信制御手段によるメールサ
ーバへのアクセスを実行しないように制御する手段を設
けるとよい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一
実施形態のファクシミリ装置の構成を示すブロック図で
ある。図2は、図1に示したこの発明の一実施形態のフ
ァクシミリ装置を用いたネットワークシステムの構成を
示す図である。
【0029】図2に示すように、このネットワークシス
テムは、この発明に係るファクシミリ装置1が、ローカ
ルエリアネットワーク(LAN)4に接続し、そのLA
N4上のメールサーバ3を介して同じくLAN4上の多
数のパーソナルコンピュータ(PC)2と電子メール通
信を行なうことができる。
【0030】また、ファクシミリ装置1は、ISDN,
PSTN等の公衆網5と接続し、その公衆網5に接続さ
れたダイヤルアップサーバ6とダイヤルアップによるデ
ータ通信が可能であり、そのダイヤルアップサーバ6を
介して接続したインターネット等のネットワーク上のメ
ールサーバ7を介してネットワーク9上の多数のパーソ
ナルコンピュータ(PC)8や各種の通信装置(図示は
省略する)と電子メール通信を行なうことができる。
【0031】図1に示すように、このファクシミリ装置
1は、CPU,ROM,RAM等からなるマイクロコン
ピュータによって実現され、この装置全体の制御を司
り、この発明に係わる各種の機能を実現するシステム制
御部10と、送信原稿を読み取る機能を持つスキャナ部
11と、受信あるいは蓄積した原稿を記録紙に出力する
機能(感熱部や定着部等の印字出力に係る部位)を持つ
レーザプリンタ等のプロッタ部12を備えている。
【0032】また、プロッタ部12の感熱部や定着部等
の印字出力に係るヒータの温度を検出する温度センサ部
13と、システム制御用プログラムの供給や、ワーク用
及び画データの蓄積用のメモリユニットであり、電子メ
ール取得間隔や電子メール取得開始のメール数を登録す
るメモリ部14と、ファクシミリ送受信及び電子メール
送受信等に必要な各種キーや各種のガイダンスを表示す
るLCD等のディスプレイを持ち、各データの入出力を
行なうユニットの操作部15を備えている。
【0033】さらに、ISDN,PSTN等の公衆網に
おけるファクシミリ送受信を制御するユニットである公
衆回線インタフェース(I/F)部16と、この装置の
各部へ電力を供給する電源部17と、ローカルエリアネ
ットワーク(LAN)との接続インタフェースのLAN
・I/Fと、インターネットとのダイヤルアップによる
接続インタフェースであるダイヤルアップI/Fとを有
し、蓄積原稿を電子メール形式に変換し、メールヘッダ
等を生成し、電子メールの送受信を制御するユニットで
あるネットワークI/F部18を備えている。
【0034】すなわち、上記各部がそれぞれ下記の各機
能を果たす。インターネット上のメールサーバからメー
ルを受信するメール受信手段と、その手段によって受信
したメールを記録する記録手段と、受信待機時は省エネ
ルギー動作で待機して消費電力を低減する消費電力低減
手段と、上記省エネルギー待機時は通常待機とは異なる
時間間隔で上記メールサーバにアクセスし、自装置宛の
メールの到着の有無を確認し、到着したメールを受信す
る省エネルギー待機時メール受信制御手段である。
【0035】また、ローカルエリアネットワークとのデ
ータ通信を行なうローカルエリアネットワーク接続イン
タフェース手段である。さらに、公衆回線上のサーバと
のダイヤルアップ接続によるデータ通信を行なうダイヤ
ルアップ接続インタフェース手段である。
【0036】また、上記省エネルギー待機時メール受信
制御手段によってメールを受信した後、そのメールを前
記記録手段によって記録させる記録制御手段である。さ
らに、上記省エネルギー待機時は所定の時間間隔で上記
メールサーバにアクセスし、自装置宛のメールの到着数
が予め登録された設定数を越えたか否かを判断し、その
設定数を越えたと判断されたとき全メールを受信する省
エネルギー待機時メール受信制御手段である。
【0037】また、ローカルエリアネットワークとのデ
ータ通信を行なうローカルエリアネットワーク接続イン
タフェース手段である。さらに、公衆回線上のサーバと
のダイヤルアップ接続によるデータ通信を行なうダイヤ
ルアップ接続インタフェース手段である。
【0038】また、上記省エネルギー待機時メール受信
制御手段によって全メールを受信した後、その全メール
を前記記録手段によって記録させる記録制御手段であ
る。さらに、上記設定数を任意の値に変更する設定数変
更手段である。
【0039】また、上記設定数変更手段を、上記設定数
を上記ローカルエリアネットワーク上の端末装置から送
信された値に変更する手段にするとよい。さらに、上記
設定数変更手段を、上記設定数を操作手段から任意に入
力された値に変更する手段にするとよい。
【0040】また、上記時間間隔を任意の値に変更する
時間間隔変更手段である。さらに、上記時間間隔変更手
段を、上記時間間隔を上記ローカルエリアネットワーク
上の端末装置から送信された値に変更する手段にすると
よい。
【0041】また、上記時間間隔変更手段を、上記時間
間隔を操作手段から任意に入力された値に変更する手段
にするとよい。さらに、上記省エネルギー待機時に何ら
かのイベントが生じて省エネルギー動作が解除された
際、上記メールサーバにアクセスし、自装置宛のメール
の到着の有無を確認し、到着したメールを受信する省エ
ネルギー待機時メール受信制御手段である。
【0042】また、上記省エネルギー待機時メール受信
制御手段によってメールを受信した後、そのメールを前
記記録手段によって記録させる記録制御手段である。さ
らに、上記記録手段の記録に係る部位の温度を検出する
温度検出手段と、上記省エネルギー待機時に何らかのイ
ベントが生じて省エネルギー動作が解除された際、上記
温度検出手段によって検出された温度が予め設定された
所定温度を越えたか否かを判断し、その所定温度を越え
たと判断したとき、上記メールサーバにアクセスし、自
装置宛のメールの到着の有無を確認し、到着したメール
を受信する省エネルギー待機時メール受信制御手段であ
る。
【0043】また、上記省エネルギー待機時メール受信
制御手段によってメールサーバに自装置宛のメールが到
着していないことを確認するまで、または、上記記録制
御手段によって上記記録手段からメールが記録されるま
で、上記省エネルギー動作を継続させる省エネルギー動
作継続制御手段である。
【0044】さらに、上記省エネルギー待機時は所定の
時間間隔で上記メールサーバにアクセスし、自装置宛の
メールの到着の有無を確認し、自装置宛のメールの到着
が有ったとき、メール到着を知らせるメール到着通知手
段と、メール受信開始を指示するメール受信開始指示手
段と、その手段によってメール受信開始が指示されたと
き、上記メールサーバから全メールを受信するメール受
信制御手段である。
【0045】また、上記到着数を予め特定された相手先
からの受信数にする。さらに、上記記録手段による記録
エラーが生じているとき、上記省エネルギー待機時メー
ル受信制御手段によるメールサーバへのアクセスを実行
しないように制御する手段である。
【0046】次に、このファクシミリ装置1における電
子メール受信動作を説明する。システム制御部10は、
メモリ部14から通常時のメールサーバ3又は7へアク
セスするためのメールサーバアクセスインターバルタイ
マ値を取り出し、それをネットワークI/F部18に通
知する。なお、省エネルギー待機モードへの切り替えの
処理については、公知技術を用いればよいのでその説明
を省略する。
【0047】また、システム制御部10は、省エネルギ
ー待機モードに切り替えると、上記各部(各ユニット)
が低消費電力になるように必要最低限の制御を行なう。
さらに、メモリ部14から予め登録された省エネルギー
待機モード時のメールサーバアクセスインターバルタイ
マ値を読み出し、ネットワークI/F部18に対して通
知してメールサーバアクセス間隔を変更する。このよう
にして、通常時と省エネルギー待機モード時でのメール
サーバ3又は7へのアクセス間隔を切り替える。
【0048】また、システム制御部14は、省エネルギ
ー待機モード時から復帰した場合も、上述と同様にし
て、ネットワークI/F部18のメールサーバ3又は7
へのアクセス間隔を変更する。
【0049】すると、ネットワークI/F部18は、着
信メールが有った場合、システム制御部10に通知す
る。そして、システム制御部10は、ネットワークI/
F部18からメール着信等の省エネルギー待機モードか
ら復帰する要因の通知が有った場合、上記各部(各ユニ
ット)を再び通常待機状態に復帰させる。
【0050】また、ネットワークI/F部18に電子メ
ール受信開始命令を通知し、メールサーバ3又は7から
電子メールの受信を行なうと共に、その受信した電子メ
ールをメモリ部14に一旦格納する。そして、メモリ部
14に格納された電子メールをプロッタ部12によって
印刷出力する。
【0051】一方、通常モードの間は上述したようにし
てメールサーバアクセスインターバルタイマ値を読み出
し、その値による時間間隔でメールサーバ3又は7に対
する電子メールの到着チェックを行なう。そして、再び
通常モードから省エネルギー待機モードに移行したら、
それ以降は、省エネルギー待機モードの間は上記時間間
隔で電子メール到着チェックを行なう。
【0052】このようにして、メールサーバ3又は7に
到着した電子メールはただちにそれを取り出さなくても
良いから、省エネルギー待機モード時は通常待機時のメ
ールサーバアクセスタイミングよりも長くして、なるべ
く複数の電子メールをまとめて受信するようにし、プロ
ッタ部等のユニットの無駄な消費電力を低減することが
できる。
【0053】次に、メールサーバ3又は7に予め登録さ
れた電子メール数があったときにのみメール受信を実行
する処理を説明する。システム制御部10は、メモリ部
14から読み出したメールサーバ3又は7のアクセスの
ためのメールサーバアクセスインターバルタイマ値をネ
ットワークI/F部18に通知する。
【0054】ネットワークI/F部18は、そのメール
サーバアクセスインターバルタイマ値を過ぎると、定期
的にメールサーバ3又は7にアクセスし、到着メールが
有るか否かを確認する。その確認によって到着した電子
メールがあった場合は、システム制御部10に電子メー
ルが到着していることと、着信メール数を通知する。
【0055】システム制御部10は、ネットワークI/
F部18から着信メール有りの通知を受け取ると、現在
は通常の待機状態か動作状態か、あるいは省エネルギー
待機モードかを判断し、省エネルギー待機モード以外の
場合は、着信メール数に関係なく受信開始命令をネット
ワークI/F部18に通知し、電子メールの受信を行な
う。
【0056】また、省エネルギー待機モードの場合は、
オペレータによって予め設定登録された受信開始メール
数(設定値)をメモリ部14から取り出し、それとネッ
トワークI/F部18から通知されたメールサーバ3又
は7の着信メール数とを比較し、メールサーバ3又は7
の着信メール数の方が多ければ、電子メール受信開始命
令をネットワークI/F部18に通知して電子メール受
信を開始する。
【0057】そして、システム制御部10は、受信した
電子メールをプロッタ部12から出力後以降は、上述し
た処理と同様にして、再び省エネルギー待機モードに移
行し、その待機状態で電子メールが到着するのを確認す
る処理を繰り返す。
【0058】このようにして、省エネルギー待機モード
時には、メールサーバに到着メールの確認を行なったと
きに予め登録された数以上の着信メールが有るか否かを
判断し、有ったときに電子メール受信を行なうので、複
数の電子メールをまとめて取り出すことにより、電子メ
ール出力に要する消費電力を軽減することができる。
【0059】次に、公衆網からのファクシミリ受信出
力、オペレータ操作によるコピー出力やリスト出力など
によって省エネルギー待機モードから復帰したときに、
続けてメールサーバに電子メールが到着しているか否か
を確認するようにしてもよい。
【0060】システム制御部10は、定期的にプロッタ
部12の記録出力に係るヒータの温度を監視し、公衆回
線からのファクシミリ受信出力や、リストレポートなど
の出力により、プロッタ部12のヒータの温度が一定時
間一定レベルまで上昇したことを検出したら、ネットワ
ークI/F部18にメールサーバ3又は7にアクセス中
か否かを確認し、メールサーバ3又は7にアクセス中で
ない場合は、メールサーバアクセス時間でない場合もメ
ールサーバ3又は7にアクセスするように通知する。
【0061】その結果、メールサーバ3又は7に着信メ
ールがある場合は、ネットワークI/F部18からシス
テム制御部10に着信メールがあることを通知し、シス
テム制御部10はその通知を受けて再びメール受信開始
命令をネットワークI/F部18へ通知し、ネットワー
クI/F部18はメールサーバ3又は7から電子メール
の受信を行なう。
【0062】このようにして、ファクシミリ受信やオペ
レータ操作によって省エネルギー待機モードが解除され
た場合に、メールサーバへの着信メールを確認して電子
メールの受信を行なうことにより、1通信毎にプロッタ
部をヒートアップして出力せずに済み、無駄な消費電力
を軽減することができる。
【0063】次に、メールサーバに着信メールが有った
ときにオペレータに受信するか否かを選択させるように
しても良い。システム制御部10は、メモリ部14から
メールサーバ3又は7へアクセスするためのメールサー
バアクセスインターバルタイマ値を読み出し、ネットワ
ークI/F部18に通知する。
【0064】ネットワークI/F部18は、システム制
御部10から受け取ったメールサーバアクセスインター
バルタイマ値に基づいて定期的に着信メールが有るか否
かをメールサーバ3又は7に確認する。そして、着信メ
ールがあった場合は、システム制御部10に着信メール
があったことと着信メール数とを通知する。
【0065】システム制御部10は、ネットワークI/
F部18から着信メールの通知を受け取ると、上述の処
理と同様にして、着信メールをすぐに受信しても良いか
否かを判断する。その判断において着信メールを受信す
るための条件が満たされず、電子メールの受信をしない
場合でも、システム制御部10はメモリ部14にある着
信メール情報を更新し、図15に示すように、操作部1
5の表示部に現在何通の電子メールが着信しているかを
示すメッセージを表示する。
【0066】また、電子メールの受信を行なった場合で
も、その受信終了後、メモリ部14に記憶されている着
信メール情報を更新する。さらに、上述したように、電
子メールが到着しているが予め登録された設定値(規定
数)になっていないので自動受信しないときに、ユーザ
が表示部の通知情報を見て、操作部15から電子メール
受信指示を行なった場合、システム制御部10は、その
指示を受けてメモリ部14にある着信メール情報を確認
する。
【0067】そして、着信メールがある場合は、電子メ
ール受信開始命令をネットワークI/F部18に通知
し、ネットワークI/F部18は、メール受信を開始
し、その受信後、システム制御部10はメモリ部14に
あるメール情報及び表示情報を更新する。
【0068】このようにして、現在電子メールが何通到
着しているかをオペレータに通知し、オペレータから受
信要求が入力されたときにも電子メール受信を行なうの
で、省エネルギー待機モードで複数の電子メールをまと
めて受信することとオペレータの要求によって電子メー
ルを速やかに受信することの相反する要求を両立させる
ことができる。
【0069】次に、このファクシミリ装置1におけるダ
イヤルアップ接続処理について説明する。メモリ部14
には、通常状態におけるメールサーバ7へのメールサー
バアクセスインターバルタイマ値と省エネルギー待機モ
ードにおけるメールサーバ7へのメールサーバアクセス
インターバルタイマ値との2種類を登録し、システム制
御部10ではファクシミリ装置1の状態に基づいて該当
するタイマ値をネットワークI/F部18へ通知する。
【0070】ネットワークI/F部18は、メールサー
バアクセスインターバルタイマ値を経過すると、ダイヤ
ルアップサーバ6への発呼を行なってダイヤルアップサ
ーバ6との接続を行なう。そして、接続結果が正常な
ら、引き続いてメールサーバ7との接続を行なう。
【0071】それら各サーバとの接続に必要なユーザア
カウントやパスワード等のデータはネットワークI/F
部18のダイヤルアップI/F部がシステム制御部10
に要求し、システム制御部10がメモリ部14からそれ
ぞれ該当するデータを読み出してネットワークI/F部
18のダイヤルアップI/F部へ通知する。
【0072】その後、ダイヤルアップI/F部は、メー
ルサーバ7までの接続が完了したら、着信メールが有る
か否かを確認し、電子メール受信を行なう。そして、全
ての電子メールを受信後、メールサーバ7及びダイヤル
アップサーバ6との接続の切断を行なう。
【0073】次に、このファクシミリ装置1におけるダ
イレクトメールを出力しないようにする処理を説明す
る。ネットワークI/F部18では、システム制御部1
0から通知されたメールサーバインターバルタイマ値に
よってメールサーバ3又は7に接続し、着信メールが有
るか否かを確認して、到着メールが存在する場合、ネッ
トワークI/F部18からシステム制御部10へその旨
を通知する。
【0074】システム制御部10は、現在は通常状態で
あるか、あるいは省エネルギー待機モードか否かを判断
し、通常状態にある場合はネットワークI/F部18に
対して電子メール受信開始命令を通知し、ネットワーク
I/F部18は電子メールの受信動作を行なう。
【0075】また、省エネルギー待機モードにある場
合、ネットワークI/F部18は、システム制御部10
に電子メールの差し出し相手のメールアドレス(差出人
アドレス)を通知する。システム制御部10では、ネッ
トワークI/F部18から通知された差出人アドレスが
予めメモリ部14に登録されている特定相手先アドレス
テーブルに存在するか否かをチェックする。
【0076】そのチェックによって存在する場合は、メ
ールカウンタを1カウントアップし、メールサーバ3又
は7に到着した全ての電子メールについて、この差出人
アドレスをチェックする処理を繰り返し、該当するもの
がなかったら、同じくメモリ部14に予め登録されてい
るメール受信開始数と着信メール数とを比較する。
【0077】その比較した結果、到着メールカウンタの
着信メール数の方が大きいなら、システム制御部10は
ネットワークI/F部18へ電子メール受信開始命令を
通知し、ネットワークI/F部18は電子メールの受信
動作を行なう。
【0078】また、特定相手先アドレステーブルに登録
された差出人アドレスの電子メールは受信しないように
する。さらに、到着メールカウンタの着信メール数の方
が小さい場合はメールサーバとの接続を切断し、メール
サーバアクセスインターバルタイマ値の間待ってから再
びメールサーバへのアクセスを行なう。
【0079】次に、このファクシミリ装置1におけるプ
ロッタ部のエラー時の処理について説明する。ネットワ
ークI/F部18では、システム制御部10から通知さ
れたメールサーバインターバルタイマ値によってメール
サーバ3又は7に接続し、電子メールが有るか否かを確
認する。
【0080】また、システム制御部10では、プロッタ
部12を監視して電子メールの出力が不可能と判断する
と、ネットワークI/F部18にメールサーバ3又は7
への接続を中止するように通知する。ネットワークI/
F部18では、メールサーバ3又は7への接続を中止す
る。
【0081】システム制御部10は、プロッタ部12が
復旧すると再びネットワークI/F部18にメールサー
バ3又は7の電子メールの確認動作を行なうように通知
し、ネットワークI/F部18ではメールサーバアクセ
スインターバルタイマ値に基づいてメールサーバ3又は
7への接続を行なう。それ以降、メールサーバ3又は7
に電子メールの到着があったら、その電子メールの受信
出力を行なう。
【0082】次に、このファクシミリ装置1におけるP
Cからの操作によって電子メール取得開始のメール数
(受信開始メール数)の変更処理について説明する。ネ
ットワークI/F部18は、LAN4上のPC2などの
リモートホストからの接続要求を検出したら、システム
制御部10へ通知を行なう。システム制御部10では、
ネットワークI/F部18に対してユーザ認証データを
要求する。
【0083】ネットワークI/F部18では、プロトコ
ルで受け取ったリモートホストのアカウント,パスワー
ドをシステム制御部10へ通知し、システム制御部10
では通知されたデータとメモリ部14に登録されている
アカウント,パスワードのデータとを比較する。
【0084】その比較した結果、両データが一致した場
合は、ネットワークI/F部18へ通知開始応答を通知
するが、一致しない場合は、リモートホストとの接続を
拒否するように通知する。
【0085】また、上記ユーザ認証が正しく終了した場
合は、ネットワークI/F部18はリモートホストから
受信開始メール数の値を受け取り、システム制御部10
に通知する。システム制御部10では、受け取った受信
開始メール数のデータをメモリ部14にセットし、予め
登録されていた受信開始メール数の値を書き換える。
【0086】システム制御部10は、メモリ部14の受
信開始メール数のデータ変更が正常に終了したら、ネッ
トワークI/F部18に対してリモートホストとの通信
の切断要求を通知する。この通知によってネットワーク
I/F部18はリモートホストとの通信を切断する。
【0087】次に、このファクシミリ装置1におけるユ
ーザのオペレーションによって受信開始メール数を変更
する処理について説明する。操作部15からユーザが受
信開始メール数の変更メニューを選択したら、パスワー
ド要求を行なう。
【0088】そのパスワード要求に応じて入力されたパ
スワードは操作部15からシステム制御部10へ通知
し、システム制御部10はメモリ部14に登録されてい
るパスワードのデータと比較する。そして、ユーザから
入力されたパスワードがメモリ部14に登録されている
パスワードと一致した場合、受信開始メール数の設定の
ステータスへ遷移すると共に、ユーザに設定値の入力を
促す表示を行なうように操作部15へ通知する。
【0089】操作部15ではユーザから入力された受信
開始メール数の変更値をシステム制御部10へ通知す
る。システム制御部10は、その後、受信開始メール数
の変更値のデータをメモリ部14に通知し、メモリ部1
4で保存している受信開始メール数のデータを変更す
る。
【0090】次に、このファクシミリ装置1におけるP
Cからの操作によって電子メール取得間隔の設定値の変
更を行なう処理について説明する。ネットワークI/F
部18は、LAN4上のPC2などのリモートホストか
らの接続要求を検出したら、システム制御部10へ通知
を行なう。システム制御部10では、ネットワークI/
F部18に対してユーザ認証データを要求する。
【0091】ネットワークI/F部18では、プロトコ
ルで受け取ったリモートホストのアカウント,パスワー
ドをシステム制御部10へ通知し、システム制御部10
では通知されたデータとメモリ部14に登録されている
アカウント,パスワードのデータとを比較する。
【0092】その比較した結果、両データが一致した場
合は、ネットワークI/F部18へ通知開始応答を通知
するが、一致しない場合は、リモートホストとの接続を
拒否するように通知する。
【0093】そして、上記ユーザ認証が正しく終了した
場合は、ネットワークI/F部18はリモートホストか
ら電子メール取得間隔の設定値を受け取り、システム制
御部10に通知する。システム制御部10では、その受
け取った電子メール取得間隔のデータをメモリ部14に
セットし、予め登録されていた電子メール取得間隔の設
定値を書き換える。
【0094】システム制御部10は、メモリ部14の電
子メール取得間隔のデータ変更が正常に終了したら、ネ
ットワークI/F部18に対してリモートホストとの通
信の切断要求を通知する。この通知によってネットワー
クI/F部18はリモートホストとの通信を切断する。
【0095】次に、このファクシミリ装置1におけるユ
ーザのオペレーションによって電子メール取得間隔を変
更する処理について説明する。操作部15からユーザが
電子メール取得間隔の変更メニューを選択したら、パス
ワード要求を行なう。
【0096】そのパスワード要求に応じて入力されたパ
スワードは操作部15からシステム制御部10へ通知
し、システム制御部10はメモリ部14に登録されてい
るパスワードのデータと比較する。そして、ユーザから
入力されたパスワードがメモリ部14に登録されている
パスワードと一致した場合、電子メール取得間隔設定の
ステータスへ遷移すると共に、ユーザに設定値の入力を
促す表示を行なうように操作部15へ通知する。
【0097】操作部15ではユーザから入力された電子
メール取得間隔の変更値をシステム制御部10へ通知す
る。システム制御部10は、その後、電子メール取得間
隔の変更値のデータをメモリ部14に通知し、メモリ部
14で保存している電子メール取得間隔のデータを変更
する。さらに、メモリ部14の変更が正しく行なわれた
ら、システム制御部10はネットワークI/F部18に
対して電子メール取得間隔の変更通知を行なう。
【0098】次に、このファクシミリ装置1における処
理をフローチャートに基づいてさらに説明する。図3及
び図4は、このファクシミリ装置1における電子メール
受信処理を示すフローチャートである。
【0099】図3に示すように、ステップ(図中「S」
で示す)1で省エネルギー待機モード(省エネモード)
か否かを判断する。ステップ1の判断で省エネモードな
らステップ2へ進み、省エネモードでなければ、ステッ
プ9へ進む。
【0100】ステップ2では省エネメール確認タイミン
グか否かを判断する。省エネモード確認タイミングなら
ステップ3へ進み、省エネモード確認タイミングでなけ
ればステップ1へ戻って上記判断を繰り返す。
【0101】一方、ステップ9では通常メール確認タイ
ミングか否かを判断する。通常メール確認タイミングな
らステップ3へ進み、通常メール確認タイミンでなけれ
ばステップ1へ戻って上記判断を繰り返す。ステップ3
では記録エラーか否かを判断する。記録エラーなら処理
を終了して待機し、記録エラーでなければステップ4へ
進む。
【0102】ステップ4では電子メール着信確認のため
のLAN接続か否かを判断し、LAN接続ならステップ
5へ進んでLAN上のメールサーバへ接続し、ステップ
6へ進み、LAN接続でなければ、図4のステップ10
へ進む。ステップ6ではLAN上のメールサーバ接続が
OKか否かを判断する。LAN上のメールサーバ接続が
OKならステップ7へ進み、LAN上のメールサーバ接
続がOKでなければ(NGなら)、処理を終了して待機
する。
【0103】ステップ7ではメールサーバに着信メール
有りか否かを判断し、着信メールが有ればステップ8へ
進んで電子メール受信と省エネモード解除を実行し、図
4のステップ19へ進み、着信メールがなければそのま
ま図4のステップ19へ進む。
【0104】図4のステップ10ではインターネット等
のネットワーク上のメールサーバの着信メール確認のた
めのダイヤルアップ接続をし、ステップ11へ進んでネ
ットワーク上のメールサーバに接続し、ステップ12へ
進んでネットワーク上のメールサーバとの接続OKか否
かを判断する。
【0105】ステップ12の判断でメールサーバとの接
続がOKならステップ13へ進み、メールサーバとの接
続がOKでなければ(NGなら)、処理を終了して待機
する。
【0106】ステップ13ではメールサーバに着信メー
ル有りか否かを判断し、着信メールが有ればステップ1
4へ進んで電子メール受信と省エネモード解除を実行
し、ステップ15へ進んでネットワーク上のメールサー
バとの接続を断し、ステップ16へ進んでダイヤルアッ
プ接続を断し、ステップ17へ進む。
【0107】一方、ステップ19ではLAN上のメール
サーバとの接続を断し、ステップ17へ進む。ステップ
17では電子メールの受信が有ったか否かを判断して、
有ったらステップ18へ進んで電子メールを記録出力
し、処理を終了して待機し、無かったらそのまま処理を
終了して待機する。
【0108】図5乃至図8は、このファクシミリ装置1
における他の電子メール受信処理を示すフローチャート
である。図5に示すように、ステップ21で着信メール
確認タイミングか否かを判断する。着信メール確認タイ
ミングならステップ22へ進み、着信メール確認タイミ
ングでなければ上記判断を繰り返す。
【0109】ステップ22では記録エラーか否かを判断
する。記録エラーなら処理を終了して待機し、記録エラ
ーでなければステップ23へ進む。ステップ23では着
信メール確認のためのLAN接続か否かを判断する。着
信メール確認のためのLAN接続なら、ステップ24へ
進んでLAN上のメールサーバに接続し、ステップ25
へ進み、着信メール確認のためのLAN接続でなけれ
ば、図7のステップ35へ進む。
【0110】ステップ25ではメールサーバとの接続O
Kか否かを判断し、接続OKならステップ26へ進み、
接続OKでなければ(NGなら)、処理を終了して待機
する。ステップ26ではLAN上のメールサーバに着信
メール有りか否かを判断して、着信メール有りなら図6
のステップ27へ進み、着信メール無しなら図8のステ
ップ51へ進む。
【0111】図6のステップ27では省エネモード中か
否かを判断し、省エネモード中ならステップ28へ進
み、省エネモード中でなければステップ32へ進む。ス
テップ28では着信メールが予め登録された特定相手先
と一致するか否かを判断し、一致しないならステップ2
9へ進んで着信メール数をカウントアップし、ステップ
30へ進み、特定相手先と一致するならそのままステッ
プ30へ進む。
【0112】ステップ30では全ての着信メールの確認
を終了したか否かを判断し、終了したらステップ31へ
進み、終了しなければステップ28へ戻って上記処理を
繰り返す。ステップ31では到着メール数が予め設定さ
れた電子メール取得開始のメール数よりも多いか否かを
判断し、多ければステップ32へ進み、多くなければ図
8のステップ51へ進む。
【0113】ステップ32では電子メールの受信と省エ
ネモードの解除を行ない、ステップ33へ進んで電子メ
ールの着信とメール数等のメール情報を更新し、ステッ
プ34へ進んでメール情報の表示更新をし、図8のステ
ップ51へ進む。図7のステップ35では着信メールの
確認のためのダイヤルアップ接続をし、ステップ36へ
進んでインターネット等のネットワーク上のメールサー
バに接続し、ステップ37へ進む。
【0114】ステップ37ではネットワーク上のメール
サーバとの接続OKか否かを判断し、接続OKならステ
ップ38へ進み、接続OKでなければ(NGなら)、処
理を終了して待機する。ステップ38ではネットワーク
上のメールサーバに着信メール有りか否かを判断して、
着信メール有りならステップ39へ進み、着信メール無
しなら図8のステップ47へ進む。
【0115】ステップ39では省エネモード中か否かを
判断し、省エネモード中ならステップ40へ進み、省エ
ネモード中ならステップ40へ進み、省エネモード中で
なければステップ44へ進む。ステップ40では着信メ
ールが予め登録された特定相手先と一致するか否かを判
断し、一致しないならステップ41へ進んで着信メール
数をカウントアップし、ステップ42へ進み、特定相手
先と一致するならそのままステップ42へ進む。
【0116】ステップ42では全ての着信メールの確認
を終了したか否かを判断し、終了したらステップ43へ
進み、終了しなければステップ40へ戻って上記処理を
繰り返す。ステップ43では到着メール数が予め設定さ
れた電子メール取得開始のメール数(登録数)よりも多
いか否かを判断し、多ければステップ44へ進み、多く
なければ図8のステップ47へ進む。
【0117】ステップ44では電子メールの受信と省エ
ネモードの解除を行ない、ステップ45へ進んで電子メ
ールの着信とメール数等のメール情報を更新し、ステッ
プ46へ進んでメール情報の表示更新をし、図8のステ
ップ47へ進む。図8のステップ47ではネットワーク
上のメールサーバとの接続を断し、ステップ48へ進ん
でダイヤルアップ接続を断し、ステップ49へ進む。
【0118】一方、ステップ51ではLAN上のメール
サーバとの接続を断し、ステップ49へ進む。ステップ
49では電子メールの受信が有ったか否かを判断して、
有ったらステップ50へ進んで電子メールを記録出力
し、処理を終了して待機し、無かったらそのまま処理を
終了して待機する。
【0119】図9及び図10は、このファクシミリ装置
1におけるさらに他の電子メール受信処理を示すフロー
チャートである。図9に示すように、ステップ61で省
エネモード解除か否かを判断して、解除ならステップ6
2へ進み、解除でなければ上記判断を繰り返す。
【0120】ステップ62ではプロッタ部の記録出力に
係る部位のヒータの検出温度が予め設定された所定温度
を越えたか否かを判断する。ステップ62の判断でプロ
ッタ部の記録出力に係る部位のヒータの検出温度が予め
設定された所定温度を越えたら、ステップ63へ進み、
越えなければ上記判断を繰り返す。
【0121】ステップ63ではメールサーバに接続中か
否かを判断する。メールサーバに接続中ならステップ6
7へ進み、メールサーバに接続中でなければステップ6
4へ進む。ステップ64では着信メール確認のためのL
AN接続か否かを判断し、LAN接続ならステップ65
へ進んでLAN上のメールサーバに接続し、ステップ6
6へ進み、LAN接続でなければ図10のステップ70
へ進む。
【0122】ステップ66ではメールサーバへの接続O
Kか否かを判断し、接続OKならステップ67へ進み、
接続OKでなければ(NGなら)、処理を終了して待機
する。ステップ67では着信メール有りか否かを判断
し、着信メール有りならステップ68へ進んで電子メー
ル受信と省エネモードへの移行禁止処理をし、図10の
ステップ69へ進み、着信メール無しならそのまま図1
0のステップ69へ進む。
【0123】図10のステップ70では着信メール確認
のためにダイヤルアップ接続し、ステップ71へ進んで
インターネット等のネットワーク上のメールサーバに接
続し、ステップ72へ進んでメールサーバとの接続OK
か否かを判断する。メールサーバとの接続OKならステ
ップ73へ進み、接続OKでなければ(NGなら)処理
を終了して待機する。
【0124】ステップ73では着信メール有りか否かを
判断し、着信メール有りならステップ74へ進んで電子
メール受信と省エネモードへの移行禁止処理をし、ステ
ップ75ではネットワーク上のメールサーバとの接続を
断し、ステップ76へ進んでダイヤルアップ接続を断
し、ステップ77へ進む。
【0125】一方、ステップ69ではLAN上のメール
サーバとの接続を断し、ステップ77へ進む。ステップ
77では電子メールの受信が有ったか否かを判断して、
有ったらステップ78へ進んで電子メールを記録出力
し、ステップ79へ進んで省エネモードへの移行禁止解
除をし、処理を終了して待機し、無かったらそのまま処
理を終了して待機する。
【0126】図11は、このファクシミリ装置1におけ
るLAN上のリモートホストのPCからの操作によって
電子メール取得開始のメール数を変更する処理を示すフ
ローチャートである。
【0127】この処理は、ステップ81でリモートホス
トのPCから接続要求が有ると、ステップ82へ進んで
ユーザ認証がOKか否かを判断して、OKでなければ処
理を終了して待機するが、OKならステップ83へ進ん
でリモートホストと接続し、ステップ84へ進んでメー
ル取得開始数(電子メール取得開始のメール数)の変更
値を受信し、ステップ85へ進んでメモリ部のメール取
得開始数の値を更新し、ステップ86へ進んでリモート
ホストとの接続を切断して、この処理を終了して待機す
る。
【0128】図12は、このファクシミリ装置1におけ
るユーザからの操作入力によって電子メール取得開始の
メール数を変更する処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ91で操作部からのパスワード入
力によってユーザ認証OKか否かを判断して、OKでな
ければ処理を終了して待機するが、OKならステップ9
2へ進んで操作部からのメール取得開始数(電子メール
取得開始のメール数)の変更値のキー入力を受け付け、
ステップ93へ進んでメモリ部のメール取得開始数の値
を更新し、この処理を終了して待機する。
【0129】図13は、このファクシミリ装置1におけ
るLAN上のリモートホストのPCからの操作によって
電子メール取得間隔を変更する処理を示すフローチャー
トである。
【0130】この処理は、ステップ101でリモートホ
ストのPCから接続要求が有ると、ステップ102へ進
んでユーザ認証がOKか否かを判断して、OKでなけれ
ば処理を終了して待機するが、OKならステップ103
へ進んでリモートホストと接続し、ステップ104へ進
んでメール取得間隔(電子メール取得間隔)の変更値を
受信し、ステップ105へ進んでメモリ部のメール取得
間隔の値を更新し、ステップ106へ進んでネットワー
クI/F部へメール取得間隔の更新を指示し、ステップ
107へ進んでリモートホストとの接続を切断して、こ
の処理を終了して待機する。
【0131】図14は、このファクシミリ装置1におけ
るユーザからの操作入力によって電子メール取得間隔を
変更する処理を示すフローチャートである。この処理
は、ステップ111で操作部からのパスワード入力によ
ってユーザ認証OKか否かを判断して、OKでなければ
処理を終了して待機するが、OKならステップ112へ
進んで操作部からのメール取得間隔(電子メール取得間
隔)の変更値のキー入力を受け付け、ステップ113へ
進んでメモリ部のメール取得間隔の値を更新し、ステッ
プ114へ進んでネットワークI/F部へメール取得間
隔の更新を指示し、この処理を終了して待機する。
【0132】このようにして、従来の通信装置では、着
信するたびにプロッタ部の温度を一定レベルまで上げる
ため、実際に感熱や定着等の記録に必要とされる電力と
は別に無駄な電力を必要としており、複数の通信が一定
間隔で行なわれると、無駄な消費電力が発生していた。
【0133】また、着信があり、受信していても、出力
を後でまとめて行なうものもあったが、通信装置のメモ
リ資源の面や通信装置ダウン等に対する信頼性を要求さ
れる面などの問題が有った。
【0134】そこで、この実施形態のファクシミリ装置
では、省エネルギー待機モード時には、通常待機で動作
しているときよりも長い間隔で電子メールを受信するこ
とにより、極力複数のメールを同時に受信することがで
き、出力に要する無駄な消費電力を低減することができ
る。
【0135】また、予め登録した数のメールがサーバに
到着するのを待ってから、まとめて受信出力を行なうの
で、1通信ずつに受信出力した場合よりも、無駄な消費
電力を低減することができる。
【0136】さらに、コピー動作や公衆網からの受信出
力動作、リスト出力動作等が行なわれ、プロッタ部が受
信原稿出力に十分な温度に達している状態で、メール受
信出力を行なうことにより、プロッタ部でヒートアップ
に消費される無駄な電力を低減することができる。
【0137】さらにまた、受信出力に満たない数のメー
ルがメールサーバに到着している場合でも、そのメール
の存在をオペレータが認識することができ、且つ希望に
よってメールを受信出力することができる。
【0138】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る通信装置によれば、省エネルギー待機モードのまま着
信メールの確認を行なうことにより、省エネルギー待機
モードによる電力消費を低減し、且つ着信メールを滞り
無く受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したこの発明の一実施形態のファクシ
ミリ装置を用いたネットワークシステムの構成を示す図
である。
【図3】図1のファクシミリ装置1における電子メール
受信処理を示すフローチャートである。
【図4】図3の続きの処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】図1のファクシミリ装置1における他の電子メ
ール受信処理を示すフローチャートである。
【図6】図5の続きの処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】図6の続きの処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】図7の続きの処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】図1のファクシミリ装置1におけるさらに他の
電子メール受信処理を示すフローチャートである。
【図10】図9の続きの処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】図1のファクシミリ装置1におけるLAN上
のリモートホストのPCからの操作によって電子メール
取得開始のメール数を変更する処理を示すフローチャー
トである。
【図12】図1のファクシミリ装置1におけるユーザか
らの操作入力によって電子メール取得開始のメール数を
変更する処理を示すフローチャートである。
【図13】図1のファクシミリ装置1におけるLAN上
のリモートホストのPCからの操作によって電子メール
取得間隔を変更する処理を示すフローチャートである。
【図14】図1のファクシミリ装置1におけるユーザか
らの操作入力によって電子メール取得間隔を変更する処
理を示すフローチャートである。
【図15】図1のファクシミリ装置1におけるメール情
報の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1:ファクシミリ装置 2,8:パーソナルコンピュータ(PC) 3,7:メールサーバ 4:ローカルエリアネットワーク(LAN) 5:公衆網 6:ダイヤルアップサーバ 10:システム制御部 11:スキャナ部 12:プロッタ部 13:温度センサ部 14:メモリ部 15:操作部 16:公衆回線I/F部 17:電源部 18:ネットワークI/F部
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Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット上のメールサーバからメ
    ールを受信するメール受信手段と、該手段によって受信
    したメールを記録する記録手段と、受信待機時は省エネ
    ルギー動作で待機して消費電力を低減する消費電力低減
    手段とを備えた通信装置において、 前記省エネルギー待機時は通常待機とは異なる時間間隔
    で前記メールサーバにアクセスし、自装置宛のメールの
    到着の有無を確認し、到着したメールを受信する省エネ
    ルギー待機時メール受信制御手段を設けたことを特徴と
    する通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信装置において、 ローカルエリアネットワークとのデータ通信を行なうロ
    ーカルエリアネットワーク接続インタフェース手段を設
    けたことを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の通信装置において、 公衆回線上のサーバとのダイヤルアップ接続によるデー
    タ通信を行なうダイヤルアップ接続インタフェース手段
    を設けたことを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    通信装置において、 前記省エネルギー待機時メール受信制御手段によってメ
    ールを受信した後、該メールを前記記録手段によって記
    録させる記録制御手段を設けたことを特徴とする通信装
    置。
  5. 【請求項5】 インターネット上のメールサーバからメ
    ールを受信するメール受信手段と、該手段によって受信
    したメールを記録する記録手段と、受信待機時は省エネ
    ルギー動作で待機して消費電力を低減する消費電力低減
    手段とを備えた通信装置において、 前記省エネルギー待機時は所定の時間間隔で前記メール
    サーバにアクセスし、自装置宛のメールの到着数が予め
    登録された設定数を越えたか否かを判断し、該設定数を
    越えたと判断されたとき全メールを受信する省エネルギ
    ー待機時メール受信制御手段を設けたことを特徴とする
    通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の通信装置において、 ローカルエリアネットワークとのデータ通信を行なうロ
    ーカルエリアネットワーク接続インタフェース手段を設
    けたことを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の通信装置において、 公衆回線上のサーバとのダイヤルアップ接続によるデー
    タ通信を行なうダイヤルアップ接続インタフェース手段
    を設けたことを特徴とする通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれか一項に記載の
    通信装置において、 前記省エネルギー待機時メール受信制御手段によって全
    メールを受信した後、該全メールを前記記録手段によっ
    て記録させる記録制御手段を設けたことを特徴とする通
    信装置。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8のいずれか一項に記載の
    通信装置において、 前記設定数を任意の値に変更する設定数変更手段を設け
    たことを特徴とする通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の通信装置において、 前記設定数変更手段が、前記設定数を前記ローカルエリ
    アネットワーク上の端末装置から送信された値に変更す
    る手段である通信装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の通信装置において、 前記設定数変更手段が、前記設定数を操作手段から任意
    に入力された値に変更する手段である通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか一項に記
    載の通信装置において、 前記時間間隔を任意の値に変更する時間間隔変更手段を
    設けたことを特徴とする通信装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の通信装置において、 前記時間間隔変更手段が、前記時間間隔を前記ローカル
    エリアネットワーク上の端末装置から送信された値に変
    更する手段である通信装置。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の通信装置において、 前記時間間隔変更手段が、前記時間間隔を操作手段から
    任意に入力された値に変更する手段である通信装置。
  15. 【請求項15】 インターネット上のメールサーバから
    メールを受信するメール受信手段と、該手段によって受
    信したメールを記録する記録手段と、受信待機時は省エ
    ネルギー動作で待機して消費電力を低減する消費電力低
    減手段とを備えた通信装置において、 前記省エネルギー待機時に何らかのイベントが生じて省
    エネルギー動作が解除された際、前記メールサーバにア
    クセスし、自装置宛のメールの到着の有無を確認し、到
    着したメールを受信する省エネルギー待機時メール受信
    制御手段を設けたことを特徴とする通信装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の通信装置において、 前記省エネルギー待機時メール受信制御手段によってメ
    ールを受信した後、該メールを前記記録手段によって記
    録させる記録制御手段を設けたことを特徴とする通信装
    置。
  17. 【請求項17】 インターネット上のメールサーバから
    メールを受信するメール受信手段と、該手段によって受
    信したメールを記録する記録手段と、受信待機時は省エ
    ネルギー動作で待機して消費電力を低減する消費電力低
    減手段とを備えた通信装置において、 前記記録手段の記録に係る部位の温度を検出する温度検
    出手段と、前記省エネルギー待機時に何らかのイベント
    が生じて省エネルギー動作が解除された際、前記温度検
    出手段によって検出された温度が予め設定された所定温
    度を越えたか否かを判断し、該所定温度を越えたと判断
    したとき、前記メールサーバにアクセスし、自装置宛の
    メールの到着の有無を確認し、到着したメールを受信す
    る省エネルギー待機時メール受信制御手段を設けたこと
    を特徴とする通信装置。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の通信装置において、 前記省エネルギー待機時メール受信制御手段によってメ
    ールサーバに自装置宛のメールが到着していないことを
    確認するまで、または、前記記録制御手段によって前記
    記録手段からメールが記録されるまで、前記省エネルギ
    ー動作を継続させる省エネルギー動作継続制御手段を設
    けたことを特徴とする通信装置。
  19. 【請求項19】 インターネット上のメールサーバから
    メールを受信するメール受信手段と、該手段によって受
    信したメールを記録する記録手段と、受信待機時は省エ
    ネルギー動作で待機して消費電力を低減する消費電力低
    減手段とを備えた通信装置において、 前記省エネルギー待機時は所定の時間間隔で前記メール
    サーバにアクセスし、自装置宛のメールの到着の有無を
    確認し、自装置宛のメールの到着が有ったとき、メール
    到着を知らせるメール到着通知手段と、メール受信開始
    を指示するメール受信開始指示手段と、該手段によって
    メール受信開始が指示されたとき、前記メールサーバか
    ら全メールを受信するメール受信制御手段を設けたこと
    を特徴とする通信装置。
  20. 【請求項20】 請求項5記載の通信装置において、 前記到着数が予め特定された相手先からの受信数である
    通信装置。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載
    の通信装置において、 前記記録手段による記録エラーが生じているとき、前記
    省エネルギー待機時メール受信制御手段によるメールサ
    ーバへのアクセスを実行しないように制御する手段を設
    けたことを特徴とする通信装置。
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