JPH07215660A - 異径内面つき物品の吊上治具 - Google Patents

異径内面つき物品の吊上治具

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JPH07215660A
JPH07215660A JP1057594A JP1057594A JPH07215660A JP H07215660 A JPH07215660 A JP H07215660A JP 1057594 A JP1057594 A JP 1057594A JP 1057594 A JP1057594 A JP 1057594A JP H07215660 A JPH07215660 A JP H07215660A
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JP1057594A
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Akira Kawakami
章 川上
Minoru Yamane
實 山根
Shoji Fujita
章司 藤田
Akira Miyauchi
明 宮内
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KATO KOGYO KK
Original Assignee
KATO KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異径内面つき物品90を吊上げて移動させる
作業において、吊上治具を物品に対して係離させる作業
を簡単な構成で且つ自動で行えるようにする。 【構成】 外胴2と内挿体3間に複数のアーム4を取付
け、該各アーム4は、内挿体3が外胴2に対して上下動
することによって吊具本体1の外周から内外方向に進退
自在でしかも各アーム外端40を結ぶ仮想円Q1が物品
90の上端内径D1より小径となる状態から各アーム外
端40を結ぶ仮想円Q2が物品90の上端内径D1より大
径となる範囲で進退可能とし、外胴2と内挿体3間に該
外胴2が内挿体3に対して下動するのを禁止するロック
装置5を設け、内挿体3内にロック装置5をロック位置
とロック解除位置とでそれぞれ位置保持せしめるカム装
置6を設け、各アームを吊具本体側に後退させた状態で
物品内部に挿入した後、各アームを外方に進出させて該
アーム外端で物品内面を係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばマンホールの上
部開口部材として使用されるコンクリート製の筒体のよ
うな物品、特に上端内径より下端内径を大径とした異径
の筒状内面を有する物品を吊上げる際に使用する異径内
面つき物品の吊上治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばマンホールの上部開口部材として
使用されるコンクリート製の筒体のような物品は、かな
りの重量を有しており、そのような大重量物品を位置移
動させたりあるいはトラックに積み込んだりする際に
は、該物品をクレーンやフォークリフトなどで吊上げて
行われる。
【0003】ところで、クレーンやフォークリフト等の
作業車を使用してこの種の大重量物品を移動させる際に
は、従来では、移動すべき物品に吊上げ用のロープ(又
はワイヤー)を掛け回し、そのロープをクレーンやフォ
ークリフトで引っかけて物品を吊上げ、その吊上げ状態
で作業車を運転して物品を目的の位置まで移動させるよ
うにしていた。又、その物品の運搬後は、該物品からロ
ープを取外す必要がある。尚、このような、物品に対す
るロープ掛け作業及びロープ取外し作業は、作業車の運
転者が一々運転席から降りて手作業により行っていた。
【0004】又、従来から、引っかけ金具のような吊上
げ用の治具が知られているが、この治具を使用するとロ
ープ等の掛け回し作業は不要となるものの、該治具を物
品に引っかけたり取外したりする際には、その度に作業
車から降りて手作業で行う必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
大重量物品をクレーンやフォークリフト等で移動させる
(吊上げる)際に、移動させるべき物品に対してロープ
掛け(及びロープ外し)や治具引っかけ等の作業を運転
者が作業車から一々降りて手作業で行っていたため、物
品の移動作業が面倒であるばかりでなく、その作業に長
時間を要し、さらに手作業によるロープ掛け等の作業に
は危険があるという問題があった。
【0006】ところで、本出願人は、異径内面つき物品
を吊上げる際に、吊上げ用補助部材を物品に対して係合
させたり離脱させたりする作業を自動で行えるようにし
た吊上治具を既に特許出願している(特願平5−599
19号)。この既出願の吊上治具は、物品係止用の複数
のアームを、クレーンやフォークリフト等の油圧を利用
した油圧シリンダで開閉させることにより、各アーム外
端を物品内面に係止させるようにしている。ところが、
この吊上治具では、アームを物品に対して係脱させる操
作を作業車内でのレバー操作(油圧切換操作)により自
動で行えるという利点があるが、アームを開閉させる手
段として油圧シリンダを使用しているので、動力(油
圧)がある場所でしか使用できないとともに、高価な油
圧シリンダを使用するために製作費が高くつくという欠
点があった。
【0007】本発明は、異径内面つき物品を吊上げて移
動させる作業において、吊上げ用補助部材を物品に対し
て係合させたり離脱させたりする作業を自動で行えるよ
うにするとともに、その係脱作業に動力を必要としない
構造の吊上治具を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上端内径より
下端内径を大径とした異径の筒状内面を有する物品を吊
上げる際に使用する異径内面つき物品の吊上治具におい
て、外胴内に内挿体を嵌挿し且つ該外胴と内挿体とがそ
れぞれ相手側部材に対して自重により所定範囲だけ下方
向にスライドし得る如くした吊具本体を備え、外胴に、
物品上面の水平円周方向の複数箇所に衝合し得る衝合体
を設け、外胴と内挿体間に、水平円周方向に所定角度間
隔をもって複数のアームを取付け、各アームは、それぞ
れ内挿体が外胴に対して上下動することによって吊具本
体の外周から内外方向に進退自在なる状態でしかも内挿
体が外胴に対して下動位置にあるときには各アームの外
端を結ぶ仮想円が物品の上端内径より小径となり且つ内
挿体が外胴に対して上動位置にあるときには各アーム外
端を結ぶ仮想円が物品の上端内径より大径となる範囲で
進退可能とし、外胴と内挿体間に、内挿体が外胴に対し
て下動位置にある状態で該外胴が内挿体に対して下動す
るのを禁止するロック装置を設け、該ロック装置は、内
挿体を外胴に対して上下動させることにより、ロック状
態とロック解除状態とに変化せしめ得る如くし、内挿体
内に、該内挿体を外胴に対して上下動させることによっ
て変位してロック装置をロック位置とロック解除位置と
でそれぞれ位置保持せしめるカム装置を設けた、ことを
特徴としている。
【0009】本発明の吊上治具において、外胴内に嵌挿
されている内挿体としては円筒体が使用可能である。
又、この吊上治具は、内挿体の上部をクレーンやフォー
クリフト等の荷役装置で保持することによって吊下げ支
持し得る。このとき、該吊上治具は、内挿体をワイヤー
ロープ等の可撓性を有する吊下げ具を介して荷役装置で
吊下げるとよい。
【0010】外胴に設けた衝合体は、吊具本体を処理す
べき物品内に吊下げたときに該物品の上面に載置され
て、外胴がそれ以上、降下しないようにするものであ
り、該衝合体としては、複数本の棒状体を外胴外方に放
射状に延出させたもの、あるいは外胴外方に大径の円盤
を取付けたもの等を採用し得る。又、この衝合体は、処
理すべき物品におけるアーム外端係止位置から物品上面
までの高さに応じて、外胴に対する取付高さを調節し得
るようにしてもよい。
【0011】アームは、少なくとも2本あればよいが、
物品を支持したときの安定性や構成面などを考慮すると
3本〜4本程度が適当である。又、該各アーム外端を内
外方向に進退させるのに、アームを上下に弧回動させて
もよく、あるいは水平内外方向にスライドさせるように
してもよい。
【0012】ロック装置は、内挿体を外胴に対して上下
動させることにより、外胴を内挿体に対してロック状態
とロック解除状態とに変化せしめるものであるが、該ロ
ック装置としては、係止部材を内挿体の外面から内外方
向に出没させて該係止部材の外端を外胴側に係脱させる
構造が採用可能である。
【0013】カム装置は、内挿体を外胴に対して上下動
させることによって、ロック装置をロック位置とロック
解除位置とでそれぞれ位置保持するもので、例えば吊具
本体を吊下げた状態から該吊具本体を物品の内部空所に
挿入して外胴の衝合体を物品上面に載置させ、そのとき
内挿体が外胴に対して自重で下動することによりカム装
置を作動させて、ロック装置をロック状態に維持させた
りあるいはロック状態からロック解除させたりし得るよ
うにするものである。
【0014】
【作用】本発明の吊上治具は、次のようにして使用され
る。尚、この吊上治具で吊上げられる異径内面つき物品
は、小径側の開口が上側となる姿勢で地上や運搬車両上
等に置かれている。この吊上治具は、吊具本体を例えば
クレーンやフォークリフト等の荷役装置で吊下げて使用
する。その場合、吊具本体の内挿体の上部を吊持し、外
胴側を物品上に載置した状態で内挿体を上下動させるこ
とにより、該内挿体を外胴に対して上下方向に変位せし
め得るようにしている。又、この吊上治具を使用する際
には、吊具本体を吊下げたときに、外胴が内挿体に対し
て上動位置にある状態でロック装置により外胴が内挿体
に対して下動しないようにロックしておく。この状態で
は、各アームが内方側に後退しており、各アームの外端
を結ぶ仮想円が物品の小径側である上端内径より小さく
なっている。
【0015】そして、吊具本体を荷役装置で吊下げた状
態で、吊具本体を物品の内部空所の直上方から該内部空
所内に降下させると、まず外胴に設けた衝合体が物品の
上面に載置されて外胴がそれ以上、下動しなくなるが、
内挿体はその自重により外胴に対して所定量だけ下動す
る。すると、その内挿体の外胴に対する相対下動によっ
て、ロック装置がロック解除され、しかもカム装置によ
りロック装置をロック解除位置で位置保持するようにな
る。このとき、各アームは物品の内部空所内に進入して
いるが、内挿体は外胴に対して下動位置にあるので各ア
ーム外端を結ぶ仮想円はまだ小径のままである。
【0016】次に、荷役装置により内挿体を吊上げる
と、まず外胴が不動状態で内挿体のみが上動し、内挿体
が外胴に対して上動位置に位置して各アームが外方に進
出するようになる。この内挿体の外胴に対する上動動作
は、各アームの外端がそれぞれ物品内面に衝合するまで
行われるか、あるいは各アーム外端を結ぶ仮想円が物品
の上端内径より大きくなる範囲まで行われる。そして、
荷役装置により内挿体を吊上げれば、各アーム外端がそ
れぞれ物品内面に係合した状態で吊具本体とともに物品
を吊上げることができる。続いて、物品を吊上げたまま
荷役装置を目的の位置まで移動させ、そこで荷役部分を
操作して物品を接地させ、且つワイヤーロープ等の吊下
げ具がたるむまで内挿体を下動させる。すると、外胴は
接地している物品上に載置された状態で、内挿体のみが
下動し、それによって各アームの外端が外方側進出位置
から内方に後退するようになり(各アーム外端を結ぶ仮
想円が物品の上端内径より小さくなる)、さらにカム装
置によりロック装置がロック位置に位置保持されるよう
になる。そして、この状態で吊上治具を上動させれば該
吊上治具を物品内から抜き出すことができる。順次同様
にして、次の物品移動作業を行える。
【0017】このように、本発明の吊上治具を使用する
と、クレーン等の荷役装置により吊具本体の内挿体を吊
持して、該内挿体を外胴に対して上下動させるだけで各
アームを物品内面に自動で係脱させることができ、又、
物品を吊上治具で吊上げた状態で荷役装置を水平移動操
作することにより、物品を目的の位置に移動させること
ができる。
【0018】
【発明の効果】本発明の吊上治具では、次のような効果
がある。
【0019】(1) クレーンやフォークリフト等の荷役装
置で吊具本体の内挿体を吊持して、内挿体を物品上に載
置されている外胴に対して上下動させることにより、吊
具本体に取付けた各アームを内外方向に進退操作せしめ
得るようになっているので、この吊上治具を荷役装置か
ら吊下げた状態で、吊具本体の各アームを異径内面つき
物品に対して係合及び離脱させることができ、物品の吊
上げ・移動作業を簡単且つ能率よく行える。又、物品移
動作業に際して、ロープ掛け等の手作業による作業が不
要となるので作業中の事故発生の危険性を少なくでき
る。
【0020】(2) 吊具本体を物品内に出し入れする際に
は各アームを内方に後退させ、又、物品を吊上げる際に
は各アームを物品内において外方に進出させる必要があ
るが、該各アームは内挿体と外胴との相対上下動操作に
よって内外方向に進退させることができるようにしてい
るので、該各アームの開閉操作を例えば油圧シリンダの
ような動力を用いることなく行え、吊上治具を簡単な構
造で且つ安価に製造できる。
【0021】(3) 内挿体と外胴間に両者の相対上下動を
禁止し得るロック装置を設け、且つ内挿体を外胴に対し
て上下動させることによってロック装置をロック位置と
ロック解除位置とでそれぞれ位置保持せしめるカム装置
を設けているので、各アームを内方後退位置と外方進出
位置のそれぞれで確実に位置保持させることができて、
物品の吊上げ作業を確実に行える。
【0022】
【実施例】図1〜図11を参照して本発明の実施例を説
明すると、この実施例の吊上治具は、異径内面つき物品
90を移動させる際の吊上げ補助部材として使用される
ものである。尚、図5、図7、図9において、それぞれ
(B)で示す図面は当該(A)で示す図面のB−B断面
相当図である。
【0023】本願で対象とする異径内面つき物品90と
しては、例えばマンホールの上部開口部材として使用さ
れるコンクリート製の筒体のような、斜壁構造をもつ筒
状のものが採用される。この物品90は、図2〜図3に
示すように、一端側開口(上部開口)91の内径D1
り他端側開口(下部開口)92の内径D2をかなり大径
とした傾斜状態の内面93を有している。図示例の物品
90では、上端内径D1が600mm、下端内径D2が700〜80
0mm、高さHが450mm程度となっており、さらに上部開口
91の中心と下部開口92の中心とは水平方向に100mm
程度偏心している。尚、例えばマンホールの上部開口部
材として使用されるコンクリート製の斜壁筒体は、上端
内径D1が一定で、傾斜勾配と高さがそれぞれ異なる複
数種類の規格品がある。
【0024】図示例の吊上治具は、外胴2内に内挿体3
を嵌挿した吊具本体1と、吊具本体1の下端部寄りに取
付けた複数(図示例では合計3本)のアーム4,4,4
と、外胴2と内挿体3とを後述する状態において上下ス
ライド不能にロックするロック装置5と、該ロック装置
5をロック位置とロック解除位置とでそれぞれ位置保持
せしめるカム装置6とを備えている。
【0025】吊具本体1の外胴2は、上下長さが150〜2
00mm程度で内部に内径100mm程度の穴を有している。外
胴2の外面の上下方向中間位置には、大径の台板21が
固定されている。この台板21の下面には、角度120
°間隔をもって合計3位置にそれぞれ2枚1組とする垂
下板22,22,22が垂下・固定されている。又、各
垂下板22(合計6枚ある)の外端には、ゴム等の軟質
材からなる保護プレート23がそれぞれ取付けられてい
る。この各保護プレート23の外側面は、それぞれ下向
き内方側に傾斜させている。この各保護プレート23
は、吊具本体1を物品90内に吊り降ろす際に、硬質
(鋼製)の垂下板22が物品90の口縁に接触して該物
品口縁を破損させるのを防止するとともに、吊具本体1
が物品90に対して偏心した状態で吊り降ろされたとき
のガイドとなるものである。尚、この実施例では、図2
に示すように、吊具本体1の中心Pから各保護プレート
23の下端部外端23aまでの距離R1を例えば210〜22
0mm程度とし(距離R1を半径とする円の直径が420〜440
mm程度となる)、又該吊具本体1の中心Pから各保護プ
レート23の上部側最外端23bまでの距離R2を例え
ば290〜295mm程度としている(距離R2を半径とする円
の直径が上端内径D1よりやや小径の580〜590mm程度と
なる)。従って、この吊上治具を物品90の内部空所内
に吊り降ろす際には、各保護プレート23,23,23
の傾斜面により、吊上治具の中心が自動的に物品中心に
近づくように補正される。
【0026】又、台板21の上面には、角度120°間
隔をもって合計3つの支柱25,25,25が立設・固
定されている。この各支柱25は、例えば300〜400mm程
度の上下長さを有している。又、該各支柱25には、上
下に所定間隔をもって複数個(この実施例では合計5
個)の穴26,26・・が形成されている。この各穴2
6は、次に説明する衝合体27の取付穴となるものであ
る。
【0027】外胴2側には、異径内面つき物品90の上
面に載置される衝合体27が取付けられている。この実
施例では、衝合体27として、棒状のものを3本使用
し、その基端部を各支柱25,25,25に形成した同
一高さに位置する各取付穴26,26,26にそれぞれ
嵌入して取付けられている。この各衝合体27,27,
27は、その各外端を結ぶ仮想円が物品90の上端内径
1よりかなり大径となるような外方突出長さを有して
いる。又、この各衝合体27,27,27は各取付穴2
6に対して着脱可能となっており、例えば図11に示す
ように異径内面つき物品90の上部に高さ調整用のリン
グ体95を載せた状態で吊上げる際に、該各衝合体27
を所定の同一高さに位置する取付穴26に取付けて、ア
ーム4と衝合体27との間の上下間隔を調整し得るよう
になっている。尚、この衝合体27は、他の実施例で
は、1枚ものの板材で形成することもでき、さらには前
記台板21を大径にして、該台板21で衝合体27に兼
用させてもよい。
【0028】吊具本体1の内挿体3は、外径が100mm、
上下長さが650mm程度の円筒体で形成されている。尚、
この実施例では、内挿体3は、上部筒3aと下部筒3b
とを同心状に連結するとともに、その連結部に大径(外
胴2の外径とほぼ同径)のフランジ30を設けて構成さ
れている。そして、この内挿体3は、その下部筒3b部
分を外胴2内に上下スライド自在に嵌挿している。
【0029】内挿体3の上部には、上部ブロック31が
取付けられている。この上部ブロック31の上面には、
吊下げ具11を連結するための連結部材32が設けられ
ている。又、内挿体3の下端部には、底盤33が取付け
られている。この底盤33の外周面には、角度120°
間隔をもって3つの取付片34,34,34が設けられ
ている。この各取付片34には、それぞれ小長さのリン
ク35,35,35の一端部(下端部)が枢着されてい
る。尚、この取付片34及びリンク35は、アーム4の
使用本数と同数だけ設けられるものである。
【0030】アーム4は、この実施例では合計3本使用
されている。尚、アーム4の使用本数は、2本又は4本
でもよいが、物品90を支持したときの安定性や構成面
を考慮すると3本が最適である。この各アーム4,4,
4は、それぞれ横向き片4aとその先端部から上方に延
出させた上向き片4bとを一体成形したL型形状のもの
が使用されている。そして、この各アーム4,4,4
は、外胴2側と内挿体3側間において次のようにして取
付けている。即ち、各アーム4は、それぞれ横向き片4
aの基端部を前記リンク35の他端部(上端部)に枢着
し、横向き片4aと上向き片4bとの交点部付近(角部
付近)を垂下板22に軸36で枢着している。又、この
実施例では、各アーム4の上向き片4bの上端部にそれ
ぞれ当接板40を枢着している。この当接板40は、特
許請求の範囲中のアーム外端に相当するものである。
又、各当接板40の前面にはゴム等の材料からなる保護
パットが取付けられている。
【0031】この各アーム4,4,4は、内挿体3を外
胴2に対して上下動させることによって、垂下板22へ
の枢支部(軸36部分)を中心として上下に揺動させる
ことができるようになっている。即ち、図4及び図6に
示すように、内挿体3が外胴2に対して上下動範囲中の
下動位置にあるときには、各アーム4の当接板40が吊
具本体中心側に後退するようになっている。このアーム
外端後退状態では、図3に示すように、各アーム4,
4,4の外端(当接板の外面)40を結ぶ仮想円Q1
物品90の上端内径D1より小径(直径E1)となって、
吊具本体1を物品90の内部空所内に出し入れし得るよ
うになっている。他方、図4又は図6の状態から、内挿
体3が外胴2に対して上動すると、図8に示すように、
内挿体3が外胴2に対して上動位置に位置して、各アー
ム4の外端(当接板)40が吊具本体の外方に進出する
ようになっている。この状態では、各アーム外端が図3
に符号40′で示すように外方に進出しており、各アー
ム4,4,4の外端を結ぶ仮想円Q2が物品90の上端
内径D1よりかなり大径(直径E2)となって、吊具本体
1が物品90の内部空所内から上方に抜け出し不能にな
る。
【0032】外胴2を内挿体3に対してロックするため
のロック装置5は、この実施例では、図5に拡大図示す
る如く、内挿体3の上下方向中間位置にあるフランジ3
0の下方近傍位置において内挿体3の内外方向に進退自
在に設置された一対の係止部材53,53と、該各係止
部材53,53を外方側に向けて付勢するスプリング5
5と、外胴2側にあって各係止部材53,53を係脱自
在に係合させる受リング56とを有している。
【0033】一対の係止部材53,53は、それぞれ横
向き直方体状で且つ外端部53aの下面側に斜面54を
形成したものを使用している。そして、この各係止部材
53,53は、内挿体3の直径方向に向けて設置した単
一のガイド筒51内で半径方向にスライドし得るように
配設されている。又、この各係止部材53,53の設置
高さは、係止部材外端部53aが後述する受リング56
の凹溝57内に係入する位置において、図4又は図5の
(A)に示すように内挿体3側のフランジ30の下面と
受リング56の上面との間に若干の隙間S(例えば11
mm程度)が確保されるように位置決めされている。さら
に各係止部材53,53間には、スプリング55を介設
して、各係止部材53,53をそれぞれ外方に向けて付
勢している。尚、図示例ではスプリング55としてフッ
クスプリングを使用しているが、コイルスプリングでも
よい。
【0034】他方、外胴2側の受リング56は、内挿体
3の外周を囲繞する状態で外胴2の上面にボルト止め
(溶接でもよい)によって固定されている。又、該受リ
ング56の内周面には、各係止部材53,53の外端部
53aを嵌入させる凹溝57が形成されている。この凹
溝57の下面側には係止部材外端部53aの斜面54と
同一傾斜の斜面58が形成されている。又、この受リン
グ凹溝57の上部は、係止部材外端部53aを上方から
係止する内向きフランジ59となっている。尚、この内
向きフランジ59の内径は、内挿体3の外径よりやや大
きく形成されている。
【0035】そして、このロック装置5は、図4に示す
ように、内挿体3が外胴2に対して下動位置にあるとき
には、図5に示すように内挿体3側の各係止部材53,
53が外胴2側の受リング凹溝57と同高さに位置し、
且つ該各係止部材53,53がスプリング55で外方に
付勢されていることにより、各係止部材外端部53a,
53aがそれぞれ受リング56の凹溝57内に嵌入して
いる。この状態では、各係止部材外端部53a,53a
が受リング凹溝57の内向きフランジ59下面に対して
上動不能状態で係合し、且つ各係止部材外端部53a,
53aの斜面54と受リング凹溝57の斜面58とが接
合している。従って、この状態では、図4に示すように
内挿体3を吊持したときに、外胴2が自重で下動しよう
としても図5の(A)に示すようにロック装置5がロッ
ク状態に維持されているので、該外胴2が内挿体3に対
して下動することがない。即ち、外胴2は内挿体3に対
して下動不能にロックされている。又、図4及び図5の
(A)のロック状態から、図6及び図7の(A)に示す
ように衝合体27,27を物品90の上面に載せ且つ内
挿体3への吊持力を解除すると、内挿体3の自重により
各係止部材53,53に下方押下げ力が作用する。する
と、各係止部材外端部53a,53aに斜面54が形成
されているので、係止部材下方押下げ力により各係止部
材53,53がスプリング55の付勢力に抗して内方に
スライドせしめられて、自動でロック解除されるように
なる。尚、内挿体3は外胴2に対して、図6及び図7の
(A)に示すようにフランジ30の下面が受リング56
の上面に衝合するまで下動してそこで停止する。
【0036】ロック装置5は、内挿体3内に設けたカム
装置6によってロック位置とロック解除位置とでそれぞ
れ位置保持されるが、このカム装置6には、図5、図
7、図9に示すように、略三角形状のカム板60が使用
されている。このカム板60の下面側には、環状の連続
溝61が形成されている。又、連続溝61の中央部に
は、係止部62が形成されている。このカム装置6は、
カム板60の一端側(左側)を枢支ピン66で一方(左
側)の係止部材53の内方側上面に枢支する一方、他方
(右側)の係止部材53の内方側上面に立設した係合ピ
ン67の上端部を連続溝61内に係入して構成してい
る。そして、このカム装置6は、ロック装置5の各係止
部材53,53が相互に近接動作又は離間動作する度に
(即ち内挿体3が外胴2に対して上下動する度に)、ロ
ック装置5を図5に示すロック状態と、図9に示すロッ
ク解除状態とでそれぞれ位置保持し得るようになってい
る。
【0037】即ち、図5に示すように係合ピン67が係
止部62に係止されていない状態では、各係止部材5
3,53がスプリング55によって離間方向に付勢され
ていることにより、係合ピン67が連続溝61の枢支ピ
ン66から遠い位置(符号aの位置)にあって、各係止
部材53,53をロック位置(外方進出位置)に位置保
持している。そして、この図5の状態から図6に示すよ
うに衝合体27を物品90の上面に載せたときには、各
係止部材53,53が相互に近接することにより(内挿
体3が外胴2に対して下動し、各係止部材53,53に
下方押下げ力が働き、斜面54により各係止部材53が
内方にスライドする)、カム板60が右側移動するとと
もに係合ピン67が左側移動して、係合ピン67が連続
溝61の符号bの位置に位置するようになる(図7の状
態)。この図7の状態では、各係止部材53,53は、
内方側に後退した位置で係止部材先端面が受リング56
の下部側内周面に衝合している。続いて、図6及び図7
の状態から、内挿体3を外胴2に対して上動させると、
各係止部材53,53が受リング凹溝57の高さに対応
することにより、該係止部材53,53が相互に離間方
向にスライドしようとするが、そのとき、まず係合ピン
67がカム板60の係止部62に係止され、その状態で
内挿体3が外胴2に対してさらに上動する(図9の状
態)。このように係合ピン67が係止部62に係止され
ると、各係止部材53,53が図9に示すようにロック
解除位置(内方後退位置)で位置保持されるようにな
る。尚、係合ピン67が係止部62に係止された状態で
は、各係止部材外端部53a,53a間の距離が受リン
グ56の内向きフランジ59の内径より小さい状態で各
係止部材53,53が位置保持されており、該係止部材
53,53設置部分が内向きフランジ59の開口から自
由に上下動し得るようになっている。尚、図9に示すよ
うに内挿体3が外胴2に対して上動位置にあるときに
は、図8に示すように各アーム4の外端40が物品90
の内面に圧接しており、物品90ごと吊上治具を吊上げ
ることができる。又、図8及び図9の状態から吊上治具
を降ろすと、まず物品90が接地した後、内挿体3が外
胴2に対してさらに下動し(図6の状態)、このとき係
合ピン67が係止部62から外れて図10に示すように
符号cの位置に位置するようになる。尚、このとき各ア
ーム4は、図6に示すようにそれぞれ内方側に後退して
いる。そして、図6の状態から内挿体3を吊上げると、
図10の状態から各係止部材53,53が受リング56
の凹溝57内に嵌入するとともに、符号cに位置してい
た係合ピン67が符号aの位置まで復帰して、図5の状
態に戻る。従って、物品90を1回移動させる度に係合
ピン67が連続溝61内を一周するようになる。
【0038】図示の吊上治具は、次のようにして使用さ
れる。まず、内挿体3の上部にある連結部材32に荷役
装置(例えばクレーンやフォークリフト等)からの吊下
げ具(ワイヤーロープ)11を連結する。そして、図4
に示すように、吊具本体1を荷役装置から吊下げる。こ
のとき各アーム4,4,4は内方側に集束されており、
又ロック装置5及びカム装置6は図5の状態に維持され
ている。そして、該吊具本体1を物品90の内部空所の
直上方から該内部空所内に降ろす。このとき、図4に示
すように、吊具本体1の中心が物品90の中心から少し
くらいずれていても保護プレート23の傾斜面によって
自動的に補正され、最終的には図6に示すように各衝合
体27,27,27が物品上面に載置される。尚、図6
の状態では、ロック装置5及びカム装置6は図7のよう
に変化している。次に、一旦、降ろした吊具本体1を吊
上げると、まず内挿体3が外胴2に対して上動すること
により、各アーム4の外端(当接板)40が外方に進出
してそれぞれ物品内面に衝合する。このとき、吊具本体
1の中心と、各アーム4の外端40が係合する位置にあ
る物品内周面93の中心とが偏心している場合には、各
アーム4のうちの物品内周面に近い側のアーム外端40
が先に物品内周面93に衝合するが、吊具本体1は可撓
性を有する吊下げ具11を介して吊下げているので、ア
ームのいづれかが物品内周面に衝合したときにアームつ
き吊具本体1が水平方向に振れるようになり、自動的に
吊具本体の芯合わせが行われるようになる。さらに内挿
体3を吊上げることにより図8に示すように物品90を
吊上治具で持ち上げることができる。尚、図8の状態で
は、ロック装置5及びカム装置6は図9の状態となって
いる。
【0039】図8に示す物品吊上げ状態では、各アーム
4,4,4の外端40がそれぞれ物品内面93に下方か
ら係合して3点支持しており、又、衝合体27は物品上
面を上方から押えているので、該物品90を安定した状
態で保持することがてきる。従って、物品吊上げ時ある
いは移動時に、少しくらい振動が加わっても物品90が
吊上治具から位置ずれしたり不用意に脱落したりするこ
とがない。
【0040】そして、図8に示すように、吊上治具で物
品90を吊上げたまま目的の位置まで移動させ、そこで
荷役部分を操作して物品90を地上まで降して接地させ
る。又、吊下げ具11が弛むまで降下させると、物品9
0が接地した後に内挿体3が外胴2に対して自重で下動
し、各アーム4,4,4の外端40が内方に後退すると
ともに、ロック装置5及びカム装置6が図9の状態から
図10の状態になる。そして、次に内挿体3を持ち上げ
ることによって、吊上治具を物品90内から抜き外すこ
とができるとともに、ロック装置5及びカム装置6が図
5の状態に復帰するようになる。このように、この吊上
治具では、荷役装置により吊具本体1の内挿体3を吊持
して、該内挿体3を外胴2に対して上下動させるだけで
各アーム4,4,4を物品90に自動で係脱させること
ができ、又、物品つき吊上治具を吊下げた状態で荷役装
置を水平移動操作することにより、物品を目的の位置に
移動させることができ、物品の運搬作業が容易に且つ安
全に行える。
【0041】図11には、物品90の上部に高さ調整用
のリング体95を所定段数、積み重ねた状態で、リング
体95ごと物品90を移動させる場合を示している。こ
の場合は、物品上に積み重ねるべきリング体95の段数
に応じて、各衝合体27,27,27の取付け高さを調
整するが、その調整は各衝合体27をそれぞれ支柱25
の所定高さにある取付穴26に嵌入・固定すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる異径内面つき物品の吊
上治具の斜視図である。
【図2】図1の吊上治具の縦断面図(II−II断面図)で
ある。
【図3】図2のIII−III断面相当図である。
【図4】図3のIV−IV断面相当図である。
【図5】図4の状態におけるロック装置とカム装置部分
の断面図である。
【図6】図4の状態変化図である。
【図7】図6の状態におけるロック装置とカム装置部分
の断面図である。
【図8】図6の状態変化図である。
【図9】図8の状態におけるロック装置とカム装置部分
の断面図である。
【図10】図9の状態変化図である。
【図11】図1の吊上治具の他の使用方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
1は吊具本体、2は外胴、3は内挿体、4はアーム、5
はロック装置、6はカム装置、11は吊下げ具、27は
衝合体、40はアーム外端、90は物品、D1は上端内
径、D2は下端内径、Q1,Q2は仮想円である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端内径(D1)より下端内径(D2)を
    大径とした異径の筒状内面を有する物品(90)を吊上
    げる際に使用する異径内面つき物品の吊上治具であっ
    て、 外胴(2)内に内挿体(3)を嵌挿し且つ該外胴(2)
    と内挿体(3)とがそれぞれ相手側部材に対して自重に
    より所定範囲だけ下方向にスライドし得る如くした吊具
    本体(1)を備え、 前記外胴(2)に、前記物品(90)上面の水平円周方
    向の複数箇所に衝合し得る衝合体(27)を設け、 前記外胴(2)と内挿体(3)間に、水平円周方向に所
    定角度間隔をもって複数のアーム(4,4,4)を取付
    け、 前記各アーム(4,4,4)は、それぞれ内挿体(3)
    が外胴(2)に対して上下動することによって吊具本体
    (1)の外周から内外方向に進退自在なる状態でしかも
    内挿体(3)が外胴(2)に対して下動位置にあるとき
    には各アーム(4,4,4)の外端(40)を結ぶ仮想
    円(Q1)が前記物品(90)の上端内径(D1)より小
    径となり且つ内挿体(3)が外胴(2)に対して上動位
    置にあるときには各アーム外端(40,40,40)を
    結ぶ仮想円(Q2)が前記物品(90)の上端内径
    (D1)より大径となる範囲で進退可能とし、 前記外胴(2)と内挿体(3)間に、内挿体(3)が外
    胴(2)に対して下動位置にある状態で該外胴(2)が
    内挿体(3)に対して下動するのを禁止するロック装置
    (5)を設け、 該ロック装置(5)は、内挿体(3)を外胴(2)に対
    して上下動させることにより、ロック状態とロック解除
    状態とに変化せしめ得る如くし、 前記内挿体(3)内に、内挿体(3)を外胴(2)に対
    して上下動させることによって変位して前記ロック装置
    (5)をロック位置とロック解除位置とでそれぞれ位置
    保持せしめるカム装置(6)を設けた、 ことを特徴とする異径内面つき物品の吊上治具。
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