JP2002111011A - 圧力センサおよび圧力センサの製造方法 - Google Patents

圧力センサおよび圧力センサの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サファイアからなる圧力センサを、サファイ
アの持つ特性を損なうことなく安価に形成できるように
する。 【解決手段】 アルミニウムの水酸化鉱物であるベーマ
イト(AlO(OH))の水溶液に二酸化チタンを添加
した塗布溶液を用い、緩衝部材120が固定された圧力
センサのチップ110に、サファイアからなるカバープ
レート(サファイアからなる板部材)130を接合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サファイアなどα
相の酸化アルミニウム(アルミナ)から構成した圧力セ
ンサチップにやはりサファイアなどのα相アルミナから
なる板部材が接合された圧力センサおよび圧力センサの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】静電容量を検出することで圧力を検出す
る容量式の圧力センサチップがある。この圧力センサチ
ップは、所定の空間を備えた基体と、基体の空間上に配
置されたダイヤフラムとから筐体が構成され、基体に配
置された固定電極と、ダイヤフラムに固定された可動電
極とを備えている。ここで、ダイヤフラムが圧力を受け
て変形することで、可動電極と固定電極との間隔が変化
してこれらの間の静電容量が変化する。この静電容量の
変化に基づき、ダイヤフラムの受けた圧力が測定でき
る。
【0003】このような圧力センサチップにおいて、筐
体を構成している基体およびダイヤフラムに、サファイ
アを用いたものが提案されている。サファイア、すなわ
ちコランダム(α層酸化アルミニウムの単結晶体)は、
熱的にきわめて安定であり、酸,アルカリにほとんど溶
解せず、耐火物,絶縁体,研磨剤などのような広いよう
とがある。このような特性のサファイアを筐体に用いる
ことで、上記圧力センサチップは、測定対象が腐食性を
有している流体であっても、流体を直接ダイヤフラムに
受けてこの圧力を測定することが可能となる。
【0004】上記圧力センサチップは、図10に示すよ
うに台座に固定されて圧力センサとして用いられる。図
10に示すように、圧力センサのチップ1001は、例
えばガラスからなる台座1002の中央部に形成された
凹部1003に、ダイヤフラム部を図面上方に向けて載
置される。台座1002の凹部1003底面には、台座
1002底面に貫通する電極ピン1004の端子100
5があり、チップ1001の基台裏面に引き出されてい
る各電極の配線と接続している。また、凹部1003底
面には、台座1002底面に連通する通気口1006が
形成されている。
【0005】チップ1001は、中央部に開口部を備え
たカバープレート1007により、上面の周辺部が押さ
えられ、凹部1003に固定されている。カバープレー
ト1007は、台座1002上面に一度溶融させたガラ
スにより接合されて台座1002に固定されている。ま
た、カバープレート1007とチップ1001の当接箇
所は、チップ1001上面に接触する測定対象の流体
が、チップ1001周囲の凹部1003内に侵入しない
ように、気密封止された状態に接続されている。
【0006】カバープレート1007は、圧力測定の精
度を確保するため、チップ1001の温度による変形の
状態を同一にしてチップ1001に応力が発生しないよ
うにするため、チップ1001と同一材料のサファイア
から形成されている。また、異種間接合を極力排除して
上記気密封止状態を得るため、チップ1001との当接
面は、直接接合により接合されている。このような、サ
ファイア同士の接合では、互いの接合面を鏡面研磨して
当接し、接合する2つのサファイア部材間に圧力をかけ
た状態で加熱することで、接着剤などを用いることな
く、強固な接合状態を得ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記直
接接合では、サファイアからなる2つの部材の当接面の
表面荒さが0.3nm以下になるまで鏡面研磨する必要
があるため、部材(カバープレート)が非常に高価なも
のとなってしまう。このように、接着剤などを用いずに
直接接合を行おうとすると、一般にはコストの上昇を招
いてしまう。これに対し、一般的にある接着剤などを用
いれば、2つの部材間をより安価に接合し、コストをか
けることなく圧力センサを製造することが可能になる。
しかしながら、一般にある接着剤を用いると、2つの部
材間に異なる材料が間に介在するため、応力が発生した
り、また、接合箇所がサファイアほどの耐食性や熱的安
定性が得られない状態となり、圧力センサの適用範囲が
限られたものとなってしまう。
【0008】以上示したように、従来では、圧力センサ
を構成する筐体の材料特性を100%発揮させるために
は、筐体を構成する各部材間を直接接合することにな
り、コストが高いという問題があった。これに対し、接
着剤などを利用して部材間を接合する場合、安価に部品
を形成できるが、部材を構成する材料の特性を100%
生かせないという問題があった。
【0009】本発明は、以上のような問題点を解消する
ためになされたものであり、サファイアなどα相の酸化
アルミニウムから筐体などが構成された圧力センサを、
材料の持つ特性を損なうことなく安価に形成できるよう
にすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の圧力センサは、
α相の酸化アルミニウムからなる基台、この基台主表面
上に配置されたα相の酸化アルミニウムからなるダイヤ
フラム、基台に形成された凹部からなりダイヤフラムで
覆われた容量室、この容量室底部に配置された固定電
極、容量室内部において固定電極に対向してダイヤフラ
ムに固定された可動電極を備えた圧力センサチップと、
この圧力センサチップにα相の酸化アルミニウムからな
る中間体層を介して接続されたα相の酸化アルミニウム
からなる板部材とから構成され、中間体層は、アルミニ
ウムと酸素とを含む化合物が溶解した溶液からなる溶液
を加熱することで、α相以外の酸化アルミニウムもしく
はアモルファス状体の酸化アルミニウムからなる中間体
の状態とされた後、この中間体の状態の酸化アルミニウ
ムを相転移させてα相とされたものである。この発明に
よれば、圧力センサチップと板部材との接合部分も、板
部材と同様の、例えばサファイアなど実質的にα相の酸
化アルミニウムとなっている。
【0011】本発明の圧力センサの製造方法は、α相の
酸化アルミニウムからなる基台と、この基台主表面上に
配置されたα相の酸化アルミニウムからなるダイヤフラ
ムと、基台に形成された凹部からなりダイヤフラムで覆
われた容量室と、この容量室底部に配置された固定電極
と、容量室内部において固定電極に対向してダイヤフラ
ムに固定された可動電極とを備えた圧力センサチップに
α相の酸化アルミニウムからなる板部材を接合する圧力
センサの製造方法において、まず、板部材の表面にアル
ミニウムと酸素とを含む化合物が溶解した溶液からなる
溶液層を形成し、この溶液層を加熱してα相以外の酸化
アルミニウムもしくはアモルファス状体の酸化アルミニ
ウムからなる中間体層が板部材の表面に形成された状態
とし、中間体層上に圧力センサチップを配置して板部材
と圧力センサチップとの間に圧力を加えると共に電界を
加え、かつ中間体層に紫外線を照射して加熱し、中間体
層を構成するα相以外の酸化アルミニウムもしくはアモ
ルファス状体の酸化アルミニウムを相転移させてα相と
することで、圧力センサチップに板部材を接合しようと
したものである。この発明によれば、圧力センサチップ
と板部材との接合部分が、例えばサファイアなど実質的
にα相の酸化アルミニウムの状態となる。
【0012】上記発明において、アルミニウムと酸素と
を含む化合物は、水酸化アルミニウムであり、溶液層は
水溶液であり、アルミニウムと酸素とを含む化合物は、
例えばベーマイトである。また、アルミニウムと酸素と
を含む化合物は、アルミニウムの有機金属化合物であ
り、例えばAl(CH3COO)3などのアルミニウムの
有機酸塩であればよい。また、アルミニウム有機金属化
合物は、アルミニウムのアルコキシドであってもよく、
またアルミニウムの金属カルボニルであってもよい。
【0013】上記発明において、紫外線の波長は、20
0nm以下であればよい。上記発明において、ダイヤフ
ラムの周辺部上にはα相の酸化アルミニウムからなる緩
衝部材を固定して圧力センサチップを構成し、板部材は
緩衝部材に接合するようにしてもよい。また、上記発明
において、α相の酸化アルミニウムは、サファイアであ
り、また、α相以外の酸化アルミニウムは、γ相,θ
相,ι相,κ相,ε相,χ相,δ相,σ相のいずれかも
しくは混合物である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。 <実施の形態1>図1は、本発明の実施の形態における
圧力センサチップの構成を示す構成図である。本実施の
形態では、図1に示すように、緩衝部材120が固定さ
れた圧力センサのチップ110に、α相の酸化アルミニ
ウム(アルミナ)の単結晶体であるサファイアからなる
カバープレート(α相の酸化アルミニウムからなる板部
材)130を接合するようにした。カバープレート13
0を接合する圧力センサのチップ110は、サファイア
からなる基部101とサファイアからなるダイヤフラム
102とから形成され、基部101の中央部に形成され
た凹部で容量室103をなし、容量室103のダイヤフ
ラム102側に可動電極104が形成され、容量室10
3の基部101側、すなわち基部101の凹部底面に固
定電極105が形成されている。なお、図示していない
が、基部101裏面には、可動電極104に接続する電
極パッドと固定電極105に接続する電極パッドが各々
形成されている。
【0015】上記チップ110は、例えば直径4インチ
の円板状のサファイアウエハに複数が形成され、このサ
ファイアウエハを切り出すことで形成する。また、上記
チップ110が複数形成された上記サファイアウエハ
は、上記チップ110を切り出す前に、複数の緩衝部材
が形成された形成された直径4インチの円板状のサファ
イアウエハと、チップと緩衝部材との形成部を各々位置
あわせして直接接合し、この貼り合わせたウエハをまと
めて切り出すことで、図2に示すように、チップ110
に緩衝部材120が接合された状態とする。したがっ
て、チップ110と緩衝部材120とで、1つの圧力セ
ンサチップを構成しているともいえる。
【0016】図2と図3(平面図)とに示すように、緩
衝部材120の終端近傍には、表面と裏面とにリング状
の接触領域121,122が形成され、接触領域121
がチップ110のダイヤフラム102表面に直接接合し
ている。また、緩衝部材120の中央部には、開口部1
23が形成されている。緩衝部材120は、カバープレ
ート130を接合する際に発生する応力を緩和し、非常
に薄いダイヤフラム102の変形を防止するために用い
られる。したがって、接合時に応力が発生しない場合な
どは、緩衝部材120を用いなくてもよい。なお、緩衝
部材120を用いない場合、以降に説明するカバープレ
ート130は、ダイヤフラム102表面に接合すること
になる。
【0017】緩衝部材120を直接接合したチップ11
0を用意したら、一方で、図4の平面図に示すような、
リング状のメタルプレート140が接合されたサファイ
アからなるカバープレート130を用意する。図4に示
すように、カバープレート130は、中央部に開口領域
133を備えた枠形状に形成され、メタルプレート14
0は、カバープレート130の主表面132の周辺部に
接合されている。このメタルプレート140とカバープ
レート130との接合について説明すると、まず、カバ
ープレート130の接合領域に、予め金属膜をメッキな
どにより形成しておき、この金属膜形成領域にメタルプ
レート140を溶接することで接合する。
【0018】次いで、図1に示すように、緩衝部材12
0の接触領域122に、カバープレート130の裏面1
31を接合する。本実施の形態では、上記カバープレー
ト130の接合を、つぎに示すことにより行うことで、
直接接合に比較して非常に安価にサファイアからなる圧
力センサを製造するようにした。まず、アルミニウムの
水酸化鉱物であるベーマイト(AlO(OH))の水溶
液に二酸化チタンを添加した塗布溶液を作成し、図5に
示すように、この塗布溶液を、メタルプレート140が
溶接されたカバープレート130の表面に塗布し、塗布
膜501を形成する。なお、上記塗布溶液に、少量の希
硝酸を溶解して水素イオン濃度(pH)を4程度として
おくことで、ベーマイトを高濃度としても安定して溶解
した状態とできる。
【0019】次いで、塗布膜501が形成されたカバー
プレート130を例えば450℃に加熱する。加熱によ
り水分が蒸発することで、ベーマイトの水溶液からなる
塗布膜は、まずゲル状の膜となる。このゲル状となった
カバープレート130上のベーマイトは、さらに加熱が
加わることにより脱水反応を起こし、γ−アルミナとな
り、サファイアからなるカバープレート130と接合し
た状態となる。この結果、図6に示すように、カバープ
レート130の表面の接合領域上には、γ−アルミナも
しくはアモルファス状態のアルミナからなる中間体層6
01が接合した状態で形成される。また、中間体層60
1は、ベーマイトの水溶液を塗布することで形成してい
るので、中間体層601表面はカバープレート130表
面の凹凸を吸収して、平坦な状態になっている。これ
は、中間体層601がサファイアであった場合、直接接
合ができる程度に平坦化された状態となっている。
【0020】アルミナは、コランダム型の結晶構造(α
相)をとることにより、サファイアなどのコランダムと
して非常に安定した状態となる。これに対し、立方晶系
スピネル型の結晶構造となっているγ−アルミナでは、
結晶構造に無理があるためなどにより酸素原子が欠落し
ている格子欠陥が多数存在した状態となっている。ま
た、アモルファス状態のアルミナにおいては、この格子
欠陥がより多く存在した状態となっている。このよう
に、酸素原子が欠落している格子欠陥が多数存在した状
態の層がサファイアの上に形成されると、サファイア表
面のサファイアを構成している酸素が格子欠陥内に入り
込み、安定した状態を形成しようとする。このことによ
り、サファイアかなるカバープレート130と、この表
面に形成された中間体層601とは、化学的に結合した
状態となって接合された状態となる。
【0021】つぎに、図7に示すように、カバープレー
ト130上の中間体層601表面と緩衝部材120の接
触領域122表面とを当接させ、この状態で、チップ1
10とカバープレート130との間に例えば100〜3
0000Pa、好ましくは2000Pa程度の圧力を加
え、チップ110とカバープレート130とに荷重がか
かった状態とする。また、中間体層601には、約5k
V/mmの電界を加え、かつ紫外線(185nm)を照
射する。加えて、これらを700℃程度に加熱する。
【0022】これら荷重,電界の印加や紫外線の照射
は、図7に示すようにして行う。図7に示すように、ま
ず、アルミナなどのセラミックからなる定盤701上
に、緩衝部材120が接合されたチップ110を載置
し、緩衝部材120上にカバープレート130を配置
し、カバープレート130上には加圧枠702を載置
し、加圧枠702の重量(約200kg)の荷重をかけ
る。なお、カバープレート130と緩衝部材120との
間には、図示していないが中間体層が形成されている。
【0023】定盤701上には、緩衝部材120が接合
されたチップ110の周囲を囲うように下部電極703
を配置する。また、遮蔽部材704をカバープレート1
30の開口領域に嵌合させ、遮蔽部材704周囲に配置
された枠状の上部電極705を、カバープレート130
の開口領域端部上に配置する。このとき、加圧枠702
の内側と上部電極705の外側とには間隙ができるよう
にし、上部よりこの間隙を通してカバープレート130
と緩衝部材120との接合領域が見える状態とする。
【0024】以上のように配置した後、雰囲気を真空排
気または減圧した状態とし、加圧枠702上部より紫外
線を照射し、下部電極703と上部電極705との間に
電圧を印加し、また、定盤701ないに内蔵されている
伝熱ヒータ(図示せず)に通電することで発熱させて全
体を加熱する。以上のことで、図6に示した中間体層6
01をα相に転移させてコランダムすなわちサファイア
とし、カバープレート130と緩衝部材120とが、同
じサファイアからなる層により、境目なく強固に接合し
た状態を得る。
【0025】この接合に関して考察する。上記γ−アル
ミナは、約1000℃に加熱することで、立方晶系スピ
ネル型の結晶構造がコランダム型の結晶構造に相転移
し、コランダムとなる。この相転移では、結晶構造に大
きな変化を発生させるため、各原子の大きな移動が必要
となり、例えば、アルミニウムと酸素との結合が部分的
に切れる必要がある。このため、γ−アルミナからα−
アルミナへの相転移には、上記のように1000℃とい
う高温が必要となる。
【0026】ここで、前述したように、中間体層に予め
二酸化チタンを添加しておき、加えて、上述したように
電界を加えて紫外線を照射することで、以下に説明する
ように、より低温でもアルミニウムと酸素との結合が切
れやすい状態となり、各原始の移動度を大きくさせるこ
とが可能になるものと考えられる。まず、中間体層中に
添加されている二酸化チタンでは、紫外線が照射される
ことで正孔−電子対が発生する。加えて、この中間体層
には電界が印加されているので、発生した正孔−電子対
は引き離され、各々が消滅せずに存在し続ける。
【0027】このような状態の二酸化チタンが陽極近傍
に存在すれば、陽極より電子を受け取り電子過剰の状態
となり、この電子過剰の状態を解消すべく、近傍のアル
ミニウム−酸素結合に電子を放出する。γ−アルミナに
おけるアルミニウム−電子結合は、通常では1000℃
近くの高温にならないと結合を切ることができないが、
上記に酸化チタンからの電子の攻撃を受けると、より低
い温度であっても結合が切れるようになる。
【0028】この結果、放出された電子を受けたアルミ
ニウム−酸素結合は、700℃程度で切れてO2-を発生
させ、結晶格子の中で、酸素原子があるべきところにな
い酸素欠陥を発生させる。一方、上記状態で陰極近傍に
存在する二酸化チタンでは、陰極に電子を奪われて電子
欠乏の状態となっている。分離したO2-は、近くに存在
している電子欠乏状態の二酸化チタンに電子を受け渡
し、近傍の酸素欠陥に収まる。なお、二酸化チタンに限
るものではなく、ZnO2などの他の光触媒を用いるよ
うにしても同様である。
【0029】以上のことにより、予め二酸化チタンを添
加しておき、電界を印加しかつ紫外線を照射しておくこ
とで、約700℃の加熱で、中間体層601をコランダ
ムに転移させることが可能となる。本実施の形態では、
カバープレート130の接合工程が最も高温の処理であ
るので、チップ110内部に形成されている可動電極1
04や固定電極105を、700℃に耐えられる金属な
どの導電部材で構成すればよい。なお、加圧して基板間
に所定の圧力を加えて荷重がかかった状態とすること
で、カバープレート130のそりを無くし、カバープレ
ート130と緩衝部材120の接触領域122との接合
面全域が互いに接触した状態とする。
【0030】つぎに、図8に示すように、ガラスからな
り中央部に凹部151を形成した基台150を用意し、
カバープレート130がメタルプレート140と共に、
緩衝部材120を介して取り付けられたチップ110
を、この基台150の凹部151内に固定する。基台1
50は、上端が凹部151底部に露出し、基台150底
部を貫通して下端が底面より突出する電極ピン152を
備えている。また、凹部151の底部には、基台150
下部に貫通する通気口153が形成されている。加え
て、基台150には、周囲を囲うように、金属製の枠体
160が固定されている。
【0031】したがって、まず、上記チップ110を凹
部151内に固定するときは、図示していないチップ1
10裏面に露出している電極パッドと、対応する電極ピ
ン142との上端とが接触するように位置合わせする。
また、チップ110の固定は、メタルプレート140
を、枠体160上面に溶接することで行う。以上のこと
により、チップ110のダイヤフラム102上面、すな
わち受圧面は、緩衝部材120の開口部123とカバー
プレート130の開口領域133を介し、図8の紙面上
方の領域に露出した状態となっている。したがって、基
台150と枠体160で区切られた図8紙面上部の領域
にある流体は、チップ110の受圧面に直接接触する状
態となっている。
【0032】しかしながら、枠体160とメタルプレー
ト140、メタルプレート140とカバープレート13
0、カバープレート130と緩衝部材120、緩衝部材
120とダイヤフラム102は、各々隙間なく接合され
ているので、チップ110の受圧面に直接接触する流体
が、基台150と枠体160で区切られた図8紙面下部
の領域に洩れ出すことがない。
【0033】本実施の形態の場合、カバープレートの接
合面の表面荒さは、例えば10nm程度としておけばよ
く、溶液を塗布して中間体層を形成した段階で、中間体
層表面がサファイア基板の表面荒さを吸収して平坦な状
態となっていればよい。表面荒さが10nm程度のサフ
ァイア基板は、例えば、腕時計の窓に用いられているも
のであり、この大きさなら価格が1枚数百円であり、安
価である。同じ寸法で表面荒さが0.3nm以下と直接
接合できるように加工されたものは、価格が数万円とな
るが、上記実施の形態ではこのような高い精度のものは
必要としない。
【0034】このように、本実施の形態によれば、コス
トの増大を招く高い精度の加工を必要とせずに、直接接
合と同程度の状態にサファイアからなるカバープレート
を接合できる。この場合、緩衝部材とカバープレートも
しくはチップとカバープレートとは、実質的にチップお
よびカバープレートと同様の、サファイア(α相の酸化
アルミニウム)とされた中間体層を介して接合されたも
のとなっている。なお、上述では、ベーマイトを用いる
ようにしたが、これは水酸化アルミニウムの一形態であ
り、他に、ギブサイトやダイアスポアなどの水酸化アル
ミニウムを用いるようにしても同様である。
【0035】<実施の形態2>つぎに、本発明の他の形
態について説明する。本実施の形態では、サファイアか
らなるカバープレート130上に形成する中間体層60
1(図6)を、つぎに示すように形成した。まず、カバ
ープレート130の所定領域(接合領域)に、硝酸アル
ミニウムの水溶液を塗布し、これを加熱して塗布した領
域のカバープレート130上にγ−アルミナからなる中
間体層601形成するようにした。硝酸アルミニウムの
水溶液は、加熱により水分が蒸発した後、硝酸を失って
塩基性塩となり、最終的にγ相の酸化アルミニウム(γ
−アルミナ)となる。この結果、前述した実施の形態と
同様に、カバープレート130上にγ−アルミナからな
る中間体層601が形成される。以降は、上記実施の形
態と同様である。
【0036】なお、本実施の形態では、カバープレート
に硝酸アルミニウムの水溶液を塗布するようにしたが、
カバープレートに強酸もしくは強アルカリ水溶液を塗布
して加熱し、カバープレート表面のサファイア自身に化
学反応を起こさせ、カバープレート表面に硝酸アルミニ
ウムの層を形成するようにしてもよい。
【0037】<実施の形態3>つぎに、本発明の他の形
態について説明する。本実施の形態では、アルミニウム
の有機金属化合物の有機溶媒溶液をカバープレート13
0に塗布し、カバープレート130を200〜600℃
程度に加熱することで、カバープレート130上にγ−
アルミナからなる中間体層601(図6)を形成するよ
うにした。アルミニウムの有機金属化合物としては、例
えばエチルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピ
レートやアルミニウムイソプロピレートを用いればよ
い。
【0038】アルミニウムの有機金属化合物の有機溶媒
溶液の塗布膜は、加熱によりまず有機溶媒が蒸発する。
この後、上記温度に加熱することで有機金属化合物が分
解して有機成分が気化し、アモルファス状態もしくはγ
相などα相以外の酸化アルミニウムが残る。この分解
は、紫外線を照射したり、また、酸素プラズマ中で行う
ことで、より低温で行えるようになる。この結果、前述
した実施の形態と同様に、カバープレート130上にア
モルファス状態のアルミナまたはγ−アルミナからなる
中間体層601が形成される。以降は、前述した実施の
形態と同様である。
【0039】ところで、上記実施の形態では、圧力を測
定する圧力センサであるチップ内に形成する電極に、金
属を用いるようにしたが、これに限るものではなく、N
2O・11Al23やK2O・11Al23などのβ−
アルミナとよばれている材料から電極を構成するように
してもよい。β−アルミナは、図9に示すように、11
分子層分のAl23の層901と、1分子層分のNa2
Oの層902とが交互に積層した構造となっている。こ
のような構造のβ−アルミナは、導電性を有し、また、
電極形成母体のサファイアと相性がよいので、圧力セン
サ製造過程における熱ストレスや、圧力測定時に加わる
ダイヤフラムの変形ストレスなどによる電極の剥がれが
抑制されるようになる。
【0040】また、β−アルミナは、融点が2900℃
と高融点材料であるので、上述したカバープレートの接
合工程においても、何ら問題が発生しない。逆に、カバ
ープレートの接合工程において、より高温の処理が可能
となり、アモルファスもしくはγ−アルミナからなる中
間体層の相転移を、より迅速にかつ確実に行うことが可
能となる。なお、上述では、サファイアを用いるように
したが、これに限るものではなく、α層の酸化アルミニ
ウムからなる部材であれば、上述同様に接合することが
できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サファイアなどのα相酸化アルミニウムから筐体などの
部材が構成された圧力センサチップに、サファイアなど
のα相酸化アルミニウムからなる板部材を直接接合と同
様の状態に接合できるようになり、サファイアからなる
圧力センサを、サファイアの持つ特性を損なうことなく
安価に形成できるようになるという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における圧力センサのチ
ップ110にカバープレート130が接合された状態を
示す構成図である。
【図2】 緩衝部材120が形成された圧力センサのチ
ップ110の構成を示す構成図である。
【図3】 緩衝部材120の構成を示す平面図である。
【図4】 メタルプレート140が接合されたサファイ
アからなるカバープレート130の構成を示す平面図で
ある。
【図5】 本発明の実施の形態における圧力センサの製
造方法を説明する工程図である。
【図6】 本発明の実施の形態における圧力センサの製
造方法を説明する工程図である。
【図7】 本発明の実施の形態における圧力センサの製
造方法を説明する工程図である。
【図8】 本発明の実施の形態における圧力センサの一
部構成を示す構成図である。
【図9】 β−アルミナの状態を示す説明図である。
【図10】 圧力センサの一部構成を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
101…基部、102…ダイヤフラム、103…容量
室、104…可動電極、105…固定電極、110…チ
ップ、120…緩衝部材、121,122…接触領域、
130…カバープレート、131…裏面、132…主表
面、140…メタルプレート。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 α相の酸化アルミニウムからなる基台、
    この基台主表面上に配置されたα相の酸化アルミニウム
    からなるダイヤフラム、前記基台に形成された凹部から
    なり前記ダイヤフラムで覆われた容量室、この容量室底
    部に配置された固定電極、前記容量室内部において前記
    固定電極に対向して前記ダイヤフラムに固定された可動
    電極を備えた圧力センサチップと、 この圧力センサチップにα相の酸化アルミニウムからな
    る中間体層を介して接続されたα相の酸化アルミニウム
    からなる板部材とから構成され、 前記中間体層は、アルミニウムと酸素とを含む化合物が
    溶解した溶液からなる溶液を加熱することで、α相以外
    の酸化アルミニウムもしくはアモルファス状体の酸化ア
    ルミニウムからなる中間体の状態とされた後、この中間
    体の状態の酸化アルミニウムを相転移させてα相とされ
    たものであることを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 α相の酸化アルミニウムからなる基台
    と、この基台主表面上に配置されたα相の酸化アルミニ
    ウムからなるダイヤフラムと、前記基台に形成された凹
    部からなり前記ダイヤフラムで覆われた容量室と、この
    容量室底部に配置された固定電極と、前記容量室内部に
    おいて前記固定電極に対向して前記ダイヤフラムに固定
    された可動電極とを備えた圧力センサチップにα相の酸
    化アルミニウムからなる板部材を接合する圧力センサの
    製造方法において、 前記板部材の表面にアルミニウムと酸素とを含む化合物
    が溶解した溶液からなる溶液層を形成する第1の工程
    と、 この溶液層を加熱してα相以外の酸化アルミニウムもし
    くはアモルファス状体の酸化アルミニウムからなる中間
    体層が前記板部材の表面に形成された状態とする第2の
    工程と、 前記中間体層上に前記圧力センサチップを配置して前記
    板部材と前記圧力センサチップとの間に圧力を加えると
    共に電界を加え、かつ前記中間体層に紫外線を照射して
    加熱し、前記中間体層を構成するα相以外の酸化アルミ
    ニウムもしくはアモルファス状体の酸化アルミニウムを
    相転移させてα相とする第3の工程とを備えたことを特
    徴とする圧力センサの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の圧力センサの製造方法に
    おいて、 前記アルミニウムと酸素とを含む化合物は、水酸化アル
    ミニウムであり、前記溶液層は水溶液であることを特徴
    とする圧力センサの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の圧力センサの製造方法に
    おいて、 前記アルミニウムと酸素とを含む化合物は、ベーマイト
    であることを特徴とする圧力センサの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の圧力センサの製造方法に
    おいて、 前記アルミニウムと酸素とを含む化合物は、アルミニウ
    ムの有機酸塩であることを特徴とする圧力センサの製造
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の圧力センサの製造方法に
    おいて、 前記アルミニウムと酸素とを含む化合物は、アルミニウ
    ムの有機金属化合物であることを特徴とする圧力センサ
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の圧力センサの製造方法に
    おいて、 前記アルミニウムの有機酸塩は、Al(CH3COO)3
    であることを特徴とする圧力センサの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の圧力センサの製造方法に
    おいて、 前記アルミニウム有機金属化合物は、アルミニウムのア
    ルコキシドであることを特徴とする圧力センサの製造方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項4記載の圧力センサの製造方法に
    おいて、 前記アルミニウムの有機金属化合物は、アルミニウムの
    金属カルボニルであることを特徴とする圧力センサの製
    造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8いずれか1項に記載の圧
    力センサの製造方法において、 前記紫外線の波長は、200nm以下であることを特徴
    とする圧力センサの製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9いずれか1項に記載の圧
    力センサの製造方法において、 前記ダイヤフラムの周辺部上にはα相の酸化アルミニウ
    ムからなる緩衝部材が形成されて前記圧力センサチップ
    を構成し、 前記板部材は前記緩衝部材に接合することを特徴とする
    圧力センサの製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜10いずれか1項に記載の
    圧力センサの製造方法において、前記α相の酸化アルミ
    ニウムは、サファイアであることを特徴とする圧力セン
    サの製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11いずれか1項に記載の
    圧力センサの製造方法において、 前記α相以外の酸化アルミニウムは、γ相,θ相,ι
    相,κ相,ε相,χ相,δ相,σ相のいずれかもしくは
    混合物であることを特徴とする圧力センサの製造方法。
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