JP2002134418A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JP2002134418A JP2000322097A JP2000322097A JP2002134418A JP 2002134418 A JP2002134418 A JP 2002134418A JP 2000322097 A JP2000322097 A JP 2000322097A JP 2000322097 A JP2000322097 A JP 2000322097A JP 2002134418 A JP2002134418 A JP 2002134418A
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/50Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating using electric discharges
    • C23C16/511Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating using electric discharges using microwave discharges
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32192Microwave generated discharge

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理空間におけるプラズマ密度の面内均一性
を向上させるこができるプラズマ処理装置を提供する。 【解決手段】 天井部が開口されて内部が真空引き可能
になされた処理容器32と、前記処理容器の天井部の開
口に気密に装着された絶縁板72と、被処理体Wを載置
するために前記処理容器内に設けられた載置台34と、
前記絶縁板の上方に設けられて所定のピッチで形成され
た複数のマイクロ波放射孔90からプラズマ発生用のマ
イクロ波を前記絶縁板を透過させて前記処理容器内へ導
入する平面アンテナ部材76と、前記処理容器内へ所定
のガスを導入するガス供給手段45,50とを有するプ
ラズマ処理装置において、前記絶縁板と前記平面アンテ
ナ部材との間であって前記平面アンテナ部材の中心部近
傍に対応させてマイクロ波を遮断するシールド電極部材
92を設けるように構成する。これにより、アンテナ部
材の中心部から放射されるマイクロ波を、上記シールド
電極部材により遮断して処理空間におけるプラズマ密度
の面内均一性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等に
対してマイクロ波により生じたプラズマを作用させて処
理を施す際に使用されるプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体製品の高密度化及び高微細
化に伴い半導体製品の製造工程において、成膜、エッチ
ング、アッシング等の処理のためにプラズマ処理装置が
使用される場合があり、特に、0.1〜数10mTor
r程度の比較的圧力が低い高真空状態でも安定してプラ
ズマを立てることができることからマイクロ波を用い
て、或いはマイクロ波とリング状のコイルからの磁場と
を組み合わせて高密度プラズマを発生させるマイクロ波
プラズマ装置が使用される傾向にある。このようなプラ
ズマ処理装置は、特開平3−191073号公報、特開
平5−343334号公報や本出願人による特開平9−
181052号公報等に開示されている。ここで、マイ
クロ波を用いた一般的なプラズマ処理装置を図11及び
図12を参照して概略的に説明する。図11は従来の一
般的なプラズマ処理装置を示す構成図、図12は平面ア
ンテナ部材を示す平面図である。
【0003】図11において、このプラズマ処理装置2
は、真空引き可能になされた処理容器4内に半導体ウエ
ハWを載置する載置台6を設けており、この載置台6に
対向する天井部にマイクロ波を透過する例えば円板状の
窒化アルミ等よりなる絶縁板8を気密に設けている。そ
して、この絶縁板8の上面に図12にも示すような厚さ
数mm程度の円板状の平面アンテナ部材10と、必要に
応じてこの平面アンテナ部材10の半径方向におけるマ
イクロ波の波長を短縮するための例えば誘電体よりなる
遅波材12を設置している。この遅波材12の上方に
は、内部に冷却水を流す冷却水流路14が形成された天
井冷却ジャケット16が設けられており、遅波材12等
を冷却するようになっている。そして、アンテナ部材1
0には多数の略円形の、或いはスリット状の貫通孔(図
示例では円形の貫通孔を示す)よりなるマイクロ波放射
孔18が形成されている。このマイクロ波放射孔18は
一般的には、図12に示すように同心円状に配置された
り、或いは螺旋状に配置されている。そして、平面アン
テナ部材10の中心部に同軸導波管20の内部ケーブル
22を接続して図示しないマイクロ波発生器より発生し
た、例えば2.45GHzのマイクロ波を導くようにな
っている。そして、マイクロ波をアンテナ部材10の半
径方向へ放射状に伝播させつつアンテナ部材10に設け
たマイクロ波放射孔18からマイクロ波を放出させてこ
れを絶縁板8に透過させて、下方の処理容器4内へマイ
クロ波を導入し、このマイクロ波により処理容器4内に
プラズマを立てて半導体ウエハにエッチングや成膜など
の所定のプラズマ処理を施すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなプラズマ処理装置を用いて半導体ウエハWに対して
所定のプラズマ処理を行う場合、歩留り等の向上から
は、ウエハ表面に亘って均一にプラズマ処理を行う必要
があり、このためには、ウエハ表面の真上の処理空間S
におけるプラズマ密度を均一化することが求められる。
ところが、上記したような平面アンテナ部材10にあっ
ては、この中心部にマイクロ波放射孔18の形成されて
いない、いわゆる盲部分24を設けているが、この真下
である処理空間Sの中心部分のプラズマ密度がその周辺
部よりもかなり高くなる傾向にあり、プラズマ密度の均
一性が低下してしまう、という問題があった。図13は
処理空間におけるプラズマ密度の分布を示すグラフであ
り、マイクロ波の投入電力を700〜2000W(ワッ
ト)に順次変更した時の様子を示している。このグラフ
によれば、ウエハ中心部(処理空間Sの中心部)のプラ
ズマ密度がその周辺部よりも極めて高くなっており、プ
ラズマ密度の均一性が良好ではない。この問題が生ずる
理由は、装置動作中に平面アンテナ部材10が上部電極
として作用し、載置台6が下部電極として作用すること
によって両電極間に容量結合成分が発生して、これがた
めにマイクロ波に、いわゆる平行平板モードが生じ、平
面アンテナ部材10の中心部より周辺部に伝搬したマイ
クロ波が周辺部にて反射して中心部に再び集まり、この
中心部にマイクロ波放射孔18を設けていないにもかか
わらず、この中心部の盲部分24から下方にマイクロ波
が放射されるからである、と考えられる。本発明は、以
上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創
案されたものである。本発明の目的は、処理空間におけ
るプラズマ密度の面内均一性を向上させるこができるプ
ラズマ処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に規定する発明
は、天井部が開口されて内部が真空引き可能になされた
処理容器と、前記処理容器の天井部の開口に気密に装着
された絶縁板と、被処理体を載置するために前記処理容
器内に設けられた載置台と、前記絶縁板の上方に設けら
れて所定のピッチで形成された複数のマイクロ波放射孔
からプラズマ発生用のマイクロ波を前記絶縁板を透過さ
せて前記処理容器内へ導入する平面アンテナ部材と、前
記処理容器内へ所定のガスを導入するガス供給手段とを
有するプラズマ処理装置において、前記絶縁板と前記平
面アンテナ部材との間であって前記平面アンテナ部材の
中心部近傍に対応させてマイクロ波を遮断するシールド
電極部材を設けるように構成する。これにより、平面ア
ンテナ部材の中心部近傍から放射されるマイクロ波はシ
ールド電極部材により遮断されて処理空間内へ導入され
なくなるので、処理空間の中心部におけるプラズマ密度
を抑制し、プラズマ密度の面内均一性を高めることが可
能となる。
【0006】この場合、例えば請求項2に規定するよう
に、前記シールド電極部材は、前記平面アンテナ部材の
中心部近傍に対応させて配置した円板状の電極本体と、
前記電極本体の外周に同心円状に配置されたリング状の
導電性フレームと、前記電極本体と前記リング状の導電
性フレームとの間に接続されて前記電極本体を支持する
導電性アームとにより形成することができる。また、例
えば請求項3に規定するように、前記導電性アームは、
前記平面アンテナ部材のマイクロ波反射孔に対して位置
ずれさせた状態で配置されているようにしてもよい。こ
れによれば、マイクロ波放射孔より放射されたマイクロ
波は導電性アームに吸収されることなく処理空間に導入
されるので、マイクロ波の使用効率を高めることが可能
となる。
【0007】請求項4に規定する発明によれば、天井部
が開口されて内部が真空引き可能になされた処理容器
と、前記処理容器の天井部の開口に気密に装着された絶
縁板と、被処理体を載置するために前記処理容器内に設
けられた載置台と、前記絶縁板の上方に設けられて所定
のピッチで形成された複数のマイクロ波放射孔からプラ
ズマ発生用のマイクロ波を前記絶縁板を透過させて前記
処理容器内へ導入する平面アンテナ部材と、前記処理容
器内へ所定のガスを導入するガス供給手段とを有するプ
ラズマ処理装置において、前記絶縁板と前記平面アンテ
ナ部材との間に、前記平面アンテナ部材のマイクロ波放
射孔に対応する位置にマイクロ波通過窓が形成されて少
なくとも前記平面アンテナ部材の中心部近傍からのマイ
クロ波を遮断するシールド電極部材を設けるように構成
する。これにより、平面アンテナ部材の中心部近傍から
放射されるマイクロ波はシールド電極部材により遮断さ
れて処理空間内へ導入されなくなるので、処理空間の中
心部におけるプラズマ密度を抑制し、プラズマ密度の面
内均一性を高めることが可能となる。
【0008】また、例えば請求項5に規定するように、
前記シールド電極部材は、前記平面アンテナ部材から離
間させて配置される。この場合、例えば請求項6に規定
するように、前記シールド電極部材と前記平面アンテナ
部材との間には、両者間に放電が発生することを防止す
るための保護板が介在される。これによれば、シールド
電極部材と平面アンテナ部材との間に異常放電が発生す
ることを防止することが可能となる。また、例えば請求
項7に規定するように、前記シールド電極部材は、前記
絶縁板上に接着剤により接合して固定されるようにして
もよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の係るプラズマ処
理装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1
は本発明に係るプラズマ処理装置の一例を示す構成図、
図2は図1に示すプラズマ処理装置の絶縁板の近傍を示
す部分拡大図、図3は平面アンテナ部材を示す平面図、
図4はシールド電極部材を示す平面図、図5は保護板と
シールド電極部材との組み立て状態を説明するための断
面図である。本実施例においてはプラズマ処理装置をプ
ラズマCVD(ChemicalVapor Depo
sition)処理に適用した場合について説明する。
図示するようにこのプラズマ処理装置30は、例えば側
壁や底部がアルミニウム等の導体により構成されて、全
体が筒体状に成形された処理容器32を有しており、内
部は密閉された処理空間Sとして構成されている。
【0010】この処理容器32内には、上面に被処理体
としての例えば半導体ウエハWを載置する載置台34が
収容される。この載置台34は、例えばアルマイト処理
したアルミニウム等により凸状に平坦になされた略円柱
状に形成されており、この下部は同じくアルミニウム等
により円柱状になされた支持台36により支持されると
共にこの支持台36は処理容器32内の底部に絶縁材3
8を介して設置されている。上記載置台34の上面に
は、ここにウエハを保持するための静電チャック或いは
クランプ機構(図示せず)が設けられ、この載置台34
は給電線40を介してマッチングボックス42及び例え
ば13.56MHzのバイアス用高周波電源44に接続
されている。尚、このバイアス用高周波電源44を設け
ない場合もある。
【0011】上記載置台34を支持する支持台36に
は、プラズマ処理時のウエハを冷却するための冷却水等
を流す冷却ジャケット46が設けられる。尚、必要に応
じてこの載置台34中に加熱用ヒータを設けてもよい。
上記処理容器32の側壁には、ガス供給手段として、容
器内にプラズマ用ガス、例えばアルゴンガスを供給する
石英パイプ製のプラズマガス供給ノズル48や処理ガ
ス、例えばデポジションガスを導入するための例えば石
英パイプ製の処理ガス供給ノズル50が設けられ、これ
らのノズル48、50はそれぞれガス供給路52、54
によりマスフローコントローラ56、58及び開閉弁6
0、62を介してそれぞれプラズマガス源64及び処理
ガス源66に接続されている。処理ガスとしてのデポジ
ションガスは、SiH4 、O2 、N2 ガス等を用いるこ
とができる。
【0012】また、容器側壁の外周には、この内部に対
してウエハを搬入・搬出する時に開閉するゲートバルブ
68が設けられると共に、この側壁を冷却する冷却ジャ
ケット69が設けられる。また、容器底部には、図示さ
れない真空ポンプに接続された排気口70が設けられて
おり、必要に応じて処理容器32内を所定の圧力まで真
空引きできるようになっている。そして、処理容器32
の天井部は開口されて、ここに例えばAlNなどのセラ
ミック材よりなるマイクロ波に対しては透過性を有する
厚さが20mm程度の絶縁板72がOリング等のシール
部材74を介して気密に設けられる。
【0013】そして、この絶縁板72の上方に円板状の
平面アンテナ部材76と高誘電率特性を有する遅波材7
8とが設けられる。具体的にはこの平面アンテナ部材7
6は、上記処理容器32と一体的に成形されている中空
円筒状容器よりなる導波箱80の底板として構成され、
前記処理容器32内の上記載置台34に対向させて設け
られる。この導波箱80の上部の中心には、同軸導波管
82の外管82Aが接続され、内部の内部ケーブル82
Bは上記平面アンテナ部材76の中心部に接続される。
そして、この同軸導波管82は、モード変換器84及び
導波管86を介して例えば2.45GHzのマイクロ波
発生器88に接続されており、上記平面アンテナ部材7
6へマイクロ波を伝播するようになっている。この周波
数は2.45GHzに限定されず、他の周波数、例えば
8.35GHzを用いてもよい。この導波管としては、
断面円形或いは矩形の導波管や同軸導波管を用いること
ができ、本実施例では同軸導波管が用いられる。上記導
波箱80の上部には、内部に冷却水を流す冷却水流路8
1が形成された天井冷却ジャケット83が設けられてお
り、上記遅波材78等を冷却するようになっている。そ
して、上記導波箱80内であって、平面アンテナ部材7
6の上面には、上記高誘電率特性を有する遅波材78を
設けて、この波長短縮効果により、マイクロ波の管内波
長を短くしている。この遅波材78としては、例えば窒
化アルミ等を用いることができる。
【0014】また、上記平面アンテナ部材76は、8イ
ンチサイズのウエハ対応の場合には、例えば直径が30
〜40mm、厚みが1〜数mm、例えば5mmの導電性
材料よりなる円板、例えば表面が銀メッキされた銅板或
いはアルミ板よりなり、この円板には図3にも示すよう
に例えば長溝のスリット形状の貫通孔よりなる多数のマ
イクロ波放射孔90をハの字状に配列し、これをアンテ
ナ部材76に、後述する盲部分76Aを除いて略均等に
配置させて設けている。また、この平面アンテナ部材7
6の中心部近傍は、マイクロ波放射孔90の形成されて
いない、いわゆる盲部分76Aとして形成されている。
この盲部分76Aの直径は略100mm程度である。そ
して、この平面アンテナ部材76の周縁部は上記導波箱
80に接続されて、この周縁部は接地(アース)されて
いる。上記マイクロ波放射孔90の配置形態は、特に限
定されず、例えば同心円状、螺旋状、或いは放射状に配
置させてもよい。また、マイクロ波放射孔90の形状は
スリット形状に限定されず、例えば円形の貫通孔よりな
るマイクロ波放射孔でもよい。
【0015】そして、図1または図2に戻って、このよ
うに形成した平面アンテナ部材76と上記絶縁板72と
の間に本発明の特徴とするシールド電極部材92が介在
されており、そして、このシールド電極部材92の上面
側に保護板94が設けられている(図4及び図5も参
照)。上記シールド電極部材92の全体は、薄い導電性
材料、例えば銅板やアルミ板により構成されている。具
体的には、このシールド電極部材92は、上記平面アン
テナ部材76の中心部近傍の盲部分76Aに対応させて
配置した円板状の電極本体92Aと、この電極本体92
Aの外周側に同心円状に配置されたリング状の導電性フ
レーム92Bと、上記電極本体92Aと導電性フレーム
92Bとを接続して上記電極本体92Aを支持する導電
性アーム92Cとにより構成されている(図4参照)。
【0016】図4では上記導電性アーム92Cは十字状
に4本形成されており、その中心側端部にて上記電極本
体92Aに接続されてこれを支持している。図5は保護
板94とシールド電極部材92との組み立て状態を説明
するための断面図であり、図4中のA−A線矢視断面で
もある。このシールド電極部材92の上記電極本体92
Aと上記導電性アーム92Cの厚さL1は共に1mm程
度に設定され、周辺部のリング状の導電性フレーム92
Bの厚さL2は3mm程度に設定される。従って、この
シールド電極部材92の全体は、周辺部の導電性フレー
ム92Bがリング状に上方へ突出した状態となり、この
内側に厚さが1〜2mm程度の円板状の上記保護板94
が嵌装されることになる。この保護板94は、上記平面
アンテナ部材76とシールド電極部材92(主に絶縁本
体92A)との間に異常放電が発生することを防止する
ためのものであり、容器天井部に設けた絶縁板72と同
じ材料、例えば窒化アルミやアルマイト等のセラミック
材、石英で形成してもよく、或いは通常のソーダガラス
等で形成してもよい。
【0017】上述のようにアンテナ部材76とシールド
電極部材92との間の異常放電の発生を防止するために
は、上記したように両部材76、92とを互いに離間さ
せておけばよく、また、上記保護板94を設けない場合
には、両部材76、92間の間隔を、上記保護板92を
設けた場合と比較して、異常放電が発生しない程度まで
より大きく設定しておけばよい。また、上記リング状の
導電性フレーム92Bの直径は、処理容器32の直径と
略同等な大きさに設定されており、従って、このリング
状の導電性フレーム92Bの外周全体を処理容器32の
上端側壁に接した状態で設けることにより、このシール
ド電極部材92の全体を接地(アース)している。ま
た、上記平面アンテナ部材76の盲部分76Aと電極本
体92Aの大きさは略完全に同じ大きさとして両者の形
成位置を略一致させるのが、マイクロ波有効利用の上か
ら好ましい。また、上記導電性アーム92Cは、平面ア
ンテナ部材76のマイクロ波放射孔90に対しては、マ
イクロ波有効利用の上からできるだけ位置ずれさせた状
態とするのがよい。尚、図3中には、一点鎖線にて電極
本体92Aと導電性アーム92Cの位置を示している。
【0018】次に、以上のように構成されたプラズマ処
理装置を用いて行なわれる処理方法について説明する。
まず、ゲートバルブ68を介して半導体ウエハWを搬送
アーム(図示せず)により処理容器32内に収容し、リ
フタピン(図示せず)を上下動させることによりウエハ
Wを載置台34の上面の載置面に載置する。そして、処
理容器32内を所定のプロセス圧力、例えば0.01〜
数Paの範囲内に維持して、プラズマガス供給ノズル4
8から例えばアルゴンガスを流量制御しつつ供給すると
共に処理ガス供給ノズル50から例えばSiH4 、O
2 、N2 等のデポジションガスを流量制御しつつ供給す
る。同時にマイクロ波発生器88からのマイクロ波を、
導波管86及び同軸導波管82を介して平面アンテナ部
材76に供給して処理空間Sに、遅波材78によって波
長が短くされたマイクロ波を導入し、これによりプラズ
マを発生させて所定のプラズマ処理、例えばプラズマC
VDによる成膜処理を行う。
【0019】ここで、マイクロ波発生器88にて発生し
た例えば2.45GHzのマイクロ波はモード変換後に
例えばTEMモードで同軸導波管82内を伝播して導波
箱80内の平面アンテナ部材76に到達し、内部ケーブ
ル82Bの接続された円板状のアンテナ部材76の中心
部から放射状に周辺部に伝播される間に、このアンテナ
部材76に同心円状或いは螺旋状に略均等に多数形成さ
れた長溝スリット状のマイクロ波放射孔90から保護板
94及び絶縁板72を透過させてアンテナ部材76の直
下の処理空間Sにマイクロ波を導入する。このマイクロ
波により励起されたアルゴンガスがプラズマ化し、この
下方に拡散してここで処理ガスを活性化して活性種を作
り、この活性種の作用でウエハWの表面に処理、例えば
プラズマCVD処理が施されることになる。
【0020】ここで、平面アンテナ部材76と絶縁板4
2との間にシールド電極部材92を設けていない従来装
置の場合には、平面アンテナ部材76の中心部近傍の直
下に相当する処理空間Sの中心部ではプラズマ密度がそ
の周辺部よりも上昇してかなり高くなっていたが(図1
3参照)、本発明の場合には上記両部材76、92間に
シールド電極部材92を設けてアンテナ部材76の中心
部近傍から放射されるマイクロ波を遮断するようにして
いるので、処理空間Sの中心部におけるプラズマ密度の
上昇を抑制することができる。すなわち、マイクロ波
は、主として平面アンテナ部材76の各マイクロ波放射
孔90から下方向へ放射されるが、前述したように、こ
の種の装置例では平行平板モードとしても作用すること
から、平面アンテナ部材76の中心部の盲部分76Aか
らもマイクロ波が下方向へ放射されることは避けられな
い。この場合、本発明装置では、この盲部分76Aの直
下に接地状態の円板状の電極本体72Aを配置している
ので、上記盲部分76Aより放射されたマイクロ波はこ
の電極本体72Aにより吸収されてしまい、それ以上の
伝播が遮断されることになり、この部分のマイクロ波が
処理空間Sの中心部に届かなくなる。この結果、この処
理空間Sの中心部におけるプラズマ密度の上昇が抑制さ
れて、その周辺部と略同等となり、処理空間Sにおける
プラズマ密度の面内均一性を大幅に向上させることが可
能となる。
【0021】この場合、リング状の導電性フレーム92
B全体が処理容器側壁と接して接地(アース)され、し
かも、4本の導電性アーム92Cにより上記電極本体9
2Aは十字状に接続支持されているので、マイクロ波に
対する特性インピーダンスを非常に小さくすることがで
き、効率的にマイクロ波を吸収して遮断することができ
る。また、各導電性アーム92Cとマイクロ波放射孔9
0とは互いに位置ずれさせてマイクロ波の放射方向にお
いてできるだけ一致させないようにしているので、この
各導電性アーム92Cに吸収されるマイクロ波をできる
だけ抑制できる。この場合、各マイクロ波放射孔90の
形成位置を、導電性アーム92Cに対して完全に不一致
状態となるように設定すれば、その分、マイクロ波が無
駄に吸収されることはなくなって、このマイクロ波の利
用効率を向上させることが可能となる。また、平面アン
テナ部材76の中心部は高電圧のマイクロ波が印加され
ているのに対してこの周辺部は接地されているので、こ
のアンテナ周辺部とシールド電極部材92のリング状の
導電性フレーム92Bとを接合させるようにしてもよ
い。
【0022】尚、この実施例ではシールド電極部材92
は絶縁板42上に載置されているだけであるが、両者間
に耐熱性のある接着剤、例えばエポキシ系樹脂を介在さ
せて両者を接着するようにしてもよい。また、ここでは
4本の導電性アーム92Cを用いたが、このアームの本
数には限定されず、マイクロ波の伝播効率を大幅に低下
させない範囲でもっと多く、或いは少なくしてもよい。
例えば図6はこのシールド電極部材の変形例を示す平面
図であり、この場合にはシールド電極部材92を中心部
の円形の電極本体92Aと1本の接地された導電性アー
ム92Cとにより構成している。ここで、電極本体92
Aの支持が不安定になる恐れがあるので、これを上述し
たエポキシ樹脂等を用いて絶縁板42の表面に接着させ
るのが好ましい。この場合には、図4に示す実施例と比
較して、導電性アーム92Cの本数が減少した分だけ特
性インピーダンスは大きくなるが、逆に、この導電性ア
ーム92Cに吸収されるマイクロ波が減少するので、そ
の分、マイクロ波の使用効率を向上させることが可能と
なる。
【0023】上記実施例にあっては、主として平面アン
テナ部材76の中心部の盲部分76Aから平行平板モー
ドによって下方へ放射されるマイクロ波を遮断する場合
を例にとって説明したが、実際には平面アンテナ部材7
6の盲部分76Aのみならず、他の平面部分からもマイ
クロ波がわずかではあるが放射されている。そこで、平
面アンテナ部材76の盲部分76Aのみならず、他の平
面部分から放射される不要なマイクロ波も遮断するよう
にしてもよい。図7はそのような本発明のプラズマ処理
装置の他の実施例の絶縁板の近傍を示す部分拡大図であ
り、上述したような機能を発揮するためのシールド電極
部材を含む。また、図8は図7中の平面アンテナ部材を
示す平面図、図9は図7中のシールド電極部材を示す平
面図である。尚、ここで先の実施例の構成と同一部分に
ついては同一符号を付して説明を省略する。
【0024】ここでは平面アンテナ部材100のマイク
ロ波放射孔102の形状は、前述のようなスリット形状
ではなく所定の大きさの直径の円形状の貫通孔として形
成されており、このマイクロ波放射孔102を同心円状
に2列に配列させている。そして、当然のように、平面
アンテナ部材100の中心部近傍にはマイクロ波放射孔
102が形成されておらず、盲部分100Aとなってい
る。これに対して、シールド電極部材104は、上記平
面アンテナ部材と略同じ程度の大きさの例えば銅等より
なる導電板により形成されており、この導電板に上記平
面アンテナ部材100の各マイクロ波放射孔102に対
応させて、これより僅かに直径が大きな貫通孔106A
や貫通凹部106Bを形成することにより、マイクロ波
通過窓108を構成している。
【0025】そして、このシールド電極部材104と平
面アンテナ部材100との間に保護板94を介在させて
平行に配置している。そして、平面アンテナ部材100
の周縁部とシールド電極部材104の周縁部は先の実施
例と同様に共に接地されている。これより、各マイクロ
波放射孔102から放射されたマイクロ波のみを上記マ
イクロ波通過窓108から下方へ通過させ、他の平面部
分より放射されたマイクロ波を略確実に遮断するように
なっている。この場合には、上述したように、平面アン
テナ部材100の盲部分100Aから放射された不要な
マイクロ波は勿論、他の平面部分から放射された不要な
マイクロ波も遮断されてしまい、マイクロ波放射孔10
2から放射されたマイクロ波のみが実質的に処理空間S
内に導入されることになり、処理空間Sにおけるプラズ
マ密度の面内均一性を一層向上させることが可能とな
る。
【0026】また、ここでも異常放電を防止する保護板
94を設けたが、これを設けないようにしてもよく、そ
の場合には、平面アンテナ部材100とシールド電極部
材104との両部材間の間隔を、異常放電が生じない程
度に十分に大きく設定する。ここで、本発明装置の評価
結果について説明すると、実際に、図1乃至図4に示す
装置を用いて処理空間のプラズマ密度の分布について測
定したところ、図10に示すような結果を得た。ここで
はマイクロ波の投入電力が1000Wの場合と1500
Wの場合について行ったところ、従来装置の結果を示す
図13に表される結果と比較して明らかなように、ウエ
ハ中心部(処理空間の中心部)のプラズマ密度は十分に
抑制されており、全体としてプラズマ密度の面内均一性
を大幅に向上できることが判明した。尚、本実施例で
は、半導体ウエハに成膜処理する場合を例にとって説明
したが、これに限定されず、プラズマエッチング処理、
プラズマアッシング処理等の他のプラズマ処理にも適用
することができる。また、被処理体としても半導体ウエ
ハに限定されず、ガラス基板、LCD基板等に対しても
適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラズマ
処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮す
ることができる。請求項1、2、4、5、7に係る発明
によれば、平面アンテナ部材の中心部近傍から放射され
るマイクロ波はシールド電極部材により遮断されて処理
空間内へ導入されなくなるので、処理空間の中心部にお
けるプラズマ密度を抑制し、プラズマ密度の面内均一性
を高めることができる。請求項3に係る発明によれば、
マイクロ波放射孔より放射されたマイクロ波は導電性ア
ームに吸収されることなく処理空間に導入されるので、
マイクロ波の使用効率を高めることができる。請求項6
に係る発明によれば、シールド電極部材と平面アンテナ
部材との間に異常放電が発生することを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラズマ処理装置の一例を示す構
成図である。
【図2】図1に示すプラズマ処理装置の絶縁板の近傍を
示す部分拡大図である。
【図3】平面アンテナ部材を示す平面図である。
【図4】シールド電極部材を示す平面図である。
【図5】保護板とシールド電極部材との組み立て状態を
説明するための断面図である。
【図6】シールド電極部材の変形例を示す平面図であ
る。
【図7】本発明のプラズマ処理装置の他の実施例の絶縁
板の近傍を示す部分拡大図である。
【図8】図7中の平面アンテナ部材を示す平面図であ
る。
【図9】図7中のシールド電極部材を示す平面図であ
る。
【図10】本発明装置の処理空間におけるプラズマ分布
を示すグラフである。
【図11】従来の一般的なプラズマ処理装置を示す構成
図である。
【図12】平面アンテナ部材を示す平面図である。
【図13】処理空間におけるプラズマ密度の分布を示す
グラフである。
【符号の説明】
30 プラズマ処理装置 32 処理容器 34 載置台 45,50 ガス供給ノズル 72 絶縁板 76 平面アンテナ部材 76A 盲部分 78 遅波材 80 導波箱 88 マイクロ波発生器 90 マイクロ波放射孔 92 シールド電極部材 92A 電極本体 92B 導電性フレーム 92C 導電性アーム 94 保護板 100 平面アンテナ部材 100A 盲部分 102 マイクロ波放射孔 104 シールド電極部材 108 マイクロ波通過窓 S 処理空間 W 半導体ウエハ(被処理体)
フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 AA01 BB14 BB21 BB22 BB25 BB26 BC08 BD01 BD03 BD04 5F045 AA09 AC01 AC11 BB02 DQ04 EH02 EH03 EH04 EH06 EH08 EH19 EJ03 EJ04 EJ09 EM03 EM05 EM10 EN04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井部が開口されて内部が真空引き可能
    になされた処理容器と、前記処理容器の天井部の開口に
    気密に装着された絶縁板と、被処理体を載置するために
    前記処理容器内に設けられた載置台と、前記絶縁板の上
    方に設けられて所定のピッチで形成された複数のマイク
    ロ波放射孔からプラズマ発生用のマイクロ波を前記絶縁
    板を透過させて前記処理容器内へ導入する平面アンテナ
    部材と、前記処理容器内へ所定のガスを導入するガス供
    給手段とを有するプラズマ処理装置において、 前記絶縁板と前記平面アンテナ部材との間であって前記
    平面アンテナ部材の中心部近傍に対応させてマイクロ波
    を遮断するシールド電極部材を設けるように構成したこ
    とを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記シールド電極部材は、前記平面アン
    テナ部材の中心部近傍に対応させて配置した円板状の電
    極本体と、前記電極本体の外周に同心円状に配置された
    リング状の導電性フレームと、前記電極本体と前記リン
    グ状の導電性フレームとの間に接続されて前記電極本体
    を支持する導電性アームとよりなることを特徴とする請
    求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記導電性アームは、前記平面アンテナ
    部材のマイクロ波反射孔に対して位置ずれさせた状態で
    配置されていることを特徴とする請求項2記載のプラズ
    マ処理装置。
  4. 【請求項4】 天井部が開口されて内部が真空引き可能
    になされた処理容器と、前記処理容器の天井部の開口に
    気密に装着された絶縁板と、被処理体を載置するために
    前記処理容器内に設けられた載置台と、前記絶縁板の上
    方に設けられて所定のピッチで形成された複数のマイク
    ロ波放射孔からプラズマ発生用のマイクロ波を前記絶縁
    板を透過させて前記処理容器内へ導入する平面アンテナ
    部材と、前記処理容器内へ所定のガスを導入するガス供
    給手段とを有するプラズマ処理装置において、 前記絶縁板と前記平面アンテナ部材との間に、前記平面
    アンテナ部材のマイクロ波放射孔に対応する位置にマイ
    クロ波通過窓が形成されて少なくとも前記平面アンテナ
    部材の中心部近傍からのマイクロ波を遮断するシールド
    電極部材を設けるように構成したことを特徴とするプラ
    ズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記シールド電極部材は、前記平面アン
    テナ部材から離間させて配置されることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記シールド電極部材と前記平面アンテ
    ナ部材との間には、両者間に放電が発生することを防止
    するための保護板が介在されることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記シールド電極部材は、前記絶縁板上
    に接着剤により接合して固定されることを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
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