JP2002127596A - インク受理層用組成物、被記録材、及びそれを用いてなる印刷物 - Google Patents

インク受理層用組成物、被記録材、及びそれを用いてなる印刷物

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JP2002127596A
JP2002127596A JP2001215124A JP2001215124A JP2002127596A JP 2002127596 A JP2002127596 A JP 2002127596A JP 2001215124 A JP2001215124 A JP 2001215124A JP 2001215124 A JP2001215124 A JP 2001215124A JP 2002127596 A JP2002127596 A JP 2002127596A
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ink
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Masahito Inoue
雅人 井上
Yoshimasa Tanaka
義正 田中
Masatoshi Matsuo
真俊 松尾
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チョーキングを起こさず、光による変色を起
こさない優れた耐光性をを有し、画像鮮明性、耐水性に
優れた、屋内のみならず屋外においても長期間使用可能
なインク受理層を与えるインク受理層用組成物を提供
し、更に、該インク受理層用組成物によりフィルムや
紙、繊維などの各種基材にインク受理層を設けた被記録
材、及びそれを用いてなる印刷物を提供する。 【解決手段】 ポリカーボネート鎖を有する水性ポリウ
レタン樹脂(A)と、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウ
ム、クレーの中から選ばれる少なくとも1種の顔料
(B)と、フェノール系酸化防止剤(C)及び/又はヒ
ンダードアミン系紫外線吸収剤(D)を含有してなるこ
とを特徴とする。また、基材上に、該インク受理層用組
成物によりインク受理層を形成してなることを特徴とす
る被記録材であり、更に、該被記録材にインクジェット
プリンターにて印刷したことを特徴とする印刷物であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク受理層用組
成物、被記録材、及びそれを用いてなる印刷物に関す
る。更に詳しくは、本発明のインク受理層用組成物は、
光によるチョーキングを起こさず、優れた耐光性を有
し、画像鮮明性、耐水性に優れるインク受理層を与える
ことが出来る。更に、該インク受理層用組成物からなる
インク受理層を設けてなる被記録材は、屋内のみならず
屋外においても使用出来、本発明の印刷物は、屋内のみ
ならず屋外においても各種看板や広告等として広範囲に
利用出来る。
【0002】
【従来の技術】近年の規制緩和に伴い、ビルの壁面や、
電車、バスの車体等に広告を掲示するケースが増えてき
ている。これまでは人間が手描きしていたが、職人の減
少、広告量の飛躍的増加、コンピューターの発達等に伴
い、デジタル出力されるようになった。その印刷方式と
しては、オフセット印刷、インクジェットプリンター、
熱転写プリンター、静電トナーを用いた印刷などが挙げ
られる。これらの方式で広告として付加価値の高い高精
細な印刷を行う場合、通常、被記録材としては何らかの
インク受理層を設けたものを使用する。特に、屋外用広
告において、インク受理層に必要とされる要求性能とし
ては、印刷性、耐水性、耐光性などに優れることが重要
である。
【0003】例えば、インクジェット用被記録材として
は、一般にフィルムや紙、繊維などにインク受理層を設
け、フィルムにおける印刷時のはじきや、紙、繊維にお
ける印刷時のにじみ、また発色性不良、水で色落ちする
耐水性不良といった問題を改良したものが使用されてい
る。そのインク受理層としてはシリカ、カオリン、クレ
ーなどの無機顔料をポリビニルアルコール、澱粉などの
水溶性高分子をバインダーとしたインク受理層用組成物
を塗工して印刷適性を向上させる方法が提案されている
(特開昭59−185690、特開平4−21926
7、特開平5−294057等)が、水溶性高分子を使
用しているため、耐水性が不十分であるという欠点があ
った。また、印刷物を屋外にて使用する場合は、画像を
印刷後、透明フィルムをラミネーションして使用する
が、耐光性が不十分なため光による変色を起こし、ある
いは使用中に無機顔料の粉落ち(チョーキング)が発生
して、ラミネーションしたフィルムが剥離したりして、
屋外での長期間の使用が困難であるという問題があっ
た。
【0004】また、分子中にポリカーボネート鎖を含有
するポリウレタン樹脂エマルジョンを含んでなるインク
ジェット用記録材(特開平10−181189号)が公
知であるが、耐光性が不十分であり変色しやすいため、
屋外での使用が困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、チョ
ーキングを起こさず、優れた耐光性を有し、画像鮮明
性、耐水性に優れた、屋内のみならず屋外においても長
期間使用可能なインク受理層を与える組成物、及び該イ
ンク受理層用組成物によりフィルムや紙、繊維などの各
種基材に、コーティング法、含浸法、スプレー法などの
方法によってインク受理層を設けた被記録材、及びそれ
を用いてなる印刷物を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく、インク受理層用組成物、被記録材、及び
それを用いてなる印刷物について鋭意研究を重ねた結
果、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は、ポリカーボネート鎖を有
する水性ポリウレタン樹脂(A)と、シリカ、アルミ
ナ、炭酸カルシウム、クレーの中から選ばれる少なくと
も1種の顔料(B)と、フェノール系酸化防止剤(C)
及び/又はヒンダードアミン系紫外線吸収剤(D)を含
有してなることを特徴とするインク受理層用組成物を提
供するものである。
【0008】また、本発明は、基材上に、該インク受理
層用組成物によりインク受理層を形成してなることを特
徴とする被記録材を提供するものであり、
【0009】更に、該被記録材にインクジェットプリン
ターにて印刷したことを特徴とする印刷物を提供するも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】次いで、本発明を実施するにあた
り、必要な事項を具体的に以下に述べる。
【0011】本発明で使用するポリカーボネート鎖を有
する水性ポリウレタン樹脂(A)としては、分子中にポ
リカーボネート鎖を含有する粒子径が好ましくは3.0
μm以下であるポリウレタン樹脂エマルジョンが好まし
く、公知の製造法にて製造することができる。すなわ
ち、具体的には、例えばポリカーボネート鎖を含むポリ
オール(以下、「ポリカーボネートポリオール」と云
う)とジイソシアネートとを溶剤中で反応させ、その
後、エマルション化することにより製造することができ
る。
【0012】ポリカーボネートポリオールとしては、例
えば、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、ジエチレングリコールなどのグリコールとジフェ
ニルカーボネート、ホスゲンとの反応によって得られる
化合物などが挙げられる。これらを単独、または2種以
上組み合わせて使用することができる。
【0013】ジイソシアネートとしては、例えば、2,
4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイ
ソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−
フェニレンジイソシアネート、4,4'−ジフェニルメ
タンジイソシアネート、2,4'−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、2,2'−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、3,3'−ジメチル−4,4'−ビフェニレン
ジイソシアネート、3,3'−ジクロロ−4,4'−ビフ
ェニレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソ
シアネート、1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシ
アネート、テトラメチレンジイソシアネート、1,6−
ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデカメチレンジイ
ソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネ
ート、1,3−シクロヘキシレンジイソシアネート、
1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、テトラメチレンキシリレンジイソ
シアネート、水素添加キシリレンジイソシアネート、リ
ジンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
4,4'−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、
3,3'−ジメチル−4,4'−ジシクロヘキシルメタン
ジイソシアネート等が挙げられ、それぞれ単独又は2種
以上組み合わせて使用することができるが、本発明の被
記録材の耐光性に優れる点から、脂肪族ジイソシアネー
トであることが好ましい。尚、本発明の効果を損なわな
い範囲で3価以上のポリイソシアネートを併用すること
もできる。
【0014】水性ポリウレタン樹脂としての安定性等の
点から、ポリカーボネートポリオール/ジイソシアネー
トの重量比としては、50〜95/50〜5重量比であ
ることが好ましい。
【0015】本発明での水性ポリウレタン樹脂の製造方
法としては、従来からよく知られているいずれの方法で
もよく、親水性基を有さないポリウレタン樹脂を外部乳
化剤により、強制的に水性媒体中に分散するという方法
もあるが、これと異なる方法、例えば、次のような方法
が好ましい。即ち、
【0016】活性水素含有化合物、及び親水性基含有
化合物と、ポリイソシアネートを反応させて得られた親
水性基含有ポリウレタン樹脂の有機溶剤溶液又は有機溶
剤分散液に、必要に応じて中和剤を含む水溶液を混合し
て水性分散体を得る方法。あるいは、
【0017】活性水素含有化合物、及び親水性基含有
化合物と、ポリイソシアネートを反応させて得られた親
水性基含有末端イソシアネート基含有ウレタンプレポリ
マーに、中和剤を含む水溶液と混合するか、または予め
プレポリマー中に中和剤を加えた後水を混合して水に分
散させた後、ポリアミンと反応させて水性分散体を得る
方法。又は、
【0018】活性水素含有化合物、及び親水性基含有
化合物と、ポリイソシアネートを反応させて得られた親
水性基含有末端イソシアネート基含有ウレタンプレポリ
マーに、中和剤及びポリアミンを含む水溶液と混合する
か、または予めプレポリマー中に中和剤を加えた後ポリ
アミンを含む水溶液と混合して水性分散体を得る方法、
などである。
【0019】なお、物性を損なわない範囲であればポリ
エーテル系やポリエステル系等のポリカーボネートポリ
オール以外のポリオール成分を併用してポリイソシアネ
ートと反応せしめてもよい。この場合、ポリカーボネー
トポリオールの全ポリオール成分に対する割合が50重
量%以上となるように併用することが好ましく、より好
ましくは70重量%以上である。
【0020】本発明でのポリカーボネート鎖を有する水
性ポリウレタン樹脂(A)は、他のポリオール、例えば
ポリエーテル系やポリエステル系のポリオールを使用し
た水性ポリウレタン樹脂に比べ、チョーキング防止に優
れた効果を発揮し、また、耐光性に優れており、光によ
る変色が少ない。尚、物性を損なわない範囲であればポ
リカーボネートポリオール以外のポリオール、例えばポ
リエーテル系やポリエステル系のポリオールを使用した
水性ポリウレタン樹脂を併用してもよい。この場合も併
用する他の水性ポリウレタン樹脂の添加量は、ポリカー
ボネート鎖を有する水性ポリウレタン樹脂(A)の樹脂
分に対する割合が50重量%以下であることが好まし
い。
【0021】ポリカーボネート鎖を有する水性ポリウレ
タン樹脂(A)の不揮発分(即ち、107℃にて2時間
保持後の残存分重量%対初期重量)としては、ポリウレ
タンの粒子径や安定性等の点から、好ましくは5〜70
重量%、より好ましくは10〜60重量%である。
【0022】本発明のインク受理層用組成物中のポリカ
ーボネート鎖を有する水性ポリウレタン樹脂(A)の重
量比率としては、インク受理層のチョーキング防止効果
や耐光性、及び被記録材の印刷性等の点から、固形分換
算で好ましくは5〜90重量%、より好ましくは10〜
50重量%である。
【0023】本発明で使用するシリカ、アルミナ、炭酸
カルシウム、クレーの中から選ばれる少なくとも1種の
顔料(B)としては、いかなる製法のものも用いること
ができる。中でもインク吸収性、バインダー成分への分
散性、被記録材への適度な白度を与えることができる点
等から、シリカが好ましい。
【0024】本発明で使用するインク受理層用組成物中
の顔料(B)の重量比率としては、インク受理層のチョ
ーキング防止効果や耐光性、及び被記録材の印刷性等の
点から、固形分換算で好ましくは5〜70重量%、より
好ましくは30〜70%である。
【0025】本発明のインク受理層用組成物にフェノー
ル系酸化防止剤(C)を含有することにより、チョーキ
ング防止に優れた効果を発揮させ、耐光性を向上させる
ことができる。中でも、その顕著な効果からヒンダード
フェノール系が好ましい。本発明のインク受理層用組成
物中のフェノール系酸化防止剤(C)の重量比率として
は、インク受理層のチョーキング防止効果や耐光性等の
点から、固形分換算で好ましくは0.01〜5重量%で
ある。
【0026】本発明で使用するフェノール系酸化防止剤
(C)としては、例えば、モノフェノール系である2,
6−t−ブチル−p−クレゾールやブチル化ヒドロキシ
アニソール、ビスフェノール系である2,2’−メチレ
ンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)や
2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチル
フェノール)、高分子フェノール系であるテトラキス−
[メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンなどが
挙げられる。これらの中でも、ヒンダードフェノール系
が好ましく、具体的には、3,9−ビス〔1,1−ジメ
チル−2−[β−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ]エチル〕
2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウン
デカンなどが特に好ましい。これは、アデカスタブAO
−80(旭電化工業(株)製)やスミライザーGA−80
(住友化学工業(株)製)として入手可能である。また、
これらをエマルジョン化したものを用いてもよい。この
エマルジョンは、アデカスタブLX−802(旭電化工
業(株)製)やラックスターDX−108(大日本インキ
化学工業(株)製として入手可能である。
【0027】本発明では、ヒンダードアミン系紫外線吸
収剤(D)を含有することにより、チョーキング防止に
効果的であり、しかも耐光性を向上させることができ
る。本発明のインク受理層用組成物中の該紫外線吸収剤
(D)の重量比率としては、インク受理層のチョーキン
グ防止効果や耐光性、及び被記録材の印刷性等の点か
ら、固形分換算で好ましくは0.01〜5重量%であ
る。
【0028】本発明で使用するヒンダードアミン系紫外
線吸収剤(D)としては、
【0029】
【化1】
【0030】の構造を有するものであり、例えば、
【0031】
【化2】
【0032】
【化3】
【0033】
【化4】
【0034】
【化5】
【0035】
【化6】
【0036】
【化7】
【0037】などがあげられ、市販されているものとし
てはマーク(Mark)LA−57,アデカスタブLA
−77(いずれも旭電化工業(株)製)、チヌビン(Ti
nuvin)700,744,144,622(いずれ
もチバガイギー製)、チマソーブ(Chimosa)9
44(Chimosa製)、グッドライト(Goodr
ite)UV−304(B.F.Goodrich製)
などがある。また、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤を
エマルジョン化したラックスターDX−104(大日本
インキ化学工業(株)製)などもある。これらの中でも、
ラックスターDX−104が特に好ましい。
【0038】本発明で用いることができるカチオン性水
溶性樹脂(E)としては、例えば、3級アミン基や4級
アンモニウム塩基を有する水溶性樹脂が挙げられる。具
体的にはこれらの官能基を有するポリアミド樹脂、ポリ
イミド樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、エピクロルヒドリンポリアミド樹脂などが挙げら
れる。これらの中で、エピクロルヒドリンポリアミド樹
脂(E−1)が好ましい。
【0039】本発明で用いることができるエピクロルヒ
ドリンポリアミド樹脂(E−1)とは、通常、ジエチレ
ントリアミンの如き多官能ポリアミンとアジピン酸の如
き多塩基酸を縮合させて得られたポリアミドポリアミン
を、エピクロルヒドリンと反応させて得られるもので、
湿潤紙力増強剤として一般に市販されているものであ
る。これはその分子内に反応性のアゼチジニウム環を有
したカチオン性の水溶性樹脂であり、印刷物に耐水性を
与え、印刷物の発色を鮮明にすることができる。
【0040】本発明のインク受理層用組成物中のエピク
ロルヒドリンポリアミド樹脂(E−1)の重量比率とし
ては、インク受理層の耐光性、及び被記録材の印刷性等
の点から、固形分換算で好ましくは1〜30重量%であ
る。なお、本発明においてエピクロルヒドリンポリアミ
ド樹脂(E−1)を用いる場合は、顔料(B)として炭
酸カルシウムは好ましくない。炭酸カルシウムはアルカ
リ性の顔料であり、カチオン性であるエピクロルヒドリ
ンポリアミド樹脂(E−1)を併用すると、ゲル化を引
き起こすからである。
【0041】本発明で用いることができるノニオン性水
溶性樹脂(F)としては、例えば、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、でんぷ
ん、ポリペプチド、高分子量ポリエチレンオキシド等が
挙げられる。これらの内、印刷性を向上させる点で、ポ
リビニルアルコールが好ましい。ポリビニルアルコール
としては例えば、完全ケン化ポリビニルアルコール、部
分ケン化ポリビニルアルコール、アセトアセチル化ポリ
ビニルアルコールが挙げられ、より好ましくはアセトア
セチル化ポリビニルアルコール(F−1)である。
【0042】本発明で用いることができるアセトアセチ
ル化ポリビニルアルコール(F−1)とは、ポリビニル
アルコール系樹脂の溶液、あるいは粉末又は固形物に、
液状またはガス状のジケテンを反応させて得られるもの
であり、各種架橋剤と高い反応性を有している。このア
セトアセチル化ポリビニルアルコール(F−1)を含有
することにより、顔料(B)に対するバインダー力が向
上し、チョーキング防止を効果的に行うことができる。
【0043】本発明のインク受理層用組成物中のアセト
アセチル化ポリビニルアルコール(F−1)の重量比率
としては、インク受理層のチョーキング防止効果や耐光
性、及び被記録材の印刷性等の点から、固形分換算で好
ましくは1〜40重量%である。
【0044】本発明のインク受理層用組成物には、諸物
性を損なわない形であればいかなる他の材料も添加する
ことができる。例えば、ノニオン系、カチオン系、アニ
オン系の各種界面活性剤、顔料の分散剤、シリコン系、
フッ素系、アセチレンジオール系等の各種レベリング剤
などを添加することができ、これらの添加量としては、
インク受理層用組成物中に固形分換算で好ましくは0.
01〜5重量%である。
【0045】また、アクリル系エマルジョン、合成ゴム
ラテックス、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリ
ドン等のバインダー成分も添加することができ、これら
の添加量としては、インク受理層用組成物中に固形分換
算で好ましくは1〜30重量%である。
【0046】更に、インク定着性を有するカチオン性水
溶性樹脂も添加することができ、これらの添加量として
は、インク受理層用組成物中に固形分換算で好ましくは
1〜30重量%である。
【0047】また、アルコール系やケトン系等の水溶性
の溶剤等を添加することができ、これらの添加量として
は、インク受理層用組成物中の全溶媒中0.1〜20重
量%であることが好ましい。
【0048】更に、水溶性の金属塩も添加することがで
き、この添加量としては、インク受理層用組成物中に固
形分換算で好ましくは1〜10重量%である。
【0049】本発明のインク受理層用組成物を用いて基
材上にインク受理層を設けることにより得られる被記録
材は、チョーキングを起こさず、光による変色を起こさ
ない優れた耐光性を有し、オフセット印刷、インクジェ
ットプリンター、熱転写プリンター、静電トナーを用い
た印刷等の印刷方法で高精細な印刷画像が得られ、耐水
性に優れており、屋内のみならず屋外においても長期間
使用することができる。特に、インクジェット印刷方式
で優れた品質の印刷画像が得られる。
【0050】本発明のインク受理層用組成物は各種基材
へ塗工されて被記録材を得ることができる。基材として
は、紙、板紙、各種フィルム等が主であるが、その他不
織布、スパンボンド等各種繊維基材等が挙げられる。
【0051】本発明の被記録材に、望む画像をオフセッ
ト印刷、インクジェットプリンター、熱転写プリンタ
ー、静電トナーを用いた印刷等の印刷方法にて印刷した
印刷物は、各種看板や広告等として広範囲に使用するこ
とができる。
【0052】更に、本発明の印刷物に透明性を有するフ
ィルムをラミネーションして使用することもできる。ラ
ミネーションすることにより、屋外で使用した際の風雨
による汚れを防止し、印刷画像のにじみや、光による変
色を更に高度に防止することができる。本発明における
印刷物はチョーキングを起こさないため、屋外において
使用してもラミネーションしたフィルムが剥離すること
がないという特長を有する。透明性を有するフィルムと
しては、特に限定はしないが、例えば、ポリエステルや
ポリ塩化ビニル等のプラスチックでできたフィルムを用
いることができる。ラミネーションの方法としては、接
着剤による方法や、粘着剤による方法などを適宜選択で
き、特に限定はしない。
【0053】本発明のインク受理層用組成物は、各原料
を適当な攪拌機、例えばプロペラ型やディスパー、ホモ
ジナイザー等で攪拌、充分に混合することで調製するこ
とができる。このインク受理層用組成物をフィルム、
紙、繊維などの各種基材にコーティング、含浸、転写な
どの方法で塗布、乾燥することによりインク受理層を設
け、被記録材を得ることができる。例えば、静電トナー
印刷材料を製造する場合、基材に本発明の組成物をエア
ナイフ塗布、ブレード塗布、ロール塗布、グラビア塗
布、含浸、サイズプレス塗工、ゲートロール塗工等によ
り塗布することにより得ることができる。
【0054】更に、基材にアンカーコートやバックコー
トなどの処理、インク受理層上にトップコートなどの処
理を施してもよい。
【0055】本発明での被記録材は、オフセット印刷、
インクジェットプリンター、熱転写プリンター、静電ト
ナーを用いた印刷等の印刷方法で印刷すると、チョーキ
ングを起こさず、耐光性、画像鮮明性、耐水性の優れた
画像を得ることができる。また、本発明の被記録材はチ
ョーキングを起こさず、耐光性に優れているため、屋内
のみならず屋外にて各種看板や広告等として幅広く使用
できる。
【0056】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。また、文中の「部」、及び「%」は、特に断わりの
ない限り重量基準である。
【0057】[画像にじみの評価方法と評価基準]印刷
物を目視で観察し、にじみの程度を下記の基準に従い評
価する。 ◎:にじみなし 〇:殆どにじみなし △:僅かににじみあり ×:にじみあり
【0058】[発色の評価方法と評価基準]印刷物を目
視で観察し、発色の状態を下記の基準に従い評価する。 ◎:非常に良好 〇:良好 △:やや不良 ×:不良
【0059】[耐水性の評価方法と評価基準]印刷物を
常温で水に一昼夜浸漬後の画像保存性、色落ちなどを目
視で観察し、状態を下記の基準に従い評価する。 ◎:非常に良好 〇:良好 △:やや不良 ×:不良
【0060】[チョーキングの有無の評価方法と評価基
準]印刷物をアイスーパーUVテスター(エネルギー9
0mW/cm、63℃)で60時間試験後、ラミネー
ションをしていない印刷物については非印刷部を指で触
り、シリカの脱落の有無を評価する。ラミネーションを
している印刷物についてはラミネーションフィルムがは
がれていないかを目視で観察し、下記の基準に従い評価
する。 なし:チョーキングなし あり:チョーキングあり
【0061】[変色性の評価方法と評価基準]印刷物を
アイスーパーUVテスター(エネルギー90mW/cm
、63℃)で60時間試験後、非印刷部の変色の程度
を目視で観察し、下記の基準に従い評価する。 ◎:非常に良好 〇:良好 △:やや不良 ×:不良
【0062】《実施例1》ポリカーボネート鎖を有し、
脂肪族イソシアネートを使用した水性ポリウレタン樹脂
(A1)(品名:ハイドランHW−970、大日本イン
キ化学工業(株)製、不揮発分40%)と、シリカ(B
1)(ミズカシルP−78A、水澤化学工業(株)製)
と、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤(D1)(ラック
スターDX−104、大日本インキ化学工業(株)製)
と、エピクロルヒドリンポリアミド樹脂(E1)(紙力
剤WS535、日本PMC(株)製)と、アセトアセチ
ル化ポリビニルアルコール(F1)(ゴーセファイマー
Z−200、日本合成化学工業(株))とを固形分換算
重量比A1/B1/D1/E1/F1=17/50/1
/17/17、固形分25%となるよう配合してインク
受理層用組成物(Z1)を得た。
【0063】次に、Z1を易接着処理されたポリエステ
ルフィルムに塗布し、120℃にて3分間乾燥させてイ
ンク受理層を設けた被記録材(M1)を得た。M1のイ
ンク受理層の厚さは30μmであった。
【0064】次に、得られた被記録材(M1)を顔料タ
イプインクジェットプリンター(グラフテック(株)
製)にて印刷し、印刷物(P1)を得、画像にじみ、
発色、耐水性、耐光試験後のチョーキングの有
無、耐光試験後の非印刷部の変色性、について評価を
行った。その結果を表1に示す。
【0065】《実施例2》実施例1で作製した印刷物
(P1)に、透明ポリエステルフィルムをラミネーショ
ンして印刷物(P2)を得、実施例1と同様の評価を行
った。その結果を表1に示す。
【0066】《実施例3》実施例1で用いたポリカーボ
ネート鎖を有し、脂肪族イソシアネートを使用した水性
ポリウレタン樹脂(A1)を、ポリカーボネート鎖を有
し、脂肪族イソシアネートを使用した水性ポリウレタン
樹脂(A2)(ハイドランHW−935、大日本インキ
化学工業(株)製、不揮発分40%)に、D1をヒンダ
ードフェノール系の酸化防止剤(C1)(ラックスター
DX−108、大日本インキ化学工業(株)製)に変更
した以外はすべて実施例1と同様にしてインク受理層用
組成物(Z2)、被記録材(M2)、印刷物(P3)を
得、実施例1と同様の評価を行った。その結果を表1に
示す。
【0067】《実施例4》実施例3で作製した印刷物
(P3)に、透明ポリエステルフィルムをラミネーショ
ンして印刷物(P4)を得、同様の評価を行った。その
結果を表1に示す。
【0068】《実施例5》実施例1で用いた水性ポリウ
レタン樹脂(A1)、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤
(D1)と、実施例3で用いたヒンダードフェノール系
酸化防止剤(C1)と、シリカ(B2)(サイリシア3
50、富士シリシア化学(株)製)と、エピクロルヒド
リンポリアミド樹脂(E2)(紙力剤WS525、日本
PMC(株)製)と、アセトアセチル化ポリビニルアル
コール(F2)(ゴーセファイマーZ−100、日本合
成化学工業(株))とを固形分換算重量比A1/B2/
C1/D1/E2/F2=17/50/1/1/17/
17、固形分25%となるよう配合してインク受理層用
組成物(Z3)を得た。Z3を実施例1と同様の基材、
方法で塗布した後、印刷して被記録材(M3)、印刷物
(P5)を得、同様の評価を行った。その結果を表1に
示す。
【0069】《実施例6》実施例5で作製した印刷物
(P5)に、透明ポリエステルフィルムをラミネーショ
ンして印刷物(P6)を得、同様の評価を行った。その
結果を表1に示す。
【0070】《実施例7》実施例1で得られたインク受
理層用組成物(Z1)をポリエステルのスパンボンドに
塗布し、120℃で3分間乾燥させて被記録材(M4)
を得た。インク受理層の量は50g/mであった。次
いで、得られた被記録材(M4)を実施例1と同様に印
刷して印刷物(P7)を得、同様の評価を行った。その
結果を表1に示す。
【0071】《実施例8》実施例7で作製した印刷物
(P7)に、透明ポリエステルフィルムをラミネーショ
ンして印刷物(P8)を得、同様の評価を行った。その
結果を表1に示す。
【0072】
【表1】
【0073】《比較例1》実施例1で用いた水性ポリウ
レタン樹脂(A1)をポリカーボネート鎖を有さず、脂
肪族イソシアネートを使用した水性ポリウレタン樹脂
(A3)(ハイドランHW−930、大日本インキ化学
工業(株)製、不揮発分50%)に変更した以外はすべ
て実施例1と同様にしてインク受理層用組成物(Z
4)、被記録材(M5)、印刷物(P9)を得、同様の
評価を行った。その結果を表2に示す。
【0074】《比較例2》比較例1で作製した印刷物
(P9)に、透明ポリエステルフィルムをラミネーショ
ンして印刷物(P10)を得、同様の評価を行った。そ
の結果を表2に示す。
【0075】《比較例3》実施例3において(C1)を
使用しない以外はすべて実施例3と同様にしてインク受
理層用組成物(Z5)、被記録材(M6)、印刷物(P
11)を得、同様の評価を行った。その結果を表2に示
す。
【0076】《比較例4》比較例3で作製した印刷物
(P11)に、透明ポリエステルフィルムをラミネーシ
ョンして印刷物(P12)を得、同様の評価を行った。
その結果を表2に示す。
【0077】《比較例5》実施例1で用いたA1、B
1、D1、F1を固形分換算重量比A1/B1/D1/
F1=25/50/1/25、固形分25%となるよう
配合してインク受理層用組成物(Z6)を得た。(Z
6)を実施例1と同様の基材、方法で塗布した後、印刷
して被記録材(M7)、印刷物(P13)を得、同様の
評価を行った。その結果を表2に示す。
【0078】《比較例6》実施例3で用いたA2、B
1、C1、E1を固形分換算重量比A2/B1/C1/
E1=25/50/1/25、固形分25%となるよう
配合してインク受理層用組成物(Z7)を得た。Z7を
実施例1と同様の基材、方法で塗布した後、印刷して被
記録材(M8)、印刷物(P14)を得、同様の評価を
行った。その結果を表2に示す。
【0079】《比較例7》実施例1で用いたB1、D
1、E1、F1を固形分換算重量比B1/D1/E1/
F1=50/1/25/25、固形分25%となるよう
配合してインク受理層用組成物(Z8)を得た。(Z
8)を実施例1と同様の基材、方法で塗布した後、印刷
して被記録材(M9)、印刷物(P15)を得、同様の
評価を行った。その結果を表2に示す。
【0080】《比較例8》実施例1で用いたA1を、ポ
リカーボネート鎖を有さず、芳香族イソシアネートを使
用した水性ポリウレタン樹脂(A4)(ハイドランAP
−60LM、大日本インキ化学工業(株)製、不揮発分
42%)に変更した以外はすべて実施例1と同様にして
インク受理層用組成物(Z9)、被記録材(M10)、
印刷物(P16)を得、同様の評価を行った。その結果
を表3に示す。
【0081】《比較例9》実施例1で用いたD1をベン
ゾトリアゾール系紫外線吸収剤(D2)(ユニガードE
−400、第一工業製薬(株)製)に変更した以外はす
べて実施例1と同様にしてインク受理層用組成物(Z1
0)、被記録材(M11)、印刷物(P17)を得、同
様の評価を行った。その結果を表3に示す。
【0082】《比較例10》比較例9で作製した印刷物
(P17)に、透明ポリエステルフィルムをラミネーシ
ョンして印刷物(P18)を得、同様の評価を行った。
その結果を表3に示す。
【0083】
【表2】
【0084】
【表3】
【0085】
【発明の効果】本発明のインク受理層用組成物は、光に
よるチョーキングを起こさず、優れた耐光性を有し、オ
フセット印刷、インクジェットプリンター、熱転写プリ
ンター、静電トナー等の各種印刷方式において、画像鮮
明性、耐水性に優れるインク受理層を与えることができ
る。本発明のインク受理層用組成物からなるインク受理
層を設けてなる被記録材は、屋内のみならず屋外におい
ても使用できる。本発明の印刷物は、屋内のみならず屋
外においても各種看板や広告等として長期間使用でき
る。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA13 FC06 2H086 BA05 BA15 BA33 BA35 BA37 BA38 4J038 BA092 BA122 BA182 CE022 CK042 DF012 DG121 DG261 DH002 DJ022 GA08 HA216 HA286 HA446 HA526 JA64 JB28 JB36 KA02 KA08 KA12 MA08 MA09 NA04 NA17 NA19 PB11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカーボネート鎖を有する水性ポリウ
    レタン樹脂(A)と、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウ
    ム、クレーの中から選ばれる少なくとも1種の顔料
    (B)と、フェノール系酸化防止剤(C)及び/又はヒ
    ンダードアミン系紫外線吸収剤(D)を含有してなるこ
    とを特徴とするインク受理層用組成物。
  2. 【請求項2】 顔料(B)がシリカである請求項1記載
    のインク受理層用組成物。
  3. 【請求項3】 更に、カチオン性水溶性樹脂(E)を含
    有してなる請求項1又は2記載のインク受理層用組成
    物。
  4. 【請求項4】 更に、ノニオン性水溶性樹脂(F)を含
    有してなる請求項1〜3の何れか一項に記載のインク受
    理層用組成物。
  5. 【請求項5】 カチオン性水溶性樹脂(E)が、エピク
    ロルヒドリンポリアミド樹脂(E−1)である請求項3
    記載のインク受理層用組成物。
  6. 【請求項6】 ノニオン性水溶性樹脂(F)が、アセト
    アセチル化ポリビニルアルコール(F−1)である請求
    項4記載のインク受理層用組成物。
  7. 【請求項7】 水性ポリウレタン樹脂(A)のイソシア
    ネート成分が脂肪族イソシアネートである請求項1〜6
    の何れか一項に記載のインク受理層用組成物。
  8. 【請求項8】 基材上に、請求項1〜7の何れか一項に
    記載のインク受理層用組成物によりインク受理層を形成
    してなることを特徴とする被記録材。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の被記録材がインクジェッ
    ト用である被記録材。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9記載の被記録材にイン
    クジェットプリンターにて印刷したことを特徴とする印
    刷物。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の印刷物に、透明性を
    有するフィルムをラミネートした印刷物。
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