JP2003327234A - 箱 - Google Patents

Info

Publication number
JP2003327234A
JP2003327234A JP2002130131A JP2002130131A JP2003327234A JP 2003327234 A JP2003327234 A JP 2003327234A JP 2002130131 A JP2002130131 A JP 2002130131A JP 2002130131 A JP2002130131 A JP 2002130131A JP 2003327234 A JP2003327234 A JP 2003327234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
adhesive
flap
flaps
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002130131A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ishimaru
浩 石丸
Michiaki Fujita
実智昭 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2002130131A priority Critical patent/JP2003327234A/ja
Publication of JP2003327234A publication Critical patent/JP2003327234A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 箱の接着剤で貼り付けた部分を容易に剥離可
能にして箱の開封性を向上すること。 【解決手段】 段ボールを用いて構成され、接着剤15
で貼り付けることで組立状態を維持する箱10であっ
て、接着剤15で貼り付ける部分に複数の突条部17が
設けられているもの。フラップ14の接着剤で貼り付け
る部分に複数の突部が設けられているとともに、外側の
二枚のフラップ14,14間に開封用隙間が設けられ、
内側となるフラップ13により該開封用隙間が塞がれて
いる箱。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装箱等の箱に関す
る。
【0002】
【従来の技術】段ボール製包装箱では、箱体の開口部を
囲む4方より出ているフラップを接着剤で貼り付けるこ
とで組立状態を維持し、物流過程での箱の開放を防止す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】箱は、組立状態で、フ
ラップの強度を確保し、接着剤の接着力も確保している
から、フラップを開封するには、上記接着力を上回る大
きな開き操作力を加えることにより、フラップの貼り付
けを引き剥がす必要がある。
【0004】本発明の課題は、箱の接着剤で貼り付けた
部分を容易に剥離可能にして箱の開封性を向上すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、段
ボールを用いて構成され、接着剤で貼り付けることで組
立状態を維持する箱であって、接着剤で貼り付ける部分
に複数の突部が設けられているようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1の段ボール
製包装箱10は、段ボールを用いて構成され、底板(不
図示)および4枚の立設する側板11を備え、それら4
枚の側板11に囲まれる開口部12を上部に備える。
【0007】箱10は、1組の相対する側板11、11
の上端から出ている2枚の内フラップ13、13と、も
う1組の相対する側板11、11の上端から出ている2
枚の外フラップ14、14とを、接着剤15、15で貼
り付けることで、開口部12を閉じた組立状態を維持す
る。箱10は、複数個の例えば洗剤容器を収容する。
【0008】箱10は、2枚の外フラップ14、14の
内側面において、接着剤15で内フラップ13、13に
貼り付けられる接着貼付部16に、多数の突条部17を
設けている。箱10は、2枚の外フラップ14、14の
内側面(又は内フラップ13、13の外側面)に接着剤
15を塗布する。
【0009】箱10は、底板、側板11、内フラップ1
3を段ボールで構成しており、この段ボールは外層材と
内層材の間に山と谷とからなる波状材をサンドイッチ状
に積層して接着した積層体である。
【0010】箱10は、外フラップ14も段ボールで構
成しているが、この段ボールは、内フラップ13等の段
ボールと異なり、外層材の内面に山と谷とからなる波状
材を積層して接着し、内層材をもたない積層体である。
外フラップ14の突条部17は、段ボールを構成してい
る波状材の山からなる。
【0011】箱10は、本実施形態においては外フラッ
プ14の内側面の全面に突条部17を設けたが、外フラ
ップ14において接着剤15が塗布される接着貼付部1
6の範囲のみに限定して突条部17を設けるものでも良
い。この場合、外フラップ14は、接着貼付部16の範
囲外を外層材と波状材と内層材の積層体からなる内フラ
ップ13等と同様の段ボールにて構成し、接着貼付部1
6の範囲は内層材を除去した段ボールにて構成し、その
段ボールの波状材の山によって突条部17を形成する。
【0012】箱10は、2枚の外フラップ14、14に
より開口部12を塞ぎ、2枚の外フラップ14、14の
閉じ状態で、一方の外フラップ14の他方の外フラップ
14に突き合わされる外縁部をミシン目18A(又はカ
ットテープ)によって切除可能とされる開封片18とし
ている。
【0013】箱10は以下の如くに使用される。 (1)箱10は洗剤容器等の内容物を収容した後、外フラ
ップ14の内側面に接着剤15を塗布し、外フラップ1
4を内フラップ13の上に重ねて閉じる。外フラップ1
4の接着貼付部16の突条部17が接着剤15で内フラ
ップ13に貼り付けられ、箱10の組立状態を維持する
(図1(A)、(B))。
【0014】(2)箱10の開封時、外フラップ14の開
封片18を切除する(図1(C))。続いて、開封片1
8の切除によって形成された開封用隙間19に手を入
れ、外フラップ14に開き操作力を加え、内フラップ1
3と外フラップ14の接着剤15が付された接着貼付部
16を剥離させ、外フラップ14を内フラップ13から
引き剥がして開封する(図1(D))。図1(D)にお
いて、16A、16Bは接着貼り跡である。
【0015】本実施形態によれば以下の作用がある。 箱10の外フラップ14は、段ボールの波状材の山か
らなる、複数の突条部17を接着剤15で内フラップ1
3に貼り付けている。従って、外フラップ14と内フラ
ップ13の接着貼付部16の接着面積は小さく、両者を
剥離容易にする。従って、箱10の開封のために外フラ
ップ14に開き操作力を加えると、大きな開き操作力を
加えずとも、外フラップ14と内フラップ13の貼り付
けをそれらの表層において容易に引き剥がしできる。
【0016】外フラップ14と内フラップ13の接着
面積は小さく、両者の貼り付き部分も断続状態にあるか
ら、外フラップ14と内フラップ13の表層の剥離が接
着貼付部16の周辺にまで及ぶことがない。また、外フ
ラップ14に加える開き操作力は小さくて足り、この開
き操作力によりフラップ13、14を変形させる如くも
ない。従って、箱10の見栄えの悪くする虞もない。
【0017】(第2実施形態)図2の第2実施形態の箱
20が第1実施形態の箱10と異なる点は、外フラップ
14に開封片18を設けることの代わりに、2枚の外フ
ラップ14、14の閉じ状態で相突き合わされる外縁部
の両方(又は一方)に手掛け凹部21を形成してそれら
の外フラップ14、14の間に開封用隙間22を設け、
2枚の内フラップ13、13の外縁部を閉じ状態で隙間
なく相突き合わせるようにしてその開封用隙間22を塞
いだことにある。
【0018】本実施形態によれば以下の作用がある。 箱30の開封時に、2枚の外フラップ14、14の間
に設けた開封用隙間22の存在により、外フラップ14
に直ちに開き操作力を加えることができる。
【0019】外フラップ14の側に開封用隙間22を
設けながら、内フラップ13により上記開封用隙間22
を塞いだから、物流過程での箱30の開放を確実に防止
し、箱30の内部への異物混入等を防止できる。
【0020】尚、第1実施形態と第2実施形態では、突
条部17を外フラップ14の内側面に設けたが、突条部
17は内フラップ13の外側面の一部又は全面に設ける
ものでも良い。
【0021】また、第1実施形態と第2実施形態は、本
発明の突部を突条部17により形成したが、この突部は
互いに独立して隣接する多数の円形状又は角形状のエン
ボス状突部により形成されても良い。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、箱の接着
剤で貼り付けた部分を容易に剥離可能にして箱の開封性
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の箱の組立体を示す模式図
である。
【図2】図2は第2実施形態の箱の組立体を示す模式図
である。
【符号の説明】
10、20 箱 12 開口部 13 内フラップ 14 外フラップ 15 接着剤 16 接着貼付部 17 突条部(突部) 22 開封用隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボールを用いて構成され、接着剤で貼
    り付けることで組立状態を維持する箱であって、 接着剤で貼り付ける部分に複数の突部が設けられている
    箱。
  2. 【請求項2】 箱体の開口部を囲む4方より出ているフ
    ラップを接着剤で貼り付けることで組立状態を維持する
    箱であって、 フラップの接着剤で貼り付ける部分に複数の突部が設け
    られているとともに、外側の2枚のフラップ間に開封用
    隙間が設けられ、内側となるフラップにより該開封用隙
    間が塞がれている箱。
  3. 【請求項3】 前記突部が突条部である請求項1又は2
    に記載の箱。
  4. 【請求項4】 前記突条部が段ボールの外層材の内面に
    積層されて設けられた、山と谷とからなる波状材の山か
    らなる請求項3に記載の箱。
JP2002130131A 2002-05-01 2002-05-01 Withdrawn JP2003327234A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130131A JP2003327234A (ja) 2002-05-01 2002-05-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002130131A JP2003327234A (ja) 2002-05-01 2002-05-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003327234A true JP2003327234A (ja) 2003-11-19

Family

ID=29695792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002130131A Withdrawn JP2003327234A (ja) 2002-05-01 2002-05-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003327234A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105083686A (zh) * 2014-05-16 2015-11-25 昆山市嘉美兴业电子材料有限公司 包装纸箱及其封装方法
JP2019131244A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 祐徳薬品工業株式会社 梱包箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105083686A (zh) * 2014-05-16 2015-11-25 昆山市嘉美兴业电子材料有限公司 包装纸箱及其封装方法
JP2019131244A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 祐徳薬品工業株式会社 梱包箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2656903B2 (ja) 厚紙カートン容器
CA2569646A1 (en) Flexible packaging structure with a built-in opening and reclose feature, and method for making same
US10689151B2 (en) Tamper evident hybrid resealable container
JP3255075B2 (ja) 液体用紙容器
JPH02296643A (ja) 折畳み箱
JP2004026197A (ja) 密閉容器用ラベルとその製造方法
KR101913541B1 (ko) 인쇄물 포장용 박스
JP2003327234A (ja)
JP2007045447A (ja) 改竄防止カートン
GB2528144A (en) A container body and blank
JP2003321021A (ja)
CA2972481C (en) Precision scored exterior pocket for flexible package
JPH0714188Y2 (ja) 簡易開封式密封カートン
JP4267975B2 (ja) 包装容器
JP4238412B2 (ja) トレー容器
JP6094135B2 (ja) 再封可能なカートンおよびそれを用いた包装体の製造方法
JP2001072045A (ja) 再使用可能な封緘シール
JPH0320248Y2 (ja)
JPH0544259Y2 (ja)
JPH107125A (ja) カートンテープおよびカートン包装体
JPH052430Y2 (ja)
JP4137529B2 (ja) 紙容器
JP3036366U (ja) 組み立て紙箱
JP2021075330A (ja) 包装箱の製造方法、包装箱、ブランクの製造方法、及びブランク
JP2002012213A (ja) 密封性紙製トレー容器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705