JP2002125038A - 通信装置、記憶媒体、携帯型電話機、および通信システム - Google Patents

通信装置、記憶媒体、携帯型電話機、および通信システム

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JP2002125038A
JP2002125038A JP2000311761A JP2000311761A JP2002125038A JP 2002125038 A JP2002125038 A JP 2002125038A JP 2000311761 A JP2000311761 A JP 2000311761A JP 2000311761 A JP2000311761 A JP 2000311761A JP 2002125038 A JP2002125038 A JP 2002125038A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声データをそれぞれ記録可能な携帯型電話
機およびファクシミリ装置を利用し、音声データを記録
再生する機能の使い勝手を良くすることができるファク
シミリ装置を提供する。 【解決手段】 音声データを記録可能な携帯型電話機B
が接続され、音声データをRAM12に記録して再生す
る機能を備えたファクシミリ装置Aであって、CPU1
0は、RAM12に記録された音声データをユーザの操
作に応じて再生させる際、携帯型電話機Bのメモリに記
録されている音声データについても再生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電話機を有
線または無線により接続可能とし、音声データの記録再
生機能を備えた留守番電話機やファクシミリ装置などの
通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信装置としての留守番電話機やファク
シミリ装置では、内蔵メモリを利用して相手先の音声を
デジタル方式により記録再生できる留守録再生機能が備
えられている。この例に漏れず、携帯型電話機にもデジ
タル記録再生方式による留守録再生機能が備えられてい
る。
【0003】一方、この種の通信装置と携帯型電話機と
の融合化を図り、外付接続された携帯型電話機を経由し
て音声データやファクシミリデータを送受信できる通信
装置もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の通信
装置では、留守録再生機能に基づいて得られた音声デー
タを携帯型電話機との間でやり取りすることができず、
外付接続された携帯型電話機と通信装置との留守録再生
機能の点において使い勝手が良いとは言えなかった。
【0005】たとえば、通信装置の内蔵メモリに記録さ
れた音声データを再生させる場合、ユーザは、通信装置
を操作しなければならず、その一方、携帯型電話機に記
録された音声データを再生させる場合には、携帯型電話
機を操作しなければならない。要するに、ユーザは、通
信装置と携帯型電話機とを別々に取り扱い、それぞれに
対して独立した再生操作を行う必要があった。
【0006】また、通信装置をメインに使用する場合、
携帯型電話機を経由して得られた相手先の音声データが
通信装置の内蔵メモリに記録されることとなるが、この
内蔵メモリが容量不足により音声データを記録する余地
がない場合、相手先の音声データを記録できずに留守録
用件を取りこぼしてしまうおそれがあった。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、音声データをそれぞれ記録可能な携帯型電
話機および通信装置を利用し、音声データを記録再生す
る機能の使い勝手を良くすることができる通信装置、記
憶媒体、携帯型電話機、および通信システムを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した発明の通信装置は、音声データ
を記録可能な携帯型電話機が有線または無線により接続
可能に構成され、音声データをメモリに記録して再生す
る機能を備えた通信装置であって、前記メモリに記録さ
れた音声データをユーザの操作に応じて再生させる際、
前記携帯型電話機に記録されている音声データについて
も再生させる音声データ再生制御手段を有することを特
徴とする。
【0009】このような通信装置によれば、自己のメモ
リのみならず携帯型電話機に記録されている音声データ
がユーザの操作に応じて再生されるので、互いに接続さ
れた携帯型電話機と通信装置とを別々に取り扱う必要は
なく、一方の操作でこれらの双方から音声データを読み
出して再生させることができ、音声データを記録再生す
る機能の使い勝手を良くすることができる。
【0010】また、請求項2に記載した発明の通信装置
は、請求項1に記載の通信装置であって、前記音声デー
タ再生制御手段は、前記携帯型電話機に音声データが記
録されているか否かを問い合わせ、音声データが記録さ
れている場合に前記携帯型電話機からその音声データを
読み出して再生させる。
【0011】このような通信装置によれば、請求項1に
記載の通信装置による効果に加えて、携帯型電話機に音
声データが記録されている場合に限りその音声データが
再生され、音声データの再生を効率的に行うことができ
る。
【0012】さらに、請求項3に記載した発明の通信装
置は、請求項1または2に記載の通信装置であって、前
記音声データ再生制御手段は、あらかじめ登録済みの携
帯型電話機が接続されている場合に限り、その携帯型電
話機に記録されている音声データを再生させる。
【0013】このような通信装置によれば、請求項1ま
たは2に記載の通信装置による効果に加えて、あらかじ
め登録済みの携帯型電話機でなければ、その携帯型電話
機の音声データを再生することができず、携帯型電話機
に記録されている音声データのプライバシー保護を図る
ことができる。
【0014】また、請求項4に記載した発明の通信装置
は、請求項1ないし3のいずれかに記載の通信装置であ
って、前記メモリまたは前記携帯型電話機のどちらか一
方が容量不足により音声データを記録できない場合、他
方に前記音声データの記録を代行させる音声データ記録
制御手段を有し、前記音声データの再生時には、記録さ
れた順に音声データを再生する。
【0015】このような通信装置によれば、請求項1な
いし3のいずれかに記載の通信装置による効果に加え
て、たとえば公衆電話回線を介して得られた相手先の音
声データを自己のメモリに記録する際、このメモリが容
量不足により音声データを記録する余地がなくても、そ
の音声データの記録を携帯型電話機が代行し、音声デー
タの再生時には、記録順に音声データが再生されるの
で、通信装置および携帯型電話機の双方を有効に利用
し、音声データによる相手先からの用件を取りこぼすお
それを少なくすることができ、音声データを記録再生す
る機能の使い勝手を良くすることができる。
【0016】さらに、請求項5に記載した発明の通信装
置は、請求項4に記載の通信装置であって、前記音声デ
ータ記録制御手段は、前記メモリが容量不足により音声
データを記録できない状態であって、あらかじめ登録済
みの携帯型電話機が接続されている場合に限り、その携
帯型電話機に前記音声データの記録を代行させる。
【0017】このような通信装置によれば、請求項4に
記載の通信装置による効果に加えて、あらかじめ登録済
みの携帯型電話機が接続されていなければ、その携帯型
電話機に音声データを記録させることができず、許可な
く携帯型電話機を用いるといった乱用を避けることがで
きる。
【0018】また、請求項6に記載した発明の記憶媒体
は、音声データを記録可能な携帯型電話機が有線または
無線により接続可能に構成され、音声データをメモリに
記録して再生する機能を備えた通信装置を制御するため
のプログラムを記憶した記憶媒体であって、前記メモリ
に記録された音声データをユーザの操作に応じて再生さ
せる際、前記携帯型電話機に記録されている音声データ
についても再生させるための音声データ再生制御プログ
ラムを含むプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0019】このような記憶媒体によれば、記憶された
プログラムに基づいてCPUを動作させることにより、
請求項1に記載の通信装置の動作を実現することができ
る。
【0020】さらに、請求項7に記載した発明の携帯型
電話機は、音声データを記録可能な通信装置が有線また
は無線により接続可能に構成され、音声データをメモリ
に記録して再生する機能を備えた携帯型電話機であっ
て、前記メモリに記録された音声データをユーザの操作
に応じて再生させる際、前記通信装置に記録されている
音声データについても再生させる音声データ再生制御手
段を有することを特徴とする。
【0021】このような携帯型電話機によれば、請求項
1に記載の通信装置によるものと同様の効果を得ること
ができる。
【0022】また、請求項8に記載した発明の通信シス
テムは、音声データをそれぞれ各メモリに記録可能な通
信装置および携帯型電話機と、その通信装置と携帯型電
話機とを有線または無線により接続可能な接続手段とを
備え、各メモリに記録された音声データを再生する機能
を備えた通信システムであって、前記各メモリに記録さ
れた音声データの一方をユーザの操作に応じて再生させ
る際、他方のメモリに記録されている音声データについ
ても再生させる音声データ再生制御手段を有することを
特徴とする。
【0023】このような通信システムによれば、請求項
1に記載の通信装置、あるいは請求項7に記載の携帯型
電話機によるものと同様の効果を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照して説明する。
【0025】図1は、本発明に係る通信装置の一実施形
態として、携帯型電話機を利用した通信システムにおけ
るファクシミリ装置の構成を示したブロック図である。
この図に示すように、本発明に係るファクシミリ装置A
は、CPU10、NCU11、RAM12、モデム1
3、ROM14、EEPROM15、ゲートアレイ1
6、コーデック17、DMAC18、読取部21、印刷
部22、操作部23、表示部24、音声出力部25、お
よび外付接続部26などを具備して概略構成されてい
る。CPU10、NCU11、RAM12、モデム1
3、ROM14、EEPROM15、ゲートアレイ1
6、コーデック17、およびDMAC18は、バス線2
7により相互に接続されている。バス線27には、アド
レスバス、データバス、および制御信号線が含まれる。
ゲートアレイ16には、読取部21、印刷部22、操作
部23、表示部24、音声出力部25、および外付接続
部26が接続されている。NCU11には、公衆電話回
線28が接続されている。一方、外付接続部26には、
携帯型電話機Bが接続されている。なお、バス線27に
は、電源ユニット20からの電力供給を制御する充電制
御部19が接続されている。この充電制御部19は、後
述する外付接続部26を介して携帯型電話機Bを充電す
るための構成であって、ユーザが帰宅時に携帯型電話機
Bを充電する際、特別なケーブルの接続作業などを必要
とせず、音声データの再生を容易にするために設けられ
たものである。
【0026】CPU10は、ファクシミリ装置全体の動
作を制御する。NCU11は、公衆電話回線28に接続
されて網制御を行う。RAM12は、CPU10の作業
領域や各種データの格納領域などを提供する。モデム1
3は、デジタル信号を音声信号に相互変換すべく、ファ
クシミリデータや音声データの変復調などを行う。RO
M14は、CPU10が実行すべきプログラムや設定値
などのデータを記憶している。EEPROM15は、各
種のフラグや設定データなどを記憶する。ゲートアレイ
16は、CPU10と各部21〜26とのインターフェ
イスとして機能する。コーデック17は、ファクシミリ
データや音声データの符号化や復号化を行う。DMAC
18は、主にRAM12へのデータの書き込みや読み出
しを行う。
【0027】読取部21は、イメージセンサやLED光
源などを備え、原稿などから文字や図形などの画像を読
み取る。印刷部22は、たとえばインクジェット方式な
どにより文字や図形などの画像を印刷する。操作部23
は、テンキーや文字キーなどのキースイッチ群を備え、
ユーザのキー操作に応じた指令をCPU10に伝える。
表示部24は、LCDなどのディスプレイを備え、動作
状態や操作ガイダンスなどを表示する。音声出力部25
は、増幅回路やスピーカなどを備え、後述の音声データ
に基づく音などを発する。外付接続部26は、携帯型電
話機Bをシリアルケーブル30により接続するためのポ
ートであって、この携帯型電話機Bとの間であらかじめ
決められた通信手順に基づいてデータや信号を交換す
る。また、前記シリアルケーブル30内の充電用ライン
を介して携帯型電話機Bの充電を行うことができる。な
お、携帯型電話機Bは、移動体通信網を介して相手先と
の通話を可能とし、内部に図示しない録音用メモリなど
を備えたものであるが、広く一般的なものであることか
ら、その詳細な図示説明を省略する。
【0028】要点について説明すると、本ファクシミリ
装置Aは、内蔵メモリとしてRAM12を利用し、相手
先の音声をデジタルデータ(以下、「音声データ」と言
う)として記録再生する留守録再生機能を備えている。
一方、携帯型電話機Bにも録音用メモリを利用した留守
録再生機能が備えられている。また、本ファクシミリ装
置Aでは、宅内などに引き込まれた公衆電話回線28を
経由するのに加え、外付接続された携帯型電話機Bを経
由して音声データやファクシミリデータを送受信する機
能が設けられている。
【0029】ところで、本ファクシミリ装置Aでは、留
守録再生機能に基づいて得られた音声データを携帯型電
話機Bとの間でやり取りすることができる。たとえば、
RAM12に記録された音声データを再生させる場合、
ユーザは、ファクシミリ装置Aの操作部23を介して所
定のキー操作を行うが、この際、CPU10は、RAM
12に記録された音声データを再生させるだけでなく、
携帯型電話機Bの録音用メモリに記録されている音声デ
ータについても再生させる。つまり、ユーザは、ファク
シミリ装置A上において一度のキー操作を行うだけで、
ファクシミリ装置Aと携帯型電話機Bとのそれぞれに記
録された音声データを再生させることができる。
【0030】なお、本ファクシミリ装置Aでは、携帯型
電話機Bに割り当てられた電話番号をユーザがあらかじ
めEEPROM15などに登録している場合に限り、そ
の携帯型電話機Bから音声データを読み出して再生する
ことができる。これにより、携帯型電話機Bの録音用メ
モリに記録されている音声データを再生するのに一定の
条件が課せられ、ファクシミリ装置Aを使用するユーザ
と携帯型電話機Bの本来の所有者が異なる場合などに応
じてプライバシー保護を図ることができる。
【0031】また、ファクシミリ装置Aを留守録再生機
能のメインとして使用する場合、公衆電話回線28を経
由して得られた相手先の音声データがRAM12に記録
されることとなるが、このRAM12が容量不足により
音声データを記録する余地がない場合、CPU10は、
RAM12に代えて携帯型電話機Bの録音用メモリに相
手先の音声データを記録させる。これにより、ファクシ
ミリ装置Aを単独で使用する場合に比べ、相手先の音声
データを記録できずに留守録用件を取りこぼすといった
事態をできる限り回避することができる。
【0032】このような場合においても、本ファクシミ
リ装置Aでは、携帯型電話機Bに割り当てられた電話番
号やシリアル番号などの携帯型電話機Bを識別するため
の情報をユーザがあらかじめEEPROM15などに登
録している場合に限り、その携帯型電話機Bの録音用メ
モリに音声データの記録を代行させることができる。
【0033】すなわち、CPU10は、メモリ(RAM
12)に記録された音声データをユーザの操作に応じて
再生させる際、携帯型電話機に記録されている音声デー
タについても再生させる音声データ再生制御手段を実現
している。また、CPU10は、メモリまたは携帯型電
話機のどちらか一方が容量不足により音声データを記録
できない場合、他方に音声データの記録を代行させる音
声データ記録制御手段を実現している。
【0034】ROM14は、音声データを記録可能な携
帯型電話機が有線または無線により接続可能に構成さ
れ、音声データをメモリに記録して再生する機能を備え
た通信装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶
媒体であって、メモリに記録された音声データをユーザ
の操作に応じて再生させる際、携帯型電話機に記録され
ている音声データについても再生させるための音声デー
タ再生制御プログラムを含むプログラムを記憶した記憶
媒体を実現している。
【0035】次に、ファクシミリ装置Aの動作について
図面に基づいて説明する。
【0036】図2は、ファクシミリ装置Aの留守録処理
手順を示すフローチャートである。なお、この処理を実
行するにあたっては、ファクシミリ装置Aが留守録モー
ドに設定されているとする。
【0037】図2に示すように、CPU10は、相手先
からの発呼に応じて呼出信号を受信すると(S1:YE
S)、公衆電話回線28を通じて相手先と交信できる回
線閉結状態とする(S2)。
【0038】その次に、CPU10は、内蔵メモリとし
てのRAM12が音声データを記録する余地のない容量
不足の状態か否かを調べる(S3)。
【0039】RAM12では容量不足となってしまう場
合(S3:YES)、CPU10は、携帯型電話機Bが
ファクシミリ装置Aの外付接続部26に接続された状態
か否かを調べる(S4)。携帯型電話機Bが外付接続部
26に接続されているか否かは、これらの間でケーブル
30を介してやり取りされる電気的信号に基づいて判断
できる。
【0040】さらに、携帯型電話機Bが外付接続部26
に接続されている場合(S4:YES)、CPU10
は、その携帯型電話機Bが登録済みのものか否かを調べ
る(S5)。携帯型電話機Bが登録済みか否かは、その
携帯型電話機Bに割り当てられた電話番号がユーザのエ
ントリ操作によってEEPROM15に登録されている
か否かにより判断できる。なお、携帯型電話機Bが外付
接続部26に接続されている状態でも、携帯型電話機B
の電源がオフの場合には、電源オンとすべきコマンドを
送信して携帯型電話機Bを自動的に起動させるとしても
良い。また、登録済みの携帯型電話機Bに限らず、接続
された全ての携帯型電話機Bを利用可能なモードが選択
されている場合には、このS5を行うことなく次の処理
にそのまま進んでも良い。
【0041】そして、携帯型電話機Bが登録済みのもの
である場合(S5:YES)、CPU10は、音声転送
録音処理を実行する(S6)。この音声転送録音処理で
は、携帯型電話機Bのメモリにあらかじめ記録されてい
る相手先に留守録モードである旨の応答メッセージなど
が通知され、それに応じて相手先から留守録用件として
送られてくる音声データが携帯型電話機Bの録音用メモ
リに記録される。
【0042】最終的に、CPU10は、音声転送録音処
理を終えると公衆電話回線28を通じて相手先との交信
を終了するために回線切断状態とし(S7)、これまで
の一連の処理を終える。
【0043】S5において、外付接続部26に接続され
た携帯型電話機Bが登録済みのものでない場合(S5:
NO)、CPU10は、ファクシミリ装置Aにあらかじ
め記録されている相手先に留守録できない旨の応答メッ
セージなどを通知するための音声応答処理を実行し(S
8)、その後S7に進む。
【0044】S4において、携帯型電話機Bが外付接続
部26に接続されていない場合(S4:NO)、CPU
10は、S5:NOの場合と同様に音声応答処理を実行
し(S8)、その後S7に進む。
【0045】S3において、RAM12が音声データを
最低限記録できる空き容量を有して容量不足の状態では
ない場合(S3:NO)、CPU10は、音声自己録音
処理を実行し(S9)、その後S7に進む。この音声自
己録音処理では、ファクシミリ装置Aにあらかじめ記録
されている相手先に留守録モードである旨の応答メッセ
ージなどが通知され、それに応じて相手先から留守録用
件として送られてくる音声データがファクシミリ装置A
自体のRAM12に記録される。
【0046】S1において、呼出信号を受信しない場合
(S1:NO)、CPU10は、呼出信号を受信するま
で待機状態を続ける。
【0047】次に、図3は、ファクシミリ装置Aの音声
再生処理手順を示すフローチャートであって、まず、C
PU10は、音声データを再生するためのキー操作が操
作部23を介してユーザにより行われると(S11:Y
ES)、留守録音声再生処理を実行する(S12)。こ
の留守録音声再生処理では、ファクシミリ装置A自体の
RAM12に留守録用件として記録されている音声デー
タが読み出され、その音声データに基づく音声が音声出
力部25を介して出力される。この際、表示部24に
は、RAM12における音声データ数に応じた留守録用
件数などが表示される。なお、RAM12に音声データ
が存在しない場合には、その旨のメッセージなどを表示
部24に表示させた後、留守録音声再生処理を実行する
ことなく次に進む。
【0048】さらに、CPU10は、留守録音声再生処
理を終えると、図2のS4,S5と同様に、携帯型電話
機Bがファクシミリ装置Aの外付接続部26に接続され
た状態か否かを調べ(S13)、携帯型電話機Bが外付
接続部26に接続されている場合には(S13:YE
S)、その携帯型電話機Bが登録済みのものか否かを調
べる(S14)。なお、この際においても、携帯型電話
機Bの電源がオフの場合には、電源オンとすべきコマン
ドを送信して携帯型電話機Bを自動的に起動させるとし
ても良い。また、登録済みの携帯型電話機Bに限らず、
接続された全ての携帯型電話機Bを利用可能なモードが
選択されている場合には、S14を行うことなく次の処
理にそのまま進んでも良い。
【0049】そして、携帯型電話機Bが登録済みのもの
である場合(S14:YES)、CPU10は、その携
帯型電話機Bの録音用メモリに記録された音声データが
存在するか否かを調べる(S15)。
【0050】携帯型電話機Bの録音用メモリに記録され
た音声データが存在する場合(S15:YES)、CP
U10は、音声取得再生処理を実行し(S16)、その
後これまでの一連の処理を終える。この音声取得再生処
理では、携帯型電話機Bの録音用メモリに記録されてい
る音声データがファクシミリ装置Aへと転送され、その
音声データに基づく音が音声出力部25を介して出力さ
れる。この際、表示部24には、携帯型電話機Bの録音
用メモリにおける音声データ数に応じた留守録用件数な
どが表示される。
【0051】S15において、携帯型電話機Bの録音用
メモリに音声データが存在しない場合(S15:N
O)、CPU10は、その旨のメッセージなどを表示部
24に表示させた後、音声取得再生処理を実行すること
なく一連の処理を終える。
【0052】S14において、外付接続部26に接続さ
れた携帯型電話機Bが登録済みのものでない場合(S1
4:NO)、CPU10は、その旨のメッセージなどを
表示部24に表示させた後、S15:NOの場合と同様
に音声取得再生処理を実行することなく一連の処理を終
える。
【0053】S13において、携帯型電話機Bが外付接
続部26に接続されていない場合(S13:NO)、C
PU10は、その旨のメッセージなどを表示部24に表
示させた後、S14:NO,S15:NOの場合と同様
に音声取得再生処理を実行することなく一連の処理を終
える。
【0054】S11において、音声データを再生するた
めのキー操作が行われない場合(S11:NO)、CP
U10は、音声データ再生のためのキー操作が行われる
まで待機状態を続ける。
【0055】したがって、上記ファクシミリ装置Aによ
れば、内蔵メモリとしてのRAM12のみならず、携帯
型電話機Bの録音用メモリに記録されている音声データ
がユーザの操作に応じて再生されるので、外付接続され
た携帯型電話機Bとファクシミリ装置Aとを別々に取り
扱う必要はなく、一度のキー操作でこれらの双方から音
声データを読み出して再生させることができ、音声デー
タを記録再生する機能の使い勝手を良くすることができ
る。
【0056】また、公衆電話回線28を経由して得られ
た相手先の音声データをRAM12に記録する際、この
RAM12が容量不足により音声データを記録する余地
がなくても、その音声データの記録を携帯型電話機Bの
録音用メモリに代行させることができるので、ファクシ
ミリ装置Aおよび携帯型電話機Bの双方のメモリを有効
に利用し、音声データによる相手先からの留守録用件を
取りこぼすおそれを少なくすることができ、音声データ
を記録再生する機能の使い勝手を良くすることができ
る。
【0057】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。
【0058】本発明は、ファクシミリ装置Aに限らず、
携帯型電話機Bと接続可能な留守録再生機能を備えた留
守番電話機などにも適用できる。
【0059】ファクシミリ装置Aと携帯型電話機Bと
は、有線方式によりケーブルを介して接続されるほか、
赤外線、スペクトラム拡散またはBluetooth などを利用
した無線方式で接続されるとしても良い。
【0060】上記の実施形態は、ファクシミリ装置Aを
主体として携帯型電話機Bを従属させた構成であるが、
その逆に、携帯型電話機Bを主体としてファクシミリ装
置Aを従属させた構成とし、携帯型電話機BのCPUに
同様の処理を実行させるとしても良い。そうした構成に
よれば、携帯型電話機Bのメモリに記録されている音声
データを、その携帯型電話機Bを操作して再生させる
際、ファクシミリ装置Aのメモリに記録されている音声
データについても携帯型電話機Bで再生させることがで
きる。また、携帯型電話機Bのメモリが容量不足の場
合、ファクシミリ装置Aのメモリを代用して音声データ
を記録させることができる。
【0061】音声データを再生する順番は、ファクシミ
リ装置Aのメモリに記録されている音声データの次に、
携帯型電話機Bのメモリに記録されている音声データを
再生させるとしたが、もちろんその逆であっても良い。
そのほか、ファクシミリ装置Aあるいは携帯型電話機B
といった音声データの記録先に関係なく、音声データを
受け取った受信日時などの順に再生させるとしても良
い。さらには、留守録用件として記録された音声データ
に限らず、相手先との通話中に記録された音声データ
や、自己の音声をメモ代わりに記録した音声データなど
の種類別に再生させるとしても良い。
【0062】音声データを再生するためのキー操作は、
ファクシミリ装置Aの操作部23を介して行われとして
も、あるいは携帯型電話機Bを操作して行われるとして
も、一度の操作で可能とするものに限らず、一方の音声
データの再生が終了した時点で他方の音声データの再生
を行うか否かをユーザに問い合わせるようにしても良
く、一方の操作で両方の音声データの再生が行われるも
のであれば良い。
【0063】さらに、ファクシミリ装置Aと携帯型電話
機Bとのメモリ間で相互に音声データをやり取りできる
機能を利用し、たとえば、ファクシミリ装置Aのメモリ
に記録されている音声データを携帯型電話機Bのメモリ
へと転送し、その後、携帯型電話機Bをファクシミリ装
置Aから切り離して再生操作するとしても良い。この場
合、ユーザは、その場以外の場所に携帯型電話機Bを持
ち出してファクシミリ装置Aのメモリに取り込まれた用
件を聞くことができる。また、転送後にファクシミリ装
置Aのメモリに記憶されている音声データを消去すれ
ば、ファクシミリ装置Aのメモリを有効に活用すること
ができる。
【0064】本実施形態では、ファクシミリ装置Aと携
帯型電話機Bとを接続するケーブル30に充電機能をも
加えているので、ユーザは、帰宅した際などに充電しな
がら音声データを再生させることができる。
【0065】また、本実施形態の変形例としては、携帯
型電話機Bを経由して得られた相手先の音声データをフ
ァクシミリ装置AのRAM12に記録するとしても良
い。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明の通信装置によれば、自己のメモリのみならず携
帯型電話機に記録されている音声データがユーザの操作
に応じて再生されるので、互いに接続された携帯型電話
機と通信装置とを別々に取り扱う必要はなく、一方の操
作でこれらの双方から音声データを読み出して再生させ
ることができ、音声データを記録再生する機能の使い勝
手を良くすることができる。
【0067】また、請求項2に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1に記載の通信装置による効果に加え
て、携帯型電話機に音声データが記録されている場合に
限りその音声データが再生され、音声データの再生を効
率的に行うことができる。
【0068】さらに、請求項3に記載した発明の通信装
置によれば、請求項1または2に記載の通信装置による
効果に加えて、あらかじめ登録済みの携帯型電話機でな
ければ、その携帯型電話機の音声データを再生すること
ができず、携帯型電話機に記録されている音声データの
プライバシー保護を図ることができる。
【0069】また、請求項4に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の通信装
置による効果に加えて、たとえば公衆電話回線を介して
得られた相手先の音声データを自己のメモリに記録する
際、このメモリが容量不足により音声データを記録する
余地がなくても、その音声データの記録を携帯型電話機
が代行し、音声データの再生時には、記録順に音声デー
タが再生されるので、通信装置および携帯型電話機の双
方を有効に利用し、音声データによる相手先からの用件
を取りこぼすおそれを少なくすることができ、音声デー
タを記録再生する機能の使い勝手を良くすることができ
る。
【0070】さらに、請求項5に記載した発明の通信装
置によれば、請求項4に記載の通信装置による効果に加
えて、あらかじめ登録済みの携帯型電話機が接続されて
いなければ、その携帯型電話機に音声データを記録させ
ることができず、許可なく携帯型電話機を用いるといっ
た乱用を避けることができる。
【0071】また、請求項6に記載した発明の記憶媒体
によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを動
作させることにより、請求項1に記載の通信装置の動作
を実現することができる。
【0072】さらに、請求項7に記載した発明の携帯型
電話機によれば、請求項1に記載の通信装置によるもの
と同様の効果を得ることができる。
【0073】また、請求項8に記載した発明の通信シス
テムによれば、請求項1に記載の通信装置、あるいは請
求項7に記載の携帯型電話機によるものと同様の効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置の一実施形態として、携
帯型電話機を利用した通信システムにおけるファクシミ
リ装置の構成を示したブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置の留守録処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図3】ファクシミリ装置の音声再生処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 11 NCU 12 RAM 13 モデム 14 ROM 15 EEPROM 16 ゲートアレイ 17 コーデック 18 DMAC 19 充電制御部 20 電源ユニット 21 読取部 22 印刷部 23 操作部 24 表示部 25 音声出力部 26 外付接続部 28 公衆電話回線 A ファクシミリ装置 B 携帯型電話機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データを記録可能な携帯型電話機が
    有線または無線により接続可能に構成され、音声データ
    をメモリに記録して再生する機能を備えた通信装置であ
    って、 前記メモリに記録された音声データをユーザの操作に応
    じて再生させる際、前記携帯型電話機に記録されている
    音声データについても再生させる音声データ再生制御手
    段を有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記音声データ再生制御手段は、前記携
    帯型電話機に音声データが記録されているか否かを問い
    合わせ、音声データが記録されている場合に前記携帯型
    電話機からその音声データを読み出して再生させる、請
    求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記音声データ再生制御手段は、あらか
    じめ登録済みの携帯型電話機が接続されている場合に限
    り、その携帯型電話機に記録されている音声データを再
    生させる、請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリまたは前記携帯型電話機のど
    ちらか一方が容量不足により音声データを記録できない
    場合、他方に前記音声データの記録を代行させる音声デ
    ータ記録制御手段を有し、前記音声データの再生時に
    は、記録された順に音声データを再生する、請求項1な
    いし3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記音声データ記録制御手段は、前記メ
    モリが容量不足により音声データを記録できない状態で
    あって、あらかじめ登録済みの携帯型電話機が接続され
    ている場合に限り、その携帯型電話機に前記音声データ
    の記録を代行させる、請求項4に記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 音声データを記録可能な携帯型電話機が
    有線または無線により接続可能に構成され、音声データ
    をメモリに記録して再生する機能を備えた通信装置を制
    御するためのプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記メモリに記録された音声データをユーザの操作に応
    じて再生させる際、前記携帯型電話機に記録されている
    音声データについても再生させるための音声データ再生
    制御プログラムを含むプログラムを記憶したことを特徴
    とする記憶媒体。
  7. 【請求項7】 音声データを記録可能な通信装置が有線
    または無線により接続可能に構成され、音声データをメ
    モリに記録して再生する機能を備えた携帯型電話機であ
    って、 前記メモリに記録された音声データをユーザの操作に応
    じて再生させる際、前記通信装置に記録されている音声
    データについても再生させる音声データ再生制御手段を
    有することを特徴とする携帯型電話機。
  8. 【請求項8】 音声データをそれぞれ各メモリに記録可
    能な通信装置および携帯型電話機と、その通信装置と携
    帯型電話機とを有線または無線により接続可能な接続手
    段とを備え、各メモリに記録された音声データを再生す
    る機能を備えた通信システムであって、 前記各メモリに記録された音声データの一方をユーザの
    操作に応じて再生させる際、他方のメモリに記録されて
    いる音声データについても再生させる音声データ再生制
    御手段を有することを特徴とする通信システム。
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