JP2002128457A - コンクリート内吊りクランプ - Google Patents

コンクリート内吊りクランプ

Info

Publication number
JP2002128457A
JP2002128457A JP2000324599A JP2000324599A JP2002128457A JP 2002128457 A JP2002128457 A JP 2002128457A JP 2000324599 A JP2000324599 A JP 2000324599A JP 2000324599 A JP2000324599 A JP 2000324599A JP 2002128457 A JP2002128457 A JP 2002128457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
clamp
arm
main body
concrete
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000324599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4678931B2 (ja
Inventor
Taichi Nakayama
太一 中山
Hatsuo Tsuyama
初雄 津山
Masahide Watanabe
征英 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eagle Clamp Co Ltd
Original Assignee
Eagle Clamp Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eagle Clamp Co Ltd filed Critical Eagle Clamp Co Ltd
Priority to JP2000324599A priority Critical patent/JP4678931B2/ja
Publication of JP2002128457A publication Critical patent/JP2002128457A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4678931B2 publication Critical patent/JP4678931B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】軽量で安全性の高いコンクリート内吊りクラン
プを提供する。 【解決手段】垂直本体11と、水平本体12と、水平本
体と略平行に延長する一対の移動部材18と、各々その
一端が移動部材の各内方端に回転自在に連結され、他端
が水平本体の略中央部に回転自在に連結される一対の第
1リンク19と、中央部において水平本体に回転自在に
連結され、一端において移動部材に直接連結され、他端
にはクランプ上面の裏面側において開口の周辺部に係合
部29を備える一対のアーム22と、各々その一端が第
1リンクの各一端に回転自在に連結され、他端25が垂
直本体に形成される略垂直方向の長溝14内を移動可能
に連結される一対の第2リンク20と、第2リンクの他
端の長溝内の移動に応答して一対のアームを互いに閉じ
た状態にロックするロック手段36とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路側溝として用
いられるコンクリート製品、特に可変側溝または自由勾
配側溝と呼ばれるコンクリート製品の吊り上げに適した
内吊りクランプに関する。
【0002】
【従来の技術】道路側溝として用いられるコンクリート
製品の中に、略逆U字形の断面形状を有し且つその上面
に開口部を有する可変側溝または自由勾配側溝と呼ばれ
るものがある(図6)。このコンクリート製品1は、現
場の所定位置に敷設した後、開放された底部にコンクリ
ートを打設して側溝とすることができ、通常のU形側溝
としてだけでなく、道路勾配に応じてコンクリートを打
設することができるため、幅広い用途に使用することが
できるものである。施工後、コンクリート蓋やグレーチ
ング蓋等の蓋体(図示せず)を上面開口2に嵌着して使
用に供する。
【0003】このコンクリート製品1を現場まで運搬す
るためのクランプとしては、上面開口2にクランプの一
対のアームを閉じた状態にして挿入した後、アームを拡
げてその先端部の係合面を上面の裏面側において開口2
の周辺部に係合させることで吊り上げる、いわゆる内吊
りクランプが用いられている。このような内吊りクラン
プはコンクリート製品1の幅寸法内に収まるものである
ため、現場に張設される道糸や壁等の障害物に当たるこ
となく吊り上げることができるという利点を有してい
る。
【0004】図11は従来技術によるコンクリート内吊
りクランプの一例を示し、垂直本体1の下方に水平本体
2が固定されて略十字状の本体を有し、水平本体2に
は、複数対の貫通ピン穴3の任意の対を用いて一対のア
ーム4が開閉自在に連結されている。アーム4の先端に
は係合面4aが形成される。垂直本体1の上方には水平
本体2と平行に延長し且つ垂直本体1に対して垂直方向
に移動可能な移動部材5が設けられ、アーム4の他端は
リンク6を介して移動部材5の貫通ピン穴6の任意の対
に連結されている。このような構成においてリンク6の
上端にクレーンのチェーンスリング等を連結して吊り上
げると、移動部材5の上昇につれて一対のアーム4が互
いに開く方向に回動し、係合面4aがコンクリート製品
1の開口2の回りの上面裏面側に係合する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術によるコンクリート内吊りクランプは、移動部
材5の移動に応答して一対のアーム4,4を同期的に対
称移動させるために、各アーム4と移動部材5との間に
リンク6を用いなければならない。このリンクには吊り
上げに伴って大きな荷重がかかるため、これに対向する
に十分な強度を備えなければならず、必然的にクランプ
全体の重量が増大する。
【0006】また、従来のコンクリート内吊りクランプ
においては、コンクリート製品を所定場所に吊り降ろす
敷設作業が終了した後にクランプを外して吊り上げよう
とするときに、クレーンの誤操作や揺れ等によって、閉
じた状態にロックされているアームであっても、その先
端係合面が、敷設したコンクリート製品に引っ掛かって
再度吊り上げてしまう危険な状態が起こり得るものであ
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、従来技
術における上記問題を解決し、アームと移動部材との間
に設けられるリンクを不要化することによりコンクリー
ト内吊りクランプの軽量化を図ることを目的とする。
【0008】本発明の他の目的は、コンクリート製品の
敷設作業後にクランプを取り外す際に、アーム先端部の
係合面が、敷設したコンクリート製品を引っ掛けてしま
うことを防止する再吊り上げ防止手段を備えたコンクリ
ート内吊りクランプを提供することを目的とする。
【0009】これらの目的を達成するため、請求項1に
かかる本発明は、上面に所定形状の開口部を有するコン
クリート製品の吊り上げに適したコンクリート内吊りク
ランプであって、略水平方向に延長する水平本体と、水
平本体に対して間隔を置いて回転自在に連結され、各々
その先端にクランプ上面の裏面側において開口の周辺部
に係合可能な係合部を備える一対のアームと、一対のア
ームを互いに閉じた状態にロックするロック手段と、ア
ーム位置に応じて水平本体に間隔を置いて定着され、一
対のアームが開いた状態にあるときには係合部よりも内
側に位置するが、ロック手段により互いに閉じた状態に
ロックされているときには係合部よりも外側に位置する
一対のアーム保護板とを有することを特徴としている。
【0010】請求項2にかかる本発明は、上面に所定形
状の開口部を有するコンクリート製品の吊り上げに適し
たコンクリート内吊りクランプであって、略垂直方向に
延長する垂直本体と、垂直本体に固定されて略水平方向
に延長する水平本体と、水平本体と略平行に延長する一
対の移動部材と、各々その一端が移動部材の各内方端に
回転自在に連結されるとともにその他端が水平本体の略
中央部に回転自在に連結される一対の第1リンクと、各
々その略中央部において水平本体に間隔を置いて回転自
在に連結され、その一端において各移動部材に直接連結
されるとともに、他端にはクランプ上面の裏面側におい
て開口の周辺部に係合可能な係合部を備える一対のアー
ムと、各々その一端が第1リンクの上記各一端に回転自
在に連結されるとともにその他端が垂直本体に形成され
る略垂直方向の長溝内を移動可能に連結される一対の第
2リンクと、第2リンクの上記他端の長溝内の移動に応
答して一対のアームを互いに閉じた状態にロックするロ
ック手段とを有することを特徴としている。
【0011】請求項3にかかる本発明は、請求項2記載
のコンクリート内吊りクランプにおいて、アーム位置に
応じて水平本体に間隔を置いて定着され、一対のアーム
が開いた状態にあるときには係合部よりも内側に位置す
るが、ロック手段により互いに閉じた状態にロックされ
ているときには係合部よりも外側に位置する一対のアー
ム保護板をさらに有することを特徴としている。
【0012】請求項4にかかる本発明は、請求項2また
は3記載のコンクリート内吊りクランプにおいて、水平
本体には複数対のピン穴が形成されるとともに、これに
対応して各移動部材にも複数のピン穴が形成され、任意
の組み合わせのピン穴を選択してアームを抜き差し可能
な連結ピンにて連結することにより、アーム間隔が調整
可能であることを特徴としている。
【0013】請求項5にかかる本発明は、請求項4記載
のコンクリート内吊りクランプにおいて、アームを水平
本体に連結する連結ピンによってアーム保護板が定着さ
れることを特徴としている。
【0014】請求項6にかかる本発明は、請求項2ない
し5のいずれか記載のコンクリート内吊りクランプにお
いて、各アーム保護板は、水平本体の両側に対向する一
対の板部材と、これら一対の板部材の上端部を間隔を置
いた2箇所を含む複数箇所において連結する連結ボルト
と、一対の板部材の上端部を連結する2本の連結ボルト
に各々回転自在に装着されたカラーとからなり、これら
カラーが水平本体の上面で回転することでアーム保護板
の移動を容易にしていることを特徴としている。
【0015】請求項7にかかる本発明は、請求項2ない
し6のいずれか記載のコンクリート内吊りクランプにお
いて、水平本体の両端に各々取手が取り付けられ、クラ
ンプ運搬手段且つ一対の移動部材に対する保護手段とし
て働くことを特徴としている。
【0016】請求項8にかかる本発明は、請求項2ない
し7のいずれか記載のコンクリート内吊りクランプにお
いて、移動部材に連結されているアームの前記一端近く
に吊部が設けられることを特徴としている。
【0017】請求項9にかかる本発明は、請求項2ない
し7のいずれか記載のコンクリート内吊りクランプにお
いて、吊環が垂直本体の開口上端より挿入されて垂直本
体内を昇降移動自在とされており、吊環の下端に、長溝
内を移動可能である一対の第2リンクの前記他端が連結
されていることを特徴としている。
【0018】請求項10にかかる本発明は、請求項2な
いし7のいずれか記載のコンクリート内吊りクランプに
おいて、各移動部材に吊部材が固着されることを特徴と
している。
【0019】請求項11にかかる本発明は、請求項2な
いし10のいずれか記載のコンクリート内吊りクランプ
において、水平本体の外方端と各移動部材の外方端との
間に連結される一対の補助リンクをさらに有することを
特徴としている。
【0020】請求項12にかかる本発明は、請求項11
記載のコンクリート内吊りクランプにおいて、補助リン
クは移動部材の外方端との連結点を超えてさらに上方に
延長しており、この延長部先端に各々吊部が設けられる
ことを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明によるコンクリート内吊り
クランプの一実施形態について、添付の図1を参照して
以下に説明する。
【0022】このクランプ10は左右対称の構成を有し
ており、後述する移動部材18、リンク19,20、ア
ーム22等の動きも左右対称に同期している。クランプ
10は、略垂直方向に延長する垂直本体11と略水平方
向に延長する水平本体12とをそれらの略中央部で連結
固定して形成される略十字状の本体を有している。
【0023】垂直本体11の下端には支持台13が固着
されている。垂直本体11の上端部にはその長手方向
(略垂直方向)に延長する長溝14が形成されている。
【0024】水平本体12にはその断面方向に貫通する
ピン穴が左右対称に複数対設けられている。図示例で
は、ピン穴15a,15a;15b,15b;15c,
15cの3つの対が設けられており、最も間隔の狭いピ
ン穴15a,15aを用いて後述するアームおよびアー
ム保護板を取り付けた状態が示されている。
【0025】水平本体12の両端には各々取手16,1
6が固着されている。水平本体12の下面の適所にはウ
レタン等の緩衝材料で形成された保護板17,17・・
・が固着されている。
【0026】水平本体12上には左右一対の移動部材1
8,18が設けられる。移動部材18,18自体の構成
およびこれらと他部材との連結関係は同一(左右対称)
であるので、以下一方の移動部材について説明する。
【0027】移動部材18の内方端には第1リンク19
および第2リンク20の各々一端が回転自在に連結され
ている。なお、これら第1リンク19および第2リンク
20は、移動部材18の両側に各々一対設けられてお
り、それらをボルトまたはリンクピンで連結して一体的
に動くように構成されている。
【0028】移動部材18には、水平本体12に設けら
れたピン穴の対15a,15a;15b,15b;15
c,15cと同間隔で同数のピン穴が断面を貫通して設
けられている。図示例では3つのピン穴21a,21
b,21cが設けられており、最も内方のピン穴21a
を用いて後述するアームを取り付けた状態が示されてい
る。
【0029】各アーム22はピン穴15a,15b,1
5cのいずれかを用いて抜き差し可能な第1アームピン
23にて水平本体12に回転自在に連結されるととも
に、対応するいずれかのピン穴21a,21b,21c
を用いて抜き差し可能な第2アームピン24にて移動部
材18に対しても回転自在に連結される。各アーム22
は、移動部材18および水平本体12の両側に各々一対
設けられており、それらをボルトまたはピンで連結して
一体的に動くように構成されている。
【0030】第1リンク19,19は、前述のように、
移動部材18,18の各内方端と水平本体12の中央と
の間に連結されており、第1リンク19とアーム22
(対応するピン穴15a〜15c,21a〜21c同士
を結ぶ線)とは平行になっている。したがって、アーム
22の連結においていずれのピン穴15a〜15c,2
1a〜21cの組み合わせを選択した場合であっても、
移動部材18は常に平行本体12と平行状態を維持して
いる。
【0031】第2リンク20,20の上端同士を連結し
ているリンクピン25は、垂直本体11の上端部に形成
された長溝14内を垂直移動可能に挿通している。これ
により、一対の移動部材18,18は常に同期して対称
的な動きをすることになる。
【0032】アーム22,22の上端には吊穴26,2
6が設けられ、この吊穴に吊環27,27が取り付けら
れている。アーム22,22の下端には係合面28,2
8を備える係合部29,29が一体に形成されている。
係合面28,28は、アームが互いに開いた状態にある
ときに略水平面を形成する。アーム22,22の外面に
はウレタン等の緩衝材料で形成された保護板35,35
が固着されている。
【0033】図1において符号36は自動着脱機構であ
り、アーム22,22の係合部28,28が互いに近接
した位置にあって後述するアーム保護板30,30の内
側に隠れている状態(以下「待機状態」という)にロッ
クし、且つ、この待機状態からアンロックするための手
段として垂直本体11内に組み込まれているものであ
る。図1は、アーム22,22が待機状態からアンロッ
クされ、係合部28,28(係合面29,29)により
可変側溝1(図6)を吊り上げ可能とする状態(以下
「挟着状態」という) 自動着脱機構36としては、たとえば特開2000−1
28479号公報に開示された構成を採用することがで
きる。この自動着脱機構は、手動での操作を必要とせ
ず、クレーンの巻き上げ・巻き下げ操作のみでクランプ
を自動的に開閉するものであって、移動部材と、移動部
材を収容する溝と、移動部材に回転自在に連結される回
転部材とを有して構成される。溝は、平行溝部と、その
一端に連続して大きな溝空間を有する膨大部とを有し、
且つ、回転部材と係合可能な係合凸部を備えている。回
転部材が平行溝部に位置しているときは平行溝部に沿っ
て溝延長方向に移動可能であり、アンロック状態を形成
する。回転部材が溝の係合凸部と係合することによりロ
ック状態を形成する。回転部材は溝の膨大部において溝
延長方向に移動可能であるとともに回転可能であり、回
転部材の溝膨大部における移動および回転によってアン
ロック状態とロック状態との切換が行われる。
【0034】図1のクランプ10にあっては、リンクピ
ン25とともに略垂直方向に移動する移動体を垂直本体
11内に収容し、この移動体を上記自動着脱機構におけ
る「移動部材」とする。そして、この「移動体」の下端
に上記「回転部材」を回転自在に連結するとともに、こ
の「回転部材」を収容し且つその移動および回転を許容
する上記「溝」を有する部材を垂直本体11内に固定す
ることによって、上記自動着脱機構を組み込むことがで
きる。この自動着脱機構自体の構成については本発明の
主題を構成しないので、これ以上の詳細な説明は省略す
る。
【0035】アーム22,22を水平本体12に対して
連結している第1アームピン23,23は、同時に、ア
ーム保護板30,30を水平本体12に対して定着する
ための手段として機能している。すなわち、アーム保護
板30,30はアーム22,22の外側に配置されてお
り、アーム22,22が挟着状態にあるとき(図1)に
はこれらの係合部28,28よりも内側に位置するが、
自動着脱機構36によってアーム22,22が待機状態
にロックされているとき(図2)には係合部28,28
よりも外側に位置する。
【0036】各アーム保護板30は、水平本体12の両
側に対向して配置される一対の板部材31,31同士が
ボルト32,33,34で連結して一体化することによ
り構成されている。これらボルトのうち、板部材31,
31の上端部同士を間隔を置いた2箇所で連結している
ボルト32,33にはカラー(図示せず)が回転自在に
外嵌されており、これらカラーが水平本体12上に支持
されることでアーム保護板30の角度が規制されてい
る。
【0037】以上のように構成されたクランプ10の作
用について、図2ないし図5を参照して説明する。な
お、図1ではアーム22がピン穴15aとピン穴21a
を用いて最も狭い間隔で取り付けられた状態が示されて
いたが、図2ないし図4ではアーム22はアームピン2
3,24をそれぞれピン穴15c,21cに挿通して最
も広い間隔で取り付けられている。
【0038】図2は、各アーム22の吊環27にクレー
ン(図示せず)のチェーンスリングまたはワイヤ37を
連結して、クランプ10を、吊り上げようとするコンク
リート製品である可変側溝1(図6)の上面開口2の直
上まで移動させた状態を示している。このとき、クラン
プ10のアーム22,22は前述の自動着脱機構36に
よって係合部28,28が互いに近接した待機状態にロ
ックされており、クレーンにより荷重をかけても、係合
部28,28が互いに開く方向に動くことはない。前述
のように、アーム22,22が待機状態でロックされて
いるとき、係合部28,28はアーム保護板30,30
の内側に隠れた位置に保持されている(図2)。また、
リンクピン25は長溝14の下端近くに位置しているが
まだ若干の余裕を残している。
【0039】図2の位置からクレーンを降ろし、クラン
プ10を可変側溝1の開口2内に挿入する。この作業が
円滑に行われるよう、アーム保護板30,30の外面は
先端に向けて徐々に幅狭となるような曲線状に形成され
ている。図3は、アーム22,22およびアーム保護板
30,30の各々下半部が開口2内に挿入され、水平本
体12下面の保護板17,17・・・が開口2のまわり
の可変側溝上面に当接するに至った状態を示している。
図1から図2までの間、クランプ10の状態に変化はな
く、アーム22,22は待機状態に維持されている。
【0040】図3の時点ではまだアーム待機状態のロッ
クが維持されている。ここからさらにクレーンを降ろし
てリンクピン25を長溝14に沿って下降移動させる
と、クランプ10はこれ以上下降することはないので、
クランプ10の高さ位置はこのままで、荷重から解放さ
れることで、アーム22,22の係合部28,28が互
いにさらに閉じる方向に動く(すなわち左側のアームは
反時計方向に、右側のアームは時計方向に回転する)。
これに伴い、移動部材18,18が平行本体12との平
行関係を維持しながら互いに離れる方向に移動し、第1
および第2のリンク19,20が開き、リンクピン25
が長溝14に沿ってその下端に到達するまで下方移動す
る。
【0041】これにより、特開2000−128479
号公報に記載されるように、自動着脱機構36におい
て、リンクピン25の移動に連動する移動部材に回転自
在に連結された回転部材が溝膨大部内で下方移動および
回転し、アンロック状態を形成可能な(溝の係合突起に
係合しない)回転角度位置を取るようになる。
【0042】この状態からクレーンでクランプ10を吊
り上げてゆく。上記回転部材は係合突起に係合せずに平
行溝部に沿って移動可能な状態となっているので、リン
クピン25は長溝16に沿って上昇移動することができ
る。したがって、これに伴い第1および第2のリンク1
9,20が閉じ、移動部材18,18が平行本体12と
の平行関係を維持しながら互いに近づく方向に移動し、
アーム22,22をそれらの係合部28,28が互いに
開く方向に回転する。これにより、アーム係合面29,
29が可変側溝1の上面の裏面側において開口2の周辺
部に係合挟着して、アーム22,22は挟着状態とな
り、図4に示すように可変側溝1の吊り上げを可能にす
る。この状態でクレーンを吊り上げて、可変側溝1を施
工現場まで運搬する。
【0043】可変側溝1を施工現場で吊り降ろし、クレ
ーンによる荷重を解放してゆくと、クランプ10の水平
本体12下面の保護板17,17・・・(図1)が開口
2のまわりの可変側溝上面に当接するに至った状態とな
り、ここからさらにクレーンを降ろしてリンクピン25
を長溝14に沿って下降移動させることにより、図5の
状態が得られる。この図5の状態は、外観上は図3の状
態と同一に見えるが、自動着脱機構36におけるロック
/アンロック状態が異なっている。
【0044】すなわち、前述のように図3の時点ではま
だアーム待機状態のロックが維持され、したがって図4
のようにアーム22,22を挟着状態にして吊り上げを
可能としているが、吊り降ろしの際に図5の状態となっ
たときに、アーム22,22を待機状態に切り替えてロ
ックする。この切り替えは、特開2000−12847
9号公報に記載されるように、リンクピン25の移動に
連動する移動部材に回転自在に連結された回転部材が溝
膨大部内で下方移動および回転し、ロック状態を形成可
能な(溝の係合突起に係合する)回転角度位置を取るこ
とによって行われる。すなわち、この状態からクレーン
でクランプ10を吊り上げようとしても、上記回転部材
が係合突起に係合するため、平行溝部に沿って移動する
ことができず、したがって、リンクピン25は長溝16
の下端近くの位置で停止し、荷重をかけてもそれ以上の
上昇移動ができない状態となる。
【0045】以上より理解されるように、このクランプ
10によれば、可変側溝1を施工現場に吊り降ろした後
に、自動着脱機構36の作用によってアーム22,22
が待機状態にロックされる。前述のように、アーム2
2,22が待機状態にロックされているとき、その係合
部28,28はアーム保護板30,30の内側に隠れて
収容された状態が維持されるので、吊り降ろし後にクレ
ーンを上昇させてクランプ10を可変側溝1から取り外
すときに、アーム係合部28,28が可変側溝1の開口
2のまわりの部分に引っ掛かって可変側溝1を再吊り上
げしてしまう危険な状態を発生させることがない。
【0046】すなわち、図5に示されるように、アーム
保護板30,30の内側にアーム係合部29,29が収
容された状態でクランプ開放操作が行われる本発明の場
合は、クランプ開放操作時に誤操作や揺れ等が生じて
も、アーム係合部29,29は可変側溝1とは非接触に
維持されるため、再吊り上げを招くことはない。アーム
保護板30,30が可変側溝1に接触しても、前述のよ
うにその外面は滑らかな曲線状に形成されているため、
クレーン上昇につれてスムーズに離脱することができ
る。
【0047】一方、アーム保護板30,30を省略した
構成のクランプ10’(図7)とすると、アーム22,
22が待機位置にロックされていても、クランプ開放操
作時に誤操作や揺れ等が生じた場合に、その係合部2
8,28の一方が可変側溝1を引っ掛けてしまうことが
ある。このような事態を招くと、可変側溝1が斜めにな
って再び吊り上げられ、その後振動等によって係合部2
8から離脱して落下することがあり、きわめて危険であ
る。
【0048】各アーム22を水平本体12に回転自在に
連結する第1アームピン23と、移動部材18に対して
回転自在に連結する第2アームピン24は、いずれも、
抜き差し可能であり、ピン穴15aと21a(図2〜図
5),15bと21b,15cと21c(図1)のいず
れかの対を用いて挿入する。これによりアーム22,2
2の間隔を吊り上げようとする可変側溝1の開口2寸法
に応じて変えることができ、汎用性の高いクランプとす
ることができる。
【0049】各アーム保護板30は第1アームピン23
によってアーム22とともに水平本体12に連結されて
いる。したがって、アーム開口寸法を変更するために第
1アームピン23を抜くと、アーム保護板30は水平本
体12に対してフリーとなる。しかしながら、前述のよ
うに、アーム保護板30の上端部には水平本体12の上
に架け渡されるボルト32,33が設けられているた
め、第1アームピン23を抜いても落下することはな
い。そして、これらボルト32,33にはカラーが回転
自在に外嵌されているため、水平本体12上を移動させ
ることが容易である。このようにして適所までアーム保
護板30を移動させ、ピン穴15a〜15cのいずれか
所望の一に第1アームピンを再度挿着してアーム22と
ともにアーム保護板30を連結する。
【0050】水平本体12の両端に固着された取手16
は、クランプ10を2人の作業者で持ち運ぶ際の把持手
段として機能するとともに、移動部材18,18が障害
物に干渉して移動しないように保護する機能を果たして
いる。
【0051】以上に述べた実施形態では、吊穴26およ
び吊環27よりなる吊具が各アーム22の上端に設けら
れ、チェースリングやワイヤ37,37による2点吊り
で吊り上げることによりアーム22,22を互いに閉じ
た状態にしてコンクリート製品1を吊り上げるものであ
るが、図8に示される別の実施形態では、垂直本体11
の開口上端より吊環部材38を挿入して垂直本体11内
を昇降移動自在とし、この吊環部材38の下端に、第2
リンク20,20の上端同士を連結しているリンクピン
25を一体的に設けている。
【0052】この構成によれば、吊環部材38でのセン
ター1点吊りで吊り上げることにより、第1リンク1
9,19および第2リンク20,20によるパンタグラ
フが閉じ、移動部材18,18が互いに近づく方向に移
動して、図8に示されるようにアーム22,22を互い
に閉じた状態にしてコンクリート製品1の吊り上げを可
能にし、クレーンのチェーンスリングやワイヤ37を用
いる必要がなくなるため軽量化を図ることができる。
【0053】また、前述の実施形態によると、吊り上げ
ようとする可変側溝1の開口2寸法に応じて、各アーム
22を水平本体12に連結する第1アームピン23や移
動部材18に連結する第2アームピン24を挿入するピ
ン穴15a〜15c,21a〜21cの対を変えてアー
ム22,22の開口寸法を変化させると、吊り揚程(吊
り高さ)が変化するが、図8の構成によればアーム開口
寸法を変化させても吊り揚程L1を一定に維持すること
ができ、一定のクランプ力で安全に作業を行うことがで
きる。
【0054】図9は本発明のさらに別の実施形態を示
し、既述の実施形態との主要な相違点は、第1リンク1
9,19と実質的に同一に動作する補助リンク39,3
9が水平本体12と各移動部材18の各外方端間に連結
されている点と、各移動部材18の上面任意位置に吊環
41を備えた吊部材40が固着されている点にある。
【0055】前者の構成は、クランプ全体の剛性を高め
るとともにバランスを良好にして動作上の安定性および
安全性を向上させる上で有利である。また、後者の構成
により、図8の実施形態と同様、アーム開口寸法を変化
させても吊り揚程L2を一定に維持することができると
いう利点が発揮される。このため、吊り揚程L2が最短
となるように設計することができるとともに、チェーン
スリング等の吊角度が一定であるためワイヤー張力も一
定となり、一定のクランプ力で安全に作業を行うことが
可能となる。
【0056】図10は本発明のさらに別の実施形態を示
し、既述の実施形態との主要な相違点は、図9の実施形
態に用いられている補助リンク39,39を、移動部材
18,18との連結点を越えてさらに上方に延長させた
吊リンク42,42として構成し、この上端に吊環43
を設けて吊部とした点にある。
【0057】このような吊リンク42,42は、図9の
補助リンク39,39と同様に、クランプ全体の剛性を
高めるとともにバランスを良好にして動作上の安定性お
よび安全性を向上させる。特に吊リンク42,42が長
尺に形成されていることにより、吊り上げ時にアーム2
2,22を互いに遠ざける方向X,X’に移動させる
(開く)力が大きく働き、吊り上げようとする可変側溝
1に対するグリップ力がより強大となって、安全性をさ
らに向上させることができる。
【0058】また、この実施形態によっても、図8およ
び図9の実施形態と同様、アーム開口寸法を変化させて
も吊り揚程L3を一定に維持することができるという利
点が発揮される。したがって、吊り揚程L3が最短とな
るように設計することができるとともに、チェーンスリ
ング等の吊角度が一定であるためワイヤー張力も一定と
なり、一定のクランプ力で安全に作業を行うことが可能
となる。
【0059】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のコンク
リート内吊りクランプには、コンクリート製品の敷設作
業後にクランプを取り外す際に、アーム先端部の係合面
が、敷設したコンクリート製品を引っ掛けてしまうこと
を防止する再吊り上げ防止手段が備えられているため、
再吊り上げ後に振動等によってコンクリート製品が離脱
落下することがなく、安全性が確保される。
【0060】また、アームが直接移動部材に対して連結
され、従来技術において必要とされていたそれらの間の
リンク手段を必要としないので、クランプ全体を軽量化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるコンクリート内吊り
クランプを、アーム係合部が互いに開いてコンクリート
製品を吊り上げ可能な挟着状態として示す図である。
【図2】このクランプを、アーム係合部が互いに近接し
た待機状態にロックして、可変側溝の開口上に運搬した
時点の状態を示す図である。
【図3】このクランプを、図2の時点から吊り降ろし
て、可変側溝の開口内に挿入した時点の状態を示す図で
ある。
【図4】このクランプを、図3の時点からさらに若干吊
り降ろして、アーム待機状態のロックを解除し、係合部
が開いて可変側溝の開口内面に挟着させた状態を示す図
である。
【図5】このクランプを、図4の挟着状態のまま施工現
場に運搬して可変側溝を吊り降ろした時点の状態を示す
図である。
【図6】このクランプによって吊り上げ・運搬・吊り降
ろし可能な可変側溝の構成を示す斜視図である。
【図7】このクランプからアーム保護板を省略した場合
のクランプ開放操作時に可変側溝を再吊り上げしてしま
う恐れがあることを説明するための説明図である。
【図8】本発明の他の実施形態によるコンクリート内吊
りクランプを、アーム係合部が互いに開いてコンクリー
ト製品を吊り上げ可能な状態として示す図である。
【図9】本発明のさらに他の実施形態によるコンクリー
ト内吊りクランプを、アーム係合部が互いに開いてコン
クリート製品を吊り上げ可能な状態として示す図であ
る。
【図10】本発明のさらに他の実施形態によるコンクリ
ート内吊りクランプを、アーム係合部が互いに開いてコ
ンクリート製品を吊り上げ可能な状態として示す図であ
る。
【図11】従来技術によるコンクリート内吊りクランプ
を示す図である。
【符号の説明】
1 可変側溝 2 上面開口 10 コンクリート内吊りクランプ 11 垂直本体 12 水平本体 14 長溝 15a〜15c ピン穴 16 取手 18 移動部材 19 第1リンク 20 第2リンク 21a〜21c ピン穴 22 アーム 25 リンクピン 28 係合部 29 係合面 30 アーム保護板 36 自動着脱機構 37 クレーンのチェーンスリングまたはワイヤ 38 吊環部材 39 補助リンク 40 吊部材 41 吊環 42 吊リンク 43 吊環
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 征英 奈良県奈良市富雄北2丁目3番12号 イー グルクランプ株式会社内 Fターム(参考) 2D063 CA07 CA46 3F004 AB14 AF06 EA14

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に所定形状の開口部を有するコンクリ
    ート製品の吊り上げに適したコンクリート内吊りクラン
    プであって、略水平方向に延長する水平本体と、水平本
    体に対して間隔を置いて回転自在に連結され、各々その
    先端にクランプ上面の裏面側において開口の周辺部に係
    合可能な係合部を備える一対のアームと、一対のアーム
    を互いに閉じた状態にロックするロック手段と、アーム
    位置に応じて水平本体に間隔を置いて定着され、一対の
    アームが開いた状態にあるときには係合部よりも内側に
    位置するが、ロック手段により互いに閉じた状態にロッ
    クされているときには係合部よりも外側に位置する一対
    のアーム保護板とを有することを特徴とするコンクリー
    ト内吊りクランプ。
  2. 【請求項2】上面に所定形状の開口部を有するコンクリ
    ート製品の吊り上げに適したコンクリート内吊りクラン
    プであって、略垂直方向に延長する垂直本体と、垂直本
    体に固定されて略水平方向に延長する水平本体と、水平
    本体と略平行に延長する一対の移動部材と、各々その一
    端が移動部材の各内方端に回転自在に連結されるととも
    にその他端が水平本体の略中央部に回転自在に連結され
    る一対の第1リンクと、各々その略中央部において水平
    本体に間隔を置いて回転自在に連結され、その一端にお
    いて各移動部材に直接連結されるとともに、他端にはク
    ランプ上面の裏面側において開口の周辺部に係合可能な
    係合部を備える一対のアームと、各々その一端が第1リ
    ンクの上記各一端に回転自在に連結されるとともにその
    他端が垂直本体に形成される略垂直方向の長溝内を移動
    可能に連結される一対の第2リンクと、第2リンクの上
    記他端の長溝内の移動に応答して一対のアームを互いに
    閉じた状態にロックするロック手段とを有することを特
    徴とするコンクリート内吊りクランプ。
  3. 【請求項3】アーム位置に応じて水平本体に間隔を置い
    て定着され、一対のアームが開いた状態にあるときには
    係合部よりも内側に位置するが、ロック手段により互い
    に閉じた状態にロックされているときには係合部よりも
    外側に位置する一対のアーム保護板をさらに有すること
    を特徴とする、請求項2記載のコンクリート内吊りクラ
    ンプ。
  4. 【請求項4】水平本体には複数対のピン穴が形成される
    とともに、これに対応して各移動部材にも複数のピン穴
    が形成され、任意の組み合わせのピン穴を選択してアー
    ムを抜き差し可能な連結ピンにて連結することにより、
    アーム間隔が調整可能であることを特徴とする、請求項
    3記載のコンクリート内吊りクランプ。
  5. 【請求項5】アームを水平本体に連結する連結ピンによ
    ってアーム保護板が定着されることを特徴とする、請求
    項2ないし4のいずれか記載のコンクリート内吊りクラ
    ンプ。
  6. 【請求項6】各アーム保護板は、水平本体の両側に対向
    する一対の板部材と、これら一対の板部材の上端部を間
    隔を置いた2箇所を含む複数箇所において連結する連結
    ボルトと、一対の板部材の上端部を連結する2本の連結
    ボルトに各々回転自在に装着されたカラーとからなり、
    これらカラーが水平本体の上面で回転することでアーム
    保護板の移動を容易にしていることを特徴とする、請求
    項2ないし5のいずれか記載のコンクリート内吊りクラ
    ンプ。
  7. 【請求項7】水平本体の両端に各々取手が取り付けら
    れ、クランプ運搬手段且つ一対の移動部材に対する保護
    手段として働くことを特徴とする、請求項2ないし6の
    いずれか記載のコンクリート内吊りクランプ。
  8. 【請求項8】移動部材に連結されているアームの前記一
    端近くに吊部が設けられることを特徴とする、請求項2
    ないし7のいずれか記載のコンクリート内吊りクラン
    プ。
  9. 【請求項9】吊環が垂直本体の開口上端より挿入されて
    垂直本体内を昇降移動自在とされており、吊環の下端
    に、長溝内を移動可能である一対の第2リンクの前記他
    端が連結されていることを特徴とする、請求項2ないし
    7のいずれか記載のコンクリート内吊りクランプ。
  10. 【請求項10】各移動部材に吊部材が固着されることを
    特徴とする、請求項2ないし7のいずれか記載のコンク
    リート内吊りクランプ。
  11. 【請求項11】水平本体の外方端と各移動部材の外方端
    との間に連結される一対の補助リンクをさらに有するこ
    とを特徴とする、請求項2ないし10のいずれか記載の
    コンクリート内吊りクランプ。
  12. 【請求項12】補助リンクは移動部材の外方端との連結
    点を超えてさらに上方に延長しており、この延長部先端
    に各々吊部が設けられることを特徴とする、請求項11
    記載のコンクリート内吊りクランプ。
JP2000324599A 2000-10-24 2000-10-24 コンクリート内吊りクランプ Expired - Fee Related JP4678931B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324599A JP4678931B2 (ja) 2000-10-24 2000-10-24 コンクリート内吊りクランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324599A JP4678931B2 (ja) 2000-10-24 2000-10-24 コンクリート内吊りクランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002128457A true JP2002128457A (ja) 2002-05-09
JP4678931B2 JP4678931B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=18802108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000324599A Expired - Fee Related JP4678931B2 (ja) 2000-10-24 2000-10-24 コンクリート内吊りクランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4678931B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014076890A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Kobe Steel Ltd ダイス着脱用の吊り具
CN117842838A (zh) * 2024-03-06 2024-04-09 中国华西企业股份有限公司 一种用于预制楼梯的吊装装置及其吊装方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011260U (ja) * 1973-05-29 1975-02-05
JPH04191291A (ja) * 1990-11-27 1992-07-09 Horie Kogyo Kk 吊上げ運搬用把持装置
JPH072378U (ja) * 1993-06-15 1995-01-13 株式会社三共トレーディング ブロック吊上げ具
JPH07215660A (ja) * 1994-02-01 1995-08-15 Kato Kogyo:Kk 異径内面つき物品の吊上治具
JPH07252085A (ja) * 1994-03-10 1995-10-03 Ohbayashi Corp 吊治具
JP2000128479A (ja) * 1998-10-27 2000-05-09 Eagle Kuranpu Kk クランプおよび着脱機構

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011260U (ja) * 1973-05-29 1975-02-05
JPH04191291A (ja) * 1990-11-27 1992-07-09 Horie Kogyo Kk 吊上げ運搬用把持装置
JPH072378U (ja) * 1993-06-15 1995-01-13 株式会社三共トレーディング ブロック吊上げ具
JPH07215660A (ja) * 1994-02-01 1995-08-15 Kato Kogyo:Kk 異径内面つき物品の吊上治具
JPH07252085A (ja) * 1994-03-10 1995-10-03 Ohbayashi Corp 吊治具
JP2000128479A (ja) * 1998-10-27 2000-05-09 Eagle Kuranpu Kk クランプおよび着脱機構

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014076890A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Kobe Steel Ltd ダイス着脱用の吊り具
CN117842838A (zh) * 2024-03-06 2024-04-09 中国华西企业股份有限公司 一种用于预制楼梯的吊装装置及其吊装方法
CN117842838B (zh) * 2024-03-06 2024-05-07 中国华西企业股份有限公司 一种用于预制楼梯的吊装装置及其吊装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4678931B2 (ja) 2011-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7137115B2 (ja) クレーンの過巻検出用重錘
US5244338A (en) Gravity-steered grapple
JP2002128457A (ja) コンクリート内吊りクランプ
US5468035A (en) Grapple hanger mechanism
JPH09278348A (ja) 吊りクランプ
JPH07137979A (ja) 吊り具
JP3075156B2 (ja) 箱形運搬容器
KR101776869B1 (ko) 반자동 샤클
JP2008280814A (ja) マンホール金蓋開閉器
JP2001063958A (ja) 多脚ブロック等掴みアーム
JP6545049B2 (ja) コンクリート内吊りクランプ
JP3976594B2 (ja) 胴綱掛け装置
JP4036704B2 (ja) シリンダ吊り具
JPH065339Y2 (ja) 荷物搬送用補助具
JP3019857U (ja) 張出足場の吊持金具
JP6822533B2 (ja) 吊り具
JPH094037A (ja) コンクリート製側溝蓋の挾持装置の構造
JPH086084Y2 (ja) 路面切削機の吊りフック装置
JP2515437Y2 (ja) 重量蓋の開閉装置
JP3382540B2 (ja) 吊り具
JP6642543B2 (ja) 吊り具
JP2552019Y2 (ja) 吊具昇降装置
CN109477508A (zh) 一种可旋转的锚固组件
JP3458789B2 (ja) 箱形運搬容器
JPH07488Y2 (ja) 防風雪柵展開格納装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4678931

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees