JP2001234888A - 送風機 - Google Patents

送風機

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JP2001234888A
JP2001234888A JP2000049758A JP2000049758A JP2001234888A JP 2001234888 A JP2001234888 A JP 2001234888A JP 2000049758 A JP2000049758 A JP 2000049758A JP 2000049758 A JP2000049758 A JP 2000049758A JP 2001234888 A JP2001234888 A JP 2001234888A
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blade
blower
taper
impeller
blades
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Masami Taniguchi
雅巳 谷口
Fumio Kondo
文男 近藤
Atsushi Suzuki
敦 鈴木
Masahito Shimoji
雅人 下地
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低騒音でかつ大量生産が可能なため生産コスト
が安い送風機を得る。 【解決手段】ブレード4の内径側に、主板5側の弦長が
長くなるようテーパを形成し、かつそのテーパを形成し
た縁に型抜きが可能な角度で複数個の切り込み1を施し
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調機や種々の機
械等に使用される遠心式またはクロスフロー式の送風機
に関する。
【0002】
【従来の技術】[第1の従来例]図7(a)及び(b)
は、第1の従来例(特開平9−126190号公報に開
示されている技術)である遠心式送風機を説明するため
の平面図及び部分斜視図である。
【0003】図7に示す従来例の遠心式送風機では、例
えばインペラ(回転体)に円周方向に複数個配列される
ブレード(翼)24の各々の後縁部表面に所定の厚さ、
高さおよび長さのリブ27を複数個ブレード24のスパ
ン方向に所定間隔をあけて設けている。
【0004】各ブレード24に設けた複数のリブ27
は、各ブレード24の表面の速度境界層内で発生する広
帯域音源となる渦の発生を抑え、空力騒音の低騒音化を
可能にしていた。
【0005】[第2の従来例]図8及び図9は、第2の
従来例(特開平3−210094号公報に開示されてい
る技術の異なる例)であるクロスフロー式(水平層流
式)の送風機を説明するための部分斜視図である。
【0006】クロスフロー式送風機も遠心式送風機と同
様にケーシングの中でインペラを回転させることによ
り、吸込み側から吹出し側へ空気流を生じさせるもので
ある。ここにおいて、従来例のクロスフロー式送風機で
は、例えば図8及び図9に示すように、複数の主板或い
は複数の仕切り板間であって回転軸の円周方向に複数個
配列されるブレード(翼)34の各々の負圧側面34a
の内周側周辺に回転方向に溝38や小窪み(或いは小突
起)39を設けている。
【0007】クロスフロー式送風機はブレード34に設
けたこの溝38や小窪み(或いは小突起)39により、
ブレード34の負圧側面34aの表面における速度境界
層内で発生する広帯域音源となる渦や圧力変動を緩和か
つ吸収し、空力騒音の低騒音化を可能にしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた第1の従来
例では、以下に述べるような問題点がある。
【0009】(1)一般に、送風機の空力性能および騒
音特性を向上するためにはインペラの外径を増大する等
により送風機の回転数に対する圧力上昇を増大し、低回
転数で所定の風量を満たすことが重要であるが、コンパ
クト性を考慮すると外径を大きくすることは必ずしも有
効な手だてではない。
【0010】(2)インペラの翼弦長を長くすること
は、ブレード24にかかる翼負荷を低減するため、上記
のインペラの圧力上昇を増大する対策として有効である
反面、インペラの外径を変えずにインペラの翼弦長を長
くした場合、インペラの内径が小さくなり、送風機の吸
込み面積を減少するため損失を増大させる一面も持って
いる。
【0011】(3)第1の従来例においては、翼弦長増
大による性能向上と吸込み面積減少による損失増大のト
レードオフにより最適値を決定してきているものの、大
幅な性能向上は難しかった。そのために、上記のような
リブ7を追設して低騒音化の要求に対応したきたが、製
造時にブレード24のスパン方向に成形用の型を抜くこ
とができないため樹脂製の場合、射出成形などの、また
金属性の場合、鋳造などの一体成形による大量生産がで
きず、生産コストが高くなるという課題があった。
【0012】以上述べた第2の従来例のクロスフロー式
送風機は、次のような問題点がある。
【0013】(4)送風機の低騒音化のために上述のよ
うな溝38や小窪み(或いは小突起)39を追設して対
応してきたが、まだ低騒音化は十分ではなく、さらなる
低騒音化のための対策を要求されているとともに、送風
機の回転数とブレード34の枚数との積にて決まる回転
周波数騒音(NZ音)がピーク音として耳障りとなる問
題があった。
【0014】(5)第2の従来例では製造時にブレード
34スパン方向に成形用の型を抜くことができないため
樹脂製の場合、射出成形などの、また金属性の場合、鋳
造などの一体成形による大量生産ができず、生産コスト
が高くなるという別の課題もあった。
【0015】本発明は、以上述べた従来の技術の問題点
を改善するためなされたもので、低騒音化と生産性向上
とを両立させることができる送風機を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に対応する発明は、主体と複数のブレードから
なり、各ブレードは該主体により回転軸を中心とする円
周方向に沿って略放射状に配列した遠心式送風機用イン
ペラを備え、該インペラを回転により遠心方向の空気流
を発生する送風機において、前記各ブレードは該少なく
とも内径側端部に、前記主体側の弦長が長くなるようテ
ーパを形成し、かつ該テーパの縁部に、型抜きが可能な
角度で複数個の切り込み、窪み、階段状の段差のいずれ
か一つを施したことを特徴とする送風機である。
【0017】前記目的を達成するため請求項2に対応す
る発明は、複数の主体或いは複数の仕切り体と複数のブ
レードからなり、前記各ブレードは前記主体間或いは前
記仕切り体間であって回転軸を中心とする円周方向に沿
って略放射状に配列したクロスフロー式送風機用インペ
ラを備え、該インペラを回転により吸込み側から吹出し
側へ空気流を発生する送風機において、前記各ブレード
は該少なくとも内径側端部に、前記主体側の弦長が長く
なるようテーパを形成し、かつ該テーパの縁部に、型抜
きが可能な角度で複数個の切り込み、窪み、階段状の段
差のいずれか一つを施したことを特徴とする送風機であ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0019】[第1の実施形態]図1は本発明の第1の
実施形態でシロッコファンの例の要部を示す斜視図であ
る。本実施形態は、概略主体例えば主板5と複数のブレ
ード4からなり、各ブレード4は該主板5により回転軸
を中心とする円周方向に沿って略放射状に配列した遠心
式送風機用インペラを備え、該インペラを回転により遠
心方向の空気流を発生する送風機において、各ブレード
4は該少なくとも内径側(内径側、外径側、内径側と外
径側の両者のいずれかの)端部に、主板側の弦長が長く
なるようテーパを形成し、かつ該テーパの縁部に、型抜
きが可能な角度で複数個の切り込みを施した送風機であ
る。
【0020】以上述べた第1の実施形態(遠心式送風
機)においては、次のような作用効果が得られる。
【0021】一般に遠心式送風機にあっては、吸込み側
から空気が軸方向に流入し、回転軸の遠心方向(回転軸
方向に対して90°曲がる方向)に空気流が流れるが、
ブレードの流入部でのスパン方向(軸方向)流速分布
は、吸込み流れの動圧(慣性)の影響で、主板側の方が
大きくなる。これに対して、本実施形態では、このブレ
ード4の流入部でのスパン方向(軸方向)流速分布に対
応して、主板5側をテーパにより長翼弦長化してあるた
めスパン方向に翼負荷の均一化が図られ、空力・騒音性
能が向上できる。ブレード4を、テーパとすることによ
り吸込み側ではインペラ内径が大きくなり、吸込み面積
を増大させることとなるので吸込みの損失を低減でき
る。
【0022】また、主板5側の弦長が長くなるようテー
パを形成することにより、主板5側では上述のとおり流
速分布に対応した翼仕事をさせながら、主板と反対側す
なわち吸込み側ではインペラ内径を大きくとり、吸込み
面積を増大させることによって吸込みの損失を低減でき
る。
【0023】さらに吸込み側から吸込まれる空気の流れ
は、内径側のテーパに向き合う様にスムーズに曲がりな
がらブレード4に流入するためブレード4への流入時の
損失も低減できる。
【0024】また、ブレード4の内径側のテーパに設け
られた切り込み1によって小さなたて渦が発生するた
め、ブレード4前縁からのブレード4スパン方向全域に
及ぶ流れのはく離、あるいは渦の発生とそれによる広帯
域音源となる乱流渦の発生が抑えられる。
【0025】一方、外径側のテーパに設けられた切り込
み1は小さなたて渦を発生することにより、ブレード4
の後縁におけるブレード腹側と背側の流れの合流・混合
による渦の発生とそれによる広帯域音源となる乱流騒音
の発生を抑制する効果を持つ。以上述べたことから本実
施形態によれば、空力騒音が少なく送風機としての低騒
音化が可能になる。
【0026】さらに、各ブレード4のテーパに複数個の
切り込み1はブレード4のテーパ部分に設けられている
ため、製造時にブレード4スパン方向に成形用の型を抜
くことができ、樹脂製の場合、射出成形などの、また金
属性の場合、鋳造などの一体成形による大量生産が可能
となる。
【0027】[第2の実施形態]図2(a)は本発明の
第2の実施形態の要部を示す斜視図であり、図2(b)
は図2(a)のA矢視図である。本実施形態は図1の各
ブレード4に形成してある複数の切り込み1の代わりに
複数の窪み2を形成したものである。
【0028】本実施形態は、ブレード4にテーパを形成
することについての作用効果は、第1の実施形態1と同
様であり、その説明は省略する。
【0029】本実施形態のブレード4の内径側のテーパ
に設けられた窪み2によって第1の実施形態と同様に、
小さなたて渦が発生するため、ブレード4の前縁からの
ブレード4のスパン方向全域に及ぶ流れのはく離あるい
は渦の発生とそれによる広帯域音源となる乱流渦の発生
が抑えられる。
【0030】さらに、上記の複数個の窪み2はブレード
4のテーパ部分に設けられているため、製造時にブレー
ド4のスパン方向に成形用の型を抜くことができ、樹脂
製の場合、射出成形などの、また金属性の場合、鋳造な
どの一体成形による大量生産が可能となる。
【0031】[第3の実施形態]図3は本発明の第3の
実施形態の要部を示す斜視図であり、図1の各ブレード
4に形成してある複数の切り込み1の代わりに複数の階
段状の段差3を形成したものである。
【0032】本実施形態は、ブレード4にテーパを形成
することについての作用効果は、第1の実施形態1と同
様であり、その説明は省略する。
【0033】本実施形態は、ブレード4の内径側のテー
パに設けられた階段状の段差3によって実施形態1と同
様に、小さなたて渦が発生するため、ブレード4前縁か
らのブレード4スパン方向全域に及ぶ流れのはく離ある
いは渦の発生とそれによる広帯域音源となる乱流渦の発
生が抑えられる。
【0034】さらに、上記の複数個の窪み2はブレード
4のテーパ部分に設けられているため、製造時にブレー
ド4スパン方向に成形用の型を抜くことができ、樹脂製
の場合、射出成形などの、また金属性の場合、鋳造など
の一体成形による大量生産が可能となる。
【0035】[第4の実施形態]図4は本発明の第4の
実施形態でクロスフロー式送風機の例を示すもので、そ
の要部を示す部分斜視図である。本実施形態は、概略複
数の主体例えば主板15(或いは複数の仕切り体例えば
仕切り板)と複数のブレード14からなり、各ブレード
14は主板15間であって回転軸を中心とする円周方向
に沿って略放射状に配列したクロスフロー式送風機用イ
ンペラを備え、該インペラを回転により吸込み側から吹
出し側へ空気流を発生する送風機において、各ブレード
14は該少なくとも内径側(内径側、外径側、内径側と
外径側の両者のいずれかの)端部に、主板15側の弦長
が長くなるようテーパを形成し、かつ該テーパの縁部
に、型抜きが可能な角度で複数個の切り込み11を施し
た送風機である。なお、インペラ16に近接してケーシ
ング16が配設されている。
【0036】このように本実施形態は、ブレード14の
内径側に、主板側15側の弦長が長くなるようテーパを
設け、かつそのテーパを設けた縁に型抜きが可能な角度
で複数個の切り込み11を施してある。従って、空気の
流れに対してブレード14の前縁側のテーパに設けられ
た切り込み11によって小さなたて渦が発生するため、
ブレード14前縁からのブレード14のスパン方向全域
に及ぶ流れのはく離あるいは渦の発生とそれによる広帯
域音源となる乱流渦の発生が抑えられる。
【0037】一方、後縁側のテーパに設けられた切り込
み11、窪み12、階段状の段差13等は小さなたて渦
を発生することにより、ブレード14の後縁におけるブ
レード14の腹側と背側の流れの合流・混合による渦の
発生とそれによる広帯域音源となる乱流騒音の発生を抑
制する効果を持つ。
【0038】さらにブレード14がテーパを持つため、
クロスフロー式送風機の軸方向に流速分布が不均一とな
り、送風機の回転数とブレード枚数の積にて決まる回転
周波数騒音(NZ音)のピーク音の突出が緩和され、耳
障り感のない聴感上も良好な騒音特性となる。
【0039】さらに、上記の複数個の切り込み11はブ
レード14のテーパ部分に設けられているため、製造時
にブレードスパン方向に成形用の型を抜くことができ、
樹脂製の場合、射出成形などの、また金属性の場合、鋳
造などの一体成形による大量生産が可能となる。
【0040】[第5の実施形態]図5は本発明の第5の
実施形態でクロスフロー式送風機の例を示すもので、そ
の要部を示す部分斜視図である。本実施形態は、図4の
各ブレード4に形成してある複数の切り込み11の代わ
りに複数の窪み12を形成したものである。
【0041】このように本実施形態は、ブレード14の
内径側に、主板側15側の弦長が長くなるようテーパを
設け、かつそのテーパを設けた縁に型抜きが可能な角度
で複数個の窪み12を施してある。従って、第4の実施
形態と同様に、空気の流れに対してブレード14の前縁
側のテーパに設けられた窪み12によって小さたて渦が
発生するため、ブレード14前縁からのブレード14ス
パン方向全域に及ぶ流れのはく離あるいは渦の発生とそ
れによる広帯域音源となる乱流渦の発生が抑えられる。
【0042】一方、後縁側のテーパに設けられた窪み1
2は小さなたて渦を発生することにより、ブレード14
後縁におけるブレード14腹側と背側の流れの合流・混
合による渦の発生とそれによる広帯域音源となる乱流騒
音の発生を抑制する効果を持つ。
【0043】さらに、ブレード14にテーパを設けるこ
とについての説明は第4の実施形態と同様であり、省略
する。さらに上記の複数個の窪み12はブレード14の
テーパ部分に設けられているため、製造時にブレードス
パン方向に成形用の型を抜くことができ、樹脂製の場
合、射出成形などの、また金属性の場合、鋳造などの一
体成形による大量生産が可能となる。
【0044】[第6の実施形態]図6は本発明の第6の
実施形態でクロスフロー式送風機の例を示すもので、そ
の要部を示す部分斜視図である。本実施形態は、図4の
各ブレード4に形成してある複数の切り込み11の代わ
りに複数の階段状の段差13を形成したものである。
【0045】このように本実施形態は、ブレード14の
内径側に、主板側15側の弦長が長くなるようテーパを
設け、かつそのテーパを設けた縁に型抜きが可能な角度
で複数個の階段状の段差13を施してある。従って、第
4の実施形態と同様に、空気の流れに対してブレード1
4の前縁側のテーパに設けられた階段状の段差13によ
って小さなたて渦が発生するため、ブレード14前縁か
らのブレード14スパン方向全域に及ぶ流れのはく離あ
るいは渦の発生とそれによる広帯域音源となる乱流渦の
発生が抑えられる。
【0046】一方、後縁側のテーパに設けられた階段状
の段差は小さなたて渦を発生することにより、ブレード
14後縁におけるブレード14腹側と背側の流れの合流
・混合による渦の発生とそれによる広帯域音源となる乱
流騒音の発生を抑制する効果を持つ。ブレード14にテ
ーパを設けることについての説明は第4の実施形態4と
同様であり、省略する。
【0047】さらに、上記の複数個の階段状の段差13
はブレード14のテーパ部分に設けられているため、製
造時にブレードスパン方向に成形用の型を抜くことがで
き、樹脂製の場合、射出成形などの、また金属性の場
合、鋳造などの一体成形による大量生産が可能となる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、低騒音でかつ大量生産
が可能なため生産コストが安い送風機を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる要部を示す斜
視図。
【図2】本発明の第2の実施形態に係わる要部を示す斜
視図。
【図3】本発明の第3の実施形態に係わる要部を示す斜
視図。
【図4】本発明の第4の実施形態に係わる要部を示す斜
視図。
【図5】本発明の第5の実施形態に係わる要部を示す斜
視図。
【図6】本発明の第6の実施形態に係わる要部を示す斜
視図。
【図7】(a),(b)は第1の従来例(特開平9−1
26190号公報に開示された技術)を説明するための
平面図及び斜視図。の要部構成図。
【図8】第2の従来例(特開平3−210094号公報
に開示された技術)の一例を説明するための要部斜視
図。
【図9】第2の従来例(特開平3−210094号公報
に開示された技術)の他例を説明するための要部斜視
図。
【符号の説明】
1,11…切り込み 2,12…窪み 3,13…階段状の段差 4,14…ブレード 5,15…主板 16…ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 敦 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社エアコン製作所 内 (72)発明者 下地 雅人 愛知県名古屋市中区丸の内三丁目18番28号 KSビル5階 株式会社日本テクシード 内 Fターム(参考) 3H031 AA00 AA03 AA06 BA02 CA02 3H033 AA02 AA18 BB02 BB06 BB09 CC01 DD04 DD25 EE00 EE06 EE08 EE10 EE19 3H035 CC01 CC06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主体と複数のブレードからなり、各ブレ
    ードは該主体により回転軸を中心とする円周方向に沿っ
    て略放射状に配列した遠心式送風機用インペラを備え、
    該インペラを回転により遠心方向の空気流を発生する送
    風機において、 前記各ブレードは該少なくとも内径側端部に、前記主体
    側の弦長が長くなるようテーパを形成し、かつ該テーパ
    の縁部に、型抜きが可能な角度で複数個の切り込み、窪
    み、階段状の段差のいずれか一つを施したことを特徴と
    する送風機。
  2. 【請求項2】 複数の主体或いは複数の仕切り体と複数
    のブレードからなり、前記各ブレードは前記主体間或い
    は前記仕切り体間であって回転軸を中心とする円周方向
    に沿って略放射状に配列したクロスフロー式送風機用イ
    ンペラを備え、該インペラを回転により吸込み側から吹
    出し側へ空気流を発生する送風機において、 前記各ブレードは該少なくとも内径側端部に、前記主体
    側の弦長が長くなるようテーパを形成し、かつ該テーパ
    の縁部に、型抜きが可能な角度で複数個の切り込み、窪
    み、階段状の段差のいずれか一つを施したことを特徴と
    する送風機。
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