JP2002109282A - 学習教室システム、データ処理装置、及び記録媒体 - Google Patents

学習教室システム、データ処理装置、及び記録媒体

Info

Publication number
JP2002109282A
JP2002109282A JP2000297975A JP2000297975A JP2002109282A JP 2002109282 A JP2002109282 A JP 2002109282A JP 2000297975 A JP2000297975 A JP 2000297975A JP 2000297975 A JP2000297975 A JP 2000297975A JP 2002109282 A JP2002109282 A JP 2002109282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
bid
lesson
determination
learner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000297975A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Dejima
達也 出嶌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2000297975A priority Critical patent/JP2002109282A/ja
Publication of JP2002109282A publication Critical patent/JP2002109282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 教習者が納得できる報酬を得ることができる
学習教室システムを提供する。 【解決手段】 運営業者101が音楽教室サイト103
を開設するために設置したWebサーバー102は、音
楽教室の生徒の使用する端末装置104と、その音楽教
室の講師の使用する端末装置105とを結び、それらの
端末装置104、105間で画像データや音声データ、
MIDI(音楽)データ、或いはその他(テキストやポ
イント、楽譜のデータ、など)のやりとりを中継する。
生徒には、レッスン料を提示させて希望する講師のレッ
スンに対する入札を行わせ、落札したレッスンを担当す
る講師からレッスンを受けさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを利
用して、学習を望む学習者を教習者に教習させることに
より学習教室を実現するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】楽器
を習いたい人に学習する場を提供するものとして音楽教
室がある。しかし、その音楽教室は、それが開いている
時間に通える人しか利用することができず、地理的、時
間的な条件による制約が大きい。その制約によって音楽
教室に通うのをあきらめている人は少なくない。このこ
とから、最近では、グローバルな情報インフラストラク
チャとして急速に発展しているインターネットを使って
音楽教室が開かれている。インターネットを使うことに
より、少なくとも地理的な制約は回避されることから、
それまで通えなかった人も音楽教室での楽器の学習に参
加できるようになる。音楽教室システムは、インターネ
ットなどのネットワークを使って音楽教室を実現させる
システムである。その音楽教室での楽器の学習は、学習
者とその学習者の教習(レッスン)を行う教習者間のデ
ータのネットワークを介したやりとりによって行うよう
になっている。
【0003】ネットワークを利用した従来の音楽教室で
は、通常、レッスン料(1回分、或いは複数回数分セッ
トのレッスン料)が定められたレッスンを何回(何セッ
ト)、行ったかに応じて教習者への報酬を支払うように
なっている。そのレッスン料は、普通、教習者の同意の
うえで設定されるが、必ずしも適正であるとは限らな
い。たとえ適正であっても、教習者が自分の実力に合っ
たものではないと考えていることも多いのが実情であ
る。
【0004】適正か否かに係わらず、自分の実力に見合
うだけのレッスン料が設定されていないと考える教習者
は、少なからず不満を持つようになる。その不満は、普
通、レッスンに対する意欲を減少させる方向に作用す
る。自分の実力を向上させようと常に努力しているよう
な教習者には、努力してもそれが報われない形となっ
て、虚無感を生じさせてしまうことにもなる。このよう
なことから、教習者が納得できる報酬を得られるように
することは非常に重要であると考えられる現在は自己啓
発を行うことが注目されており、その自己啓発を行う場
となる様々な学習教室がネットワークを利用して開かれ
るようになっている。音楽教室以外の学習教室において
も、教習者が納得できる報酬を得られるようにすること
は非常に重要なことであると考えられる。
【0005】本発明の課題は、教習者が納得できる報酬
を得ることができる学習教室システムを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の学習教室システ
ムは、ネットワークを利用して学習を望む学習者を教習
者に教習させることにより学習教室を実現することを前
提として、ネットワークに、学習者が使用する端末装
置、及び学習教室としてのサービスを提供するサーバ
ー、が少なくとも接続されて構築され、端末装置は、教
習を希望する教習者から教習を受けるうえでの入札条件
を入力するための入札条件入力手段と、入札条件入力手
段により入力された入札条件をサーバーに送信する入札
条件送信手段と、を具備し、サーバーは、端末装置から
送信された入札条件を受信する入札条件受信手段と、入
札条件受信手段が受信した入札条件のなかで最良の入札
条件を端末装置から送信させた学習者を落札者として決
定する落札者決定手段と、落札者決定手段が決定した落
札者である学習者に、該学習者が提示した入札条件で教
習者に教習させる制御を行う教習制御手段と、を具備す
る。
【0007】本発明の第1の態様のデータ処理装置は、
ネットワークを利用して学習を望む学習者を教習者に教
習させることにより学習教室を実現するシステムで学習
者に使用されることを前提とし、教習を希望する教習者
から教習を受けるうえでの入札条件を入力するための入
札条件入力手段と、入札条件入力手段により入力された
入札条件をサーバーに送信する入札条件送信手段と、を
具備する。
【0008】第2の態様のデータ処理装置は、ネットワ
ークを利用して学習を望む学習者を教習者に教習させる
ことにより学習教室を実現するシステムでサーバーとし
て用いられることを前提とし、学習者の使用する端末装
置から送信された、教習者から教習を受けるうえでの入
札条件を受信する入札条件受信手段と、入札条件受信手
段が受信した入札条件のなかで最良の入札条件を端末装
置から送信させた学習者を落札者として決定する落札者
決定手段と、落札者決定手段が決定した落札者である学
習者に、該学習者が提示した入札条件で教習者に教習さ
せる制御を行う教習制御手段と、を具備する。
【0009】本発明の第1、及び第2の態様の記録媒体
は、それぞれ、上記第1、及び第2の態様のデータ処理
装置が具備する手段を実現させるためのプログラムを記
録している。本発明では、学習教室の生徒である学習者
に、教習を希望する教習者から教習を受けるうえでの入
札条件(教習料、など)を提示させ、教習者毎に、学習
者が提示した入札条件のなかで最良の入札条件を提示し
てきた学習者を落札者として決定し、決定した落札者で
ある学習者に、その学習者が提示した入札条件でその学
習者が希望した教習者に教習を行わせる。
【0010】入札条件として教習料を提示する場合、学
習者は、教習を希望する教習者に見合うと考える教習料
を提示する。その教習者の能力や知識、経験、教習方
法、人気、などを総合的に判断した実力に見合うと考え
る教習料を提示する。このことから、学習者に入札条件
を提示させることで、教習者は、自分の実力に見合う納
得すべき報酬を得られるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実
施の形態による学習教室システムの仕組みを説明するた
めの図である。
【0012】そのシステムは、学習教室として音楽教室
を運営する運営業者101が、Webサーバー102を
設置して音楽教室サイト103を開設し、そのWebサ
ーバー102により、音楽教室の生徒である学習者の使
用する端末装置(例えばパーソナルコンピュータ。以
降、PCと略記する)104と、その音楽教室の講師
(先生)である教習者の使用する端末装置(例えばP
C)105とを結び、それらの端末装置104、105
間で画像データや音声データ、MIDI(音楽)デー
タ、或いはその他(テキストやポイント、楽譜のデー
タ、など)のやりとりを中継することにより、教習者に
学習者を教習(レッスン)させる音楽教室を実現させた
ものである。本実施の形態では、画像データや音声デー
タ、或いはMIDI(音楽)データは生徒と講師間にお
いてリアルタイムでやりとりさせている。
【0013】上記ポイントは、音楽教室の利用者である
学習者(生徒)が受けたサービスに対する支払いを行う
ために導入されたものである。レッスン料やダウンロー
ド(購入)できる曲の代金など、音楽教室で受けるサー
ビスのなかで有料のサービスを生徒が受けると、購入し
ておいたポイントからそのサービスの代価分を引くこと
で決済を行うようになっている。ポイントの購入代金
は、生徒が指定した金融機関を介して徴収、例えば銀行
の口座から引き落とすか、或いはクレジットカード会社
から代わりに受け取る、などの方法で徴収するようにし
ている。
【0014】生徒がレッスンを受けると、上述したよう
に、その生徒はポイントの形でレッスン料を支払う。運
営業者101は、そのレッスン料のなかから手数料を引
き、残った分をレッスン料として講師(教習者)に支払
う。そのようにして、運営業者101は、手数料を自身
の収入として得るようになっている。
【0015】教習者には、音楽教室の講師として登録す
るとき、自身の個人データを入力させている。その個人
データとは、例えば氏名、生年月日、年齢、性別、顔写
真、音楽歴、趣味、自己PR(Public Relations)、な
どである。なお、個人データの項目は、そのようなもの
に限定されるわけではない。その数もそれより多くとも
少なくとも良い。項目としては、それら以外に、専門と
する(得意な)音楽のジャンル、得意な曲、特技、など
が考えられる。
【0016】その個人データは、生徒からの要求に応じ
て提供する。それにより、生徒が、個人データを参考に
して、自身の希望に合いそうな講師を選択できるように
している。本実施の形態では、講師がレッスンを担当す
る生徒は入札によって決定するようにしている。講師が
レッスン可能な日時を生徒に提示して、その日時でその
講師によるレッスンを希望する生徒にレッスン料を入札
条件として入札させ、入札された条件のなかで最良の条
件(ここでは最も高いポイント数)を提示した生徒(落
札者)を、その条件でその講師にレッスンさせるように
している。
【0017】講師のレッスンを商品として出品し生徒に
入札させることで、生徒がその講師のレッスンに見合う
と考えるレッスン料を提示することになる。その講師の
能力や知識、経験、教習方法、人気、などを総合的に判
断した実力に見合うと考えるレッスン料を提示すること
になる。
【0018】例えば才能があり、知識や経験は豊富で教
え方も上手な講師では、最初は人気が無くとも何れ人気
が出て多くの生徒が入札することになることから、最終
的に大きなポイント数で落札されることになって、その
実力に見合うレッスン料が得られることになる。才能が
あっても言葉使いや態度が悪く、教え方も下手な講師で
は、人気が出なくて生徒の入札が少ないというだけでな
く、大きなポイント数が提示される可能性も低いことか
ら、最終的に小さなポイント数で落札されることになっ
て、やはりその実力に見合うレッスン料が得られること
になる。このようなことから、結果的に実力に見合った
報酬が得られるようになり、講師は自分のレッスンを落
札したレッスン料に納得せざるを得なくなる。
【0019】その一方では、実力に応じたポイント数
(レッスン料)で落札されるということから、言い換え
れば、自身の努力や意欲によってより大きなポイント数
で落札させられるようになることから、講師にとっては
やりがいのある環境が提供されることになる。小さなポ
イント数で落札されるような講師は、生徒の満足するレ
ッスンを行わなくてはまともな報酬が得られないので、
努力せざるを得ない。このようなことから、講師のレベ
ルが全体的に向上し、生徒に対してより良い内容のレッ
スンを行うようになる。その結果、生徒はより快適に音
楽教室を利用できることにもなる。
【0020】上記Webサーバー102の講師選択部1
02aは、生徒に講師を選択させてレッスンに対する入
札を行わせ、そのレッスンの落札者を決定し、その落札
者である生徒とその生徒が落札したレッスンを担当する
講師間のデータのやりとりを実現させるものである。
【0021】図2は、本実施の形態による学習教室シス
テム(音楽教室システム)の構成を示す図である。その
図2に示す構成は、上記の仕組みを導入して運営する実
際の音楽教室システムのものである。そのシステムは、
図2に示すように、ネットワーク201を使って音楽教
室を実現するものであり、そのネットワーク201に、
音楽教室の生徒である学習者、或いはその講師である教
習者が使用する多数の端末装置202、学習者と教習者
間のデータのやりとりを中継する管理サーバー203、
管理サーバー203の指示に従って曲データを配信する
曲サーバー204、及びメールのやりとりを実現するた
めのメールサーバー205が接続されて構成されてい
る。それ以外には、管理サーバー203の指示に従って
決済を行う課金サーバー206が設置されている。
【0022】上記ネットワーク201は、例えばインタ
ーネットや公衆回線、及びLANなどをまとめて表した
ものである。例えば、端末装置202は、公衆回線、及
びインターネットとの接続サービスを行っているISP
(Internet Service Provider )を介してそのインター
ネットと接続される。他方の管理サーバー203、曲サ
ーバー204、メールサーバー205は、LANにより
互いに接続され、そのLANを介してインターネットと
接続されている。課金サーバー206は、LANによっ
て管理サーバー203と接続され、更に専用線によって
金融機関(のサーバー)と接続されている。それによ
り、金融機関を介した決済を行えるようになっている。
なお、インターネットを利用しているのは、学習者(生
徒)、及び教習者(講師)における地理的な制約を回避
するためである。インターネットを利用することで、講
師や生徒を集める場所を確保しなくても済み、講師の維
持費用もかからなくなることから、講師には比較的に高
いレッスン料を支払えるようになるという利点も得られ
る。
【0023】図2に示すシステムにおいて、管理サーバ
ー203は図1に示すWebサーバー102に対応す
る。その管理サーバー203以外の曲サーバー204、
メールサーバー205、及び課金サーバー206も、図
1に示す音楽教室サイト103に設置されたサーバーで
ある。
【0024】図3は、上記端末装置202の構成を示す
図である。音楽教室の生徒、或いは講師が使用する端末
装置(以降、端末と略記する)202は、図3に示すよ
うに、端末202全体の制御を行うCPU301と、例
えばデータの入出力に関わるプログラムなどを記憶した
ROM302と、CPU301がワーク用に用いるRA
M303と、LCD、或いはCRTなどの外部表示装置
に対するインターフェースである表示部304と、公衆
回線を介してデータの送受信を行うモデム305と、ハ
ードディスクを有するハードディスク装置(HDD)3
06と、多数の鍵を有するキーボード(鍵盤)307
と、カメラ308と、マイク309と、CPU301の
指示に従って音声を放音するサウンドシステム310
と、各種入力に用いられる入力部311と、を備えて構
成されている。
【0025】上記カメラ308は、レッスン時には、ユ
ーザ(生徒、或いは講師)の映像(静止画、或いは動画
の画像データ)を相手(講師、或いは生徒)に送るため
に用いられる。そのレッスン時、マイク309は、ユー
ザの音声(データ)を相手に送るために用いられる。キ
ーボード307は、相手にMIDIデータを送るために
用いられる。それらのデータの送信は、モデム305を
用いて行われる。
【0026】上記サウンドシステム310は、例えばC
PU301から送られたMIDIデータなどのコマンド
を処理して、発音させるべき楽音の波形データを生成す
る音源、その音源が生成した波形データをアナログのオ
ーディオ信号に変換するD/A変換器、その変換器が出
力するオーディオ信号を増幅するアンプ、及びそのアン
プが出力したオーディオ信号を音声に変換するスピー
カ、などから構成されている。その音源は、デジタルの
音声データをCPU301から受け取った場合、それを
そのまま、或いは予め定められた処理を施した後、D/
A変換器に出力する機能を備えたものである。入力部3
11は、キーボードやマウスなどのポインティングデバ
イス、などをまとめて表したものである。
【0027】上述したような構成の端末202は、例え
ばキーボード307を備えた電子楽器にネットワーク機
能などを追加するか、或いはPCに、キーボード(電子
楽器)307などを接続することで実現させたものであ
る。即ち1個の装置、或いは複数の装置を接続すること
で実現させたものである。ここでは、端末202は、キ
ーボード307を備えた電子楽器にネットワーク機能な
どを追加して実現させたものであるとの前提で説明する
ことにする。表示部304は、LCDなどの表示装置を
有しているものとする。なお、そのような端末202
は、音楽教室側が、音楽教室を利用したい人に販売、或
いはリースなどの形で提供するようにしても良い。
【0028】以上の構成において、動作を説明する。本
実施の形態では、音楽教室の会員の登録は、管理サーバ
ー203にアクセスして行うようになっている。その音
楽教室を利用するには、専用のプログラム(ブラウザ)
が必要となっており、そのプログラム、更には各種ペー
ジのデータ(例えばHTMLデータ)は、CD−ROM
などの記録媒体、或いは公衆網などのネットワークを介
して無償、或いは有償で配布している。このことから、
会員登録を希望する人は、自身が使用する端末202に
そのプログラム等をインストールした後、管理サーバー
203と接続させて、その会員登録を行う。なお、その
接続は、例えばダイヤルアップによって公衆回線を介し
て、インターネットとの接続サービスを行っているIS
Pと接続させた後、管理サーバー203(音楽教室サイ
ト103)のURLを指定して接続を指示することで行
われる。
【0029】管理サーバー203と接続(リンクが確
立)された端末202は、図49に示すようなトップペ
ージをハードディスクから読み出して表示部204に表
示させる。そのトップページには、図49に示すよう
に、「入会ページへ」「会員ページへ」及び「終了」の
計3つのアイコン(ボタン)が配置されている。「入会
ページへ」アイコンは、会員登録を要求するためのもの
であり、「会員ページへ」アイコンは、会員としてのサ
ービスの提供を要求するためのものである。このことか
ら、会員登録を望む人は、「入会ページへ」アイコンを
クリックして会員登録を行う。
【0030】音楽教室の生徒としての会員登録の他に、
その音楽教室の講師としての会員登録を行うことができ
る。このことから、「入会ページへ」アイコンをクリッ
クした以降は、何れの立場で会員登録を行うのか選択
し、個人データを含む所定の事項のデータ入力を行っ
て、会員登録を申し込むようになっている。その会員登
録を申し込む際に、メールアドレスとなるIDを指定さ
せている。それにより、会員が好きなIDを持てるよう
にしている。
【0031】上述したようにして会員登録が申し込まれ
ると、管理サーバー203は、それを申し込んだ人に、
パスワードを発行し、電子メールでそのパスワードを送
り、会員登録が完了したことを通知する。その一方で
は、例えばハードディスク装置に搭載したハードディス
クに、新たに会員となった人のデータを格納するための
エリアを確保し、そのエリアに、会員登録の申し込み時
に入力したデータやID、発行したパスワードを格納
(保存)する。そのエリアには、それ以外に、音楽教室
を利用するうえで必要なデータも合わせて格納してい
る。そのハードディスクには、管理サーバー203に搭
載されたCPUが実行するプログラム(ネットワーク・
オペレーティング・システム(OS)、など)や各種デ
ータも格納されている。
【0032】図4〜図6は、その管理サーバー203の
ハードディスクに格納された会員のデータの内容を説明
する図である。図4〜図6には、会員のデータとして特
に重要なものを抜粋して概念的に表しており、図4中の
「生徒」「講師」「生徒(1)〜(n)」及び「講師
(1)〜(m)」で表す各エリアは、それぞれ、実際に
は例えばフォルダ、或いはディレクトリが対応する。な
お、以降は、各エリアを区別するために、「生徒」「講
師」で表される各エリアは、それぞれ生徒エリア、講師
エリア、「生徒(1)〜(n)」「講師(1)〜
(m)」で表される各エリアは、それぞれ個人用生徒エ
リア、個人用講師エリアと呼ぶことにする。
【0033】その個人用生徒エリアには、図5に示すよ
うなデータが格納される。その図5において、「POI
NT(ポイント)」には、そのエリアに個人情報が格納
された生徒が現在、持っているポイントの値を示すデー
タが格納される。「曲データ」には、生徒がレッスンの
対象として選択した曲のデータが格納される。
【0034】他方の個人用講師エリアには、図6に示す
ようなデータが格納される。その図6において、「入札
可能フラグ」には、講師のレッスンに対する入札が受け
付けているか否かを表す値が格納される。入札を受け付
けているときには「1」、そうでないときには「0」が
格納される。「POINT(ポイント)」には、講師が
受け取るレッスン料を表すポイント値の総計を示すデー
タが格納される。以降、同様に、「レッスン可能日時」
には講師がレッスン可能な日時を表すデータ、「次回レ
ッスン日時」には「レッスン可能日時」として保持され
ているレッスン可能な日時、及び現在の日時などから特
定した、講師が次にレッスン可能な日時を表すデータ、
「入札期限日時」には「次回レッスン日時」から決定し
た次のレッスンに対する入札を受け付ける期限となる日
時を表すデータ、「落札情報」にはレッスンを落札した
入札に関する情報、或いは現在、入札を受付中であれ
ば、受け付けた入札の中で最良の条件の入札(ここでは
最もポイント数の高い入札)に関する情報が、それぞれ
格納される。入札に関する情報としては、入札した生徒
のメールアドレス(ID)、パスワード、及びポイント
数(レッスン料)が格納される。以降、それらをまとめ
て入札データと呼ぶことにする。
【0035】図49に示すようなトップページ上で「会
員ページへ」アイコンをクリックすると、図57に示す
ような会員照合ページが表示部304に表示される。音
楽教室のサービスは、そのページ上でメールアドレス
(ID)、及びパスワードを正確に入力し、「照合」ア
イコンをクリックした者にのみ提供するようになってい
る。このことから、上述したようにして会員登録を申し
込み、管理サーバー203からパスワードを電子メール
で受け取ることで、そのサービスを受けられるようにな
る。以降、そのサービスを提供するための端末202、
管理サーバー203、曲サーバー204、メールサーバ
ー205、及び課金サーバー206の動作、及び音楽教
室で提供されるサービスの内容について、図7〜図48
に示す各種フローチャート、及び図49〜図86に示す
各種説明図を参照して詳細に説明する。
【0036】図7は、管理サーバー203と接続する場
合に端末202が実行する処理の流れを示すフローチャ
ートであり、図8〜図32は、その処理の流れのなかで
サブルーチン処理、或いはそのサブルーチン処理内で更
に実行されるサブルーチン処理を示すフローチャートで
ある。始めに図7〜図32を参照して、端末202の
動、それによってそのユーザに提供されるサービスにつ
いて詳細に説明する。なお、図7〜図32に示すフロー
チャートは、端末202のCPU301が、HDD30
6がハードディスクから読み出したプログラム(OSや
ブラウザ、など)を実行することで実現される。
【0037】先ず、ステップ101では、イニシャライ
ズを行う。そのイニシャライズにより、管理サーバー2
03と接続(リンクを確立)させ、表示部304には、
初期画面を表示させる。その初期画面には、特には図示
していないが、各種アイコンやメニューが配置されてお
り、そのなかの何れかをクリックすることで所望のモー
ドを設定するようになっている。ここでは便宜的に、モ
ードは、メールの送受信を行えるモード(以降、メール
モードと呼ぶ)、音楽教室のサービスを受けるモード
(以降、音楽教室モードと呼ぶ)、及びその他のモード
に区別することにする。
【0038】ステップ101に続くステップ102で
は、ユーザが指定したモードを判定する。そのユーザが
音楽教室モードの設定を指示する操作を行った場合、そ
の音楽教室モードが指定されたと判定してステップ10
3に移行し、音楽教室のサービスを受けるための音楽教
室処理を実行した後、再びステップ102に戻る。その
ユーザがメールモードの設定を指示する操作を行った場
合には、そのメールモードが指定されたと判定してステ
ップ104に移行し、メールの送受信を行うためのメー
ル処理を実行した後、再びステップ102に戻る。その
ユーザがそれら以外のモードの設定を指示するような操
作を行った場合には、それら以外のモードが指定された
と判定してステップ105に移行し、ユーザが指定した
モードの機能を実現させるためのその他処理を実行した
後、再びステップ102に戻る。
【0039】このように、ユーザが指定(設定)したモ
ードに応じて、そのモードの機能を実現させるための処
理が実行される。それにより、端末202は、管理サー
バー203と接続されている間、ユーザが所望のサービ
スを受けられるように動作するようになっている。
【0040】図8〜図15は、上記ステップ103とし
て実行される音楽教室処理のフローチャートである。次
に、図8〜図15を参照して、その音楽教室処理につい
て詳細に説明する。先ず、ステップ201では、音楽教
室処理を実行するうえでのイニシャライズを行う。続く
ステップ202では、ハードディスクから図49に示す
ようなトップページを読み出し、それを表示部304に
表示させる。その後はステップ203に移行する。
【0041】そのステップ203では、「入会ページ
へ」アイコンをユーザがクリック(オン)したか否か判
定する。そのユーザが「入会ページへ」アイコンをクリ
ックした場合、判定はYESとなり、ステップ204に
移行して、図50に示すような入会選択ページをハード
ディスクから読み出して表示部304に表示させた後、
ステップ205に移行する。そうでない場合には、判定
はNOとなり、図13に示すステップ250に移行す
る。
【0042】上記入会選択ページには、図50に示すよ
うに、「講師として入会」、「生徒として入会」、「O
K」、及び「戻る」の各アイコンが配置されている。入
会を希望するユーザは、「講師として入会」アイコン或
いは「生徒として入会」アイコンの何れかをクリックし
て、どの立場で音楽教室に入会するのかを選択した後、
「OK」アイコンをクリックすれば良いようになってい
る。入会を望まなければ「戻る」アイコンをクリックす
れば良いようになっている。ステップ205〜211で
は、入会選択ページ上での操作に対応するための処理が
実行される。
【0043】先ず、ステップ205では、「講師として
入会」アイコンがクリックされたか否か判定する。その
アイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESと
なり、ステップ206でそのアイコンの表示色を現在、
選択されていることを表す表示色(以降、選択色と呼
ぶ)に変化させた後、ステップ207に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処
理を実行することなく、そのステップ207に移行す
る。
【0044】ステップ207では、「生徒として入会」
アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコ
ンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、
ステップ208でそのアイコンの表示色を選択色に変化
させた後、ステップ209に移行する。そうでない場合
には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行す
ることなく、そのステップ209に移行する。
【0045】ステップ209では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコン
をクリックした場合、判定はYESとなり、上記ステッ
プ202に戻って図49に示すようなトップページを表
示部304に表示させる。そうでない場合には、判定は
NOとなり、ステップ210に移行する。
【0046】ステップ210では、「OK」アイコンが
クリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコン
をクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ2
11に移行する。そうでない場合には、判定はNOとな
り、上記ステップ205に戻って、それ以降の処理を同
様に実行する。
【0047】ステップ211では、ユーザが選択した立
場を判定する。「生徒として入会」アイコンが選択色と
なっている状態でユーザが「OK」アイコンをクリック
した場合、ユーザは生徒を選択したと判定して、図11
に示すステップ231に移行する。そうでない場合に
は、即ち「講師として入会」アイコンが選択色となって
いる状態でユーザが「OK」アイコンをクリックした場
合には、ユーザは講師を選択したと判定して、図9に示
すステップ212に移行する。
【0048】そのステップ212〜図10に示すステッ
プ230では、講師として入会を希望するユーザの登録
を実現させるための処理が実行される。先ず、ステップ
212では、音楽教室の講師として入会するうえでの規
約を説明する図51に示すような入会規約ページをハー
ドディスクから読み出して表示部304に表示させる。
続くステップ213では、そのページ上に配置された
「承諾」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユ
ーザがそのアイコンをクリックした場合、即ち規約を承
諾した場合、判定はYESとなってステップ215に移
行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステ
ップ214に移行する。
【0049】ステップ214では、「中止」アイコンが
クリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコン
をクリックした場合、即ち規約に承諾しないか、或いは
入会を取りやめた場合、判定はYESとなり、上記ステ
ップ202に戻って図49に示すようなトップページを
表示部304に表示させる。そうでない場合には、即ち
ユーザが「承諾」アイコン、「中止」アイコンの何れも
クリックしていない場合には、判定はNOとなり、上記
ステップ213に戻る。それにより、ユーザが「承諾」
アイコン、及び「中止」アイコンの何れをクリックする
まで待つ。
【0050】一方、ステップ215では、図52に示す
ような講師用の入会登録ページをハードディスクから読
み出して表示部304に表示させる。続くステップ21
6では、データ入力が行われたか否か判定する。ユーザ
が入力部311を操作してデータ入力を行った場合、判
定はYESとなり、ステップ217で入力されたデータ
をカーソルの表示位置に応じて表示させた後、ステップ
218に移行する。そうでない場合には、判定はNOと
なり、そのステップ218に移行する。
【0051】ステップ218では、「入会確認ページ
へ」アイコンがクリック(オン)されたか否か判定す
る。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定は
YESとなってステップ221に移行する。そうでない
場合には、判定はNOとなってステップ219に移行す
る。
【0052】ステップ219では、「中止」アイコンが
クリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコン
をクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ2
20で既に入力されたデータを全てクリアした後、上記
ステップ202に戻る。そうでない場合には、即ち「入
会確認ページへ」アイコン、及び「中止」アイコンの何
れもユーザがクリックしていない場合には、判定はNO
となり、上記ステップ216に戻る。
【0053】上記入会登録ページには、図52に示すよ
うに、「氏名」「生年月日」「年齢」「性別」「住所」
「メールアドレス」「口座情報」「レッスン可能日時」
「自己PR」「音楽歴」などのデータを入力するための
ボックスが配置されている。「自己PR」の入力ボック
スの一部には、顔画像(写真)を入力するようになって
いる。上記ステップ216〜219で形成される処理ル
ープは、ステップ218、或いは219の判定がYES
となるまで、言い換えればユーザが「入会確認ページ
へ」アイコン、或いは「中止」アイコンをクリックする
まで繰り返し実行する。それにより、入会登録ページ上
に配置された入力ボックスにデータ入力が行えるように
なっている。なお、顔画像(写真)の入力は、カメラ3
08で自身の撮影を行い、それによって得た画像データ
(顔写真)を対応する入力ボックス内に貼り付けること
で行えるようになっている。また、「メールアドレス」
のボックスに入力するのは、上述したように、IDとし
ても用いる任意の文字列である。
【0054】上記ステップ218の判定がYESとなっ
て移行するステップ221では、上記入会登録ページ上
で入力されたデータに基づき、図53に示すような登録
確認ページを作成する。その後に移行するステップ22
2では、作成した登録確認ページを表示部304に表示
させる。その後は図10に示すステップ223に移行す
る。なお、登録確認ページの作成は、例えばデータが入
力されていない登録確認ページをハードディスクから読
み出し、その登録確認ページ上の各表示欄に、入会登録
ページ上で入力された対応するデータを配置することで
行われる。
【0055】図10に示すステップ223では、登録確
認ページ上の「入会登録」アイコンがクリック(オン)
されたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリッ
クした場合、判定はYESとなってステップ226に移
行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステ
ップ224に移行する。
【0056】ステップ224では、「入会登録ページに
戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユー
ザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESと
なってステップ225に移行し、入力したデータを元の
通りに配置した入会登録ページを表示部304に表示さ
せた後、上記ステップ216に戻る。それにより、入力
したデータの変更や削除、或いは追加といった編集作業
をユーザが行えるようにする。反対に、そうでない場合
には、即ち「入会登録」アイコン、及び「入会登録ペー
ジに戻る」アイコンの何れもユーザがクリックしていな
い場合には、判定はNOとなり、上記ステップ223に
戻る。それにより、「入会登録」アイコン、及び「入会
登録ページに戻る」アイコンの何れかをユーザがクリッ
クするのを待つ。
【0057】一方、ステップ226では、図54に示す
ような入会登録中ページをハードディスクから読み出し
て表示部304に表示させる。続くステップ227で
は、ユーザが入会登録ページ上で入力したデータを登録
データとして管理サーバー203に送信する。その後に
移行するステップ228では、その送信が終了したか否
か判定する。その送信が終了していない場合、判定はN
Oとなり、上記ステップ227に戻る。それにより、登
録データの送信が終了するのを待つ。その送信が終了し
た場合には、判定はYESとなり、ステップ229に移
行する。なお、登録を申し込んだ会員の立場(講師、或
いは生徒)を表すデータも登録データとして送信してい
る。
【0058】ステップ229では、登録データをクリア
する。続くステップ230では、上記入会登録中ページ
上に配置された「トップページ(TOP PAGE)に
戻る」アイコンがクリックされるのを待つ。そのアイコ
ンをユーザ(講師としての登録を終えたユーザ)がクリ
ックすると、判定はYESとなって上記ステップ202
に戻る。
【0059】上述したような処理を実行することによ
り、講師として入会するための登録が行えるようになっ
ている。図11のステップ231〜図12のステップ2
49では、生徒として入会を希望するユーザの登録を実
現させるための処理が実行される。その処理の内容や流
れは上述した図9のステップ212〜図10のステップ
230と同様であるため、詳細な説明は省略する。その
処理の実行中には、入会登録ページとしては図55に示
すようなページが表示され、登録確認ページとしては図
56に示すようなページが表示される。それらの処理を
実行した結果、登録データを管理サーバー203に送信
すると、その管理サーバー203は、その登録データを
格納するための個人用生徒エリア、或いは個人用講師エ
リアを確保して、そこに登録データを保存することにな
る(図4〜図6参照)。
【0060】図8のステップ203の判定がNOとなっ
て移行する図13のステップ250では、トップページ
(図49参照)上の「会員ページへ」アイコンがクリッ
クされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリ
ックした場合、判定はYESとなってステップ252に
移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってス
テップ251に移行する。
【0061】ステップ251では、トップページ(図4
9参照)上の「終了」アイコンがクリックされたか否か
判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、
判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そ
うでない場合には、即ちトップページ上に配置されたア
イコンの何れもユーザがクリックしていない場合には、
判定はNOとなり、上記ステップ203に戻る。それに
より、何れかのアイコンをユーザがクリックするのを待
つ。
【0062】一方のステップ252では、図57に示す
ような会員照合ページをハードディスクから読み出して
表示部304に表示させ、メールアドレス(ID)、及
びパスワードの入力をユーザに促す。続くステップ25
3では、データ入力が行われたか否か判定する。ユーザ
が入力部311を操作してデータ入力を行った場合、判
定はYESとなり、ステップ254で入力されたデータ
をカーソルの表示位置に応じて表示させた後、ステップ
255に移行する。そうでない場合には、判定はNOと
なり、そのステップ255に移行する。
【0063】ステップ255では、「照合」アイコンが
クリック(オン)されたか否か判定する。ユーザがその
アイコンをクリックした場合、判定はYESとなってス
テップ258に移行する。そうでない場合には、判定は
NOとなってステップ256に移行する。
【0064】ステップ256では、「トップページ(T
OP PAGE)に戻る」アイコンがクリックされたか
否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場
合、判定はYESとなり、ステップ257で既に入力さ
れたデータを全てクリアした後、上記ステップ202に
戻る。そうでない場合には、即ち「照合」アイコン、及
び「トップページに戻る」アイコンの何れもユーザがク
リックしていない場合には、判定はNOとなり、上記ス
テップ253に戻る。
【0065】上記ステップ253〜256で形成される
処理ループは、ステップ255、或いは256の判定が
YESとなるまで、言い換えればユーザが「照合」アイ
コン、或いは「トップページに戻る」アイコンをクリッ
クするまで、繰り返し実行される。それにより、会員照
合ページ上に配置された入力ボックスに、メールアドレ
ス(ID)やパスワードの入力が行えるようになってい
る。
【0066】そのステップ255の判定がYESとなっ
て移行するステップ258では、入力されたメールアド
レス(ID)、及びパスワードをモデム305から管理
サーバー203に送信させる。メールアドレス、及びパ
スワードを受信した管理サーバー203は、それらを個
人用生徒エリア、或いは個人用講師エリアに格納された
それと照合することにより、正規の会員のものであるか
否かの認証を行い、その結果を返す。このことから、続
くステップ259では、その結果を受信するのを待ち、
その結果を受信するとステップ260に移行する。
【0067】ステップ260では、管理サーバー203
から受信したデータがメールアドレス(ID)の不一致
を表しているか否か判定する。会員照合ページ(図57
参照)上で入力したメールアドレス(ID)に誤りがあ
った場合、管理サーバー203はメールアドレス(I
D)の不一致を表すデータ(ID不一致信号)を送信す
ることから、判定はYESとなってステップ261に移
行し、メールアドレス(ID)が誤っていることを通知
するための図58に示すようなメールアドレス不一致警
告画面をハードディスクから読み出して表示部304に
表示させた後、ステップ262に移行する。そうでない
場合には、判定はNOとなってステップ264に移行す
る。
【0068】ステップ262では、上記メールアドレス
不一致警告画面上に配置された「再度入力」アイコンを
ユーザがクリックするのを待つ。そのアイコンをユーザ
がクリックすると、ステップ263に移行して、会員照
合ページ(図57参照)上で入力したデータをクリアし
た後、上記ステップ252に戻り、それ以降の処理を同
様に実行する。
【0069】一方のステップ264では、管理サーバー
203から受信したデータがパスワードの不一致を表し
ているか否か判定する。会員照合ページ(図57参照)
上で入力したパスワードに誤りがあった場合、管理サー
バー203はパスワードの不一致を表すデータ(パスワ
ード不一致信号)を送信することから、判定はYESと
なってステップ265に移行し、パスワードが誤ってい
ることを通知するための図59に示すようなパスワード
不一致警告画面をハードディスクから読み出して表示部
304に表示させた後、上記ステップ262に移行す
る。そうでない場合には、即ちメールアドレス(I
D)、及びパスワードを正確に入力した場合には、判定
はNOとなり、図14のステップ266に移行する。メ
ールアドレス(ID)、及びパスワードが組み合わせを
含めて正確に入力した場合には、管理サーバー203は
それを送信してきた端末202に、その旨を示すOK信
号を送信する。そのOK信号は、それらの組み合わせを
持つ会員が生徒か否かを表す信号を含むものである。
【0070】図12のステップ266では、そのOK信
号を基に、対応する会員トップページをハードディスク
から読み出して表示部304に表示させる。それによ
り、ユーザが会員照合ページ(図57参照)上で入力し
たメールアドレス(ID)、及びパスワードが講師のも
のであれば、図60に示すような講師用の会員トップペ
ージを表示させる。それらが生徒のものであれば、図6
1に示すような生徒用の会員トップページを表示させ
る。
【0071】生徒用の会員トップページには、図61に
示すように、「ピアノ」「ギター」及び「ドラム」の各
アイコンが配置され、それらのアイコンによって、レッ
スン教室、即ちレッスンを受ける楽器の種類を選択でき
るようにしている。「変更」アイコンは、会員登録時に
入力したデータ(例えば住所や口座情報、など)の変更
を望む場合にクリックするものである。
【0072】他方の講師用の会員トップページには、
「ピアノ」「ギター」及び「ドラム」の各アイコンの代
わりに、「待機」アイコンが配置されている。「待機」
アイコンは、ユーザ(ここでは講師)がレッスンの開始
まで待機してレッスンを行うためのものである。講師で
は、「変更」アイコンをクリックすることで、会員登録
時に入力したデータ(例えば住所や口座情報、など)以
外に、レッスン可能日時(図6参照)の指定、或いはそ
の変更も行えるようになっている。
【0073】ステップ266に続くステップ267〜2
72では、生徒用の会員トップページ(図61参照)上
に配置された「ピアノ」アイコン、「ギター」アイコ
ン、或いは「ドラム」アイコンへのクリックに対応する
ための処理が実行される。先ず、ステップ267では、
「ピアノ」アイコンをユーザ(ここでは生徒である)が
クリックしたか否か判定する。ユーザがそのアイコンを
クリックした場合、判定はYESとなり、ステップ26
8でピアノのレッスンを実現させるためのピアノレッス
ン処理を実行した後、上記ステップ266に移行する。
そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ26
9に移行する。そのステップ269〜272では、上記
と同様に、ユーザがクリックしたアイコンの種類を判定
して、その種類に対応する楽器のレッスンを実現させる
ための処理を実行した後、上記ステップ266に戻るよ
うになっている。
【0074】ステップ271の判定がNOとなると、ス
テップ273に移行する。そのステップ273では、
「変更」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユ
ーザ(生徒、或いは講師)がそのアイコンをクリックし
た場合、判定はYESとなってステップ274に移行
し、自身が過去に入力したデータの内容を変更するため
の変更処理を実行した後、上記ステップ266に戻る。
そうでない場合には、判定はNOとなり、図15のステ
ップ277に移行する。
【0075】図15のステップ277では、「待機」ア
イコンがクリックされたか否か判定する。ユーザ(ここ
では講師のみ)がそのアイコンをクリックした場合、判
定はYESとなり、生徒に対するレッスンが開始するま
で待機してそのレッスンを行うための待機処理を実行し
た後、上記ステップ266に戻る。そうでない場合に
は、判定はNOとなってステップ279に移行する。
【0076】ステップ279では、「トップページ(T
OP PAGE)に戻る」アイコンがクリックされたか
否か判定する。ユーザ(生徒、或いは講師)がそのアイ
コンをクリックした場合、判定はYESとなり、図8の
ステップ202に戻って図49に示すようなトップペー
ジを表示部304に表示させる。そうでない場合には、
判定はNOとなり、図14のステップ267に戻る。そ
れにより、会員トップページ(図60、或いは図61参
照)を表示させた状態では、そのページ上に配置された
何らのアイコンをユーザ(生徒、或いは講師)がクリッ
クするのを待つようになっている。
【0077】次に、上記音楽教室処理内で実行されるサ
ブルーチン処理について詳細に説明する。図16は、上
記ステップ268として実行されるピアノレッスン処理
のフローチャートである。始めに、図16を参照して、
そのピアノレッスン処理について詳細に説明する。
【0078】本実施の形態では、ポイントを使って有償
のサービスに対する支払い(決済)を行うようになって
いる。レッスンは、有償のサービスであり、そのレッス
ンを受ける以外にも、ピアノレッスン処理の実行時には
様々な有償のサービスを受けられるようになっている。
【0079】先ず、ステップ301では、ユーザ(生
徒)が会員トップページ(図61参照)上の「ピアノ」
アイコンをクリックしたことに伴い、ユーザ(生徒)が
現時点で持っているポイントを示すデータの送信を要求
するポイント(POINT)要求信号を管理サーバー2
03に送信して、そのポイントデータを受信する。続く
ステップ302では、図62に示すようなピアノ教室ト
ップページをハードディスクから読み出して表示部30
4に表示させる。その後はステップ303に移行する。
【0080】そのトップページには、図62に示すよう
に、講師が行うレッスンに対する入札を行うための「講
師入札」アイコン、落札したレッスンを受けるための
「レッスンに入る」アイコン、及び「会員トップページ
に戻る」アイコンが配置されている。右上隅には、現在
のポイントを表示するためのボックスが配置されてい
る。そのようなトップページを表示させることで、ユー
ザ(生徒)には、所望のサービスの選択を行わせるよう
になっている。
【0081】ステップ303では、「講師入札」アイコ
ンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイ
コンをクリックした場合、判定はYESとなり、ステッ
プ304で生徒に講師のレッスンに対する入札を行わせ
るための講師入札処理を実行した後、上記ステップ30
2に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなり、ス
テップ305に移行する。
【0082】ステップ305では、「レッスンに入る」
アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザがそ
のアイコンをクリックした場合、判定はYESとなって
ステップ306に移行し、落札したレッスンを生徒に受
けさせるためのレッスンに入る処理を実行した後、上記
ステップ302に戻る。そうでない場合には、判定はN
Oとなり、ステップ307に移行する。
【0083】ステップ307では、「会員TOP PA
GEに戻る」アイコンがクリックされたか否か判定す
る。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定は
YESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでな
い場合には、判定はNOとなって上記ステップ303に
戻る。それにより、図62に示すようなピアノ教室トッ
プページを表示させている状態では、「講師入札」アイ
コン、「レッスンに入る」アイコン、及び「会員TOP
PAGEに戻る」アイコンのうちの何れかをユーザ
(生徒)がクリックするのを待つようになっている。
【0084】上記ピアノレッスン処理では、複数のサブ
ルーチン処理が実行される。ここで、そのサブルーチン
処理について詳細に説明する。図17〜図19は、上記
ステップ304として実行される講師入札処理のフロー
チャートである。始めに図17〜図19を参照して、そ
の講師入札処理について詳細に説明する。
【0085】先ず、ステップ701では、管理サーバー
203に、講師に関するデータの送信を要求する講師デ
ータ要求を送信する。その要求を受信した管理サーバー
203は、その要求を送信してきた端末202に、個人
用講師エリアに保存されたデータ(図6参照)のなかか
ら予め定められたデータを抽出し講師データとして送信
する。このことから、ステップ701に続くステップ7
02では、そのデータを受信するのを待つ。なお、本実
施の形態では、講師毎に、講師データとして、顔画像、
個人情報、プロフィール、次回レッスン日時、入札期限
日時、及び落札情報中のポイント数を送信している。
【0086】講師データを管理サーバー203から受信
すると、ステップ702からステップ703に移行す
る。そのステップ703では、受信した講師データに基
づき、図63に示すような講師入札ページを表示部30
4に表示させる。それは、例えばハードディスクからオ
リジナルの講師入札ページを読み出し、そのページの一
部の内容を書き替えることで作成したものである。講師
別に、その講師の顔写真、「プロフィル」アイコン、及
び「入札希望」アイコンが配置され、入札の対象となる
レッスンの日時、その入札期限、及び現在のポイント数
(入札されたポイント数のなかで最大のポイント数)を
表示する各ボックスが配置されている。それ以外には、
「前のページ」「次のページ」及び「中止」の各アイコ
ンが配置されている。
【0087】ステップ703に続くステップ704で
は、「中止」アイコンがクリックされたか否か判定す
る。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定は
YESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでな
い場合には、判定はNOとなってステップ705に移行
する。
【0088】ステップ705では、「前のページ」アイ
コンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンを
ユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステ
ップ706で前のページに対応する講師データの送信を
要求する前のページ要求を管理サーバー203に送信し
た後、上記ステップ702に戻って管理サーバー203
からデータを受信するのを待つ、そうでない場合には、
判定はNOとなってステップ707に移行する。なお、
その前のページ要求は、現在、表示中のページの種類を
示すデータを含むものである。
【0089】ステップ707では、「次のページ」アイ
コンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンを
ユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステ
ップ708で次のページに対応する講師データの送信を
要求する次のページ要求を管理サーバー203に送信し
た後、上記ステップ702に戻って管理サーバー203
からデータを受信するのを待つ、そうでない場合には、
判定はNOとなって図18のステップ709に移行す
る。なお、その次のページ要求は、現在、表示中のペー
ジの種類を示すデータを含むものである。
【0090】ステップ709では、「プロフィル」アイ
コンがクリック(オン)されたか否か判定する。そのア
イコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとな
ってステップ710に移行し、受信した講師データ中の
プロフィルデータを用いて図64に示すようなプロフィ
ルページを作成して表示部304に表示させ、次にステ
ップ711でそのページ上の「戻る」アイコンがクリッ
クされるのを待って図17のステップ703に戻る。そ
うでない場合には、判定はNOとなってステップ712
に移行する。
【0091】上記プロフィルページには、図64に示す
ように、ユーザが「プロフィル」アイコンをクリックす
ることで選択した講師の個人データが表示されている。
そのような個人データを生徒に閲覧させることで、生徒
がより自分に合うと考えられる講師が担当するレッスン
に対して入札を行えるようにしている。
【0092】ステップ712では、「入札希望」アイコ
ンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユ
ーザがクリックした場合、判定はYESとなり、図19
のステップ703に戻る。そうでない場合には、判定は
NOとなってステップ713に移行し、図64に示すよ
うな入札ページをハードディスクから読み出して表示部
304に表示させた後、ステップ714に移行する。そ
うでない場合には、判定はNOとなって図17のステッ
プ704に戻る。。
【0093】上記入札ページ上には、図65に示すよう
に、レッスン料の入札価格となるポイント数を入力する
ためのボックス、ID(メールアドレス)を入力するた
めのボックス、及びパスワードを入力するためのボック
スが配置され、アイコンとして、「中止」「入札」の各
アイコンが配置されている。ページの左上隅には現在の
ポイントがボックス内に表示されている。入札は、上記
各ボックスにデータを入力した後、「入札」アイコンを
クリックすることで行うようになっている。
【0094】ステップ714では、データ入力が行われ
たか否か判定する。ユーザ(生徒)が入力部311を操
作してデータ入力を行った場合、判定はYESとなって
ステップ715に移行し、ユーザが入力したデータをカ
ーソルの表示位置に応じて表示させた後、図19のステ
ップ716に移行する。そうでない場合には、判定はN
Oとなってそのステップ716に移行する。
【0095】ステップ716では、「中止」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ7
17で入札ページ(図65参照)の表示をクリアさせた
後、図17のステップ703に戻る。そうでない場合に
は判定はNOとなってステップ718に移行する。
【0096】ステップ718では、「入札」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、入札ページ
上で入力されたポイント(数)、ID、及びパスワード
を入札データとして管理サーバー203に送信した後、
ステップ720に移行する。そうでない場合には、判定
はNOとなって図18のステップ714に戻る。それに
より、「中止」アイコン、或いは「入札」アイコンをユ
ーザがクリックするまでの間、入力部311を操作して
のデータ入力をそのユーザに行わせる。なお、上記入札
データには、例えばユーザが選択した講師を特定するた
めのデータも含まれている。
【0097】入札データを受信した管理サーバー203
は、その入札データによる入札を受け付けた場合に、そ
の旨を示すOK信号を端末202に返す。具体的には、
生徒が希望する講師のレッスンへの入札を受け付けてい
る状態であり、且つ入札データ中のポイント数(入札価
格に対応するレッスン料)が落札情報中のポイント数よ
り大きい場合に、そのOK信号を端末202に返す。こ
のことから、ステップ720では、そのOK信号を受信
するのを待つ。そのOK信号を受信すると、ステップ7
21に移行して、入札が受け付けられたことを通知する
ための図66に示すような入札確認ページをハードディ
スクから読み出して表示部304に表示させた後、ステ
ップ722に移行する。入札データを送信してから一定
時間が経過するまでの間にそのOK信号を受信しなけれ
ば、特には図示しないが、図18のステップ713に戻
って図65に示すような入札ページを表示させること
で、入札を行うための作業をユーザにやり直させるよう
になっている。
【0098】ステップ722では、入札確認ページ(図
66参照)上の「OK」アイコンをユーザがクリックす
るまで待つ。そのアイコンをユーザがクリックすると、
ステップ723に移行して、その入札確認ページの表示
をクリアし、管理サーバー203には上記講師データ要
求を送信した後、図17のステップ702に戻って管理
サーバー203からデータを受信するのを待つ。それに
より、他の講師のレッスンに対する入札を続けて行える
ようにしている。
【0099】本実施の形態では、上述したようにして、
ユーザ(生徒)は望む講師のレッスンに対して入札を行
うようになっている。それにより、講師が自分の実力に
見合う報酬(レッスン料)でレッスンを行えるようにし
ている。次に、図16に示すピアノレッスン処理内でス
テップ306として実行されるレッスンに入る処理につ
いて、図20〜図25に示すそのフローチャートを参照
して詳細に説明する。そのピアノレッスン処理を実行す
ることで、ユーザ(ここでは生徒)は、レッスンに用い
る曲を選択し、更に落札したレッスンを担当する講師を
選択した後に、講師からレッスンを受ける(レッスンに
入る)ようになっている。
【0100】先ず、ステップ801では、図67に示す
ような曲選択ページをハードディスクから読み出して表
示部304に表示させる。続くステップ802では、そ
のページ上に配置された「手持ち曲選択」アイコンがク
リックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザが
クリックした場合、判定はYESとなってステップ80
3に移行し、ユーザが既に所有している手持ちの曲のな
かからレッスンに用いる曲を選択するための手持ち曲選
択処理を実行した後、図21のステップ807に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ
804に移行する。
【0101】ステップ804では、上記曲選択ページ上
の「新規曲購入」アイコンがクリックされたか否か判定
する。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定
はYESとなってステップ805に移行し、曲サーバー
204からダウンロード可能な曲のなかから曲をダウン
ロード(購入)するための新規曲購入処理を実行した
後、図21のステップ807に移行する。そうでない場
合には、判定はNOとなってステップ806に移行す
る。
【0102】ステップ806では、上記曲選択ページ上
の「戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。
そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYE
Sとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場
合には、判定はNOとなって上記ステップ802に戻
る。それにより、曲選択ページを表示させている状態で
は、「手持ち曲選択」アイコン、「新規曲購入」アイコ
ン、及び「戻る」アイコンのうちの何れかをユーザがク
リックするまで待つようになっている。
【0103】ステップ803の手持ち曲選択処理、或い
はステップ805の新規曲購入処理を実行することでレ
ッスンに用いる曲が確定する。図21のステップ807
〜図24のステップ837では、生徒がレッスンを受け
る講師を選択することを含め、講師からレッスンを受け
られるようにするための処理が行われる。
【0104】先ず、ステップ807では、自分が落札し
たレッスンを担当する講師データ(以降、便宜的に落札
講師データと呼ぶ)を要求する落札講師データ要求を管
理サーバー203に送信する。続くステップ808で
は、管理サーバー203から落札講師データを受信する
のを待つ。それを受信すると、ステップ809に移行し
て、受信した落札講師データに基づき、図68に示すよ
うな講師選択ページを表示部304に表示させた後、ス
テップ810に移行する。
【0105】上記講師選択ページは、例えばCPU30
1が、受信した落札講師データを用いて、ハードディス
クから読み出させたオリジナルの講師選択ページの一部
の内容を書き替えることで作成したものである。そのペ
ージ上には、講師別に、その講師の顔写真、「プロフィ
ル」アイコン、及びその講師が担当するレッスンを落札
させたポイント(落札ポイント)を表示するボックスが
配置されている。それ以外には、「前のページ」「次の
ページ」及び「中止」の各アイコンが配置されている。
レッスンを受ける講師は、講師選択ページ上に配置され
た顔写真のなかからレッスンを希望する講師の顔写真を
クリックすることで選択するようになっている。
【0106】ステップ810では、講師選択ページ上の
「中止」アイコンがクリックされたか否か判定する。そ
のアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYES
となり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合
には、判定はNOとなってステップ811に移行する。
【0107】ステップ811では、「前のページ」アイ
コンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンを
ユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステ
ップ812で前のページに対応する講師データの送信を
要求する前のページ要求を管理サーバー203に送信し
た後、上記ステップ808に戻って管理サーバー203
からデータを受信するのを待つ、そうでない場合には、
判定はNOとなってステップ813に移行する。なお、
その前のページ要求は、現在、表示中のページの種類を
示すデータを含むものである。
【0108】ステップ813では、「次のページ」アイ
コンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンを
ユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステ
ップ814で次のページに対応する講師データの送信を
要求する次のページ要求を管理サーバー203に送信し
た後、上記ステップ808に戻って管理サーバー203
からデータを受信するのを待つ、そうでない場合には、
判定はNOとなって図22のステップ815に移行す
る。なお、その次のページ要求は、現在、表示中のペー
ジの種類を示すデータを含むものである。
【0109】図22のステップ815では、「プロフィ
ル」アイコンがクリック(オン)されたか否か判定す
る。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定は
YESとなってステップ816に移行し、受信した落札
講師データ中のプロフィルデータを用いて図64に示す
ようなプロフィルページを作成して表示部304に表示
させ、次にステップ817でそのページ上の「戻る」ア
イコンがクリックされるのを待って図21のステップ8
09に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなって
ステップ818に移行する。
【0110】ステップ818では、顔写真がクリックさ
れたか否か判定する。表示されている何れかの顔写真を
ユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステ
ップ819で図69に示すような確認ページをハードデ
ィスクから読み出して表示部304に表示させた後、ス
テップ820に移行する。そうでない場合には、判定は
NOとなって図21のステップ810に戻る。それによ
り、図68に示すような講師選択ページを表示させてい
る状態では、それに配置された何らかのアイコン、或い
は顔写真をユーザがクリックするのを待つようになって
いる。
【0111】上記確認ページは、顔写真をクリックする
ことで講師を選択した生徒がその講師の担当するレッス
ンの落札者であるか否かの確認を行うためのものであ
る。図69に示すように、その生徒を特定するためのデ
ータ入力用のボックスとして、ID(メールアドレス)
入力用のボックス、及びパスワード入力用のボックスが
配置され、アイコンとしては、「中止」「確認」の各ア
イコンが配置されている。選択した講師からレッスンを
受けるには、各ボックスにデータを入力した後、「確
認」アイコンをクリックしなければならないようになっ
ている。
【0112】ステップ820では、データ入力が行われ
たか否か判定する。ユーザ(生徒)が入力部311を操
作してデータ入力を行った場合、判定はYESとなって
ステップ821に移行し、ユーザが入力したデータをカ
ーソルの表示位置に応じて表示させた後、図23のステ
ップ822に移行する。そうでない場合には、判定はN
Oとなってそのステップ822に移行する。
【0113】ステップ822では、「中止」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ8
23で確認ページ(図69参照)の表示をクリアさせた
後、図21のステップ809に戻って講師選択ページ
(68参照)を表示させる。そうでない場合には判定は
NOとなってステップ824に移行する。
【0114】ステップ824では、「確認」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、確認ページ
上で入力されたID、パスワード、更には顔写真をクリ
ックすることで選択した講師を特定するためのデータを
確認データとして管理サーバー203に送信した後、ス
テップ826に移行する。そうでない場合には、判定は
NOとなって図22のステップ820に戻る。それによ
り、「中止」アイコン、或いは「確認」アイコンをユー
ザがクリックするまでの間、入力部311を操作しての
データ入力をそのユーザに行わせる。
【0115】管理サーバー203は、受信した確認デー
タによって端末202のユーザが落札者であることを確
認すると、落札したレッスンの代価となるポイント数を
その端末202に返す。確認できなければ、即ち受信し
た確認データ中のID、或いはパスワードが落札者のそ
れと一致しなければ、その旨を通知するための信号を返
す。このことから、ステップ825に続くステップ82
6では、管理サーバー203からデータを受信するのを
待つ。データを受信すると、ステップ827に移行す
る。
【0116】ステップ827では、管理サーバー203
から受信したデータの種類を判定する。確認データを受
信した管理サーバー203がID不一致信号を送信した
場合、データの種類はその不一致信号であると判定して
ステップ828に移行し、IDが違っていることを通知
するためのメールアドレス(ID)不一致警告画面をハ
ードディスクから読み出して表示部304に表示させた
後、ステップ830に移行する。管理サーバー203が
パスワード不一致信号を送信した場合には、データの種
類はその不一致信号であると判定してステップ829に
移行し、パスワードが違っていることを通知するための
パスワード不一致警告画面をハードディスクから読み出
して表示部304に表示させた後、ステップ830に移
行する。管理サーバー203がポイントを送信した場合
には、データの種類はそのポイントであると判定して図
24のステップ833に移行する。なお、上記メールア
ドレス(ID)不一致警告画面、及びパスワード不一致
警告画面は、それぞれ、「再度入力」アイコンが「O
K」アイコンに変更されている以外は図58、及び図5
9に示す画面と同じものである。
【0117】ステップ830では、表示された画面上の
「OK」アイコンをユーザがクリックするのを待つ。そ
のアイコンをユーザがクリックすると、ステップ831
に移行して、表示中の画面を消去させた後、図21のス
テップ809に戻って講師選択ページ(図68参照)を
表示させる。
【0118】上記ステップ827で管理サーバー203
からポイントを受信したと判定した場合に移行する図2
4のステップ833では、レッスン料を支払えるだけの
ポイントが残っていないか否か、即ちポイントが不足し
ているか否か判定する。現在のポイントがレッスン料の
ポイントより小さい場合、判定はYESとなり、ステッ
プ834で図70に示すようなポイント不足警告ページ
を表示させた後、ステップ835に移行する。そうでな
い場合には、判定はNOとなってステップ838に移行
する。
【0119】ステップ835では、図70に示す「ポイ
ント購入」アイコンがクリックされたか否か判定する。
そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYE
Sとなり、ステップ836で図29に示すポイント購入
処理を実行した後、ステップ823に戻ってポイントが
不足しているか否かの判定を再度、行う。そうでない場
合には、判定はNOとなってステップ837に移行す
る。
【0120】ステップ837では、図70に示す「戻
る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのア
イコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとな
り、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合に
は、判定はNOとなって上記ステップ835に戻る。そ
れにより、ユーザが「ポイント購入」アイコン、或いは
「戻る」アイコンをクリックするのを待つ。
【0121】レッスンに用いる曲は、図20に示すステ
ップ803の手持ち曲選択処理の実行時に選択された
曲、或いはステップ805の新規曲購入処理の実行時に
購入した曲である。ステップ838では、その曲のデー
タを管理サーバー203に送信する。その曲データを受
信した管理サーバー203は、それを送信してきた端末
202に、現在のポイントからレッスン料のポイントを
引いたポイントや、曲データから生成した楽譜データな
どを送信する。このことから、ステップ838に続くス
テップ839ではそれらのデータを管理サーバー203
から受信するのを待つ。それらのデータを受信すると、
ステップ840に移行する。
【0122】レッスンは、管理サーバー203からポイ
ントや楽譜データなどを受信した後に開始される。この
ことから、ステップ840以降では、そのレッスンを実
現させるための処理が行われる。先ず、ステップ840
では、図71に示すようなレッスンページをハードディ
スクから読み出して表示部304に表示させる。そのレ
ッスンページは、レッスンを行っている間、表示される
ものである。図71に示すように、講師の名前やその画
像、本日の曲の曲名(レッスンに用いる曲の曲名)、楽
譜、レッスンの残り時間が、それぞれ設けられたエリア
に表示されるようになっている。
【0123】ステップ840に続くステップ841〜8
48では、管理サーバー203を介して講師側の端末2
02から送信されてくる画像データ、或いは音声データ
を受信した場合に、画像データを書き替えて講師の画像
を更新したり、或いは音声データをサウンドシステム3
10に送出して音声を発生させるための処理が行われ
る。それに続くステップ845〜848では、カメラ3
08によって画像データを取り込んでそれを管理サーバ
ー203に送信することや、マイク309、或いはキー
ボード307によって音声データ、或いはMIDIデー
タを取り込んでそれを管理サーバー203に送信するこ
とが行われる。そのような生徒側と講師側でのデータの
やりとりを実現させるための処理を実行した後はステッ
プ849に移行する。
【0124】ステップ849では、時間データを受信し
たか否か判定する。その時間データを管理サーバー20
3から受信した場合、判定はYESとなり、その時間デ
ータに従って残り時間の表示(図71参照)を書き換え
た後、ステップ851に移行する。そうでない場合に
は、判定はNOとなり、図24のステップ841に戻っ
てそれ以降の処理を同様に実行する。
【0125】ステップ851では、残り時間が0となっ
たか否か判定する。レッスンを終わらせる時間となった
場合、判定はYESとなってステップ852に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなり、図24の
ステップ841に戻る。それにより、ステップ851の
判定がYESとなるまでの間、生徒側と講師側でのデー
タのやりとりを実現させる。
【0126】ステップ852では、図72に示すような
タイムアップページをハードディスクから読み出して表
示部304に表示させる。その後はステップ853に移
行し、そのページ上の「OK」アイコンをユーザがクリ
ックするのを待って一連の処理を終了する。
【0127】上記レッスンに入る処理内でも、複数のサ
ブルーチン処理が実行される。以降、図26〜図29に
示す各種フローチャートを参照して、そのサブルーチン
処理について詳細に説明する。図26は、上記ステップ
803として実行される手持ち曲選択処理のフローチャ
ートである。始めに図26を参照して、その手持ち曲選
択処理について詳細に説明する。なお、端末202は、
例えばハードディスク内に曲を保存しておくためのエリ
アを確保し、その確保したエリアに購入した曲を保存す
るようになっている。そのエリアについては、以降、便
宜的に曲エリアと呼ぶことにする。
【0128】先ず、ステップ401では、手持ち曲のリ
ストを配置した図73に示すような手持ち曲リストペー
ジを表示部304に表示させる。それは、例えば曲名が
配置されていない手持ち曲リストページをハードディス
クから読み出し、曲エリアに保存されている曲の曲名を
挿入することで作成したものである。
【0129】ステップ401に続くステップ402で
は、リスト表示した曲名へのクリックなどに応じて曲の
選択を行う。その後に移行するステップ403では、
「選択」アイコンがクリックされたか否か判定する。そ
のアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYES
となってステップ405に移行する。そうでない場合に
は、判定はNOとなり、ステップ404に移行する。
【0130】ステップ404では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連
の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOと
なって上記ステップ402に戻る。
【0131】他方のステップ405では、現在、選択中
の曲(手持ち曲)の曲名を配置した図74に示すような
手持ち曲決定ページを表示部304に表示させる。続く
ステップ406では、「OK」アイコンがクリックされ
たか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックし
た場合、判定はYESとなってステップ409に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ
407に移行する。
【0132】ステップ407では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなってステップ4
08に移行し、選択中の曲を無効にした後、上記ステッ
プ401に戻って手持ち曲リストページ(図73参照)
を再度、表示させる。そうでない場合には、判定はNO
となり、上記ステップ406に戻る。それにより、「O
K」アイコン、或いは「戻る」アイコンをユーザがクリ
ックするのを待つ。
【0133】ステップ409では、ユーザ(生徒)が選
択した曲の曲名を保存する。その曲名は、レッスンが開
始する前に管理サーバー203に送信する曲データを特
定するために用いられる。その曲名を保存した後に一連
の処理を終了する。図27、及び図28は、図20〜図
25に示すレッスンに入る処理内でステップ805とし
て実行される新規曲購入処理のフローチャートである。
次に、図27、及び図28を参照して、その新規曲購入
処理について詳細に説明する。
【0134】ユーザ(生徒)が購入可能な曲は、曲サー
バー204が管理・保存している。このことから、曲の
購入は、その曲のデータを曲サーバー204からダウン
ロードすることで行われる。先ず、ステップ501で
は、管理サーバー203に、購入可能な曲のリストを要
求する曲リスト要求を送信する。その曲リスト要求を受
信した管理サーバー203は、曲サーバー204に対
し、その曲リストの送信を指示する。このことから、ス
テップ501に続くステップ502では、その曲リスト
を受信するのを待つ。
【0135】その曲リストを受信すると、ステップ50
2からステップ503に移行する。そのステップ503
では、受信した曲リストを配置した図75に示すような
新規曲リストページを表示部304に表示させる。それ
は、例えば曲名が配置されていないオリジナルの新規曲
リストページをハードディスクから読み出し、曲リスト
として受信した曲の曲名を挿入することで作成したもの
である。
【0136】ステップ504では、リスト表示した曲名
へのクリックなどに応じて曲の選択を行う。その後に移
行するステップ505では、「選択」アイコンがクリッ
クされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリ
ックした場合、判定はYESとなってステップ507に
移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ス
テップ506に移行する。
【0137】ステップ506では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連
の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOと
なって上記ステップ504に戻る。
【0138】他方のステップ507では、現在、選択中
の曲の曲名やその購入費用(ポイント)を配置した図7
6に示すような新規曲購入ページを表示部304に表示
させる。続くステップ508では、「購入」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなってステップ5
10に移行する。そうでない場合には、判定はNOとな
ってステップ509に移行する。
【0139】ステップ509では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、選択中の曲
を無効にして上記ステップ503に戻り、新規曲リスト
ページ(図75参照)を再度、表示させる。そうでない
場合には、判定はNOとなり、上記ステップ508に戻
る。それにより、「購入」アイコン、或いは「戻る」ア
イコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0140】ステップ510では、曲の購入費用となる
ポイントがユーザ(生徒)の持つ現在のポイント(PO
INT)以下か否か判定する。現在のポイントが曲の購
入に必要なポイントより少なかった場合、判定はNOと
なり、図28のステップ517に移行する。そうでない
場合には、判定はYESとなり、ステップ511でユー
ザが選択した曲の曲名を含む曲購入要求を管理サーバー
203に送信し、その曲名を保存した後、ステップ51
2に移行する。保存した曲名は、レッスンが開始する前
に管理サーバー203に送信する曲データを特定するた
めに用いる。
【0141】上記曲購入要求を受信した管理サーバー2
03は、要求された曲のダウンロードを曲サーバー20
4に指示し、その購入費用となるポイントを現在のポイ
ント(POINT)から引いたポイント(POINT)
を端末202に送信する。このことから、ステップ51
2では、それらを受信するのを待つ。それらを受信する
と、ステップ513に移行して、受信した曲データを所
定エリア(曲エリア)にストアする。その後は図28の
ステップ514に移行する。
【0142】そのステップ514では、受信したポイン
ト(POINT)を配置した図77に示すような購入完
了ページを表示部304に表示させる。続くステップ5
15では、「OK」アイコンがクリックされたか否か判
定する。そのアイコンをユーザ(生徒)がクリックした
場合、判定はYESとなり、一連の処理はここで終了す
る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ
516に移行する。
【0143】ステップ516では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、図27のス
テップ503に戻る。それにより、購入を希望する曲が
他にあればそれを購入させる。そうでない場合には、判
定はNOとなり、上記ステップ515に戻る。それによ
り、「講師選択ページへ」アイコン、或いは「戻る」ア
イコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0144】一方、上記ステップ510の判定がNOと
なって移行する図28のステップ517では、ポイント
(POINT)が不足していることを通知する、図70
に示すようなポイント不足警告ページを表示部304に
表示させる。続くステップ518では、「ポイント購
入」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのア
イコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとな
り、ユーザがポイントを購入するためのポイント購入処
理を実行した後、図27のステップ503に戻る。そう
でない場合には、判定はNOとなってステップ519に
移行する。
【0145】ステップ519では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、図27のス
テップ503に戻る。そうでない場合には、判定はNO
となり、上記ステップ518に戻る。それにより、ユー
ザが「ポイント購入」アイコン、或いは「戻る」アイコ
ンをクリックするのを待つ。
【0146】このように、曲購入処理では、曲(曲デー
タ)を購入するだけではなく、曲の購入にポイントが不
足していれば、必要に応じてそのポイントの購入も合わ
せて行えるようになっている。図29は、上記ステップ
520、或いは図20〜図25に示すレッスンに入る処
理内でステップ836として実行されるポイント購入処
理のフローチャートである。ここで、図29を参照し
て、上記曲購入処理内でサブルーチン処理として実行さ
れるポイント購入処理について詳細に説明する。
【0147】先ず、ステップ601では、図78に示す
ようなポイント購入ページを表示部304に表示させ
る。それは、例えばハードディスクに格納されたポイン
ト購入ページを読み出し、それに現在のポイントを挿入
することで作成したものであり、ポイントの購入代金の
引き落とし先となる口座、パスワード、ID(メールア
ドレス)の入力用のボックスが配置されている。それを
表示させた後はステップ602に移行する。
【0148】ステップ602では、データ入力が行われ
たか否か判定する。ユーザが入力部211を操作してデ
ータ入力を行った場合、判定はYESとなってステップ
603に移行し、現在のカーソルの位置に入力されたデ
ータを表示させた後、ステップ604に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなり、そのステップ60
4に移行する。
【0149】ステップ604では、「購入確認」アイコ
ンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユ
ーザがクリックした場合、判定はYESとなってステッ
プ607に移行する。そうでない場合には、判定はNO
となり、ステップ605に移行する。
【0150】ステップ605では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなってステップ6
06に移行し、入力されたデータをクリアした後、一連
の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOと
なり、上記ステップ602に戻る。それにより、「購入
確認」アイコン、或いは「戻る」アイコンがクリックさ
れるまでの間、ユーザによるデータ入力を可能とさせ
る。
【0151】一方、ステップ607では、例えばハード
ディスクから読み出したポイント購入確認ページにユー
ザが入力したデータを挿入して、図79に示すようなポ
イント購入確認ページを表示部304に表示させる。続
くステップ608では、「購入」アイコンがクリックさ
れたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリック
した場合、判定はYESとなってステップ611に移行
する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステッ
プ609に移行する。
【0152】ステップ609では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなってステップ6
10に移行し、図70に示すようなポイント不足警告ペ
ージを表示部304に表示させた後、上記ステップ60
1に戻って再度、図78に示すようなポイント購入ペー
ジを表示部304に表示させる。そうでない場合には、
判定はNOとなり、上記ステップ608に戻る。それに
より、ユーザが「購入」アイコン、或いは「戻る」アイ
コンをクリックするのを待つ。
【0153】上記ステップ608の判定がYESとなっ
て移行するステップ611では、ユーザが図78に示す
ようなポイント購入ページ上で入力したデータをポイン
ト購入データとして管理サーバー203に送信する。そ
の購入データを受信した管理サーバー203は、ユーザ
が持つ現在のポイント(POINT)に、新たに購入し
たポイントを加算し、その加算後のポイントを示すデー
タを返信する。ポイント購入データ中に誤ったデータが
存在、例えばパスワードやIDが誤っていれば、その旨
を示す不一致信号を返信する。このことから、ステップ
611に続くステップ612で管理サーバー203から
データを受信するのを待って、ステップ613に移行す
る。
【0154】ステップ613では、受信したデータがポ
イントデータか否か判定する。ポイント購入データ中に
不適切なデータが存在していない場合、管理サーバー2
03はポイントデータを送信してくることから、判定は
YESとなってステップ615に移行する。そうでない
場合には、判定はNOとなってステップ614に移行
し、ユーザが入力したデータをクリアした後、上記ステ
ップ601に戻る。
【0155】ステップ615では、受信したポイントデ
ータに基づき、現在のポイントを配置した図80に示す
ようなポイント購入完了ページを表示部304に表示さ
せる。続くステップ616では、「戻る」アイコンがク
リックされるのを待つ。そのアイコンをユーザがクリッ
クするのを待って、一連の処理を終了する。
【0156】図8〜図15に示す音楽教室処理内で実行
されるサブルーチン処理の説明に戻る。図30、及び図
31は、その音楽教室処理内でステップ278として実
行される待機処理のフローチャートである。次に、図3
0、及び図31を参照してその待機処理について詳細に
説明する。なお、その待機処理は、図60に示すような
講師用の会員トップページ上の「待機」アイコンをクリ
ックした講師を対象に実行される処理である。その待機
処理が実行されることで、講師は、自分のレッスンを落
札した生徒のレッスンを行うことができるようになって
いる。
【0157】先ず、ステップ1102では、例えばハー
ドディスクからオリジナルのレッスンページを読み出し
て表示部304に表示させる。それにより、表示部30
4には図81に示すようなレッスンページが表示され
る。ステップ1102に続くステップ1103では、呼
出信号を管理サーバー203から受信したか否か判定す
る。その呼出信号は、これからレッスンが開始すること
を通知する信号であり、それを管理サーバー203から
受信した場合、判定はYESとなってステップ1106
に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって
ステップ1104に移行する。
【0158】ステップ1104では、「戻る」アイコン
がクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユー
ザがクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一
連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNO
となって上記ステップ1103に戻る。それにより、講
師にレッスンが開始するのを待たせる。
【0159】ステップ1106では、呼出信号を受信、
即ちレッスンが開始することをユーザ(講師)に通知す
るために呼出音を発生させる。続くステップ1107で
は、呼出信号と合わせて管理サーバー203が送信する
はずの曲名や生徒名、楽譜データ、生徒のプロフィルな
どを受信したか否か判定する。それらのデータを受信し
た場合、判定はYESとなってステップ1108に移行
し、それらのデータをレッスンページ上の対応するエリ
アにそれぞれ表示させた後(図82参照)、ステップ1
109に移行する。そうでない場合には、判定はNOと
なり、他のステップの処理を実行することなく、そのス
テップ1109に移行する。なお、上記呼出音の発生
は、例えばCPU301が、ハードディスクに格納され
た呼出音発生用の音声データをHDD306に読み出さ
せ、それをサウンドシステム310に送出することで行
われる。
【0160】ステップ1109〜1112では、管理サ
ーバー203を介して生徒側の端末202から送信され
てくる画像データ、或いは音声データを受信した場合
に、画像データを書き替えて生徒の画像を更新したり、
或いは音声データをサウンドシステム310に送出して
音声を発生させるための処理が行われる。それに続くス
テップ1113、及び1114では、カメラ308によ
って画像データを取り込んでそれを管理サーバー203
に送信することや、マイク309、或いはキーボード3
07によって音声データ、或いはMIDIデータを取り
込んでそれを管理サーバー203に送信することが行わ
れる。そのような生徒側と講師側でのデータのやりとり
を実現させるための処理を実行した後は図31に示すス
テップ1115に移行する。
【0161】ステップ1115では、時間データを受信
したか否か判定する。その時間データを管理サーバー2
03から受信した場合、判定はYESとなり、その時間
データに従って残り時間の表示(図82参照)を書き換
えた後、ステップ1117に移行する。そうでない場合
には、判定はNOとなってそのステップ1117に移行
する。
【0162】ステップ1117では、管理サーバー20
3から受信した時間データが0を表しているか否か判定
する。レッスンを終わらせる時間となった場合、判定は
YESとなってステップ1118に移行する。そうでな
い場合には、判定はNOとなり、図30のステップ11
09に戻る。それにより、ステップ1117の判定がY
ESとなるまでの間、生徒側と講師側でのデータのやり
とりを実現させる。
【0163】ステップ1118では、図72に示すよう
なタイムアップページをハードディスクから読み出して
表示部304に表示させる。その後はステップ1120
に移行し、そのページ上の「OK」アイコンをユーザが
クリックするのを待って一連の処理を終了する。
【0164】図5のステップ103として実行される音
楽教室処理では、上述したような処理が実行される。そ
れにより、端末202のユーザは、その立場、即ち音楽
教室の講師か生徒かに応じて、入札を含む所望のサービ
スを受けたり、或いは作業(講師としての作業、など)
を行えるようになっている。そのようにして、楽器を学
習する場を提供する音楽教室を実現させている。
【0165】図32は、図7に示す処理でステップ10
4として実行されるメール処理のフローチャートであ
る。端末202が実行する処理では、最後に図32を参
照して、そのメール処理について詳細に説明する。な
お、そのメール処理は、上記初期画面上でメールモード
を設定した場合に実行される処理である。そのメール処
理を実行することでやりとりされるメールは、メールサ
ーバー205を介して行われるものだけである。そのメ
ールサーバー205は、例えばハードディスク内に、ユ
ーザ別にエリアを確保し、そのエリアに対応するメール
を保持している。
【0166】先ず、ステップ1201では、メールサー
バー205に、自分宛のメールの配信を要求する配信要
求を送信する。その配信要求を受信したメールサーバー
205は、その配信要求を送信してきた端末202のユ
ーザ用にハードディスク内に確保したエリア(メールエ
リア)に保持しているメール(新規メール)があればそ
れをその端末202に送信し、メールを保持していなけ
ればその旨を示す信号を送信する。このことから、ステ
ップ1201に続くステップ1202では、メールサー
バー205からデータ(新規メール、或いはそれが無い
ことを示す信号)を受信するのを待つ。
【0167】メールサーバー205から何らかのデータ
を受信すると、ステップ1203に移行する。そのステ
ップ1203では、メールサーバー205から新規メー
ルを受信したのであればそれをハードディスク内に予め
確保したエリアである受信メールエリアにストアする。
続くステップ1204では、メールサーバー205から
受信したデータを用いて、図83に示すような受信リス
ト画面を作成して表示部304に表示させる。
【0168】その受信リスト画面には、メールサーバー
205から受信した新規メール毎に、差出人、及び件名
がリスト表示されている。メールの選択は、例えば入力
部311を操作してマウスカーソルを所望のメールの差
出人、或いは件名が表示されているエリアに移動させた
後、クリックすることで行えるようになっている。
【0169】ステップ1204に続くステップ1205
では、ユーザの上述したような操作に応じてリストのな
かからメールの選択を行う。その後に移行するステップ
1206では、「開封」アイコンがクリックされたか否
か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場
合、判定はYESとなってステップ1207に移行し、
選択中のメールの内容を表示する、例えば図84に示す
ような開封画面を表示部304に表示させた後、ステッ
プ1208でユーザが「戻る」アイコンをクリックする
のを待って上記ステップ1204に戻り、図83に示す
ような受信リスト画面を再度、表示させる。そうでない
場合には、判定はNOとなってステップ1209に移行
する。なお、図84中の管理者は、図1に示す運営業者
101に対応する。
【0170】ステップ1209では、「送信」アイコン
がクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユー
ザがクリックした場合、判定はYESとなり、ユーザが
メールを送信するための送信処理を実行した後、上記ス
テップ1204に戻る。そうでない場合には、判定はN
Oとなってステップ1211に移行する。
【0171】ステップ1211では、「終了」アイコン
がクリック(オン)されたか否か判定する。そのアイコ
ンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、
ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判
定はNOとなって上記ステップ1205に戻る。
【0172】管理サーバー203は様々なメールを作成
してメールサーバー205に送信する。入会した会員に
発行したパスワードを通知するメールや講師のレッスン
の落札を生徒に通知するメールなどは、その一部である
(図84参照)。そのようなメールは、上述したよう
に、メール処理を実行させることで閲覧できるようにな
っている。
【0173】図33〜図45は、接続してきた端末装置
に対応するために管理サーバ0203が実行する処理の
流れを示すフローチャートである。次に、図33〜図4
5に示すフローチャートを参照して、管理サーバー20
3の動作、及びサービスの提供方法について詳細に説明
する。なお、図33〜図45に示すフローチャートは、
管理サーバー203に搭載されたCPUが、例えばハー
ドディスク装置がハードディスクから読み出したプログ
ラム(ネットワークOS、など)を実行することで実現
される。そのフローチャートは、便宜的に、1台、或い
は2台の端末202に着目して処理を抜粋し、抜粋した
処理の流れを示したものである。
【0174】先ず、ステップ1301では、登録データ
を受信したか否か判定する。端末202のユーザが会員
登録を申し込んだ場合、その端末202は入力されたデ
ータを登録データとして管理サーバー203に送信する
ことから、判定はYESとなってステップステップ13
02に移行する。そうでない場合には、判定はNOとな
ってステップ1309に移行する。
【0175】ステップ1302では、その登録データ中
で指定されている会員の立場を判定する。その登録デー
タを送信させた者が講師としての登録を申し込んだ場
合、その旨が判定されてステップ1303に移行する。
そうでない場合には、その者は生徒としての登録を申し
込んだと判定して、ステップ1304に移行する。
【0176】ステップ1303では、講師エリア(図4
参照)に、受信した登録データをストアするための個人
用講師エリア(図6参照)を確保してそこにストアす
る。続くステップ1303aでは、その登録データ中の
レッスン可能日時から、次回レッスン日時を算出(特
定)し、それを確保した個人用講師エリアにストアす
る。その後はステップ1303bに移行し、ステップ1
303aで確定させた次回レッスン日時より入札期限日
時を算出(特定)して個人用講師エリアにストアすると
ともに、入札可能フラグの値を1に書き換えた後、ステ
ップ1305に移行する。他方のステップ1304で
は、生徒エリア(図4参照)に、受信した登録データを
ストアするための個人用生徒エリア(図5参照)を確保
してそこにストアした後、そのステップ1305に移行
する。なお、詳細な説明は省略するが、講師としての登
録を申し込んだ人に担当させる楽器の種類は、例えば登
録データ中の音楽歴などを基に決定している。
【0177】ステップ1305では、会員登録の申込者
に使わせるパスワードを作成(発行)する。続くステッ
プ1306では、受信した登録データをストアしたエリ
ア(個人用講師エリア、或いは個人用生徒エリア)に、
作成したパスワードをストアする。その次に移行するス
テップ1307では、申込者に作成したパスワードを知
らせるために、図84に示すような内容のメールを作成
する。そのメールの宛先は登録データ中のメールアドレ
スであり、そのようなメールを作成すると、ステップ1
308に移行し、それをメールサーバー205に送信し
た後、ステップ1309に移行する。それにより、メー
ルサーバー205を介してメールが宛先とする申込者に
届けられることになる。
【0178】ステップ1309では、ポイント(POI
NT)要求信号を受信したか否か判定する。端末202
のユーザ(生徒)が図61に示す「ピアノ」アイコン、
「ギター」アイコン、或いは「ドラム」アイコンをクリ
ックした場合、その端末202はポイント要求信号を管
理サーバー203に送信することから、判定はYESと
なり、ステップ1310に移行して、その端末202の
ユーザの登録データがストアされている個人用生徒エリ
アからポイントを読み出し、その端末202に送信した
後、図34のステップ1311に移行する。そうでない
場合には、判定はNOとなってそのステップ1311に
移行する。
【0179】ステップ1311では、ID(メールアド
レス)、及びパスワードを受信したか否か判定する。そ
れらを受信した場合、判定はYESとなってステップ1
312に移行する。そうでない場合には、判定はNOと
なって図35のステップ1323に移行する。なお、端
末202は、そのユーザが、図57に示すような照合ペ
ージ上でデータ入力を行った後、「照合」アイコンをク
リックした場合に、ID、及びパスワードを管理サーバ
ー203に送信する。
【0180】ステップ1312では、生徒エリア、及び
講師エリアにストアされた登録データのなかで受信した
ID(メールアドレス)と同一のものを有する登録デー
タを探す。続くステップ1313では、そのような登録
データを探した結果、同一のIDを有する登録データが
見つかったか否か判定する。受信したIDと同一のID
を有する登録データが存在していた場合、判定はYES
となってステップ1314に移行し、その登録データの
中で受信したパスワードと同一のものを探した後、ステ
ップ1316に移行する。そうでない場合には、判定は
NOとなり、ステップ1315でID(メールアドレ
ス)の一致するものがない旨を通知するためのID不一
致信号を、そのIDを送信してきた端末202に送信し
た後、図35のステップ1323に移行する。
【0181】ステップ1316では、受信したパスワー
ドと同一のものを探した結果、それがあったか否か判定
する。受信したID、及びパスワードを格納した登録デ
ータが存在していた場合、判定はYESとなり、ステッ
プ1317でその旨を通知するためのOK信号を端末2
02に送信した後、図35のステップ1323に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ
1318でパスワードが一致していない旨を通知するた
めのパスワード不一致信号を端末202に送信した後、
そのステップ1323に移行する。
【0182】図35のステップ1323では、曲リスト
要求を受信したか否か判定する。端末202のユーザ
(講師)が図67に示すような曲選択ページ上に配置さ
れた「新規曲購入」アイコンをクリックした場合、その
端末202は曲リスト要求を管理サーバー203に送信
することから、判定はYESとなり、ステップ1324
に移行して、曲サーバー204に、その端末202への
曲リストの送付を指示した後、ステップ1325に移行
する。そうでない場合には、判定はNOとなってそのス
テップ1325に移行する。
【0183】ステップ1325では、曲購入要求を受信
したか否か判定する。端末202のユーザ(講師)が図
76に示す「購入」アイコンをクリックした場合、その
端末202は曲購入要求を管理サーバー203に送信す
ることから、判定はYESとなってステップ1326に
移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、図
36のステップ1328aに移行する。
【0184】ステップ1326では、その曲購入要求を
送信した端末202を使用するユーザ(生徒)の登録デ
ータがストアされた個人用生徒エリア中のポイントから
曲の購入代のポイントを引く。続くステップ1327で
は、その曲購入要求で指定されている曲(曲データ)の
ダウンロードを曲サーバー204に指示する。その指示
を行うと、ステップ1328に移行して、上記ステップ
1326で更新したポイントの値を示すデータを端末2
02に送信した後、図36のステップ1328aに移行
する。それにより、曲購入要求を送信した端末202
は、図77に示すような購入完了ページを表示させるこ
とになる。
【0185】図36のステップ1328a〜1328i
では、端末202から送信される講師データ要求に対応
するための処理が行われる。なお、端末202は、その
講師データ要求を、図62に示す「講師入札」アイコン
をユーザがクリックした場合に送信する。
【0186】先ず、ステップ1328aでは、講師デー
タ要求を受信したか否か判定する。端末202がその講
師データ要求を送信した場合、判定はYESとなってス
テップ1328bに移行する。そうでない場合には、判
定はNOとなって図37のステップ1329に移行す
る。
【0187】ステップ1328bでは、講師エリアに個
人用講師エリア(図6参照)が確保された講師のなかで
レッスンに対する入札を受け付けている講師の個人用講
師エリアを選択する。その選択は、例えば個人用講師エ
リアのなかで入札可能フラグの値が1となっている個人
用講師エリア中のデータをRAM、或いはハードディス
ク上のワーク用エリアに書き込むことで行う。
【0188】ステップ1328bに続くステップ132
8cでは、RAM、或いはハードディスクに読み出した
個人用講師エリアのデータのなかで対象とするデータを
管理するための変数であるアドレスポインタに、その講
師エリア内で先頭に位置している個人用講師エリアのデ
ータを指定する値を代入する。続くステップ1328d
では、端末202に講師データを送信した講師の人数を
カウントするための変数mに1を代入する。その後はス
テップ1328eに移行する。なお、変数mで講師デー
タを送信した講師の人数をカウントするのは、講師入札
ページ(図63参照)上には最大で3人の講師しか表示
しないためである。
【0189】ステップ1328eでは、アドレスポイン
タの値で指定される個人用講師エリアのデータ中から、
個人情報、顔画像、プロフィル、次回レッスン日時、入
札期限日時、及び落札情報中のポイント(図6参照)を
抽出し、それらを講師データとして端末202に送信す
る。その後は、ステップ1328fでアドレスポインタ
の値を1エリア分、進め、更にステップ1328gで変
数mの値をインクリメントした後、ステップ1328h
に移行する。
【0190】ステップ1328hでは、他に対象となる
個人用講師エリアのデータがあるか否か判定する。その
ような個人用講師エリアのデータが残っている場合、判
定はYESとなってステップ1328iに移行する。そ
うでない場合には、判定はNOとなって図37のステッ
プ1329に移行する。
【0191】ステップ1328iでは、変数mの値が3
以下か否か判定する。講師3人分のデータを端末202
に送信していない場合、判定はYESとなって上記ステ
ップ1328eに戻り、それ以降の処理を同様に実行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなって図37の
ステップ1329に移行する。そのようにして講師デー
タを送信することで、講師データ要求を送信した端末2
02は、図63に示すような講師入札ページを表示させ
ることになる。
【0192】図37のステップ1329では、ポイント
購入データを受信したか否か判定する。端末202のユ
ーザ(生徒)が図79に示す「購入」アイコンをクリッ
クした場合、その端末202はポイント購入データを管
理サーバー203に送信することから、判定はYESと
なってステップ1330に移行する。そうでない場合に
は、判定はNOとなり、図38のステップ1337に移
行する。
【0193】ステップ1330では、そのポイント購入
データ中のID、パスワードを有する登録データを探
す。続くステップ1331では、それらを有する登録デ
ータがあったか否か判定する。それらを有する登録デー
タが存在していた場合、判定はYESとなってステップ
1333に移行する。そうでない場合には、判定はNO
となり、ステップ1332でID、或いはパスワードが
一致していない旨を通知するための不一致信号を端末2
02に送信した後、図38のステップ1337に移行す
る。
【0194】ステップ1333では、課金サーバー20
6に対して、ポイント購入データを送信した端末202
のユーザ(生徒)の登録データ中で指定されている口座
から管理者の口座へ、購入を申し込んだポイントに対応
する金額を振り替える課金依頼を行う。続くステップ1
334では、依頼された処理が完了した旨を通知するた
めの課金完了信号を課金サーバー206から受信するの
を待つ。それを受信した後は、ステップ1335に移行
する。
【0195】ステップ1335では、ポイント購入デー
タを送信した端末202のユーザ(生徒)の登録データ
をストアした個人用生徒エリア中のポイントに、新たに
購入したポイントを加算する。その後に移行するステッ
プ1336では、加算後のポイントの値を示すデータを
端末202に送信する。それを送信した後には図38の
ステップ1337に移行する。なお、ポイント購入デー
タを送信した端末202は、管理サーバー203からポ
イントデータを受信することで、図80に示すようなポ
イント購入完了ページを表示する。
【0196】図38のステップ1337〜1344で
は、端末202から送信される落札講師データ要求に対
応するための処理が行われる。なお、端末202は、そ
の落札講師データ要求を、図26に示す手持ち曲選択処
理、或いは図27、及び図28に示す新規曲購入処理の
実行後に送信する。
【0197】先ず、ステップ1337では、落札講師デ
ータ要求を受信したか否か判定する。端末202がその
落札講師データ要求を送信した場合、判定はYESとな
ってステップ1338aに移行する。そうでない場合に
は、判定はNOとなって図39のステップ1345に移
行する。
【0198】ステップ1338aでは、講師エリアに個
人用講師エリア(図6参照)が確保された講師のなかで
レッスンが落札、即ちそれに対する入札を受け付けてい
ない講師の個人用講師エリアを選択する。その選択は、
例えば個人用講師エリアのなかで入札可能フラグの値が
0となっている個人用講師エリア中のデータをRAM、
或いはハードディスク上のワーク用エリアに書き込むこ
とで行う。
【0199】ステップ1338aに続くステップ133
8bでは、アドレスポインタに、RAM、或いはハード
ディスクに読み出した個人用講師エリアのデータのなか
で先頭に位置している個人用講師エリアのデータを指定
する値を代入する。次のステップ1339では、端末2
02に変数mに1を代入する。その後はステップ134
0に移行する。なお、変数mで落札講師データを送信し
た講師の人数をカウントするのは、講師選択ページ(図
68参照)上でも最大で3人の講師しか表示しないため
である。
【0200】ステップ1340では、アドレスポインタ
の値で指定される個人用講師エリアのデータ中から、個
人情報、顔画像、プロフィル、及び落札情報中のポイン
ト(図6参照)を抽出し、それらを落札講師データとし
て端末202に送信する。その後は、ステップ1341
でアドレスポインタの値を1エリア分、進め、更にステ
ップ1342で変数mの値をインクリメントした後、ス
テップ1343に移行する。
【0201】ステップ1343では、他に対象となる個
人用講師エリアのデータがあるか否か判定する。そのよ
うな個人用講師エリアのデータが残っている場合、判定
はYESとなってステップ1344に移行する。そうで
ない場合には、判定はNOとなって図39のステップ1
345に移行する。
【0202】ステップ1344では、変数mの値が3以
下か否か判定する。講師3人分のデータを端末202に
送信していない場合、判定はYESとなって上記ステッ
プ1340に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。
そうでない場合には、判定はNOとなって図39のステ
ップ1345に移行する。そのようにして落札講師デー
タを送信することで、落札講師データ要求を送信した端
末202は、図68に示すような講師選択ページを表示
させることになる。
【0203】図63、及び図68に示す各ページ上に
は、前のページの表示を指示するための「前のPAG
E」アイコンや、次のページの表示を指示するための
「次のPAGE」アイコンが配置されている。図39の
ステップ1345〜1349では、それらのアイコンへ
のクリックに対応するための処理が行われる。それによ
り、ユーザの要求に応じて、管理サーバー203から講
師データ、或いは落札講師データが端末202に送信さ
れる。
【0204】先ず、ステップ1345では、端末202
で「次のPAGE」アイコンがクリックされたか否か判
定する。そのアイコンをユーザがクリックすることで端
末202が送信する次のページ要求を受信した場合、判
定はYESとなってステップ1346に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなってステップ1347
に移行する。
【0205】ステップ1346では、「次のPAGE」
アイコンがクリックされたのは図63に示すような講師
入札ページ上に配置されたものか否か判定する。受信し
た次のページ要求に講師入札ページを示すデータが含ま
れていた場合、判定はYESとなって図36のステップ
1328dに戻り、それ以降の処理を同様に実行する。
そうでない場合には、判定はNOとなって図38のステ
ップ1339に移行する。なお、ステップ1346から
ステップ1328d、或いはステップ1339に戻る結
果、現在、端末202が表示させているページの次のペ
ージに対応する講師の講師データ、或いは落札講師デー
タがその端末202に送信されることになる。
【0206】ステップ1347では、端末202で「前
のPAGE」アイコンがクリックされたか否か判定す
る。そのアイコンをユーザがクリックすることで端末2
02が送信する前のページ要求を受信した場合、判定は
YESとなり、ステップ1348でアドレスポインタの
値を6エリア分、戻した後、ステップ1349に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなって図40の
ステップ1350に移行する。
【0207】ステップ1349では、「前のPAGE」
アイコンがクリックされたのは図63に示すような講師
入札ページ上に配置されたものか否か判定する。受信し
た次のページ要求に講師入札ページを示すデータが含ま
れていた場合、判定はYESとなって図36のステップ
1328dに戻り、それ以降の処理を同様に実行する。
そうでない場合には、判定はNOとなって図38のステ
ップ1339に移行する。なお、ステップ1349から
ステップ1328d、或いはステップ1339に戻る結
果、現在、端末202が表示させているページの前のペ
ージに対応する講師の講師データ、或いは落札講師デー
タがその端末202に送信されることになる。
【0208】図40のステップ1350〜1356で
は、生徒からの入札を受け付けるための処理が行われ
る。先ず、ステップ1350では、入札データを受信し
たか否か判定する。図65に示すような入札ページ上で
データ入力を行った後、「入札」アイコンをユーザがク
リックした場合、端末202はユーザが入力したデータ
を入札データとして管理サーバー203に送信すること
から、判定はYESとなってステップ1351に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなって図41の
ステップ1357に移行する。
【0209】ステップ1351では、入札データ中のデ
ータから特定される講師の個人用講師エリア内にストア
された入札可能フラグの値が1か否か、即ちその講師の
レッスンに対する入札を受付中であるか否か判定する。
その入札を受付中であった場合、判定はYESとなって
ステップ1352に移行する。そうでない場合には、判
定はNOとなって図41のステップ1357に移行す
る。
【0210】ステップ1352では、特定した講師の個
人用講師エリア内に落札情報が既に登録されているか否
か判定する。その講師のレッスンに対する入札の受け付
けを開始してから初めて入札データを受信したような場
合、その講師の個人用講師エリア内には落札情報がスト
アされていないことから、判定はNOとなり、ステップ
1353でその個人用講師エリアに受信した入札データ
を落札情報としてストアした後、ステップ1356に移
行する。そうでない場合には、判定はYESとなってス
テップ1354に移行する。
【0211】ステップ1354では、その個人用講師エ
リア内に登録(ストア)された落札情報中のポイント数
が、受信した入札データ中のポイント数より小さいか否
か判定する。今回、入札されたポイント数がそれまで入
札されたポイント数よりも大きい場合、判定はYESと
なり、ステップ1355でその個人用講師エリアに、受
信した入札データを落札情報として上書きし、更にステ
ップ1356で入札を受け付けたことを通知するための
OK信号を端末202に送信した後、図41のステップ
1357に移行する。そうでない場合には、判定はNO
となり、他のステップの処理を実行することなく、その
ステップ1357に移行する。
【0212】そのようにして、それまでのポイント数よ
りも大きいポイント数を提示してくることを条件にし
て、入札は受け付けるようになっている。それにより、
入札期限日時になったときには、個人用講師エリアには
落札者が送信させた入札データが落札情報としてストア
されているようにしている。
【0213】図41のステップ1357〜1366で
は、入札期限日時を経過した講師のレッスンに対応する
ための処理が行われる。先ず、ステップ1357では、
現在時刻、及び日付を取得する。続くステップ1358
では、講師エリアに確保された個人用講師エリア(図
4、及び図6参照)のなかで、そこにストアされている
入札期限日時が、ステップ1357で取得した現在時
刻、及び日付で特定される日時よりも前になっているも
のがあるか否か判定する。そのような入札期限日時をス
トアしている個人用講師エリアが存在している場合、即
ち講師のレッスンのなかで、入札受付期間が経過したも
のが存在している場合、判定はYESとなってステップ
1359に移行する。そうでない場合には、判定はNO
となって図42のステップ1367に移行する。
【0214】ステップ1359では、入札の受付期間が
経過した講師の個人用講師エリアに落札情報(端末20
2から受信した入札データ。図中では入札情報と表記)
がストアされているか否か判定する。そのエリアに落札
情報がストアされていた場合、判定はYESとなってス
テップ1360に移行し、そうでない場合には、判定は
NOとなってステップ1365に移行する。
【0215】ステップ1360では、そのエリアにスト
アされている入札可能フラグの値を0に書き換える。続
くステップ1361では、講師にレッスンが落札された
ことを通知するために、そのエリアにストアされている
メールアドレスを宛先にして、図85に示すような内容
の落札通知メールを作成する。それを作成した後は、ス
テップ1362に移行して、メールサーバー205に作
成した落札通知メールを送信する。それ以降は、生徒に
レッスンを落札したことを通知するために、そのエリア
にストアされている落札情報中のメールアドレスを宛先
にして、図86に示すような内容の落札成功メールを作
成し、作成した落札成功メールをメールサーバー205
に送信した(ステップ1363、1364)後、図42
のステップ1367に移行する。
【0216】一方、上記ステップ1359の判定がNO
となって移行するステップ1365では、個人用講師エ
リアにストアされているレッスン可能日時により次回レ
ッスン日時を決定し、それをそのエリアに新たにストア
する。続くステップ1366では、新たに決定した次回
レッスン日時より、入札期限日時を決定し、それをその
エリアに新たにストアする。そのようにして、個人用講
師エリア中の次回レッスン日時、及び入札期限日時を更
新した後、図42のステップ1367に移行する。
【0217】なお、次回レッスン日時の日付は、レッス
ン可能日時の指定方法に応じて設定される。例えば日付
が曜日で指定されていれば、次に指定された曜日となる
日付が次回レッスン日時の日付となる。日付を指定して
いたのであれば、その日付が次回レッスン日時の日付と
なる。その日付を複数、指定していたのであれば、現在
の日時より後で最初の日付が次回レッスン日時の日付と
なる。入札期限日時については、例えば次回レッスン日
時で決定されている日付の前日の予め定めた時刻が設定
される。
【0218】上記ステップ1359〜1366は、入札
の受付期間が経過した講師が複数人、存在していれば、
特に図示していないが、その講師毎に実行されるように
なっている。そのようにして、レッスンが落札された講
師、及びそれを落札した生徒に、それぞれ、その結果を
メールで通知するようになっている。なお、その結果は
メール以外の方法で講師、或いは生徒に通知するように
しても良い。例えば、FAXで通知したり、或いは講師
選択ページ(図68参照)などに落札者のメールアドレ
スなどを掲示することで通知するようにしても良い。
【0219】図42のステップ1367では、現在の月
日が所定の月日か否か判定する。現在の月日が所定の月
日であった場合、判定はYESとなってステップ136
8に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなっ
て図43のステップ1372に移行する。
【0220】ステップ1368では、個人用講師エリア
を指定してそこに格納されたポイント(POINT)や
口座情報などを読み出す(図6参照)。続くステップ1
369では、そのポイント、及び講師の口座情報などを
支払い依頼(要求)として課金サーバー206に送信す
る。その後は、ステップ1370に移行して、課金サー
バー206から支払い依頼を処理した旨を示す支払い完
了信号を受信するのを待ってその個人用講師エリアに格
納されているポイントの値を0に書き換えた後、ステッ
プ1371に移行する。
【0221】ステップ1371では、次に指定の対象と
なる個人用講師エリアがあるか否か判定する。そのよう
な個人用講師エリアが残っている場合、判定はYESと
なって上記ステップ1368に戻り、指定の対象を変え
て、それ以降の処理を同様に実行する。そうでない場合
には、判定はNOとなって図43のステップ1372に
移行する。
【0222】上記ステップ1368〜1371で形成さ
れる処理ループをステップ1371の判定がNOとなる
まで繰り返し実行することにより、前の所定の月日から
現在までにレッスンを担当したことのある講師には、そ
のレッスンに対する報酬が口座情報で指定された金融機
関の口座に振り込まれることになる。
【0223】上述したように、端末202は、図68に
示すような講師選択ページ上の顔写真をクリックするこ
とで生徒がその顔写真の講師にレッスンを申し込むと、
図69に示すような確認ページ上でID、パスワードを
入力させ、入力されたそれらを確認データとして管理サ
ーバー203に送信するようになっている。図43のス
テップ1372〜1380では、その確認データの受信
に対応するための処理が行われる。
【0224】先ず、ステップ1372では、その確認デ
ータを受信したか否か判定する。その確認データを受信
した場合、判定はYESとなってステップ1373に移
行し、そうでない場合には、判定はNOとなって図44
のステップ1381に移行する。
【0225】ステップ1373では、受信した確認デー
タ中のデータで指定される講師の個人用講師エリアにス
トアされた落札情報を読み出し、その落札情報中のI
D、及びパスワードをその確認データ中のそれと比較す
る。その後に移行するステップ1374では、ID(メ
ールアドレス)が一致しなかったか否か判定する。落札
者でない生徒が講師にレッスンを申し込んだような場
合、IDは一致しないことから、判定はYESとなり、
ステップ1375でID不一致信号を端末202に送信
した後、図33のステップ1301に戻る。そうでない
場合には、判定はNOとなってステップ1376に移行
する。
【0226】ステップ1376では、パスワードが一致
しなかったか否か判定する。そのパスワードが一致しな
かった場合、判定はYESとなり、ステップ1377で
パスワード不一致信号を端末202に送信した後、図3
3のステップ1301に戻る。そうでない場合には、判
定はNOとなってステップ1378に移行する。なお、
ID不一致信号、或いはパスワード不一致信号を受信し
た端末202は、受信した信号に応じたページを表示さ
せることで、その旨をユーザに通知する。
【0227】ステップ1378では、落札情報中のポイ
ント数(図6参照)を端末202に送信する。続くステ
ップ1379では、そのポイント数を送信した端末20
2から送信されてくるはずの曲データを受信したか否か
判定する。その曲データを受信した場合、判定はYES
となって図44のステップ1381に移行する。そうで
ない場合には、判定はNOとなってステップ1380に
移行する。
【0228】ステップ1380では、ポイント数を送信
してから一定時間が経過したか否か判定する。その一定
時間が経過した場合、判定はYESとなって図33のス
テップ1301に戻る。そうでない場合には、判定はN
Oとなって上記ステップ1379に戻る。それにより、
ポイント数を送信してから一定時間が経過するまでの
間、そのポイント数を送信した端末202から曲データ
を受信するのを待つ。
【0229】図44のステップ1381〜図45のステ
ップ1400では、講師のレッスンの落札者である生徒
をその講師にレッスンさせるための処理が行われる。先
ず、ステップ1381では、レッスン中であることを認
識するための変数LFに、レッスン中であることを表す
値の1(レッスン中でないことを表す値は0である)を
代入する。続くステップ1382では、生徒のレッスン
を担当する講師の使用する端末202に呼出信号を送信
する。その次に実行するステップ1383では、レッス
ンを開始した生徒の個人用生徒エリア(図5参照)中の
ポイントから、その講師の個人用講師エリアにストアさ
れた落札情報中のポイント数を減算する。その後はステ
ップ1384に移行して、個人用講師エリアにストアさ
れたポイント(POINT)に、落札情報中のポイント
数の半分を加算した後、ステップ1385に移行する。
【0230】ステップ1385では、端末202から送
信されてきた曲データ(例えばスタンダードMIDIフ
ァイル)から楽譜データを作成する。次に移行するステ
ップ1386では、生徒の使用する端末202に、ステ
ップ1383で減算した後のポイント(POINT)、
講師名、楽譜データ、などを送信する。その後は、講師
の使用する端末202に、生徒名、その生徒のプロフィ
ル、曲名、及び楽譜データなどを送信し、レッスン時間
を生徒、及び講師の使用する端末202にそれぞれ送信
し、その時間の減算をスタートさせた(ステップ138
7、1388)後、図45のステップ1389に移行す
る。
【0231】上記レッスン時間を各端末202に送信
し、その時間の減算をスタートさせることで、図71、
及び図82に示す各ページ上にレッスンの残り時間が表
示されることになる。図45のステップ1389では、
変数LFの値が1か否か判定する。現在、レッスンが行
われているような場合、判定はYESとなってステップ
1390に移行する。そうでない場合には、判定はNO
となって図33のステップ1301に戻る。
【0232】ステップ1390〜1400では、レッス
ン中に各端末202に送信すべきデータ(残り時間、な
ど)の送信やその端末202間のデータ(画像データや
音声データ、など)のやりとり、或いはレッスン終了後
の対応(評価データの処理、など)を実現させるための
処理が行われる。
【0233】先ず、ステップ1390では、前回、残り
時間を送信してから一定時間が経過したか否か判定す
る。その一定時間が経過した場合、判定はYESとなっ
てステップ1391に移行し、レッスンを受けている生
徒の使用する端末202、及びそのレッスンを担当して
いる講師の使用する端末202の双方に、前回、送信し
た残り時間からその一定時間分を引いた残り時間を送信
した後、ステップ1392に移行する。そうでない場合
には、判定はNOとなってそのステップ1392に移行
する。
【0234】ステップ1392〜1395では、レッス
ンを受けている生徒の使用する端末202、及びそのレ
ッスンを担当している講師の使用する端末202の一方
から受信した画像データ(カメラ308で取り込んだデ
ータであり、実際にはそれに圧縮処理を施してある)、
或いは音声データ(マイク309で取り込んだデータ、
或いはキーボード307が送出したMIDIデータであ
る。マイク309で取り込んだデータには実際には圧縮
処理が施してある)を、他方に送信する中継を実現させ
るための処理を実行する。ステップ1394、或いは1
395の処理を実行した後にはステップ1396に移行
する。
【0235】ステップ1396では、レッスンの残り時
間が0になったか否か判定する。レッスンを開始してか
ら予め定められているレッスン時間が経過した場合、判
定はYESとなってステップ1397に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなって図33のステップ
1301に戻る。
【0236】ステップ1397では、レッスンを終えた
講師の個人用講師エリアにストアされているレッスン可
能日時により次回レッスン日時を決定し、それをそのエ
リアに新たにストアする。続くステップ1398では、
新たに決定した次回レッスン日時より、入札期限日時を
決定し、それをそのエリアに新たにストアする。そのよ
うにして、個人用講師エリア中の次回レッスン日時、及
び入札期限日時を更新した後、ステップ1399に移行
する。
【0237】ステップ1399では、変数LFに0を代
入する。続くステップ1400では、個人用講師エリア
にストアされた入札可能フラグの値を1に書き換え、更
に落札情報をクリアした後、図33のステップ1301
に戻る。管理サーバー203は、接続してきた端末20
2に対応するために上述したような処理を上述したよう
な流れで実行する。それにより、音楽教室の生徒が講師
のレッスンに対して入札したり、落札者が落札したレッ
スンを担当する講師からレッスンを受けるといったこと
を始めとする様々なサービスを端末202のユーザに提
供するようになっている。
【0238】以降は、他のサーバー204〜206の動
作について、図46〜図48に示す各種フローチャート
を参照して詳細に説明する。図46は、曲サーバー20
4が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
他のサーバー204〜206の動作については、始めに
図46を参照して、曲サーバー204の動作を詳細に説
明する。なお、図46に示すフローチャートは、例えば
曲サーバー204に搭載されたCPUが、ハードディス
ク装置にハードディスクから読み出させたプログラムを
実行することで実現される。
【0239】先ず、ステップ1501では、管理サーバ
ー203から曲リストの送付を指示する曲リスト送付指
示を受信したか否か判定する。その曲リスト送付指示を
受信した場合、判定はYESとなり、ステップ1502
においてその送付指示で指示された曲リストを例えばハ
ードディスクから読み出し、次にステップ1503に移
行して、その送付指示で指定された端末202にその曲
リストを送信した後、ステップ1504に移行する。そ
うでない場合には、判定はNOとなり、そのステップ1
504に移行する。
【0240】管理サーバー203は、上記曲リスト送付
指示を、端末202から曲リスト要求を受信した場合に
曲サーバー204に送信する。その端末202は、ユー
ザが図62に示す「(C)」アイコンをクリックした場
合に、その曲リスト要求を管理サーバー203に送信す
る。その曲リストを送信した端末202は、曲サーバー
204から曲リストを受信することで、図75に示すよ
うな新規曲リストページを表示する。
【0241】ステップ1504では、管理サーバー20
3から曲ダウンロード指示を受信したか否か判定する。
そのダウンロード指示を受信した場合、判定はYESと
なってステップ1505に移行し、そのダウンロード指
示で指定された端末202に、そのダウンロード指示で
指定された曲データを送信した後、上記ステップ150
1に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってそ
のステップ1501に戻る。
【0242】管理サーバー203は、上記曲ダウンロー
ド指示を、端末202から選択曲名を受信した場合に曲
サーバー204に送信する。その端末202は、図75
に示すような新規曲リストページ上で所望の曲(曲名)
を選択し、選択した曲(曲名)を図76に示すような新
規曲購入ページでユーザが確認した場合に、その選択曲
名を管理サーバー203に送信する。その選択曲名を送
信した端末202は、曲サーバー204から曲データを
受信し、その購入代となるポイントを引いた後のポイン
ト(POINT)を管理サーバー203から受信するこ
とで、図77に示すような購入完了ページを表示する。
【0243】このように、曲サーバー204は、管理サ
ーバー203の指示に応じて動作するようになってい
る。それにより、端末202のユーザ(生徒)は、所望
の曲のデータを曲サーバー204から必要に応じてダウ
ンロードできるようになっている。
【0244】図47は、メールサーバー205が実行す
る処理の流れを示すフローチャートである。次に図47
を参照して、メールサーバー205の動作について詳細
に説明する。なお、図47に示すフローチャートは、例
えばメールサーバー205に搭載されたCPUが、ハー
ドディスク装置にハードディスクから読み出させたプロ
グラムを実行することで実現される。
【0245】先ず、ステップ1601では、管理サーバ
ー203、或いは端末202からメールを受信したか否
か判定する。それらのうちの何れかからメールを受信し
た場合、判定はYESとなってステップ1602に移行
し、受信したメールの宛先に対応するメールエリアにそ
のメールをストアした後、ステップ1603に移行す
る。
【0246】ステップ1603では、端末202から配
信要求を受信したか否か判定する。そのユーザがメール
モードを設定した場合、端末202はその配信要求をメ
ールサーバー205に送信することから、判定はYES
となってステップ1604に移行し、その配信要求を送
信してきた端末202に、そのユーザに対応するメール
エリアに保持してあるメール(新規メール)があればそ
れを送信し、それがなければその旨を示す信号を送信し
た後、上記ステップ1601に戻る。そうでない場合に
は、判定はNOとなってそのステップ1601に戻る。
【0247】メールサーバー205は、上述したような
処理を実行する。それにより、端末202間、或いは端
末202と管理サーバー203間におけるメールのやり
とりが実現される。図48は、課金サーバー206が実
行する処理の流れを示すフローチャートである。最後に
図48を参照して、課金サーバー206の動作について
詳細に説明する。なお、図48に示すフローチャート
は、例えば課金サーバー206に搭載されたCPUが、
ハードディスク装置にハードディスクから読み出させた
プログラムを実行することで実現される。
【0248】先ず、ステップ1701では、管理サーバ
ー203から課金依頼を受信したか否か判定する。その
課金依頼を受信した場合、判定はYESとなってステッ
プ1702に移行し、その課金依頼で指定された生徒の
口座から管理者の口座へ、その課金依頼で指定された金
額を振り替えるように、その生徒の口座を設けた金融機
関に依頼し、管理サーバー203には課金完了信号を送
信した後、ステップ1703に移行する。そうでない場
合には、判定はNOとなってそのステップ1703に移
行する。
【0249】管理サーバー203は、端末202からポ
イント購入データを受信した場合に、その課金依頼を課
金サーバー206に送信する。端末202は、図78に
示すようなポイント購入ページ上で購入を希望するポイ
ントを指定し、そのポイントを図79に示すようなポイ
ント購入確認データでユーザが確認した場合に、そのポ
イント購入データを管理サーバー203に送信する。そ
のポイント購入データを送信した端末202は、課金サ
ーバー206が管理サーバー203から受信した課金依
頼を処理することで、図80に示すようなポイント購入
完了ページを表示する。
【0250】ステップ1703では、管理サーバー20
3から支払い依頼を受信したか否か判定する。その支払
い依頼を受信した場合、判定はYESとなってステップ
1704に移行し、管理者の口座からその支払い依頼で
指定された講師の口座へ、その支払い依頼中のポイント
に対応する金額を振り替えるように、管理者の口座を設
けた金融機関に依頼し、管理サーバー203には支払い
完了信号を送信した後、上記ステップ1701に戻る。
そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ
1701に戻る。
【0251】課金サーバー206は、上述したような処
理を実行する。それにより、生徒からレッスン料や曲デ
ータの購入代などを徴収し、講師にはレッスン料を支払
うようになっている。なお、本実施の形態では、入札の
際に生徒に講師のレッスン料を入札条件として提示させ
ているが、それ以外のものを合わせて提示できるように
しても良い。例えばレッスンを希望する曲や音楽のジャ
ンルなどを提示できるようにしても良い。そのようにし
た場合には、希望する内容のレッスンを行えないような
講師のレッスンを生徒が落札するようなことが回避でき
るようになることから、生徒は適切な講師からレッスン
が受けられるようになり、満足度を向上させることがで
きるようになる。
【0252】制限を設けずに生徒が自由に入札を行える
ようにすると、日時が一致する、或いはレッスン時間が
一部、重なるようなレッスンを一人の生徒が複数、落札
してしまうことも考えられる。このことから、例えば或
るレッスンの入札を行うと、それを落札する可能性がな
くなるまでの間、そのレッスンと同時に受けられないよ
うなレッスンに対する入札は禁止させる、或いは、落札
者がレッスンを受けられなければそれに代わる生徒を迅
速に落札者として決定する、といった仕組みを用意して
おくことが望ましい。
【0253】入札の対象となるレッスンについては、一
人の講師につき1回のレッスンだけとしているが、一人
の講師が週単位、或いは月単位といった期間内で行うこ
とが可能なレッスンをそれぞれ対象として入札が行える
ようにしても良い。1日に複数回のレッスンを行える講
師では、そのレッスンが可能な時間帯にレッスンが行え
るだけの生徒(入札者)を落札者としても良い。そのよ
うにしたときには、例えば入札者にレッスンの開始を希
望する時刻を入札条件として更に提示させることで、最
も高いレッスン料を提示してきた落札者からその希望に
沿ってレッスンの開始時刻を設定していくことが望まし
い。
【0254】本実施の形態では、生徒の使用する端末2
02と講師の使用する端末202間のデータのやりとり
をリアルタイムで中継する形でレッスンは行われるよう
になっているが、そのようなリアルタイムの中継を行わ
ない形でレッスンは行っても良い。或いは、レッスンの
形を生徒に選択させ、生徒が選択した形でレッスンを行
うようにしても良い。
【0255】そのレッスンは、講師と生徒が一対一で行
うようになっているが、一人の講師が複数の生徒のレッ
スンを行えるようにしても良い。それは、例えば提示し
たレッスン料のなかで上位のものを落札者とすることで
実現させることができる。音楽教室(楽器を学習する
場)を実現させるための端末202と管理サーバー20
3の役割については、その役割は音楽教室を実現できる
範囲で任意に割り当てても良い。その際には、別のサー
バーなどを新たに追加し、それも含めて役割を分散させ
ても良い。このことから明らかなように、様々な変形を
行うことができるものである。
【0256】本発明を適用できる学習教室システムとし
ては、上述したような音楽教室システムに限定されるも
のではない。教習者に学習者の教習を行わせる学習教室
であれば、音楽教室以外の学習教室を実現させるシステ
ムにも本発明は幅広く適用させることができる。
【0257】上述したような各種サーバー203〜20
6や端末202、或いは変形例の動作を実現させるよう
なプログラムは、CD−ROM、フロッピー(登録商
標)ディスク、或いは光磁気ディスク等の記録媒体に記
録させて配布しても良い。或いは、公衆網等で用いられ
る伝送媒体を介して、そのプログラムの一部、若しくは
全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合
には、ユーザはプログラムを取得してコンピュータ(デ
ータ処理装置)にロードすることにより、そのコンピュ
ータ、更にはそれとネットワークにより複数のコンピュ
ータが接続されたシステムに本発明を適用させることが
できる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信
する装置がアクセスできるものであっても良い。
【0258】
【発明の効果】以上、説明したように本発明では、学習
教室の生徒である学習者に、教習を希望する教習者から
教習を受けるうえでの入札条件(教習料、など)を提示
させ、教習者毎に、学習者が提示した入札条件のなかで
最良の入札条件を提示してきた学習者を落札者として決
定し、決定した落札者である学習者に、その学習者が提
示した入札条件でその学習者が希望した教習者に教習を
行わせる。
【0259】入札条件として教習料を提示する場合、学
習者は、教習を希望する教習者の能力や知識、経験、教
習方法、人気、などを総合的に判断した実力に見合うと
考える教習料を提示する。このため、教習者は、自分の
実力に見合う納得すべき報酬を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による学習教室システムの仕組み
を説明するための図である。
【図2】本実施の形態による学習教室システムの構成を
示す図である。
【図3】端末装置の構成を示す図である。
【図4】管理サーバーのハードディスクに格納された会
員のデータの内容を説明する図である(その1)。
【図5】管理サーバーのハードディスクに格納された会
員のデータの内容を説明する図である(その2)。
【図6】管理サーバーのハードディスクに格納された会
員のデータの内容を説明する図である(その3)。
【図7】管理サーバーと接続する場合に端末装置が実行
する処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】音楽教室処理のフローチャートである。
【図9】音楽教室処理のフローチャートである(続き
1)。
【図10】音楽教室処理のフローチャートである(続き
2)。
【図11】音楽教室処理のフローチャートである(続き
3)。
【図12】音楽教室処理のフローチャートである(続き
4)。
【図13】音楽教室処理のフローチャートである(続き
5)。
【図14】音楽教室処理のフローチャートである(続き
6)。
【図15】音楽教室処理のフローチャートである(続き
7)。
【図16】ピアノレッスン処理のフローチャートであ
る。
【図17】講師入札処理のフローチャートである。
【図18】講師入札処理のフローチャートである(その
1)。
【図19】講師入札処理のフローチャートである(その
2)。
【図20】レッスンに入る処理のフローチャートであ
る。
【図21】レッスンに入る処理のフローチャートである
(その1)。
【図22】レッスンに入る処理のフローチャートである
(その2)。
【図23】レッスンに入る処理のフローチャートである
(その3)。
【図24】レッスンに入る処理のフローチャートである
(その4)。
【図25】レッスンに入る処理のフローチャートである
(その5)。
【図26】手持ち曲選択処理のフローチャートである。
【図27】新規曲購入処理のフローチャートである。
【図28】新規曲購入処理のフローチャートである(続
き)。
【図29】ポイント購入処理のフローチャートである。
【図30】待機処理のフローチャートである。
【図31】待機処理のフローチャートである(続き)。
【図32】メール処理のフローチャートである。
【図33】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図34】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き1)。
【図35】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き2)。
【図36】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き3)。
【図37】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き4)。
【図38】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き5)。
【図39】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き6)。
【図40】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き7)。
【図41】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き8)。
【図42】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き9)。
【図43】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き10)。
【図44】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き11)。
【図45】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き12)。
【図46】曲サーバーが実行する処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図47】メールサーバーが実行する処理の流れを示す
フローチャートである。
【図48】課金サーバーが実行する処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図49】トップページの画面イメージを示す図であ
る。
【図50】入会選択ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図51】入会規約ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図52】入会登録ページ(講師用)の画面イメージを
示す図である。
【図53】登録確認ページ(講師用)の画面イメージを
示す図である。
【図54】入会登録中ページの画面イメージを示す図で
ある。
【図55】入会登録ページ(生徒用)の画面イメージを
示す図である。
【図56】登録確認ページ(生徒用)の画面イメージを
示す図である。
【図57】会員照合ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図58】メールアドレス不一致警告画面を示す図であ
る。
【図59】パスワード不一致警告画面を示す図である。
【図60】会員トップページ(講師用)の画面イメージ
を示す図である。
【図61】会員トップページ(生徒用)の画面イメージ
を示す図である。
【図62】ピアノ教室トップページの画面イメージを示
す図である。
【図63】講師入札ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図64】プロフィルページの画面イメージを示す図で
ある。
【図65】入札ページの画面イメージを示す図である。
【図66】入札確認ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図67】曲選択ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図68】講師選択ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図69】確認ページの画面イメージを示す図である。
【図70】ポイント不足警告ページの画面イメージを示
す図である。
【図71】レッスンページ(生徒用)の画面イメージを
示す図である。
【図72】タイムアップページの画面イメージを示す図
である。
【図73】手持ち曲リストページの画面イメージを示す
図である。
【図74】手持ち曲決定ページの画面イメージを示す図
である。
【図75】新規曲リストページの画面イメージを示す図
である。
【図76】新規曲購入ページの画面イメージを示す図で
ある。
【図77】購入完了ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図78】ポイント購入ページの画面イメージを示す図
である。
【図79】ポイント購入確認ページの画面イメージを示
す図である。
【図80】ポイント購入完了ページの画面イメージを示
す図である。
【図81】レッスンページ(講師用)の画面構成を示す
図である。
【図82】レッスンページ(講師用)の画面イメージを
示す図である。
【図83】受信リスト画面例を示す図である。
【図84】開封画面でのメール表示例を示す図である。
【図85】開封画面で表示された落札通知メール(講
師)を示す図である。
【図86】開封画面で表示された落札成功メール(生
徒)を示す図である。
【符号の説明】
101 運営業者 102 Webサーバー 102a 講師選択部 103 音楽教室サイト 104、105、202 端末装置 201 ネットワーク 203 管理サーバー 204 曲サーバー 205 メールサーバー 206 課金サーバー 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 表示部 305 モデム 306 ハードディスク装置 307 キーボード 308 カメラ 309 マイク 310 サウンドシステム 311 入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 5/08 G09B 5/08 // G09B 15/00 15/00 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを利用して学習を望む学習
    者を教習者に教習させることにより学習教室を実現する
    システムであって、 前記システムは、前記ネットワークに、前記学習者が使
    用する端末装置、及び前記学習教室としてのサービスを
    提供するサーバー、が少なくとも接続されて構築され、 前記端末装置は、 前記教習を希望する教習者から教習を受けるうえでの入
    札条件を入力するための入札条件入力手段と、 前記入札条件入力手段により入力された入札条件を前記
    サーバーに送信する入札条件送信手段と、を具備し、 前記サーバーは、 前記端末装置から送信された前記入札条件を受信する入
    札条件受信手段と、 前記入札条件受信手段が受信した入札条件のなかで最良
    の入札条件を前記端末装置から送信させた学習者を落札
    者として決定する落札者決定手段と、 前記落札者決定手段が決定した落札者である学習者を、
    該学習者が提示した入札条件で教習者に教習させる制御
    を行う教習制御手段と、を具備する、 ことを特徴とする学習教室システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークを利用して学習を望む学習
    者を教習者に教習させることにより学習教室を実現する
    システムで学習者に使用される装置であって、 前記教習を希望する教習者から教習を受けるうえでの入
    札条件を入力するための入札条件入力手段と、 前記入札条件入力手段により入力された入札条件を前記
    サーバーに送信する入札条件送信手段と、 を具備することを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを利用して学習を望む学習
    者を教習者に教習させることにより学習教室を実現する
    システムでサーバーとして用いられる装置であって、 前記学習者の使用する端末装置から送信された、前記教
    習者から教習を受けるうえでの入札条件を受信する入札
    条件受信手段と、 前記入札条件受信手段が受信した入札条件のなかで最良
    の入札条件を前記端末装置から送信させた学習者を落札
    者として決定する落札者決定手段と、 前記落札者決定手段が決定した落札者である学習者を、
    該学習者が提示した入札条件で教習者に教習させる制御
    を行う教習制御手段と、 を具備することを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークを利用して学習を望む学習
    者を教習者に教習させることにより学習教室を実現する
    システムで学習者に使用される装置が読み取り可能な記
    録媒体であって、 前記教習を希望する教習者から教習を受けるうえでの入
    札条件を入力するための機能と、 前記入札するための機能により入力された入札条件を外
    部装置に前記ネットワークを介して送信する機能と、 を実現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】 ネットワークを利用して学習を望む学習
    者を教習者に教習させることにより学習教室を実現する
    システムでサーバーとして用いられる装置が読み取り可
    能な記録媒体であって、 前記学習者の使用する端末装置から送信された、前記教
    習者から教習を受けるうえでの入札条件を受信する機能
    と、 前記受信する機能により受信した入札条件のなかで最良
    の入札条件を前記端末装置から送信させた学習者を落札
    者として決定する機能と、 前記決定する機能により決定した落札者である学習者
    を、該学習者が提示した入札条件で教習者に教習させる
    制御を行う機能と、 を実現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
JP2000297975A 2000-09-29 2000-09-29 学習教室システム、データ処理装置、及び記録媒体 Pending JP2002109282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000297975A JP2002109282A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 学習教室システム、データ処理装置、及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000297975A JP2002109282A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 学習教室システム、データ処理装置、及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002109282A true JP2002109282A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18780009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000297975A Pending JP2002109282A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 学習教室システム、データ処理装置、及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002109282A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110533970A (zh) * 2019-09-02 2019-12-03 王文信 一种安全培训教育系统、方法及商业模式
JP7325786B1 (ja) 2023-02-13 2023-08-15 株式会社フレアリンク 研修仲介装置、研修仲介方法、及びコンピュータプログラム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0461488A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Mitsubishi Electric Corp テレビ会議システム
JPH04291860A (ja) * 1991-03-20 1992-10-15 Fujitsu Ltd 通信システムの予約管理方式
JPH06205122A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Canon Inc テレビ会議システム
JPH08126617A (ja) * 1994-09-08 1996-05-21 Fujitsu Ltd 在宅ケアシステム、センタ端末および患者端末
JPH09298726A (ja) * 1996-05-02 1997-11-18 Kyocera Corp 多地点通信システム
JPH1125177A (ja) * 1997-07-04 1999-01-29 Hitachi Ltd 遠隔予約システム
JPH11143827A (ja) * 1997-11-04 1999-05-28 Toshiba Corp 計算機資源割り当てシステム、携帯端末及び計算機資源管理方法
JP2000177283A (ja) * 1998-12-15 2000-06-27 Konica Corp Idカードの発行システム及びその発行方法
JP2000511672A (ja) * 1996-07-24 2000-09-05 ウォーカー ディジタル コーポレイション エキスパートに基づく商業を促進しサポートする、暗号で補助された商業ネットワーク・システム用の方法および装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0461488A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Mitsubishi Electric Corp テレビ会議システム
JPH04291860A (ja) * 1991-03-20 1992-10-15 Fujitsu Ltd 通信システムの予約管理方式
JPH06205122A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Canon Inc テレビ会議システム
JPH08126617A (ja) * 1994-09-08 1996-05-21 Fujitsu Ltd 在宅ケアシステム、センタ端末および患者端末
JPH09298726A (ja) * 1996-05-02 1997-11-18 Kyocera Corp 多地点通信システム
JP2000511672A (ja) * 1996-07-24 2000-09-05 ウォーカー ディジタル コーポレイション エキスパートに基づく商業を促進しサポートする、暗号で補助された商業ネットワーク・システム用の方法および装置
JPH1125177A (ja) * 1997-07-04 1999-01-29 Hitachi Ltd 遠隔予約システム
JPH11143827A (ja) * 1997-11-04 1999-05-28 Toshiba Corp 計算機資源割り当てシステム、携帯端末及び計算機資源管理方法
JP2000177283A (ja) * 1998-12-15 2000-06-27 Konica Corp Idカードの発行システム及びその発行方法

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"新展開、ポイントカードの新たなる戦略", CARDWAVE, vol. 第12巻第11号, CSND200000850001, 10 October 1999 (1999-10-10), pages 10 - 29, ISSN: 0000745798 *
小田公美子: "早くも業界破壊者になったネットビジネスモデル 教育産業 地球の裏側から英会話レッスンや願書出願代行業", 週刊エコノミスト, CSNE200100015013, 26 September 2000 (2000-09-26), pages 80 - 81, ISSN: 0000727372 *
田渕治樹: "重要性増す情報セキュリティの確立", 日経コンピュータ, vol. 第316号, CSND199800529008, 9 August 1993 (1993-08-09), JP, pages 111 - 121, ISSN: 0000745799 *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110533970A (zh) * 2019-09-02 2019-12-03 王文信 一种安全培训教育系统、方法及商业模式
JP7325786B1 (ja) 2023-02-13 2023-08-15 株式会社フレアリンク 研修仲介装置、研修仲介方法、及びコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5421262B2 (ja) コンピュータベースの学習のための方法、媒体およびシステム
US20040230495A1 (en) Computer systems and methods supporting on-line interaction with content, purchasing, and searching
US20210117925A1 (en) Method for teaching management, blockchain node device, and non-transitory computer readable storage medium
KR102201287B1 (ko) 온라인 강의 서비스 시스템, 방법, 및 상기 방법을 실행시키기 위한 컴퓨터 판독 가능한 프로그램을 기록한 기록 매체
WO2008057603A2 (en) System and method for providing online education
KR100741390B1 (ko) 네트워크상에서 이루어지는 전세계 언어 지원 응용 프로그램에 의한 개인 간 매칭과 이를 통한 교육과 지불 및 정산 방법
JP2002297011A (ja) 遠隔教育システム
WO2008021330A2 (en) Creating and searching multimedia webpage presentation
JP2007122620A (ja) グループ利用する際のログイン処理に特徴を有するコンピュータシステム
JP2002007587A (ja) 情報送信用サーバ装置、情報受信用クライアント装置、情報送受信システム、及び方法並びに記憶媒体
KR20150000262A (ko) 체험활동 관리 시스템 및 그 방법
JP2006244512A (ja) 教材作成支援方法、教材利用管理方法、サーバ、及びプログラム
JP4001494B2 (ja) 教材作成支援方法、教材利用管理方法、サーバ、及びプログラム
US11698765B2 (en) Print system having print content notification, control method, and storage medium
JP3554536B2 (ja) 学習提供システム、制御方法及びプログラム
JP2002109282A (ja) 学習教室システム、データ処理装置、及び記録媒体
JP3799980B2 (ja) 学習教室システム
JP4162112B2 (ja) 学習教室システム
JP2002099631A (ja) 学習教室システム、データ処理装置、及び記録媒体
JP2002099632A (ja) ネットワークシステム、データ処理装置、及び記録媒体
JP2002041977A (ja) 電子パンフレット配信/閲覧方法及び電子パンフレットシステム
JP2002099633A (ja) ネットワークシステム、データ処理装置、及び記録媒体
JP2002108334A (ja) 音楽教室システム、データ処理装置、及び記録媒体
KR20010069292A (ko) P2p를 기반으로 한 원격 교육의 운영 방법 및 관리 시스템
KR20160011769A (ko) 강의 평가에 대한 인센티브를 부여하는 온라인 강의 시스템 및 이를 이용한 온라인 강의 서비스 제공 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060519

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060613