JP2000006458A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2000006458A
JP2000006458A JP18251398A JP18251398A JP2000006458A JP 2000006458 A JP2000006458 A JP 2000006458A JP 18251398 A JP18251398 A JP 18251398A JP 18251398 A JP18251398 A JP 18251398A JP 2000006458 A JP2000006458 A JP 2000006458A
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JP18251398A
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Yasushi Murai
靖 村井
Satoru Kimura
哲 木村
Yoshimune Motoyanagi
吉宗 本柳
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】背景パターンに対しキャラクタパターンを重ね
てなる印刷データを印刷する際に、キャラクタのエッジ
と背景との境界における印刷品質を向上する。 【解決手段】印刷すべきキャラクタ「AB」のドットパタ
ーンをキャラクタメモリに記憶させると共に、パターン
「AB」の背景として印刷すべき背景(格子模様)のドッ
トパターンを背景メモリに記憶させ、記録紙PのA方向
への引き込み搬送に際しては、前記背景のドットパター
ンについて先頭から1ドットラインずつ、サーマルヘッ
ドの発熱体を通常より短い印字パルス幅で駆動して、記
録紙Pの1ドット幅ずつの引き込み搬送に合わせて低濃
度で印刷し、この後、記録紙PのB方向への排出搬送に
際しては、前記キャラクタのドットパターンについて最
終から1ドットラインずつ、サーマルヘッドの発熱体を
通常の印字パルス幅で駆動して、記録紙Pの1ドット幅
ずつの排出搬送に合わせて高濃度で印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送される印刷媒
体にドット列による印刷を行なうための発熱素子を有す
るサーマルヘッドを備えた印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のドット発熱体をライン状に配列し
てなるサーマルヘッドを備えたプリンタでは、ビットマ
ップパターンからなる印刷データを、その端から1ドッ
トラインずつ読み出してサーマルヘッドに出力し、当該
1ドットラインの印刷データずつその黒ドット部分の発
熱体を発熱駆動することで、感熱記録紙に対する印刷、
あるいは普通紙に対するインクリボンを介しての印刷を
行なっている。
【0003】このような熱転写型のプリンタでは、印刷
データに対応する所のドット発熱体の発熱量の調整が、
その印刷品質に大きく影響するが、サーマルヘッドに備
えられたドット発熱体は、そのライン状の配列間隔が、
例えば8dots/mmと極めて狭いため、隣接するドット発
熱体同士でその互いの発熱具合によって影響を受けるこ
とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えばあるドット発熱
体が常に黒ドットの印刷データを印刷するために連続し
て発熱駆動されていると、隣接する他のドット発熱体に
も熱が伝わって不要に予熱された状態となり、この不要
に予熱されたドット発熱体を発熱駆動して印刷を行なう
と、当該ドット発熱体の発熱量が大きくなりすぎ、印刷
濃度が濃すぎたりあるいは滲みが出たりして印刷品質の
低下を招く問題がある。
【0005】すなわち、文字や記号等、キャラクタパタ
ーンの配列のみにより構成される印刷データを印刷する
場合には、各キャラクタパターンは重なることなく、相
互に他のキャラクタパターンの印刷のための発熱に影響
を受けずに印刷することかできるが、所定の印刷パター
ンの連続的な繰り返しとなる背景パターンに対して文字
や記号等のキャラクタパターンを合成して作成した印刷
データを印刷する場合には、キャラクタパターンのエッ
ジと背景パターンの境界において、前記隣接するドット
発熱体間での熱の伝達によって、特に、背景パターンに
印刷濃度のばらつきや滲みが生じ、印刷品質の低下を招
いてしまう。
【0006】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、背景パターンに対してキャラクタパターンを
重ねてなる印刷データを印刷する際に、キャラクタのエ
ッジと背景との境界に印刷濃度のばらつきや滲みが生じ
ることなく、印刷品質を向上することが可能になる印刷
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる印刷装置は、印刷媒体を搬送する搬送手段
と、搬送される印刷媒体にドット列による印刷を行なう
ための発熱素子を有するサーマルヘッドと、印刷すべき
背景のドットパターンを記憶する背景パターン記憶手段
と、印刷すべきキャラクタのドットパターンを記憶する
キャラクタパターン記憶手段と、前記搬送手段に印刷媒
体を搬送させつつ前記サーマルヘッドを駆動して前記背
景パターン記憶手段に記憶された背景のドットパターン
又は前記キャラクタパターン記憶手段に記憶されたキャ
ラクタのドットパターンのうちの一方の印刷を行ない、
その後に、前記搬送手段に印刷媒体を搬送させつつ前記
サーマルヘッドを駆動して前記背景のドットパターン又
は前記キャラクタのドットパターンのうちの残りの一方
の印刷を行なう制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】このように、本発明の請求項1に係わる印
刷装置によれば、印刷すべき背景のドットパターンは背
景パターン記憶手段に記憶させ、これとは別に、印刷す
べきキャラクタのドットパターンはキャラクタパターン
記憶手段に記憶させ、搬送手段に印刷媒体を搬送させつ
つ前記背景パターン記憶手段に記憶された背景のドット
パターン又は前記キャラクタパターン記憶手段に記憶さ
れたキャラクタのドットパターンのうちの一方の印刷が
行なわれ、その後に、同搬送手段に印刷媒体を搬送させ
つつ前記背景のドットパターン又は前記キャラクタのド
ットパターンのうちの残りの一方の印刷が行なわれるの
で、背景又はキャラクタの一方の印刷パターンの印刷と
他方の印刷パターンの印刷とが相互に影響を受けずに行
なわれるようになる。
【0009】また、本発明の請求項2に係わる印刷装置
は、印刷媒体を一方向及び逆方向に往復搬送する搬送手
段と、往復搬送される印刷媒体にドット列による印刷を
行なうための発熱素子を有するサーマルヘッドと、印刷
すべき背景のドットパターンを記憶する背景パターン記
憶手段と、印刷すべきキャラクタのドットパターンを記
憶するキャラクタパターン記憶手段と、前記搬送手段に
印刷媒体を一方向に搬送させつつ前記サーマルヘッドを
駆動して前記背景パターン記憶手段に記憶された背景の
ドットパターンの印刷を行ない、更に、前記搬送手段に
印刷媒体を逆方向に搬送させつつ前記サーマルヘッドを
駆動して前記キャラクタパターン記憶手段に記憶された
キャラクタのドットパターンを前記印刷された背景のド
ットパターンの上に重ねて印刷する制御手段とを備える
ことを特徴とする。
【0010】このように、本発明の請求項2に係わる印
刷装置によれば、印刷すべき背景のドットパターンは背
景パターン記憶手段に記憶させ、これとは別に、印刷す
べきキャラクタのドットパターンはキャラクタパターン
記憶手段に記憶させ、搬送手段に印刷媒体を一方向に搬
送させつつ前記背景パターン記憶手段に記憶された背景
のドットパターンの印刷が行なわれ、更に、同搬送手段
に印刷媒体を逆方向に搬送させつつ前記キャラクタパタ
ーン記憶手段に記憶されたキャラクタパターンが前記背
景のドットパターン上に重ねて印刷されるので、印刷媒
体に対し、まず、背景パターンが印刷され、次に、この
印刷済みの背景パターン上にキャラクタパターンが重ね
て印刷されるようになり、キャラクタのエッジ部分を明
確に印刷することができる。
【0011】また、本発明の請求項3に係わる印刷装置
は、前記請求項1又は請求項2に係わる印刷装置にあっ
て、その制御手段は、前記背景のドットパターンの印刷
時には前記キャラクタのドットパターンの印刷時に比べ
て低レベルのエネルギで前記サーマルヘッドの各発熱素
子を駆動する印刷濃度調整手段を備えることを特徴とす
る。
【0012】このように、本発明の請求項3に係わる印
刷装置によれば、背景のドットパターンはキャラクタの
ドットパターンの印刷に比べて、低レベルのエネルギに
よりサーマルヘッドの各発熱素子が駆動されて印刷され
るので、通常より薄く印刷された背景パターン上に、よ
り明確にキャラクタパターンが重ねられて印刷されるよ
うになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
印刷装置の外観構成を示す斜視図である。この印刷装置
は、小型6面体の本体ケース11を有し、その正面に
は、キー入力部12、記録紙挿入口13、及び表示部1
4が設けられる。また、本体ケース11の側面下部に
は、I/O端子34aが設けられる。
【0014】キー入力部12には、「電源」キー12a
及び「印刷」キー12bが設けられる。記録紙挿入口1
3には、前記「印刷」キー12bの操作により印刷動作
の開始を指示した後に、記録紙Pが挿入される。この記
録紙Pには、感熱記録紙が使用される。この感熱記録紙
は熱を加えることで黒色に発色する。なお、発色の色は
黒色の他に、赤色、茶色、青色等のものがあり、それら
を適宜選んで使用する。
【0015】記録紙Pに対し、文字や記号等のキャラク
タパターンを、予め定められた絵柄等からなる背景パタ
ーンに重ねて印刷する場合、前記記録紙挿入口13に挿
入された記録紙Pには、矢印Aで示す方向に本体ケース
11内に引き込まれながら、印刷すべき背景パターンの
みの印刷が施された後、矢印Bで示す方向に本体ケース
11内から排出されながら、前記印刷された背景パター
ンの上に印刷すべきキャラクタパターンの重ね印刷が施
される。
【0016】図2は前記印刷装置の本体ケース11内に
設けられたプリンタ部の構成を記録紙Pの挿入初期状態
にて示す部分断面図である。記録紙挿入口13の本体ケ
ース11内側の上部には、光反射型の紙センサ15が設
けられ、この紙センサ15の発光部より放射された光が
記録紙Pに反射して受光部にて受光されることで、該記
録紙Pが記録紙挿入口13から挿入されたことが検出さ
れる。
【0017】そして、前記紙センサ15に近接する記録
紙Pの引き込み/排出経路(紙搬送路)を挟んだ上部と
下部には、一対の紙送りローラ16,17が配置され
る。この紙送りローラ16,17は、上部側のローラ1
6の駆動軸18が、図6において後述する紙送り用のス
テップモータ37により回転駆動されることで、下部側
のローラ17との間で記録紙Pを挟み込み、該記録紙P
の本体ケース11内への引き込みに伴なう搬送、及びこ
の引き込まれた記録紙Pの本体ケース11外への排出に
伴なう搬送を行なう。
【0018】さらに、前記紙送りローラ16,17によ
る記録紙Pの引き込み搬送方向に隣接するその搬送経路
の上部には、プラテンローラ19が配置され、一方その
下部にはサーマルヘッド20が配置される。サーマルヘ
ッド20は、図6において後述するヘッド移動モータ3
9により矢印Cで示すように上下方向に昇降可能に設け
られるもので、前記記録紙Pが紙送りローラ16,17
により印刷開始の所定の位置まで引き込まれた際に、サ
ーマルヘッド20は上昇移動され、その上端部に記録紙
Pの搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方
向)にライン状に配列して設けた複数個の発熱体20a
…が前記プラテンローラ19との間で記録紙Pを挟んで
該記録紙Pの下面側に圧接される(記録紙Pに対するヘ
ッドダウン)。
【0019】前記プラテンローラ19は、その支軸に回
転自在に設けられており、サーマルヘッド20がヘッド
ダウンした状態で、搬送される記録紙Pと接触して回転
する。前記紙送りローラ16,17は、記録紙Pの引き
込み搬送時及び排出搬送時には、それぞれ同一搬送スピ
ードで記録紙Pを搬送するように駆動され、引き込み搬
送時及び排出搬送時のそれぞれで記録紙Pの下面側にサ
ーマルヘッド20による印刷が施される。
【0020】そして、本体ケース11の裏面板における
前記記録紙Pの搬送経路の延長上の対応位置には、該記
録紙Pに対する引き込み搬送時の印刷及び排出搬送時の
印刷に伴ないその先端が本体ケース11の裏側外部へ一
旦排出されて引き込まれるスリット21が設けられる。
【0021】図3は前記印刷装置の本体ケース11内に
設けられたプリンタ部の構成を記録紙Pに対する印刷初
期状態を示す部分断面図である。図4は前記印刷装置の
本体ケース11内に設けられたプリンタ部の構成を記録
紙Pに対する引き込み搬送時の印刷状態を示す部分断面
図である。
【0022】図5は前記印刷装置の本体ケース11内に
設けられたプリンタ部の構成を記録紙Pに対する排出搬
送時の印刷状態を示す部分断面図である。前記紙送りロ
ーラ16,17による記録紙Pの搬送距離は、図6にお
いて後述する紙送りモータ用ステップモータ37の1ス
テップの駆動による紙送りローラ16,17の単位回転
毎に、例えばサーマルヘッド20の発熱体20aによる
1印字ラインの幅で搬送されるよう設定される。
【0023】図6は前記印刷装置の電子回路の構成を示
すブロック図である。この印刷装置の電子回路には、C
PUからなる制御部31が備えられる。この制御部31
は、キー入力部12や紙センサ15からの入力信号に応
じてROM32に予め記憶されているシステムプログラ
ムを起動させ、RAM33をワークメモリとして回路各
部の動作を制御する。
【0024】この制御部31には、前記キー入力部1
2、紙センサ15、ROM32、RAM33の他、外部
装置からの印刷すべき背景のドットパターンデータや印
刷すべきキャラクタのドットパターンデータの入力等を
行なう入出力制御部(I/O)34が接続されると共
に、印刷処理に伴ないサーマルヘッド20の発熱体20
aを駆動するヘッド駆動回路35、紙送り用のステップ
モータ37を駆動するステップモータ駆動回路36、ヘ
ッド移動モータ(DCモータ)39を駆動するモータ駆
動回路38が接続される。
【0025】制御部31には、さらに、表示のためのフ
ォントのドットパターンデータを記憶する表示用キャラ
クタジェネレータ40、印刷のためのフォントのドット
パターンデータを記憶する印刷用キャラクタジェネレー
タ41、そして、パーソナルコンピュータ等の外部装置
から入出力制御部(I/O)34を介しテキストデータ
として入力されてフォントに変換されたキャラクタのド
ットパターンデータや入力された背景のドットパターン
データを表示部14に表示させるための表示駆動回路1
4aが接続される。
【0026】前記サーマルヘッド20の発熱体20a
は、前記記録紙14の搬送方向(副走査方向)と直交す
る方向(主走査方向)にライン状に複数個配列されて設
けられる。
【0027】ROM32には、この印刷装置の全体の動
作を司るシステムプログラムが予め記憶されると共に、
テキストデータとして入力された文字や記号等がフォン
トに変換されたキャラクタのパターンデータや該キャラ
クタデータを重ねる背景画像として入力された背景のパ
ターンデータの表示・印刷処理等をそれぞれ司る種々の
サブプログラムが予め記憶される。
【0028】図7は前記印刷装置の電子回路のRAM3
3に備えられるデータメモリの構成を示す図である。R
AM33には、テキストメモリ33a、キャラクタパタ
ーンメモリ33b、背景パターンメモリ33c、ワーク
メモリ33d等が備えられる。
【0029】テキストメモリ33aには、パーソナルコ
ンピュータ等の外部装置から入出力制御部(I/O)3
4を介して入力された印刷すべき任意の文字列からなる
テキストデータが文字コードのデータとして記憶され
る。
【0030】キャラクタパターンメモリ33bには、前
記テキストメモリ33aに記憶されたテキストデータ
が、印刷用キャラクタジェネレータ41により各文字デ
ータ毎にフォントパターンに変換されたドットパターン
のデータとして記憶される。
【0031】背景パターンメモリ33cには、パーソナ
ルコンピュータ等の外部装置から入出力制御部(I/
O)34を介し、前記印刷すべきテキストデータの背景
画像として入力された背景のドットパターンデータが記
憶される。
【0032】ワークメモリ33dには、制御部31によ
り行なわれる各種の制御処理に伴ない当該制御部31に
て入力出力される種々のデータが必要に応じて一時的に
記憶される。
【0033】そして、表示部14には、前記背景パター
ンメモリ33cにおいて背景のパターンデータが記憶さ
れている場合には、この背景のパターンデータに対して
前記キャラクタパターンメモリ33bに記憶されている
キャラクタのパターンデータが合成されてなる印刷イメ
ージデータが表示され、また、前記背景のパターンデー
タが記憶されてない場合には、前記キャラクタのパター
ンデータのみが印刷データとして表示される。
【0034】次に、前記構成による印刷装置の動作につ
いて説明する。はじめに、図示しないパーソナルコンピ
ュータ等の外部装置により作成された印刷すべき文字列
データ(例えば拡大文字の「AB」)が、各文字毎の文
字コードデータとしてI/O端子34aから入出力制御
部(I/O)34を介して転送されて入力され、RAM
33a内のテキストメモリ33aに記憶される。
【0035】このテキストメモリ33aに記憶された文
字列データ「AB」は、各文字毎のコードデータに応じ
て、印刷用キャラクタジェネレータ41からフォントと
して読み出されるキャラクタのドットパターンデータに
変換され、印刷すべきキャラクタデータとしてキャラク
タパターンメモリ33bに記憶される。
【0036】また、前記外部装置により、前記印刷すべ
き文字列データの背景として作成されたビットマップの
画像データ(例えば格子模様の画像データ)が、I/O
端子34aから入出力制御部(I/O)34を介して転
送されて入力され、RAM33a内の背景パターンメモ
リ33cに対し背景のドットパターンデータとして記憶
される。
【0037】この際、前記キャラクタパターンメモリ3
3bに記憶された印刷すべきキャラクタ「AB」のドッ
トパターンデータと、前記背景パターンメモリ33cに
記憶された前記キャラクタデータの背景として印刷すべ
き背景(格子模様)のドットパターンデータとは画像合
成され、印刷イメージデータとして表示部14に表示さ
れる。
【0038】図8は前記印刷装置による印刷処理を示す
フローチャートである。図9は前記印刷装置の印刷処理
に伴なう記録紙Pに対する印刷状態を示す図であり、同
図(A)は記録紙Pに対する引き込み搬送時の背景パタ
ーン印刷状態を示す図、同図(B)は記録紙Pに対する
排出搬送時の前記印刷済みの背景パターンに重ねたキャ
ラクタパターンの印刷状態を示す図である。
【0039】まず、キー入力部12における「印刷」キ
ー12bが操作された後に、図2に示すように、記録紙
Pの先端が記録紙挿入口13から挿入されると、紙セン
サ15により記録紙Pの挿入が検出され、ステップモー
タ駆動回路36により紙送り用のステップモータ37が
駆動されて紙送りローラ16,17が矢印i,jで示す
方向に回転され、記録紙Pが矢印Aで示す方向に引き込
まれて搬送される(ステップS1→S2)。
【0040】この後、図3に示すように、記録紙Pの先
端がサーマルヘッド20の位置を通過し所定の印刷開始
位置まで搬送されると、モータ駆動回路38によりヘッ
ド移動モータ39が駆動されてサーマルヘッド20が矢
印C1 で示す方向に移動され(ヘッドダウン)、プラテ
ンローラ19との間で記録紙Pが挟み込まれ、サーマル
ヘッド20の発熱体20aが該記録紙Pの下面に対し圧
接される(ステップS3→S4)。
【0041】すると、RAM33内の背景パターンメモ
リ33cに記憶されている背景のドットパターンデータ
の先頭の1ドットラインデータが読み出され、サーマル
ヘッド20に転送されて対応する発熱体20aが駆動さ
れ印刷されると共に、ステップモータ駆動回路36によ
り紙送り用のステップモータ37が1ステップ駆動さ
れ、図4に示すように、紙送りローラ16,17が矢印
i,jで示す方向に回転され、プラテンローラ19も矢
印kで示す方向に回転され、記録紙Pが矢印Aで示す引
き込み方向に1ドットラインの所定幅で搬送される(ス
テップS5)。
【0042】すると、前記RAM33内の背景パターン
メモリ33cに対する1ドットラインデータずつの背景
のドットパターンデータの読み出し,印刷が終了したか
否か判断される(ステップS6)。
【0043】ここで、前記背景パターンメモリ33cに
対する1ドットラインデータずつの背景のドットパター
ンデータの読み出し,印刷が終了してないと判断される
と、前記ステップS5からの処理が繰り返し実行され、
背景パターンメモリ33c内の次の1ドットラインデー
タの印刷が前記先頭の1ドットラインデータと同様にし
て行なわれる(ステップS6→S5,S6)。
【0044】そしてさらに、記録紙Pが1ドットライン
の所定幅で順次引き込み方向Aに搬送されると共に、図
4及び図9(A)で示すように、記録紙Pが矢印Aで示
す引き込み方向に搬送されながら、背景パターンメモリ
33cにおける背景(格子模様)のドットパターンデー
タの最終データまで、順次1ドットラインデータずつ記
録紙Pに印刷される(ステップS6→S5,S6)。
【0045】なお、前記背景のドットパターンデータの
印刷に伴ないサーマルヘッド20の各発熱体20aを駆
動するための印字パルスは、通常の黒色印字を行なうた
めのパルス幅よりも短く設定され、その発熱量が低く調
整されることで、記録紙Pの発色濃度は低くなり、当該
背景(格子模様)のパターンデータは、淡い黒色にて記
録紙Pに印刷される。
【0046】この後、前記ステップS5〜S6における
引き込み搬送での背景パターンの印刷に伴ない、背景パ
ターンメモリ33cにおける背景パターンデータ(格子
模様)の最終の1ドットラインデータまでの印刷が終了
したと判断されると、ヘッド駆動回路35によるサーマ
ルヘッド20の駆動及びステップモータ駆動回路36に
よる紙送り用ステップモータ37の駆動が停止されて印
刷及び記録紙Pの引き込み方向Aへの搬送が停止される
(ステップS6→S7)。
【0047】すると、今度は、RAM33内のキャラク
タパターンメモリ33bに記憶されているキャラクタ
「AB」のドットパターンデータの最終の1ドットライ
ンデータが読み出され、サーマルヘッド20に転送され
て対応する発熱体20aが駆動されることで、前記引き
込み搬送時に印刷された背景パターンに重ねて印刷され
ると共に、ステップモータ駆動回路36により紙送り用
ステップモータ37が逆方向に1ステップ駆動されて、
図5に示すように、紙送りローラ16,17及びプラテ
ンローラ19がそれぞれ矢印o,p,qで示す方向に回
転され、記録紙Pが矢印Bで示す排出方向に1ドットラ
インの所定幅で搬送される(ステップS8)。
【0048】すると、前記RAM33内のキャラクタパ
ターンメモリ33bに対する最終から1ドットラインデ
ータずつのキャラクタのドットパターンデータの読み出
し,印刷が終了したか否か判断される(ステップS
9)。
【0049】ここで、前記キャラクタパターンメモリ3
3bに対する最終から1ドットラインデータずつのキャ
ラクタのドットパターンデータの読み出し,印刷が終了
してないと判断されると、前記ステップS8からの処理
が繰り返し実行され、キャラクタパターンメモリ33b
内の次の1ドットラインデータの印刷が前記最終の1ド
ットラインデータと同様にして行なわれる(ステップS
9→S8,S9)。
【0050】そしてさらに、記録紙Pが1ドットライン
の所定幅で順次排出方向Bに逆搬送されると共に、図5
及び図9(B)で示すように、記録紙Pが矢印Bで示す
排出方向に逆搬送されながら、キャラクタパターンメモ
リ33bにおけるキャラクタ「AB」のドットパターン
データの先頭データまで、順次1ドットラインデータず
つ、前記印刷済みの背景パターン(格子模様)に重ねて
記録紙Pに印刷される(ステップS9→S8,S9)。
【0051】なお、前記キャラクタ「AB」のドットパ
ターンデータの印刷に伴ないサーマルヘッド20の各発
熱体20aを駆動するための印字パルスは、通常の黒色
印字を行なうためのパルス幅に設定され、その発熱量が
テキスト印字の所定量に調整されることで、記録紙Pの
発色濃度は背景パターンの印刷時に比べて高くなり、当
該キャラクタ「AB」のパターンデータは、前記低濃度
の黒色の背景(格子模様)のパターンデータの上に重ね
てより高濃度の黒色で印刷される。
【0052】この後、前記ステップS8〜S9における
排出搬送でのキャラクタパターンの印刷に伴ない、キャ
ラクタパターンメモリ33bにおけるキャラクタパター
ンデータ「AB」の先頭の1ドットラインデータまでの
印刷が終了したと判断されると、ヘッド駆動回路35に
よるサーマルヘッド20の駆動が停止されて印刷が停止
される共に、さらに、ステップモータ駆動回路36によ
り紙送り用ステップモータ37が続けて逆方向に1ステ
ップずつ繰り返し駆動され、紙送りローラ16,17及
びプラテンローラ19がそれぞれさらに矢印o,p,q
で示す逆方向に回転されることで、記録紙Pが記録紙挿
入口13から排出される(ステップS10)。
【0053】そして、記録紙Pの後端がプラテンローラ
19から紙送りローラ16,17の位置を通過し、さら
に、紙センサ15の位置を通過することで、当該紙セン
サ15により記録紙Pが記録紙挿入口13から外部に排
出されたことが検出されると、ステップモータ駆動回路
36による紙送り用ステップモータ37の駆動が停止さ
れ、紙送りローラ16,17の回転が停止されると共
に、モータ駆動回路38によりヘッド移動モータ39が
駆動されてサーマルヘッド20がプラテンローラ19か
ら離れる方向に移動され(ヘッドアップ)、前記記録紙
Pの引き込み搬送時と排出搬送時とにおける背景パター
ンデータとキャラクタパターンデータとの別々にした重
ね印刷処理が終了される(ステップS11→END)。
【0054】したがって、前記構成の印刷装置によれ
ば、印刷すべきキャラクタ「AB」のドットパターンデ
ータをRAM33内のキャラクタパターンメモリ33b
に記憶させると共に、このキャラクタパターン「AB」
の背景として印刷すべき背景(格子模様)のドットパタ
ーンデータを背景パターンメモリ33cに記憶させ、記
録紙Pの矢印A方向への引き込み搬送に際しては、背景
パターンメモリ33cに記憶されている背景のドットパ
ターンデータについてその先頭から1ドットラインデー
タずつ、サーマルヘッド20の発熱体20aを通常より
短い印字パルス幅で駆動して、記録紙Pの1ドット幅ず
つの引き込み搬送に合わせて印刷を行ない、この後、記
録紙Pの矢印B方向への排出搬送に際しては、キャラク
タパターンメモリ33bに記憶されているキャラクタの
ドットパターンデータについてその最終から1ドットラ
インデータずつ、サーマルヘッド20の発熱体20aを
通常の印字パルス幅で駆動して、記録紙Pの1ドット幅
ずつの排出搬送に合わせて、前記印刷された背景パター
ンの上に重ねて印刷するようにしたので、キャラクタパ
ターンとその背景パターンとを予め合成して印刷するこ
とによるキャラクタパターンのエッジと背景パターンと
の境界付近で、背景パターンの印刷ドットがキャラクタ
パターンの印刷ドットの熱的影響を受けて印刷濃度が高
くなる等、印刷濃度のばらつきや滲みが生じることな
く、背景のあるキャラクタパターンの印刷品質を向上で
きるようになる。
【0055】なお、前記実施形態では、記録紙Pの引き
込み搬送Aに伴なう背景パターンデータの印刷と、記録
紙Pの排出搬送Bに伴なうキャラクタパターンデータの
重ね印刷とに際しては、それぞれサーマルヘッド20の
発熱体20aに対する印字パルス幅を異なる長さに調整
設定することで、例えば背景パターンは低濃度で印刷
し、この上のキャラクタパターンは高濃度で印刷し、背
景パターン上で印刷されるキャラクタパターンのエッジ
をより明確にして印刷する構成としたが、図10にて示
すように、記録紙Pの引き込み搬送Aに伴なう背景パタ
ーンデータの印刷に際しては、サーマルヘッド20の発
熱体20aを、例えば1ドット置きに間引きして発熱駆
動し、該背景パターンを薄色印刷することで、この後の
記録紙Pの排出搬送Bに伴なうキャラクタパターンの黒
色印刷とのエッジ明確化を図る構成としてもよい。
【0056】図10は前記印刷装置の記録紙Pに対する
引き込み搬送に伴なう背景印刷時に印刷ドットの間引き
による薄色印刷を行ない、排出搬送に伴なうキャラクタ
印刷時に通常印字による黒色印刷を行なった場合の印刷
状態を示す図である。
【0057】なお、上述の実施形態では、記録紙Pの引
き込み搬送時と記録紙Pの排出搬送時で夫々印刷を行な
う往復印刷機能を有する印刷装置を例にとって説明した
が、記録紙Pの引き込み搬送時を2回行なって、夫々の
引き込み搬送時に背景とキャラクタの印刷を行なうよう
にしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る印刷装置によれば、印刷すべき背景のドットパターン
は背景パターン記憶手段に記憶させ、これとは別に、印
刷すべきキャラクタのドットパターンはキャラクタパタ
ーン記憶手段に記憶させ、搬送手段に印刷媒体を搬送さ
せつつ前記背景パターン記憶手段に記憶された背景のド
ットパターン又は前記キャラクタパターン記憶手段に記
憶されたキャラクタのドットパターンのうちの一方の印
刷が行なわれ、その後に、同搬送手段に印刷媒体を搬送
させつつ前記背景のドットパターン又は前記キャラクタ
のドットパターンのうちの残りの一方の印刷が行なわれ
るので、背景又はキャラクタの一方の印刷パターンの印
刷と他方の印刷パターンの印刷とが相互に影響を受けず
に行なわれるようになり、キャラクタのエッジと背景と
の境界に印刷濃度のばらつきや滲みが生じることなく、
印刷品質を向上することが可能になる。
【0059】また、本発明の請求項2に係わる印刷装置
によれば、印刷すべき背景のドットパターンは背景パタ
ーン記憶手段に記憶させ、これとは別に、印刷すべきキ
ャラクタのドットパターンはキャラクタパターン記憶手
段に記憶させ、搬送手段に印刷媒体を一方向に搬送させ
つつ前記背景パターン記憶手段に記憶されたドットパタ
ーンが印刷され、更に、同搬送手段に印刷媒体を逆方向
に搬送させつつ前記キャラクタパターン記憶手段に記憶
されたキャラクタパターンが前記印刷済みの背景上に重
ねて印刷されるので、背景又はキャラクタの一方の印刷
パターンの印刷と他方の印刷パターンの印刷とが相互に
影響を受けずに行われるようになり、キャラクタのエッ
ジと背景との境界に印刷濃度のばらつきや滲みが生じる
ことなく、印刷品質を向上することが可能になる。
【0060】また、本発明の請求項3に係わる印刷装置
によれば、背景パターンはキャラクタパターンの印刷に
比べて、低レベルのエネルギによりサーマルヘッドの各
発熱素子が駆動されて印刷されるので、通常より薄く印
刷された背景パターン上に、より明確にキャラクタパタ
ーンが重ねられて印刷されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる印刷装置の外観構成
を示す斜視図。
【図2】前記印刷装置の本体ケース内に設けられたプリ
ンタ部の構成を記録紙Pの挿入初期状態にて示す部分断
面図。
【図3】前記印刷装置の本体ケース内に設けられたプリ
ンタ部の構成を記録紙Pに対する印刷初期状態にて示す
部分断面図。
【図4】前記印刷装置の本体ケース内に設けられたプリ
ンタ部の構成を記録紙Pに対する引き込み搬送時の印刷
状態にて示す部分断面図。
【図5】前記印刷装置の本体ケース内に設けられたプリ
ンタ部の構成を記録紙Pに対する排出搬送時の印刷状態
にて示す部分断面図。
【図6】前記印刷装置の電子回路の構成を示すブロック
図。
【図7】前記印刷装置の電子回路のRAMに備えられる
データメモリの構成を示す図。
【図8】前記印刷装置による印刷処理を示すフローチャ
ート。
【図9】前記印刷装置の印刷処理に伴なう記録紙Pに対
する印刷状態を示す図であり、同図(A)は記録紙Pに
対する引き込み搬送時の背景パターン印刷状態を示す
図、同図(B)は記録紙Pに対する排出搬送時の前記印
刷済みの背景パターンに重ねたキャラクタパターンの印
刷状態を示す図。
【図10】前記印刷装置の記録紙Pに対する引き込み搬
送に伴なう背景印刷時に印刷ドットの間引きによる薄色
印刷を行ない、排出搬送に伴なうキャラクタ印刷時に通
常印字による黒色印刷を行なった場合の印刷状態を示す
図。
【符号の説明】
11 …本体ケース、 12 …キー入力部、 12a…「電源」キー、 12b…「印刷」キー、 13 …記録紙排出口、 14 …表示部、 14a…表示駆動回路、 15 …紙センサ、 16,17…紙送りローラ、 18 …駆動軸、 19 …プラテンローラ、 20 …サーマルヘッド、 20a…発熱体、 21 …スリット、 31 …制御部(CPU)、 32 …ROM、 33 …RAM、 33a…テキストメモリ、 33b…キャラクタパターンメモリ、 33c…背景パターンメモリ、 33d…ワークメモリ、 34 …入出力制御部(I/O)、 34a…I/O端子、 35 …ヘッド駆動回路、 36 …ステップモータ駆動回路、 37 …紙送り用ステップモータ、 38 …モータ駆動回路、 39 …ヘッド移動モータ、 40 …表示用キャラクタジェネレータ、 41 …印刷用キャラクタジェネレータ、 P …記録紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本柳 吉宗 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 Fターム(参考) 2C066 AA03 AD03 CC01 CC05 CC09 CC14 CD03 CD11 CD14 CD23 CD27 2C087 AA16 BA02 BA04 BA05 BD07 5B021 AA19 BB09 CC06 DD12 EE01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体を搬送する搬送手段と、 搬送される印刷媒体にドット列による印刷を行なうため
    の発熱素子を有するサーマルヘッドと、 印刷すべき背景のドットパターンを記憶する背景パター
    ン記憶手段と、 印刷すべきキャラクタのドットパターンを記憶するキャ
    ラクタパターン記憶手段と、 前記搬送手段に印刷媒体を搬送させつつ前記サーマルヘ
    ッドを駆動して前記背景パターン記憶手段に記憶された
    背景のドットパターン又は前記キャラクタパターン記憶
    手段に記憶されたキャラクタのドットパターンのうちの
    一方の印刷を行ない、その後に、前記搬送手段に印刷媒
    体を搬送させつつ前記サーマルヘッドを駆動して前記背
    景のドットパターン又は前記キャラクタのドットパター
    ンのうちの残りの一方の印刷を行なう制御手段とを備え
    ることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 印刷媒体を一方向及び逆方向に往復搬送
    する搬送手段と、 往復搬送される印刷媒体にドット列による印刷を行なう
    ための発熱素子を有するサーマルヘッドと、 印刷すべき背景のドットパターンを記憶する背景パター
    ン記憶手段と、 印刷すべきキャラクタのドットパターンを記憶するキャ
    ラクタパターン記憶手段と、 前記搬送手段に印刷媒体を一方向に搬送させつつ前記サ
    ーマルヘッドを駆動して前記背景パターン記憶手段に記
    憶された背景のドットパターンの印刷を行ない、更に、
    前記搬送手段に印刷媒体を逆方向に搬送させつつ前記サ
    ーマルヘッドを駆動して前記キャラクタパターン記憶手
    段に記憶されたキャラクタのドットパターンを前記印刷
    された背景のドットパターンの上に重ねて印刷する制御
    手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記背景のドットパタ
    ーンの印刷時には前記キャラクタのドットパターンの印
    刷時に比べて低レベルのエネルギで前記サーマルヘッド
    の各発熱素子を駆動する印刷濃度調整手段を備えること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
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