JP2002112437A - グロメット - Google Patents

グロメット

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JP2002112437A JP2000300712A JP2000300712A JP2002112437A JP 2002112437 A JP2002112437 A JP 2002112437A JP 2000300712 A JP2000300712 A JP 2000300712A JP 2000300712 A JP2000300712 A JP 2000300712A JP 2002112437 A JP2002112437 A JP 2002112437A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体パネルの貫通穴に一方向の押し込みある
いは引き込みで係止するワンモーショングロメットにお
いて、係止力を低減する。 【解決手段】 長さ方向の両側に設ける第1小径筒部と
第2小径筒部の間に拡径筒部を設け、該拡径筒部は第2
小径筒部側の端面面より肉抜部を設けて、外筒と第2小
径筒部に連続する内筒とに分岐させ、かつ、上記外筒の
外周面に傾斜壁と垂直壁とを対向して突設させて車体係
止凹部を設け、上記傾斜部の基端位置を上記肉抜部の奥
端より外方に位置させると共に、上記垂直壁の内方の位
置する上記肉抜部の開口側は、外周面を開口端側が広が
るように傾斜させ、かつ、上記内筒外周面に外筒の倒れ
込み防止用の凸部を軸線方向に沿った全長 に設けて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグロメットに関し、
詳しくは、自動車に配索するワイヤハーネスに組みつけ
て、車体パネルの貫通穴に装着し、貫通穴の挿通部分に
おけるワイヤハーネスの保護および防水、防塵を図るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のエンジンルームから車室
内へ配索されるワイヤハーネスにはグロメットを装着し
て、エンジンルームと車室とを仕切る車体パネルの貫通
穴にグロメットを取り付けて、貫通穴を通るワイヤハー
ネスの保護およびエンジンルーム側から車室への防水、
防塵、遮音を図っている。
【0003】この種のグロメットとして、車体パネルの
貫通穴にグロメットを一方向より押し込むだけで、グロ
メットの外周に設けた車体係止凹部が貫通穴の周縁に係
止される所謂ワンモーショングロメットが提供されてい
る。該ワンモーショングロメットは取付作業性が良い利
点があり、例えば、図7に示すワンモーショングロメッ
トが実開平4−42982号において提供されている。
【0004】上記グロメット1は両側の小径筒部2、3
の間に拡径筒部4を設け、該拡径筒部4の外周面に車体
係止凹部5を設け、該車体係止凹部の内周側に肉抜部6
を設けた構成とされている。上記グロメット1はエンジ
ンルーム(X)側から車室(Y)側へと矢印Q方向に押
し込まれ、その際、車体係止凹部5の傾斜壁5aが肉抜
部6により内側に撓むことにより、車体パネル8の貫通
穴9を通過できるようにしており、通過後に傾斜壁5a
が原状に復帰し、他側壁5bとの間で車体パネル8に係
止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したグロメット1
では、貫通穴9への押し込み時に傾斜壁5aの変形を容
易とするために、上記肉抜部6は開口6aより車体係止
凹部5の内側部を越えて延在し、その奥側では外周側へ
と屈曲して、肉抜部6の奥端6bが車体係止凹部5の溝
底面5cと略同一位置まで回り込むようにされている。
【0006】しかしながら、肉抜部6を上記構成とする
と、押し込み時に、肉抜部6の奥端6bが位置する拡径
筒部4の外周面4aに車体パネル8に当接した時点で、
傾斜壁5aの基部の外周側の肉厚が内周側の肉厚よりも
薄くなっているため、傾斜壁5aが外方へと変形し易や
すい。このように、傾斜壁5aを内側に変形せずに外方
へと変形すると、図7(B)に示すように、車体パネル
8の押込側の壁面8aに傾斜壁5aが当接してしまい、
グロメット1を貫通穴9に挿通させにくくなる。 即
ち、傾斜壁5aを内側へと変形させ易くするために設け
た肉抜部6により、傾斜壁5aが逆方向の外方へと変形
してしまい、貫通穴9へのグロメット1の挿通作業性が
悪くなり、大きな挿入力を要することとなる問題があ
る。
【0007】また、車体パネルの貫通穴が長円形状の場
合、小径筒部3は通常円形であるため、肉抜部6は長軸
側は大となり短軸側は小さくなる。長軸側の肉抜部が大
きくなる過ぎると、該肉抜部に車体係止凹部を設けた周
壁が入り込んで貫通穴を突き抜けてしまう問題がある。
【0008】なお、グロメットは車体パネルの貫通穴に
押し込む場合に限らず、引き込みの場合にも、車体係止
凹部の側壁内部に肉抜部を設けて、凹部の側壁を内側に
撓み易くした場合、さらに、貫通穴が長円形状で車体係
止凹部を設けた拡径筒部が長円形状に限らず、貫通穴が
円形で拡径筒部も円形である場合にも、肉抜部を設ける
と内側に倒れ込み過ぎて、貫通穴を突き抜ける問題が生
じる。
【0009】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、車体パネルの貫通穴へのグロメット押し込み時
に、車体係止凹部の側壁を容易且つ確実に内側に変形さ
せて、グロメットの取付作業性の向上を図ると共に、車
体係止凹部が貫通穴を突き抜けることなく、確実に車体
パネルに係止されるようにすることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、自動車用ワイヤハーネスに外装した状態
で車体パネルの貫通穴に係止するゴムまたはエラストマ
ー製のグロメットであって、長さ方向の両側に設ける第
1小径筒部と第2小径筒部の間に拡径筒部を設け、上記
拡径筒部には、第2小径筒部側の端面より肉抜部を設け
て、外筒と第2小径筒部に連続する内筒とに分岐させ、
かつ、上記外筒の外周面に傾斜壁と垂直壁とを対向して
突設させて車体係止凹部を設け、上記傾斜部の基端位置
を上記肉抜部の奥端より外方に位置させると共に、上記
垂直壁の内方の位置する上記肉抜部の開口側は、外周面
を開口端側が広がるように傾斜させ、かつ、上記内筒外
周面に外筒の倒れ込み防止用の凸部を軸線方向に沿って
設けていることを特徴とするグロメットを提供してい
る。
【0011】上記グロメットでは、車体パネルと当接す
る傾斜壁の基端位置を、肉抜部よりの奥端よりも外径側
に位置させているため、前記した従来例のように、傾斜
壁が外方へと変形して車体パネルに当たることはなく、
傾斜壁は肉抜部側の内側へ変形して、押し込み作業をス
ムーズに行うことができる。かつ、上記傾斜壁が肉抜部
の内側へ変形する時、肉抜部の開口側を広げているた
め、傾斜部を設けた外筒が肉抜部側へと容易に変形させ
ることができる。よって、ワンモーショングロメットに
おいて、低挿入力でグロメットを車体パネルに装着する
ことができる。
【0012】上記のように、肉抜部を設けて撓み易くす
ることによりグロメットを低い挿入力で車体パネルの貫
通穴に通すことができる一方、該肉抜部の内筒外周面に
倒れ込み防止用の凸部を設けているため、車体係止凹部
を設けた外筒が肉抜部に倒れこみ過ぎた時、凸部に当接
して、グロメットが貫通穴を突きぬけることを防止でき
る。
【0013】車体パネルの貫通穴が長円形状の場合、上
記拡径筒部の外筒は断面長円形状となり、ワイヤハーネ
スを挿通する内筒は断面円形であるため、長軸側におい
て内筒と外筒の隙間は広くなり、短軸側では狭くなる。
よって、上記倒れ込み防止用の凸部は長軸側に当たる内
筒の外周面に設け、該凸部先端と外筒内周面の間隔が、
短軸側の内筒外周面と外筒内周面の間隔と略同一となる
ように設定している。
【0014】上記のように、グロメットの拡径部が長円
形状である場合、肉抜部は長軸側の空間は大となるが、
長軸側の内筒外周面に凸部を設けているため、車体係止
凹部を設けた外筒が肉抜部側へ変形した時に凸部により
変形量を規制し、車体係止凹部が内方へ変形し過ぎて、
車体パネルの貫通穴を突き抜けてしまうことを防止して
いる。このように、外筒の内方への倒れ込みを記載して
いるため、外筒の外広がりとなった部分に対応する箇所
では、凸部の突出量を大としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1に示すように、第1実施形態の
グロメット10はゴムまたはエラストマーで一体成形し
ており、挿入側前部の第1小径筒部11、後部小径筒部
12の間に拡径筒部13を連続させた形状である。該グ
ロメット10を係止する車体パネルの貫通穴は長円形状
とされているため、拡径筒部13も長円形状の環状とし
ている。
【0016】上記グロメット10には、小径筒部11、
拡径筒部13、小径筒部12と連続する筒部の中心軸線
Lに沿ってワイヤハーネスW/Hの電線群Wを挿通さ
せ、小径筒部11、12の内周面に電線群を密着させた
状態でテープTを巻きつけて固定し、拡径筒部13の内
周面と電線群Wの間には密閉された遮音用空間Sを設け
る構成としている。上記グロメット10をワイヤハーネ
スW/Hに装着した状態で、エンジンルーム(X)から
車体パネル8の貫通穴9に矢印Qで示すように押し込ん
で、ワンモーションで、拡径筒部3の外周面に設けた車
体係止凹部16を貫通穴9の周縁に係止させるようにし
ている。
【0017】上記拡径筒部13は、第1小径筒部11と
連続して傾斜して拡径する円錐部13aと、該円錐部1
3に連続する大径部13bとからなる。大径部13b
は、その内周面13b−1を第2小径筒部12に向かっ
て縮径すると共に、外周面13b−2は微小角度で後端
に向かって拡径するように傾斜させ、略同径な直線状と
している。
【0018】上記大径部13bには、その後端面13b
−3に開口する肉抜部15を環状に設け、該肉抜部15
により大径部13bを外筒cと内筒13dとに分岐し、
内筒13dを第2小径筒部12に連続させている。
【0019】上記外筒13cには、上記のように、車体
係止凹部16を突設している。該車体係止凹部16は、
大径部外周面13b−2より突出させた傾斜壁16a
と、該傾斜壁16aと対向する垂直壁16bとを備え、
これら傾斜壁16aと垂直壁16bの間を溝底面16c
としており、よって、溝底面16cは大径部外周面13
b−2(外筒外周面)の位置となっている。上記垂直壁
16bは傾斜壁16cよりも突出すると共に外筒後端ま
で達する厚肉としている。
【0020】上記垂直壁16bの内方に位置する肉抜部
15の開口側15aは、その外周面15a−1を外向き
に広げると共に、内周面15a−2は真っすぐとして第
2小径筒部12の外周面に連続させて、断面略台形状と
している。一方、傾斜壁16aの内方に位置する肉抜部
奥側15bは、外周面15b−1は開口側外周面15a
−1と連続させて真っすぐとし、内周面15b−2を外
周方向に傾斜させて断面略三角形状としている。即ち、
肉抜部奥側15bは、前記従来例のように外周側に傾斜
させておらず、よって、車体係止凹部16の溝底面16
cより内側に位置させている。
【0021】上記開口側15aと奥側15bとの境界は
車体係止凹部16の溝底面16cと対応する位置とし、
かつ、奥側15bの奥端位置P1は、上記傾斜壁16c
の基端位置P2よりも奥側へ位置させている。
【0022】さらに、肉抜部15は、内筒13dが円環
状で、外筒13cが長円状であるため、肉抜部15は長
軸側の両側15xの隙間が大きく、直交する短軸側の両
側15yの隙間が狭くなっている。上記長軸側の隙間寸
法を短軸側の隙間寸法Dと略同様とするため、内筒13
dの外周面(即ち、肉抜部15の内周面)には、軸線方
向の全長に沿って、一対の凸部20を肉抜部15の奥端
から開口端にかけて形成している。即ち、凸部20の先
端と外筒の内周面との寸法Eを上記寸法Dと略同一とし
ている(D≒E)。また、上記凸部20は開口側の突出
量を大として、外広がりとなる外筒との隙間Eを所定寸
法以下としている。
【0023】上記隙間寸法D、Eは、外筒13cが肉抜
部15内に倒れ込み、短軸側では内筒13dの外周面、
長軸側では凸部20の先端に当接した最大変形時におい
ても、垂直壁16bの外径が車体パネル8の貫通穴9の
内径よりも大として、貫通穴9を通過できない寸法とし
ている。
【0024】上記第1、第2小径筒部11、12には先
端より一対に大きな切り込み11a、12aを設けてい
る一方、第2小径筒部12には、大径部13bの内筒1
3dと連続する部分の内周面に環状のリブ12bを設け
ている。
【0025】上記構成のグロメット10をワイヤハーネ
スW/Hに図5に示すように取り付けて、車体パネル8
の貫通穴9にエンジンルーム(X)から車室(Y)に押
し込むグロメット装着作業について説明する。
【0026】グロメット10を貫通穴9に第1小径筒部
11から押し込むと、貫通穴9の内径は大径部13bの
外径と略同一であるため、大径部13bに達するまで簡
単に通すことができる。大径部13bに達すると貫通穴
9の内周面に慴接しながら通過する。
【0027】図4に示すように、大径部外周面より突設
した車体係止凹部16の傾斜壁16aが車体パネル8に
当たると、肉抜部15の奥端P1を支点として外筒13
cが肉抜部15側に入り込むように内側に変形する。こ
の時、外筒13cの後端側の厚肉の垂直壁16bの内側
に変形することとなるが、肉抜部開口側15aは広いた
めに、外筒13cは内側への変形を許容する。
【0028】このように車体パネル8に傾斜壁16aが
当たると、外筒13cが内側へ変形するため、傾斜壁1
6aは貫通穴9を低い挿入力で容易に通過させることが
できる。かつ、上記通過時において、傾斜壁16aに車
体パネル8が当たると、まず、内筒13dが内側に変形
して、外筒13cを外方に変形させることはなく、傾斜
壁16aに車体パネル8が当接すると、必ず、外筒13
cが内側に変形して貫通穴8を通過する。
【0029】しかも、外筒13cが肉抜部15内に倒れ
込むように変形した時、長軸側の隙間は大きいが、凸部
20により変形が抑制される。この凸部20に当接した
変形量は、短軸側の最大変形量と同様となる。外筒13
cが最大に変形して凸部20に当接した状態でも、垂直
壁16bの外径は貫通穴9の内径よりも大であるため、
垂直壁16bが貫通穴9を突き抜けることはなく、垂直
壁を車体パネル9の挿入側壁面9aに当接させることが
できる。
【0030】上記傾斜壁16aが貫通穴9を通過すると
原状に戻り、傾斜壁16aと垂直壁16bの間の車体パ
ネル8を挟持し、溝底面16cに貫通穴9の内周面を当
接させた状態でグロメット10は車体パネル8に取り付
けられる。
【0031】このように、グロメット10をエンジンル
ーム側の一方向Qからの押し込みのワンモーションで、
車体パネル8の貫通穴9に挿通させた状態で係止でき
る。なお、グロメット10を車室側より引き込む場合も
同様の作用となる。
【0032】図6は第2実施形態のグロメット10’を
示し、車体パネルの貫通穴が円形(真円形)である場合
に対応し、拡径筒部13は円環形状で、外筒13cも断
面円形となる。肉抜部15を挟んで対応する断面円形の
内筒13dと外筒13cとの隙間は全周にわたって同一
であるが、内筒13dの外周面には全周にわたって倒れ
防止用の凸部20を設けている。上記構成とすると、貫
通穴への挿入時に外筒13cが内側に倒れ込み過ぎて貫
通穴を突き抜けてしまうことを確実に防止できる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わるグロメットは、車体パネルと当接して内側へ変
形させる傾斜壁の基端位置より肉抜部の位置を内径側に
設定しているため、傾斜壁が必ず肉抜部側の内方へと変
形し、グロメット押し込み作業あるいは引き込み作業を
低挿入力でスムーズに行うことができる。かつ、肉抜部
は、その開口側を広くしているため、車体係止凹部を形
成する傾斜壁と垂直壁を設けた外筒部を肉抜部へと容易
に変形させることができ、グロメット取付時に要する挿
入力をより低減させることができる。
【0034】しかも、肉抜部の存在により拡径筒部の外
筒が倒れこみ過ぎる場合には、凸部で係止しているた
め、グロメットが車体パネルの貫通穴を突き抜けてしま
うことを防止できる。特に、車体パネルの貫通穴が長円
形状で、グロメットに設ける肉抜部が長円形状となり、
長軸側の肉抜部の隙間が大きくなっても、内筒より凸部
を設けているため、車体係止凹部を突設した外筒の倒れ
込みを規制できる。よって、車体係止凹部に車体パネル
を係止できず、グロメットが貫通穴を突き抜けてしまう
ことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態のグロメットの断面図
である。
【図2】 上記グロメットの右側面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 (A)(B)は要部拡大図である。
【図5】 上記グロメットの車体パネルへの装着状態を
示す断面図である。
【図6】 本発明の第二実施形態のグロメットの右側側
面図である。
【図7】 (A)(B)は従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
8 車体パネル 9 貫通穴 10 グロメット 11 第1小径筒部 12 第2小径筒部 13 拡径筒部 13a 円錐部 13b 大径部 13c 外筒 13d 内筒 15 肉抜部 15a 開口側 15b 奥側 16 車体係止凹部 16a 傾斜壁 16b 垂直壁 20 凸部 W/H ワイヤハーネス W 電線群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用ワイヤハーネスに外装した状態
    で車体パネルの貫通穴に係止するゴムまたはエラストマ
    ー製のグロメットであって、 長さ方向の両側に設ける第1小径筒部と第2小径筒部の
    間に拡径筒部を設け、 上記拡径筒部には、上記2小径筒部側の端面より肉抜部
    を設けて、外筒と第2小径筒部に連続する内筒とに分岐
    させ、かつ、上記外筒の外周面に傾斜壁と垂直壁とを対
    向して突設させて車体係止凹部を設け、上記傾斜部の基
    端位置を上記肉抜部の奥端より外方に位置させると共
    に、上記垂直壁の内方の位置する上記肉抜部の開口側
    は、外周面を開口端側が広がるように傾斜させ、かつ、 上記内筒外周面に外筒の倒れ込み防止用の凸部を軸線方
    向に沿って設けていることを特徴とするグロメット。
  2. 【請求項2】 上記拡径筒部の外筒は断面長円形状であ
    ると共に内筒は断面円形であり、上記倒れ込み防止用の
    凸部は長軸側に当たる内筒の外周面に設け、該凸部先端
    と外筒内周面の間隔が、短軸側の内筒外周面と外筒内周
    面の間隔と略同一となるように設定している請求項1に
    記載のグロメット。
  3. 【請求項3】 上記凸部は、肉抜部の開口端側では突出
    量を大としている請求項1または請求項2に記載のグロ
    メット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012235642A (ja) * 2011-05-06 2012-11-29 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメット
JP2013531332A (ja) * 2010-05-05 2013-08-01 タイコ エレクトロニクス アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク シール部材
KR101320002B1 (ko) 2013-08-20 2013-10-21 현대코퍼레이션 주식회사 차량 배선용 그로밋

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