JP2009080703A - 携帯型記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通勤などの移動中で、データの送信元から離れていても、データを取得して持ち運ぶことが可能な携帯型記憶装置を提供する。
【解決手段】制御部200は、外部IFコネクタ305にパーソナルコンピュータなどの外部機器に接続された場合に外部記憶装置として動作するように各部を制御し、一方、外部機器に接続されない場合には、2次電池308を電源として無線部100を駆動させ、データ受信を行い、受信したデータをDATA記録用FROM304に記録するようにしている。そして、再び外部機器に接続された場合には、再び外部記憶装置として動作し、受信したデータを外部機器に出力するようにしたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】制御部200は、外部IFコネクタ305にパーソナルコンピュータなどの外部機器に接続された場合に外部記憶装置として動作するように各部を制御し、一方、外部機器に接続されない場合には、2次電池308を電源として無線部100を駆動させ、データ受信を行い、受信したデータをDATA記録用FROM304に記録するようにしている。そして、再び外部機器に接続された場合には、再び外部記憶装置として動作し、受信したデータを外部機器に出力するようにしたものである。
【選択図】 図1
Description
この発明は、例えばパーソナルコンピュータなどの電子機器に接続可能な携帯型記憶装置に関する。
周知のように、従来、USB(Universal Serial Bus)メモリに代表される携帯型記憶装置にデータを保存する場合、パーソナルコンピュータ等のUSBポートを具備した電子機器に携帯型記憶装置を挿入してデータの保存を行っていた。これにより、電子機器を持ち歩かなくても、携帯型記憶装置によりデータを持ち歩けるようになり、例えばオフィスと自宅など行く先々でデータの利用や加工が可能となった。
さらに近年のワイヤレス技術の発展により、外部記憶装置および外部接続機器の両方にBluetooth(登録商標)や赤外線通信などの近距離無線通信機能を搭載することが考えられている(例えば、特許文献1)。この通信機能を利用することで室内などの近距離であれば、席を立って外部記憶装置と外部接続機器とを電気的に接続しなくても、電子機器から携帯型記憶装置にデータを保存することが可能となった。
しかし、携帯型記憶装置を持ったユーザが近距離無線通信では届かない遠距離に居た場合は、携帯型記憶装置にデータを保存することができない。また近年、データの伝送は、電子メールを用いて行われるのが一般的となったが、例えば通勤などで移動中のユーザは、電子メールの受信が行える電子機器を所持しなければ、携帯型記憶装置だけではデータを受け取ることができないという問題があった。
特開2003−150531公報
従来は、携帯型記憶装置を持ったユーザが近距離無線通信では届かない遠距離に居た場合は、携帯型記憶装置にデータを保存することができない。また移動中のユーザは、電子メールなどの通信機能を備えた電子機器を所持しなければ、データを受け取ることができないという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、通勤などの移動中で、データの送信元から離れていても、データを取得して持ち運ぶことが可能な携帯型記憶装置を提供することを目的とする。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、通勤などの移動中で、データの送信元から離れていても、データを取得して持ち運ぶことが可能な携帯型記憶装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、データを記憶する記憶手段と、外部機器に接続する接続手段と、この接続手段を通じて入力されるデータを記憶手段に記録するとともに、外部機器からの要求に応じて記憶手段が記憶するデータを前記接続手段を通じて出力する第1制御手段と、ネットワークに収容される無線基地局と無線通信する通信手段と、この通信手段が受信したデータを記憶手段に記録する第2制御手段とを具備して構成するようにした。
以上述べたように、この発明では、外部機器に接続してデータの読み書きが可能な記憶装置として機能するとともに、無線通信によりデータを受信して記憶するようにしている。したがって、この発明によれば、通勤などの移動中で、データの送信元から離れていても、データを取得して持ち運ぶことが可能な携帯型記憶装置を提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わる携帯型記憶装置Mの構成を示すものである。この携帯型記憶装置Mは、無線部100と、制御部200と、バス300と、外部インタフェース(IF)用通信制御部301と、表示部302と、モード判定用スイッチ(SW)303と、データ(DATA)記録用FROM304と、外部インタフェース(IF)コネクタ305と、電源管理回路306と、サウンダ307と、2次電池308とを備えている。
図1は、この発明の一実施形態に係わる携帯型記憶装置Mの構成を示すものである。この携帯型記憶装置Mは、無線部100と、制御部200と、バス300と、外部インタフェース(IF)用通信制御部301と、表示部302と、モード判定用スイッチ(SW)303と、データ(DATA)記録用FROM304と、外部インタフェース(IF)コネクタ305と、電源管理回路306と、サウンダ307と、2次電池308とを備えている。
無線部100は、携帯電話システムなどの移動通信網に収容される基地局と無線接続するための無線インターフェースであって、RF部101と、FROM102と、ベースバンド(BB)部103とを備える。
RF部101は、高周波信号を処理する高周波処理部であり、BB部103で処理された信号を無線周波数に変換し増幅した後、アンテナを通じて空間に放射する。また、RF部101は、アンテナが空間から受信した無線周波数の信号を、所望のレベルに増幅した後、周波数変換し、BB部103に送出する。
RF部101は、高周波信号を処理する高周波処理部であり、BB部103で処理された信号を無線周波数に変換し増幅した後、アンテナを通じて空間に放射する。また、RF部101は、アンテナが空間から受信した無線周波数の信号を、所望のレベルに増幅した後、周波数変換し、BB部103に送出する。
BB部103は、FROM102が記憶する動作プログラムを電源起動時に読み込んで、このプログラムにしたがって動作し、FROM102に保存されたパラメータに従い、制御部200から受信したデータを用いて搬送波を変調し、RF部101に出力する。更にBB部103は、RF部101を制御する機能も備える。
FROM102は、上記動作プログラムや、上記パラメータを記憶するもので、これらのデータは、予め記録される。
FROM102は、上記動作プログラムや、上記パラメータを記憶するもので、これらのデータは、予め記録される。
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)201と、FROM202と、RAM203とを備える。
CPU201は、FROM202からRAM203に転送された動作プログラムや、FROM202が記憶する認証用パラメータ等の各種パラメータにしたがって、無線部100を制御すると共に、バス300を通じて、外部IF用通信制御部301やDATA記録用FROM304、表示部302、電源管理回路306、サウンダ307を制御し、それぞれに所望の働きをさせる。
CPU201は、FROM202からRAM203に転送された動作プログラムや、FROM202が記憶する認証用パラメータ等の各種パラメータにしたがって、無線部100を制御すると共に、バス300を通じて、外部IF用通信制御部301やDATA記録用FROM304、表示部302、電源管理回路306、サウンダ307を制御し、それぞれに所望の働きをさせる。
FROM202は、上記動作プログラムや認証用パラメータ等の各種パラメータ、工注用ソフトウェアなどを記憶しており、上記動作プログラムは電源投入時にRAM203に転送され、各種パラメータは、必要な時にCPU201により適宜参照される。パラメータの一例としては、転送モードを示す転送パラメータがあり、これには記憶しているデータを自動的に外部機器に転送する自動転送モードと、外部機器からの要求に応じてデータが取り出される手動取り込みモードとがある。
RAM203は、CPU201に動作用のメモリ空間を提供するものである。例えば、FROM202に記憶される動作プログラムの展開用に用いられてたり、送信データおよび受信データを一時的にバッファするのに用いられる。
外部IF用通信制御部301は、外部IFコネクタ305を制御して、これに接続されるパーソナルコンピュータ等と通信するための制御部であり、例えば、USB等の規格に準拠したプロトコルでパーソナルコンピュータと通信を行う。
表示部302は、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子を備え、当該携帯型記憶装置Mの通信の状態や保存データの新着通知などを上記発光素子を点灯(あるいは点滅)させるなどして、使用者に通知するものである。この制御は、CPU201の制御によって行われる。
モード判定用スイッチ(SW)303は、当該携帯型記憶装置Mへのパラメータの書き込みを行うモード(工注モード)と、本来の動作である通信機能付き記憶装置として動作するモード(基本モード)を切り替えるスイッチである。
基本モードから工注モードにモード判定用SW303を切り替えた状態で外部IFコネクタ305を通じてパーソナルコンピュータに接続すると、接続を検出したパーソナルコンピュータがFROM202に記録されている工注用ソフトウェアを読み出して実行し、このソフトウェアにより、受信を許可する電話番号やメールアドレスなどの各種設定を行うことができる。基本モードでは、誤って設定が変更されないようにするために、上記工注用ソフトウェアはパーソナルコンピュータから認識できないようになっている。
DATA記録用FROM304は、無線部100を通じて受信したデータや、外部機器から入力されたデータを格納するメモリである。例えば、予め受信を許可した発信元を識別するために、許可された電話番号のリストである許可電話番号リストと、許可されたメールアドレスとIPアドレスの組み合わせのリストである許可アドレスリストを記憶する。また許可電話番号リストと許可アドレスリストは、外部機器から記録され、その記録法については後述する。
外部IFコネクタ305は、パーソナルコンピュータなどの外部機器と接続するためのコネクタであって、外部機器の接続を検出する機能を備え、外部IF用通信制御部301の制御に基づいて、外部機器から取得したデータをDATA記録用FROMに書き込んだり、あるいはDATA記録用FROMに記録されるデータを読み出して外部機器に出力する。
電源管理回路306は、当該携帯型記憶装置Mへの各部に電力を供給するものであって、外部IFコネクタ305の状態を監視や、2次電池308の電力残量を検出する。なお、電源管理回路306は、2次電池308の電力によって動作し、外部IFコネクタ305が外部機器に接続され電源供給を受けていることを検出した場合には、外部から供給される電力によって動作する。
そして電源管理回路306は、外部IFコネクタ305が外部機器に接続され電源供給を受けていることを検出した場合には、2次電池308による電力供給から外部IFコネクタ305を通じて外部機器から供給される電力を各部に供給するように切り替える。またこの場合、外部機器から供給される電力により、2次電池の充電制御を行う。
サウンダ307は、受信データの新着があった場合、バス300を介したCPU201の制御により鳴動して、ユーザに報知する。また、2次電池308の電力残量が予め設定した閾値を下回ると、これを検出した電源管理回路306の制御により、サウンダ307は鳴動制御され、アラームを示すビープ音等を発する。
2次電池308は、例えばリチウムイオン2次電池であり、外部IFコネクタ305を通じて外部機器から電力を供給されない場合に、電源管理回路306を経由して、各ブロックへ電力を供給する。外部IFコネクタ305がパーソナルコンピュータなどに接続されて、外部より電力の供給を受けたときには、電源管理回路306の制御により外部からの電力供給により充電される。
なお、この発明に係わる携帯型記憶装置Mは、図2に示すように構成することもできる。すなわち、図1に示した無線部100を無線機インタフェース(IF)制御部400を通じた着脱式にするようにしてもよい。ユーザが必要に応じて、無線部100を無線機IF制御部400に接続して運用する。
無線IF制御部400は、無線部100が接続されているか否かを検出し、この検出結果を電源管理回路306に通知する。そして、接続されていることを検出した場合に、電源管理回路306から供給される電力を無線部100に供給し、制御部200と無線部100との間でデータを交換するための制御を行う。
例えば、無線IF制御部400は、PCカードインタフェース、W−SIMインタフェース、USBインタフェース等の既に公開されたインタフェース仕様に基づくプロトコルや電気的な条件を備える。もちろん、独自インタフェース(プロトコル、電気的条件)であってもかまわないが、無線部100に適合するものである。
また無線IF制御部400は、
次に、上記構成の携帯型記憶装置Mの動作について説明する。
まず図3を参照して、給電方法の切替に関する動作について説明する。図3は、この動作のフローチャートを示すものである。当該携帯型記憶装置Mは、無線部100にあるRF部101、BB部103、および制御部200内にあるCPU201等を起動する為の給電手段として、装置内に搭載している2次電池308の電力を電源管理回路306で分配し供給する方法と、外部IFコネクタ305を通じて外部から電源供給する方法とを有する。図3の説明では、図2に示した携帯型記憶装置Mの構成を例に説明する。
次に、上記構成の携帯型記憶装置Mの動作について説明する。
まず図3を参照して、給電方法の切替に関する動作について説明する。図3は、この動作のフローチャートを示すものである。当該携帯型記憶装置Mは、無線部100にあるRF部101、BB部103、および制御部200内にあるCPU201等を起動する為の給電手段として、装置内に搭載している2次電池308の電力を電源管理回路306で分配し供給する方法と、外部IFコネクタ305を通じて外部から電源供給する方法とを有する。図3の説明では、図2に示した携帯型記憶装置Mの構成を例に説明する。
まず、ステップ301では、電源管理回路306が外部IFコネクタ305の接続状態を検出する。ここで、電源管理回路306が、外部接続機器に接続されていると判断した場合は、ステップ302に移行し、一方、外部接続機器に接続されていないと判断した場合は、ステップ304に移行する。
ステップ302では、電源管理回路306が、外部IFコネクタ305を通して給電された電力を各部に分配供給して、CPU201等を起動し、ステップ303に移行する。 ステップ303では、電源管理回路306が、外部IFコネクタ305を通して給電された電力を2次電池308に供給して、2次電池308の充電を行う。その後、ステップ301に戻り、外部IFコネクタ305の接続状態の監視を継続する。
ステップ304では、電源管理回路306が、無線機IF制御部400に2次電池308の電力を供給し、無線機IF制御部400に無線部100が接続されているか否かを検出させる。ここで、無線機IF制御部400に無線部100が接続されている場合には、ステップ305に移行し、一方、接続されていない場合には、ステップ301に戻り、外部IFコネクタ305の接続状態の監視を継続する。
ステップS305では、電源管理回路306が、無線部100にあるRF部101、BB部103、および制御部200内にあるCPU201等に、2次電池308の電力を供給して各部を起動し、ステップ301に移行する。
なお、図1に示した携帯型記憶装置Mの場合には、ステップ304を省略し、ステップ301からステップ305に直接移行する。
なお、図1に示した携帯型記憶装置Mの場合には、ステップ304を省略し、ステップ301からステップ305に直接移行する。
次に、図4を参照して、移動通信網を通じた着信によりデータを受信する通信動作について説明する。図4は、この動作のフローチャートを示すものである。この処理は、ステップ305によって無線部100が起動された場合に、実行されるものである。
ステップ401では、CPU201が、無線部100の各部を制御して、当該携帯型記憶装置Mの位置情報を送信し、移動通信網に位置登録を行い、着信の待ち受けを開始し、ステップ402に移行する。なお、バッテリセービングのために、CPU201は、無線部100を間欠動作させて、着信の待ち受けを行う。
ステップ401では、CPU201が、無線部100の各部を制御して、当該携帯型記憶装置Mの位置情報を送信し、移動通信網に位置登録を行い、着信の待ち受けを開始し、ステップ402に移行する。なお、バッテリセービングのために、CPU201は、無線部100を間欠動作させて、着信の待ち受けを行う。
ステップ402では、CPU201が、BB部103にて得られた受信信号に着信信号が含まれるか否かを判定するため、受信した情報をRAM203に一時保存しその情報を解析する。この解析の結果、CPU201が、着信信号を検出した場合は、ステップ403に移行し、一方、着信信号を検出しなかった場合は、ステップ402に移行して引き続き着信信号の監視を行う。
ステップ403では、CPU201が、RAM203に一時保存した着信信号の情報から発番号を抽出するとともに、この発番号と予め外部機器を通じてDATA記録用FROM304に登録されている許可電話番号リストとを比較し、上記発番号が上記許可電話番号リストに含まれるか検索し、ステップ404に移行する。
ステップ404では、CPU201が、ステップ403の検索結果に基づいて、発番号が許可電話番号リストに含まれる場合、すなわち許可された発番号からの着信の場合には、ステップ405に移行し、一方、発番号が許可電話番号リストに含まれない場合、すなわち許可された発番号からの着信ではない場合には、この着信を無視してステップ402に移行して、別の着信の発生を監視する。
ステップ405では、CPU201が、発信元との通信を確立させるため、無線部100の各部に通信リンクを確立して、通信を開始するように指示し、ステップ406に移行する。これにより無線部100の各部は、無線プロトコルに従って動作し、上記基地局との間に無線通信リンクを確立して通信を開始し、発信元からデータが送信されるのを待ち受ける。
ステップ406では、CPU201が、データの受信や切断などのメッセージイベントが発生しない場合を考慮し、タイマを起動して、発生イベントの監視を開始し、ステップ407に移行する。
ステップ407では、CPU201が、ステップ406で起動したタイマが予め設定した時間をカウントしてタイムアウトしたか、発信元からデータを受信するイベントが発生したか、無線部100が発信元から切断メッセージを受信したか監視する。データを受信した場合は、ステップ412に移行させる。タイマタイムアウトした場合は、ステップ408に移行させる。切断メッセージを受信した場合は、ステップ410に移行させる。
ステップ408では、CPU201が、ステップ406で起動したタイマがタイムアウトしたために、表示部302を制御して、「書込完了」を示す表示をLEDを点灯させるとともに、サウンダ307を制御して、ビープ音やメロディ音を拡声出力し、ステップ409に移行する。これにより、データの受信や切断などのメッセージイベントが発生しない状態が続いてタイマのタイムアウトした旨をユーザに報知する。
ステップ409では、CPU201が、無線部100の各部を制御し、ステップ405で確立した通信リンクを切断する。そしてCPU201が、無線部100の各部を制御し、再び着信の待ち受けを開始させ、ステップ402に移行する。これにより無線部100の各部は、CPU201の制御にしたがって動作し、上記基地局からの無線信号を受信して着信を待ち受ける。
ステップ410では、CPU201が、切断のメッセージイベントが発生したために、動作中のタイマを停止し、ステップ411に移行する。
ステップ411では、CPU201が、無線部100に対して、通信リンクを切断するように指示し、ステップ402に移行する。これにより無線部100の各部は、CPU201からの指示にしたがって動作し、上記基地局との通信リンクを切断するとともに、切断後は、再び上記基地局からの無線信号を受信して着信を待ち受ける。
ステップ411では、CPU201が、無線部100に対して、通信リンクを切断するように指示し、ステップ402に移行する。これにより無線部100の各部は、CPU201からの指示にしたがって動作し、上記基地局との通信リンクを切断するとともに、切断後は、再び上記基地局からの無線信号を受信して着信を待ち受ける。
ステップ412では、CPU201が、発信元からデータを受信するイベントが発生したために、動作中のタイマを停止し、ステップ413に移行する。
ステップ413では、CPU201が、無線部100の各部に対して、データを発信元から受信するように指示し、ステップ414に移行する。これにより無線部100の各部は、FTP転送を実施して、発信元からデータの受信を開始する。
ステップ413では、CPU201が、無線部100の各部に対して、データを発信元から受信するように指示し、ステップ414に移行する。これにより無線部100の各部は、FTP転送を実施して、発信元からデータの受信を開始する。
ステップ414では、CPU201が、ステップ413で無線部100が受信したデータを取り込み、RAM203に一時的に記録したのち、これを読み出してDATA記録用FROM304に記録する処理を開始して、ステップ415に移行する。
ステップ415では、ステップ413でデータの受信を開始したために、CPU201が、表示部302を制御して、「書込中」を示す表示をLEDを点灯させるとともに、サウンダ307を制御して、ビープ音やメロディ音を拡声出力し、ステップ416に移行する。これにより、データを受信してメモリに書き込みを行っている旨をユーザに報知する。
ステップ415では、ステップ413でデータの受信を開始したために、CPU201が、表示部302を制御して、「書込中」を示す表示をLEDを点灯させるとともに、サウンダ307を制御して、ビープ音やメロディ音を拡声出力し、ステップ416に移行する。これにより、データを受信してメモリに書き込みを行っている旨をユーザに報知する。
ステップ416では、CPU201が、FROM202の転送パラメータを参照し、転送モードとして、自動転送モードに設定されているか手動取り込みモードが設定されているかを判断する。ここで、自動転送モードに設定されている場合には、ステップ417に移行し、一方、手動取り込みモードが設定されている場合には、ステップ418に移行する。
ステップ417では、CPU201が、図5に示すような外部接続機器判定処理を行う。この処理については、後に詳述する。
ステップ418では、CPU201が、タイマを再起動して、ステップ407に移行し、イベント発生の監視を継続する。
ステップ418では、CPU201が、タイマを再起動して、ステップ407に移行し、イベント発生の監視を継続する。
次に、図5を参照して、ステップ417の外部接続機器判定処理について説明する。図5は、この動作のフローチャートを示すものであって、ステップ416で自動転送モードと判定された場合に実行される。
まず、ステップ501では、CPU201が、外部IFコネクタ305から検出結果を取得し、ステップ502に移行する。
まず、ステップ501では、CPU201が、外部IFコネクタ305から検出結果を取得し、ステップ502に移行する。
ステップ502では、CPU201が、ステップ501で取得した検出結果に基づいて、外部機器と接続されているか否かを判定する。ここで、外部IFコネクタ305に外部機器が接続されていると判定した場合には、ステップ503に移行し、一方、接続されていないと判定した場合には、当該処理を終了し、ステップ418に移行する。
ステップ503では、CPU201が、外部IF用通信制御部301に対して、データを出力するように指示し、当該処理を終了する。これにより外部IF用通信制御部301は、ステップ414でDATA記録用FROM304に書き込まれたデータを外部機器に転送するように、外部IFコネクタ305を制御する。これにより外部IFコネクタ305は、ステップ414でDATA記録用FROM304に書き込まれたデータを読み出し、FTP転送などによって外部機器のフォルダ内に転送する。
次に、図6を参照して、移動通信網を通じた電子メール受信の通信動作について説明する。図6は、この動作のフローチャートを示すものである。この処理は、ステップ305によって無線部100が起動された場合に、実行されるものである。
ステップ601では、CPU201が、無線部100の各部を制御して、当該携帯型記憶装置Mの位置情報を送信し、移動通信網に位置登録を行い、着信の待ち受けを開始し、ステップ602に移行する。なお、バッテリセービングのために、CPU201は、無線部100を間欠動作させて、着信の待ち受けを行う。
ステップ601では、CPU201が、無線部100の各部を制御して、当該携帯型記憶装置Mの位置情報を送信し、移動通信網に位置登録を行い、着信の待ち受けを開始し、ステップ602に移行する。なお、バッテリセービングのために、CPU201は、無線部100を間欠動作させて、着信の待ち受けを行う。
ステップ602では、CPU201が、ユーザ宛ての電子メールがメールサーバに蓄積されているかを定期的に確認するためのタイマを起動し、ステップ603に移行する。
ステップ603では、CPU201が、タイマがタイムアウトしたか否かを判定する。ここで、タイマがタイムアウトした場合には、ステップ604に移行し、一方、タイムアウトしていない場合には、再びステップ603に移行して、タイムアウトの監視を継続する。
ステップ603では、CPU201が、タイマがタイムアウトしたか否かを判定する。ここで、タイマがタイムアウトした場合には、ステップ604に移行し、一方、タイムアウトしていない場合には、再びステップ603に移行して、タイムアウトの監視を継続する。
ステップ604では、CPU201が、BB部103にて得られた受信信号に着信信号が含まれるか否かを判定するため、受信した情報をRAM203に一時保存し、ステップ605に移行する。
ステップ605では、CPU201が、ステップ604でRAM203に一時保存した情報を解析し、この解析の結果、着信信号がメールサーバからの電子メールであった場合は、ステップ606に移行し、一方、着信信号を検出しなかったり、電子メールの着信信号でない場合は、ステップ609に移行する。
ステップ605では、CPU201が、ステップ604でRAM203に一時保存した情報を解析し、この解析の結果、着信信号がメールサーバからの電子メールであった場合は、ステップ606に移行し、一方、着信信号を検出しなかったり、電子メールの着信信号でない場合は、ステップ609に移行する。
ステップ606では、CPU201が、メールサーバから新着の電子メールをリスト化したメールリストを受信するように無線部100の各部を制御し、無線部100が受信したメールリストをDATA記録用FROM304に記録し、ステップ607に移行する。なお、メールリストは、メールサーバに蓄積される新着の電子メールの識別情報をリスト化したもので、各電子メール毎に送信元のメールアドレスとIPアドレスが記録されている。また、DATA記録用FROM304に記録する理由は、図6の処理の途中で2次電池308の電力がなくなっても、充電後や外部機器からの給電後に当該処理を再開して、記録しておいたデータを用いるためである。
ステップ607では、CPU201が、ステップ606でDATA記録用FROM304に記録したメールリスト内のメールアドレスとIPアドレスの組み合わせと、予め外部機器を通じてDATA記録用FROM304に登録されている許可アドレスリストとを比較し、上記組み合わせが上記許可アドレスリストに含まれるかを検索し、ステップ608に移行する。
ステップ608では、CPU201が、ステップ607の比較の結果に基づいて、上記組み合わせが上記許可アドレスリストに含まれる場合、すなわち許可された発信元から新着メールがある場合には、ステップ610に移行し、一方、上記組み合わせが上記許可アドレスリストに含まれない場合、すなわち許可された発信元から新着メールがない場合には、ステップ609に移行する。
ステップ609では、予め許可した発信元から新着の電子メールがないため、CPU201が、動作中のタイマを再起動し、再びステップ603に移行してタイマアウトを監視する。
ステップ610では、CPU201が、無線部100を制御して、ステップ607の比較で一致したメールアドレスとIPアドレスの電子メールをメールサーバから受信し、これをRAM203に一時保存し、ステップ611に移行する。
ステップ610では、CPU201が、無線部100を制御して、ステップ607の比較で一致したメールアドレスとIPアドレスの電子メールをメールサーバから受信し、これをRAM203に一時保存し、ステップ611に移行する。
ステップ611では、CPU201が、ステップ610で一時保存した電子メールを読み出して、DATA記録用FROM304に記録し、ステップ612に移行する。なお、電子メールにデータ(添付ファイル)が添付される場合には、このデータもDATA記録用FROM304に記録する。
ステップ612では、CPU201が表示部302を制御して、「書込完了」を示す表示をLEDを点灯させるとともに、サウンダ307を制御して、ビープ音やメロディ音を拡声出力し、ステップ613に移行する。これにより、新着の電子メールを受信した旨をユーザに報知する。
ステップ613では、CPU201が、FROM202の転送パラメータを参照し、転送モードとして、自動転送モードに設定されているか手動取り込みモードが設定されているかを判断する。ここで、自動転送モードに設定されている場合には、ステップ614に移行し、一方、手動取り込みモードが設定されている場合には、ステップ615に移行する。
ステップ614では、CPU201が、図5に示すような外部接続機器判定処理を行う。この処理についての説明は、前述した通りのため説明を省略する。なお、この際の外部接続機器判定処理では、前述した説明において、ステップ414をステップ611と読み替え、ステップ416をステップ613と読み替え、またステップ418をステップ615と読み替えるものとする。
ステップ615では、CPU201が、タイマを再起動して、ステップ603に移行し、タイムアウトの監視を継続する。
ステップ615では、CPU201が、タイマを再起動して、ステップ603に移行し、タイムアウトの監視を継続する。
次に、モード判定用SW303が基本モードに設定されている場合に、外部機器により許可電話番号リストと許可アドレスリストを携帯型記憶装置Mに登録する動作について説明する。図7は、この登録を行う際の携帯型記憶装置Mの動作を示すフローチャートであって、登録は、外部機器から当該携帯型記憶装置MのDATA記録用FROM304に記録されるデータフォルダにアクセスすることで行う。
まず、ステップ701では、2次電池308で駆動する外部IF用通信制御部301が外部IFコネクタ305の接続状態を監視し、外部IFコネクタ305に外部機器が接続されたことを検出すると、この旨をCPU201に通知して、ステップ702に移行する。
ステップ702では、CPU201や他の各部が、外部機器から供給される電力で駆動するとともに、CPU201が、当該携帯型記憶装置Mを通常の外部記憶装置(リムーバルディスク)として外部機器が利用できるように、外部IF用通信制御部301に指示を与え、この指示に応じて外部IF用通信制御部301が動作する。
これにより外部機器から外部IFコネクタ305を通じたアクセスに対して、外部IF用通信制御部301は、DATA記録用FROM304が記憶するデータの内、許可電話番号リストや許可アドレスリストを除くデータを読み出せるように、外部IFコネクタ305を制御する処理を開始する。
ステップ703では、外部IF用通信制御部301が外部IFコネクタ305を通じた外部機器からのアクセスを監視し、許可電話番号リストと許可アドレスリストを保存するデータフォルダにアクセスする要求が外部機器から生じたか否かを判断する。ここで、上記データフォルダにアクセスする要求があった場合は、ステップ704に移行し、一方、アクセスする要求がない場合は、ステップ712に移行する。
ステップ704では、外部IF用通信制御部301が上記アクセスをCPU201に通知する。これに対して、CPU201は、FROM202に予め格納されているログイン用ソフトウェアを読み込んで実行する。CPU201は、ログイン用ソフトウェアを実行すると、外部機器に対してログイン名とパスワードを入力する入力フォーマットの画像データを外部IF用通信制御部301が外部IFコネクタ305を通じて外部機器に出力するように制御し、ステップ705に移行する。
これにより、外部機器の制御部は、上記画像データに基づく入力フォーマット表示装置に表示する。そして、外部機器の制御部は、キーボードなどの入力装置を通じてユーザからログイン名およびパスワードの入力を受け付けるとともに、確定ボタンに対する操作を受け付け、これにより上記制御部は、入力されたログイン名およびパスワードを外部IFコネクタ305を通じてFTP転送する。
ステップ705では、外部IF用通信制御部301が、ログイン名およびパスワードが外部IFコネクタ305を通じてFTP転送されたことを検出して、ログイン名およびパスワードを取得し、これらをCPU201に転送し、ステップ706に移行する。
ステップ706では、CPU201が、ログイン用ソフトウェアにしたがって、上記ログイン名とパスワードの組み合わせが正当なものであるかを予め記憶しておいたデータと比較することで判定する。この判定の結果、上記組み合わせが正当なものである場合には、ステップ707に移行し、一方、不当なものである場合には、ステップ711に移行する。
ステップ707では、CPU201が、FROM202に予め格納されている登録用ソフトウェアを読み込んで実行し、ステップ708に移行する。
ステップ708では、CPU201が、登録用ソフトウェアを実行すると、外部機器に対して許可電話番号リストあるいは許可アドレスリストを入力するリスト入力フォーマットの画像データと、モード設定(自動転送モードか手動取り込みモード)を受け付けるモード設定入力フォーマットの画像データを外部IF用通信制御部301が外部IFコネクタ305を通じて外部機器に出力するように制御し、ステップ709に移行する。
ステップ708では、CPU201が、登録用ソフトウェアを実行すると、外部機器に対して許可電話番号リストあるいは許可アドレスリストを入力するリスト入力フォーマットの画像データと、モード設定(自動転送モードか手動取り込みモード)を受け付けるモード設定入力フォーマットの画像データを外部IF用通信制御部301が外部IFコネクタ305を通じて外部機器に出力するように制御し、ステップ709に移行する。
これにより、外部機器の制御部は、上記画像データに基づいて、許可電話番号リストあるいは許可アドレスリストを入力するためのリスト入力フォーマットを表示装置に表示する。そして、外部機器の制御部は、キーボードなどの入力装置を通じて、着信を許可する電話番号や、電子メールの受信を許可するIPアドレスとメールアドレスのセットの入力をユーザから受け付ける。
その後、モード設定入力フォーマットを表示装置に表示して、マウスなどの入力装置を通じて、ユーザからモード設定を受け付ける。さらに、入力装置を通じてユーザが確定操作を行うと、リスト入力フォーマットを通じて入力されたリストと、モード設定入力フォーマットを通じて入力されたモードの識別情報とを、外部IFコネクタ305を通じて携帯型記憶装置MにFTP転送する。
ステップ709では、外部IF用通信制御部301が外部IFコネクタ305を通じてFTP転送されるデータを取得する。そして、外部IF用通信制御部301が、取得したデータをCPU201に転送し、これを取得したCPU201は、取得したデータをRAM203に一時保存する。その後、CPU201は、モードを示す識別情報を対応付けて、許可電話番号リストあるいは許可アドレスリストとしてDATA記録用FROM304に記録し、ステップ710に移行する。
ステップ710では、CPU201が登録用ソフトウェアおよびログイン用ソフトウェアを終了させて、ステップ712に移行する。
ステップ711では、CPU201は、ログイン用ソフトウェアを終了させて、ステップ712に移行する。
ステップ712では、CPU201は、当該携帯型記憶装置Mを通常の外部記憶装置(リムーバルディスク)として外部機器が利用できるように、外部IF用通信制御部301に指示を与え、この指示に応じて外部IF用通信制御部301が動作する。これにより外部機器から外部IFコネクタ305を通じたアクセスに対して、外部IF用通信制御部301は、DATA記録用FROM304が記憶するデータの内、許可電話番号リストや許可アドレスリストを除くデータを読み出せるように、外部IFコネクタ305を制御する処理を開始し、当該処理を終了する。なお、外部IF用通信制御部301は、外部機器からの書き込み要求を受け付けた場合には、外部機器から外部IFコネクタ305を通じて送られるデータをDATA記録用FROM304に記録する。
ステップ711では、CPU201は、ログイン用ソフトウェアを終了させて、ステップ712に移行する。
ステップ712では、CPU201は、当該携帯型記憶装置Mを通常の外部記憶装置(リムーバルディスク)として外部機器が利用できるように、外部IF用通信制御部301に指示を与え、この指示に応じて外部IF用通信制御部301が動作する。これにより外部機器から外部IFコネクタ305を通じたアクセスに対して、外部IF用通信制御部301は、DATA記録用FROM304が記憶するデータの内、許可電話番号リストや許可アドレスリストを除くデータを読み出せるように、外部IFコネクタ305を制御する処理を開始し、当該処理を終了する。なお、外部IF用通信制御部301は、外部機器からの書き込み要求を受け付けた場合には、外部機器から外部IFコネクタ305を通じて送られるデータをDATA記録用FROM304に記録する。
次に、モード判定用SW303が工注モードに設定されている場合に、外部機器により許可電話番号リストと許可アドレスリストを携帯型記憶装置Mに登録する動作について説明する。図8は、この登録を行う際の携帯型記憶装置Mの動作を示すフローチャートである。
まず、ステップ801では、2次電池308で駆動する外部IF用通信制御部301が外部IFコネクタ305の接続状態を監視し、外部IFコネクタ305に外部機器が接続されたことを検出すると、この旨をCPU201に通知して、ステップ802に移行する。
ステップ802では、CPU201が、FROM202に予め格納されているログイン用ソフトウェアを読み込んで実行する。CPU201は、ログイン用ソフトウェアを実行すると、外部機器に対してログイン名とパスワードを入力する入力フォーマットの画像データを外部IF用通信制御部301が外部IFコネクタ305を通じて外部機器に出力するように制御し、ステップ803に移行する。
これにより、外部機器の制御部は、上記画像データに基づく入力フォーマットを表示装置に表示する。そして、外部機器の制御部は、キーボードなどの入力装置を通じてユーザからログイン名およびパスワードの入力を受け付けるとともに、確定ボタンに対する操作を受け付け、これにより上記制御部は、入力されたログイン名およびパスワードを外部IFコネクタ305を通じてFTP転送する。
ステップ803では、外部IF用通信制御部301が、ログイン名およびパスワードが外部IFコネクタ305を通じてFTP転送されたことを検出して、ログイン名およびパスワードを取得し、これらをCPU201に転送し、ステップ804に移行する。
ステップ804では、CPU201が、ログイン用ソフトウェアにしたがって、上記ログイン名とパスワードの組み合わせが正当なものであるかを予め記憶しておいたデータと比較することで判定する。この判定の結果、上記組み合わせが正当なものである場合には、ステップ805に移行し、一方、不当なものである場合には、ステップ810に移行する。
ステップ805では、CPU201が、FROM202に予め格納されている登録用ソフトウェアを読み込んで実行し、ステップ806に移行する。
ステップ806では、CPU201が、登録用ソフトウェアを実行すると、外部機器に対して許可電話番号リストあるいは許可アドレスリストを入力するリスト入力フォーマットの画像データと、モード設定(自動転送モードか手動取り込みモード)を受け付けるモード設定入力フォーマットの画像データを外部IF用通信制御部301が外部IFコネクタ305を通じて外部機器に出力するように制御し、ステップ807に移行する。
ステップ806では、CPU201が、登録用ソフトウェアを実行すると、外部機器に対して許可電話番号リストあるいは許可アドレスリストを入力するリスト入力フォーマットの画像データと、モード設定(自動転送モードか手動取り込みモード)を受け付けるモード設定入力フォーマットの画像データを外部IF用通信制御部301が外部IFコネクタ305を通じて外部機器に出力するように制御し、ステップ807に移行する。
これにより、外部機器の制御部は、上記画像データに基づいて、許可電話番号リストあるいは許可アドレスリストを入力するためのリスト入力フォーマットを表示装置に表示する。そして、外部機器の制御部は、キーボードなどの入力装置を通じて、着信を許可する電話番号や、電子メールの受信を許可するIPアドレスとメールアドレスのセットの入力をユーザから受け付ける。
その後、モード設定入力フォーマットを表示装置に表示して、マウスなどの入力装置を通じて、ユーザからモード設定を受け付ける。さらに、入力装置を通じてユーザが確定操作を行うと、リスト入力フォーマットを通じて入力されたリストと、モード設定入力フォーマットを通じて入力されたモードの識別情報とを、外部IFコネクタ305を通じて携帯型記憶装置MにFTP転送する。
ステップ807では、外部IF用通信制御部301が外部IFコネクタ305を通じてFTP転送されるデータを取得する。そして、外部IF用通信制御部301が、取得したデータをCPU201に転送し、これを取得したCPU201は、取得したデータをRAM203に一時保存する。その後、CPU201は、モードを示す識別情報を対応付けて、許可電話番号リストあるいは許可アドレスリストとしてDATA記録用FROM304に記録し、ステップ808に移行する。
ステップ808では、CPU201が登録用ソフトウェアおよびログイン用ソフトウェアを終了させて、ステップ809に移行する。
ステップ809では、CPU201は、当該携帯型記憶装置Mを通常の外部記憶装置(リムーバルディスク)として外部機器が利用できるように、外部IF用通信制御部301に指示を与え、この指示に応じて外部IF用通信制御部301が動作する。これにより外部機器から外部IFコネクタ305を通じたアクセスに対して、外部IF用通信制御部301は、DATA記録用FROM304が記憶するデータの内、許可電話番号リストや許可アドレスリストを除くデータを読み出せるように、外部IFコネクタ305を制御する処理を開始し、当該処理を終了する。なお、外部IF用通信制御部301は、外部機器からの書き込み要求を受け付けた場合には、外部機器から外部IFコネクタ305を通じて送られるデータをDATA記録用FROM304に記録する。
ステップ809では、CPU201は、当該携帯型記憶装置Mを通常の外部記憶装置(リムーバルディスク)として外部機器が利用できるように、外部IF用通信制御部301に指示を与え、この指示に応じて外部IF用通信制御部301が動作する。これにより外部機器から外部IFコネクタ305を通じたアクセスに対して、外部IF用通信制御部301は、DATA記録用FROM304が記憶するデータの内、許可電話番号リストや許可アドレスリストを除くデータを読み出せるように、外部IFコネクタ305を制御する処理を開始し、当該処理を終了する。なお、外部IF用通信制御部301は、外部機器からの書き込み要求を受け付けた場合には、外部機器から外部IFコネクタ305を通じて送られるデータをDATA記録用FROM304に記録する。
ステップ810では、外部機器に対して当該携帯型記憶装置Mを取り外すことを要求する画像データを外部IF用通信制御部301が外部IFコネクタ305を通じて外部機器に出力するように制御し、当該処理を終了する。
これにより、外部機器の制御部は、上記画像データに基づいて、携帯型記憶装置Mを取り外すことを要求する表示が表示装置に表示される。そして、外部機器の制御部は、ユーザからマウスなどの入力装置を通じて、所定の手順で取り外す指示を受け付けると、携帯型記憶装置Mとのリンクを切断し、携帯型記憶装置Mが安全に取り外し可能な状態となる。
これにより、外部機器の制御部は、上記画像データに基づいて、携帯型記憶装置Mを取り外すことを要求する表示が表示装置に表示される。そして、外部機器の制御部は、ユーザからマウスなどの入力装置を通じて、所定の手順で取り外す指示を受け付けると、携帯型記憶装置Mとのリンクを切断し、携帯型記憶装置Mが安全に取り外し可能な状態となる。
なお、ステップ704やステップ802の入力フォーマットの一例としては、図9に示すようなものが考えられる。この図に示すように、ログイン名とパスワードを入力する欄が設けられており、確定を示すソフトウェアキーが操作されると、入力されたログイン名とパスワードが外部機器から携帯型記憶装置Mに転送される。
またステップ708やステップ806のリスト入力フォーマットの一例としては、図10や図11に示すようなものが考えられる。この図に示すように、許可する電話番号や、許可するIPアドレスとメールアドレスのセットを入力する欄が設けられており、確定を示すソフトウェアキーが操作されると、入力されたログイン名とパスワードが外部機器から携帯型記憶装置Mに転送される。
同様に、モード設定入力フォーマットの一例を図12に示す。モード設定は、自動転送モードか手動取り込みモードを選択的に行えるようになっており、いずれかを選択後、確定を示すソフトウェアキーが操作されると、選択されたモードの識別情報が外部機器から携帯型記憶装置Mに転送される。図13は、携帯型記憶装置Mを取り外すことを要求する表示の一例である。
以上のように、上記構成の携帯型記憶装置Mでは、パーソナルコンピュータなどの外部機器に接続された場合に外部記憶装置として動作するものでありながら、外部機器に接続されない場合には、2次電池308を電源として無線部100を駆動させ、データ受信を行って受信したデータを記憶するようにしている。そして、外部機器に接続された場合には、再び外部記憶装置として動作し、受信したデータを外部機器に出力するようにしている。
したがって、上記構成の携帯型記憶装置Mによれば、通勤などの移動中で、データの送信元から離れていても、データを取得して持ち運ぶことができる。このため、移動先のパーソナルコンピュータなどではデータを受信できない環境であっても、データを取得できるので利便性が高い。
また、データ受信は、予め設定した電話番号の発信元や、予め設定したIPアドレスとメールアドレスの発信元からのみデータを受信するようにしているので、記憶容量の限られる携帯型記憶装置Mであっても、不必要なデータを取得することを防止できる。
さらに、データ受信の有無は、表示部302の表示やサウンダ307の鳴音により報知されるので、利便性が高い。
さらに、データ受信の有無は、表示部302の表示やサウンダ307の鳴音により報知されるので、利便性が高い。
そしてまた、外部機器に接続されない場合に限って、データ受信を行うようにしている。外部機器に接続されて運用する場合は、外部機器でデータを受信できることも多い。したがって、外部機器でデータ受信が行えるにもかかわらず、不必要にデータを受信してしまうことが防止できる。またユーザが意図することなくウイルスなどの有害なデータを受信して、接続されている外部機器を感染させてしまうことも防止できる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その一例として例えば、上記実施の形態では、無線部100は、携帯電話システムの基地局と無線通信するものとして説明したが、無線LANなどの基地局と無線通信するものであってもよい。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
100…無線部、101…RF部、102…FROM、103…ベースバンド(BB)部、200…制御部、201…CPU、202…FROM、203…RAM、300…バス、301…外部IF用通信制御部、302…表示部、303…モード判定用スイッチ(SW)、304…DATA記録用FROM、305…外部IFコネクタ、306…電源管理回路、307…サウンダ、308…2次電池、400…無線機IF制御部、M…携帯型記憶装置。
Claims (6)
- データを記憶する記憶手段と、
外部機器に接続する接続手段と、
この接続手段を通じて入力されるデータを前記記憶手段に記録するとともに、前記外部機器からの要求に応じて前記記憶手段が記憶するデータを前記接続手段を通じて出力する第1制御手段と、
ネットワークに収容される無線基地局と無線通信する通信手段と、
この通信手段が受信したデータを前記記憶手段に記録する第2制御手段とを具備することを特徴とする携帯型記憶装置。 - さらに、データの送信元の識別情報を予め記憶する識別情報記憶手段と、
前記通信手段の受信信号からデータの送信元の識別情報を検出する検出手段とを備え、
前記通信手段は、前記検出手段が検出した送信元の識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶される場合に、前記送信元からデータを受信することを特徴とする請求項1に記載の携帯型記憶装置。 - さらに、データの送信元の識別情報を予め記憶する識別情報記憶手段と、
前記通信手段の受信信号からデータの送信元の識別情報を検出する検出手段とを備え、
前記第2制御手段は、前記検出手段が検出した送信元の識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶される場合に、前記通信手段が受信したデータを前記記憶手段に記録することを特徴とする請求項1に記載の携帯型記憶装置。 - 前記検出手段は、送信元の識別情報として電話番号を検出し、
前記識別情報記憶手段は、前記識別情報として電話番号を予め記憶することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の携帯型記憶装置。 - 前記検出手段は、送信元の識別情報として電子メールアドレスを検出し、
前記識別情報記憶手段は、前記識別情報として電子メールアドレスを予め記憶することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の携帯型記憶装置。 - さらに、前記接続手段に外部機器が接続されているか否かを判定する判定手段を備え、
前記通信手段は、前記判定手段が外部機器が接続されていないと判定した場合に、前記無線基地局と無線通信することを特徴とする請求項1に記載の携帯型記憶装置。
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JP2007250222A JP2009080703A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 携帯型記憶装置 |
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2007
- 2007-09-26 JP JP2007250222A patent/JP2009080703A/ja active Pending
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