JP2002132925A - 医療機器の管理システム及び医療機器の管理方法 - Google Patents

医療機器の管理システム及び医療機器の管理方法

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JP2002132925A JP2000321620A JP2000321620A JP2002132925A JP 2002132925 A JP2002132925 A JP 2002132925A JP 2000321620 A JP2000321620 A JP 2000321620A JP 2000321620 A JP2000321620 A JP 2000321620A JP 2002132925 A JP2002132925 A JP 2002132925A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療機器の点検をスムーズに行うと共に点検
実施と同時に点検結果情報をデータベースが出来、医療
機器に関する全般にわたったデータの管理が可能な医療
機器の管理装置を提供する。 【解決手段】 マスター登録部10に医療機器の点検必
要項目が登録された点検項目登録テーブルと、機器毎の
機器点検結果及び機器保守情報を含む保有機器情報が登
録された結果記憶テーブルと、機器の点検者情報が登録
された点検者テーブルとを有し、指定された医療機器種
別に従って点検項目登録テーブルより指定医療機器に対
する点検項目を抽出し表示部4に表示し、記点検者によ
る点検結果入力を受け付け検査結果情報を結果ファイル
20に指定された医療機器の点検結果として記憶する。
この際、指定された医療機器の点検結果として点検者特
定情報及び点検機器の各点検項目毎の点検結果を書き換
え不可状態で記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容易に医療機器の
点検が行えると共に、医療機器の点検状況を正確に把握
することが可能な医療機器の管理システム及び医療機器
の管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、医療現場においても各種の医療機
器が用いられる様になってきている。近年の技術の進歩
に対応して、医療機器も進歩してきており、今後ますま
すその重要性が高まると予想される。この結果、医療機
器の動作不良が重大な結果をもたらすおそれもあり、日
頃からの点検、稼働状態の確認が特に重要である。
【0003】しかしながら、近年の医療機器は動作が複
雑化しており、これにつれて保守点検の内容も複雑化し
てきている。従って例えば点検内容を全ての機器操作者
に誤り無く記憶させることは不可能であり、適切な医療
機器点検内容を指示する装置が望まれていた。
【0004】このため、従来においては、予め医療機関
等で定めた点検内容を一覧表示したチェックシートを作
成し、このチェックシートをみながら医療機器の点検を
行ってその結果をチェックシートに書き込んでいた。そ
して医療機器の稼働状態を調べる場合には、このチェッ
クシートを確認して医療機器の不具合の発生を未然に防
止したり、故障の発見を行っていた。
【0005】また、医療機器の動作状態などを適切に把
握しておけば、故障発生時にも医療機器の傾向や過去の
状況が速やかに判断でき、状況分析が容易に行える。
【0006】一方、近年医療現場では、患者側より医療
行為の説明を求められたり、医療行為の結果に疑問を呈
してその内容を具体的に説明することを要求する例が増
加しており、中には医療行為の過誤や医療機器の操作ミ
スや故障が原因で状況の変化が発生した例も明らかにな
っており、患者の信頼を得ることが必須の条件となって
きている。
【0007】以上のことから患者に対して、あるいは患
者の家族などに対して、医療行為の内容を具体的に説明
して患者に医療行為の内容を理解させる例が増えてお
り、行為の結果に対しても医療行為に過誤が無いことを
納得してもらう必要があり、その際医療機器なども正常
に稼動していたことを納得してもらう必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来は単に医療機器の点検を行っていることを説明した
り、チェックシートを示して医療機器が正常に動作して
いることを納得してもらうしかなく、患者側が医療結果
に疑問を持っている様な場合には状況を認識してもらう
ことが難しく対応が求められていた。
【0009】また、病院などで電子計算機システムを導
入して総合的に情報を管理をする例が増えているが、医
療機器の点検に際してはチェックシートを印刷し、結果
を別途特定端末から入力する必要があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決することを目的として成されたもので、医療機器の
点検をスムーズに行えるようにすると共に、医療機器に
の点検結果などを点検の実施時にデータベース化する事
を可能とし、医療機器に関する全般に渡ったデータの管
理を実現することを目的とする。更に、点検結果を書き
換え不能とすることにより、点検結果データの信頼性を
高め、確実な医療危機管理を実現することを目的とす
る。そして係る目的を達成する一手段として例えば以下
の構成を備える。
【0011】即ち、医療機器の点検必要項目が登録され
た点検項目登録テーブルと、機器毎の機器点検結果及び
機器保守情報を含む保有機器情報が登録された結果記憶
テーブルと、機器の点検者情報が登録された点検者テー
ブルとを有する医療機器の管理システムであって、機器
の前記点検者テーブルへの登録点検者よりの操作要求に
従って点検を行う医療機器指定を許可する機器指定許可
手段と、指定された医療機器種別に従って前記点検項目
登録テーブルより指定医療機器に対する点検項目を抽出
して表示する点検項目表示手段と、前記点検者による点
検結果入力を受付検査結果情報を前記結果記憶テーブル
に指定された医療機器の点検結果として記憶する点検結
果登録手段とを有し、前記点検結果登録手段は、指定さ
れた医療機器の点検結果として点検者特定情報及び点検
機器の各点検項目毎の点検結果を書き換え不可状態で記
憶させることを特徴とする。
【0012】そして例えば、更に、前記結果記憶テーブ
ルに記憶された機器情報を出力する出力手段を備え、前
記出力手段を介して他の医療機器管理システムに伝達可
能とすることを特徴とする。
【0013】また例えば、点検項目表示手段は、点検項
目情報と共に、点検箇所を判別可能な点検を行うべき医
療機器の画像イメージを表示することを特徴とする。
【0014】そして、前記点検者は以上の構成を備える
医療機器の管理装置を点検する医療機器の近傍に持って
いき、前記点検項目表示手段の表示に従って順次必要な
点検を行って医療機器の点検結果を順次入力し、前記点
検結果登録手段は前記点検者の点結果入力を受付検査結
果に従って前記点検項目表示手段による点検項目の表示
を更新することを特徴とする。
【0015】更に例えば、更に、前記点検者テーブルに
登録された点検者の操作する携帯型機器情報収集端末を
備え、前記携帯型機器情報収集端末は、必要な機器の点
検項目のみを受け取って記憶すると共に、当該記憶内容
に従った点検の結果を転送可能とすることを特徴とす
る。あるいは、前記点検者は前記携帯型機器情報収集端
末を点検する医療機器の近傍に持っていき、前記点検項
目表示手段の表示に従って順次必要な医療機器の点検を
行って医療機器の点検結果を順次前記携帯型機器情報収
集端末に入力し、点検結果を記憶し、点検終了後に点検
結果情報を前記他の医療機器の権利システムに転送する
ことを特徴とする。
【0016】また例えば、前記点検結果登録手段は、点
検項目に不具合を発見した場合において、不具合を修復
可能である場合には不具合を修復して点検項目の点検を
続行可能であることを特徴とする。
【0017】更に例えば、前記点検結果登録手段は、医
療機器に対する点検の終了後確認後に一括して結果情報
入力を前記結果記憶テーブルに指定された医療機器の点
検結果として記憶することを特徴とする。
【0018】また、医療機器の点検必要項目が登録され
た点検項目登録テーブルと、機器毎の機器点検結果及び
機器保守情報を含む保有機器情報が登録された結果記憶
テーブルと、機器の点検者情報が登録された点検者テー
ブルとを有する医療機器の管理システムにおいて、機器
の前記点検者テーブルへの登録点検者よりの操作要求に
従って前記医療機器の管理システムの操作を許容し、指
定された医療機器種別に従って前記点検項目登録テーブ
ルより指定医療機器に対する点検項目を抽出して表示す
ると共に、該表示に従った前記点検者による点検結果入
力を受付、受付検査結果情報を前記結果記憶テーブルに
指定された医療機器の点検結果として点検者特定情報及
び点検機器の各点検項目毎の点検結果を書き換え不可状
態で記憶させる手段を有することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一実施形態を詳細に説明する。
【0020】図1は本発明に係る一実施形態の医療機器
の管理システムの概略ブロック構成図である。
【0021】図1において、1はROM2に格納された
プログラムに従い、本実施の形態例装置の全体制御を司
る例えばマイクロプロセッサチップ等で構成されるCP
U、2はCPU1のプログラム等を記憶するROM、3
はCPU1の処理経過等を一時記憶するためのRAMで
ある。
【0022】4は各種処理結果や入力情報などを表示す
る例えば液晶表示器を備える表示部、5は表示部4の表
示画面前面に配設されたタッチパネル、6はキーボード
などより構成される各種指示入力等を行う操作部、7は
各種のI/Oとのインタフェースを司る入出力I/Fで
ある。
【0023】また、10はマスター登録部であり各種の
マスターデータを記憶する。20は本実施の形態例装
置、あるいは詳細を後述するハンディターミナル100
よりの医療機器に対する点検結果を示すデータ(以下
「点検データ」と称することがある。)を記憶する結果
ファイルである。なお、本実施の形態例では、詳細を後
述するようにこの結果ファイルは、一旦確認登録された
データは以後一切書き換えたり修正したりすることがで
きないように管理されている。この点は本実施の形態例
の大きな特徴点であり、点検結果の信頼性を揺るぎない
ものとするために必須の条件である。
【0024】これにより、後日に医療機器の点検状況を
証明するなによりの証拠となり、機器管理の簡素化を実
現して点検漏れを有効に防止して確実な保守点検を行う
ことができ、結果として医療過誤の発生を予防すること
ができると共に、故障発生の前兆も容易にとらえること
ができる様になる。
【0025】上記入出力I/F7には、以下の各構成が
接続されている。なお、接続可能なのは以下に説明する
例に限定されるものではなく、汎用インタフェース仕様
で接続される各種のI/Oが接続可能である。
【0026】入出力I/F7には、有線式又は無線式の
LANを介して接続可能な他の装置又はサーバ装置との
間のデータ通信等を制御するLAN制御部71、外部記
憶装置72、点検する医療機器に貼着されている当該医
療機器を特定する情報が表示されたバーコード情報や点
検者が所持している点検者を特定するバーコード情報な
どを読み込むバーコードリーダ73、他の外部機器等と
のインタフェースを司る外部I/F75等が接続されて
いる。
【0027】外部記憶装置72としては、フレキシブル
ディスク(FDドライブ)、磁気光ディスクドライブ
(MOドライブ)、光ディスクドライブ、ICメモリカ
ード装置など、種々の記憶媒体着脱自在の記憶装置が適
している。しかし、大容量の磁気ディスクドライブであ
っても良い。
【0028】以上の構成を備える本実施の形態例装置
は、例えばノート型パーソナルコンピュータやPDA
(Personal Digital Assistant)携帯型情報端末機器
(以下、「ノートPC」とも称す)で構成し、医療機器
の設置場所に携帯して、機器近傍で表示部の表示画面を
確認しながら医療機器の点検を行うことができる様に構
成されている。
【0029】なお、本実施の形態例では、更に携帯の利
便性を考慮して、別途オプションで図1の下部に示すハ
ンディターミナル100が用意されている。このハンデ
ィターミナル100は、外部I/F75を介して各種の
データの授受が可能に構成されており、点検に必要な情
報を例えばノートPCから受け取って記憶し、ハンディ
ターミナル100のみでの医療機器の点検等が可能に構
成されている。
【0030】このため、ハンディターミナル100は、
メモリ102に格納されたプログラムに従い、本実施の
形態例ハンディターミナル100の全体制御を司る例え
ばマイクロプロセッサチップ等で構成されるCPU10
1、CPU101のプログラム等を記憶すると共に、C
PU101の処理経過等を一時記憶するためのメモリ1
02を備えている。
【0031】更に、例えば点検実施指示画面を順次点検
項目順序に従って表示する例えば液晶表示器で構成され
る表示画面と点検結果を入力するための操作キーを備え
る表示・操作部103、装置の一方端部に配設されたバ
ーコードリーダ105、上記外部I/F75を介して受
け取った点検項目リストを記憶する点検項目リスト記憶
部110、点検結果などを記憶する点検結果記憶部12
0を備えている。
【0032】図1に示すマスター登録部10の詳細を図
2を参照して説明する。図2は図1に示すマスター登録
部10の詳細を説明するためのブロック図である。
【0033】図2に示すように、本実施の形態例のマス
ター登録部10は、管理部署マスター11、点検項目マ
スター12、保守区分マスター13、機器マスター1
4、点検者マスター15などから構成されている。
【0034】管理部署マスター11は、医療機器の設置
場所情報や医療機器の管理担当部署などのデータが各医
療機器毎に登録されており、部署毎に管理する医療機器
も検索可能に構成されている。点検項目マスター12
は、各医療機器毎に予め定められた動作状況の点検項目
を登録するマスターであり、標準点検項目は例えば医療
機器の製造/販売メーカーが予め提供するが、メーカー
の提供する点検項目をそのまま全て使用するのではな
く、顧客がある程度自由に再設定することができるよう
に構成されている。
【0035】保守区分マスター13は、医療機器の保守
区分を登録するマスターであり、例えば点検実施履歴、
消耗品の補給や定期保守作業の実行履歴等が登録され、
機械が故障した場合の修理結果履歴も併せて登録してい
る。機器マスター14は、各医療機器に関する情報及び
各医療機器に対する管理情報が登録されている。
【0036】点検者マスター15は、医療機器の点検を
行う点検者を当該医療機器を使用している者とするなど
予め決められた者のみが行えるように予め特定してお
り、点検者名を含む点検者情報を各点検者を特定可能な
パスワードと共に登録している。
【0037】なお、以上の説明は機器がノートPCであ
る例を説明したが、以上の例に限定される者ではなく、
例えば病院などで図1に示す医療機器の管理装置を複数
使用する様な場合には、別途大容量記憶装置を備えサー
バ機能を有する機器を設定し、この機器に全ての医療機
器に関するマスター登録部10の登録内容及び結果ファ
イル20の機器に対する作業結果をまとめて登録し、医
療機器に関する情報の一括管理するシステムとすること
が望ましく、このために、各医療機器の管理装置とLA
Nを介して無線で、あるいは有線でサーバ機と接続可能
に構成し、各医療機器の有するマスター登録部10、結
果ファイル20の内容をサーバ機に転送してサーバ機の
マスター登録部に登録する様に構成することにより、医
療機器に関する全般にわたったデータの管理が可能とな
る。
【0038】本実施の形態例では異なる医療機器メーカ
ーの機器であっても、点検項目マスター12、機器マス
ター14に単に当該機器の情報を書き込み、機器に特有
の検討項目を登録するのみで同じオペレーションで検査
状況や保守状況を一括管理することができ、点検項目例
えば医療機器メーカーA社の機器であっても、医療機器
メーカーB社の機器であっても同じように一括管理する
ことができる。
【0039】以上の構成を備える本実施の形態例の動作
を図3を参照して以下に説明する。図3は本実施の形態
例のノートPCの動作制御フローチャートである。
【0040】電源が投入され医療機器の管理システムを
実行するプログラムが実行されると、図4に示すログイ
ン画面が表示され、「ログイン名」とログインのための
「パスワード」の入力待ちの状態となる。このため、ス
テップS1でログイン操作を待つ処理に移行する。
【0041】予め定められたログイン名とパスワードの
入力がなされるとステップS1よりステップS2に進
み、図5に示す基本画面表示が行われ、続くステップS
4で基本画面に表示されている各処理が選択されるのを
待つ。本実施の形態例のノートPCは、表示画面の前面
がタッチパネル5となっており、表示画面の該当アイコ
ン表示個所をタッチすることにより所望の処理を選択で
きる。
【0042】例えば表示画面状のいずれかの処理アイコ
ンが選択されるとステップS4以下の処理に進み、いず
れの処理が選択されたのかを判定して選択された処理を
実行する。そして選択された処理の実行が終了すると再
びステップS3に進み、再び基本画面に戻る。
【0043】即ち、ステップS4でマスター登録処理が
選択されたか否かが判断される。マスター登録処理が選
択された場合にはステップS4よりステップS5に進
み、マスター登録処理を実行してステップS2に戻る。
【0044】一方、ステップS4でマスター登録処理で
なかった場合にはステップS6に進み、データ検索・表
示処理が選択されたか否かが判断される。データ検索・
表示処理が選択された場合にはステップS6よりステッ
プS7に進み、データ検索・表示処理を実行してステッ
プS2に戻る。
【0045】一方、ステップS6でデータ検索・表示処
理でなかった場合にはステップS8に進み、点検項目に
従った点検データ登録を行う点検データ入力処理が選択
されたか否かが判断される。点検データ入力処理が選択
された場合にはステップS8よりステップS9に進み、
点検項目に従った点検結果入力である点検データ入力処
理を実行してステップS2に戻る。
【0046】一方、ステップS8で点検データ登録処理
が選択されなかった場合にはハンディターミナルの操作
であるためステップS8よりステップS10に進み、ハ
ンディターミナルに対する操作処理を実行してステップ
S2に戻る。
【0047】以上に説明した各処理の詳細を以下に説明
する。まずステップS5におけるマスター登録処理を説
明する。
【0048】本実施の形態例においては、図5に示す基
本画面でマスター登録が選択されると、マスター登録処
理に移行し、図6に示すマスター登録画面を表示する。
そしてここで登録するマスターが選択可能となる。
【0049】例えば機器マスターが選択された場合には
機器マスターの登録処理に移行し、図7に示す機器マス
ター登録画面が表示される。本実施の形態例において
は、機器マスターA14、機器マスターB15には、図
7に示された各項目、即ち、器種名、機器分類、当該機
器に割り当てられた機器に固有の機器バーコード番号、
管理場所情報、機器のシリアル番号、備品番号、機器に
既設バーコードがある場合のそのバーコード番号、購入
先を特定する輸入・販売元情報などを順次登録する。そ
して、機器バーコード番号に対応するバーコードシール
が当該登録機器に貼着される。以後バーコードでこのバ
ーコードシールを読み込むことにより、自動的に点検作
業などを行う機種の特定が可能になる。
【0050】また、本実施の形態例では、図7上部の右
側に示されている機器管理情報をあわせて登録可能であ
り、この機器管理情報を選択すると、例えば機器の購入
状況や保守契約の有無などの管理情報を登録することが
でき、機器情報を一括管理することができる。このた
め、故障発生時などであっても、後述する検索処理で機
器マスターを参照するのみで足り、対処方法が確実かつ
速やかに把握可能である。
【0051】また、図6のマスター登録画面で点検者マ
スターが選択した場合には、点検者マスターの登録が可
能であり、例えば図9に示す点検者マスター登録画面が
表示される。従って、ここで、点検者名、点検者の設定
するパスワード、当該点検者に割り当てられた当該点検
者に固有の機器バーコード番号、点検者に既設バーコー
ドがある場合のそのバーコード番号が登録でき、その他
にもフリーでコメントが登録できるフリーコメント登録
領域が確保されている。
【0052】なお、マスター登録10における点検項目
マスター12への点検項目の登録は、機器の性能維持の
ために必要な項目を十分に検討して決定する必要があ
り、一旦決定した場合には容易に変更することができな
いようにしなければならない。従って、検討項目マスタ
ー12の登録・修正処理は別途に許可された機器からの
み可能とすることが望ましい。この点検項目は、予め、
例えば医療機器メーカーなどから提示された点検項目を
そのまま採用してもよく、各医療機関で独自に点検項目
を定めてもよい。なお、法令等で点検項目が指定されて
いる様な場合には当該必須の点検項目は必ず登録される
ようにしている。
【0053】この点検項目マスター12は、医療機器の
機種毎に定まる項目であり、新たな機種の医療機器を使
用しようとする時に登録する必要がある。なお、従前か
らある機種の点検項目と同じである場合には点検項目リ
ストを適用する機種に新たに使用を開始する機種を追加
するのみでよい。
【0054】次に図3のステップS9の点検データ入力
処理を図10のフローチャートを参照して以下に説明す
る。図10は本実施の形態例の図3のステップS9に示
す点検データ入力処理の詳細制御を示すフローチャート
である。
【0055】点検データ入力処理が選択されると、まず
ステップS20で例えば図10に示す点検データ登録画
面を表示する。本実施の形態例においては、機器の点検
データとして、管理情報、点検項目、故障修理履歴を入
力することが可能である。そこで、ステップS21以下
の処理でいずれの処理が選択されるかを監視し、選択さ
れた項目のデータ入力を許可する。
【0056】ますステップS21で管理情報処理が選択
されているか否かが判断され、管理情報処理が選択され
た場合にはステップS22に進み、管理情報選択処理に
移行する。なお、図11に示す表示画面例の様に、点検
データ入力処理に移行するとまず管理情報登録が可能な
状態となっている。通常は図11の表示画面を確認する
と、操作部6のキー押下により、又はバーコードリーダ
73を用いて図11の各項目を入力する。即ち、機器点
検を行う点検担当者名、点検を行う医療機器の特定情
報、行うべき保守区分を入力する。これらの各管理情報
の登録は、機器に貼着されているバーコード、点検者が
所持しているバーコードを読み込ませることで確実かつ
間違いなく指示入力できる。この登録処理が終了すると
例えば次に機器の点検を行う場合には点検項目をタッチ
する。するとステップS23の処理で点検項目の入力と
判定され、ステップS24の点検項目処理に移行する。
【0057】これにより表示画面が図12に示す点検項
目の表示画面に移行する。ここでは、上述した管理情報
登録処理で登録した機器管理情報で特定される医療機器
種別の点検項目リストを点検項目マスター12より抽出
して表示する。図12の例では機器が人工呼吸器で保守
区分が始業時に行う始業点検であり、点検項目が30項
目となっている。
【0058】点検項目を確認して誤りがあった場合には
再び管理情報登録を行うことになる。一方、この表示項
目で正しいと判断した場合には点検項目の所望の項目を
タッチする。すると具体的な点検項目の点検結果入力の
ための小画面が画面中央に表示される。この点検結果入
力画面が表示された画面の例を図13に示す。
【0059】図13に示す例は、点検項目2の点検項目
が表示されており、点検が終了していないことを示す
「未」ボタンアイコンが選択されている。点検の結果異
常がない場合には「適」を、何らかの不具合があった場
合には不適を示す「否」をタッチする。そして上矢印ボ
タンあるいは下矢印ボタンをタッチして次の点検項目の
点検、及び点検結果入力に移行する。結果入力されった
点検項目については各点検項目一覧の評価結果が結果入
力指示に対応して「未」から「適」あるいは「否」の表
示に代わる。
【0060】なお、本実施の形態例においては、この点
検結果入力画面は後述するハンディターミナル100の
表示画面にも表示され、ハンディターミナル100はこ
の表示画面を確認しながら順次全ての点検項目を点検す
る。
【0061】また、ノートPCより点検項目を入力する
場合には、図12の結果入力画面のみではなく、表示画
面下部の「点検データ入力」アイコンをタッチすること
により、該当する点検項目が、医療機器のどの場所に対
するものかを、より具体的にイメージで表示される。こ
の点検箇所、項目をより具体的にイメージ画像でも表示
した場合の例を図14に示す。図14の例が項目8に対
する点検項目である。
【0062】このように、イメージ画像によって表示さ
せることができ、例えばこの画面を患者に確認させなが
ら点検を行えば、患者も現在どのような目的で機器を操
作しているのか確実かつ容易に認識することができ、安
心感を与え、互いの信頼関係の構築にも多大な効果が得
られる。
【0063】この結果、患者が機械の定期点検を行って
いるにも関わらず、機械が不調ではないかと勘違いする
こともなくなる。なお、これは図12あるいは図13の
画面を患者に確認させる場合のみ同様である。更に、点
検項目の勘違い等も未然に防止でき、例えば新型機器を
導入したような場合であって点検作業が容易となり、迅
速かつ確実に行える。
【0064】このようにして必要な点検を行って点検項
目に点検結果を入力すると、入力した評価結果が仮登録
され、例えば図12に示す点検項目リストの評価の欄に
評価結果が表示され、総合評価が自動的に表示される。
例えば全て「適」であれば「合格」、「否」が一つでも
あれば綜合評価を「不合格」とする。この時点では、入
力ミスが判明すれば該当項目についての点検結果を変更
することができる。
【0065】例えば、途中まで点検を行って、一部の点
検項目では後述する故障修理又は定期オーバーホールが
必要であり所定の対策を行えば点検結果が「適」となる
ような場合には、例えばこの時点で点検を一旦中断して
後述の故障・修理を行い、これを登録した後に点検を再
開することができる。
【0066】ここで、点検結果に誤りが無い場合にはこ
の点検結果を有効として結果ファイル20に登録させ
る。これは例えば画面下の「登録」アイコンをタッチす
ればよい。この「登録」アイコンをタッチすると点検結
果が結果ファイル20に登録され、以後の修正、削除が
不可能となる。
【0067】次に図11に示す点検データ登録画面で故
障・修理履歴アイコンが選択された場合にはステップS
25よりステップS26の修理故障データ登録画面が表
示される。本実施の形態例では、故障・修理履歴が選択
された場合には、図15に示す修理故障データ登録画面
が表示される。修理故障データ登録画面では、図15に
示すように、近似の既修理故障データ履歴が一覧表示さ
れる。このリストを参考にして「登録」アイコンをタッ
チすると、図16に示す修理故障データ登録画面が表示
され、修理故障対策などを行った結果を入力する。な
お、日付や医療機器の動作時間等は自動表示することが
可能である。ここで必要な項目を指示入力し、指示入力
結果の誤りがなければ「登録」アイコンをタッチして故
障・修理履歴として結果ファイル20に登録する。この
「登録」アイコンをタッチすると結果ファイル20に登
録され、以後の修正、削除が不可能となる。
【0068】また、図5に示す基本画面でハンディター
ミナル100の操作アイコンがタッチされた場合にはス
テップS10のハンディターミナル100の操作に移行
する。ハンディターミナル100は、小型の携帯型点検
結果入力端末であり、外部I/F75を介して必要とす
る点検項目リストや機器故障・修理履歴などを受信して
点検項目リスト記憶部110に登録し、登録内容に従っ
て順次点検項目などを表示して、対応して入力された入
力点検結果等を点検結果記憶部120に記憶する。そし
て点検結果記憶部120の記憶内容は入出力I/F10
4,外部I/F75を介して結果ファイル20の登録さ
れる。
【0069】このため、ハンディターミナル100の操
作においては、まず図17に示すセットアップ画面を表
示し、例えばまずセットアップアイコンをタッチして、
セットアップ処理に移行し、これから点検するべき機種
に関する機器管理情報、入力項目リストなどを指定して
転送し、点検項目リスト記憶部110に登録する。な
お、本実施の形態例のハンディターミナル100は例え
ば図17に示す外観を備えており、入力項目を表示する
液晶表示基部と基部の操作部と先端のやや折れ曲がった
先端部にバーコードリーダ105を配置してバーコード
の読み取りを容易かつ確実なものとしている。
【0070】セットアップ処理で必要なデータを記憶し
て所定の点検を行うと図17の取り込み確認・再登録ア
イコンをタッチして本実施の形態例のハンディターミナ
ルに記憶されている点検結果を読み込む、このハンディ
ターミナル100とのデータの授受は外部I/F75と
入出力I/F105との間で行われるが、この間は公知
にI/Oインタフェースケーブルを介して行っても、無
線又は赤外線通信等で行っても良い。
【0071】次に、ステップS7のデータ検索・表示処
理を説明する。データ検索表示処理においては、まず図
18に示すデータ検索画面が表示される。本実施の形態
例では、結果ファイル20に登録されている管理機器情
報及び点検結果データ(点検データ)を検索することが
できる。
【0072】例えば管理機器情報アイコンが選択される
と、例えば図19に示す機器データ検索画面に移行し、
指定入力が可能ないずれかの項目を指定入力すれば、結
果ファイル20に記憶されている医療機器毎の機器管理
情報を検索して一覧表示する。この機器データの検索結
果表示画面の例を図20に示す。最新の機器データが一
覧表示されているため、この中で更に詳細な点検結果を
確認したい場合には所望の点検を選択機器マスター14
から必要な機器の管理情報を抽出して表示する。この機
器データ検索結果の詳細な検索結果を図21に示す。
【0073】一方、図18に示すデータ検索画面で点検
データ検索アイコンをタッチすると点検データ検索処理
に移行し、例えば図22に示す検索データ表示画面を表
示する。そして、検索データ表示画面に従って、検索条
件を指定する。例えば、機器分類、保守区分、備品番
号、点検年月日などを指定入力すれば所望の検索結果が
結果ファイル20より検索される。この検索結果例を図
23に示す。
【0074】図23は管理情報の表示例であるが、点検
項目のアイコンをタッチすれば点検項目の表示が行われ
る。図24は点検項目の点検結果が合格の場合の例であ
る。なお、上述したように、本実施の形態例では、この
結果ファイルは書き換えなどができない構成であり、検
索結果を表示できるのみである。
【0075】なお、以上の説明では、検索結果は表示部
4に表示する場合を例に説明したが、例えば入出力I/
F7を介してプリンタが接続されている場合には、各表
示画面の「印刷」アイコンをタッチすることにより表示
画面データをプリンタより印刷出力できる。更に、この
結果ファイルは、外部記憶装置に出力することができ、
例えば他の装置に移植することができる。この結果、機
器が故障してメーカー側で機器の修理を行うような場合
でも、メーカー側で点検項目リスト、結果ファイルの内
容を確認することができ、機器の履歴を正確に伝えるこ
とができ、故障修理時に機器の状態を容易に把握するこ
とができる。即ち、メーカーとユーザの間での機器に関
する情報の共有化が可能となる。以上説明したように本
実施の形態例によれば、医療機器の点検を順次表示され
る点検項目リストに従って確認などするのみで容易に行
え、医療機器の点検をスムーズに行うことができる。点
検実施と同時に点検結果情報をデータベースが出来、医
療機器に関する全般にわたったデータの管理が可能であ
る。
【0076】更に、バーコードリーダを備えたハンディ
ターミナル100を使用しての医療機器の点検が可能で
あり、ハンディターミナル100を持参するのみで容易
に点検が行える。またノートPCの様に大型の表示画面
であれば、患者に点検状況を確認してもらうことが可能
であり、患者の医師に対する(医療機関に対する)信頼
感を向上させることができる。
【0077】また、コンピュータ単体での使用のみなら
ず、例えばLANを介して他の装置とのデータの授受を
可能とし、システム上にサーバ機を割り当てることで複
数の機器のデータを全て一元管理することができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば医療機
関の保有するあらゆる医療機器の動作状況履歴を容易に
検索できると共に、履歴の書き換えを不可能とすること
により点検結果の信頼性を確保することができる。
【0079】また、医療機器の点検を順次表示される点
検項目リストに従って確認などするのみで容易に行え、
医療機器の点検をスムーズに行うことができる。点検実
施と同時に点検結果情報をデータベースが出来、医療機
器に関する全般にわたったデータの管理が可能である。
【0080】更に、装置単体での使用のみならず、例え
ばLANを介して他の装置とのデータの授受を可能と
し、システム上にサーバ機を割り当てることで複数の機
器のデータを全て一元管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の医療機器の管理シス
テムのブロック構成図である。
【図2】図1に示すマスター登録部の詳細を説明するた
めのブロック図である。
【図3】本実施の形態例システムの動作を説明するため
の概略フローチャートである。
【図4】本実施の形態例のログイン画面の表示例を示す
図である。
【図5】本実施の形態例の基本画面の表示例を示す図で
ある。
【図6】本実施の形態例のマスター登録画面の表示例を
示す図である。
【図7】本実施の形態例の機器マスター登録画面の表示
例を示す図である。
【図8】本実施の形態例の機器マスター登録画面の他の
表示例を示す図である。
【図9】本実施の形態例の点検者マスター登録画面の表
示例を示す図である。
【図10】本実施の形態例の図3のステップS9に示す
点検データ入力処理の詳細制御を示すフローチャートで
ある。
【図11】本実施の形態例の点検データ登録画面の管理
情報表示例を示す図である。
【図12】本実施の形態例の点検データ登録画面の点検
項目表示例を示す図である。
【図13】本実施の形態例の点検項目評価入力画面の表
示例を示す図である。
【図14】本実施の形態例の点検項目評価入力画面の他
の表示例を示す図である。
【図15】本実施の形態例の修理故障データ登録画面の
表示例を示す図である。
【図16】本実施の形態例の故障定期点検入力画面の表
示例を示す図である。
【図17】本実施の形態例のハンディターミナルセット
アップ画面の表示例を示す図である。
【図18】本実施の形態例のデータ検索画面の表示例を
示す図である。
【図19】本実施の形態例の機器データ検索画面の表示
例を示す図である。
【図20】本実施の形態例の機器データの検索結果の表
示例を示す図である。
【図21】本実施の形態例の機器データ検索結果の詳細
な検索結果の表示例を示す図である。
【図22】本実施の形態例の点検データ検索画面の表示
例を示す図である。
【図23】本実施の形態例の点検データ管理情報検索結
果画面の表示例を示す図である。
【図24】本実施の形態例の点検データ点検項目検索結
果画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1、101 CPU 2 ROM 3 RAM 4 表示部 5 タッチパネル 6 操作部 7 入出力I/F 10 マスター登録部 11 管理部署マスター 12 点検項目マスター 13 保守区分マスター 14 機器マスター 15 点検者マスター 20 結果ファイル 71 LAN制御部 72 外部記憶装置 73 バーコードリーダ 75 外部I/F 100 ハンディターミナル 102 メモリ 103 表示・操作部 105 バーコードリーダ 110 点検項目リスト記憶部 120 点検結果記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 芳明 徳島県名西郡石井町石井569−10

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療機器の点検必要項目が登録された点
    検項目登録テーブルと、 機器毎の機器点検結果及び機器保守情報を含む保有機器
    情報が登録された結果記憶テーブルと、 機器の点検者情報が登録された点検者テーブルとを有す
    る医療機器の管理システムであって、 機器の前記点検者テーブルへの登録点検者よりの操作要
    求に従って点検を行う医療機器指定を許可する機器指定
    許可手段と、 指定された医療機器種別に従って前記点検項目登録テー
    ブルより指定医療機器に対する点検項目を抽出して表示
    する点検項目表示手段と、 前記点検者による点検結果入力を受け付け検査結果情報
    を前記結果記憶テーブルに指定された医療機器の点検結
    果として記憶する点検結果登録手段とを有し、 前記点検結果登録手段は、指定された医療機器の点検結
    果として点検者特定情報及び点検機器の各点検項目毎の
    点検結果を書き換え不可状態で記憶させることを特徴と
    する医療機器の管理システム。
  2. 【請求項2】 更に、前記結果記憶テーブルに記憶され
    た機器情報を出力する出力手段を備え、 前記出力手段を介して他の医療機器管理システムに伝達
    可能とすることを特徴とする請求項1記載の医療機器の
    管理システム。
  3. 【請求項3】 点検項目表示手段は、点検項目情報と共
    に、点検箇所を判別可能な点検を行うべき医療機器の画
    像イメージを表示することを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の医療機器の管理システム。
  4. 【請求項4】 前記点検者は前記請求項1乃至請求項6
    記載の医療機器の管理システムを点検する医療機器の近
    傍に持っていき、前記点検項目表示手段の表示に従って
    順次必要な点検を行って医療機器の点検結果を順次入力
    し、前記点検結果登録手段は前記点検者の点結果入力を
    受付検査結果に従って前記点検項目表示手段による点検
    項目の表示を更新することを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載の医療機器の管理システム。
  5. 【請求項5】 更に、前記点検者テーブルに登録された
    点検者の操作する携帯型機器情報収集端末を備え、 前記携帯型機器情報収集端末は、必要な機器の点検項目
    のみを受け取って記憶すると共に、当該記憶内容に従っ
    た点検の結果を転送可能とすることを特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれかに記載の医療機器の管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記点検者は前記携帯型機器情報収集端
    末を点検する医療機器の近傍に持っていき、前記点検項
    目表示手段の表示に従って順次必要な医療機器の点検を
    行って医療機器の点検結果を順次前記携帯型機器情報収
    集端末に入力し、点検結果を記憶し、点検終了後に点検
    結果情報を前記他の医療機器の権利システムに転送する
    ことを特徴とする請求項5記載の医療機器の管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記点検結果登録手段は、点検項目に不
    具合を発見した場合において、不具合を修復可能である
    場合には不具合を修復して点検項目の点検を続行可能で
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか
    に記載の医療機器の管理システム。
  8. 【請求項8】 前記点検結果登録手段は、医療機器に対
    する点検の終了後確認後に一括して結果情報入力を前記
    結果記憶テーブルに指定された医療機器の点検結果とし
    て記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項7のい
    ずれかに記載の医療機器の管理システム。
  9. 【請求項9】 医療機器の点検必要項目が登録された点
    検項目登録テーブルと、機器毎の機器点検結果及び機器
    保守情報を含む保有機器情報が登録された結果記憶テー
    ブルと、機器の点検者情報が登録された点検者テーブル
    とを有する医療機器の管理システムにおける医療機器の
    管理方法であって、 機器の前記点検者テーブルへの登録点検者よりの操作要
    求に従って前記医療機器の管理システムの操作を許容
    し、 指定された医療機器種別に従って前記点検項目登録テー
    ブルより指定医療機器に対する点検項目を抽出して表示
    すると共に、該表示に従った前記点検者による点検結果
    入力を受付、受付検査結果情報を前記結果記憶テーブル
    に指定された医療機器の点検結果として点検者特定情報
    及び点検機器の各点検項目毎の点検結果を書き換え不可
    状態で記憶させることを特徴とする医療機器の管理方
    法。
  10. 【請求項10】 更に、前記結果記憶テーブルに記憶さ
    れた機器情報を他の医療機器管理システムに伝達可能と
    することを特徴とする請求項9記載の医療機器の管理方
    法。
  11. 【請求項11】 医療機器の点検に際しての点検項目の
    表示は、点検項目情報と共に、点検箇所を判別可能な点
    検を行うべき医療機器の画像イメージを表示することを
    特徴とする請求項9又は請求項10記載の医療機器の管
    理方法。
  12. 【請求項12】 前記点検者は前記請求項1乃至請求項
    8記載の医療機器の管理システムを点検する医療機器の
    近傍に持っていき、前記点検項目表示手段の表示に従っ
    て順次必要な点検を行って医療機器の点検結果を順次入
    力し、前記点検結果登録手段は前記点検者の点結果入力
    を受付検査結果に従って前記点検項目表示手段による点
    検項目の表示を更新することを特徴とする請求項9乃至
    請求項11のいずれかに記載の医療機器の管理システ
    ム。
  13. 【請求項13】 更に、医療機器の管理システムは前記
    点検者テーブルに登録された点検者の操作する携帯型機
    器情報収集端末を備え、 前記携帯型機器情報収集端末は、必要な機器の点検項目
    のみを受け取って記憶すると共に、当該記憶内容に従っ
    た点検の結果を転送可能とすることを特徴とする請求項
    9乃至請求項12のいずれかに記載の医療機器の管理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記点検者は前記携帯型機器情報収集
    端末を点検する医療機器の近傍に持っていき、前記点検
    項目の表示に従って順次必要な医療機器の点検を行って
    医療機器の点検結果を順次前記携帯型機器情報収集端末
    に入力し、点検結果を記憶し、点検終了後に点検結果情
    報を前記他の医療機器の権利システムに転送することを
    特徴とする請求項13記載の医療機器の管理システム。
  15. 【請求項15】 前記点検結果の登録においては、点検
    項目に不具合を発見した場合で不具合を修復可能であれ
    は不具合を修復してから点検項目の点検を続行可能であ
    ることを特徴とする請求項9乃至請求項14のいずれか
    に記載の医療機器の管理方法。
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