JPH0230188A - 半導体圧力センサの製造方法 - Google Patents

半導体圧力センサの製造方法

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JPH0230188A
JPH0230188A JP17893688A JP17893688A JPH0230188A JP H0230188 A JPH0230188 A JP H0230188A JP 17893688 A JP17893688 A JP 17893688A JP 17893688 A JP17893688 A JP 17893688A JP H0230188 A JPH0230188 A JP H0230188A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
pressure sensor
epitaxial layer
substrate
vacuum
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Application number
JP17893688A
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English (en)
Inventor
Satoru Ohata
覚 大畠
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、絶対圧測定に好適な半導体圧力センサの製
造方法に関する。
(従来の技術) 第2図は、従来方法によって製造された絶対圧測定用の
半導体圧力センサの断面図であり以下この図を参照しな
がら従来の製造方法について説明する。
面指数(ioo)、0.01Ω程度のP型シリコン基板
1に3〜5Ω・N型エピタキシャル層2をダイヤフラム
の板圧の量だけ成長させる。
基板1側の裏をミラー加工して厚さ300〜500μm
程度のウェーハにする。
酸化膜3aを5000A程度成長させ、その後両面マス
クアライナ−でダイアフラムの位置等を決定する。
次に、ダイアフラム上の配線層としてp++(高濃度ボ
ロン)層のパターンをフォトリソグラフィで酸化膜に穴
を開け、ボロンシリケートガラス(BSGll)を堆積
させて、1ioo℃の拡散炉で熱処理し、低抵抗H3を
形成する。
その後、このBSG膜のみ10%HFで除去する。これ
は膜厚の増加を防ぐためのものである。
次に、圧力に敏感なピエゾ抵抗からなる応力感知素子部
4をダイアフラムの最大応力である周辺部にフォトリソ
グラフィで同様に形成し、イオン注入法によってボロン
イオンを例えば2.0X1Q I 4 Cl11−2程
度注入したのち拡散炉でスランビンングする。この工程
によりピエゾ抵抗からなる応力感知素子部の圧力感度、
温度特性(圧力および抵抗値)が決まる。
従来は、温度特性(抵抗値)を重要と考え、その表面濃
度O照温度特性の最小となる点で調整していた。
ところで、従来から半導体圧力センサの欠点とされた温
度に対して敏感なパラメータを補正するために、その基
板の温度を検知する電子回路およびセンサの出力信号を
拡大する増幅回路等が必要な場合、上記各工程とともに
あるいはそれと前後して形成される。
薄肉ダイアフラム部5を形成するためには、厚肉部のシ
リコンを保護するマスクが必要である。
均一性、再現性等に優れた異方性エツチングが殻内であ
る。
ダイアフラムとなるべきエツチングする部分の酸化膜を
フォトリソグラフィによって除去する。
(100)面を使用する場合、この時四角形の一片は必
ず<iio>方向になるようにする。
エチレンジアミンを150CC,ピロカテコール48g
、水を48ccそして触媒であるピラジンを0.9gの
割合いで混合し、温度110℃に保ちエツチングを行う
ダイアフラムの板厚となるエピタキシャル層2のN型に
は基板の電位を確定するためにアルミニウム等によりオ
ーム接触している電極2aがあり、これに+0.6V程
度の正電位を与え、負側の電位をプラチナ電極でエツチ
ング液に浸す。
すると、エツチング液にさらされたダイアフラムパター
ンのシリコンが約2μffl/min程度の速さでエツ
チングされ始める。
シリコンの基板2が300μmでエピタキシャル層2の
厚さが20μm程度とすると、140分程度で所望のダ
イアフラムのエツチングが終了する。
この時、エツチング電位を一定のもとて電流をモニタし
ていれば、エツチング進行中の電流値は大きく減少する
ので、エツチング終了の目安とすることができる。
ダイアフラム形成後、マスクとして使用した酸化膜を除
去し、シリコン表面を露出させる。
この半導体圧力センサチップに真空室6を付けるには、
エツチングにより形成した窪みを利用する。
この気密封じは、アノ−デックボンディング法が一般的
である。これはシリコン基板とほぼ等しい熱膨脹係数の
パイレックスガラス7を鏡面に仕上げ、真空中でシリコ
ンの肉厚部を接触させ、約400℃で数百Vから2KV
の電圧を20分間印加する。
シリコン1とパイレックス7との界面近くで静電気力に
よりNa2O等の化学反応が進み安定な接合が得られる
導入用の穴を設けて接合し、専用囲器に豆軟しに後に、
外囲器で真空室を設け、絶対圧用のセンサにする方法も
ある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の製造方法にあっては、
真空室を設ける工程が外囲器搭載後のような場合、セン
サ個々でオフセット電圧がばらつきを示し、さらに外部
に補償回路が必要となり、調整が厄介になる。
また、シリコンエツチングのエツチング量が数百μmに
及ぶと、一応なエッチ面を得ることが難しくなり、感度
にばらつきがでる。
この感度を補正する外部回路も必要となり、層高価な絶
対圧用圧力センサになる。
また、上記組立て工程では、クリーンネスを維持するこ
とが真空室の形成の信頼性に繋がり、極めて難しい工程
であった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、その目的とするところは、ロフト間において感度
特性、温度特性、オフセット電位のばらつき等の少ない
半導体圧力センサを製造することができるようにした半
導体圧力センサの製造方法を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、上記の目的を達成するために、表面に窪み
を形成してなる第1の半導体基板と表面にエピタキシャ
ル成長層を平坦に形成してなる第2の半導体基板とを高
真空中において向い合わせに張合わせた後、前記第2の
基板をその裏面側からエピタキシャル層が露出するまで
層上に除くことにより真空空を内蔵したダイアフラム部
を形成し、該ダイアフラム部内に応力感知素子部等を一
体に形成することを特徴とするものである。
(作用) そのような構成によれば、参照圧力である高真空を電子
回路形成前に基板内に取込み、その後のウェーハプロセ
スで機能素子を製造できるので、センサ個々の特性のば
らつきが減少する。
(実施例) 第1図は、本発明に係わる半導体圧力センサの製造方法
の1実施例を示す工程図である。
まず、第1図(a )に示される様に、(100)面を
持つ単結晶シリコンウェーハで構成されたP型シリコン
基板8に窪み9を形成する。
この窪み9の形成方法については、従来方法と同じであ
って、例えばEPW液でエツチングにより窪み9を正方
形に深さ10μm程度形成する。
その後、同図(b)に示されるように、マスクとして使
用された酸化膜をフッ化アンモニウム等で除去し、その
後表面に熱酸化膜10を5000A程度成長させる。
方、同図(C)に示されるように、別のP型シリコン基
板12を用意し、その表面に薄肉ダイアフラム部の肉厚
に対応した厚さだけN型エピタキシャル層13を平坦に
成長させる。
その後、同図(d )に示されるように、N型エピタキ
シャル層上に熱酸化膜14を5000A程度成長させる
次いで、窪み9が形成されたP型シリコン基板8とN型
エピタキシャル層13が形成されたP型シリコン基板1
2とを高温800℃真空中(10−Ipa以下)で向い
合わせに接合し、その状態で所定の高圧電位Vを加えて
静電接着を行う。
その後、同図(f)に示される用に、P型シリコン基板
12をN型エピタキシャル層13が露出するまで研磨あ
るいは電解エツチングにより層上に取り除く。
このようにして残されたN型エピタキシャル層13の厚
さがダイアフラム部15の板厚となり、これにより圧力
センサの感度が決定される。
その後の工程は従来の半導体製造のプロセスと同様であ
って、すなわち感圧ピエゾ抵抗素子等の応力感知素子部
16を、N型エビ−−キシャル層13内に形成する。
このようにして製造された半導体圧力センサは、真空室
17が半導体基板の内部に造り込まれており、またセン
サの基本構造が従来のウェーハプロセスを得る前に決定
している。
その後、このようにして得られた圧力センナをパイレッ
クスガラスに再び静電接着で外囲器と電気的絶縁を取り
ながらかつ圧力が印加出来るようにして搭載する。
このように、本実施例方法によれば、参照圧力である高
真空を電子回路形成前に基板内に取込み、その後のウェ
ーハプロセスで機能素子を製造できるので、センサ個々
の特性のばらつきが少なくなる。
また、機能素子を囲む上面のN型エピタキシャル層13
が接着部の熱酸化WA10.14によって下部のシリコ
ン基板8と絶縁されているので、両者を容易に電気的に
分離することができる。
このように本実施例方法によれば、センサ構造がウェー
ハフロセス前に確定しているので、ASウェーハでオフ
セット調整、感度調整が可能となり、信頼性、低価格性
、高精度化が達成される。
また、高温、真空中での機密対じのため、常温での真空
度の安定性に優れ、かつ静電接着の長期安定性と温度特
性の優秀性を利用できるので信頼性が向上する。
さらに、機能素子を囲む上部シリコン基板(工ピタキシ
ャル層13)の電気的分離によりリーク電流の減少が可
能゛となり、外界の電位の変化にオフセット電圧が影響
されにくくなり、安定性が良好となる。
なお、以上の実施例では本発明をピエゾ抵抗型圧力セン
サに適用した場合で説明したが、本発明はその他容母型
圧カレンサにも適用することができる。
さらに、本発明を多機能型集積センサの製造に適応すれ
ば、超小型圧力センサをドライエツチングプロセスのみ
で製造でき、−層の高機能複合化を達成できる。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明方法によれば、圧
力センサとして必要な物理的構造をウェーハプロセス前
に決定することが出来、従ってオフセット電位はウェー
ハプロセスで最少とすることができ、かつロフト間の緒
特性のばらつきを減少させることができる。
その結果、調整が簡単になり、またシール性が安定し、
高精度な絶対圧測定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例を示す工程図で第2図は
従来方法により製造された半導体圧力センサの構造を示
す断面図である。 8・・・P型シリコン基板  9・・・窪み12・・・
P型シリコン基板 13・・・N型エピタキシャル層 15・・・ダイアフラム部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面に窪みを形成してなる第1の半導体基板と表面にエ
    ピタキシャル成長層を平坦に形成してなる第2の半導体
    基板とを高真空中において向かい合せに張り合わせた後
    、前記第2の基板をその裏面側からエピタキシャル層が
    露出するまで層状に除くことにより真空室を内蔵したダ
    イアフラム部を形成し、該ダイヤフラム部内に応力感知
    素子部等を一体に形成することを特徴とする半導体圧力
    センサの製造方法。
JP17893688A 1988-07-20 1988-07-20 半導体圧力センサの製造方法 Pending JPH0230188A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5155061A (en) * 1991-06-03 1992-10-13 Allied-Signal Inc. Method for fabricating a silicon pressure sensor incorporating silicon-on-insulator structures
JPH05283712A (ja) * 1992-04-01 1993-10-29 Mitsubishi Electric Corp 半導体圧力センサ及びその製造方法
US5543349A (en) * 1994-08-18 1996-08-06 Kulite Semiconductor Products, Inc. Method for fabricating a beam pressure sensor employing dielectrically isolated resonant beams
US6388279B1 (en) 1997-06-11 2002-05-14 Denso Corporation Semiconductor substrate manufacturing method, semiconductor pressure sensor and manufacturing method thereof
JP2011164057A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体圧力センサおよびその製造方法
JP2012242211A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Mitsubishi Electric Corp 圧力検出素子の製造方法

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