JPH064774U - 表示具 - Google Patents

表示具

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JPH064774U
JPH064774U JP4905692U JP4905692U JPH064774U JP H064774 U JPH064774 U JP H064774U JP 4905692 U JP4905692 U JP 4905692U JP 4905692 U JP4905692 U JP 4905692U JP H064774 U JPH064774 U JP H064774U
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JP
Japan
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base plate
sheet
cover
plastic sheet
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Withdrawn
Application number
JP4905692U
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English (en)
Inventor
謙治 荒川
Original Assignee
ダウ化工株式会社
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Publication of JPH064774U publication Critical patent/JPH064774U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量且つ取扱いが容易で、繰り返して使用で
きる表示具を提供する。 【構成】 硬質発泡プラスチックからなる方形の台板1
2とこの台板12と同形の透明硬質プラスチックシート
13とが重ね合わされ、これらの台板12とプラスチッ
クシート13とは一辺にて互いに固定されてなり、台板
12とプラスチックシート13との間に表示内容が表記
された紙等の表示シート6を挿入する。表示シート6は
静電気によって台板12とプラスチックシート13との
間に安定して保持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は比較的短期間使用される名札、案内板等の表示具に関する。
【0002】
【従来の技術】
葬儀あるいは開店祝い等の葬祭における花輪に取り付ける名札、工事現場にお ける工事内容の案内板、イベント会場等での案内に用いる案内板等の比較的短期 間、すなわち一時的用を達するための表示板は、使用期間が短い等の理由から簡 便なものが多く、特に工夫されたものが開発されていない。
【0003】 例えば、花輪の名札においては、ベニヤ板に紙を糊で貼り付けてその上に筆で 表記したり、あるいは紙に印刷または筆記したものをベニヤ板に糊で貼り付けて 、名札として使用している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の表示板は、紙をベニヤ板に糊で貼り付けるものであるのでその 接着操作が面倒であり、またベニヤ板は比較的重いので、運搬等の取扱いが不便 であった。さらに、糊で貼り付けた場合には、使用後に紙をきれいに剥すことが 困難であり、一つの表示板を別の用途に繰り返して使用することが難しかった。 本考案は、軽量且つ取扱いが容易で、繰り返して使用できる表示具を提供する ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本考案にかかる表示具は、硬質発泡プラスチック からなる方形の台板と該台板と同形の透明硬質プラスチックシートとが重ね合わ され、これらの台板とプラスチックシートとは一辺にて互いに固定されてなり、 前記台板と前記プラスチックシートとの間に表示内容が表記された紙等の表示シ ートを挿入するようにした。
【0006】
【作用】
台板とプラスチックシートを開き、それらの間に予め表示内容を表記した表示 シートを挿入し、両者の間に表示シートを挟む。表示シートを台板とプラスチッ クシートとの間に挿入するときに、静電気が発生し、この静電気によって表示シ ートは台板との間に挟まれたときに安定に保持され、表示シートはずり落ちるこ とがない。
【0007】 使用後は表示シートを取り出し、表示シートを交換することで表示具は繰り返 して使用される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って詳細に説明する。 この実施例は葬儀等で用いられる花輪に取り付ける名札について適用した例で ある。図1は本考案の一実施例にかかる表示具の分解斜視図、図2は図1の表示 具の底面図、図3はその正面図、図4は同じくその側面図である。
【0009】 これらの図面に示すように、本案表示具11は、台板12とプラスチックシー ト13とを有している。台板11は長方形状の板状をしており、硬質発泡プラス チックで成形されている。台板11の長方形状の大きさは、その用途に応じて適 宜決定されるものであり、花輪の名札に適用された本例では、長方形の長辺が1 500mm、短辺が1000mmとしている。また、厚みが薄すぎると台板12 の剛性が確保できず、厚すぎると経済性の点で不利であるので、長方形の大きさ との関連で3乃至10mmが適当であり、本例では7mmとしている。
【0010】 硬質発泡プラスチックとしては、例えば、ポリスチレン押出発泡板、ポリスチ レンビーズ発泡板、ポリエチレン発泡板、ポリプロピレン発泡板、ポリ塩化ビニ ル発泡板等が使用できる。発泡倍率は5乃至30倍程度が適当であり、適度の硬 度と軽量性を同時に得るためには、10乃至15が好ましい。
【0011】 一方、プラスチックシート13は台板12上にちょうど重なり合うようにそれ と同じ大きさをした長方形状の透明な厚み0.1乃至1mmの可撓性のあるシー トであり、表面が平滑なものが好ましい。
【0012】 硬質プラスチックシート13の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン 、硬質塩化ビニル、ポリスチレン、ポリカーボネイト等が使用できる。
【0013】 さらに本例では、葬儀に用いられるものを考慮し、プラスチックシート13の 両側端縁に帯状の着色部14と上部中央に文字「敬供」を青色にて片面スクリー ン印刷をしている(図においてハッチング部分)。
【0014】 これらの台板12とプラスチックシート13とは重ね合わせられ、長方形の一 辺、すなわち上短辺にて互いに固定される。本例では、この固定はその位置に配 置された両面粘着テープ15によって好適になされる。尚、固定の手段は、両面 粘着テープ15に限られるものではなく、その他例えば、接着剤、融着を用いた 手段も利用できる。
【0015】 このような本案表示具11は、台板12とプラスチックシート13の間に文字 等の表示内容が表記された表示シートである紙をその表面がプラスチックシート 13の側を向くようにして挟み込んで使用される。
【0016】 すなわち、表示具11の使用説明図を表す図5に示すように、台板12とプラ スチックシート13との間に隙間を形成し、紙16をその表示面16aがプラス チックシート13の側を向くようにして台板12とプラスチックシート13との 間に白抜き矢印の方向に滑り込ませる。ここで、紙16を台板12とプラスチッ クシート13との間に挿入するときに、紙16はプラスチック製の台板12とプ ラスチックシート13の両方あるいはそれらのいずれか一方に接触摩擦し、それ によって静電気を発生して帯電状態となる。固体絶縁体同志が接触し合って帯電 するときの摩擦電気系列から、紙はプラスに、プラスチックはマイナスに帯電し 、この静電気によって紙16は台板12とプラスチックシート13の間に挟まれ たときに安定に保持され、紙16はずり落ちることはない。
【0017】 而して、紙16が所定の位置に挟まれた状態で、台板12、プラスチックシー ト13、紙16は一体化し、花輪の前部に取り付けられる。一方、当該名札表示 が不要になったときは、プラスチックシート13を開いて中から紙16を取り出 し、その後、表示具11は別途繰り返して使用できる。
【0018】 この表示具11を屋外で用いる場合には、例えば透明な軟質塩化ビニルシート で作成した防水性カバーでこの表示具11を覆って使用するのがよい。図6は本 案表示具を覆うカバーの一例を表す底面図、図7はその正面図、図8は同じくそ の側面図である。
【0019】 図6乃至図8に示すように、このカバー17は厚み0.3mm程度の透明な軟 質塩化ビニル製シートからなり、対象となる表示具の方形状に対応した大きさの 表面部18と、この表面部18の側辺に連接して位置すると共に表面部18とほ ぼ同じ大きさの裏面部19と、表面部18のもう一方の側辺に連接して位置する 折り返し部20と、それぞれ表面部18の上辺及び下辺に連接して位置する上部 蓋部21及び下部蓋部22を有する。
【0020】 さらに、表面部18の上辺及び下辺にはそれぞれ上部取付部23及び下部取付 部24が連接して形成されている。上部取付部23及び下部取付部24は袋状に 形成され、その内部に厚み1mm程度の補強用の低発泡プラスチック板25、2 6が収められている。また、上部取付部23及び下部取付部24には取付用の透 孔が各2個設けられ、それぞれハトメ27が装着されている。
【0021】 上述したカバー17は、図において二重線で示した部分を熱融着加工すること によって製造できる。
【0022】 また、表面部18、裏面部19、折り返し部20、上部蓋部21及び下部蓋部 22の縁部には面ファスナー28が適宜取り付けられている。図において、ハッ チングを施した面ファスナー28は表貼りを表し、ハッチングを施していないも のは裏貼りを表している。
【0023】 表示具11をこのカバー17で覆うには、先ず表示具11の表面側(プラスチ ックシート13側)をカバー17の表面部18に向けてその上に載せる。そして 、その上に最初に下部蓋部22を載せ、次に裏面部19をかぶせて下部蓋部22 と裏面部19の面ファスナー28を互いに密着させる。次に、折り返し部20を その上に載せてその面ファスナー28を裏面部19のものと密着させ、最後に上 部蓋部21をかぶせてその面ファスナー28を裏面部19及び折り返し部20の ものと密着させて、装着を完了する。
【0024】 このカバー17を装着した状態を表す図9に示すように、表示具11はカバー 17と一体として取り扱われ、上下のハトメ27を利用して、例えば花輪の脚部 に固定される。このようにカバー17で覆うことにより、雨水や汚れ等から表示 具11を守ることができる。尚、図9で(a)は表面側を、(b)は裏面側を表 している。
【0025】 図10はカバーの他の例を表す正面図、図11はそのカバーに適合させた本考 案の他の実施例にかかる表示具の裏面図である。このカバー29は、対象となる 表示具の方形状に対応した大きさの表面部30と、この表面部30の左右両側辺 にそれぞれ連接して位置すると共に表面部30の半分の大きさの第一及び第二の 裏面部31、32、表面部30の上辺に連接して位置する上部蓋部33、表面部 30の上辺及び下辺にそれぞれ連接して形成された上部取付部34及び下部取付 部35を有している。前述のカバー17と同様に、カバー29は透明な軟質塩化 ビニル製シートからなり、適宜な位置に面ファスナー36が取り付けられ、上部 取付部34及び下部取付部35には補強用の低発泡プラスチック板37、38が 収められると共にハトメ39が装着されている。
【0026】 一方、このカバー29に適合するように、表示具40の裏面に第一及び第二の 裏面部31、32の面ファスナー36に対応する面ファスナー36が取り付けら れている。
【0027】 表示具40をこのカバー29で覆うには、表示具40の表面側をカバー29の 表面部30に向けてその上に載せ、その上に第一及び第二の裏面部31、32を かぶせて表示具40と第一及び第二の裏面部31、32の面ファスナー36を互 いに密着させる。次に、上部蓋部33をかぶせてその面ファスナー36を第一及 び第二の裏面部31、32のものと密着させて、装着を完了する。図12は表示 具40をカバー29で覆った状態の斜視図であり、(a)は表面側を、(b)は 裏面側を表している。
【0028】 このカバー29は、前例のカバー17に比べて、その着脱操作が容易であると いう利点を有している。
【0029】 上述の実施例では、花輪の名札について示したが、本考案の表示具はこれに限 られるものではなく、その他例えば、工事現場における工事内容の案内板、イベ ント会場での案内に用いる案内板等の表示に用いることができ、特にその使用が 比較的短期間の場合に好適である。
【0030】 また、台板にスタンドを取り付ければ、自立する表示具として使用できる。
【0031】
【考案の効果】
以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本考案によれば、以下のような効 果を奏する。 (1)軽量に構成できるので運搬等の取扱いが容易である。 (2)表示シートを交換することで別の用途にも繰り返して使用でき、経済的 である。 (3)表示シートの出し入操作が簡単であるので、使用時の取扱いが容易であ る。 (4)防水性の透明なカバーで覆うことにより、天候不良時でも屋外で良好に 使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例にかかる表示具の分解斜視
【図2】 図1の表示具の底面図
【図3】 同じく図1の表示具の正面図
【図4】 同じく図1の表示具の側面図
【図5】 本考案にかかる表示具の使用説明図
【図6】 本案表示具を覆うカバーの底面図
【図7】 図6のカバーの正面図
【図8】 同じく図6のカバーの側面図
【図9】 本案表示具を図6のカバーで覆った状態の斜
視図
【図10】 本案表示具を覆う他のカバーの正面図
【図11】 図10のカバーに適合させた本考案の他の
実施例にかかる表示具の裏面図
【図12】 本案表示具を図10のカバーで覆った状態
の斜視図
【符号の説明】
11、40は本案表示具、12は台板、13はプラス
チックシート、14は着色部、15は両面粘着テープ、
16は紙(表示シート)、17、29はカバー、28、
36は面ファスナーである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質発泡プラスチックからなる方形の台
    板と該台板と同形の透明硬質プラスチックシートとが重
    ね合わされ、これらの台板とプラスチックシートとは一
    辺にて互いに固定されてなり、前記台板と前記プラスチ
    ックシートとの間に表示内容が表記された表示シートを
    挿入するようにした表示具。
  2. 【請求項2】 前記表示シートが紙である請求項1に記
    載の表示具。
JP4905692U 1992-06-19 1992-06-19 表示具 Withdrawn JPH064774U (ja)

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JP4905692U JPH064774U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 表示具

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JP4905692U JPH064774U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 表示具

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JPH064774U true JPH064774U (ja) 1994-01-21

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ID=12820432

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50110720U (ja) * 1974-02-21 1975-09-10
JPS5328691U (ja) * 1976-08-18 1978-03-11
JPS5844770U (ja) * 1981-09-21 1983-03-25 エスエムケイ株式会社 プツシユ式タ−ミナル

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19961003