JP6338094B2 - 電子基板の電気接続構造および車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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本発明は、基板支持体に固定された電子基板と基板支持体に設けられたバスバーとの電気接続構造およびこの電気接続構造を用いた車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
車両用ブレーキ液圧装置の電子制御ユニットは、基体に装着された電磁弁、圧力センサ、モータなどを制御する電子基板と、電子基板を収容するハウジングと、を備えている。
ハウジングは、基体の一面に固着される箱体であり、電子基板が収容されるとともに、基体の一面から突出した電気部品が収容されている。また、ハウジングの内面には、バスバーの一部が露出している。
前記したバスバーは、ハウジングの周壁部に埋設される埋設部と、ハウジングの内面に露出するワイヤ接続部と、を有し、電気部品に電気的に接続されている(例えば、特許文献1参照)。バスバーのワイヤ接続部と、電子基板上の電気回路に設けられた接続パッドとは、ボンディングワイヤによって電気的に接続されている。
特開2011−193566号公報
ボンディングワイヤは、ワイヤ接続部に振動溶着している。すなわち、ボンディングワイヤの端部をワイヤ接続部の表面に接触させた状態で、ボンディングワイヤの端部を振動させることによって、ワイヤ接続部にボンディングワイヤを接続している。
この接続方法では、ボンディングワイヤを振動させたときにバスバーが振動(共振)すると、ワイヤ接続部にボンディングワイヤを溶着し難くなるという問題がある。
本発明では、前記した問題を解決し、バスバーにボンディングワイヤを振動溶着し易くなる電気接続構造および車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、合成樹脂製の基板支持体に固定された電子基板の接続パッドと、前記基板支持体に設けられたバスバーと、がボンディングワイヤによって電気的に接続される電気接続構造である。前記バスバーは、前記基板支持体の表面に露出する露出部を有している。前記基板支持体には、前記バスバーの一端が埋設される埋設部と、前記露出部の一部を覆う補強部と、が形成されている。前記露出部には、前記ボンディングワイヤの端部が接合されるワイヤ接続部が設けられており、前記ワイヤ接続部は、前記埋設部と前記補強部との間に配置され、前記補強部の頂部の前記ワイヤ接続部側の側部には、前記ボンディングワイヤを避けるように、逃げ部が形成されている。
この構成では、ワイヤ接続部が埋設部および補強部の二つの固定部位に挟まれている。そのため、ワイヤ接続部にボンディングワイヤの端部を振動溶着するときに、ボンディングワイヤとともにワイヤ接続部が振動するのを抑制することができ、バスバーにボンディングワイヤを振動溶着し易くなる。つまり、本発明によれば、基板支持体に対するワイヤ接続部の付着性を高めることができる。
また、補強部に逃げ部を形成することで、埋設部と補強部の頂部との間隔が大きくなるため、ワイヤ接続部にボンディングワイヤの端部を振動溶着するときに、ボンディングワイヤを保持する工具をワイヤ接続部の表面側で移動させ易くなる。また、補強部とボンディングワイヤとの干渉を避けることができる。
なお、前記補強部の頂部の前記ワイヤ接続部側の側面には、底部側から頂部側に向かうに従って前記ワイヤ接続部側の反対側にオフセットさせた傾斜面によって、前記逃げ部を形成してもよい。
前記した電子基板の電気接続構造において、前記基板支持体に複数の前記バスバーが並設されている場合には、前記補強部を前記各バスバーの並設方向に延ばして、前記補強部によって前記各バスバーの前記露出部の一部を覆うことが望ましい。
この構成では、一つの補強部によって、複数のワイヤ接続部の付着性を一括して高めることができる。また、複数のバスバーに対して補強部を一工程で設けることができる。
前記した電子基板の電気接続構造において、前記補強部は、前記基板支持体に前記バスバーをインサート成形したときに形成された部位であることが望ましい。
このように、基板支持体にバスバーをインサート成形する工程において、補強部も形成することで、製造効率を高めることができる。
本発明の電子基板の電気接続構造は、車両用ブレーキ液圧制御装置に用いることができる。前記車両用ブレーキ液圧制御装置は、ブレーキ液路が形成された基体と、前記基体に装着された電気部品を制御する前記電子基板と、を備え、前記基板支持体は、前記基体の一面に取り付けられる箱体である。前記バスバーは、前記電気部品に電気的に接続されており、前記電子基板は、前記基板支持体内に収容されている。
本発明の電子基板の電気接続構造および車両用ブレーキ液圧制御装置では、バスバーにボンディングワイヤを振動溶着し易くなり、基板支持体に対するワイヤ接続部の付着性を高めることができるため、電子基板とバスバーとの接続の信頼性を高めることができる。
本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置を示した分解斜視図である。 本実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置を示した側断面図である。 ハウジングの内部を表側から見た図である。 端子集約部の拡大図である。 (a)はバスバーの斜視図、(b)は端子集約部の側断面図である。 ハウジングにバスバーをインサート成形するための金型を示した図で、(a)は平面図、(b)はA−A断面図、(b)はB−B断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態では、車両用ブレーキ液圧制御装置の電子制御ユニットにおける電子基板の電気接続構造を例として説明する。
車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、ホイールシリンダに作用するブレーキ液圧を制御するものであり、図1に示すように、基体100と、電子基板20を有する電子制御ユニット10と、を備えている。
基体100には、マスタシリンダとホイールシリンダとを接続するブレーキ液路が形成されている。また、基体100には、電磁弁Vや圧力センサSなどの電気部品、モータ200などの電動部品、プランジャポンプPなどが組み付けられる。
車両用ブレーキ液圧制御装置Uでは、車両の挙動に基づいて電子基板20が電磁弁Vやモータ200を作動させることで、基体100内のブレーキ液路内のブレーキ液圧を変動させている。
基体100は、略直方体に形成された金属部品である。基体100の各面のうち、表側の面101には、電磁弁Vや圧力センサSといった電気部品が装着される取付穴151などが形成されている。
基体100の上面103には、ホイールシリンダに至るブレーキ配管が接続される出口ポート152などが形成されている。
基体100の下面には、リザーバを構成するリザーバ構成部品Rが組付けられるリザーバ穴153などが形成されている。
基体100の側面105には、プランジャポンプPが装着されるポンプ孔155などが形成されている。
なお、基体100に設けられた穴は、直接に、或いは基体100の内部に形成されたブレーキ液路を介して互いに連通している。
モータ200は、プランジャポンプPの動力源であり、図2に示すように、基体100の裏側の面102に固着され、出力軸210は基体100のモータ装着穴154に挿入されている。
また、モータ200に電力を供給するためのモータバスバー220は、基体100の端子孔140に挿通されており、ハウジング40内に設けられたターミナルTを介して、電子基板20の電子回路に接続されている。
電子制御ユニット10は、図1に示すように、電磁弁Vやモータ200の作動を制御する電子基板20と、電子基板20を収容するハウジング40(特許請求の範囲における「基板支持体」)と、を備えている。
ハウジング40は、図2に示すように、基体100の表側の面101から突出する電磁弁Vや圧力センサSなどの電気部品を覆った状態で、基体100の表側の面101に一体的に固着される合成樹脂製の箱体である。
ハウジング40は、基体100側の反対側の面(図2の右側の面)および基体100側の面(図2の左側の面)が開口している。
ハウジング40は、電子基板20が階層状態で取り付けられる略長方形の仕切部44と、仕切部44の周縁部から表側および裏側に垂直に立ち上げられ、仕切部44を取り囲んでいる周壁部41a,42aと、を備えている。
ハウジング40内が仕切部44によって表側と裏側に仕切られることで、第一収容室41と第二収容室42とが形成されている。
ハウジング40の内部空間の裏側には 電磁弁V、電磁コイルV1、圧力センサSなどの電気部品を収容する第一収容室41が形成されている。
ハウジング40の内部空間の表側には、電子基板20を収容する第二収容室42が形成されている。
ハウジング40の表側の開口部は、合成樹脂製のカバー50によって密閉されている。
周壁部41a,42aは、第一収容室41を形成する第一周壁部41aと、第二収容室42を形成する第二周壁部42aと、からなり、第一周壁部41aおよび第二周壁部42aの外周形状は略長方形となっている(図3参照)。
第一周壁部41aの表側に第二周壁部42aが配置されている。第一周壁部41aは、基体100の表側の面101から突出する電気部品を取り囲む部位であり、第二周壁部42aは、電子基板20を取り囲む部位である。
第一周壁部41aには、基体100の表側の面101の外周縁に当接するフランジ41bが設けられており、フランジ41bの適所には取付孔41cが形成されている(図3参照)。
フランジ41bの基体100側の端面には、フランジ41bの内周に沿って、無端状のシール部材41dが装着されている。シール部材41dは、基体100の表側の面101に密着して、基体100とハウジング40との間をシールする部材である。
仕切部44は、基体100の表側の面101に間隔を空けて対向する板状の部位であり、第二収容室42側の面の四隅近傍には、電子基板20を支持する基板保持部44aがそれぞれ突設されている(図3参照)。
基板保持部44aの突端面は、電子基板20の裏側の面に当接する部位であり、この突端面にはねじ穴が形成されている。
また、仕切部44には、ターミナルTが貫通するターミナル取付部44dが形成されている。ターミナルTの一端側は第一収容室41に突出し、他端側は第二収容室42に突出している。
ハウジング40の裏側には、コネクタ接続部(図示せず)が設けられている。コネクタ接続部は、外部配線ケーブルの端部に設けられたコネクタが接続される部位である。
電子基板20は、電子回路(図示せず)がプリントされた長方形の基板本体21に、半導体チップなどの電子部品を取り付けたものである(図3参照)。
電子基板20は、圧力センサSといった各種センサから得られた情報や、予め記憶させておいたプログラム等に基づいて、電磁弁Vやモータ200の作動を制御するように構成されている。
図3に示すように、基板本体21の四隅近傍に形成された挿通孔に挿通した固定ボルト23を、基板保持部44aのねじ穴に螺合することで、電子基板20が仕切部44の第二収容室42側に取り付けられている。
次に、電子基板20の接続パッド24と、ハウジング40に設けられたバスバー81とを接続するための電気接続構造について説明する。
図3に示すように、電子基板20の電子回路には接続パッド24が設けられている。接続パッド24は、基板本体21の表面に形成された薄膜状の導電部材である。
また、ハウジング40には、電磁コイルV1、圧力センサS、モータ200およびコネクタ接続部(図示せず)に電気的に接続された複数のバスバー81が設けられている。
本実施形態の電気接続構造では、接続パッド24とバスバー81とをボンディングワイヤ82によって電気的に接続している。これにより、電子基板20の電子回路と、電磁コイルV1、圧力センサS、モータ200およびコネクタ接続部(図示せず)とが電気的に接続されている。
ハウジング40の第二周壁部42aにおいて、図3の上下二辺および右側の一辺の内側には段部44bが形成されている。
段部44bは、図2に示すように、端子取付部44cを有している。端子取付部44cは、仕切部44の第二収容室42側の面よりも表側に配置されている。
端子取付部44cは、図4に示すように、電子基板20の縁部に隣接する帯状の領域であり、複数のバスバー81が並設されている。
バスバー81は、図5(b)に示すように、段部44bの形状に沿って折り曲げられた金属製(銅製)の板状の部材である(図5(a)参照)。
バスバー81の一端部81aは、ハウジング40の第二周壁部42a(特許請求の範囲における「埋設部」)に埋設されている。バスバー81の一端部81aは、ハウジング40にバスバー81がインサート成形されるときに、第二周壁部42aに埋設される。
バスバー81の大部分は、仕切部44に埋設されている。バスバー81は、ハウジング40にバスバー81がインサート成形されるときに、仕切部44に埋設される。
バスバー81の他端部は、電磁コイルV1の端子、圧力センサSの端子、モータ200のモータバスバー220、コネクタ接続部の端子などに電気的に接続される部位である(図2参照)。
バスバー81には、端子取付部44cの表面に露出している露出部81bが設けられている。
端子取付部44cの表面には、図4に示すように、各バスバー81の露出部81bの表面の一部を覆う補強部90が形成されている。補強部90は、図3の上下および右側の各端子取付部44cにそれぞれ形成されている。
補強部90は、図4に示すように、各バスバー81の並設方向に直線状に形成された帯状の部位である。このように、補強部90は、各バスバー81の露出部81bの長手方向に対して直交する方向に延びている。
また、補強部90は、端子取付部44cにおいて電子基板20側(図3参照)の縁部に形成されている。
ハウジング40に各バスバー81をインサート成形するときには、複数の金型を組み合わせるとともに、金型内にピンによってバスバー81を位置決めし、金型内に樹脂材を注入している。
図6(a)〜(c)に示す金型300は、前記した複数の金型のうち一部を表したものであり、端子取付部44cの表面を成形する箇所を部分的に表している。金型300には、バスバー81(図4参照)が配置される複数のバスバー用溝部310と、補強部90(図4参照)を成形する補強部用溝部320と、が形成されている。
そして、前記した金型300を用いて、図4に示すように、ハウジング40に各バスバー81をインサート成形したときに、補強部90は端子取付部44cと同時に一体的に形成される。
補強部90は、図5(a)に示すように、バスバー81の長手方向に直交する方向において、バスバー81の両側に亘って露出部81bの一部を覆っている。
補強部90は、露出部81b上においては露出部81bの表面に接し、隣り合う露出部81bの間においては端子取付部44cと一体に形成されている。
バスバー81の露出部81bの表面において、第二周壁部42aと補強部90との間の領域にワイヤ接続部81dが設けられている。すなわち、第二周壁部42aと補強部90との間にワイヤ接続部81dが配置されている。ワイヤ接続部81dは、ボンディングワイヤ82が接続される部位である。
このように、ワイヤ接続部81dは、第二周壁部42aと補強部90との間に挟まれている。すなわち、ワイヤ接続部81dの長手方向の両側にハウジング40への固定部位が設けられている。
ボンディングワイヤ82は、金属製(アルミニウム製)のワイヤであり、一端がバスバー81のワイヤ接続部81dの表面に振動溶着されるとともに、他端が接続パッド24の表面に振動溶着される。ボンディングワイヤ82は、補強部90を跨いでワイヤ接続部81dと接続パッド24とに接合されている。
図5(b)に示すように、補強部90の頂部には、ワイヤ接続部81d側(図5(b)の右側)の角部を面取りした逃げ部91が形成されている。
本実施形態では、補強部90のワイヤ接続部81d側の側面に、底部側から頂部側に向かうに従って、ワイヤ接続部81d側の反対側にオフセットさせた傾斜面92を形成することで、逃げ部91が形成されている。したがって、補強部90の軸断面は略台形状に形成されている。
補強部90の頂面93は、傾斜面92に連続した平面であり、端子取付部44cの表面に平行している。頂面93のワイヤ接続部81d側の縁辺は、補強部90の底部のワイヤ接続部81d側の縁辺を通過し、端子取付部44cの表面に垂直な基準面よりも、電子基板20側(ワイヤ接続部81d側の反対側)にオフセットされている。
以上のような電気接続構造および車両用ブレーキ液圧制御装置Uでは、図5(b)に示すように、ワイヤ接続部81dが第二周壁部42aおよび補強部90の二つの固定部位に挟まれている。そのため、ワイヤ接続部81dにボンディングワイヤ82の端部を振動溶着するときに、ボンディングワイヤ82とともにワイヤ接続部81dが振動するのを抑制することができ、バスバー81にボンディングワイヤ82を振動溶着し易くなる。つまり、電子基板20とバスバー81との接続の信頼性を高めることができる。
また、補強部90は、図4に示すように、複数のバスバー81の並設方向に連続して一体的に形成されており、一つの補強部90によって、複数のワイヤ接続部81dの付着性を一括して高めることができる。
また、図5(b)に示すように、補強部90の軸断面は、ワイヤ接続部81d側の側部に傾斜面92(逃げ部91)が形成された略台形状であり、第二周壁部42aと補強部90との間隔が大きくなっている。したがって、ワイヤ接続部81dにボンディングワイヤ82の端部を振動溶着するときに、ボンディングワイヤ82を保持する工具をワイヤ接続部81dの表面側で移動させ易くなっている。また、補強部90とボンディングワイヤ82との干渉を避けることができる。
また、ハウジング40に各バスバー81をインサート成形する工程において、複数のバスバー81に対して補強部90を形成しているため、ハウジング40の製造効率を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態では、図5(b)に示すように、ハウジング40に各バスバー81をインサート成形するときに補強部90を形成しているが、ハウジング40に各バスバー81をインサート成形した後に、端子取付部44cの表面に補強部90をアウトサート成形してもよい。また、ハウジング40とは別体の補強部を端子取付部44cの表面に接合してもよい。
また、本実施形態では、補強部90の軸断面が略台形状に形成されているが、その形状は限定されるものではなく、例えば、補強部90の軸断面を三角形状や半円形状に形成してもよい。
また、本実施形態では、ハウジング40の第二周壁部42aにバスバー81の一端部81aが埋設されているが、バスバー81の一端部81aを埋設するための埋設部の形状や位置は限定されるものではない。
また、本実施形態では、図1に示すように、車両用ブレーキ液圧制御装置Uにおける電子基板20の電気接続構造を例として説明しているが、電子基板の構成やその電子基板が固定される基板支持体の構成は限定されるものではない。
10 電子制御ユニット
20 電子基板
21 基板本体
24 接続パッド
40 ハウジング
41 第一収容室
41a 第一周壁部
42 第二収容室
42a 第二周壁部
44 仕切部
44b 段部
44c 端子取付部
81 バスバー
81a 一端部
81b 露出部
81c 他端部
81d ワイヤ接続部
82 ボンディングワイヤ
90 補強部
91 逃げ部
92 傾斜面
93 頂面
100 基体
200 モータ
U 車両用ブレーキ液圧制御装置

Claims (5)

  1. 合成樹脂製の基板支持体に固定された電子基板の接続パッドと、前記基板支持体に設けられたバスバーと、がボンディングワイヤによって電気的に接続される電気接続構造であって、
    前記バスバーは、前記基板支持体の表面に露出する露出部を有し、
    前記基板支持体には、前記バスバーの一端が埋設される埋設部と、前記露出部の一部を覆う補強部と、が形成され、
    前記露出部には、前記ボンディングワイヤの端部が接合されるワイヤ接続部が設けられており、
    前記ワイヤ接続部は、前記埋設部と前記補強部との間に配置され
    前記補強部の頂部の前記ワイヤ接続部側の側部には、前記ボンディングワイヤを避けるように、逃げ部が形成されていることを特徴とする電子基板の電気接続構造。
  2. 前記補強部の頂部の前記ワイヤ接続部側の側面には、底部側から頂部側に向かうに従って前記ワイヤ接続部側の反対側にオフセットさせた傾斜面によって、前記逃げ部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子基板の電気接続構造。
  3. 前記基板支持体には、複数の前記バスバーが並設され、
    前記補強部は、前記各バスバーの並設方向に延びており、
    前記補強部が前記各バスバーの前記露出部の一部を覆っていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子基板の電気接続構造。
  4. 前記補強部は、前記基板支持体に前記バスバーをインサート成形したときに形成された部位であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子基板の電気接続構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子基板の電気接続構造を備えている車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
    ブレーキ液路が形成された基体と、
    前記基体に装着された電気部品を制御する前記電子基板と、を備え、
    前記基板支持体は、前記基体の一面に取り付けられる箱体であり、
    前記バスバーは、前記電気部品に電気的に接続されており、
    前記電子基板は、前記基板支持体内に収容されていることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
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