JP2009208422A - 乾燥装置、記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 噴出口と、該噴出口と対向する被乾燥体との間において生じる気圧溜りの発生を低減すると共に、暴露量の減少を抑えることができる乾燥装置を提供すること。
【解決手段】 乾燥装置(20)は、被乾燥体(P)に対して乾燥空気を噴出する噴出口(A1〜A5)と、空気を吸引する吸引口(B1〜B6、C1、C2)と、前記噴出口(A1〜A5)と前記吸引口(B1〜B6)とを交互に配列し、区画する板状区画材(30、30…)と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、被乾燥体に対して乾燥空気を噴出する噴出口と、空気を吸引する吸引口と、を備える乾燥装置および該乾燥装置を備える記録装置に関する。
本願において、記録装置には、インクジェットプリンタ、ワイヤドットプリンタ、レーザープリンタ、ラインプリンタ、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
従来では、特許文献1に示す如く、記録装置は乾燥装置である乾燥部を備えていた。具体的には、乾燥部は、一つの赤外線ヒータと、吸引口とを有していた。従って、記録された用紙の記録面に対して、乾燥熱風を当てることができた。そして、該記録面に当てた空気を吸引することができた。従って、用紙の記録面のインクを乾燥させ、定着させることができた。
特開平8−224871号公報
しかしながら、赤外線ヒータの乾燥熱風を一箇所において、用紙面に対して垂直に吹き付ける構成である。従って、吹き付けた用紙面の中心に気圧溜りができ、暴露量が減少する虞がある。即ち、中心に気圧が溜まるため、乾燥効率が十分でない虞がある。また、吹き付けられた風は、中心の外側へ逃げるため、その分無駄になる。そして、逃げた風の向きは用紙面に対して平行になり、用紙面の凹凸が流体抵抗となって剥離層ができる。従って、用紙面上の実効的な暴露量は減少する。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、暴露量の減少を抑えることができる乾燥装置および該乾燥装置を備えた記録装置を提供することである。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様の乾燥装置は、被乾燥体に対して乾燥空気を噴出する噴出口と、空気を吸引する吸引口と、前記噴出口と前記吸引口とを交互に配列し、区画する板状区画材と、を備えていることを特徴とする。
本発明の第1の態様によれば、前記乾燥装置は、前記板状区画材によって前記噴出口と前記吸引口とを交互に配列した構成である。従って、従来技術のように一箇所に気圧溜りが生じる虞がない。即ち、気圧が溜まる箇所を分散して前記噴出口と対向する被乾燥体において生じる気圧溜りを低減することができる。その結果、暴露量の減少を抑えることができる。
また、前記噴出口と前記吸引口とを交互に配列したので、前記噴出口から噴出させた乾燥空気を被乾燥体に衝突させ、反射流の経路に設けた前記吸引口を負圧としてスムーズに誘導して回収することができる。
その結果、単位面積・時間当りに大量の乾燥空気を均一に暴露させることができる。即ち、乾燥効率を向上させることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記噴出口において、向かい合う一対の前記板状区画材の一方のみが、噴出方向下流側に進むに従って徐々に前記一対の板状区画材の他方に接近するように該他方の板状区画材に対して傾斜していることを特徴とする。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、前記噴出口において、向かい合う一対の前記板状区画材の一方のみが、噴出方向下流側に進むに従って徐々に前記一対の板状区画材の他方に接近するように該他方の板状区画材に対して傾斜している。従って、乾燥空気を被乾燥体の表面に進入角度を付けて進入させ跳ね返りやすくすることができる。その結果、拡散する無駄な空気を低減できる。
さらに、跳ね返る空気を、隣り合う前記吸引口にスムーズに誘導することができる。即ち、吸引効率を向上させることができる。
また、前記一方の板状区画材を前記傾斜させることによって、前記吸引口の間口を広げることができる。その結果、前記跳ね返る空気を吸引しやすくすることができ、吸引効率を向上させることができる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記一対の板状区画材の一方の噴出方向下流端は、前記他方の噴出方向下流端より噴出方向下流側に位置することを特徴とする。
本発明の第3の態様によれば、第2の態様と同様の作用効果に加え、前記一対の板状区画材の一方の噴出方向下流端は、前記他方の噴出方向下流端より噴出方向下流側に位置する。従って、前記他方の板状区画材によって区画された隣り合う前記噴出口および前記吸引口において、該吸引口が、該噴出口から噴出され前記跳ね返る空気をより一層吸引しやすくなる。即ち、隣り合う前記噴出口と前記吸引口とを一対一の関係にすることができる。その結果、より一層吸引効率および乾燥効率を向上させることができる。
本発明の第4の態様は、第1の態様において、前記噴出口から噴出される乾燥空気は、該噴出口を基準として、該噴出口の両隣に配設された前記吸引口の一方に偏倚した角度で噴出され、前記両隣の吸引口によって非対称に吸引されることを特徴とする。
本発明の第4の態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、前記噴出口から噴出される乾燥空気は、該噴出口を基準として、該噴出口の両隣に配設された前記吸引口の一方に偏倚した角度で噴出され、前記両隣の吸引口によって非対称に吸引される。従って、第2の態様と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第5の態様は、第1から第4のいずれか一の態様において、前記噴出口および前記吸引口が配列された領域において、最外周は前記吸引口であることを特徴とする。
本発明の第5の態様によれば、第1から第4のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記噴出口および前記吸引口が配列された領域において、最外周は前記吸引口である。従って、前記乾燥空気が前記領域より外側へ与える影響を殆ど無にすることができる。
例えば、該乾燥装置がインクジェット式記録装置の記録ヘッド近傍に設けられていた場合、該記録ヘッドから吐出されるインク滴に与える影響を殆ど無にすることができる。その結果、記録精度が低下する虞がない。
本発明の第6の態様は、第1から第5のいずれか一の態様において、複数の前記噴出口の噴出方向上流側に設けられ、送られてきた乾燥空気の気流を第1方向において分割し分岐する第1噴出気流分岐部と、該第1噴出気流分岐部によって分岐された乾燥空気の気流を前記第1方向と交差する第2方向において分割し前記複数の噴出口へ分岐する第2噴出気流分岐部と、複数の前記吸引口の吸引方向下流側に設けられ、前記複数の吸引口から吸引された空気の気流を前記第2方向において結合し合流する第1吸引気流合流部と、該第1吸引気流合流部によって合流された複数の気流を前記第1方向において結合し合流する第2吸引気流合流部と、を備え、前記噴出口および前記吸引口は、前記第2方向において交互に配列され、前記第2噴出気流分岐部および前記第1吸引気流合流部は、前記第1方向において交互に配列されていることを特徴とする。
本発明の第6の態様によれば、第1から第5のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記第1噴出気流分岐部と、前記第2噴出気流分岐部と、前記第1吸引気流合流部と、前記第2吸引気流合流部と、を備えている。従って、前記第1方向において、均一に噴出・吸引することができる。その結果、前記第1方向において、被乾燥体をムラなく乾燥させることができる。
また、前記噴出口および前記吸引口を、コンパクト、かつ、容易に前記第2方向において交互に配列することができる。
本発明の第7の態様の記録装置は、被記録媒体を搬送する搬送部と、搬送された被記録媒体に対して記録を実行する記録部と、記録された被記録媒体に対して乾燥空気を噴出する乾燥部と、を備えた記録装置であって、該乾燥部は、上記第1から第6いずれかの態様の前記乾燥装置を備えていることを特徴とする。
本発明の第7の態様によれば、前記乾燥部は、上記第1から第6いずれかの態様の前記乾燥装置を備えている。従って、前記記録装置において、上記第1から第6いずれかの態様と同様の作用効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る「記録装置」或いは「液体噴射装置」の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の外観斜視図である。
ここで、液体噴射装置とは、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドから記録紙等の被記録材へインクを噴射して被記録材への記録を実行するインクジェット式記録装置、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えて特定の用途に対応する液体を前述した記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから、被記録材に相当する被噴射材に噴射して、液体を被噴射材に付着させる装置を含む意味で用いる。
またさらに、液体噴射ヘッドとしては、前述した記録ヘッド以外に、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料を噴射する試料噴射ヘッド等が挙げられる。
プリンタ1は、例えばJIS規格のA0判やB0判などといった比較的大型サイズの幅を有する被噴射媒体或いは被記録媒体としてのロール紙Pにまで記録できる大型のプリンタであり、ロール紙供給部3及び記録実行部4を備えた本体部2と、排紙受け部5とを備えて構成されている。
本体部2はベース9に立設された支柱8の上部に設けられており、記録の行われたロール紙Pを斜め下方に排出する排出口6を有している。排出口6の下方にはスタッカ10の開口部7が位置しており、記録の行われたロール紙Pが排出口6から開口部7へ向けて排出され、スタッカ10によって受け止められる。
ロール紙供給部3にはロール紙ロール(以下「ロール」と言う)Rが収納可能に構成され、ロールRからロール紙Pが繰り出され、記録を実行する記録実行部4へと斜め下方へ供給される。そして、ロール紙ホルダ(図示せず)に、ロールRがセットされる。ロール紙供給時には、ロール紙ホルダがロール駆動手段としてのスピンドルモータ(図示せず)により回転駆動されることにより、ロール紙Pが下流側に供給される。
記録実行部4は、ロール紙Pに対し液体としてのインクを吐出(噴射)する、液体噴射手段或いは記録手段としての記録ヘッド12と、記録ヘッド12と対向配置されるプラテン(図示せず)と、記録ヘッド12の上流側に設けられ、ロール紙Pを下流側へ搬送する搬送駆動ローラ(搬送ローラ)(図示せず)およびこれに圧接して従動回転する搬送従動ローラ(図示せず)と、を有している。
記録ヘッド12はキャリッジ13に設けられ、キャリッジ13は、記録ヘッド12の走査方向(主走査方向)に延びるガイド軸(図示せず)と、同様に主走査方向に延びるガイド板(図示せず)と、によってガイドされながら、図示しないモータの動力を受けて主走査方向に移動する。
記録ヘッド12の下流側には、用紙吸引部としてのエア吸引手段(図示せず)が設けられており、このエア吸引手段(図示せず)によって記録ヘッド12の下流側においてロール紙Pが浮き上がらないように規制状態に置かれ、ロール紙Pの浮き上がりによる記録品質の低下が防止されるようになっている。
また、キャリッジ13には、記録ヘッド12からロール紙Pに対して吐出されたインクを乾燥させる乾燥装置である乾燥部20が設けられている。続いて乾燥部20について説明する。
図2に示すのは、本発明に係る乾燥部の概略を示す斜視図である。また、図3に示すのは、本発明に係る乾燥部の概略を示す平面断面図である。またさらに、図4(A)(B)に示すのは、乾燥部の概略を示す底面図および要部側断面図である。このうち、図4(A)は底面図であり、図4(B)は要部側断面図である。また、図5に示すのは、本発明に係る乾燥部の概略を示す側断面図である。
図2〜図5に示す如く、乾燥部20は、送風管21と、X軸方向噴出気流分岐部22と、Y軸方向噴出気流分岐部23、23と、複数の噴出口A1〜A5と、複数の吸引口B1〜B6と、Y軸方向吸引気流合流部43、43、43と、X軸方向吸引気流合流部42と、吸引管41とを有する。これらの部材は、板状部材30によって区画形成されている。また、乾燥部20は、乾燥熱風を送り出す熱源部(図示せず)と送風部(図示せず)とを有する。またさらに、乾燥部20は、真空吸引をする負圧発生部としての吸引ポンプ(図示せず)を有する。
また、X軸方向噴出気流分岐部22は、X軸方向において乾燥熱風を分割し、分岐させることができるように構成されている。またさらに、Y軸方向噴出気流分岐部23、23は、Y軸方向において後述する第1分岐乾燥熱風を分割し、分岐させることができるように構成されている。
また、噴出口A1〜A5は、乾燥熱風をロール紙Pの記録面に対して噴出することができるように設けられている。
またさらに、吸引口B1〜B6は、対向する空間の空気を吸引することができるように設けられている。また、Y軸方向吸引気流合流部43、43、43は、吸引した空気の流れ(以下、吸引気流という)をY軸方向において一つに合流させることができるように設けられている。またさらに、X軸方向吸引気流合流部42は、吸引気流をX軸方向において一つに合流させることができるように設けられている。
以下、気流の上流側から下流側の順で説明する。
熱源部(図示せず)と送風部(図示せず)から送風管21によって乾燥熱風が送られる。理解しやすくするために、送風管21によって乾燥熱風が送られる方向をY軸における正方向(矢印Y方向)とする。
ここで、Y軸方向は、ロール紙Pが搬送される方向である。
そして、送られた乾燥熱風は、X軸方向噴出気流分岐部22によって、X軸方向に分割される(図3参照)。そして、乾燥熱風は、分岐してそれぞれY軸の正方向へ進み続ける(以下、第1分岐乾燥熱風という)。
ここで、X軸方向は、ロール紙Pの幅方向である。
また、本実施例では、X軸方向に2分割して、第1分岐乾燥熱風の流れを2つ発生させている。尚、分割する数は2に限られるものではない。
その後、第1分岐乾燥熱風は、Y軸方向噴出気流分岐部23、23によって、Y軸方向に分割されZ軸の負方向(矢印Z方向と逆方向)へ進む(図3および図5参照)。即ち、第1分岐乾燥熱風は、さらに分岐してそれぞれZ軸の負方向へ進み続ける(以下、第2分岐乾燥熱風という)(図5参照)。
本実施例では、孔状の送風セルa11〜a15、a21〜a25によってY軸方向に5分割して(図3参照)、第2分岐乾燥熱風の流れを合計10発生させている。尚、分割する数は5に限られるものではない。
その後、第2分岐乾燥熱風は、噴出口A1〜A5へ進む。ここで、噴出口A1〜A5は、X軸方向に長尺に設けられており(図4(A)参照)、噴出口A1〜A5の内部にはX軸方向において板状部材30による区画がされていない構成である。従って、Y軸方向において同じ位置をZ軸の負方向へ進む複数の第2分岐乾燥熱風を、合流させて同じ噴出口A1〜A5から噴出されることができる。
より具体的には、Y軸方向において同じ位置である送風セルa11、a21を通過しZ軸の負方向へ進む二つの第2分岐乾燥熱風(a11)と、第2分岐乾燥熱風(a21)とが、噴出口A1の内部で合流して噴出口A1から噴出される。同様に、噴出口A2からは、送風セルa12、a22を通過した第2分岐乾燥熱風(a12)と、第2分岐乾燥熱風(a22)とが合流して噴出される。噴出口A3、A4、A5も同様である。
その結果、ロール紙Pの幅方向Xにおいて、均一に乾燥熱風を、ロール紙Pの記録面に対して噴出することができる。即ち、幅方向Xにおいて噴出ムラがない。
尚、ロール紙Pの面は、X―Y軸面であるとする。
また、噴出口A1〜A5において、板状部材30bは、Z軸に対して傾斜した傾斜部31を有する。具体的には、図4(B)において、噴出口(例えばA1)を区画する一対の板状部材30a、30bのうち、一方である左側の板状部材30aの一部に傾斜部31が設けられている。そして、傾斜部31は、他方である右側の板状部材30bに対して、噴出方向下流側へ進むに従って徐々に接近するように傾斜している。
尚、他の噴出口A2〜A5についても同様である。
従って、噴出口(例えばA1)から噴出される乾燥熱風(合流した第2分岐乾燥熱風)をZ軸に対して傾かせることができる。即ち、ロール紙Pの記録面における垂線に対して傾けることができる。その結果、噴出した乾燥熱風を、ロール紙Pの記録面に当てたとき、跳ね返りやすくすることができる。
尚、乾燥熱風をロール紙Pの記録面に対して垂直に当てた場合であっても、噴出口A1〜A5と吸引口B1〜B6とを交互に配列したことによって、一箇所に気圧溜りが集中することを防止することができる。その結果、従来と比較して暴露量の減少を抑えることができる。
さらに、ロール紙Pの記録面から跳ね返った空気が、右隣の吸引口(例えばB2)へ向かうようにすることができる。例えば、噴出口A1から噴出される乾燥熱風を、前記跳ね返りを加味して吸引口B2へ向かうように傾斜部31の角度を設けることができる。さらに加えて、吸引口(例えばB2)の入り口の面積を広げることができる。
その結果、該跳ね返った空気、即ち、インクの水分を奪い保持した湿った空気を、吸引口(例えばB2)によって吸引しやすくすることができる。
尚、他の吸引口B3〜B6についても同様である。
またさらに、噴出口A1〜A5を区画する一対の板状部材30a、30bのうち、前記一方である左側の板状部材30aの傾斜部31の噴出方向下流端である先端部32は、前記他方である右側の板状部材30bの噴出方向下流端である先端部33より、下方(Z軸の負側)に位置する構成である。即ち、右側の板状部材30bの噴出方向下流端である先端部33は、傾斜部31の噴出方向下流端である先端部32より、ロール紙Pの記録面に対して退避した位置に設けられている。
従って、噴出口(例えばA1)の右隣の吸引口(例えばB2)が、左隣の吸引口(例えばB1)と比較して、前記跳ね返った空気を吸引しやすくすることができる。即ち、噴出口A1〜A5と吸引口B2〜B6との関係を一対一の関係にすることができ、空気の流れをスムーズにすることができる。さらに言い換えると、気圧溜りの発生を低減することができる。その結果、乾燥効率を向上させることができる。
即ち、ロール紙Pの記録面に乾燥空気を高速で衝突させ、また、反射流の流路を設けた吸引口B1〜B6を負圧としてスムーズに誘導して回収することができる。その結果、単位面積・時間当りに大量の乾燥空気を均一に暴露させることができる。
また、乾燥部20は、幅方向Xに一対の側方吸引口C1、C2を有する(図2および図4(A)参照)。側方吸引口C1、C2は、連通口45、45…を介して吸引口B1〜B6と繋がっている。従って、後述するように側方吸引口C1、C2においても負圧を発生させ、空気を吸引することができる。
また、噴出口A1〜A5、吸引口B1〜B6および側方吸引口C1、C2が構成する領域Eの最外周を、吸引力を有する吸引口B1、B6および側方吸引口C1、C2によって構成することができる。従って、噴出口A1〜A5から乾燥熱風を噴出した際、前記跳ね返った空気を確実に吸引することができ、前記最外周より外側の空間に影響を与える虞がない。具体的には、乾燥部20の近傍に設けられた記録ヘッド12のインク吐出に影響を与える虞がない。即ち、記録ヘッド12による記録精度が低下する虞がない。
続いて、吸引経路について説明する。
前述した図示しない吸引ポンプは、吸引管41の内部に負圧を発生させることができるように設けられている。吸引管41は、X軸方向吸引気流合流部42およびY軸方向吸引気流合流部43、43、43を介して複数の吸引口B1〜B6と繋がっている。従って、複数の吸引口B1〜B6において負圧を発生させることができる。また、前述したように側方吸引口C1、C2は、連通口45、45…を介して複数の吸引口B1〜B6と連通している。従って、側方吸引口C1、C2においても負圧を発生させることができる。
従って、吸引口B1〜B6および側方吸引口C1、C2は、吸引口B1〜B6および側方吸引口C1、C2と対向する空間の空気を吸引することができる(該吸引した空気の流れを吸引気流という)。
ここで、前述したように、吸引口B1〜B6には、ロール紙Pの記録面から跳ね返った空気が進入する(図4(B)および図5参照)。従って、特に吸引口B2〜B6は、積極的に前記跳ね返った空気を吸引することができる。
そして、Y軸方向において同じ位置をZ軸の正方向(矢印Z方向)へ進む吸引気流は、Z軸の正方向へ進みX軸方向吸引気流分岐部44、44…によって、X軸方向に分割される(図3参照)。このとき、吸引気流は、分岐してそれぞれZ軸の正方向へ進み続ける(以下、吸引分岐気流という)。
本実施例では、X軸方向に3分割して、吸引分岐気流を合計18発生させている(一つの吸引口につき3つ)。
より具体的には、Y軸方向において同じ位置である吸引口B1の内部をZ軸の正方向へ進む吸引気流は、孔状の吸引セルb11、b21、b31によってX軸方向に3分割される。吸引口B2〜B6の内部についても同様である。
その直後に、吸引分岐気流は、吸引セルb11〜b16、b21〜b26、b31〜b36を通過してY軸方向へ向きを変える。そして、Y軸方向吸引気流合流部43によって、X軸方向において同じ位置の吸引分岐気流同士が合流し一体となる(図3および図5参照)。
より具体的には、X軸方向において同じ位置の吸引セルb11〜b16を通過した吸引分岐気流が、Y軸方向へ向きを変えながら、一つに合流する(以下、第1吸引合流気流という)。吸引セルb21〜b26、b31〜b36を通過した吸引分岐気流についても同様である。
本実施例では、Y軸方向吸引合流部によって3つの第1吸引合流気流を発生させている。
その後、3つの第1吸引合流気流は、Y軸の正方向へさらに進み、X軸方向吸引気流合流部42によって、X方向において一つに合流する。そして、吸引管41を進み吸引ポンプへ吸引される。
その結果、ロール紙Pの幅方向Xにおいて、均一に前記跳ね返った空気を吸引することができる。即ち、幅方向Xにおいて吸引ムラがない。
以上、説明したように、ロール紙Pの記録面に乾燥空気を高速で衝突させ、また、反射流の流路を設けた吸引口B1〜B6を負圧としてスムーズに誘導して回収することができる。その結果、単位面積・時間当りに大量の乾燥空気を均一に暴露させることができる。
また、記録装置のキャリッジ13において、記録ヘッド12より記録実行時の進行方向後側に乾燥部20を設けることができる。係る場合、記録ヘッド12がインクを吐出して該インクがロール紙Pの記録面に着弾した直後に該インクを乾燥することができる。その結果、インクがロール紙Pにしみ込む前に、ロール紙Pの表面でインクを乾燥させることができる。即ち、インクをロール紙Pの表面に留まらせることができる。
また、インクがロール紙Pにしみ込むことによってロール紙Pに皺変形である所謂、コックリングを低減することができる。
またさらに、少量のインクで濃くみせることができる。即ち、従来と比較して少量のインクで、従来と同様の濃さを表すことができる。
また、隣り合うインク滴が引き合うことによって、インクが混色する所謂、凝集を低減することができる。
尚、記録ヘッド12が主走査方向の往路および復路において記録を実行する構成であれば、乾燥部20を記録ヘッド12の両側に設けるのが望ましい。
本実施形態の乾燥装置としての乾燥部20は、被乾燥体の一例であるロール紙Pに対して乾燥空気を噴出する噴出口A1〜A5と、空気を吸引する吸引口B1〜B6と、噴出口A1〜A5と吸引口B1〜B6とを交互に配列し、区画する板状区画材としての板状部材30と、を備えていることを特徴とする。
また、本実施形態において、噴出口A1〜A5において、向かい合う一対の板状部材30a、30bの一方の30aのみが、噴出方向下流側であるZ軸の負方向に進むに従って徐々に前記一対の板状部材30a、30bの他方の30bに接近するように該他方の板状部材30bに対して傾斜している傾斜部31を有していることを特徴とする。
またさらに、本実施形態において、前記一対の板状部材30a、30bの一方の噴出方向下流端である(傾斜部側の)先端部32は、前記他方の噴出方向下流端である(他方の)先端部33より噴出方向下流側に位置することを特徴とする。
また、本実施形態において、噴出口A1〜A5から噴出される乾燥空気は、噴出口A1〜A5を基準として、噴出口A1〜A5の両隣に配設された吸引口B1〜B6の一方に偏倚した角度で噴出され、前記両隣の吸引口B1〜B6によって非対称に吸引されることを特徴とする。
またさらに、本実施形態において、噴出口A1〜A5および吸引口B1〜B6が配列された領域Eにおいて、最外周は吸引口B1、B6および側方吸引口C1、C2であることを特徴とする。
また、本実施形態において、複数の噴出口A1〜A5の噴出気流経路上流側に設けられ、送られてきた乾燥空気の気流を第1方向であるX軸方向において分割し分岐する第1噴出気流分岐部としてのX軸方向噴出気流分岐部22と、X軸方向噴出気流分岐部22によって分岐された乾燥空気の気流をX軸方向と交差する第2方向であるY軸方向において分割し複数の噴出口A1〜A5へ分岐する第2噴出気流分岐部としてのY軸方向噴出気流分岐部23、23と、複数の吸引口B1〜B6の吸引気流経路下流側に設けられ、複数の吸引口B1〜B6から吸引された空気の気流をY軸方向において結合し合流する第1吸引気流合流部としてのY軸方向吸引気流合流部43、43、43と、Y軸方向吸引気流合流部43、43、43によって合流された複数の気流をX軸方向において結合し合流する第2吸引気流合流部としてのX軸方向吸引気流合流部42と、を備え、噴出口A1〜A5および吸引口B1〜B6は、Y軸方向において交互に配列され、Y軸方向噴出気流分岐部23、23およびY軸方向吸引気流合流部43、43、43は、X軸方向において交互に配列されていることを特徴とする。
本実施形態の記録装置としてのプリンタ1は、被記録媒体の一例であるロール紙Pを搬送する搬送部としてのロール紙供給部3と、搬送されたロール紙Pに対して記録を実行する記録部としての記録実行部4と、記録されたロール紙Pに対して乾燥空気を噴出する乾燥部20と、を備えていることを特徴とする。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
本発明に係るプリンタの外観斜視図。 本発明に係る乾燥部の概略を示す斜視図。 本発明に係る乾燥部の概略を示す平面断面図。 (A)(B)は乾燥部の概略を示す底面図および要部側断面図。 本発明に係る乾燥部の概略を示す側断面図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 本体部、3 ロール紙供給部、4 記録実行部、
5 排紙受け部、6 (ロール紙の)排出口、7 開口部、8 支柱、9 ベース、
10 (ロール紙の)スタッカ、12 記録ヘッド、13 キャリッジ、20 乾燥部、
21 送風管、22 X軸方向噴出気流分岐部、23 Y軸方向噴出気流分岐部、
30 板状部材、30a 噴出口を形成する一対の板状部材うちの一方、
30b 噴出口を形成する一対の板状部材うちの他方、31 傾斜部、
32 (傾斜部側の)先端部、33 (他方の)先端部、41 吸引管、
42 X軸方向吸引気流合流部、43 Y軸方向吸引気流合流部、
44 X軸方向吸引気流分岐部、45 連通口、A1〜A5 噴出口、
a11〜a15 送風セル、a21〜a25 送風セル、B1〜B6 吸引口、
b11〜b16 吸引セル、b21〜b26 吸引セル、b31〜b36 吸引セル、
C1、C2 側方吸引口、E 領域、P ロール紙、R ロール、X 幅方向、
Y 搬送方向、

Claims (7)

  1. 被乾燥体に対して乾燥空気を噴出する噴出口と、
    空気を吸引する吸引口と、
    前記噴出口と前記吸引口とを交互に配列し、区画する板状区画材と、を備える乾燥装置。
  2. 請求項1に記載の乾燥装置において、前記噴出口において、向かい合う一対の前記板状区画材の一方のみが、噴出方向下流側に進むに従って徐々に前記一対の板状区画材の他方に接近するように該他方の板状区画材に対して傾斜している乾燥装置。
  3. 請求項2に記載の乾燥装置において、前記一対の板状区画材の一方の噴出方向下流端は、前記他方の噴出方向下流端より噴出方向下流側に位置する乾燥装置。
  4. 請求項1に記載の乾燥装置において、前記噴出口から噴出される乾燥空気は、該噴出口を基準として、該噴出口の両隣に配設された前記吸引口の一方に偏倚した角度で噴出され、前記両隣の吸引口によって非対称に吸引される乾燥装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の乾燥装置において、前記噴出口および前記吸引口が配列された領域において、最外周は前記吸引口である乾燥装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の乾燥装置において、複数の前記噴出口の噴出方向上流側に設けられ、送られてきた乾燥空気の気流を第1方向において分割し分岐する第1噴出気流分岐部と、
    該第1噴出気流分岐部によって分岐された乾燥空気の気流を前記第1方向と交差する第2方向において分割し前記複数の噴出口へ分岐する第2噴出気流分岐部と、
    複数の前記吸引口の吸引方向下流側に設けられ、前記複数の吸引口から吸引された空気の気流を前記第2方向において結合し合流する第1吸引気流合流部と、
    該第1吸引気流合流部によって合流された複数の気流を前記第1方向において結合し合流する第2吸引気流合流部と、を備え、
    前記噴出口および前記吸引口は、前記第2方向において交互に配列され、前記第2噴出気流分岐部および前記第1吸引気流合流部は、前記第1方向において交互に配列されている乾燥装置。
  7. 被記録媒体を搬送する搬送部と、
    搬送された被記録媒体に対して記録を実行する記録部と、
    記録された被記録媒体に対して乾燥空気を噴出する乾燥部と、を備えた記録装置であって、
    該乾燥部は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載された前記乾燥装置を備える記録装置。
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