JP3029287U - 気流案内装置 - Google Patents

気流案内装置

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JP3029287U
JP3029287U JP1996001979U JP197996U JP3029287U JP 3029287 U JP3029287 U JP 3029287U JP 1996001979 U JP1996001979 U JP 1996001979U JP 197996 U JP197996 U JP 197996U JP 3029287 U JP3029287 U JP 3029287U
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airflow
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airflow guide
guide device
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國 正 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は気流案内装置に関する。前記気流案
内装置は、気流を一定の方向へ流れるように導き、羽根
車構造と、気流案内手段と、を含む。 【解決手段】 前記羽根車構造の回転により、気流が前
記気流案内装置の中に導入され、かつ導入された気流を
一定の方向に沿って前進させる。前記気流案内手段は気
流の進行パス上に設けられ、気流の流れパターンが前記
気流案内手段によって変化する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は気流案内装置に関する。特に、空気の流通が必要な場合、例えば、コ ンピューター、複写機、プリンターなどに利用できる。
【0002】
【従来の技術】
従来技術の気流案内装置において、その送風器が気流の入る方式の違いによっ て片側入気式送風器及び両側入気式送風器に分けられている。 片側入気式送風器につき、前記羽根車構造10は片側均一分布式羽根車構造( 図1を参照)であり、全ての羽根101が固定面102の片方に設けられる。前 記固定面102がモーター12に駆動されることによって、前記羽根車構造10 は回転する。図7はその回転による気流の流れパターンを示す。前記片側均一分 布式羽根車構造10は主に三つの欠点がある。1.その風圧を上げるのに、羽根 車構造の羽根の数を増やさなければならない。しかし、気流案内装置全体のサイ ズが限られているので、その羽根の数をあまり増やせない。よって大幅に風圧を 上げることがありえない。2.羽根車構造10における羽根の数が限られている ので、羽根車構造の回転による騒音が低い周波数に集中する(図5を参照)。3 .一般の片側入気式送風器は、モーター12及び入気口のサイズが限られている 為、その気流の流れが一部阻まれ、送風器に入る気流が羽根車の底面71に到達 しきれない。従って、羽根の効能が十分に発揮できなく、羽根車の底面71にお いて流れの死角が存在する(図7を参照)。
【0003】 図2は両側入気式送風器の羽根の構造を示す。その両側の羽根が折り交ざるよ うに分布する(図2を参照)。この構造20(両側インターレス分布式羽根車構 造と称する)により、羽根201の数が倍増する。故に、図1の前記片側均一分 布式羽根車構造10より高い風圧が得られる。しかし、前記両側インターレス分 布式羽根車構造20は分離面21を有する為、送風器の両側に入る気流が相互に 独立した流れパターンになる(図9を参照)。従って、前記両側インターレス分 布式羽根車構造20が両側入気式送風器しか適用できない。実際に前記両側イン ターレス分布式羽根車構造20を使用するとき、気流が両側から入り、かつ一般 に両側の抵抗が同一でない為、一部の羽根が完全に機能を発揮できない(図9( b)及び図9(c)を参照)。従って、実際の応用では、従来の両側入気式送風 器ではとても予想の風圧が得られない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述の問題点に鑑み、本考案の第一の目的は、片側入気式及び両側入気式両方 適用でき、かつ比較的高い風圧を供給できる気流案内装置を提供する。 本考案の第二の目的は、流れパターンにおける死角を減らすことにより、更に 気流案内装置の効率を高める。
【0005】 本考案の第三の目的は、気流案内装置の羽根車構造が回転することによる騒音 を低減させる。 本考案の第四の目的は、羽根車構造のサイズを増やさないまま、比較的高い風 圧を供給できる気流案内装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案による気流案内装置は主に、羽根車構造及び気流案内手段を含む。前記 羽根車構造の回転により、周りの気流が一定の方向に沿って導入される。前記気 流案内手段が気流の進行パス上で設けられ、前記気流案内手段の誘導によって気 流の流れパターンが変化する。
【0007】 前記羽根車構造は円状構造をなし、その上では複数の羽根が設けられる。なお 、前記羽根車構造がモーターに駆動されて回転する。 また、前記羽根車構造は一つ又は複数の羽根環を備え、前記複数の羽根が前記 一つ又は複数の羽根環で設けられる。 また、前記気流案内手段は条板の形状をなし、羽根車構造とモーターとをつな ぎ、その表面は平面、曲面又は斜面である。
【0008】 また、前記気流案内手段は条板の代わり、羽根車構造とモーターとをつなぎ、 穴が付いている面板である。 なお、以上述べた気流案内装置が片側入気式の場合も、両側入気式の場合も使 用できる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。 図3は本考案による気流案内装置の好適な実施例を示す。本考案による気流案 内装置は、羽根車構造31と、気流案内手段32とを含む。前記羽根車構造31 は、複数の羽根車構造311と、羽根環312と、を有し、かつ前記複数の羽根 車構造311は前記羽根環312の両側で分布する。本実施例において、両側で の羽根の分布はインターレス式(この羽根車構造は両側インターレス分布式羽根 車と称する)である。前記両側インターレス分布式羽根車につき、全体のサイズ が同一である片側均一分布式羽根車構造に比べれば、その羽根の数が倍増になる ため、比較的高い風圧が得られる。なお、前記気流案内手段32が本実施例では 条板の形状をなし、前記羽根車構造31とモーター12とをつなぐ。前記条板の 表面につき、いろいろな変形が可能であり、例えば、平面、曲面又は斜面。また 、前記気流案内手段32が条板の代わり、前記羽根車構造31と前記モーター1 2とをつなぐ面板でも良い(図示せず)。但し、両側から入る気流が独立した流 れパターンであることを避けるため、前記面板には穴が付いている。前述の気流 案内手段32により、両側から入る気流が一体になる(図9に示す如し)。
【0010】 また、図11に示すように、本考案による気流案内装置には二つの羽根環31 2を備え、その羽根車構造における羽根車構造311が3層に分けることも可能 である。勿論、三つ以上の羽根環312を備える気流案内装置が自明の変形であ る。結果的に羽根の数が更に増えるため、もっと高い風圧を得ることが予想でき る。
【0011】 以上をまとめて、気流が片側及び両側から入る場合に分けて、本考案による気 流案内装置は従来技術と構造上の違い、また本考案による気流案内装置が従来技 術より優れたところ、を説明する。 一.気流が片側から入る場合について 本考案による気流案内装置(図3及び図11を参照)を従来技術の片側入気式 送風器(図1を参照)に比べれば、独特な羽根車構造31(インターレス分布式 )及び気流案内手段32を率先使用する。
【0012】 前述の構造上の違いにより、その生じる騒音が実験の結果で説明する。図5は 、従来の片側入気式送風器(図1を参照)が回転するとき生じる騒音を示す。一 方、図6は、片側入気式の場合において、図3の気流案内装置が回転するとき生 じる騒音を示す。騒音が人間に対する影響を評価する場合、普通はその二乗根平 均値を計算する。図5における騒音の二乗根平均値が明らかに図6より大きい。 従って、本考案による気流案内装置に係る騒音の人間に対する影響は従来技術よ り小さい。また、図11の構造を用いれば、その係る騒音が更に低減される。
【0013】 図7は従来の片側入気式送風器(図1を参照)が生じる流れパターンを示す。 一方、図8は、片側入気式の場合において、図3の気流案内装置が生じる流れパ ターンを示す。ここでは矢印の付いているラインは気流の流線を表わし、ライン の密なところは気流の強度が高い。図7において、気流が完全に羽根車の底面7 1に到達できないため、その部分が死角になる。一方、本考案が気流案内手段3 2を備えるため、図8において、その羽根車の底面に気流の到達率がかなり向上 される。従って、気流案内装置としての効率が高められる。 二.気流が両側から入る場合について 前述したように、従来技術の両側入気式送風器(図2を参照)について、その 両側の抵抗が同一でなく、また両側から入る気流が独立した流れパターンである ため、一部の羽根が完全に機能を発揮できない。以下には三つの場合に分けて従 来技術の両側入気式送風器を本考案(図3を参照)と比べる。1.両側(上側と 下側)から入る気流は全く障害物がない。2.片側(下側)では障害物があり、 その側では気流の進行が一部邪魔される。3.片側(下側)では全く障害物に妨 げられる。
【0014】 図9(a),図9(b),及び図9(c)はそれぞれ、従来技術の両側入気式 送風器が上述の1,2,及び3の場合での流れパターンを示す。一方、図10( a),図10(b),及び図10(c)はそれぞれ、本考案が上述の1,2,及 び3の場合での流れパターンを示す。1の場合では、両者における気流の流れパ ターンは大体同様である。しかし、2及び3の場合なら、本考案は明らかに従来 技術の両側入気式送風器より優れている。例えば、図9(c)を図10(c)と 比べれば、図9(c)には、下側はほとんど気流が流通しない。逆に、本考案は 気流案内手段32を備えるため、両側から入る気流が流通し合い、よって図10 (c)には、下側でも気流が順調に進行できる。
【0015】 以上では本考案の好適な実施例について説明したが、これに限定されるもので はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。これ らの変形実施は本考案の範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の送風器における片側均一分布式羽根車構
造を示す。
【図2】従来の送風器における両側インターレス分布式
羽根車構造を示す。
【図3】本考案の好適な実施例を示す。
【図4】図3の気流案内手段の拡大図である。
【図5】従来の片側入気式送風器が回転するとき生じる
騒音を示す。
【図6】片側入気式の場合において、図3の実施例によ
る気流案内装置が回転するときに生じる騒音を示す。
【図7】従来の片側入気式送風器が生じる騒音を示す。
【図8】片側入気式の場合において、図3の実施例によ
る気流案内装置が生じる流れパターンを示す。
【図9】(a),(b),(c)はそれぞれ、従来技術
の両側入気式送風器が三つの場合での流れパターンを示
す。
【図10】(a),(b),(c)はそれぞれ、本考案
が三つの場合での流れパターンを示す。
【図11】本考案の他の好適な実施例を示す。
【符号の説明】
10 羽根車構造 12 モーター 20 両側インターレス分布式羽根車構造 21 分離面 31 羽根車構造 32 気流案内手段 71 羽根車の底面 101 羽根 102 固定面 201 羽根 311 羽根 312 羽根環

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転することにより、気流が中に導入さ
    れ、かつ導入された気流を一定の方向に沿って前進させ
    る羽根車構造と、 気流の進行パス上に設けられ、気流の流れパターンを変
    化させる気流案内手段と、を含み、気流を一定の方向へ
    流れるように導く気流案内装置。
  2. 【請求項2】 前記羽根車構造は円状構造をなし、その
    上では複数の羽根が設けられ、かつ前記羽根車構造がモ
    ーターに駆動されて回転することを特徴とする請求項1
    記載の気流案内装置。
  3. 【請求項3】 前記羽根車構造は一つ又は複数の羽根環
    を備え、前記複数の羽根が前記一つ又は複数の羽根環で
    設けられることを特徴とする請求項2記載の気流案内装
    置。
  4. 【請求項4】 前記気流案内手段は条板の形状をなし、
    羽根車構造とモーターとをつなぎ、その表面は平面、曲
    面又は斜面であることを特徴とする請求項3記載の気流
    案内装置。
  5. 【請求項5】 前記気流案内手段は、羽根車構造とモー
    ターとをつなぎ、穴が付いている面板であることを特徴
    とする請求項3記載の気流案内装置。
JP1996001979U 1996-03-21 1996-03-21 気流案内装置 Expired - Lifetime JP3029287U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012177378A (ja) * 2012-06-20 2012-09-13 Toshiba Home Technology Corp 送風装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012177378A (ja) * 2012-06-20 2012-09-13 Toshiba Home Technology Corp 送風装置

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