JP2002115320A - 仕口金物による柱梁接合構造 - Google Patents
仕口金物による柱梁接合構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 仕口金物の応力伝達部材と梁用形鋼の上下フ
ランジとの接合作業を簡単に短時間で行える仕口金物に
よる柱梁接合構造の提供。 【解決手段】 柱梁接合構造1の仕口金物4は、梁用形
鋼3の上下フランジ3aに固着しており、接合用突出部5a
を有する固着用部材5と、一方側から他方側の梁用形鋼
3へ伝達する応力伝達用帯状部材6とを備える。応力伝
達用帯状部材6は、接合用突出部5aに高力ボルト7で接
合され、一方側および他方側梁用形鋼3の上下フランジ
3aに固着した両仕口金物4を連結する。梁用形鋼3の上
下フランジ3aに固着する仕口金物4の固着用部材5に接
合用突出部5aを設けると共に、その接合用突出部5aと応
力伝達用帯状部材6とを高力ボルト7で接合することに
より、応力伝達用帯状部材6と梁用形鋼3の上下フラン
ジ3aに固着した固着用部材5との接合作業を、即ち、仕
口金物4の応力伝達部材6と梁用形鋼3の上下フランジ
3aとの接合作業を簡単に短時間で行えるようにする。
ランジとの接合作業を簡単に短時間で行える仕口金物に
よる柱梁接合構造の提供。 【解決手段】 柱梁接合構造1の仕口金物4は、梁用形
鋼3の上下フランジ3aに固着しており、接合用突出部5a
を有する固着用部材5と、一方側から他方側の梁用形鋼
3へ伝達する応力伝達用帯状部材6とを備える。応力伝
達用帯状部材6は、接合用突出部5aに高力ボルト7で接
合され、一方側および他方側梁用形鋼3の上下フランジ
3aに固着した両仕口金物4を連結する。梁用形鋼3の上
下フランジ3aに固着する仕口金物4の固着用部材5に接
合用突出部5aを設けると共に、その接合用突出部5aと応
力伝達用帯状部材6とを高力ボルト7で接合することに
より、応力伝達用帯状部材6と梁用形鋼3の上下フラン
ジ3aに固着した固着用部材5との接合作業を、即ち、仕
口金物4の応力伝達部材6と梁用形鋼3の上下フランジ
3aとの接合作業を簡単に短時間で行えるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、柱用鋼
管の一方側に接合した梁用形鋼から柱用鋼管の他方側に
接合した梁用形鋼へと応力を直接伝達できるようにする
仕口金物を介して、柱用鋼管と梁用形鋼とを接合してい
る柱梁接合構造に関するものである。
管の一方側に接合した梁用形鋼から柱用鋼管の他方側に
接合した梁用形鋼へと応力を直接伝達できるようにする
仕口金物を介して、柱用鋼管と梁用形鋼とを接合してい
る柱梁接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の仕口金物による柱梁接合構造と
して、出願人は、図13に示すように、柱用鋼管30の一方
側および他方側への梁用形鋼31の接合をXYの二方向で
行う場合に、一方側の梁用形鋼31から他方側の梁用形鋼
31へ直接伝達する応力伝達用帯状部材32の配設高さレベ
ルをX方向とY方向とで変えて、応力伝達用帯状部材32
を段違いに配設した仕口金物33を用いる柱梁接合構造
(特願平11−370393)を創案している。
して、出願人は、図13に示すように、柱用鋼管30の一方
側および他方側への梁用形鋼31の接合をXYの二方向で
行う場合に、一方側の梁用形鋼31から他方側の梁用形鋼
31へ直接伝達する応力伝達用帯状部材32の配設高さレベ
ルをX方向とY方向とで変えて、応力伝達用帯状部材32
を段違いに配設した仕口金物33を用いる柱梁接合構造
(特願平11−370393)を創案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の柱梁接
合構造は、仕口金物における帯状鋼材の応力伝達部材
と、梁用形鋼のフランジとを溶接により接合しているの
で、その溶接作業姿勢の一部が上向き溶接になる。
合構造は、仕口金物における帯状鋼材の応力伝達部材
と、梁用形鋼のフランジとを溶接により接合しているの
で、その溶接作業姿勢の一部が上向き溶接になる。
【0004】そのため、この従来の柱梁接合構造では、
応力伝達部材と梁用形鋼のフランジとの接合作業が、多
大な工数を要して、面倒で多くの時間を必要とするもの
になっている。
応力伝達部材と梁用形鋼のフランジとの接合作業が、多
大な工数を要して、面倒で多くの時間を必要とするもの
になっている。
【0005】この発明は前述した事情に鑑みて創案され
たもので、その目的は仕口金物の応力伝達部材と梁用形
鋼の上下フランジとの接合作業を簡単に短時間で行うこ
とのできる仕口金物による柱梁接合構造を提供すること
にある。
たもので、その目的は仕口金物の応力伝達部材と梁用形
鋼の上下フランジとの接合作業を簡単に短時間で行うこ
とのできる仕口金物による柱梁接合構造を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明でも、仕口金物
として、一方側の梁用形鋼から他方側の梁用形鋼に直接
応力を伝達することのできる応力伝達用帯状部材を用い
ることにする。
として、一方側の梁用形鋼から他方側の梁用形鋼に直接
応力を伝達することのできる応力伝達用帯状部材を用い
ることにする。
【0007】従って、この発明での柱梁接合構造におけ
る仕口金物(請求項1の発明)は、梁用形鋼の上下フラ
ンジに固着しておりそのフランジ幅方向の両端部に接合
用突出部を有する固着用部材と、一方側の梁用形鋼から
他方側の梁用形鋼へと直接応力伝達する応力伝達用帯状
部材とを備えるものとする。
る仕口金物(請求項1の発明)は、梁用形鋼の上下フラ
ンジに固着しておりそのフランジ幅方向の両端部に接合
用突出部を有する固着用部材と、一方側の梁用形鋼から
他方側の梁用形鋼へと直接応力伝達する応力伝達用帯状
部材とを備えるものとする。
【0008】そして、上下フランジに固着している固着
用部材の接合用突出部は、柱用鋼管のX方向において、
互いに離れる方向へ突出していると共に、柱用鋼管のY
方向において、互いに向き合う方向へ突出している。
用部材の接合用突出部は、柱用鋼管のX方向において、
互いに離れる方向へ突出していると共に、柱用鋼管のY
方向において、互いに向き合う方向へ突出している。
【0009】また、応力伝達用帯状部材は、固着用部材
の接合用突出部に高力ボルトで接合することにより、一
方側の梁用形鋼の上下フランジに固着した固着用部材の
接合用突出部と、他方側の梁用形鋼の上下フランジに固
着した固着用部材の接合用突出部とを連結している。
の接合用突出部に高力ボルトで接合することにより、一
方側の梁用形鋼の上下フランジに固着した固着用部材の
接合用突出部と、他方側の梁用形鋼の上下フランジに固
着した固着用部材の接合用突出部とを連結している。
【0010】このようなこの発明の仕口金物による柱梁
接合構造によれば、梁用形鋼の上下フランジに固着する
ための仕口金物の固着用部材に、接合用突出部を設ける
と共に、その接合用突出部と応力伝達用帯状部材とを高
力ボルトで接合することにより、接合用突出部を用いて
の高力ボルトによる締付け作業で、梁用形鋼の上下フラ
ンジに固着した固着用部材と応力伝達用帯状部材との接
合作業を簡単に行うことができるようにしている。
接合構造によれば、梁用形鋼の上下フランジに固着する
ための仕口金物の固着用部材に、接合用突出部を設ける
と共に、その接合用突出部と応力伝達用帯状部材とを高
力ボルトで接合することにより、接合用突出部を用いて
の高力ボルトによる締付け作業で、梁用形鋼の上下フラ
ンジに固着した固着用部材と応力伝達用帯状部材との接
合作業を簡単に行うことができるようにしている。
【0011】即ち、仕口金物の応力伝達部材と梁用形鋼
の上下フランジとの接合作業を簡単に短時間で行うこと
ができるようにしている。なお、請求項2の発明では、
仕口金物の固着用部材を、梁用形鋼の上下フランジに固
着する固着部と、この固着部におけるフランジ幅方向の
両端部から突出している両接合用突出部とから断面略コ
字状に形成している。
の上下フランジとの接合作業を簡単に短時間で行うこと
ができるようにしている。なお、請求項2の発明では、
仕口金物の固着用部材を、梁用形鋼の上下フランジに固
着する固着部と、この固着部におけるフランジ幅方向の
両端部から突出している両接合用突出部とから断面略コ
字状に形成している。
【0012】そして、前記X方向において、上方へ開口
している状態で梁用形鋼の上フランジに固着していると
共に、下方へ開口している状態で梁用形鋼の下フランジ
に固着している。また、前記Y方向において、下方に開
口している状態で梁用形鋼の上フランジに固着している
と共に、上方へ開口している状態で梁用形鋼の下フラン
ジに固着している。
している状態で梁用形鋼の上フランジに固着していると
共に、下方へ開口している状態で梁用形鋼の下フランジ
に固着している。また、前記Y方向において、下方に開
口している状態で梁用形鋼の上フランジに固着している
と共に、上方へ開口している状態で梁用形鋼の下フラン
ジに固着している。
【0013】請求項3の発明では、梁用形鋼の下フラン
ジに固着する仕口金物の固着用部材と応力伝達用帯状部
材とを一体に形成しており、この仕口金物を、予め、柱
用鋼管に取付けている。
ジに固着する仕口金物の固着用部材と応力伝達用帯状部
材とを一体に形成しており、この仕口金物を、予め、柱
用鋼管に取付けている。
【0014】請求項4の発明では、仕口金物の固着用部
材を、梁用形鋼の上下フランジの幅方向一方側端部に固
着する第一部材と、梁用形鋼の上下フランジの幅方向他
方側端部に固着する第二部材とから構成している。
材を、梁用形鋼の上下フランジの幅方向一方側端部に固
着する第一部材と、梁用形鋼の上下フランジの幅方向他
方側端部に固着する第二部材とから構成している。
【0015】そして、第一部材および第二部材は、梁用
形鋼の上下フランジの幅方向端部に固着する固着部と、
この固着部におけるフランジ幅方向の両端部から突出し
ている接合用突出部とから断面略L字状に形成してい
る。
形鋼の上下フランジの幅方向端部に固着する固着部と、
この固着部におけるフランジ幅方向の両端部から突出し
ている接合用突出部とから断面略L字状に形成してい
る。
【0016】請求項5の発明では、仕口金物における固
着用部材の接合用突出部を、柱用鋼管の幅方向端部から
延びて梁用形鋼のウエブと交差する線上に配設してい
る。請求項6の発明では、仕口金物を、一方側の端部
が、X方向における梁用形鋼の上下フランジの幅方向端
部に固着していると共に、他方側の端部が、Y方向にお
ける梁用形鋼の上下フランジの幅方向端部に固着してい
る水平板体と、長手方向の中央部を柱用鋼管に固着して
いると共に、長手方向の両端部を水平板体に固着してい
る応力伝達用帯状部材とから形成している。
着用部材の接合用突出部を、柱用鋼管の幅方向端部から
延びて梁用形鋼のウエブと交差する線上に配設してい
る。請求項6の発明では、仕口金物を、一方側の端部
が、X方向における梁用形鋼の上下フランジの幅方向端
部に固着していると共に、他方側の端部が、Y方向にお
ける梁用形鋼の上下フランジの幅方向端部に固着してい
る水平板体と、長手方向の中央部を柱用鋼管に固着して
いると共に、長手方向の両端部を水平板体に固着してい
る応力伝達用帯状部材とから形成している。
【0017】そして、応力伝達用帯状部材は、X方向に
おいて、水平板体から互いに離れる方向へ突出している
と共に、Y方向において、水平板体から互いに向き合う
方向へ突出している状態で、柱用鋼管の各面に固着して
いる。
おいて、水平板体から互いに離れる方向へ突出している
と共に、Y方向において、水平板体から互いに向き合う
方向へ突出している状態で、柱用鋼管の各面に固着して
いる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の仕口金物による
柱梁接合構造を、図示する一実施形態によって説明す
る。
柱梁接合構造を、図示する一実施形態によって説明す
る。
【0019】柱梁接合構造1(図1および図2参照)
は、柱用鋼管2における一方側および他方側への梁用形
鋼3の接合を、柱用鋼管2のX方向(以後、単にX方
向)および柱用鋼管2のY方向(以後、単にY方向)の
二方向で行っていると共に、一方側の梁用形鋼3と他方
側の梁用形鋼3とを仕口金物4で直接連結している。
は、柱用鋼管2における一方側および他方側への梁用形
鋼3の接合を、柱用鋼管2のX方向(以後、単にX方
向)および柱用鋼管2のY方向(以後、単にY方向)の
二方向で行っていると共に、一方側の梁用形鋼3と他方
側の梁用形鋼3とを仕口金物4で直接連結している。
【0020】この発明での仕口金物4(請求項1の発
明)は、梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着しておりそ
のフランジ3a幅方向の両端部に接合用突出部5aを有する
固着用部材5と、一方側の梁用形鋼3から他方側の梁用
形鋼3へと直接応力伝達する応力伝達用帯状部材6とを
備えている。
明)は、梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着しておりそ
のフランジ3a幅方向の両端部に接合用突出部5aを有する
固着用部材5と、一方側の梁用形鋼3から他方側の梁用
形鋼3へと直接応力伝達する応力伝達用帯状部材6とを
備えている。
【0021】そして、上下フランジ3aに固着している固
着用部材5の接合用突出部5aは、X方向において、互い
に離れる方向へ突出していると共に、Y方向において、
互いに向き合う方向へ突出している。
着用部材5の接合用突出部5aは、X方向において、互い
に離れる方向へ突出していると共に、Y方向において、
互いに向き合う方向へ突出している。
【0022】また、応力伝達用帯状部材6は、固着用部
材5の接合用突出部5aに高力ボルト7で接合することに
より、一方側の梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した
固着用部材5の接合用突出部5aと、他方側の梁用形鋼3
の上下フランジ3aに固着した固着用部材5の接合用突出
部5aとを連結している。なお、高力ボルト7は、全図に
おいて円形状に略して図示する。
材5の接合用突出部5aに高力ボルト7で接合することに
より、一方側の梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した
固着用部材5の接合用突出部5aと、他方側の梁用形鋼3
の上下フランジ3aに固着した固着用部材5の接合用突出
部5aとを連結している。なお、高力ボルト7は、全図に
おいて円形状に略して図示する。
【0023】この実施形態での仕口金物4における固着
用部材5(請求項2の発明)は、梁用形鋼3の上下フラ
ンジ3aに固着する固着部5bと、この固着部5bにおけるフ
ランジ3a幅方向の両端部から突出している両接合用突出
部5aとから断面略コ字状に形成している。
用部材5(請求項2の発明)は、梁用形鋼3の上下フラ
ンジ3aに固着する固着部5bと、この固着部5bにおけるフ
ランジ3a幅方向の両端部から突出している両接合用突出
部5aとから断面略コ字状に形成している。
【0024】そして、この固着用部材5は、X方向にお
いて、上方へ開口している状態で梁用形鋼3の上フラン
ジ3aに、固着していると共に、下方へ開口している状態
で梁用形鋼3の下フランジ3aに固着している。
いて、上方へ開口している状態で梁用形鋼3の上フラン
ジ3aに、固着していると共に、下方へ開口している状態
で梁用形鋼3の下フランジ3aに固着している。
【0025】また、この固着用部材5は、Y方向におい
て、下方に開口している状態で梁用形鋼3の上フランジ
3aに固着していると共に、上方へ開口している状態で梁
用形鋼3の下フランジ3aに固着している。
て、下方に開口している状態で梁用形鋼3の上フランジ
3aに固着していると共に、上方へ開口している状態で梁
用形鋼3の下フランジ3aに固着している。
【0026】なお、この固着用部材5と梁用形鋼3の上
下フランジ3aとの接合は、高力ボルト7を用いて行われ
る。この実施形態での柱用鋼管2は、図3に示すよう
に、角形鋼管であり、その角形鋼管の各辺にガセットプ
レート8を介して梁用形鋼3が接合されている。
下フランジ3aとの接合は、高力ボルト7を用いて行われ
る。この実施形態での柱用鋼管2は、図3に示すよう
に、角形鋼管であり、その角形鋼管の各辺にガセットプ
レート8を介して梁用形鋼3が接合されている。
【0027】この実施形態での応力伝達用帯状部材6
は、帯状の平鋼で形成しており、その長手方向の両側部
分を、固着用部材5の接合用突出部5aに、高力ボルト7
で接合している。
は、帯状の平鋼で形成しており、その長手方向の両側部
分を、固着用部材5の接合用突出部5aに、高力ボルト7
で接合している。
【0028】このことから、応力伝達用帯状部材6は、
一方側の梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固着用
部材5の接合用突出部5aと、他方側の梁用形鋼3の上下
フランジ3aに固着した固着用部材5の接合用突出部5aと
を連結している。
一方側の梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固着用
部材5の接合用突出部5aと、他方側の梁用形鋼3の上下
フランジ3aに固着した固着用部材5の接合用突出部5aと
を連結している。
【0029】そして、この応力伝達用帯状部材6と接合
用突出部5aとの接合面は、角形鋼管である柱用鋼管2の
一辺と同一面になるように構成されている。このような
構成からなるこの発明の仕口金物4による柱梁接合構造
1において、柱用鋼管2と梁用形鋼3との接合に際して
は、先ず、角形鋼管である柱用鋼管2の四辺(四側面)
に、梁用形鋼3を接合するためのガセットプレート8を
溶接する(図3参照)。
用突出部5aとの接合面は、角形鋼管である柱用鋼管2の
一辺と同一面になるように構成されている。このような
構成からなるこの発明の仕口金物4による柱梁接合構造
1において、柱用鋼管2と梁用形鋼3との接合に際して
は、先ず、角形鋼管である柱用鋼管2の四辺(四側面)
に、梁用形鋼3を接合するためのガセットプレート8を
溶接する(図3参照)。
【0030】その後、施工現場において、ガセットプレ
ート8を溶接した柱用鋼管2を立設した後、図3に示す
ように、そのガセットプレート8と梁用形鋼3のウエブ
3bとを、高力ボルト7で接合する。
ート8を溶接した柱用鋼管2を立設した後、図3に示す
ように、そのガセットプレート8と梁用形鋼3のウエブ
3bとを、高力ボルト7で接合する。
【0031】このことから、角形鋼管である柱用鋼管2
の四辺(四側面)に、各梁用形鋼3が接合されることと
なる。次に、図4に示すように、梁用形鋼3の上下フラ
ンジ3aの端部に、外幅の寸法が柱用鋼管2の幅寸法と同
じである固着用部材5(凹型金物)を、高力ボルト7
(または溶接)によって固着する。
の四辺(四側面)に、各梁用形鋼3が接合されることと
なる。次に、図4に示すように、梁用形鋼3の上下フラ
ンジ3aの端部に、外幅の寸法が柱用鋼管2の幅寸法と同
じである固着用部材5(凹型金物)を、高力ボルト7
(または溶接)によって固着する。
【0032】この接合は、固着用部材5の接合用突出部
5aが梁用形鋼3の軸線と平行となるようにして行う。な
お、この固着用部材5を梁用形鋼3の上下フランジ3aに
固着する際は、図5に示すように、接合用突出部5aが、
X方向において、互いに離れる方向へ突出していると共
に、Y方向において、互いに向き合う方向へ突出してい
る。
5aが梁用形鋼3の軸線と平行となるようにして行う。な
お、この固着用部材5を梁用形鋼3の上下フランジ3aに
固着する際は、図5に示すように、接合用突出部5aが、
X方向において、互いに離れる方向へ突出していると共
に、Y方向において、互いに向き合う方向へ突出してい
る。
【0033】即ち、この固着用部材5は、図5に示すよ
うに、X方向において、上方へ開口している状態で梁用
形鋼3の上フランジ3aに、固着していると共に、下方へ
開口している状態で梁用形鋼3の下フランジ3aに固着し
ている。
うに、X方向において、上方へ開口している状態で梁用
形鋼3の上フランジ3aに、固着していると共に、下方へ
開口している状態で梁用形鋼3の下フランジ3aに固着し
ている。
【0034】また、この固着用部材5は、図5に示すよ
うに、Y方向において、下方に開口している状態で梁用
形鋼3の上フランジ3aに固着していると共に、上方へ開
口している状態で梁用形鋼3の下フランジ3aに固着して
いる。
うに、Y方向において、下方に開口している状態で梁用
形鋼3の上フランジ3aに固着していると共に、上方へ開
口している状態で梁用形鋼3の下フランジ3aに固着して
いる。
【0035】次に、図1および図2の(a) および(b) に
示すように、梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固
着用部材5の接合用突出部5aに、高力ボルト7によっ
て、応力伝達用帯状部材6を接合する。
示すように、梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固
着用部材5の接合用突出部5aに、高力ボルト7によっ
て、応力伝達用帯状部材6を接合する。
【0036】このことから、応力伝達用帯状部材6は、
柱用鋼管2の一方側に接合した梁用形鋼3の上下フラン
ジ3aに固着した固着用部材5の接合用突出部5aと、他方
側の梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固着用部材
5の接合用突出部5aとを連結することになる。
柱用鋼管2の一方側に接合した梁用形鋼3の上下フラン
ジ3aに固着した固着用部材5の接合用突出部5aと、他方
側の梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固着用部材
5の接合用突出部5aとを連結することになる。
【0037】この時に、固着用部材5の接合用突出部5a
は、X方向において、互いに離れる方向へ突出している
と共に、Y方向において、互いに向き合う方向へ突出し
ている。そのため、応力伝達用帯状部材6は、X方向と
Y方向とで段差をもって交差することになる。
は、X方向において、互いに離れる方向へ突出している
と共に、Y方向において、互いに向き合う方向へ突出し
ている。そのため、応力伝達用帯状部材6は、X方向と
Y方向とで段差をもって交差することになる。
【0038】なお、必要に応じて、応力伝達用帯状部材
6と柱用鋼管2とは、高力ボルト7または溶接によって
接合する。このようにこの発明の仕口金物4による柱梁
接合構造1によれば、梁用形鋼3の上下フランジ3aに固
着するための仕口金物4の固着用部材5に、接合用突出
部5aを設けると共に、その接合用突出部5aと応力伝達用
帯状部材6とを高力ボルト7で接合することにより、接
合用突出部5aを用いての高力ボルト7による締付け作業
で、梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固着用部材
5と応力伝達用帯状部材6との接合作業を簡単に行うこ
とができる。
6と柱用鋼管2とは、高力ボルト7または溶接によって
接合する。このようにこの発明の仕口金物4による柱梁
接合構造1によれば、梁用形鋼3の上下フランジ3aに固
着するための仕口金物4の固着用部材5に、接合用突出
部5aを設けると共に、その接合用突出部5aと応力伝達用
帯状部材6とを高力ボルト7で接合することにより、接
合用突出部5aを用いての高力ボルト7による締付け作業
で、梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固着用部材
5と応力伝達用帯状部材6との接合作業を簡単に行うこ
とができる。
【0039】即ち、仕口金物4の応力伝達部材6と梁用
形鋼3の上下フランジ3aとの接合作業を簡単に短時間で
行うことができる。図5〜図7は、この発明の仕口金物
4による柱梁接合構造1の別形態(請求項3の発明)を
示すものである。
形鋼3の上下フランジ3aとの接合作業を簡単に短時間で
行うことができる。図5〜図7は、この発明の仕口金物
4による柱梁接合構造1の別形態(請求項3の発明)を
示すものである。
【0040】ここでの、梁用形鋼3の下フランジ3aに固
着する仕口金物4は、固着用部材5と応力伝達用帯状部
材6とを一体に形成したものであり、予め、柱用鋼管2
に取付けている。
着する仕口金物4は、固着用部材5と応力伝達用帯状部
材6とを一体に形成したものであり、予め、柱用鋼管2
に取付けている。
【0041】この仕口金物4は、梁用形鋼3の上下フラ
ンジ3aに固着する固着用部材5と、この固着用部材5に
おけるフランジ3a幅方向の両端部に設けた応力伝達用帯
状部材6とから断面略コ字状に形成している。
ンジ3aに固着する固着用部材5と、この固着用部材5に
おけるフランジ3a幅方向の両端部に設けた応力伝達用帯
状部材6とから断面略コ字状に形成している。
【0042】また、この仕口金物4には、その長手方向
の略中央部に柱用鋼管2が貫通する取付け用孔9が形成
されている。そして、柱用鋼管2と梁用形鋼3との接合
に際しては、先ず、図6に示すように、予め、角形鋼管
である柱用鋼管2の四辺(四側面)にガセットプレート
8を溶接にて固着しておくと共に、このガセットプレー
ト8の上方位置である柱用鋼管2に応力伝達用帯状部材
6を、ガセットプレート8の下方位置である柱用鋼管2
に仕口金物4(固着用部材5と応力伝達用帯状部材6と
を一体に形成した仕口金物4)を、それぞれ固着してお
く。
の略中央部に柱用鋼管2が貫通する取付け用孔9が形成
されている。そして、柱用鋼管2と梁用形鋼3との接合
に際しては、先ず、図6に示すように、予め、角形鋼管
である柱用鋼管2の四辺(四側面)にガセットプレート
8を溶接にて固着しておくと共に、このガセットプレー
ト8の上方位置である柱用鋼管2に応力伝達用帯状部材
6を、ガセットプレート8の下方位置である柱用鋼管2
に仕口金物4(固着用部材5と応力伝達用帯状部材6と
を一体に形成した仕口金物4)を、それぞれ固着してお
く。
【0043】即ち、応力伝達用帯状部材6は、梁用形鋼
3の上フランジ3aの位置において、X方向とY方向とで
段差をもって交差するように固着しておく。また、仕口
金物4は、その取付け用孔9に柱用鋼管2を貫通させる
ことにより、梁用形鋼3の下フランジ3aの位置におい
て、X方向を下方へ開口している状態で固着すると共
に、Y方向を上方へ開口している状態で固着しておく。
3の上フランジ3aの位置において、X方向とY方向とで
段差をもって交差するように固着しておく。また、仕口
金物4は、その取付け用孔9に柱用鋼管2を貫通させる
ことにより、梁用形鋼3の下フランジ3aの位置におい
て、X方向を下方へ開口している状態で固着すると共
に、Y方向を上方へ開口している状態で固着しておく。
【0044】次に、施工現場において、ガセットプレー
ト8と応力伝達用帯状部材6と仕口金物4とが固着済み
の柱用鋼管2を立設した後、図7に示すように、柱用鋼
管2のガセットプレート8にスプライスプレート10を介
して梁用形鋼3のウエブ3bを高力ボルト7で接合すると
共に、梁用形鋼3の下フランジ3aと仕口金物4の固着用
部材5とを高力ボルト7で接合する。
ト8と応力伝達用帯状部材6と仕口金物4とが固着済み
の柱用鋼管2を立設した後、図7に示すように、柱用鋼
管2のガセットプレート8にスプライスプレート10を介
して梁用形鋼3のウエブ3bを高力ボルト7で接合すると
共に、梁用形鋼3の下フランジ3aと仕口金物4の固着用
部材5とを高力ボルト7で接合する。
【0045】このことから、柱用鋼管2の四辺(四側
面)に各梁用形鋼3が接合されると共に、一方側の梁用
形鋼3の下フランジ3aと他方側の梁用形鋼3への下フラ
ンジ3aとが仕口金物4の応力伝達用帯状部材6で連結さ
れることになる。
面)に各梁用形鋼3が接合されると共に、一方側の梁用
形鋼3の下フランジ3aと他方側の梁用形鋼3への下フラ
ンジ3aとが仕口金物4の応力伝達用帯状部材6で連結さ
れることになる。
【0046】次に、図5に示すように、梁用形鋼3の上
フランジ3aと、両接合用突出部5aおよび固着部5bから断
面略コ字状に形成した固着用部材5とを高力ボルト7で
接合すると共に、柱用鋼管2に予め固着した応力伝達用
帯状部材6と固着用部材5の接合用突出部5aとを高力ボ
ルト7で接合する。
フランジ3aと、両接合用突出部5aおよび固着部5bから断
面略コ字状に形成した固着用部材5とを高力ボルト7で
接合すると共に、柱用鋼管2に予め固着した応力伝達用
帯状部材6と固着用部材5の接合用突出部5aとを高力ボ
ルト7で接合する。
【0047】このことから、一方側の梁用形鋼3の上フ
ランジ3aと、他方側の梁用形鋼3への上フランジ3aと
が、固着用部材5を介して応力伝達用帯状部材6で連結
されることになる。
ランジ3aと、他方側の梁用形鋼3への上フランジ3aと
が、固着用部材5を介して応力伝達用帯状部材6で連結
されることになる。
【0048】このように、この形態の柱梁接合構造1で
は、応力伝達用帯状部材6が、予め、柱用鋼管2に固着
した状態となっている。図8および図9は、この発明の
仕口金物4による柱梁接合構造1の別形態(請求項4の
発明)を示すものである。
は、応力伝達用帯状部材6が、予め、柱用鋼管2に固着
した状態となっている。図8および図9は、この発明の
仕口金物4による柱梁接合構造1の別形態(請求項4の
発明)を示すものである。
【0049】ここでの仕口金物4の固着用部材5は、梁
用形鋼3の上下フランジ3aの幅方向一方側端部に固着す
る第一部材5cと、梁用形鋼3の上下フランジ3aの幅方向
他方側端部に固着する第二部材5dとから構成している。
用形鋼3の上下フランジ3aの幅方向一方側端部に固着す
る第一部材5cと、梁用形鋼3の上下フランジ3aの幅方向
他方側端部に固着する第二部材5dとから構成している。
【0050】また、第一部材5cおよび第二部材5dは、梁
用形鋼3の上下フランジ3aの幅方向端部に固着する固着
部5bと、この固着部5bにおけるフランジ幅方向の両端部
から突出している接合用突出部5aとから断面略略L字状
に形成している。
用形鋼3の上下フランジ3aの幅方向端部に固着する固着
部5bと、この固着部5bにおけるフランジ幅方向の両端部
から突出している接合用突出部5aとから断面略略L字状
に形成している。
【0051】そして、柱用鋼管2と梁用形鋼3との接合
に際しては、先ず、図9に示すように、角形鋼管である
柱用鋼管2の四辺(四側面)に、梁用形鋼3を接合する
ためのガセットプレート8を溶接にて固着する。
に際しては、先ず、図9に示すように、角形鋼管である
柱用鋼管2の四辺(四側面)に、梁用形鋼3を接合する
ためのガセットプレート8を溶接にて固着する。
【0052】次に、図9に示すように、梁用形鋼3の柱
用鋼管2側端部であると共に、梁用形鋼3における上下
フランジ3aの幅方向両端部に、固着用部材5の第一部材
5cおよび第二部材5dを、溶接にて固着する。
用鋼管2側端部であると共に、梁用形鋼3における上下
フランジ3aの幅方向両端部に、固着用部材5の第一部材
5cおよび第二部材5dを、溶接にて固着する。
【0053】この固着時に、第一部材5cの接合用突出部
5aと第二部材5dの接合用突出部5aとの間の寸法が、柱用
鋼管2の幅寸法と同じになるように、第一部材5cおよび
第二部材5dにおける固着部5bの大きさを調整しておく。
5aと第二部材5dの接合用突出部5aとの間の寸法が、柱用
鋼管2の幅寸法と同じになるように、第一部材5cおよび
第二部材5dにおける固着部5bの大きさを調整しておく。
【0054】また、この固着時に、第一部材5cおよび第
二部材5dにおける接合用突出部5aは、X方向において、
互いに離れる方向へ突出させておくと共に、Y方向にお
いて、互いに向き合う方向へ突出させておく。
二部材5dにおける接合用突出部5aは、X方向において、
互いに離れる方向へ突出させておくと共に、Y方向にお
いて、互いに向き合う方向へ突出させておく。
【0055】次に、図9に示すように、施工現場におい
て、ガセットプレート8を溶接した柱用鋼管2を立設し
た後、そのガセットプレート8と梁用形鋼3のウエブ3b
とを、高力ボルト7で接合する。
て、ガセットプレート8を溶接した柱用鋼管2を立設し
た後、そのガセットプレート8と梁用形鋼3のウエブ3b
とを、高力ボルト7で接合する。
【0056】このことから、角形鋼管である柱用鋼管2
の四辺(四側面)に、各梁用形鋼3が接合されることと
なる。次に、図8に示すように、梁用形鋼3の上下フラ
ンジ3aに固着した固着用部材5(第一部材5cおよび第二
部材5d)の接合用突出部5aに、高力ボルト7によって、
応力伝達用帯状部材6を接合する。
の四辺(四側面)に、各梁用形鋼3が接合されることと
なる。次に、図8に示すように、梁用形鋼3の上下フラ
ンジ3aに固着した固着用部材5(第一部材5cおよび第二
部材5d)の接合用突出部5aに、高力ボルト7によって、
応力伝達用帯状部材6を接合する。
【0057】このことから、応力伝達用帯状部材6は、
柱用鋼管2の一方側に接合した梁用形鋼3の上下フラン
ジ3aに固着した固着用部材5の接合用突出部5aと、他方
側の梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固着用部材
5の接合用突出部5aとを連結することになる。
柱用鋼管2の一方側に接合した梁用形鋼3の上下フラン
ジ3aに固着した固着用部材5の接合用突出部5aと、他方
側の梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固着用部材
5の接合用突出部5aとを連結することになる。
【0058】この時に、固着用部材5の接合用突出部5a
は、X方向において、互いに離れる方向へ突出している
と共に、Y方向において、互いに向き合う方向へ突出し
ている。そのため、応力伝達用帯状部材6は、X方向と
Y方向とで段差をもって交差することになる。
は、X方向において、互いに離れる方向へ突出している
と共に、Y方向において、互いに向き合う方向へ突出し
ている。そのため、応力伝達用帯状部材6は、X方向と
Y方向とで段差をもって交差することになる。
【0059】図10〜図12は、この発明の仕口金物4によ
る柱梁接合構造1の別形態(請求項5の発明)を示すも
のである。ここでの仕口金物4における固着用部材5の
接合用突出部5aは、柱用鋼管2の幅方向端部から延びて
梁用形鋼3のウエブ3bと交差する線上に配設している。
る柱梁接合構造1の別形態(請求項5の発明)を示すも
のである。ここでの仕口金物4における固着用部材5の
接合用突出部5aは、柱用鋼管2の幅方向端部から延びて
梁用形鋼3のウエブ3bと交差する線上に配設している。
【0060】そして、柱用鋼管2と梁用形鋼3との接合
に際しては、先ず、図11に示すように、円形鋼管である
柱用鋼管2に、梁用形鋼3を接合するためのガセットプ
レート8を溶接にて固着する。
に際しては、先ず、図11に示すように、円形鋼管である
柱用鋼管2に、梁用形鋼3を接合するためのガセットプ
レート8を溶接にて固着する。
【0061】次に、図12に示すように、前述した図8,
図9の実施形態と同様にして、梁用形鋼3の柱用鋼管2
側端部であると共に、梁用形鋼3における上下フランジ
3aの幅方向両端部に、固着用部材5の固着部5bを、それ
ぞれ溶接にて固着する。
図9の実施形態と同様にして、梁用形鋼3の柱用鋼管2
側端部であると共に、梁用形鋼3における上下フランジ
3aの幅方向両端部に、固着用部材5の固着部5bを、それ
ぞれ溶接にて固着する。
【0062】その後、この固着部5bと、梁用形鋼3にお
ける上下フランジ3aとの、それぞれの上面に、固着用部
材5の接合用突出部5aを、梁用形鋼3の軸線に対して斜
めに溶接する。
ける上下フランジ3aとの、それぞれの上面に、固着用部
材5の接合用突出部5aを、梁用形鋼3の軸線に対して斜
めに溶接する。
【0063】この際に、接合用突出部5aは、X方向にお
いて、互いに離れる方向へ突出させておくと共に、Y方
向において、互いに向き合う方向へ突出させておく。次
に、施工現場において、図12に示すように、ガセットプ
レート8を溶接した柱用鋼管2を立設した後、そのガセ
ットプレート8と梁用形鋼3のウエブ3bとを、スプライ
スプレート10を介して高力ボルト7で接合する。
いて、互いに離れる方向へ突出させておくと共に、Y方
向において、互いに向き合う方向へ突出させておく。次
に、施工現場において、図12に示すように、ガセットプ
レート8を溶接した柱用鋼管2を立設した後、そのガセ
ットプレート8と梁用形鋼3のウエブ3bとを、スプライ
スプレート10を介して高力ボルト7で接合する。
【0064】このことから、円形鋼管である柱用鋼管2
に、各梁用形鋼3が接合されることとなる。次に、図10
に示すように、梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した
固着用部材5の接合用突出部5aに、高力ボルト7によっ
て、応力伝達用帯状部材6を接合する。この応力伝達用
帯状部材6は、長さ方向の中央部付近を、柱用鋼管2の
外周面に沿うことができるように、即ち、柱用鋼管2の
外周径と同じ径になるように、曲げ加工しておく。
に、各梁用形鋼3が接合されることとなる。次に、図10
に示すように、梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した
固着用部材5の接合用突出部5aに、高力ボルト7によっ
て、応力伝達用帯状部材6を接合する。この応力伝達用
帯状部材6は、長さ方向の中央部付近を、柱用鋼管2の
外周面に沿うことができるように、即ち、柱用鋼管2の
外周径と同じ径になるように、曲げ加工しておく。
【0065】このことから、応力伝達用帯状部材6は、
柱用鋼管2の一方側に接合した梁用形鋼3の上下フラン
ジ3aに固着した固着用部材5の接合用突出部5aと、他方
側の梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固着用部材
5の接合用突出部5aとを連結することになる。
柱用鋼管2の一方側に接合した梁用形鋼3の上下フラン
ジ3aに固着した固着用部材5の接合用突出部5aと、他方
側の梁用形鋼3の上下フランジ3aに固着した固着用部材
5の接合用突出部5aとを連結することになる。
【0066】この時に、固着用部材5の接合用突出部5a
は、X方向において、互いに離れる方向へ突出している
と共に、Y方向において、互いに向き合う方向へ突出し
ている。そのため、応力伝達用帯状部材6は、X方向と
Y方向とで段差をもって交差することになる。
は、X方向において、互いに離れる方向へ突出している
と共に、Y方向において、互いに向き合う方向へ突出し
ている。そのため、応力伝達用帯状部材6は、X方向と
Y方向とで段差をもって交差することになる。
【0067】図13〜図16は、この発明の仕口金物4によ
る柱梁接合構造1の別形態(請求項6の発明)を示すも
のである。ここでの仕口金物4は、一方側の端部が、X
方向における梁用形鋼3の上下フランジ3aの幅方向端部
に固着していると共に、他方側の端部が、Y方向におけ
る梁用形鋼3の上下フランジ3aの幅方向端部に固着して
いる水平板体11と、長手方向の中央部を柱用鋼管2に固
着していると共に、長手方向の両端部を水平板体11に固
着している応力伝達用帯状部材6とから形成している。
る柱梁接合構造1の別形態(請求項6の発明)を示すも
のである。ここでの仕口金物4は、一方側の端部が、X
方向における梁用形鋼3の上下フランジ3aの幅方向端部
に固着していると共に、他方側の端部が、Y方向におけ
る梁用形鋼3の上下フランジ3aの幅方向端部に固着して
いる水平板体11と、長手方向の中央部を柱用鋼管2に固
着していると共に、長手方向の両端部を水平板体11に固
着している応力伝達用帯状部材6とから形成している。
【0068】また、応力伝達用帯状部材6は、X方向に
おいて、水平板体11から互いに離れる方向へ突出してい
ると共に、Y方向において、水平板体11から互いに向き
合う方向へ突出している状態で、柱用鋼管2の各面に固
着している。
おいて、水平板体11から互いに離れる方向へ突出してい
ると共に、Y方向において、水平板体11から互いに向き
合う方向へ突出している状態で、柱用鋼管2の各面に固
着している。
【0069】そして、柱用鋼管2(CFT用鋼管柱)と
梁用形鋼3との接合に際しては、先ず、図15に示すよう
に、角形鋼管である柱用鋼管2に、梁用形鋼3を接合す
るためのガセットプレート8を溶接にて固着する。
梁用形鋼3との接合に際しては、先ず、図15に示すよう
に、角形鋼管である柱用鋼管2に、梁用形鋼3を接合す
るためのガセットプレート8を溶接にて固着する。
【0070】次に、図16に示すように、柱用鋼管2の各
角部に、仕口金物4の水平板体11を溶接にて固着すると
共に、柱用鋼管2の各面に、仕口金物4の応力伝達用帯
状部材6の中央部を溶接にて固着した後、その各水平板
体11と各応力伝達用帯状部材6とを溶接にて固着する。
角部に、仕口金物4の水平板体11を溶接にて固着すると
共に、柱用鋼管2の各面に、仕口金物4の応力伝達用帯
状部材6の中央部を溶接にて固着した後、その各水平板
体11と各応力伝達用帯状部材6とを溶接にて固着する。
【0071】この時に、X方向の応力伝達用帯状部材6
と、Y方向の応力伝達用帯状部材6とは段差しているの
で、直接交差しない。従って、応力伝達用帯状部材6同
士は溶接する必要がない。
と、Y方向の応力伝達用帯状部材6とは段差しているの
で、直接交差しない。従って、応力伝達用帯状部材6同
士は溶接する必要がない。
【0072】次に、梁用形鋼3のウエブ3bと、柱用鋼管
2に固着したガセットプレート8とを、スプライスプレ
ート10を介して高力ボルト7で接合する。次に、柱用鋼
管2の各角部に固着した各水平板体11の両端部と、梁用
形鋼3の上下フランジ3aの幅方向端部とを、図13に示す
ように、溶接にて固着するか、図16に示すように、接合
用プレート12を介しての高力ボルト7にて固着する。
2に固着したガセットプレート8とを、スプライスプレ
ート10を介して高力ボルト7で接合する。次に、柱用鋼
管2の各角部に固着した各水平板体11の両端部と、梁用
形鋼3の上下フランジ3aの幅方向端部とを、図13に示す
ように、溶接にて固着するか、図16に示すように、接合
用プレート12を介しての高力ボルト7にて固着する。
【0073】この時の、梁用形鋼3の上下フランジ3aと
水平板体11との継手方向は、梁用形鋼3の軸線と平行で
ある。この各水平板体11の端部と上下フランジ3aの幅方
向端部との固着によって、柱用鋼管2(CFT用鋼管
柱)と梁用形鋼3との接合が完了する。
水平板体11との継手方向は、梁用形鋼3の軸線と平行で
ある。この各水平板体11の端部と上下フランジ3aの幅方
向端部との固着によって、柱用鋼管2(CFT用鋼管
柱)と梁用形鋼3との接合が完了する。
【0074】なお、図13および図14における符号13は、
充填コンクリートである。また、図13,図14,図16にお
ける符号14は、必要により用いる長ボルトである。この
長ボルト14で、柱用鋼管2を挟んで相対する二枚の応力
伝達用帯状部材6を長ボルト14で連結して締付けること
により、仕口部の剛性を増加させることができる。
充填コンクリートである。また、図13,図14,図16にお
ける符号14は、必要により用いる長ボルトである。この
長ボルト14で、柱用鋼管2を挟んで相対する二枚の応力
伝達用帯状部材6を長ボルト14で連結して締付けること
により、仕口部の剛性を増加させることができる。
【0075】このような柱梁接合構造1(請求項6の発
明)によれば、梁用形鋼3の水平力は、水平板体11およ
び応力伝達用帯状部材6とによって伝達することができ
る。従って、梁用形鋼3の長手方向端部は柱用鋼管2と
接合させていない。
明)によれば、梁用形鋼3の水平力は、水平板体11およ
び応力伝達用帯状部材6とによって伝達することができ
る。従って、梁用形鋼3の長手方向端部は柱用鋼管2と
接合させていない。
【0076】また、この実施形態の柱梁接合構造1で
は、従来の柱梁接合構造に比べて、溶接量が少なくて済
む。特に、高力ボルト7による接合は、薄肉溶接だけ
で、接合が可能である。
は、従来の柱梁接合構造に比べて、溶接量が少なくて済
む。特に、高力ボルト7による接合は、薄肉溶接だけ
で、接合が可能である。
【0077】一方、現場溶接接合の場合でも、溶接時の
じゃま板がないので、作業環境を良くすることができ
る。
じゃま板がないので、作業環境を良くすることができ
る。
【0078】
【発明の効果】この発明の仕口金物による柱梁接合構造
によれば、梁用形鋼の上下フランジに固着するための仕
口金物の固着用部材に、接合用突出部を設けると共に、
その接合用突出部と応力伝達用帯状部材とを高力ボルト
で接合することにより、接合用突出部を用いての高力ボ
ルトによる締付け作業で、梁用形鋼の上下フランジに固
着した固着用部材と応力伝達用帯状部材との接合作業を
簡単に行える。
によれば、梁用形鋼の上下フランジに固着するための仕
口金物の固着用部材に、接合用突出部を設けると共に、
その接合用突出部と応力伝達用帯状部材とを高力ボルト
で接合することにより、接合用突出部を用いての高力ボ
ルトによる締付け作業で、梁用形鋼の上下フランジに固
着した固着用部材と応力伝達用帯状部材との接合作業を
簡単に行える。
【0079】即ち、仕口金物の応力伝達部材と梁用形鋼
の上下フランジとの接合作業を簡単に短時間で行うこと
ができる。
の上下フランジとの接合作業を簡単に短時間で行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の仕口金物による柱梁接合構造を示す
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図2】(a) はこの発明の柱梁接合構造を示す概略横断
面図で、(b) は(a) のA−A線矢視図である。
面図で、(b) は(a) のA−A線矢視図である。
【図3】この発明の柱梁接合構造による柱梁接合工程を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図4】この発明の柱梁接合構造による柱梁接合工程を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図5】この発明の柱梁接合構造の別形態を示す概略斜
視図である。
視図である。
【図6】この発明の柱梁接合構造による柱梁接合工程を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図7】この発明の柱梁接合構造による柱梁接合工程を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図8】この発明の柱梁接合構造の別形態を示す概略斜
視図である。
視図である。
【図9】この発明の柱梁接合構造による柱梁接合工程を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図10】この発明の柱梁接合構造の別形態を示す概略
斜視図である。
斜視図である。
【図11】この発明の柱梁接合構造による柱梁接合工程
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
【図12】この発明の柱梁接合構造による柱梁接合工程
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
【図13】この発明の柱梁接合構造の別形態を示す概略
斜視図である。
斜視図である。
【図14】この発明の柱梁接合構造の別形態を示す概略
斜視図である。
斜視図である。
【図15】この発明の柱梁接合構造による柱梁接合工程
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
【図16】この発明の柱梁接合構造のよる柱梁接合工程
を示す概略斜視図である。
を示す概略斜視図である。
【図17】従来の仕口金物による柱梁接合構造を示す概
略斜視図である。
略斜視図である。
1…柱梁接合構造、2…柱用鋼管、3…梁用形鋼、3a…
上下フランジ、3b…ウエブ、4…仕口金物、5…固着用
部材、5a…接合用突出部、5b…固着部、5c…第一部材、
5d…第二部材、6…応力伝達用帯状部材、7…高力ボル
ト、8…ガセットプレート、9…取付け用孔、10…スプ
ライスプレート、11…水平板体、12…接合用プレート、
13…充填コンクリート、14…長ボルト。
上下フランジ、3b…ウエブ、4…仕口金物、5…固着用
部材、5a…接合用突出部、5b…固着部、5c…第一部材、
5d…第二部材、6…応力伝達用帯状部材、7…高力ボル
ト、8…ガセットプレート、9…取付け用孔、10…スプ
ライスプレート、11…水平板体、12…接合用プレート、
13…充填コンクリート、14…長ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福元 敏之 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 川畑 信博 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 藤村 博 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 柱用鋼管における一方側および他方側へ
の梁用形鋼の接合を、柱用鋼管のX方向およびY方向の
二方向で行っていると共に、前記一方側の梁用形鋼と前
記他方側の梁用形鋼とを仕口金物によって直接連結して
いる柱梁接合構造であり、 前記仕口金物は、前記梁用形鋼の上下フランジに固着し
ておりそのフランジ幅方向の両端部に接合用突出部を有
する固着用部材と、前記一方側の梁用形鋼から他方側の
梁用形鋼へと直接応力伝達する応力伝達用帯状部材とを
備えており、 前記上下フランジに固着している固着用部材の接合用突
出部は、前記X方向において、互いに離れる方向へ突出
していると共に、前記Y方向において、互いに向き合う
方向へ突出しており、 前記応力伝達用帯状部材は、前記固着用部材の接合用突
出部に高力ボルトで接合することによって、前記一方側
の梁用形鋼の上下フランジに固着した固着用部材の接合
用突出部と、前記他方側の梁用形鋼の上下フランジに固
着した固着用部材の接合用突出部とを連結していること
を特徴とする仕口金物による柱梁接合構造。 - 【請求項2】 前記仕口金物の固着用部材は、前記梁用
形鋼の上下フランジに固着する固着部と、この固着部に
おけるフランジ幅方向の両端部から突出している両接合
用突出部とから断面略コ字状に形成しており、 前記X方向において、上方へ開口している状態で前記梁
用形鋼の上フランジに、また下方へ開口している状態で
前記梁用形鋼の下フランジに固着しており、 前記Y方向において、下方に開口している状態で前記梁
用形鋼の上フランジに、また上方へ開口している状態で
前記梁用形鋼の下フランジに固着していることを特徴と
する請求項1記載の仕口金物による柱梁接合構造。 - 【請求項3】 前記梁用形鋼の下フランジに固着する前
記仕口金物は、固着用部材と応力伝達用帯状部材とを一
体に形成してなり、予め、前記柱用鋼管に取付けている
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の仕口金
物による柱梁接合構造。 - 【請求項4】 前記仕口金物の固着用部材は、前記梁用
形鋼の上下フランジの幅方向一方側端部に固着する第一
部材と、前記梁用形鋼の上下フランジの幅方向他方側端
部に固着する第二部材とから構成しており、 前記第一部材および第二部材は、梁用形鋼の上下フラン
ジの幅方向端部に固着する固着部と、この固着部におけ
るフランジ幅方向の両端部から突出している接合用突出
部とから断面略L字状に形成していることを特徴とする
請求項1,2または請求項3記載の仕口金物による柱梁
接合構造。 - 【請求項5】 前記仕口金物における固着用部材の接合
用突出部は、前記柱用鋼管の幅方向端部から延びて前記
梁用形鋼のウエブと交差する線上に配設していることを
特徴とする請求項1,2,3または請求項4記載の仕口
金物による柱梁接合構造。 - 【請求項6】 柱用鋼管における一方側および他方側へ
の梁用形鋼の接合を、柱用鋼管のX方向およびY方向の
二方向で行っていると共に、前記一方側の梁用形鋼と前
記他方側の梁用形鋼とを仕口金物によって直接連結して
いる柱梁接合構造であり、 前記仕口金物は、一方側の端部が、前記X方向における
梁用形鋼の上下フランジの幅方向端部に固着していると
共に、他方側の端部が、前記Y方向における梁用形鋼の
上下フランジの幅方向端部に固着している水平板体と、
長手方向の中央部を前記柱用鋼管に固着していると共
に、長手方向の両端部を前記水平板体に固着している応
力伝達用帯状部材とから形成しており、 前記応力伝達用帯状部材は、前記X方向において、前記
水平板体から互いに離れる方向へ突出していると共に、
前記Y方向において、前記水平板体から互いに向き合う
方向へ突出している状態で、前記柱用鋼管の各面に固着
していることを特徴とする仕口金物による柱梁接合構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000305746A JP2002115320A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 仕口金物による柱梁接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000305746A JP2002115320A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 仕口金物による柱梁接合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002115320A true JP2002115320A (ja) | 2002-04-19 |
Family
ID=18786548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000305746A Withdrawn JP2002115320A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 仕口金物による柱梁接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002115320A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106759930A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-05-31 | 中国二十二冶集团有限公司 | 钢支撑和预制外墙板连接方法 |
CN107476446A (zh) * | 2017-09-15 | 2017-12-15 | 杭州铁木辛柯建筑结构设计事务所有限公司 | H型钢梁与宽钢管混凝土柱短边连接的带状加强式节点 |
CN108532757A (zh) * | 2018-04-25 | 2018-09-14 | 青岛理工大学 | 完全装配式钢结构连接组件及安装方法 |
-
2000
- 2000-10-05 JP JP2000305746A patent/JP2002115320A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106759930A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-05-31 | 中国二十二冶集团有限公司 | 钢支撑和预制外墙板连接方法 |
CN107476446A (zh) * | 2017-09-15 | 2017-12-15 | 杭州铁木辛柯建筑结构设计事务所有限公司 | H型钢梁与宽钢管混凝土柱短边连接的带状加强式节点 |
CN108532757A (zh) * | 2018-04-25 | 2018-09-14 | 青岛理工大学 | 完全装配式钢结构连接组件及安装方法 |
CN108532757B (zh) * | 2018-04-25 | 2019-10-08 | 青岛理工大学 | 完全装配式钢结构连接组件及安装方法 |
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