JP2002127537A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

印刷装置および印刷方法

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JP2002127537A
JP2002127537A JP2000324866A JP2000324866A JP2002127537A JP 2002127537 A JP2002127537 A JP 2002127537A JP 2000324866 A JP2000324866 A JP 2000324866A JP 2000324866 A JP2000324866 A JP 2000324866A JP 2002127537 A JP2002127537 A JP 2002127537A
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JP2000324866A
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Masaru Suzuki
勝 鈴木
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Sato Corp
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Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷密度が変化しても、印刷開始位置が一定
となるようにする。 【解決手段】 CPU11は、入力された印刷データを
RAM13に記憶させ、印刷制御部15を介して印刷ヘ
ッド5の印刷密度を読み出す。CPU11は、RAM1
3から印刷データを読み出し、長さの単位で表された印
刷開始位置のxy座標値を抽出する。次に、印刷開始位
置のxy座標値をドット単位で表した座標値に変換し、
RAM13内の編集領域にビットマップイメージデータ
として展開する。印刷制御部15は、編集領域に展開さ
れたビットマップイメージデータに従って印刷ヘッド5
を制御し、1ラインずつ印刷を行うと同時に、モータ制
御部14がステッピングモータ7を制御して1ドット分
に対応する距離ずつラベルを副走査方向に搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置および印
刷方法に関し、特に、ヘッド密度に関わらず、印刷開始
位置を一定とする印刷装置および印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置としてのサーマル式ラベ
ルプリンタは、サーマルヘッド密度(以下、ヘッド密度
(印刷密度)と記載する)が機種毎に固定されている。
例えば、1ミリメートル(mm)当たりZ(ただし、Z
は自然数)個の発熱素子があれば、サーマルヘッドの印
刷密度はZ本/mmとなる。以下では、サーマルヘッド
の端部の最初の発熱素子を原点とし、そこからN(ただ
し、Nは自然数)番目の発熱素子をNドット目の発熱素
子と記載することにする。
【0003】従来、ラベルレイアウトを決定する場合に
おいて、例えば、印刷開始位置を指定するとき、印刷密
度を考慮してドット単位で指定する方法が一般的であ
る。即ち、サーマルヘッドの印刷密度をZ本/mmと
し、印刷位置を原点から右方向にXドット目、原点から
下方向にYドット目の位置とすると、実際の印刷位置
は、原点から右方向にX/Zmm、原点から下方向にY
/Zmmの位置となる。
【0004】このように、従来、ラベルプリンタにおい
て印刷レイアウトを決定する場合、ドット単位で印刷開
始位置を指定していたため、サーマルヘッドの印刷密度
を考慮する必要がなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印刷位
置をドット単位で指定すると、サーマルヘッドの印刷密
度に応じて、実際の印刷開始位置が変化する。即ち、印
刷密度の異なるヘッドと交換すると、ラベル上の印刷レ
イアウトが印刷密度に反比例して拡大縮小される。
【0006】上述した例では、印刷密度Zの値が変化す
るので、印刷密度が高い(Zの値が大きい)ほど、X/
Z、Y/Zの値が小さくなるため、印刷開始位置は原点
に近づくことになる。逆に、印刷密度が低い(Zの値が
小さい)ほど、X/Z、Y/Zの値が大きくなるため、
印刷開始位置は原点から遠ざかることになる。このよう
に、印刷開始位置をドット単位で指定すると、サーマル
ヘッドの印刷密度に応じて印刷開始位置がずれるという
問題点があった。
【0007】また、印刷密度の異なるヘッドと交換した
場合、ユーザ自身が印刷密度に基づいて印刷開始位置が
変化しないように、印刷開始位置に対応するドット数を
計算し、ドット単位で印刷開始位置を指定する必要があ
り、面倒であるという課題があった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、印刷密度が変化しても、印刷開始位置が一
定となるようにし、どのような印刷密度のヘッドを搭載
しても、ほぼ同一の印刷レイアウト、ほぼ同一の寸法の
印刷結果を得ることができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の印刷装
置は、主走査方向に1列に並べた複数の発熱素子からな
り、各発熱素子にエネルギーを印加することによりドッ
ト単位での印刷が可能な印刷ヘッドと、印刷ヘッドによ
って所定の印刷データが印刷される媒体を副走査方向に
搬送する搬送部とからなる印刷装置であって、印刷すべ
き印刷データを入力する入力手段と、印刷ヘッドの印刷
密度に基づいて、所定の長さの単位で表された、印刷デ
ータの印刷を開始する印刷開始位置の主走査方向の第1
の座標値を、ドット単位の第2の座標値に変換する第1
の変換手段と、印刷ヘッドの印刷密度に基づいて、所定
の長さの単位で表された、印刷データの印刷を開始する
印刷開始位置の副走査方向の第3の座標値を、ドット単
位の第4の座標値に変換する第2の変換手段と、第2の
変換手段による変換によって得られたドット単位の第4
の座標値に基づいて、搬送部に媒体を副走査方向に印刷
開始位置まで搬送させる搬送制御手段と、第1の変換手
段による変換によって得られたドット単位の第2の座標
値に基づいて、発熱素子の印刷データに対応する所定の
ものに電流を供給し、印刷データに対応するイメージを
印刷開始位置から1ラインずつ印刷するように制御する
印刷制御手段とを備え、搬送制御手段は、印刷制御手段
によって印刷データに対応するイメージが1ラインずつ
媒体に印刷されるのに同期して、媒体を副走査方向に1
ドット単位で搬送することを特徴とする。また、印刷ヘ
ッドは、印刷ヘッドの印刷密度を示す情報を記憶し、印
刷密度を示す情報を読み出す印刷密度読み出し手段をさ
らに備え、第1の変換手段および第2の変換手段は、印
刷密度読み出し手段によって読み出された印刷密度を示
す情報に基づいて、座標値の変換を行うようにすること
ができる。請求項3に記載の印刷方法は、主走査方向に
1列に並べた複数の発熱素子からなり、各発熱素子にエ
ネルギーを印加することによりドット単位での印刷が可
能な印刷ヘッドと、印刷ヘッドによって所定の印刷デー
タが印刷される媒体を副走査方向に搬送する搬送部とか
らなる印刷装置における印刷方法であって、印刷すべき
印刷データを入力する入力ステップと、印刷ヘッドの印
刷密度に基づいて、所定の長さの単位で表された、印刷
データの印刷を開始する印刷開始位置の主走査方向の第
1の座標値を、ドット単位の第2の座標値に変換する第
1の変換ステップと、印刷ヘッドの印刷密度に基づい
て、所定の長さの単位で表された、印刷データの印刷を
開始する印刷開始位置の副走査方向の第3の座標値を、
ドット単位の第4の座標値に変換する第2の変換ステッ
プと、第2の変換ステップにおける変換によって得られ
たドット単位の第4の座標値に基づいて、搬送部に媒体
を副走査方向に印刷開始位置まで搬送させる搬送制御ス
テップと、第1の変換ステップにおける変換によって得
られたドット単位の第2の座標値に基づいて、発熱素子
の印刷データに対応する所定のものに電流を供給し、印
刷データに対応するイメージを印刷開始位置から1ライ
ンずつ印刷するように制御する印刷制御ステップとを備
え、搬送制御ステップにおいては、印刷制御ステップに
おいて印刷データに対応するイメージが1ラインずつ媒
体に印刷されるのに同期して、媒体が副走査方向に1ド
ット単位で搬送されることを特徴とする。本発明に係る
印刷装置および印刷方法においては、印刷すべき印刷デ
ータを入力し、印刷ヘッドの印刷密度に基づいて、所定
の長さの単位で表された、印刷データの印刷を開始する
印刷開始位置の主走査方向の第1の座標値を、ドット単
位の第2の座標値に変換し、印刷ヘッドの印刷密度に基
づいて、所定の長さの単位で表された、印刷データの印
刷を開始する印刷開始位置の副走査方向の第3の座標値
を、ドット単位の第4の座標値に変換し、変換によって
得られたドット単位の第4の座標値に基づいて、搬送部
に媒体を副走査方向に印刷開始位置まで搬送させ、変換
によって得られたドット単位の第2の座標値に基づい
て、発熱素子の印刷データに対応する所定のものに電流
を供給し、印刷データに対応するイメージを印刷開始位
置から1ラインずつ印刷するように制御する。このと
き、印刷データに対応するイメージが1ラインずつ媒体
に印刷されるのに同期して、媒体が副走査方向に1ドッ
ト単位で搬送される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されるラベ
ルプリンタの一実施の形態の構成例を示している。同図
に示すように、ラベルプリンタは、各部を制御する制御
部10と、ラベル1にドット単位で印刷を行う複数の発
熱素子からなる印刷ヘッド5と、制御部10の制御によ
り駆動されるステッピングモータ(以下では、適宜単に
モータと記載する)7と、ベルト8を介して伝達される
モータ7の回転力によって回転し、後述する供給軸4に
セットされたラベル連続体3を構成する台紙2及び台紙
2に剥離可能に貼付されたラベル1を搬送するととも
に、ラベル1を印刷ヘッド5に押圧するプラテンローラ
6と、ラベル連続体3を回転自在に支持する供給軸4
と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射され
た光を受光し、受光した光の強度(単位時間当たりの受
光量)に対応する電気信号を出力する受光部とからな
り、台紙2及びラベル1を挟むように発光部と受光部を
配し、ラベル1とギャップ(隣接する2つのラベル1の
間の台紙2のみの部分)を受光部の受光量に基づいて検
出する位置検出センサ(以下では、適宜単にセンサとい
う)9とを備えている。
【0011】図2は、図1の実施の形態の電気的な構成
例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部
10は、所定の制御プログラムを記憶するROM(re
adonly memory)12と、ROM12に記
憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制
御するとともに、後述するように印刷ヘッド5の印刷密
度に基づいてドット単位の印刷位置を計算するCPU
(central processing unit)
11と、CPU11が動作する上で必要となる各種デー
タを記憶するRAM(random access m
emory)13と、ステッピングモータ7にパルス信
号を供給し、ステッピングモータ7を回転させるモータ
制御部14と、CPU11から供給される印刷すべき文
字、図形、及びバーコードなどの印刷データに対応する
制御信号を生成し、印刷ヘッド5に供給し、印刷動作を
行わせる印刷制御部15と、CPU11の制御下、セン
サ9の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光
部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデ
ータに変換してCPU11に供給するセンサ制御部16
と、外部インタフェース17と、インタフェース20と
を備えている。そして、各種データを入力するための入
力部18と、入力部18からの入力データや、各種情報
を表示するためのモニタ19とがインタフェース20を
介して接続されている。入力部18より入力された入力
データは、インタフェース20を介してCPU11に供
給され、モニタ19に表示される各種情報に対応する表
示データは、インタフェース20を介してCPU11よ
り供給されるようになされている。また、外部インタフ
ェース17を介して、外部に接続された機器との間で各
種データの送受信を行うことができるようになされてい
る。
【0012】図3は、印刷ヘッド5を構成する発熱素子
によって、1ミリメートル(mm)当たりに印刷される
各点(ドット)の位置関係を示している。同図に示すよ
うに、印刷ヘッド5の印刷密度が6本/mmの場合、1
ミリメートルの範囲内に6個のドットが印刷される。ま
た、印刷ヘッド5の印刷密度が8本/mmの場合、1ミ
リメートルの範囲内に8個のドットが印刷される。
【0013】図4は、印刷ヘッド5によって印刷可能な
最初のドットの位置を原点としたときの座標を表してい
る。同図に示すように、搬送方向を紙面の上方向(−y
軸方向)とし、紙面の右方向をx軸方向とする。また、
各座標軸上での単位をミリメートルとする。このとき、
印刷開始点A(A点)のx軸方向の座標値Xを80、y
軸方向の座標値Yを100とする。
【0014】次に、印刷開始点Aから印刷を行うときの
処理手順について、図5のフローチャートを参照して説
明する。まず最初に、ステップS1において、CPU1
1は、入力部18から入力され、インタフェース20を
介して供給された印刷データ、又は、外部インタフェー
ス17に接続された外部の機器から外部インタフェース
17を介して供給された印刷データを、一旦RAM13
に記憶させる。印刷データは、例えば、印刷すべき文字
の文字コード、明朝体、ゴシック体等の文字種、印刷時
の文字の大きさ、文字を回転させて印刷するときの回転
角度、文字の印刷を開始するxy座標値からなる印刷開
始位置等の情報から構成されている。
【0015】次に、ステップS2において、CPU11
は、印刷ヘッド5の印刷密度を印刷制御部15に問い合
わせる。印刷制御部15は、CPU11からの問い合わ
せに従って、印刷ヘッド5の図示せぬメモリに記憶され
ている印刷密度を示す印刷密度情報を読み出し、CPU
11に供給する。CPU11は、印刷制御部15から供
給された印刷密度情報から、印刷ヘッド5の印刷密度Z
(本/mm)を知ることができる。印刷密度は1ミリメ
ートルの範囲に印刷できるドット数と同じ意味であるの
で、以下では適宜、印刷密度の単位をドット数/mmで
表すことにする。
【0016】次に、ステップS3に進み、CPU11
は、RAM13に記憶された1又は複数の印刷データを
1つずつ読み出す。そして、ステップS4において、R
AM13から読み出した印刷データから、印刷開始位置
を示す情報を抽出する。この印刷開始位置を示す情報
は、ミリメートル単位で表したx座標値とy座標値とに
よって構成されている。
【0017】次に、ステップS5において、ステップS
4において抽出した印刷開始位置を示す情報、即ち、ミ
リメートル単位で表したx座標値及びy座標値を、次の
式(1)、式(2)に従って、ドット単位で表したx座
標値及びy座標値にそれぞれ変換する。
【0018】 印刷開始位置のx座標値Dx(ドット数)=印刷開始位置のx座標値X(mm )×印刷密度Z(ドット数/mm) ・・・(式1)
【0019】 印刷開始位置のy座標値Dy(ドット数)=印刷開始位置のy座標値Y(mm )×印刷密度Z(ドット数/mm) ・・・(式2)
【0020】図4に示した例の場合、印刷開始点Aのx
座標値は80mm、y座標値は100mmであるので、
上記式(1)、(2)より、印刷ヘッド5の印刷密度が
例えば6ドット/mmのとき、印刷開始点Aのx軸方向
の位置は、原点から480ドット(=80mm×6ドッ
ト/mm)目となり、y軸方向の位置は、原点から60
0ドット(100mm×6ドット/mm)目となる。ま
た、印刷ヘッド5の印刷密度が例えば8ドット/mmの
とき、印刷開始点Aのx軸方向の位置は、原点から64
0ドット(=80mm×8ドット/mm)目となり、y
軸方向の位置は、原点から800ドット(100mm×
8ドット/mm)目となる。
【0021】ステップS6においては、CPU11は、
ステップS5において算出したドット単位の印刷開始位
置のx座標値及びy座標値に基づいて、RAM13内の
編集領域の対応する位置に印刷データを構成する文字、
図形、バーコード等を示すデータに対応するビットマッ
プイメージデータを展開する。即ち、印刷データに文字
コードが含まれる場合、CPU11は、文字コードに対
応するビットマップイメージデータを、ROM12等に
予め記憶させておいたフォントデータに基づいて生成
し、編集領域に展開する。また、印刷データに所定のバ
ーコードを指定するデータが含まれる場合、CPU11
は、このバーコードを指定するデータに基づいて、指定
されたバーコードに対応するビットマップイメージデー
タを生成し、編集領域に展開する。また、印刷データに
所定の図形を示すビットマップイメージデータが含まれ
る場合、この図形を示すビットマップイメージデータを
そのまま用い、編集領域に展開する。
【0022】例えば、印刷データに基づいて、白黒の文
字、図形、バーコード等を印刷する場合、文字、図形、
バーコード等に対応するビットマップイメージの各ドッ
トのデータ(例えば、0と1からなるデータ)を編集領
域のビット単位の記憶領域に対応付けて展開する。
【0023】次に、ステップS7において、全ての印刷
データが編集領域に展開されたか否かが判定される。そ
の結果、まだ、全ての印刷データが編集領域に展開され
ていないと判定された場合、ステップS3に戻り、ステ
ップS3以降の処理が繰り返し実行される。一方、全て
の印刷データが編集領域に展開されたと判定された場
合、ステップS8に進む。
【0024】ステップS8においては、CPU11の制
御下、印刷制御部15は、RAM13の編集領域に展開
されたビットマップイメージデータを1ライン分ずつ読
み出し、読み出したビットマップイメージデータに対応
して各発熱素子の所定のものに電流を供給するための制
御信号を発生し、印刷ヘッド5に供給する。印刷ヘッド
5は、印刷制御部15より供給された制御信号に基づい
て印刷を行う。次に、ステップS9において、CPU1
1の制御下、モータ制御部14は1ライン分に相当する
距離、即ち、1ドット分に対応する距離だけラベル1及
び台紙2を搬送方向(図4の上方向)に搬送する。この
とき、1ドット分に対応する距離は、印刷ヘッド5の印
刷密度に応じて異なるので、CPU11は、印刷密度に
応じて1ドット分の搬送距離を算出する。そして、算出
した搬送距離に基づいてモータ制御部14を制御し、1
ドット分の距離だけラベル1及び台紙2を搬送方向に搬
送する。
【0025】ステップS10においては、編集領域に展
開されたビットマップイメージデータの全てのラインが
印刷されたか否かが判定される。その結果、編集領域に
展開されたビットマップイメージデータの全てのライン
がまだ印刷されていないと判定された場合、ステップS
8に戻り、ステップS8以降の処理が繰り返し実行され
る。一方、編集領域に展開されたビットマップイメージ
データの全てのラインが印刷されたと判定された場合、
処理を終了する。
【0026】例えば、印刷ヘッド5の印刷密度が6ドッ
ト/mmであり、印刷データの印刷開始位置のx座標値
が80mm、y座標値が100mmの場合、原点からx
軸方向に480ドット目、y軸方向に600ドット目の
位置、即ち、印刷開始点Aから、印刷データによって示
された文字、図形、バーコード等の印刷が行われる。
【0027】即ち、印刷制御部15は、印刷ヘッド5を
制御し、原点からx軸方向に480ドット目、y軸方向
に600ドット目の印刷開始位置から、モータ制御部1
4によって1ドット分ずつラベル1及び台紙2が搬送方
向に搬送されるのに同期して、編集領域に展開された文
字、図形、バーコード等のイメージを1ラインずつラベ
ル1に印刷する。
【0028】また、例えば、印刷ヘッド5の印刷密度が
8ドット/mmであり、印刷データの印刷開始位置のx
座標値が80mm、y座標値が100mmの場合、原点
からx軸方向に640ドット目、y軸方向に800ドッ
ト目の位置、即ち、印刷開始点Aから、印刷データによ
って示された文字、図形、バーコード等の印刷が行われ
る。
【0029】即ち、印刷制御部15は、印刷ヘッド5を
制御し、原点からx軸方向に640ドット目、y軸方向
に800ドット目の印刷開始位置から、モータ制御部1
4によって1ドット分ずつラベル1及び台紙2が搬送方
向に搬送されるのに同期して、編集領域に展開された文
字、図形、バーコード等のイメージを1ラインずつラベ
ル1に印刷する。
【0030】なお、上記実施の形態においては、本発明
をラベルプリンタに適用する場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、他の印刷装置にも本発
明を適用することができる。
【0031】また、上記実施の形態においては、台紙に
剥離可能に貼付されたラベルに文字や図形等を印刷する
場合について説明したが、台紙なしラベルに文字や図形
等を印刷する場合にも本発明を適用することができる。
【0032】また、上記実施の形態の構成及び動作は例
であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更す
ることができることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る印刷装置およ
び印刷方法によれば、印刷すべき印刷データを入力し、
印刷ヘッドの印刷密度に基づいて、所定の長さの単位で
表された、印刷データの印刷を開始する印刷開始位置の
主走査方向の第1の座標値を、ドット単位の第2の座標
値に変換し、印刷ヘッドの印刷密度に基づいて、所定の
長さの単位で表された、印刷データの印刷を開始する印
刷開始位置の副走査方向の第3の座標値を、ドット単位
の第4の座標値に変換し、変換によって得られたドット
単位の第4の座標値に基づいて、搬送部に媒体を副走査
方向に印刷開始位置まで搬送させ、変換によって得られ
たドット単位の第2の座標値に基づいて、発熱素子の印
刷データに対応する所定のものに電流を供給し、印刷デ
ータに対応するイメージを印刷開始位置から1ラインず
つ印刷するように制御する。このとき、印刷データに対
応するイメージが1ラインずつ媒体に印刷されるのに同
期して、媒体が副走査方向に1ドット単位で搬送される
ようにしたので、印刷ヘッドを交換するなどして印刷密
度が変化しても、印刷開始位置が一定となるようにし、
どのような印刷密度のヘッドを搭載しても、ほぼ同一の
印刷レイアウト、ほぼ同一の寸法の印刷結果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置を応用したラベルプリンタの
一実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1の制御部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】印刷ヘッドの印刷密度を説明するための図であ
る。
【図4】印刷開始点Aの座標を示す図である。
【図5】印刷開始点Aから印刷を行うときの処理手順を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ラベル 2 台紙 3 ラベル連続体 4 供給軸 5 印刷ヘッド 6 プラテンローラ 7 ステッピングモータ 8 ベルト 9 位置検出センサ 10 制御部 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 モータ制御部 15 印刷制御部 16 センサ制御部 17 外部インタフェース 18 入力部 19 モニタ 20 インタフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に1列に並べた複数の発熱素
    子からなり、各発熱素子にエネルギーを印加することに
    よりドット単位での印刷が可能な印刷ヘッドと、前記印
    刷ヘッドによって所定の印刷データが印刷される媒体を
    副走査方向に搬送する搬送部とからなる印刷装置であっ
    て、 印刷すべき前記印刷データを入力する入力手段と、 前記印刷ヘッドの印刷密度に基づいて、所定の長さの単
    位で表された、前記印刷データの印刷を開始する印刷開
    始位置の主走査方向の第1の座標値を、ドット単位の第
    2の座標値に変換する第1の変換手段と、 前記印刷ヘッドの印刷密度に基づいて、所定の長さの単
    位で表された、前記印刷データの印刷を開始する印刷開
    始位置の副走査方向の第3の座標値を、ドット単位の第
    4の座標値に変換する第2の変換手段と、 前記第2の変換手段による変換によって得られた前記ド
    ット単位の第4の座標値に基づいて、前記搬送部に前記
    媒体を副走査方向に印刷開始位置まで搬送させる搬送制
    御手段と、 前記第1の変換手段による変換によって得られた前記ド
    ット単位の第2の座標値に基づいて、前記発熱素子の前
    記印刷データに対応する所定のものに電流を供給し、前
    記印刷データに対応するイメージを前記印刷開始位置か
    ら1ラインずつ印刷するように制御する印刷制御手段と
    を備え、 前記搬送制御手段は、前記印刷制御手段によって前記印
    刷データに対応するイメージが1ラインずつ前記媒体に
    印刷されるのに同期して、前記媒体を副走査方向に1ド
    ット単位で搬送することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷ヘッドは、前記印刷ヘッドの印
    刷密度を示す情報を記憶し、前記印刷密度を示す情報を
    読み出す印刷密度読み出し手段をさらに備え、 前記第1の変換手段および前記第2の変換手段は、前記
    印刷密度読み出し手段によって読み出された前記印刷密
    度を示す情報に基づいて、前記座標値の変換を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 主走査方向に1列に並べた複数の発熱素
    子からなり、各発熱素子にエネルギーを印加することに
    よりドット単位での印刷が可能な印刷ヘッドと、前記印
    刷ヘッドによって所定の印刷データが印刷される媒体を
    副走査方向に搬送する搬送部とからなる印刷装置におけ
    る印刷方法であって、 印刷すべき前記印刷データを入力する入力ステップと、 前記印刷ヘッドの印刷密度に基づいて、所定の長さの単
    位で表された、前記印刷データの印刷を開始する印刷開
    始位置の主走査方向の第1の座標値を、ドット単位の第
    2の座標値に変換する第1の変換ステップと、 前記印刷ヘッドの印刷密度に基づいて、所定の長さの単
    位で表された、前記印刷データの印刷を開始する印刷開
    始位置の副走査方向の第3の座標値を、ドット単位の第
    4の座標値に変換する第2の変換ステップと、 前記第2の変換ステップにおける変換によって得られた
    前記ドット単位の第4の座標値に基づいて、前記搬送部
    に前記媒体を副走査方向に印刷開始位置まで搬送させる
    搬送制御ステップと、 前記第1の変換ステップにおける変換によって得られた
    前記ドット単位の第2の座標値に基づいて、前記発熱素
    子の前記印刷データに対応する所定のものに電流を供給
    し、前記印刷データに対応するイメージを前記印刷開始
    位置から1ラインずつ印刷するように制御する印刷制御
    ステップとを備え、 前記搬送制御ステップにおいては、前記印刷制御ステッ
    プにおいて前記印刷データに対応するイメージが1ライ
    ンずつ前記媒体に印刷されるのに同期して、前記媒体が
    副走査方向に1ドット単位で搬送されることを特徴とす
    る印刷方法。
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