JP2002114481A - スラブヤードにおけるクレーンの運行方法 - Google Patents

スラブヤードにおけるクレーンの運行方法

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JP2002114481A
JP2002114481A JP2000303572A JP2000303572A JP2002114481A JP 2002114481 A JP2002114481 A JP 2002114481A JP 2000303572 A JP2000303572 A JP 2000303572A JP 2000303572 A JP2000303572 A JP 2000303572A JP 2002114481 A JP2002114481 A JP 2002114481A
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crane
slab
cranes
slab yard
yard
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JP2000303572A
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Kazu Noguchi
計 野口
Toshiaki Morikane
敏昭 森兼
Nobuhiro Tokitaka
信浩 時高
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、スラブヤード内における物流効率
を飛躍的に向上させることのできるスラブヤードにおけ
るクレーンの運行方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明によるスラブヤードにおけるクレ
ーンの運行方法は、スラブヤード(1)のクレーン(3A〜3
C)によって各スラブを順次各置場番地に搬送するため
に、クレーン端末(4A〜4C)に現在の搬送作業の後に行う
搬送作業を優先順位と共に表示し、現在の搬送作業が終
了すると優先順位が第1位の搬送作業を行うスラブヤー
ドにおけるクレーンの運行方法において、クレーン(3A
〜3C)のオペレータにより次に行う搬送作業が選択され
ると、当該選択された優先順位の搬送作業を行う構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーンによる搬
送作業の安全性を確保しつつ、スラブヤード内における
スラブの搬送効率の向上を図るためのスラブヤードにお
けるクレーンの運行方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の方法とし
ては図2で示される、例えばスラブヤードにおけるクレ
ーンの運行方法の構成を挙げることができる。すなわ
ち、図2において、符号1で示されるものはスラブヤー
ドであり、このスラブヤード1内では、スラブ等の半製
品置き場が番地(X行、Y列)に区分されて置場管理用
計算機2により集中的に管理されている。
【0003】スラブ等の半製品を各置場番地に搬送する
ためには複数のクレーン3A、3B及び3Cが使用され
る。各クレーン3A〜3Cの運転室内には、クレーン端
末4A〜4Cが設けられており、そのクレーン端末4A
〜4Cと置場管理用計算機2とは誘導無線装置、光通信
装置または無線装置等の通信手段で結ばれており、製品
の搬送作業の指示は置場管理用計算機2から各クレーン
端末4A〜4Cに伝達される。各クレーン端末4A〜4
Cの表示盤には置場管理用計算機2から伝達される作業
指示内容が例えば図3に示すように表示され、この表示
に基づいてオペレータがクレーン3A〜3Cを運行す
る。
【0004】また、クレーン3A〜3Cは1つのスラブ
ヤード1内に複数設けられているため、平行運転される
クレーン3A〜3C同士の衝突を避けなければならな
い。そのため、例えば、aクレーン3Aは1行から6
行、bクレーン3Bは4行から11行、cクレーン3C
は10行から27行のように各クレーン3A〜3Cの作
業領域を決め、作業領域の重複する領域(4〜6行及び
10〜11行)については置場管理用計算機から各クレ
ーン3A〜3Cのクレーン端末4A〜4Cに搬送作業を
指示する段階で行き先番地(Xn、Ym)の状況を確認
し、先行のクレーンの搬送作業が完了した後に、他方の
クレーンに搬送作業を指示することにより、重複領域に
おけるクレーン3A〜3C同士の衝突を防止していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の運行方法は以上
のように構成されていたため、次のような課題が存在し
ていた。すなわち、各クレーン端末4A〜4Cの表示盤
5A〜5Cに表示される搬送作業内容は自クレーンの作
業内容のみであるため、隣り合う他クレーンの作業内容
を知ることはできず、特に作業領域が重複する領域にお
いては、自己の搬送作業が終了していても、クレーン同
士の衝突を避けるために他クレーンの搬送作業が終了す
るまで次の作業に取りかかることを待たされることがあ
り、搬送作業効率が低下することがあった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、他クレーンの搬送作業状況
を知ることができ、かつ、自クレーンの搬送作業の順番
を変更可能とすることにより、搬送作業の効率向上を図
ったスラブヤードにおけるクレーンの運行方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のスラブヤードに
おけるクレーンの運行方法は、スラブヤードのクレーン
によって各スラブを順次各置場番地に搬送するために、
クレーン端末に現在の搬送作業の後に行う搬送作業を優
先順位と共に表示し、現在の搬送作業が終了すると優先
順位が第1位の搬送作業を行うスラブヤードにおけるク
レーンの運行方法において、クレーンのオペレータによ
り次に行う搬送作業が選択されると、当該選択された優
先順位の搬送作業を行う構成であり、また、他クレーン
の搬送作業状況をさらに表示し、他クレーンの搬送作業
状況に基づき次の搬送作業を選択できる構成であり、さ
らに、前記クレーンの搬送作業状況は、スラブの吊り上
げ番地及び吊り下げ番地を用いて表される構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるス
ラブヤードにおけるクレーンの運行方法の好適な実施の
形態について詳細に説明する。なお、従来装置と同一ま
たは同等部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0009】図1において、符号10で示されるもの
は、本発明のスラブヤードにおけるクレーンの運行方法
に用いるクレーン端末の表示盤である。表示盤10に
は、自クレーンの現在の搬送作業内容10Aとして、吊
り上げ側が(12行、1列)番地で吊り下げ側が(18
行、1列)番地の場合を示す。作業の種類は例えば「仮
集約」のように表示され、また、その下には吊り下げる
スラブの幅や枚数が表示されるようになっている。な
お、クレーン3A〜3Cのクレーン端末4A〜4Cのい
ずれにも同様の表示盤10が備えられる。
【0010】本発明のスラブヤードにおけるクレーンの
運行方法に係る表示盤10は、自クレーンが行う次以降
の搬送作業内容10Bを優先順位の下に表示すると共
に、現在の他クレーンの搬送作業内容10Cを表示する
ように構成されている。また、これらの表示10A〜1
0Cの下には、第1選択スイッチ11A、第2選択スイ
ッチ11B及び第3選択スイッチ11Cが設けられてお
り、それぞれのスイッチを押すと、次に行う搬送作業と
して優先順位が1位の作業、2位の作業及び3位の作業
を選択できるようになっている。
【0011】すなわち、これらの選択スイッチ11A〜
11Cを押さない場合には、現在の搬送作業が終了する
と、次以降の搬送作業内容10Bとして表示された優先
順位に基づいて順次搬送作業が行われる。しかし、いず
れかの選択スイッチ11A〜11Cが押された場合に
は、次以降の搬送作業内容10Bとは関係なく、押され
た選択スイッチ11A〜11Cに対応する優先順位の搬
送作業が次に行われることになる。このように選択スイ
ッチ11A〜11Cが押されることにより、次に行う搬
送作業が変更されると、置場管理用計算機2を通じて他
の2つのクレーンのクレーン端末にその旨が伝達され、
表示盤10中の他クレーンの搬送作業表示10Cも切り
替わるように構成されている。
【0012】従って、本発明のスラブヤードにおけるク
レーンの運行方法によれば、オペレータがクレーン端末
4A〜4Cの表示盤10に表示される他クレーンの搬送
作業内容10Cを確認しながら第1ないし第3選択スイ
ッチ11A〜11Cを押すことにより、自クレーンの次
以降の搬送作業内容10Bの優先順位とは無関係に次の
搬送作業を選択することができるので、隣接するクレー
ンの作業領域が重複する領域においても、他クレーンと
衝突することなく効率的にスラブなどの半製品を搬送す
ることができ、スラブヤード1内における物流効率を飛
躍的に向上させることができる。
【0013】なお、重複領域内で他クレーンが作業して
いるにも拘わらず、オペレータがいずれかの選択スイッ
チ11A〜11Cを誤って押すことによって自クレーン
がその重複領域内に移動し、これによりクレーン同士が
衝突することを防止するため、各クレーンのクレーン端
末における選択スイッチ11A〜11Cの選択状況を置
場管理用計算機で集中管理し、既に重複領域で他クレー
ンが搬送作業を行っている場合には、自クレーン側でそ
の重複領域を選択できないようにするインターロック手
段を設けても良い。このようなインターロック手段を備
える場合には、作業待ちする方のクレーン端末に退避番
地を指示するように構成することにより、作業効率を損
なうことなく、より安全性の高いスラブヤードにおける
クレーンの運行方法を提供することができる。
【0014】また、以上の説明ではスラブヤード1内に
クレーンが3台ある場合について説明したが、本発明の
スラブヤードにおけるクレーンの運行方法は、クレーン
が1台である場合も含め、クレーンが何台ある場合にお
いても適用しうるものである。
【0015】
【発明の効果】本発明のスラブヤードにおけるクレーン
の運行方法は、スラブヤードのクレーンによって各スラ
ブを順次各置場番地に搬送するために、クレーン端末に
現在の搬送作業の後に行う搬送作業を優先順位と共に表
示し、現在の搬送作業が終了すると優先順位が第1位の
搬送作業を行うスラブヤードにおけるクレーンの運行方
法において、クレーンのオペレータにより次に行う搬送
作業が選択されると、当該選択された優先順位の搬送作
業を行うので、スラブヤード内における物流効率を飛躍
的に向上させることができる。また、他クレーンの搬送
作業状況をさらに表示し、他クレーンの搬送作業状況に
基づき次の搬送作業を選択できるので、クレーンが複数
ある場合においても効率的に搬送作業を行うことができ
ると共にオペレータの精神的負担を軽減することができ
る。さらに、前記クレーンの搬送作業状況は、スラブの
吊り上げ番地及び吊り下げ番地を用いて表されるので、
作業内容を容易に把握することができるスラブヤードに
おけるクレーンの運行方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるスラブヤードにおけるクレーン
の運行方法に係る表示盤の表示内容を概念的に示す図で
ある。
【図2】 スラブヤードを概略的に示す概念図である。
【図3】 従来のクレーン端末の表示盤における表示内
容を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 スラブヤード 2 置場管理用計算機 3A〜3C クレーン 4A〜4C クレーン端末 10 表示盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 時高 信浩 広島県呉市昭和町11番1号 日新製鋼株式 会社呉製鉄所内 Fターム(参考) 3F204 AA02 CA07 DA01 DA08 GA01 GA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラブヤード(1)のクレーン(3A〜3C)に
    よって各スラブを順次各置場番地に搬送するために、ク
    レーン端末(4A〜4C)に現在の搬送作業の後に行う搬送作
    業を優先順位と共に表示し、現在の搬送作業が終了する
    と優先順位が第1位の搬送作業を行うスラブヤードにお
    けるクレーンの運行方法において、クレーン(3A〜3C)の
    オペレータにより次に行う搬送作業が選択されると、当
    該選択された優先順位の搬送作業を行うことを特徴とす
    るスラブヤードにおけるクレーンの運行方法。
  2. 【請求項2】 他クレーン(3A〜3C)の搬送作業状況をさ
    らに表示し、他クレーン(3A〜3C)の搬送作業状況に基づ
    き次の搬送作業を選択できることを特徴とする請求項1
    記載のスラブヤードにおけるクレーンの運行方法。
  3. 【請求項3】 前記クレーン(3A〜3C)の搬送作業状況
    は、スラブの吊り上げ番地及び吊り下げ番地を用いて表
    されることを特徴とする請求項1または2記載のスラブ
    ヤードにおけるクレーンの運行方法。
JP2000303572A 2000-10-03 2000-10-03 スラブヤードにおけるクレーンの運行方法 Withdrawn JP2002114481A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101225766B1 (ko) 2010-09-29 2013-01-23 현대제철 주식회사 슬라브 운송 제어 방법

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