JP2002130947A - シート用乾燥装置 - Google Patents

シート用乾燥装置

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JP2002130947A
JP2002130947A JP2000322443A JP2000322443A JP2002130947A JP 2002130947 A JP2002130947 A JP 2002130947A JP 2000322443 A JP2000322443 A JP 2000322443A JP 2000322443 A JP2000322443 A JP 2000322443A JP 2002130947 A JP2002130947 A JP 2002130947A
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sheet
suction
duct
reflux
nozzle
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JP2000322443A
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English (en)
Inventor
Masahiro Nakagawa
昌宏 中川
Yoshihisa Iwamura
嘉尚 岩村
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Inoue Kinzoku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Inoue Kinzoku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】還流用空間を通過するガスの進行方向や風速に
大きなアンバランスを生じさせないようにして、シート
を左右方向の全域で均一に乾燥させると共に、シートを
ばたつかせることなくシートの安定走行を確保させるこ
と。 【解決手段】前後方向へ延びるシート走行路Rと、シー
ト走行路Rに乾燥用ガスを供給するための吹出口12
a,12aを開口して左右方向へ延びる複数本のノズル
箱12を、前後方向に沿って並列に配置したノズル群1
3と、ノズル箱12の前後外側に形成され、左右方向へ
延びると共にシート走行路側である表面側からシート走
行路側と反対側の裏面側へ貫通する還流用空間14と、
乾燥処理を終えた還流ガスが集合する集合用吸引部17
a,22aとを備え、ノズル群13の裏面外側に、シー
ト走行路Rと対面する表面側に複数個の吸引口23aを
分散させて開口した吸引箱23を設け、吸引箱23と集
合用吸引部17a,22aとを還流用ダクト24を介し
て連通したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、プラスチック
フィルム又は金属箔等の走行するシートを乾燥するシー
ト用乾燥装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シート用乾燥装置には、図14及
び図15示すものがある。このシート用乾燥装置1は、
前後方向へ延びるシート走行路Rと、シート走行路Rの
上下両側に設けたノズル群3,3とを備えている。各ノ
ズル群3は、シート走行路Rと対面する表面側に吹出口
2a,2aを開口して左右方向へ延びるノズル箱2の複
数本を、前後方向に沿って適宜間隔毎に設けたものであ
り、ノズル箱2の前後外側に左右方向へ延びる還流用空
間4が形成されている。シート用乾燥装置1は、各ノズ
ル群3のシート走行路Rと反対側となる裏面外側に供給
用ダクト4,4を設け、各供給用ダクト4と各ノズル箱
2とを連通すると共に、熱風発生装置6に供給用ダクト
4,4を接合して、熱風発生装置6から供給される加熱
した空気又は不活性ガス等のガスを各ノズル箱2に導い
て、各ノズル箱2の吹出口2a,2aからガスを吹き出
すようになっている。
【0003】このシート用乾燥装置1は、シート走行路
Rを走行するシートSを、上下のノズル群3,3の各ノ
ズル箱2の吹出口2a,2aから吹き出すガスで支持す
ることにより、シートSを浮揚状態で乾燥する。各ノズ
ル箱2の吹出口2a,2aから吹き出したガスは、ノズ
ル箱2の前後外側に形成された還流用空間4を通過し
て、循環フアン7の吸引口7a及び排気ダクト8の吸引
口8aからなる集合用吸引部へ還流するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記各ノズル箱2から
シートSに吹き出して乾燥を終えたガスは、還流用空間
4に導かれた後に、供給用ダクト5,5の間の空間9を
通過したり、還流用空間4の内部を左右方向へ沿って通
過したりして、吸引口7a,8aへ還流する。しかし、
シート用乾燥装置1は、還流用空間4から集合用吸引部
5a,6aへ至る還流路の長さが各還流用空間4で異な
るため、各還流用空間4から集合用吸引部5a,6aへ
均一に還流させることが難しい。そのため、従来のシー
ト用乾燥装置1は、還流用空間4の内部を通過するガス
の進行方向や風速に関して、各還流用空間4を単独でみ
ても、更に前後の還流用空間4を比較してみても、大き
なアンバランスを生じさせることがある。
【0005】しかし、複数の還流用空間4の受け入れる
ガスの進行方向や風速に大きなアンバランスが生じた場
合には、シートSの左右方向全域で均一に乾燥させるこ
とができなくなったり、シートSをばたつかせてシート
Sの安定走行を阻害する問題を招くことになる。
【0006】そこで、本発明は、上記問題を解決するた
めに、ノズル箱から吹き出て乾燥の終えたガスが還流用
空間を通過して還流するときに、そのガスの進行方向や
風速に大きなアンバランスを生じさせないようにするシ
ート用乾燥装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】還流用空間を通過するガ
スの進行方向や風速に大きなアンバランスを生じさせな
いようにするために請求項1記載の本発明が採用した手
段は、前後方向へ延びるシート走行路と、該シート走行
路に乾燥用ガスを供給するための吹出口を開口して、該
シート走行路を横断する左右方向へ延びる複数本のノズ
ル箱を、前後方向に沿って並列に配置したノズル群と、
該ノズル箱の前後外側に形成され、左右方向へ延びると
共に前記シート走行路側である表面側から前記シート走
行路側と反対側の裏面側へ貫通する還流用空間と、乾燥
処理を終えた還流ガスが集合する集合用吸引部と、を備
えたシート用乾燥装置において、前記ノズル群の裏面外
側に、前記シート走行路と対面する表面側に複数個の吸
引口を分散させて開口した吸引箱を設け、該吸引箱と前
記集合用吸引部とを還流用ダクトを介して連通したこと
を特徴とするシート用乾燥装置である。
【0008】請求項1記載の本発明にあっては、還流用
空間の各々は、ノズル群の裏面外側に設けた吸引箱の吸
引で吸引状態となる。各ノズル箱からシート走行路を走
行するシートに供給された乾燥用ガスは、乾燥処理を終
えた後に、該ノズル箱の前後外側の吸引状態の還流用空
間へ還流し、該還流用空間を表面側から裏面側へ通過し
て吸引箱の分散した複数個の吸引口へ吸引される。各還
流用空間は、還流ガスを表面側から裏面側へ向かって通
過させて吸引箱へ吸引させるため、この通過する還流ガ
スの進行方向や風速に関して、各還流用空間を単独でみ
ても、更に前後の還流用空間を比較してみても、生じる
アンバランスを小さくできる。
【0009】還流用空間を通過するガスの進行方向や風
速を、各還流用空間における左右方向の全域で均一にす
るために請求項2記載の本発明が採用した手段は、前記
還流用空間の左右方向に沿う全域を表面側から裏面側へ
貫通させ、前記還流用空間の左右方向に沿う全域に前記
吸引箱の吸引口を臨ませた請求項1記載のシート用乾燥
装置である。
【0010】請求項2記載の本発明にあっては、各還流
用空間は、その左右方向に沿う全域に吸引箱の吸引口を
臨ませてあるため、左右方向の全域で均一な吸引状態と
なり、通過する還流ガスを表面側から裏面側へ向かって
進行させ、この通過する還流ガスの進行方向や風速を左
右方向の全域で均一にできる。
【0011】乾燥装置の表裏方向に沿う寸法を短くする
ために請求項3記載の本発明が採用した手段は、前記ノ
ズル群の左右外側の一方又は両方に、供給用集合ダクト
及び前記還流用ダクトを設け、該供給用集合ダクトに前
記ノズル箱を連通し、該還流用ダクトに前記吸引箱を連
通した請求項1又は2記載のシート用乾燥装置である。
【0012】請求項3記載の本発明にあっては、ノズル
群の左右外側に供給用集合ダクト及び還流用ダクトを設
けてあるため、ノズル箱の裏面側に供給用集合ダクト及
び還流用ダクトを設ける必要がなく、乾燥装置の表裏方
向に沿う寸法を短くできる。
【0013】還流用空間を通過するガスの進行方向や風
速に大きなアンバランスを生じさせないようにするため
に請求項4記載の本発明が採用した手段は、前後方向へ
延びるシート走行路と、該シート走行路に乾燥用ガスを
供給するための吹出口を開口して、該シート走行路を横
断する左右方向へ延びる複数本のノズル箱を、前後方向
に沿って並列に配置したノズル群と、該ノズル箱の前後
外側に形成されて左右方向へ延びる還流用空間と、乾燥
処理を終えた還流ガスが集合する集合用吸引部と、を備
えたシート用乾燥装置において、前記還流用空間の各々
が、前記シート走行路と対面する表面側に複数個の吸引
口を分散して開口した吸引室で形成され、これら吸引室
と前記集合用吸引部とを還流用集合ダクトを介して連通
したことを特徴とするシート用乾燥装置である。前記吸
引室は、より均一な吸引状態を得るために、その室内に
設けた左右方向に延びる整流板で、室内を上流側と下流
側とに区画し、上流側に吸引口を連通させると共に下流
側に還流用集合ダクトを連通させることもある。
【0014】請求項4記載の本発明にあっては、還流用
空間の各々は、その左右方向の全域において、吸引室の
分散する複数個の吸引口の整流作用により均一な吸引状
態となる。各ノズル箱からシート走行路を走行するシー
トに供給した乾燥用ガスは、乾燥処理を終えた後に、均
一な吸引状態の吸引室へ吸引されるため、吸引されると
きの進行方向や風速のアンバランスを、左右方向で小さ
くできる。更に、吸引室と集合用吸引部とを還流用集合
ダクトを介して連通することにより、各吸引室から集合
用吸引部へ還流する還流ガスの風量については、複数の
吸引室の間でバランスさせることができる。その結果、
複数の還流用空間は、通過する還流ガスの進行方向や風
速に関して、各還流用空間を単独でみても、更に前後の
還流用空間を比較してみても、生じるアンバランスを小
さくできる。
【0015】還流用空間を通過するガスの進行方向や風
速に大きなアンバランスを生じさせないようにするため
に請求項5記載の本発明が採用した手段は、前後方向へ
延びるシート走行路と、該シート走行路に乾燥用ガスを
供給するための吹出口を表面側に開口して、該シート走
行路を横断する左右方向へ延びる複数本のノズル箱を、
前後方向に沿って並列に配置したノズル群と、該ノズル
箱の前後外側に形成されて左右方向へ延びる還流用空間
と、乾燥処理を終えた還流ガスが集合する集合用吸引部
と、を備えたシート用乾燥装置において、前記各ノズル
箱の裏面外側に、該ノズル箱と連通して左右方向へ延び
る供給用分岐ダクトを設け、該供給用分岐ダクトの前後
外側に、前記シート走行路と対面する表面側に複数個の
吸引口を分散して開口した左右方向へ延びる吸引室を設
け、これら吸引室と前記集合用吸引部とを還流用集合ダ
クトを介して連通したことを特徴とするシート用乾燥装
置である。前記吸引室は、より均一な吸引状態を得るた
めに、その室内に設けた左右方向に延びる整流板で、室
内を上流側と下流側とに区画し、上流側に吸引口を連通
させると共に下流側に還流用集合ダクトを連通させるこ
ともある。前記吸引室は、前記還流用空間を介してシー
ト走行路と対面する位置に設けるか、前記還流用空間ま
で突出するように設けることもある。
【0016】請求項5記載の本発明にあっては、各還流
用空間は、その左右方向の全域において、吸引室の分散
する複数個の吸引口の整流作用により均一な吸引状態と
なる。各ノズル箱からシート走行路を走行するシートに
供給した乾燥用ガスは、乾燥処理を終えた後に、均一な
吸引状態の還流用空間を介して吸引室へ吸引されるた
め、吸引されるときの進行方向や風速のアンバランス
を、左右方向で小さくできる。更に、吸引室と集合用吸
引部とを還流用集合ダクトを介して連通させてあるた
め、各吸引室から集合用吸引部へ還流する還流ガスの風
量については、複数の吸引室の間でバランスさせること
ができる。その結果、複数の還流用空間は、通過する還
流ガスの進行方向や風速に関して、各還流用空間を単独
でみても、更に前後の還流用空間を比較してみても、生
じるアンバランスを小さくできる。なお、前記吸引室が
前記還流用空間まで突出しているとには、吸引室の横断
面積を大きくして吸引室内を通過する還流ガスの風速を
遅くできることから、各還流用空間は、左右方向の全域
に亘って更に均一な吸引状態を得ることができる。
【0017】供給用ダクトと吸引室との取扱を容易にす
るために請求項6記載の本発明が採用した手段は、前記
任意の供給用分岐ダクトと、該任意の供給用分岐ダクト
に隣接する前記吸引室とが一体に形成された請求項5記
載のシート用乾燥装置である。
【0018】請求項6記載の本発明にあっては、供給用
分岐ダクトと隣接する吸引室とが一体に形成されている
ため、両者を一体に扱うことができる。
【0019】乾燥装置の表裏方向に沿う寸法を短くする
ために請求項7記載の本発明が採用した手段は、前記ノ
ズル群の左右外側の一方又は両方に、供給用集合ダクト
及び前記還流用集合ダクトを設け、該供給用集合ダクト
に前記供給用分岐ダクトを連通し、該還流用集合ダクト
に前記吸引室を連通した請求項5又は6記載のシート用
乾燥装置である。
【0020】請求項7記載の本発明にあっては、ノズル
群の左右外側に供給用集合ダクト及び還流用集合ダクト
を設けてあるため、ノズル箱の裏面側に供給用集合ダク
ト及び還流用集合ダクトを設ける必要がなく、乾燥装置
の表裏方向に沿う寸法を短くできる。
【0021】還流用空間を通過するガスの進行方向や風
速に大きなアンバランスを生じさせないようにするため
に請求項8記載の本発明が採用した手段は、前後方向へ
延びるシート走行路と、該シート走行路に乾燥用ガスを
供給するための吹出口を表面側に開口して、該シート走
行路を横断する左右方向へ延びる複数本のノズル箱を、
前後方向に沿って並列に配置したノズル群と、該ノズル
箱の前後外側に形成されて左右方向へ延びる還流用空間
と、該ノズル群の裏面外側に設けられ、各ノズル箱と連
通して左右方向へ延びる供給用集合ダクトと、乾燥処理
を終えた還流ガスが集合する集合用吸引部と、を備えた
シート用乾燥装置において、前記ノズル群の裏面外側
に、前記還流用空間の裏面うち前記供給用集合ダクトで
覆われていない領域と連通するように覆って前後方向へ
延びる還流用集合ダクトを設け、前記還流用空間と前記
集合用吸引部とを該還流用集合ダクトを介して連通した
ことを特徴とするシート用乾燥装置である。
【0022】請求項8記載の本発明にあっては、還流用
空間の各々は、還流ガスの集合する集合用吸引部に還流
用集合ダクトを介して連通させてあるため、吸引状態と
なる。各ノズル箱からシート走行路を走行するシートに
供給した乾燥用ガスは、乾燥処理を終えた後に、該ノズ
ル箱の前後外側の吸引状態の還流用空間へ還流し、該還
流用空間を表面側から裏面側へ通過して還流用集合ダク
トへ吸引される。各還流用空間は、還流ガスを表面側か
ら裏面側へ通過させて還流用集合ダクトへ吸引させるた
め、この通過する還流ガスの進行方向や風速のアンバラ
ンスを、左右方向で小さくできる。更に、各還流用空間
と集合用吸引部とを還流用集合ダクトを介して連通させ
てあるため、各還流用空間から集合用吸引部へ還流する
還流ガスの風量については、複数の還流用空間の間でバ
ランスさせることができる。その結果、複数の還流用空
間は、通過する還流ガスの進行方向や風速に関して、各
還流用空間を単独でみても、更に前後の還流用空間を比
較してみても、生じるアンバランスを小さくできる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシート用乾燥
装置(以下、「本発明乾燥装置」という)を図面に示す
実施の形態に基づいて説明する。以下の説明において、
「前後方向」とは、シート走行路が延びる方向を言い、
「左右方向」とは、シート走行路を横断する方向を言
い、「表面」とは、シート走行路と対面する側を言い、
「裏面」とは、シート走行路と対面しない反対側を言
う。
【0024】(第1の実施の形態)図1乃至図3は本発
明乾燥装置の第1の実施の形態を示すものであり、図1
は正面断面図、図2は左側断面図、図2は本体ケーシン
グを省略して主要部の上半分を示す斜視図である。
【0025】本実施形態の乾燥装置11は、前後方向へ
延びるシート走行路Rが貫通する本体ケーシング20
と、本体ケーシング20の内部においてシート走行路R
を介して対峙するように上下両側に設けた上下のノズル
群13,13と、本体ケーシング20の内部の右側に設
けた二組の熱風発生装置16,16とを備えている。各
ノズル群13は、シート走行路Rと対面する表面側に吹
出口12a,12aを開口して左右方向へ延びるノズル
箱12の複数本を、前後方向に沿って適宜間隔で設けて
並列に配置したものである。各ノズル箱12の前後両側
には、ノズル箱12の左右方向の全域に亘って左右方向
へ延びると共に上下方向(シート走行路R側である表面
側からシート走行路側と反対側の裏面側へ向かう方向)
へ貫通する還流用空間14が形成されている。各熱風循
環装置16は、循環ファン17と、熱交換器又はガスバ
ーナ等からなる加熱装置18と、給気ダクト19とを備
え、循環ファン17の吸引口17aへ還流した還流ガス
を加熱装置18で所定温度まで昇温させて給気ダクト1
9へ供給するようにしてある。
【0026】本実施形態の乾燥装置11は、循環ファン
17の吸引口17aへ連通する新鮮ガス供給ダクト21
と、乾燥処理を終えた還流ガスの一部を排出するための
排気ダクト22とを接合するようにしてある。本体ケー
シング20には、新鮮ガス供給ダクト21の接合口21
aと、排気ダクト22の接合口22aが設けられてい
る。新鮮ガス供給ダクト21及び排気ダクト22は、上
下二組の熱風発生装置16,16の各々に対して、それ
ぞれ一組宛て接合するようにしてある。新鮮ガス供給ダ
クト21及び排気ダクト22は、適所に風量調節用のダ
ンパー27,28が設けられ、新鮮ガスの給気量及び還
流ガスの排気量を調節できるようにしてある。各組の循
環ファン17の吸引口17a及び排気ダクト22の接合
口22aは、各ノズル箱12から吹き出して乾燥処理の
終えた還流ガスが集合する集合用吸引部となる。
【0027】本実施形態の乾燥装置11における第1の
改良点は、各ノズル群13の裏面外側に、ノズル群13
と対面するように吸引箱23を設け、各吸引箱23と前
記集合用吸引部17a,22aとを、還流用ダクト24
を介して連通したことである。上下の各吸引箱23は、
内部が中空に形成され、シート走行路Rと対面する表面
側に複数個の吸引口23aを分散させて開口し、これら
吸引口23aを全ての還流用空間14の裏面側に臨ませ
てある。なお、吸引箱23は、組付け等を容易にするた
めに、複数個に分割して構成することもある。
【0028】本実施形態の乾燥装置11における第2の
改良点は、前記還流用空間14をその左右方向の全域に
亘って表面側から裏面側に向かう上下方向へ貫通させる
と共に、還流用空間14の左右方向の全域に前記吸引箱
23の吸引口23aを臨ませたことである。具体的に
は、各ノズル箱12の裏面側に左右方向へ延びる供給用
分岐ダクト25を設けて、ノズル箱12と供給用分岐ダ
クト25とを適宜箇所で連通すると共に、ノズル群13
の右外側に供給用集合ダクト26を設けて、供給用集合
ダクト26に各供給用分岐ダクト25の右端開口部を連
通することで、各還流用空間14をその左右方向の全域
で上下方向へ貫通させてある。各ノズル箱12は、供給
用分岐ダクト25に対して分離・接合できるようになっ
ており、保守点検や交換ができるようになっている。な
お、供給用分岐ダクト25を設けることなく、供給用集
合ダクト26にノズル箱12の右端開口部を連通して、
各還流用空間14をその左右方向の全域で上下方向へ貫
通させることもある。
【0029】本実施形態の乾燥装置11における第3の
改良点は、前記各ノズル群13の右外側の位置で且つ前
記各ノズル群13と熱風発生装置16との間に、前記供
給用集合ダクト26及び前記還流用ダクト24を設け、
供給用集合ダクト26に各供給用分岐ダクト25を連通
すると共に、還流用ダクト24に各吸引箱23を連通し
たことである。供給用集合ダクト26は、対応する前記
熱風発生装置16の給気ダクト19に接合され、熱風発
生装置16から所定温度の乾燥用ガスが供給されるよう
になっている。供給用集合ダクト26は、前後方向に延
びる本体部26aと、本体部26aと供給用分岐ダクト
25とを接合する接合部26b,26b,…と、本体部
26aと給気ダクト19とを接合する接合部26cとか
ら構成されている。還流用ダクト24は、前後方向に延
びる本体部24aと、本体部24aと吸引箱23とを接
合する接合部24b,24bと、本体部24aと集合用
吸引部17a,22aとを接合する接合部24c,24
dとから構成されている。前記還流用ダクト24及び供
給用集合ダクト26は、前後方向に延びる本体部24
a,26aどうしが一体に形成され、コンパクトにして
ある。
【0030】次に、本実施形態の乾燥装置11の動作を
説明する。前後方向へ延びるシート走行路RにシートS
を走行させると共に、各熱風発生装置16の循環ファン
17を起動させる。各熱風発生装置16で発生した乾燥
用ガスは、供給用集合ダクト26及び各供給用分岐ダク
ト25を介して各ノズル箱12へ供給され、ノズル群1
3を構成する各ノズル箱12の吹出口12a,12aか
ら走行中のシートSへ向かって吹き出す。上下のノズル
群13,13の各ノズル箱12から吹き出した乾燥用ガ
スは、走行中のシートSを浮揚状態で支持して、シート
Sに塗布又は含浸されている被乾燥物を乾燥する。
【0031】前記第1の改良により、各吸引箱23は、
集合用吸引部17a(循環ファン17の吸引口)及び2
2a(排気ダクト22の接合口)に還流用ダクト24を
介して連通することで吸引状態となるため、乾燥処理を
終えて各還流用空間14を通過する還流ガスを、複数個
の吸引口23aを介して箱内部へ吸引する。これによ
り、複数の還流用空間14の各々は、強制的に吸引状態
になる。シートSへ向かって各ノズル箱12から吹き出
して乾燥処理の終えた還流ガスは、各ノズル箱12の前
後外側の吸引状態の還流用空間14へ流れ、還流用空間
14を表面側から裏面側へ向かって通過して吸引箱23
の分散した複数個の吸引口23aへ吸引される。したが
って、複数の還流用空間14,14,…は、これら還流
用空間14を各々単独でみても、更に前後の還流用空間
14,14どうしを比較してみても、通過する還流ガス
の進行方向や風速に関して生じるアンバランスを小さく
できる。この結果、乾燥装置11は、走行中のシートS
を左右方向の全域で均一に乾燥させることができると共
に、シートSをばたつかせることなくシートの安定走行
を確保させることができる。
【0032】前記第2の改良により、各還流用空間14
の左右方向に沿う全域に吸引箱23の吸引口23a,2
3a,…を臨ませてあるため、各還流用空間14は、左
右方向の全域で更に均一な吸引状態となり、通過する還
流ガスを表面側から裏面側へ向かって更に均一に進行さ
せ、この通過する還流ガスの進行方向や風速を、左右方
向の全域で更に均一にすることができる。この結果、乾
燥装置11は、走行中のシートSを左右方向の全域で均
一に乾燥させることができると共に、シートSをばたつ
かせることなくシートの安定走行を確保させることがで
きる。
【0033】前記第3の改良により、乾燥装置11は、
各ノズル群13の右外側に供給用集合ダクト26及び還
流用ダクト24を設けてあるため、ノズル箱12の裏面
側に供給用集合ダクト26及び還流用ダクト24を設け
る必要がなく、表裏方向に沿う寸法(すなわち、上下高
さ寸法)を短くできる。その結果、乾燥装置11は、設
置条件のうち、上下方向寸法の制限を緩和できる。
【0034】前記乾燥装置11は、二組の熱風発生装置
16,16を設けるとこにより、上下のノズル群13,
13の各々へ供給する乾燥用ガスの温度を個別に調節で
きるようになっており、シートSの表裏に供給する乾燥
用ガスに温度差を付けることができるようになってい
る。もし、シートSの表裏に供給する乾燥用ガスに温度
差を付ける必要がないときには、前記乾燥装置11は、
熱風発生装置16を一組とし、一組の熱風発生装置16
から上下のノズル群13,13へ乾燥用ガスを供給する
ように構成することもある。この場合、上下の吸引箱2
3,23は、一組の熱風発生装置16を構成する一台の
循環ファン17の吸引口17a及び排気ダクト22の接
合口22aへ連通することになる。
【0035】前記乾燥装置11は、二組の熱風発生装置
16,16と、上下二組のノズル群13,13と、上下
二組の吸引箱23,23を設けて、シートSの両面に乾
燥用ガスを吹き付けることができるようになしてある
が、シートSの片面にのみガスを吹き付ける場合には、
乾燥用ガスを吹き付ける側にのみノズル群13及び吸引
箱23を設けると共に、熱風発生装置16を一組とする
こともある。
【0036】前記乾燥装置11は、シート走行路Rが水
平に延びるように、水平状態で設置する以外に、シート
走行路Rが傾斜する傾斜状態で設置したり、シート走行
路Rが鉛直となる垂直状態で設置したりすることもあ
る。
【0037】(第2の実施の形態)図4乃至図8は本発
明乾燥装置の第2の実施の形態を示すものであり、図4
は正面断面図、図5は図4のV−V線で断面した左側断
面図、図6は図4はVI−VI線で断面すると共に部分
破断した左側断面図、図7は図4のVII−VII線で
断面して下側のノズル箱、供給用分岐ダクト、吸引室、
供給用集合ダクト及び還流用集合ダクトの関係を示すも
のであって、ノズル箱、供給用分岐ダクト及び吸引室の
一組を省略して拡大した左側断面図、図8は主要部の上
半分を示す斜視図である。
【0038】本実施形態の乾燥装置31は、前記第1の
実施の形態と同様に、前後方向へ延びるシート走行路R
が貫通する本体ケーシング20と、本体ケーシング20
の内部においてシート走行路Rを介して対峙するように
上下に設けた上下のノズル群13,13と、本体ケーシ
ング20の内部の右側に設けた二組の熱風発生装置1
6,16とを備えている。各ノズル群13は、シート走
行路Rと対面する表面側に吹出口12a,12aを開口
して左右方向へ延びるノズル箱12の複数本を、前後方
向に沿って適宜間隔で設けて並列に配置したものであ
る。各ノズル箱12の前後両側には、ノズル箱12の左
右方向の全域に亘って、左右方向へ延びる還流用空間1
4が形成されている。各熱風発生装置16は、循環ファ
ン17と、熱交換器又はガスバーナ等からなる加熱装置
18と、給気ダクト19とを備え、循環ファン17の吸
引口17aへ還流した還流ガスを加熱装置18で所定温
度まで昇温させて給気ダクト19へ供給するようにして
ある。
【0039】本実施形態の乾燥装置31は、前記第1の
実施の形態と同様に、循環ファン17の吸引口17aへ
連通する新鮮ガス供給ダクト21と、乾燥処理を終えた
還流ガスの一部を排出するための排気ダクト22とを接
合するようにしてある。本体ケーシング20には、新鮮
ガス供給ダクト21の接合口21aと、排気ダクト22
の接合口22aが設けられている。新鮮ガス供給ダクト
21及び排気ダクト22は、二組の熱風発生装置16,
16の各々に対して、それぞれ一組宛て接合するように
してある。新鮮ガス供給ダクト21及び排気ダクト22
は、適所に風量調節用のダンパー27,28が設けら
れ、新鮮ガスの給気量及び還流ガスの排気量を調節でき
るようにしてある。各組の循環ファン17の吸引口17
a及び排気ダクト22の接合口22aは、各ノズル箱1
2から吹き出して乾燥処理の終えた還流ガスを集合させ
る集合用吸引部となる。
【0040】本実施形態の乾燥装置31における第1の
改良点は、各ノズル箱12の裏面側に、該ノズル箱12
と適宜箇所で連通して左右方向へ延びる供給用分岐ダク
ト25を設け、該供給用分岐ダクト25の前後外側に吸
引室32を設けたことである。各吸引室32は、供給用
分岐ダクト25の左右方向の全域に亘って延びるように
形成されている。複数個の供給用分岐ダクト25の前後
外側に設けた複数個の吸引室32は、上下の吸引室群3
3を構成する。各吸引室32は、還流用空間14を介し
て前記シート走行路Rと対面する表面側に、複数個の吸
引口32aを分散させて開口してある。上下の各吸引室
群33を構成各吸引室32は、前記集合用吸引部17a
(循環ファン17の吸引口)及び22a(排気ダクト2
2の吸引口)に、還流用集合ダクト34を介して連通し
てある。各ノズル箱12は、供給用分岐ダクト25に対
して分離・接合できるようになっており、保守点検や交
換ができるようにしてある。
【0041】前記各吸引室32は、外側の仕切板により
箱状に形成され、内部に左右方向へ延びる多孔板等から
なる整流板35を設けることにより、内部を表面側の上
流側室32bと裏面側の下流側室32cとに区画してあ
る。該吸引室32は、軽量化のために、下流側室32c
の前後両側が隣接する供給用分岐ダクト25,25で形
成されているが、これに限定するものではなく、図示は
省略したが、上流側室32bから下流側室32cの全体
に亘って前後両側を仕切板で形成して、室内と室外とを
該仕切板で区画することもある。
【0042】なお、吸引室32は、各ノズル箱12の前
後両側に形成された還流用空間14の中程まで突設して
いるが、これに限定するものではなく、図示は省略した
が、還流用空間14まで突設させることなく、供給用分
岐ダクト25の前後外側にのみに設けることもある。た
ま図示は省略したが、任意の供給用分岐ダクト25と、
該任意の供給用分岐ダクト25に隣接する吸引室32と
は、生産コスト低減のために、一体に形成されることも
ある。更に、前記還流用空間14は、その全体が吸引室
32で形成されることもある。
【0043】本実施形態の乾燥装置31における第2の
改良点は、上下の各ノズル群13及び吸引室群33の右
外側であって、各ノズル群13と熱風発生装置16との
間に、前記供給用集合ダクト26及び前記還流用集合ダ
クト34を設け、供給用集合ダクト26に前記供給用分
岐ダクト25を連通させると共に、該還流用集合ダクト
34に前記吸引室32を連通させたことである。前記供
給用集合ダクト26は、対応する前記熱風発生装置16
の給気ダクト19に接合され、熱風発生装置16から所
定温度の乾燥用ガスが供給されるようになっている。前
記還流用集合ダクト34は、前後方向に延びる本体部3
4aと、本体部34aと前記吸引室32とを接合する複
数の接合部34bと、本体部34aと前記集合用吸引部
17a,22aとを接合する接合部34c,34dとか
ら構成されている。前記供給用集合ダクト26は、前後
方向に延びる本体部26aと、本体部26aと前記供給
用分岐ダクト25とを接合する複数の接合部26bと、
本体部26aと前記給気ダクト19とを接合する接合部
24cとから構成されている。
【0044】前記供給用集合ダクト26及び前記還流用
集合ダクト34は、生産コスト低減のために、本体部2
6a,34aどうしが一体に形成されることもある。な
お、前記供給用集合ダクト26及び前記還流用集合ダク
ト34は、ノズル箱12の左右方向の寸法が長くなるの
に伴い、ノズル群13と熱風発生装置16との間で循環
するガス量が多量となるときには、ノズル群13及び吸
引室群33の左右両外側に設けることもある。
【0045】次に、本実施形態の乾燥装置31の動作を
説明する。前後方向へ延びるシート走行路RにシートS
を走行させると共に、各熱風発生装置16の循環ファン
17を起動させる。各熱風発生装置16で発生した乾燥
用ガスは、供給用集合ダクト26及び各供給用分岐ダク
ト25を介して各ノズル箱12へ供給されて、ノズル群
13を構成する各ノズル箱12の吹出口12a,12a
から走行中のシートSへ向かって吹き出す。上下のノズ
ル群13,13の各ノズル箱12から吹き出した乾燥用
ガスは、走行中のシートSを浮揚状態で支持して、シー
トSに塗布又は含浸されている被乾燥物を乾燥する。
【0046】前記第1の改良により、各吸引室32は、
集合用吸引部17a(循環ファン17の吸引口)及び2
2a(排気ダクト22の接合口)に還流用集合ダクト3
4を介して連通して吸引状態となり、左右方向の全域に
分散する複数個の吸引口の整流作用により、各還流用空
間14を左右方向の全域で均一な吸引状態にする。な
お、各吸引室32は、内部に整流板35を設けている場
合には、整流板35の整流作用により、この左右方向の
全域に亘ってガスを更に均一に吸引することができるた
め、各還流用空間14を左右方向の全域で更に均一な吸
引状態にすることができる。
【0047】前記各ノズル箱12からシートSへ向かっ
て吹き出して乾燥処理の終えた還流ガスは、均一な吸引
状態の還流用空間14を介して吸引室32へ吸引される
ため、吸引されるときの進行方向や風速のアンバランス
を、左右方向で小さくできる。更に、吸引室32と集合
用吸引部17a,22aとが還流用集合ダクト34を介
して連通するため、各吸引室32から集合用吸引部17
a,22aへ還流する還流ガスの風量については、複数
の吸引室32の間でバランスさせることができる。その
結果、複数の還流用空間14は、通過する還流ガスの進
行方向や風速に関して、各還流用空間14を単独でみて
も、更に前後の還流用空間14を比較してみても、生じ
るアンバランスを小さくできる。この結果、乾燥装置3
1は、走行中のシートSを左右方向の全域で均一に乾燥
させることができると共に、シートSをばたつかせるこ
となくシートの安定走行を確保させることができる。
【0048】前記第2の改良により、乾燥装置31は、
各ノズル群13及び吸引室群33の右外側に供給用集合
ダクト26及び還流用集合ダクト34を設けてあるた
め、ノズル箱12の裏面側に供給用集合ダクト26及び
還流用集合ダクト34を設ける必要がなく、表裏方向に
沿う寸法(すなわち、上下高さ寸法)を短くできる。そ
の結果、乾燥装置31は、設置条件のうち、上下方向寸
法の制限を緩和できる。
【0049】前記乾燥装置31は、上下二組の熱風発生
装置16,16を設けるとこにより、上下のノズル群1
3,13の各々へ供給する乾燥用ガスの温度を個別に調
節できるようになっており、シートSの表裏に吹き付け
る乾燥用ガスに温度差を付けることができるようにして
ある。しかし、シートSの表裏に吹き付ける乾燥ガスに
温度差を付ける必要がないときには、前記乾燥装置31
は、熱風発生装置16を一組とし、一組の熱風発生装置
16から上下のノズル群13,13へ乾燥用ガスを供給
するように構成することもある。この場合、上下の吸引
室群33,33の各吸引室32は、一組の熱風発生装置
16を構成する一台の循環ファン17の吸引口17a及
び排気ダクト22の接合口22aへ連通するようにな
る。
【0050】前記乾燥装置31は、上下二組の熱風発生
装置16,16と、上下二組のノズル群13,13と、
上下二組の吸引室群33,33とを設けて、シートSの
両面にガスを吹き付けることができるようになっている
が、シートSの片面にのみガスを吹き付ける場合には、
ガスを吹き付ける側にのみノズル群13及び吸引室群3
3を設けると共に熱風発生装置16を一組のみとするこ
ともある。
【0051】前記乾燥装置31は、シート走行路Rが水
平に延びるように、水平状態で設置する以外に、シート
走行路Rが傾斜する傾斜状態で設置したり、シート走行
路Rが鉛直となる垂直状態で設置したりすることもあ
る。
【0052】(第3の実施の形態)図9乃至図11は本
発明乾燥装置の第3の実施の形態を示すものであり、図
9は本体ケーシングを省略して示す斜視図、図10は正
面断面図、図11は主要部を示す左側断面図である。
【0053】本実施形態の乾燥装置41は、前後方向へ
延びるシート走行路Rが貫通する本体ケーシング20
と、本体ケーシング20の内部においてシート走行路R
を介して対峙するように上下に設けた上下のノズル群1
3,13と、本体ケーシング20の内部の右側に設けた
一組の熱風発生装置16とを備えている。各ノズル群1
3は、シート走行路Rと対面する表面側に吹出口12
a,12aを開口して左右方向へ延びるノズル箱12の
複数本を前後方向に沿って適宜間隔で設けたものであ
る。各ノズル箱12の前後両側には、ノズル箱12の左
右方向の全域に亘って、左右方向へ延びる還流用空間1
4が形成されている。熱風発生装置16は、循環ファン
17と、ガスバーナ又は熱交換器等からなる加熱装置1
8と、給気ダクト19とを備え、循環ファン17の吸引
口17aへ還流した還流ガスを加熱装置18で所定温度
まで昇温させて給気ダクト19へ供給するようにしてあ
る。
【0054】本実施形態の乾燥装置41は、循環ファン
17の吸引口17aへ連通する新鮮ガス供給ダクト21
と、乾燥処理を終えたガスの一部を排出するための排気
ダクト22とを接合するようにしてある。本体ケーシン
グ20には、新鮮ガス供給ダクト21の接合口21a
と、排気ダクト22の接合口22aが設けられている。
新鮮ガス供給ダクト21及び排気ダクト22は、適所に
風量調節用のダンパー27,28が設けられている。循
環ファン17の吸引口17a及び排気ダクト22の接合
口22aは、各ノズル箱12から吹き出して乾燥処理の
終えた還流ガスを集合させる集合用吸引部となる。
【0055】本実施形態の乾燥装置41は、上下の各ノ
ズル群13の裏面外側に、前後方向へ延びる供給用集合
ダクト46を設け、供給用集合ダクト46と各ノズル箱
12とを連通させてある。上下の供給用集合ダクト46
は、熱風発生装置16の給気ダクト19に接合し、熱風
発生装置16から供給される乾燥用ガスを各ノズル箱1
2へ等分に分配するようにしてある。
【0056】本実施形態の乾燥装置41の改良点は、上
下の各ノズル群13の裏面外側に、還流用空間14の裏
面うち供給用集合ダクト46で覆われていない領域(す
なわち、供給用集合ダクト46の左右外側の領域)を覆
うようにして前後方向へ延びる還流用集合ダクト47を
設け、各還流用空間14と集合用吸引部17a,22a
とを還流用集合ダクト47を介して連通したことであ
る。左右の還流用集合ダクト47は、供給用集合ダクト
46の上下高さの低い箇所を跨ぐ接合ダクト48で接合
されている。
【0057】前記還流用空間14の各々には、整流具4
9を配置してある。整流具49は、前後左右の盲板49
aと、盲板49aに接合して左右方向へ延設する整流板
49bとからなる。整流板49bには、シート走行路R
と対面する表面側に、複数個の吸引口49cが分散して
開口されている。該整流具49は、分散開口する複数個
の吸引口49cにより整流作用が発揮されるため、還流
用空間14を左右方向の全域で均一な吸引状態とするこ
とができる。
【0058】次に、本実施形態の乾燥装置41の動作を
説明する。前後方向へ延びるシート走行路RにシートS
を走行させると共に、熱風発生装置16の循環ファン1
7を起動させる。熱風発生装置16で発生した乾燥用ガ
スは、各供給用集合ダクト46を介して各ノズル箱12
へ供給されて、ノズル群13を構成する各ノズル箱12
の吹出口12a,12aから走行中のシートSへ向かっ
て吹き出す。上下のノズル群13,13の各ノズル箱1
2から吹き出した乾燥用ガスは、走行中のシートSを浮
揚状態で支持して、シートSに塗布又は含浸されている
被乾燥物を乾燥する。
【0059】前記改良により、還流用空間14の各々
は、還流ガスの集合する集合用吸引部17a(循環ファ
ン17の吸引口)及び22a(排気ダクト22の接合
口)に各還流用集合ダクト47を介して連通するため、
吸引状態となる。各ノズル箱12からシート走行路Rを
走行するシートSに供給した乾燥用ガスは、乾燥処理を
終えた後に、該ノズル箱12の前後外側の吸引状態の還
流用空間14,14へ還流し、各還流用空間14を表面
側から裏面側へ通過して還流用集合ダクト47へ吸引さ
れる。各還流用空間14は、還流ガスを表面側から裏面
側へ通過させて還流用集合ダクト47へ吸引させるた
め、この通過する還流ガスの進行方向や風速のアンバラ
ンスを、左右方向で小さくできる。更に、各還流用空間
14と集合用吸引部17a,22aとが還流用集合ダク
ト47を介して連通するため、各還流用空間14から集
合用吸引部17a,22aへ還流する還流ガスの風量に
ついては、複数の還流用空間14の間でバランスさせる
ことができる。その結果、複数の還流用空間14は、通
過する還流ガスの進行方向や風速に関して、各還流用空
間14を単独でみても、更に前後の還流用空間14,1
4を比較してみても、生じるアンバランスを小さくでき
る。この結果、乾燥装置41は、走行中のシートSを左
右方向の全域で均一に乾燥させることができると共に、
シートSをばたつかせることなくシートの安定走行を確
保させることができる。
【0060】前記乾燥装置41は、一組の熱風発生装置
16と、上下二組のノズル群13,13とを設けて、シ
ートSの両面にガスを吹き付けることができるようにな
っているが、各ノズル群12に熱風発生装置16を一組
宛て設けることもあ可能である。
【0061】前記乾燥装置41は、シート走行路Rが水
平に延びるように、水平状態で設置する以外に、シート
走行路Rが傾斜する傾斜状態で設置したり、シート走行
路Rが鉛直となる垂直状態で設置したりすることもあ
る。
【0062】(第4の実施の形態)図14乃至図15は
本発明乾燥装置の第4の実施の形態を示すものであり、
図14は本体ケーシングを省略して示す斜視図、図15
は左側断面図である。
【0063】本実施の形態の乾燥装置51が前記第3の
実施の形態の乾燥装置41(図9〜10参照)と大きく
相違する点は、上下の各ノズル群13の裏面外側に、熱
風発生装置16,16を配置したことである。この相違
点以外の構成は、第3の実施の形態の乾燥装置41と実
質的に同一であり、同一の符合は同一の構成部材等を示
す。
【0064】本実施形態の乾燥装置51の改良点は、上
下の各ノズル群13の裏面外側に、還流用空間14の裏
面うち供給用集合ダクト46で覆われていない領域(す
なわち、供給用集合ダクト46の左右外側の領域)を覆
うようにして前後方向へ延びる還流用集合ダクト47を
設け、各還流用空間14と集合用吸引部17a,22a
とを各還流用集合ダクト47を介して連通したことであ
る。左右の還流用集合ダクト47は、供給用集合ダクト
46の上下高さの低い箇所を跨ぐ接合ダクト48で接合
されている。
【0065】次に、本実施形態の乾燥装置51の動作を
説明する。前後方向へ延びるシート走行路RにシートS
を走行させると共に、上下の各組の熱風発生装置16の
循環ファン17を起動させる。各熱風発生装置16で発
生した乾燥用ガスは、各供給用集合ダクト46を介して
各ノズル箱12へ供給されて、ノズル群13を構成する
各ノズル箱12の吹出口12a,12aから走行中のシ
ートSへ向かって吹き出す。上下のノズル群13,13
の各ノズル箱12から吹き出した乾燥用ガスは、走行中
のシートSを浮揚状態で支持して、シートSに塗布又は
含浸されている被乾燥物を乾燥する。
【0066】前記改良により、上下の還流用空間14の
各々は、還流ガスの集合する集合用吸引部17a(循環
ファン17の吸引口)及び22a(排気ダクト22の接
合口)に各還流用集合ダクト47を介して連通するた
め、吸引状態となる。各ノズル箱12からシート走行路
Rを走行するシートSに供給した乾燥用ガスは、乾燥処
理を終えた後に、該ノズル箱12の前後外側の吸引状態
の還流用空間14,14へ還流し、各還流用空間14を
表面側から裏面側へ通過して還流用集合ダクト47へ吸
引される。各還流用空間14は、還流ガスを表面側から
裏面側へ通過させて還流用集合ダクト47へ吸引させる
ため、この通過する還流ガスの進行方向や風速のアンバ
ランスを、左右方向で小さくできる。更に、上下の各還
流用空間14と集合用吸引部17a,22aとが還流用
集合ダクト47を介して連通するため、各還流用空間1
4から集合用吸引部17a,22aへ還流する還流ガス
の風量については、複数の還流用空間14の間でバラン
スさせることができる。その結果、複数の還流用空間1
4は、通過する還流ガスの進行方向や風速に関して、各
還流用空間14を単独でみても、更に前後の還流用空間
14,14を比較してみても、生じるアンバランスを小
さくできる。この結果、乾燥装置51は、走行中のシー
トSを左右方向の全域で均一に乾燥させることができる
と共に、シートSをばたつかせることなくシートの安定
走行を確保させることができる。
【0067】前記乾燥装置51は、シート走行路Rが水
平に延びるように、水平状態で設置する以外に、シート
走行路Rが傾斜する傾斜状態で設置したり、シート走行
路Rが鉛直となる垂直状態で設置したりすることもあ
る。
【0068】
【発明の効果】請求項1乃至請求項8記載の本発明は、
複数の還流用空間を通過するガスの進行方向や風速のア
ンバランスを、還流用空間の単独は勿論の還流用空間の
相互間でも小さくできるため、シートを左右方向全域で
均一に乾燥させることができると共に、シートをばたつ
かせることなくシートの安定走行を確保させることがで
きる。
【0069】請求項2記載の本発明は、還流用空間を通
過するガスの進行方向や風速を、左右方向の全域で均一
にできるため、シートを左右方向の全域で更に均一に乾
燥させることができると共に、シートをばたつかせるこ
となくシートの安定走行を確保させることができる。
【0070】請求項6記載の本発明は、供給用ダクトと
隣接する吸引室とを一体に扱うことができるため、両者
の取付け作業等を容易に行うことができる。
【0071】請求項3及び請求項7記載の本発明は、乾
燥装置の表裏方向に沿う寸法を短くできるため、乾燥装
置の設置条件を緩和できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明乾燥装置の第1の実施の形態を示す正面
断面図である。
【図2】同実施の形態を示す左側断面図である。
【図3】同実施の形態を示すものであって、本体ケーシ
ングを省略して主要部の上半分を示す斜視図である。
【図4】本発明乾燥装置の第2の実施の形態を示す正面
断面図である。
【図5】図4のV−V線で断面した左側断面図である。
【図6】図4はVI−VI線で断面すると共に部分破断
した左側断面図である。
【図7】図4のVII−VII線で断面して下側のノズ
ル箱、供給用分岐ダクト、吸引室、供給用集合ダクト及
び還流用集合ダクトの関係を示すものであって、ノズル
箱、供給用分岐ダクト及び吸引室の一組を省略して拡大
した左側断面図である。
【図8】同実施の形態を示すものであって、主要部の上
半分を示す斜視図である。
【図9】本発明乾燥装置の第3の実施の形態を示すもの
であって、本体ケーシングを省略して示す斜視図であ
る。
【図10】同実施の形態を示す正面断面図である。
【図11】同実施の形態の主要部を示す左側断面図であ
る。
【図12】本発明乾燥装置の第4の実施の形態を示すも
のであって、本体ケーシングを省略して示す斜視図であ
る。
【図13】同実施の形態を示す左側断面図である。
【図14】従来のシート用乾燥装置を示す斜視図であ
る。
【図15】従来のシート用乾燥装置を示す正面断面図で
ある。
【符号の説明】
R…シート走行路、12…ノズル箱、12a…吹出口、
13…ノズル群、14…還流用空間、17a,22a…
集合用吸引部、23…吸引箱、23a…吸引口、24…
還流用ダクト、25…供給用分岐ダクト、26…供給用
集合ダクト、32…吸引室、34…還流用集合ダクト、
46…供給用集合ダクト、47…還流用集合ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F103 AA01 AA03 AA05 BC01 BC05 BC10 BC11 3L113 AA02 AB02 AC04 AC28 AC45 AC46 AC48 AC49 AC54 AC56 AC76 BA28 BA30 DA07 DA24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後方向へ延びるシート走行路と、該シー
    ト走行路に乾燥用ガスを供給するための吹出口を開口し
    て、該シート走行路を横断する左右方向へ延びる複数本
    のノズル箱を、前後方向に沿って並列に配置したノズル
    群と、該ノズル箱の前後外側に形成され、左右方向へ延
    びると共に前記シート走行路側である表面側から前記シ
    ート走行路側と反対側の裏面側へ貫通する還流用空間
    と、乾燥処理を終えた還流ガスが集合する集合用吸引部
    と、を備えたシート用乾燥装置において、前記ノズル群
    の裏面外側に、前記シート走行路と対面する表面側に複
    数個の吸引口を分散させて開口した吸引箱を設け、該吸
    引箱と前記集合用吸引部とを還流用ダクトを介して連通
    したことを特徴とするシート用乾燥装置。
  2. 【請求項2】前記還流用空間の左右方向に沿う全域を表
    面側から裏面側へ貫通させ、前記還流用空間の左右方向
    に沿う全域に前記吸引箱の吸引口を臨ませた請求項1記
    載のシート用乾燥装置。
  3. 【請求項3】前記ノズル群の左右外側の一方又は両方
    に、供給用集合ダクト及び前記還流用ダクトを設け、該
    供給用集合ダクトに前記ノズル箱を連通し、該還流用ダ
    クトに前記吸引箱を連通した請求項1又は2記載のシー
    ト用乾燥装置。
  4. 【請求項4】前後方向へ延びるシート走行路と、該シー
    ト走行路に乾燥用ガスを供給するための吹出口を開口し
    て、該シート走行路を横断する左右方向へ延びる複数本
    のノズル箱を、前後方向に沿って並列に配置したノズル
    群と、該ノズル箱の前後外側に形成されて左右方向へ延
    びる還流用空間と、乾燥処理を終えた還流ガスが集合す
    る集合用吸引部と、を備えたシート用乾燥装置におい
    て、前記還流用空間の各々が、前記シート走行路と対面
    する表面側に複数個の吸引口を分散して開口した吸引室
    で形成され、これら吸引室と前記集合用吸引部とを還流
    用集合ダクトを介して連通したことを特徴とするシート
    用乾燥装置。
  5. 【請求項5】前後方向へ延びるシート走行路と、該シー
    ト走行路に乾燥用ガスを供給するための吹出口を表面側
    に開口して、該シート走行路を横断する左右方向へ延び
    る複数本のノズル箱を、前後方向に沿って並列に配置し
    たノズル群と、該ノズル箱の前後外側に形成されて左右
    方向へ延びる還流用空間と、乾燥処理を終えた還流ガス
    が集合する集合用吸引部と、を備えたシート用乾燥装置
    において、前記各ノズル箱の裏面外側に、該ノズル箱と
    連通して左右方向へ延びる供給用分岐ダクトを設け、該
    供給用分岐ダクトの前後外側に、前記シート走行路と対
    面する表面側に複数個の吸引口を分散して開口した左右
    方向へ延びる吸引室を設け、これら吸引室と前記集合用
    吸引部とを還流用集合ダクトを介して連通したことを特
    徴とするシート用乾燥装置。
  6. 【請求項6】前記任意の供給用分岐ダクトと、該任意の
    供給用分岐ダクトに隣接する前記吸引室とが一体に形成
    された請求項5記載のシート用乾燥装置。
  7. 【請求項7】 前記ノズル群の左右外側の一方又は両方
    に、供給用集合ダクト及び前記還流用集合ダクトを設
    け、該供給用集合ダクトに前記供給用分岐ダクトを連通
    し、該還流用集合ダクトに前記吸引室を連通した請求項
    5又は6記載のシート用乾燥装置。
  8. 【請求項8】前後方向へ延びるシート走行路と、該シー
    ト走行路に乾燥用ガスを供給するための吹出口を表面側
    に開口して、該シート走行路を横断する左右方向へ延び
    る複数本のノズル箱を、前後方向に沿って並列に配置し
    たノズル群と、該ノズル箱の前後外側に形成されて左右
    方向へ延びる還流用空間と、該ノズル群の裏面外側に設
    けられ、各ノズル箱と連通して左右方向へ延びる供給用
    集合ダクトと、乾燥処理を終えた還流ガスが集合する集
    合用吸引部と、を備えたシート用乾燥装置において、前
    記ノズル群の裏面外側に、前記還流用空間の裏面うち前
    記供給用集合ダクトで覆われていない領域と連通するよ
    うに覆って前後方向へ延びる還流用集合ダクトを設け、
    前記還流用空間と前記集合用吸引部とを該還流用集合ダ
    クトを介して連通したことを特徴とするシート用乾燥装
    置。
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