JP2008033619A - 携帯端末装置、その制御方法、およびプログラム - Google Patents

携帯端末装置、その制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末装置内の記憶媒体に記憶される秘密データが外部から読み出されるのを防止すること。
【解決手段】データ記憶部32に記憶される1または複数の秘密データの所在情報を管理する秘密データ所在情報管理部36と、携帯端末装置12と接続されたホスト装置10が読み出そうとするデータが秘密データ所在情報管理部36に管理されるいずれかの所在情報に係る秘密データである場合に、該秘密データに代えて、該秘密データと同サイズかつ異なる内容の疑似データをホスト装置10に読み出させる読出制御部40と、を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯端末装置、その制御方法、およびプログラムに関し、特に、外部記憶装置として利用できる携帯端末装置に関する。
近年、携帯電話機やデジタルカメラなどの携帯端末には、フラッシュメモリなどの大容量記憶媒体が内蔵され、多くの画像データや音楽データを保存できるようになっている。これらの携帯端末の中には、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどでパソコンなどに接続され、その外部記憶装置として動作するものがある。かかる携帯端末がパソコンなどの外部記憶装置として認識されると、ユーザは、携帯端末内の記憶媒体に対して、フレキシブルディスクやハードディスクなどと同様に、データの読み出し、書き込み、および消去を行うことができる。
このような機能を実現するための規格の一つとして、たとえば、USBマスストレージクラス(USB Mass Storage Class)が知られている。USBマスストレージクラスでは、記憶媒体およびUSBインターフェースを備えるデバイスに関して、記憶媒体内のデータを所定の記憶領域単位で読み書きするためのコマンドなどが定義されている。
ところで、上記携帯端末に保存される画像データや音楽データなどの中には、著作権保護の観点から複製に一定の制限が設けられたデータその他の秘密データがある。従来、かかる秘密データを、外部から読み出せない保護データ領域に記憶することによって、秘密データを保護するデータ記憶装置が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2003−271457号公報
しかしながら、上記従来の携帯端末に内蔵される記憶媒体には、秘密データを記憶する保護データ領域などが設けられておらず、携帯端末が外部記憶装置として動作する場合に、当該記憶媒体に記憶される秘密データを通常のデータと同様に外部から読み出すことが可能であった。このため、本来複製の制限されるべき画像データや音楽データなどの秘密データが不正に複製されてしまうという問題があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、携帯端末装置内の記憶媒体に記憶される秘密データが外部から読み出されるのを防止できる携帯端末装置、その制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る携帯端末装置は、データを記憶するデータ記憶手段を備え、他の装置に接続されることにより該他の装置の外部記憶装置として動作する携帯端末装置であって、前記データ記憶手段に記憶される1または複数の秘密データの所在情報を管理する所在情報管理手段と、前記他の装置が読み出そうとするデータが前記所在情報管理手段に管理されるいずれかの所在情報に係る秘密データである場合に、該秘密データに代えて、該秘密データと同サイズかつ異なる内容の疑似データを前記他の装置に読み出させる読出制御手段と、を含むことを特徴としている。
本発明によれば、他の装置が読み出そうとするデータが秘密データである場合に、当該秘密データの代わりに、それと同サイズかつ異なる内容の疑似データを当該他の装置に読み出させることができる。このため、携帯端末装置内の記憶媒体に記憶される秘密データが外部から読み出されるのを防止できるようになる。
また、本発明の一態様では、前記疑似データは、前記秘密データを識別するための識別情報を含み、前記他の装置が書き込もうとするデータが前記疑似データであるか否かを判定する疑似データ判定手段と、前記疑似データ判定手段により前記他の装置が書き込もうとするデータが疑似データであると判定される場合に、該疑似データに代えて、該疑似データに含まれる識別情報により識別される秘密データを前記データ記憶手段に書き込む書込制御手段と、をさらに含む。こうすれば、他の装置が、秘密データとして読み出した疑似データを書き戻す場合に、携帯端末装置内の秘密データが当該疑似データによって上書きされるのを防止できる。このため、たとえば、携帯端末装置の記憶媒体内に記憶されたデータが断片化している場合に、他の装置により秘密データを読み出されることを防ぎながら、データの所在を物理的に再配置して断片化を解消できるようになる。
また、本発明に係る携帯端末装置の制御方法は、データを記憶するデータ記憶手段を備え、他の装置に接続されることにより該他の装置の外部記憶装置として動作する携帯端末装置の制御方法であって、前記データ記憶手段に記憶される1または複数の秘密データの所在情報を所在情報管理手段に管理させるステップと、前記他の装置が読み出そうとするデータが前記所在情報管理手段に管理されるいずれかの所在情報に係る秘密データである場合に、該秘密データに代えて、該秘密データと同サイズかつ異なる内容の疑似データを前記他の装置に読み出させる読出制御ステップと、を含むことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、データを記憶するデータ記憶手段を備え、他の装置に接続されることにより該他の装置の外部記憶装置として動作する携帯端末装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記データ記憶手段に記憶される1または複数の秘密データの所在情報を所在情報管理手段に管理させる手段、前記他の装置が読み出そうとするデータが前記所在情報管理手段に管理されるいずれかの所在情報に係る秘密データである場合に、該秘密データに代えて、該秘密データと同サイズかつ異なる内容の疑似データを前記他の装置に読み出させる読出制御手段、として前記コンピュータを機能させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムは、コンピュータ読み取り可能な情報記録媒体に格納されてもよく、情報記録媒体としては、たとえば、磁気テープ、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、MD、DVD−ROMなどを用いることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成図である。同図に示すように、本システムは、ホスト装置10と携帯端末装置12を含んで構成されており、ホスト装置10と携帯端末装置12は互いにUSBケーブル14で接続されている。
携帯端末装置12は、フラッシュメモリなどの大容量記憶媒体を内蔵し、ホスト装置10に接続されることによりホスト装置10の外部記憶装置として動作するものであり、たとえば、携帯電話機やデジタルカメラである。ここでの携帯端末装置12は、USBケーブル14を介してホスト装置10に接続されるUSBマスストレージデバイスであり、フレキシブルディスクやハードディスクと同様に、ホスト装置10からデータの読み出し、書き込み、消去などのアクセスを受け付ける。具体的には、ホスト装置10からUSBマスストレージドライバを介して送られるSCSI(Small Computer System Interface)コマンドにより制御される。なお、携帯端末装置12は、ホスト装置10にじかに接続されるような形態を有していてもよい。
ホスト装置10は、USBポート、USBホストコントローラなどのハードウェアと、USBマスストレージドライバ、各種アプリケーションソフトウェアなどのソフトウェアを備えたコンピュータであり、たとえばパソコンやPDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)である。ホスト装置10内で実行されるアプリケーションソフトウェアは、USBマスストレージドライバを介してUSBホストコントローラから携帯端末装置12にSCSIコマンドを送ることにより、携帯端末装置12内の記憶媒体に対して直接データの読み書きなどを行う。
図2は、携帯端末装置12の機能ブロック図である。携帯端末装置12は、制御部20、USBインターフェース22,無線通信部26、メモリ30、データ記憶部32を含んで構成されている。
制御部20は、USBインターフェース制御部24、通信制御部28、ストレージ制御部38を含んで構成され、携帯端末装置12全体の制御を行うものである。なお、制御部20は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)および各種制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)を含んで構成されており、上記制御は、CPUがROMに記憶される各種制御プログラムを実行することによって実現される。
USBインターフェース22は、USBインターフェース制御部24の指示に従い、ホスト装置10との間で、USB規格に準拠した通信インターフェースに基づくパケットを送受信するものである。すなわち、ホスト装置10から受信されるパケットをUSBインターフェース制御部24に出力するとともに、USBインターフェース制御部24から入力されるパケットをホスト装置10に送信する。
USBインターフェース制御部24は、USBインターフェース22を制御するものである。具体的には、USBインターフェース22から入力されるパケットをUSBマスストレージ仕様に従って解析し、ホスト装置10からの各種命令(コマンド)を抽出して、ストレージ制御部38などに出力する。また、ストレージ制御部38などから入力されるデータをUSBマスストレージ仕様に従ってパケットに分解し、USBインターフェース22に出力する。
無線通信部26は、アンテナを備えており、通信制御部28の指示に従って、アンテナで受信される信号を復調し、得られた信号からデータを復号して、通信制御部28に出力する。また、通信制御部28から入力されるデータを変調して送信信号に変換し、アンテナから送信する。
通信制御部28は、無線通信部26を制御するものである。具体的には、時分割で無線通信部26の送受信を切り替えながら、無線通信部26から入力されるデータをストレージ制御部38などに出力するとともに、ストレージ制御部38などから入力されるデータを無線通信部26に出力する。
メモリ30は、RAM(Random Access Memory)を含んで構成されており、制御部20の作業領域として使用されるとともに、データ記憶部32に記憶されるデータ(ファイル)などを一時的に記憶するものである。図5は、メモリ30に記憶される情報の一例を示す図である。同図に示すように、メモリ30には、後述する秘密データがその識別情報であるセクタ番号に関連づけて記憶される。
データ記憶部32は、ファイルシステム34および秘密データ所在情報管理部36を含んで構成されており、1または複数のデータを記憶するものである。データ記憶部32は、たとえば、所定の記憶領域単位(セクタ単位)でのデータの書き込み、読み出し、電気的一括消去が可能なフラッシュメモリである。なお、データ記憶部32は、ハードディスクなどによって構成されてもよい。
ファイルシステム34は、読出制御部40や書込制御部42などがデータ記憶部32に対してデータ(ファイル)の読み出しや書き込みなどを行えるようにするものである。図3は、フォーマット形式としてFAT(File Allocation Table)を用いたファイルシステム34の一例を示す図である。ファイルシステム34は、同図(a)に示すディレクトリエントリ、同図(b)に示すFAT、および同図(c)に示すデータを含んで構成されている。
図3(a)は、ディレクトリエントリの一例を示す図である。ディレクトリエントリは、データ記憶部32に記憶される各ファイルのファイル名に関連づけて、そのファイルの所在情報(セクタ番号)を管理する先頭FATブロックへの参照情報(FATブロック番号)を管理するものである。
図3(b)は、FATの一例を示す図である。FATは、図3(c)に示す各データ(ファイル)の所在情報を管理するものである。すなわち、各ファイルが記憶された1または複数のセクタを示すセクタ番号それぞれをFATブロックごとに管理しており、各セクタ番号には、次に続くデータが格納されたセクタのセクタ番号を示す情報(NEXT_01,NEXT_02,・・・)または各ファイルの区切りを示す情報(END)が付加されている。これらの付加情報により、一のファイルを構成するセクタ番号の集合およびその組み合わせ順序が特定されるようになっている。
上記ディレクトリエントリおよびFATで管理される情報は、携帯情報端末12がUSBケーブル14を介してホスト装置10と接続され、ホスト装置10からUSBマスストレージデバイスとして認識されたときに、携帯情報端末12からホスト装置10に送信されるものでもある。ホスト装置10は、受信したこれらの情報から、携帯端末装置12に記憶される1または複数のデータのファイル名および各データが格納されたセクタを示すセクタ番号を取得することができる。そして、たとえば、携帯端末装置12からデータを読み出す場合、読み出そうとするデータが格納されたセクタを示すセクタ番号を指定したReadコマンドを、そのデータが格納されたすべてのセクタからの読み出しが完了するまで繰り返し携帯端末装置12に対して送信する。
秘密データ所在情報管理部36は、データ記憶部32に記憶される1または複数の秘密データの所在情報(セクタ番号)を管理するものである。秘密データとは、著作権保護の観点から複製に一定の制限を設ける必要のある画像データ、音楽データその他のデータのことをいう。図4は、秘密データ所在情報管理部36の一例を示す図である。同図に示すように、秘密データ所在情報管理部36は、秘密データが記憶されたセクタを示すセクタ番号を管理している。なお、これらのセクタ番号は、書込制御部42がデータ記憶部32のファイルシステム34に秘密データを書き込むときに追加、更新、削除される。
ストレージ制御部38は、読出制御部40、書込制御部42、疑似データ生成部44、および疑似データ判定部46を含んで構成されており、ホスト装置10からのSCSIコマンド(Read,Writeなど)に応じて、データ記憶部32に対してデータの読み出し、書き込み、および消去を行うものである。
読出制御部40は、データ記憶部32に記憶されるデータを読み出すものである。具体的には、USBインターフェース制御部24からReadコマンドが入力されると、当該Readコマンドに含まれるセクタ番号(以下、読出対象セクタ番号と称する)が示すセクタに記憶されたデータをファイルシステム34から読み出すとともに、読み出したデータをUSBインターフェース制御部24に出力する。
なお、読出制御部40は、Readコマンドで指定されるセクタに記憶されたデータが秘密データである場合、当該秘密データに代えて、秘密データと同サイズかつ異なる内容の疑似データをUSBインターフェース制御部24に出力する。すなわち、読出対象セクタ番号が秘密データ所在情報管理部36で管理されるいずれかのセクタ番号と一致するか否かを比較し、一致する場合には、読出対象セクタ番号が示すセクタに記憶される秘密データ(または秘密データの一部)をファイルシステム34から読み出すとともに、図5に示すように、読み出した秘密データを読出対象セクタ番号(当該秘密データが記憶されたセクタを示すセクタ番号)に関連づけてメモリ30に保存する。また、読み出した秘密データおよびその秘密データに係るセクタ番号を後述する疑似データ生成部44に出力する。そして、疑似データ生成部44から返却される疑似データを、USBインターフェース制御部24に出力する。これにより、データ記憶部32に記憶される秘密データがホスト装置10により読み出されるのを防ぐことができる。なお、メモリ30に保存された秘密データおよびセクタ番号は、携帯端末装置12とホスト装置10との接続が解除されるときに消去される。
疑似データ生成部44は、読出制御部40から入力される秘密データ(または秘密データの一部)およびその秘密データに係るセクタ番号に基づいて、当該データと同サイズかつ異なる内容の疑似データを生成し、生成した疑似データを読出制御部40に出力するものである。生成される疑似データの所定位置には、対応する秘密データを識別するための識別情報として、読出制御部40から入力された当該秘密データに係るセクタ番号が含まれている。上述したとおり、メモリ30には、秘密データに係るセクタ番号に関連づけて秘密データが保存されているため、疑似データに含まれるセクタ番号に基づいて、対応する秘密データをメモリ30から読み出すことができる。なお、生成される疑似データは、秘密データの識別情報(セクタ番号)をホスト装置10から隠蔽するために所定の暗号鍵で暗号化してもよい。
書込制御部42は、データ記憶部32にデータを書き込むものである。具体的には、USBインターフェース制御部24からWriteコマンドが入力されると、当該Writeコマンドからセクタ番号(以下、書込対象セクタ番号と称する)およびデータ(以下、書込対象データと称する)を抽出するとともに、書込対象セクタ番号が示すセクタに書込対象データを書き込む。
また、書込制御部42は、無線通信により音楽データなどをダウンロードする場合に、ダウンロードしたデータをファイルシステム34の空きセクタに書き込むものである。ここで、ダウンロードしたデータが著作権保護の観点から複製不可等の一定の制限が設けられた音楽データその他のデータである場合、書込制御部42は、上記書き込み処理に加えて、ダウンロードしたデータを秘密データとして管理するための処理を行う。すなわち、書込制御部42は、ダウンロードしたデータを書き込む1または複数のセクタのセクタ番号を、秘密データ所在情報管理部36に追加する。なお、ダウンロードしたデータが著作権保護などの観点から秘密データとして管理すべきものであるか否かの判定は、通信プロトコルに規定される所定の制御情報(たとえば、HTTPヘッダのContent−type欄に記載された情報)などに基づいて行われる。
また、書込制御部42は、Writeコマンドに含まれる書込対象データが疑似データ生成部44で生成された疑似データである場合、当該疑似データに代えて、当該疑似データに含まれる識別情報(セクタ番号)により識別される秘密データをデータ記憶部32に書き込む。すなわち、書込制御部42は、書込対象データを後述する疑似データ判定部46に出力する。そして、疑似データ判定部46により当該データが疑似データであると判定されると、当該データの所定位置に含まれるセクタ番号に基づいて、対応する秘密データをメモリ30から読み出すとともに、当該Writeコマンドに含まれる書込対象セクタ番号が示すセクタに当該秘密データを書き込む。さらに、書込制御部42は、秘密データ所在情報管理部36において管理されている疑似データに含まれるセクタ番号と同一のセクタ番号を、書込対象セクタ番号に書き換える。これにより、ホスト装置10が、秘密データとして読み出した疑似データを携帯端末装置12に書き戻す場合に、データ記憶部32に記憶された秘密データが当該疑似データによって上書きされるのを防ぐことができる。このため、たとえば、データ記憶部32に記憶された秘密データが断片化している場合に、当該秘密データがホスト装置10によりを読み出されるのを防ぎながら、データの所在を物理的に再配置しての断片化(フラグメンテーション)を解消することが可能となる。
疑似データ判定部46は、書込制御部42から入力されるデータが疑似データであるか否かを判定し、判定結果を書込制御部42に出力するものである。すなわち、書込制御部42から入力されるデータの所定位置に含まれる情報が、メモリ30に記憶されるいずれか秘密データの識別情報(セクタ番号)と一致するか否かを判定する。そして、一致すれば当該データを疑似データであると判断し、一致しなければ疑似データではないと判断する。
ここで、携帯端末装置12の動作を図6から図8に基づいて説明する。
図6は、携帯端末装置12がサーバ装置16からダウンロードしたデータをデータ記憶部32に書き込む処理を示すフロー図である。ここでは、ユーザが、サーバ装置16から無線通信により音楽データをダウンロードする場合を例に挙げて説明する。
まず、ユーザがダウンロードを開始する操作を行うと、無線通信部26および通信制御部28は、無線通信によりサーバ装置16から音楽データをダウンロードする(S100)。つぎに、書込制御部42は、ダウンロードした音楽データを秘密データとして管理する必要があるか否かを判定する(S102)。本判定は、ダウンロードに係る通信プロトコルに規定された所定の制御情報などに基づいて行われる。
S102において、ダウンロードした音楽データが秘密データとして管理されるべきものであると判定されると、書込制御部42は、その音楽データを書き込むファイルシステム34の空きセクタを示す1または複数のセクタ番号を秘密データ所在情報管理部36に追加する(S104)。そして、当該音楽データを当該空きセクタに書き込む(S106)。このとき、ファイルシステム34のディレクトリエントリには当該音楽ファイルのファイル名などが追加され、FATには当該空きセクタを示すセクタ番号およびその付加情報が追加される。
一方、S102において、ダウンロードした音楽データが秘密データとして管理する必要のないものであると判定されると、書込制御部42は、秘密データ所在情報管理部36に何ら情報を追加することなく、当該音楽データをファイルシステム34の空きセクタに書き込む(S106)。このとき、ファイルシステム34のディレクトリエントリおよびFATが更新されるのは上記と同様である。
図7は、携帯端末装置12におけるUSB経由でのデータ読み出し処理を示すフロー図である。ここでは、ホスト装置10上で動作するアプリケーションソフトウェアが、携帯端末装置12のデータ記憶部32に記憶されたデータ(ファイル)を読み出す場合を例に挙げて説明する。また、携帯端末装置12は、ホスト装置10からUSBマスストレージデバイスとして認識されており、ホスト装置10は、携帯端末装置12からファイルシステム34におけるディレクトリエントリおよびFATで管理される情報を受信しているものとする。
まず、ホスト装置10上のアプリケーションソフトウェアがデータを読み出そうとすると、Readコマンドを含むパケットが、USBマスストレージドライバを介して携帯端末装置12に送信される(図示せず)。Readコマンドには、アプリケーションソフトウェアが読み出そうとするデータに係るセクタ番号が指定されている。
USBインターフェース制御部24は、USBインターフェース22経由で、Readコマンドを含むパケットを受信する(S200)。そして、受信したパケットを解析してReadコマンドを抽出し、ストレージ制御部38に出力する。つぎに、読出制御部40は、Readコマンドで指定されるセクタに記憶されたデータが秘密データであるか否かを判定する(S202)。具体的には、Readコマンドに含まれる読出対象セクタ番号が、秘密データ所在情報管理部36で管理されるいずれかのセクタ番号と一致するか否かを判定する。そして、一致する場合には読出対象セクタ番号が示すセクタに記憶されたデータ(読出対象データ)は秘密データであると判定し、一致しない場合には秘密データではないと判定する。
S202において、Readコマンドによる読出対象データが秘密データであると判定されると、読出制御部40は、読出対象セクタ番号が示すセクタから秘密データを読み出す(S204)。そして、読み出した秘密データを読出対象セクタ番号(当該秘密データに係るセクタ番号)に関連づけてメモリ30に保存する(S206)。また、S204において読み出した秘密データおよびその秘密データに係るセクタ番号を疑似データ生成部44に出力する。疑似データ生成部44は、読出制御部40から入力された秘密データおよびその秘密データに係るセクタ番号に基づいて、当該秘密データと同サイズかつ異なる内容の疑似データを生成し(S208)、生成した疑似データを読出制御部40に出力する。なお、生成された疑似データの所定位置には、対応する秘密データの識別情報として、読出制御部40から入力された当該秘密データに係るセクタ番号が含まれている。
つぎに、読出制御部40は、S208において生成された疑似データをUSBインターフェース制御部24に出力する。そして、USBインターフェース制御部24は、読出制御部40から入力された疑似データをUSBマスストレージ仕様に従ってパケットに分解し、USBインターフェース22経由でホスト装置10に返却する(S210)。
一方、S202において、Readコマンドによる読出対象データが秘密データではないと判定されると、読出制御部40は、読出対象セクタ番号が示すセクタからデータを読み出し(S212)、読み出したデータをUSBインターフェース22経由でホスト装置10に返却する(S214)。
図8は、携帯端末装置12におけるUSB経由でのデータ書き込み処理を示すフロー図である。ここでは、ホスト装置10上で動作するアプリケーションソフトウェアが、携帯端末装置12のデータ記憶部32にデータ(ファイル)を書き込む場合を例に挙げて説明する。ホスト装置10上のアプリケーションソフトウェアがデータを書き込もうとすると、Writeコマンドを含むパケットが、USBマスストレージドライバを介して携帯端末装置12に送信される(図示せず)。Writeコマンドには、書込対象セクタ番号および書込対象データが指定されている。
USBインターフェース制御部24は、USBインターフェース22経由で、Writeコマンドを含むパケットを受信する(S300)。そして、受信したパケットを解析してWriteコマンドを抽出し、ストレージ制御部38に出力する。つぎに、書込制御部42は、Writeコマンドから書込対象セクタ番号および書込対象データを抽出するとともに、書込対象データを疑似データ判定部46に出力する。そして、疑似データ判定部46は、書込制御部42から入力されるデータが疑似データであるか否かを判定し(S302)、判定結果を書込制御部42に出力する。具体的には、書込制御部42から入力されるデータの所定位置に含まれる情報が、メモリ30に記憶されるいずれかの秘密データの識別情報(セクタ番号)と一致するか否かを判定する。そして、一致すれば当該データは疑似データであると判断し、一致しなければ疑似データではないと判断する。
S302において、書込対象データが疑似データであると判定されると、書込制御部42は、当該疑似データの所定位置に含まれるセクタ番号に基づいて、メモリから当該疑似データに対応する秘密データをメモリ30から読み出す(S304)。そして、読み出した秘密情報をWriteコマンドで指定される書込対象セクタ番号が示すセクタに書き込む(S306)。さらに、書込制御部42は、秘密データ所在情報管理部36において管理されている当該疑似データに含まれるセクタ番号と同一のセクタ番号を、書込対象セクタ番号に書き換える(S308)。
一方、S302において、書込対象データが疑似データではないと判定されると、書込制御部42は、当該書込対象データをそのままWriteコマンドで指定されるセクタ番号が示すセクタに書き込む(S310)。
上記実施形態によれば、ホスト装置10が携帯端末装置12のデータ記憶部32から秘密データを読み出そうとしても、当該秘密データに代えて、それと同サイズかつ異なる内容の疑似データがホスト装置10に対して出力されるため、データ記憶部32に記憶される秘密データがホスト装置10により読み出されるのを防ぐことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、以上の説明では、携帯端末装置12がUSBマスストレージデバイスである場合を示したが、USBマスストレージ方式に限らず他の方式によりホスト装置10の外部記憶装置として動作する携帯端末装置にも適用可能である。
また、本実施形態において、秘密データ所在情報管理部36は、データ記憶部32以外のブロック(たとえば、制御部20)に配置してもよい。また、秘密データ所在情報管理部36で管理される秘密データの所在情報は、秘密データの記憶位置を一意に特定する情報であればよく、セクタ番号に限定されない。疑似データ生成部44により生成される疑似データに含まれる秘密データの識別情報およびメモリ30に一時的に記憶される秘密データの識別情報についても同様である。
また、データ記憶部32のファイルシステム34に、FAT以外のファイルシステムを用いてもよいのはもちろんである。
本発明の実施の形態に係るシステムの構成図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末装置の機能ブロック図である。 データ記憶部におけるファイルシステムの一例を示す図である。 データ記憶部における秘密データ所在情報管理部の一例を示す図である。 メモリに記憶される情報の一例を示す図である。 携帯端末装置におけるダウンロードデータの書き込み処理を示すフロー図である。 携帯端末装置におけるUSB経由でのデータ読み出し処理を示すフロー図である。 携帯端末装置におけるUSB経由でのデータ書き込み処理を示すフロー図である。
符号の説明
10 ホスト装置、12 携帯端末装置、14 USBケーブル、16 サーバ装置、20 制御部、22 USBインターフェース、24 USBインターフェース制御部、26 無線通信部、28 通信制御部、30 メモリ、32 データ記憶部、34 ファイルシステム、36 秘密データ所在情報管理部、38 ストレージ制御部、40 読出制御部、42 書込制御部、44 疑似データ生成部、46 疑似データ判定部。

Claims (4)

  1. データを記憶するデータ記憶手段を備え、他の装置に接続されることにより該他の装置の外部記憶装置として動作する携帯端末装置であって、
    前記データ記憶手段に記憶される1または複数の秘密データの所在情報を管理する所在情報管理手段と、
    前記他の装置が読み出そうとするデータが前記所在情報管理手段に管理されるいずれかの所在情報に係る秘密データである場合に、該秘密データに代えて、該秘密データと同サイズかつ異なる内容の疑似データを前記他の装置に読み出させる読出制御手段と、
    を含むことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、
    前記疑似データは、前記秘密データを識別するための識別情報を含み、
    前記他の装置が書き込もうとするデータが前記疑似データであるか否かを判定する疑似データ判定手段と、
    前記疑似データ判定手段により前記他の装置が書き込もうとするデータが疑似データであると判定される場合に、該疑似データに代えて、該疑似データに含まれる識別情報により識別される秘密データを前記データ記憶手段に書き込む書込制御手段と、
    をさらに含む、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. データを記憶するデータ記憶手段を備え、他の装置に接続されることにより該他の装置の外部記憶装置として動作する携帯端末装置の制御方法であって、
    前記データ記憶手段に記憶される1または複数の秘密データの所在情報を所在情報管理手段に管理させるステップと、
    前記他の装置が読み出そうとするデータが前記所在情報管理手段に管理されるいずれかの所在情報に係る秘密データである場合に、該秘密データに代えて、該秘密データと同サイズかつ異なる内容の疑似データを前記他の装置に読み出させる読出制御ステップと、
    を含むことを特徴とする携帯端末装置の制御方法。
  4. データを記憶するデータ記憶手段を備え、他の装置に接続されることにより該他の装置の外部記憶装置として動作する携帯端末装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記データ記憶手段に記憶される1または複数の秘密データの所在情報を所在情報管理手段に管理させる手段、
    前記他の装置が読み出そうとするデータが前記所在情報管理手段に管理されるいずれかの所在情報に係る秘密データである場合に、該秘密データに代えて、該秘密データと同サイズかつ異なる内容の疑似データを前記他の装置に読み出させる読出制御手段、
    として前記コンピュータを機能させるためのプログラム。
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