JP6176142B2 - 順序搬送システム - Google Patents

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Description

本発明は、2以上の設定数の出庫用搬送部と前記設定数の出庫用搬送部のいずれかに物品を搬送する単一の1次搬送部とを備える単位出庫部の複数と、前記複数の単位出庫部の夫々における前記設定数の出庫用搬送部に対応する形態で、前記複数の単位出庫部の下流に設けられて、前記複数の単位出庫部における前記出庫用搬送部のいずれかから選択的に物品を受け取る前記設定数の2次搬送部と、前記設定数の2次搬送部の下流に設けられて、前記設定数の2次搬送部のいずれかから選択的に物品を合流させて、前記設定数の2次搬送部よりも下流に設定された搬送先に物品を搬送する単一の合流搬送部と、搬送要求情報により搬送対象となる複数の物品を予め指定された到達予定順序にて前記搬送先に搬送すべく前記1次搬送部、前記出庫用搬送部、前記2次搬送部、及び、前記合流搬送部の作動を制御する制御部と、が設けられた順序搬送システムに関する。
上記順序搬送システムに関連する技術として、特開2000−118630号公報(特許文献1)に開示された搬送システムがある。特許文献1では、出庫用搬送部として、複数段の棚板の夫々に対応して一対の仮置き台が設けられ、複数段の棚板の夫々に各別に備えられる1次搬送部としての台車が、一対の仮置き台の何れかまで物品を搬送自在に構成されている。そして、仮置き台の下流には、物品を出庫コンベヤまで搬送する2次搬送部としてのリフトが設けられている。
特許文献1には記載されていないが、このような搬送システムにおいては、物品を搬送先に到達させる順序が予め決められている場合がある。これは、例えば、単位出庫部から出庫した物品を、店舗に配送するべく各店舗向けのカートに積み込む際に、その積込順序が当該店舗にて物品を陳列する順序となるようにするためである。このように予め指定された到達予定順序で搬送先に物品を搬送する搬送システムを順序搬送システムと呼ぶ。
順序搬送システムでは、搬送要求情報により搬送対象となる複数の物品を予め指定された到達予定順序にて搬送先に搬送するために、制御部が、複数の物品の夫々について1次搬送部から合流搬送部に至るまでの各搬送装置における搬送経路を予め指定した搬送データを生成し、その搬送データに基づいて、各搬送装置にて物品を順次受け渡して搬送するように、各搬送装置に指令する。
ところで、上記特許文献1の搬送システムにおいては、出庫用搬送部が混雑して出庫用搬送部での搬送処理に時間がかかる状況になると、出庫用搬送部より下流に位置する搬送装置での搬送作業が遅延する虞があるため、一対の仮置き台の双方を出庫用搬送部として使用できるようにしている。
特開2000−118630号公報
しかしながら、上述した制御方法では、搬送データにおいて物品を上記の2つの出庫用搬送部の何れにて搬送するかが予め決定されるため、搬送要求情報にて1つの単位出庫部に2つの出庫用搬送部を備えたとしても、出庫能力の向上が図れない場合がある。
すなわち、例えば、一方の出庫用搬送部が他方の出庫用搬送部に比べて混雑していた場合であって、予め決定された出庫用搬送部が混雑している一方の出庫用搬送部であった場合には、その混雑している出庫用搬送部に物品を受け渡すこととなり、その後の搬送作業が遅延する状況は解消できない。
このように、1つの単位出庫部に2つの出庫用搬送部を備えるにもかかわらず、それら2つの出庫用搬送部を用いて適切に出庫能力の向上を図れないという問題があった。
そこで、1つの単位出庫部に複数の出庫用搬送部を備える場合において、適切に出庫能力の向上を図ることが可能な順序搬送システムの実現が望まれる。
上記課題を解決するための本発明にかかる順序搬送システムは、2以上の設定数の出庫用搬送部と前記設定数の出庫用搬送部のいずれかに物品を搬送する単一の1次搬送部とを備える単位出庫部の複数と、前記複数の単位出庫部の夫々における前記設定数の出庫用搬送部に対応する形態で、前記複数の単位出庫部の下流に設けられて、前記複数の単位出庫部における前記出庫用搬送部のいずれかから選択的に物品を受け取る前記設定数の2次搬送部と、前記設定数の2次搬送部の下流に設けられて、前記設定数の2次搬送部のいずれかから選択的に物品を合流させて、前記設定数の2次搬送部よりも下流に設定された搬送先に物品を搬送する単一の合流搬送部と、搬送要求情報により搬送対象となる複数の物品を予め指定された到達予定順序にて前記搬送先に搬送すべく前記1次搬送部、前記出庫用搬送部、前記2次搬送部、及び、前記合流搬送部の作動を制御する制御部と、が設けられたものであって、
前記制御部は、前記1次搬送部にて前記到達予定順序に基づく順序で搬送される1次搬送物品について、前記単位出庫部の夫々における前記設定数の出庫用搬送部の状態に基づいて当該設定数の出庫用搬送部のいずれに対して前記1次搬送物品を搬送するかを設定判別基準に基づいて決定し、その決定した前記出庫用搬送部に前記1次搬送物品を搬送するべく前記1次搬送部の作動を制御し、前記設定数の前記2次搬送部の夫々についての、前記複数の単位出庫部における対応する前記出庫用搬送部から物品を受け取る順序が、前記到達予定順序に従うように、前記出庫用搬送部及び前記2次搬送部の作動を制御する上流側合流制御と、前記複数の2次搬送部から前記合流搬送部に合流させた物品が前記到達予定順序にて前記搬送先に搬送されるように前記2次搬送部及び前記合流搬送部の作動を制御する下流側合流制御と、を実行するように構成され
前記制御部は、更に、前記搬送要求情報に基づいて各物品の搬送を担当する前記1次搬送部、前記設定数の出庫用搬送部、及び前記設定数の2次搬送部を割り当てた搬送データを生成し、当該搬送データを用いて各物品についての一連の搬送作業のうちどこまで完了したかを管理し、生成された前記搬送データのうち前記出庫用搬送部での搬送作業が未だ完了していない数である搬送未処理数を、前記出庫用搬送部の夫々について管理し、
前記設定判別基準が、前記単位出庫部の夫々についての前記設定数の出庫用搬送部のうち、前記搬送未処理数が少ない出庫用搬送部を優先して選択する基準である点を特徴とする。
すなわち、1次搬送装置から単位出庫部の夫々における設定数の出庫用搬送部に物品を受け渡すに当たり、設定数の出庫用搬送部のいずれに対して1次搬送物品を搬送するかを、予め定められた出庫用搬送部ではなく、設定数の出庫用搬送部の状態に基づく設定判別基準に基づいて決定するから、設定数の出庫用搬送部の夫々における状態に応じた適切な出庫用搬送部を選択して物品を受け渡すことができる。
なお、上記設定判別基準としては、例えば、搬送要求情報に基づいて搬送が既に指令された搬送指令による搬送作業が未だ完了していない搬送未処理数が少ない出庫用搬送部を優先して選択する基準や、設定数の出庫用搬送部の何れかが故障等により搬送速度が低下しているような場合にその故障した出庫用搬送部を選択しない基準等が考えられる。
1次搬送部にて到達予定順序に基づく順序で搬送される物品を、到達予定順序にて搬送先に搬送する従来のシステムであると、搬送未処理数が多い出庫用搬送部や搬送速度が低い出庫用搬送部に物品を受け渡した場合、その出庫用搬送部において先行して搬送されるべき物品の搬送が完了していないことに起因して、その後に搬送すべき物品の搬送が行えず、全体の搬送作業が遅滞してしまう虞がある。
この点、本願発明であれば、1次搬送部から受け渡す出庫用搬送部を、上記のように物品の搬送効率を低下させないように設定した設定判別基準に基づいて決定することによって、1次搬送部にて到達予定順序に基づく順序で搬送される物品を到達予定順序にて搬送先に搬送する場合であっても、搬送作業が遅滞することを回避することができる。
したがって、設定数の出庫用搬送部にて物品の搬送を適切に分担することができ、出庫能力の向上を図ることが可能となる。
また、設定判別基準として、搬送未処理数が少ない出庫用搬送部を優先して選択することにより、設定数の出庫用搬送部に対して搬送作業を極力均等に分配することができる。このため、より適切に出庫能力の向上を図ることが可能な順序搬送システムが実現できる。
このように、本発明によれば、1つの単位出庫部に複数の出庫用搬送部を備える場合において、適切に出庫能力の向上を図ることが可能な順序搬送システムが実現できる。
更に、前記設定判別基準は、前記単位出庫部の夫々についての前記設定数の出庫用搬送部の前記搬送未処理数が等しい場合には、前記合流搬送部の搬送方向において搬送先により近い方の前記出庫用搬送部を優先して選択する基準であることが好ましい。
本発明に係る順序搬送システムにおいては、前記複数の単位出庫部と前記設定数の前記2次搬送部とからなる単位出庫部群が複数設けられ、前記2次搬送部の夫々が、単一の前記合流搬送部の搬送方向に沿う異なる位置に接続されていることが好ましい。
すなわち、単位出庫部群が複数設けられている場合においては、夫々の単位出庫部群から下流側に物品を搬送する設定数の2次搬送部から単一の合流搬送部に物品を合流させることになる。このような場合においても、合流搬送部は、複数の2次搬送部から合流させた物品が到達予定順序にて搬送先に搬送されるように物品を合流させることができる。
また、各単位出庫部群は、上述したように出庫効率を向上することができるものであるから、複数の単位出庫部群からの出庫効率の向上を図りながら、それら複数の単位出庫部群から出庫された物品を到達予定順序にて搬送先に搬送することができる。
本発明に係る順序搬送システムにおいては、前記搬送先は、前記搬送対象の複数の物品を複数の分岐搬送先に搬送する分岐搬送装置を有し、前記搬送要求情報は、前記搬送先が前記複数の分岐搬送先の何れであるかを示す分岐搬送先情報を有し、前記制御部は、前記搬送要求情報に基づいて、当該搬送要求情報についての前記搬送対象の複数の物品を、前記分岐搬送先情報通りに前記分岐搬送先に仕分ける形態で搬送すべく、前記出庫用搬送部、前記1次搬送部、前記2次搬送部、前記合流搬送部、及び、前記分岐搬送装置の作動を制御することが好ましい。
すなわち、分岐搬送装置が、複数の搬送要求情報の搬送対象となっている複数の物品を、分岐搬送先情報通りに複数の分岐搬送先に仕分ける形態で搬送することになるが、合流搬送部においては、到達予定順位に基づく搬送順序で物品が搬送されるから、少なくとも複数の分岐搬送装置が設けられる搬送先まで到達予定順位に基づく搬送順序で物品が搬送される。したがって、複数の分岐搬送先にも、当該到達予定順位が維持されたまま物品が搬送されることになる。
したがって、複数の物品を複数の分岐搬送先に仕分ける形態で物品を搬送する場合においても、到達予定順位を維持した状態で、当該複数の物品を複数の分岐搬送先に仕分けることが可能となる。
本発明に係る順序搬送システムにおいては、前記2次搬送部の夫々は、前記複数の単位出庫部の夫々の前記出庫用搬送部から選択的に物品を受け取る上流合流搬送部と、前記上流合流搬送部の下流に設けられて前記上流合流搬送部から受け取った物品を複数保持しかつ前記上流合流搬送部から物品を受け取った順序を維持して前記合流搬送部に合流させるバッファ搬送部とを備えることが好ましい。
合流搬送部へ合流される物品に関しては、当該物品を合流させるべきタイミングで二次搬送部による当該物品の搬送が完了するとは限らないため、2次搬送部による搬送が完了するタイミングと合流搬送部に物品を合流させるべきタイミングとにタイムラグが生じる場合がある。
そこで、上流合流搬送部にて複数の単位出庫部における出庫用搬送部から物品を受け取ったのち、バッファ搬送部が、上流合流搬送部が受け取った順序を維持した状態で当該受け取った物品を保持することによって、合流搬送部に物品を合流させるべきタイミングまで合流対象の物品を2次搬送部にて保持することができる。しかも、上流合流搬送部は、
次に搬送すべき物品を出庫用搬送部から受け取ってバッファ搬送部に受け渡すことができる。このため、2次搬送部は、合流搬送部へ合流させるべきタイミングまで物品を保持しつつ、次に搬送すべき物品を出庫用搬送部から受け取ることができ、出庫能力を一層向上することが可能な順序搬送システムが実現できる。
順序搬送システムの平面図 順序搬送システムの要部側面図 順序搬送システムの要部斜視図 制御ブロック図 制御部が作成する出庫計画を示す図 出庫計画に基づいて決定される物品IDと到達先との関係を示す図 搬送IDごとの搬送データを示す図 制御部が各搬送装置に割り当てる搬送作業を示す図 レイヤコンベヤでの搬送未処理物品の積滞状況を示す図 左右各リフタの合流制御テーブルを示す図 図10の合流制御テーブルに基づいて左右の各リフタ毎に搬送作業を割り当てた結果を示す図 搬送中の各物品の物品IDと合流順序の対応を示す図 制御部が行う制御を示すフローチャート 第2実施形態の順序搬送システムを示す平面図 第3実施形態の順序搬送システムを示す平面図
〔第1実施形態〕
本発明の順序搬送システムの実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、順序搬送システムは、複数の物品Wを収納自在な自動倉庫Jから出庫した物品Wを搬送先としてのピッキング箇所(ピッキングロボット70にて物品WをカートCに積みつける作業を行う箇所)まで搬送する為に用いられる。
自動倉庫Jは、図1〜図3に示すように、物品Wを横並びに収納可能な上下方向に複数の棚板11〜15を備えた左側収納棚10Lと右側収納棚10Rとを、前面を対向させる形態で一対備えて構成されている。
左側収納棚10Lと右側収納棚10Rとにおける各棚板11〜15は、同じ段に属するもの同士が同じ高さに位置するように構成され、夫々の段に搬送台車用の走行レールが取り付けられている。搬送台車Mは、棚板11〜15の夫々の段に対応して1台ずつ設けられ、走行レールに案内されて、棚板11〜15の長手方向に沿って走行自在に構成されている。また、搬送台車Mには移載装置が備えられており、棚板11〜15のうち同じ段に属するものに対して、左側収納棚10L及び右側収納棚10Rのいずれの棚板11〜15とも物品Wを移載可能に構成されている。
左側収納棚10L及び右側収納棚10Rの棚板11〜15の夫々の端部に隣接して、物品Wをリフタ30に向けて搬送自在なレイヤコンベヤ20(棚板11〜15の各段に対応してレイヤコンベヤ21〜25と称する)が各別に設けられている。以降、左側収納棚10Lに対応するレイヤコンベヤ20を左側レイヤコンベヤ20L、右側収納棚10Rに対応するレイヤコンベヤ20を右側レイヤコンベヤ20Rと称する。
走行レールは棚板11〜15の長手方向に沿って、棚板11〜15からレイヤコンベヤ20の存在部分に亘って設けられ、搬送台車Mは、走行レールに案内されてレイヤコンベヤ20の横側部まで走行自在に構成されている。そして、レイヤコンベヤ20は、搬送台車Mから物品Wを受け取って、その受け取った物品Wを、後述するリフタ30に受け渡し自在に構成されている。
左側レイヤコンベヤ20Lにおける左側収納棚10Lとは逆側の端部には、支柱30Sに沿って昇降移動自在で左側レイヤコンベヤ20Lにおけるレイヤコンベヤ21〜25の何れかから選択的に物品を受け取り可能な左側リフタ30Lが設けられ、右側レイヤコンベヤ20Rにおける右側収納棚10Rとは逆側の端部には、支柱30Sに沿って昇降移動自在で右側レイヤコンベヤ20Rにおけるレイヤコンベヤ21〜25の何れかから選択的に物品を受け取り可能な右側リフタ30Rが設けられている。なお、左側リフタ30Lと右側リフタ30Rをまとめて呼称する場合にはリフタ30と称する。
さらに、左側リフタ30Lの下流に、左側リフタ30Lから複数の物品Wを受け取って受取り順に下流のメインコンベヤ50に切り出し自在な単一の左側出庫コンベヤ40Lが設けられ、右側リフタ30Rの下流に、右側リフタ30Rから複数の物品Wを受け取って受取り順に下流のメインコンベヤ50に切り出し自在な単一の右側出庫コンベヤ40Rが設けられている。なお、左側出庫コンベヤ40Lと右側出庫コンベヤ40Rをまとめて呼称する場合には出庫コンベヤ40と称する。
メインコンベヤ50と左側出庫コンベヤ40L及び右側出庫コンベヤ40Rとは、平面視で直角に接続されており、メインコンベヤ50における右側出庫コンベヤ40Rとの接続箇所には、物品Wの搬送方向を右側出庫コンベヤ40Rの搬送方向からメインコンベヤ50の搬送方向に変換する搬送方向変換装置51が備えられ、メインコンベヤ50における左側出庫コンベヤ40Lとの接続箇所には、物品Wの搬送方向を左側出庫コンベヤ40Lの搬送方向からメインコンベヤ50の搬送方向に変換する搬送方向変換装置52が備えられている。
なお、搬送方向変換装置52は、メインコンベヤ50が右側出庫コンベヤ40Rから受け取った物品Wについては、搬送方向を変換せずにメインコンベヤ50の搬送方向に沿って搬送することができるようになっている。
ピッキング箇所は、メインコンベヤ50における左側出庫コンベヤ40Lとの接続箇所よりも下流に設けられている。ピッキング箇所には、第1ピッキングロボット71によるピッキング箇所に物品Wを搬送自在な第1出荷ラインコンベヤ61、及び、第2ピッキングロボット72によるピッキング箇所に物品Wを搬送自在な第2出荷ラインコンベヤ62が設けられ、第1出荷ラインコンベヤ61及び第2出荷ラインコンベヤ62は、メインコンベヤ50に接続されている。
なお、メインコンベヤ50における第1出荷ラインコンベヤ61との接続箇所には、物品Wの搬送方向をメインコンベヤ50の搬送方向から第1出荷ラインコンベヤ61の搬送方向に変換する搬送方向変換装置53が備えられ、メインコンベヤ50における第2出荷ラインコンベヤ62との接続箇所には、物品Wの搬送方向をメインコンベヤ50の搬送方向から第2出荷ラインコンベヤ62の搬送方向に変換する搬送方向変換装置54が備えられている。
以降、第1ピッキングロボット71と第2ピッキングロボット72とをまとめて説明する場合は、ピッキングロボット70と呼称し、第1出荷ラインコンベヤ61と第2出荷ラインコンベヤ62とをまとめて説明する場合は出荷ラインコンベヤ60と呼称する。
詳細な図示は省略するが、ピッキングロボット70は、旋回作動自在な台座部と、台座部に支持されて屈伸作動自在なアーム部と、アーム部の先端に取り付けられた吸着パッドと、を備えている。吸着パッドは、真空吸着式のノズルを複数備えて構成され、物品Wの表面に対して吸着作用する吸着状態と、物品Wの表面に対して吸着作用しない非吸着状態とを切換えることができるようになっている。
ピッキングロボット70は、台座部の旋回作動とアーム部の屈伸作動とによって、第1出荷ラインコンベヤ61の下流側端部又は第2出荷ラインコンベヤ62の下流側端部と、それらに対応するカートCとに亘って吸着パッドを移動させることができ、第1出荷ラインコンベヤ61又は第2出荷ラインコンベヤ62に支持されている物品WをカートCに積みつけることができるようになっている。
本実施形態では、左側収納棚10L及び右側収納棚10Rの夫々の各段に備えられるレイヤコンベヤ21〜25の夫々が出庫用搬送部に相当し、左側収納棚10L及び右側収納棚10Rの各段に備えられる搬送台車M1〜M5の夫々が1次搬送部に相当する。
そして、格段における棚板と2つのレイヤコンベヤ20とその何れかに物品Wを搬送する搬送台車Mとにて単位出庫部が構成され、その単位出庫部が上下方向に複数並べて備えられている。本実施形態では、自動倉庫Jが単位出庫部群に相当する。また、本実施形態では、リフタ30及び出庫コンベヤ40が2次搬送部に相当する。さらに、出庫コンベヤ40よりも下流に設定されたピッキング箇所に物品Wを搬送するメインコンベヤ50が合流搬送部に相当する。
つまり、本実施形態では、レイヤコンベヤ20、搬送台車M、リフタ30、及び出庫コンベヤ40が、2以上の設定数として2つ設けられている。
すなわち、2つのレイヤコンベヤ20(左側レイヤコンベヤ20L及び右側レイヤコンベヤ20R)と、それら2つのレイヤコンベヤ20のいずれかに物品を搬送する単一の搬送台車Mとを備える5段の単位出庫部と、その5段の単位出庫部の夫々における2つのレイヤコンベヤ20に対応する形態で、2つのレイヤコンベヤ20の下流に設けられて、5段の単位出庫部におけるレイヤコンベヤ20のいずれかから選択的に物品Wを受け取るリフタ30(左側リフタ30L又は右側リフタ30R)及びその夫々に対応する出庫コンベヤ40(左側出庫コンベヤ40L又は右側出庫コンベヤ40R)と、上記2つのリフタ30及び出庫コンベヤ40の下流に設けられて、左側出庫コンベヤ40L又は右側出庫コンベヤ40Rのいずれかから選択的に物品を合流させて、上記2つの出庫コンベヤ40よりも下流に設定されたピッキング箇所に物品Wを搬送する単一のメインコンベヤ50と、が設けられている。
次に、図4に基づいて、本順序搬送システムにおける各搬送装置の制御形態を説明する。搬送制御部H1は、例えば中央処理装置とハードディスク等の記憶装置とを備えたパーソナルコンピュータやPCサーバ等の汎用コンピュータにて構成されている。
搬送制御部H1には、搬送台車Mの作動を制御する台車制御部HM、レイヤコンベヤ20の作動を制御するレイヤコンベヤ制御部H20、リフタ30の作動を制御するリフタ制御部H30、出庫コンベヤ40の作動を制御するバッファコンベヤ制御部H40、メインコンベヤ50の作動を制御するメインコンベヤ制御部H50、出荷ラインコンベヤ60の作動を制御する出荷ラインコンベヤ制御部H60、ピッキングロボット70の作動を制御するピッキングロボット制御部H70、及び、上位管理装置H0が、相互に通信自在に接続されている。なお、メインコンベヤ制御部H50は、搬送方向変換装置51〜54の作動も制御するようになっている。
上位管理装置H0は、中央処理装置とハードディスク等の記憶装置とを備えたパーソナルコンピュータやPCサーバ等の汎用コンピュータにて構成され、データベースプログラムを実装している。上位管理装置H0は、図5に示すように、どのような種別コード(例えば、ポテトチップス、せんべい、ナッツ、等の商品名ごとに割り振られるコード)の物品を、第1出荷ラインコンベヤ61の下流側端部(図5では、到達先「A」と表記)又は第2出荷ラインコンベヤ62の下流側端部(図5では、到達先「B」と表記)のいずれに、どのような順序で到達させるかを計画する。なお、図5における「到達先」に続く「グループ」は、同一のグループに設定された一群の物品を連続して到達先に到達させるために設定されるものである。
また、上位管理装置H0におけるデータベースプログラムは、自動倉庫Jに収納される物品の夫々の収納位置(以降、棚番地と称する)と、物品の種別コードと、その物品の属性(内容量、製造年月、キャンペーン品か否か等)等の附帯情報とを併せてリレーショナルデータベースとして管理している。
そして、上位管理装置H0は、図6に示すように、上述のリレーショナルデータベースより、各種別コードの物品が、左側収納棚10L又は右側収納棚10Rのいずれにおけるいずれの棚板11〜15の段のいずれの収納位置(以降、棚番地と称する)に収納されているかを検索し、図5における種別コードを個々の物品に引当て、その物品IDを記憶する。
さらに、上位管理装置H0は、図7の如く引当てた物品IDに基づいて、その物品IDの物品が収納される棚番地を搬送元(FROM)とし、到達先としての第1ピッキング箇所又は第2ピッキング箇所かを搬送先(TO)とする搬送要求情報を生成する。
そして、上位管理装置H0は、上記ようにして生成された搬送要求情報を、搬送ID順に搬送制御部H1に送信する。
搬送制御部H1は、上位管理装置H0から受け取った搬送要求情報に基づいて、図8に示すように、当該搬送IDの物品を搬送するに当たって搬送を担当する搬送装置を割り当てた搬送データを生成する。
この搬送データは、搬送IDに対応して、搬送装置として、搬送台車M、レイヤコンベヤ20、リフタ30、出庫コンベヤ40、メインコンベヤ50、出荷ラインコンベヤ60、及び、ピッキングロボット70の夫々(以下まとめて「搬送装置系」と称する場合がある)について、何れの装置が搬送を担当するかを予め定めるものである。
このうち、レイヤコンベヤ20、リフタ30、及び、出庫コンベヤ40については、左側レイヤコンベヤ20L、左側リフタ30L、及び左側出庫コンベヤ40Lからなる左側搬送装置群によって搬送するか、右側レイヤコンベヤ20R、右側リフタ30R、及び右側出庫コンベヤ40Rからなる右側搬送装置群によって搬送するかは予め決められていない。
また、右列の「処理済みフラグ」とは、その搬送装置による搬送が完了したか否かを示すデータであり、完了していなければ「0」が設定され、完了していれば「1」が設定される。つまり、処理済みフラグによって、一連の搬送作業のうちどこまで完了したかを管理できる。尚、図8においては、上位管理装置H0から受け取った搬送要求情報に基づいて生成される多数の搬送IDのうち、搬送ID1〜4の4つのみを取り出して例示している。
また、搬送制御部H1は、図9に示すように、搬送要求情報に基づいて搬送が既に指令された搬送指令による搬送作業が未だ完了していない数である搬送未処理数を、格段ごとに左側レイヤコンベヤ20L及び右側レイヤコンベヤ20Rについて管理している。
この搬送未処理数に関する情報に基づいて、搬送台車Mが物品を左側レイヤコンベヤ20L又は右側レイヤコンベヤ20Rのいずれに卸すかを決定することになる。その決定方法については後述する。
搬送制御部H1は、図8の搬送データに基づいて、搬送ID順に各搬送装置に搬送を指令する。このとき、同一の搬送IDにおいて、処理済みフラグが「0」である搬送装置のうち最も上流側にあるものが、その搬送IDの物品の搬送を担当する搬送装置である。つまり、図8を例にとると、搬送ID「1」の物品については出荷ラインコンベヤ60での搬送まで完了しており、次に搬送を担当するのはピッキングロボット70であることがわかる。
また、搬送ID「4」の物品については、レイヤコンベヤ20での搬送まで完了しており、次に搬送を担当するのはリフタ30であることがわかる。
次に、図5〜図12の表、及び、図13のフローチャートに基づいて、搬送ID「1」の物品を例に、各搬送装置が行う搬送についての制御を説明する。尚、他の搬送IDについても同様の制御が行われるため、搬送ID「1」以外の搬送については説明を省略する。
図13のフローチャートに示すように、上位管理装置H0は、出庫スケジュール(図5)に基づいて、到達予定順序で搬送要求情報(図7)を生成する(ステップ#11)。
続いて、上位管理装置H0は、生成した搬送要求情報を搬送ID順に搬送制御部H1に引き渡す。搬送制御部H1は、搬送要求情報に従って図8に示すような搬送データを生成し、その搬送データにしたがって搬送装置に順次搬送を指令する。
図8における搬送ID1の搬送データを例に説明すると、まず、台車制御部HMに、左側収納棚10Lにおける1段目の棚板11の12番の収納位置の物品を掬うように指令する(ステップ#12)。
掬い指令を受け取った台車制御部HMは、搬送台車M1を作動させてその収納位置に収納されている物品Wを掬い、搬送台車M1にてレイヤコンベヤ20への渡し位置まで搬送する。なお、搬送台車M1がレイヤコンベヤ20への渡し位置まで到達したことは、図示しない走行位置センサにて検出され、台車制御部HMに通知される(ステップ#13)。
搬送制御部H1は、搬送台車M1がレイヤコンベヤ20への渡し位置に到達したことを示す情報を台車制御部HMから受け取ると、続いて、左側レイヤコンベヤ20Lにおける搬送未処理数と右側レイヤコンベヤ20Rにおける搬送未処理数とのいずれが大であるかを判別する(ステップ#14)。搬送制御部H1は、ステップ#14にて、右側レイヤコンベヤ20Rにおける搬送未処理数よりも左側レイヤコンベヤ20Lにおける搬送未処理数の方が少ないと判別すると(ステップ#14:Y)、左側レイヤコンベヤ20Lに物品Wを受け渡すように搬送台車M1の作動を制御する(ステップ#15)。
本実施形態においては、左側レイヤコンベヤ20Lにおける搬送未処理数と右側レイヤコンベヤ20Rにおける搬送未処理数との大小を判別する基準が設定判別基準に相当する。つまり、設定判別基準として、2つレイヤコンベヤ20(左側レイヤコンベヤ20L及び右側レイヤコンベヤ20R)のうち、搬送要求情報に基づいて搬送が既に指令された搬送指令による搬送作業が未だ完了していない搬送未処理数が少ないレイヤコンベヤ20を優先して選択する基準が設定されている。
続いて、搬送制御部H1は、図10に示すように、5つの左側レイヤコンベヤ20Lから搬送IDに基づく順序で物品を受け取るように左側リフタ30Lを作動させるべくリフタ制御部H30に装置の作動を指令する(ステップ#16)。
さらに、搬送制御部H1は、左側リフタ30Lが受け取った順(図11に示す)で左側出庫コンベヤ40Lに物品を受け渡すべく、左側リフタ30L及び左側出庫コンベヤ40Lの作動を制御する(ステップ#17)。
他方、搬送制御部H1は、ステップ#14にて、右側レイヤコンベヤ20Rにおける搬送未処理数よりも左側レイヤコンベヤ20Lにおける搬送未処理数の方が多いと判別すると(ステップ#14:N)、右側レイヤコンベヤ20Rに物品Wを受け渡すように搬送台車M1の作動を制御する(ステップ#19)。
続いて、搬送制御部H1は、図10に示すように、5つの右側レイヤコンベヤ20Rから搬送IDに基づく順序で物品を受け取るように右側リフタ30Rを作動させるべく右側リフタ30Rの作動を指令する(ステップ#20)。
さらに、搬送制御部H1は、右側リフタ30Rが受け取った順(図11に示す)で右側出庫コンベヤ40Rに物品を受け渡すべく、右側リフタ30R及び右側出庫コンベヤ40Rの作動を制御する(ステップ#21)。
尚、上記ステップ#14では、左側レイヤコンベヤ20L又は右側レイヤコンベヤ20Rのいずれにて物品を受け取るかについて、搬送未処理数が小さい方を優先して選択するように判別しているが、搬送未処理数が等しい場合には、メインコンベヤ50の搬送方向において搬送先であるピッキング箇所により近い方のレイヤコンベヤ20を優先して選択するようになっている。
このとき、搬送制御部H1は、5つの左側レイヤコンベヤ20Lから選択的に物品を受け取る左側リフタ30L、及び、5つの右側レイヤコンベヤ20Rから選択的に物品を受け取る右側リフタ30Rをまとめて1つの合流部(図1において破線G1で示す)とみなして、その合流部G1において図12に示す順序で物品Wを合流させるように、左側リフタ30L及び左側出庫コンベヤ40Lの作動、及び、右側リフタ30R及び右側出庫コンベヤ40Rの作動を制御することになる。図12に示す表を合流制御テーブルと称する。本実施形態において、ステップ#17、#21の制御が上流側合流制御に相当する。
また、左側リフタ30L及び右側リフタ30Rは、左側レイヤコンベヤ20L及び右側レイヤコンベヤ20Rから受け取った物品Wを、対応する左側出庫コンベヤ40L及び右側出庫コンベヤ40Rに受け渡し、左側出庫コンベヤ40L及び右側出庫コンベヤ40Rは、メインコンベヤ50において、各到達先ごとにグループ番号の順序が入れ替わらないように、メインコンベヤ50における合流部に物品Wを合流させる。
メインコンベヤ50において各到達先ごとのグループ番号の順序が入れ替わらない限り、左側出庫コンベヤ40L及び右側出庫コンベヤ40Rは、何れの物品が下流側となるように物品を切出してもよい。
つまり、図5の各搬送IDの「到達先−グループ」を例にとると、到達先Aについての「A−1」、「A−2」、「A−2」、「A−3」、「A−4」の並び順、及び、到達先Bについての「B−1」、「B−1」、「B−1」、「B−2」、「B−2」の並び順が維持できている限り、例えば「A−1」、「B−1」、「A−2」、「B−1」、「A−2」、「B−1」のような順序でメインコンベヤ50にて搬送されるように左側出庫コンベヤ40L及び右側出庫コンベヤ40Rから物品Wを切出してもよい。
また、同一の到達先に対して搬送される同一のグループ番号に属する物品については、左側出庫コンベヤ40L及び右側出庫コンベヤ40Rは、それらの何れの物品が下流側となるように物品を切出してもよい。つまり、図12においては、「到達先−グループ」が「A−2」である物品ID10302の物品と物品ID20101の物品の合流順(合流順2と合流順3)は逆になってもよい。
また、搬送制御部H1は、メインコンベヤ50における左側出庫コンベヤ40Lとの合流箇所及び右側出庫コンベヤ40Rとの合流箇所を1つの合流部(図1において破線G2で示す)とみなして、その合流部G2において図12に示す順序で物品Wを合流させるように、左側出庫コンベヤ40L又は右側出庫コンベヤ40R、メインコンベヤ50、及び、搬送方向変換装置51、52の作動を制御する(ステップ#18、#22)。本実施形態において、ステップ#18、#22の制御が下流側合流制御に相当する。
つづいて、搬送制御部H1は、搬送データに基づいて、搬送先(To)が第1ピッキング箇所か第2ピッキング箇所かを判別する(ステップ#23)。
ステップ#23において、搬送先(To)が第1ピッキング箇所であると判別すると(ステップ#23:Y)、搬送制御部H1は、メインコンベヤ50にて搬送する物品Wを第1出荷ラインコンベヤ61に分岐させるべく、搬送方向変換装置53の作動を制御する(ステップ#24)。
第1出荷ラインコンベヤ61にて搬送される物品Wが第1出荷ラインコンベヤ61の半双方向下流側単部に到達すると、搬送制御部H1は、物品WをカートCに積みつけるピッキング作業を行うように第1ピッキングロボット71の作動を制御する(ステップ#25)。
他方、ステップ#23において、搬送先(To)が第2ピッキング箇所であると判別すると(ステップ#23:N)、搬送制御部H1は、メインコンベヤ50にて搬送する物品Wを第2出荷ラインコンベヤ62に分岐させるべく、搬送方向変換装置54の作動を制御する(ステップ#26)。
第2出荷ラインコンベヤ62にて搬送される物品Wが第2出荷ラインコンベヤ62の半双方向下流側単部に到達すると、搬送制御部H1は、物品WをカートCに積みつけるピッキング作業を行うように第2ピッキングロボット72の作動を制御する(ステップ#27)。
なお、上記ステップ#12〜ステップ#27の処理においては、搬送IDにかかる搬送作業のすべてが完了する前に次の搬送IDにかかる搬送作業を開始するようになっている。
ステップ#25又はステップ#27の作業が完了すると、続いて、その搬送IDに対応する搬送要求情報が、その日に処理すべき搬送要求情報のうち最後のものであるか否かを判別し(ステップ#28)、最後の搬送要求情報であると判別すると(ステップ#28:Y)、一連の処理を完了する。
また、最後の搬送要求情報ではない場合(ステップ#28:N)、ステップ#12の知りに戻る。
本実施形態では、上述の上位管理装置H0と搬送制御部H1とが制御部に相当する。
すなわち、上位管理装置H0及び搬送制御部H1は、搬送要求情報により搬送対象となる複数の物品Wを予め指定された到達予定順序にて搬送先に搬送すべく、搬送台車M、レイヤコンベヤ20、リフタ30、出庫コンベヤ40、及び、メインコンベヤ50の作動を制御する。
そして、搬送制御部H1が、設定数の出庫用搬送部の状態として左側レイヤコンベヤ20L及び右側レイヤコンベヤ20Rにおける搬送未処理数を管理しており、左側レイヤコンベヤ20L及び右側レイヤコンベヤ20Rにおける搬送未処理数に基づいて、左側レイヤコンベヤ20L及び右側レイヤコンベヤ20Rのいずれに対して1次搬送物品を搬送するかを、設定判別基準として搬送未処理数が少ない出庫用搬送部を優先して選択する基準で決定し、その決定したレイヤコンベヤ20に1次搬送物品を搬送するべく搬送台車Mの作動を制御しするようになっている。
さらに、搬送制御部H1が、左側レイヤコンベヤ20L及び右側レイヤコンベヤ20Rの夫々についての、複数の単位出庫部における対応するレイヤコンベヤ20から物品Wを受け取る順序が、到達予定順序に従うように、レイヤコンベヤ20ならびにリフタ30及び出庫コンベヤ40の作動を制御する上流側合流制御と、2つの出庫コンベヤ40からメインコンベヤ50に合流させた物品Wが到達予定順序にてピッキング箇所に搬送されるように、出庫コンベヤ40及びメインコンベヤ50の作動を制御する下流側合流制御と、を実行するように構成されている。
また、本実施形態においては、第1ピッキング部及び第2ピッキング部が分岐搬送先に相当する。そして、図5、6における「到達先」が、分岐搬送先を示す分岐搬送先情報に相当する。つまり、搬送要求情報は、搬送先が複数の第1ピッキング部及び第2ピッキング部の何れであるかを示す到達先情報を有している。
また、本実施形態においては、搬送方向変換装置53、54が分岐搬送装置に相当する。
そして、ピッキング箇所は、搬送対象の複数の物品Wを第1ピッキング部又は第2ピッキング部に搬送する搬送方向変換装置53、54を有し、搬送制御部H1は、搬送要求情報に基づいて、当該搬送要求情報についての搬送対象の複数の物品Wを、到達先情報通りに第1ピッキング部又は第2ピッキング部に仕分ける形態で搬送すべく、レイヤコンベヤ20、リフタ30、出庫コンベヤ40、及び、メインコンベヤ50、及び、搬送方向変換装置53、54の作動を制御することになる。
また、本実施形態では、リフタ30が上流合流搬送部に相当し、その下流に位置する出庫コンベヤ40がバッファ搬送部に相当し、これらリフタ30及び出庫コンベヤ40が2次搬送部に相当する。
つまり、2次搬送部の夫々は、複数の単位出庫部の夫々のレイヤコンベヤ20から選択的に物品を受け取るリフタ30と、リフタ30の下流に設けられてリフタ30から受け取った物品Wを複数保持しかつリフタ30から物品Wを受け取った順序を維持してメインコンベヤ50に合流させる出庫コンベヤ40とを備えている。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の順序搬送システムの第2実施形態を説明するが、この第2実施形態は第1実施形態における自動倉庫Jをメインコンベヤ50の搬送方向に2つ並べて備えた点以外は、第1実施形態と同じ構成であるので、同一である点については説明を省略し、異なる点のみを説明する。
第2実施形態では、図14に示すように、単位出庫部群としての自動倉庫J1と、同じく単位出庫部群としての自動倉庫J2とが、メインコンベヤ50の搬送方向に沿って2つ設けられている。自動倉庫J1及び自動倉庫J2の構成は、第1実施形態で説明した自動倉庫Jと同様である。
そして、自動倉庫J1における左側出庫コンベヤ41Lと右側出庫コンベヤ41R、及び、自動倉庫J2における左側出庫コンベヤ42Lと右側出庫コンベヤ42Rの4つは、上流側から順に右側出庫コンベヤ41R、左側出庫コンベヤ41L、右側出庫コンベヤ42R、左側出庫コンベヤ42Lと並ぶように、夫々メインコンベヤ50の搬送方向に沿う異なる位置に接続されている。夫々の接続箇所には、搬送方向変換装置501〜504が設けられている。
すなわち、複数の単位出庫部と2つの出庫コンベヤ40とからなる自動倉庫Jが2つ設けられ、出庫コンベヤ40の夫々が、単一のメインコンベヤ50の搬送方向に沿う異なる位置に接続されている。
本実施形態においては、搬送制御部H1は、自動倉庫J1における左側リフタ31Lと右側リフタ31Rとをまとめて1つの合流部G1とみなして、その合流部G1において合流制御テーブルに従って物品Wを合流させるように、左側リフタ31L及び左側出庫コンベヤ41Lの作動、及び、右側リフタ31R及び右側出庫コンベヤ41Rの作動を制御するとともに、自動倉庫J2における左側リフタ32Lと右側リフタ32Rとをまとめて1つの合流部G1とみなして、その合流部G1において合流制御テーブルに従って物品Wを合流させるように、左側リフタ32L及び左側出庫コンベヤ42Lの作動、及び、右側リフタ32R及び右側出庫コンベヤ42Rの作動を制御する上流側合流制御を実行する。
また、本実施形態においては、搬送制御部H1は、メインコンベヤ50における、右側出庫コンベヤ41R、左側出庫コンベヤ41L、右側出庫コンベヤ42R、及び左側出庫コンベヤ42Lとの合流箇所を1つの合流部(図1において破線G2で示す)とみなして、その合流部G2において合流制御テーブルに従って物品Wを合流させるように、左側出庫コンベヤ40L又は右側出庫コンベヤ41R、左側出庫コンベヤ41L、右側出庫コンベヤ42R、及び左側出庫コンベヤ42L、メインコンベヤ50、及び、搬送方向変換装置501〜504の作動を制御する下流側合流制御を実行する。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の順序搬送システムの第3実施形態を説明する。
この第3実施形態では、走行レールに沿って走行移動自在なスタッカークレーンSCと、走行経路に沿って設けられて前面を対向させた物品収納棚が設けられ、スタッカークレーンSCによって物品収納棚から取り出された物品を出庫する2つの出庫用コンベヤ200が一対設けられた倉庫ARが複数(図15においては4つ)設けられている。
本実施形態では、出庫用コンベヤ200が出庫用搬送部に相当し、スタッカークレーンSCが1次搬送部に相当する。したがって、4つの倉庫AR1〜AR4の夫々が単位出庫部に相当し、倉庫AR1〜AR4によって、他に出庫部群としての自動倉庫Jが構成されている。
出庫用コンベヤ200は、倉庫AR1における左側出庫用コンベヤ201L、右側出庫用コンベヤ201Rから、倉庫AR4における左側出庫用コンベヤ204L、右側出庫用コンベヤ204Rまでの計8つ設けられることになる。
また、上記8つの出庫用コンベヤ200から選択的に物品を受け取って搬送する複数の搬送台車STが、環状の搬送経路80に沿って走行自在に備えられている。
本実施形態では、搬送台車STが2次搬送部及び合流搬送部に相当する。さらに、搬送経路80に隣接して、搬送先へ物品を搬送する合流搬送部としてのメインコンベヤ500の搬送上流端が設けられている。メインコンベヤ500の搬送方向に沿って、物品をカートCに積みつけるピッキング作業を行うピッキングロボット70(第1ピッキングロボット71又は第2ピッキングロボット72)に物品を搬送する出荷ラインコンベヤ600(第1出荷ラインコンベヤ601及び第1出荷ラインコンベヤ602)が分岐する状態で設けられている。なお、ピッキングロボット70にてピッキング作業を行う箇所をピッキング箇所と称する。
搬送制御部H1は、搬送要求情報により搬送対象となる複数の物品Wを予め指定された到達予定順序にて搬送先に搬送すべく、スタッカークレーンSC、出庫用コンベヤ200、搬送台車ST、及び、出荷ラインコンベヤ600の作動を制御する。
このとき、搬送制御部H1は、設定数の出庫用搬送部の状態として左側出庫用コンベヤ201L、202L、203L、204Lにおける搬送未処理数、及び、右側出庫用コンベヤ201R、202R、203R、204Rにおける搬送未処理数を管理しており、左側出庫用コンベヤ及び右側出庫用コンベヤにおける搬送未処理数に基づいて、左側出庫用コンベヤ又は右側出庫用コンベヤのいずれに対して1次搬送物品を搬送するかを、設定判別基準として搬送未処理数が少ない出庫用コンベヤ200を優先して選択する基準で決定し、その決定した出庫用コンベヤ200に1次搬送物品を搬送するべくスタッカークレーンSCの作動を制御しするようになっている。
さらに、搬送制御部H1が、左側出庫用コンベヤ及び右側出庫用コンベヤの夫々についての、複数の倉庫ARにおける対応する出庫用コンベヤ200から物品Wを受け取る順序が、到達予定順序に従うように、出庫用コンベヤ200ならびに搬送台車STの作動を制御する上流側合流制御と、搬送台車STにて受け取った物品Wが到達予定順序にてメインコンベヤ500に受け渡されるように搬送台車ST及びメインコンベヤ500の作動を制御する下流側合流制御と、を実行するように構成されている。
〔別実施形態〕
(1)上記第1又は第2実施形態では、2以上の設定数の出庫用搬送部として、左側レイヤコンベヤ20L及び右側レイヤコンベヤ20Rの2つのレイヤコンベヤを備える構成を説明したが、出庫用搬送部の数は3以上であってもよい。また、上記第3実施形態においても、出庫用搬送部を左側出庫用コンベヤ及び右側出庫用コンベヤの2つとする例を説明したが、出庫用コンベヤを3つ以上備える構成としてもよい。
この場合、設定判別基準を、3つ以上のレイヤコンベヤ又は出庫用コンベヤのうち、搬送未処理数が最も少ないものを優先して選択する基準とすることができる。
(2)上記第1〜第3実施形態では、物品の搬送を計画する上位管理装置H0と、各搬送装置の作動を制御する搬送制御部H1とを、異なるハードウェアとして構成する例を示したが、上位管理装置H0と搬送制御部H1とを同一のハードウェアで構成してもよい。
(3)上記第1〜第3実施形態では、搬送先として、2つのピッキング箇所を備える例を例示したが、これを1つ又は3つ以上のピッキング箇所としてもよい。
また、ピッキングロボット70を用いずに、作業員の手作業によってカートCに積み込みを行う構成でもよい。
(4)上記第1及び第2実施形態では、リフタと、その下流に接続され、複数の物品を保持し受取順に下流に受け渡す機能を有する出庫コンベヤと、によって2次搬送部を構成する例を示したが、2次搬送部をリフタのみとする構成でもよい。また、出庫コンベヤに、複数の物品を保持し受取順に下流に受け渡す機能を備えない構成とすることもできる。
(5)上記第1〜第3実施形態では、設定判別基準を、搬送要求情報に基づいて搬送が既に指令された搬送指令による搬送作業が未だ完了していない搬送未処理数が少ない出庫用搬送部を優先して選択する基準とする構成を例示したが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、搬送スピードを管理して搬送スピードの速い出庫用搬送部を優先して選択する基準としたり、故障しているか否かを管理して故障していない出庫用搬送部を選択する基準としてもよい。
(6)上記第1又は第2実施形態では、図13のフローチャートのステップ#13、14に示すように、搬送制御部H1が、搬送台車M1がレイヤコンベヤ20への渡し位置に到達したことを示す情報を台車制御部HMから受け取ると、続いて、左側レイヤコンベヤ20Lにおける搬送未処理数と右側レイヤコンベヤ20Rにおける搬送未処理数とのいずれが大であるかを判別し、搬送台車Mにから左側レイヤコンベヤ20L又は右側レイヤコンベヤ20Rのいずれに物品を卸すかを決定するように構成したが、このような構成に限定されるものではない。例えば、搬送制御部H1が、物品Wの搬送を開始すべく台車制御部HMに台車の作動を指令する直前に、左側レイヤコンベヤ20Lにおける搬送未処理数と右側レイヤコンベヤ20Rにおける搬送未処理数とのいずれが大であるかを判別して、搬送台車Mから左側レイヤコンベヤ20L又は右側レイヤコンベヤ20Rのいずれに物品を卸すかを決定しておき、その後、台車制御部HMに台車の作動を指令するように構成してもよい。
20 出庫用搬送部
30、40 2次搬送部
50 合流搬送部
H0、H1 制御部
J 単位出庫部群
M 1次搬送部
W 物品

Claims (5)

  1. 2以上の設定数の出庫用搬送部と前記設定数の出庫用搬送部のいずれかに物品を搬送する単一の1次搬送部とを備える単位出庫部の複数と、
    前記複数の単位出庫部の夫々における前記設定数の出庫用搬送部に対応する形態で、前記複数の単位出庫部の下流に設けられて、前記複数の単位出庫部における前記出庫用搬送部のいずれかから選択的に物品を受け取る前記設定数の2次搬送部と、
    前記設定数の2次搬送部の下流に設けられて、前記設定数の2次搬送部のいずれかから選択的に物品を合流させて、前記設定数の2次搬送部よりも下流に設定された搬送先に物品を搬送する単一の合流搬送部と、
    搬送要求情報により搬送対象となる複数の物品を予め指定された到達予定順序にて前記搬送先に搬送すべく前記1次搬送部、前記出庫用搬送部、前記2次搬送部、及び、前記合流搬送部の作動を制御する制御部と、が設けられた順序搬送システムであって、
    前記制御部は、
    前記1次搬送部にて前記到達予定順序に基づく順序で搬送される1次搬送物品について、前記単位出庫部の夫々における前記設定数の出庫用搬送部の状態に基づいて当該設定数の出庫用搬送部のいずれに対して前記1次搬送物品を搬送するかを設定判別基準に基づいて決定し、その決定した前記出庫用搬送部に前記1次搬送物品を搬送するべく前記1次搬送部の作動を制御し、
    前記設定数の前記2次搬送部の夫々についての、前記複数の単位出庫部における対応する前記出庫用搬送部から物品を受け取る順序が、前記到達予定順序に従うように、前記出庫用搬送部及び前記2次搬送部の作動を制御する上流側合流制御と、
    前記複数の2次搬送部から前記合流搬送部に合流させた物品が前記到達予定順序にて前記搬送先に搬送されるように前記2次搬送部及び前記合流搬送部の作動を制御する下流側合流制御と、を実行するように構成され
    前記制御部は、更に、前記搬送要求情報に基づいて各物品の搬送を担当する前記1次搬送部、前記設定数の出庫用搬送部、及び前記設定数の2次搬送部を割り当てた搬送データを生成し、当該搬送データを用いて各物品についての一連の搬送作業のうちどこまで完了したかを管理し、生成された前記搬送データのうち前記出庫用搬送部での搬送作業が未だ完了していない数である搬送未処理数を、前記出庫用搬送部の夫々について管理し、
    前記設定判別基準が、前記単位出庫部の夫々についての前記設定数の出庫用搬送部のうち、前記搬送未処理数が少ない出庫用搬送部を優先して選択する基準である順序搬送システム。
  2. 前記設定判別基準は、前記単位出庫部の夫々についての前記設定数の出庫用搬送部の前記搬送未処理数が等しい場合には、前記合流搬送部の搬送方向において搬送先により近い方の前記出庫用搬送部を優先して選択する基準である請求項1に記載の順序搬送システム。
  3. 前記複数の単位出庫部と前記設定数の前記2次搬送部とからなる単位出庫部群が複数設けられ、
    前記2次搬送部の夫々が、単一の前記合流搬送部の搬送方向に沿う異なる位置に接続されている請求項1又は2に記載の順序搬送システム。
  4. 前記搬送先は、前記搬送対象の複数の物品を複数の分岐搬送先に搬送する分岐搬送装置を有し、
    前記搬送要求情報は、前記搬送先が前記複数の分岐搬送先の何れであるかを示す分岐搬送先情報を有し、
    前記制御部は、前記搬送要求情報に基づいて、当該搬送要求情報についての前記搬送対象の複数の物品を、前記分岐搬送先情報通りに前記分岐搬送先に仕分ける形態で搬送すべく、前記出庫用搬送部、前記1次搬送部、前記2次搬送部、前記合流搬送部、及び、前記分岐搬送装置の作動を制御する請求項1〜3の何れか1項に記載の順序搬送システム。
  5. 前記2次搬送部の夫々は、前記複数の単位出庫部の夫々の前記出庫用搬送部から選択的に物品を受け取る上流合流搬送部と、前記上流合流搬送部の下流に設けられて前記上流合流搬送部から受け取った物品を複数保持しかつ前記上流合流搬送部から物品を受け取った順序を維持して前記合流搬送部に合流させるバッファ搬送部とを備える請求項1〜4の何れか1項に記載の順序搬送システム。
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