JP2002124357A - 検査ユニットおよびそれを用いたコネクタ検査装置 - Google Patents

検査ユニットおよびそれを用いたコネクタ検査装置

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JP2002124357A
JP2002124357A JP2000317068A JP2000317068A JP2002124357A JP 2002124357 A JP2002124357 A JP 2002124357A JP 2000317068 A JP2000317068 A JP 2000317068A JP 2000317068 A JP2000317068 A JP 2000317068A JP 2002124357 A JP2002124357 A JP 2002124357A
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    • H01H13/14Operating parts, e.g. push-button
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタと嵌合部材5の嵌合不良を確実に検
出すること。 【解決手段】 コネクタ1のハウジング2と嵌合部材5
との間の浮きを検出する検査ユニット20を設ける。こ
の検査ユニット20は、嵌合部材5がハウジング2に係
止する係止方向Yに沿ってコネクタ1のハウジング2と
弾性的に当接する弾性当接部材22を備えている。この
弾性当接部材22には、スイッチ部材23が設けられて
いる。スイッチ部材23は、弾性当接部材22がハウジ
ング2と当接している当接位置から嵌合部材5の浮きを
検出するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は検査ユニットおよび
それを用いたコネクタ検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、工業製品においては、非常に公
差の小さいワークが存在し、そのようなワークの寸法を
精緻に測定することが要請される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これまでの突
出量検出手段では、近年要請されている精度で寸法不良
を検出することができなかった。
【0004】例えば、ワークとしてのコネクタハウジン
グと嵌合部材(リテーナまたはカバー部材)との組み付
け時における公差は、従来は0.6mm程度であった
が、近年では、例えば0.300mmに設定することが
必要になる。ところが、従来から開発されているコネク
タ検査装置では、ワークとしてのコネクタハウジング自
身の変形やがたつき等の影響により、そのような小さい
寸法公差に対応した寸法不良を機械的に検出することは
困難であった。
【0005】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、ワークの特定部位の寸法不良を確実に検出する
ことのできる検査ユニットおよびそれを用いたコネクタ
検査装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ワークの特定部位の寸法不良を検出するた
めの検査ユニットであって、上記ワークに弾性的に当接
する弾性当接部材と、この弾性当接部材に設けられ、当
該弾性当接部材が当接している当接位置から検査対象と
なる上記寸法不良を検出する検出部とを備えていること
を特徴とする検査ユニットである。
【0007】この発明では、仕上り寸法にばらつきの大
きいワーク(例えば自動車用グロメットや外装チューブ
等)の特定部位の寸法が精緻に仕様に適合しているか否
かを判別するに当たり、当該ワークに当接する弾性当接
部材を設け、この弾性当接部材をワークの所定位置に弾
性的に当接させているので、ワーク自身の仕上り寸法に
ばらつきが生じていたり、がたや変形を来している場合
でも、弾性当接部材に設けられた検出部を不良検出の基
準となる正規の位置に追従させることができる。そし
て、この正規の位置(弾性当接部材のワークとの当接位
置)から検出部が当該ワークの特定部位の寸法不良を検
出するので、可及的に精緻な不良検出を行うことが可能
になる。
【0008】上記弾性当接部材は、予め定位置に固定さ
れる外装スリーブと、この外装スリーブの内周部に摺動
自在に装着され、当該外装スリーブの内周面に形成され
た段部によってワークへの突出量が規制されるととも
に、ワークを検査する検査状態にてワークに対し弾性的
に進退可能に当接する内装スリーブと、内装スリーブと
上記外装スリーブとの間に介装されて、内装スリーブを
ワークへ付勢する付勢部材とを備え、上記検出部は、内
装スリーブに収容され、正規の位置にあるワークとのみ
当接するスイッチ部材であることが備えたものが好まし
い。この態様では、比較的簡素な構成で、弾性当接部材
および検出部を構成することができる。
【0009】好ましい態様において、上記弾性当接部材
および検出部は、コネクタのハウジングを検査するコネ
クタ検査装置の検査部に設けられているものである。こ
の態様では、コネクタのハウジングを検査する際に、当
該ハウジングの寸法上の不良検出を確実に行うことが可
能になる。
【0010】本発明の具体的な態様は、ハウジングに対
し予め定められた挿入方向に沿って挿入されることによ
り、この挿入方向と直交する係止方向に係止する係止部
が設けられた嵌合部材を有するコネクタを検査するため
のコネクタ検査装置であって、上記コネクタを保持する
コネクタ受け部と、このコネクタ受け部に対向するよう
に設けられ、上記コネクタ受け部に保持されたコネクタ
の導通検査を行うための検査部と、コネクタ受け部およ
び検査部が相対的に離反する離反状態とコネクタ受け部
および検査部が近接する検査状態との間で両者を相対的
に近接/離反変位させるための手段と、検査部に設けら
れ、上記検査状態において当該コネクタ受け部に保持さ
れたコネクタに嵌合している嵌合部材の嵌合状態を検査
するための検査ユニットとを備え、上記検査ユニット
は、上記係止方向に沿ってコネクタ受け部に保持された
コネクタのハウジングと弾性的に当接する弾性当接部材
と、この弾性当接部材に設けられ、当該弾性当接部材が
ハウジングと当接している当接位置から嵌合部材の浮き
を検出する検出部とを備えていることを特徴とするコネ
クタ検査装置である。
【0011】この発明では、所定の係止方向に係止する
係止部が設けられた嵌合部材を有するコネクタを検査す
るに当たり、当該コネクタのハウジングと嵌合部材との
嵌合不良を判別する検査ユニットが、上記係止方向に沿
って弾性的にハウジングに当接する弾性当接部材を有し
ているので、この弾性当接部材が上記ハウジングに弾性
的に当接することにより、上記係止方向におけるハウジ
ング自身の変形や位置ずれに検出部を追従させることが
できる。そして、この弾性当接部材に設けられた検出部
が、当該弾性当接部材のハウジングとの当接位置から嵌
合部材の浮きを検出するので、上記浮きが微小なもので
あってもこれを確実に検出することが可能になる。
【0012】嵌合部材は、端子をハウジングに止定する
ためのロック部材を備えたカバー部材であってもよく、
ランス形式で止定されている端子をハウジングに二重係
止するためのリテーナであってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好ましい実施の形態について詳述する。
【0014】図5および図6は本発明の実施の一形態に
係るコネクタ検査装置10の斜視図であり、図5は離反
状態、図6は検査状態をそれぞれ示している。また、図
7は検査状態における図5のコネクタ検査装置10の一
部欠載側面図である。
【0015】これらの図を参照して、図示のコネクタ検
査装置10は、図1に示すコネクタ1の導通検査とカバ
ー部材5の嵌合状態を検査するものである。
【0016】図1はワークとしてのコネクタの斜視図で
あり、図2は図1のコネクタの外観を示すものであって
(A)は背面図、(B)は一部欠載側面図である。
【0017】これらの図を参照して、この種のコネクタ
1は、合成樹脂材料を用いて構成されるハウジング2
と、このハウジング2に形成された端子収容室3に収容
される端子4とを有している。端子4は、いわゆるハウ
ジングランス方式により、ハウジング2に係止されてい
る。このハウジングランス方式は、ハウジング2に一体
的に形成した可撓性の係止アームを端子収容室3の内部
空間に向けて突出させ、この係止アームを端子付電線W
の端子4の所定位置に係合させて、端子4の抜けを防止
する技術である。端子4をハウジング2に挿入する過程
では、係止アームは端子4に当接して弾性変形する。そ
して、端子4が完全に挿入されると、係止アームが元の
形状に復元し、この係止アームが端子4に係合する。し
たがって、端子4をハウジング2に完全に挿入すれば、
自動的に端子4の係止が達成される。
【0018】しかし、係止アームはあまり大きく形成す
ることができない。そこで、従来から端子4の挿入後
に、端子4に係合するカバー部材5をハウジング2の所
定位置(図示の例では端子収容室3に連設した背面側開
口部分)から嵌め込み、ハウジングランス方式に加えて
端子を二重に係止する二重係止構造を構成したコネクタ
が開発されてきた。さらに近年では、上述のようなラン
ス方式に代えて、ハウジングと別部材で構成されたカバ
ー部材にランスを設け、このカバー部材のランスでコネ
クタをハウジングに止定するカバーランス式コネクタも
用いられるようになってきている。
【0019】図2(A)(B)を参照して、図示の例に
おけるカバー部材5は、その端面形状がハウジング2の
断面に対応するU字状の部材であり、その底部には、ハ
ウジング2の底部に形成された凹部6に係止する突起7
を有している。そして、図示の例では、このカバー部材
5をハウジングの背面から端子挿入方向に沿う挿入方向
Xに挿入することにより、上記カバー部材5の突起7
が、この挿入方向Xと直交する係止方向Yに変位してハ
ウジング2の凹部6に係止し、カバー部材5自身の抜け
止めが図られる。これにより、カバー部材5に設けられ
た図略のランスが端子4をロックする。この際、カバー
部材5の端面は、正規の位置に嵌合した状態でハウジン
グ2の端面と面一になる。
【0020】図5および図6を参照して、かかるコネク
タ1を検査するためのコネクタ検査装置10は、平面視
略長方形に形成された樹脂製のベース11上に一対のレ
ール12を長手方向に平行に一体形成し、レール12の
一端側に、コネクタ1のハウジング2を保持して位置決
めするコネクタ受け部13を固定しているとともに、他
端側に、コネクタ受け部13に対し、相対変位可能に検
査部14を配置している。
【0021】上記コネクタ受け部13は、図1で示した
コネクタ1のハウジング2を上下に挿抜可能な凹部13
aを有しており、この凹部13a内にて検査対象となる
コネクタ1のハウジング2を検査可能に保持できるよう
に構成されている。図示の例において、ハウジング2
は、ベース11の長手方向と直交する方向に配置され、
検査部14に対して底面を臨ませた姿勢で保持されるよ
うに、上記凹部13aが形成されている。
【0022】ところで、上記コネクタ1のハウジング2
とカバー部材5とは、しばしば以下のような嵌合不良を
来していることがある。
【0023】図3は図1のコネクタ1における嵌合部材
としてのカバー部材の嵌合不良の一般的な態様を示す断
面部分拡大略図であり、(A)は正規の状態、(B)は
嵌合不良を来した状態を例示したものである。
【0024】図1〜図3に示すコネクタ1の場合、図3
(B)に示すように、カバー部材5が嵌合不良を来して
いる場合には、カバー部材5が正規の位置から突出寸法
Aだけ後方に突出している。そこで、この突出量を何ら
かの方法で検出可能な突出量検出手段をコネクタ検査装
置10に設けることが必要になる。
【0025】図5の例において、凹部13aの開口部分
は、ハウジング2の幅方向(図1に示す姿勢においてそ
の上下方向)に挿抜するために必要十分な寸法と輪郭形
状に設定されている。したがって、仮に図3(B)で示
したような嵌合不良が生じている場合、突出寸法A(図
3(B)参照)が小さければ凹部13aにハウジング2
を装着する過程でカバー部材5を強制的に押し込むこと
ができるとともに、突出寸法Aが大きければ、ハウジン
グ2を凹部13aに装着できなくなることで、この嵌合
不良の矯正または検出を行うことができるようになって
いる。
【0026】さらに図5を参照して、凹部13aには、
その保持位置にあるコネクタ1に接続された端子付電線
Wとの干渉を避けるための切欠部13bが側部に形成さ
れている。他方、ハウジング2には、導通検査用の上記
挿通孔2aと嵌合状態を検査するための切欠部2bとが
形成されており、コネクタ受け部13には、これら挿通
孔2aおよび切欠部2bを検査部14に臨ませる切欠部
13c、開口部13dがそれぞれ形成されている。
【0027】検査部14は、検査対象となるハウジング
2の極数に対応して、検出子としてのプローブピン15
(図7に1本のみ図示)を備えている。そして、図6お
よび図7に示す検査状態において、上記プローブピン1
5がコネクタ受け部13に保持されたハウジング2に近
接し、コネクタ受け部13の切欠部13cおよびハウジ
ング2の挿通孔2aを通して内部の端子4と接触するよ
うに構成されている。プローブピン15は、リード線1
5aを介してプラグ35に接続されており、このプラグ
35を介して図示しない導通検査装置に接続されるよう
になっている。また、検査部14は、上記一対のレール
12の間に配置されたガイドバー12aで上記ベース1
1の長手方向に案内されているとともに、このガイドバ
ー12aの外周に配置されたコイルばね12bがコネク
タ受け部13との間に介装されることにより、常時、ト
グルレバー16の方に付勢されている。
【0028】このトグルレバー16は、レール12の他
端側終端部分に設けられており、このトグルレバー16
を、ベース11に延設された取り付け板部17を貫通す
るピン18回りに回動させることにより、検査部14を
検査状態と離反状態とに変位させて、周知の装置と同様
に導通検査を行なうことができるようになっている。
【0029】以上のような構成において、上記検査部1
4には、コネクタ受け部13に保持されたコネクタ1の
カバー部材5を検査する検査ユニット20が配置されて
いる。この検査ユニット20は、コネクタ1のハウジン
グ2とカバー部材5との間に生じた微妙な浮きを検出す
るためのものである。
【0030】図4は図1のコネクタ1における嵌合部材
としてのカバー部材の嵌合不良の別の態様を示す断面部
分拡大略図であり、(A)は正規の状態、(B)は嵌合
不良を来した状態を例示したものである。
【0031】図4(A)(B)に示すように、コネクタ
1の嵌合不良は、カバー部材5が正規の位置まで挿入さ
れているにも拘らず、その挿入方向Xと直交する係止方
向Yにおいて浮きが生じている場合もある。
【0032】そこで、本実施形態では、ハウジング2の
底部に形成された切欠部2bを通してピン状の検査部材
をカバー部材5に対向させ、カバー部材5に浮きが生じ
ている場合には、コネクタ受け部と検査部とが近接して
いる検査状態においても、検査部材がカバー部材5と当
接できなくなるようにして、機械的にカバー部材5の嵌
合良否を判別するようにしている。尤も、周知のスイッ
チピンを用いて、上記浮きを検出しようとしても、ハウ
ジング2自身の変形やがた、或いは、仕上り寸法のばら
つき等により、検出可能な寸法精度はせいぜい0.6m
m程度であった。この点、本実施形態においては、以下
の構成を採用することにより、0.300mm程度の寸
法精度で不良検出を行うことが可能になっている。
【0033】図8は図5のコネクタ検査装置10に係る
検査ユニット20の断面図である。
【0034】同図を参照して、検査ユニット20は、導
電性材料で構成されて検査部14に固定される外装スリ
ーブ21と、この外装スリーブ21内に摺動可能に配置
された内装スリーブ22と、内装スリーブ22内に配置
された検出部としてのスイッチピン23とを同心に有し
ている。なお以下の説明では、検査部14がコネクタ受
け部13に臨む方向を仮に前方とする。
【0035】上記外装スリーブ21は、検査部14に固
着される構造体であり、その外周後端部には、図示しな
い導通検査装置の嵌合検査回路Sに接続されるリード線
24がはんだ付けされた導電リング25が圧入されてい
る。外装スリーブ21の前端面には、フランジ部21a
が形成されている。また、外装スリーブ21の内周面
は、内装スリーブ22の突出位置を規定する段部21b
が形成されている。この段部21bは、後部側が大径に
なっており、この段部21bの背面で内装スリーブ22
の後端を受けるように構成されている。
【0036】内装スリーブ22は、絶縁スリーブ26
と、導電スリーブ27とを同心に一体化させたユニット
品である。絶縁スリーブ26は、上記外装スリーブ21
の段部21bに対して当接可能な状態で当該外装スリー
ブ21の後端側部分に摺動自在に配置される大径部26
aと、この大径部26aと同心に形成された小径部26
bとを一体に有している。また、上記導電スリーブ27
は、上記絶縁スリーブ26の小径部26bが後端内周部
に圧入される筒部27aと、この筒部27aの前端部に
形成されたフランジ部27bとを一体に有している。こ
のフランジ部27bと上記外装スリーブ21のフランジ
部21aとの間には、当該導電スリーブ27の外周に配
置されたコイルばね28が設けられており、このコイル
ばね28によって、内装スリーブ22は全体的に前方に
付勢され、上記段部21bで規定される位置まで突出し
ている。これにより内装スリーブ22は、後述する嵌合
状態の検査において、コネクタ1のハウジング2と弾性
的に当接し、次に説明するスイッチピン23がカバー部
材5と当接する位置を調整することができるようになっ
ている(図9参照)。
【0037】上記スイッチピン23は、内装スリーブ2
2の絶縁スリーブ26の内周に圧入された固定ピン30
と、上記導電スリーブ27内にて軸方向に摺動可能に配
置された可動ピン31と、可動ピン31を前方に付勢す
るコイルばね32とによってスイッチ部材を構成してい
る。
【0038】固定ピン30は、前端部が上記絶縁スリー
ブ26の小径部26bの端面と面一になった状態で絶縁
スリーブ26と一体化されている導電性部材である。固
定ピン30の後端部は幾分絶縁スリーブ26よりも後方
に突出しており、この後端部には、上記嵌合検査回路S
に接続されるリード線33がはんだ付けされている。
【0039】上記可動ピン31は、導電スリーブ27の
内周面に摺接する大径部31aと、この大径部31aの
後端側に同心に突設された接続部31bと、大径部31
aの前端側に同心に突設された小径の当接部31cとを
一体に有する導電性部材であり、固定ピン30との間で
いわゆるA接点を構成するものである。
【0040】上記大径部31aは、可動ピン31全体を
導電スリーブ27内で支持するものであるとともに、可
動ピン31を電気的に導電スリーブ27に接続するもの
である。この大径部31aは、上記コイルばね32によ
って前方に付勢されることにより、導電スリーブ27の
内端壁に当接している。上記接続部31bは、固定ピン
30との接点を構成する部位であり、図示の例では大径
部31aが導電スリーブ27の内端壁に当接している状
態で、上記固定ピン30に対し、ギャップGを隔てて固
定ピン30に対向している。そして、このギャップGが
可動ピン31の変位ストロークとなっている。
【0041】上記当接部31cは、後述する嵌合状態の
検査において、コネクタ1のカバー部材5と当接する部
材である(図9参照)。この当接部31cの導電スリー
ブ27からの突出長さLは、検査対象となるコネクタ1
のハウジング2の底面からカバー部材5の底面までの長
さL1(図4(A)参照)に対応して、正規の位置にあ
るカバー部材5の底面と当接した場合にのみ幾分後方に
変位し、上記接続部31bが固定ピン30と接続される
ように精緻に設定されている。
【0042】上記スイッチピン23の固定ピン30は、
リード線33によって上記嵌合検査回路Sに接続されて
いるとともに、可動ピン31は、導電スリーブ27、外
装スリーブ21、導電リング25、リード線24を経て
上記嵌合検査回路Sと接続されている。そして、嵌合検
査回路Sは、両ピン30、31が接触しているか否かに
よって、カバー部材5の浮き状態を検出することができ
るようになっている。上記リード線24、33は、図5
に示すプラグ35に接続され、このプラグ35を介して
上記嵌合検査回路Sと接続される。
【0043】次に上述した実施形態の作用について説明
する。
【0044】以上の構成では、図5で示すように、トグ
ルレバー16を倒してコネクタ受け部13と検査部14
とを相対的に離反させておく。この状態で検査対象とな
るコネクタ1をコネクタ受け部13の凹部13a内に正
規の姿勢で装着する。この装着過程では、凹部13aの
開口部分における寸法設定により、図3(B)で示した
ような嵌合不良の矯正または検出を行うことが可能にな
る。
【0045】次いで、トグルレバー16を起こしてコネ
クタ受け部13と検査部14とが検査状態になるように
検査部14をコネクタ受け部13に近接させる。この検
査状態では、コネクタ受け部13に保持されているコネ
クタ1の端子4に対応するプローブピン15と当接し、
周知の通り導通検査が行われる。これと同時に、図示の
実施形態では、検査ユニット20によって、コネクタ1
のカバー部材5の浮きが検査される。
【0046】図9および図10は図5の実施形態におけ
る嵌合検査状態を示す断面部分拡大略図である。
【0047】まず、図9を参照して、正規のコネクタ1
が検査されている状態では、上記検査部14が検査状態
に変位することにより、検査ユニット20の内装スリー
ブ22を構成する導電スリーブ27が当該コネクタ1の
ハウジング2と弾性的に当接する。他方、図示の当接位
置から突出するスイッチピン23の可動ピン31は、図
8で説明した寸法設定により、正規の位置に嵌合してい
るカバー部材5の底面に当接部31cが当接することに
より後方に退避し、固定ピン30と電気的に接続され
る。これにより、両ピン30、31が構成している接点
が閉じて電気的に導通し、これを嵌合検査回路Sが検出
してコネクタ1を良品と判別することが可能になる。こ
こで、上記内装スリーブ22がハウジング2と当接する
当接位置を予め内装スリーブ22が後方に退避する位置
に設定して置くことにより、ハウジング2自身の変形や
コネクタ受け部13内でのがたつきが生じていても、こ
れらの寸法変動要因を内装スリーブ22によって吸収
し、精緻にスイッチピン23を位置決めすることが可能
になる。
【0048】次に図10を参照して、コネクタ1のカバ
ー部材5が図4(B)で示した嵌合不良を来している場
合、内装スリーブ22は、正規の場合と同様にハウジン
グ2の底面に当接するが、ハウジング2の底面からカバ
ー部材5の底面までの距離は正規の寸法よりも大きくな
っているので、仮にその寸法差(図10に示す浮き寸法
N)が0.300mm程度の微小なものであっても、内
装スリーブ22から突出する当接部31cは、カバー部
材5の底面に届かなくなり、各ピン30、31で構成さ
れる接点は開いたままの状態になっている。これによ
り、嵌合検査回路S(図8参照)は、カバー部材5の嵌
合不良を検出することができる。
【0049】以上説明したように本実施形態によれば、
検査ユニット20を設けることによって、カバー部材5
の係止方向の浮きをも確実に検出することができるの
で、コネクタ検査装置10の検査性能が高まり、信頼性
が向上する。
【0050】上述した実施の形態は本発明の好ましい具
体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の
形態に限定されない。特に、本発明の検査ユニットは、
コネクタのみならず、他の種々のワークを検査すること
が可能である。
【0051】その他、本発明の特許請求の範囲内で種々
の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
変形や位置ずれがワークに生じていたとしても、当該ワ
ークの特定部位の寸法不良を確実に検出することができ
るという顕著な効果を奏する。したがって本発明によれ
ば、検査性能が高まり、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で検査可能なコネクタの斜視図であ
る。
【図2】 図1のコネクタの外観を示すものであって
(A)は背面図、(B)は一部欠載側面図である。
【図3】 図1のコネクタにおける嵌合部材としてのカ
バー部材の嵌合不良の一般的な態様を示す断面部分拡大
略図であり、(A)は正規の状態、(B)は嵌合不良を
来した状態を例示したものである。
【図4】 図1のコネクタ1における嵌合部材としての
カバー部材の嵌合不良の別の態様を示す断面部分拡大略
図であり、(A)は正規の状態、(B)は嵌合不良を来
した状態を例示したものである。
【図5】 本発明の実施の一形態に係るコネクタ検査装
置の離反状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の一形態に係るコネクタ検査装置
の検査状態を示す斜視図である。
【図7】 図5のコネクタ検査装置の一部欠載側面図で
ある。
【図8】 図5のコネクタ検査装置に係る検査ユニット
の断面図である。
【図9】 図5の実施形態における嵌合検査状態を示す
断面部分拡大略図である。
【図10】 図5の実施形態における嵌合検査状態を示
す断面部分拡大略図である。
【符号の説明】
1 コネクタ(ワークの一例) 2 ハウジング 5 カバー部材(嵌合部材の例) 7 突起(係止部材) 10 コネクタ検査装置 13 コネクタ受け部 13a 凹部 14 検査部 20 検査ユニット 21 外装スリーブ 22 内装スリーブ(弾性当接部材の要素) 23 スイッチピン(検出部/スイッチ部材の要素) 28 コイルばね(弾性当接部材の要素) 30 固定ピン(スイッチ部材の要素) 31 可動ピン(スイッチ部材の要素) 32 コイルばね(スイッチ部材の要素) L1 特定部位の寸法 S 嵌合検査回路 X 挿入方向 Y 係止方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの特定部位の寸法不良を検出する
    ための検査ユニットであって、 上記ワークに弾性的に当接する弾性当接部材と、 この弾性当接部材に設けられ、当該弾性当接部材が当接
    している当接位置から検査対象となる上記寸法不良を検
    出する検出部とを備えていることを特徴とする検査ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の検査ユニットにおいて、 上記弾性当接部材は、 予め定位置に固定される外装スリーブと、 この外装スリーブの内周部に摺動自在に装着され、当該
    外装スリーブの内周面に形成された段部によってワーク
    への突出量が規制されるとともに、ワークを検査する検
    査状態にてワークに対し弾性的に進退可能に当接する内
    装スリーブと、 内装スリーブと上記外装スリーブとの間に介装されて、
    内装スリーブをワークへ付勢する付勢部材とを備え、 上記検出部は、内装スリーブに収容され、正規の位置に
    あるワークとのみ当接するスイッチ部材であることを特
    徴とする検査ユニット。
  3. 【請求項3】 ハウジングに対し予め定められた挿入方
    向に沿って挿入されることにより、この挿入方向と直交
    する係止方向に係止する係止部が設けられた嵌合部材を
    有するコネクタを検査するためのコネクタ検査装置であ
    って、 上記コネクタを保持するコネクタ受け部と、 このコネクタ受け部に対向するように設けられ、上記コ
    ネクタ受け部に保持されたコネクタの導通検査を行うた
    めの検査部と、 コネクタ受け部および検査部が相対的に離反する離反状
    態とコネクタ受け部および検査部が近接する検査状態と
    の間で両者を相対的に近接/離反変位させるための手段
    と、 検査部に設けられ、上記検査状態において当該コネクタ
    受け部に保持されたコネクタに嵌合している嵌合部材の
    嵌合状態を検査するための検査ユニットとを備え、 上記検査ユニットは、上記係止方向に沿ってコネクタ受
    け部に保持されたコネクタのハウジングと弾性的に当接
    する弾性当接部材と、 この弾性当接部材に設けられ、当該弾性当接部材がハウ
    ジングと当接している当接位置から嵌合部材の浮きを検
    出する検出部とを備えていることを特徴とするコネクタ
    検査装置。
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