JP2015174237A - 電子装置およびその製造方法 - Google Patents

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和久 中川
善博 吉良
Yoshihiro Kira
善博 吉良
啓志 柳原
Hiroshi Yanagihara
啓志 柳原
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【課題】ターミナルが変形することを抑制でき、かつ、製造工程の簡略化を図る。【解決手段】内部にキャビティ104を有し、キャビティ104にゲート102bを介して樹脂が注入される金型100を用意する。また、一面40b側にターミナル50を搭載する保持部材40を用意し、保持部材40上にターミナル50を搭載しつつ、ターミナル50を挟んで保持部材40がゲート102bと反対側に位置するように、ターミナル50および保持部材40をキャビティ104内に配置する。保持部材40の一面40b側からゲート102bを介してキャビティ104に樹脂を注入する。【選択図】図6

Description

本発明は、外部回路と電気的に接続されるターミナルがインサート成形されたケースを備える電子装置およびその製造方法に関するものである。
従来より、ターミナルを保持したケースに電子部品が搭載され、ターミナルと電子部品とがワイヤ等を介して電気的に接続された電子装置が提案されている。このような電子装置は、ターミナルがインサート成形されたケースを用意し、当該ケースに電子部品を搭載した後にターミナルと電子部品とを電気的に接続することで製造される。
ターミナルがインサート成形されたケースを用意する方法としては、例えば、特許文献1に次の方法が提案されている。すなわち、まず、ターミナルを金型に配置した後に金型内のキャビティに樹脂を注入し、当該ターミナルがインサート成形された一次成形品を構成する。なお、この工程では、ターミナルのうちの樹脂に封止される部分に印加される樹脂圧が低くなるように各種の製造条件を設定して行う。次に、再び、この一次成形品を別の金型に配置した後に金型内のキャビティに樹脂を注入し、一次成形品(ターミナル)がインサート成形されたケースを構成する。
これによれば、ターミナルに印加される樹脂圧が低くなるように一次成形品を構成している。そして、この一次成形品を用いてターミナルがインサート成形されたケースを用意している。このため、樹脂圧によってターミナルが変形することを抑制できる。
特開2000−326359号公報
しかしながら、上記のケースを用意する方法では、一次成形品を構成するためのインサート成形と、ケースを構成するためのインサート成形との少なくとも2回のインサート成形が必要になる。このため、製造工程が複雑になり易いという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、ターミナルが変形することを抑制でき、かつ、製造工程の簡略化を図ることのできる電子装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ターミナル(50)がインサート成形されたケース(10)と、ケースに搭載され、ターミナルと電気的に接続される電子部品(20)とを備える電子装置の製造方法であって、以下の点を特徴としている。
すなわち、内部にキャビティ(104)を有し、キャビティにゲート(102b)を介して樹脂が注入される金型(100)を用意する工程と、一面(40b)側にターミナルを搭載する保持部材(40)を用意する工程と、保持部材上にターミナルを搭載しつつ、ターミナルおよび保持部材をキャビティ内に配置する工程と、キャビティ内に樹脂を注入して硬化することにより、ターミナルがインサート成形されたケースを形成する工程と、を行い、配置する工程では、ターミナルを挟んで保持部材がゲートと反対側に位置するように、ターミナルおよび保持部材をキャビティ内に配置し、ケースを形成する工程では、保持部材の一面側からゲートを介してキャビティに樹脂を注入することを特徴としている。
これによれば、ゲートからキャビティに樹脂が注入されると、ターミナルのうちの保持部材の一面に搭載されている部分に最も大きな樹脂圧が印加されるが、当該樹脂圧はターミナルから保持部材に向かう方向に印加される。このため、この樹脂圧がターミナルに印加されたとしてもターミナルは保持部材によって保持されているため、当該樹脂圧によってターミナルが変形することを抑制できる。そして、このような製造方法では、インサート成形を1回行うのみでよいため、製造工程の簡略化を図ることができる。
この場合、請求項2に記載の発明のように、保持部材として、一面側に凹部(43)が形成されると共に、凹部の底面に当該底面の法線方向に突出した突起部(44)が形成されたものを用意し、ターミナルとして、突起部に対応する貫通孔(50a)が形成されたものを用意し、配置する工程では、貫通孔に突起部が挿入されるようにターミナルを凹部に配置することにより、ターミナルを保持部材に固定することができる。これによれば、インサート成形する際に、ターミナルが変位することを抑制できる。
また、請求項4に記載の発明では、ターミナル(50)がインサート成形されたケース(10)と、ケースに搭載され、ターミナルと電気的に接続される電子部品(20)と、を備え、ケースには、ターミナルと共に、ターミナルを保持する保持部材(40)がインサート成形されていることを特徴としている。
このような電子装置では、ターミナルがインサート成形されたケースを用意する際、ターミナルのうちの保持部材の一面に搭載されている部分に保持部材に向かう方向に樹脂圧が印加されるようにすることにより、ターミナルが変形することを抑制できる。そして、このようなケースは、インサート成形を1回行うのみでよいため、製造工程の簡略化を図ることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における圧力センサの断面図である。 図1に示す圧力センサの別の断面図である。 図1中の二点鎖線で囲まれた領域Aの拡大図である。 保持部材の斜視図である。 ターミナルの斜視図である。 ターミナルをインサート成形する際の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態では、本発明の電子装置を圧力センサに適用した例について説明する。なお、この圧力センサは、例えば、車両のドア内のスペースに取り付けられ、車両のドア内の圧力を検出する圧力センサとして用いられると好適である。
図1および図2に示されるように、圧力センサはケース10を備えている。このケース10は、例えば、樹脂材料を型成形することにより作られた略円柱状とされている。そして、一端部(図1中紙面上側の端部)側に凹部11が形成されていると共に、他端部(図1中紙面下側の端部)側に開口部12が形成されている。
また、ケース10には、凹部11内の空間と外部空間とを連通し、測定媒体を外部空間から導入するための圧力導入孔13が形成されている。本実施形態では、この圧力導入孔13は、測定媒体を導入するための開口部がケース10のうちの一端部と他端部との間の側面に形成されている。なお、図1では、圧力導入孔13として測定媒体が通過する経路が屈曲する形状のもの示しているが、測定媒体が通過する経路が屈曲しない形状とされていてもよい。
そして、ケース10の凹部11には、図3に示されるように、本発明の電子部品に相当するセンサユニット20が配置されている。センサユニット20は、一面21aおよび他面21bを有し、配線パターンやビア等を介して一面21aと他面21bとの間が電気的に接続されるセラミック基板やプリント基板等の配線基板21を有している。そして、配線基板21の一面21aには、センサチップ22や回路チップ23が搭載され、これらセンサチップ22および回路チップ23はボンディングワイヤ24を介して配線基板21と電気的に接続されている。また、配線基板21の他面21bには、コンデンサ25が図示しない導電性接着剤等を介して搭載されている。
センサチップ22は、測定媒体の圧力に応じたセンサ信号を出力するものである。本実施形態では、ダイヤフラムにブリッジ回路を構成するようにゲージ抵抗が形成され、ダイヤフラムに圧力が印加されるとゲージ抵抗の抵抗値が変化してブリッジ回路の電圧が変化し、この電圧の変化に応じたセンサ信号を出力する半導体ダイヤフラム式のものが用いられる。
回路チップ23は、センサ信号に対して所定の処理を行う信号処理機能等を有するものが用いられる。
また、センサユニット20は、樹脂材料を型成形することにより作られた接続部材26を有している。この接続部材26は、本実施形態では、配線基板21の外縁に沿った枠状とされ、一端部(図1中紙面上側の端部)と他端部(図1中紙面下側の端部)との間の部分に内側に突出した突出部26aを有している。そして、一端部側が配線基板21の側面に沿って配置されると共に、他端部側が配線基板21の一面21aから突出するように、突出部26aのうちの一端部側の部分が配線基板21の一面21aのうちの外縁部に接着剤27を介して接合されている。
また、配線基板21の一面21a側には、接続部材26で囲まれる空間に、センサチップ22や回路チップ23、ボンディングワイヤ24を封止するように、保護部材28が配置されている。つまり、接続部材26は、保護部材28が濡れ広がることを抑制するダムとしての機能を有している。なお、保護部材28としては、例えば、シリコーンゲルやフッ素ゲル等の耐腐食性や耐薬品性等に優れたものが用いられる。
以上がセンサユニット20の構成である。そして、図1および図2に示されるように、このセンサユニット20は、凹部11の底面に形成された圧力導入孔13の開口部を閉塞するように、凹部11に搭載されている。具体的には、配線基板21の一面21aが凹部11の底面と対向するように、接続部材26の他端部側が凹部11の底面に接着剤29を介して搭載されている。
また、ケース10には、ボルト30、保持部材40、ターミナル50が備えられている。これらボルト30、保持部材40、ターミナル50は、インサート成形によりケース10と一体に成形されることによってケース10に保持されている。
具体的には、ボルト30は、頭部30aおよびネジ部30bを有する一般的なものが用いられ、ネジ部30bが圧力導入孔13の開口部が形成される側面と反対側の側面から突出するように、ケース10に保持されている。
保持部材40は、図1および図4に示されるように、樹脂材料が型成形されることによって作られたものであり、外形がボルト30の頭部30aに対応する形状とされた略板状とされてボルト30の頭部30a上に配置されている。詳述すると、保持部材40は、ボルト30側の一面40aの外縁部に当該一面40aから突出する枠状の突出部41が形成されており、この突出部41がボルト30の頭部30aに嵌め込まれることによってボルト30に固定されている。また、保持部材40には、ボルト30側の一面40aと反対側の一面40bに、溝部42が一方向に延設されていると共に、当該溝部42を挟んで2つの凹部43が溝部42に沿って延設されている。なお、溝部42および凹部43は、一面40bと連結される側面に達するように形成されている。そして、凹部43の底面には、当該底面に対する法線方向に突出する突起部44が形成されている。
なお、溝部42は、一面40bから底面までの距離が一面40bから凹部43の底面までの距離より長くなるように形成されている。言い換えると、溝部42は、凹部43よりも深く形成されている。
ターミナル50は、図2および図5に示されるように、金属製棒状のものであり、一端部が凹部11内に突出しており、他端部が開口部12内に突出するようにケース10に保持されている。そして、凹部11内に突出している各ターミナル50の一端部は、ボンディングワイヤ60を介して配線基板21と電気的に接続され、開口部12内に突出している各ターミナル50の他端部は、図示しない外部配線部材を介して外部回路と電気的に接続される。
また、ターミナル50は、一端部と他端部との間に、保持部材40に形成された突起部44に対応する貫通孔50aが形成されている。そして、ターミナル50は、貫通孔50aに保持部材40の突起部44が挿入されるように、一端部と他端部との間の中間部が凹部43に配置されることによって保持部材40に固定されている。
また、ケース10には、凹部11を閉塞するように、樹脂材料が型成形されることによって作られた蓋部70が図示しない接着剤等を介して接合されている。
以上が本実施形態における圧力センサの構成である。次に、このような圧力センサの製造方法について説明する。
まず、図6に示されるように、下側金型101、上側金型102、下側金型101と上側金型102との間にスライド可能な状態で配置された一対のスライドブロック103を有し、これらの間(内部)にキャビティ104が構成される金型100を用意する。
なお、下側金型101のうちの上側金型102と対向する一面101aには、ボルト30のうちのネジ部30bが挿入される挿入孔101bが形成されている。上側金型102には、樹脂の流動経路であるスプル102aおよび樹脂がキャビティ104内に射出される際の出口となるゲート102bが形成されている。
また、このような金型100とは別に、上記構成のボルト30、保持部材40、ターミナル50を用意する。なお、保持部材40は、金型内に樹脂を流し込む単純な型成形で作られる。
そして、ボルト30に保持部材40を固定すると共に、保持部材40にターミナル50を固定する。詳述すると、保持部材40の突出部41をボルト30の頭部30aにはめ込むことにより、ボルト30に保持部材40を固定する。また、貫通孔50aに突起部44が挿入されるように凹部43にターミナル50を配置することにより、保持部材40にターミナル50を固定する。
そして、この状態のものを金型100内に配置する。具体的には、ボルト30のネジ部30bを挿入孔101bに挿入して頭部30aを下側金型101の一面101aに固定する。なお、保持部材40は、ターミナル50を挟んでゲート102bと反対側に位置するように、キャビティ104内に配置される。言い換えると、保持部材40の一面40bの上方にゲート102bが位置するように、金型100が構成されている。
そして、ゲート102bを介してキャビティ104内に樹脂を注入する。つまり、保持部材40の一面40bの上方から樹脂を注入する。このとき、ゲート102bからキャビティ104に樹脂が注入されると、ターミナル50のうちの保持部材40に搭載されている部分(ゲート102bの直下に位置する部分)には、樹脂の注入方向(図6中紙面上下方向)に大きな樹脂圧が印加される。しかしながら、本実施形態では、ターミナル50が樹脂圧によって変形しようとする方向に保持部材40が配置されている。このため、樹脂圧によってターミナル50が変形することを抑制できる。
そして、当該樹脂を硬化することにより、ボルト30、保持部材40、ターミナル50がインサート成形されたケース10を構成する。その後は、センサユニット20をケース10の凹部11に搭載したり、配線基板21とターミナル50とをボンディングワイヤ60を介して電気的に接続することにより、上記図1に示す圧力センサが製造される。
以上説明したように、本実施形態では、ターミナル50を挟んでゲート102bと反対側に保持部材40が位置するように、キャビティ104内に保持部材40およびターミナル50を配置している。このため、ゲート102bからキャビティ104内に樹脂が注入されると、ターミナル50のうちの保持部材に保持されている部分(ゲート102bの直下に位置する部分)に最も大きな樹脂圧が印加されるが、当該樹脂圧はターミナル50から保持部材40に向かう方向に印加される。このため、この樹脂圧がターミナル50に印加されたとしてもターミナル50は保持部材40によって保持されているため、当該樹脂圧によってターミナル50が変形することを抑制できる。
そして、このような製造方法では、インサート成形を1回行うのみでよく、製造工程の簡略化を図ることができる。
また、保持部材40には凹部43および突起部44が形成されている。そして、ターミナル50は、貫通孔50aに突起部44が挿入されるように、凹部43に配置されている。このため、ターミナル50を保持部材40に固定でき、インサート成形を行っている際にターミナル50が変位することを抑制できる。
さらに、保持部材40には、凹部43よりも深さが深くされ、一面40bと連結された側面に達するように溝部42が形成されている。これにより、キャビティ104に注入された樹脂は、溝部42を介してターミナル50における保持部材40から突出している部分のうちの下側金型101側の部分に周り込みやすくなる。このため、ターミナル50における保持部材40から突出している部分には、上側金型102側から回り込む樹脂の樹脂圧に加えて、溝部42を介して下側金型101側から周り込む樹脂の樹脂圧も印加される。したがって、ターミナル50における保持部材40から突出している部分も変形することを抑制できる。
(他の実施形態)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記第1実施形態では、本発明の電子装置を圧力センサに適用した例について説明したが、本発明の電子装置を加速度センサや角速度センサに適用することもできる。すなわち、本発明は、ターミナル50がインサート成形されたケース10を有するものに適用することができる。
また、上記第1実施形態において、電子部品はセンサユニット20ではなく、センサチップ22のみであってもよい。
さらに、上記第1実施形態において、溝部42と凹部43との配置関係は適宜変更であり、溝部42は2つの凹部43の外側に形成されていてもよい。つまり、一方の凹部43を挟むように、他方の凹部43と溝部42とが形成されていてもよい。
そして、上記第1実施形態において、溝部42は、一方向に延設されたものでなくてもよい。すなわち、ターミナル50における保持部材40から突出している部分のうちの下側金型101側の部分に樹脂が周り込みやすくなるのであれば、溝部42の形状は特に限定されるものではない。
10 ケース
20 センサユニット(電子部品)
40 保持部材
40b 一面
50 ターミナル
100 金型
102b ゲート
104 キャビティ

Claims (4)

  1. ターミナル(50)がインサート成形されたケース(10)と、
    前記ケースに搭載され、前記ターミナルと電気的に接続される電子部品(20)と、を備える電子装置の製造方法であって、
    内部にキャビティ(104)を有し、前記キャビティにゲート(102b)を介して樹脂が注入される金型(100)を用意する工程と、
    一面(40b)側に前記ターミナルを搭載する保持部材(40)を用意する工程と、
    前記保持部材上に前記ターミナルを搭載しつつ、前記ターミナルおよび前記保持部材を前記キャビティ内に配置する工程と、
    前記キャビティ内に樹脂を注入して硬化することにより、前記ターミナルがインサート成形された前記ケースを形成する工程と、を行い、
    前記配置する工程では、前記ターミナルを挟んで前記保持部材が前記ゲートと反対側に位置するように、前記ターミナルおよび前記保持部材を前記キャビティ内に配置し、
    前記ケースを形成する工程では、前記保持部材の一面側から前記ゲートを介して前記キャビティに前記樹脂を注入することを特徴とする電子装置の製造方法。
  2. 前記保持部材として、前記一面側に一方向に延設された凹部(43)が形成されると共に、前記凹部の底面に当該底面の法線方向に突出した突起部(44)が形成されたものを用意し、
    前記ターミナルとして、前記突起部に対応する貫通孔(50a)が形成されたものを用意し、
    前記配置する工程では、前記貫通孔に前記突起部が挿入されるように前記ターミナルを前記凹部に配置することにより、前記ターミナルを前記保持部材に固定することを特徴とする請求項1に記載の電子装置の製造方法。
  3. 前記保持部材として、前記一面側に前記凹部よりも深さが深くされ、前記一面と連結する側面に達する溝部(42)が形成されたものを用意することを特徴とする請求項1または2に記載の電子装置の製造方法。
  4. ターミナル(50)がインサート成形されたケース(10)と、
    前記ケースに搭載され、前記ターミナルと電気的に接続される電子部品(20)と、を備え、
    前記ケースには、前記ターミナルと共に、前記ターミナルを保持する保持部材(40)がインサート成形されていることを特徴とする電子装置。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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