JP4764310B2 - ハウジングおよびハウジングの製造方法 - Google Patents

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本発明は、電気部品とこれを制御するための電子制御ユニットとを収容するハウジングおよびハウジングの製造方法に関する。
車輪ブレーキのホイールシリンダに作用するブレーキ液圧を制御可能な車両用ブレーキ液圧制御装置が知られているが、この種の車両用ブレーキ液圧制御装置は、特許文献1などに開示されているように、電磁弁や圧力センサなどの電気部品、往復動ポンプ、リザーバとなるリザーバ構成部品、前記した各種部品が組み付けられる基体、往復動ポンプの動力源となるモータ、電磁弁の開閉やモータの作動を制御する電子制御ユニット、前記した電気部品を収容する第一収容室と電子制御ユニットを収容する第二収容室とを具備する合成樹脂製のハウジングなどを含んで構成されている。
前記したハウジングにおいては、第一収容室と第二収容室と仕切る仕切部に、電気部品と電子制御ユニットとを電気的に接続するための導体部材が埋設されているが、このような構成のハウジングを一度の射出成形で製造すると、射出成形時の圧力によって導体部材の位置がずれる虞があることから、導体部材をインサート成形して得たパーツをさらにインサート成形することでハウジングを製造する必要がある。
なお、導体部材をインサート成形して得たパーツをさらにインサート成形して所望のハウジングを製造する方法は、特許文献2にも開示されている。
特開2005−289159号公報 特開平9−270350号公報
前記したように、導体部材を内包するハウジングを製造するにあたっては、複数回の射出成形を余儀なくされていたが、製造効率を上げてコストを削減するためには、射出成形の回数を削減する必要がある。なお、このような問題は、前記した車両用ブレーキ液圧制御装置のハウジングに限らず、電気部品とこれを制御するための電子制御ユニットとを収容する合成樹脂製のハウジングに共通して当てはまる問題である。
このような観点から、本発明は、電気部品とこれを制御するための電子制御ユニットとを収容する合成樹脂製のハウジングであって、射出成形の回数を削減することが可能な構成を具備するハウジングを提供することを課題とし、さらには、このようなハウジングの製造方法を提供することを課題とする。
このような課題を解決する本発明に係るハウジングは、電気部品を収容する第一収容室および前記電気部品を制御するための電子制御ユニットを収容する第二収容室を備え、前記第一収容室と前記第二収容室とを仕切る仕切部に前記電気部品と前記電子制御ユニットとを電気的に接続するための導体部材が埋設されている合成樹脂製のハウジングであって、前記導体部材は、前記電子制御ユニットに至る導線が接続される第一のターミナルと、前記電気部品の端子が接続される第二のターミナルとを備えており、前記第一のターミナルおよび前記第二のターミナルが、いずれも前記仕切部の前記第一収容室側と前記第二収容室側とに露出していることを特徴とする。
このような構成のハウジングであれば、これを射出成形する際に用いる上型と下型とで導体部材のターミナルをしっかりと挟持することが可能となるので、導体部材が埋設される仕切部をその他の部位とともに射出成形をする場合であっても、射出成形時の圧力によって導体部材の位置がずれることはない。つまり、本発明に係るハウジングによれば、仕切部を別パーツとする必要がなくなるので、射出成形の回数を削減することが可能となり、ひいては、ハウジングの製造コストを削減することが可能となる。
前記第一収容室を形成する第一周壁部、前記第二収容室を形成する第二周壁部および前記仕切部は、一回の射出成形によって一体成形されたものであることが望ましい。
また、前記導線が前記第一のターミナルの第二収容室側の面に接続される場合には、前記したハウジングに、前記第一のターミナルを前記第一収容室側から支持する支持部を付加してもよい。このようにすると、第一のターミナルに導線を接続する作業(例えば、ワイヤーボンディングなど)を行う際に第一のターミナルに発生する撓みを抑制することが可能となるので、前記した作業を効率よく且つ安定して行うことが可能となる。
前記した課題を解決する本発明に係るハウジングの製造方法は、電気部品を収容する第一収容室および前記電気部品を制御するための電子制御ユニットを収容する第二収容室を備え、前記第一収容室と前記第二収容室とを仕切る仕切部に前記電気部品と前記電子制御ユニットとを電気的に接続するための導体部材が埋設されている合成樹脂製のハウジングを製造する方法であって、前記導体部材のうち、少なくとも前記電子制御ユニットに至る導線が接続される第一のターミナルとなる部位および前記電気部品の端子が接続される第二のターミナルとなる部位を上型と下型とで挟持した状態で、前記上型と前記下型とによって形成されたキャビティに合成樹脂を射出し、前記第一収容室を形成する第一周壁部、前記第二収容室を形成する第二周壁部および前記仕切部を一工程で一体成形することを特徴とする。
このようなハウジングの製造方法によれば、仕切部を事前に製作しておく必要がなくなるので、ハウジングの製造効率が高まり、ひいては、ハウジングの製造コストを削減することが可能となる。
本発明に係るハウジングによると、射出成形の回数を削減することが可能となり、ひいては、ハウジングの製造コストを削減することが可能となる。
本発明に係るハウジングの製造方法によると、ハウジングの製造効率が高まり、ひいては、ハウジングの製造コストを削減することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明においては、アンチロック制御やトラクション制御などを行うことが可能な車両用ブレーキ液圧制御装置に適用されるハウジングを例示する。
まず、図1を参照して車両用ブレーキ液圧制御装置Uの構成を説明する。車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、電磁弁Vや圧力センサSといった電気部品や往復動ポンプPなどが組み付けられる基体100と、往復動ポンプPの動力源となるモータ(駆動手段)200と、電磁弁Vの開閉やモータ200の作動を制御する電子制御ユニット300と、基体100から突出した電気部品や電子制御ユニット300などを収容するハウジング400と、このハウジング400の開口部を塞ぐカバー500とを主に備えている。
基体100は、略直方体に形成される金属部品であり、その内部には流体であるブレーキ液の流路(油路)が形成されている。基体100の表面のうち、前面101には、電磁弁V,V,…や圧力センサSといった電気部品が装着される有底の取付穴151,151,…などが形成されており、上面103には、図示せぬ車輪ブレーキに至る配管が接続される四つの出口ポート152,152などが形成されている。また、基体100の下面には、リザーバを構成するリザーバ構成部品Rが組付けられる図示せぬリザーバ穴などが形成されており、側面105には、往復動ポンプPが装着されるポンプ孔155などが形成されている。なお、基体100に設けられた穴は、直接に、あるいは基体100の内部に形成された図示せぬ流路を介して互いに連通している。
モータ200は、往復動ポンプP(図1参照)の動力源となるものであり、図2に示すように、基体100の後面102側に一体的に固着されている。なお、モータ200と基体100の後面102との間には、無端状のシール部材214が介設されていて、モータ200と基体100の後面102との間にある空間への水等の浸入が防止されている。モータ200の出力軸210には、偏心軸部211が設けられていて、この偏心軸部211には、ボールベアリング212が嵌め込まれている。偏心軸部211およびボールベアリング212は、モータ装着穴154に挿入される。出力軸210の上方には、図示せぬロータに電力を供給するためのモータバスバー220が接続されている。モータバスバー220は、端子孔140に挿通され、ハウジング400に設けられたターミナル8bに接続される。
電子制御ユニット300は、電子回路がプリントされた基板に半導体チップ等を搭載してなるものであり、圧力センサSや図示せぬ車輪速度センサといった各種センサから得られた情報や予め記憶させておいたプログラム等に基づいて、電磁弁Vの開閉やモータ200の作動を制御する。
ハウジング400は、基体100の前面101から突出する電磁弁Vや圧力センサSなどの電気部品を覆った状態で基体100の前面101に一体的に固着されるものであり、第一収容室K1および第二収容室K2を備えている。第一収容室K1は、電磁弁V、これを駆動させるための電磁コイルV1、圧力センサSなどの電気部品を収納する空間であり、第二収容室K2は、電子制御ユニット300を収容する空間である。ハウジング400は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)などの熱可塑性の合成樹脂で成形される。
カバー500は、ハウジング400の前側(第二収容室K2側)の開口部を密閉するものであり、溶着や接着等の手段によりハウジング400の前側の端面に固着されている。なお、カバー500も、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)などの熱可塑性の合成樹脂で成形される。
図3乃至図6を参照して、本実施形態に係るハウジング400をより詳細に説明する。
ハウジング400は、図3の(a)および(b)に示すように、前面および後面が開口した箱状を呈しており、第一収容室K1を形成する第一周壁部1と、この第一周壁部1の側方に配置されたコネクタ接続部2と、第二収容室K2を形成する第二周壁部3と、第一収容室K1と第二収容室K2とを仕切る仕切部4と、後記する複数のターミナル6a,7a,8aが集まるターミナル集約部5,5と、を備えて構成されている。
第一周壁部1は、電気部品を取り囲む部位であり、基体100の前面101(図2参照)の外周縁に当接するフランジ1aを備えている。フランジ1aの適所には、インサート成形された筒状部材45(図10参照)によって補強された取付孔1b,1b,…が形成されている。なお、フランジ1aの基体100側の端面には、図3の(b)に示すように、フランジ1aの内周に沿って、無端状のシール部材1cが装着される。シール部材1cは、基体100の前面101(図2参照)に密着し、基体100とハウジング400との間をシールする。
コネクタ接続部2は、図示せぬ外部配線ケーブルの端部に設けられたコネクタが接続される部位であり、底壁の外面(外部に露出している面)から立ち上がる接続端子2b,2b,…と、この接続端子2b,2b,…を取り囲む側壁2aと、を備えて構成されている。接続端子2bは、コネクタ接続部2の底壁を通って第二収容室K2に導出される(図3の(a)参照)。
第二周壁部3は、電子制御ユニット300を取り囲む部位であり、図3の(a)に示すように、第一周壁部1およびコネクタ接続部2の前側において、第一周壁部1とコネクタ接続部2とを包囲するように配置されている。なお、電子制御ユニット300は、第二周壁部3や仕切部4と一体に成形された基板保持部9,9,…に保持される。
仕切部4には、後記する複数の導体部材(バスバー)6,7,8(図6参照)が埋設されている。また、図3の(b)に示すように、仕切部4の裏面(第一収容室K1側の面)には、電気部品である電磁コイルV1(図2参照)を保持するための保持片4a,4a,…やモータバスバー220(図2参照)の先端部が挿入される筒状挿入部4bが突設されている。
ターミナル集約部5は、第二周壁部3の内周面に沿って形成されている。本実施形態に係るターミナル集約部5は、ターミナル6a,7a,8aの表面(第二収容室K2側の面)が電子制御ユニット300の外周側で露出するように、第二周壁部3の外側に膨らんだ部位の内側に形成されている。ターミナル集約部5は、図5に示すように、第二周壁部3と対向する側壁5cと、第二周壁部3と側壁5cとの間に配置された支持部5aと、第二周壁部3と側壁5cとの間にある空間を仕切るように配置された複数の補強リブ5b,5b,…と、第二周壁部3と側壁5cとに架設された頂板部5d(図3の(a)参照)とを備えて構成されている。支持部5aは、断面T字状を呈しており、第二周壁部3および側壁5cと隙間をあけて対向していて、かつ、図4に示すように、ターミナル集約部5の全長に亘って形成されている。補強リブ5bは、支持部5aを支持するものであり、支持部5aと交差するように配置されている。図3の(a)に示す頂板部5dは、隣り合うターミナル6a,7a,8aの間に入り込み、かつ、ターミナル6a,7a,8aの表面と面一になっている。
図6に示す導体部材6,7,8のうち、導体部材6(以下、「コイル用導体部材6」ということがある。)は、第一収容室K1に収容された電磁コイルV1(図2参照)と第二収容室K2に収容された電子制御ユニット300とを電気的に接続するために設けられたものであり、電子制御ユニット300に至る図示せぬ導線(例えば、ボンディングワイヤ)が接続される第一のターミナル6aと、電磁コイルV1から延びる端子が接続される第二のターミナル6bと、第一のターミナル6aと第二のターミナル6bの間に設けられた露出部6cと、を備えている。
第一のターミナル6aは、ターミナル集約部5において仕切部4の表側(第二収容室K2側)と裏側(第一収容室K1側)とに露出していて、図示は省略するが、第一のターミナル6aの表面(第二収容室K2側の面)に前記した導線が接続される。図5の(a)に示すように、第一のターミナル6a,6a,…は、それぞれ、第二周壁部3とターミナル集約部5の側壁5cとに架設されており、かつ、ターミナル集約部5の支持部5aによって裏側(第一収容室K1側)から支持されている。なお、本実施形態では、第一のターミナル6aの裏面は、その一部が支持部5aによって覆い隠されているが、支持部5aの両側において露出している。支持部5aは、複数の第一のターミナル6a,6a,…と交差する方向に沿って延出していて、複数の第一のターミナル6a,6a,…を一括して支持している。図5の(b)に示すように、第一のターミナル6aには、表裏両面が露出する両面露出部61が含まれている。両面露出部61は、後記する下型10と上型20(図7参照)とによって挟持される部位であり、両面露出部61の表面および裏面は、互いに対称となる位置(ちょうど反対側の位置)にて露出している。図5の(a)に示すように、第二のターミナル6bは、電磁弁V,V,…(図1参照)の配置に合せて仕切部4に設けられた開口部4cから露出し、かつ、開口部4cにおいて曲げ上げられて仕切部4の表側に突出している。露出部6cは、仕切部4の適所に設けられた開口部4eにおいて仕切部4の表側と裏側とに露出している。なお、コイル用導体部材6のうち、第一のターミナル6a、第二のターミナル6bおよび露出部6c以外の部位の大半は、その表面および裏面が覆い隠された状態で仕切部4に埋設されている。
図6に示す導体部材7(以下、「センサ用導体部材7」ということがある。)は、第一収容室K1に収容された圧力センサS(図2参照)と第二収容室K2に収容された電子制御ユニット300(図2参照)とを電気的に接続するために設けられたものであり、電子制御ユニット300に至る図示せぬ導線(例えば、ボンディングワイヤ)が接続される第一のターミナル7aと、圧力センサSの頭部から突出する端子が接続される第二のターミナル7bと、第一のターミナル7aと第二のターミナル7bの間に設けられた露出部7cと、を備えている。第一のターミナル7aは、図示は省略するが、コイル用導体部材6の場合と同様に、ターミナル集約部5において仕切部4の表側(第二収容室K2側)と裏側(第一収容室K1側)とに露出していて、その表面(第二収容室K2側の面)に前記した導線が接続される。なお、第一のターミナル7aにも、表裏両面が露出する両面露出部が含まれている。図5の(a)に示すように、第二のターミナル7bは、圧力センサS(図1参照)の配置に合せて仕切部4の裏側に設けられた凹部4dにおいて仕切部4の裏側に露出していて、図示は省略するが、その裏面(第一収容室K1側の面)に圧力センサSの端子が接続される。露出部7cは、図4に示すように、仕切部4の適所に設けられた開口部4eにおいて仕切部4の表側と裏側とに露出している。なお、センサ用導体部材7のうち、第一のターミナル7a、第二のターミナル7bおよび露出部7c以外の部位の大半は、その表面および裏面が覆い隠された状態で仕切部4に埋設されている。
図6に示す導体部材8(以下、「モータ用導体部材8」ということがある。)は、モータ200(図2参照)と電子制御ユニット300(図2参照)とを電気的に接続するために設けられたものであり、電子制御ユニット300に至る図示せぬ導線が接続される第一のターミナル8aと、モータ200から延出した電気部品であるモータバスバー220(図2参照)の先端部が接続される第二のターミナル8bとを備えている。第一のターミナル8aは、図示は省略するが、コイル用導体部材6の場合と同様に、ターミナル集約部5において仕切部4の表側(第二収容室K2側)と裏側(第一収容室K1側)とに露出していて、その表面(第二収容室K2側の面)に前記した導線が接続される。なお、第一のターミナル8aにも、表裏両面が露出する両面露出部が含まれている。図3の(b)および図4に示すように、第二のターミナル8bは、仕切部4の裏側に設けられた筒状挿入部4bの内部に突出している。なお、モータ用導体部材8のうち、第一のターミナル8aおよび第二のターミナル8b以外の部位の大半は、その表面および裏面が覆い隠された状態で仕切部4に埋設されている。
次に、図7乃至図11を参照してハウジング400の製造方法を説明する。なお、ハウジング400の各部の構成については、図3乃至図6を適宜参照するものとする。
ハウジング400は、図7に示す下型10、上型20および割型30,30によって形成されるキャビティに合成樹脂を射出することで成形される。
下型10は、図8に示すように、第一周壁部1(図3の(b)参照)の内周面を成形するキャビティ面11、コネクタ接続部2(図3の(b)参照)の内周面を成形するキャビティ面12、仕切部4(図3の(b)参照)の裏面を成形するキャビティ面14などを備えている。キャビティ面14には、第一の載置台部15、第二の載置台部16、第三の載置台部17、挿入凹部18、第四の載置台部19のほか、保持片4a(図3の(b)参照)を成形する凹部14aなどが形成されている。
一方の第一の載置台部15には、図6に示すコイル用導体部材6の第一のターミナル6aおよびセンサ用導体部材7の第一のターミナル7aが載置され、他方の第一の載置台部15には、コイル用導体部材6の第一のターミナル6aおよびモータ用導体部材8の第一のターミナル8aが載置される。第一の載置台部15は、ターミナル集約部5を成形する部位でもあり、支持部5a(図5の(a)参照)を成形するための断面T字状の溝条15aと、補強リブ5b(図5の(a)参照)を成形するためのスリット15b,15b,…とを備えている。なお、導体部材6,7,8の第一のターミナル6a,7a,8aは、溝条15aを挟んで対峙する壁部15c,15d間に架設される。つまり、第一のターミナル6a,7a,8aは、溝条15aを形成する一対の壁部15c,15dに載置される。一方の壁部15dの上端面には、第一のターミナル6a,7a,8aが嵌め込まれる複数の凹部が連設されている。この凹部は、射出成形時に第一のターミナル6a,7a,8aの横移動を拘束する。
第二の載置台部16には、コイル用導体部材6の第二のターミナル6bが載置される。第二の載置台部16は、仕切部4の開口部4c(図5の(a)参照)を形成する部位でもある。第二の載置台部16の上面には、コイル用導体部材6の第二のターミナル6bが嵌め込まれる一対の凹部が形成されている。この凹部は、射出成形時に第二のターミナル6bの横移動を拘束する。
第三の載置台部17には、センサ用導体部材7の第二のターミナル7bが載置される。第三の載置台部17は、仕切部4の凹部4d(図5の(a)参照)を形成する部位でもある。第三の載置台部17の上面には、合成樹脂を入り込ませるための十字状の溝条が形成されている。
挿入凹部18には、モータ用導体部材8の第二のターミナル8bが挿入される。挿入凹部18は、仕切部4の筒状挿入部4b(図3の(b)参照)を形成する部位でもある。
第四の載置台部19には、コイル用導体部材6の中間部分およびセンサ用導体部材7の中間部分が載置される。第四の載置台部19は、仕切部4の開口部4e(図5の(a)参照)を形成する部位でもある。第四の載置台部19の上面には、コイル用導体部材6の中間部分およびセンサ用導体部材7の中間部分が嵌め込まれる複数の凹部が形成されている。この凹部は、射出成形時にコイル用導体部材6およびセンサ用胴体部材7の横移動を拘束する。
上型20は、図9に示すように、コネクタ接続部2(図3の(b)参照)となる端子ユニット44(図10参照)を下型10(図8参照)へ押え付けるユニット押え部22、第二周壁部3(図3の(a)参照)の内周面を成形するキャビティ面23、仕切部4(図3の(a)参照)の表面を成形するキャビティ面24などを備えている。キャビティ面24には、第一の押圧部25、第二の押圧部26、第三の押圧部27などが形成されている。
第一の押圧部25は、下型10の第一の載置台部15(図8参照)に対向する部位に形成されており、第一の載置台部15に載置された導体部材6,7,8の第一のターミナル6a,7a,8a(図10参照)を押圧するとともに、ターミナル集約部5の頂板部5d(図3の(a)参照)を成形する。なお、第一の押圧部25には、第一のターミナル6a,7a,8aが嵌め込まれる複数の溝条が形成されている。この溝条は、射出成形時に第一のターミナル6a,7a,8aの横移動を拘束する。
第二の押圧部26は、下型10の第二の載置台部16(図8参照)に対向する部位に形成されており、第二の載置台部16に載置されたコイル用導体部材6の第二のターミナル6b(図10参照)を押圧するとともに、仕切部4の開口部4c(図5の(a)参照)を成形する。
第三の押圧部27は、下型10の第三の載置台部17(図8参照)に対向する部位に形成された突起からなり、第三の載置台部17に載置されたセンサ用導体部材7の第二のターミナル7bを押圧する。
図7に示す割型30,30は、第一周壁部1(図3の(a)参照)の外周面、コネクタ接続部2(図3の(a)参照)の外周面、第二周壁部3(図3の(a)参照)の外周面などを成形するキャビティ面を備えている。
以上のような下型10、上型20および割型30,30によってハウジング400を形成するには、図10に示すように、まず、導体ユニット41、導体ユニット42、導体ユニット43、接続端子2b(図3の(b)参照)をインサート成形してなる端子ユニット44および金属製の筒状部材45を下型10の適所に設置する。
なお、導体ユニット41は、複数のコイル用導体部材6,6,…と、隣り合うコイル用導体部材6,6の第一ターミナル6a,6aを連結する連結部41aと、隣り合うコイル用導体部材6,6の中間部同士を連結する連結部41bと、を備えて構成されている。同様に、導体ユニット42は、複数のセンサ用導体部材7,7,…と、隣り合うセンサ用導体部材7,7の第一ターミナル7a,7aを連結する連結部42aと、隣り合うセンサ用導体部材7,7の中間部同士を連結する連結部42bと、を備えて構成されている。また、導体ユニット43は、複数のコイル用導体部材6,6,…と、一つのモータ用導体部材8と、コイル用導体部材6,6,…の第一ターミナル6a,6a,…およびモータ用導体部材8の第一のターミナル8aを連結する連結部43aと、隣り合うコイル用導体部材6,6の中間部同士を連結する連結部(符号略)とを備えて構成されている。
なお、導体ユニット41を設置する場合には、これに含まれているコイル用導体部材6の第一のターミナル6aを一方の第一の載置台部15に載置するとともに、第二のターミナル6bを第二の載置台部16に載置すればよく、導体ユニット42を設置する場合には、これに含まれているセンサ用導体部材7の第一のターミナル7aを一方の第一の載置台部15に載置するとともに、第二のターミナル7bを第三の載置台部17に載置すればよい。また、導体ユニット43を設置する場合には、これに含まれているコイル用導体部材6の第一のターミナル6aを他方の第一の載置台部15に載置するとともに、第二のターミナル6bを第二の載置台部16に載置し、さらに、モータ用導体部材8の第一のターミナル8aを第一の載置台部15に載置するとともに、第二のターミナル8bを挿入凹部18に挿入すればよい。また、端子ユニット44は、コネクタ接続部2の底壁を成形するためのキャビティ面12aに載置すればよく、筒状部材45は、突起部11dに環装すればよい。
導体ユニット41,42,43等を下型10に設置したら、図11に示すように、下型10の上側で割型30,30を突き合せ、さらに、図示は省略するが、下型10の上側から図9に示す上型20を覆い被せ、下型10、上型20および割型30,30の内部にキャビティを形成する。
下型10の上側から上型20を覆い被せると、図示は省略するが、下型10の第一の載置台部15と上型20の第一の押圧部25とによって、コイル用導体部材6第一のターミナル6a、センサ用導体部材7の第一のターミナル7aおよびモータ用導体部材8の第一のターミナル8aが挟持されるとともに、下型10の第二の載置台部16と上型20の第二の押圧部26とによって、コイル用導体部材6の第二のターミナル6bが挟持され、さらに、下型10の第三の載置台部17と上型20の第三の押圧部27とによって、センサ用導体部材7の第二のターミナル7bが挟持されることになる。なお、端子ユニット44は、下型10のキャビティ面12aと上型20のユニット押え部22とにより挟持されることになる。
その後、図示せぬ注入孔からキャビティ内に合成樹脂を射出し、図3等に示す第一周壁部1、コネクタ接続部2、第二周壁部3、仕切部4、ターミナル集約部5などを一工程で一体成形すると、コイル用導体部材6、センサ用導体部材7、モータ用導体部材8、端子ユニット44および筒状部材45がインサート成形されたハウジング400が得られる。なお、ハウジング400を下型10等から取り出したら、仕切部4の開口部4e(図4参照)などから露出した導体ユニット41,42,43の連結部41a,41b,42a,42b,43a(図10参照)などを切断する。
以上説明したハウジング400およびその製造方法によれば、これを射出成形する際に用いる下型10で導体ユニット41,42,43をそれぞれ位置決めしたうえで、下型10と上型20とで導体部材6,7,8の第一のターミナル6a,7a,8aをしっかりと挟持することが可能となるので、導体部材6,7,8が埋設される仕切部4を第一周壁部1や第二周壁部3などと一緒に成形しても、射出成形時の圧力によって導体部材6,7,8の位置がずれることはない。つまり、ハウジング400によれば、仕切部4を別パーツとする必要がなくなるので、射出成形の回数を削減することが可能となり、ひいては、ハウジング400の製造コストを削減することが可能となる。
また、ハウジング400によると、第一のターミナル6a,7a,8aを裏側(第一収容室K1側)から支持する支持部5aを備えているので、第一のターミナル6a,7a,8aに電子制御ユニット300に至る導線を接続する作業(例えば、ワイヤーボンディングなど)を行う際に第一のターミナル6a,7a,8aに発生する撓みを抑制することが可能となり、ひいては、導線を接続する作業を効率よく且つ安定して行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係るハウジングを備えた車両用ブレーキ液圧制御装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るハウジングを備えた車両用ブレーキ液圧制御装置を示す断面図である。 (a)は本実施形態に係るハウジングを前(表)側から見た斜視図、(b)は後(裏)側からみた斜視図である。 本実施形態に係るハウジングの後面(裏面)図である。 (a)は図4のX−X線断面図、(b)は(a)のY部拡大図である。 導体部材の配置図である。 本実施形態に係るハウジングの製造方法に用いる上型および下型を示す斜視図である。 下型を示す斜視図である。 上型を示す斜視図である。 インサート成形される部材を示す分解斜視図である。 インサート成形される部材を下型に設置した状態を示す斜視図である。
符号の説明
100 基体
200 モータ
300 電子制御ユニット
400 ハウジング
500 カバー
1 第一周壁部
3 第二周壁部
4 仕切部
5a 支持部
6,7,8 導体部材
6a,7a,8a ターミナル
K1 第一収容室
K2 第二収容室
V 電磁弁(電気部品)
S 圧力センサ(電気部品)

Claims (4)

  1. 電気部品を収容する第一収容室および前記電気部品を制御するための電子制御ユニットを収容する第二収容室を備え、前記第一収容室と前記第二収容室とを仕切る仕切部に前記電気部品と前記電子制御ユニットとを電気的に接続するための導体部材が埋設されている合成樹脂製のハウジングであって、
    前記導体部材は、前記電子制御ユニットに至る導線が接続される第一のターミナルと、前記電気部品の端子が接続される第二のターミナルとを備えており、
    前記第一のターミナルおよび前記第二のターミナルが、いずれも前記仕切部の前記第一収容室側と前記第二収容室側とに露出していることを特徴とするハウジング。
  2. 前記第一収容室を形成する第一周壁部、前記第二収容室を形成する第二周壁部および前記仕切部は、一回の射出成形によって一体成形されたものである、ことを特徴とする請求項1に記載のハウジング。
  3. 前記第一のターミナルを前記第一収容室側から支持する支持部をさらに備えており、
    前記導線が前記第一のターミナルの前記第二収容室側の面に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のハウジング。
  4. 電気部品を収容する第一収容室および前記電気部品を制御するための電子制御ユニットを収容する第二収容室を備え、前記第一収容室と前記第二収容室とを仕切る仕切部に前記電気部品と前記電子制御ユニットとを電気的に接続するための導体部材が埋設されている合成樹脂製のハウジングを製造する方法であって、
    前記導体部材のうち、少なくとも前記電子制御ユニットに至る導線が接続される第一のターミナルとなる部位および前記電気部品の端子が接続される第二のターミナルとなる部位を上型と下型とで挟持した状態で、前記上型と前記下型とによって形成されたキャビティに合成樹脂を射出し、前記第一収容室を形成する第一周壁部、前記第二収容室を形成する第二周壁部および前記仕切部を一工程で一体成形することを特徴とするハウジングの製造方法。
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