JP2002120856A - 液体噴出ポンプおよびトリガーロック器具 - Google Patents

液体噴出ポンプおよびトリガーロック器具

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JP2002120856A
JP2002120856A JP2000313590A JP2000313590A JP2002120856A JP 2002120856 A JP2002120856 A JP 2002120856A JP 2000313590 A JP2000313590 A JP 2000313590A JP 2000313590 A JP2000313590 A JP 2000313590A JP 2002120856 A JP2002120856 A JP 2002120856A
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JP
Japan
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stopper
trigger
pump
liquid ejection
ejection pump
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JP2000313590A
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English (en)
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Hiroshi Chokai
博 鳥海
Kazuo Ito
和夫 伊藤
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Johnson Co Ltd
Original Assignee
Johnson Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1052Actuation means
    • B05B11/1056Actuation means comprising rotatable or articulated levers
    • B05B11/1057Triggers, i.e. actuation means consisting of a single lever having one end rotating or pivoting around an axis or a hinge fixedly attached to the container, and another end directly actuated by the user
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1059Means for locking a pump or its actuation means in a fixed position

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トリガーの引き動作を制限する汎用性が高い
液体噴出ポンプおよびトリガーロック器具を提供する。 【解決手段】 ストッパ24の円筒部25を予めキャッ
プ16に装着する。液体噴出ポンプ10を使用しない場
合には、ストッパ片26をトリガー20の引き操作を制
限するようにトリガー20に対応させる。即ち、従来の
ようにノズルヘッドに対してストッパを被せるなどの構
成とは異なり、ストッパ24をキャップ16に予め装着
して連結させた後にストッパ片26をトリガー20に当
接させる構成としたので、トリガー20の引き動作を制
限するストッパ24の汎用性が高くなる。従って、スト
ッパ24がポンプ本体14(ノズルヘッド18,トリガ
ー20など)の構造の制限を受けることがなくなるの
で、液体噴出ポンプ(機種など)10におけるポンプ本
体14の選択の自由度が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体内に洗剤
などの液体を収容し、その液体を噴出させる液体噴出ポ
ンプおよびトリガーロック器具に関する。
【0002】
【従来の技術】液体噴出ポンプには、トリガーの不用意
な操作によって容器本体内の液体が噴出されるのを防止
するトリガー用ストッパ機構を設けるものがある(例え
ば、国際公開番号W098/17399の国際公開公報
など)。以下、図12〜図15に基づき、上記国際公開
公報に係る液体噴出ポンプについて説明する。
【0003】図12に示すように、ポンプ本体80に
は、回転可能に配置されるノズルヘッド82と,引き操
作可能に配置されるトリガー86とを備えている。ノズ
ルヘッド82には、突部84Aを有する延設部84が一
体形成されている。一方、トリガー86には、延設部8
4の突部84Aに対応する部位に、ストッパ孔88Aを
有するストッパ88が一体形成されている。
【0004】そして、図12の例ではトリガー86の引
き操作をする場合、図12Aに示すように、突部84A
をストッパ孔88Aから離間する状態にする。一方、図
12Bに示すように、トリガー86の引き操作を制限す
る場合には、突部84Aをストッパ孔88Aに嵌め込む
状態にする。
【0005】また、図13に示す例は、図12に示すス
トッパ88をトリガー86に設けずに、ノズルヘッド8
2に一体形成された延設部90の突部90Aを、トリガ
ー86とポンプ本体80のシリンダ92との間に介在さ
せる例である。なお、図13において、図12に対応す
る部分には同一符号を付してその詳細説明は省略する。
【0006】そして、図13の例ではトリガー86の引
き操作をする場合、図13Aに示すように、突部90A
をトリガー86とシリンダ92との間から離間する状態
にする。一方、図13Bに示すように、トリガー86の
引き操作を制限する場合には、突部90Aをトリガー8
6とシリンダ92との間に介在させる状態にする。
【0007】さらに、図14に示す例は、図12及び図
13に示すような延設部84および90またはストッパ
88を設けずに、別体のストッパ94を設けた例であ
る。ストッパ94には、ノズルヘッド82を覆う筒部9
4Aと,この筒部94Aからトリガー86とシリンダ9
2との間に対応する突部94Bとが一体形成されてい
る。なお、図14において、図13に対応する部分には
同一符号を付してその詳細説明は省略する。
【0008】そして、図14の例ではトリガー86の引
き操作をする場合、図14Aに示すように、ストッパ9
4をノズルヘッド82から取り外す。一方、図14Bに
示すように、トリガー86の引き操作を制限する場合に
は、ストッパ94をノズルヘッド82に装着して突部9
4Aをトリガー86とシリンダ92との間に介在させる
状態にする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記国際公
開公報に係る液体噴出ポンプにおいては、トリガー86
の引き動作を制限するため、ノズルヘッド82またはト
リガー86に延設部84,90またはストッパ88を設
けたり、あるいはノズルヘッド82に別部材であるスト
ッパ94を被せる構成にしたものである。
【0010】そのため、上記トリガー用ストッパ機構で
は特定の液体噴出ポンプのために予め設定されたもので
あり、ノズルヘッドなどの形状が異なる他のタイプの液
体噴出ポンプには適用できない。即ち、従来のトリガー
用ストッパは、汎用性がなく、液体噴出ポンプの選択が
制限させるという不都合があった。
【0011】そこで、本発明は、上記事情を考慮し、ト
リガーの引き動作を制限する汎用性が高い液体噴出ポン
プおよびトリガーロック器具を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
液体噴出ポンプは、液体を収容する容器本体と、前記容
器本体内の液体を噴出させるためのトリガーが引き操作
可能に配置されるポンプ本体と、前記ポンプ本体を前記
容器本体に連結する連結部と、前記トリガーに対応また
は退避するように配置されるストッパ片および前記連結
部に装着する装着部を備えるストッパと、を有すること
を特徴とする。
【0013】本発明の請求項1に係る液体噴出ポンプで
は、装着部を連結部に予め装着する。そして、例えば液
体噴出ポンプを使用しない場合には、ストッパのストッ
パ片をトリガーの引き操作を制限するようにトリガーに
対応させる。これにより、トリガーの引き操作は、制限
される。また、液体噴出ポンプを使用する場合には、ス
トッパ片をトリガーから退避させてトリガーの引き操作
を可能とさせる。
【0014】即ち、本発明の請求項1に係る液体噴出ポ
ンプによれば、従来のようにノズルヘッドに対してスト
ッパを被せるなどの構成とは異なり、ストッパを連結部
に予め装着して連結させた後にストッパ片をトリガーに
当接させる構成としたので、トリガーの引き動作を制限
するストッパの汎用性が高くなる。
【0015】従って、本発明の請求項1に係る液体噴出
ポンプによれば、ストッパがポンプ本体(ノズルヘッ
ド,トリガーなど)の構造の制限を受けることがなくな
るので、液体噴出ポンプ(機種など)におけるポンプ本
体の選択の自由度が高くなる。
【0016】、請求項2に係る発明においては、前記連
結部が、前記容器本体の口部と,この口部に取付けるキ
ャップとで構成され、前記ストッパ片が前記ストップ位
置において前記ストッパを位置決めする位置決め手段を
前記口部に設け、前記ストッパを回転させることによっ
て前記ストップ位置まで移動させ、かつ前記ストッパに
対する前記位置決め手段の位置決めまたはその解除のた
めに前記ストッパを昇降可能とすることを特徴とする。
【0017】即ち、本発明の請求項2に係る発明におい
ては、ストッパを回転させることにより、ストッパをス
トップ位置まで移動させる。そして、ストッパを昇降さ
せることにより、位置決め手段に対するストッパの位置
決めまたはその解除を行う。
【0018】請求項3に係る発明においては、前記連結
部が、前記容器本体の口部と,この口部に取付けるキャ
ップとで構成され、前記ストッパ片が前記ストップ位置
において前記ストッパを位置決めする位置決め手段を前
記口部に設け、前記ストッパの回転にともなって前記ス
トッパを昇降可能とするガイド部を前記口部に形成し、
前記ストッパを回転させることによって前記ストップ位
置まで移動させ、かつ前記ストッパに対する前記位置決
め手段の位置決めまたはその解除のために前記ストッパ
が前記ガイド部に沿って昇降することを特徴とする。
【0019】本発明の請求項3に係る発明においては、
ストッパをガイド部に沿って昇降させることにより、ス
トッパに対する位置決め手段の位置決めまたはその解除
が行われる。即ち、本発明の請求項3に係る発明によれ
ば、ストッパを単に回転させることによってストッパが
ガイド部に沿って昇降するので、ストッパの移動操作が
容易となる。
【0020】請求項4に係る発明においては、液体噴出
ポンプのトリガーの引き操作を制限するトリガーロック
器具であって、前記トリガーに対応または退避するよう
に配置されるストッパ片と、前記液体噴出ポンプのポン
プ本体を容器本体に連結するキャップに装着する装着部
と、を有する。
【0021】本発明の請求項4に係る発明では、装着部
をキャップに予め装着する。そして、液体噴出ポンプを
使用しない場合には、ストッパ片をトリガーの引き操作
を制限するようにトリガーに対応させる。これにより、
トリガーの引き操作は、制限される。また、液体噴出ポ
ンプを使用する場合には、ストッパ片をトリガーから退
避させてトリガーの引き操作を可能とさせる。
【0022】即ち、本発明の請求項4に係る発明によれ
ば、トリガーロック器具がポンプ本体(ノズルヘッド,
トリガーなど)の構造の制限を受けることがなくなるの
で、液体噴出ポンプ(機種など)におけるポンプ本体の
選択の自由度が高くなる。
【0023】請求項5に係る発明においては、前記スト
ッパ片を、前記ポンプ本体の後部に形成される窪みをカ
バーするように形成することを特徴とする。
【0024】即ち、本発明の請求項5に係る発明におい
ては、ストッパ片がポンプ本体の窪みを覆うようにして
カバーするので、例えば親指と人差し指との付け根部付
近がトリガーの引き動作時に窪みに対して食い込むこと
が防止される。
【0025】即ち、本発明の請求項5に係る発明によれ
ば、ストッパ片によって上記付け根部付近に当接する面
積が広くなるので、ユーザーにおいては液体噴出ポンプ
が持ち易くなり、その操作性が向上する。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図1乃至
図7に基づいて、本発明の第1実施形態である液体噴出
ポンプについて説明する。なお、図1は本実施形態の液
体噴出ポンプの要部を示す側面図、図2は図1に示す液
体噴出ポンプの一部を破断した側面図、図3は図1に示
す液体噴出ポンプの分解斜視図である。
【0027】図1に示すように、液体噴出ポンプ10
は、液体を収容する容器本体11と,ポンプ本体14と
を備えている。容器本体11は、その上部に連結部の一
部を構成する円筒状の口部12が形成されている。
【0028】図3に示すように、口部12には、その上
部外周面に、ネジ12Aが形成されている。また、口部
12には、そのネジ12Aの下部外周面に、平面形状が
略三角状の位置決め手段であるストッパ部12Bが突設
されている。即ち、ストッパ部12Bは、口部12の軸
心P1を挟む直線上の部位で、ネジ12Aの外径よりも
若干だけ径大な環部12Cから突設している。
【0029】図2に示すように、ポンプ本体14には連
結部の一部を構成するキャップ16が配置されており、
このキャップ16は口部12のネジ12Aに対応するネ
ジ16Aが形成されている。そして、ポンプ本体14を
容器本体11に連結するには、キャップ16のネジ16
Aを口部12のネジ12Aに締結する。また、キャップ
16には、その外周部下端に突部16Bが環状に突設さ
れている。
【0030】ポンプ本体14は、図示しない噴出口が形
成されるノズルヘッド18と,図示しないピンを中心に
して回転するトリガー20と,トリガー20に連結され
かつシリンダ22内を摺動するプランジャ23を備え
る。なお、シリンダ22内には、プランジャ23を常に
トリガー20側へ付勢する図示しないスプリングが配置
されている。
【0031】また、ポンプ本体14には図示しない従来
周知の内蔵ポンプ機構が配置されており、この内蔵ポン
プ機構によって容器本体11内の液体がノズルヘッド1
8の噴出口から噴出される。そして、トリガー20を介
してプランジャ23が押圧されると、内蔵ポンプ機構に
よってシリンダ22内に貯溜された液体は図示しない噴
出口から噴出する。なお、図2に示すように、ポンプ本
体14は内蔵ポンプ機構の一部を構成する挿通部19を
備え、この挿通部19は口部12内に挿通可能となって
いる。
【0032】キャップ16の外周面16および口部12
(連結部)の部位にはトリガーロック器具であるストッ
パ24が昇降可能または回転可能に配置されており、こ
のストッパ24は容器本体11およびポンプ本体14
(キャップ16を含む)とは別部材となっている。
【0033】図3に示すように、ストッパ24には、装
着部である円筒部25と,円筒部25の所定の角範囲に
亘って断面略L字状に突設されたストッパ片26とが一
体形成されている。図2に示すように、円筒部25の下
端内周側には、ラチェット片27が弾性変形可能に形成
されている。
【0034】即ち、図4に示すように、ラチェット片2
7が口部12のストッパ部12Bに対応すると、ラチェ
ット片27はストッパ部12Bの平面形状に沿って弾性
変形して撓うと共に、ラチェット片27の先端部27A
がストッパ部12Bのストッパ面12Dに対向して当接
する。
【0035】この当接状態において、ストッパ24を反
時計方向(図4では、矢印CCW方向)へ回転させよう
としても、ラチェット片27の先端部27Aがストッパ
部12Bを乗り越えることができないので、ストッパ2
4を反時計方向へ回転させることが制限される。
【0036】また、図2に示すように、ストッパ24に
は、キャップ16の下面がストッパ24のラチェット片
27上面に当接する状態において、突部25Aがキャッ
プ16の突部16B上部に対応するように環状に突設さ
れている。そして、突部16Bおよび25A同士が当接
することにより、ストッパ24はキャップ16からの抜
けが防止される。
【0037】図4に示すように、ストッパ片26の先端
部26Aは、トリガー20に当接してトリガー20の引
き操作を制限する。一方、先端部26Aの反時計方向側
には、トリガー20の側面に対応するストッパ部26B
が突設されている。そして、このストッパ部26Bがト
リガー20の側面に当接すると、ストッパ24はトリガ
ー20の時計方向への回転を制限する。
【0038】図6に示すように、ストッパ24の円筒部
25下面からストッパ片26の下面までの長さすなわち
ストッパ片26の垂直部高さL1は、突部16Bおよび
25A同士が当接する状態において、ストッパ片26の
上部がポンプ本体14の窪みである凹部15(図7参
照)にストッパ26の一部が嵌まり込むように設定され
ている。また、ストッパ片26の平行部は、凹部15下
縁に沿うように傾斜している。
【0039】また、図2および図4に示すように、スト
ッパ片26の円筒部25外周面から先端部26Aまでの
平行部長さL2は、トリガー20の初期位置(図2に示
す位置)において、先端部26Aがトリガー20に当接
するように設定されている。なお、ストッパ片26の水
平方向長さL2は、ストッパ片26がポンプ本体14の
凹部15に嵌入できる範囲内に設定されている。
【0040】液体噴出ポンプ10の組付けは、以下のよ
うに行われる。液体を口部12を介して容器本体11内
に所定量注入した後に、キャップ16を口部12に取付
けてポンプ本体14を容器本体11に連結させる。
【0041】キャップ16を口部12に取付ける前に、
図5に示すように、ストッパ24の円筒部25をキャッ
プ16に嵌合させることにより、ストッパ24をキャッ
プ16にセットする。このセット状態では、ストッパ2
4の突部25Aがキャップ16の突部16Bの下側に位
置している。なお、ストッパ24はキャップ16にセッ
トされる構成であるので、別部材であるストッパ24が
液体噴出ポンプ10の使用中などにおいても紛失しな
い。
【0042】そして、ストッパ24をシリンダ22側へ
移動させる(持ち上げる)ことにより、ストッパ24の
突部25Aをキャップ16の突部16Bの上側へ位置さ
せると共に、図4に示すように、ストッパ24を時計方
向へ回転させてラチェット片27の先端部27Aをスト
ッパ部12Bのストッパ面12Dに当接させる。
【0043】そのため、ストッパ24は時計方向への回
転が制限されると共に、ストッパ片26の先端部26A
はトリガー20に当接してトリガー20の引き操作を制
限する。なお、本実施形態では、上述したように、スト
ッパ24を予めキャップ16にセットする構成であるの
で、キャップ16を口部12に取付けるキャッピング工
程時にストッパ24を取付けるという追加工程が不要で
ある。
【0044】液体噴出ポンプ10を使用しない場合に
は、図4に示すように、ストッパ片26の先端部26A
をトリガー20に当接させ、トリガー20の引き操作を
制限させる。
【0045】液体噴出ポンプ10を使用する場合には、
ラチェット片27の先端部27Aがストッパ部12Bの
ストッパ面12Dに当接する状態を解除するために、図
5に示すように、ストッパ24を押し下げてストッパ2
4の突部25Aをキャップ16の突部16Bの下側に位
置させる。
【0046】ストッパ24を反時計方向へ略180度回
転させ(図4の想像線参照)、ストッパ24のストッパ
片26を図7に示すポンプ本体14の凹部15に対応さ
せる。そして、ストッパ24を持ち上げてストッパ24
の突部25Aをキャップ16の突部16Bの上側へ位置
させ、図6および図7に示すように、ストッパ片26の
一部を凹部15内に挿入させる。
【0047】本実施形態によれば、略L字状のストッパ
片26がポンプ本体14の凹部15を覆うようにしてカ
バーするので、親指と人差し指との付け根部付近がトリ
ガー20の引き動作時に凹部15に対して食い込むこと
が防止される。即ち、本実施形態によれば、ストッパ片
26によって上記付け根部付近に当接する面積が広くな
るので、ユーザーにおいては液体噴出ポンプ10が持ち
易くなり、その操作性が向上する。なお、ポンプ本体1
4に凹部15を形成する部分(後部)がない場合にも、
上記と同様に、液体噴出ポンプ10が持ち易くなり、そ
の操作性が向上する。
【0048】本実施形態によれば、従来のようにノズル
ヘッドに対してストッパを被せるなどの構成とは異な
り、ストッパ24をキャップ16に予め装着して連結さ
せた後にストッパ片26をトリガー20に当接させる構
成としたので、トリガー20の引き動作を制限するスト
ッパ24の汎用性が高くなる。即ち、本実施形態によれ
ば、ストッパ24がポンプ本体14(ノズルヘッド1
8,トリガー20など)の構造の制限を受けることがな
くなるので、液体噴出ポンプ(機種など)10における
ポンプ本体14の選択の自由度が高くなる。
【0049】また、本実施形態において、ラチェット片
27の先端部27Aがストッパ部12Bのストッパ面1
2Dに当接するストップ状態(図4に示す状態)ではス
トッパ部26Bがトリガー20と当接しているので、液
体噴出ポンプ10の落下時など不用意な力が作用する場
合でも、容器本体11に対する液体噴出ポンプ10の回
転による弛みが防止される。
【0050】即ち、本実施形態によれば、容器本体11
と液体噴出ポンプ10とをストッパ24のストッパ片2
6で連結することによって液体噴出ポンプ10の弛みを
防止するので、液体噴出ポンプ10の落下時など不用意
な力が作用する場合でも、ポンプ本体14を保護する。
【0051】(第2実施形態)図8乃至図11に基づ
き、第2実施形態を説明する。本実施形態は、第1実施
形態に係る容器本体の口部のストッパ部を変形させた例
である。なお、図1乃至図6において、図8乃至図11
に対応する部分には同一符号を付してその詳細説明は省
略する。
【0052】図9に示すように、本実施形態のストッパ
24のストッパ部28は、トリガー20の凹部21内に
嵌合するように平面形状が矩形状に形成されている。ま
た、図8に示すように、本実施形態では、ストッパ24
の円筒部25には図2に示す突部25Aが形成されてい
ない。
【0053】口部12の下端には環状の環部30が突設
されており、この環部30の外周面にはガイド部である
2本のガイド溝32が形成されている。図9に示すよう
に、ガイド溝32は、それぞれ所定の角範囲(本実施形
態では、約150度)に亘って形成されている。
【0054】図8に示すように、ガイド溝32は、スト
ッパ24をストッパ部28がトリガー20の凹部21に
嵌合する状態から時計方向(図9では、矢印CW方向)
へ回転させる方向へ向かうにしたがって下側へ移動する
ように形成されている。即ち、ガイド溝32はウェーブ
を加えた螺旋状に形成されており、そのためストッパ2
4はストッパ24を回転させることによってガイド溝3
2に沿って昇降する。
【0055】そして、ラチェット片27の先端部27A
がガイド溝32のストッパ面32Aに当接するストップ
状態(図9に示す状態)においては、ストッパ24のス
トッパ片26(ストッパ部26Bを含む)が、トリガー
20の凹部21またはポンプ本体14の凹部15に対応
する状態となる(図10および図11参照)。
【0056】本実施形態において、液体噴出ポンプ10
を使用しない場合には、図9に示すように、ストッパ2
4をガイド溝32に沿って回転させることにより、スト
ッパ片26のストッパ部28をトリガー20の凹部21
に嵌合させ、トリガー20の引き操作を制限する。
【0057】一方、液体噴出ポンプ10を使用する場合
には、図9に示すように、ストッパ24を、ラチェット
片27の先端部27Aがガイド溝32のストッパ面32
Aに当接するストップ状態から時計方向へ180度回転
させる。そして、図10および図11に示すように、ス
トッパ24のストッパ片26の上部をポンプ本体14の
凹部15内に嵌合させる。
【0058】本実施形態によれば、図8に示すように、
口部12の環部30にストッパ24を昇降可能とするガ
イド溝32を設けたので、ストッパ24を単に回転させ
ることによってストップ位置(図9の実線の位置)から
移動させることができる。
【0059】即ち、本実施形態によれば、ストッパ24
を単に回転させることによってストッパ24がガイド溝
32に沿って昇降するので、ストッパ24の移動(回
転)操作が容易となる。なお、本実施形態のその他の構
成及び作用効果は、第1実施形態と同様であるので、そ
の詳細説明は省略する。
【0060】なお、上記各実施形態ではストッパ24を
口部12を中心にして回転させる構成であるが、本発明
のストッパの移動方向はストッパのトリガーに当接する
部分が傾倒するように構成したものであっても、同様に
適用できる。また、本発明に係るストッパ(トリガーロ
ック器具)は、液体噴出ポンプのキャップなどに取付可
能であれば、液体噴出ポンプの種類(形状など)のいか
んに拘わらず適用できる。
【0061】上記各実施形態のストッパ片26の側面形
状は略L字状をなしているが、トリガー20の引き操作
を制限し得る形状であれば、任意に変更できる。また、
同様に、先端部26A、ストッパ部26B,28などの
形状も、任意に変更できる。さらに、口部12、ガイド
溝32などの形状も、ストッパ24を昇降させることが
できるものであれば、任意に変更できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のようにノズルヘッドに対してストッパを被せるな
どの構成とは異なり、トリガーロック器具またはストッ
パをキャップまたは連結部に予め装着して連結させた後
にストッパ片をトリガーに当接させる構成としたので、
トリガーの引き動作を制限するトリガーロック器具また
はストッパの汎用性が高くなる。
【0063】即ち、本発明によれば、ストッパがポンプ
本体(ノズルヘッド,トリガーなど)の構造の制限を受
けることがなくなるので、液体噴出ポンプ(機種など)
におけるポンプ本体の選択の自由度が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の液体噴出ポンプの
要部を示す側面図である。
【図2】図1に示す液体噴出ポンプの一部を破断した側
面図ある。
【図3】図1に示す液体噴出ポンプの分解斜視図であ
る。
【図4】図2に示すトリガーとストッパとの当接状態の
平面図である。
【図5】図2に示すストッパが下降した状態の側面図あ
る。
【図6】図5に示すストッパを回転させた状態の側面図
ある。
【図7】図6に示す液体噴出ポンプの斜視図ある。
【図8】本発明に係る第2実施形態の液体噴出ポンプの
一部を破断した側面図である。
【図9】図8に示すトリガーとストッパとの当接状態の
平面図である。
【図10】図8に示すストッパを回転させた状態の側面
図ある。
【図11】図10に示す液体噴出ポンプの一部を破断し
た側面図ある。
【図12】従来例に係る液体噴出ポンプの一部を示す斜
視図である。
【図13】他の従来例に係る液体噴出ポンプの一部を示
す斜視図である。
【図14】さらに他の従来例に係る液体噴出ポンプの一
部を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 液体噴出ポンプ 11 容器本体 12 口部(連結部) 12B ストッパ部(位置決め手段) 12D ストッパ面(位置決め手段) 14 ポンプ本体 15 凹部(窪み) 16 キャップ(連結部) 20 トリガー 21 凹部 24 ストッパ(トリガーロック器具) 25 円筒部(装着部) 25A 突部 26 ストッパ片 27 ラチェット片 28 ストッパ部 30 突部 32 ガイド溝(ガイド部) 32A ストッパ面(位置決め手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AB01 BA02 CA01 DA01 DB12 FA09 FB01 GA04 GB04 JA20 LC01 LD21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する容器本体と、 前記容器本体内の液体を噴出させるためのトリガーが引
    き操作可能に配置されるポンプ本体と、 前記ポンプ本体を前記容器本体に連結する連結部と、 前記トリガーに対応または退避するように配置されるス
    トッパ片および前記連結部に装着する装着部を備えるス
    トッパと、 を有することを特徴とする液体噴出ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記連結部が、前記容器本体の口部と,
    この口部に取付けるキャップとで構成され、 前記ストッパ片が前記ストップ位置において前記ストッ
    パを位置決めする位置決め手段を前記口部に設け、 前記ストッパを回転させることによって前記ストップ位
    置まで移動させ、かつ前記ストッパに対する前記位置決
    め手段の位置決めまたはその解除のために前記ストッパ
    を昇降可能とすることを特徴とする請求項1に記載の液
    体噴出ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記連結部が、前記容器本体の口部と,
    この口部に取付けるキャップとで構成され、 前記ストッパ片が前記ストップ位置において前記ストッ
    パを位置決めする位置決め手段を前記口部に設け、 前記ストッパの回転にともなって前記ストッパを昇降可
    能とするガイド部を前記口部に形成し、 前記ストッパを回転させることによって前記ストップ位
    置まで移動させ、かつ前記ストッパに対する前記位置決
    め手段の位置決めまたはその解除のために前記ストッパ
    が前記ガイド部に沿って昇降することを特徴とする請求
    項1に記載の液体噴出ポンプ。
  4. 【請求項4】 液体噴出ポンプのトリガーの引き操作を
    制限するトリガーロック器具であって、 前記トリガーに対応または退避するように配置されるス
    トッパ片と、 前記液体噴出ポンプのポンプ本体を容器本体に連結する
    キャップに装着する装着部と、 を有するトリガーロック器具。
  5. 【請求項5】 前記ストッパ片を、前記ポンプ本体の後
    部に形成される窪みをカバーするように形成することを
    特徴とする請求項4に記載のトリガーロック器具。
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