JPH0544259Y2 - - Google Patents

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JPH0544259Y2
JPH0544259Y2 JP1988003256U JP325688U JPH0544259Y2 JP H0544259 Y2 JPH0544259 Y2 JP H0544259Y2 JP 1988003256 U JP1988003256 U JP 1988003256U JP 325688 U JP325688 U JP 325688U JP H0544259 Y2 JPH0544259 Y2 JP H0544259Y2
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adhesive
unit
boxes
unit boxes
box
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複数の単位箱を連結し、かつ個々
に分離できるようにした集合包装箱に関する。
〔従来の技術〕
単位箱を連結集合した包装箱には、例えば箱の
側面を互に接着剤で固着し、必要に応じて分離す
るものや、単位箱の上面及び下面に連結板を固着
し、隣接する単位箱の境界で、連結板に破断線を
設けたもの(実公昭62−36738号公報)などがあ
る。
〔考案の課題〕
前者は、分離の際に、箱の材料である段ボール
等の厚紙が接着剤と共に一部剥離して、表面に剥
離跡ができたり剥離片が突出し、外見が非常に悪
くなる欠点があり、また単位箱に分離する際の容
易さを考えると、接着剤を側面全面に塗布するこ
とができないので、連結部分の強度を高めること
が難しい欠点がある。
一方、後者は、連結板によつて連結強度を高め
ることができ、かつ単位箱の側面に剥離跡が生じ
ない利点を有するが、連結板で集合させる前に
は、単位箱で取扱う必要があり、作業性が悪く、
また連結板を固着する際に、複数の単位箱をぴつ
たりと密着させておく必要があるため、装置が複
雑になる欠点がある。
この考案の課題は、上記の欠点を解消し、剥離
跡等が生じないで分離することができ、かつ連結
強度の大きい集合包装箱を提供することである。
〔課題解決の手段〕
上記の課題を解決するため、この考案は、厚紙
より成る単位箱の上下面に連結板を固着して連結
した集合包装箱において、隣接する単位箱の互に
対向する少くとも一方の側面に、前記厚紙よりも
接着剤に対して接着強度の弱い樹脂コート層を設
け、この樹脂コート層に対応する他方の側面を前
記接着剤を介して互に固着するようにしたのであ
る。
〔作用〕
上記のように、単位箱は、連結板で連結され、
さらに接着剤層によつて互に固着されているの
で、連結強度が非常に大きくなり、また接着剤層
の界面には、接着強度の比較的弱い樹脂コート層
が設けられているので、分離の際に、接着剤層が
コート層から剥離して厚紙の一部を破断させるこ
とがない。
〔実施例〕
まず、段ボール等の厚紙から成る単位箱の一例
について説明する。
第1図及び第2図に示すように、単位箱10
は、側壁11,11′及び端壁12,12′と、こ
れらの側壁及び端壁の上端に設けられた頂壁フラ
ツプ13,13′及び蓋フラツプ14,14′と、
下面に設けられた底壁フラツプ15,15′及び
底フラツプ16,16′から成つている。前記側
壁11,11′の一方又は両方には、樹脂コート
層20又は20′が設けられている。このような
樹脂としては、使用する接着剤に対して厚紙より
も接着強度の弱い樹脂、例えば、シリコーン、ア
クリル、テフロン等が好ましい。第1図中、17
はのり代であつて、端壁12′に固着され、角筒
体が形成される。そして、物品収納後に、第2図
のように、頂壁フラツプ13,13′で開口部を
閉じ、その上面に例えばホツトメルト接着剤から
成る接着剤層18を設け、蓋フラツプ14,1
4′を固着し、同様に底壁フラツプ及び底フラツ
プで単位箱の底を閉じる。単位箱10を完成した
状態が第3図に示されている。図示のように、蓋
フラツプ14,14′の内端間に、一定の間隙l
が設けられている。
このような単位箱10を連結し、集合包装箱と
するには、まず、複数の単位箱10の側壁11又
は11′の一方又は両方に設けられた樹脂コート
層20又は20′に、ホツトメルト接着剤等から
成る接着剤層21を設ける。この場合、樹脂コー
ト層が設けられていない方の側壁に接着剤層21
を設けてもよい。なお、この樹脂コート層20及
び接着剤層21は、側壁11の下部に設けるのが
よい。
次いで、第4図に示すように、単位箱10を前
記接着剤層21によつて互に固着し、さらに、蓋
フラツプ14と14′の間隙lと対応する頂壁フ
ラツプ13,13′に、ホツトメルト接着剤等の
接着剤層22を設けて、連結板30を固着する。
底面部も同様にして連結板31を固着する。な
お、連結板30には、単位箱に分離するための破
断線を設けず、底面の連結板31には、ミシン目
等の破断線32を設けておくのがよい。出来上が
つた集合包装箱を第5図に示す。
このような集合包装箱を分離するには、まず、
上面の連結板30を単位箱の境界に沿つてカツタ
ナイフ等で切断し、そして、隣接する単位箱との
間隙を上部から開いてゆくと、下部近辺の接着剤
層21による接着部が分離する。そこで、破断線
32に沿つて連結板31を切り離すと、単位箱が
完全に分離する。
〔効果〕
この考案によれば、以上のように、単位箱を予
め接着剤によつて互に接続しておくことができる
ので、連結板を固着する際に、単位箱間の間隔が
開いたり位置がずれるようなことがなく、また接
着剤による単位箱相互の固着と連結板とによつ
て、連結強度が増大し、重量物の収納に好適なも
のとなり、さらに単位箱の側壁は、接着剤層と樹
脂コート層を介して接続されているので、分離の
際には、接着剤層は、接着強度の弱い樹脂コート
層から剥離し、箱の側壁に損傷を与えることがな
い等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の集合包装箱を形成する単位
箱の一例を示す展開図、第2図は同上の組立工程
を示す斜視図、第3図は同上の完成斜視図、第4
図は集合包装箱の組立工程を示す斜視図、第5図
は同上の完成斜視図である。 10……単位箱、11,11′……側壁、12,
12′……端壁、13,13′……頂壁フラツプ、
14,14′……蓋フラツプ、15,15′……底
壁フラツプ、16,16′……底フラツプ、20,
20′……樹脂コート層、21……接着剤層、3
0,31……連結板、32……破断線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚紙から成る単位箱の上下面に連結板を固着し
    て連結した集合箱において、隣接する単位箱の互
    に対向する少くとも一方の側面に前記厚紙より接
    着剤に対して接着強度の弱い樹脂コート層を設
    け、この樹脂コート層に対応する他方の側面を前
    記接着剤を介して固着したことを特徴とする集合
    包装箱。
JP1988003256U 1988-01-13 1988-01-13 Expired - Lifetime JPH0544259Y2 (ja)

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JP1988003256U JPH0544259Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13

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JPH01110122U JPH01110122U (ja) 1989-07-25
JPH0544259Y2 true JPH0544259Y2 (ja) 1993-11-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6236738U (ja) * 1985-08-20 1987-03-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57101719U (ja) * 1980-12-11 1982-06-23
JPS60177017U (ja) * 1984-05-02 1985-11-25 ザ・パツク株式会社 包装箱

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JPS6236738U (ja) * 1985-08-20 1987-03-04

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