JP2003133025A - ワイヤハーネス用検査治具の検査ピン - Google Patents

ワイヤハーネス用検査治具の検査ピン

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JP2003133025A
JP2003133025A JP2001328002A JP2001328002A JP2003133025A JP 2003133025 A JP2003133025 A JP 2003133025A JP 2001328002 A JP2001328002 A JP 2001328002A JP 2001328002 A JP2001328002 A JP 2001328002A JP 2003133025 A JP2003133025 A JP 2003133025A
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terminal
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JP2001328002A
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English (en)
Inventor
Takayuki Sato
隆之 佐藤
Hiromi Hizume
寛美 日詰
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SK Kohki Co Ltd
Yazaki Corp
Original Assignee
SK Kohki Co Ltd
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの端子と確実に電気的に接続できる
ワイヤハーネス用検査治具の検査ピンを提供する。 【解決手段】 ワイヤハーネス用検査治具の検査ピン1
はワイヤハーネス用検査治具に取り付けられる本体部2
0と端子と接触する接触部22とコイルばね23を備え
ている。本体部20は円管状に形成されている。接触部
22は円柱状に形成されている。接触部22は本体部2
0に収容される大径部25を備えかつ本体部20に突没
自在に支持されている。接触部22の接触面22aは端
子と相対する。接触面22aには凹溝30が形成されて
いる。コイルばね23は接触部22を本体部20外即ち
端子に向かって付勢している。大径部25には外表面2
5aから凹の溝27が形成されている。溝27は螺線状
である。本体部20には溝27内に侵入する突起24が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネスに
導通検査を施す際に、該ワイヤハーネスのコネクタを保
持して端子との導通を確保するワイヤハーネス用検査治
具の検査ピンに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の電線と、これらの電線の端部それ
ぞれに接続された端子を収容するコネクタと、を備えた
ワイヤハーネスは、前記端子それぞれについて、他の端
子との導通の有無をチェックすることによって、良否が
判定されてきた。
【0003】従来この種のワイヤハーネスの検査方法
は、以下に示す手順に沿って行われてきた。ワイヤハー
ネスの端子のうち一つの端子を選択して、この選択した
端子に印加して、他の端子の電位の高・低を判定する。
全ての端子に順番に印加して、それぞれの場合の印加し
た端子以外の全ての端子の電位を順番に判定する。そし
て、全ての端子の相互の導通状況を把握する。
【0004】前述したように把握した端子相互の導通状
況と、前記ワイヤハーネスが正常である場合の端子相互
の導通状況と、を対比することによって、前記ワイヤハ
ーネスの良否、及び異常がある場合には異常箇所を把握
してきた。
【0005】前述したようにワイヤハーネスを検査する
ために、従来から前記コネクタを保持する検査治具を用
いてきた。この種の検査治具は、前記コネクタを保持し
た際に、前記端子と接触して電気的に接続する(導通を
確保する)検査ピンを備えている。一例として、例え
ば、特開昭60−127466号公報に検査ピン100
(図13に示す)が示されている。
【0006】図13に例示された検査ピン100は、前
記検査治具に取り付けられた本体部101と、前記本体
部101から突没自在に設けられかつ前記端子と接触可
能な接触部102と、前記接触部102を前記本体部1
01外に付勢するコイルばね103と、を備えている。
本体部101は、円管状に形成されかつ一端が塞がれて
いるとともに、他端に接触部102の後述する支持片1
04を内側に通す通し孔105を設けている。通し孔1
05は、図14に示すように、平面形状が矩形状に形成
されている。
【0007】接触部102は、接触片106と、支持片
104と、を備えている。接触片106は前記端子と接
触する。支持片104は、ねじられた帯状に形成されて
おり、一端に前記接触片106を取り付けているととも
に、前記本体部101内に収容される。コイルばね10
3は、前記本体部101に収容されて、前記支持片10
4の他端部を通し孔105に向かって即ち本体部101
外に付勢する。すなわち、コイルばね103は、接触片
106を本体部101外に付勢する。
【0008】前述した検査治具は、前記コネクタを保持
すると、前記検査ピン100の接触部102の接触片1
06が本体部101外に付勢されているので、接触片1
06が端子と接触する。そして、検査ピン100を介し
て端子に順に印加して、端子相互の導通状況を確認す
る。こうして、ワイヤハーネスに導通検査を施す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
検査ピン100は、前記支持片104が帯状に形成され
ているとともにねじられているので、該支持片104自
体の剛性が低くなる傾向であった。このため、接触片1
06の位置が定まらずに、該接触片106が端子に接触
できなくなる虞があった。したがって、検査ピン100
は、コネクタの端子と電気的に接続しない虞があった。
【0010】また、前記本体部101の他端に支持片1
04を通す通し孔105を設けている。このため、ゴミ
や埃などが支持片104に付着すると、前記支持片10
4がスムーズに本体部101から突没しなくなる虞があ
った。したがって、該接触片106が端子により接触で
きなくなることが考えられる。したがって、検査ピン1
00は、コネクタの端子と電気的に接続しないことが考
えられる。
【0011】したがって、本発明の目的は、コネクタの
端子と確実に電気的に接続できるワイヤハーネス用検査
治具の検査ピンを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明のワイヤハー
ネス用検査治具の検査ピンは、端子を備えたワイヤハー
ネスに導通検査を行うために用いられるワイヤハーネス
用検査治具の検査ピンであって、前記ワイヤハーネス用
検査治具に取り付けられる本体部と、前記本体部に突没
自在に支持されかつ前記端子に接触可能な接触部と、前
記接触部を前記本体部から突出する方向に付勢する付勢
手段と、を備え、前記本体部と接触部とのうち一方が円
管状に形成されているとともに、他方が前記一方内に挿
入される円柱状に形成されており、前記他方の外表面
に、該外表面から凹でかつ螺線状に延びた溝が形成され
ているとともに、前記一方には、内側に向かって凸でか
つ前記溝内に侵入する突起が設けられていることを特徴
としている。
【0013】請求項2に記載の本発明のワイヤハーネス
用検査治具の検査ピンは、請求項1に記載のワイヤハー
ネス用検査治具の検査ピンにおいて、前記本体部が円管
状に形成されかつ前記接触部が円柱状に形成されている
ことを特徴としている。
【0014】請求項3に記載の本発明のワイヤハーネス
用検査治具の検査ピンは、請求項1または請求項2記載
のワイヤハーネス用検査治具の検査ピンにおいて、前記
接触部が前記端子に相対しかつ該端子に接触する接触面
を備え、前記接触面に、該接触面から凹の凹溝が形成さ
れていることを特徴としている。
【0015】請求項4記載の本発明のワイヤハーネス用
検査治具の検査ピンは、請求項3記載のワイヤハーネス
用検査治具の検査ピンにおいて、前記凹溝は、互いに平
行な複数の第1の凹溝と、互いに平行な複数の第2の凹
溝と、を備え、前記第1の凹溝と第2の凹溝が互いに交
差していることを特徴としている。
【0016】請求項1に記載した本発明のワイヤハーネ
ス用検査治具の検査ピンによれば、本体部と接触部のう
ち一方が円管状でかつ他方が円柱状である。このため、
接触部の剛性を高くすることができる。また、他方の外
表面に螺線状の溝が形成され一方に前記溝に侵入する突
起が設けられている。このため、接触部を軸芯周りに回
転させることにより、該接触部を本体部から確実に突没
できる。
【0017】請求項2に記載した本発明のワイヤハーネ
ス用検査治具の検査ピンによれば、本体部が円管状でか
つ接触部が円柱状である。このため、接触部の剛性をよ
り高くすることができる。
【0018】請求項3に記載した本発明のワイヤハーネ
ス用検査治具の検査ピンによれば、接触部の接触面に凹
溝が形成されている。このため、端子と接触面との摩擦
係数が高くなる。
【0019】請求項4に記載した本発明のワイヤハーネ
ス用検査治具の検査ピンによれば、凹溝が、複数の第1
の凹溝と、該第1の凹溝に交差する複数の第2の凹溝
と、を備えている。このため、端子と接触面との摩擦係
数がより確実に高くなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態に
かかるワイヤハーネス用検査治具の検査ピンを図1ない
し図10を参照して説明する。図1などに示されたワイ
ヤハーネス用検査治具の検査ピン(以下単に検査ピンと
呼ぶ)1は、図3に示すワイヤハーネス用検査治具(以
下単に検査治具と呼ぶ)2を構成している。検査治具2
は、ワイヤハーネス3に導通検査を施す際に用いられ
る。ワイヤハーネス3は、図3に示すように、複数の電
線4と、複数のコネクタ5(図3中には一つのみ示す)
と、を備えている。
【0021】電線4は、導電性の芯線と、該芯線を被覆
する絶縁性の被覆部と、を備えた所謂被覆電線である。
コネクタ5は、端子6(図4に示す)と、コネクタハウ
ジング7と、を備えている。端子6は、導電性の板金な
どが折り曲げられて得られる。端子6は、電線4の端部
などに取りつけられて、前記芯線と電気的に接続する。
コネクタハウジング7は、絶縁性の合成樹脂からなり、
かつ箱状に形成されている。コネクタハウジング7は、
図4に示すように、端子収容室8を複数備えている。端
子収容室8は、前記端子6を収容する。
【0022】このような構成のワイヤハーネス3は、自
動車に配索される。ワイヤハーネス3のコネクタ5は、
前記自動車に搭載される電子機器のコネクタにコネクタ
結合する。ワイヤハーネス3は、バッテリなどの電源か
らの電力や、制御装置などからの制御信号を、前記電子
機器に伝える。
【0023】検査治具2は、図3に示すように、台など
の上に設置される基部10と、操作レバー11と、導通
検査部12と、コネクタ受け部13と、を備えている。
基部10は、互いに平行な一対の側壁14などを備えて
いる。操作レバー11と、導通検査部12と、コネクタ
受け部13とは、前記一対の側壁14間に設けられてい
る。
【0024】操作レバー11は、前記側壁14の一端部
に回転自在に支持されている。コネクタ受け部13は、
前記側壁14の他端部に設けられている。コネクタ受け
部13は、端子収容室8の開口部が、前記操作レバー1
1に相対する状態で、前記コネクタ5を保持する。図示
例では、コネクタ受け部13には、鉛直方向に沿ってコ
ネクタ5が出し入れ自在となっている。
【0025】導通検査部12は、側壁14の中央部に設
けられている。導通検査部12は、図4に示すように、
検査部本体15と、複数の検査ピン1と、を備えてい
る。検査部本体15は、方体状に形成されている。検査
部本体15は、コネクタ受け部13に近づいたり離れた
りする方向にスライド自在(コネクタ受け部13に接離
自在)に、一対の側壁14間に配されている。
【0026】検査ピン1は、検査部本体15内に埋設さ
れている。検査ピン1は、コネクタ受け部13に保持さ
れるコネクタ5の端子収容室8と同数設けられている。
検査ピン1は、後述する接触部22が前記検査部本体1
5から突出している。接触部22は、コネクタ受け部1
3に相対している。検査ピン1は、後述する基部21が
前記検査部本体15から突出している。基部21には、
電線16が取り付けられている。該電線16は、図示し
ないコンピュータなどに接続している。また、検査ピン
1は、接触部22の後述する接触面22aが、前記端子
収容室8即ち端子6に相対する。
【0027】また、検査治具2は、リンク17を備えて
いる。リンク17は、一端部が操作レバー11と回転自
在に連結しているとともに、他端部が導通検査部12の
検査部本体15に回転自在に連結している。操作レバー
11が回転操作されると、前記リンク17によって、コ
ネクタ受け部13に接離するように導通検査部12がス
ライド移動する。なお、図3に示す状態では、導通検査
部12はコネクタ受け部13から離れた状態となってい
る。図3中に示す矢印Kに沿って操作レバー11を回転
すると、導通検査部12がコネクタ受け部13に近づ
く。
【0028】検査ピン1は、図1、図2、図5及び図6
に示すように、導電性の本体部20と、導電性の基部2
1と、導電性の接触部22と、付勢手段としての導電性
のコイルばね23(図2及び図6に示す)と、を備えて
いる。本体部20は、円管状に形成されている。本体部
20は、図4に示すように、検査治具2の検査部本体1
5に取り付けられる。本体部20の中央には、突起24
が設けられている。突起24は、図7に示すように、本
体部20の内周面から該本体部20に内側に向かって凸
に形成されている。突起24は、後述する溝27に侵入
する。基部21は、円柱状に形成されている。一端部が
本体部20内に侵入した格好で、基部21は本体部20
に取り付けられている。
【0029】接触部22は、互いに外径の異なる大径部
25と小径部26とを一体に備えている。大径部25と
小径部26とは、それぞれ円柱状に形成されており、互
いに同軸的に連結している。勿論、大径部25の外径が
小径部26の外径より大きい。大径部25は、本体部2
0内に挿入されている。接触部22は、本体部20と同
軸的に配されている。接触部22は、その軸芯に沿って
スライド自在に、前記本体部20に取り付けられてい
る。即ち、接触部22は、本体部20に突没自在に支持
されている。また、大径部25と小径部26との段差に
よって、接触部22は、本体部20内から抜け出ない。
【0030】大径部25の外表面25aには、図7など
に示すように、溝27が形成されている。溝27は、大
径部25の外表面25aから凹である。溝27は、大径
部25の軸芯方向と周方向との双方に対し傾いて、螺線
状に延びている。溝27内には、前記突起24が侵入す
る。
【0031】また、接触部22の先端面(以下接触面と
呼ぶ)22aは、検査ピン1が検査部本体15に取り付
けられると、コネクタ受け部13に保持されるコネクタ
5の端子6と相対する。接触面22aは、導通検査を施
す際に、前記端子6と接触する。即ち、接触部22は、
前記端子6と接触可能である。接触面22aには、図8
に示すように、凹溝30が形成されている。凹溝30
は、複数の第1の凹溝31(図8ないし図10に示す)
と、複数の第2の凹溝32(図8及び図10に示す)
と、複数の第3の凹溝33(図8及び図9に示す)と、
を備えている。
【0032】第1の凹溝31と第2の凹溝32と第3の
凹溝33とは、それぞれ、前記接触面22aから凹であ
る。第1の凹溝31と第2の凹溝32と第3の凹溝33
とは、それぞれ、直線状である。複数の第1の凹溝31
は、互いに平行である。複数の第2の凹溝32は、互い
に平行である。複数の第3の凹溝33は、互いに平行で
ある。これらの第1の凹溝31と第2の凹溝32と第3
の凹溝33は、互いに交差している。
【0033】コイルばね23は、本体部20内に収容さ
れており、基部21と接触部22との間に設けられてい
る。コイルばね23は、基部21と接触部22とを互い
に離す方向に付勢している。このため、コイルばね23
は、接触部22を本体部20から突出する方向に付勢し
ている。即ち、コイルばね23は、接触部22をコネク
タ受け部13に保持されるコネクタ5の端子6に向かっ
て付勢している。
【0034】前述した構成の検査ピン1を備えた検査治
具2を用いて、ワイヤハーネス3に導通検査を施す際に
は、ます検査治具2のコネクタ受け部13にコネクタ5
を取り付ける(保持する)。操作レバー11を回転し
て、導通検査部12をコネクタ受け部13即ちコネクタ
5に近づける。
【0035】すると、前記接触部22がコイルばね23
によって付勢されているため、図4に示すように、接触
部22の接触面22aとコネクタ5の端子6とが互いに
接触する。コネクタ5の端子6と検査ピン1との導通を
確保する。前述したコンピュータなどが、前記電線16
や検査ピン1を介して、前記端子6に順番に印加する。
コンピュータが、端子6相互の導通状況を把握する。把
握した導通状況と、良品の場合の導通状況とを比較し
て、ワイヤハーネス3の良否を判定する。
【0036】本実施形態によれば、本体部20が円管状
でかつ接触部22が円柱状である。このため、接触部2
2の剛性を高くすることができる。したがって、接触部
22の位置が定まり、該接触部22の接触面22aを端
子6に確実に接触させることができる。
【0037】また、接触部22の大径部25の外表面2
5aに螺線状の溝27が形成され、本体部20に前記溝
27に侵入する突起24が設けられている。このため、
接触部22を軸芯周りに回転させることにより、該接触
部22を本体部20から確実に突没できる。したがっ
て、検査ピン1は、端子6と確実に電気的に接続する。
【0038】接触部22の接触面22aに凹溝30が形
成されている。凹溝30が、複数の第1の凹溝31と、
複数の第2の凹溝32と、複数の第3の凹溝33とを備
えている。これらの第1の凹溝31と第2の凹溝32と
第3の凹溝33とは、互いに交差している。このため、
コネクタ5の端子6と前記接触面22aとの摩擦係数が
高くなる。したがって、接触部22の接触面22aと端
子6とを確実に接触させることができる。したがって、
検査ピン1は、端子6とより確実に電気的に接続する。
【0039】次に、本発明の第2の実施形態にかかるワ
イヤハーネス用検査治具の検査ピン1を図11及び図1
2を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態
と同一構成部分には、同一符号を付して説明を省略す
る。
【0040】本実施形態では、図11及び図12に示す
ように、本体部20と基部21とが一体となっていると
ともに円柱状に形成されている、接触部22の大径部2
5が円管状に形成されている。接触部22の大径部25
に前記突起24が設けられている。接触部22の大径部
25内に本体部20が侵入している。本体部20の外表
面20aに前記溝27が形成されている。コイルばね2
3は、大径部25内に収容されかつ接触部22と本体部
20との間に設けられている。
【0041】本実施形態によれば、本体部20が円柱状
でかつ接触部22が円管状である。このため、接触部2
2の剛性を高くすることができる。したがって、接触部
22の位置が定まり、該接触部22の接触面22aを端
子6に確実に接触させることができる。
【0042】また、本体部20の外表面20aに螺線状
の溝27が形成され、接触部22の大径部25に前記溝
27に侵入する突起24が設けられている。このため、
接触部22を軸芯周りに回転させることにより、該接触
部22を本体部20から確実に突没できる。したがっ
て、検査ピン1は、端子6と確実に電気的に接続する。
【0043】接触部22の接触面22aに凹溝30が形
成されている。凹溝30が、複数の第1の凹溝31と、
複数の第2の凹溝32と、複数の第3の凹溝33とを備
えている。これらの第1の凹溝31と第2の凹溝32と
第3の凹溝33とは、互いに交差している。このため、
コネクタ5の端子6と前記接触面22aとの摩擦係数が
高くなる。したがって、接触部22の接触面22aと端
子6とを確実に接触させることができる。したがって、
検査ピン1は、端子6とより確実に電気的に接続する。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明によれば、本体部と接触部のうち一方が円管状で
かつ他方が円柱状である。このため、接触部の剛性を高
くすることができる。したがって、接触部の位置が定ま
り、該接触部を端子に確実に接触させることができる。
また、他方の外表面に螺線状の溝が形成され一方に前記
溝に侵入する突起が設けられている。このため、接触部
を軸芯周りに回転させることにより、該接触部を本体部
から確実に突没できる。したがって、端子と確実に電気
的に接続する。
【0045】請求項2に記載の本発明によれば、本体部
が円管状でかつ接触部が円柱状である。このため、接触
部の剛性をより高くすることができる。したがって、接
触部の位置が定まり、該接触部を端子により確実に接触
させることができる。したがって、端子と確実に電気的
に接続する。
【0046】請求項3に記載の本発明によれば、接触部
の接触面に凹溝が形成されている。このため、端子と接
触面との摩擦係数が高くなる。したがって、接触部の接
触面と端子とを確実に接触させることができる。したが
って、端子と確実に電気的に接続する。
【0047】請求項4に記載の本発明によれば、凹溝
が、複数の第1の凹溝と、該第1の凹溝に交差する複数
の第2の凹溝と、を備えている。このため、端子と接触
面との摩擦係数がより確実に高くなる。したがって、接
触部の接触面と端子とをより確実に接触させることがで
きる。したがって、端子とより確実に電気的に接続す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるワイヤハーネ
ス用検査治具の検査ピンを示す斜視図である。
【図2】図1に示されたワイヤハーネス用検査治具の検
査ピンを一部断面にして示す斜視図である。
【図3】図1に示されたワイヤハーネス用検査治具の検
査ピンを備えたワイヤハーネス用検査治具を示す斜視図
である。
【図4】図3に示されたワイヤハーネス用検査治具の導
通検査部などを示す断面図である。
【図5】図1に示されたワイヤハーネス用検査治具の検
査ピンの側面図である。
【図6】図1中のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図1中のVII−VII線に沿う断面図であ
る。
【図8】図1に示されたワイヤハーネス用検査治具の検
査ピンの接触面の平面図である。
【図9】図8中のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】図8中のX−X線に沿う断面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態にかかるワイヤハー
ネス用検査治具の検査ピンを一部断面にして示す斜視図
である。
【図12】図11中のXII−XII線に沿う断面図で
ある。
【図13】従来の検査ピンを一部断面にして示す側面図
である。
【図14】図13中のXIV−XIV線に沿う断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス用検査治具の検査ピン 2 ワイヤハーネス用検査治具 3 ワイヤハーネス 6 端子 20 本体部 20a 外表面 22 接触部 22a 接触面 23 コイルばね(付勢手段) 24 突起 25a 外表面 27 溝 30 凹溝 31 第1の凹溝 32 第2の凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日詰 寛美 東京都千代田区岩本町1−4−4 株式会 社エスケイ工機内 Fターム(参考) 2G011 AA01 AB01 AC14 AE22 AF06 2G014 AA13 AB60 AC08 5E051 GA09 GB07 GB09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子を備えたワイヤハーネスに導通検査
    を行うために用いられるワイヤハーネス用検査治具の検
    査ピンであって、 前記ワイヤハーネス用検査治具に取り付けられる本体部
    と、 前記本体部に突没自在に支持されかつ前記端子に接触可
    能な接触部と、 前記接触部を前記本体部から突出する方向に付勢する付
    勢手段と、を備え、 前記本体部と接触部とのうち一方が円管状に形成されて
    いるとともに、他方が前記一方内に挿入される円柱状に
    形成されており、 前記他方の外表面に、該外表面から凹でかつ螺線状に延
    びた溝が形成されているとともに、 前記一方には、内側に向かって凸でかつ前記溝内に侵入
    する突起が設けられていることを特徴とするワイヤハー
    ネス用検査治具の検査ピン。
  2. 【請求項2】 前記本体部が円管状に形成されかつ前記
    接触部が円柱状に形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のワイヤハーネス用検査治具の検査ピン。
  3. 【請求項3】 前記接触部が前記端子に相対しかつ該端
    子に接触する接触面を備え、 前記接触面に、該接触面から凹の凹溝が形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のワイヤ
    ハーネス用検査治具の検査ピン。
  4. 【請求項4】 前記凹溝は、互いに平行な複数の第1の
    凹溝と、互いに平行な複数の第2の凹溝と、を備え、前
    記第1の凹溝と第2の凹溝が互いに交差していることを
    特徴とする請求項3記載のワイヤハーネス用検査治具の
    検査ピン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218675A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Fujitsu Ltd プローブ及びプローブの製造方法
CN102226816A (zh) * 2009-07-24 2011-10-26 住友电气工业株式会社 用于测量器件性能的传感探头
CN107505485A (zh) * 2016-06-14 2017-12-22 富士电机株式会社 接触探针、半导体元件试验装置及半导体元件试验方法

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