JPH11143827A - 計算機資源割り当てシステム、携帯端末及び計算機資源管理方法 - Google Patents

計算機資源割り当てシステム、携帯端末及び計算機資源管理方法

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JPH11143827A
JPH11143827A JP9302026A JP30202697A JPH11143827A JP H11143827 A JPH11143827 A JP H11143827A JP 9302026 A JP9302026 A JP 9302026A JP 30202697 A JP30202697 A JP 30202697A JP H11143827 A JPH11143827 A JP H11143827A
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Japan
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computer
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JP9302026A
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Toshiya Takahashi
敏哉 高橋
Tetsuo Kimura
哲郎 木村
Tetsuo Muranaga
哲郎 村永
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • G06F21/30Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一時的なユーザの登録やその抹消を自動的に
行うことの可能な計算機資源割り当てシステムを提供す
ること。 【解決手段】 一時的な登録に係るユーザからの一時登
録要求に基づいて、該一時登録要求に係るユーザに計算
機資源を割り当てる一時登録処理を行う機能と、前記一
時登録要求に係るユーザに割り当てた計算機資源をユー
ザごとに管理する機能と、前記一時登録処理の際に、前
記一時登録要求に係るユーザの前記割り当てられた計算
機資源に対する使用期限を設定する機能と、前記ユーザ
ごとの使用期限を管理する機能とを備えたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一時登録ユーザの
使用に供される計算機資源を管理する計算機資源割り当
てシステム、一時登録ユーザがユーザ端末として用いる
携帯端末及び計算機資源管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークシステムの普及により、複
数の計算機(例えば、共用の端末あるいはEWS等)を
ネットワークで繋いで、ファイルやディレクトリやディ
スク空間などの計算機資源を使用したり、さらにはファ
イルを共有するなどといったことが盛んに行われるよう
になってきた。
【0003】このようなネットワークシステムでは、セ
キュリティを守るために、あらかじめ登録されたユーザ
のみがシステム利用あるいはログインなどできるように
している。ユーザの登録では、ユーザのユーザリストへ
の登録とユーザへの計算機資源の割り当てが行われる。
この計算機資源には、ユーザID(例えば、数字、英
字、もしくはそれらの組み合わせ)やグループIDなど
のアクセス権情報、ユーザ名やパスワードなどの個人情
報、ファイルやディレクトリやディスク空間などのデー
タ記憶機能にかかわる資源などが該当する。なお、シス
テムによっては、ユーザIDとユーザ名が共用される場
合もある。
【0004】登録されているユーザは、例えば、ログイ
ン時等の所定のタイミングで、各ユーザに割り当てられ
たユーザ名と予め登録したパスワードとを入力すること
で、システム利用あるいはログインなどが可能となる。
【0005】また、登録されたユーザに割り当てられて
いるユーザIDやグループIDなどのアクセス権情報に
基づいたアクセス制御を行うことによって、ファイルや
ディレクトリやディスク空間などの計算機資源へのアク
セスを適宜制限し、セキュリティを守っている。
【0006】さて、このような従来のネットワークシス
テムにおいては、ユーザの登録はシステムの管理者が行
うようになっている。また、たとえ未登録のユーザが一
時的にネットワークシステムを利用したいときであって
も、通常通り新規ユーザとして登録する必要がある。し
たがって、ユーザが一時的にシステム利用したいだけで
も、その都度、システムの管理者が新しいユーザIDや
ユーザ名などをシステムに登録するなどの作業を行い、
かつまた当該ユーザがシステムの使用を終了したときに
はシステム管理者が登録抹消の作業を行っていた。ま
た、システムの管理者が不在の場合にはユーザ登録がで
きず、たとえ一時的であってもネットワークシステムを
使用することができなかった。
【0007】ところで、上記のようなネットワークシス
テムの普及だけでなく、ノートブックパソコンや携帯情
報端末などの携帯機が急速に普及してきており、携帯機
をネットワークシステムに接続するような局面が増加し
てきている。特に、各ユーザが自身の所属するオフィス
等にあるネットワークシステム(当該ユーザが登録され
ているネットワークシステム)にて管理されているデー
タをそのユーザの携帯機にダウンロードして外出先で読
み書きすることや、モデムを経由した電子メールの送受
信やWWWへのアクセスなどが頻繁に行われるようにな
ってきている。それとともに、外出先のネットワークシ
ステム(当該ユーザが登録されていないネットワークシ
ステム)に携帯機を一時的に接続して、外出先のネット
ワーク環境を利用するという要求も増えてきた。
【0008】このように未登録のユーザが移動先等のネ
ットワークシステムに一時的に携帯機を接続して使用す
る場合にも、上記と同様に、新規ユーザとしてのシステ
ムへの登録が必要であった。また、アクセス権情報に基
づいたアクセス制御を行うシステムの要請から、このユ
ーザに与えられたユーザIDやグループIDなどをシス
テムから携帯機に通知する操作と、携帯機がアクセス権
情報を獲得して保存する操作とが必要であるが、これら
の操作はシステム側と携帯機側で連携性なく独立に行っ
ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、未登録のユーザ
を一時的にネットワークシステムに登録する場合、シス
テムの管理者が不在の場合はユーザ登録ができず、ネッ
トワークシステムを使用することができなかった。ま
た、たとえ一時的に登録する場合であっても、システム
管理者がユーザ登録や削除を行わなければならず、非常
に繁雑であった。
【0010】また、ユーザが移動先等において未登録の
ネットワークシステムに一時的に携帯機を接続して使用
する場合、上記ユーザ登録の他に、アクセス権情報をネ
ットワークシステムから携帯機へ通知する操作と、アク
セス権情報を携帯機が獲得して保存する操作を個別に行
わなければならず、非常に繁雑であった。
【0011】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、ユーザからの要求に応じて該ユーザを一時的なユ
ーザとして登録可能な計算機資源割り当てシステム及び
計算機資源管理方法を提供することを目的とする。
【0012】また、一時的に登録したユーザを一定期間
経過後に自動的に登録抹消可能な計算機資源割り当てシ
ステム及び計算機資源管理方法を提供することを目的と
する。
【0013】さらに、アクセス権情報を計算機資源割り
当てシステムから携帯機に容易にダウンロード可能な計
算機資源割り当てシステム、携帯端末及び計算機資源管
理方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
る計算機資源割り当てシステムは、一時的な登録に係る
ユーザからの一時登録要求に基づいて、該一時登録要求
に係るユーザに計算機資源を割り当てる一時登録処理を
行う手段と、前記一時登録要求に係るユーザに割り当て
た計算機資源をユーザごとに管理する手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0015】好ましくは、前記一時登録処理の際に、前
記一時登録要求に係るユーザの前記割り当てられた計算
機資源に対する使用期限を設定する手段と、前記ユーザ
ごとの使用期限を管理する手段とをさらに備えるように
してもよい。
【0016】好ましくは、前記使用期限に達したユーザ
が存在するか否か監視する手段と、前記使用期限に達し
たユーザが検出された場合、使用期限に達したユーザに
割り当てられた前記計算機資源を解放するための登録抹
消処理を行う手段とをさらに備えるようにしてもよい。
【0017】好ましくは、前記使用期限に達したユーザ
または前記使用期限より所定期間前に達したユーザのユ
ーザ端末に対して、使用期限に達した旨または使用期限
より所定期間前に達した旨のメッセージを通知する手段
と、この通知に対する延長登録要求が返された場合に、
前記使用期限を延長するための処理を行う手段とをさら
に備えるようにしてもよい。
【0018】好ましくは、前記一時登録要求により登録
されたユーザに係る携帯端末(携帯機システム)に対し
て、該ユーザに割り当てられた前記計算機資源のうちの
アクセス権情報を通知する手段をさらに備えるようにし
てもよい。
【0019】本発明(請求項6)は、ネットワークシス
テムに接続されて使用される携帯端末(携帯機システ
ム)であって、前記ネットワークシステムに一時的に登
録されたユーザが使用する計算機資源を管理する計算機
から、前記携帯端末に係る一時登録ユーザに割り当てら
れた計算機資源のうちのアクセス権情報を獲得する手段
と、獲得された前記アクセス権情報を保持する手段とを
備えたことを特徴とする。
【0020】好ましくは、保持されている前記アクセス
権情報を用いてネットワークアクセスを行う手段をさら
に備えるようにしてもよい。好ましくは、前記ネットワ
ークアクセスを行う手段は、自装置内で使用されていた
アクセス権情報と、前記割り当てられたアクセス権情報
とを比較し、相違すると判定される場合には、ネットワ
ークアクセスの内容に応じて、アクセス権情報を変更し
て使用するようにしてもよい。
【0021】本発明(請求項9)は、一時登録ユーザが
使用するユーザ識別子を含む計算機資源を管理する計算
機資源割り当てシステムにおける計算機資源管理方法で
あって、一時的な登録に係るユーザからの一時登録要求
に基づいて、該一時登録要求に係るユーザに対して未使
用のユーザ識別子を割り当て、前記ユーザ識別子の割り
当てに成功した場合に、前記ユーザに対して他の計算機
資源を割り当て、割り当てた前記ユーザ識別子と割り当
てた前記他の計算機資源とを対応させて管理することを
特徴とする。
【0022】好ましくは、前記割り当ての際に、前記ユ
ーザの前記割り当てられた計算機資源に対する使用期限
を設定し、この使用期限を前記ユーザ識別子に対応させ
て管理するようにしてもよい。
【0023】好ましくは、前記使用期限に達したユーザ
が存在するか否かを所定のタイミングで監視し、前記使
用期限に達したユーザが検出された場合、使用期限に達
したユーザに割り当てられた前記計算機資源を解放する
ようにしてもよい。
【0024】好ましくは、前記使用期限または前記使用
期限より所定期間前に達したユーザが存在するか否かを
所定のタイミングで監視し、前記使用期限または前記使
用期限より所定期間前に達したユーザが検出された場
合、この使用期限に達したユーザまたは使用期限より所
定期間前に達したユーザのユーザ端末に対して、使用期
限に達した旨または使用期限より所定期間前に達した旨
のメッセージを通知し、この通知に対する延長登録要求
が返された場合、前記使用期限を延長するための処理を
行うようにしてもよい。
【0025】好ましくは、前記一時登録要求により登録
されたユーザに係る携帯端末(携帯機システム)に対し
て、該ユーザに割り当てられた前記計算機資源のうちの
前記ユーザ識別子を含むアクセス権情報を通知するよう
にしてもよい。
【0026】本発明(請求項14)は、ネットワークシ
ステムに接続されて使用される携帯端末(携帯機システ
ム)における計算機資源管理方法であって、前記ネット
ワークシステムに一時的に登録されたユーザが使用する
計算機資源を管理する計算機から、前記携帯端末に係る
一時登録ユーザに割り当てられた計算機資源のうちのア
クセス権情報を獲得し、獲得された前記アクセス権情報
を保持することを特徴とする。
【0027】好ましくは、保持されている前記アクセス
権情報を用いてネットワークアクセスを行うようにして
もよい。好ましくは、前記ネットワークアクセスを行う
際は、自装置内で使用されていたアクセス権情報と、前
記割り当てられたアクセス権情報とを比較し、相違する
と判定される場合には、ネットワークアクセスの内容に
応じて、アクセス権情報を変更して使用するようにして
もよい。
【0028】本発明(請求項17)は、一時的な登録に
係るユーザからの一時登録要求に基づいて、該一時登録
要求に係るユーザに前記計算機資源を割り当てる一時登
録処理を行う機能と、前記一時登録要求に係るユーザに
割り当てた計算機資源をユーザごとに管理する機能とを
コンピュータに実現させるためのプログラムを記録した
コンピュータ読取り可能な記録媒体を要旨とする。
【0029】本発明(請求項18)は、コンピュータ
に、一時的な登録に係るユーザからの一時登録要求に基
づいて、該一時登録要求に係るユーザに対して未使用の
ユーザ識別子を割り当てさせ、前記ユーザ識別子の割り
当てに成功した場合に、前記ユーザに対して他の計算機
資源を割り当てさせ、割り当てた前記ユーザ識別子と割
り当てた前記他の計算機資源とを対応させて管理させる
ためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
記録媒体を要旨とする。
【0030】なお、以上の各装置に係る発明は方法に係
る発明としても成立し、方法に係る発明は装置に係る発
明としても成立する。また、上記の発明は、コンピュー
タに上記発明に相当する手順を実行させるための(ある
いはコンピュータを上記発明に相当する手段として機能
させるための、あるいはコンピュータに上記発明に相当
する機能を実現させるための)プログラムを記録したコ
ンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立する。
【0031】本発明によれば、ユーザから一時的な登録
の要求があったときに、空いているユーザIDを動的に
与えることにより、システムの管理者が不在の場合でも
一時ユーザ登録を行うことができる。
【0032】また、一時的にネットワークシステムに登
録するユーザのために、計算機資源をプールしておくこ
とにより、動的にシステムへの登録を行うことができる
るとともに、プールしておいた計算機資源をユーザに割
り当てることで、計算機資源の再利用が可能となり、無
駄な資源の使用を回避することができる。
【0033】また、本発明によれば、使用期限の切れた
ユーザに割り当てた計算機資源を自動的に解放すること
により、自動的に登録の削除を行うことができ、システ
ム管理者が不在の場合でもユーザ登録抹消を行うことを
可能にする。
【0034】また、使用期限の切れたユーザに対して、
計算機資源割り当てシステムが使用延長するかを通知し
て、延長しない場合は自動的に計算機資源の削除を行う
ことにより、利便性をさらに高めることができる。
【0035】また、本発明によれば、一時的に計算機資
源割り当てシステムに登録したユーザに対して割り当て
られたアクセス権情報を、そのユーザが保持する携帯端
末(携帯機システム)に対して送信することを可能にす
る。また、携帯端末(携帯機システム)が計算機資源割
り当てシステムから送信されたアクセス権情報を獲得し
て保存することで、携帯端末(携帯機システム)からネ
ットワークアクセスが可能となり、システムの計算機資
源を使用することが可能になる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。本発明の実施の形態は、概略的
には、システム管理者によらず自動的に、一時的なユー
ザ登録およびその抹消を可能とするものである。
【0037】なお、以下では、一時的に登録されたユー
ザを、一時登録ユーザと呼び、システム管理者によって
通常通りに登録されたユーザを、通常登録ユーザと呼ぶ
こととする。
【0038】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態について説明する。本計算機資源割り当てシス
テムは、複数のユーザ端末と共用ディスク装置と必要に
応じて用意された他の各種装置(例えば、各種サーバ装
置やプリンタ装置や通信装置など)が接続されたネット
ワークシステムに接続して使用され、未登録のユーザで
一時的な登録を要求するものに対して割り当てが必要な
計算機資源(例えばファイルやディレクトリやディスク
空間などのデータ記憶機能にかかわる資源など)を使用
可能とするためのシステムである。そのために、本計算
機資源割り当てシステムには、主として、一時登録ユー
ザに割り当てたあるいは割り当てるために確保しておい
た計算機資源(広義の計算機資源;ユーザIDやグルー
プIDなどのアクセス権情報、ユーザ名やパスワードな
どの個人情報、ファイルやディレクトリやディスク空間
などのデータ記憶機能にかかわる資源など)を管理する
機能と、一時登録ユーザに関するユーザ登録や抹消を行
う機能が設けられる。
【0039】なお、本実施形態では、一時登録ユーザに
割り当てる計算機資源(広義の計算機資源)と、通常登
録ユーザに割り当てる計算機資源(広義の計算機資源)
とを独立させるものとして説明する。ネットワークシス
テムには、通常登録ユーザを管理の計算機資源を管理す
る機能も存在するが、その説明は省略する。
【0040】図1に本発明の第1の実施形態に係る計算
機資源割り当てシステムの構成を示す。本実施形態に係
る計算機資源割り当てシステム1は、登録要求処理部
2、計算機資源管理部3、計算機資源リスト4、計算機
資源プール5を備えている。
【0041】登録要求処理部2は、未登録のユーザから
ユーザ端末を通じて送られてきた一時的な登録の要求
(以下、一時登録要求と呼ぶ)を受け付けるとともに、
ユーザ名やパスワードの入力などの必要な登録手続きを
ユーザ端末を通じてユーザとの間でやり取りするための
ものである。
【0042】計算機資源管理部3は、一時登録ユーザの
ために確保した計算機資源(広義の計算機資源)を管理
するためのものであり、空きユーザIDの検索やユーザ
名の重複チェックなどの登録時に必要な処理、登録され
た一時登録ユーザの登録期限の管理、登録期限に達した
一時登録ユーザの登録抹消(計算機資源の解放)を行
う。
【0043】なお、計算機資源管理部3内には、一時登
録ユーザに割り当て可能な(割り当てたものも含む)計
算機資源の情報、例えば、一時登録ユーザ用のデフォル
トのグループID、ユーザ名やパスワードの設定条件
(使用可能字種、文字数等)の情報、ホームディレクト
リなどの情報が記憶されているものとする。また、計算
機資源管理部3内には、一時登録ユーザの使用期限の設
定条件(例えば、登録時から30日等)が記憶されてい
るものとする。
【0044】計算機資源リスト4は、一時登録ユーザに
割り当てたアクセス権情報や一時登録ユーザの個人情報
を管理するためのリストである。この計算機資源リスト
4には、ユーザID(UID)、グループID(GI
D)、ユーザ名、パスワード、ホームディレクトリ、使
用期限、最終使用日時などの情報が含まれている。本実
施形態では、一時登録ユーザに用いるユーザIDはすべ
て計算機資源リスト4に登録されており、未使用のユー
ザIDについては計算機資源リスト4の対応する情報が
ブランクになっているものとする。
【0045】図2に、計算機資源リスト4の構成例を示
す。ユーザID(41)は、一時登録ユーザに割り当て
られた識別子である。ユーザIDは、当該ネットワーク
システムにおいて一意であり、通常登録ユーザのユーザ
IDとも重複不可である。
【0046】グループID(42)は、一時登録ユーザ
がアクセスできるあるいはサービスの提供を受けること
のできる計算機資源(例えばファイルやディレクトリや
ディスク空間などのデータ記憶機能にかかわる資源な
ど)を制限するために用いる識別子である。例えば、セ
キュリティーを考慮して、一時登録ユーザにはアクセス
権限を最低とするグループIDを割り当てるようにす
る。
【0047】ユーザ名(43)とパスワード(44)
は、ユーザ登録時にユーザ入力されたデータであり、計
算機資源管理部3によって削除されるまで使われる。ユ
ーザ名は、当該ネットワークシステムにおいて一意であ
り、通常登録ユーザのユーザ名とも重複不可である。し
たがって、ユーザ名は、登録にあたって一時登録ユーザ
のユーザ名だけでなく通常登録ユーザのユーザ名に対し
ても重複チェックを行う必要がある。逆に、通常登録ユ
ーザについても、そのユーザ名については登録にあたっ
て通常登録ユーザのユーザ名だけでなくこの一時登録ユ
ーザのユーザ名に対しても重複チェックを行う必要があ
る。
【0048】ホームディレクトリ(45)は、ユーザに
与えられたホームディレクトリの位置を示す情報であ
る。例えば、図2に例示したテーブル内容において、
“100”のユーザIDを持つユーザについては、ホー
ムディレクトリが“/home/yamada”に存在
することを示している。
【0049】使用期限(46)は、一時登録ユーザの登
録が有効である期限を示す。最終使用日時(47)は、
一時登録ユーザが最後にシステムを使用した日時を示
す。
【0050】最終使用日時としては、例えば、ユーザが
最後にログアウトした日時を使うことができる。この場
合、ユーザ端末から本計算機資源割り当てシステムにロ
グアウトしたユーザのユーザID等を通知するか、また
は本計算機資源割り当てシステムがログアウトの発生を
監視する。
【0051】また、最終使用日時のセルにおける“US
ING”は、現在、その一時登録ユーザがシステムを使
用中であることを示す。システムを使用中であること
は、ユーザ端末から本計算機資源割り当てシステムにロ
グイン、ログアウトしたユーザのユーザID等を通知す
るか、または本計算機資源割り当てシステムがログイ
ン、ログアウトの発生を監視することで、知ることがで
きる。
【0052】計算機資源プール5は、一時登録ユーザに
割り当てるために予め確保しておいた領域(計算機資
源)であり、ホームディレクトリの下のデータを保存す
るためのディスク(またはその一部の領域)などに相当
する。
【0053】なお、一時登録ユーザが自身に割り当てら
れたホームディレクトリを使用する場合には、ネットワ
ークを介して直接、ユーザ端末と計算機資源プール5と
の間でデータ転送等が行われるものとする。
【0054】次に、本計算機資源割り当てシステムにて
行われる一時登録処理について説明する。図3に、未登
録のユーザから一時登録要求があったときに一時登録し
計算機資源を割り当てるまでの処理手順の一例を示す。
【0055】最初に、未登録のユーザがユーザ端末から
計算機資源割り当てシステムに対して、一時的に計算機
資源を使えるようにするための一時登録要求を送信する
(ステップS1)。
【0056】登録要求処理部2は、ユーザから送られた
一時登録要求を受けると、これを計算機資源管理部3に
送る。計算機資源管理部3では、計算機資源リスト4を
参照して、空いているユーザID(ユーザを識別するた
めの識別子)があるか否か調べる(ステップS2)。
【0057】ユーザIDが既に全て使われている場合は
計算機資源管理部3から登録要求処理部2に対してユー
ザIDが全て使われていることを通知し、これを受けた
登録要求処理部2はユーザ端末に対してユーザIDが確
保できなかったことを通知して(ステップS11)、処
理を終了する。
【0058】空いているユーザIDがある場合は、計算
機資源管理部3は、空きユーザIDの中で1つを確保す
るとともに、登録要求処理部2に対して割り当てられた
ユーザIDを送る(ステップS4)。
【0059】なお、空いているユーザIDが複数ある場
合には、例えば、リストの最も上の方にあるものを選択
する方法や、前回割り当てたユーザIDよりリストにお
いて下方にあって最も近い方にあるものを選択する(前
回割り当てたユーザIDが最下段の場合には最上段から
同じことを繰り返す)方法、ランダムに選択する方法な
ど、種々の方法が考えられる。
【0060】計算機資源リスト4の内容が図4のようで
あり、“102”のユーザIDが未使用であるとする
と、例えば、登録要求のあったユーザに対して“10
2”のユーザIDを割り当てる。なお、図4の()内の
情報は、以降の処理にて登録される内容の一例である。
【0061】登録要求処理部2は割り当てられたユーザ
IDをユーザ端末に通知するとともに、ユーザ端末を通
じて(例えば、ユーザ端末にメッセージを送信し、ユー
ザ端末がこのメッセージを画面表示するなどして)、ユ
ーザにユーザ名の入力を要求する。
【0062】ユーザがユーザ端末にユーザ名を入力し
(ステップS4)、これがユーザ端末から送られてくる
と、このユーザ名は登録要求処理部2から計算機資源管
理部3に送られる。
【0063】計算機資源管理部3は、入力されたユーザ
名がすでに登録されていないかどうか、計算機資源リス
ト4および通常登録ユーザが使用中のユーザ名のリスト
(図示せず)を参照して調べる(ステップS5)。
【0064】すでに登録されている場合は、計算機資源
管理部3から登録要求処理部2に対して登録済みのユー
ザ名が入力されたことを通知する。登録要求処理部2
は、ユーザ端末を通じてユーザに対して別のユーザ名を
入力するように要求する。登録されていないユーザ名が
入力されるまで、この処理は繰り返される。
【0065】登録されていないユーザ名が入力された場
合は、計算機資源管理部3により計算機資源リスト4に
ユーザ名を登録するとともに(ステップS6)、登録要
求処理部2にユーザ名が登録されたことを通知する。
【0066】例えば、図4の例において、ユーザ名“u
chida”が入力されたものとすると、“uchid
a”というユーザ名は使われていないので、そのまま登
録されることになる。
【0067】登録要求処理部2は、ユーザ名が登録され
たことをユーザ端末に通知するとともに、ユーザ端末を
通じてユーザに対してパスワードの入力を要求する。ユ
ーザがユーザ端末にパスワードを入力し(ステップS
7)、これがユーザ端末から送られてくると、このパス
ワードは登録要求処理部2から計算機資源管理部3に送
られる。計算機資源管理部3は、このパスワードを計算
機資源リスト4に登録するとともに、登録要求処理部2
にパスワードが登録されたことを通知する。
【0068】図4の例では、“papamama”とい
うパスワードが入力され登録されたものとする。なお、
通常は、ログイン名、パスワードには文字数の制限があ
るので、制限以上の文字数が入力された場合には、制限
数以内の文字のみを有効としてもよい。
【0069】次に、登録要求処理部2は、当該ユーザに
対して新しくホームディレクトリを与えるために、計算
機資源管理部3に対して、ホームディレクトリ用の領域
の確保を要求する。計算機資源管理部3は、計算機資源
プール5の中の空き領域を割り当てて、計算機資源リス
ト4に登録する(ステップS8)。計算機資源管理部3
は、登録要求処理部2に対して、新しくホームディレク
トリを作成したことを通知する。登録要求処理部2は、
ユーザに対して、新しくホームディレクトリが作成され
たことを通知する。
【0070】図4の例では、新しく“/home/uc
hida”が作成されたものとする。次に、計算機資源
管理部3は、グループIDを設定する(ステップS
9)。
【0071】図4の例では、ユーザIDが“102”の
ユーザに対して、一時登録ユーザに対して与えられるグ
ループID“020”を設定している。なお、一時登録
ユーザに対しては、通常登録ユーザよりも、計算機資源
(例えばファイルやディレクトリやディスク空間などの
データ記憶機能にかかわる資源など)の使用がより制限
されたグループIDを与ることで、セキュリティを確保
することができる。ただし、特定のユーザに対しては、
個人認証をした上で、通常登録されているユーザと同等
のグループIDを与えるようにしてもよい。図4の例で
は、“101”のユーザIDを持つユーザに対しては、
通常に登録されているユーザに与えられる“010”の
グループIDを与えている。
【0072】最後に、計算機資源管理部3は、使用期限
を設定して(ステップS10)、処理を終了する。例え
ば、ユーザ登録されてから30日経過した時点を使用期
限とする。図4の例では、登録された日時を“10月1
5日12:00”とすると、使用期限が“11月15日
12:00”に設定される。
【0073】なお、一時登録ユーザに与えるグループI
Dに応じて、一時登録を有効とする期間を変えるように
してもよい。例えば、グループIDが“020”の場合
には30日、“010”の場合には60日とする、とい
ったものである。
【0074】以上のように本実施形態によれば、ユーザ
から一時的な登録の要求があったときに、計算機資源割
り当てシステムが空いているユーザIDを動的に与える
ことにより、システムの管理者が不在の場合でもユーザ
登録を行うことができる。
【0075】なお、過去に一時登録ユーザとして登録さ
れたことのあるユーザの情報を計算機資源管理部3内に
保存しておき、同一のユーザを際び登録する際には(ユ
ーザが一時登録要求とは異なる再一時登録要求を送信し
たものとする)、以前と同一のユーザIDやグループI
Dを設定するようにしてもよい。この場合、以前と同一
のユーザであることを認証するために、以前の登録時に
設定したユーザ名とパスワードを入力させ、保存してお
いたものと一致することを条件とする。ただし、以前使
っていたユーザIDが、現在、別のユーザに使われてい
るときは、他の空いているユーザIDを割り当てるもの
とする(一時登録要求と同様に扱う)。また、以前使っ
ていたユーザIDが空いていたときでも、以前使ってい
たユーザ名は、現在、別のユーザに使われている可能性
があるので、ユーザ名を改めて重複チェックする必要が
ある。
【0076】ところで、上記では、一時登録ユーザに割
り当てる計算機資源(広義の計算機資源)と、通常登録
ユーザに割り当てる計算機資源(広義の計算機資源)と
を独立させるものとして説明したが、他の管理方法も可
能である。
【0077】例えば、ユーザIDについて、一時登録ユ
ーザと通常登録ユーザとを区別せずに(一時登録ユーザ
に割り当てるユーザIDを確保しておかずに)、空いて
いるものから使用するようにしてもよい。
【0078】また、計算機資源プール5を設けず(予め
領域を確保しておかず)、一時登録要求を受けた際に領
域確保できた場合に限り割り当てるようにし、確保でき
なければ一時登録しないようにしてもよい。
【0079】また、上記では、一時登録ユーザに用いる
ユーザIDはすべて計算機資源リスト4に登録されてお
り、未使用のユーザIDについては計算機資源リスト4
の対応する情報がブランクになっているものとしたが、
その代わりに、使用中のユーザIDについてのみ計算機
資源リスト4に登録するようにするとともに、計算機資
源管理部3内に一時登録ユーザに用いるユーザIDの範
囲の情報を記憶しておき、未使用のユーザIDを探すに
あたってはこのユーザIDの範囲の情報から計算機資源
リスト4に登録されているユーザIDを除いたものを未
使用のユーザIDとして得るようにしてもよい。あるい
は、計算機資源管理部3内に未使用のユーザIDのリス
トを設けて、計算機資源管理部3の参照を省くようにし
てもよい。
【0080】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。図1に本実施形態に係る計
算機資源割り当てシステムの構成を示す。
【0081】本実施形態に係る計算機資源割り当てシス
テム11は、第1の実施形態の計算機資源割り当てシス
テム1に使用期限通知部6を付加したものであり、使用
期限通知部6以外の構成・動作は第1の実施形態と同様
である。
【0082】以下では、本実施形態が第1の実施形態と
相違する点についてのみ説明する。本実施形態で付加し
た機能は、一時登録の使用期限の延長をサポートする機
能である。
【0083】図6に、本実施形態における使用期限通知
・延長処理の手順を示す。この使用期限通知・延長処理
は、所定のタイミング、例えば一定周期で、繰り返し行
われる。
【0084】まず、計算機資源管理部3は、現在の日時
を調べる(ステップS21)。次に、計算機資源リスト
4を参照して、使用期限の切れているユーザが存在する
かどうか調べる(ステップS22)。存在しなければ、
処理を終了する。
【0085】例えば、現在の日時を“10月31日0:
00”とし、計算機資源リスト4の内容が図7に示した
ようであるとすると、この計算機資源リスト4の使用期
限(426)を調べると、“100”のユーザIDを持
つ座の使用期限が“10月31日0:00”で切れてい
ることがわかる。
【0086】使用期限の切れているユーザが存在する場
合、計算機資源リスト4を参照して、このユーザが現在
システムを使用中であるか否かを調べる(ステップS2
3)。ユーザがシステムを使用中でなければ、当該ユー
ザの計算機資源を直ちに削除して(ステップS27)、
処理を終了する。
【0087】図7の例では、“100”のユーザIDを
持つユーザは、現在システムを使用中であることがわか
る。使用期限の切れているユーザが、現在、システムを
使用中であるならば、計算機資源管理部3は使用期限通
知部6に対して使用期限が切れていることを通知し、使
用期限通知部6はユーザ端末にメッセージを送るなどし
てユーザに対して使用期限の延長を行うかを尋ねる(ス
テップS24)。
【0088】そして、ユーザから使用期限の延長を要求
された場合には、新しい使用期限を設定する(ステップ
S25)。この新しい使用期限は、初回の使用期限と同
じ方法で決めても良いし、延長登録する期間を変えても
よい(例えば最初の一時登録における登録期間が30日
の場合に次の延長登録の期間を10日と短くしあるいは
逆に60日と長くする)。
【0089】一方、使用期限の延長を要求されなかった
場合には、使用期限通知部6は、ユーザ端末を通じてユ
ーザに対してシステムの使用終了を要求する。ユーザが
システムの使用を終了した後に(ステップS26)、上
記ユーザの計算機資源を削除して(ステップS27)、
“100”のユーザIDを別のユーザに使用可能にす
る。
【0090】なお、上記の手順の代わりに、使用期限が
切れる前に、ユーザに使用期限の延長を行うかを尋ねる
方法もある。例えば、使用期限の1時間前あるいは半日
前といった所定のタイミングでユーザ(システム使用中
のユーザ)に使用期限がまもなく切れることを通知し、
ユーザから要求があれば、使用期限の延長を行う。使用
期限の延長は、この時点を起点として延長する方法と、
現在登録されている使用期限を起点として延長する方法
がある。この方法によれば、ユーザは、使用期限が切れ
る前にあらかじめ一時登録の延長を行うことができるの
で、使用期限が切れたときにシステムを使用していない
場合に計算機資源が強制的に削除されることがなくな
る。
【0091】以上のように本実施形態によれば、使用期
限の切れたユーザに対して、システムが使用延長するか
を通知して、延長しない場合は自動的に計算機資源の削
除を行うことにより、システム管理者が不在の場合でも
ユーザ登録の削除を行うことを可能にする。
【0092】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。本実施形態は、携帯機をユ
ーザ端末としてネットワークシステムに接続する場合、
例えばあるネットワークシステムに通常登録ユーザとし
て登録されているユーザが自身の携帯機を移動先の他の
ネットワークシステムに一時登録ユーザとして接続する
ような場合を考慮したものである。
【0093】図8に本実施形態に係る計算機資源割り当
てシステムの構成を示す。なお、図8中の9は一時登録
ユーザが所有する携帯機システムであり、8は当該ネッ
トワークシステムを形成しているネットワークである。
【0094】図8に示されるように、本実施形態に係る
計算機資源割り当てシステム21は、第1の実施形態の
計算機資源割り当てシステム1にアクセス権情報送信部
7を付加したものである。本実施形態に係る計算機資源
割り当てシステム21は、アクセス権情報送信部7以外
の構成・動作については第1の実施形態と同様である。
【0095】本実施形態で付加した機能は、携帯機9に
対するユーザIDやグループIDなどのアクセス権情報
のダウンロードをサポートする機能である。すなわち、
アクセス権情報送信部7は、一時登録ユーザに対して割
り当てられたアクセス権情報をネットワーク8を介して
送信する。アクセス権情報には、一時的に割り当てられ
たユーザIDやグループIDの情報が含まれている。
【0096】なお、登録要求処理部2に対して一時登録
を要求しユーザ名やパスワードなどを入力する際には、
当該ネットワークシステムに接続されているユーザ端末
を用いてもよいし、携帯機9を用いてもよい。
【0097】以下では、本実施形態が第1の実施形態と
相違する点についてのみ説明する。なお、一時登録の手
続きは既に終了しているものとする。携帯機システム9
が計算機資源割り当てシステム21とネットワーク8で
接続しているとき、当該ユーザに割り当てられたアクセ
ス権情報をダウンロードするために、まず、携帯機シス
テム9から計算機資源割り当てシステム21のアクセス
権情報送信部7に対してアクセス権情報送信要求ととも
にユーザ名を送る。
【0098】アクセス権情報送信部7は、計算機資源管
理部3に対して、送られたユーザ名に対応するアクセス
権情報を要求する。計算機資源管理部3は、計算機資源
リスト4を検索して、ユーザ名に対応するアクセス権情
報をアクセス権情報送信部7に送る。
【0099】アクセス権情報送信部7は、ネットワーク
8を介して、送られたユーザ名に対応するアクセス権情
報を携帯機システム9に送る。なお、上記では、ユーザ
からの要求を契機としてアクセス権情報の送信を行った
が、その代わりに、計算機資源割り当てシステム21か
らネットワーク8に、ユーザ名またはユーザを特定でき
る情報を付加したアクセス権情報をブロードキャストし
て、携帯機システム9に送る方法もある。
【0100】以上のように本実施形態によれば、一時的
にシステムに登録したユーザに対して割り当てられたア
クセス権情報を、そのユーザが保持する携帯機に対して
送信することを可能にする。
【0101】次に、図9に本実施形態に係る携帯機シス
テム9の構成を示す。本携帯機システム9は、アクセス
権情報獲得部10、アクセス権情報保存部11、ネット
ワークアクセス部12を備えている。
【0102】アクセス権情報獲得部10は、計算機資源
割り当てシステム21のアクセス権情報送信部7からネ
ットワーク8を介して送られてくるアクセス権情報を獲
得するためのものである。送られてきたアクセス権情報
は、アクセス権情報獲得部10で獲得して、アクセス権
情報保存部11に送られて保存される。
【0103】ネットワークアクセス部12は、携帯機シ
ステム9からネットワークアクセスを行うためのもので
ある。ネットワークシステムがアクセス権情報に基づい
たアクセス制御を行うものである場合、携帯機システム
9がネットワークアクセスを行う際には、アクセス権情
報が必要になる。本携帯機9において、ネットワークア
クセスを行う際には、まず、ネットワークアクセス部1
2は、アクセス権情報保存部11に対してアクセス権情
報を要求する。アクセス権情報保存部11は、アクセス
権情報をネットワークアクセス部12に送信する。ネッ
トワークアクセス部12は、取得したアクセス権情報を
用いてネットワークアクセスを行う。
【0104】なお、ネットワークアクセス部12は、携
帯機9の内蔵ディスク等に保持されているファイルなど
のアクセス権情報が、今回割り当てられたアクセス権情
報と異なる場合には、アクセス権情報の変更を行うもの
とする。例えば、携帯機9が保持するファイルに属性情
報として付加されているグループIDが“010”で、
今回割り当てられたグループIDが“020”の場合、
ネットワークアクセスするときにはグループIDを“0
10”から“020”に変更する。
【0105】これによって、携帯機システム9からネッ
トワークシステムに対するネットワークアクセスが可能
になる。また、ホームディレクトリの下のデータを計算
機資源プール5に保存しないで、携帯機上に持つ場合も
ある。この場合、計算機資源リスト4のホームディレク
トリ(45)では“PC:/temp”のように携帯機
9上にホームディレクトリが存在することを示するよう
にする。
【0106】これによって、計算機資源割り当てシステ
ム21から携帯機9に存在するファイルへのネットワー
クアクセスが可能になる。この場合、上記と同様に、グ
ループIDが“020”でネットワークアクセスを行う
が、ネットワークアクセス部12は、グループIDを
“020”から“010”へ変更して、携帯機9上でフ
ァイルをアクセスする。
【0107】以上のように本実施形態によれば、携帯機
がシステムから送信されたアクセス権情報を獲得して保
存することで、携帯機からネットワークアクセスが可能
となり、システムの計算機資源を使用することが可能に
なる。
【0108】なお、本実施形態の計算機資源割り当てシ
ステム21にさらに第2の実施形態の使用期限通知部6
を付加することも可能である。なお、以上の各手順、手
段、機能は、ソフトウェアとしても実現可能である。ま
た、コンピュータに上記各手順を実行させるための(あ
るいはコンピュータを上記各手段として機能させるため
の、あるいはコンピュータに上記各機能を実現させるた
めの)プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な
記録媒体として実施することもできる。本発明は、上述
した実施の形態に限定されるものではなく、その技術的
範囲において種々変形して実施することができる。
【0109】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザからの要求を受
けて、一時的なユーザの登録を自動的に行うことができ
る。本発明によれば、一時ユーザ登録の抹消を自動的に
行うことができる。
【0110】本発明によれば、一時登録ユーザに割り当
てられたアクセス権情報を、計算機資源割り当てシステ
ムからそのユーザが保持する携帯端末(携帯機システ
ム)に自動的にダウンロードすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る計算機資源割り
当てシステムの構成を示す図
【図2】計算機資源リストの構成を示す図
【図3】同実施形態に係る計算機資源割り当てシステム
の動作手順を示すフローチャート
【図4】ユーザIDの割り当て方法について説明するた
めの図
【図5】本発明の第2の実施形態に係る計算機資源割り
当てシステムの構成を示す図
【図6】同実施形態に係る計算機資源割り当てシステム
の使用期限通知処理の手順を示すフローチャート
【図7】使用期限通知処理について説明するための図
【図8】本発明の第3の実施形態に係る計算機資源割り
当てシステムの構成を示す図
【図9】同実施形態に係る携帯機の構成を示す図
【符号の説明】
1,11,21…計算機資源割り当てシステム 2…登録要求処理部 3…計算機資源管理部 4…計算機資源リスト 5…計算機資源プール 6…使用期限通知部 7…アクセス権情報送信部 8…ネットワーク 9…携帯機システム 10…アクセス権情報獲得部 11…アクセス権情報保存部 12…ネットワークアクセス部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一時的な登録に係るユーザからの一時登録
    要求に基づいて、該一時登録要求に係るユーザに計算機
    資源を割り当てる一時登録処理を行う手段と、 前記一時登録要求に係るユーザに割り当てた計算機資源
    をユーザごとに管理する手段とを備えたことを特徴とす
    る計算機資源割り当てシステム。
  2. 【請求項2】前記一時登録処理の際に、前記一時登録要
    求に係るユーザの前記割り当てられた計算機資源に対す
    る使用期限を設定する手段と、 前記ユーザごとの使用期限を管理する手段とをさらに備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の計算機資源割り
    当てシステム。
  3. 【請求項3】前記使用期限に達したユーザが存在するか
    否か監視する手段と、 前記使用期限に達したユーザが検出された場合、使用期
    限に達したユーザに割り当てられた前記計算機資源を解
    放するための登録抹消処理を行う手段とをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項2に記載の計算機資源割り当て
    システム。
  4. 【請求項4】前記使用期限に達したユーザまたは前記使
    用期限より所定期間前に達したユーザのユーザ端末に対
    して、使用期限に達した旨または使用期限より所定期間
    前に達した旨のメッセージを通知する手段と、 この通知に対する延長登録要求が返された場合に、前記
    使用期限を延長するための処理を行う手段とをさらに備
    えたことを特徴とする請求項3に記載の計算機資源割り
    当てシステム。
  5. 【請求項5】前記一時登録要求により登録されたユーザ
    に係る携帯端末に対して、該ユーザに割り当てられた前
    記計算機資源のうちのアクセス権情報を通知する手段を
    さらに備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか1項に記載の計算機資源割り当てシステム。
  6. 【請求項6】ネットワークシステムに接続されて使用さ
    れる携帯端末であって、 前記ネットワークシステムに一時的に登録されたユーザ
    が使用する計算機資源を管理する計算機から、前記携帯
    端末に係る一時登録ユーザに割り当てられた計算機資源
    のうちのアクセス権情報を獲得する手段と、 獲得された前記アクセス権情報を保持する手段とを備え
    たことを特徴とする携帯端末。
  7. 【請求項7】保持されている前記アクセス権情報を用い
    てネットワークアクセスを行う手段をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項6に記載の携帯端末。
  8. 【請求項8】前記ネットワークアクセスを行う手段は、
    自装置内で使用されていたアクセス権情報と、前記割り
    当てられたアクセス権情報とを比較し、相違すると判定
    される場合には、ネットワークアクセスの内容に応じ
    て、アクセス権情報を変更して使用することを特徴とす
    る請求項7に記載の携帯端末。
  9. 【請求項9】一時登録ユーザが使用するユーザ識別子を
    含む計算機資源を管理する計算機資源割り当てシステム
    における計算機資源管理方法であって、 一時的な登録に係るユーザからの一時登録要求に基づい
    て、該一時登録要求に係るユーザに対して未使用のユー
    ザ識別子を割り当て、 前記ユーザ識別子の割り当てに成功した場合に、前記ユ
    ーザに対して他の計算機資源を割り当て、 割り当てた前記ユーザ識別子と割り当てた前記他の計算
    機資源とを対応させて管理することを特徴とする計算機
    資源管理方法。
  10. 【請求項10】前記割り当ての際に、前記ユーザの前記
    割り当てられた計算機資源に対する使用期限を設定し、 この使用期限を前記ユーザ識別子に対応させて管理する
    ことを特徴とする請求項9に記載の算機資源管理方法。
  11. 【請求項11】前記使用期限に達したユーザが存在する
    か否かを所定のタイミングで監視し、 前記使用期限に達したユーザが検出された場合、使用期
    限に達したユーザに割り当てられた前記計算機資源を解
    放することを特徴とする請求項10に記載の計算機資源
    管理方法。
  12. 【請求項12】前記使用期限または前記使用期限より所
    定期間前に達したユーザが存在するか否かを所定のタイ
    ミングで監視し、 前記使用期限または前記使用期限より所定期間前に達し
    たユーザが検出された場合、この使用期限に達したユー
    ザまたは使用期限より所定期間前に達したユーザのユー
    ザ端末に対して、使用期限に達した旨または使用期限よ
    り所定期間前に達した旨のメッセージを通知し、 この通知に対する延長登録要求が返された場合、前記使
    用期限を延長するための処理を行うことを特徴とする請
    求項10に記載の計算機資源管理方法。
  13. 【請求項13】前記一時登録要求により登録されたユー
    ザに係る携帯端末に対して、該ユーザに割り当てられた
    前記計算機資源のうちの前記ユーザ識別子を含むアクセ
    ス権情報を通知することを特徴とする請求項9ないし1
    2のいずれか1項に記載の計算機資源管理方法。
  14. 【請求項14】ネットワークシステムに接続されて使用
    される携帯端末における計算機資源管理方法であって、 前記ネットワークシステムに一時的に登録されたユーザ
    が使用する計算機資源を管理する計算機から、前記携帯
    端末に係る一時登録ユーザに割り当てられた計算機資源
    のうちのアクセス権情報を獲得し、 獲得された前記アクセス権情報を保持することを特徴と
    する計算機資源管理方法。
  15. 【請求項15】保持されている前記アクセス権情報を用
    いてネットワークアクセスを行うことを特徴とする請求
    項14に記載の計算機資源管理方法。
  16. 【請求項16】前記ネットワークアクセスを行う際は、
    自装置内で使用されていたアクセス権情報と、前記割り
    当てられたアクセス権情報とを比較し、相違すると判定
    される場合には、ネットワークアクセスの内容に応じ
    て、アクセス権情報を変更して使用することを特徴とす
    る請求項7に記載の計算機資源管理方法。
  17. 【請求項17】一時的な登録に係るユーザからの一時登
    録要求に基づいて、該一時登録要求に係るユーザに前記
    計算機資源を割り当てる一時登録処理を行う機能と、前
    記一時登録要求に係るユーザに割り当てた計算機資源を
    ユーザごとに管理する機能とをコンピュータに実現させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能
    な記録媒体。
  18. 【請求項18】コンピュータに、 一時的な登録に係るユーザからの一時登録要求に基づい
    て、該一時登録要求に係るユーザに対して未使用のユー
    ザ識別子を割り当てさせ、 前記ユーザ識別子の割り当てに成功した場合に、前記ユ
    ーザに対して他の計算機資源を割り当てさせ、 割り当てた前記ユーザ識別子と割り当てた前記他の計算
    機資源とを対応させて管理させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
JP9302026A 1997-11-04 1997-11-04 計算機資源割り当てシステム、携帯端末及び計算機資源管理方法 Pending JPH11143827A (ja)

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US11/746,984 US7467213B2 (en) 1997-11-04 2007-05-10 Portable device and a method for accessing a computer resource of a temporary registered user

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