JPS641241Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS641241Y2 JPS641241Y2 JP17146180U JP17146180U JPS641241Y2 JP S641241 Y2 JPS641241 Y2 JP S641241Y2 JP 17146180 U JP17146180 U JP 17146180U JP 17146180 U JP17146180 U JP 17146180U JP S641241 Y2 JPS641241 Y2 JP S641241Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- envelope
- bubble
- edge
- plastic sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 claims description 30
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 9
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、封筒、特に防水性及び緩衝性を有
する封筒に関する。
する封筒に関する。
防水性及び緩衝性を有する封筒は、従来から
種々のものが考案されており、例えば、実開昭51
−22924号公報、実開昭47−32723号公報に記載の
ものがある。これらのものは、概ね、紙質シート
の一面全面に、プラスチツクフイルムをラミネー
トし更に気泡密封プラスチツクシートを重ねたシ
ート体を、気泡密封プラスチツクシート面を対向
させて封筒の開口縁となる縁部以外の重なり合う
縁部を熱溶着した構成としている。
種々のものが考案されており、例えば、実開昭51
−22924号公報、実開昭47−32723号公報に記載の
ものがある。これらのものは、概ね、紙質シート
の一面全面に、プラスチツクフイルムをラミネー
トし更に気泡密封プラスチツクシートを重ねたシ
ート体を、気泡密封プラスチツクシート面を対向
させて封筒の開口縁となる縁部以外の重なり合う
縁部を熱溶着した構成としている。
ところで、封筒の開口縁部は、必要幅に折り曲
げたり、クリツプで封止したりして内容物の飛び
出しを防止する。このため、開口縁部に緩衝材
(気泡密封プラスチツクシート)が存在すること
は、折り曲げ時の封止状態が悪く、また、クリツ
プ止めが緩くなるなど好ましくない。
げたり、クリツプで封止したりして内容物の飛び
出しを防止する。このため、開口縁部に緩衝材
(気泡密封プラスチツクシート)が存在すること
は、折り曲げ時の封止状態が悪く、また、クリツ
プ止めが緩くなるなど好ましくない。
したがつて、上記従来のものでは、実開昭51−
22924号公報記載のように、気泡密封プラスチツ
クシートを、開口縁部において所要幅内方に後退
させている。しかしながら、後退させた気泡密封
プラスチツクシートの縁部を接着剤等で接着した
だけであり、気泡密封プラスチツクシートは通常
数ミリの厚さがあるため、物の挿入時に、その縁
部に物が引つかかり易く、これがたび重なると、
気泡密封プラスチツクシートが剥れる。剥れる
と、そこから、紙質シートと気泡密封プラスチツ
クシート間に物が挿入され易く、これがたび重な
ると、剥れ部分は広くなるとともに、紙質シート
及び気泡密封プラスチツクシートの劣化を招き、
封筒が使用に耐えないものになる。
22924号公報記載のように、気泡密封プラスチツ
クシートを、開口縁部において所要幅内方に後退
させている。しかしながら、後退させた気泡密封
プラスチツクシートの縁部を接着剤等で接着した
だけであり、気泡密封プラスチツクシートは通常
数ミリの厚さがあるため、物の挿入時に、その縁
部に物が引つかかり易く、これがたび重なると、
気泡密封プラスチツクシートが剥れる。剥れる
と、そこから、紙質シートと気泡密封プラスチツ
クシート間に物が挿入され易く、これがたび重な
ると、剥れ部分は広くなるとともに、紙質シート
及び気泡密封プラスチツクシートの劣化を招き、
封筒が使用に耐えないものになる。
このため、実公昭53−44584号公報において、
袋開口部の気泡密封プラスチツクシートを紙質シ
ートに熱溶着する技術が提案されている。
袋開口部の気泡密封プラスチツクシートを紙質シ
ートに熱溶着する技術が提案されている。
しかしながら、この技術は、開口部からの紙質
シートと気泡密封プラスチツクシート間への物の
挿入は阻止し得るが、側縁等からの挿入は阻止し
得ない。封入物が細かいものの場合、両シート間
に入り込むと煩わしい。
シートと気泡密封プラスチツクシート間への物の
挿入は阻止し得るが、側縁等からの挿入は阻止し
得ない。封入物が細かいものの場合、両シート間
に入り込むと煩わしい。
ここで、前記公開公報のごとく、気泡密封プラ
スチツクシート全面を紙質シートに貼着すれば、
前記両シート間への封入物の入り込みを阻止し得
るが、全面貼着は、作業性及びコスト的にも問題
がある。
スチツクシート全面を紙質シートに貼着すれば、
前記両シート間への封入物の入り込みを阻止し得
るが、全面貼着は、作業性及びコスト的にも問題
がある。
この考案は、以上の点に留意し、作業性がよ
く、かつ低コストで、前記両シート間に物が入ら
ない封筒を提供することを目的とする。
く、かつ低コストで、前記両シート間に物が入ら
ない封筒を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この考案にあつて
は、紙質シートの一面全面にプラスチツクフイル
ムをラミネートし更に気泡密封プラスチツクシー
トを重ねたシート体を、気泡密封プラスチツクシ
ート面を対向させて封筒の開口縁となる縁部以外
の重なり合う開放縁全長を熱溶着した前記従来公
知の封筒において、前記開放縁部を、前記気泡密
封プラスチツクシートを介在して熱溶着し、前記
開口縁部には、気泡密封プラスチツクシートの縁
部全長を入り込ませて熱溶着したのである。
は、紙質シートの一面全面にプラスチツクフイル
ムをラミネートし更に気泡密封プラスチツクシー
トを重ねたシート体を、気泡密封プラスチツクシ
ート面を対向させて封筒の開口縁となる縁部以外
の重なり合う開放縁全長を熱溶着した前記従来公
知の封筒において、前記開放縁部を、前記気泡密
封プラスチツクシートを介在して熱溶着し、前記
開口縁部には、気泡密封プラスチツクシートの縁
部全長を入り込ませて熱溶着したのである。
なお、上記「重ねたシート体」の「重ねた」と
は貼着されて一体化されたものを含まないものと
する。
は貼着されて一体化されたものを含まないものと
する。
この様に構成される封筒にあつては、開口縁部
において、気泡密封プラスチツクシート縁が、熱
溶着により、紙質シートに強固に接合していると
ともに、シートが溶けて厚みが薄くなる。このた
め、物を挿入する際、そのシート縁は、引つかか
りにくくなるとともに剥れにくい。
において、気泡密封プラスチツクシート縁が、熱
溶着により、紙質シートに強固に接合していると
ともに、シートが溶けて厚みが薄くなる。このた
め、物を挿入する際、そのシート縁は、引つかか
りにくくなるとともに剥れにくい。
また、紙質シートと気泡密封プラスチツクシー
ト間には物が入り込む隙間が生じていないうえ
に、熱溶着部でもつて両シートは一体化してい
る。
ト間には物が入り込む隙間が生じていないうえ
に、熱溶着部でもつて両シートは一体化してい
る。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第1図においてAは封筒であり、この封筒は第
2図、第3図に示すように、最外層を紙質シート
1とし、その内面全面にプラスチツクフイルム2
(以下単にフイルム2という)がラミネートして
あり、フイルム2上には気泡密封プラスチツクシ
ート3(以下単にクツシヨンシート3という)を
積層すると共にクツシヨンシート3は封筒の開口
縁部a側ではその縁部を熱溶着してある。bはそ
の溶着縁を示し、この部分bはシート3が溶けて
厚みが薄くなつている。
2図、第3図に示すように、最外層を紙質シート
1とし、その内面全面にプラスチツクフイルム2
(以下単にフイルム2という)がラミネートして
あり、フイルム2上には気泡密封プラスチツクシ
ート3(以下単にクツシヨンシート3という)を
積層すると共にクツシヨンシート3は封筒の開口
縁部a側ではその縁部を熱溶着してある。bはそ
の溶着縁を示し、この部分bはシート3が溶けて
厚みが薄くなつている。
上記の封筒用素材は、封筒の深さ寸法の2倍に
等しい幅の長尺体から封筒の幅に等しい寸法に裁
断してこれを2つ折りするか、大なる封筒の場合
は封筒の深さに等しい幅の長尺体から封筒の幅に
等しい寸法に裁断したものを2枚重ね合わせと
し、何れの場合にもクツシヨンシート3がある面
を対向内側とする。そして封筒の開口部以外の重
ね合わせ開放縁全長をクツシヨンシート3を介在
して熱溶着する。すなわち、第1図に示す長尺体
を2つ折りしたものは、両側縁を熱溶着し、同寸
法のものを2枚重ねしたものは、両側縁及び下縁
を熱溶着する。符号cは重ね合わせ縁の溶着部分
を示す。
等しい幅の長尺体から封筒の幅に等しい寸法に裁
断してこれを2つ折りするか、大なる封筒の場合
は封筒の深さに等しい幅の長尺体から封筒の幅に
等しい寸法に裁断したものを2枚重ね合わせと
し、何れの場合にもクツシヨンシート3がある面
を対向内側とする。そして封筒の開口部以外の重
ね合わせ開放縁全長をクツシヨンシート3を介在
して熱溶着する。すなわち、第1図に示す長尺体
を2つ折りしたものは、両側縁を熱溶着し、同寸
法のものを2枚重ねしたものは、両側縁及び下縁
を熱溶着する。符号cは重ね合わせ縁の溶着部分
を示す。
又、第3図におけるクツシヨンシート3は第4
図に示すように気泡部4が突出する面に別のプラ
スチツクフイルム5をラミネートしたものとした
が、このフイルム5の層が存在しない場合は気泡
部4が突出する面をフイルム2側(紙質シート1
側)に向けて、成品封筒に物品を挿入するのに障
害となる凹凸がない平らにする。
図に示すように気泡部4が突出する面に別のプラ
スチツクフイルム5をラミネートしたものとした
が、このフイルム5の層が存在しない場合は気泡
部4が突出する面をフイルム2側(紙質シート1
側)に向けて、成品封筒に物品を挿入するのに障
害となる凹凸がない平らにする。
この様にして構成される封筒は、従来と同様に
して使用されるが、開口縁部において、クツシヨ
ンシート3の縁が、熱溶着により、紙質シート1
(フイルム2)に強固に接合しているとともに厚
みが薄くなつているため、物挿入時に引つかかり
にくく、挿入作用に何ら支障はない。
して使用されるが、開口縁部において、クツシヨ
ンシート3の縁が、熱溶着により、紙質シート1
(フイルム2)に強固に接合しているとともに厚
みが薄くなつているため、物挿入時に引つかかり
にくく、挿入作用に何ら支障はない。
また、紙質シート1とクツシヨンシート3の間
は閉じられて、両シート1,3間に物が入り込む
こともない。
は閉じられて、両シート1,3間に物が入り込む
こともない。
この考案は、以上のように構成して、気泡密封
プラスチツクシート全面を紙質シートに貼着する
ことなく、両シート間への物の入り込みを防止で
きるとともに、両シートを一体化できる。このた
め、全面貼着のものに比べて作業性が向上し、コ
ストは低減する。
プラスチツクシート全面を紙質シートに貼着する
ことなく、両シート間への物の入り込みを防止で
きるとともに、両シートを一体化できる。このた
め、全面貼着のものに比べて作業性が向上し、コ
ストは低減する。
第1図はこの考案に係る封筒の一実施例の斜視
図、第2図は同上の一部切欠拡大縦断側面図、第
3図は同上要部の更に拡大した縦断側面図、第4
図は気泡密封プラスチツクフイルムの一例の一部
分の斜視図である。 A……封筒、1……紙質シート、2……プラス
チツクフイルム、3……気泡密封プラスチツクシ
ート、4……気泡部、a……封筒の開口縁部、b
……開口縁での溶着縁、c……重ね合わせ溶着
縁。
図、第2図は同上の一部切欠拡大縦断側面図、第
3図は同上要部の更に拡大した縦断側面図、第4
図は気泡密封プラスチツクフイルムの一例の一部
分の斜視図である。 A……封筒、1……紙質シート、2……プラス
チツクフイルム、3……気泡密封プラスチツクシ
ート、4……気泡部、a……封筒の開口縁部、b
……開口縁での溶着縁、c……重ね合わせ溶着
縁。
Claims (1)
- 紙質シートの一面全面に、プラスチツクフイル
ムをラミネートし更に気泡密封プラスチツクシー
トを重ねたシート体を、気泡密封プラスチツクシ
ート面を対向させて封筒の開口縁となる縁部以外
の重なり合う開放縁全長を前記気泡密封プラスチ
ツクシートを介在して熱溶着し、前記開口縁部に
は、前記気泡密封プラスチツクシートの縁部全長
を入り込ませて熱溶着したことを特徴とする封
筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17146180U JPS641241Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17146180U JPS641241Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5795333U JPS5795333U (ja) | 1982-06-11 |
JPS641241Y2 true JPS641241Y2 (ja) | 1989-01-12 |
Family
ID=29529815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17146180U Expired JPS641241Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS641241Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH076097Y2 (ja) * | 1986-05-22 | 1995-02-15 | 株式会社山形グラビヤ | 物品送付用封筒 |
JPH0630709Y2 (ja) * | 1988-08-31 | 1994-08-17 | 株式会社タナカヤ | 緩衝性強化シート材 |
-
1980
- 1980-11-29 JP JP17146180U patent/JPS641241Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5795333U (ja) | 1982-06-11 |
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