JP2020063111A - 自動運転機器システム - Google Patents

自動運転機器システム Download PDF

Info

Publication number
JP2020063111A
JP2020063111A JP2018194572A JP2018194572A JP2020063111A JP 2020063111 A JP2020063111 A JP 2020063111A JP 2018194572 A JP2018194572 A JP 2018194572A JP 2018194572 A JP2018194572 A JP 2018194572A JP 2020063111 A JP2020063111 A JP 2020063111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic driving
operation terminal
connection
stacker crane
mark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018194572A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7206778B2 (ja
Inventor
雄紀 小川
Yuki Ogawa
雄紀 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2018194572A priority Critical patent/JP7206778B2/ja
Publication of JP2020063111A publication Critical patent/JP2020063111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7206778B2 publication Critical patent/JP7206778B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

【課題】制御対象である自動運転機器との接続を確実に行うことができる自動運転機器システムを提供する。【解決手段】自動運転機器システム1は、複数のスタッカクレーン20と、複数のスタッカクレーン20のそれぞれと無線で通信可能に接続され、複数のスタッカクレーン20のそれぞれの動作を制御可能である複数の操作端末30と、を備え、複数のスタッカクレーン20それぞれは、マーク27を有しており、複数の操作端末30のそれぞれは、マーク27を読み取るカメラ32と、カメラ32において読み取られたマーク27に基づく画像を表示するタッチパネルディスプレイ34と、複数のスタッカクレーン20との接続を制御する制御部33と、を有しており、制御部33は、カメラ32によってマーク27が読み取られた後に、制御対象である一のスタッカクレーン20の接続を開始する。【選択図】図3

Description

本発明は、自動運転機器システムに関する。
従来の自動運転機器システムとして、例えば、特許文献1に記載されたシステムが知られている。特許文献1に記載の自動運転機器システムは、物品を搬送する搬送車と、搬送車を手動で操作可能な操作端末と、を備えている。
特開2010−132370号公報
倉庫等には、複数の自動運転機器(スタッカクレーン、自動搬送車等)が存在している。自動運転機器を手動で操作することになった場合、当該自動運転機器と操作端末とを無線通信で接続して、操作端末において自動運転機器を操作する。このとき、操作端末と自動運転機器とが接続されているか否かは、一見して分からない。そのため、作業者が操作しようとする自動運転機器と、実際に操作端末と通信可能に接続されている自動運転機器とが異なっているおそれがある。この場合、意図しない自動運転機器が操作されることになり、作業者が違和感を覚えるおそれがある。
本発明の一側面は、制御対象である自動運転機器との接続を確実に行うことができる自動運転機器システムを提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る自動運転機器システムは、複数の自動運転機器と、複数の自動運転機器のそれぞれと無線で通信可能に接続され、複数の自動運転機器のそれぞれの動作を制御可能である複数の操作端末と、を備え、複数の自動運転機器それぞれは、識別部材を有しており、複数の操作端末のそれぞれは、識別部材を読み取る読取部と、読取部において読み取られた識別部材に基づく画像を表示する表示部と、複数の自動運転機器との接続を制御する制御部と、を有しており、制御部は、読取部によって識別部材が読み取られた後に、制御対象である一の自動運転機器との接続を開始する。
本発明の一側面に係る自動運転機器システムでは、操作端末の制御部は、読取部によって識別部材が読み取られた後に、制御対象である自動運転機器との接続を開始する。これにより、自動運転機器システムでは、操作端末において自動運転機器の識別部材が読み取られない場合には、自動運転機器と操作端末との接続ができない。したがって、作業者は、制御対象である自動運転機器を認識した上で、自動運転機器との接続を行うことになる。その結果、自動運転機器システムでは、制御対象である自動運転機器との接続を確実に行うことができる。
一実施形態においては、制御部は、読取部において識別部材が読み取られている状態においてのみ、一の自動運転機器との接続の開始を許可してもよい。この構成では、操作端末において識別部材を読み取っているときにのみ、自動運転機器との接続が可能となる。したがって、自動運転機器システムでは、制御対象である自動運転機器との接続をより一層確実に行うことができる。
一実施形態においては、操作端末は、入力を受け付ける入力部を有しており、制御部は、表示部に表示された画像に対応する入力が入力部においてされた場合に、一の自動運転機器との接続の開始を許可してもよい。この構成では、作業者が画像に応じた入力(例えば、パスコード等の入力)をした場合に、自動運転機器との接続が可能となる。したがって、自動運転機器システムでは、制御対象である自動運転機器との接続をより一層確実に行うことができる。
一実施形態においては、制御部は、読取部によって識別部材が読み取られた後に、一の自動運転機器との接続の解除を許可してもよい。この構成では、自動運転機器と操作端末との接続を確実に解除することができる。
一実施形態においては、識別部材は、自動運転機器において、操作端末が使用可能であるエリアから確認可能な位置に配置されており、制御部は、読取部において識別部材が読み取られている場合には、一の自動運転機器と一の操作端末との接続を許可し、読取部において識別部材が読み取られない場合には、一の自動運転機器と一の操作端末との接続を許可しなくてもよい。この構成では、読取部において識別部材が常に読み取られている状態にのみ、自動運転機器と操作端末との接続が確立される。したがって、作業者は、制御対象である自動運転機器を確実に認識した上で、自動運転機器との接続を行うことになる。その結果、自動運転機器システムでは、制御対象である自動運転機器との接続を確実に行うことができる。
本発明の一側面によれば、制御対象である自動運転機器との接続を確実に行うことができる。
図1は、一実施形態に係る自動運転機器システムが適用される自動倉庫のラック装置の概略側断面図である。 図2は、ラック装置を示す斜視図である。 図3は、自動運転機器システムの構成を示す図である。 図4は、スタッカクレーンに設けられているマークの一例を示す図である。 図5は、操作端末に表示される画面の一例を示す図である。 図6は、操作端末に表示される画面の一例を示す図である。 図7は、操作端末に表示される画面の一例を示す図である。 図8は、操作端末に表示される画面の一例を示す図である。 図9は、操作端末に表示される画面の一例を示す図である。 図10は、操作端末に表示される画面の一例を示す図である。 図11は、操作端末に表示される画面の一例を示す図である。 図12は、操作端末の動作を示すフローチャートである。 図13は、操作端末の動作を示すフローチャートである。 図14は、他の実施形態に係る自動運転機器システムの構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、自動運転機器システムが適用される自動倉庫100のラック装置110の概略側断面図である。図中において、「Z方向」は鉛直方向であり、「X方向」は水平方向であり、「Y方向」はX方向及びZ方向に垂直な水平方向である。図1に示されるように、ラック装置110は、複数のラック10と、複数のスタッカクレーン(自動運転機器)20と、を備えている。
図2に示されるように、複数のラック10のそれぞれは、床面に立設されている。図示する例では、6つのラック10が立設されている。複数のラック10は、X方向を長手方向とし、Y方向に間隔をあけて並んでいる。複数のラック10のそれぞれは、Z方向に所定間隔で配置されている複数の棚11と、X方向に沿って所定の間隔で設けられた複数の支柱12と、を有している。
スタッカクレーン20は、荷物Lの搬送を行う自動運転機器の一例である。スタッカクレーン20は、隣接するラック10の間にX方向に沿って床面に延設された走行レールRを走行する。図1に示す例では、5つのスタッカクレーン20が設けられている。スタッカクレーン20は、走行台車21(図1参照)と、走行台車21に立設された一対のマスト22と、一対のマスト22に沿って昇降自在の昇降台23と、を有する。一対のマスト22のそれぞれは、例えば、断面が矩形状を呈する柱状部材である。
昇降台23には、移載装置24が設けられている。移載装置24は、荷物Lを載置するための荷台25と、一対のフォーク26と、を有する。スタッカクレーン20を走行レールRに沿って移動させると共に昇降台23を昇降移動させることにより、移載装置24を任意の棚11の前方に移動させることができる。この状態で、一対のフォーク26を奥行方向に沿って進退させることで、移載装置24(荷台25)とラック10(棚11)との間で荷物Lを移載することができる。
図4に示されるように、マスト22には、マーク(識別部材)27が設けられている。マーク27は、操作端末30(図3参照)が使用可能であるエリアから視認可能(確認可能)な位置に配置されている。マーク27は、例えば、一方のマスト22の上部、及び、スタッカクレーン20の制御盤の表面に配置されている。マスト22に配置されるマーク27は、マスト22の一側面に配置されていることが好ましい。マーク27は、例えば、AR(Augmented Reality)マーカである。
スタッカクレーン20は、制御装置28を備えている。制御装置28は、スタッカクレーン20の動作を制御する。制御装置28は、自動倉庫100の動作を管理する管理装置(図示省略)から送信される指示情報に基づいて、スタッカクレーン20の動作を制御する。制御装置28は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等からなる電子制御ユニットであって、ROMに格納されているプログラムをRAM上にロードし、CPUで実行することによって、機能的構成要素をソフトウェアで構成する。
制御装置28は、通信部28aと、制御部28bと、を含む。通信部28aは、操作端末30と通信を行う。通信部28aは、例えば、無線LANモジュールである。通信部28aは、操作端末30から送信された情報を受信して、制御部28bに出力する。通信部28aは、制御部28bから出力された情報を操作端末30に送信する。
制御部28bは、操作端末30から送信された接続情報に基づいて、操作端末30との通信を開始する。制御部28bは、通信を開始すると、接続が確立したことを示す確立情報を通信部28aに出力する。これに応じて、通信部28aは、確立情報を操作端末30に送信する。制御部28bは、操作端末30から送信された解除情報に基づいて、操作端末30との通信を解除(終了)する。
制御部28bは、管理装置から送信された指示情報、及び、操作端末30から送信された指示情報に基づいて、スタッカクレーン20の動作を制御する。制御部28bは、通信部28aから出力された指示情報を受け取ると、当該指示情報に基づいてスタッカクレーン20を制御する。
図3に示されるように、自動運転機器システム1は、複数のスタッカクレーン20と、複数の操作端末30と、を含んで構成されている。複数のスタッカクレーン20のそれぞれと、複数の操作端末30のそれぞれとは、例えば、無線LAN(Local Area Network)等の無線通信Nを介して情報の送受信が可能である。スタッカクレーン20と操作端末30とは、一対一で接続される。
操作端末30は、複数のスタッカクレーン20のそれぞれと無線で通信可能に接続され、複数のスタッカクレーンのそれぞれの動作を制御可能である。操作端末30は、例えば、スマートフォン、タブレット端末などの汎用の携帯機器である。操作端末30は、スタッカクレーン20を操作するためのアプリケーションプログラム(以下、「操作アプリ」という)を実行することができる。作業者は、操作アプリを実行する操作端末30に対して所定の操作を行うことにより、スタッカクレーン20の動作を制御するための操作指示を、操作端末30を介して制御装置28に対して行うことができる。すなわち、作業者は、操作端末30を用いて、スタッカクレーン20を遠隔操作できる。
操作端末30は、通信部31と、カメラ(読取部)32と、制御部33と、タッチパネルディスプレイ(表示部、入力部)34と、を有している。
通信部31は、スタッカクレーン20と通信を行う。通信部31は、例えば、無線LANモジュールである。通信部31は、スタッカクレーン20から送信された情報を受信して、制御部33に出力する。通信部31は、制御部33から出力された情報を、スタッカクレーン20に送信する。
カメラ32は、スタッカクレーン20のマーク27を読み取り可能である。カメラ32は、制御部33からの指示に応じて、画像・映像を撮影して、撮影情報を制御部33に出力する。
制御部33は、操作端末30の動作を制御する。制御部33は、CPU、ROM、RAM等を含んで構成されており、ROMに格納されているプログラムをRAM上にロードし、CPUで実行することによって、各種処理を実行する。
制御部33は、タッチパネルディスプレイ34における作業者の操作に応じて、制御対象となるスタッカクレーン20との通信の接続を要求する接続情報を通信部31に出力する。図5に示されるように、制御部33は、作業者によって操作アプリが実行されると、タッチパネルディスプレイ34に接続画面G1を表示させると共に、カメラ32を起動させる。接続画面G1は、カメラ32の映像を表示する表示画面D1と、パスコードを入力する入力画面D2と、スタッカクレーン20との接続の開始を指示する接続開始ボタンB1と、が表示される。図5では、入力画面D2におけるパスコードの入力が許可されていないと共に、接続開始ボタンB1の押下が許可されていない。
作業者は、接続画面G1が表示されている状態において、制御対象であるスタッカクレーン20のマーク27にカメラ32を向けて、カメラ32によってマーク27を撮影する。これにより、図6に示されるように、表示画面D1には、カメラ32によって読み取られたマーク27が表示される。制御部33は、マーク27が読み取られると、マーク27に紐付けられている画像情報を読み出し、図7に示されるように、表示画面D1において、画像情報に基づくAR画像Fをマーク27に重畳表示させる。AR画像Fは、菱形の図形である。制御部33は、表示画面D1にAR画像Fを重畳表示させると、入力画面D2におけるパスコードの入力を許可する。入力画面D2では、入力画面D2の領域がタッチされると、複数のパスコードの候補を表示する。作業者は、パスコードの候補の中から、表示画面D1に表示されているAR画像Fに対応するパスコードを選択する。制御部33は、入力画面D2においてAR画像Fに対応するパスコードが選択されると、接続開始ボタンB1の押下を許可する。すなわち、制御部33は、スタッカクレーン20との接続の開始を許可する。
図8に示されるように、制御部33は、例えば、入力画面D2においてパスコードが入力された後、接続開始ボタンB1が押下される前に、カメラ32によってマーク27が読み取られない状態となると、接続開始ボタンB1の押下を許可しない。すなわち、制御部33は、カメラ32によってマーク27が読み取られており、且つ、AR画像Fに対応するパスコードが入力画面D2に入力された状態のときにのみ、スタッカクレーン20との接続の開始を許可する。
制御部33は、接続開始ボタンB1が押下されると、スタッカクレーン20に対する接続情報を、通信部31に出力する。これに応じて、通信部31は、接続情報をスタッカクレーン20に送信する。操作端末30は、通信部31から接続情報をスタッカクレーン20に送信したことに応じて、当該スタッカクレーン20から送信された確立情報を受け取ると、スタッカクレーン20との通信が確立される。
制御部33は、タッチパネルディスプレイ34における作業者の操作に応じて、スタッカクレーン20の動作を指示する指示情報を通信部31に出力する。制御部33は、制御対象であるスタッカクレーン20との通信が確立すると(確立情報を受け取ると)、図9に示されるように、タッチパネルディスプレイ34に選択画面G2を表示させる。選択画面G2には、スタッカクレーン20との接続状態(ペアリング状態)を示す状態表示画面D3と、スタッカクレーン20の操作内容の候補を示す候補画面D4と、スタッカクレーン20の操作内容を選択する選択ボタンB2と、スタッカクレーン20との接続を解除する接続終了ボタンB3と、が表示される。
状態表示画面D3には、スタッカクレーン20との通信が確立されている場合、「接続中」のテキストが表示される。
候補画面D4には、スタッカクレーン20に対して指示する操作内容の候補が複数表示される。具体的には、例えば、「操作1」、「操作2」、…、「操作5」が表示される。操作1−5は、スタッカクレーン20の動作内容を示しており、例えば、スタッカクレーン20の移動、昇降台23の制御、移載装置24の制御等である。
候補画面D4では、タッチパネルディスプレイ34において、候補画面D4の領域で指を上下方向に移動させることにより、例えば操作1−5の表示が回転して、操作1−5を選択できる。候補画面D4では、枠内に表示される操作が選択される。図9では、「操作3」が選択されている状態を示している。スタッカクレーン1−5のいずれかが選択された状態で選択ボタンB2が押下されると、制御部33は、選択された操作に対応する指示情報を、通信部31に出力する。これに応じて、通信部31は、指示情報をスタッカクレーン20に送信する。
制御部33は、選択画面G2で操作候補が選択されると、選択された操作に応じて、図10に示されるように、タッチパネルディスプレイ34に操作画面G3を表示させる。操作画面G3には、状態表示画面D3が表示される。操作画面G3には、例えば、スタッカクレーン20の動作を操作する操作ボタンB4と、テンキーB5と、が表示される。制御部33は、操作ボタンB4又はテンキーB5が押下されると、操作に対応する指示情報を、通信部31に出力する。これに応じて、通信部31は、指示情報をスタッカクレーン20に送信する。なお、テンキーB5によって入力される番号には、スタッカクレーン20の動作が予め設定されている。テンキーB5の操作により制御されるスタッカクレーン20の動作は、操作画面G3に表示されていてもよいし、他の画面に表示されてもよい。
制御部33は、接続終了ボタンB3が押下されると、図11に示されるように、解除画面G4を表示させる。解除画面G4は、カメラ32の映像を表示する表示画面D5と、パスコードを入力する入力画面D6と、スタッカクレーン20の接続との解除を指示する接続終了ボタンB6と、が表示される。
作業者は、解除画面G4が表示されている状態において、制御対象であるスタッカクレーン20のマーク27にカメラ32を向けて、カメラ32によってマーク27を撮影する。これにより、図11に示されるように、表示画面D5には、カメラ32によって読み取られたマーク27が表示される。制御部33は、マーク27が読み取られると、マーク27に基づいて、表示画面D5において、AR画像Fをマーク27に重畳表示させる。制御部33は、表示画面D5にAR画像Fを重畳表示させると、入力画面D6におけるパスコードの入力を許可する。入力画面D6では、入力画面D6の領域がタッチされると、複数のパスコードの候補を表示する。作業者は、パスコードの候補の中から、表示画面D5に表示されているAR画像Fに対応するパスコードを選択する。制御部33は、入力画面D6においてAR画像Fに対応するパスコードが選択されると、接続終了ボタンB6の押下を許可する。すなわち、制御部33は、スタッカクレーン20との接続の解除を許可する。
制御部33は、接続終了ボタンB6が押下されると、スタッカクレーン20に対する解除情報を、通信部31に出力する。これに応じて、通信部31は、解除情報をスタッカクレーン20に送信する。
タッチパネルディスプレイ34は、作業者からの操作を受け付けると共に、画面を表示する。
続いて、操作端末30においてスタッカクレーン20との通信の接続を開始する動作について、図12を参照して説明する。
図12に示されるように、最初に、操作端末30は、タッチパネルディスプレイ34おける作業者の操作に応じて、図5に示されるように、タッチパネルディスプレイ34に接続画面G1を表示する(ステップS01)。次に、操作端末30は、カメラ32によってスタッカクレーン20のマーク27が読み取られているか否かを判断する(ステップS02)。操作端末30は、マーク27が読み取られていると判断した場合には、ステップS03に進む。操作端末30は、マーク27が読み取られていないと判断した場合には、ステップS02の処理に戻る。
ステップS03では、操作端末30は、図7に示されるように、入力画面D2においてパスコードが入力されたか否かを判断する。操作端末30は、パスコードが入力されており、マーク27に基づくAR画像Fとパスコードが一致していると判断した場合には、ステップS04に進む。操作端末30は、パスコードが入力されないと判断した場合には、ステップS03の処理に戻る。
ステップS04では、操作端末30は、パスコードが入力された状態において、カメラ32によってスタッカクレーン20のマーク27が読み取られているか否かを判断する。操作端末30は、マーク27が読み取られていると判断した場合には、スタッカクレーン20との接続の開始を許可する(ステップS05)。操作端末30は、マーク27が読み取られていないと判断した場合には、ステップS02の処理に戻る。
続いて、操作端末30は、図7に示される接続開始ボタンB1が押下されたか否かを判断する(ステップS06)。操作端末30は、接続開始ボタンB1が押下されたと判断した場合には、スタッカクレーン20に接続情報を送信する(ステップS07)。操作端末30は、接続開始ボタンB1が押下されない判断した場合には、ステップS02の処理に戻る。操作端末30は、マーク27が読み取られていない、又は、パスコードが入力されていない状態で接続開始ボタンB1が押下された場合には、マーク27が読み取られていない旨(例えば、ポップアップウィンドウ)、又は、パスコードが入力されていない旨を、タッチパネルディスプレイ34に表示させてもよい。
続いて、操作端末30においてスタッカクレーン20との通信の接続を解除する動作について、図13を参照して説明する。
図13に示されるように、最初に、操作端末30は、タッチパネルディスプレイ34おける作業者の操作に応じて、図11に示されるように、タッチパネルディスプレイ34に解除画面G4を表示する(ステップS11)。次に、操作端末30は、カメラ32によってスタッカクレーン20のマーク27が読み取られているか否かを判断する(ステップS12)。操作端末30は、マーク27が読み取られていると判断した場合には、ステップS13に進む。操作端末30は、マーク27が読み取られていないと判断した場合には、ステップS12の処理に戻る。
ステップS13では、操作端末30は、入力画面D6においてパスコードが入力されたか否かを判断する。操作端末30は、パスコードが入力されており、マーク27に基づく情報(AR画像F)とパスコードが一致していると判断した場合には、ステップS14に進む。操作端末30は、パスコードが入力されないと判断した場合には、ステップS13の処理に戻る。
ステップS14では、操作端末30は、パスコードが入力された状態において、カメラ32によってスタッカクレーン20のマーク27が読み取られているか否かを判断する。操作端末30は、マーク27が読み取られていると判断した場合には、スタッカクレーン20との接続の解除を許可する(ステップS15)。操作端末30は、マーク27が読み取られていないと判断した場合には、ステップS12の処理に戻る。
続いて、操作端末30は、接続終了ボタンB6が押下されたか否かを判断する(ステップS16)。操作端末30は、接続終了ボタンB6が押下されたと判断した場合には、スタッカクレーン20に解除情報を送信する(ステップS17)。また、スタッカクレーン20との接続状態を示す操作端末30の状態表示画面D3において、「接続中」の表示から、接続されていないことを示す内容(例えば、「非接続」、「解除」等)に変更される。操作端末30は、接続終了ボタンB6が押下されないと判断した場合には、ステップS12の処理に戻る。
以上説明したように、本実施形態に係る自動運転機器システム1では、操作端末30の制御部33は、カメラ32によってマーク27が読み取られた後に、制御対象であるスタッカクレーン20との接続を開始する。これにより、自動運転機器システム1では、操作端末30においてスタッカクレーン20のマーク27が読み取られない場合には、スタッカクレーン20と操作端末30との接続ができない。したがって、作業者は、制御対象であるスタッカクレーン20を認識した上で、スタッカクレーン20との接続を行うことになる。その結果、自動運転機器システム1では、制御対象であるスタッカクレーン20との接続を確実に行うことができる。
本実施形態に係る自動運転機器システム1では、制御部33は、カメラ32においてマーク27が読み取られている状態においてのみ、一のスタッカクレーン20との接続の開始を許可する。この構成では、操作端末30においてマーク27を読み取っているときにのみ、スタッカクレーン20との接続が可能となる。したがって、自動運転機器システム1では、制御対象であるスタッカクレーン20との接続をより一層確実に行うことができる。
本実施形態に係る自動運転機器システム1では、操作端末30のタッチパネルディスプレイ34は、カメラ32において読み取られたマーク27のAR画像Fを表示し、制御部33は、タッチパネルディスプレイ34においてAR画像Fが示すパスコードが入力された場合に、一のスタッカクレーン20との接続の開始を許可する。この構成では、作業者がパスコードを入力した場合に、スタッカクレーン20との接続が可能となる。したがって、自動運転機器システム1では、制御対象であるスタッカクレーン20との接続をより一層確実に行うことができる。
本実施形態に係る自動運転機器システム1では、制御部33は、カメラ32によってマーク27が読み取られた後に、一のスタッカクレーン20との接続の解除を許可する。この構成では、スタッカクレーン20と操作端末30との接続を確実に解除することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、自動運転機器として、スタッカクレーン20を一例に説明した。しかし、自動運転機器は、例えば、搬送台車(有軌道の搬送台車、無軌道の搬送台車)、工作機械、繊維機械等であってもよい。
上記実施形態では、マーク27が、一方のマスト22の上部、及び、スタッカクレーン20の制御盤の表面に配置されている形態を一例に説明した。しかし、マーク27は、他の位置に配置されていてもよい。
上記実施形態では、マーク27に基づくAR画像Fが菱形である形態を一例に説明した。しかし、AR画像は、他の図形であってもよいし、文字であってもよい。
上記実施形態では、操作端末30がスマートフォン、タブレット端末などの汎用の携帯機器である形態を一例に説明した。しかし、操作端末30は、その他の機器であってもよい。操作端末30は、スタッカクレーン20と無線通信が可能な機器であればよい。
上記実施形態では、スタッカクレーン20のマーク27がARコードである形態を一例に説明した。しかし、マークは、二次元コード、バーコード、機器に設けられている番号等の表示であてもよい。
上記実施形態では、カメラ32においてマーク27が読み取られており、且つ、マーク27に基づくAR画像Fに対応するパスコードが入力された場合に、スタッカクレーン20との接続の開始を許可する形態を一例に説明した。しかし、制御部33は、カメラ32においてマーク27が読み取られている場合に、スタッカクレーン20との接続の開始を許可してもよい。すなわち、パスコードを使用しなくてもよい。
制御部33は、カメラ32によって一度マーク27が読み取られた場合に、スタッカクレーン20との接続の開始を許可してもよい。具体的には、操作端末30では、カメラ32においてマーク27が読み取られると、マーク27に基づくAR画像Fが表示される。操作端末30では、カメラ32においてマーク27が読み取られていない場合には、AR画像Fは表示されない。操作端末30は、一度でもマーク27が読み取られた場合には、スタッカクレーン20との接続の開始を許可する。すなわち、操作端末30は、パスコードの入力、及び、接続開始ボタンB1の押下を許可する。
上記実施形態では、カメラ32においてマーク27が読み取られており、且つ、マーク27に基づくAR画像Fに対応するパスコードが入力された場合に、スタッカクレーン20との接続の解除を許可する形態を一例に説明した。しかし、スタッカクレーン20と操作端末30との接続の解除は、作業者による接続終了ボタンの押下のみであってもよい。すなわち、カメラ32によるマーク27の読み取り等を行わなくてもよい。
上記実施形態では、カメラ32においてマーク27が読み取られており、且つ、マーク27に基づくAR画像Fに対応するパスコードが入力された場合に、スタッカクレーン20との接続を開始して、接続の解除が作業者によって指示された場合に、接続を解除する形態を一例に説明した。しかし、カメラ32においてマーク27が読み取られている場合には、スタッカクレーン20と操作端末30との接続を許可し、カメラ32においてマーク27が読み取られない場合には、スタッカクレーン20と操作端末30との接続を許可しなくてもよい。この構成では、カメラ32においてマーク27が常に読み取られている状態にのみ、スタッカクレーン20と操作端末30との接続が確立される。したがって、作業者は、制御対象であるスタッカクレーン20を確実に認識した上で、スタッカクレーン20との接続を行うことになる。その結果、自動運転機器システムでは、制御対象である自動運転機器との接続を確実に行うことができる。
上記実施形態では、スタッカクレーン20と操作端末30とが無線LANによって直接的に接続される形態を一例に説明した。しかし、図14に示されるように、スタッカクレーン20と操作端末30とは、管理装置40を介して通信可能に接続されてもよい。
1…自動運転機器システム、20…スタッカクレーン(自動運転機器)、27…マーク(識別部材)、30…操作端末、32…カメラ(読取部)、33…制御部、34…タッチパネルディスプレイ(表示部、入力部)。

Claims (5)

  1. 複数の自動運転機器と、
    複数の前記自動運転機器のそれぞれと無線で通信可能に接続され、複数の前記自動運転機器のそれぞれの動作を制御可能である複数の操作端末と、を備え、
    複数の前記自動運転機器それぞれは、識別部材を有しており、
    複数の前記操作端末のそれぞれは、
    前記識別部材を読み取る読取部と、
    前記読取部において読み取られた前記識別部材に基づく画像を表示する表示部と、
    複数の前記自動運転機器との接続を制御する制御部と、を有しており、
    前記制御部は、前記読取部によって前記識別部材が読み取られた後に、制御対象である一の前記自動運転機器との接続を開始する、自動運転機器システム。
  2. 前記制御部は、前記読取部において前記識別部材が読み取られている状態においてのみ、一の前記自動運転機器との接続の開始を許可する、請求項1に記載の自動運転機器システム。
  3. 前記操作端末は、入力を受け付ける入力部を有しており、
    前記制御部は、前記表示部に表示された前記画像に対応する入力が前記入力部においてされた場合に、一の前記自動運転機器との接続の開始を許可する、請求項1又は2に記載の自動運転機器システム。
  4. 前記制御部は、前記読取部によって前記識別部材が読み取られた後に、一の前記自動運転機器との接続の解除を許可する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の自動運転機器システム。
  5. 前記識別部材は、前記自動運転機器において、前記操作端末が使用可能であるエリアから確認可能な位置に配置されており、
    前記制御部は、
    前記読取部において前記識別部材が読み取られている場合には、一の前記自動運転機器と一の前記操作端末との接続を許可し、
    前記読取部において前記識別部材が読み取られない場合には、一の前記自動運転機器と一の前記操作端末との接続を許可しない、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動運転機器システム。
JP2018194572A 2018-10-15 2018-10-15 自動運転機器システム Active JP7206778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018194572A JP7206778B2 (ja) 2018-10-15 2018-10-15 自動運転機器システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018194572A JP7206778B2 (ja) 2018-10-15 2018-10-15 自動運転機器システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020063111A true JP2020063111A (ja) 2020-04-23
JP7206778B2 JP7206778B2 (ja) 2023-01-18

Family

ID=70386735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018194572A Active JP7206778B2 (ja) 2018-10-15 2018-10-15 自動運転機器システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7206778B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022135239A (ja) * 2021-03-05 2022-09-15 日立建機株式会社 建設機械の動作制御システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009260773A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Murata Mach Ltd 通信システム
WO2016140001A1 (ja) * 2015-03-05 2016-09-09 村田機械株式会社 産業機械システム
JP2017126241A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社ダイフク 機械設備の制御システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009260773A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Murata Mach Ltd 通信システム
WO2016140001A1 (ja) * 2015-03-05 2016-09-09 村田機械株式会社 産業機械システム
JP2017126241A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社ダイフク 機械設備の制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022135239A (ja) * 2021-03-05 2022-09-15 日立建機株式会社 建設機械の動作制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7206778B2 (ja) 2023-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5093177B2 (ja) 自動倉庫
US11347324B2 (en) Industrial truck comprising a driver display
JP7206778B2 (ja) 自動運転機器システム
CN112673328A (zh) 远程控制工作站
JP7172416B2 (ja) 物流機器システム
CN111133751B (zh) 监视系统
JP7069594B2 (ja) 搬送システム
JP6187382B2 (ja) 物品搬送設備
JPS5965374A (ja) 移動棚装置
JP6273998B2 (ja) 物品搬送設備
US10836619B2 (en) Method for the set-up and control of a lift system
JP7298313B2 (ja) 通信方法、通信システム及び送信機
JPWO2021261315A5 (ja)
JP4817227B2 (ja) 入出庫システム
JP2003012124A (ja) 仕分け設備
JP3885527B2 (ja) 倉庫設備
JP2002293412A (ja) 倉庫設備
JP2521793B2 (ja) 自動倉庫のクレ―ン制御装置
WO2016121486A1 (ja) 表示用携帯端末利用の搬送用容器保管設備
JP6761036B2 (ja) 情報表示システム
JP7070456B2 (ja) 荷役支援システム
JP3835188B2 (ja) 棚設備
JP4867860B2 (ja) 自動倉庫の制御装置
JP2020200149A (ja) 物流機器システム
JPH0248310A (ja) 自動倉庫の出庫システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7206778

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150