JP2535801Y2 - 花環用名札カバー - Google Patents

花環用名札カバー

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JP2535801Y2
JP2535801Y2 JP9010291U JP9010291U JP2535801Y2 JP 2535801 Y2 JP2535801 Y2 JP 2535801Y2 JP 9010291 U JP9010291 U JP 9010291U JP 9010291 U JP9010291 U JP 9010291U JP 2535801 Y2 JP2535801 Y2 JP 2535801Y2
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JP9010291U
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JPH0514119U (ja
Inventor
邦男 古川
Original Assignee
有限会社三和
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、葬儀や開店祝い等の際
に用いられる花環に係り、花環の贈り主の名称や氏名等
が表示される紙製名札を簡易かつ確実に挟持し、当該花
環の脚部間に装設される花環用名札カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、花環の名札は縦に長い矩形の布に
名入れ職人が筆書きにより、贈り主からの名称や氏名等
を書き入れることによって行われ、次に花環の二本の脚
部の上下に固定された横木に当該布製名札の上下縁部を
巻き回して、針金具によって止めるようにしていた。
【0003】一方、近年上記名入れを行う職人の数が不
足している反面、ワードプロセッサ、パーソナルコンピ
ュータの普通に伴いプリンターの印字技術が格段の向上
を見せた。例えば、プリンターの印字紙として上記名札
サイズ程度の大判の紙が使用し得て、名入れに係る贈り
主の名称や氏名等のように相当に大きな文字をも、美し
い活字によって印字できるようになった。
【0004】ところで、花環の名札を紙製とした場合、
花環は屋外で使用されるから風雨等を受け名札が破れた
り、筆書きによった場合には雨によって名入れの文字が
滲んでしまう等の支障があり、名札を紙製とするには当
該名札のためのカバー体が必要であった。
【0005】また、名札のカバー体についての考案は、
実開昭56−48524号「花環用名札カバー」に見ら
れ、ビニール等の透明な合成樹脂製で、略矩形な袋状カ
バー体である花環用名札カバーの四隅には孔が設けら
れ、名入れが成された名札は、上記袋状カバー体に収容
され、次に上記孔に紐を通し花環の脚部に結び付けるこ
とによって、当該花環用名札カバーは花環の脚部間に張
設される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の技術に記載
のうち、布製名札による場合には筆書きにより名入れを
行う職人が不足しているという問題がある。更に、当該
布製名札は花環の横木に巻き回され針金具により止めら
れることで、花環の二本の脚部間に張設されるものであ
るが、花環は当該布製名札が次々の貼り替えられて幾度
も使用されるのが普通で、貼り替え数が多くなると装飾
用に横木に巻上げられているテープが破損したり、横木
の下地材そのものが欠けたり不体裁になるといった問題
もある。また、迅速な設置が求められる葬儀用花環にお
いて、筆書きによる布製名札は特に冬期間等文字の乾き
が遅くなり、依頼に間に合わない場合が生じるという問
題もあった。
【0007】一方、実開昭56−48524号「花環用
名札カバー」においては、略矩形な袋状カバー体に、名
入れが成された名札を収容するものであるが、当該袋状
カバー体の開口部は上記カバー体の上端及び左右のどち
らか一端の二辺に亘る部分で形成されるものであり、名
札が紙製の場合には名札が軟弱で張りがないため、当該
名札を上記袋状カバー体の隅部が押入れる途中で、当該
名札がカバー体と接着する等して容易に収容するのは難
しいという問題がある。
【0008】そこで、本考案は上記問題点に鑑み成され
たものであり、その目的とするところは花環の脚部間に
装設される花環用名札カバーにおいて、カバー体に紙製
名札を簡易かつ確実に挟持し得ると共に、紙製名札の入
れ替えが容易である一方雨水の侵入による支障もなく、
長時間繰り返し体裁良く使用し得る新規な花環用名札カ
バーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る花環用名札カバーは以下の構成によっ
た。即ち、本考案に係る花環用名札カバーは、台紙板、
表シート片、左側シート片及び右側シート片が連設され
て構成されるものであり、上記台紙板は紙等の矩形板体
を芯材とし、有色樹脂シートにより被包され、当該台紙
板上下端左右には小孔が打ち抜かれて円環金具であるハ
ト目が具設されると共に、当該台紙板の下端域には偏平
四角な透明樹脂シートが、上記有色樹脂シート上に上方
開口するようにヒートシールされて、名札差込みポケッ
ト部が形成される一方、当該台紙板の裏面には面ファス
ナーが固着され、次に当該台紙板の上端縁より連設され
る表シート片は、上記有色樹脂シートより成り上記台紙
板と同大であると共に、当該台紙板よりやや小さな矩形
状に表示窓部が抜き落とされ、かつ当該表示窓部は透明
樹脂シートにより周着される一方、当該表シート片を上
記台紙板の上端縁より折曲して重ね合せた場合に、台紙
板に具設されたハト目の位置に重なり合う上記表シート
片位置にもハト目が具設され、続いて、上記表シート片
の横手方向左右端縁より更に延伸して連設される左側シ
ート片及び右側シート片は共に上記有色樹脂シートより
成り、上記両シート片には面ファスナーが固着されてい
ることを要旨とするものである。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本考案について更
に詳説するものとする。先ず第1図は、本考案に係る花
環用名札カバーの表面を示した展開図である。図示のよ
うに、本考案に係る花環用名札カバー1は、台紙板2、
表シート片3、左側シート片4及び右側シート片5が連
設されて構成されるものである。ここで、台紙板2は紙
等の矩形板体を芯材とし、有色樹脂シート12により被
包されると共に、台紙板2の上下端左右には小孔が打ち
抜かれて円環金具であるハト目6が具設されている。更
に、台紙板2の下端域20には偏平四角な透明樹脂シー
ト13が、有色樹脂シート12上に上方開口するように
ヒートシール7が成されて、名札差込みポケット部8が
形成されている。次に、台紙板2の上端縁10より連設
される表シート片3は、台紙板2と同大であり有色樹脂
シート12より成るが、台紙板2よりやや小さな矩形状
の表示窓部11が抜き落とされ、かつ表示窓部11には
透明樹脂シート13がヒートシール7されることで周着
されている。更に、表シート片3を台紙板2の上端縁1
0より折曲して台紙板2に重ね合せた際に、台紙板2に
具設されたハト目6が重なり合う表シート片3の位置に
もハト目6が具設されている。続いて、表シート片3の
横手方向左端縁15及び右端縁14より更に延伸して連
設されている左側シート片4と右側シート片5は共に有
色樹脂シート12より成り、図示のように面ファスナー
9が固着されている。一方、図中の名札差込みポケット
部8に名入れが成された紙製名札16が固定されている
様子を一点鎖線で示した。ここで、図示のように名札差
込みポケット部8には、紙製名札16の下端が差入れら
れるもので、紙製名札16がずれ動くことを防止でき
る。
【0011】次に第2図は、本考案に係る花環用名札カ
バーの裏面を示した展開図である。図示のように、台紙
板2の裏面には面ファスナー9が平行な直線上に固着さ
れている。本考案に係る花環用名札カバー1は以上のよ
うに構成されるが、花環用名札カバー1を用いる場合に
は、例えば以下のようにする。先ず、平坦な床や地面等
の上に図1に示したように、本考案に係る花環用名札カ
バー1を展開状態で配置する。次に、プリンターによっ
て印字され名入れされた紙製名札16を印字面を表とし
て、更に紙製名札16の下端部分を名札差込みポケット
部8に差込んで固定するものとする。続いて、上端縁1
0より台紙板2を折曲して当該台紙板2が表シート片3
に重なり合うように押倒し、その後、右端縁14及び左
端縁15より右側シート片5、左側シート片4をそれぞ
れ台紙板2の裏面上に折曲して、相互の面ファスナー6
を接着するようにする。以上によって、紙製名札16は
本考案に係る花環用名札カバー1に確実に挟持収容され
る。尚、上記においては紙製名札16をプリンターによ
って印字されたものとしたが、勿論手書きのものであっ
ても同様である。
【0012】更に第3図は、本考案に係る花環用名札カ
バーを花環本体の脚部間に装設した際の平面図である。
本考案に係る花環用名札カバー1は、花環本体17の脚
部18の上方に固定されたフック22付横木21のフッ
ク22に、花環用名札カバー1の上端に設けられたハト
目6を引掛け、更に下端左右に設けられたハト目6には
緊結紐19が挿通され脚部18と緊結固定されて、花環
本体17の脚部18間に装設できる。
【0013】
【考案の効果】 先ず、本考案に係る花環用名札カバー
によれば、プリンターにより美しい活字で瞬時に印字さ
れた紙製名札を、簡易かつ確実に挟持して花環の脚部間
に装設できると共に、需要に応え迅速な花環の取付けが
求められる当業界において、上記需要に適確に対処でき
るので極めて有用であるという効果がある。さらに、本
考案に係る花環用名札カバーによる収容は、一体成型さ
れた台紙板、表シート片、左側シート片及び右側シート
片において、当該シート片を折曲し面ファスナーで接着
したものであるから、雨水の侵入がないという効果もあ
る。また、本考案に係る名札カバーによれば、著名人等
たびたび花環を掲出する需要者については、一度使用し
たものをそのまま保存し、専用の名札として依頼のたび
に使用できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る花環用名札カバーの表面を示した
展開図。
【図2】本考案に係る花環用名札カバーの裏面を示した
展開図。
【図3】本考案に係る花環用名札カバーを花環本体の脚
部間に装設した際の平面図である。
【符号の説明】
1 本考案に係る花環用名札カバー 2 台紙板 3 表シート片 4 左側シート片 5 右側シート片 6 ハト目 7 ヒートシール 8 名札差込みポケット部 9 面ファスナー 10 上端縁 11 表示窓部 12 有色樹脂シート 13 透明樹脂シート 14 右端縁 15 左端縁 16 紙製名札 17 花環本体 18 脚部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙板、表シート片、左側シート片及び
    右側シート片が連設されて構成される花環用名札カバー
    において、上記台紙板は紙等の矩形板体を芯材とし、有
    色樹脂シートにより被包され、当該台紙板上下端左右に
    は小孔が打ち抜かれて円環金具であるハト目が具設され
    ると共に、当該台紙板の下端域には偏平四角な透明樹脂
    シートが、上記有色樹脂シート上に上方開口するように
    ヒートシールされて、名札差込みポケット部が形成され
    る一方、当該台紙板の裏面には面ファスナーが固着さ
    れ、次に当該台紙板の上端縁より連設される表シート片
    は、上記有色樹脂シートより成り上記台紙板と同大であ
    ると共に、当該台紙板よりやや小さな矩形状に表示窓部
    が抜き落とされ、かつ当該表示窓部は透明樹脂シートに
    より周着される一方、当該表シート片を上記台紙板の上
    端縁より折曲して重ね合せた場合に、台紙板に具設され
    たハト目の位置に重なり合う上記表シート片位置にもハ
    ト目が具設され、続いて、上記表シート片の横手方向左
    右端縁より更に延伸して連設される左側シート片及び右
    側シート片は共に上記有色樹脂シートより成り、上記両
    シート片には面ファスナーが固着されていることを特徴
    とする、花環用名札カバー。
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JPH0514119U JPH0514119U (ja) 1993-02-23
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