JP2004142172A - 印字システムおよび印字方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】フォントカートリッジに記憶されているフォントの種類を自動認識し、印字データを送信してくる外部装置に対して通知できるようにする。
【解決手段】フォントカートリッジ装着部18にフォントカートリッジ19が装着されると、フォントカートリッジ装着部18は、CPU21の制御下、フォントカートリッジ19からフォント識別情報を読み出し、CPU21に供給する。CPU21は、このフォント識別情報をEEPROM33に供給し記憶させるとともに、外部インタフェース27を介してPC200に送信する。PC200は、このフォント識別情報に対応する言語のフォントのみを用いて印字データを生成し、外部インタフェース27を介してCPU21に供給する。
【選択図】 図1
【解決手段】フォントカートリッジ装着部18にフォントカートリッジ19が装着されると、フォントカートリッジ装着部18は、CPU21の制御下、フォントカートリッジ19からフォント識別情報を読み出し、CPU21に供給する。CPU21は、このフォント識別情報をEEPROM33に供給し記憶させるとともに、外部インタフェース27を介してPC200に送信する。PC200は、このフォント識別情報に対応する言語のフォントのみを用いて印字データを生成し、外部インタフェース27を介してCPU21に供給する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印字システムおよび印字方法に関し、特に、フォントカートリッジを装着することにより複数の言語に対応した印字処理が可能な印字システムおよび印字方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の印字装置としてのプリンタには、本体にフォントカートリッジを装着し、このフォントカートリッジに記憶されているフォントデータに基づいて印字処理を行うものがある。即ち、パーソナルコンピュータ等から供給された印字データの各文字コードに対応するフォントデータをフォントカートリッジから読み出し、印字処理を行っていた。
また、入力された文字コード列の各文字コードの出現確率を1文字毎に求め、予め求められた文字毎の出現確率データに基づいて、入力された文字コード列の言語の種類を識別するものがある。(例えば、特許文献1参照)。
また、ファクシミリ装置において、必要なときに外部装置にフォントデータを要求し、外部装置から送られてきたフォントデータを受信して記憶し、このフォントデータに基づいて、画像データを生成するものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−148754号公報(図4)
【特許文献2】
特開平8−125799号公報(図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のプリンタには、本体に装着されたフォントカートリッジに記憶されているフォントデータの種類を認識することはできなかった。また、入力された文字コード列の文字コードの出現確率を1文字毎に求め、予め求められた文字毎の出現確率データに基づいて、入力された文字コード列の言語の種類を識別する場合、印字データを送信する側に対して、印字可能な言語の種類を指定することはできなかった。また、外部装置に対して必要なときにフォントデータを要求する場合、外部装置から新たなフォントデータを必要とする印字データが送られてくることがあり、間違ったフォントによる印字を行う場合がある。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、印字装置側が、装着されたフォントカートリッジに記憶されているフォントデータの種類を認識し、印字データを送信する側に対して、印字可能なフォントの種類を予め指定することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の印字システムは、外部装置から送信された印字データを受信して印字を行う印字装置を備えた印字システムにおいて、印字装置に着脱可能であり、フォントデータおよびフォントデータの種類を示すフォント識別情報を記憶した記憶媒体を有し、印字装置は、記憶媒体からフォント識別情報を読み出して外部装置に送信する送信手段と、外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータを記憶媒体から読み出す読み出し手段と、読み出し手段によって読み出されたフォントデータに従ってビットマップイメージデータを生成し、ビットマップイメージデータに対応して印字を行う印字処理手段とを有することを特徴とする。
請求項2に記載の印字システムは、外部装置から送信された印字データを受信して印字を行う印字装置を備えた印字システムにおいて、印字装置に着脱可能であり、フォントデータおよびフォントデータの種類を示すフォント識別情報を記憶した記憶媒体を有し、印字装置は、記憶媒体からフォント識別情報を読み出して外部装置に送信する第1の送信手段と、外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータを記憶媒体から読み出す読み出し手段と、読み出し手段によって読み出されたフォントデータに従ってビットマップイメージデータを生成し、ビットマップイメージデータに対応して印字を行う印字処理手段とを有し、外部装置は、記憶媒体から読み出されたフォント識別情報を受信してフォント識別情報に対応する印字データを印字装置に送信する第2の送信手段を備えることを特徴とする。
また、フォント識別情報を記憶媒体の特定アドレスに記憶させるようにすることができる。
請求項4に記載の印字方法は、外部装置から送信された印字データを受信して印字を行う印字装置における印字方法において、印字装置に着脱可能であり、フォントデータおよびフォントデータの種類を示すフォント識別情報を記憶媒体に記憶するステップと、記憶媒体からフォント識別情報を読み出して外部装置に送信するステップと、外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータを記憶媒体から読み出すステップと、読み出されたフォントデータに従ってビットマップイメージデータを生成し、ビットマップイメージデータに対応して印字を行うステップと、記憶媒体から読み出されたフォント識別情報を受信してフォント識別情報に対応する印字データを印字装置に送信するステップとからなることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明が適用されるラベルプリンタの一実施の形態の構成例を示している。同図に示すように、ラベルプリンタ100は、各部を制御する制御部10と、用紙1に印字を行うサーマルヘッド(以下では、適宜単にヘッドと記載する)5と、制御部10の制御により駆動されるステッピングモータ7と、タイミングベルト(以下では、適宜単にベルトと記載する)8を介して伝達されるステッピングモータ7の回転駆動力によって回転し、後述する供給軸2にセットされた用紙1を搬送するとともに、用紙1をヘッド5に押圧するプラテンローラ6と、用紙1を回転自在に支持する供給軸2と、用紙1をヘッド5に案内する案内ローラ3と、インクリボン17を供給するリボン供給部11と、リボン供給部11より供給されたインクリボン17をヘッド5と用紙1の間に案内する案内ローラ13と、インクリボン17を巻き取るリボン巻き取り部12と、ヘッド5と用紙1の間を通過したインクリボン17をリボン巻き取り部12に案内する案内ローラ14と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射された光の用紙1からの反射光を受光し、受光した光の強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、用紙1の裏面の側に発光部と受光部を配し、用紙1の裏面に印刷等によって形成されたアイマーク(黒の矩形のマーク)を、受光部の受光量に基づいて検出するピッチセンサ9と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射された光を受光し、受光した光の強度に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、用紙1の裏面の側に発光部を、用紙1の表面の側に受光部を配し、用紙1の終了を受光部の受光量に基づいて検出するエンドセンサ15と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射された光を受光し、受光した光の強度に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、インクリボン17の裏面の側に発光部を、インクリボン17の表面の側に受光部を配し、インクリボン17の終了を、受光部の受光量に基づいて検出するリボンエンドセンサ16と、後述するフォントカートリッジ19(図2)が装着されたとき、フォントカートリッジ19から後述するフォント識別情報34及びフォントデータ35を読み込み、CPU21に供給するフォントカートリッジ装着部18とを備えている。
【0008】
図2は、図1の実施の形態の電気的な構成例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部10は、所定の制御プログラムやフォントデータ35を記憶するROM(read only memory)22と、ROM22に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(central processing unit)21と、CPU21が動作する上で必要となる各種データを記憶するRAM(random access memory)23と、電源がオフされても保持しておきたい各種データやフォント識別情報34等を記憶するEEPROM(electrically erasable and programmable read only memory)33と、ステッピングモータ7にパルス信号を供給し、ステッピングモータ7を回転させるモータ制御部24と、CPU21から供給される印字すべき文字、図形、及びバーコードや二次元コードなどの印字データに対応する制御信号を生成し、ヘッド5に供給し、印字動作を行わせるヘッド制御部25と、CPU21の制御下、ピッチセンサ9の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換してピッチ検出データとしてCPU21に供給するセンサ制御部26と、CPU21の制御下、エンドセンサ15の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換してエンド検出データとしてCPU21に供給するエラー検出部31と、CPU21の制御下、リボンエンドセンサ16の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換してリボンエンド検出データとしてCPU21に供給するリボンエンド検出部32と、外部インタフェース27と、インタフェース30と、フォントカートリッジ19が装着されたとき、フォントカートリッジ19を構成する不揮発性メモリの特定のアドレスからフォント識別情報34を読み込み、CPU21に供給するとともに、必要に応じてフォントカートリッジ19からフォントデータ35を読み込むフォントカートリッジ装着部18とを備えている。また、制御部10には、各種データやコマンドを入力するための入力部28と、入力部28から入力された入力データや各種情報を表示するための表示部29とがインタフェース30を介して接続されている。入力部28より入力された入力データは、インタフェース30を介してCPU21に供給され、表示部29に表示される各種情報に対応する表示データは、インタフェース30を介してCPU21より供給されるようになっている。また、外部インタフェース27を介して、外部に接続されたPC(パーソナルコンピュータ)200等の各種機器との間で各種データやコマンドの送受信を行うことができるようになっている。
【0009】
図3は、フォントカートリッジ19のメモリ構成を示している。フォントカートリッジ19は、図示せぬ不揮発性メモリを備えており、その不揮発性メモリの特定のアドレスに対応する記憶領域に、後述するフォントデータ35に対応する言語の種類を示すフォント識別情報34が記憶され、残りのアドレスに対応する記憶領域に、所定の1つの言語に対応するフォントデータ35が記憶されている。
【0010】
次に、フォントカートリッジ19が、ラベルプリンタ100のフォントカートリッジ装着部18に装着されたときに実行される処理について説明する。図4は、図2の制御部10の処理手順を示すフローチャートである。まず最初に、ステップS1において、CPU21により、フォントカートリッジ装着部18にフォントカートリッジ19が装着されたか否かが判定される。CPU21により、フォントカートリッジ装着部18にフォントカートリッジ19が装着されていないと判定された場合、ステップS1の処理が繰り返し実行される。一方、フォントカートリッジ装着部18にフォントカートリッジ19が装着されたと判定された場合、ステップS2に進む。
【0011】
ステップS2において、CPU21は、フォントカートリッジ装着部18に対して、フォントカートリッジ19の特定のアドレスからフォント識別情報34を読み出すよう指令する。この指令を受けたフォントカートリッジ装着部18は、フォントカートリッジ19の特定のアドレスからフォント識別情報34を読み出し、CPU21に供給する。
【0012】
ステップS3においては、CPU21は、フォントカートリッジ装着部18より供給されたフォント識別情報34を、EEPROM33に供給し、記憶させる。次に、ステップS4において、CPU21は、EEPROM33に記憶されているフォント識別情報34を、外部インタフェース27を介してPC200に送信する。
【0013】
次に、ステップS5において、CPU21により、ラベルプリンタ100の電源がオフされるなどして処理の終了が指示されたか否かが判定される。その結果、処理の終了が指示されていないと判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。一方、処理の終了が指示されたと判定された場合、本処理を終了する。
【0014】
図5は、PC200側の処理手順を示すフローチャートである。PC200は、通常のパーソナルコンピュータの場合と同様の構成とされ、所定のオペレーティングシステム上で各種アプリケーションソフトウェアに従って各種処理を実行する図示せぬ制御部と、各種データを記憶する図示せぬ記憶部と、入出力制御を行う図示せぬ入出力制御部等から構成されている。
【0015】
まず最初に、ステップS11において、PC200の所定のアプリケーションソフトウェアに従って動作している制御部により、ラベルプリンタ100からフォント識別情報34が送信されてきたか否かが判定される。ラベルプリンタ100からフォント識別情報34が送信されてきていないと判定された場合、ステップS11の処理が繰り返し実行される。一方、ラベルプリンタ100からフォント識別情報34が送信されてきたと判定された場合、ステップS12に進む。
【0016】
ステップS12においては、PC200の制御部は、ラベルプリンタ100より送信されてきたフォント識別情報34を受信し、記憶部に記憶させる。次に、ステップS13において、PC200の制御部は、記憶部に記憶されたフォント識別情報34に対応する言語のフォントのみを用いて、そのフォントに対応する文字コード及び各種制御コードからなる印字データを作成し、一旦記憶部に記憶させる。
【0017】
次に、ステップS14において、PC200の制御部は、記憶部に記憶されている印字データを、入出力制御部を介してラベルプリンタ100に送信する。次に、ステップS15において、PC200の制御部により、アプリケーションソフトウェアの終了が指示されたか否かが判定される。その結果、アプリケーションソフトウェアの終了が指示されていないと判定された場合、ステップS11に戻り、ステップS11以降の処理が繰り返し実行される。一方、アプリケーションソフトウェアの終了が指示されたと判定された場合、本処理を終了する。
【0018】
ラベルプリンタ100の制御部10のCPU21は、PC200から送信されてきた印字データを外部インタフェース27を介して受信すると、その印字データを、EEPROM33に記憶されているフォント識別情報34によって示されるフォントに対応する文字コードによって作成されているものとみなし、印字データに含まれる文字コードに対応するフォントデータ35を、順次フォントカートリッジ装着部18に装着されているフォントカートリッジ19から読み出し、RAM23の描画領域に展開する。フォントデータ35は対応する文字のビットマップイメージデータである。
【0019】
フォントカートリッジ19を構成する不揮発性メモリには、例えば、文字コードと1対1に対応するアドレスに、その文字コードに対応するフォントデータ35が記憶されている。従って、CPU21は、文字コードに対して所定の演算を施すことによってアドレスを求め、そのアドレスからその文字コードに対応するフォントデータ35(ビットマップイメージデータ)を読み出すことができる。
【0020】
CPU21は、PC200より送信されてきた印字データに対応するビットマップイメージデータをRAM23の描画領域に展開すると、このビットマップイメージデータを印字するようヘッド制御部25に指令するとともに、モータ制御部24に対して用紙1を搬送方向に搬送するよう指令する。
【0021】
CPU21からの指令を受けたヘッド制御部25は、RAM23の描画領域に展開されているビットマップイメージデータに対応して、ヘッド5に対して制御信号を供給し、印字処理を行う。また、CPU21からの指令を受けたモータ制御部24は、ステッピングモータ7に対して所定のパルス信号を供給し、ステッピングモータ7を回転させる。これにより、用紙1に上記印字データが印字される。
【0022】
以上説明したように、ラベルプリンタ100のフォントカートリッジ装着部18にフォントカートリッジ19が装着されたとき、ラベルプリンタ100の制御部10が自動でフォントカートリッジ19に記憶されているフォントデータ35の種類を示すフォント識別情報34を読み出し、フォント識別情報34をPC200に送信するので、PC200は、ラベルプリンタ100が現在印字可能なフォントの種類を知ることができる。そして、PC200が、ラベルプリンタ100が現在印字可能なフォントのみを用いた印字データを作成してラベルプリンタ100に送信することにより、ラベルプリンタ100側で間違った文字コードによる印字が行われることがないようにすることができる。
【0023】
なお、上記実施の形態においては、本発明をラベルプリンタに適用する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、他の印刷装置にも本発明を適用することができる。
【0024】
また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1に記載の印字システムによれば、印字装置にて、所定のフォントデータが記憶されている着脱可能な記憶媒体から、フォントデータの種類を示すフォント識別情報が読み出されて外部装置に送信され、かつ、外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータが記憶媒体から読み出され、このフォントデータに従って生成されたビットマップイメージデータに対応して印字処理が行われるようにしたので、印字装置は、装着された記憶媒体に記憶されているフォントデータの種類を認識し、印字データを送信する外部装置に対して、印字可能なフォントの種類を予め指定することができる。
請求項2に記載の印字システムによれば、印字装置にて、所定のフォントデータが記憶されている着脱可能な記憶媒体から、フォントデータの種類を示すフォント識別情報が読み出されて外部装置に送信され、外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータが記憶媒体から読み出され、このフォントデータに従って生成されたビットマップイメージデータに対応して印字処理が行われる。また、外部装置にて、フォント識別情報に対応する印字データが印刷装置に送信されるようにしたので、印字装置は、装着された記憶媒体に記憶されているフォントデータの種類を認識し、印字データを送信する外部装置に対して、印字可能なフォントの種類を予め指定することができる。これにより、外部装置は、印字装置が印字できない文字コードを印字装置に対して送信しないようにすることができる。
また、フォント識別情報を記憶媒体の特定アドレスに記憶させるようにすれば、
異なるフォントデータが記憶されている記憶媒体であっても、常に同一のアドレスからフォント識別情報を確実に読み出すことができる。
請求項4に記載の印字方法によれば、印字装置にて、所定のフォントデータが記憶されている着脱可能な記憶媒体から、フォントデータの種類を示すフォント識別情報が読み出されて外部装置に送信され、かつ、外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータが記憶媒体から読み出され、このフォントデータに従って生成されたビットマップイメージデータに対応して印字処理が行われるようにしたので、印字装置は、装着された記憶媒体に記憶されているフォントデータの種類を認識し、印字データを送信する外部装置に対して、印字可能なフォントの種類を予め指定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字システムおよび印字方法を応用したラベルプリンタの一実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1の制御部の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のフォントカートリッジのメモリ構成例を示す図である。
【図4】図2の制御部の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図5】図2のPCの処理手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 用紙
2 供給軸
3 案内ローラ
5 サーマルヘッド
6 プラテンローラ
7 ステッピングモータ
8 ベルト
9 ピッチセンサ
10 制御部
11 リボン供給部
12 リボン巻き取り部
13,14 案内ローラ
15 エンドセンサ
16 リボンエンドセンサ
17 インクリボン
18 フォントカートリッジ装着部
19 フォントカートリッジ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 モータ制御部
25 ヘッド制御部
26 センサ制御部
27 外部インタフェース
28 入力部
29 表示部
30 インタフェース
31 エラー検出部
32 リボンエンド検出部
33 EEPROM
100 ラベルプリンタ
200 PC
【発明の属する技術分野】
本発明は、印字システムおよび印字方法に関し、特に、フォントカートリッジを装着することにより複数の言語に対応した印字処理が可能な印字システムおよび印字方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の印字装置としてのプリンタには、本体にフォントカートリッジを装着し、このフォントカートリッジに記憶されているフォントデータに基づいて印字処理を行うものがある。即ち、パーソナルコンピュータ等から供給された印字データの各文字コードに対応するフォントデータをフォントカートリッジから読み出し、印字処理を行っていた。
また、入力された文字コード列の各文字コードの出現確率を1文字毎に求め、予め求められた文字毎の出現確率データに基づいて、入力された文字コード列の言語の種類を識別するものがある。(例えば、特許文献1参照)。
また、ファクシミリ装置において、必要なときに外部装置にフォントデータを要求し、外部装置から送られてきたフォントデータを受信して記憶し、このフォントデータに基づいて、画像データを生成するものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−148754号公報(図4)
【特許文献2】
特開平8−125799号公報(図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のプリンタには、本体に装着されたフォントカートリッジに記憶されているフォントデータの種類を認識することはできなかった。また、入力された文字コード列の文字コードの出現確率を1文字毎に求め、予め求められた文字毎の出現確率データに基づいて、入力された文字コード列の言語の種類を識別する場合、印字データを送信する側に対して、印字可能な言語の種類を指定することはできなかった。また、外部装置に対して必要なときにフォントデータを要求する場合、外部装置から新たなフォントデータを必要とする印字データが送られてくることがあり、間違ったフォントによる印字を行う場合がある。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、印字装置側が、装着されたフォントカートリッジに記憶されているフォントデータの種類を認識し、印字データを送信する側に対して、印字可能なフォントの種類を予め指定することができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の印字システムは、外部装置から送信された印字データを受信して印字を行う印字装置を備えた印字システムにおいて、印字装置に着脱可能であり、フォントデータおよびフォントデータの種類を示すフォント識別情報を記憶した記憶媒体を有し、印字装置は、記憶媒体からフォント識別情報を読み出して外部装置に送信する送信手段と、外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータを記憶媒体から読み出す読み出し手段と、読み出し手段によって読み出されたフォントデータに従ってビットマップイメージデータを生成し、ビットマップイメージデータに対応して印字を行う印字処理手段とを有することを特徴とする。
請求項2に記載の印字システムは、外部装置から送信された印字データを受信して印字を行う印字装置を備えた印字システムにおいて、印字装置に着脱可能であり、フォントデータおよびフォントデータの種類を示すフォント識別情報を記憶した記憶媒体を有し、印字装置は、記憶媒体からフォント識別情報を読み出して外部装置に送信する第1の送信手段と、外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータを記憶媒体から読み出す読み出し手段と、読み出し手段によって読み出されたフォントデータに従ってビットマップイメージデータを生成し、ビットマップイメージデータに対応して印字を行う印字処理手段とを有し、外部装置は、記憶媒体から読み出されたフォント識別情報を受信してフォント識別情報に対応する印字データを印字装置に送信する第2の送信手段を備えることを特徴とする。
また、フォント識別情報を記憶媒体の特定アドレスに記憶させるようにすることができる。
請求項4に記載の印字方法は、外部装置から送信された印字データを受信して印字を行う印字装置における印字方法において、印字装置に着脱可能であり、フォントデータおよびフォントデータの種類を示すフォント識別情報を記憶媒体に記憶するステップと、記憶媒体からフォント識別情報を読み出して外部装置に送信するステップと、外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータを記憶媒体から読み出すステップと、読み出されたフォントデータに従ってビットマップイメージデータを生成し、ビットマップイメージデータに対応して印字を行うステップと、記憶媒体から読み出されたフォント識別情報を受信してフォント識別情報に対応する印字データを印字装置に送信するステップとからなることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明が適用されるラベルプリンタの一実施の形態の構成例を示している。同図に示すように、ラベルプリンタ100は、各部を制御する制御部10と、用紙1に印字を行うサーマルヘッド(以下では、適宜単にヘッドと記載する)5と、制御部10の制御により駆動されるステッピングモータ7と、タイミングベルト(以下では、適宜単にベルトと記載する)8を介して伝達されるステッピングモータ7の回転駆動力によって回転し、後述する供給軸2にセットされた用紙1を搬送するとともに、用紙1をヘッド5に押圧するプラテンローラ6と、用紙1を回転自在に支持する供給軸2と、用紙1をヘッド5に案内する案内ローラ3と、インクリボン17を供給するリボン供給部11と、リボン供給部11より供給されたインクリボン17をヘッド5と用紙1の間に案内する案内ローラ13と、インクリボン17を巻き取るリボン巻き取り部12と、ヘッド5と用紙1の間を通過したインクリボン17をリボン巻き取り部12に案内する案内ローラ14と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射された光の用紙1からの反射光を受光し、受光した光の強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、用紙1の裏面の側に発光部と受光部を配し、用紙1の裏面に印刷等によって形成されたアイマーク(黒の矩形のマーク)を、受光部の受光量に基づいて検出するピッチセンサ9と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射された光を受光し、受光した光の強度に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、用紙1の裏面の側に発光部を、用紙1の表面の側に受光部を配し、用紙1の終了を受光部の受光量に基づいて検出するエンドセンサ15と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射された光を受光し、受光した光の強度に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、インクリボン17の裏面の側に発光部を、インクリボン17の表面の側に受光部を配し、インクリボン17の終了を、受光部の受光量に基づいて検出するリボンエンドセンサ16と、後述するフォントカートリッジ19(図2)が装着されたとき、フォントカートリッジ19から後述するフォント識別情報34及びフォントデータ35を読み込み、CPU21に供給するフォントカートリッジ装着部18とを備えている。
【0008】
図2は、図1の実施の形態の電気的な構成例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部10は、所定の制御プログラムやフォントデータ35を記憶するROM(read only memory)22と、ROM22に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(central processing unit)21と、CPU21が動作する上で必要となる各種データを記憶するRAM(random access memory)23と、電源がオフされても保持しておきたい各種データやフォント識別情報34等を記憶するEEPROM(electrically erasable and programmable read only memory)33と、ステッピングモータ7にパルス信号を供給し、ステッピングモータ7を回転させるモータ制御部24と、CPU21から供給される印字すべき文字、図形、及びバーコードや二次元コードなどの印字データに対応する制御信号を生成し、ヘッド5に供給し、印字動作を行わせるヘッド制御部25と、CPU21の制御下、ピッチセンサ9の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換してピッチ検出データとしてCPU21に供給するセンサ制御部26と、CPU21の制御下、エンドセンサ15の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換してエンド検出データとしてCPU21に供給するエラー検出部31と、CPU21の制御下、リボンエンドセンサ16の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換してリボンエンド検出データとしてCPU21に供給するリボンエンド検出部32と、外部インタフェース27と、インタフェース30と、フォントカートリッジ19が装着されたとき、フォントカートリッジ19を構成する不揮発性メモリの特定のアドレスからフォント識別情報34を読み込み、CPU21に供給するとともに、必要に応じてフォントカートリッジ19からフォントデータ35を読み込むフォントカートリッジ装着部18とを備えている。また、制御部10には、各種データやコマンドを入力するための入力部28と、入力部28から入力された入力データや各種情報を表示するための表示部29とがインタフェース30を介して接続されている。入力部28より入力された入力データは、インタフェース30を介してCPU21に供給され、表示部29に表示される各種情報に対応する表示データは、インタフェース30を介してCPU21より供給されるようになっている。また、外部インタフェース27を介して、外部に接続されたPC(パーソナルコンピュータ)200等の各種機器との間で各種データやコマンドの送受信を行うことができるようになっている。
【0009】
図3は、フォントカートリッジ19のメモリ構成を示している。フォントカートリッジ19は、図示せぬ不揮発性メモリを備えており、その不揮発性メモリの特定のアドレスに対応する記憶領域に、後述するフォントデータ35に対応する言語の種類を示すフォント識別情報34が記憶され、残りのアドレスに対応する記憶領域に、所定の1つの言語に対応するフォントデータ35が記憶されている。
【0010】
次に、フォントカートリッジ19が、ラベルプリンタ100のフォントカートリッジ装着部18に装着されたときに実行される処理について説明する。図4は、図2の制御部10の処理手順を示すフローチャートである。まず最初に、ステップS1において、CPU21により、フォントカートリッジ装着部18にフォントカートリッジ19が装着されたか否かが判定される。CPU21により、フォントカートリッジ装着部18にフォントカートリッジ19が装着されていないと判定された場合、ステップS1の処理が繰り返し実行される。一方、フォントカートリッジ装着部18にフォントカートリッジ19が装着されたと判定された場合、ステップS2に進む。
【0011】
ステップS2において、CPU21は、フォントカートリッジ装着部18に対して、フォントカートリッジ19の特定のアドレスからフォント識別情報34を読み出すよう指令する。この指令を受けたフォントカートリッジ装着部18は、フォントカートリッジ19の特定のアドレスからフォント識別情報34を読み出し、CPU21に供給する。
【0012】
ステップS3においては、CPU21は、フォントカートリッジ装着部18より供給されたフォント識別情報34を、EEPROM33に供給し、記憶させる。次に、ステップS4において、CPU21は、EEPROM33に記憶されているフォント識別情報34を、外部インタフェース27を介してPC200に送信する。
【0013】
次に、ステップS5において、CPU21により、ラベルプリンタ100の電源がオフされるなどして処理の終了が指示されたか否かが判定される。その結果、処理の終了が指示されていないと判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。一方、処理の終了が指示されたと判定された場合、本処理を終了する。
【0014】
図5は、PC200側の処理手順を示すフローチャートである。PC200は、通常のパーソナルコンピュータの場合と同様の構成とされ、所定のオペレーティングシステム上で各種アプリケーションソフトウェアに従って各種処理を実行する図示せぬ制御部と、各種データを記憶する図示せぬ記憶部と、入出力制御を行う図示せぬ入出力制御部等から構成されている。
【0015】
まず最初に、ステップS11において、PC200の所定のアプリケーションソフトウェアに従って動作している制御部により、ラベルプリンタ100からフォント識別情報34が送信されてきたか否かが判定される。ラベルプリンタ100からフォント識別情報34が送信されてきていないと判定された場合、ステップS11の処理が繰り返し実行される。一方、ラベルプリンタ100からフォント識別情報34が送信されてきたと判定された場合、ステップS12に進む。
【0016】
ステップS12においては、PC200の制御部は、ラベルプリンタ100より送信されてきたフォント識別情報34を受信し、記憶部に記憶させる。次に、ステップS13において、PC200の制御部は、記憶部に記憶されたフォント識別情報34に対応する言語のフォントのみを用いて、そのフォントに対応する文字コード及び各種制御コードからなる印字データを作成し、一旦記憶部に記憶させる。
【0017】
次に、ステップS14において、PC200の制御部は、記憶部に記憶されている印字データを、入出力制御部を介してラベルプリンタ100に送信する。次に、ステップS15において、PC200の制御部により、アプリケーションソフトウェアの終了が指示されたか否かが判定される。その結果、アプリケーションソフトウェアの終了が指示されていないと判定された場合、ステップS11に戻り、ステップS11以降の処理が繰り返し実行される。一方、アプリケーションソフトウェアの終了が指示されたと判定された場合、本処理を終了する。
【0018】
ラベルプリンタ100の制御部10のCPU21は、PC200から送信されてきた印字データを外部インタフェース27を介して受信すると、その印字データを、EEPROM33に記憶されているフォント識別情報34によって示されるフォントに対応する文字コードによって作成されているものとみなし、印字データに含まれる文字コードに対応するフォントデータ35を、順次フォントカートリッジ装着部18に装着されているフォントカートリッジ19から読み出し、RAM23の描画領域に展開する。フォントデータ35は対応する文字のビットマップイメージデータである。
【0019】
フォントカートリッジ19を構成する不揮発性メモリには、例えば、文字コードと1対1に対応するアドレスに、その文字コードに対応するフォントデータ35が記憶されている。従って、CPU21は、文字コードに対して所定の演算を施すことによってアドレスを求め、そのアドレスからその文字コードに対応するフォントデータ35(ビットマップイメージデータ)を読み出すことができる。
【0020】
CPU21は、PC200より送信されてきた印字データに対応するビットマップイメージデータをRAM23の描画領域に展開すると、このビットマップイメージデータを印字するようヘッド制御部25に指令するとともに、モータ制御部24に対して用紙1を搬送方向に搬送するよう指令する。
【0021】
CPU21からの指令を受けたヘッド制御部25は、RAM23の描画領域に展開されているビットマップイメージデータに対応して、ヘッド5に対して制御信号を供給し、印字処理を行う。また、CPU21からの指令を受けたモータ制御部24は、ステッピングモータ7に対して所定のパルス信号を供給し、ステッピングモータ7を回転させる。これにより、用紙1に上記印字データが印字される。
【0022】
以上説明したように、ラベルプリンタ100のフォントカートリッジ装着部18にフォントカートリッジ19が装着されたとき、ラベルプリンタ100の制御部10が自動でフォントカートリッジ19に記憶されているフォントデータ35の種類を示すフォント識別情報34を読み出し、フォント識別情報34をPC200に送信するので、PC200は、ラベルプリンタ100が現在印字可能なフォントの種類を知ることができる。そして、PC200が、ラベルプリンタ100が現在印字可能なフォントのみを用いた印字データを作成してラベルプリンタ100に送信することにより、ラベルプリンタ100側で間違った文字コードによる印字が行われることがないようにすることができる。
【0023】
なお、上記実施の形態においては、本発明をラベルプリンタに適用する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、他の印刷装置にも本発明を適用することができる。
【0024】
また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1に記載の印字システムによれば、印字装置にて、所定のフォントデータが記憶されている着脱可能な記憶媒体から、フォントデータの種類を示すフォント識別情報が読み出されて外部装置に送信され、かつ、外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータが記憶媒体から読み出され、このフォントデータに従って生成されたビットマップイメージデータに対応して印字処理が行われるようにしたので、印字装置は、装着された記憶媒体に記憶されているフォントデータの種類を認識し、印字データを送信する外部装置に対して、印字可能なフォントの種類を予め指定することができる。
請求項2に記載の印字システムによれば、印字装置にて、所定のフォントデータが記憶されている着脱可能な記憶媒体から、フォントデータの種類を示すフォント識別情報が読み出されて外部装置に送信され、外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータが記憶媒体から読み出され、このフォントデータに従って生成されたビットマップイメージデータに対応して印字処理が行われる。また、外部装置にて、フォント識別情報に対応する印字データが印刷装置に送信されるようにしたので、印字装置は、装着された記憶媒体に記憶されているフォントデータの種類を認識し、印字データを送信する外部装置に対して、印字可能なフォントの種類を予め指定することができる。これにより、外部装置は、印字装置が印字できない文字コードを印字装置に対して送信しないようにすることができる。
また、フォント識別情報を記憶媒体の特定アドレスに記憶させるようにすれば、
異なるフォントデータが記憶されている記憶媒体であっても、常に同一のアドレスからフォント識別情報を確実に読み出すことができる。
請求項4に記載の印字方法によれば、印字装置にて、所定のフォントデータが記憶されている着脱可能な記憶媒体から、フォントデータの種類を示すフォント識別情報が読み出されて外部装置に送信され、かつ、外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータが記憶媒体から読み出され、このフォントデータに従って生成されたビットマップイメージデータに対応して印字処理が行われるようにしたので、印字装置は、装着された記憶媒体に記憶されているフォントデータの種類を認識し、印字データを送信する外部装置に対して、印字可能なフォントの種類を予め指定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字システムおよび印字方法を応用したラベルプリンタの一実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1の制御部の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のフォントカートリッジのメモリ構成例を示す図である。
【図4】図2の制御部の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図5】図2のPCの処理手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 用紙
2 供給軸
3 案内ローラ
5 サーマルヘッド
6 プラテンローラ
7 ステッピングモータ
8 ベルト
9 ピッチセンサ
10 制御部
11 リボン供給部
12 リボン巻き取り部
13,14 案内ローラ
15 エンドセンサ
16 リボンエンドセンサ
17 インクリボン
18 フォントカートリッジ装着部
19 フォントカートリッジ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 モータ制御部
25 ヘッド制御部
26 センサ制御部
27 外部インタフェース
28 入力部
29 表示部
30 インタフェース
31 エラー検出部
32 リボンエンド検出部
33 EEPROM
100 ラベルプリンタ
200 PC
Claims (4)
- 外部装置から送信された印字データを受信して印字を行う印字装置を備えた印字システムにおいて、
印字装置に着脱可能であり、フォントデータおよびフォントデータの種類を示すフォント識別情報を記憶した記憶媒体を有し、
印字装置は、
記憶媒体からフォント識別情報を読み出して外部装置に送信する送信手段と、
外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータを記憶媒体から読み出す読み出し手段と、
読み出し手段によって読み出されたフォントデータに従ってビットマップイメージデータを生成し、ビットマップイメージデータに対応して印字を行う印字処理手段と
を有する
ことを特徴とする印字システム。 - 外部装置から送信された印字データを受信して印字を行う印字装置を備えた印字システムにおいて、
印字装置に着脱可能であり、フォントデータおよびフォントデータの種類を示すフォント識別情報を記憶した記憶媒体を有し、
印字装置は、
記憶媒体からフォント識別情報を読み出して外部装置に送信する第1の送信手段と、
外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータを記憶媒体から読み出す読み出し手段と、
読み出し手段によって読み出されたフォントデータに従ってビットマップイメージデータを生成し、ビットマップイメージデータに対応して印字を行う印字処理手段と
を有し、
外部装置は、
記憶媒体から読み出されたフォント識別情報を受信してフォント識別情報に対応する印字データを印字装置に送信する第2の送信手段を備える
ことを特徴とする印字システム。 - フォント識別情報を記憶媒体の特定アドレスに記憶させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の印字装置。 - 外部装置から送信された印字データを受信して印字を行う印字装置における印字方法において、
印字装置に着脱可能であり、フォントデータおよびフォントデータの種類を示すフォント識別情報を記憶媒体に記憶するステップと、
記憶媒体からフォント識別情報を読み出して外部装置に送信するステップと、
外部装置から送信された印字データに対応するフォントデータを記憶媒体から読み出すステップと、
読み出されたフォントデータに従ってビットマップイメージデータを生成し、ビットマップイメージデータに対応して印字を行うステップと、
記憶媒体から読み出されたフォント識別情報を受信してフォント識別情報に対応する印字データを印字装置に送信するステップとからなる
ことを特徴とする印字方法。
Priority Applications (1)
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JP2002307769A JP2004142172A (ja) | 2002-10-23 | 2002-10-23 | 印字システムおよび印字方法 |
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---|---|---|---|---|
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US7884958B2 (en) | 2005-04-15 | 2011-02-08 | Seiko Epson Corporation | Printer system, printer, and image registration method |
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-
2002
- 2002-10-23 JP JP2002307769A patent/JP2004142172A/ja active Pending
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