JP2002113344A - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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JP2002113344A
JP2002113344A JP2000305242A JP2000305242A JP2002113344A JP 2002113344 A JP2002113344 A JP 2002113344A JP 2000305242 A JP2000305242 A JP 2000305242A JP 2000305242 A JP2000305242 A JP 2000305242A JP 2002113344 A JP2002113344 A JP 2002113344A
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tank
stirring
stirring blade
blade
viscous material
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Hideo Ito
秀夫 伊藤
Hiroyuki Kuranaga
博之 倉永
Takafumi Eto
隆文 江藤
Masaharu Mita
正晴 三田
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Tominaga & Co Ltd
TOMINAGA BUSSAN KK
Sankyu Inc
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Tominaga & Co Ltd
TOMINAGA BUSSAN KK
Sankyu Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撹拌効率を上げて短時間で撹拌を行うことが
できる撹拌装置を提供する。 【解決手段】 タンク11の上方位置にある昇降可能な
撹拌ヘッド17に設けられた撹拌機構36は、タンク1
1内でタンク11の軸心を中心として公転すると共に自
転する遊星運動を行う第1、第2の回転軸51、52
と、第1の回転軸51に取付けられタンク11の内側半
径より最大回転直径が大きい大型撹拌羽根55と、第2
の回転軸52に取付けられ大型撹拌羽根55より最大回
転直径が小さい小型撹拌羽根56を有し、しかも大型撹
拌羽根55及び小型撹拌羽根56は、それぞれ第1、第
2の回転軸51、52を中心として、各々異なる方向に
捻って形成され、大型撹拌羽根55による粘性材料12
の軸方向の流れと小型撹拌羽根56による粘性材料12
の軸方向の流れが異なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撹拌羽根を遊星運
動させてタンク内の粘性材料を撹拌する撹拌装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、遊星歯車列を利用した粘性材
料の撹拌装置が使用されている。この装置は、例えば、
円筒形のタンクの軸心を中心として公転する遊星枠に取
付けられた矩形枠状の回転羽根を有していた。この回転
羽根にタンク内を公転しながら自転する遊星運動をさせ
ることによって、タンク内の粘性材料を撹拌していた。
回転羽根は、通常2〜3枚使用され、それぞれ同形状の
ものが使用されていた。また、回転羽根を捻って形成
し、撹拌される粘性材料を下方に押しつけるように構成
されたものもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の撹拌装置は、同形状の回転羽根を使用するため、タ
ンク内を公転させても同一の範囲内しか撹拌することが
できず、タンクの中央部や内周壁部に、また枠状の回転
羽根の内側部分に粘性材料が滞留することが多かった。
さらに、粘性材料は、ほとんど水平方向にしか循環せ
ず、このため粘性材料の混合等を行うためには、撹拌を
長時間行う必要があった。また、回転羽根を捻って形成
したものは、粘性材料を下方に押しつけるように回転す
るが、各回転羽根が粘性材料を下方に押しつけるように
移動させるため粘性材料の流れが不均一になると共に回
転羽根の回転時の抵抗が大きくなっていた。本発明はか
かる事情に鑑みてなされたもので、撹拌効率を上げて短
時間で撹拌を行うことができる撹拌装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る撹拌装置は、有底円筒形のタンク内の粘性材料を撹
拌する撹拌装置において、前記タンクの上方位置にある
昇降可能な撹拌ヘッドに設けられた撹拌機構は、前記タ
ンク内で該タンクの軸心を中心として公転すると共に自
転する遊星運動を行う第1、第2の回転軸と、該第1の
回転軸に取付けられ前記タンクの内側半径より最大回転
直径が大きい大型撹拌羽根と、前記第2の回転軸に取付
けられ前記大型撹拌羽根より最大回転直径が小さい小型
撹拌羽根を有し、しかも前記大型撹拌羽根及び前記小型
撹拌羽根は、それぞれ前記第1、第2の回転軸を中心と
して、各々異なる方向に捻って形成され、前記大型撹拌
羽根による前記粘性材料の軸方向の流れと前記小型撹拌
羽根による前記粘性材料の軸方向の流れが異なってい
る。
【0005】大きさの違う大型撹拌羽根及び小型撹拌羽
根を使用するので、タンク内の粘性材料の撹拌位置を変
え、効率よく撹拌することができ、短時間で撹拌を行う
ことができる。また、大型撹拌羽根及び小型撹拌羽根を
それぞれ異なる方向に捻って形成しているので、大型撹
拌羽根及び小型撹拌羽根の一方が粘性材料を上方に持ち
上げ、他方が粘性材料を下方に押しつけて、タンク内の
上下方向の撹拌を行うことができ、さらに効率よく撹拌
することができる。また、大型撹拌羽根及び小型撹拌羽
根の回転を逆にすると、大型撹拌羽根及び小型撹拌羽根
の一方が粘性材料を下方に押しつけ、他方が粘性材料を
上方に持ち上げる動きをする。羽根の大きさが異なるの
で、逆回転させることによって、異なる種類の撹拌を行
うことができ、粘性材料の滞留を少なくすることができ
る。ここで、前記撹拌機構に、その回転中心を前記タン
クの軸心に合わせ、前記タンクの内周面に当接して滞留
する粘性材料を掻き取るスクレーパを設けることも可能
である。スクレーパの回転速度は、大型撹拌羽根及び小
型撹拌羽根の公転速度と同じにすることが好ましく、装
置の構成を簡単にすることができる。かかる構成によっ
て、タンクの内周面に滞留している粘性材料をタンクの
中央側に寄せ、その後に通過する大型撹拌羽根及び小型
撹拌羽根でこれを撹拌することができるので、粘性材料
の滞留を少なくして効率よく撹拌することができる。
【0006】また、前記撹拌機構に、前記タンクの軸心
に合わせて前記撹拌ヘッドに下向きに設けられた回転駆
動軸と、該回転駆動軸に軸受を介して外嵌し、前記タン
クの上方に位置する撹拌ヘッドに固定された固定太陽歯
車と、前記回転駆動軸に固定された遊星枠とを設け、前
記大型撹拌羽根及び小型撹拌羽根が設けられた前記第
1、第2の回転軸を、前記遊星枠の両側に軸受を介して
取付け、しかも前記第1、第2の回転軸に、前記固定太
陽歯車にそれぞれ噛合する第1、第2の遊星歯車を設け
ることも可能である。回転駆動軸を回転させると、遊星
枠が回転駆動軸と共に回転し、遊星枠に設けられた第
1、第2の回転軸が回転駆動軸の回りを公転する。ま
た、第1、第2の回転軸に設けられた第1、第2の遊星
歯車が、それぞれ噛合する固定太陽歯車の周囲を公転す
ることによって、固定太陽歯車から力を受けて自転す
る。このようにプラネタリ型の遊星歯車列によって、第
1、第2の回転軸に取付けられた大型撹拌羽根及び小型
撹拌羽根は、公転しながら自転する遊星運動を確実に行
うことができ、回転駆動軸の回転速度を変化させること
によって撹拌速度を調整することができる。
【0007】さらに、前記大型撹拌羽根及び小型撹拌羽
根に、それぞれ中央に前記第1、第2の回転軸に固定さ
れるボスを備えた支持部と、該支持部の両側に垂下して
設けられ、前記粘性材料に軸方向の流れを発生させる対
となる螺旋状の側ブレード部と、対となる前記側ブレー
ド部の下端部を連結する底ブレード部とを設けることも
可能である。
【0008】大型撹拌羽根及び小型撹拌羽根のそれぞれ
の側ブレード部の形状は螺旋状に形成しているが、螺旋
状とは、粘性材料に軸方向の流れを発生させる形状をい
い、直線状、又は多数の平板を接続した形状も含まれ
る。螺旋状の側ブレード部がそれぞれ設けられているの
で、2組の側ブレード部の一方で粘性流体を上方に持ち
上げ、他方で粘性流体を下方に押しつけて上下方向の循
環流を形成することが可能となる。また、大型撹拌羽根
が自転したときに大型撹拌羽根の対となる側ブレード部
の間の内側部分には、円柱状の撹拌不十分な部分が形成
されるが、小型撹拌羽根の側ブレード部によって該円柱
状の部分を撹拌して、タンク内を均一に効率よく撹拌す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本
発明の理解に供する。図1〜図3に示すように、本発明
の一実施の形態に係る撹拌装置10は、有底円筒形のタ
ンク11内の粘性材料12を撹拌する装置である。以
下、詳しく説明する。まず、撹拌装置10の全体の構成
について説明する。撹拌装置10の基台13上には、真
空ポンプ14及び油圧ユニット15が設けられている。
また、基台13の端部には、外側ガイド筒25が立設さ
れ、外側ガイド筒25内には、昇降可能な内側ガイド筒
25aが設けられている。そして、内側ガイド筒25a
のさらに内側には、タンク11の上方位置にある撹拌ヘ
ッド17の昇降手段の一例である油圧シリンダ16が、
その基部を外側ガイド筒25に、先部を内側ガイド筒2
5aに固定して設けられている。油圧シリンダ16は、
図示しない配管を介して油圧ユニット15に接続されて
いる。また、外側ガイド筒25の側部には、筒状部材2
7が外側ガイド筒25に平行に設けられ、筒状部材27
内に挿入されて油圧シリンダ16のシリンダロッドと共
に上下動可能な回り止めロッド26が撹拌ヘッド17の
下部に設けられている。
【0010】油圧シリンダ16の上端部には、水平方向
に長い箱状の撹拌ヘッド17が昇降可能に設けられてい
る。撹拌ヘッド17の一端は、基台13の中央に向かっ
て伸び、他端は、基台13の外側に向かって伸びてい
る。撹拌ヘッド17の一端側の下部には、減速モータ1
8が設けられ、また、他端部には、下方に突出する回転
駆動軸19が設けられている。減速モータ18の回転軸
には、図示しないスプロケットが設けられ、該スプロケ
ットは、チェーン20及びスプロケット21を介して回
転駆動軸19と接続している。また、撹拌ヘッド17の
長手方向に直交する方向の一方側には、制御盤35が設
けられており、減速モータ18の速度の他、撹拌装置1
0全体の動作を制御することができる。回転駆動軸19
の周囲には、上下が開口した密閉接続筒23が、その直
径をその下部に接続されるタンク11の直径に合わせる
と共に、上端のフランジに設けられたシール部材22を
介して撹拌ヘッド17に取付けられている。密閉接続筒
23の側部には、斜め下方を目視可能な覗き窓24が設
けられている。一方、基台13の外側ガイド筒25の密
閉接続筒23側の側部には、タンク11の外径より少し
大きな内径を有し、中心角が180度程度の円弧状に形
成され、タンク11の周囲を水平方向に沿って半分程度
迄囲むことが可能なガイドバー28が設けられている。
ガイドバー28の両端部には、タンク11に接続する位
置決め部材29、30がそれぞれ設けられている。
【0011】次に、撹拌装置10に接続される移動可能
なタンク11について説明する。タンク11は、例え
ば、直径400〜800mmで、高さが300〜700
mmの有底円筒形のものを使用することができる。タン
ク11の側壁部34a及び底部35aは、外側をジャケ
ットで覆った2重構造になっており、内部に加熱空気や
加熱油を流して、粘性材料12に熱を伝達し、撹拌装置
10による粘性材料12の撹拌を助けることができる。
タンク11の底部35aには、進行方向を変更可能な転
動車輪31と従動車輪32がそれぞれ2つずつ設けられ
ている。転動車輪31と従動車輪32には、それぞれ固
定可能にストッパーが設けられている。タンク11の撹
拌ヘッド17の長手方向に直交する方向の両側部には、
ガイドバー28の位置決め部材29、30にそれぞれ接
続される位置決め用ブラケット33がそれぞれ設けられ
ている。また、タンク11の位置決め用ブラケット33
が設けられた方向とは異なる方向の側部には、搬送用の
把手34が設けられている。かかる構成によって、タン
ク11の外周部を撹拌装置10のガイドバー28の内周
部分に当接させ、位置決め用ブラケット33をガイドバ
ー28の位置決め部材29、30に接続することによっ
て、タンク11と撹拌装置10を簡単かつ確実に固定す
ることができる。また、タンク11の底部35aには、
上下に貫通した図示しない材料排出口が設けられてお
り、処理後の粘性材料12を簡単に取り出すことができ
る。図1に示すように、タンク11は、密閉接続筒23
にシール部材38及び図示しないボルト等の固定部材を
介して密封状態で固定することができる。
【0012】次に、図1を参照して、撹拌装置10の昇
降可能な撹拌ヘッド17の他端側に設けられた回転駆動
軸19と共に撹拌機構36を構成する各部材について説
明する。まず、プラネタリ型に接続された遊星歯車列3
7について説明する。回転駆動軸19は、その軸心をタ
ンク11の軸心に合わせて、撹拌ヘッド17に固定筒4
6を介して下向きに設けられている。固定筒46は、タ
ンク11の上方に位置する撹拌ヘッド17にシール部材
41を介して固定されると共に、回転駆動軸19に軸受
39、39a、40、40a及びシール部材42〜45
を介して外嵌されている。固定筒46の下部には、固定
太陽歯車47が外嵌して固定されている。固定筒46の
下部から下方に突出する回転駆動軸19の下部には、そ
の両側に2つずつの軸受49、50を介して第1、第2
の回転軸51、52をそれぞれ支持した遊星枠48が固
定されている。そして、遊星枠48から上方に突出する
第1、第2の回転軸51、52の上端部には、固定太陽
歯車47にそれぞれ噛合する第1、第2の遊星歯車5
3、54が設けられている。
【0013】遊星歯車列37は、固定太陽歯車47、遊
星枠48、及び第1、第2の遊星歯車53、54によっ
て構成されている。回転駆動軸19が回転すると、遊星
枠48が回転駆動軸19と一体的に回転し、遊星枠48
に支持された第1、第2の回転軸51、52が回転駆動
軸19の回りを旋回する。以下、第1、第2の回転軸5
1、52のこの運動を公転という。第1、第2の回転軸
51、52が公転すると、第1、第2の遊星歯車53、
54が、固定太陽歯車47に噛合した状態で固定太陽歯
車47の回りを転動し、第1、第2の回転軸51、52
は、その軸心回りに回転する。以下、第1、第2の回転
軸51、52のこの運動を自転という。かかる構成によ
って、第1、第2の回転軸51、52は、回転駆動軸1
9の回転によってタンク11内をタンク11の軸心を中
心として公転しながら自転する遊星運動を行う。回転駆
動軸19によって第1、第2の回転軸51、52は、例
えば、40rpm以下の所定の回転数で公転しながら、
120rpm以下の所定の回転数で自転することができ
る。
【0014】次に、図1、図4、図7を参照して、第
1、第2の回転軸51、52に設けられて撹拌機構36
を構成する大型撹拌羽根55及び小型撹拌羽根56につ
いて説明する。タンク11の内側半径より最大回転直径
が大きい大型撹拌羽根55は、中央に第1の回転軸51
に固定されるボス57aを備えた支持部57と、支持部
57の両側に垂下して設けられ、粘性材料12に軸方向
の流れを発生させる対となる螺旋状の側ブレード部5
9、60と、対となる側ブレード部59、60の下端部
を連結する底ブレード部58とを有している。一方、大
型撹拌羽根55より最大回転直径が小さい小型撹拌羽根
56は、中央に第2の回転軸52に固定されるボス61
aを備えた支持部61と、支持部61の両側に垂下して
設けられ、粘性材料12に軸方向の流れを発生させる対
となる螺旋状の側ブレード部63、64と、対となる側
ブレード部63、64の下端部を連結する底ブレード部
62とを有している。
【0015】大型撹拌羽根55及び小型撹拌羽根56の
板状に形成された各支持部57、61は、タンク11の
上端より上方位置で、それぞれの長手方向を80〜10
0度ずらして設けられており、撹拌されて上方に持ち上
げられる粘性材料12に直接触れないように構成されて
いる。
【0016】横置きにした三角柱状に形成された底ブレ
ード部58、62の下端は、タンク11の底部35aに
それぞれ近接して設けられており、各底ブレード部5
8、62の2箇所の斜面部には、摺動性のよい、例え
ば、弗素樹脂を配合したプラスチックからなる摺動プレ
ート65、65aが、摺動プレート65、65aの下端
をタンクの11の底部35aの上面に当接させるように
取付けられている。大型撹拌羽根55及び小型撹拌羽根
56を回転させると、摺動プレート65、65aがタン
ク11の底部35aの上面を摺動して粘性材料12を掻
き取ることができる。各側ブレード部59、60、6
3、64の外側端部及び側ブレード部59、60の内側
端部には、面取りが形成されており、かかる構成によっ
て、各側ブレード部59、60、63、64は、容易に
回転できると共に、粘性材料12を滑らかにかき混ぜて
気泡の発生を抑えることができる。大型撹拌羽根55
は、側ブレード部59、60をタンク11の内周面70
に近接させて回転する。また、小型撹拌羽根56は、大
型撹拌羽根55及びタンク11の内周面70に隙間をあ
け、粘性材料12の抵抗が少ない状態で回転している。
【0017】図4に示すように、大型撹拌羽根55及び
小型撹拌羽根56が軸心を変えずにそれぞれ自転したと
すると、大型撹拌羽根55及び小型撹拌羽根56は二点
鎖線で示す環状の軌跡66、67をそれぞれ描く。この
とき、大型撹拌羽根55の描く軌跡66の内側には、枠
状に形成された側ブレード部59、60の内側部分に形
成される円柱状の未撹拌部分68が残る。大型撹拌羽根
55及び小型撹拌羽根56は、実際には公転しながら自
転するが、タンク11内を公転する大型撹拌羽根55の
軸心付近は撹拌されにくく、粘性材料12が滞留しやす
い状態になっている。本実施の形態においては、小型撹
拌羽根56が描く環状の軌跡67が、大型撹拌羽根55
の描く軌跡66より小さいので、大型撹拌羽根55及び
小型撹拌羽根56が公転することによって、小型撹拌羽
根56の側ブレード部63、64は、未撹拌部分68を
確実に撹拌することができ、タンク11内の粘性材料1
2を一様に効率よく撹拌して、撹拌終了までの装置の運
転時間を短縮することができる。また、大型撹拌羽根5
5及び小型撹拌羽根56は、それぞれ第1、第2の回転
軸51、52を中心として、各々異なる方向に捻って形
成されているので、大型撹拌羽根55及び小型撹拌羽根
56が自転することによって、タンク11内の粘性材料
12は、第1、第2の回転軸51、52の軸方向に沿っ
てそれぞれ逆方向に搬送される。すなわち、大型撹拌羽
根55及び小型撹拌羽根56のうち一方側の粘性材料1
2は上方に搬送され、他方側の粘性材料12は、タンク
11の底部35aに押しつけられる。かかる構成によっ
て、タンク11内に上下方向の循環流を形成し、タンク
11内の粘性材料12をさらに効率よく撹拌することが
できる。なお、回転駆動軸19を逆回転させることによ
って、大型撹拌羽根55及び小型撹拌羽根56をそれぞ
れ逆回転させ、逆方向の循環流を形成することができ
る。
【0018】次に、図5、図6を参照して、撹拌機構3
6の遊星枠48に設けられた摺動性のよい、例えば、弗
素樹脂を配合したプラスチックからなるスクレーパ69
について説明する。平板状のスクレーパ69は、その回
転中心をタンク11の軸心に合わせ、回転駆動軸19と
共に公転し、タンク11の内周面70に当接して滞留す
る粘性材料12を掻き取ることができる。スクレーパ6
9は、遊星枠48の外側に設けられたブラケット71、
ブラケット71の外側端部から鉛直下方に向けて設けら
れた取付け板72を介して着脱及び角度調整可能に設け
られている。図6に示すように、タンク11の内周面7
0に対するスクレーパ69のすくい角θ1は、例えば、
20〜70度に設定されている。なお、回転駆動軸19
を逆回転させるときは、スクレーパ69を、ブラケット
71から取外してブラケット71の中心線に対して反転
させて取付けることができる。また、スクレーパ69を
ブラケット71ごと遊星枠48から取外し、回転駆動軸
19の軸心に対して逆側に取付けることも可能である。
【0019】図4に示すように、小型撹拌羽根56は、
タンク11の内周面70の内側に間隔をあけて公転す
る。また、大型撹拌羽根55は、螺旋状に形成された側
ブレード部59、60を有しているが、図1に示すよう
に、タンク11の内周面70に近接するのは、大型撹拌
羽根55の側ブレード部59、60の上下方向の一部の
みである。従って、タンク11の内周面70には、粘性
材料12が滞留する場合がある。スクレーパ69を使用
することによって、タンク11の内周面70に滞留する
粘性材料12を掻き取り、掻き取った粘性材料12をタ
ンク11の中心側に移動させることによって、撹拌を促
進させ、短時間で撹拌を行うことができる。
【0020】次に、撹拌装置10の使用状態について説
明する。まず、撹拌ヘッド17を上昇させた状態でタン
ク11内に粘性材料12を所定量投入し、次いで、密閉
接続筒23がタンク11のフランジ面に接触するまで撹
拌ヘッド17を下降させる。次に、タンク11のジャケ
ット内に温風や温油を通過させるが、加熱せずにそのま
ま使用してもよい。そして、タンク11内の空気を真空
ポンプ14で吸引して、減速モータ18を作動させる。
すると、大型撹拌羽根55及び小型撹拌羽根56の遊星
運動を行い、粘性材料12の撹拌を行う。大型撹拌羽根
55及び小型撹拌羽根56は、遊星運動を行いながら粘
性材料12を上下にも循環させ、効率よく撹拌を行う。
真空ポンプ14を使用しているので、粘性材料12に混
入する気泡を効率よく除去しながら短時間で作業を終え
ることができる。所定時間撹拌を行い、覗き窓24から
内部の状態を確認した後、減速モータ18を停止させ、
タンク11への温風や温油の通過と真空ポンプ14での
タンク11内の減圧を止め、撹拌ヘッド17を上昇さ
せ、タンク11を取外す。かかる構成によって、短時間
で粘性材料12の撹拌を行うことができた。以上、本発
明に係る実施の形態について説明してきたが、本発明
は、前記実施の形態に限定されるものではなく、例え
ば、大型撹拌羽根55及び小型撹拌羽根56を1枚ずつ
使用した場合について説明したが、それぞれ2枚以上使
用してもよく、また、一方を1枚、他方を2枚使用する
ことも可能である。また、スクレーパ69を2台以上使
用することも可能である。
【0021】
【発明の効果】請求項1〜4記載の撹拌装置において
は、大きさの違う大型撹拌羽根及び小型撹拌羽根を使用
するので、タンク内の粘性材料を効率よく撹拌すること
ができ、短時間で撹拌を行うことができる。また、大型
撹拌羽根及び小型撹拌羽根をそれぞれ異なる方向に捻っ
て形成しているので、大型撹拌羽根及び小型撹拌羽根の
一方が粘性材料を上方に持ち上げ、他方が粘性材料を下
方に押しつけて、タンク内の上下方向の撹拌を行うこと
ができ、さらに効率よく撹拌することができる。特に請
求項2記載の撹拌装置においては、撹拌機構に、スクレ
ーパを設けるので、タンクの内周面に滞留している粘性
材料をタンクの中央側に寄せ、その後に通過する大型撹
拌羽根及び小型撹拌羽根でこれを撹拌することができ、
粘性材料の滞留を少なくして効率よく撹拌することがで
きる。
【0022】請求項3記載の撹拌装置においては、撹拌
機構に、固定太陽歯車と、遊星枠と、第1、第2の遊星
歯車を設けているので、プラネタリ型の遊星歯車列によ
って、第1、第2の回転軸に取付けられた大型撹拌羽根
及び小型撹拌羽根に、公転しながら自転する遊星運動を
確実に行わせることができ、回転駆動軸の回転速度を変
化させることによって撹拌速度を調整することができ
る。そして、請求項4記載の撹拌装置においては、螺旋
状の側ブレード部がそれぞれ設けられているので、2組
の側ブレード部の一方で粘性流体を上方に持ち上げ、他
方で粘性流体を下方に押しつけて上下方向の循環流を形
成することが可能となる。また、大型撹拌羽根が自転し
たときに大型撹拌羽根の対となる側ブレード部の間の内
側部分には、円柱状の撹拌不十分な部分が形成される
が、小型撹拌羽根の側ブレード部によって該円柱状の部
分を撹拌して、タンク内を均一に効率よく撹拌すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る撹拌装置にタンク
を接続した状態の部分正断面図である。
【図2】同撹拌装置の正面図である。
【図3】同撹拌装置の右側面図である。
【図4】同撹拌装置の部分平断面図である。
【図5】同撹拌装置のスクレーパの取付け状態を示す説
明図である。
【図6】同撹拌装置のスクレーパの取付け状態を示す説
明図である。
【図7】同撹拌装置の大型撹拌羽根及び小型撹拌羽根の
説明図である。
【符号の説明】
10:撹拌装置、11:タンク、12:粘性材料、1
3:基台、14:真空ポンプ、15:油圧ユニット、1
6:油圧シリンダ、17:撹拌ヘッド、18:減速モー
タ、19:回転駆動軸、20:チェーン、21:スプロ
ケット、22:シール部材、23:密閉接続筒、24:
覗き窓、25:外側ガイド筒、25a:内側ガイド筒、
26:回り止めロッド、27:筒状部材、28:ガイド
バー、29、30:位置決め部材、31:転動車輪、3
2:従動車輪、33:位置決め用ブラケット、34:把
手、34a:側壁部、35:制御盤、35a:底部、3
6:撹拌機構、37:遊星歯車列、38:シール部材、
39、39a、40、40a:軸受、41〜45:シー
ル部材、46:固定筒、47:固定太陽歯車、48:遊
星枠、49、50:軸受、51:第1の回転軸、52:
第2の回転軸、53:第1の遊星歯車、54:第2の遊
星歯車、55:大型撹拌羽根、56:小型撹拌羽根、5
7:支持部、57a:ボス、58:底ブレード部、5
9、60:側ブレード部、61:支持部、61a:ボ
ス、62:底ブレード部、63、64:側ブレード部、
65、65a:摺動プレート、66、67:軌跡、6
8:未撹拌部分、69:スクレーパ、70:内周面、7
1:ブラケット、72:取付け板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01F 15/00 B01F 15/00 B (72)発明者 江藤 隆文 福岡県北九州市八幡西区紅梅2丁目9−16 −417 (72)発明者 三田 正晴 東京都中央区日本橋本町2丁目6番3号 富永物産株式会社内 Fターム(参考) 4G035 AB41 4G037 DA21 DA23 EA04 4G078 AA26 AB00 BA05 BA07 CA01 CA05 CA15 CA19 DA28 DA30 DB05 DB08 DB10 DC10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底円筒形のタンク内の粘性材料を撹拌
    する撹拌装置において、前記タンクの上方位置にある昇
    降可能な撹拌ヘッドに設けられた撹拌機構は、前記タン
    ク内で該タンクの軸心を中心として公転すると共に自転
    する遊星運動を行う第1、第2の回転軸と、該第1の回
    転軸に取付けられ前記タンクの内側半径より最大回転直
    径が大きい大型撹拌羽根と、前記第2の回転軸に取付け
    られ前記大型撹拌羽根より最大回転直径が小さい小型撹
    拌羽根を有し、しかも前記大型撹拌羽根及び前記小型撹
    拌羽根は、それぞれ前記第1、第2の回転軸を中心とし
    て、各々異なる方向に捻って形成され、前記大型撹拌羽
    根による前記粘性材料の軸方向の流れと前記小型撹拌羽
    根による前記粘性材料の軸方向の流れが異なっているこ
    とを特徴とする撹拌装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の撹拌装置において、前記
    撹拌機構には、その回転中心を前記タンクの軸心に合わ
    せ、前記タンクの内周面に当接して滞留する粘性材料を
    掻き取るスクレーパが設けられたことを特徴とする撹拌
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の撹拌装置におい
    て、前記撹拌機構は、前記タンクの軸心に合わせて前記
    撹拌ヘッドに下向きに設けられた回転駆動軸と、該回転
    駆動軸に軸受を介して外嵌し、前記タンクの上方に位置
    する撹拌ヘッドに固定された固定太陽歯車と、前記回転
    駆動軸に固定された遊星枠とを有し、前記大型撹拌羽根
    及び小型撹拌羽根が設けられた前記第1、第2の回転軸
    は、前記遊星枠の両側に軸受を介して取付けられ、しか
    も前記第1、第2の回転軸には、前記固定太陽歯車にそ
    れぞれ噛合する第1、第2の遊星歯車が設けられている
    ことを特徴とする撹拌装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の撹
    拌装置において、前記大型撹拌羽根及び小型撹拌羽根
    は、それぞれ中央に前記第1、第2の回転軸に固定され
    るボスを備えた支持部と、該支持部の両側に垂下して設
    けられ、前記粘性材料に軸方向の流れを発生させる対と
    なる螺旋状の側ブレード部と、対となる前記側ブレード
    部の下端部を連結する底ブレード部とを有していること
    を特徴とする撹拌装置。
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