JP2002111641A - 疑似ランダムパターン発生回路間の同期検出方法及び同期検出装置 - Google Patents

疑似ランダムパターン発生回路間の同期検出方法及び同期検出装置

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JP2002111641A
JP2002111641A JP2000293649A JP2000293649A JP2002111641A JP 2002111641 A JP2002111641 A JP 2002111641A JP 2000293649 A JP2000293649 A JP 2000293649A JP 2000293649 A JP2000293649 A JP 2000293649A JP 2002111641 A JP2002111641 A JP 2002111641A
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Keiji Negi
啓二 根木
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数のビット誤り評価回路を持つビット誤り
評価装置において、それぞれのビット誤り評価回路内の
基準の疑似ランダムパターン発生回路の同期を検出する
のに、疑似ランダムパターンの周期が長くなったとして
も、同期検出時間が長くならない疑似ランダムパターン
発生回路の同期検出方法を提供する。 【解決手段】 各ビット誤り評価回路に、固定の疑似ラ
ンダムパターン設定値を設定する疑似ランダムパターン
設定回路(8a,8b)と、疑似ランダムパターン位相差検出
回路(10a,10b)を設け、各ビット誤り評価回路毎に、疑
似ランダムパターン位相差検出回路において、前記基準
の疑似ランダムパターンと、前記固定の疑似ランダムパ
ターン設定値との位相差を検出して得た出力を同期検出
回路に与えて、同期の有無を検出する、複数の疑似ラン
ダムパターン発生回路(6a,6b)間の同期を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビット誤り評価装
置に係わり、詳細には、送信装置から受信装置(図示せ
ず)に送られてきた疑似ランダムパターン(以下、PN
パターンという)と、受信装置におけるPNパターン発
生回路の発生する基準の疑似ランダムパターンとを比較
するビット評価において、基準のPNパターン発生回路
が正常に動作しているかを検出するPNパターン発生回
路の同期検出方法に関するものである。
【0002】通信用デバイス、伝送装置、伝送線路等の
受信信号のビット誤りを評価するビット評価装置におい
ては、受信信号と、受信装置内部で発生する基準信号が
比較され、誤っているビットが検出される。例えば、送
信装置で発生したPNパターンが、デバイス、あるいは
伝送装置等を経由して受信装置で受信され、この受信さ
れたPNパターンと受信装置内に持つ基準のPNパター
ン発生回路の発生する基準のPNパターンとが比較さ
れ、誤っているビットが検出される。
【0003】PNパターンを使用する誤り測定において
は、受信データと受信装置内部の基準のPNパターン発
生回路より発生させたPNパターンを比較し、一致しな
いビットを検出して誤り測定を行う。この時、誤り測定
を正確に行うためには、受信データに同期したPNパタ
ーンを受信装置内で発生させる必要がある。このため
に、受信したPNパターンを基準のPNパターンを発生
するPNパターン発生回路に一度、ラッチ動作を行い、
PNパターンを発生させる。ラッチ動作を行った時に、
受信データが誤った値に設定されてしまうと、基準のP
Nパターン発生回路は、正常に出力されなくなり、正確
なビット誤り評価ができなくなる。このため、基準のP
Nパターン発生回路が正常に動作しているかどうかを監
視する必要がある。
【0004】高速化、小型化のために、基準のPNパタ
ーン発生回路は、複数基準のPNパターン発生回路で構
成されることがあるが、その場合には、基準のPNパタ
ーン発生回路が正常に動作しているかどうかを監視する
項目として、それぞれの基準のPNパターン発生回路が
同期して動作しているかどうかを検出する必要がある。
本発明は、PNパターンの誤り測定装置において、受信
パターンをラッチして、動作を開始する基準のPNパタ
ーン発生回路が、複数の基準のPNパターン発生回路で
構成されるもので、それぞれの基準のPNパターン発生
回路が同期して、正常に動作しているかを検出する方法
に関するものである。
【0005】
【従来の技術】図5に、従来技術によるPNパターン発
生回路の同期検出方法による回路のブロック図を示す。
図5において、1は受信データ入力端子、2はラッチ信
号入力端子、3はクロック入力端子、4は同期検出結果
出力端子、5aは第1の遅延回路、5bは第2の遅延回
路、6aは第1の基準のPNパターン発生回路、6bは
第2の基準のPNパターン発生回路、7aは第1のビッ
ト誤り検出回路、7bは第2のビット誤り検出回路、8
aは第1のPNパターン設定回路、8bは第2のPNパ
ターン設定回路、9aは第1のビット誤りカウンタ回
路、9bは第2のビット誤りカウンタ回路、30aは第
1のパターン一致検出回路、30bは第2のパターン一
致検出回路、31aは第1のビット誤り評価回路、31
bは第2のビット誤り評価回路、32は同期検出回路で
ある。
【0006】PNパターンのビット評価回路は、基準の
PNパターン発生回路、該基準のPNパターン発生回路
での遅延したクロック数だけ受信データを遅らせる遅延
回路、PNパターン発生回路と遅延回路の出力するデー
タを比較してビット誤りの数だけパルスを出力するビッ
ト誤り検出回路、ビット誤り検出回路の出力するパルス
をカウントするビット誤りカウンタにより構成される。
一般に、ビット誤り評価装置においては、シリアルで入
力される受信データをパラレル信号に変換して、より遅
いクロック周波数で信号処理が行われる。そのため、受
信データ入力端子には、図示されていないS・P変換回
路によって、ビット誤り評価装置にパラレル信号に変換
された信号が入力される。
【0007】このとき、受信データ入力端子のパラレル
ビット数が大きくなると、複数のPNビット評価回路を
用いて、ビット誤りの評価を行うことになる。図5のブ
ロック図においては、例として、2つのビット誤り評価
回路31a、31bで構成されている。2つのビット誤
り評価回路31a、31bには、受信データ入力端子1
に入力されたn本のパラレルデータは、2ビットごとに
サンプリングしたデータが入力される。すなわち、第1
のビット誤り評価回路31aには、パラレル信号のビッ
ト1、ビット3、ビット5、・・・が入力され、第2の
ビット誤り評価回路31bには、パラレル信号のビット
2、ビット4、ビット6、・・・が入力さる。これは、
PNパターンは、等間隔でサンプリングしたパターン
が、PNパターンになるという性質によるものである。
【0008】第1のビット誤り評価回路31aに入力さ
れた受信信号は、弟1の遅延回路5a、弟1の基準のP
Nパターン発生回路6aに入力される。弟1の基準のP
Nパターン発生回路6aは、受信データと同期をとるた
めに、ラッチ信号入力端子2に入力される信号により、
受信データ入力端子1からデータを取り込み、その後、
取り込んだデータから、PNパターンを発生する。第1
の遅延回路5aでは、弟1の基準のPNパターン発生回
路の遅延分だけ、受信データを遅延させる。
【0009】弟1のビット誤り検出回路7aは、弟1の
遅延回路5aから出力される受信データと弟1の基準の
PNパターン発生回路6aから出力される基準のPNパ
ターンとを比較し、誤り数だけパルスを出力する。ビッ
ト誤りカウンタ9aでは、弟1のビット誤り検出回路7
aの出力するパルスをカウントする。弟1のPNパター
ン一致検出回路30aは、弟1のPNパターン設定回路
8aの出力と弟1の基準のPNパターン発生回路6aの
出力を比較し、一致している場合、パルスを出力する。
弟1のPNパターン設定回路8aには、PNパターン
の一部のパターンが設定されている。PNパターンは、
周期性があり、また、あるビット以上連続したビット列
は、1周期内に一カ所にしか存在しないという性質があ
る。そのため、弟1のPNパターン設定回路8aのビッ
ト数mをあるビット数以上に設定すれば、弟1のPNパ
ターン一致検出回路に出力されるパルスは、1周期に1
パルス出力する。
【0010】ここまで、第1のビット評価回路31aに
ついて、説明したが、第2のビット評価回路31bも第
1のビット評価回路31aと同様の動作をする。複数
(この場合は2つ)のビット評価回路を用いるビット評
価装置は、2つのビット誤り評価回路が正常に動作して
いるかを確認する必要がある。2つのビット誤り評価回
路が正常に動作しているときには、内部のPNパターン
発生回路は、それぞれの出力を交互に取り込んだ場合、
PNパターンが生成されるように出力している。このよ
うな状態を同期して動作しているという。
【0011】上記図5に示す如き、従来技術によるPN
パターン発生回路の同期検出方法としては、PNパター
ンが同期して動作している時には、2つのPNパターン
一致検出回路30a、30bには、同じタイミングで一
致検出パルスを出力するように、PNパターン設定回路
8a、8bに設定される。そして、同期検出回路32
は、それぞれのパターン一致検出回路30a、30bか
ら出力されるパルスのタイミングを監視し、同タイミン
グでパルスが出力されたとき、同期検出信号を同期検出
結果出力4に出力するようにしている。
【0012】次に、図6のタイミングチャートを用い
て、図5のブロック図に示される回路の動作を説明す
る。図6のタイミングチャートでは、説明のために、P
NパターンのそれぞれのビットをPN(1)、PN
(2)、PN(3)、・・・と記載する。また、受信デ
ータ入力端子1は、16ビットのパラレル信号で入力さ
れているとし、第1のPNパターン設定回路8aには、
PN(1)、PN(3)、PN(5)、・・・、PN
(15)、第二のPNパターン設定回路8bには、PN
(2)、PN(4)、PN(6)、・・・、PN(1
6)が設定されているとする。
【0013】まず、受信データ入力端子1、クロック入
力端子3に、それぞれ16ビットのパラレルデータ、ク
ロックが入力される。第1のPNパターン発生回路6a
には、受信データを2ビット毎にサンプリングしたPN
(1)、PN(3)、PN(5)、・・・が入力され
る。また、第1のPNパターン発生回路6bには、他の
受信データを2ビット毎にサンプリングしたPN
(2)、PN(4)、PN(6)、・・・が入力され
る。ラッチ信号入力端子2にラッチ信号が入力される
と、その時に受信データに入力されているパターン、す
なわち、PN(17)〜PN(32)がそれぞれのPN
パターン発生回路6a、6bに、設定される。その後、
PNパターン発生回路は、受信データと同期したパター
ンを出力する。
【0014】PNパターン設定回路8a、8bに設定さ
れているパターンとPNパターン発生回路からのパター
ンとがパターン一致検出回路30a、30bに出力され
ると、パターン一致回路30a、30bは両パターンが
一致しているときには、パルスを出力する。同期検出回
路は、2つのパルスが同時に出力されていることで、同
期検出結果出力端子に、同期検出信号を出力する。従来
の技術のPNパターン発生回路の同期検出方法は、PN
パターン発生回路6a、6bの出力をPNパターン設定
回路8a、8bのパターンと比較して、PNパターンの
1周期中に1パルス出力されるパルスを生成する。そし
て、それぞれのパルスが同タイミングで出力されている
かどうかを監視することにより、PNパターン発生回路
が同期して動作しているかを検出することにより行って
いた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
PNパターン発生回路の同期検出方法は、受信データ入
力端子に入力されるデータが、ラッチ信号入力端子の信
号により、PNパターン発生回路に取り込まれ、基準の
PNパターンが生成される。基準のPNパターン発生回
路が複数のPNパターン発生回路で構成されている場
合、ラッチ信号が入力されたときに、受信データに誤り
があれば、あるPNパターン発生回路は、間違ったPN
パターンで回路が動作することになり、他のPNパター
ン発生回路と同期して動作していない状態になる。この
とき、基準のPNパターン発生回路は、正確なPNパタ
ーンを出力していないため、正確な誤り測定が行われて
いないことになる。
【0016】上記のように、従来のPNパターン発生回
路の同期検出方法は、基準のPNパターン発生回路の出
力するパターンとあらかじめPNパターン設定回路に設
定されているPNパターンをパターン一致検出回路が比
較して、一致したらパルスを出力する。そして、同期検
出回路で、それぞれのパターン一致検出回路が出力する
パルスのタイミングが同時であることを検出する事によ
り、それぞれのPNパターン誤り評価回路内の基準PN
パターン発生回路が同期していて、正確な誤り評価が行
われていると判断される。このとき、パターン一致検出
回路が出力するパターン一致検出パルスの周期は、PN
パターンの周期に依存し、PNパターンの1周期に1パ
ルスである。したがって、それぞれのPNパターン発生
回路の同期判定が行われるのは、PNパターン周期中に
1回だけである。よって、PNパターンの周期が長くな
ればなるほど、PNパターン発生回路の同期検出に多く
の時間が必要になるという問題があった。そこで、本発
明の課題は、複数のPNパターン発生回路の同期して動
作していることを、PNパターンの周期が長くなったと
しても、短時間に検出するPNパターン発生回路の同期
検出方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、ラッチ信号に応じて、受信データを取り込み、基
準の疑似ランダムパターン発生し、遅延回路によって遅
延された受信データとを比較することによってビット誤
り評価を行うビット誤り評価回路を少なくとも2個以上
備えるビット誤り評価装置において、各ビット誤り評価
回路に、固定の疑似ランダムパターン設定値を設定する
疑似ランダムパターン設定回路と、疑似ランダムパター
ン位相差検出回路を設け、各ビット誤り評価回路毎に、
疑似ランダムパターン位相差検出回路において、前記基
準の疑似ランダムパターンと、前記固定の疑似ランダム
パターン設定値との位相差を検出して得た出力を同期検
出回路に与えて、同期の有無を検出することによって、
基準のPNパターン発生回路に受信データを取り込み直
後から、位相差出力端子に、固定のPNパターンからの
位相差が出力される。そして、それらの値を監視するこ
とにより、それぞれのPNパターン発生回路から正しい
PNパターンが出力され、同期して動作していることが
検出できる。よって、周期が長いPNパターンにおいて
も、瞬時に、それぞれのPNパターン発生回路が同期し
て動作していることを検出できる。(請求項1)
【0018】また、前記ビット誤り評価回路に設定され
ている固定の疑似ランダムパターン設定値は、それぞれ
のビット誤り評価回路により異なり、それぞれの固定の
疑似ランダムパターンを受信データに対応するデータの
並びで取り出したときのパターンが正規の疑似ランダム
パターンとすることによって、固定のPNパターン設定
値は、複数の基準のPNパターン発生回路が、出力する
パターンが正規のPNパターンを出力しているときに、
同じ位相差結果を出力するように設定される。そのた
め、位相差結果出力を監視することにより、それぞれの
PNパターン発生回路が、同期して動作していることを
検出できる。(請求項2)
【0019】また、前記同期検出回路は、前記複数のビ
ット誤り評価回路のそれぞれの位相差出力端子に出力さ
れる値を比較して、すべての値が一致したときに、基準
の疑似ランダムパターンは同期状態にあると判定し、同
期検出結果信号を出力することによって、同期検出回路
は、すべての位相差出力端子の値を比較し、一致を監視
するように構成される。一致判定は、瞬時に行われるの
で、周期の長いPNパターン発生回路においても、それ
ぞれのPNパターン発生回路が、同期して動作している
ことを短時間で検出できる。(請求項3)また、前記疑
似ランダムパターン位相差検出回路では、前記基準の疑
似ランダムパターンと前記固定の疑似ランダムパターン
設定値を、予め2つのパターンの位相差が記憶されてい
るメモリのアドレスに入力することによって、位相差を
検出することによって、簡単な構成で2つのパターンの
位相差が検出できる。(請求項4)
【0020】また、ラッチ信号に応じて、受信データを
取り込み、基準の疑似ランダムパターン発生し、遅延回
路によって遅延された受信データとを比較することによ
ってビット誤り評価を行うビット誤り評価回路を少なく
とも2個以上備えるビット誤り評価装置において、各ビ
ット誤り評価回路に、固定の疑似ランダムパターン設定
値を設定する疑似ランダムパターン設定回路と、疑似ラ
ンダムパターン位相差検出回路と、同期検出回路を設
け、各ビット誤り評価回路毎の疑似ランダムパターン位
相差検出回路において、前記基準の疑似ランダムパター
ンと、前記固定の疑似ランダムパターン設定値との位相
差を検出して得た出力を同期検出回路に与えて、同期の
有無を検出することによって、複数の疑似ランダムパタ
ーン発生回路間の同期を検出する構成とすることによっ
て、基準のPNパターン発生回路に受信データを取り込
み直後から、位相差出力端子に、固定のPNパターンか
らの位相差が出力される。そして、それらの値を監視す
ることにより、それぞれのPNパターン発生回路に正し
いPNパターンが設定され、同期して動作していること
が検出でき、周期が長いPNパターンにおいても、瞬時
に、それぞれのPNパターン発生回路が同期して動作し
ていることを検出できる同期検出装置が得られる。(請
求項5)
【0021】また、前記ビット誤り評価回路に設定され
ている固定の疑似ランダムパターン設定値は、それぞれ
のビット誤り評価回路により異なり、それぞれの固定の
疑似ランダムパターンを受信データに対応するデータの
並びで取り出したときのパターンが正規の疑似ランダム
パターンとして、固定のPNパターン設定値は、複数の
基準のPNパターン発生回路が、出力するパターンが正
規のPNパターンを出力しているときに、同じ位相差結
果を出力するように設定される。そのため、位相差結果
出力を監視することにより、PNパターン発生回路間の
同期を検出するが同期検出装置が構成できる。(請求項
6)
【0022】また、前記同期検出回路は、前記複数のビ
ット誤り評価回路のそれぞれの位相差出力端子に出力さ
れる値を比較して、すべての値が一致したときに、基準
の疑似ランダムパターンは同期状態にあると判定し、同
期検出結果信号を出力することによって、すべての位相
差出力端子の値を比較し、一致を監視するように構成さ
れる。一致判定は、瞬時に行われるので、周期の長いP
Nパターン発生回路においても、それぞれのPNパター
ン発生回路が、同期して動作していることを短時間で検
出できる同期検出装置が得られる。(請求項7)また、
前記疑似ランダムパターン位相差検出回路では、前記基
準の疑似ランダムパターンと前記固定の疑似ランダムパ
ターン設定値を、予め2つのパターンの位相差が記憶さ
れているメモリのアドレスに入力して、位相差を検出で
きるので、簡単な構成で2つのパターンの位相差を検出
する構成を実現できる。(請求項8)
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明について、図面を参
照して説明する。図1に、本発明によるPNパターン発
生回路の同期検出方法による回路のブロック図を示す。
図1において、1は受信データ入力端子、2はラッチ信
号入力端子、3はクロック入力端子、4は同期検出結果
出力端子、5aは第1の遅延回路、5bは第2の遅延回
路、6aは第1のPNパターン発生回路、6bは第2の
PNパターン発生回路、7aは第1のビット誤り検出回
路、7bは第2のビット誤り検出回路、8aは第1のP
Nパターン設定回路、8bは第2のPNパターン設定回
路、9aは第1のビット誤りカウンタ回路、9bは第2
のビット誤りカウンタ回路、10aは第1のPNパター
ン位相差検出回路、10bは第2のPNパターン位相差
検出回路、11aは第1のビット誤り評価回路、11b
は第2のビット誤り評価回路、12は同期検出回路であ
る。
【0024】図1で、図5と同じ記号で記載した回路
は、図5と同じ動作をする。したがって、それらの回路
にブロックについての説明は省略する。ラッチ信号によ
り、受信データがラッチされ、PNパターンを出力する
と、PN位相差検出回路10a、10bは、それぞれ、
PNパターン発生回路8a、8bに設定されているパタ
ーンから、PNパターン発生回路が出力しているパター
ンが何クロックずれているか、すなわち、位相差を出力
する。PNパターン位相差検出回路の構成例について、
図2に示す。図2において、PNパターン設定回路8
a、8bからのPNパターン設定入力及び、PNパター
ン発生回路6a、6bからのPNパターン入力は、メモ
リ21のアドレス入力に入力される。そして、あらかじ
め、メモリには、例えば、アドレス番地が、PN(1)、PN
(3)・・PN(15)、PN(1)、PN(3)・・PN(15)には0、ア
ドレス番地が、PN(1)、PN(3)・・PN(15)、PN(2)、P
N(4)・・PN(16)には1、というようにそれぞれの位相差
が保存されている。そして、PNパターンは、あるビット
数以上連続したパターンは、1周期中に1個所しか存在
しないという性質があるため、アドレス入力にビット数
を大きくとれば、あらかじめ設定するデータは一意に決
まるので、2つの位相差がメモリのデータ出力から容易
に出力することができる。
【0025】次に、PNパターン発生回路6a、6bか
らのPNパターンの同期を検出する方法について説明す
る。PNパターン設定回路8a、8bに、従来例と同じ
ように、それぞれのPNパターン設定回路のパターンを
1ビットずつ交互に取り出したときに、PNパターンと
なるようなパターン設定すると、それぞれのPNパター
ン発生回路6a、6bが同期しているときに、2つの位
相差検出回路10a、10bの出力には同じ値の位相差
結果が出力される。同期検出回路12では、それぞれの
位相差結果出力の値を比較して、一致していれば、同期
を検出し、同期検出結果端子4に同期信号を出力する。
【0026】次に、図3のタイミングチャートを用い
て、図1の本発明によるPNパターン発生回路の同期検
出方法のブロック図の動作を説明する。図6のタイミン
グチャートと同様に、説明のために、PNパターンのそ
れぞれのビットをPN(1)、PN(2)、PN
(3)、・・・と記載する。また、受信データ入力端子
1は、16ビットのパラレル信号で入力されていると
し、第1のPNパターン設定回路8aには、PN
(1)、PN(3)、PN(5)、・・・、PN(1
5)、第二のPNパターン設定回路8bには、PN
(2)、PN(4)、PN(6)、・・・、PN(1
6)が設定されているとする。
【0027】まず、受信データ入力端子1、クロック入
力端子3に、それぞれ16ビットのパラレルデータ、ク
ロックが入力される。第1のPNパターン発生回路6a
には、受信データを2ビット毎にサンプリングしたPN
(1)、PN(3)、PN(5)、・・・が入力され
る。また、第1のPNパターン発生回路6bには、他の
受信データを2ビット毎にサンプリングしたPN
(2)、PN(4)、PN(6)、・・・が入力され
る。ラッチ信号入力端子2にラッチ信号が入力される
と、その時に受信データに入力されているパターン、す
なわち、PN(17)〜PN(32)がそれぞれのPN
パターン発生回路6a、6bに、設定される。その後、
PNパターン発生回路6a、6bは、受信データと同期
したパターンを出力する。PNパターン位相差検出回路
10a、10bは、PNパターン設定回路8a、8bに
設定されているパターンとPNパターン発生回路6a、
6bが出力しているパターンの位相差を出力する。
【0028】ここでは、まず、第1のPNパターン位相
差検出回路10aは、PNパターン設定回路8aに設定
されているパターンPN(1)、PN(3)、PN
(5)、・・・とPNパターン発生回路6aが出力して
いるパターンPN(17)、PN(19)、PN(2
1)、・・・の位相差として、16を出力する。また、
第2のPNパターン位相差検出回路10bも同様に、P
Nパターン設定回路8bに設定されているパターンPN
(2)、PN(4)、PN(6)、・・・とPNパター
ン発生回路6bが出力しているパターンPN(18)、
PN(20)、PN(22)、・・・の位相差として、
16を出力する。同期検出回路12は、2つの位相差結
果が一致していることを検出して、同期信号を同期結果
出力端子4に出力する。
【0029】次に、ラッチ信号が入力した時に、受信デ
ータが誤って入力されてきて、弟2のPNパターン発生
回路が誤動作した場合の例を図4のタイミングチャート
に示す。このタイミングチャートでは、ラッチ信号が入
力されたとき、受信データの内、PN(20)にビット
誤りを起こして、notPN(20)として、入力され
ている。第1のPNパターン発生回路6aは、ラッチ信
号により、PN(17)、PN(19)、PN(2
1)、・・・が取り込まれ、以後、続きのPNパターン
を発生する。
【0030】一方、第2のPNパターン発生回路6b
は、ラッチ信号により、PN(18)、notPN(2
0)、PN(22)、・・・が取り込まれる。このと
き、取り込まれるPNパターンに誤りが含まれているた
め、第2のPNパターン発生回路6bは、別のPNパタ
ーン(例えば、PN(35)、PN(37)・・PN(4
9))が入力されたとして認識して、別のPNパターン
からスタートする。タイミングチャートでは、例とし
て、ラッチ取り込み後には、PN(51)、PN(5
3)、PN(55)、・・・を出力するとしている。
【0031】第1のPNパターン位相差検出回路10a
は、第1のPNパターン設定回路8aに設定されている
パターンPN(1)、PN(3)、PN(5)、・・・
とPNパターン発生回路6aが出力しているパターンの
位相差として、16、32、48を出力する。また、第
2のPNパターン位相差検出回路10bも同様に、PN
パターン設定回路8bに設定されているパターンPN
(2)、PN(4)、PN(6)、・・・と第2のPN
パターン発生回路6bが出力しているパターン位相差と
して、ラッチしたPN(18)、notPN(20)、・
・PN(32)というパターンにビット誤りがあるた
め、上記の如く別のPNパターン(例えば、PN(3
5)、PN(37)・・PN(49))が入力されたとして
PNパターン発生回路が認識して動作する。したがっ
て、PNパターンPN(35)、PN(37)・・PN(4
9)は、基準のPNパターン PN(1)、PN(3)
・・PN(15)とは、位相差が34あるので、34を
第2の位相差検出回路は出力する。同様に、PNパター
ンPN(51)、PN(53)・・PN(65)に対し
ては位相差50、PNパターンPN(67)、PN(6
9)・・PN(81)に対しては、位相差66を出力す
る。このように、同期検出回路12は、2つの位相差結
果が不一致であるため、同期信号を同期結果出力端子4
に出力しない。
【0032】本発明のPNパターン発生回路の同期検出
方法では、それぞれのビット誤り評価回路に内部のPN
パターンが出力しているパターンがあらかじめ設定され
ているPNパターンとの位相差が出力されている。そし
て、同期検出回路では、各位相差出力を一致を検出する
ことにより、内部PNパターン発生回路の同期を検出
し、ビット誤りが正確に行われているかを検出する。位
相差結果は、ラッチ信号により、受信信号が取り込ま
れ、PNパターン発生回路が動作した直後から、出力さ
れている。そのため、同期検出は常に行われており、P
Nパターンの周期が長くなっても、同期判定に時間がか
かることはない。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に記載
の発明によれば、ラッチ信号に応じて、受信データを取
り込み、基準の疑似ランダムパターン発生し、遅延回路
によって遅延された受信データとを比較することによっ
てビット誤り評価を行うビット誤り評価回路を少なくと
も2個以上備えるビット誤り評価装置において、各ビッ
ト誤り評価回路に、固定の疑似ランダムパターン設定値
を設定する疑似ランダムパターン設定回路と、疑似ラン
ダムパターン位相差検出回路を設け、各ビット誤り評価
回路毎に、疑似ランダムパターン位相差検出回路におい
て、前記基準の疑似ランダムパターンと、前記固定の疑
似ランダムパターン設定値との位相差を検出して得た出
力を同期検出回路に与えて、同期の有無を検出すること
によって、基準のPNパターン発生回路に受信データを
取り込み直後から、位相差出力端子に、固定のPNパタ
ーンからの位相差が出力される。そして、それらの値を
監視することにより、それぞれのPNパターン発生回路
に正しいPNパターンが設定され、同期して動作してい
ることが検出できる。よって、周期が長いPNパターン
においても、瞬時に、それぞれのPNパターン発生回路
が同期して動作していることを検出できる。このよう
に、同期検出は、常に行われているために、評価するP
Nパターンの周期が長くなっても、同期判定に時間がか
かることはなく、瞬時に判定される。
【0034】また、請求項2に記載の発明によれば、前
記ビット誤り評価回路に設定されている固定の疑似ラン
ダムパターン設定値は、それぞれのビット誤り評価回路
により異なり、それぞれの固定の疑似ランダムパターン
を受信データに対応するデータの並びで取り出したとき
のパターンが正規の疑似ランダムパターンとすることに
よって、固定のPNパターン設定値は、複数の基準のP
Nパターン発生回路が、出力するパターンが正規のPN
パターンを出力しているときに、同じ位相差結果を出力
するように設定される。そのため、位相差結果出力を監
視することにより、それぞれのPNパターン発生回路
が、同期して動作していることを検出できるという効果
が得られる。
【0035】また、請求項3記載の発明によれば、前記
同期検出回路は、前記複数のビット誤り評価回路のそれ
ぞれの位相差出力端子に出力される値を比較して、すべ
ての値が一致したときに、基準の疑似ランダムパターン
は同期状態にあると判定し、同期検出結果信号を出力す
ることによって、同期検出回路は、すべての位相差出力
端子の値を比較し、一致を監視するように構成される。
一致判定は、瞬時に行われるので、周期の長いPNパタ
ーン発生回路においても、それぞれのPNパターン発生
回路が、同期して動作していることの検出に用いる位相
差の値は、常に出力されているため、同期判定も常に行
われている。そのため、同期判定は、ラッチ信号によ
り、PNパターン発生回路がスタートした直後から行わ
れており、PNパターンの周期が長くなったとしても、
同期判定に時間が長くならない。また、請求項4に記載
の発明では、前記疑似ランダムパターン位相差検出回路
では、前記基準の疑似ランダムパターンと前記固定の疑
似ランダムパターン設定値を、予め2つのパターンの位
相差が記憶されているメモリのアドレスに入力すること
によって、位相差を検出することによって、簡単な構成
で2つのパターンの位相差が検出できる。
【0036】また、請求項5に記載の発明によれば、ラ
ッチ信号に応じて、受信データを取り込み、基準の疑似
ランダムパターン発生し、遅延回路によって遅延された
受信データとを比較することによってビット誤り評価を
行うビット誤り評価回路を少なくとも2個以上備えるビ
ット誤り評価装置において、各ビット誤り評価回路に、
固定の疑似ランダムパターン設定値を設定する疑似ラン
ダムパターン設定回路と、疑似ランダムパターン位相差
検出回路と、同期検出回路を設け、各ビット誤り評価回
路毎の疑似ランダムパターン位相差検出回路において、
前記基準の疑似ランダムパターンと、前記固定の疑似ラ
ンダムパターン設定値との位相差を検出して得た出力を
同期検出回路に与えて、同期の有無を検出することによ
って、複数の疑似ランダムパターン発生回路間の同期を
検出する構成とすることによって、基準のPNパターン
発生回路に受信データを取り込み直後から、位相差出力
端子に、固定のPNパターンからの位相差が出力され
る。そして、それらの値を監視することにより、それぞ
れのPNパターン発生回路に正しいPNパターンが設定
され、同期して動作していることが検出でき、周期が長
いPNパターンにおいても、瞬時に、それぞれのPNパ
ターン発生回路が同期して動作していることを検出でき
る同期検出装置が得られる。
【0037】また、請求項6に記載の発明によれば、前
記ビット誤り評価回路に設定されている固定の疑似ラン
ダムパターン設定値は、それぞれのビット誤り評価回路
により異なり、それぞれの固定の疑似ランダムパターン
を受信データに対応するデータの並びで取り出したとき
のパターンが正規の疑似ランダムパターンとして、固定
のPNパターン設定値は、複数の基準のPNパターン発
生回路が、出力するパターンが正規のPNパターンを出
力しているときに、同じ位相差結果を出力するように設
定される。そのため、位相差結果出力を監視することに
より、PNパターン発生回路間の同期を検出するが同期
検出装置が構成できる。
【0038】また、請求項7に記載の発明によれば、前
記同期検出回路は、前記複数のビット誤り評価回路のそ
れぞれの位相差出力端子に出力される値を比較して、す
べての値が一致したときに、基準の疑似ランダムパター
ンは同期状態にあると判定し、同期検出結果信号を出力
することによって、すべての位相差出力端子の値を比較
し、一致を監視するように構成される。一致判定は、瞬
時に行われるので、周期の長いPNパターン発生回路に
おいても、それぞれのPNパターン発生回路が、同期し
て動作していることを短時間で検出できる同期検出装置
が得られる。また、請求項8に記載の発明では、前記疑
似ランダムパターン位相差検出回路を、前記基準の疑似
ランダムパターンと前記固定の疑似ランダムパターン設
定値を、予め2つのパターンの位相差が記憶されている
メモリのアドレスに入力して、位相差を検出する構成に
することによって、簡単な構成で2つのパターンの位相
差検出回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるPNパターン発生回路の同期検出
方法を実現するための回路ブロック図。
【図2】図1で示されているPN位相差検出回路の一構
成例を示すブロック図。
【図3】図1のPNパターン発生回路の同期検出方法を
実現するための回路ブロック図を説明するためのタイミ
ングチャート。
【図4】図1のPNパターン発生回路の同期検出方法を
実現するための回路ブロック図を説明するためのタイミ
ングチャート。
【図5】従来技術によるPNパターン発生回路の同期検
出方法を実現するための回路ブロック図。
【図6】図5のPNパターン発生回路の同期検出方法を
実現するための回路ブロック図を説明するためのタイミ
ングチャート。
【符号の説明】
1 受信データ入力端子 2 ラッチ信号入力端子 3 クロック入力端子 4 同期検出結果出力端子 5a 第1の遅延回路 5b 第2の遅延回路 6a 第1のPNパターン発生回路 6b 第2のPNパターン発生回路 7a 第1のビット誤り検出回路 7b 第2のビット誤り検出回路 8a 第1のPNパターン設定回路 8b 第2のPNパターン設定回路 9a 第1のビット誤りカウンタ回路 9b 第2のビット誤りカウンタ回路 10a 第1のPNパターン位相差検出回路 10b 第2のPNパターン位相差検出回路 11a 第1のPNパターン誤り評価回路 11b 第1のPNパターン誤り評価回路 12 同期検出回路 31a 第1のPNパターン誤り評価回路 31b 第2のPNパターン誤り評価回路 32 同期検出回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラッチ信号に応じて、受信データを取り
    込み、基準の疑似ランダムパターン発生し、遅延回路に
    よって遅延された受信データとを比較することによって
    ビット誤り評価を行うビット誤り評価回路を少なくとも
    2個以上備えるビット誤り評価装置において、 各ビット誤り評価回路に、固定の疑似ランダムパターン
    設定値を設定する疑似ランダムパターン設定回路と、疑
    似ランダムパターン位相差検出回路を設け、 各ビット誤り評価回路毎に、疑似ランダムパターン位相
    差検出回路において、前記基準の疑似ランダムパターン
    と、前記固定の疑似ランダムパターン設定値との位相差
    を検出して得た出力を同期検出回路に与えて、同期の有
    無を検出する、複数の疑似ランダムパターン発生回路間
    の同期検出方法。
  2. 【請求項2】 前記ビット誤り評価回路に設定されてい
    る固定の疑似ランダムパターン設定値は、それぞれのビ
    ット誤り評価回路により異なり、 それぞれの固定の疑似ランダムパターンを受信データに
    対応するデータの並びで取り出したときのパターンが正
    規の疑似ランダムパターンであることを特徴とする請求
    項1に記載の疑似ランダムパターン発生回路間の同期検
    出方法。
  3. 【請求項3】 前記同期検出回路は、前記複数のビット
    誤り評価回路のそれぞれの位相差出力端子に出力される
    値を比較して、すべての値が一致したときに、基準の疑
    似ランダムパターンは同期状態にあると判定し、同期検
    出結果信号を出力することを特徴とする請求項1に記載
    の疑似ランダムパターン発生回路間の同期検出方法。
  4. 【請求項4】 前記疑似ランダムパターン位相差検出回
    路では、前記基準の疑似ランダムパターンと前記固定の
    疑似ランダムパターン設定値を、予め2つのパターンの
    位相差が記憶されているメモリのアドレスに入力するこ
    とによって、位相差を検出することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の疑似ランダムパターン発
    生回路の同期検出方法。
  5. 【請求項5】 ラッチ信号に応じて、受信データを取り
    込み、基準の疑似ランダムパターン発生し、遅延回路に
    よって遅延された受信データとを比較することによって
    ビット誤り評価を行うビット誤り評価回路を少なくとも
    2個以上備えるビット誤り評価装置において、 各ビット誤り評価回路に、固定の疑似ランダムパターン
    設定値を設定する疑似ランダムパターン設定回路と、疑
    似ランダムパターン位相差検出回路と、同期検出回路を
    設け、 各ビット誤り評価回路毎の疑似ランダムパターン位相差
    検出回路において、前記基準の疑似ランダムパターン
    と、前記固定の疑似ランダムパターン設定値との位相差
    を検出して得た出力を同期検出回路に与えて、同期の有
    無を検出する、複数の疑似ランダムパターン発生回路間
    の同期検出装置。
  6. 【請求項6】 前記ビット誤り評価回路に設定されてい
    る固定の疑似ランダムパターン設定値は、それぞれのビ
    ット誤り評価回路により異なり、 それぞれの固定の疑似ランダムパターンを受信データに
    対応するデータの並びで取り出したときのパターンが正
    規の疑似ランダムパターンであることを特徴とする請求
    項4に記載の疑似ランダムパターン発生回路間の同期検
    出装置。
  7. 【請求項7】 前記同期検出回路は、前記複数のビット
    誤り評価回路のそれぞれの位相差出力端子に出力される
    値を比較して、すべての値が一致したときに、基準の疑
    似ランダムパターンは同期状態にあると判定し、同期検
    出結果信号を出力することを特徴とする請求項4に記載
    の疑似ランダムパターン発生回路間の同期検出装置。
  8. 【請求項8】 前記疑似ランダムパターン位相差検出回
    路は、予め2つのパターンの位相差が記憶されているメ
    モリで構成され、該メモリのアドレスに前記基準の疑似
    ランダムパターンと前記固定の疑似ランダムパターン設
    定値を、入力することによって、位相差を検出すること
    を特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の疑似
    ランダムパターン発生回路の同期検出回路。
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