JP2016024033A - 半導体圧力センサ及び半導体圧力センサ取付構造体 - Google Patents

半導体圧力センサ及び半導体圧力センサ取付構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】防水構造を実現する上で基体に加わる応力を軽減して基体の変形を抑制し、正確な動作を可能とする半導体圧力センサを提供する。
【解決手段】圧力センサ素子と、圧力センサ素子と電気的に接続される配線構成体と、圧力センサ素子及び配線構成体を支持する基体と、基体に一体的に設けられたシール体と、を有し、基体は、上面と、下面と、上面及び下面の間に位置する外周側面とを備え、シール体は、外周側面より外側に延出する鍔部を備える半導体圧力センサ。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体圧力センサ及び半導体圧力センサ取付構造体に関する。
従来、携帯用の機器などには、MEMS(Micro Electro-Mechanical Systems)技術を利用した半導体圧力センサ(以下、単に圧力センサという)が用いられている。この種の圧力センサとしては、例えば、圧力センサ素子と、圧力センサ素子からの信号を受ける制御素子と、これらに電気的に接続されたリードフレームと、制御素子をモールドする基体を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−2945号公報
このような圧力センサの圧力センサ素子は、基体に支持されている。また、圧力センサは、基体の一面に配置されたOリングを押しつぶすことで、防水構造を実現している。
圧力センサ素子は、例えばダイアフラムと、ダイアフラムの歪を測定するための歪ゲージとを備えている。一方基体は、Oリングを押しつぶすことで応力が加わりわずかに変形する。基体が変形すると、この変形がダイアフラムを変形させてしまい、圧力センサ素子の誤検知を生じさせる虞があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、防水構造を実現する上で基体に加わる応力を軽減して基体の変形を抑制し、正確な動作を可能とする半導体圧力センサを提供することを目的とする。
本発明の半導体圧力センサは、圧力センサ素子と、前記圧力センサ素子と電気的に接続される配線構成体と、前記圧力センサ素子及び前記配線構成体を支持する基体と、前記基体に一体的に設けられたシール体と、を有し、前記基体は、上面と、下面と、前記上面及び前記下面の間に位置する外周側面とを備え、前記シール体は、前記基体の前記外周側面より外側に延出する鍔部を備える。
この構成によれば、半導体圧力センサは、鍔部を備えたシール体を有する。シール体は基体と一体的に設けられているために、基体とシール体との間は止水される。さらに、シール体の鍔部を上下から圧縮させることで、基体に応力を加えることなくシール体の鍔部の上下で止水できる。したがって、防水構造を実現させるための圧縮力が基体に加わりにくく、基体の変形を抑制しつつ防水構造を実現できる。
上記の半導体圧力センサは、前記シール体が、前記基体の上面又は下面に重ねられ前記基体と固着する重ね部を有しても良い。
上記の半導体圧力センサは、前記シール体は、前記重ね部とその外側に配置される鍔部とが一体的に形成され、前記重ね部に対し前記鍔部が肉厚であっても良い。
上記の半導体圧力センサは、前記鍔部は、上面又は下面に前記基体の前記外周側面に沿って延びる凹溝を有しても良い。
上記の半導体圧力センサは、前記シール体が、前記基体と接着固定されていても良い。
上記の半導体圧力センサは、前記シール体が、前記基体と一体成型されていても良い。
また、上記の半導体圧力センサに係る半導体圧力センサ取付構造体は、半導体圧力センサと、前記半導体圧力センサが収容される収容部を備えた筐体と、前記半導体圧力センサの上方から前記収容部を覆う蓋体と、を有し、前記半導体圧力センサは、圧力センサ素子と、前記圧力センサ素子と電気的に接続される配線構成体と、前記圧力センサ素子及び前記配線構成体を支持する基体と、前記基体に一体的に設けられたシール体と、を有し、前記基体は、上面と、下面と、前記上面及び前記下面の間に位置する外周側面とを備え、前記シール体は、前記基体の前記外周側面より外側に延出する鍔部を備え、前記鍔部が、前記収容部と前記蓋体との間に挟み込まれる。
また、上記の半導体圧力センサ取付構造体は、前記シール体が、前記基体の上面又は下面に重ねられ前記基体と固着する重ね部を有し、前記重ね部及び前記基体が、前記収容部と前記蓋体との間に挟み込まれ、前記シール体において、前記鍔部の圧縮率が前記重ね部の圧縮率より大きくても良い。
また、上記の半導体圧力センサ取付構造体は、前記収容部は、前記基体を収容し底面が形成された凹部と、前記凹部の開口周縁において前記蓋体と対向する対向面と、を有し、前記シール体は、前記基体の上面側に配置され、前記対向面と前記蓋体の間には、前記鍔部が挟み込まれ、前記凹部の底面と蓋体の間には、前記基体及び前記重ね部が挟み込まれても良い。
また、上記の半導体圧力センサ取付構造体は、 前記対向面と前記蓋体との上下方向の距離は、前記基体の上面と前記蓋体との上下方向の距離より短くても良い。
また、上記の半導体圧力センサ取付構造体は、前記収容部は、前記基体を収容し底面が形成された凹部を有し、前記蓋体は、平板部と前記平板部から前記基体の前記外周側面に沿って下方に延びる延出部と、を有し、前記シール体は、前記基体の下面側に配置され、前記延出部と前記凹部の前記底面の間には、前記鍔部が挟み込まれ、前記平板部と前記凹部の前記底面の間には、前記基体及び前記重ね部が挟み込まれても良い。
また、上記の半導体圧力センサ取付構造体は、前記延出部と前記凹部の底面との上下方向距離は、前記基体の下面と前記凹部の前記底面との距離より短くても良い。
また、上記の半導体圧力センサ取付構造体は、前記シール体は、前記重ね部とその外側に配置される鍔部とが一体的に形成され、前記重ね部に対し前記鍔部が肉厚であることにより、前記鍔部の圧縮率を前記重ね部の圧縮率より大きくても良い。
また、上記の半導体圧力センサ取付構造体は、前記鍔部は、上面又は下面に前記基体の前記外周側面に沿って延びる凹溝を有し、前記筐体と前記蓋体とは、前記凹溝の外側を挟み込んでも良い。
本発明によれば、半導体圧力センサは、基体と一体的に設けられたシール体を有し、シール体は基体の外周側面より外側に延出する鍔部を備える。したがって、シール体の鍔部を圧縮させることで、基体に応力を加えることなく防水構造を実現できる。
第1実施形態の半導体圧力センサの平面模式図である。 図1のII−II線に沿う第1実施形態の半導体圧力センサの断面模式図である。 第1実施形態に係る半導体圧力センサ取付構造体の断面模式図である。 第2実施形態の半導体圧力センサの断面模式図である。 第2実施形態に係る半導体圧力センサ取付構造体の断面模式図である。 第2実施形態の変形例である半導体圧力センサのシール体を示す断面模式図である。 第3実施形態の半導体圧力センサの断面模式図である。 第3実施形態に係る半導体圧力センサ取付構造体の断面模式図である。 第3実施形態の変形例である半導体圧力センサのシール体を示す断面模式図である。 第4実施形態の半導体圧力センサの断面模式図である。 第4実施形態に係る半導体圧力センサ取付構造体の断面模式図である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴部分を強調する目的で、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。また、同様の目的で、特徴とならない部分を省略して図示している場合がある。また、各図にはX−Y−Z座標系を示した。以下の説明において、必要に応じてこの座標系に基づいて各方向の説明を行う。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態の圧力センサ(半導体圧力センサ)1の平面図である。また、図2は、図1の圧力センサ1におけるII−II線に沿う断面図である。本実施形態の圧力センサ1の説明において、「上」とは+Z方向を意味し、「下」とは−Z方向を意味する。また、「平面視」とは、圧力センサ1を上下方向から見ることを意味する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の圧力センサ1は、圧力センサ素子20と、圧力センサ素子20と電気的に接続されるリードフレーム(配線構成体)40と、圧力センサ素子20及びリードフレーム40を支持する樹脂製の基体10と、基体10に一体的に設けられたシール体80と、を有する。また、圧力センサ1は、制御素子30を有する。
<リードフレーム(配線構成体)>
図2に示すように、リードフレーム40は、導電体からなる板状体であり、屈曲されて外部に露出する部分を除き、主にX−Y平面に平行に配置されている。
リードフレーム40の下面41には、制御素子30が設置されている。また、リードフレーム40の下面41とは、反対側の上面42側には、基体10の一部である搭載部17を介し圧力センサ素子20が配置されている。
リードフレーム40は、熱伝導性に優れた材料からなることが好ましい。これにより、圧力センサ素子20および制御素子30の過熱または過冷却を防ぐことができる。したがって圧力センサ素子20および制御素子30の動作を安定化させるうえで有利となる。
このような材料として、リードフレーム40は、銅(Cu)、鉄(Fe)等の金属から形成することが好ましい。
リードフレーム40は制御素子30が実装される台座部46と、圧力センサ素子20及び制御素子30に電気接続するための複数のセンサリード部44と、基体10に埋設され基体10の内部で屈曲された複数のターミナル端子45とから構成されている。なお、本実施形態において、リードフレーム40は、4つのターミナル端子45と4つのセンサリード部44を有するものとするが、これに限定されるものではない。
台座部46の下面41には、制御素子30が実装される。台座部46の下面41と制御素子30との間には、応力緩和層(図示略)を設けることが好ましい。これにより、外力、吸湿、熱膨張等に起因して制御素子30に加えられる応力を軽減できる。
センサリード部44は、下面41において、制御素子30とボンディングワイヤ51により電気的に接続される。また、センサリード部44は、上面42において、圧力センサ素子20とボンディングワイヤ50により電気的に接続される。
センサリード部44は、制御素子30と圧力センサ素子20の間の信号のやり取りを行う中継端子として設けられている。
ターミナル端子45は、ボンディングワイヤ51が接続される接続部45bと、接続部45bから下方に折れ曲がった屈曲部45aと、屈曲部45aの下端から基体10の外部に露出すると共に折れ曲がって形成された端子部45cと、を有する。
ターミナル端子45は、接続部45bにおいて、ボンディングワイヤ51を介し制御素子30と電気的に接続される。また、ターミナル端子45は、端子部45cにおいて、外部から延びる端子(図示略)と電気的に接続され入出力を行う。各ターミナル端子45は、圧力センサ1と外部との信号及び電源のやり取りに用いられる端子であり、例えば、電源端子、接地端子、信号入力端子、信号出力端子等に対応して設けられる。
<基体>
図2に示すように、基体10は、リードフレーム40、制御素子30、並びにボンディングワイヤ51を基体10の樹脂で埋設させ一体とし支持する。リードフレーム40と、制御素子30、ボンディングワイヤ51を支持するとともに、外気や水分から遮断し保護できる。また、基体10は、圧力センサ素子20が搭載される搭載部17を含み、搭載部17において、圧力センサ素子20を支持する。
基体10は、例えば、エポキシ、PPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等のエンジニアリングプラスチックなどの樹脂からなる。
基体10の構成樹脂のヤング率は、例えば1GPa〜50GPa(好ましくは10GPa〜30GPa)である。
基体10は、リードフレーム40の下面41側(−Z側)に形成される本体部16と、本体部16から、+Z側に環状に突出する環状壁部12と、を有する。本体部16と環状壁部12とは一体である。
基体10の本体部16、及び環状壁部12は、平面視円形であるであるがこれに限らず、矩形その他の多角形など、任意の形状とすることができる。
環状壁部12は円筒状に形成され、その内部空間には、圧力センサ素子20が収容される収容部19が構成される。収容部19には、圧力センサ素子20を保護する保護剤60が満たされている。
収容部19の底面の一部には、基体10の一部として延出する搭載部17が形成されている。搭載部17は、リードフレーム40の上面42側に形成され、圧力センサ素子20を搭載する搭載面17aが設けられている。
収容部19の底面であって、搭載部17が形成されない部分は、リードフレーム40の一部(センサリード部44)が露出している。圧力センサ素子20は、ボンディングワイヤ50によって、露出したリードフレーム40と電気的に接続される。
搭載部17は、基体10と別体の部材としても良い。その場合には、搭載部17を構成する材料として、基体10を構成する樹脂材料より軟らかいものを選択することが好ましい。これにより、外力、吸湿、熱膨張等に起因し基体10が変形した際に圧力センサ素子20に加えられる応力を軽減し、圧力センサ1の測定精度を高めることができる。また、前述の搭載部17は、厚く形成するほどにこの種の応力の影響を軽減でき、より測定精度を高める事ができる。
基体10は、周囲を構成する面として上面10bと、下面10aと、上面10b及び下面10aの間に位置する外周側面10cと、を備える。下面10aは本体部16の下側の面であり、上面10bは環状壁部12の上側の端面である。また、外周側面10cは、本体部16及び環状壁部12の外周に形成される面である。
<シール体>
図2に示すように、シール体80は、基体10の上面10bに接着剤85を介して接着固定されており、断面が矩形状の均一な厚みA(例えば、0.1〜1mm)に形成されたパッキンである。シール体80は、基体10の上面10bに重ねられ基体10と固着する重ね部82と、重ね部82と一体的に形成され重ね部82の外側に配置される鍔部81とを有する。
シール体80は、アクリレート系の樹脂、シリコーン樹脂、ゴム等からなるものを採用することができる。シール体80は、弾性を有し、挟圧されることで止水部材(シール部材)として機能する。
止水部材として機能させるためにシール体80のヤング率は、基体10の構成樹脂のヤング率の1/10以下とすることが好ましい。例えばシール体80のヤング率は、10MPa程度が好ましい。
接着剤85は、特に限定されるものではないが、例えばシール体80を構成する材料(例えばアクリレート系の樹脂)と同じ材料を未硬化の状態で塗布し、硬化させて用いることができる。シール体80と基体10との重ね部82における固着は、接着剤85を介して行うものに限らず、基体10に一体成型することで、固着させたものであっても良い。なお、接着剤85は、シール体80に対して十分に薄いため厚みを無視することができる。
シール体80は、基体10に一体的に固着させることで、シール体80と基体10との間を止水できる。なお、ここで「一体的」とは、シール体80と基体10とが互いに隙間なく固着した状態であることを意味する。
<圧力センサ素子>
圧力センサ素子20は、例えば、シリコン等からなる半導体基板の一面側に、ダイアフラム部と、基準圧力室としての密閉空間と、圧力によるダイアフラム部の歪抵抗の変化を測定するための複数の歪ゲージとを有する。各歪ゲージは、ボンディングワイヤ50を介し異なるセンサリード部44にそれぞれ電気的に接続されている。
圧力センサ素子20は、ダイアフラム部が圧力を受けて撓むと、各歪ゲージにダイアフラム部の歪み量に応じた応力が発生し、この応力に応じて歪ゲージの抵抗値が変化し、この抵抗値変化に応じたセンサ信号が出力される。
この圧力センサ素子20は、MEMS(Micro Electro-Mechanical Systems)技術を利用した圧力センサ素子である。
圧力センサ素子20は、収容部19内に収容され搭載部17上に固定される。
圧力センサ素子20は、リードフレーム40の上面42側に設けられている。また、圧力センサ素子20は、平面視において、一部領域または全部領域がリードフレーム40から外れた位置に配置されていても良い。
圧力センサ素子20は、搭載部17と反対側の面に接続されたボンディングワイヤ50を介して、リードフレーム40のセンサリード部44に接続されている。
<保護剤>
図2に示すように、保護剤60は、収容部19内に充填されて圧力センサ素子20を覆い、圧力センサ素子20を外気や水分から遮断し保護する。
保護剤60としては、例えば、シリコーン樹脂やフッ素系の樹脂が使用できる。保護剤60は液状やゲル状とすることができる。保護剤60は高い粘性を持つことが好ましい。
保護剤60としては、例えば、硬さ1未満(タイプA硬さ。JIS K 6253に準拠)の柔らかいゲル剤を用いることが望ましい。これによって、測定対象から加えられる圧力をそのまま圧力センサ素子20に伝達できるため、圧力センサ素子20による圧力検出の精度を低下させることはない。また、基体10の変形の影響が保護剤を通して圧力センサ素子20に伝わることも抑制できる。
保護剤60によって、水や外気の浸入を防ぎ、圧力センサ素子20への悪影響を防ぐことができる。
上記した保護剤60は、その表面である被圧面60aが下方側に窪むような凹面状に形成されている。圧力センサ1は、保護剤60の被圧面60aに接触する測定媒体(水、又は空気等)の圧力を測定する。
保護剤60は、光透過性が低く、可視光や紫外線を遮断するものであることが好ましい。これにより、圧力センサ素子20の劣化を防ぐことができる。保護剤60に顔料等を含有させて光透過性を低くしても良い。
<制御素子>
制御素子30は、例えば集積回路(integrated circuit、IC)である。制御素子30は、平面視で矩形状を有する。制御素子30は、リードフレーム40の下面41であって、台座部46に配置される。制御素子30は、平面視において少なくとも一部が圧力センサ素子20に重なる位置にある。このように制御素子30と圧力センサ素子20とが平面視で重なるように配置されることで、圧力センサ1を小型化することができる。
制御素子30の回路は、リードフレーム40と反対側の面に接続されたボンディングワイヤ51を介して、リードフレーム40のセンサリード部44及びターミナル端子45に接続されている。
制御素子30は、圧力センサ素子20からのセンサ信号が、入力されるとこれを処理して圧力検出信号として出力する。圧力センサ素子20からのセンサ信号は、ボンディングワイヤ50、センサリード部44、ボンディングワイヤ51を介して、制御素子30に入力される。
制御素子30は、外部温度を測定する温度センサと、温度センサからの信号をA/D変換して温度信号として出力するA/D変換器と、前記温度信号が入力される演算処理部とを有する。前記演算処理部では、前記温度信号に基づいて、圧力センサ素子20からのセンサ信号に補正処理を行うことができる。温度センサとしては、抵抗式(ブリッジ抵抗式)、ダイオード式、熱電対式、赤外線式等を採用できる。温度センサを内蔵することで、制御素子30は、系内の温度に応じて圧力検出信号を補正することができる。このため、精度の高い圧力測定が可能となる。
<半導体圧力センサ取付構造体>
次に、上述の圧力センサ1が組み込まれた圧力センサモジュールの一部である半導体圧力センサ取付構造体(取付構造体)100について説明を行う。
図3は、取付構造体100の断面模式図である。取付構造体100は、上述の圧力センサ1と、圧力センサ1が収容される収容部115を備えた筐体110と、圧力センサ1の上方から収容部115を覆う蓋体120と、を有する。また、取付構造体100は、筐体110と蓋体120とを固定する複数の固定ボルト130を有する。
取付構造体100は、圧力センサ1の保護剤60の表面に形成された被圧面60aに測定媒体(水、又は空気等)を導入しつつ、筐体内部110cに水が浸入させない構造とされている。
<筐体>
図3に示すように、筐体110は、圧力センサ1が組み込まれる圧力センサモジュールの外形をなし、筐体内部110cを防水、保護する為に設けられている。筐体110は、ステンレス合金、アルミニウム合金、樹脂などからなる。
筐体110は、外形をなす複数の面の一つとして取付面110aを有している。取付面110aには、圧力センサ1を収容するための収容部115と、固定ボルト130をねじ込むためのネジ穴110bが設けられている。
収容部115は、基体10が収容される凹部116と、凹部116の開口周縁に形成されシール体80の鍔部81が収容される段差部117と、を有する。
段差部117は、凹部116の開口周縁に形成され、鍔部81の外径より若干大きく形成されている。段差部117において、蓋体120に対向する側には対向面117aが設けられている。対向面117aはシール体80の鍔部81を挟圧する為に平坦に形成されている。段差部117の高さH1(即ち対向面117aと蓋体120との上下方向の距離)は、シール体80の厚みAより小さく形成されている。
凹部116は、基体10の外周側面10cの形状と平面視で若干大きく形成され、基体10を上方からスムーズに挿入し収容できる。凹部116の底面116aは、基体10の下面10aを支持するために十分な面積が確保されている。
凹部116の底面116aから段差部117までの高さJ1は、圧力センサ1の基体10の高さJ2より大きく形成されている。したがって、凹部116に収容された基体10の上面10bは、段差部117の対向面117aより下方に位置している。また、凹部116に収容された基体10の上面10bから蓋体120の下面120aまでの高さ(上下方向の距離)H2は、段差部117の高さH1より大きくなっている。
凹部116の底面116aには、筐体内部110cまで貫通する端子接続孔118が設けられている。端子接続孔118は、基体10の下面10aから露出するターミナル端子45を筐体内部110cに開放させるために設けられている。筐体内部110cからは、ターミナル端子45に接続させるための端子(図示略)が延びて圧力センサ1への電力供給や信号のやり取りを行う。
<蓋体>
図3に示すように、蓋体120は、筐体110の取付面110aに対向して配置される平板である。蓋体120には、圧力センサ1に測定媒体(水、又は空気等)を導入するための圧力導入孔121と、固定ボルト130が挿通する挿通孔120bと、が設けられている。また、蓋体120は、筐体110に対向する平坦な下面120aを有している。下面120aは、筐体110の取付面110aと当接する。
蓋体120は、例えばステンレス合金、アルミニウム合金、樹脂などから形成されている。
<固定ボルト>
図3に示すように、固定ボルト130は、蓋体120の挿通孔120bを挿通し、筐体110のネジ穴110bにねじ込まれることで、蓋体120を筐体110に押し付けて固定する。固定ボルト130は、筐体110の収容部115の周囲に対称に配置することが好ましい。これにより、蓋体120と筐体110の間で、圧力センサ1を挟み込み、シール体80を均一に加圧することができる。
<作用と効果>
取付構造体100は、圧力センサ1が筐体110の収容部115に収容され、上方から蓋体120に覆われ、さらに固定ボルト130によってシール体80が圧縮されることで、圧力導入孔121や、蓋体120の下面120aと筐体110との間から筐体内部110cに水が浸入しない防水構造を実現する。
シール体80の鍔部81は、段差部117の対向面117aと、蓋体120の下面120aとの間で挟み込まれる。これにより鍔部81は、厚みa1に圧縮される。厚みa1は、段差部117の高さH1と一致する。鍔部81の圧縮率P1は、鍔部81の圧縮前の厚みAと、圧縮後の厚みa1と、からP1=(A−a1)/Aと表すことができる。
鍔部81の圧縮後の厚みa1(即ち高さH1)は、圧縮率P1が蓋体120の下面120aと段差部117の対向面117aとの間の防水を確保する圧縮率となるように設定される。
なお、ここで圧縮率とは、所謂つぶし率であり、圧縮前のシール体(パッキン)の厚みに対する圧縮方向の変形量(つぶし代)の比率を意味する。
また、圧力センサ1のシール体80は、基体10と一体的に形成されており、基体10の上面10bとシール体80の重ね部82との間は、止水されている。
したがって、取付構造体100によれば、蓋体120の圧力導入孔121から浸入する水分、並びに蓋体120の下面120aと筐体110との間から浸入する水分が、筐体内部110cに浸入することを防止できる。
シール体80の重ね部82及び基体10は、凹部116の底面116aと、蓋体120の下面120aとの間で挟み込まれる。基体10は、シール体80の重ね部82と比較して十分な剛性を有するため、重ね部82は、基体10の上面10bと蓋体120の下面120aとの間の距離H2と一致する厚みa2に圧縮される。重ね部82の圧縮率P2は、重ね部82の圧縮前の厚みAと、圧縮後の厚みa2と、からP2=(A−a2)/Aと表すことができる。
重ね部82の圧縮後の厚みa2は、鍔部81の圧縮後の厚みa1より大きいため、重ね部82の圧縮率P2は、鍔部81の圧縮率P1より小さい。重ね部82の圧縮率P2は、基体10の上面10bに鉛直方向の適度な応力を加え、収容部115の内部での位置ズレを抑制できる圧縮率とすることが好ましい。
鍔部81の圧縮により防水が確保されているため、重ね部82の圧縮率P2は、必ずしも防水に必要な圧縮率となっている必要はない。重ね部82の圧縮率P2が高いと、基体10が変形し、圧力センサ素子20の測定に影響を与える虞がある。したがって、重ね部82の圧縮後の厚みa2(即ち、高さH2)は、圧縮率P2が圧力センサ素子20に影響が及ばない程度の圧縮率P2となるように設定される。
本実施形態の圧力センサ1は、基体10と一体的に設けられたシール体80を有している。また、シール体80は、基体10の外周側面10cより外側に延出する鍔部81を有しており、鍔部81が防水を確保する程度に圧縮される。したがって、基体10に防水を確保するための圧縮力が加わることがなく、基体10の変形を抑制できる。これにより、信頼性の高い圧力センサ1を提供できる。
また、本実施形態の圧力センサ1は、基体10の上面10bに位置する重ね部82を有しており、重ね部82を圧縮させることで、基体10の位置ずれを抑制できる。また、重ね部82の圧縮率は、鍔部81の圧縮率より小さくして基体10の変形を抑制することで、信頼性の高い圧力センサ1を提供できる。
なお、基体10の上面10bから蓋体120の下面120aの高さを十分な大きさとし、重ね部82を圧縮しない構成としても良い。
〔第2実施形態〕
次に第2実施形態について説明する。
図4は、第2実施形態の圧力センサ(半導体圧力センサ)2の断面模式図であり、第1実施形態の図2に対応する図である。
第2実施形態の圧力センサ2は、第1実施形態の圧力センサ1と比較し、シール体80に代えて、凹溝183を備えたシール体180を採用した点が異なる。なお、上述の第1実施形態と同一態様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態の圧力センサ2は、圧力センサ素子20と、圧力センサ素子20と電気的に接続されるリードフレーム(配線構成体)40と、圧力センサ素子20及びリードフレーム40を支持する樹脂製の基体10と、基体10に一体的に設けられたシール体180と、を有する。また、圧力センサ2は、制御素子30を有する。
シール体180は、基体10の上面10bに接着剤85を介して接着固定されているパッキンである。シール体180は、基体10の上面10bに重ねられ基体10と固着する重ね部182と、重ね部182と一体的に形成され重ね部182の外側に配置される鍔部181と、を有する。
シール体180は、重ね部182及び鍔部181において、共に同じ厚みAである。
鍔部181の下面181aには、基体10の外周側面10cに沿って延びる凹溝183が形成されている。凹溝183は、鍔部181の下面181aから厚み方向に形成されている。凹溝183の深さは、シール体180自身の強度が確保できる範囲において、できるだけ深いく形成する方が好ましい。
次に、第1実施形態の圧力センサ2が組み込まれた圧力センサモジュールの一部である半導体圧力センサ取付構造体(取付構造体)200について図5に示す断面模式図を基に説明する。本実施形態に係る取付構造体200は、第1実施形態に係る取付構造体100と概略同様の構成を有している。即ち、取付構造体200は、圧力センサ2と、筐体110と、蓋体120と、を有する。また、取付構造体200は、筐体110と蓋体120とを固定する図示略の固定ボルトを有する。
取付構造体200は、圧力センサ2が筐体110の収容部115に収容され、上方から蓋体120に覆われ、さらに固定ボルト(図示略)によってシール体180が圧縮されることで、防水構造を実現する。
シール体180の鍔部181において、凹溝183の外側部分が収容部115の段差部117の対向面117aと、蓋体120の下面120aとの間で挟み込まれて、厚みa1に圧縮される。鍔部181において、凹溝183の外側部分は、蓋体120の下面120aと段差部117の対向面117aとの間の防水を確保する圧縮率となるように圧縮される。
シール体180の重ね部182は、基体10の上面10bと蓋体120の下面120aとの間で挟み込まれて、厚みa1より大きい厚みa2に圧縮される。重ね部182は、基体10の上面10bに鉛直方向の適度な応力を加え、収容部115の内部での位置ズレを抑制できる圧縮率とすることが好ましい。
図5に示すように、シール体180は、厚みa1に圧縮される鍔部181の領域と、厚みa2に圧縮される重ね部182の領域とを区画する。凹溝183が設けられていることによって鍔部181に加わる圧縮力は凹溝183で途切れ、重ね部182側に伝わりにくくなる。したがって、基体10に過度な応力が加わることを抑制でき、基体10の変形を抑えることができる。
本実施形態の圧力センサ2並びに取付構造体200によれば、第1実施形態の取付構造体100と同様の効果を得ることができる上に、鍔部181に加わる圧縮力の影響が、重ね部182に及ぶことを抑制でき、圧力センサ2の測定信頼性をさらに高めることができる。
なお、本実施形態において、鍔部181の下面181aに凹溝183を設けた場合を例示したが、鍔部181の上面181bに凹溝183を設けても同様の効果を得ることができる。
<第2実施形態の変形例>
図6は、第2実施形態の変形例である圧力センサ2Aのシール体184を示す図である。
シール体184は、基体10と一体成型されているパッキンである。シール体184は、基体10の上面10bに固着している。シール体184は、基体10の上面10bに重ねられ基体10と固着する重ね部186と、重ね部186と一体的に形成され重ね部186の外側に配置される鍔部185と、を有する。
鍔部185の下面184aに第1の凹溝188と、第2の凹溝189と、を有している。第1の凹溝188は、基体10の外周側面10cに沿って延びている。また、第2の凹溝189は、第1の凹溝188の外側に第1の凹溝188に沿って延びている。第1の凹溝188の深さと第2の凹溝189の深さとは、同じであっても異なっていても良い。
鍔部185は、重ね部186側から順に、第1の凹溝188と第2の凹溝189との間の第1領域185aと、第2の凹溝189と鍔部周縁184cまでの第2領域185bと、を有する。
シール体184は、重ね部186、第1領域185a、第2領域185bの順で、圧縮率を大きくするように、挟み込まれる。重ね部186は、基体10を保持しつつ、基体10の変形を抑制する程度に圧縮する。また、鍔部185の第2領域185bは、確実に防水できる程度に圧縮する。鍔部185の第1領域185aは、重ね部186と第2領域185bの中間の圧縮率で圧縮する。
鍔部185の第2領域185bは、重ね部186から最も遠方に配置されている。したがって、第2領域185bの圧縮による影響は、基体10に及びにくく、第2領域185bの圧縮率を大きくしても、基体10の変形は起こりにくい。
また、重ね部186、第1領域185a、並びに第2領域185bの間には、それぞれ凹溝188、189が設けられていることによって鍔部185に加わる圧縮力は、重ね部186側に伝達しにくくなる。これにより、基体10の変形を抑制でき、圧力センサ2Aの測定信頼性をさらに高めることができる。
また、本変形例のシール体184は、基体10と一体成型されることで、基体10の上面10bに固着されている。シール体184を基体10と一体成型する場合には、接着固定する場合と比較して、接着剤を塗布する工程並びにシール体184を基体10に重ね合わせる工程を行う必要がない。したがって、製造工程を簡略化でき、コスト削減を図ることができる。
〔第3実施形態〕
次に第3実施形態について説明する。
図7は、第3実施形態の圧力センサ(半導体圧力センサ)3の断面模式図であり、第1実施形態の図2に対応する図である。
第3実施形態の圧力センサ3は、第1実施形態の圧力センサ1と比較し、シール体80に代えて、鍔部281と重ね部282とで厚みの異なるシール体280を採用した点が異なる。なお、上述の第1実施形態と同一態様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態の圧力センサ3は、圧力センサ素子20と、圧力センサ素子20と電気的に接続されるリードフレーム(配線構成体)40と、圧力センサ素子20及びリードフレーム40を支持する樹脂製の基体10と、基体10に一体的に設けられたシール体280と、を有する。また、圧力センサ3は、制御素子30を有する。
シール体280は、基体10の上面10bに接着剤85を介して接着固定されているパッキンである。シール体280は、基体10の上面10bに重ねられ基体10と固着する重ね部282と、重ね部282と一体的に形成され重ね部282の外側に配置される鍔部281と、を有する。シール体280において、鍔部281と重ね部282との間には段差283が設けられ、段差283を境に鍔部281と重ね部282との厚みが異なっている。鍔部281の厚みA1は、重ね部282の厚みA2より大きい。
次に、第3実施形態の圧力センサ3が組み込まれた圧力センサモジュールの一部である半導体圧力センサ取付構造体(取付構造体)300について図8に示す断面模式図を基に説明する。
取付構造体300は、上述の圧力センサ3と、圧力センサ3が収容される収容部315を備えた筐体310と、圧力センサ3の上方から収容部315を覆う蓋体320と、を有する。また、取付構造体300は、筐体310と蓋体320とを固定する図示略の固定ボルトを有する。
筐体310の取付面310aには、圧力センサ3を収容するための収容部315が設けられている。収容部315は、基体10が収容される凹部316と、凹部316の開口周縁に形成されシール体280の鍔部281が収容される段差部317と、を有する。また、凹部316の底面316aには、筐体内部310cまで貫通する端子接続孔318が設けられている。
段差部317の高さH1は、シール体280の厚み(即ち、鍔部281の厚みA1及び重ね部282の厚みA2)より小さく形成されている。
段差部317において、蓋体320に対向する側には平坦な面である対向面317aが設けられている。
凹部316の底面316aから段差部317までの高さJ1は、圧力センサ3の基体10の高さJ2と略同じに形成されている。したがって、凹部316に収容された基体10の上面10bは、段差部317の対向面317aと略同じ高さとなる。また、凹部316に収容された基体10の上面10bから蓋体320の下面320aまでの高さH2は、段差部317の高さH1と略同じとなる。
なお、シール体280と基体10の上面10bとを接着する接着剤85は、シール体280に対して十分に薄いため厚みを無視しても差しさわりない。
蓋体320は、筐体310の取付面310aに対向して配置される平板である。蓋体320には、測定媒体を導入する圧力導入孔321が設けられている。また、蓋体320は、筐体310に対向する平坦な下面320aを有している。下面320aは、筐体310の取付面310aと当接する。
シール体280の鍔部281は、段差部317の対向面317aと、蓋体320の下面320aとの間で挟み込まれ圧縮される。
また、シール体280の重ね部282及び基体10は、凹部316の底面316aと、蓋体320の下面320aとの間で挟み込まれ圧縮される。
上述したように、凹部316に収容された基体10の上面10bから蓋体320の下面320aまでの高さH2は、段差部317の高さH1と略同じである。したがって、圧縮後のシール体280は、鍔部281と重ね部282とが同じ厚みaとなる。
鍔部281の圧縮前の厚みA1は、重ね部282の圧縮前の厚みA2より大きいため、圧縮後は鍔部281の圧縮率が、重ね部282の圧縮率よりおおきくなる。
より具体的には、鍔部281の圧縮率P1は、鍔部281の圧縮前の厚みA1と、圧縮後の厚みaと、からP1=(A1−a)/A1と表される。一方、重ね部282の圧縮率P2は、重ね部282の圧縮前の厚みA2と、圧縮後の厚みaと、からP2=(A2−a)/A2と表される。
鍔部281の圧縮前後の厚みA1、aは、圧縮率P1が蓋体320の下面320aと段差部317の対向面317aとの間の防水を確保する圧縮率となるように設定される。また、圧力センサ3のシール体280は、基体10と一体的に形成されており、基体10の上面10bとシール体280の重ね部282との間は、止水されている。したがって、蓋体320の圧力導入孔321から浸入する水分、並びに蓋体320と筐体310の間から浸入する水分が、筐体内部310cに浸入することを防止できる。
重ね部282の圧縮前後の厚みA2、aは、重ね部282の圧縮により基体10の上面10bに鉛直方向の適度な応力を加え、収容部315の内部での位置ズレを抑制する圧縮率P1となるように設定することが好ましい。また、重ね部282の圧縮前後の厚みA2、aは、重ね部282の圧縮に伴う基体10の変形により、圧力センサ素子20に影響が及ばない圧縮率P2となるように設定することが好ましい。
なお、重ね部282の圧縮率P2は、必ずしも防水に必要な圧縮率となっている必要はない。
第3実施形態の圧力センサ3並びに取付構造体300によれば、鍔部281と重ね部282との厚みを変えることで、鍔部281と重ね部282との圧縮率を異ならせることができる。これにより、第1実施形態の圧力センサ1並びに取付構造体100と同様の効果を得ることができる。
<第3実施形態の変形例>
図9は、第3実施形態の変形例である圧力センサ3Aのシール体284を示す図である。
シール体284は、基体10の上面10bに接着剤85を介して接着固定されているパッキンである。シール体284は、基体10の上面10bに重ねられ基体10と固着する重ね部286と、重ね部286と一体的に形成され重ね部286の外側に配置される鍔部285と、を有する。
上述した第3実施形態の圧力センサ3におけるシール体280は、段差283により鍔部281と重ね部282との厚みを異ならせている。これに対し、変形例の圧力センサ3Aにおけるシール体284は、鍔部285から重ね部286に掛けて連続的に厚みを異ならせている。
シール体284は、シール体284の内周側面284d(厚みA2)側から外周側面284c(厚みA1)側に向かって連続的に厚みが増す。シール体284の下面284aは、水平に配置されており、これに対しシール体284の上面284bは傾斜する。
シール体284の厚みを鍔部285から重ね部286に掛けて連続的に変える場合であっても、第3実施形態と同様の効果を得ることができる。加えて、変形例の圧力センサ3Aは、シール体284の鍔部285は、外周側面284cの近傍が最も圧縮率が高くなり、内周側面284dに近づくにつれて圧縮率が低くなる。即ち鍔部285は、基体10に近接するにつれて圧縮率が小さくなり、鍔部285の圧縮に伴う応力が、基体10の変形に影響を与えにくい。これにより、圧力センサ3Aの測定信頼性をさらに高めることができる。
〔第4実施形態〕
次に第4実施形態について説明する。
図10は、第4実施形態の圧力センサ(半導体圧力センサ)4の断面模式図であり、第1実施形態の図2に対応する図である。
第4実施形態の圧力センサ4は、第1実施形態の圧力センサ1と比較し、シール体380が、基体350の下面350aに設けられている点が主に異なる。なお、上述の第1実施形態と同一態様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態の圧力センサ4は、圧力センサ素子20と、圧力センサ素子20と電気的に接続されるリードフレーム(配線構成体)40と、圧力センサ素子20及びリードフレーム40を支持する樹脂製の基体350と、基体350に一体的に設けられたシール体380と、を有する。また、圧力センサ4は、制御素子30を有する。
基体350は、周囲を構成する面として上面350bと、下面350aと、上面350b及び下面350aの間に位置する外周側面350cと、を備える。基体350の下面350aには、接着剤85を介してシール体380が固着されている。
基体350は、第1実施形態の基体10と比較して、シール体380を下面350aに接着させる面積を確保する為に、外形が大きく形成されている。
シール体380は、基体350に一体的に設けられた、断面が矩形状の均一な厚みAのパッキンである。シール体380は、基体350の下面350aに重ねられ基体350と固着する重ね部382と、重ね部382と一体的に形成され重ね部382の外側に配置される鍔部381と、を有する。
次に、第4実施形態の圧力センサ4が組み込まれた圧力センサモジュールの一部である半導体圧力センサ取付構造体(取付構造体)400について図11に示す断面模式図を基に説明する。
取付構造体400は、上述の圧力センサ4と、圧力センサ4が収容される収容部415を備えた筐体410と、圧力センサ4の上方から収容部415を覆う蓋体420と、を有する。また、取付構造体400は、筐体410と蓋体420とを固定する図示略の固定ボルトを有する。
筐体410の取付面410aには、圧力センサ4を収容するための収容部415が設けられている。収容部415は、鍔部381の外径より若干大きく形成された凹部416を有する。また、凹部416の底面416aには、筐体内部410cまで貫通する端子接続孔418が設けられている。
蓋体420は、筐体410の取付面410aに対向して配置される。蓋体420には、測定媒体を導入する圧力導入孔421が設けられている。また、蓋体420は、平坦な下面420aが設けられており、下面420aは、筐体410の取付面410a、及び基体350の上面350bと当接する。
また、蓋体420は、下面420aが形成された平板部423と、下面420aから下方に延びる延出部422と、を有している。延出部422は、基体350の外周側面350cに沿って、外周側面350cを覆うように、基体350と凹部416の間に挿入される。また、延出部422の先端は、鍔部381の上面381bに当接する。
蓋体420の延出部422の高さK1は、圧力センサ4の基体350の高さK2より大きく形成されている。したがって、延出部422の下端422aは、基体350の下面350aより下方に位置している。即ち、延出部422の下端422aと凹部416の底面416aの上下方向の距離H1は、基体350の下面350aから凹部416の底面416aまでの上下方向の距離H2より小さくなる。
シール体380の鍔部381は、延出部422の下端422aと凹部416の底面416aとの間で挟み込まれる。これにより鍔部381は、厚みa1(=距離H1)に圧縮される。鍔部381の圧縮率P1は、鍔部381の圧縮前の厚みAと、圧縮後の厚みa1と、からP1=(A−a1)/Aと表すことができる。鍔部381の圧縮後の厚みa1は、圧縮率P1が延出部422の下端422aと凹部416の底面416aの間の防水を確保する圧縮率となるように設定される。
また、圧力センサ4のシール体380は、基体350と一体的に形成されており、基体350の上面350bとシール体380の重ね部382との間は、止水されている。
したがって、取付構造体400によれば、蓋体420の圧力導入孔421から浸入する水分、並びに蓋体420と筐体410の間から浸入する水分が、筐体内部410cに浸入することを防止できる。
シール体380の重ね部382及び基体350は、凹部416の底面416aと、蓋体420の下面420aとの間で挟み込まれる。これにより重ね部382は、基体350の下面350aと凹部416の底面416aとの間で厚みa2(=距離H2)に圧縮される。重ね部382の圧縮率P2は、重ね部382の圧縮前の厚みAと、圧縮後の厚みa2と、からP2=(A−a2)/Aと表すことができる。
重ね部382の圧縮後の厚みa2は、鍔部381の圧縮後の厚みa1より大きいため、重ね部382の圧縮率P2は、鍔部381の圧縮率P1より小さい。重ね部382の圧縮率P2は、基体350の下面350aに鉛直方向の適度な応力を加え、収容部415の内部での位置ズレを抑制できる圧縮率とすることが好ましい。
鍔部381の圧縮により防水が確保されているため、重ね部382の圧縮率P2は、必ずしも防水に必要な圧縮率となっている必要はない。重ね部382の圧縮率P2が高いと、基体350が変形し、圧力センサ素子20の測定に影響を与える虞がある。したがって、重ね部382の圧縮後の厚みa2(即ち、距離H2)は、圧縮率P2が圧力センサ素子20に影響が及ばない程度の圧縮率P2となるように設定される。
以上に説明したように、第4実施形態の圧力センサ4並びに取付構造体400によれば、第1実施形態の圧力センサ1並びに取付構造体100と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の詳細について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、配線構成体は、リードフレームに限らず、配線パターンを有するPCB(Printed Circuit Board)、FPC(Flexible Printed Circuit)などのプリント配線基板であってもよい。
また、圧力センサ素子は、基体に直接的に支持される構成に限らず、リードフレームを介して支持される構成であっても良い。
1、2、2A、3、3A、4…圧力センサ(半導体圧力センサ)、10、350…基体、10a、120a、181a、284a、320a、350a、420a…下面、10b、181a、184a、284b、350b、381b…上面、10c、350c…外周側面、20…圧力センサ素子、30…制御素子、40…リードフレーム(配線構成体)、50、51…ボンディングワイヤ、60…保護剤、60a…被圧面、80、180、184、280、284、380…シール体、81、181、185、281、285、381…鍔部、82、182、186、282、286、382…重ね部、85…接着剤、100、200、300、400…取付構造体(半導体圧力センサ取付構造体)、110、310、410…筐体、110a、310a、410a…取付面、110c、310c、410c…筐体内部、115、315、415…収容部、116、316、416…凹部、116a、316a、416a…底面、117、317…段差部、117a、317a…対向面、120、320、420…蓋体、121、321、421…圧力導入孔、130…固定ボルト、183、188、189…凹溝、185a…第1領域、185b…第2領域、422…延出部、422a…下端、423…平板部、A、A1、A2…厚み(圧縮前)、a、a1、a2…厚み(圧縮後)、H、H1、H2、J1、J2、K1、K2…高さ(上下方向距離)

Claims (14)

  1. 圧力センサ素子と、
    前記圧力センサ素子と電気的に接続される配線構成体と、
    前記圧力センサ素子及び前記配線構成体を支持する基体と、
    前記基体に一体的に設けられたシール体と、を有し、
    前記基体は、上面と、下面と、前記上面及び前記下面の間に位置する外周側面とを備え、
    前記シール体は、前記基体の前記外周側面より外側に延出する鍔部を備える半導体圧力センサ。
  2. 前記シール体が、前記基体の上面又は下面に重ねられ前記基体と固着する重ね部を有する請求項1に記載の半導体圧力センサ。
  3. 前記シール体は、前記重ね部とその外側に配置される鍔部とが一体的に形成され、前記重ね部に対し前記鍔部が肉厚である請求項2に記載の半導体圧力センサ。
  4. 前記鍔部は、上面又は下面に前記基体の前記外周側面に沿って延びる凹溝を有する請求項1〜3の何れか一項に記載の半導体圧力センサ。
  5. 前記シール体が、前記基体と接着固定されている請求項1〜4の何れか一項に記載の半導体圧力センサ。
  6. 前記シール体が、前記基体と一体成型されている請求項1〜4の何れか一項に記載の半導体圧力センサ。
  7. 半導体圧力センサと、
    前記半導体圧力センサが収容される収容部を備えた筐体と、
    前記半導体圧力センサの上方から前記収容部を覆う蓋体と、
    を有し、
    前記半導体圧力センサは、
    圧力センサ素子と、
    前記圧力センサ素子と電気的に接続される配線構成体と、
    前記圧力センサ素子及び前記配線構成体を支持する基体と、
    前記基体に一体的に設けられたシール体と、を有し、
    前記基体は、上面と、下面と、前記上面及び前記下面の間に位置する外周側面とを備え、
    前記シール体は、前記基体の前記外周側面より外側に延出する鍔部を備え、
    前記鍔部が、前記収容部と前記蓋体との間に挟み込まれる半導体圧力センサ取付構造体。
  8. 前記シール体が、前記基体の上面又は下面に重ねられ前記基体と固着する重ね部を有し、
    前記重ね部及び前記基体が、前記収容部と前記蓋体との間に挟み込まれ、
    前記シール体において、前記鍔部の圧縮率が前記重ね部の圧縮率より大きい請求項7に記載の半導体圧力センサ取付構造体。
  9. 前記収容部は、前記基体を収容し底面が形成された凹部と、前記凹部の開口周縁において前記蓋体と対向する対向面と、を有し、
    前記シール体は、前記基体の上面側に配置され、
    前記対向面と前記蓋体の間には、前記鍔部が挟み込まれ、
    前記凹部の底面と蓋体の間には、前記基体及び前記重ね部が挟み込まれる請求項8に記載の半導体圧力センサ取付構造体。
  10. 前記対向面と前記蓋体との上下方向の距離は、前記基体の上面と前記蓋体との上下方向の距離より短い請求項9に記載の半導体圧力センサ取付構造体。
  11. 前記収容部は、前記基体を収容し底面が形成された凹部を有し、
    前記蓋体は、平板部と前記平板部から前記基体の前記外周側面に沿って下方に延びる延出部と、を有し、
    前記シール体は、前記基体の下面側に配置され、
    前記延出部と前記凹部の前記底面の間には、前記鍔部が挟み込まれ、
    前記平板部と前記凹部の前記底面の間には、前記基体及び前記重ね部が挟み込まれる請求項8に記載の半導体圧力センサ取付構造体。
  12. 前記延出部と前記凹部の底面との上下方向距離は、前記基体の下面と前記凹部の前記底面との距離より短い請求項11に記載の半導体圧力センサ取付構造体。
  13. 前記シール体は、前記重ね部とその外側に配置される鍔部とが一体的に形成され、前記重ね部に対し前記鍔部が肉厚であることにより、前記鍔部の圧縮率を前記重ね部の圧縮率より大きくする請求項8〜12の何れか一項に記載の半導体圧力センサ取付構造体。
  14. 前記鍔部は、上面又は下面に前記基体の前記外周側面に沿って延びる凹溝を有し、
    前記筐体と前記蓋体とは、前記凹溝の外側を挟み込む請求項7〜13の何れか一項に記載の半導体圧力センサ取付構造体。
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