JP2002359694A - 携帯電話機及びそれを用いたデータ記憶システム - Google Patents

携帯電話機及びそれを用いたデータ記憶システム

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JP2002359694A
JP2002359694A JP2001166345A JP2001166345A JP2002359694A JP 2002359694 A JP2002359694 A JP 2002359694A JP 2001166345 A JP2001166345 A JP 2001166345A JP 2001166345 A JP2001166345 A JP 2001166345A JP 2002359694 A JP2002359694 A JP 2002359694A
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Shinji Fujita
真司 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機を用いたデータ記憶システムにお
いて、携帯電話機をパソコン用のデータ記憶装置として
適用可能とし、データの記録を気軽に行えるようにす
る。 【解決手段】 USBケーブルを介してパソコンに接続
された携帯電話機を外部記憶装置として認識し(#
3)、携帯電話機の動作モードをパソコンから送信され
た信号に基いて判定させ(#7)、データの保存モード
のときはパソコンから送信されるデータをメモリに記憶
させ、データの転送モードのときはメモリに記憶させた
データをパソコンに転送し(#8)、通信モードのとき
はメモリに記憶させたデータを電子メールとして送信さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを記憶する
メモリ機能を備えた携帯電話機及びそれを用いたデータ
記憶システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、メモリ内に一時的に記憶した
データを通信手段を介して接続されたサーバに対して自
動的に送信し、その後、新たなデータをメモリに書き込
むようにして限られたメモリ容量で多量のデータを処理
可能とした携帯端末機が知られている(例えば、特開平
10−336238号公報参照)。また、メモリの空き
容量が所定値以下になったとき、通信手段を介して自動
的に接続された外部機器にメモリに記憶させたデータを
送信して、該データのバックアップを行い、データの安
全性の向上を図った携帯情報端末装置が知られている
(例えば、特開平11−15762号公報参照)。ま
た、マーク・アップ・ランゲージ文書に含まれるタグ情
報を簡潔な圧縮情報に置き換えてメモリに記憶させるこ
とにより、マーク・アップ・ランゲージ文書のデータ量
とメモリの使用量の削減を図った携帯無線端末機のデー
タ保存方法と該データの通信方法が知られている(例え
ば、特許第3070555号公報参照)。これらの技術
は、いずれも携帯情報端末装置のメモリ容量の削減に関
するものである。
【0003】ところで、近年の携帯電話機は、ユニバー
サル・シリアル・バス(USB)ケーブル等のシリアル
ケーブルを介してパソコンと接続可能とされ、パソコン
の通信手段として利用されている。また、パソコンと接
続することにより、煩わしいアドレス帳や電子メール文
章の入力をパソコンを介して行うようにして、使い勝手
の向上を図っている。また、最近では、カラー静止画像
を送受信する機能を備えた携帯電話機も登場し、内蔵さ
れるメモリ容量は増加している。そして、次世代の携帯
電話機では、カラー動画像を送受信する機能を備えたも
のも開発が進められており、内蔵するメモリ容量は益々
増加することが予想される。また、パソコン用の書き込
み可能なデータ記憶媒体としては、ハードディスク、フ
ロッピ・ディスク(FD)及びコンパクト・ディスク・
リライタブル(CD−RW)等が一般に普及している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
うち、ハードディスクは振動や衝撃に弱く、また装置の
小型化が困難なことから可搬性に乏しく、ユーザが気軽
に持ち歩くことができない。また、最近のパソコンは、
装置のコストダウンや小型化等の要請からFDドライブ
装置を内蔵していないものもあり、このようなパソコン
ではFDに記憶させたデータを再生することができな
い。さらに、このFDを常時携帯しなければ、外出先等
でデータの記憶に急を要するときに使用することができ
ない。また、CD−RWは、データ書き込み/読み込み
時の信頼性に欠け、データの書き込みが正常に行えなか
ったり、ドライブ装置間の相性によっては、あるドライ
ブ装置で書き込んだデータを別のドライブ装置では再生
できない場合もある。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、パソコン用の記憶装置として、
小型軽量で振動にも強く持ち歩きが容易で、かつ普及率
が高い携帯電話機を用いて、気軽で、かつ、信頼性の高
いデータ記憶システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、通話及び電子メールの送受信のた
めの通信手段と、電話帳データ及び電子メールアドレス
並びに送信/受信の電子メールを記憶する内部メモリ手
段又は外部メモリ手段と、ユニバーサル・シリアル・バ
ス(USB)ケーブル又はシリアルケーブルを介してパ
ーソナルコンピュータ(パソコン)に接続するためのイ
ンタフェースと、上記各手段を制御する制御手段とを備
えた携帯電話機において、制御手段は、該携帯電話機が
USBケーブル又はシリアルケーブルを介してパソコン
に接続されたとき、該パソコンから送信された信号に基
いてデータの保存モード又は転送モードか、若しくは通
信モードかを判定し、データの保存モードのとき、パソ
コン又は携帯電話機を用いたユーザからの操作指令に基
いて、パソコン側の記憶手段に格納されているデータを
USBケーブル又はシリアルケーブル及びインタフェー
スを介して受信し、この受信データを内部メモリ手段又
は外部メモリ手段に記憶させるデータ保存手段と、デー
タの転送モードのとき、パソコン又は携帯電話機を用い
たユーザからの操作指令に基いて、内部メモリ手段又は
外部メモリ手段に記憶させたデータをUSBケーブル又
はシリアルケーブル及びインタフェースを介して送信
し、この送信データをパソコン側の記憶手段に格納させ
るデータ転送手段とを備え、通信モードのとき、通信手
段は、内部メモリ手段又は外部メモリ手段に記憶させた
データを電子メールとして送信する機能を有するもので
ある。
【0007】この構成においては、USBケーブル又は
シリアルバスケーブル(以下、USBケーブル等)を介
して接続されるパソコンには、携帯電話機の動作モード
を切替え、制御するためのプログラムが予め記憶されて
いる。携帯電話の制御部は、このパソコンからの信号を
受け、動作モードを判定し、該当する動作モードに切替
える。すなわち、データの保存モードのときは、データ
保存手段によりUSBケーブル等から送信されたデータ
を内部メモリ手段又は外部メモリ手段に記憶させ、デー
タの転送モードのときは、データ転送手段により上記内
部メモリ手段又は外部メモリ手段に記憶させたデータを
USBケーブル等からパソコンに転送する。こうして、
本発明の携帯電話機はパソコンに接続されたとき記憶装
置として機能する。内部メモリ手段としては、携帯電話
装置に内蔵されているEEPROM等が適用され、外部
メモリ手段としては、携帯電話機に装脱可能な記憶媒体
(例えば、カード状メモリ)が適用される。さらに、通
信モードのときは、通信手段に指令を与え、上記内部メ
モリ手段又は外部メモリ手段に記憶させたデータを電子
メールの添付ファイルとして送信する。これにより、メ
モリ手段の空き容量を超えるデータをも扱えることにな
る。この通信モードへの切替えは、パソコンが上記内部
メモリ手段又は外部メモリ手段の記憶可能領域を管理す
るための信号をUSBケーブル等を介して取得し、上記
領域が記憶データで満たされたときに行う。また、ユー
ザの操作指令の入力により行うようにしてもよい。
【0008】また、請求項2の発明は、電話帳データ及
び電子メールアドレス並びに送信/受信の電子メールを
記憶するメモリ手段と、パーソナルコンピュータ(パソ
コン)に接続するためのインタフェースと、上記各手段
を制御する制御手段とを備えた携帯電話機において、制
御手段は、該携帯電話機がインタフェースによってパソ
コンに接続されたとき、該パソコンから送信された信号
に基いてデータの保存モード又は転送モードかを判定
し、データの保存モードのとき、パソコン又は携帯電話
機を用いたユーザからの操作指令に基いて、パソコン側
の記憶手段に格納されているデータをインタフェースを
介して受信し、この受信データをメモリ手段に記憶させ
るデータ保存手段と、転送モードのとき、該パソコン又
は携帯電話機を用いたユーザからの操作指令に基いて、
メモリ手段に記憶させたデータをインタフェースを介し
て送信し、この送信データをパソコン側の記憶手段に格
納させるデータ転送手段とを備えたものである。
【0009】この構成においては、インタフェースによ
って接続されたパソコンから信号を受け、動作モードを
判定し、その動作モードに切替える。すなわち、データ
の保存モードのときは、データ保存手段によりパソコン
から送信されたデータをメモリ手段に記憶させ、データ
の転送モードのときは、データ転送手段により上記メモ
リ手段に記憶させたデータをパソコンに転送する。こう
して、本発明の携帯電話機はパソコンに接続された外部
記憶装置として機能する。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項2に記載
の携帯電話機において、インタフェースを介してパソコ
ンに接続されたとき、該パソコンの外部記憶手段として
認識させるための信号を出力する機能を有するものであ
る。この構成においては、上記信号を受信したパソコン
は、携帯電話機を外部記憶手段として認識し、データの
送受信を行うことができる。
【0011】また、請求項4の発明は、通話及び電子メ
ールの送受信のための通信手段と、電話帳データ及び電
子メールアドレス並びに送信/受信の電子メールを記憶
する内部メモリ手段又は外部メモリ手段と、ユニバーサ
ル・シリアル・バス(USB)ケーブル又はシリアルケ
ーブルを介してパーソナルコンピュータ(パソコン)に
接続するためのインタフェースと、上記各手段を制御す
る制御手段とを備えた携帯電話機を用いたデータ記憶シ
ステムにおいて、携帯電話機がUSBケーブル又はシリ
アルケーブルを介してパソコンに接続されたとき、制御
手段は、携帯電話機がデータの保存モード又は転送モー
ドであるか、若しくは通信モードであるかを判定し、携
帯電話機がデータの保存モードのとき、パソコン又は携
帯電話機を用いたユーザからの操作指令に基いて、パソ
コン側の記憶手段に格納されているデータをUSBケー
ブル又はシリアルケーブル及びインタフェースを介して
携帯電話機に送信させ、この送信データを内部メモリ手
段又は外部メモリ手段に記憶させ、携帯電話機がデータ
の転送モードのとき、パソコン又は携帯電話機を用いた
ユーザからの操作指令に基いて、内部メモリ手段又は外
部メモリ手段に記憶させたデータをUSBケーブル又は
シリアルケーブル及びインタフェースを介して送信し、
この送信データをパソコン側の記憶手段に記憶させ、携
帯電話機が通信モードのとき、内部メモリ手段又は外部
メモリ手段に保存したデータを電子メールとして通信手
段から送信させるものである。
【0012】この構成においては、請求項1の携帯電話
機を用いたデータ記憶システムを構築することができ
る。なお、携帯電話機に接続されるパソコンは、USB
等のケーブルを接続するためのインタフェースを備え、
かつ、携帯電話機の動作モードを切替え、制御するため
のプログラムが予め記憶されている。
【0013】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の携帯電話機を用いたデータ記憶システムにおいて、携
帯電話機は、前記インタフェースを介してパソコンに接
続されたとき、所定の信号を出力する機能を備えてお
り、この信号を受信したパソコンは、前記携帯電話機を
外部記憶手段として認識するものである。この構成にお
いては、携帯電話機をパソコンの外部記憶手段として利
用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態に係る携帯電話機を用いたデータ記憶システムを図
面を参照して説明する。図1はデータ記憶システムを示
す。このデータ記憶システム1は、USBケーブル4を
介してパソコン3に接続された携帯電話機2をパソコン
3の外部記憶手段として機能させ、パソコン3の記憶手
段に記憶させているデータ(PCデータ)を携帯電話機
2のメモリに記憶(書き込み)させ、再生(読み込み)
させるシステムである。図2は、携帯電話機2のブロッ
ク図を示している。携帯電話機2は、制御部21(制御
手段、データ保存手段、データ転送手段)と、表示部2
2と、操作部23と、送受信回路24(通信手段)と、
アンテナ24aと、着信音出力部25と、音声入力部2
6と、音声出力部27と、メモリ(内部メモリ手段)2
8と、インタフェース29とを備えている。制御部21
は、メモリ28に記憶させたプログラムに基づいて端末
2の各種制御を行う。
【0015】表示部22は、ユーザに対して各種の情報
を表示する。操作部23は、ユーザが端末2の操作を行
うためのものであり、操作キー等を有している。送受信
回路24は、音声等の送受信を行うための回路であり、
無線基地局と交信するためのアンテナ24aが接続され
ている。着信音出力部25は、携帯電話機2に着信があ
った場合に着信音を出力する。音声入力部26は、通話
時にユーザの音声を入力するためのマイクを備えてい
る。音声出力部27は、ユーザに発信元からの音声を出
力させるスピーカを備えている。メモリ28には、携帯
電話機2の制御プログラム、電話帳データ、電子メール
アドレス帳データ、送信/受信メール及びPCデータが
記憶される。また、インタフェース29は、USBケー
ブル4を接続するためのUSB端子を備えている。
【0016】制御部21は、特に、USBケーブル4を
介してインタフェース29とパソコン3が接続されたと
き、携帯電話機2が外部記憶装置である旨の信号をパソ
コン3に対して出力する。また、パソコン3から送信さ
れる信号に基いて、携帯電話機2の動作モードを判定
し、該当する動作モードに切替える。動作モードには、
パソコン3から送信されたPCデータを記憶するデータ
保存モード、上記PCデータをパソコン3に転送するデ
ータ転送モード及び上記PCデータを電子メールの添付
ファイルとして送信する通信モードがある。
【0017】パソコン3には、携帯電話機2を外部記憶
装置として遠隔制御するためのプログラム(専用ソフ
ト)が予め格納されている。このプログラムは、ユーザ
がインターネットを介してダウンロードすることにより
パソコン3にインストールされる。あるいは、該プログ
ラムを格納したCD−ROMを携帯電話機2に添付して
販売し、このCD−ROMを用いてユーザにプログラム
をインストールさせてもよい。プログラムは、携帯電話
機2に対応するものであり、携帯電話機2がUSBケー
ブル4を介してパソコン3に接続されると、パソコン3
は携帯電話機2が外部記憶装置である旨の信号を受信し
て、携帯電話機2を外部記憶装置として認識する。そし
て、パソコン3はユーザのファイル又はフォルダの保存
/読み込み指令に応じて上記の動作モードに関する信号
を出力し、携帯電話機2の動作モードを切替えて、デー
タの書き込み/読み込みを行い、また、携帯電話機2に
備わっている電子メール送信機能を用いて上記データを
電子メールの添付ファイルとして送信する。
【0018】図3は、上記プログラム(専用ソフト)に
従って、パソコン3側のCPU(制御部)が行う処理手
順を示している。まず、パソコン3は、ユーザの操作指
令を受け、プログラムを起動し(#1)、携帯電話機2
が接続されているかを判断する(#2)。接続されてい
れば(#2においてYES)、携帯電話機2から信号を
受け、携帯電話機2を外部記憶装置として認識する(#
3)。その後、ユーザからデータ読み込み/書き込み指
令の入力を受け(#4)、さらにパスワードの入力を受
ける(#5)。入力されたパスワードが正しければ(#
6においてYES)、携帯電話機2の動作モードを切替
える信号を出力し(#7)、データの読み込み/書き込
みを行う(#8)。なお、携帯電話機2が接続されてな
いときは(#2においてNO)、接続を促すメッセージ
を出力させる(#9)。また、パスワードが正しくない
ときは(#6においてNO)、#5に戻って再度パスワ
ードを入力させる。
【0019】図4は、#3において携帯電話機2を外部
記憶装置として認識し、パソコン3からの操作によりP
Cデータの書き込み/読み込みを行う際に、パソコン3
の表示手段に表示される画面を示している。左側に表示
されたウィンドウ51によって、Aドライブとしての
3.5インチFDドライブ装置、Cドライブ(例えば、
ハードディスクドライブ装置)及びEドライブ(例え
ば、CDドライブ装置)と共に、Fドライブとして携帯
電話機2が記憶装置として認識されているのが確認でき
る。図4では、携帯電話機2がユーザによって選択され
たことを示す「ケイタイ」の表示が左側のウィンドウ5
1に白黒反転表示され、携帯電話機2のメモリ28に記
憶させたファイルに関する情報が右側のウィンドウ52
に表示されている。ユーザは、この画面を参照しなが
ら、FDドライブ装置等の記憶装置と同様の感覚でPC
データの読み込み/書き込みを気軽に行うことができ
る。また、図5は、#5においてユーザにパスワードの
入力を促している画面表示である。ユーザは、パソコン
3のキーボード等の入力手段を操作してパスワードを入
力する。このパスワードは、メモリ28に予め記憶され
ている。PCデータの読み込み/書き込みの際には、メ
モリ28に記憶されたパスワードとユーザが入力したパ
スワードが一致しなければ読み込み/書き込み不可とさ
れる。従って、携帯電話機2を紛失したときも不正にP
Cデータを再生されたり、改ざんされる虞がない。
【0020】なお、本発明は上記実施形態の構成に限ら
れることなく種々の変形が可能であり、例えば、携帯電
話機2とパソコン3を接続するにあたって使用するケー
ブルは、USBケーブル4に限られることなく、シリア
ルケーブルを用いてもよい。また、ケーブルを廃して、
赤外線等を用いた無線の通信手段を適用してもよい。ま
た、メモリ28は、携帯電話機2に内蔵するメモリ28
の他、携帯電話機2に装脱可能な記憶媒体(例えば、カ
ード状メモリ)を適用してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
パソコンに記憶させたデータを携帯電話機のメモリ手段
に一時的に記憶させることができる。すなわち、携帯電
話機をFDの代用として使用することができる。従っ
て、ユーザは外出の際にも、FDを持ち歩く必要はな
く、また、急を要する場面でFDがない場合であって
も、パソコンで使用するデータを記録/再生することが
できる。パソコンとの接続は、既存のUSBケーブル又
はシリアルケーブルを用いているので、パソコンには接
続のための特別なインタフェースを設ける必要はなく、
ソフトウェアのインストールのみで容易に対応すること
ができる。また、記憶したデータをメール機能を用いて
電子メールとして送信することもできる。従って、メモ
リ手段の空き容量を超えるデータをも扱えることにな
る。
【0022】請求項2の発明によれば、パソコンに記憶
させたデータを携帯電話機のメモリ手段に一時的に記憶
させることができる。すなわち、携帯電話機をFDの代
用として使用することができる。従って、ユーザは外出
の際にも、FDを持ち歩く必要はなく、また、急を要す
る場面でFDがない場合であっても、パソコンで使用す
るデータを記録/再生することができる。
【0023】請求項3の発明によれば、ユーザはハード
ディスクドライブ装置やFDドライブ装置と同様の記憶
装置として、容易に携帯電話機を使用することができ
る。
【0024】請求項4の発明によれば、ユーザは、請求
項1の携帯電話機を用いたデータ記憶システムを利用す
ることができる。
【0025】請求項5の発明によれば、ユーザは、携帯
電話機をパソコンの外部記憶手段として、ハードディス
クドライブ装置やFDドライブ装置と同様に容易に使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による携帯電話機を用い
たデータ記憶システムを示した図。
【図2】 同携帯電話機のブロック図。
【図3】 同システムにおけるパソコンの制御部が行う
処理手順を示したフローチャート。
【図4】 同システムにおけるPCデータの書き込み/
読み込みを行う際にパソコン側の表示画面を示した図。
【図5】 同システムにおけるユーザにパスワードの入
力を促す表示画面を示した図。
【符号の説明】
1 データ記憶システム 2 携帯電話機 3 パソコン 4 USBケーブル 21 制御部(制御手段、データ保存手段、データ転送
手段) 28 メモリ(内部記憶手段) 29 インタフェース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話及び電子メールの送受信のための通
    信手段と、電話帳データ及び電子メールアドレス並びに
    送信/受信の電子メールを記憶する内部メモリ手段又は
    外部メモリ手段と、ユニバーサル・シリアル・バス(U
    SB)ケーブル又はシリアルケーブルを介してパーソナ
    ルコンピュータ(パソコン)に接続するためのインタフ
    ェースと、上記各手段を制御する制御手段とを備えた携
    帯電話機において、 前記制御手段は、 該携帯電話機が前記USBケーブル又はシリアルケーブ
    ルを介して前記パソコンに接続されたとき、該パソコン
    から送信された信号に基いてデータの保存モード又は転
    送モードか、若しくは通信モードかを判定し、 データの保存モードのとき、前記パソコン又は携帯電話
    機を用いたユーザからの操作指令に基いて、パソコン側
    の記憶手段に格納されているデータを前記USBケーブ
    ル又はシリアルケーブル及びインタフェースを介して受
    信し、この受信データを前記内部メモリ手段又は外部メ
    モリ手段に記憶させるデータ保存手段と、 データの転送モードのとき、前記パソコン又は携帯電話
    機を用いたユーザからの操作指令に基いて、前記内部メ
    モリ手段又は外部メモリ手段に記憶させたデータを前記
    USBケーブル又はシリアルケーブル及びインタフェー
    スを介して送信し、この送信データをパソコン側の記憶
    手段に格納させるデータ転送手段とを備え、 通信モードのとき、前記通信手段は、前記内部メモリ手
    段又は外部メモリ手段に記憶させたデータを電子メール
    として送信する機能を有することを特徴とする携帯電話
    機。
  2. 【請求項2】 電話帳データ及び電子メールアドレス並
    びに送信/受信の電子メールを記憶するメモリ手段と、
    パーソナルコンピュータ(パソコン)に接続するための
    インタフェースと、上記各手段を制御する制御手段とを
    備えた携帯電話機において、 前記制御手段は、 該携帯電話機が前記インタフェースによって前記パソコ
    ンに接続されたとき、該パソコンから送信された信号に
    基いてデータの保存モード又は転送モードかを判定し、 データの保存モードのとき、前記パソコン又は携帯電話
    機を用いたユーザからの操作指令に基いて、パソコン側
    の記憶手段に格納されているデータを前記インタフェー
    スを介して受信し、この受信データを前記メモリ手段に
    記憶させるデータ保存手段と、 転送モードのとき、該パソコン又は携帯電話機を用いた
    ユーザからの操作指令に基いて、前記メモリ手段に記憶
    させたデータを前記インタフェースを介して送信し、こ
    の送信データをパソコン側の記憶手段に格納させるデー
    タ転送手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記携帯電話機は、前記インタフェース
    を介してパソコンに接続されたとき、該パソコンの外部
    記憶手段として認識させるための信号を出力する機能を
    有することを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 通話及び電子メールの送受信のための通
    信手段と、電話帳データ及び電子メールアドレス並びに
    送信/受信の電子メールを記憶する内部メモリ手段又は
    外部メモリ手段と、ユニバーサル・シリアル・バス(U
    SB)ケーブル又はシリアルケーブルを介してパーソナ
    ルコンピュータ(パソコン)に接続するためのインタフ
    ェースと、上記各手段を制御する制御手段とを備えた携
    帯電話機を用いたデータ記憶システムにおいて、 前記携帯電話機が前記USBケーブル又はシリアルケー
    ブルを介して前記パソコンに接続されたとき、前記制御
    手段は、前記携帯電話機がデータの保存モード又は転送
    モードであるか、若しくは通信モードであるかを判定
    し、 前記携帯電話機がデータの保存モードのとき、前記パソ
    コン又は携帯電話機を用いたユーザからの操作指令に基
    いて、パソコン側の記憶手段に格納されているデータを
    前記USBケーブル又はシリアルケーブル及びインタフ
    ェースを介して前記携帯電話機に送信させ、この送信デ
    ータを前記内部メモリ手段又は外部メモリ手段に記憶さ
    せ、 前記携帯電話機がデータの転送モードのとき、前記パソ
    コン又は携帯電話機を用いたユーザからの操作指令に基
    いて、前記内部メモリ手段又は外部メモリ手段に記憶さ
    せたデータを前記USBケーブル又はシリアルケーブル
    及びインタフェースを介して送信し、この送信データを
    パソコン側の記憶手段に記憶させ、 前記携帯電話機が通信モードのとき、前記内部メモリ手
    段又は外部メモリ手段に保存したデータを電子メールと
    して前記通信手段から送信させることを特徴とする携帯
    電話機を用いたデータ記憶システム。
  5. 【請求項5】 前記携帯電話機は、前記インタフェース
    を介してパソコンに接続されたとき、所定の信号を出力
    する機能を備えており、この信号を受信したパソコン
    は、前記携帯電話機を外部記憶手段として認識すること
    を特徴とする請求項4に記載の携帯電話機を用いたデー
    タ記憶システム。
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