JP2002130472A - 油圧閉回路 - Google Patents

油圧閉回路

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JP2002130472A
JP2002130472A JP2000318206A JP2000318206A JP2002130472A JP 2002130472 A JP2002130472 A JP 2002130472A JP 2000318206 A JP2000318206 A JP 2000318206A JP 2000318206 A JP2000318206 A JP 2000318206A JP 2002130472 A JP2002130472 A JP 2002130472A
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Japan
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hydraulic
pressure
motor
switching valve
pump
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JP2000318206A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kagiwada
均 鍵和田
Takeshi Kobayashi
剛 小林
Yoshinori Takeuchi
祥典 竹内
Takashi Niitome
隆志 新留
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体構成を簡単にすることができるととも
に、切換弁の切り換えタイミングのバラツキを生じる懸
念のない油圧閉回路の提供。 【解決手段】 可変容量型の油圧ポンプ1と、この油圧
ポンプ1に一対の主管路を介して閉回路接続される走行
モータ2と、油圧ポンプ1と走行モータ2との間に配置
され、一対の主管路のうちの走行モータ2の出口側管路
を含む主管路側を導通させる切換位置である駆動位置
(a)と、中立位置(c)とを有する切換弁22を含む
背圧制御機構21を備えるとともに、上述の切換弁22
が、回路の清浄化、温度調整をおこなうフラッシング機
構に含まれる切換弁を兼ねる構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械、農機等
の作業機械などに備えられ、一対の主管路を介して閉回
路接続される可変容量型の油圧ポンプと、油圧モータと
を有する油圧閉回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の油圧閉回路の一例である車
輌の走行用油圧回路を示す回路図である。この従来の走
行用油圧回路は、原動機13と、この原動機13の出力
軸14に接続され、原動機13によって駆動する可変容
量型の油圧ポンプ1と、この油圧ポンプ1に一対の主管
路を介して閉回路接続される油圧モータ、すなわち走行
モータ2とを備えるとともに、油圧ポンプ1と走行モー
タ2との間に位置する主管路に、背圧制御機構4を備え
ている。
【0003】この背圧制御機構4は、互いに並列に設け
られる逆止弁6A,6Bと、切換弁5とを含んでいる。
【0004】逆止弁6A,6Bは、上述した一対の主管
路のそれぞれに設けられ、油圧ポンプ1側から走行モー
タ2側への圧油の流れを許容し、走行モータ2側から油
圧ポンプ1側への圧油の流れを阻止する。
【0005】なお、上述した一対の主管路のうち、油圧
ポンプ1と背圧制御機構4間に位置する主管路部分は、
ポンプ管路3A,3Bを形成し、背圧制御機構4と走行
モータ2間に位置する主管路部分は、モータ管路11
A,11Bを形成している。また例えば、ポンプ管路3
Aとモータ管路11Aとは、油圧ポンプ1の圧油を走行
モータ2に導く流入側管路を形成し、モータ管路11B
とポンプ管路3Bとは、走行モータ2から流れ出る圧油
を油圧ポンプ1に導く流出側管路を形成している。特
に、モータ管路11Bは走行モータ2の出口側管路を形
成している。
【0006】切換弁5は、パイロット圧によって駆動す
るスプール7、およびばね8A,8Bを含み、パイロッ
ト管路9A及び絞り10Aを介して与えられるパイロッ
ト圧による力がばね8Bの力よりも大きくなったときに
駆動位置(a)に切り換えられ、一対の主管路の差圧に
よる力が、ばね8A,8Bによる力よりも小さくなった
ときに中立位置(b)に保持されるようになっている。
【0007】上述した切換弁5の駆動位置(a)は、こ
の油圧回路が備えられる例えば作業機械が、平地走行す
る場合などの切換位置で、油圧ポンプ1がポンプ作用、
走行モータ2がモータ作用をおこなう状況において、こ
の駆動位置(a)に切り換えられる。
【0008】また、流入側管路であるモータ管路11A
の圧が設定圧より大きくなったときに、その圧を流出側
管路であるモータ管路11Bに逃がすリリーフ弁12A
と、流出側管路であるモータ管路11Bの圧が設定圧よ
り大きくなったときに、その圧を流入側管路であるモー
タ管路11Aに逃がすリリーフ弁12Bとを備えてい
る。
【0009】平地走行時などにあっては、油圧ポンプ1
がポンプ作用、走行モータ2がモータ作用をし、流入側
のポンプ管路3Aの圧力は流出側のポンプ管路3Bの圧
力よりも高圧となって、切り換え弁5のスプール7は、
ばね8Bに打ち勝って駆動位置(a)に切り換えられ
る。この駆動位置(a)では、流出側のモータ管路11
Bとポンプ管路3Bとが連通し、その開口量は最大に保
持される。これにより、油圧ポンプ1から吐出された圧
油は、ポンプ管路3A、逆止弁6A、モータ管路11A
を経て走行モータ2に流入し、この走行モータ2から流
出した圧油は、モータ管路11B、切り換え弁5のスプ
ール7の駆動位置(a)、ポンプ管路3Bを経て油圧ポ
ンプ1に戻される。この圧油の流れにより走行モータ2
が回転駆動し、平地走行等がおこなわれる。
【0010】また、坂道降坂時等には、走行モータ2の
回転方向に沿うように外力が加わるため、この走行モー
タ2がポンプ作用を、油圧ポンプ1がモータ作用をおこ
なうようになる。このときポンプ管路3Aの圧力は降下
し、ポンプ管路3Bの圧力とほぼ同圧になり、ばね8B
の力が勝って、切換弁5のスプール7は中立位置(b)
に復帰する。この状態では、走行モータ2の出口側管路
であるモータ管路11Bが切換弁5の中立位置(b)で
閉じられるため、このモータ管路11Bにブレーキ圧が
発生する。このブレーキ圧がリリーフ弁12Bの設定圧
を超えると、モータ管路11Bの圧はリリーフ弁12B
を介してモータ管路11Aに逃がされる。
【0011】上述のように、走行中に切換弁5が中立位
置(b)に保持されるときには、走行モータ2の出口側
管路であるモータ管路11Bにブレーキ圧が発生するの
で、走行モータ2、油圧ポンプ1、及び原動機13の規
定回転を超えるような過大の回転の発生が防止されると
ともに、この作業機械の逸走が防止される。
【0012】上述した図5に示す従来技術と同様な機能
を有する公知技術としては、例えば特開平7−2770
15号公報、特開昭61−180067号公報、特開平
3−219167号公報に示されるものがある。
【0013】なお、従来、油圧閉回路として、フラッシ
ング機構を備えた走行閉回路が実用新案登録第2546
484号公報に提案されている。フラッシング機構は、
摺動部からの油の漏れによって生じる閉回路中の不足分
の油を補給する機能と、回路内の一定量の油を絶えず入
れ替えて、圧油の劣化防止すなわち清浄化と温度調整を
おこなう機能とを備えている。
【0014】図示しないが、上述した実用新案公報に示
される従来技術は、可変容量型の油圧ポンプと、この油
圧ポンプに一対の主管路を介して閉回路接続される油圧
モータすなわち走行モータと、副油圧源と、この副油圧
源と上記主管路のそれぞれとの間に設けられ、副油圧源
側から主管路側への圧油の流れを許容し、主管路側から
副油圧源側への圧油の流れを阻止する逆止弁と、油圧ポ
ンプと走行モータとの間に配置され、一対の主管路のう
ちの低圧側管路の圧力を選択して取り出す切換弁、すな
わち低圧選択弁と、上述の低圧を設定し、タンクに接続
される低圧リリーフ弁とを備えている。
【0015】この公報に示される従来技術では、逆止弁
を介して主管路に導入される副油圧源の吐出流量に相応
する流量が、低圧選択弁で取り出され、さらに低圧リリ
ーフ弁を介してタンクに戻される。これにより前述した
ように、回路を流れる圧油の清浄化、温度調整等を実現
できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した図5に示す背
圧制御機構4を備えた油圧回路に、前述した公報に示さ
れるようなフラッシング機構を備えたい場合、1つの閉
回路中に背圧制御機構とフラッシング機構とを個別に共
存させることになるが、このように構成すると所望の機
能を確保できるものの、全体構成が複雑で大型になり、
製作費が高くなる懸念がある。
【0017】また、フラッシング機構に含まれる切換弁
と、背圧制御機構4に含まれる切換弁5との切り換えタ
イミングのバラツキを生じるおそれがあり、これにより
それぞれの切換弁の切換頻度が増加し、これらの切換弁
の耐久性が劣化する懸念もある。
【0018】本発明は、上述した従来技術における実状
からなされたもので、その目的は、全体構成を簡単にす
ることができるとともに、切換弁の切り換えタイミング
のバラツキを生じる懸念のない油圧閉回路を提供するこ
とにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1に係る発明は、可変容量型の油圧ポ
ンプと、この油圧ポンプに一対の主管路を介して閉回路
接続される油圧モータと、これらの油圧ポンプと油圧モ
ータとの間に配置され、上記油圧ポンプがポンプ作用、
上記油圧モータがモータ作用をおこない上記一対の主管
路のうちの上記油圧モータの出口側管路を含む主管路側
を導通させる切換位置である駆動位置と、中立位置とを
有する切換弁を含む背圧制御機構とを備えた油圧閉回路
において、上記切換弁が、フラッシング機構に含まれる
切換弁を兼ねる構成にしてある。
【0020】このように構成した請求項1に係る発明で
は、背圧制御機構とフラッシング機構との2つの制御機
構に対し切換弁を1つ設ければ足りるので、全体構成を
簡単にすることができるとともに、他の切換弁との切り
換えタイミングを考慮する必要がなく、したがって、切
換弁の切り換えタイミングのバラツキを生じる懸念がな
い。
【0021】なお、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、上記フラッシング機構が、副油圧源
と、この副油圧源と上記主管路のそれぞれとの間に設け
られ、上記副油圧源側から上記主管路側への圧油の流れ
を許容し、上記主管路側から上記副油圧源側への圧油の
流れを阻止する逆止弁と、上記油圧ポンプと上記油圧モ
ータとの間に配置され、一対の主管路のうちの低圧側管
路の圧力を選択して取り出す切換弁、すなわち低圧選択
弁と、上記低圧側管路の圧力を所定圧に設定し、タンク
に接続される低圧リリーフ弁とを含むことを特徴として
いる。
【0022】また、請求項3に係る発明は、請求項2に
係る発明において、上記切換弁が、上記それぞれの主管
路の圧のうちの低圧側管路の圧を上記低圧リリーフ弁に
導くものであることを特徴としている。
【0023】また、請求項4に係る発明は、請求項1〜
3のいずれかに係る発明において、上記背圧制御機構
が、逆止弁を含み、この逆止弁は、上記油圧ポンプ側か
ら上記油圧モータ側への圧油の流れを許容し、上記油圧
モータ側から上記油圧ポンプ側への圧油の流れを阻止す
るものであることを特徴としている。
【0024】また、請求項5に係る発明は、請求項1〜
4のいずれかに係る発明において、上記切換弁が、パイ
ロット圧切換式のスプール弁から成ることを特徴として
いる。
【0025】また、請求項6に係る発明は、請求項5に
係る発明において、上記主管路の圧を、上記切換弁を切
り換えるパイロット圧として導くパイロット圧誘導手段
を設けたことを特徴としている。
【0026】また、請求項7に係る発明は、請求項1〜
6のいずれかに係る発明において、上記油圧モータが走
行モータであることを特徴としている。
【0027】また、請求項8に係る発明は、請求項7に
係る発明において、上記走行モータと、上記切換弁とを
一体に設けることを特徴としている。
【0028】また、請求項9に係る発明は、請求項1に
係る発明において、上記切換弁の中立位置が、上記一対
の主管路のうちの上記油圧モータの出口側管路を含む主
管路側を遮断する位置であることを特徴としている。
【0029】また、請求項10に係る発明は、請求項1
に係る発明において、上記切換弁の中立位置が、上記一
対の主管路のうちの上記油圧モータの出口側管路を含む
主管路側を導通させる通路と、この通路に形成される絞
りとを有することを特徴としている。
【0030】また、請求項11に係る発明は、請求項1
〜10のいずれかに係る発明において、作業機械に設け
ることを特徴としている。
【0031】
【発明の実施の形態】以下,本発明の油圧閉回路の実施
形態を図に基づいて説明する。
【0032】図1は本発明の第1実施形態を示す油圧回
路図、図2は図1に示す第1実施形態に備えられる切換
弁が中立位置に保持された状態を示す要部断面図であ
る。
【0033】なお、これらの図において、前述した図5
に示すものと同等のものは同じ符号で示してある。
【0034】図1に示す油圧閉回路は例えば建設機械等
の作業機械に備えられる走行用油圧回路で、前述した図
5に示す従来技術と同様に、原動機13と、この原動機
13の出力軸14に接続され、原動機13によって駆動
する可変容量型の油圧ポンプ1と、この油圧ポンプ1に
一対の主管路を介して閉回路接続される油圧モータ、す
なわち走行モータ2とを備えている。油圧ポンプ1と走
行モータ2との間に位置する主管路には、背圧制御機構
21を備えている。
【0035】この背圧制御機構21と走行モータ2とは
例えば一体構造物として形成してある。
【0036】背圧制御機構21は、その具体構造を図2
に示すように、互いに並列に設けられる逆止弁6A,6
Bと、切換弁22とを含んでいる。
【0037】逆止弁6A,6Bは、上述した一対の主管
路のそれぞれに設けられ、油圧ポンプ1側から走行モー
タ2側への圧油の流れを許容し、走行モータ2側から油
圧ポンプ1側への圧油の流れを阻止する。
【0038】なお、上述した一対の主管路のうち、油圧
ポンプ1と背圧制御機構21との間に位置する主管路部
分は、ポンプ管路3A,3Bを形成し、背圧制御機構2
1と走行モータ2間に位置する主管路部分は、モータ管
路11A,11Bを形成している。また例えば、ポンプ
管路3Aとモータ管路11Aとは、油圧ポンプ1の圧油
を走行モータ2に導く流入側管路を形成し、モータ管路
11Bとポンプ管路3Bとは、走行モータ2から流れ出
る圧油を油圧ポンプ1に導く流出側管路を形成してい
る。モータ管路11Bは走行モータ2の出口側管路を形
成している。
【0039】上述した背圧制御機構21を構成する切換
弁22は、例えばパイロット圧切換式のスプール弁から
成り、パイロット圧によって摺動するスプール23、及
びばね8A,8Bを含み、パイロット圧誘導手段、すな
わちパイロット管路9A及び絞り10Aを介して与えら
れるパイロット圧によりスプール23が同図1の右方向
に摺動して駆動位置(a)に切り換えられ、この状態か
らパイロット管路3A側の圧が小さくなってくると、別
のパイロット圧誘導手段、すなわちパイロット管路9B
及び絞り10Bを介して与えられるパイロット圧により
スプール23が上述の状態から左方向に移動して、ハー
フストローク位置すなわち半駆動位置(b)に切り換え
られ、さらに、パイロット管路3Aとパイロット管路3
Bとの差圧による力が、ばね8A,8Bの力よりも小さ
くなると、中立位置(c)に保持されるようになってい
る。
【0040】なお今は、ポンプ管路3A、モータ管路1
1Aが含まれる主管路が流入側、ポンプ管路3B、モー
タ管路11Bが含まれる主管路が流出側となっている
が、これとは逆にポンプ管路3B、モータ管路11Bが
含まれる主管路が流入側、ポンプ管路3A、モータ管路
11Aが含まれる主管路が流出側となる場合、すなわち
走行モータ2をそれまでとは逆方向に回転させるような
動作をおこなう場合には、切換弁22の位置(e)が駆
動位置、(d)が半駆動位置を形成する。
【0041】上述した図1に示す切換弁22の駆動位置
(a)は、この油圧回路が備えられる作業機械が、平地
走行する場合などの切換位置で、油圧ポンプ1がポンプ
作用、走行モータ2がモータ作用をおこなう状況におい
て、この駆動位置(a)に切り換えられる。
【0042】また、上述した図1に示す切換弁22の半
駆動位置(b)は、この作業機械の走行モータ2が傾斜
の大きい坂道降坂時のように走行モータ2に大きな外力
が加えられるときの切換位置で、走行モータ2がポンプ
作用、油圧ポンプ1がモータ作用をおこなう状況におい
て、ポンプ管路3Aの圧が低下し、ばね8Bの力に対し
て小さくなったときに、この半駆動位置(b)に切り換
えられる。
【0043】なお、このような状況にあって、油圧ポン
プ1と走行モータ2とを接続する一対の主管路の圧がほ
ぼ同圧に保持される状況になると、これらの主管路間の
差圧による力がばね8A,8Bの力よりも小さくなるの
で中立位置(c)に保持される。
【0044】切換弁22の上述した駆動位置(a)は、
ポンプ管路3Aとモータ管路11A間を遮断するととも
に、走行モータ2の出口側管路を形成するモータ管路1
1Bとポンプ管路3Bとを導通させる通路30Aと、こ
の通路30Aの接続点29Aから分岐させた分岐路30
aとを有する。半駆動位置(b)は、ポンプ管路3Aと
モータ管路11A間を遮断するとともに、モータ管路1
1Bとポンプ管路3Bとを導通させる通路30Bと、こ
の通路30Bに形成される絞り28Aと、この絞り28
Aのポンプ管路3B側に位置する通路30Bの接続点2
9Aから分岐させた分岐路30bとを有する。この半駆
動位置(b)の開口量は、絞り28Aによって駆動位置
(a)の開口量よりも小さく設定されている。中立位置
(c)は、ポンプ管路3Aとモータ管路11A間を遮断
するとともに、ポンプ管路3Bとモータ管路11B間を
遮断する。
【0045】なお、切換弁22の駆動位置(e)、半駆
動位置(d)も上述した駆動位置(a),(b)に対応
している。すなわち、駆動位置(e)は、ポンプ管路3
Bとモータ管路11B間を遮断するとともに、この場合
に走行モータ2の出口側管路を形成するモータ管路11
Aとポンプ管路3Aとを導通させる通路30Eと、この
通路30Eの接続点29Bから分岐させた分岐路30e
とを有する。半駆動位置(d)は、ポンプ管路3Bとモ
ータ管路11B間を遮断するとともに、モータ管路11
Aとポンプ管路3Aとを導通させる通路30Dと、この
通路30Dに形成される絞り28Bと、この絞り28B
のポンプ管路3A側に位置する通路30Dの接続点29
Bから分岐させた分岐路30dとを有する。この半駆動
位置(d)の開口量は、絞り28Bによって駆動位置
(e)の開口量よりも小さく設定されている。
【0046】また、この切換弁22は、図2に示すよう
に、モータ管路11A,11Bにそれぞれ連通するモー
タポート31A,31Bと、ポンプ管路3A,3Bにそ
れぞれ連通するポンプポート32A,32Bと、分岐ポ
ート36とを有する。この分岐ポート36は、前述した
分岐路30a,30b,30e,30dに連通してい
る。この切換弁22のスプール23のポンプポート32
B,32Aに位置する部分は、前述した絞り28A,2
8Bを形成するための小径部33A,33Bとなってい
る。また、スプール23の両端部には、それぞれストッ
パ34B,34Aを設けてあり、これらのストッパ34
B,34Aが、ばね8B,8Aが収納されるプラグの端
面35B,35Aに当ることによりスプール23の動き
が規制される。
【0047】さらにこの第1実施形態は、上述した切換
弁22の分岐路30a,30b,30e,30dと、タ
ンク27との間に介設され、上述した一対の主管路のう
ちの低圧側管路の圧を所定圧に設定する低圧リリーフ弁
26と、副油圧源24と、この副油圧源24の圧油をポ
ンプ管路3A,3Bのそれぞれに供給可能な逆止弁25
A,25Bを備えている。
【0048】これらの逆止弁25A,25Bは、副油圧
源24側からポンプ管路3A,3Bが含まれる主管路側
への圧油の流れを許容し、主管路側から副油圧源24側
への圧油の流れを阻止する。
【0049】上述した背圧制御機構21に含まれる切換
弁22は、一対の主管路のうちの低圧側の主管路を低圧
リリーフ弁26に接続する低圧選択機能を有する弁、す
なわち低圧選択弁を構成している。この低圧選択弁であ
る切換弁22と、低圧リリーフ弁26と、前述した副油
圧源24と、逆止弁25A,25Bとは、副油圧源24
の吐出流量分の圧油を入れ替えることにより、油圧回路
内を流れる圧油の清浄化と温度調整をおこなうフラッシ
ング機構を構成している。すなわち、背圧制御機構21
に含まれる上述の切換弁22は、フラッシング機構に含
まれる切換弁を兼ねている。
【0050】また、図1に示す第1実施形態にあって
も、前述した図5に示す従来技術と同様に、例えば流入
側管路であるモータ管路11Aの圧が設定圧よりも大き
くなったときに、その圧を流出側管路であるモータ管路
11Bに逃がすリリーフ弁12Aと、流出側管路である
モータ管路11Bの圧が設定圧より大きくなったとき
に、その圧を流入側管路であるモータ管路11Aに逃が
すリリーフ弁12Bとを備えている。
【0051】このように構成した第1実施形態における
動作は以下のとおりである。
【0052】すなわち、図1に示す第1実施形態を含む
走行用油圧回路が備えられる作業機械の平地走行時など
にあっては、油圧ポンプ1がポンプ作用、走行モータ2
がモータ作用をし、流入側のポンプ管路3Aの圧力は流
出側のポンプ管路3Bの圧よりも高圧となって、切換弁
22のスプール23は、ばね8Bに打ち勝って駆動位置
(a)に切り換えられる。このときの動作は、前述した
図5に示すものと同じである。すなわち、この駆動位置
(a)では、流出側のモータ管路11Bとポンプ管路3
Bとが連通し、その開口量は最大に保持される。これに
より、油圧ポンプ1から吐出された圧油は、ポンプ管路
3A、逆止弁6A、モータ管路11Aを経て走行モータ
2に流入し、この走行モータ2から流出した圧油は、モ
ータ管路11B、切換弁22のスプール23の駆動位置
(a)、ポンプ管路3Bを経て油圧ポンプ1に戻され
る。この圧油の流れにより走行モータ2が回転駆動し、
平地走行等がおこなわれる。
【0053】また、坂道降坂時等には、走行モータ2の
回転方向に沿うように外力が加わるため、この走行モー
タ2がポンプ作用を、油圧ポンプ1がモータ作用をおこ
なうようになる。このときポンプ管路3Aの圧力は降下
し、ばね8Bの力が勝って、切換弁22のスプール23
は例えば半駆動位置(b)に切り換えられる。このとき
半駆動位置(b)に形成される絞り28Aにより走行モ
ータ2の出口側管路であるモータ管路11Bにブレーキ
圧が発生するものの、この絞り28Aが設けられる通路
30Bを介して、このモータ管路11Bを含む主管路側
が導通し、モータ管路11Bの圧油が切換弁22の通路
30B、ポンプ管路3Bを経て油圧ポンプ1に戻され
る。このため、走行モータ2の出口側であるモータ管路
11Bに、高圧のブレーキ圧が急激に発生しないように
保たれる。
【0054】この状態にあっては、徐々に発生させるブ
レーキ圧により、油圧ポンプ1、走行モータ2、及び原
動機13の規定回転を超えるような過大な回転の発生が
防止され、また、この作業機械の逸走が防止される。
【0055】なお例えば、ポンプ管路3Aとモータ管路
11Aが含まれる主管路と、ポンプ管路3Bとモータ管
路11Bが含まれる主管路がほぼ同圧となって中立位置
(c)に切り換えられ、これに伴って走行モータ2の出
口側管路であるモータ管路11Bの圧、すなわちブレー
キ圧が所定圧以上になったときには、その大きくなりす
ぎた圧がリリーフ弁12Bを通じてポンプ管路3A、モ
ータ管路11Aが含まれる主管路に逃がされる。これに
より、この油圧回路の保護が図られる。
【0056】また例えば、上述のような平地走行等に際
して切換弁22が駆動位置(a)あるいは半駆動位置
(b)に切り換えられると、低圧側の主管路に含まれる
モータ管路11Bとポンプ管路3Bとが連通するととも
に、ポンプ管路3Bの圧油の一部、すなわち副油圧源4
1の吐出流量に相応する流量が分岐路30aあるいは分
岐路30bに流出し、低圧リリーフ弁26を介してタン
ク27に戻される。これにより、前述したように、この
油圧回路を流れる圧油の清浄化と温度調整を実現でき
る。
【0057】切換弁22の切換位置(e)が駆動位置、
切換位置(d)が半駆動位置となる場合も、上述と同様
の動作がおこなわれる。
【0058】このように構成した第1実施形態にあって
は、背圧制御機構とフラッシング機構との2つの制御機
構に共用される切換弁22を1つだけ設けたので、全体
構成を簡単にすることができるとともに、油圧回路の小
型化を実現できる。また、切換弁22は単に1つだけ設
けてあるだけなので、他の切換弁との間の切り換えタイ
ミングのバラツキを生じる懸念がなく、したがって、切
換弁22の切換頻度を最少限に抑えることができ、この
切換弁22の耐久性を向上させることができる。
【0059】図3は本発明の第2実施形態を示す油圧回
路図、図4は図3に示す第2実施形態に備えられる切換
弁が中立位置に保持された状態を示す要部断面図であ
る。
【0060】この第2実施形態では、背圧制御機構に含
まれる切換弁とフラッシング機構に含まれる切換弁とを
兼ねる切換弁42の構造が前述した第1実施形態と異な
っている。その他の構成については第1実施形態と同等
である。
【0061】切換弁42は平地走行時等のように、ポン
プ管路3A、モータ管路11Aが含まれる主管路が流入
側となるときの駆動位置(a)と、坂道降坂時のように
走行モータ2に外力が加えられるときの切換位置である
半駆動位置(b)と、中立位置(c)と、例えば平地を
後退するときのように、ポンプ管路3B、モータ管路1
1Bが含まれる主管路が流入側となるときの駆動位置
(e)と、このような状態からポンプ管路3Bの圧が低
下し、ばね8Aの力に対して小さくなったときの切換位
置である半駆動位置(d)とを備えている。
【0062】上述した切換弁42の駆動位置(a)は、
ポンプ管路3Aとモータ管路11Aとを導通させる通路
50Aと、この通路50Aに設けられ、開口量を小さく
設定した絞り44Aと、走行モータ2の出口側管路を形
成するモータ管路11Bとポンプ管路3Bとを導通させ
る通路50Bと、この通路50Bの接続点29Aから分
岐させた分岐路51Aとを有する。半駆動位置(b)
も、ポンプ管路3Aとモータ管路11Aとを導通させる
通路50Cと、この通路50Cに設けられ、絞り44A
と同程度に開口量を小さく設定した絞り44Bと、モー
タ管路11Bとポンプ管路3Bとを導通させる通路50
Dと、この通路50Dに設けられ、開口量の比較的大き
な絞り44Cと、この絞り44Cのポンプ管路3B側に
位置する通路50Dの接続点29Aから分岐させた分岐
路51Bとを有する。中立位置(c)は、ポンプ管路3
Aとモータ管路11Aを導通させる通路50Eと、この
通路50Eに設けられ、例えば絞り44Cの開口量より
も小さく、絞り44A,44Bの開口量よりも大きく設
定した絞り44Dと、ポンプ管路3Bとモータ管路11
Bを導通させる通路50Fと、この通路50Fに設けら
れ、たとえば絞り44Dと同等の開口量に設定した絞り
44Eとを有する。
【0063】なお、ポンプ管路3B、モータ管路11B
が流入側となるときの駆動位置(e)、半駆動位置
(d)は、前述した駆動位置(a)、半駆動位置(b)
に対応するように設けてある。すなわち、駆動位置
(e)は、ポンプ管路3Bとモータ管路11Bとを導通
させる通路50Jと、この通路50Jに設けられ、前述
の絞り44A,44Bと同程度に開口量を小さく設定し
た絞り44Hと、ポンプ管路3Aとモータ管路11Aと
を導通させる通路50Iと、この通路50Iの接続点2
9Bから分岐させた分岐路51Dとを有する。半駆動位
置(d)は、ポンプ管路3Bとモータ管路11Bとを導
通させる通路50Hと、この通路50Hに設けられ、前
述の絞り44Hと同程度の開口量に設定した絞り44G
と、モータ管路11Aとポンプ管路3Aとを導通させる
通路50Gと、この通路50Gに設けられ、前述の絞り
44Cと同程度の開口量に設定した絞り44Fと、この
絞り44Fのポンプ管路3A側に位置する通路50Gの
接続点29Bから分岐させた分岐路51Cとを有する。
【0064】上述した各分岐路51A,51B,51
D,51Cは、低圧リリーフ弁26に接続させてある。
【0065】このように構成した第2実施形態でも、背
圧制御機構の切換弁とフラッシング機構の切換弁を兼ね
る1つの切換弁42を設けたことから、前述した第1実
施形態と同様に全体構成を簡単にでき、回路の小型化を
実現できる。また、切換弁42が1つであることから、
切換弁どうしの切り換えタイミングのバラツキを生じる
懸念が無く、切換弁42の切換頻度を最少限に抑えるこ
とができ、この切換弁42の耐久性を向上させることが
できる。
【0066】また、駆動位置(a)、半駆動位置(b)
の分岐路51A,51B、低圧リリーフ弁26を介し
て、副油圧源24から吐出される流量の相当分をタンク
27に戻すことができ、第1実施形態と同様に、回路を
流れる圧油の清浄化と温度調整を実現できる。
【0067】また例えば、平地走行の開始に際し切換弁
42が中立位置(c)から半駆動位置(b)、駆動位置
(a)へと切り換えられたとき、絞り44B,44Aを
介して通路50C,50A側に少量ながら油が流れるこ
とから、走行モータ2に急激に圧油が供給されることが
なく、急発進を防ぐことができる。
【0068】また、半駆動位置(b)にあっては、第1
実施形態と同様に、絞り44Cにより、ブレーキ圧を発
生させることができる。
【0069】そして特に、平地走行からの停止時にあっ
ては、切換弁42が中立位置(c)に戻されるが、この
とき通路50F、絞り44Eを介してモータ管路11B
とポンプ管路3Bとが導通することから、モータ管路1
1Bの圧油が切換弁42の通路50Fを介してポンプ管
路3Bに逃がされ、したがってモータ管路11Bに高圧
のブレーキ圧が急激に発生することを防止でき、このよ
うなブレーキ圧によるショックを抑制できる。
【0070】なお、この第2実施形態では、リリーフ弁
12A,12Bを設けてあるが、切換弁42の中立位置
(c)の絞り44E,44Dの開口量を適宜に設定する
ことにより、リリーフ弁12A,12Bを省いた構成と
することも可能である。このようにリリーフ弁12A,
12Bを除いた場合には、油圧回路のさらなる小型化を
実現できるとともに、製作費をより安くすることが可能
となる。
【0071】
【発明の効果】本願の各請求項に係る発明によれば、背
圧制御機構に対して1つの切換弁を設ければすみ、これ
により従来に比べて全体構成が簡単になって、製作費を
安くすることができる。また、1つの切換弁を設けたこ
とから、従来生じていたような切換弁どうしの切り換え
タイミングのバラツキを生じる懸念がなく、したがって
切換弁の切換頻度を最少限とすることができ、従来に比
べて切換弁の耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧閉回路の第1実施形態を示す油圧
回路図である。
【図2】図1に示す第1実施形態に備えられる切換弁が
中立位置に保持された状態を示す要部断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す油圧回路図であ
る。
【図4】図3に示す第2実施形態に備えられる切換弁が
中立位置に保持された状態を示す要部断面図である。
【図5】従来の油圧閉回路の一例である車輌の走行用油
圧回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ 2 走行モータ(油圧モータ) 3A ポンプ管路 3B ポンプ管路 6A 逆止弁 6B 逆止弁 8A ばね 8B ばね 9A パイロット管路 9B パイロット管路 10A 絞り 10B 絞り 11A モータ管路 11B モータ管路 13 原動機 14 出力軸 21 背圧制御機構 22 切換弁 23 スプール 24 副油圧源 25A 逆止弁 25B 逆止弁 26 低圧リリーフ弁 27 タンク 28A 絞り 28B 絞り 29A 接続点 29B 接続点 30A 通路 30a 分岐路 30B 通路 30b 分岐路 30D 通路 30d 分岐路 30E 通路 30e 分岐路 31A モータポート 31B モータポート 32A ポンプポート 32B ポンプポート 33A 小径部 33B 小径部 34A ストッパ 34B ストッパ 35A 端面 35B 端面 36 分岐ポート 41 制御弁 42 切換弁 43 スプール 44A 絞り 44B 絞り 44C 絞り 44D 絞り 44E 絞り 44F 絞り 44G 絞り 44H 絞り 50A 通路 50B 通路 50C 通路 50D 通路 50E 通路 50G 通路 50H 通路 50I 通路 50J 通路 51A 分岐路 51B 分岐路 51C 分岐路 51D 分岐路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 祥典 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 新留 隆志 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 3H089 BB21 BB23 BB27 CC08 DA02 DA03 DA13 DB03 DB13 DB33 DB47 DB50 DB75 GG02 JJ01 JJ17 3J053 AA01 AB14 AB17 EA07 FB01 FB03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変容量型の油圧ポンプと、この油圧ポ
    ンプに一対の主管路を介して閉回路接続される油圧モー
    タと、 これらの油圧ポンプと油圧モータとの間に配置され、上
    記油圧ポンプがポンプ作用、上記油圧モータがモータ作
    用をおこない上記一対の主管路のうちの上記油圧モータ
    の出口側管路を含む主管路側を導通させる切換位置であ
    る駆動位置と、中立位置とを有する切換弁を含む背圧制
    御機構とを備えた油圧閉回路において、 上記切換弁が、フラッシング機構に含まれる切換弁を兼
    ねることを特徴とする油圧閉回路。
  2. 【請求項2】 上記フラッシング機構が、 副油圧源と、この副油圧源と上記主管路のそれぞれとの
    間に設けられ、上記副油圧源側から上記主管路側への圧
    油の流れを許容し、上記主管路側から上記副油圧源側へ
    の圧油の流れを阻止する逆止弁と、上記油圧ポンプと上
    記油圧モータとの間に配置され、一対の主管路のうちの
    低圧側管路の圧力を選択して取り出す切換弁、すなわち
    低圧選択弁と、上記低圧側管路の圧力を所定圧に設定
    し、タンクに接続される低圧リリーフ弁とを含むことを
    特徴とする請求項1記載の油圧閉回路。
  3. 【請求項3】 上記切換弁が、上記それぞれの主管路の
    圧のうちの低圧側管路の圧を上記低圧リリーフ弁に導く
    ものであることを特徴とする請求項2記載の油圧閉回
    路。
  4. 【請求項4】 上記背圧制御機構が、逆止弁を含み、 この逆止弁は、上記油圧ポンプ側から上記油圧モータ側
    への圧油の流れを許容し、上記油圧モータ側から上記油
    圧ポンプ側への圧油の流れを阻止するものであることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の油圧閉回
    路。
  5. 【請求項5】 上記切換弁が、パイロット圧切換式のス
    プール弁から成ることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の油圧閉回路。
  6. 【請求項6】 上記主管路の圧を、上記切換弁を切り換
    えるパイロット圧として導くパイロット圧誘導手段を設
    けたことを特徴とする請求項5記載の油圧閉回路。
  7. 【請求項7】 上記油圧モータが走行モータであること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の油圧閉回
    路。
  8. 【請求項8】 上記走行モータと、上記切換弁とを一体
    に設けることを特徴とする請求項7記載の油圧閉回路。
  9. 【請求項9】 上記切換弁の中立位置が、上記一対の主
    管路のうちの上記油圧モータの出口側管路を含む主管路
    側を遮断する位置であることを特徴とする請求項1記載
    の油圧閉回路。
  10. 【請求項10】 上記切換弁の中立位置が、上記一対の
    主管路のうちの上記油圧モータの出口側管路を含む主管
    路側を導通させる通路と、この通路に形成される絞りと
    を有することを特徴とする請求項1記載の油圧閉回路。
  11. 【請求項11】 作業機械に設けることを特徴とする請
    求項1〜10のいずれかに記載の油圧閉回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006283853A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Nabtesco Corp 建設機械の走行モータ制御装置
CN108691828A (zh) * 2017-04-07 2018-10-23 丹佛斯动力系统公司 用于维持最小低侧压力的液压系统或闭路液压系统

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006283853A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Nabtesco Corp 建設機械の走行モータ制御装置
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