JP2002116722A - ポスター掲示用パネル及びポスター掲示板 - Google Patents

ポスター掲示用パネル及びポスター掲示板

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JP2002116722A
JP2002116722A JP2000315898A JP2000315898A JP2002116722A JP 2002116722 A JP2002116722 A JP 2002116722A JP 2000315898 A JP2000315898 A JP 2000315898A JP 2000315898 A JP2000315898 A JP 2000315898A JP 2002116722 A JP2002116722 A JP 2002116722A
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JP
Japan
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poster
panel
cardboard
resin film
underframe
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JP2000315898A
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Inventor
Hiroshi Ikeda
弘 池田
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IKEDA SCREEN KK
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IKEDA SCREEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポスター掲示用パネル及びポスター掲示板の
廃棄時におけるリサイクル性を高める。 【解決手段】 樹脂フィルムで覆われた段ボールをポス
ター掲示パネルとして用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ポスター掲示用
パネル及びポスター掲示板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、選挙用ポスター掲示板の掲示期
間は、法定で定められたポスター掲示期間が最長でも2
0日以内と短期間であることから簡易なベニア板で作ら
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、このベニア
板のポスター掲示板は、廃棄段階において資源を有効に
活用できない等種々の問題を有していた。そこで、本発
明は、リサイクル性の高い段ボールを用いることにした
のであるが、選挙用ポスター掲示板は、屋外で風雨に曝
され、段ボールは、波状に加工されたボール紙を両側か
らボール紙(表紙)で挟み込む構造を有し、表紙表面に
防水加工を施しても上下側面及び左右側面から水分が染
み込み、内側の波状加工が施されたボール紙と表紙が剥
がれ、耐久性に問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】 そこで、請求項1に記
載のポスター掲示用パネルは、上記課題を解決するた
め、段ボールを樹脂フィルムで覆うこととし、段ボール
上下側面及び左右側面からの水分の染み込みを防止し、
ポスター掲示用パネルの耐久性の向上を図った。また、
請求項2に記載のポスター掲示用パネルは、段ボールを
樹脂フィルムで覆う方法として真空パックを用いること
とした。また、請求項3に記載のポスター掲示板は、請
求項1又は2に記載のポスター掲示用パネルを台枠に固
定するに際し、結合金具(釘、木ネジ、鋲、針、ピンな
ど)を用いることから水分が結合金具とポスター掲示用
パネルの間隙に侵入し、結合金具を打つことにより生じ
た樹脂フィルムの穴から染み込むのを防止するため、結
合金具の表出部を覆うように防水加工されたテープ片を
貼付した。
【0005】
【実施例】 以下、本発明の実施例につき、適宜図面を
用いて説明する。
【0006】 まずは、請求項1に記載の実施例につい
て、その製造方法について説明する。図1は、請求項1
記載のポスター掲示用パネル1の製造工程を表わしたも
のであり、図2は、請求項1記載のポスター掲示用パネ
ル1の平面図、図3aは、図2のA−A’断面拡大図、
図3bは、図2のB−B’断面拡大図である。まずは、
図1を参照しながら請求項1に記載の実施例の製造工程
を説明する。本実施例では、任意の長さ、幅及び厚みを
もった方形の段ボール2と樹脂フィルムとしてと該段ボ
ール2を収納できるポリエチレン、ポリプロピレン等の
透明な樹脂袋7を用いる。aは、本実施例の第一工程を
表わすものである。任意の長さ、幅及び厚みをもった方
形の段ボールと該段ボール2を収納できるポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の透明な樹脂袋7を用意する。b
は、本実施例の第二工程を表わすものである。第二工程
では、第一工程で用意した段ボール2を樹脂袋7に収納
する。cは、本実施例の第三工程を表わすものであり、
段ボール2を樹脂袋7に収納した状態を表わすものであ
る。そして、樹脂袋7の開口部8を熱等で溶着させ、開
口部8側の段ボール2が収納されていない部分を切断す
る。図2は、本実施例のポスター掲示用パネル1の平面
図であり、図3aは、図2のA−A’断面拡大図、図3
bは、図2のB−B’断面拡大図である。従来の段ボー
ル2は、表紙4の表面にのみ防水加工が施されていたか
ら左右側面5及び上下側面6から水分が染み込むと表紙
4と波状に加工されたボール紙3が剥離するなど耐久性
に問題があった。しかし、本発明は、段ボール2全体が
樹脂袋(樹脂フィルム)7で覆われるため左右側面5及
び上下側面6から水分が染み込むことがなく、段ボール
2が変形することがない。
【0007】 次に、請求項2に記載の実施例につい
て、その製造方法について説明する。本実施例では、任
意の長さ、幅及び厚みをもった方形の段ボールと樹脂フ
ィルムとして透明なポリエチレンフィルム又はポリプロ
ピレンフィルムを用い真空パックの中の一つのシュリン
ク・パックを施す。内周を該段ボールの幅方向の外周と
同一の長さとしたポリエチレンフィルムで成形された筒
状体に入れ、該段ボール及びポリエチレンフィルムで成
形された筒状体の間隙の空気を抜き、該段ボール長さ方
向でポリエチレンフィルムで成形された筒状体を溶着、
密封する。そして、加熱し、ポリエチレンフィルムを収
縮させ、該段ボールと密着させる。本実施例は、請求項
1に記載の実施例と比べ段ボール2と樹脂フィルム7の
密着度が高く、段ボール2の表紙4の表面に印刷を施し
たとき、該印刷の視認性が高くなる。
【0008】 次に請求項3に記載の第1実施例につい
て説明する。本実施例では、結合金具としてタッカー
(ステプラーの大型のものをいう)の針10を用いる。
図4は、請求項1に記載のポスター掲示用パネル1を台
枠9に固定させ、ポスター掲示板を作成する方法を示す
ものであり、(a)は、第1工程を示すもの、(b)
は、第2工程を示すものである。ポスター掲示用パネル
1と台枠9を固定する位置に合せる((a)参照)。次
にタッカーを用いポスター掲示用パネル1と台枠9を固
定する((b)参照)。そして、針10の表出部を防水
テープ片12で覆う。防水テープ片12で針10の表出
部を覆うことにより樹脂フィルム表面に針10を打つこ
とにより樹脂フィルム7に開けられた穴から水分が侵入
することを防止することができ、ポスター掲示用パネル
1の変形を防止し、美観を保つことができる。
【0009】 次に請求項3に記載の第2実施例につい
て説明する。本実施例では、結合金具として釘11を用
いる。図5は、請求項1に記載のポスター掲示用パネル
5を台枠6に固定させ、ポスター掲示板を作成する方法
を示すものであり、(a)は、第1工程を示すもの、
(b)は、第2工程を示すものである。ポスター掲示用
パネル1と台枠9を固定するための釘10を打つ位置の
ポスター掲示用パネル1の表面に防水テープ片12を貼
付し((a)参照)、釘11でポスター掲示用パネル1
と台枠9を固定する。釘11を打つ位置に、予め防水テ
ープ片12を貼付したのは、釘11を打つことにより、
そこから樹脂フィルム7が裂けることを防止するための
補強である。なお、木ネジ等を用いる場合も予め打つ位
置に防水テープ片を貼付するのが好ましい。次に少なく
とも釘11の皿より大きな防水テープ片13で釘11の
皿を覆う((b)参照)。釘11の皿より大きな防水テ
ープ片13で釘11の皿を覆うのは、第1実施例で針1
0の表出部を防水テープ片12で覆ったのと同様に釘1
1を打つことにより樹脂フィルム7に開けられた穴から
水分が侵入することを防止するためである。
【0010】 以上各実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は、上記各実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察することができるもので
ある。
【0011】
【発明の効果】 以上説明したように本発明は、樹脂フ
ィルムで覆われた段ボール及びそれを構成要素とするポ
スター掲示パネル及びポスター掲示板である。樹脂フィ
ルムで覆われた段ボールは、容易に樹脂フィルムを剥が
すことができ、再生可能な段ボールと廃棄される樹脂フ
ィルムとに分離できる。また、ポスターは今日では、両
面テープにより貼付され、該ポスターは、樹脂フィルム
に貼付されるため、樹脂フィルムを剥がせば、複数のポ
スターを樹脂フィルムと一緒に同時に剥がすことが可能
となる。さらに、樹脂フィルムで覆われた段ボールを構
成要素とすることからポスター掲示パネルと台枠との分
離も従来のベニア製のものと比べ容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、請求項1記載のポスター掲示用パネ
ルの製造工程を表わしたものであり、(a)は、第1工
程を表わしたもの、(b)は、第2工程を表わしたもの
である。
【図2】 図2は、請求項1記載のポスター掲示用パネ
ル1の平面図である。
【図3】 図3aは、図2のA−A’断面拡大図、図3
bは、図2のB−B’断面拡大図である。
【図4】 図4は、請求項3の第1実施例を示すもので
あり、(a)は、請求項1に記載のポスター掲示用パネ
ル1を台枠9に固定させ、ポスター掲示板を作成する方
法の第1工程を示すもの、(b)は、第2工程を示すも
のである。
【図5】 図5は、請求項3の第2実施例を示すもので
あり、(a)は、請求項1に記載のポスター掲示用パネ
ル1を台枠9に固定させ、ポスター掲示板を作成する方
法の第1工程を示すもの、(b)は、第2工程を示すも
のである。
【符号の説明】
1 ポスター掲示用パネル 2 段ボール 3 波状に加工されたボール紙 4 表紙 5 左右側面 6 上下断面 7 樹脂袋(樹脂フィルム) 8 開口部 9 台枠 10 針 11 釘 12.13 防水テープ片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボールを樹脂フィルムで覆ったことを
    特徴とするポスター掲示用パネル
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポスター掲示用パネルを
    樹脂フィルムで段ボールを覆う方法において、真空パッ
    クを用いたことを特徴とするポスター掲示用パネル
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のポスター掲示用
    パネルと台枠を結合金具で固定するに際し、該結合金具
    でポスター掲示用パネルと台枠を結合した後、該結合金
    具表出部を覆う防水加工されたテープ片を該結合金具表
    出部に貼付したことを特徴とするポスター掲示板
JP2000315898A 2000-08-04 2000-09-07 ポスター掲示用パネル及びポスター掲示板 Pending JP2002116722A (ja)

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