JP2002120833A - 折り畳み式運搬用容器 - Google Patents

折り畳み式運搬用容器

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JP2002120833A
JP2002120833A JP2000316487A JP2000316487A JP2002120833A JP 2002120833 A JP2002120833 A JP 2002120833A JP 2000316487 A JP2000316487 A JP 2000316487A JP 2000316487 A JP2000316487 A JP 2000316487A JP 2002120833 A JP2002120833 A JP 2002120833A
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container body
wall
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long side
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JP2000316487A
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Inventor
Tetsuya Murakami
哲也 村上
Hidetoshi Yamaguchi
英俊 山口
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器本体の強度を容易に高めることができる
ように構成された折り畳み式運搬用容器を提供する。 【解決手段】 折り畳み式運搬用容器の容器本体11
は、合成樹脂により有底四角箱状に形成されている。こ
の容器本体11は、底壁12と、その底壁12の周縁に
沿って立設された支持突条21a,21bと、それら支
持突条21a,21bの上面に回動可能に立設支持され
た長側壁13及び短側壁14とを備えている。支持突条
21bと短側壁14との接合部には、支持突条21bの
上面両端部(コーナ部)を上方に突出させることにより
段部27が設けられている。さらに、底壁12の下端部
と短側壁14の上端部との間には、段部27及びその近
傍位置において、ほぼ上下に連続する第一縦リブ28a
及び第一側壁リブ52aと、第二縦リブ28b及び第二
側壁リブ52bが突設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不使用時には小
さくコンパクトに折り畳んで収納及び運搬することがで
きるように構成された折り畳み式運搬用容器に関するも
のである。より詳しくは、組み立てたときの容器本体の
強度を高めることができるように構成された折り畳み式
運搬用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の折り畳み式運搬用容
器としては、例えば、全体が金属によって構成された折
り畳み式パレットボックスが知られている。このパレッ
トボックスは、下端部にフォーク挿入孔を備えた四角板
状の底壁と、その底壁の周縁に沿って立設された支持突
条と、前記底壁の対向する側縁に沿って立設されるとと
もに前記支持突条の上面に回動可能に支持される各一対
の側壁とから構成されている。前記支持突条と各側壁と
の接合部には、回動軸及び回動軸受けからなる回動手段
が設けられている。
【0003】このパレットボックスを構成する容器本体
のコーナ部には、前記支持突条の上端部を突出させるこ
とによって段部が設けられているうえ、その段部に対応
する側壁の下端部を凹設することによって側壁凹部が設
けられている。また、前記段部の真下に位置する底壁に
は、その下端部を凹設することによって底壁凹部が設け
られている。さらに、前記段部は、側壁凹部及び底壁凹
部の両方と係合されるように構成されている。
【0004】そして、このパレットボックスにおいて、
容器本体を組み立てる際には、前記各段部が側壁凹部内
に収容されることによって、各側壁が支持突条の上面に
垂直に立設される。この組み立てられた状態のパレット
ボックスにおいて、その側壁にかかる荷重は、主として
容器本体のコーナ部に位置する段部の上面と側壁凹部の
下面との間で受け止められる。一方、折り畳まれた状態
の複数の容器本体を上下に揃えて積み重ねる場合には、
下方に位置する容器本体の上端部に突出して配置された
各段部を、上方に位置する容器本体の下端部に凹設され
た底壁凹部内に収容することによって、上下の容器本体
間の位置決めを容易に行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
折り畳み式パレットボックスでは、組み立てられた状態
で側壁に大きな荷重が加えられた場合には、その荷重は
段部と側壁凹部との接合部に集中的に加わるように構成
されていたにもかかわらず、その部分を特別補強するこ
とができるような構成にはなっていなかった。
【0006】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、容器本体の強度を容易に高めることがで
きるように構成された折り畳み式運搬用容器を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の折り畳み式運搬用容器
は、四角板状に形成された底壁と、その底壁の周縁に沿
って立設された支持突条と、前記底壁の対向する側縁に
沿って立設されるとともに、前記支持突条の上面に支持
される各一対の第一側壁及び第二側壁とを備え、全体が
合成樹脂により有底四角箱状に形成された容器本体から
構成され、前記各側壁の下端部と支持突条との接合部に
は、各側壁を容器本体の内方に折り畳むための回動手段
を設けるとともに、前記第一側壁を底壁の上面に折り畳
んだ後、第二側壁を第一側壁の上面に折り畳むことによ
って、容器本体を折り畳み可能に構成した折り畳み式運
搬用容器であって、前記支持突条と側壁との接合部にお
いて、支持突条の上面両端部又は側壁の下端面両端部を
突出させることにより段部を設け、その段部によって側
壁にかかる荷重を受け止めるように構成するとともに、
前記底壁の下端部と側壁の上端部との間には、前記段部
及びその近傍位置において、ほぼ上下に連続する縦リブ
を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
を具体化した第1実施形態を図面に基づいて詳細に説明
する。
【0009】図1(a)及び図2に示すように、第1実
施形態の折り畳み式運搬用容器を構成する容器本体11
は、全体が合成樹脂により有底長四角箱状に形成されて
いる。この容器本体11は、長四角板状に形成された底
壁12と、その底壁12の対向する一側縁に沿って立設
された一対の長側壁13と、前記底壁12の対向する他
側縁に沿って立設された一対の短側壁14とを備えてい
る。この折り畳み式運搬用容器の容器本体11は、一対
の長側壁13を底壁12の上面に折り畳んだ後、一対の
短側壁14を長側壁13の上面に折り畳むことによっ
て、折り畳み可能に構成されている。
【0010】底壁12の対向する一側縁には、ほぼ四角
柱状に形成された支持突条21aが容器本体11のコー
ナ部間を繋ぐように立設され、その上端面で長側壁13
を支持している。また、底壁12の対向する他側縁に
は、ほぼ長四角柱状に形成された支持突条21bが容器
本体11のコーナ部間を繋ぐように立設され、その上端
面で短側壁14を支持している。図4(b)に示すよう
に、前記支持突条21aは長側壁13の厚みとほぼ同じ
高さに形成されており、支持突条21bは長側壁13の
厚みと短側壁14の厚みとを加えた長さとほぼ同じ高さ
に形成されている。
【0011】図4(a)に示すように、各支持突条21
a,21bの上端部には、所定間隔をおいて回動手段を
構成する軸受け部22が設けられ、長側壁13及び短側
壁14の下端部に設けられた回動手段を構成する回動軸
23を回動可能に軸着している。この構成によって、各
長側壁13及び短側壁14は、容器本体11の内方に回
動することができるようになっている。また、図2に示
すように、前記支持突条21aの外側部には、長四角形
状に凹設された各一対の収容凹部24が設けられてい
る。
【0012】図4(a)に示すように、前記支持突条2
1a,21bの上端部外方位置には、各支持突条21
a,21bの外側面に沿って外側部突条25が僅かに上
方に延びるように突設されている。また、前記収容凹部
24と対応する位置に配設される長側壁13の下端部内
方位置には、長側壁13の内側面に沿って内側部突条2
6が僅かに下方に延びるように突設されている。そし
て、これら外側部突条25及び内側部突条26によっ
て、各支持突条21a,21bの上端部と、各側壁1
3,14の下端部との間に形成される隙間を被覆して容
器本体11内の収容物を外側方から隠すことができるよ
うになっている。
【0013】一方、容器本体11のコーナ部に位置する
支持突条21a,21bの上面には、各支持突条21
a,21bの外側面に沿って上方に突出した段部27が
設けられている。これら段部27は、平面L字状に形成
されているうえ、その上端面が平坦面によって構成され
ている。図1(b)に示すように、支持突条21bに沿
って設けられた段部27の内端部及び外端部には、底壁
12(支持突条21b)の下端部と段部27の上端部と
を上下に繋ぐ第一縦リブ28a及び第二縦リブ28bが
突設され、段部27の強度を高めることができるように
なっている。
【0014】また、図3(b)に示すように、長側壁1
3の上部を構成する上部壁面13aは、その中央部から
下部にかけての長側壁13の壁面13bよりも僅かに外
側方に位置するように配設されている。さらに、図1
(a)に示すように、短側壁14の中央部には、容器本
体11を把持するための把持孔29が長四角孔状に貫設
されている。
【0015】図3(a)及び(b)に示すように、長側
壁13の両端部には、その外側部上方位置を長四角形状
に凹設することによって係合凹部31が設けられてい
る。この係合凹部31の下端部には、側面ほぼコ字状に
形成された規制手段を構成する規制凸部32が長側壁1
3の外側方に延びるように突設されている。この規制凸
部32の上方には、ほぼ長四角柱状に形成された第2規
制手段を構成する第2規制凸部33が長側壁13の外側
方に延びるように突設されている。
【0016】図2及び図3(a)に示すように、短側壁
14の両端部には、長四角板状に形成された規制板41
が短側壁14の内側方に延びるように突設され、前記長
側壁13の係合凹部31内に収容されるようになってい
る。この規制板41の裏面(内側面)は、前記規制凸部
32の先端部及び長側壁13の上端部と当接可能に構成
されており、容器本体11を組み立てたとき、長側壁1
3が容器本体11の外方に回動するのを規制することが
できるようになっている。また、図4(b)に示すよう
に、これら規制板41は、容器本体11を折り畳んだと
き、前記支持突条21aの収容凹部24内に収容される
ようになっている。
【0017】図3(a)及び(b)に示すように、規制
板41の下端部内側面(裏面)には、その端縁に沿って
規制手段を構成する規制突部42が長側壁13の内側方
に延びるように突設されている。この規制突部42は、
前記長側壁13の規制凸部32と当接可能に構成されて
おり、容器本体11を組み立てたとき、短側壁14が容
器本体11の外方に回動するのを規制することができる
ようになっている。そして、これら規制凸部32及び規
制突部42によって規制手段が構成されている。
【0018】さらに、規制板41の上端部には、前記長
側壁13の第2規制凸部33と対応する位置に、第2規
制手段を構成する係合孔43が長四角孔状に貫設されて
いる。この係合孔43は、容器本体11を組み立てたと
きに前記第2規制凸部33が係入されるように構成され
ており、短側壁14が容器本体11の外方に回動するの
を規制することができるようになっている。そして、こ
れら第2規制凸部33及び係合孔43によって第2規制
手段が構成されている。
【0019】また、短側壁14の両端部には、前記規制
突部42と係合孔43との中間(高さ)に位置する短側
壁14をコ字状に切欠くことによって押圧片44が設け
られている。さらに、各押圧片44の先端部は、短側壁
14の端部側に形成されている。これら押圧片44の先
端部には、垂直方向に延びるとともに短側壁14の内外
両側方に突出する係合突部45が突設されている。
【0020】図3(a)に二点鎖線で示すように、前記
先端部に係合突部45が突設された押圧片44は、その
基端部を中心に短側壁14の外側方及び内側方に僅かに
弾性変形させることができるように構成されている。そ
して、容器本体11を組み立てたとき、前記短側壁14
の内側方に突出された係合突部45が長側壁13の上部
壁面13a両端部と係合され、長側壁13が容器本体1
1の内方に回動するのを規制することができるようにな
っている。
【0021】一方、図1(a)及び図4(a)に示すよ
うに、短側壁14の両端部には、その下端部外方位置を
長四角形状に凹設することによって側壁凹部51が設け
られている。これら側壁凹部51は、容器本体11を組
み立てたとき、前記段部27を収容することができるよ
うに構成されている。このとき、これら側壁凹部51の
下面は、前記段部27の上端面と当接可能に構成され、
この構成によって、短側壁14にかかる荷重を受け止め
て容器本体11の強度を高めることができるようになっ
ている。
【0022】また、図1(a)及び(b)に示すよう
に、側壁凹部51の内端部及び外端部には、短側壁14
の上下端部間を上下に繋ぐ第一側壁リブ52a及び第二
側壁リブ52bが突設されている。これら第一側壁リブ
52a及び第二側壁リブ52bは、それぞれ前記第一縦
リブ28a及び第二縦リブ28bとほぼ上下に連続して
延びるように形成され、容器本体11を組み立てたと
き、容器本体11のコーナ部の強度を高めることができ
るようになっている。
【0023】さて、上記のように構成された折り畳み式
運搬用容器を折り畳む際には、まず、一方の長側壁13
の両側方に位置する押圧片44を好ましくは同時に、各
短側壁14の内側方から外側方へと押圧して弾性変形さ
せる。すると、図3(a)に二点鎖線で示されるよう
に、前記押圧された押圧片44先端部の係合突部45内
側部と長側壁13の上部壁面13a両端部との係合状態
が解除される。続いて、前記一方の長側壁13の上端部
を容器本体11の内方に指で押圧することによって、そ
の長側壁13を容器本体11の内方に回動させて底壁1
2の上面に折り畳む。
【0024】続いて、上記と同様にして、他方の長側壁
13を底壁12及び前記一方の長側壁13の上面に折り
畳む。このとき、前記他方の長側壁13は、その壁面1
3bの内側面が底壁12の上面と当接されるとともに、
前記壁面13bよりも僅かに外側方(上方)に配設され
た上部壁面13aの内側面が前記一方の長側壁13の上
面(外側面)と当接されるように配置される。その結
果、前記他方の長側壁13の上端面が低い位置で水平に
配置される。
【0025】次に、一対の短側壁14を前記折り畳まれ
た両長側壁13の上面に折り畳むことによって、図4
(a)及び(b)に示されるように、容器本体11が平
板状に小さくコンパクトに折り畳まれる。このとき、図
4(b)に示されるように、短側壁14の両端部に突設
されている規制板41は、支持突条21aの収容凹部2
4内に収容され、折り畳まれた状態の短側壁14の上端
面が低い位置に配置される。
【0026】また、この折り畳み式運搬用容器の容器本
体11は、折り畳まれた状態で上下に揃えて積み重ねる
ことができる。すなわち、上方に位置する容器本体11
の底壁12の各コーナ部を、下方に位置する容器本体1
1の各コーナ部に突出されている段部27の上方で位置
合わせした状態でそのまま載置することによって、折り
畳まれた状態の容器本体11を上下に揃えて積み重ねる
ことができる。
【0027】一方、上記折り畳まれた状態の折り畳み式
運搬用容器を組み立てて使用する際には、まず、図4
(a)及び(b)に示される一対の短側壁14を、回動
軸23を中心に90°回動させて支持突条21bの上端
面上に立設させた後、一対の長側壁13を同様に回動さ
せて支持突条21aの上端面上に立設させる。
【0028】このとき、図3(a)及び(b)に示され
るように、長側壁13の上部壁面13a両端部は、支持
突条21b上に立設された短側壁14の内側面に沿って
回動されながら、短側壁14の押圧片44の内側面に突
設された係合突部45を外側方へと押圧し、両短側壁1
4を外側方に僅かに回動させる。さらに、前記長側壁1
3を容器本体11の外方に回動させることによって、長
側壁13の係合凹部31の下端部を構成する規制凸部3
2と、短側壁14の規制板41の下端部を構成する規制
突部42とが互いに係合された状態になる。
【0029】この規制突部42により短側壁14が容器
本体11の外方に回動規制された状態で、前記長側壁1
3の上部壁面13a両端部は、前記押圧片44の係合突
部45を容器本体11の外側方に押圧して弾性変形させ
ながら係合突部45の内側部上を滑らかにスライドした
後、その係合突部45を越えて規制板41側に移動す
る。その結果、前記長側壁13の上部壁面13a両端部
が係合突部45の内側部先端縁と係合され、長側壁13
の容器本体11内方への回動が規制された状態になる。
【0030】さらにこのとき、短側壁14の規制板41
が長側壁13の外側面を覆うように突設されていること
から、長側壁13の容器本体11外方への回動が規制さ
れている。従って、この組み立てられた状態の一対の長
側壁13は、容器本体11の内方及び外方のいずれの方
向にも回動規制され、支持突条21aの上端面上で垂直
方向に立設固定されている。
【0031】また、一対の短側壁14は、長側壁13の
両端部と当接された状態で配置されていることから、容
器本体11内方への回動が防止されている。さらに、図
3(a)及び(b)に示されるように、短側壁14の規
制板41に設けられた規制突部42及び係合孔43が、
長側壁13の両端部に設けられた規制凸部32及び第2
規制凸部33と当接可能に構成されていることから、短
側壁14の容器本体11外方への回動も規制されてい
る。従って、この組み立てられた状態の一対の短側壁1
4は、容器本体11の内方及び外方のいずれの方向にも
回動規制され、支持突条21bの上端面上で垂直方向に
立設固定されている。
【0032】この折り畳み式運搬用容器は、一対の短側
壁14の中央部に貫設された把持孔29を両手で把持す
ることによって運搬される。また、この折り畳み式運搬
用容器の容器本体11は、組み立てられた状態で上下に
積み重ねることができるとともに、組み立てられた状態
の容器本体11の上下に、上記折り畳まれた状態の容器
本体11を積み重ねることもできる。
【0033】このとき、下方に位置する組み立てられた
状態の容器本体11には、上方に積み重ねられた運搬用
容器等の荷重が上下方向に加えられる。この荷重は、主
として容器本体11のコーナ部に集中的に加わえられ、
対向する一対の短側壁14両端部の壁面、第一側壁リブ
52a及び第二側壁リブ52bを介して側壁凹部51に
伝わり、その側壁凹部51の下面と段部27の上面とを
当接させる。さらに、前記荷重は、前記段部27の上面
から、支持突条21bの壁面、第一縦リブ28a及び第
二縦リブ28bを介して底壁12の下端部へと伝えられ
て支持される。
【0034】また、上記組み立てられた状態の容器本体
11に斜め方向に加えられる荷重は、上記と同様に、主
として容器本体11のコーナ部に集中的に加えられる。
この荷重は、前記段部27、側壁凹部51、各縦リブ2
8a,28b及び各側壁リブ52a,52bによって受
け止められるうえ、段部27の側部と各側壁13,14
の側部との間の接合部で受け止められる。
【0035】従って、この第1実施形態の折り畳み式運
搬用容器は、支持突条21bと短側壁14との接合部に
おいて、支持突条21bの上面両端部(コーナ部)を突
出させることにより段部27を設け、その段部27によ
って短側壁14にかかる荷重を受け止めるように構成さ
れている。さらに、底壁12の下端部と短側壁14の上
端部との間には、段部27及びその近傍位置において、
ほぼ上下に連続する第一縦リブ28a及び第一側壁リブ
52aと、第二縦リブ28b及び第二側壁リブ52bが
設けられている。このため、組み立てられた状態の容器
本体11に加えられる上下方向及び斜め方向の荷重を容
易かつ確実に受け止めて、容器本体11の強度を容易に
高めることができる。
【0036】(第2実施形態)以下、この発明を具体化
した第2実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図
5(a)、(b)及び図6に示すように、第2実施形態
の折り畳み式運搬用容器を構成する容器本体11は、合
成樹脂により有底長四角箱状に形成されている。この容
器本体11は、長四角板状に形成された底壁12と、そ
の底壁12の対向する一側縁に沿って立設された一対の
長側壁13と、前記底壁12の対向する他側縁に沿って
立設された一対の短側壁14とを備えている。この折り
畳み式運搬用容器の容器本体11は、一対の短側壁14
を底壁12の上面に折り畳んだ後、一対の長側壁13を
短側壁14の上面に折り畳むことによって、折り畳み可
能に構成されている。
【0037】図5(b)に示すように、底壁12の対向
する一側縁には、ほぼ四角柱状に形成された支持突条2
1aが容器本体11のコーナ部間を繋ぐように立設さ
れ、その上端面で短側壁14を支持している。また、底
壁12の対向する他側縁には、ほぼ長四角柱状に形成さ
れた支持突条21bが容器本体11のコーナ部間を繋ぐ
ように立設され、その上端面で長側壁13を支持してい
る。図9(b)に示すように、前記支持突条21aは短
側壁14の厚みとほぼ同じ高さに形成されており、支持
突条21bは短側壁14の厚みと長側壁13の厚みとを
加えた長さとほぼ同じ高さに形成されている。
【0038】図5(b)、図6及び図9(a)に示すよ
うに、各支持突条21a,21bの上端部内方位置に
は、所定間隔をおいて回動手段を構成する軸受け部22
が設けられ、短側壁14及び長側壁13の下端部内方位
置に設けられた回動手段を構成する回動軸23を回動可
能に軸着している。この構成によって、各短側壁14及
び長側壁13は、容器本体11の内方に回動することが
できるとともに、容器本体11の外方に回動され難くな
っている。
【0039】図6に示すように、前記支持突条21aの
外側部には、長四角形状に凹設された一対の収容凹部2
4が設けられている。一方、短側壁14の中央部には、
把持孔29が長四角孔状に貫設されている。
【0040】図9(a)に示すように、一対の支持突条
21bの両端部上面には、支持突条21bの外側面に沿
って上方に突出した段部27が設けられている。これら
段部27は、ほぼ四角柱状に形成されているうえ、その
上端面は平坦面によって構成されている。図7に示すよ
うに、支持突条21bに沿って設けられた段部27の内
端部よりも僅かに内方位置には、支持突条21bの上下
端部間を上下に繋ぐ縦リブ28が突設され、段部27近
傍の支持突条21bを強度を高めることによって、段部
27の強度を高めることができるようになっている。
【0041】図8(a)に示すように、短側壁14の両
端部には、その外側部上方位置を長四角形状に凹設する
ことによって係合凹部31が設けられている。この係合
凹部31の下部及び中央部には、側面ほぼコ字状に形成
された規制手段を構成する規制凸部32が短側壁14の
外側方に延びるように突設されている。図8(a)及び
(b)に示すように、これら規制凸部32の上方には、
平断面逆L字状に形成された係合突起34が突設されて
いる。
【0042】この係合突起34の基端部34aは短側壁
14の外側方に延びるように設けられ、先端部34bは
長側壁13の外側方に延びるように設けられている。さ
らに、この係合突起34の基端部34aの係合凹部31
側には隙間が設けられており、図8(b)に二点鎖線で
示されるように、係合突起34を係合凹部31側に弾性
変形させることができるようになっている。
【0043】図6に示すように、長側壁13の両端部に
は、長四角板状に形成された規制板41が長側壁13の
内側方に延びるように突設され、前記短側壁14の係合
凹部31内に収容されるようになっている。この規制板
41の裏面は前記規制凸部32の先端部と当接可能に構
成されており、容器本体11を組み立てたとき、短側壁
14が容器本体11の外方に回動するのを規制すること
ができるようになっている。また、容器本体11を折り
畳んだとき、これら規制板41は、前記支持突条21a
の収容凹部24内に収容されるようになっている。
【0044】図8(a)に示すように、規制板41の下
端部から中央部にかけての裏面には、その端縁に沿って
規制手段を構成する規制突部42が短側壁14の内側方
に延びるように突設されている。この規制突部42は、
前記短側壁14の規制凸部32と当接可能に構成され、
容器本体11を組み立てたとき、長側壁13が容器本体
11の外方に回動するのを規制することができるように
なっている。そして、これら規制凸部32及び規制突部
42によって規制手段が構成されている。
【0045】図5(b)に示すように、長側壁13の両
端部には、容器本体11を組み立てたとき前記短側壁1
4の係合突起34と対応する位置に、長四角柱状に形成
された押圧片44が設けられている。この押圧片44の
三方の周縁部には切欠き46が形成されており、押圧片
44を長側壁13の外側方から内側方に向かって押圧す
ることができるように構成されている。そして、図8
(a)及び(b)に二点鎖線で示すように、外側方から
押圧された押圧片44の内側面によって、短側壁14に
設けられた係合突起34の先端部34bが内方に押圧さ
れるようになっている。
【0046】前記押圧片44の上下に位置する長側壁1
3の内側面には、ほぼ四角柱状に形成された上下一対の
係合突部45が長側壁13の内側方に延びるように突設
されている。さらに、長側壁13の中央寄りに設けられ
た係合突部45の一側面は、長側壁13の中央側ほど低
くなるテーパ形状に形成されたテーパ面45aとなって
おり、前記係合突起34の先端部34b(外側面)を滑
らかにスライドさせることができるようになっている。
また、前記係合突部45のテーパ面45aと対向する側
面は、容器本体11を組み立てたとき、前記係合突起3
4の先端部34b(内側面)を係合固定することができ
るように構成された係合面45bとなっている。
【0047】一方、図5(b)、図7及び図9(a)に
示すように、長側壁13の両端部には、その下端部を長
四角形状に凹設することによって側壁凹部51が設けら
れている。これら側壁凹部51は、容器本体11を組み
立てたとき、前記段部27を収容することができるよう
に構成されている。このとき、これら側壁凹部51の下
面は、前記段部27の上端面と当接可能に構成され、こ
の構成によって、長側壁13にかかる荷重を受け止めて
容器本体11の強度を高めることができるようになって
いる。
【0048】また、図5(b)及び図7に示すように、
側壁凹部51の内端部よりも僅かに内方位置には、長側
壁13の上下端部間を上下に繋ぐ側壁リブ52が突設さ
れている。この側壁リブ52は、前記縦リブ28とほぼ
上下に連続して延びるように形成され、容器本体11を
組み立てたとき、容器本体11のコーナ部の強度を高め
ることができるようになっている。
【0049】さて、上記のように構成された折り畳み式
運搬用容器を折り畳む際には、まず、一方の短側壁14
の両側方に位置する押圧片44を好ましくは同時に各長
側壁13の内側方に押圧する。すると、図8(a)及び
(b)に二点鎖線で示されるように、前記押圧された押
圧片44の内側面によって、係合突起34の先端部34
bが長側壁13の内側方に押圧される。その結果、係合
突起34の基端部34aに弾性変形が引き起こされ、係
合突起34の先端部34bと係合突部45の係合面45
bとの係合状態が解除される。続いて、前記一方の短側
壁14の上端部を容器本体11の内方に指で押圧するこ
とによって、その短側壁14を底壁12の上面に折り畳
む。
【0050】次に、上記と同様にして、他方の短側壁1
4を底壁12の上面に折り畳んだ後、一対の長側壁13
を前記折り畳まれた両短側壁14の上面に折り畳むこと
によって、図9(a)及び(b)に示されるように、容
器本体11が平板状に小さくコンパクトに折り畳まれ
る。このとき、図9(b)に示されるように、長側壁1
3の両端部に突設されている規制板41は、支持突条2
1aの収容凹部24内に収容され、折り畳まれた状態の
長側壁13の上端面を低い位置に配置させることができ
る。
【0051】また、この折り畳み式運搬用容器の容器本
体11は、折り畳まれた状態で上下に積み重ねることが
できる。すなわち、上方に位置する容器本体11の底壁
12の各コーナ部を、下方に位置する容器本体11の各
コーナ部に突出されている段部27の上方で位置合わせ
した状態でそのまま載置することによって、折り畳まれ
た状態の容器本体11を上下に揃えて積み重ねることが
できる。
【0052】一方、上記折り畳まれた状態の折り畳み式
運搬用容器を組み立てて使用する際には、まず、図9
(a)及び(b)に示される一対の長側壁13を回動軸
23を中心に90°回動させて支持突条21bの上端面
上に立設させた後、一対の短側壁14を同様に回動させ
て支持突条21aの上端面上に立設させる。
【0053】このとき、図8(b)に示されるように、
短側壁14の両端部に突設された係合突起34の先端部
34bは、長側壁13の内側面に突設された係合突部4
5のテーパ面45a上を滑らかにスライドしながら、係
合突部45を越えて規制板41側に移動した後、係合突
部45の係合面45bと係合固定される。その結果、こ
れら短側壁14は、容器本体11内方への回動が規制さ
れた状態になる。
【0054】さらにこのとき、長側壁13の規制板41
が短側壁14の外側面を覆うように突設されていること
から、短側壁14の外方への回動が規制されている。従
って、この組み立てられた状態の一対の短側壁14は、
容器本体11の内方及び外方のいずれの方向にも回動規
制され、支持突条21aの上端面上で垂直方向に立設固
定されている。
【0055】また、一対の長側壁13は、短側壁14の
両端部外側面と当接された状態で配置されていることか
ら、容器本体11内方への回動が防止されている。さら
に、図8(a)に示されるように、長側壁13の規制板
41に設けられた規制突部42が、短側壁14の両端部
に設けられた規制凸部32と当接可能に構成されている
ことから、長側壁13の容器本体11外方への回動も規
制されている。従って、この組み立てられた状態の一対
の長側壁13は、容器本体11の内方及び外方のいずれ
の方向にも回動規制され、支持突条21bの上端面上で
垂直方向に立設固定されている。
【0056】この折り畳み式運搬用容器は、一対の短側
壁14の中央部に貫設された把持孔29を両手で把持す
ることによって運搬される。また、この折り畳み式運搬
用容器の容器本体11は、組み立てられた状態で上下に
積み重ねることができるとともに、組み立てられた状態
の容器本体11の上下に、上記折り畳まれた状態の容器
本体11を積み重ねることもできる。
【0057】このとき、下方に位置する組み立てられた
状態の容器本体11には、上方に積み重ねられた運搬用
容器等の荷重が上下方向に加えられる。この荷重は、主
として容器本体11のコーナ部に集中的に加わえられ、
対向する一対の長側壁13両端部の壁面及び側壁リブ5
2を介して側壁凹部51に伝わり、その側壁凹部51の
下面と段部27の上面とを当接させる。さらに、前記荷
重は、前記段部27の上面から、支持突条21bの壁面
及び縦リブ28を介して底壁12の下端部へと伝えられ
て支持される。
【0058】また、上記組み立てられた状態の容器本体
11に斜め方向に加えられる荷重は、上記と同様に、主
として容器本体11のコーナ部に集中的に加えられる。
この荷重は、前記段部27、側壁凹部51、縦リブ28
及び側壁リブ52によって受け止められるうえ、段部2
7の側部と各側壁13,14の側部との間の接合部で受
け止められる。
【0059】従って、この第2実施形態の折り畳み式運
搬用容器は、支持突条21bと長側壁13との接合部に
おいて、支持突条21bの上面両端部(コーナ部)を突
出させることにより段部27を設け、その段部27によ
って長側壁13にかかる荷重を受け止めるように構成さ
れている。さらに、底壁12の下端部と長側壁13の上
端部との間には、段部27及びその近傍位置において、
ほぼ上下に連続する縦リブ28及び側壁リブ52が設け
られている。このため、組み立てられた状態の容器本体
11に加えられる上下方向及び斜め方向の荷重を容易か
つ確実に受け止めて、容器本体11の強度を容易に高め
ることができる。
【0060】なお、上記各実施形態は、次のように変更
して具体化することも可能である。 ・ 図10(a)及び(b)に示すように、例えば第1
実施形態の折り畳み式運搬用容器において、支持突条2
1bの上端部外側面に立設された外側部突条25を段部
27の上端部の高さまで延長して形成してもよい。
【0061】・ 各実施形態において、支持突条21a
の上面両端部に、その支持突条21aに沿って延びる段
部27を突設させるとともに、その段部27と対応する
側壁13,14の下端部に側壁凹部51を凹設させるこ
と。なおこのとき、支持突条21bに沿って延びるよう
に形成されている段部27を省略しても構わない。
【0062】・ 第1実施形態において、支持突条21
bの上面両端部に段部27を設ける代わりに、その支持
突条21bの両端部に側壁凹部51を凹設し、さらに短
側壁14の下端面両端部を下方に突出させることによっ
て段部27を突設すること。或いは、第2実施形態にお
いて、支持突条21bの上面両端部に段部27を設ける
代わりに、その支持突条21bの両端部に側壁凹部51
を凹設し、長側壁13の下端面両端部を下方に突出させ
ることによって段部27を突設すること。これらのよう
に構成した場合でも、段部27と側壁凹部51とが当接
可能に構成され、容器本体11に加えられる荷重を受け
止めることができることから、容器本体11の強度を高
めることができる。
【0063】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 (1) 前記縦リブを段部位置において上下に連続する
ように設けたことを特徴とする請求項1に記載の折り畳
み式運搬用容器。
【0064】(2) 前記段部と対向位置の側壁の下端
部又は支持突条の上端部に側壁凹部を設け、容器本体を
組み立てたとき、前記段部を収容するように構成した請
求項1又は前記(1)に記載の折り畳み式運搬用容器。
【0065】(3) 前記第二側壁に沿って立設された
支持突条の両端部に段部を設けたことを特徴とする請求
項1、前記(1)及び前記(2)のいずれかに記載の折
り畳み式運搬用容器。
【0066】(4) 前記段部を平面L字状に形成した
ことを特徴とする請求項1、前記(1)及び前記(2)
のいずれかに記載の折り畳み式運搬用容器。このように
構成した場合、容器本体の強度をより一層高めることが
できる。
【0067】(5) 前記段部の側面と、その側面と対
向する側壁の側面とを当接可能に構成したことを特徴と
する請求項1及び前記(1)から前記(4)のいずれか
に記載の折り畳み式運搬用容器。このように構成した場
合、容器本体にかかる斜め方向の荷重を容易に受け止め
ることができる。
【0068】(6) 前記第二側壁の両端部には、第一
側壁の容器本体外方への回動を規制するための規制板を
突設するとともに、容器本体の外方及び内方に押圧され
る弾性変形可能な押圧片を設け、その押圧片の内側部に
は、第一側壁の容器本体内方への回動を規制するための
係合突部を設けるとともに、前記押圧片を容器本体の内
方から外方に押圧することによって、前記係合突部によ
る第一側壁の容器本体内方への回動規制を解除すること
ができるように構成するとともに、前記規制板と第一側
壁との接合部には、第二側壁の容器本体外方への回動を
規制するための規制手段を設けたことを特徴とする請求
項1及び前記(1)から前記(5)のいずれかに記載の
折り畳み式運搬用容器。
【0069】(7) 前記第二側壁の両端部には、第一
側壁の外方への回動を規制するための規制板を設けると
ともに、第一側壁の内方への回動を規制するための係合
突部を設け、さらに前記係合突部による第一側壁の内方
への回動規制を解除するための操作部を設けるととも
に、前記規制板と第一側壁の両端部との接合部には、第
二側壁の外方への回動を規制するための規制手段を設け
たことを特徴とする請求項1及び前記(1)から前記
(5)のいずれかに記載の折り畳み式運搬用容器。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
折り畳み式運搬用容器によれば、容器本体の強度を容易
に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は第1実施形態の折り畳み式運搬用容
器を示す側面図、(b)は図1(a)の一部を拡大した
部分拡大図。
【図2】 第1実施形態の折り畳み式運搬用容器を示す
正面図。
【図3】 (a)は第1実施形態の一部を破断した折り
畳み式運搬用容器を示す部分拡大正面図、(b)は同じ
く部分拡大側面図。
【図4】 (a)は第1実施形態の折り畳んだ状態の折
り畳み式運搬用容器を示す平面図、(b)は同じく正面
図。
【図5】 (a)は第2実施形態の折り畳み式運搬用容
器を示す平面図、(b)は同じく一部を破断した折り畳
み式運搬用容器を示す正面図。
【図6】 第2実施形態の一部破断折り畳み式運搬用容
器を示す側面図。
【図7】 図5(b)の一部を拡大した部分拡大図。
【図8】 (a)は第2実施形態の一部を破断した折り
畳み式運搬用容器を示す部分拡大側面図、(b)は同じ
く部分拡大断面図。
【図9】 (a)は第2実施形態の折り畳んだ状態の折
り畳み式運搬用容器を示す平面図、(b)は同じく側面
図。
【図10】 (a)は実施形態以外の折り畳み式運搬用
容器の一部を示す側面図、(b)は図10(a)の10
b−10b線から見た断面図。
【符号の説明】
11…折り畳み式運搬用容器を構成する容器本体、12
…底壁、13…第一側壁又は第二側壁としての長側壁、
14…第一側壁又は第二側壁としての短側壁、21a,
21b…支持突条、22…回動手段を構成する軸受け
部、23…回動手段を構成する回動軸、27…段部、2
8…縦リブ、28a…縦リブを構成する第一縦リブ、2
8b…縦リブを構成する第二縦リブ、52…縦リブを構
成する側壁リブ、52a…縦リブを構成する第一側壁リ
ブ、52b…縦リブを構成する第二側壁リブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角板状に形成された底壁と、 その底壁の周縁に沿って立設された支持突条と、 前記底壁の対向する側縁に沿って立設されるとともに、
    前記支持突条の上面に支持される各一対の第一側壁及び
    第二側壁とを備え、 全体が合成樹脂により有底四角箱状に形成された容器本
    体から構成され、 前記各側壁の下端部と支持突条との接合部には、各側壁
    を容器本体の内方に折り畳むための回動手段を設けると
    ともに、 前記第一側壁を底壁の上面に折り畳んだ後、第二側壁を
    第一側壁の上面に折り畳むことによって、容器本体を折
    り畳み可能に構成した折り畳み式運搬用容器であって、 前記支持突条と側壁との接合部において、支持突条の上
    面両端部又は側壁の下端面両端部を突出させることによ
    り段部を設け、その段部によって側壁にかかる荷重を受
    け止めるように構成するとともに、 前記底壁の下端部と側壁の上端部との間には、前記段部
    及びその近傍位置において、ほぼ上下に連続する縦リブ
    を設けたことを特徴とする折り畳み式運搬用容器。
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