JP3391319B2 - 遠心ファン及び該遠心ファンを備えた空気調和機 - Google Patents

遠心ファン及び該遠心ファンを備えた空気調和機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、遠心ファン及び
該遠心ファンを備えた空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6には、従来一般的な遠心ファン50
の要部を示している。この遠心ファン50は、モータ5
6に連結されて回転駆動されるハブ51の外周部と、そ
の中央部に吸込口54を備え且つ上記ハブ51に対して
所定間隔をもって対向配置されるシュラウド52の外周
部との間に、湾曲板状形態をもつ複数枚の羽根53,5
3,・・を、上記ハブ51及びシュラウド52の周方向
に所定間隔で配置して構成される。そして、この遠心フ
ァン50においては、これがモータ56によって回転駆
動されることで、上記吸込口54から吸い込まれる空気
は、同図に流線Aで示すように、上記羽根53にその前
縁53a側から流入してその後縁53b側へ流れ、該遠
心ファン50の外周面に開口する吹出口55から径方向
外方へ向けて吹き出される。
【0003】ところで、このような従来の遠心ファン5
0においては、同図に示すように、上記羽根53の前縁
53aを、その稜線がハブ側端縁53cから遠心ファン
50の軸方向に略平行に延びる直線部53a1と、シュ
ラウド側端縁53d寄りに位置し且つその稜線が斜めに
傾斜する傾斜部53a2とで構成している。従って、上
記直線部53a1と傾斜部53a2との境界部には角部5
3eが形成されるが、この角部53eは、上記羽根53
に流入する空気流に縦渦57を生成させ、この縦渦のも
つエネルギーを上記羽根53のシュラウド側端縁53d
寄りの負圧面における境界層に供給することで、該境界
層における空気の剥離現象を抑制して送風騒音の低減と
送風効率の向上に寄与するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6に流線
Aで示すように、遠心ファン50における空気流の主流
は上記羽根53の上記角部53eよりも上記ハブ側端縁
53c寄りに偏って流れる。このため、上記角部53e
による剥離抑制効果は、主として上記吸込口54とその
内側に略同軸状に配置されるベルマウス(図示省略)と
の間の環状隙間を通って吹き出し側空間から上記羽根5
3のシュラウド側端縁53d寄り部位に流入する漏れ流
れに起因する空気流の剥離に対してこれを抑制する如く
作用するものの、上記羽根53の直線部53a1の略中
央部を流れる空気流の主流部分に対してはほとんど有効
に作用しない。
【0005】この場合、上記傾斜部53a2を大きくし
て上記角部53eを上記ハブ側端縁53c寄りに設定し
て該角部53eによる剥離抑制効果を主流部分に作用さ
せることも考えられるが、このように上記傾斜部53a
2を大きくすると、それだけ上記羽根53の翼面積が減
少し、該羽根53全体としての送風効率が低下すること
になるため、得策ではない。
【0006】このため、従来より、上記傾斜部53a2
は、上記吸込口54の口縁部と該吸込口54に設けられ
るベルマウス(図示省略)との間の隙間からの吹き出し
側空気の漏れ流れにより剥離が生じ易い上記シュラウド
側端縁53d寄りの比較的限られた部位のみに設けて該
部分における上記角部53eによる効果を期待するのが
通例であった。
【0007】従って、従来の遠心ファン50において
は、上記羽根53の前縁53aの中央近傍から流入して
上記ハブ側端縁53c寄りに偏って流れる主流において
は依然として空気流の剥離現象が残存し、遠心ファン5
0全体としてみた場合、その送風騒音及び送風効率とい
う点において改善の余地がある。
【0008】そこで本願発明では、低騒音で且つ高い静
圧性能をもつ遠心ファン、及び該遠心ファンを備えた空
気調和機を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0010】本願の第1の発明では、回転駆動されるハ
ブ2の外周部に羽根4を立設状態で固定配置するととも
に、中央部に吸込口5を備えたシュラウド3を、上記ハ
ブ2との間に上記羽根4を挟んだ状態で対向配置してな
る遠心ファンにおいて、上記羽根4の前縁4aは、その
稜線方向が上記遠心ファン1の軸方向に略平行とされる
とともにその稜線位置が上記羽根4の略中心線方向に順
次偏位する複数の直線部4a1,4a2とこれら相互間を
接続する接続部4a3とを備えるとともに、該複数の直
線部4a1,4a2と上記接続部4a3との境界部位がそ
れぞれ角部11,12とされており、さらに上記各直線
部4a1,4a2相互間においては、上記ハブ2寄りの直
線部4a1の前縁位置が上記シュラウド3寄りの直線部
4a2の前縁位置よりも上記中心線方向の前方側へ偏位
しているとともに、上記接続部4a3が、上記ハブ2寄
りの直線部4a1から上記シュラウド3寄りの直線部4
2に向かうに伴って上記シュラウド3に接近するよう
な傾斜面とされていることを特徴としている。
【0011】本願の第2の発明では、ケーシング31内
に遠心ファン1と熱交換器32とを配置して構成される
空気調和機において、上記遠心ファン1として、上記第
1の発明に係る遠心ファンを適用したことを特徴として
いる。
【0012】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
【0013】 本願の第1の発明にかかる遠心ファン
によれば、上記羽根4の前縁4aを、その稜線方向が上
記遠心ファン1の軸方向に略平行とされるとともにその
稜線位置が上記羽根4の略中心線方向に順次偏位する複
数の直線部4a1,4a2とこれら相互間を接続する接続
部4a3とで構成し、該複数の直線部4a1,4a2と上
記接続部4a3との境界部位をそれぞれ角部11,12
としているので、上記羽根4の前縁4aの上記複数の直
線部4a1,4a2側に流入する空気流は、上記各角部1
1,12への衝突によってその流れが乱され、該羽根4
の負圧面の表面上には、上記前縁4a側から後縁4b側
に向かうに従って次第に成長する縦渦21,22が生成
され、この縦渦のエネルギーが該負圧面における空気の
境界層に供給され該境界層の成長が抑制されることで、
該負圧面での空気の剥離現象が可及的に防止され、この
結果、送風騒音が低減されるとともに羽根4全体として
の送風効率が高められ、低騒音で且つ高効率の遠心ファ
ンを提供することができることになる。
【0014】また、上記各直線部4a1,4a2相互間に
おいて、上記ハブ2寄りの直線部4a1の前縁位置を上
記シュラウド3寄りの直線部4a2の前縁位置よりも上
記中心線方向の前方側へ偏位させているので、上記前縁
4aにおける上記各角部11,12が、吸込口5から吹
出口6に向かって湾曲状に流れる空気流に確実に対向す
ることとなり、該各角部11,12による縦渦21,2
2の生成がより確実となるものである。
【0015】さらに、上記接続部4a3を、上記ハブ2
寄りの直線部4a1から上記シュラウド3寄りの直線部
4a2に向かうに伴って上記シュラウド3に接近するよ
うな傾斜面としているので、上記接続部4a3の両端に
位置する上記各角部11,12が空気流の流線に直交す
る方向において離間しこれらの重合度合いが小さくな
る。この結果、上記羽根4の負圧面には、上記各角部1
1,12のそれぞれにおいて発生する縦渦21,22の
重合によって、比較的広い幅をもつ合成縦渦が生成さ
れ、該合成縦渦による空気流の剥離抑制効果が上記負圧
面の広い範囲で実現され、遠心ファン1の送風騒音の低
減及び送風効率の向上がより一層促進されることにな
る。
【0016】 本願の第2の発明にかかる空気調和機
によれば、ケーシング31内に遠心ファン1と熱交換器
32とを配置して構成されるものにおいて、上記遠心フ
ァン1として、上記第1の発明にかかる遠心ファンを適
用しているので、該遠心ファンの特性に基づき、静粛運
転性と高い空調性能とを兼ね備えた空気調和機が得られ
るものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明にかかる遠心ファ
ン及び空気調和機を好適な実施形態に基づいて具体的に
説明する。
【0018】A:遠心ファン図1及び図2 には、本願発明の実施形態にかかる遠心フ
ァン1を示している。この実施形態の遠心ファン1は、
その中央部にモーター7が連結され該モーター7によっ
て回転駆動されるハブ2と、その中央部に吸込口5を備
え且つ上記ハブ2に対して所定間隔をもって同軸状に対
向配置されるシュラウド3と、上記ハブ2の内面とシュ
ラウド3の内面との間に跨がって立設状態で配置される
複数枚の羽根4,4,・・とを備えて構成される。ま
た、上記ハブ2とシュラウド3の外周部で且つ上記各羽
根4,4,・・間位置には、吹出口6が形成されてい
る。
【0019】上記羽根4は、本願発明の要旨をなすもの
であって、図1〜図3に示すように、その前縁4aから
後縁4bに向かって滑らかに湾曲する湾曲板状の基本形
態をもつものであって、適宜の樹脂材により一体形成さ
れている。
【0020】そして、この羽根4においては、その前縁
4aを、次述する第1直線部4a1と第2直線部4a2
接続部4a3及び傾斜部4a4とで構成している。
【0021】上記第1直線部4a1は、上記羽根4のハ
ブ側端縁4c寄りに位置し且つその稜線が上記遠心ファ
ン1の軸方向に略平行に延びる直線状とされている。
【0022】上記第2直線部4a2は、上記第1直線部
4a1のシュラウド寄り端部に位置し且つその稜線が上
記遠心ファン1の軸方向に略平行に延びる直線状とされ
ている。また、この第2直線部4a2は、その前縁位置
を上記第1直線部4a1の前縁位置よりも上記羽根4の
中心線方向後方側へ偏位させている。従って、この第1
直線部4a1のシュラウド側端部と上記第2直線部4a2
のハブ側端部との間にはこれら両者を接続する接続部4
3が形成される。この場合、この実施形態において
は、この接続部4a3を、上記ハブ2寄りの直線部4a1
から上記シュラウド3寄りの直線部4a2に向かうに伴
って該シュラウド3に接近するような傾斜面とし、該接
続部4a3と上記第1直線部4a1の端部との境界部に角
部11を、該接続部4a3と上記第2直線部4a2の端部
との境界部に角部12を、それぞれ設けている。尚、上
記接続部4a3は、上記羽根4の前縁4aにおける高さ
方向の略中央に位置するようにその形成位置が設定され
ている。
【0023】上記傾斜部4a4は、その稜線を、上記羽
根4のハブ側端縁4dから上記第2直線部4a2のハブ
側端部に向けて傾斜させたものであって、該第2直線部
4a2の端部との境界部を角部13としている。
【0024】このように構成された羽根4,4,・・を
備えた遠心ファン1においては、次に述べるような特有
の作用効果が得られるものである。
【0025】即ち、この実施形態の遠心ファン1におい
ては、上記羽根4の前縁4aを、その稜線方向が上記遠
心ファン1の軸方向に略平行とされるとともにその稜線
位置が上記羽根4の略中心線方向に順次偏位する二つの
直線部4a1,4a2とこれら相互間を接続する接続部4
3と、シュラウド側端縁4d寄りに位置する傾斜部4
4とで構成し、該各直線部4a1,4a2と上記接続部
4a3との境界部位をそれぞれ角部11,12とし、ま
た上記第2直線部4a2と傾斜部4a4との境界部位を角
部13としている。
【0026】このため、上記遠心ファン1が上記モータ
7により回転駆動されると、上記吸込口5から吸い込ま
れた空気の主流は、図4に流線A1で示すように、上記
羽根4の前縁4aに対してその接続部4a3近傍から流
入し、その後縁4b側から上記吹出口6に吹き出され
る。この空気流が上記接続部4a3の両端に位置する上
記各角部11,12に衝突することでその流れが乱さ
れ、図5に示すように、該羽根4の負圧面の表面上に
は、上記前縁4a側の上記各角部11,12からそれぞ
れ後縁4b側に向かうに従って次第に成長する二つの縦
渦21,22がそれぞれ生成される。
【0027】この場合、上記接続部4a3が上記ハブ2
寄りの直線部4a1から上記シュラウド3寄りの直線部
4a2に向かうに伴って上記シュラウド3に接近するよ
うな傾斜面とされているので、上記接続部4a3の両端
に位置する上記各角部11,12が空気流の流線に直交
する方向において適宜離間しこれらの重合度合いが、上
記第1の実施形態のように該接続部4a3を上記遠心フ
ァン1の軸方向に直交する面に略平行な平面とする場合
に比して、小さくなる。この結果、上記羽根4の負圧面
には、上記各角部11,12のそれぞれにおいて発生す
る縦渦21,22の重合によって、比較的広い幅をもつ
合成縦渦が生成されることから、該合成縦渦による空気
流の剥離抑制効果が上記負圧面の広い範囲で実現され、
遠心ファン1の送風騒音の低減及び送風効率の向上がよ
り一層促進されることになる。
【0028】また、この場合、上記各直線部4a1,4
2相互間においては、上記ハブ2寄りの直線部4a1
前縁位置を上記シュラウド3寄りの直線部4a2の前縁
位置よりも上記中心線方向の前方側へ偏位させているの
で、上記前縁4aにおける上記各角部11,12が、吸
込口5から吹出口6に向かって湾曲状に流れる空気流に
確実に対向することとなり、該各角部11,12による
縦渦21,22の生成がより確実となり、上記効果がさ
らに促進されることになる。
【0029】一方、図2に流線A2で示すように、上記
吸込口5から吸い込まれた後、上記羽根4のシュラウド
側端縁4d寄りに流入する空気流は、上記第2直線部4
2と傾斜部4a4との間の角部13に衝突することで、
図3に示すように、該角部13から後縁4b側に向けて
次第に成長しながら流れる縦渦23を生成する。この縦
渦23によって上記羽根4の負圧面のうち上記シュラウ
ド側端縁4d寄り部位において発生する空気の剥離が抑
制される。この場合、上記羽根4のシュラウド側端縁4
d寄り部位は、吸込口5とベルマウス(図示省略)との
間を通って吹き出し側空間から流入する漏れ流れによっ
て剥離が生じ易い領域であることから、上記縦渦23に
よる効果は大きい。
【0030】このように、上記各縦渦21〜23それぞ
れによる剥離抑制の相乗効果によって、上記遠心ファン
1においては、送風騒音が少なく且つ効率の良い送風性
能が実現されるものである。
【0031】尚、上記実施形態においては、上記羽根4
の前縁4aに二つの直線部4a1,4a2を設けたものを
一例として示しているが、本願発明はかかる構成に限定
されるものではなく、例えば上記羽根4の前縁4aに二
以上の直線部を設けることもできることは勿論である。
【0032】B:空気調和機 図4には、本願発明にかかる遠心ファンを備えて構成さ
れた空気調和機の一例として、上記実施形態にかかる遠
心ファン1を備えた空気調和機Zを示している。この空
気調和機Zは、天井35に埋め込み配置されるセパレー
ト型空気調和機の室内機であって、ケーシング31内の
略中央部に上記遠心ファン1をその吸込口5を下方に向
けて配置するとともに、該遠心ファン1の外周側にその
吹出口6に対向するようにして熱交換器32を配置して
構成される。そして、上記遠心ファン1の運転により、
上記ケーシング31の下面31aの中央部に設けた吸込
口33から吸入した室内空気を、上記熱交換器32にお
いて熱交換して温風あるいは冷風とした後、該下面31
aの外周部に設けた吹出口34から室内へ吹き出すよう
になっている。
【0033】この空気調和機Zにおいては、遠心ファン
として、本願発明にかかる遠心ファン1を備えること
で、上記実施形態において説明した如き上記遠心ファン
1の特性、即ち、送風騒音が低く且つ高い送風効率が得
られるという特性に基づき、静粛運転性と高い空調性能
とを兼ね備えた空気調和機が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態にかかる遠心ファンの平面
図である。
【図2】図1のII−II要部拡大断面図である。
【図3】図2に示した遠心ファンの羽根の拡大斜視図で
ある。
【図4】本願発明にかかる空気調和機の断面図である。
【図5】遠心ファンの「風量−送風音・静圧」特性図で
ある。
【図6】従来の遠心ファンの要部断面図である。
【符号の説明】
1は遠心ファン、2はハブ、3はシュラウド、4は羽
根、5は吸込口、6は吹出口、7はモーター、11〜1
3は角部、21〜23は縦渦、31はケーシング、32
は熱交換器、33は吸込口、34は吹出口、35は天井
である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動されるハブ(2)の外周部に羽
    根(4)を立設状態で固定配置するとともに、中央部に
    吸込口(5)を備えたシュラウド(3)を、上記ハブ
    (2)との間に上記羽根(4)を挟んだ状態で対向配置
    してなる遠心ファンであって、 上記羽根(4)の前縁(4a)は、その稜線方向が上記
    遠心ファン(1)の軸方向に略平行とされるとともにそ
    の稜線位置が上記羽根(4)の略中心線方向に順次偏位
    する複数の直線部(4a1),(4a2)とこれら相互間
    を接続する接続部(4a3)とを備えるとともに、該複
    数の直線部(4a1),(4a2)と上記接続部(4
    3)との境界部位がそれぞれ角部(11),(12)
    とされており、 さらに上記各直線部(4a1),(4
    2)相互間においては、上記ハブ(2)寄りの直線部
    (4a1)の前縁位置が上記シュラウド(3)寄りの直
    線部(4a2)の前縁位置よりも上記中心線方向の前方
    側へ偏位しているとともに、 上記接続部(4a3)が、上記ハブ(2)寄りの直線部
    (4a1)から上記シュラウド(3)寄りの直線部(4
    2)に向かうに伴って上記シュラウド(3)に接近す
    るような傾斜面とされていることを特徴とする遠心ファ
    ン。
  2. 【請求項2】 ケーシング(31)内に遠心ファン
    (1)と熱交換器(32)とを配置して構成される空気
    調和機であって、 上記遠心ファン(1)として、請求項1に記載の遠心フ
    ァンが適用されていることを特徴とする空気調和機。
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