JP2010261496A - 走行用hst回路 - Google Patents

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高弘 坪
Takashi Niitome
隆志 新留
Kazuhiro Numaguchi
和弘 沼口
Aichi Yabuuchi
愛智 藪内
Kentaro Itoga
健太郎 糸賀
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Abstract

【課題】制御弁の作動時におけるサーボピストンのハンチングの発生を抑えることができる走行用HST回路の提供。
【解決手段】両傾転機構を有する可変容量型油圧ポンプ5と、走行モータ7と、チャージポンプ6と、可変容量型油圧ポンプ5の傾転角を制御する傾転制御圧を発生させる制御圧発生部14と、傾転制御圧が導かれる一対のポンプサーボ室16,17、及びサーボピストン18aを有するサーボ弁18と、走行モータ7を制御する方向制御弁22と、可変容量型油圧ポンプ5の吐出圧、もしくは可変容量型油圧ポンプ5の吐出圧とその他の負荷圧の合計が設定圧以上になったときに、可変容量型油圧ポンプ5の吐出流量を制限する制御を行なう制御弁28とを備えるとともに、制御弁28の作動時に、サーボ弁18のポンプサーボ室16,17のそれぞれを互いに連通させる連通手段を備えた構成にしてある。
【選択図】図2

Description

本発明は、ホイールローダ等の作業機械に備えられ、可変容量型油圧ポンプと走行モータとを一対のメイン管路で連絡させた走行用HST回路に関する。
この種の従来技術として、特許文献1に示されるものがある。この従来技術は、原動機エンジンすなわち駆動源と、この駆動源によって駆動され、両傾転機構を有する可変容量型油圧ポンプと、この可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油によって作動する可変容量モータすなわち走行モータと、可変容量型油圧ポンプと走行モータとを連絡する一対のメイン管路とを備えている。また、上述した駆動源によって駆動されるチャージポンプと、メイン管路のうちの低圧側管路にチャージポンプから吐出される圧油を導く管路と、この管路に設けられる一対の逆止弁とを備えている。
また、可変容量型油圧ポンプの傾転角を制御する傾転制御圧を発生させるAS弁、すなわち制御圧発生部と、この制御圧発生部で発生させた傾転制御圧が導かれる一対のポンプサーボ室、及び可変容量型油圧ポンプの上述した両傾転制御機構に連結され、一対のポンプサーボ室の差圧を受けて傾転角を制御するサーボピストンを有するサーボ弁とを備えている。また、一対のポンプサーボ室のそれぞれを、制御圧発生部に接続するか、タンクに接続するかを切換え、ポンプ吐出方向を変えることにより、走行モータの回転方向を切り換える方向切換弁、すなわち前後進切換弁を備えている。この前後進切換弁は、走行モータを所定の一方向に回転させる第1切換位置と、この一方向とは逆方向である他方向に回転させる第2切換位置と、走行モータの回転を停止させる中立位置とを有している。前後進切換弁が上述の第1切換位置あるいは第2切換位置に切換えられたときには、一対のポンプサーボ室のいずれか一方はタンクに連通するようになっている。また、前後進切換弁を切り換えて傾転制御圧が一対のポンプサーボ室のうちの該当するポンプサーボ室に与えられる際に、その傾転制御圧を提供する圧油は該当するポンプサーボ室内に閉じ込められように、これらの一対のポンプサーボ室は形成されている。すなわち、一対のポンプサーボ室のそれぞれは、前後進切換弁から傾転制御圧が与えられる際には、傾転制御圧の供給ポートを除いて密閉空間となるように形成されている。
また、この従来技術は、一対のメイン管路のうちの高圧側の圧を選択するシャトル弁と、このシャトル弁で選択された圧、すなわち可変容量型油圧ポンプの吐出圧が設定圧以上になったときに、可変容量型油圧ポンプの吐出流量を少なくすることにより、ポンプ吐出圧を設定値に制限する制御を行なう制御弁を備えている。
さらに、前後進切換弁とタンクとを連絡する管路に配置され、走行速度を上昇させる場合の緩やかな加速上昇を考慮した走行モータの回転速度の上昇に関連して設けられ、絞り量が比較的大きい第1絞りと、制御弁の作動時にチャージ圧が落ちないように保持するとともに、制御圧発生部と前後進切換弁とを接続する管路に配置され、走行速度を低下させる場合の緩やかな減速を考慮した走行モータの回転速度の低下に関連して設けられ、上述した第1絞りの絞り量に比べて絞り量が小さい第2絞りとを備えている。
特開2004−293661号公報
上述した従来技術等に示される走行用HST回路は、一般に、制御弁の作動中にあって、目標とする走行負荷圧を維持させようとする状態にあって、制御圧発生部によって発生する傾転制御圧が微小ながら変動を繰り返すことが知られている。このような傾転制御圧の微小変動はサーボピストンの応答遅れを招く。このサーボピストンの応答遅れに伴って、サーボピストンが振動しハンチングをする。したがって従来一般に、このようなサーボピストンのハンチングによって可変容量型油圧ポンプの傾転が変動し、走行フィーリングの向上を見込みにくかった。また、サーボピストンのハンチングによって、ポンプサーボ室に摩耗を生じやすく、これらのポンプサーボ室及びサーボピストンが含まれるサーボ弁の耐久性が劣化しやすい問題もあった。
また、傾転制御圧を供給する圧油中に気泡が含まれていた場合、上述した特許文献1に示される従来技術にあっては、ポンプサーボ室に導かれた気泡は逃げ場が無く、圧油中に含まれる気泡を介してサーボピストンが作動することから、応答遅れを生じ、上述とは別の理由でサーボピストンのハンチングを生じやすい。さらに、気泡がサーボピストンとポンプサーボ室との間に形成される摺動隙間に侵入した場合には、サーボピストンの作動不良を生じる虞がある。
また、上述した特許文献1に示される従来技術にあっては、前後進切換弁が第1切換位置または第2切換位置に切り換えられて走行が行われているときであって、制御弁が作動しているときに、一対のポンプサーボ室の一方のポンプサーボ室には高い傾転制御圧の圧油が与えられ、他方のポンプサーボ室の圧油はタンクに戻される状態となる。このために、タンクに圧油が戻される側のポンプサーボ室内は圧力が低いためサーボピストン摺動部への油の供給がされ難くなる。結果として潤滑不良を招き、上述とは別の理由でポンプサーボ室の摩耗を生じやすい。このような状態にあっては、サーボピストンの焼き付きを生じ、サーボピストンの作動不良を生じる虞もある。
なお、上述した特許文献1に示される従来技術は、走行モータの回転速度の低下に関連して設けられる第2絞りが、上述のようにチャージ圧を保持するための絞りを兼ねており、したがって走行速度の低下を例えばより速やかに行わせようとして第2絞りの絞り量を比較的小さく(開口量を大きく)調整しようとしても、その絞り量はチャージ圧の確保によって制約を受け、この第2絞りの絞り量を小さく調整することはできなかった。このために上述した特許文献1に示される従来技術にあっては、走行速度の低下時における走行性能の向上を見込み難い問題もあった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、制御弁の作動時におけるサーボピストンのハンチングの発生を抑えることができる走行用HST回路を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明に係る走行用HST回路は、駆動源と、この駆動源によって駆動され、両傾転機構を有する可変容量型油圧ポンプと、この可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油によって作動する走行モータと、上記可変容量型油圧ポンプと上記走行モータとを連絡する一対のメイン管路と、チャージポンプと、上記メイン管路のうちの低圧側管路に上記チャージポンプから吐出される圧油を導く管路と、上記可変容量型油圧ポンプの傾転角を制御する傾転制御圧を発生させる制御圧発生部と、この制御圧発生部で発生させた上記傾転制御圧が導かれる一対のポンプサーボ室、及び上記可変容量型油圧ポンプの上記両傾転機構に連結され、上記一対のポンプサーボ室の差圧を受けて上記傾転角を制御するサーボピストンを有するサーボ弁と、上記一対のポンプサーボ室のそれぞれを、上記制御圧発生部に接続するか、タンクに接続するかを切換え、上記走行モータを制御する前後進切換弁と、上記可変容量型油圧ポンプの吐出圧が設定圧以上になったときに、上記可変容量型油圧ポンプの吐出流量を少なくすることにより上記可変容量型油圧ポンプの吐出圧を制限する制御を行なう制御弁とを備えた走行用HST回路において、上記制御弁の作動時に、上記一対のポンプサーボ室のそれぞれを互いに連通させる連通手段を備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、前後進切換弁を中立位置から切換えると、制御圧発生部で発生させた傾転制御圧がサーボ弁の一対のポンプサーボ室のうちの該当するポンプサーボ室に供給され、可変容量型油圧ポンプの傾転が制御される。これにより、原動機で駆動される可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油が走行モータに供給され、この走行モータが作動して走行が行われる。このような作動状態において、可変容量型油圧ポンプと走行モータとを連絡する一対のメイン管路のうちの低圧側管路にチャージポンプから吐出されるチャージ圧が供給される。また、一対のメイン管路のうちの高圧側管路の圧が制御弁の設定値を越えたとき制御弁が作動し、可変容量型油圧ポンプの吐出流量を少なくするように制限する制御が行われる。
本発明は、上述のように制御弁が作動したときには、連通手段を介してサーボ弁の一対のポンプサーボ室のそれぞれが互いに連通し、サーボピストンを挟むように位置するそれぞれのポンプサーボ室に対し圧力は微小変動として作用する。したがって、このような制御弁の作動時に、ポンプサーボ室に与えられる傾転制御圧の微小変動は、両ポンプサーボ室に伝えられる。これによって同じ時点におけるサーボピストンの一方の側面、及び他方の側面に作用する力が緩和され、サーボピストンの振動を抑制することができる。すなわち、制御弁の作動時におけるサーボピストンのハンチングの発生を抑えることができる。これによって、可変容量型油圧ポンプの傾転の変動を抑え、目標とする走行速度を一定と見做し得る走行速度に維持することができる。また、サーボピストンのハンチングによるポンプサーボ室の摩耗を抑えることができる。
また、傾転制御圧を与える圧油中に気泡が含まれ、その気泡が含まれた圧油がサーボ弁の一対のポンプサーボ室の一方に供給されることがあっても、制御弁の作動時に、連通手段を介して一対のポンプサーボ室の双方が連通することから、上述した一方のポンプサーボ室に供給される圧油中の気泡は、他方のポンプサーボ室に導かれ、さらにこの他方のポンプサーボ室からタンクに排出される。したがって、ポンプサーボ室のそれぞれの内部に気泡が残されず、このような圧油中の気泡によるサーボピストンの応答遅れを防ぎ、これによってもサーボピストンのハンチングの発生を抑えることができる。また、気泡がサーボピストンとポンプサーボ室との間に形成される摺動隙間の間に侵入することを防ぐことができる。
また、制御弁の作動時に連通手段を介してサーボ弁の一対のポンプサーボ室の双方に傾転制御圧を与える圧油が導かれることから、すなわちタンクに圧油が戻される側のポンプサーボ室にも圧油が導かれ、第1絞りによりある程度圧が保持されることから、この圧油によってポンプサーボ室内の潤滑不良を防ぐことができ、上述とは別の理由でポンプサーボ室の摩耗を抑えることができる。
また、本発明に係る走行用HST回路は、上記発明において、上記前後進切換弁は、上記サーボ弁の上記一対のポンプサーボ室の一方に上記制御圧発生部で発生させた前記傾転制御圧を導く第1切換位置と、上記一対のポンプサーボ室の他方に上記制御圧発生部で発生させた前記傾転制御圧を導く第2切換位置と、上記一対のポンプサーボ室の双方をタンクに連通させる中立位置とを有する方向制御弁から成り、上記方向制御弁と上記タンクとを連絡する管路に配置され、上記走行モータの回転速度の上昇に関連して設けられる第1絞りと、上記制御圧発生部と上記方向制御弁とを連絡する管路に配置され、上記走行モータの回転速度の低下に関連して設けられる第2絞りとを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、方向制御弁とタンクとを連通する管路に配置される第1絞りを、チャージ圧の確保のための絞りとして兼用させることができる。すなわち、この第1絞りは、走行モータの回転速度の上昇に関連し、この回転速度の上昇を速く行わせるためにその絞り量を大きく(開口量を小さく)設定される。これにより、チャージ圧の確保のための十分に大きな絞り量(小さな開口量)を有するものとすることができる。これに伴い第2絞りは、チャージ圧の確保とは関係なく、走行モータの回転速度の低下にのみ関連する絞りとすることができる。したがって、制御圧発生部と方向制御弁とを連絡する管路に設けられ、回転速度の低下を緩やかにするための第2絞りの絞り量は、第1絞りの絞り量に比べて小さく(開口量を大きく)設定されるが、その設定される小さな絞り量をチャージ圧の確保という制約を受けることなく、必要に応じて調整することができる。
また、本発明に係る走行用HST回路は、上記発明において、上記前後進切換弁は、上記サーボ弁の上記一対のポンプサーボ室の一方に関連させて設けた第1減圧弁と、上記一対のポンプサーボ室の他方に関連させて設けた第2減圧弁とから成り、上記第1減圧弁と上記第2減圧弁は、上記制御圧発生部を兼ね、上記第1減圧弁及び上記第2減圧弁と、タンクとを連絡する管路に配置され、上記走行モータの回転速度の上昇に関連して設けられる第1絞りと、上記第1減圧弁及び上記第2減圧弁の上流に設けられ、上記走行モータの回転速度の低下に関連して設けられる第2絞りと、上記一対のポンプサーボ室の一方と上記第1減圧弁とを接続し、上記第1減圧弁と上記第2減圧弁とを接続し、上記第2減圧弁と上記一対のポンプサーボ室の他方とを接続する接続管路とを備えるとともに、上記接続管路と上記チャージポンプとを接続する管路を設け、この管路に上記第2絞りを配置したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、第1減圧弁及び第2減圧弁と、タンクとを連絡する管路に配置される第1絞りを、チャージ圧の確保のための絞りとして兼用させることができる。すなわち、この第1絞りは、走行モータの回転速度の上昇に関連し、この回転速度の上昇を速く行わせるためにその絞り量を大きく(開口量を小さく)設定される。これにより、チャージ圧の確保のための十分に大きな絞り量(小さな開口量)を有するものとすることができる。これに伴い第2絞りは、チャージ圧の確保とは関係なく、走行モータの回転速度の低下にのみ関連する絞りとすることができる。したがって、接続管路とチャージポンプとを接続する管路に設けられ、回転速度の低下を緩やかにするための第2絞りの絞り量は、第1絞りの絞り量に比べて小さく(開口量を大きく)設定されるが、その設定される小さな絞り量をチャージ圧の確保という制約を受けることなく、必要に応じて調整することができる。また、本発明は、第1減圧弁と第2減圧弁が前後進切換弁と制御圧発生部を兼ね、これらを同一形状の構造物に形成し得ることから、構造を簡単にすることができる。
また、本発明に係る走行用HST回路は、上記発明において、上記駆動源は、エンジンまたは電動機から成ることを特徴としている。このように構成した本発明は、エンジンを駆動源とする作業機械、電動機を駆動源とする作業機械のそれぞれに適用させることができる。
本発明は、可変容量型油圧ポンプの吐出流量を制限する制御を行う制御弁の作動時に、制御圧発生部で発生させた傾転制御圧が導かれる一対のポンプサーボ室のそれぞれを互いに連通させる連通手段を備えたことから、この制御弁の作動時にサーボピストンの一方の側面、及び他方の側面に作用する力が同時点において同等となり、サーボピストンの振動を抑制することができる。すなわち、制御弁の作動時におけるサーボピストンのハンチングの発生を抑えることができる。これによって可変容量型油圧ポンプの傾転の変動を抑え、目標とする走行速度を一定と見做し得る走行速度に維持することができ、従来に比べて走行フィーリングを向上させることができる。また、サーボピストンのハンチングによってポンプサーボ室の摩耗を抑えることができ、従来に比べてサーボ弁の耐久性を向上させることができる。
また、傾転制御圧を供給する圧油中に含まれていた気泡を、制御弁の作動時に連通手段を介してタンクに戻すことができる。したがって、このような圧油中の気泡によるサーボピストンのハンチングの発生を抑えることができ、また、気泡がサーボピストンとポンプサーボ室との間に形成される摺動隙間の間に侵入することを防止でき、これによって従来生じる虞のあった気泡によるポンプサーボ室の作動不良を防止することができる。
また、制御弁の作動時に、連通手段を介してタンクに戻される側のポンプサーボ室にも圧油が導かれることから、ポンプサーボ室内の潤滑不良を防ぐことができ、上述とは別の理由でポンプサーボ室の摩耗を抑えることができ、従来に比べてサーボ弁の耐久性を向上させることができる。
本発明に係る走行用HST回路が備えられる作業機械の一例として挙げたホイールローダを示す側面図である。 本発明に係る走行用HST回路の第1実施形態を示す油圧回路図である。 本発明に係る走行用HST回路の第2実施形態を示す油圧回路図である。
以下、本発明に係る走行用HST回路の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係る走行用HST回路が備えられる作業機械の一例として挙げたホイールローダを示す側面図である。
この図1に示すように、本実施形態に係る走行用HST回路は、例えばホイールローダであり、複数のタイヤ1と、これらのタイヤ1が取付けられ、運転室2aを有する車体2と、この車体2の前側に上下方向の回動可能に取付けられ、土砂の掘削等の作業を行う作業装置3とを備えている。本実施形態に係る走行用HST回路は、車体2に設けられている。
図2は本発明に係る走行用HST回路の第1実施形態を示す油圧回路図である。
この図2に示すように、本実施形態に係る走行用HST回路は、駆動源例えば電動機4と、この電動機4によって駆動され、両傾転機構を有する可変容量型油圧ポンプ5と、この可変容量型油圧ポンプ5から吐出される圧油によって作動する走行モータ7と、可変容量型油圧ポンプ5と走行モータ7とを連絡する一対のメイン管路8,9とを備えている。また、電動機4によって駆動されるチャージポンプ6と、メイン管路8,9のうちの低圧側管路にチャージポンプ6から吐出される圧油を導く管路10と、この管路10中に設けられ、メイン管路8,9からの逆流を防止し、チャージポンプ6から吐出された圧油をメイン管路8,9の低圧側に供給する逆止弁11,12と、チャージ圧を設定するチャージリリーフ弁13を備えている。
また、チャージポンプ6に接続され、可変容量型油圧ポンプ4の傾転角を制御する傾転制御圧を発生させる制御圧発生部14を備えている。この制御圧発生部14は、例えば電動機4の回転数に応じた減圧制御を行う減圧弁から成っている。また、制御圧発生部14で発生させた傾転制御圧が導かれる一対のポンプサーボ室16,17、及び可変容量型油圧ポンプ5の両傾転機構に連結され、一対のポンプサーボ室16,17の差圧を受けて傾転角を制御するサーボピストン18aを有するサーボ弁18を備えている。ポンプサーボ室16,17内には、サーボピストン18aの一方の側面、及び他方の側面の該当する側面を付勢するばね19,20を配置してある。
また、一対のポンプサーボ室16,17のそれぞれを、制御圧発生部14に接続するか、タンク21に接続するかを切換え、走行モータ7を制御する前後進切換弁、例えば方向制御弁22を備えている。この方向制御弁22は、サーボ弁18の一対のポンプサーボ室16,17の一方、例えばポンプサーボ室16に制御圧発生部14で発生させた傾転制御圧を導く第1切換位置22aと、一対のポンプサーボ室16,17の他方、すなわちポンプサーボ室17に制御圧発生部14で発生させた傾転制御圧を導く第2切換位置22bと、一対のポンプサーボ室16,17の双方をタンク21に連通させる中立位置22cとを有している。
また、可変容量型油圧ポンプ5の吐出圧が設定圧以上になったときに、該当する高圧を取り出すシャトル弁27、及び管路29と、シャトル弁27及び管路29で取り出され、制御部28cに与えられる圧力がばね30の設定値よりも大きくなったときに作動して、可変容量型油圧ポンプ5の吐出流量を小さくする。これにより可変容量型油圧ポンプ5の吐出圧を制限する制御を行なう制御弁28と、サーボ弁18の一対のポンプサーボ室16,17のそれぞれを互いに連通させる連通管路26とを備えている。上述した制御弁28は、連通管路26中に配置され、連通管路26を遮断する第1切換位置28aと、連通管路16を連通させる第2切換位置28bとを有している。この制御弁28の第2切換位置28bと上述した連通管路26とによって、制御弁28の作動時に、サーボ弁18の一対のポンプサーボ室16,17のそれぞれを互いに連通させる連通手段が構成されている。
また、方向制御弁22とタンク21とを連絡する管路23に配置され、走行モータ7の回転速度の上昇に関連して設けられ、比較的絞り量が大きく(開口量が小さく)設定される第1絞り24と、制御圧発生部14と方向制御弁22とを連絡する管路15に配置され、走行モータ7の回転速度の低下に関連して設けられ、第1絞り24に比べて絞り量が小さく(開口量が大きく)設定される第2絞り25とを備えている。方向制御弁22とタンク21とを連通する管路23に配置される第1絞り24を、チャージ圧の確保のための絞りとして兼用させることができる。すなわち、この第1絞り24は、上述のように走行モータ7の回転速度の上昇に関連し、この回転速度の上昇を速く行わせるためにその絞り量を大きく(開口量を小さく)設定される。これにより、チャージ圧の確保のための十分に大きな絞り量(小さな開口量)を有するものとすることができる。これに伴い第2絞り25は、チャージ圧の確保とは関係なく、走行モータ7の回転速度の低下にのみ関連する絞りとすることができる。
この第1実施形態に係る走行用HST回路にあっては、方向制御弁22を中立位置22cから例えば第1切換位置22aに切換えると、制御圧発生部14で発生させた傾転制御圧がサーボ弁18のポンプサーボ室16に供給され、サーボピストン18aがばね20の力に抗して同図2の下方向に移動し、ポンプサーボ室17内の油がタンク21に戻され、可変容量型油圧ポンプ5の傾転が所定の一方向となるように制御される。これにより、電動機4で駆動される可変容量型油圧ポンプ5から吐出される圧油が、例えばメイン管路8を介して走行モータ7に供給され、この走行モータ7から排出される圧油はメイン管路9を介して可変容量型油圧ポンプ5に供給される。これによって走行モータ7が所定の一方向に作動し、その回転力が図1に示すタイヤ1に伝えられて、例えば前進走行が行われる。また、逆に方向制御弁22を第2切換位置22bに切換えると、制御圧発生部14で発生させた傾転制御圧がサーボ弁18のポンプサーボ室17に供給され、サーボピストン18aがばね19の力に抗して同図2の上方向に移動し、ポンプサーボ室16内の油がタンク21に戻され、可変容量型油圧ポンプ5の傾転が上述の一方向とは逆方向に制御される。これにより、電動機4で駆動される可変容量型油圧ポンプ5から吐出される圧油がメイン管路9を介して走行モータ7に供給され、この走行モータ7から排出される圧油は、メイン管路8を介して可変容量型油圧ポンプ5に供給される。これによって走行モータ7が上述した一方向とは逆方向に作動し、その回転力が図1に示すタイヤ1に伝えられて、後進走行が行われる。このようにして行なわれる前後進走行に伴って、図1に示す作業装置3を上下方向に回動させることによって、土砂の掘削、放土等の作業が実施される。
また、上述した前後進走行の間、可変容量型油圧ポンプ5と走行モータ7とを連絡する一対のメイン管路8,9のうちの低圧側管路、例えばメイン管路9にチャージポンプ6から吐出されるチャージ圧が供給される。これにより、メイン管路8,9を流れる作動油の清浄化等が実施される。また、一対のメイン管路8,9のうちの高圧側管路、例えばメイン管路8の圧がシャトル弁27、及び管路29を介して制御弁28の制御部28cに与えられる。この制御部28cに与えられる圧力がばね28aによって規定される設定値を越えたとき制御弁28がそれまで連通管路26を遮断していた第1切換位置28aから第2切換位置28bに切り換えられるように作動する。これによって、制御弁28の第2切換位置28b及び連通管路26を介して、ポンプサーボ室16,17のうちの該当する一方のポンプサーボ室に与えられていた傾転制御圧が他方のポンプサーボ室にも導かれ、ばね19,20の付勢力によってサーボピストン18aが中立位置方向に摺動し、可変容量型油圧ポンプ5の吐出流量を少なくするように制限する制御が行われる。これにより走行に係る負荷が低減され、作業装置3の十分な駆動力を確保することができる。
以上のように構成した第1実施形態に係る走行用HST回路によれば、制御弁28が作動したときには、制御弁28の第2切換位置28b及び連通管路26から成る連通手段を介して、サーボ弁18の一対のポンプサーボ室16,17のそれぞれが互いに連通し、サーボピストン18aを挟むように位置するそれぞれのポンプサーボ室16,17の圧力は同圧となる。したがって、このような制御弁28の作動時に、ポンプサーボ室16,17に与えられる傾転制御圧の微小変動は、同圧の微小変動として伝えられる。これによって同じ時点におけるサーボピストン18aの一方の側面、及び他方の側面に作用する力が同等となり、サーボピストン18aの振動を抑制することができる。すなわち、制御弁28の作動時におけるサーボピストン18aのハンチングの発生を抑えることができる。これによって、可変容量型油圧ポンプ5の傾転の変動を抑え、目標とする走行速度を一定と見做し得る走行速度に維持することができ、走行フィーリングを向上させることができる。また、サーボピストン18aのハンチングによるポンプサーボ室16,17の摩耗を抑えることができ、サーボ弁18の耐久性を向上させることができる。
また、傾転制御圧を与える圧油中に気泡が含まれ、その気泡が含まれた圧油がサーボ弁18の一対のポンプサーボ室16,17の一方に供給されることがあっても、制御弁28の作動時に、連通手段を介して一対のポンプサーボ室16,17の双方が連通することから、上述した一方のポンプサーボ室に供給される圧油中の気泡は、他方のポンプサーボ室に導かれ、さらにこの他方のポンプサーボ室からタンク21に排出される。したがって、ポンプサーボ室16,17の内部に気泡が残されず、このような圧油中の気泡によるサーボピストン18aの応答遅れを防ぎ、これによってもサーボピストン18aのハンチングの発生を抑えることができる。また、気泡がサーボピストン18aとポンプサーボ室16,17との間に形成される摺動隙間の間に侵入することを防止でき、気泡によるポンプサーボ室16,17の作動不良を防止することができる。
また、制御弁28の作動時に連通手段を介してサーボ弁18の一対のポンプサーボ室16,17の双方に傾転制御圧を与える圧油が導かれることから、すなわちタンク21に圧油が戻される側のポンプサーボ室にも圧油が導かれることから、この圧油によってポンプサーボ室16,17内の潤滑不良を防ぐことができ、上述とは別の理由でポンプサーボ室16,17の摩耗を抑えることができ、サーボ弁18の耐久性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、上述したように第1絞り24は、走行モータ7の回転速度の上昇を速く行わせるためにその絞り量を大きく(開口量を小さく)設定され、これにより、チャージ圧の確保のための十分に大きな絞り量(小さな開口量)を有するものとすることができる。これに伴い第2絞り25は、チャージ圧の確保とは関係なく、走行モータ7の回転速度の低下にのみ関連する絞りとすることができる。すなわち走行モータ7の回転速度の低下を緩やかにするための第2絞り25の絞り量を、チャージ圧の確保という制約を受けることなく、必要に応じて調整することができる。これによって、走行速度の低下時における走行性能を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、制御弁28の第2切換位置28b及び連通管路26を介して一対のポンプサーボ室16,17の双方を連通させることができる。すなわち、可変容量型油圧ポンプ5の吐出流量を制限する制御を行う制御弁28を、一対のポンプサーボ室16,17のそれぞれを互いに連通させる連通手段の構成機器として兼用させることができる。これによって簡単な回路構造とすることができ、実用性に富む。
図3は本発明に係る走行用HST回路の第2実施形態を示す油圧回路図である。
この図3に示すように、第2実施形態に係る走行用HST回路は、走行モータ7を制御する前後進切換弁が、サーボ弁18の一対のポンプサーボ室16,17の一方、例えばポンプサーボ室16に関連させて設けた第1減圧弁31と、一対のポンプサーボ室16,17の他方、すなわちポンプサーボ室17に関連させて設けた第2減圧弁32とから成っている。第1減圧弁31と第2減圧弁32は、制御圧発生部を兼ねている。
また、第1減圧弁31及び第2減圧弁32と、タンク21とを連絡する管路33,35のそれぞれに配置され、走行モータ7の回転速度の上昇に関連して設けられる第1絞り、すなわち絞り34,36と、第1減圧弁31及び第2減圧弁32の上流に設けられ、走行モータ7の回転速度の低下に関連して設けられる第2絞り、すなわち絞り39とを備えている。
また、ポンプサーボ室16と第1減圧弁31とを接続し、第1減圧弁31と第2減圧弁32とを接続し、第2減圧弁32とポンプサーボ室17とを接続する接続管路37を備え、この接続管路37とチャージポンプ6とを接続する管路38に上述した第2絞り39を配置してある。その他の構成は上述した第1実施形態と同等である。
このように構成した第2実施形態も、第1実施形態におけるのと同様に、第1減圧弁31及び第2減圧弁32と、タンク21とを連絡する管路33,35に配置される第1絞り、すなわち絞り34,36を、チャージ圧の確保のための絞りとして兼用させることができる。すなわち、これらの絞り34,36は、走行モータ7の回転速度の上昇に関連し、この回転速度の上昇を速く行わせるためにその絞り量を大きく(開口量を小さく)設定される。これにより、チャージ圧の確保のための十分に大きな絞り量(小さな開口量)を有するものとすることができる。これに伴い第2絞り、すなわち絞り39は、チャージ圧の確保とは関係なく、走行モータ7の回転速度の低下にのみ関連する絞りとすることができる。したがって、走行モータ7の回転速度の低下を緩やかにするための絞り39の絞り量は、絞り34,36の絞り量に比べて小さく(開口量を大きく)設定されるが、その設定される小さな絞り量をチャージ圧の確保という制約を受けることなく、必要に応じて調整することができる。これによって、第1実施形態と同等の作用効果が得られる。また、この第2実施形態は、第1減圧弁31と第2減圧弁32が前後進切換弁と制御圧発生部を兼ね、これらを同一形状の構造物に形成し得ることから、回路構造を簡単にすることができ、実用性に富む。
なお、上述した第1,第2実施形態は、可変容量型油圧ポンプ5を駆動する駆動源として電動機4を設けた構成にしてあるが、この電動機4に代えてエンジンを駆動源としてもよい。すなわち本発明は、ホイールローダに限られずエンジンを駆動源とする作業機械、電動機を駆動源とする作業機械のそれぞれに適用させることができる。なお、制御弁28はポンプ吐出圧とその他の負荷圧の合計で作動する構造としてもよい。
4 電動機(駆動源)
5 可変容量型油圧ポンプ
6 チャージポンプ
7 走行モータ
8 メイン管路
9 メイン管路
10 管路
14 制御圧発生部
15 管路
16 ポンプサーボ室
17 ポンプサーボ室
18 サーボ弁
18a サーボピストン
21 タンク
22 方向制御弁(前後進切換弁)
22a 第1切換位置
22b 第2切換位置
22c 中立位置
23 管路
24 第1絞り
25 第2絞り
26 連通管路
28 制御弁
28a 第1切換位置
28b 第2切換位置
29 管路
31 第1減圧弁(前後進切換弁)(制御圧発生部)
32 第2減圧弁(前後進切換弁)(制御圧発生部)
33 管路
34 絞り(第1絞り)
35 管路
36 絞り(第1絞り)
37 接続管路
38 管路
39 絞り(第2絞り)

Claims (4)

  1. 駆動源と、この駆動源によって駆動され、両傾転機構を有する可変容量型油圧ポンプと、この可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油によって作動する走行モータと、上記可変容量型油圧ポンプと上記走行モータとを連絡する一対のメイン管路と、チャージポンプと、上記メイン管路のうちの低圧側管路に上記チャージポンプから吐出される圧油を導く管路と、上記可変容量型油圧ポンプの傾転角を制御する傾転制御圧を発生させる制御圧発生部と、この制御圧発生部で発生させた上記傾転制御圧が導かれる一対のポンプサーボ室、及び上記可変容量型油圧ポンプの上記両傾転機構に連結され、上記一対のポンプサーボ室の差圧を受けて上記傾転角を制御するサーボピストンを有するサーボ弁と、上記一対のポンプサーボ室のそれぞれを、上記制御圧発生部に接続するか、タンクに接続するかを切換え、上記走行モータを制御する前後進切換弁と、上記可変容量型油圧ポンプの吐出圧が設定圧以上になったときに、上記可変容量型油圧ポンプの吐出流量を少なくすることにより上記可変容量型油圧ポンプの吐出圧を制限する制御を行なう制御弁とを備えた走行用HST回路において、
    上記制御弁の作動時に、上記サーボ弁の上記一対のポンプサーボ室のそれぞれを互いに連通させる連通手段を備えたことを特徴とする走行用HST回路。
  2. 請求項1に記載の走行用HST回路において、
    上記前後進切換弁は、上記サーボ弁の上記一対のポンプサーボ室の一方に上記制御圧発生部で発生させた前記傾転制御圧を導く第1切換位置と、上記一対のポンプサーボ室の他方に上記制御圧発生部で発生させた前記傾転制御圧を導く第2切換位置と、上記一対のポンプサーボ室の双方をタンクに連通させる中立位置とを有する方向制御弁から成り、
    上記方向制御弁と上記タンクとを連絡する管路に配置され、上記走行モータの回転速度の上昇に関連して設けられる第1絞りと、上記制御圧発生部と上記方向制御弁とを連絡する管路に配置され、上記走行モータの回転速度の低下に関連して設けられる第2絞りとを備えたことを特徴とする走行用HST回路。
  3. 請求項1に記載の走行用HST回路において、
    上記前後進切換弁は、上記サーボ弁の上記一対のポンプサーボ室の一方に関連させて設けた第1減圧弁と、上記一対のポンプサーボ室の他方に関連させて設けた第2減圧弁とから成り、
    上記第1減圧弁と上記第2減圧弁は、上記制御圧発生部を兼ね、
    上記第1減圧弁及び上記第2減圧弁と、タンクとを連絡する管路に配置され、上記走行モータの回転速度の上昇に関連して設けられる第1絞りと、
    上記第1減圧弁及び上記第2減圧弁の上流に設けられ、上記走行モータの回転速度の低下に関連して設けられる第2絞りと、
    上記一対のポンプサーボ室の一方と上記第1減圧弁とを接続し、上記第1減圧弁と上記第2減圧弁とを接続し、上記第2減圧弁と上記一対のポンプサーボ室の他方とを接続する接続管路とを備えるとともに、
    上記接続管路と上記チャージポンプとを接続する管路を設け、この管路に上記第2絞りを配置したことを特徴とする走行用HST回路。
  4. 請求項1に記載の走行用HST回路において、
    上記駆動源は、エンジンまたは電動機から成ることを特徴とする走行用HST回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101259912B1 (ko) 2012-07-24 2013-05-02 하이드로텍(주) 유압식 동력 전달장치의 가변용량형 유압펌프 제어용 서보밸브 제어장치

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