JP4562719B2 - 故障診断システム - Google Patents

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Description

本発明は、インターネット技術を利用した故障診断システムに関し、特に、パチンコ機、回胴式遊技機、アレンジボール機、雀球遊技機などの故障診断に活用されるものである。
一般に、各遊技ホールにおいて遊技機に不具合が生じた場合、ホールの従業員がトラブル対処のためのマニュアル冊子を参照しつつ対処するか、不具合の連絡を受けたメーカ側の営業マンがホールに出向いてマニュアル冊子を参照するなどして不具合の原因を調べて修理していた。
また、マニュアルの記載を参照しても対処法が発見できない場合には、営業マンがメーカの技術者と電話でやり取りをしながら、対処にあたっていた。さらに、部品の交換が必要な場合には、不具合に対処した営業マンを通じて発注がされていた。
しかしながら、前述のような対処の仕方では、不具合の対応の適切性という点で大きな問題があった。すなわち、営業マンは、一般に技術的内容に疎いので、電話等で技術者の指示を一々仰ぎつつ対処せざるを得ず、遊技ホールの期待するような迅速な対応を採ることは事実上不可能であった。なお、誰にでも理解可能で詳細かつ丁寧な修理マニュアルを作成することも考えられるが、次々と新機種の遊技機が導入される実情から対策として妥当でない。
また、技術者を派遣して故障修理に当らせることもできるが、その対策によって迅速な対応ができたとしても、トラブル内容を集計してデータベース化するためには、会社に戻ってから技術者がデータ入力処理をしなければならないという煩雑さがある。
本発明は、このような実情に鑑みなされたものであって、遊技機の不具合の対処を迅速且つ適切になすことができ、各機器固有の弱点なども容易に把握できる遊技機などの診断システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る故障診断システムは、インターネット回線に接続されたサーバ機器と、前記サーバ機器からアクセスされ、リンク情報によって結合された一群のファイルに故障診断の方法を記憶するWEBデータベースと、前記WEBデータベースから必要なデータを取得し、管理データベースの内容を更新する管理装置と、を有して構成され、前記サーバ機器は、ログインユーザに新規のIDを自動付与する初期処理プログラムと、前記IDが付加された各ログインユーザ固有のファイルを返送する診断処理プログラムとを有して、インターネット回線に接続されたコンピュータ機器からの要求に応じて、該当する故障診断方法を示す前記ファイルを配信する一方、その配信内容を、前記IDに対応するログテーブルに逐次記憶する配信手段と、その後、前記コンピュータ機器から修理完了の通知を受けると、最終処理プログラムが前記ログテーブルを参照して、前記コンピュータ機器によって特定された故障回復に要した交換部材の情報と、前記逐次記憶した配信内容とに基づいて故障状況を特定し、これを故障診断結果テーブルに記憶する解析手段を有し、前記管理装置は、前記故障診断結果テーブルの情報に基づいて、個々の遊技機毎に故障発生状況を把握して前記管理データベースの内容を更新する更新手段を有する。ここで、コンピュータ機器は、好適には携帯可能なものである。
以上説明したように、本発明によれば、遊技機の不具合の対処を迅速且つ適切になすことができ、各機器固有の弱点なども容易に把握できる遊技機の診断システムを実現できる。
以下、本発明に係る診断システムについて、実施例に基づいて発明の実施の形態を説明する。図1に示すように、実施例の診断システムは、インターネット回線NETに接続されたサーバ機器SVと、サーバ機器SVからアクセスされるWEBデータベースDB1と、WEBデータベースDB1を定期的にポーリングして新規登録の会員データや故障診断結果データを取得し、管理データベースDB2の内容を更新する管理装置M1とで構成されている。
この実施例の診断システムは、故障状態のパチンコ機の故障診断に使用されるので、インターネット回線NETには、PHSなどの移動体通信機器を通してクライアント機器PCを接続するようになっている。ここで、クライアント機器は、具体的には、パチンコ機の故障に対処するメーカ側の営業マンやホール側の係員が所持するノート型パソコンであり、WWWブラウザが搭載されたものである。また、管理装置M1は、社内LANによって他の端末機器Mn…Mnとも接続されており、任意の端末装置Mnからの要求に応じて、管理データベースDB2の内容を読み出して適宜な集計リストを構築するようになっている。
サーバ機器SVは、クライアント機器PCからの要求に応じて該当するHTMLファイルを送信するだけでなく、クライアント機器PCからの要求に応じて該当するCGIプログラムが起動し、ログインユーザの照合処理や、各ユーザ向けのHTMLファイルの作成処理や、各ユーザの処理手順を解析する故障解析処理などを行っている。
図2に示すように、サーバ機器SVで動作するCGIプログラムは、大略、ユーザ認証処理プログラムと、ユーザ認証後に機能する初期処理プログラムTOP.CGIと、その後の各HTMLファイルの送信時に機能する診断処理プログラムSHINDAN.CGIと、故障修理の完了後に機能する最終処理プログラムEND.CGIとで構成されている。
ユーザ認証処理は、クライアント機器PCから送信されてきたユーザIDとパスワードとをWEBデータベースDB1内の登録データと照合する公知の処理である。そして、照合データと不一致なら正しいデータの再入力を要求するHTMLファイルをクライアント機器PCに送信し、照合データと一致すれば、その後の処理を初期処理プログラムTOP.CGIに移管するようにしている。
<初期処理プログラム(TOP.CGI)>
初期処理プログラムは、認証を受けたユーザに対して、ログイン後の一連の処理に対応する固有のエントリー番号を付与すると共に、このエントリー番号とユーザIDとに関連させて会話ログテーブルの領域を確保する。エントリー番号は、順次インクリメント処理されるカウンタによって決定され、現在、未使用の状態になっている番号が付与される。なお、初期処理プログラムは、この処理に先だって各会話ログテーブル(図3)の最終日時データと現在日時とを比較し、所定値以上の時間(例えば4時間)が経過している場合には、当該会話ログテーブルを削除し、当該エントリー番号の使用を他のユーザに開放している。このような処理をするのは、ログインしたユーザが故障診断処理の途中でその後の処理を放棄することもあるからである。
初期処理プログラムは、また、送信ページ用の基礎データをWEBデータベースDB1から読み出してエントリー番号を付与し、ログインユーザ固有のHTMLファイルを生成して、WWWサーバを通して該当するクライアント機器PCに送付する。そしてこの時に、送付したHTMLファイルを特定するページ番号及び送信した日時データを、エントリー番号に対応する会話ログテーブルに記憶する(図3)。
図3は、会話ログテーブルを例示したものであり、クライアント機器PCiに送付したHTMLファイルのページ番号と送信日時とが関連して記憶されている。図示の例では、エントリー番号0200を付与されたユーザに対して、0000ページ→0001ページ→0003ページ→…の順番に、2001年1月4日23時30分45秒→同31分20秒→同31分50秒→…の時間にHTMLファイルを送付されたことを示している。
また、会話ログテーブルには、交換部材情報の欄が設けられている。この欄は、診断処理プログラムが記入する欄であって、当該ユーザに対して提示した直前のHTMLファイル(画面)からの応答に応じて、交換部材の使用があった場合にはその情報が記述される。この交換部材の情報も含め、会話ログテーブルの内容は、ユーザが一連の処理を終えた後、最終処理プログラム(END.CGI)によって参照され、当該ユーザの故障修理手順を解析する際の処理対象となる。
先に説明したように、初期処理プログラムでは、送信ページ用の基礎データをWEBデータベースDB1から読み出してエントリー番号を付与し、ログインユーザ固有のHTMLファイルを生成するが、図4は、送信ページ用の基礎データを概念的に例示したものである。CGIプログラム(TOP.CGI、SHINDAN.CGI、END.CGI)は、図示のような基礎データを読み出し、空白部(□)にエントリー番号を挿入してHTMLファイルを完成させる。例えば、初期処理CGIプログラム(TOP.CGI)が0000ページの基礎データに基づいて完成させるHTMLファイルは、図5(a)のような内容となり、この例では、エントリー番号200が付与されたTOPページが完成されている。
なお、エントリー番号に続く番号は、当該HTMLファイルにリンクされているHTMLファイルのページ番号を意味しており、図5(a)の例では、TOPページ(0000ページ目)のHTMLファイルを受信したクライアント機器PCがyesボタンを押すと0002ページにリンクされ、noボタンを押すと0001ページにリンクされることになる。より詳細には、クライアント機器PCで操作したボタンに応じて、02000002又は02000001というデータが診断処理プログラムSHINDAN.CGIに渡されるので、診断処理プログラムでは、エントリー番号200のユーザから0002ページ又は0001ページの要求があったことを知ることができる。
<診断処理プログラム(SHINDAN.CGI)>
上記したように、診断処理プログラムは、クライアント機器PCからユーザのエントリー番号と、要求ページの情報を受けるので、先ず、エントリー番号に対応する会話ログテーブルが存在するか否かを判定する。そして、該当する会話ログテーブルが存在しなければ、認証データを入力するためのHTMLファイルをクライアント機器に送付する。会話ログテーブルが存在しない場合とは、典型的には、クライアント機器PCに残存している処理途中の過去のHTMLファイルに基づき、ユーザ認証処理を受けることなく、直接その後のページを要求してきた場合である。この実施例では、このような場合には、その後の処理をユーザ認証処理に戻すことによって会話ログテーブルを再構築するようにしている。
一方、エントリー番号に対応する会話ログテーブルが存在する場合には、エントリー番号に続く要求ページ番号に基づいて、図4の基礎データを読み出し、エントリー番号を付与して送信用のHTMLファイルを生成する。図5(b)は、エントリー番号200のユーザからの要求に応じて、診断処理プログラムが生成したHTMLファイルの内容を例示したものである。このHTMLファイルは、クライアント機器PCでnoのボタンが押されると、診断処理プログラム(SHINDAN.CGI)に0011ページの送信を要求するが、yesのボタンが押されると、最終処理プログラムに(END.CGI)に修理完了を示すデータ(=9999)を送るように構成されている。
<最終処理プログラム(END.CGI)>
例えば、02009999のデータを受けた最終処理プログラムは、エントリー番号200のユーザの修理処理が完了したことを、受信データ9999から認識することができる。そこで、最終処理プログラムは、最初に、当該ユーザの会話ログテーブルを解析する。先に説明したように、会話ログテーブルには、交換部材の情報と共に、当該ユーザに送付したHTMLファイルのページ番号が時間順次に記憶されているので、修理完了までの手順を解析することによって、どの機種のどこ箇所にどのような故障が生じており、どのように対処して修理が完了したかを把握することができる。
以上の解析を終えた最終処理プログラムは、その解析結果を簡略に整理すると共に、「上記のような故障でしたね。これで良いですか?」のような表示を実現するHTMLファイルを生成する。なお、このHTMLファイルは、修理し終えたパチンコ機と同じ症状であると確信できる機器台数なども、パチンコホールのホールIDと共に入力してもらう画面としておく。また、サーバ側で解析した交換部材の個数が異なる場合には修正を受付ける画面としておく。そして、図5の場合と同様にエントリー番号を付与して、該当するクライアント機器PCに送信する。
その後のクライアント機器からの返信は、最終処理プログラムの終了ルーチンに渡されるようになっているので、終了ルーチンでは処理完了のメッセージを表示したHTMLファイルを送り返すと共に、先に解析したデータを故障診断結果テーブルに格納する。図6は、故障診断結果テーブルを例示したものであり、ホールID、機種ID、日付、症状ID、故障台数、交換部材ID、ユーザIDなどが記入されるようになっている。故障診断結果テーブルは、作成段階では未処理フラグがセットされているが、この未処理フラグは、管理装置M1によるポーリング処理によって検索され、必要なデータが管理データベースDB2に登録された後、未処理フラグがリセットされる。
続いて、以上の内容を踏まえて、パチンコ機の故障診断の具体的内容を説明する。まず、故障機器を前にした営業マンやホールの係員は、クライアント機器PCのWWWブラウザを立ち上げ、故障診断のホームページのURLを入力する。その後、画面上の誘導にしたがってリンクを辿っていくと、パチンコ機種の一覧表を表示する画面が現れる。そこで、不具合が生じている機種を選択すると、図7のようなページに進み、当該パチンコ機器の画像が表示される。
この画面をWWWブラウザに表示させているHTMLファイルには、JAVA(登録商標)アプレットが書き込まれており、クリック操作された瞬間のマウスポインタの座標位置を検出できるようになっている。そして、ユーザのクリック操作に対応して、不良部材に関する対処ページにリンクされるようになっている。例えば、遊技球の発射に異常がある場合には画面上の発射ハンドル部分にポインタをあててマウスをクリックすると、遊技球の発射に関する不具合対処ページへ進むことになる。同様に、遊技球の払出に異常がある場合には画面上の下皿部分にポインタをあててマウスをクリックすると、払出に関する不具合対処ページへ進むことになる。
一方、不具合箇所が明確に特定できない場合や不具合箇所が画面表示の部材に該当しない場合は、図7の右欄に表示された不具合症状一覧表の該当箇所をマウスで選択して、不具合対処ページへ進むことになる。なお、ここまでの処理は、専らWWWサーバとWWWブラウザとによって実現されるが、上記したような通常の処理によって、故障機種についての不具合箇所に対応したページに辿りつくと、サーバ機器SVは、この段階で初めてユーザIDとパスワードを要求する。
具体的には、WWWサーバはユーザIDとパスワードを入力させるための認証画面を送信するが、入力されたユーザIDとパスワードは、ユーザ認証処理プログラムに渡されて認証処理が実行される。そして、WEBデータベースDB1の照合データと合致した場合には、トップページのログインを許可して、WWWサーバを通じて図5(a)に例示したような内容のHTMLファイルが送信される。なお、この処理は、処理プログラムTOP.CGIによって実現され、この段階において、エントリー番号は付与され、会話ログテーブルも構築されるのは前述した通りである。
以降の説明では、便宜上、遊技球の払出に異常があった場合を例にして説明する。その後の処理は、主として、診断処理プログラムSHINDAN.CGIの制御によって図8及び図9のフローチャートで示す手順で行われ、ページ番号0000〜0027のHTMLファイルがユーザの操作に応じて送信される。例えば、0000のページは、クライアント機器PCには図10のように表示されるが、ここで、YESのボタンを押せば、0002ページが要求され、NOのボタンを押せば、0001ページが診断処理プログラムに要求されることになる。
図8、図9のフローチャートについて補足すると、0007ページは、「タンク、払出カセットの確認又は対処をして下さい。」
「今回初めて対処する場合には、対処後に[完了]ボタンを押して下さい。」
「既に対処を完了している場合には、[先ほど対処した]のボタンを押して下さい。」
のような画面となる。
011、012、013、014、021、024、025、026、027のページも同様であり、クライアント機器PCに表示される措置を今回行って[完了]ボタンを押すか、表示される措置を完了しており[先ほど対処した]のボタンを押すかによってリンク先を変えている。このように、パチンコ機の修理においては、何らかの処理を行うと電源投入に戻る必要があり、同じページが複数回送信されるが、この実施例ではユーザの操作履歴を保存されているので、最終的に、どのように対処した結果、或いは、何を交換した結果、故障が修理できたかを最終処理プログラムにおいて把握することができる。また、交換した部材や個数も把握できる。なお、問題の部材をチェックしただけなのか、当該部材を実際に交換したのかまで把握するため、必要に応じて、回答データを送信させるのは勿論である。
このように、サーバ機器からの誘導にしたがって図8及び図9のようにパチンコ機の各部材を点検していく上で、部材の交換を要求されるが、営業マンやホール係員は交換部材を持っていないのが常である。そこで、このような場合には、正常に動作している隣りのパチンコ機の同一部材を外して、故障しているパチンコ機に取り付ける。
このようにして図8の手順で処理を進めていくと、やがて、図11に例示するような010ページの画像がクライアント機器PCに表示される。この010ページのHTMLファイルは、例えば、図5(b)のような構成であり、yesのボタンが押されると、その後の処理は、終了処理プログラムEND.CGIに渡され、会話ログテーブルのデータに基づいて故障修理内容が解析され、解析内容や交換部材についてユーザに確認を求めた後、故障診断結果データが構築される。
そして、必要な交換部材を自動的に発注し、その後、故障内容と故障修理方法を添付して営業マンやホール係員に渡すことが可能となる。なお、この実施例の場合には、早い段階でユーザIDとパスワードの入力をさせたが、故障修理内容を解析して、その解析内容や交換部材についてユーザに確認を求める段階までユーザIDなどのチェックを保留しても良い。このようなシステムでは、最後の回答(YES/NO)とユーザID及びパスワードが入力されない場合には、管理情報を確定できないことになるが、本システムの試用を認めるという意味では大きな意義がある。
いずれにしても本システムでは、パチンコ機の不具合の症状を、各部材の状況を確認しながら処理を進めることができ、適切な対処法を提示することが可能となる。また、どのような対処経路を経て最終的に不具合の解消に至ったのか、把握することが可能となる。
なお、以上の説明では、サーバ機器SVは、自ら付与したエントリー番号に基づいて同一人の手続き過程を把握したが、特にこの方法に限定されるものではなく、例えば、クライアント機器のIPアドレスやMACアドレス、その他の方法によって管理しても良い。
また、上記の実施例では、診断処理の途中からCGIプログラムの処理によって手続き履歴を把握したが、この方法に限定される必要はなく、当初からCGIプログラムの制御によって進行させても良い。なお、CGIに限らず、類似のあらゆる仕組みを利用できるのは勿論である。
なお、簡易性の観点からは、全てのHTMLファイルを固定的にWEBデータベースDB1に用意しておき、殆どの処理をWWWサーバに負担させ、修理完了後に、総括的な情報をユーザIDなどと共に入力させるようにしても良い。この場合には、ユーザIDやパスワードの確認の後、入力された情報を編集するだけで図6のような故障診断データを作成することが可能となる。
また、このような実施態様を採る場合には、故障機種や故障内容が特定できた段階で必要なデータ及びプログラムをクライアント機器にダウンロードさせ、その後はオフライン状態で作業させても良い。そして、修理完了後に、総括的な情報をユーザIDなどと共に入力させた段階で、インターネット回線に接続して情報を回収すれば良い。
更にまた、一連の処理を実現するデータ及びプログラムをインストール済みのノートパソコンを営業マンなどが持ち歩き、修理完了後、総括的な情報をユーザIDなどと共に入力させた段階で、インターネット回線に接続して情報を回収することもできる。また、クライアント機器としては、携帯可能なコンピュータ以外にも、デスクトップ型コンピュータ等の固定的に配置されるコンピュータを用いても良い。
本発明の一実施例を図示した概略構成図である。 CGIプログラムの処理手順を説明する図面である。 CGIプログラムが登録していく会話ログテーブルの概念図である。 CGIプログラムが読み出す基礎データを示す概念図である。 CGIプログラムが生成するHTMLファイルの内容を示す概念図である。 CGIプログラムが生成する故障診断結果テーブルを示す概念図である。 クライアント機器の表示画面の一例である。 サーバ機器の動作内容の一例を示すフローチャートである。 サーバ機器の動作内容の一例を示すフローチャートである。 クライアント機器の表示画面の一例である。 クライアント機器の表示画面の一例である。
符号の説明
NET インターネット回線
SV サーバ機器
PC クライアント機器(コンピュータ機器)

Claims (7)

  1. インターネット回線に接続されたサーバ機器と、前記サーバ機器からアクセスされ、リンク情報によって結合された一群のファイルに故障診断の方法を記憶するWEBデータベースと、前記WEBデータベースから必要なデータを取得し、管理データベースの内容を更新する管理装置と、を有して構成され、
    前記サーバ機器は、ログインユーザに新規のIDを自動付与する初期処理プログラムと、前記IDが付加された各ログインユーザ固有のファイルを返送する診断処理プログラムとを有して、インターネット回線に接続されたコンピュータ機器からの要求に応じて、該当する故障診断方法を示す前記ファイルを配信する一方、その配信内容を、前記IDに対応するログテーブルに逐次記憶する配信手段と、
    その後、前記コンピュータ機器から修理完了の通知を受けると、最終処理プログラムが前記ログテーブルを参照して、前記コンピュータ機器によって特定された故障回復に要した交換部材の情報と、前記逐次記憶した配信内容とに基づいて故障状況を特定し、これを故障診断結果テーブルに記憶する解析手段を有し、
    前記管理装置は、前記故障診断結果テーブルの情報に基づいて、個々の遊技機毎に故障発生状況を把握して前記管理データベースの内容を更新する更新手段を有する
    ことを特徴とする故障診断システム。
  2. 前記サーバ機器SVは、前記特定された故障状況の適否をユーザ側に確認させ、確認後の情報を前記故障診断結果テーブルに保存するようにしている請求項1に記載の故障診断システム。
  3. 前記コンピュータ機器は、携帯可能に構成されている請求項1又は2に記載の故障診断システム。
  4. 前記特定される故障状況には、顧客情報、機種情報、診断日時、故障内容情報、交換部材情報が含まれている請求項1〜3のいずれかに記載の故障診断システム。
  5. 前記交換部材の情報を受けると、前記サーバ機器が機能して自動的に発注処理が実行される請求項4に記載の故障診断システム。
  6. 前記ログテーブルには、処理日時が記録されるようになっており、
    前記初期処理プログラムは、ログインユーザに新規のIDを付与するに先だって、前記ログテーブルに記憶されている前記処理日時を参照し、所定時間以上経過している場合には、当該ログテーブルとこれに対応するIDを削除している請求項1に記載の故障診断システム。
  7. 前記コンピュータ機器は、配信を受けた前記ファイルに基づき、前記IDと前記ファイルを特定するページ番号とを前記サーバ機器に送信する構成を採ることで、前記サーバ機器は、送信された前記IDに対応するログテーブルを検索し、検出できない場合にはユーザ認証処理を実行する一方、検出できる場合には、前記修理完了の通知を受けた後、それまでに配信された一連の前記ファイルを時間順次に特定することで、どのような対処経路を経て不具合解消に至ったのかを含めて把握可能に構成されている請求項1に記載の故障診断システム。
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