JP2003072180A - 印字処理方法 - Google Patents

印字処理方法

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JP2003072180A
JP2003072180A JP2001261643A JP2001261643A JP2003072180A JP 2003072180 A JP2003072180 A JP 2003072180A JP 2001261643 A JP2001261643 A JP 2001261643A JP 2001261643 A JP2001261643 A JP 2001261643A JP 2003072180 A JP2003072180 A JP 2003072180A
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Hiroyuki Suzuki
博行 鈴木
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Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄なラベルの発行を抑制する。 【解決手段】 印字有効範囲(例えば、縦の長さ636
ドット、横幅3060ドット)を指定し、対応する描画
領域を設定する。次に、小ラベルのサイズ(例えば、縦
の長さ600ドット、横幅1020ドット)とギャップ
(例えば、0)を設定し、小ラベルが描画領域に多面取
りされる。小ラベルにフィールドを設定し、各フィール
ドに印字データを設定する。次に、印字データに対応す
るビットマップイメージデータを描画領域に展開し、行
単位で印字処理及びカット処理を実行する。所定の小ラ
ベルの再発行時には行単位で印字処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字処理方法に関
し、特に、一単位の台紙に一行複数列の小型ラベルが仮
着された一印字用紙に、該各一印字用紙毎に編集された
画像情報を印字して複数の小型ラベルを処理する印字処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の方法により小型のラベルを複数枚
印字発行しようとする場合、以下の方法が知られてい
る。まず、一つの方法として、テープ状台紙に一列の小
型ラベルが仮着された印字用紙を用い、サーマル方式等
の小型プリンタを用いて逐次印字する方法である。ま
た、他の方法として、広幅の台紙に縦横複数の小型ラベ
ルがマトリックス状に多数仮着された印字用紙を用い、
レーザ方式等のページプリンタで一度に多数の小型ラベ
ルに印字する方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
には以下の問題がある。まず、前者の方法によれば、小
型ラベルの発行部数が多くなると、印字処理に長時間を
要するようになる。また、発行されたラベルが台紙を介
した一連のテープ状であるため、これを巻き取れば、印
字内容が解りにくくなり、台紙をカットすればバラバラ
になって散逸し易くなり、いずれにせよ取り扱いが面倒
となる。さらに、印字発行された一連のラベルが印字用
紙の途中から別用途や別目的のものに内容変更されてい
る場合、テープ状であっても一枚ずつカットした場合で
も、どこが境目か解りにくいという問題がある。
【0004】一方、後者の方法によれば、印字処理は高
速であるものの、ページプリンタは少量のラベル発行に
適しておらず、小型ラベルを少量だけ必要とする場合
や、印字エラーの発生時に不足分を再印字しようとする
場合、多量の白紙ラベルや重複印字されたラベルを発行
してしまい、前者は用紙の無駄であり、さらに後者では
必要な数が解らなくなる恐れもある。即ち、従来方法に
よると、台紙に縦横複数の小型ラベルが多数仮着された
印字用紙を一単位(例えば、単票用紙の一枚、連続用紙
中の一頁等)として取り扱うため、エラー等が発生した
場合、用紙単位での再発行となり、特に連番指定により
各ラベルに通し番号を印字する場合には、同一番号のラ
ベルが多数重複して発行され、無用に管理を難しくする
恐れがあった。
【0005】本発明は上記従来技術の問題に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の第一の目的は、複数の小型ラ
ベルを印字発行するのに、印字時間を短縮でき、発行さ
れたラベルの印字内容が一目瞭然であり、かつ、発行済
みラベルが散逸し難く取り扱いが容易な印字処理方法を
提供することにある。また、本発明の第二の目的は、発
行されたラベルの印字内容が途中で変更されていた場
合、どこが変更点であるかを解り易くすることができる
印字処理方法を提供することにある。そして、本発明の
第三の目的は、小型ラベルを比較的少量必要とする場合
や、印字エラーの発生時に不足分を再印字しようとする
場合、多量の白紙ラベルや多量の重複印字されたラベル
が発行されるのを抑え、印字用紙の無駄と重複印字によ
る管理の煩雑さを極力排除することができるようにした
印字処理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の印字処
理方法は、検知手段にて判別し得る一単位の台紙に一行
複数列の小型ラベルが仮着された一印字用紙に、該各一
印字用紙毎に編集された画像情報を印字して複数の小型
ラベルを処理する方法であって、前記一印字用紙分の画
像を編集する第一の描画領域と、該第一の描画領域を同
じ大きさかつ複数の第二の描画領域に画成する印字処理
方法において、前記第一の描画領域の大きさと、前記小
型ラベルの大きさと、各小型ラベル間のギャップ長を所
定のコマンドにて指定し、前記コマンドに基づいて前記
第一の描画領域内に第二の描画領域を自動計算して配置
し、前記各第二の描画領域毎に、各小型ラベルの印字内
容に対応するビットマップイメージデータを展開し、前
記第一の描画領域に展開された前記ビットマップイメー
ジデータに対応する印字処理を実行することを特徴とす
る。また、前記一印字用紙中の一連の印字に斯かる末尾
の小型ラベルと、次の印字に斯かる先頭の小型ラベルと
の間に、所定のコマンド指定にて、境目を表す他の小型
ラベルを介入させるようにすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されるラベ
ルプリンタの一実施の形態の構成例を示している。同図
に示すように、ラベルプリンタは、各部を制御する制御
部10と、用紙1を搬送する搬送ローラ17と、用紙1
をプラテンローラ6側に押圧しつつ、用紙1に印字を行
うサーマルヘッド5と、制御部10の制御により駆動さ
れるステッピングモータ(以下では、適宜単にモータと
記載する)7と、ベルト8を介して伝達されるモータ7
の回転駆動力によって回転し、用紙1を送り方向に搬送
するプラテンローラ6と、所定の光を出射する発光部
と、発光部から出射された光の用紙1からの反射光を受
光し、受光した光の強度(単位時間あたりの受光量)に
対応する電気信号を出力する受光部とからなり、用紙1
の裏面の側に発光部と受光部を並べて配置し、用紙1の
裏面に印刷された識別マーク(以下、アイマークと記載
する)を受光部の受光量に基づいて検出するアイマーク
センサ13と、用紙1を所定の位置で切り離すロータリ
カッタ12とを備えている。
【0008】図2は、図1の実施の形態の電気的な構成
例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部
10は、所定の制御プログラムを記憶するROM(re
adonly memory)22と、ROM22に記
憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制
御するCPU(central processing
unit)21と、CPU21が動作する上で必要と
なる各種データを記憶するとともに、後述するように、
1行分の各小ラベルに印字するための印字データに対応
するビットマップイメージデータを展開するための描画
領域を有するRAM(random access m
emory)23と、ステッピングモータ7にパルス信
号を供給し、ステッピングモータ7を回転させるモータ
制御部24と、CPU21の制御下、RAM23の描画
領域に展開された印字すべき文字、図形、及びバーコー
ドなどの印字データのビットマップイメージデータに対
応する制御信号を生成し、サーマルヘッド5に供給し、
印字動作を行わせるサーマルヘッド制御部25と、CP
U21の制御下、アイマークセンサ13の発光部を制御
し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電
気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換してアイ
マーク検出データとしてCPU21に供給するアイマー
クセンサ制御部33と、ロータリカッタ12を制御し、
用紙1を所定の位置で切り離すカッタ制御部32と、外
部インタフェース27と、インタフェース30とを備え
ている。そして、印刷時の動作や印刷形態に関する設定
や数値等を入力するための入力部28と、入力部28か
ら入力された入力データや、各種情報を表示するための
表示部29とがインタフェース30を介して接続されて
いる。入力部28より入力された入力データは、インタ
フェース30を介してCPU21に供給され、表示部2
9に表示される各種情報に対応する表示データは、CP
U21からインタフェース30を介して供給されるよう
になっている。また、外部インタフェース27を介し
て、外部に接続された機器との間で各種データの送受信
を行うことができるようになっている。また、外部イン
タフェース27にホストコンピュータを接続し、ホスト
コンピュータから各種コマンドを入力することができる
ようになっている。このコマンドは、CPU21に供給
され、CPU21によって実行される制御プログラムに
より解析され、対応する処理が実行されるようになって
いる。
【0009】図3は、印字有効範囲と各小型ラベルの関
係を示す模式図である。同図に示すように、用紙1の裏
面には、アイマークが印刷されており、アイマークを基
準として小ラベルの位置、及びカット位置が決定され
る。
【0010】この例の場合、用紙の最大幅は4000ド
ットである。そして、印字が可能な印字有効範囲の縦の
長さは636ドット、横幅は3060ドットとなってい
る。また、小ラベルのサイズは、縦の長さが600ドッ
ト、横幅が1020ドットとなっている。ここで、小ラ
ベルとは、前述したアイマークや前後のラベル間のギャ
ップ等によって判別し得る一単位の台紙に同サイズのラ
ベルが横に2枚以上(この例では3枚)、スリット等に
より分割可能な状態で仮着されているものを云う。
【0011】RAM23の描画領域には、1行分の印字
データに対応するビットマップイメージデータが展開さ
れる。図3の例の場合、1行に3枚の小ラベルが配置さ
れているので、横1列に並んだ3枚の小ラベルに印字す
るための印字データに対応するビットマップイメージデ
ータが描画領域に展開される。この例の場合、描画領域
の大きさは、縦636ドット、横3060ドットに対応
し、1ドットが1ビットに対応する場合、描画領域のサ
イズは243270(=636×3060÷8)バイト
となる。
【0012】次に、図4のフローチャートを参照して、
本実施の形態の動作について説明する。まず最初に、ス
テップS1において、外部インタフェース27に接続さ
れたホストコンピュータを操作するオペレータによっ
て、印字有効範囲を設定するためのコマンドが入力さ
れ、入力されたコマンドが、外部インタフェース27を
介してCPU21に供給される。CPU21は、外部イ
ンタフェース27を介して供給されたこのコマンドを解
析し、対応する処理を実行する。いまの場合、このコマ
ンドは、印字有効範囲を設定するためのコマンドであ
り、CPU21は、コマンドによって指定された印字有
効範囲に対応する描画領域をRAM23に確保する。
【0013】印字有効範囲を設定するためのコマンド
は、例えば、次のようなものが考えられる。 ESC+A1,H,W ここで、Hは描画領域の縦の長さを示し、Wは横幅を示
している。
【0014】次に、ステップS2において、オペレータ
によって、小ラベルのサイズ、即ち、小ラベルの縦の長
さと横幅を設定するためのコマンドが入力され、入力さ
れたコマンドが、外部インタフェース27を介してCP
U21に供給される。CPU21は、外部インタフェー
ス27を介して供給されたこのコマンドを解析し、対応
する処理を実行する。いまの場合、このコマンドは、小
ラベルのサイズを設定するためのコマンドであり、CP
U21は、コマンドによって指定された小ラベルのサイ
ズを設定する。
【0015】小ラベルのサイズを設定するためのコマン
ドは、例えば、次のようなものが考えられる。 ESC+PD,H,W,G,C ここで、Hは小ラベルの縦の長さを示し、Wは横幅を示
している。また、Gは小型ラベル間のサイズ(ギャッ
プ)を示している。また、Cはカッタで用紙カットを行
う場合に切断する用紙の単位数を指定するパラメータで
あり、例えば、「1」を指定すると、図3に破線で示す
如く、各アイマーク毎に用紙カットを行い、「2」を指
定すれば、アイマーク2個毎に用紙カットを行う。この
Cは省略可能なパラメータであって、省略した場合は用
紙カットをしない連続発行を行う。
【0016】次に、ステップS3において、CPU21
は、入力された印字有効範囲と、小ラベルのサイズとに
基づいて、小ラベルの横列の面取りを自動計算し、小ラ
ベルの有効面取り数を自動設定する。この例の場合、有
効面取り数は3である。例えば、図3に示すように、用
紙1の各印字有効範囲の原点(0,0)に対して、各小
ラベルの位置(X1,Y1)、(X2,Y2)、(X3
3)を設定することができる。
【0017】次に、ステップS4において、フィールド
指定を行う。ここで、フィールドとは、印字最大桁数
と、印字する文字の先頭位置のxy座標(ただし、印字
有効範囲に対する小ラベルの位置(X,Y)を原点とす
る)と、印字する文字のサイズ等を設定記憶登録して、
印字フィールドが確保される領域を云う。図3に示した
小ラベルには、フィールドF1,F2,F3,F4が設
けられている。
【0018】フィールド指定を行うためのコマンドは、
例えば、次のようなものが考えられる。 ESC+_N,F,K ここで、Fはフィールド番号を示し、Kは印字最大桁数
を示している。
【0019】また、印字する文字の先頭位置のx座標を
指定するコマンドは、例えば、次のようなものが考えら
れる。 ESC+HX ここで、Xはx座標を示している。
【0020】また、印字する文字の先頭位置のy座標を
指定するコマンドは、例えば、次のようなものが考えら
れる。 ESC+VY ここで、Yはy座標を示している。
【0021】また、連番を指定するコマンドは、例え
ば、次のようなものが考えられる。 ESC+F0001+0001
【0022】また、フォント種類の設定と連番の開始番
号を指定するコマンドは、次のようなものが考えられ
る。 ESC+XGG,NNN ここで、GGはフォントの種類を示し、NNNは開始番
号を示している。
【0023】図3に示した例の場合、フィールドF1に
は、フィールド番号として01が、印字最大桁数として
4が、印字する文字の先頭位置のxy座標として
(x1,y1)が設定されている。フィールドF2には、
フィールド番号として02が、バーコード桁数として5
が、印字する文字の先頭位置のxy座標として(x2
2)が設定されている。また、フィールドF3には、
フィールド番号として03が、印字最大桁数として2
が、印字する文字の先頭位置のxy座標として(x3
3)が設定されている。また、フィールドF4には、
フィールド番号として04が、印字最大桁数として2
が、印字する文字の先頭位置のxy座標として(x4
4)が設定されている。
【0024】このように、一旦各フィールド毎に設定登
録が行われると、多面取りした小ラベルの全てに対し
て、各フィールドの桁数、印字する文字の先頭位置等を
再び設定する必要がない。
【0025】次に、ステップS5において、可変データ
の指定を行う。即ち、各フィールドに印字データを設定
する。例えば、1枚目乃至4枚目の小ラベルのフィール
ドF1に、4桁の文字「AAAA」を設定し、フィール
ドF2に、5桁のバーコードデータ「22222」を設
定し、フィールドF3に、「01」から始まる2桁の部
分連番を設定する。さらに、フィールドF4に、「5
5」から始まる2桁の連番を設定する。そして、この設
定内容の小ラベルが4枚発行され、最後に1枚の白無地
小ラベル(セパレータ)が発行されるように設定する。
【0026】小ラベルの印字枚数及びセパレータの発行
を指定するコマンドは、次のようなものが考えられる。 ESC+Q,n1,n2 ここで、n1は小ラベルの印字枚数を示し、n2は白無
地ラベルの発行枚数を示している。n2には0乃至9の
整数が指定できる。n2に1乃至9を指定したときは、
この枚数分の白無地ラベルを発行し、n2に0を指定し
たときは、自動改行する。n2は省略可能なパラメータ
であり、このn2を省略したときには、白無地ラベルの
発行は行わずに続けて次の印字を行う。
【0027】次に、5枚目乃至9枚目の小ラベルのフィ
ールドF1に、4桁の文字「BBBB」を設定し、フィ
ールドF2に、5桁のバーコードデータ「33333」
を設定し、フィールドF3に、「11」から始まる2桁
の部分連番を設定し、フィールド4に「59」から始ま
る2桁の連番を設定する。そして、この設定内容の小ラ
ベルが5枚発行され、n2=0指定で自動改行されるよ
うに設定する。
【0028】次に、10枚目乃至12枚目の小ラベルの
フィールドF1に、4桁の文字「CCCC」を設定し、
フィールドF2に、5桁のバーコードデータ「4444
4」を設定し、フィールドF3に、「44」から始まる
2桁の部分連番を設定する。また、フィールドF4に
「64」から始まる2桁の連番を設定する。そして、こ
の設定内容の小ラベルが3枚発行されるように設定す
る。
【0029】次に、ステップS6において、CPU21
は、ステップS4及びステップS5において指定された
内容に基づいて、1行分の小ラベルの各フィールド毎の
印字データに対応するビットマップイメージデータをR
AM23の描画領域に展開する。このとき、所定の小ラ
ベルの所定のフィールド番号のフィールドの設定内容
が、先行する小ラベルの同一フィールド番号のフィール
ドの設定内容と同一である場合、先行する小ラベルの上
記フィールドに設定された印字データに対応するビット
マップイメージデータをそのままコピーすることができ
る。これにより、描画領域への印字データの展開処理を
効率化することができる。
【0030】次に、ステップS7において、CPU21
は、RAM23の描画領域に展開された印字データに対
応するビットマップイメージデータをサーマルヘッド制
御部25に供給し、1行分の小ラベルの印刷を指令する
とともに、モータ制御部24に対して、用紙1の送り方
向への搬送を指令する。この指令を受けたサーマルヘッ
ド制御部25は、CPU21により供給された印字デー
タに対応するビットマップイメージデータに基づいてサ
ーマルヘッド5に印字データに対応する制御信号を供給
し、用紙1に印字データに対応する文字、図形、バーコ
ード等を印字する。これと並行して、モータ制御部24
は、用紙1を送り方向に搬送する。
【0031】次に、ステップS8において、CPU21
により、ステップS5において指定されたデータが全て
印字され、印字が終了したか否かが判定される。その結
果、印字がまだ終了していないと判定された場合、ステ
ップS6に戻り、ステップS6以降の処理が繰り返し実
行される。一方、印字が終了したと判定された場合、本
処理を終了する。これにより、図5に示すような印字結
果が得られる。
【0032】また、エラー等により、小ラベルの所定の
ものを再発行するときには、RAM23の描画領域内に
既に展開されているビットマップイメージデータに対応
する印字処理を再度実行することができる。即ち、RA
M23の描画領域に展開されたビットマップイメージデ
ータは、次の行の印字データの設定が行われるまで保持
されている。これにより、1行分の小ラベルのみを再発
行することができるので、再発行時の重複ラベルの再発
行枚数、及び連番指定時の同一番号の小ラベルの再発行
枚数を最小限にし、無駄な小ラベルの発生を抑制するこ
とができる。また、1行に印字可能な小ラベルの枚数よ
りも印字したい小ラベルの枚数のほうが少ない場合で
も、無駄な小ラベルの発生を最小限にすることができ
る。
【0033】このように、描画領域に行単位で小ラベル
の印字データを展開し、行単位で印字処理を実行するた
め、エラー等による再発行時に、再発行すべき小ラベル
と同時に再発行されてしまう無駄な小ラベルの枚数を最
小限に抑えることができる。また、連番指定時に、再発
行によって同一番号が印字された小ラベルが再発行され
る枚数を最小限に抑えることができ、取り扱い時の混乱
をできる限り回避することが可能となる。また、行単位
で印字が行われるため、用紙1をカットするときにも、
用紙1の無駄を抑制することができる。
【0034】また、行単位で印字するため、印字内容毎
にセパレータ(白無地小ラベル)で区切ることができる
ので、ラベル管理を容易にすることができる。
【0035】なお、上記実施の形態の構成及び動作はあ
くまで例示であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
適宜変更することができることは言うまでもない。
【0036】例えば、上記実施の形態において、反射セ
ンサによって印字用紙の裏面に印刷されたアイマークを
検出する構成としたが、透過センサによってギャップ検
出する構成としてもよい。また、小ラベルは、図3、図
5に一単位の台紙に横方向三分割の場合を例示したが、
二分割或いは四分割以上でもよく、分割方法もスリット
に限ることなく、ミシン目等でもよい。さらに、セパレ
ータとして白無地ラベルを例示したが、セパレータに文
字、記号、地紋等を印字してもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、一行複数列の小型ラベ
ルを保持する印字用紙を一単位として処理できるため、
ラベルプリンタとして広く普及しているサーマルプリン
タを用いて複数の小型ラベルを一括して印字発行でき、
作業時間の短縮が図られる。また、発行されたラベルは
複数列で台紙に仮着されているため、印字内容を一覧す
るのに都合がよく、特に、台紙単位毎のカットを行わず
に連続発行を行えば、印字された各小型ラベルの上下間
の関係も一目瞭然であり、発行済みラベルの検証作業を
行う場合や、手作業でラベルを台紙からランダムな順序
で剥離して被貼付物に張り付ける場合等に作業性が向上
する。そして、印字発行された一連のラベルが印字用紙
の途中から別用紙や別目的のものに内容変更されている
場合には、前の印字の末尾のラベルと、次の印字に斯か
る先頭のラベルとの間に、境目を表すラベルを介入させ
ることにより、上記効果は一段と向上する。また、本発
明によると、一括印字するに際しては、一行複数列の小
型ラベルを保持する印字用紙を一単位として行うため、
小型ラベルを少量だけ必要とする場合や、印字エラーの
発生時に不足分を再印字しようとする場合に、多量の白
紙ラベルや重複印字されたラベルを発行する無駄を抑
え、さらに発行部数の混乱を招く弊害も抑制できる。ま
た、請求項3の発明によると、連続した印字用紙から指
定数を単位とする印字用紙毎に切断するコマンドを設け
たから、小型ラベルを印字アイテム毎に所望の長さの台
紙で発行でき、ラベルの用途や目的に応じた取り扱いが
可能となる等、種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字処理方法を応用したラベルプリン
タの一実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1の制御部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】用紙の印字有効範囲と各小ラベルの関係を示す
模式図である。
【図4】図1の実施の形態の印字動作を説明するための
フローチャートである。
【図5】印字結果の例を示す図である。
【符号の説明】
1 用紙 5 サーマルヘッド 6 プラテンローラ 7 ステッピングモータ 8 ベルト 10 制御部 12 ロータリカッタ 13 アイマークセンサ 17 搬送ローラ 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 モータ制御部 25 サーマルヘッド制御部 27 外部インタフェース 28 入力部 29 表示部 30 インタフェース 32 カッタ制御部 33 アイマークセンサ制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知手段にて判別し得る一単位の台紙に
    一行複数列の小型ラベルが仮着された一印字用紙に、該
    各一印字用紙毎に編集された画像情報を印字して複数の
    小型ラベルを処理する方法であって、 前記一印字用紙分の画像を編集する第一の描画領域と、
    該第一の描画領域を同じ大きさかつ複数の第二の描画領
    域に画成する印字処理方法において、 前記第一の描画領域の大きさと、前記小型ラベルの大き
    さと、各小型ラベル間のギャップ長を所定のコマンドに
    て指定し、前記コマンドに基づいて前記第一の描画領域
    内に第二の描画領域を自動計算して配置し、 前記各第二の描画領域毎に、各小型ラベルの印字内容に
    対応するビットマップイメージデータを展開し、 前記第一の描画領域に展開された前記ビットマップイメ
    ージデータに対応する印字処理を実行することを特徴と
    する印字処理方法。
  2. 【請求項2】 前記一印字用紙中の一連の印字に斯かる
    末尾の小型ラベルと、次の印字に斯かる先頭の小型ラベ
    ルとの間に、所定のコマンド指定にて、境目を表す他の
    小型ラベルを介入させることを特徴とする請求項1に記
    載の印字処理方法。
  3. 【請求項3】 さらに、所定のコマンド指定にて、複数
    連続した印字用紙から指定数を単位とする印字用紙毎に
    切断することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の印字処理方法。
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