JPH0624672B2 - 熱風乾燥装置 - Google Patents

熱風乾燥装置

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JPH0624672B2
JPH0624672B2 JP25779087A JP25779087A JPH0624672B2 JP H0624672 B2 JPH0624672 B2 JP H0624672B2 JP 25779087 A JP25779087 A JP 25779087A JP 25779087 A JP25779087 A JP 25779087A JP H0624672 B2 JPH0624672 B2 JP H0624672B2
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JP
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hot air
nozzle
return
duct
air supply
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JP25779087A
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恵敏 三谷
英俊 吉永
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Hirano Tecseed Co Ltd
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Hirano Tecseed Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は塗工機における熱風乾燥装置に関し、特に、コ
ーターやラミネーター等の塗工機において、基材に噴射
された後のリターンエアを、ファンにより吸引して、加
熱手段及びヘパフィルタを通過させた後、再度クリーン
な熱風として、基材に噴射させるようなした熱風乾燥装
置に関する。
[従来の技術] 前記の塗工機における熱風乾燥装置は、特に、クリーン
な熱風を必要とするので、ノズルへ供給される熱風はい
わゆるヘパ(HEPA)フィルタ、すなわち、超高性能
フィルタ(以下、ヘパフィルタという)を通して供給さ
れる。ところが、ヘパフィルタにおいては、一定時間当
たりに通過する風量はその容積に比例するので、このよ
うな熱風乾燥装置においてクリーンな熱風を速かに供給
しようとすれば、容積の大きいヘパフィルタを使用せざ
るを得ない。
そこで、従来の塗工機における熱風乾燥装置は、第4図
に示すように、ハウジング10の内部下方に、基材A を前
後方向に搬送する搬送手段70を配し、搬送手段70の上方
に左右に伸びる熱風噴射用のノズル30を前後方向に連続
して配し、ノズル30に熱風を送給する熱風供給ダクト34
をノズル30の上方に配し、ハウジング10の頂部に熱風の
供給口を設けると共に、搬送手段70の下方におけるハウ
ジング10の底部にリターンエアの排出口を設け、これら
の排出口と供給口を接続するダクト72をハウジング10の
外部に配し、このダクト72の内部に、リターンエアを循
環させるファン60、リターンエアを加熱する加熱手段で
あるヒータ62、およびヘパフィルタ64を配している。
[発明が解決しようとする問題点] このように、従来の塗工機における熱風乾燥装置は、ハ
ウジングの外部にダクトを配し、このダクトの内部に、
ファン、加熱手段、およびヘパフィルタを配しているの
で、熱風乾燥装置全体が大型にならざるを得ないと共
に、リターンエアを熱風として速やかに供給することが
できなかった。
また、従来の装置においては、熱風供給ダクトに軸方向
の熱風を供給しているので、基材に対して均一な熱風を
供給する為に熱風供給ダクトを大型化しなければなら
ず、従って、装置全体も大型にならざるを得なかった。
上記に鑑みて、本発明は、装置全体を小型化することが
できると共に、リターンエアをクリーンな熱風として速
やかに再度噴射することができる塗工機における熱風乾
燥装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明にかかる塗工機における熱風乾燥装置は、ハウジ
ング(10)内部に基材を前後方向に搬送する搬送手段(20)
を配し、搬送手段(20)の上方に左右に長い熱風噴射用の
複数のノズル(30)を適当な空間(40)を介して前後方向に
配し、各ノズル(30)の両側部に熱風流入用のノズル開口
部を設け、各ノズル(30)(30)間の空間(40)をリターンエ
アのリターン路(40)とし、各ノズル(30)の上方に前記複
数のリターン路(40)を連結するリターンダクト(44)を配
し、ノズル(30)の両側部にあるノズル開口部からノズル
(30)へ熱風を送給する熱風供給ダクト(34)を各ノズル(3
0)の左右両側方に配し、熱風供給ダクト(34)の両側部に
熱風流入用のダクト開口部を設け、リターンダクト(44)
の上方にファン(60)を設け、このファン(60)は、その下
部にある吸引口からリターンダクト(44)のリターンエア
を吸引して、その側部にある吹出し口から吹出し、ファ
ン(60)の吹出し口から熱風供給ダクト(34)のダクト開口
部に至るハウジング(10)の内の上部及び両側部を熱風供
給路(50)となし、熱風供給路(50)にファン(60)の吹出し
口から吹出したエアを加熱する加熱手段(62)およびヘパ
フイルタ(64)を配している。
[作用] 本発明に係る塗工機における熱風乾燥装置においては、
ノズルから噴出され、基材に吹付けられた熱風は、リタ
ーンエアとしてノズル間に設けられたリターン路を通っ
て上昇して、ノズルの上方に配されたリターンダクトへ
送られる。リターンダクトへ送られたリターンエアは、
ファンの吸引口から吸引される。
吸引されたエアは、ファンの側部の吹出し口から吹出
し、ハウジング内の上部及び両側部に形成された熱風供
給路へ供給される。この熱風供給路において、リターン
エアは、加熱手段により加熱されて熱風となり、左右の
ヘパフイルタを通過することによって風圧が一定で、か
つ、クリーンな熱風となる。
熱風供給路から後、熱風供給ダクトの左右側部にあるダ
クト開口部を経て熱風供給ダクトへ送られ、さらに、ノ
ズル開口部を経てノズルから噴出させられる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図から第3図に基づいて
説明する。
符号10は、本発明に係る塗工機における熱風乾燥装置1
のハウジングであって、断熱材によって中空の直方体状
に形成されている。ハウジング10は有底筒状の上部11と
下部12とよりなり、上部11は前後に配された油圧シリン
ダー24によって下部12と結合したり分離したりすること
ができる。
ハウジング10の底部13には搬送手段であるロール20が前
後方向に配されており、ハウジング10の左方(第2図)
に設けられた入口15から挿入熱風をされた基材A は、こ
のロール20によって右方の出口16から搬出される。
ロール20の上方には左右に長い熱風噴射用のノズル30が
略同じ幅の空間を介して前後方向に配されていると共
に、それぞれのノズル30の上方には左右方向の断面が倒
コの字状のノズルボックス32が配されており、ノズル30
は上方開口部においてノズルボックス32の下部と接続
している。ノズルボックス32の左右両側部には、前後方
向に伸びる熱風供給ダクト34が配されており、この熱風
供給ダクト34はノズルボックス32をそれぞれ連結してい
る。このようにすることにより、熱風供給ダクト34へ送
給された熱風はノズルボックス32を通ってノズル30か
ら、ロール20の上を走行する基材A に噴射される。
ノズル30およびノズルボックス32の前後の空間は、リタ
ーンエアのリターン路40を形成しており、これらのリタ
ーン路40は、ノズル30およびノズルボックス32の上方に
配されたリターンダクト44にそれぞれ接続されている。
このようにすることにより、基材A に噴射された熱風
は、リターンエアとして、ノズル30上方のリターン路40
を通ってリターンダクト44に回収され、基材A の両側部
を通過しないので、基材A の両側部が過乾燥になること
を防止できる。
ハウジング10の内部における、リターンダクト44の上方
および熱風供給ダクト34の左右両側方は倒コの字状の熱
風供給路50を形成しており、熱風供給路50とリターンダ
クト44及び熱風供給路50と熱風供給ダクト34とはそれぞ
れ隔壁により仕切られている。
リターンダクト44の中央の上部における熱風供給路50の
内部には、モータにより回転されるファン60が配されて
おり、このファン60はリターンエアをリターンダクト44
から吸引して熱風供給路50へ供給する。
熱風供給路50とリターンダクト44とを仕切る左右の隔壁
の熱風供給路50側には、加熱手段である前後方向に伸び
る左右一対のヒータ62が配されている。このヒータ62
は、ファン62によって熱風供給路50へ供給されたリター
ンエアを加熱し、ここで加熱された熱風はハウジング10
の左右の側壁に当たった後、下方へと移動する。なお、
加熱手段としてはヒータ62の代りに、熱交換器を使用し
てもよい。
熱風供給路50と熱風供給ダクト34とを仕切る左右の隔壁
の熱風供給路50側には、前後方向の中央において直方体
状のヘパフィルタ64が配されており、このヘパフィルタ
64は、ヒータ62を通過して下動してきた熱風に含まれて
いる塵埃等の固体粒子を吸着除去する。ヘパフィルタ64
を通過した熱風は、熱風供給ダクト34へ送給され、クリ
ーンな熱風として再度ノズル30へ送られる。
本実施例は、以上のように構成されているので、ノズル
30から基材A に噴射された熱風は、リターンエアとなっ
て、リターン路40を通ってリターンダクト44へ移動した
後、ファン60によって熱風供給路50へ吸引されここで、
加熱されると共にクリーンにされ、熱風供給ダクト34へ
送られ、その後、クリーンな熱風として再度、基材A に
噴射される。この場合において、熱風はリターンダクト
44の不図示の排気口から排出され、代りにフレッシュエ
アがリターンダクト44の不図示の吸入口から供給され
る。
なお、前記実施例のように、ハウジング10を上下に分割
し、油圧シリンダー24によって上部11を上下方向に移動
可能にすると、ヘパフィルター64の取替えが容易になる
が、このようにすることは必ずしも必要ではなく、ヘパ
フィルタ64の取替えは点検口の配備等の周知の手段によ
ってもよい。
また、前記実施例においては、基材A の搬送手段として
ロール20を配したが、搬送手段はこれに限られず、ベル
トコンベア等の周知の手段を設けてもよい。
さらに、前記実施例においてはハウジング10の内部の左
右に各1個のヘパフィルタ64を配したが、ヘパフィルタ
64の数を問わないのは当然である。
[発明の効果] 本発明に係る塗工機における熱風乾燥装置においては、
リターンエアは、ハウジングの内部において加熱される
と共にクリーンにされる。従って、ノズルから噴出させ
てから、再度、ノズルから噴出させるまでの間におい
て、熱風を、ハウジングの外部に配したヘパフィルタを
通過させる必要がないので、装置全体を小型化すること
ができると共に、リターンエアをクリーンな熱風として
速やかに噴射することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る塗工機における熱風乾燥装置の
一実施例の断面図、 第2図は、ハウジングの上部と下部が結合した状態を示
す第1図におけるII〜II線断面図、、 第3図は、第1図の塗工機における熱風乾燥装置の斜視
図、 第4図は、従来の塗工機における熱風乾燥装置の前後方
向の断面図の模式図である。 符号の説明 A……基材 1……塗工機における熱風乾燥装置 10……ハウジング 20……ロール 30……ノズル 34……熱風供給ダクト 40……リターン路 44……リターンダクト 50……熱風供給路 60……ファン 62……ヒータ 64……ヘパフィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング(10)内部に基材を前後方向に搬
    送する搬送手段(20)を配し、 搬送手段(20)の上方に左右に長い熱風噴射用の複数のノ
    ズル(30)を適当な空間(40)を介して前後方向に配し、 各ノズル(30)の両側部に熱風流入用のノズル開口部を設
    け、 各ノズル(30)(30)間の空間(40)をリターンエアのリター
    ン路(40)とし、 各ノズル(30)の上方に前記複数のリターン路(40)を連結
    するリターンダクト(44)を配し、 ノズル(30)の両側部にあるノズル開口部からノズル(30)
    へ熱風を送給する熱風供給ダクト(34)を各ノズル(30)の
    左右両側方に配し、 熱風供給ダクト(34)の両側部に熱風流入用のダクト開口
    部を設け、 リターンダクト(44)の上方にファン(60)を設け、このフ
    ァン(60)は、その下部にある吸引口からリターンダクト
    (44)のリターンエアを吸引して、その側部にある吹出し
    口から吹出し ファン(60)の吹出し口から熱風供給ダクト(34)のダクト
    開口部に至るハウジング(10)の内の上部及び両側部を熱
    風供給路(50)となし、 熱風供給路(50)にファン(60)の吹出し口から吹出したエ
    アを加熱する加熱手段(62)およびヘパフィルタ(64)を配
    した ことを特徴とする熱風乾燥装置。
JP25779087A 1987-10-13 1987-10-13 熱風乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0624672B2 (ja)

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JPH0199665A JPH0199665A (ja) 1989-04-18
JPH0624672B2 true JPH0624672B2 (ja) 1994-04-06

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KR101277691B1 (ko) * 2011-07-08 2013-06-21 유지문 피혁자동도장장치의 건조기 시스템

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