JP2002099633A - ネットワークシステム、データ処理装置、及び記録媒体 - Google Patents

ネットワークシステム、データ処理装置、及び記録媒体

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JP2002099633A
JP2002099633A JP2000290070A JP2000290070A JP2002099633A JP 2002099633 A JP2002099633 A JP 2002099633A JP 2000290070 A JP2000290070 A JP 2000290070A JP 2000290070 A JP2000290070 A JP 2000290070A JP 2002099633 A JP2002099633 A JP 2002099633A
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Tatsuya Dejima
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有償のサービスを受ける人が支払いの面で安
心して利用できるネットワークシステムを提供する。 【解決手段】 運営業者101が音楽教室サイト103
を開設するために設置したWebサーバー102は、音
楽教室の生徒の使用する端末装置104と、その音楽教
室の講師の使用する端末装置105とを結び、それらの
端末装置104、105間で画像データや音声データ、
MIDI(音楽)データ、或いはその他(テキストやポ
イント、楽譜のデータ、など)のやりとりを中継する。
生徒には、事前にポイントを購入させ、レッスンや曲の
購入といった有料のサービスに対する生徒の支払いは、
生徒の持つポイントからサービス分のポイントを引くこ
とで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して接続されたサーバーからの有償のサービスを端末装
置のユーザが受けるためのの技術に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】最近
では、グローバルな情報インフラストラクチャとしてイ
ンターネットが急速に発展している。このことから、そ
の利用が注目されており、様々な用途に用いられてい
る。例えば音楽の分野では、インターネットを使って音
楽教室が開かれている。音楽教室システムは、インター
ネットなどのネットワークを使い、サーバーが教習者
(講師)の使用する端末装置と学習者(生徒)の使用す
る端末装置間のデータのやりとりを中継することによ
り、音楽教室を実現させるシステムである。
【0003】音楽教室システムでは、教習者が学習者に
有償で教習(レッスン)を行うようになっている。その
レッスン料の支払いは、例えばレッスンを行う度に支払
うか、或いは所定の期間毎(例えば月毎)にレッスン料
の総額を支払うようになっていた。しかし、そのような
支払い方法では、何れも、或る期間における支払額の総
額、例えば今月における支払い額の総額を事前に把握す
るためには、今月は何回レッスンを受けたか、各レッス
ン料は幾らだったか、といったことを記録しておかなけ
ればならない。それには、非常に面倒な作業が要求され
る。このため、そのような記録を行わずに、支払額の総
額が自分の予定していた金額(許容範囲)を越えてしま
う生徒も多かった。
【0004】支払額の総額が予定していた金額を越えて
しまうと、普通、何らかの形で対処しなければならなく
なる。例えば別の部分での支出(例えば飲食代といった
生活費)を抑えなければならなくなる。このことから、
予想外の支出を回避できるようにすることを望んでいる
生徒は多いと考えられる。
【0005】別の部分での支出を抑えるようなことを避
けたい生徒の多くは、その心理の働きにより、支払額の
総額を多めに見積もることから、レッスンの回数を抑え
てしまう傾向にある。それは、音楽教室の運営業者や講
師にとっては、収入が抑えられてしまうことを意味す
る。このことから、生徒が支払いの面で安心してレッス
ンを受けられるようにすれば、その安心感が生徒に作用
して生徒のレッスン回数(例えば月当たりの回数)が増
え、それによって運営業者や講師にとっての収入増も実
現できると考えられる。従って、予想外の支出を回避で
きるようにすることは非常に重要なことであると考えら
れる。
【0006】なお、支払額の総額が予定していた金額を
越えてしまうということは、レッスンを有償のサービス
として提供する音楽教室システムだけでなく、何らかの
有償のサービスをサーバーがネットワークで接続された
端末装置のユーザに提供する他のネットワークシステム
でも同様に生じていた。このことから、サービスを受け
る側の人が予想外の支出を回避できるようにすること
は、音楽教室システム以外のネットワークシステムでも
非常に重要なことであると考えられる。
【0007】本発明の課題は、有償のサービスを受ける
人が支払いの面で安心して利用できるネットワークシス
テムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワークシ
ステムは、ネットワークを介して接続された端末装置の
ユーザに対してサーバーが有償のサービスを提供するこ
とを前提とし、端末装置は、サーバーに対してサービス
を要求するサービス要求手段と、サービス要求手段が要
求したサービスの代価の支払いに用いるポイントを事前
に購入するためのポイント購入手段と、を具備し、サー
バーは、端末装置から要求されたサービスを提供するサ
ービス提供手段と、端末装置のユーザが事前に購入した
ポイントから、サービス提供手段が提供するサービスの
代価に対応するポイント分を減算するポイント減算手段
と、を具備し、ポイント減算手段によって値が更新され
るポイントの値に応じて、サービス提供手段による端末
装置のユーザへのサービスの提供を制限する。
【0009】なお上記ネットワークシステムは、サーバ
ーが、教習を行う教習者が使用する他の端末装置から送
信されたデータを端末装置に送信し、該端末装置から送
信されたデータを該他の端末装置に送信する中継を行う
ことにより、学習教室を実現させるサービスを提供す
る、ことが望ましい。
【0010】本発明の第1の態様のデータ処理装置は、
ネットワークを介して接続されたサーバーから有償のサ
ービスを受けるために用いられることを前提とし、サー
バーに対してサービスを要求するサービス要求手段と、
サービス要求手段が要求したサービスの代価の支払いに
用いるポイントを事前に購入するためのポイント購入手
段と、を具備する。
【0011】第2の態様のデータ処理装置は、上記第1
の態様における構成に加えて、サーバーから現時点のポ
イントを示すデータを受信するデータ受信手段と、デー
タ受信手段が受信したデータを用いて現時点のポイント
をユーザに提示するためのポイント提示手段と、を更に
具備する。
【0012】第3の態様のデータ処理装置は、ネットワ
ークを介して接続された端末装置のユーザに有償のサー
ビスを提供するために用いられることを前提とし、端末
装置から要求されたサービスを提供するサービス提供手
段と、端末装置のユーザが事前に購入したポイントか
ら、サービス提供手段が提供するサービスの代価に対応
するポイント分を減算するポイント減算手段と、を具備
する。
【0013】第4の態様のデータ処理装置は、ポイント
減算手段の減算の対象となる現時点のポイントを示すデ
ータを送信するデータ送信手段、を更に具備する。本発
明の第1の態様の記録媒体は、ネットワークを介して接
続されたサーバーから有償のサービスを受けるために用
いられる装置が読み取り可能な記録媒体であって、サー
バーに対してサービスを要求する機能と、要求する機能
により要求したサービスの代価の支払いに用いるポイン
トを事前に購入するための機能と、を実現させるための
プログラムを記録している。
【0014】第2の態様の記録媒体は、ネットワークを
介して接続された端末装置のユーザに有償のサービスを
提供するために用いられる装置が読み取り可能な記録媒
体であって、端末装置から要求されたサービスを提供す
る機能と、端末装置のユーザが事前に購入したポイント
から、提供する機能により提供するサービスの代価に対
応するポイント分を減算する機能と、を実現させるため
のプログラムを記録している。
【0015】本発明では、端末装置のユーザに、有償の
サービスを提供する毎にその代価に対応する分の値が減
算されるポイントを事前に購入させ、そのユーザに対す
る有償のサービスの提供をポイントの値に応じて制限す
る。ユーザの持つポイントによって有償のサービスの提
供が制限されることから、ユーザの知らない間にサービ
ス料の支払額が許容範囲を越えるようなことは確実に回
避される。その結果、ユーザは支払いを気にすることな
く、安心して有償のサービスを受けられることとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実
施の形態によるネットワークシステム(音楽教室システ
ム)の仕組みを説明するための図である。
【0017】そのシステムは、音楽教室を運営する運営
業者101が、Webサーバー102を設置して音楽教
室サイト103を開設し、そのWebサーバー102に
よって、音楽教室の生徒である学習者の使用する端末装
置(例えばパーソナルコンピュータ。以降、PCと略記
する)104と、その音楽教室の講師(先生)である教
習者の使用する端末装置(例えばPC)105とを結
び、それらの端末装置104、105間で画像データや
音声データ、MIDI(音楽)データ、或いはその他
(テキストやポイント、楽譜のデータ、など)のやりと
りを中継することにより、教習者に学習者を教習(レッ
スン)させる音楽教室を実現させたものである。本実施
の形態では、画像データや音声データ、或いはMIDI
(音楽)データは生徒と講師間においてリアルタイムで
やりとりさせている。
【0018】上記ポイントは、音楽教室の利用者である
学習者(生徒)が受けたサービスに対する支払いを行う
ために導入されたものである。レッスン料やダウンロー
ド(購入)できる曲の代金など、音楽教室で受けるサー
ビスのなかで有料(有償)なものにはその代価が何ポイ
ントであるかが定められており、学習者が有料のサービ
スを受けると、事前に購入しておいたポイント(残って
いるポイント)からそのサービスの代価分を引くことで
決済を行うようになっている。ポイントの購入代金は、
学習者が指定した金融機関を介して徴収、例えば銀行の
口座から引き落とすか、或いはクレジットカード会社か
ら代わりに受け取る、などの方法で徴収するようにして
いる。
【0019】有料のサービスは、現在のポイントに、希
望するサービスの代価分のポイントが残っていなければ
提供しないように制限している。即ち生徒の持つポイン
トの値がマイナスにならない範囲内で有料のサービスを
提供するようにしている。それにより、生徒には、有料
のサービスを受けるにはポイントが足りなくなると、新
たにポイントを購入させるようにしている。
【0020】そのポイントを購入させることで、生徒は
自分がどれだけの有料のサービスを受けたかを知ること
ができるようになる。また、ポイントの購入の仕方によ
っては、自身が設定した期間内の支出を予定の範囲内に
確実に抑えることもできる。例えばその期間を来月とす
れば、例えば来月の始めにその月で支出しても良いだけ
のポイントを購入し、それ以降、来月が終わるまでポイ
ントを購入しなければ、来月の支出が予定の範囲を越え
ることはありえなくなる。このようなことから、生徒
は、支払いの面で安心してサービスを受けられることに
なる。
【0021】生徒がレッスンを受けると、上述したよう
に、その生徒はポイントの形でレッスン料を支払う。運
営業者101は、そのレッスン料のなかから手数料を引
き、残った分をレッスン料として講師に支払う。そのよ
うにして、運営業者101は、手数料を自身の収入とし
て得るようになっている。
【0022】支払いの面で安心できることで、その安心
感は生徒に対して、支払いを気にして音楽教室の利用を
抑えるようなことを解消する方向に作用する。このた
め、生徒の利用回数、更には生徒の数の増加が実現でき
るようになる。従って、運営業者101や講師にとって
の収入増も実現できることになる。
【0023】教習者には、音楽教室の講師として登録す
るとき、自身の個人データを入力させている。その個人
データとは、例えば氏名、生年月日、年齢、性別、顔写
真、音楽歴、趣味、自己PR(Public Relations)、な
どである。なお、個人データの項目は、そのようなもの
に限定されるわけではない。その数もそれより多くとも
少なくとも良い。項目としては、それら以外に、専門と
する(得意な)音楽のジャンル、得意な曲、特技、など
が考えられる。
【0024】その個人データは、学習者からの要求に応
じて提供する。それにより、学習者に、個人データを参
考にして、自身の希望に合いそうな講師を任意に選択さ
せるようにしている。Webサーバー102の講師選択
部102aは、講師の個人データを学習者に提供して希
望の講師を選択させ、その選択結果に従って、学習者と
それが希望する講師間のデータのやりとりを実現させる
ものである。
【0025】個人データを提供することで、学習者は、
大勢の講師のなかからでも自分に合うと考えられる講師
を探し出せるようになる。このため、講師に対して学習
者が抱く不満を抑えることができ、それによって学習者
は音楽教室を快適に利用できるようになる。たとえ結果
として選んだ講師が自分に合っていないと感じたとして
も、その講師を選んだのは自分であるという事実から、
講師を選べない場合と比較して、その講師に対して抱く
不満は小さく抑えられる。従って、自分に合う講師を選
べたか否かに係わらず、学習者の講師に対する不満は抑
えられることになる。本実施の形態では、学習者がより
快適に音楽教室を利用できるように、学習者が選んだ講
師をその学習者の担当と固定させず、その講師以外の講
師も選べるようにしている。
【0026】図2は、本実施の形態による音楽教室シス
テムの構成を示す図である。その図2に示す構成は、上
記の仕組みを導入して運営する実際の音楽教室システム
のものである。そのシステムは、図2に示すように、ネ
ットワーク201を使って音楽教室を実現するものであ
り、そのネットワーク201に、音楽教室の生徒である
学習者、或いはその講師である教習者が使用する多数の
端末装置202、学習者と教習者間のデータのやりとり
を中継する管理サーバー203、管理サーバー203の
指示に従って曲データを配信する曲サーバー204、及
びメールのやりとりを実現するためのメールサーバー2
05が接続されて構成されている。それ以外には、管理
サーバー203の指示に従って決済を行う課金サーバー
206が設置されている。
【0027】上記ネットワーク201は、例えばインタ
ーネットや公衆回線、及びLANなどをまとめて表した
ものである。例えば、端末装置202は、公衆回線、及
びインターネットとの接続サービスを行っているISP
(Internet Service Provider )を介してそのインター
ネットと接続される。他方の管理サーバー203、曲サ
ーバー204、メールサーバー205は、LANにより
互いに接続され、そのLANを介してインターネットと
接続されている。課金サーバー206は、LANによっ
て管理サーバー203と接続され、更に専用線によって
金融機関(のサーバー)と接続されている。それによ
り、金融機関を介した決済を行えるようになっている。
なお、インターネットを利用しているのは、学習者(生
徒)、及び教習者(講師)における地理的な制約を回避
するためである。インターネットを利用することで、講
師や生徒を集める場所を確保しなくても済み、講師の維
持費用もかからなくなることから、講師には比較的に高
いレッスン料を支払えるようになるという利点も得られ
る。
【0028】図2に示すシステムにおいて、管理サーバ
ー203は図1に示すWebサーバー103に対応す
る。その管理サーバー203以外の曲サーバー204、
メールサーバー205、及び課金サーバー206も、図
1に示す音楽教室サイト103に設置されたサーバーで
ある。
【0029】図3は、上記端末装置202の構成を示す
図である。音楽教室の生徒、或いは講師が使用する端末
装置(以降、端末と略記する)202は、図3に示すよ
うに、端末202全体の制御を行うCPU301と、例
えばデータの入出力に関わるプログラムなどを記憶した
ROM302と、CPU301がワーク用に用いるRA
M303と、LCD、或いはCRTなどの外部表示装置
に対するインターフェースである表示部304と、公衆
回線を介してデータの送受信を行うモデム305と、ハ
ードディスクを有するハードディスク装置(HDD)3
06と、多数の鍵を有するキーボード(鍵盤)307
と、カメラ308と、マイク309と、CPU301の
指示に従って音声を放音するサウンドシステム310
と、各種入力に用いられる入力部311と、を備えて構
成されている。
【0030】上記カメラ308は、レッスン時には、ユ
ーザ(生徒、或いは講師)の映像(静止画、或いは動画
の画像データ)を相手(講師、或いは生徒)に送るため
に用いられる。そのレッスン時、マイク309は、ユー
ザの音声(データ)を相手に送るために用いられる。キ
ーボード307は、相手にMIDIデータを送るために
用いられる。それらのデータの送信は、モデム305を
用いて行われる。
【0031】上記サウンドシステム310は、例えばC
PU301から送られたMIDIデータなどのコマンド
を処理して、発音させるべき楽音の波形データを生成す
る音源、その音源が生成した波形データをアナログのオ
ーディオ信号に変換するD/A変換器、その変換器が出
力するオーディオ信号を増幅するアンプ、及びそのアン
プが出力したオーディオ信号を音声に変換するスピー
カ、などから構成されている。その音源は、デジタルの
音声データをCPU301から受け取った場合、それを
そのまま、或いは予め定められた処理を施した後、D/
A変換器に出力する機能を備えたものである。入力部3
11は、キーボードやマウスなどのポインティングデバ
イス、などをまとめて表したものである。
【0032】上述したような構成の端末202は、例え
ばキーボード307を備えた電子楽器にネットワーク機
能などを追加するか、或いはPCに、キーボード(電子
楽器)307などを接続することで実現させたものであ
る。即ち1個の装置、或いは複数の装置を接続すること
で実現させたものである。ここでは、端末202は、キ
ーボード307を備えた電子楽器にネットワーク機能な
どを追加して実現させたものであるとの前提で説明する
ことにする。表示部304は、LCDなどの表示装置を
有しているものとする。なお、そのような端末202
は、音楽教室側が、音楽教室を利用したい人に販売、或
いはリースなどの形で提供するようにしても良い。
【0033】以上の構成において、動作を説明する。本
実施の形態では、音楽教室を利用できる会員の登録は、
管理サーバー203にアクセスして行うようになってい
る。その音楽教室を利用するには、専用のプログラム
(ブラウザ)が必要となっており、そのプログラム、更
には各種ページのデータ(例えばHTMLデータ)は、
CD−ROMなどの記録媒体、或いは公衆網などのネッ
トワークを介して無償、或いは有償で配布している。こ
のことから、会員登録を希望する人は、自身が使用する
端末202にそのプログラム等をインストールした後、
管理サーバー203と接続させて、その会員登録を行
う。なお、その接続は、例えばダイヤルアップによって
公衆回線を介して、インターネットとの接続サービスを
行っているISPと接続させた後、管理サーバー203
(音楽教室サイト103)のURLを指定して接続を指
示することで行われる。
【0034】管理サーバー203と接続(リンクが確
立)された端末202は、図51に示すようなトップペ
ージをハードディスクから読み出して表示部204に表
示させる。そのトップページには、図51に示すよう
に、「入会ページへ」「会員ページへ」及び「終了」の
計3つのアイコン(ボタン)が配置されている。「入会
ページへ」アイコンは、会員登録を要求するためのもの
であり、「会員ページへ」アイコンは、会員としてのサ
ービスの提供を要求するためのものである。このことか
ら、会員登録を望む人は、「入会ページへ」アイコンを
クリックして会員登録を行う。
【0035】音楽教室の生徒としての会員登録の他に、
その音楽教室の講師としての会員登録を行うことができ
る。このことから、「入会ページへ」アイコンをクリッ
クした以降は、何れの立場で会員登録を行うのか選択
し、個人データを含む所定の事項のデータ入力を行っ
て、会員登録を申し込むようになっている。その会員登
録を申し込む際に、メールアドレスとなるIDを指定さ
せている。それにより、会員が好きなIDを持てるよう
にしている。
【0036】上述したようにして会員登録が申し込まれ
ると、管理サーバー203は、それを申し込んだ人に、
パスワードを発行し、電子メールでそのパスワードを送
り、会員登録が完了したことを通知する。その一方で
は、例えばハードディスク装置に搭載したハードディス
クに、新たに会員となった人のデータを格納するための
エリアを確保し、そのエリアに、会員登録の申し込み時
に入力したデータやID、発行したパスワードを格納
(保存)する。そのエリアには、それ以外に、音楽教室
を利用するうえで必要なデータも合わせて格納してい
る。そのハードディスクには、管理サーバー203に搭
載されたCPUが実行するプログラム(ネットワーク・
オペレーティング・システム(OS)、など)や各種デ
ータも格納されている。
【0037】図4は、その管理サーバー203のハード
ディスクに格納された会員のデータの内容を説明する図
である。その図4には、会員のデータとして特に重要な
ものを抜粋して概念的に表しており、図4中の「生徒」
「講師」「生徒(1)〜(n)」及び「講師(1)〜
(m)」で表す各エリアは、それぞれ、実際には例えば
フォルダ、或いはディレクトリが対応する。なお、以降
は、各エリアを区別するために、「生徒」「講師」で表
される各エリアは、それぞれ生徒エリア、講師エリア、
「生徒(1)〜(n)」「講師(1)〜(m)」で表さ
れる各エリアは、それぞれ個人用生徒エリア、個人用講
師エリアと呼ぶことにする。
【0038】個人用生徒エリアにおいて、「POINT
(ポイント)」には、そのエリアに個人情報が格納され
た生徒が現在、持っているポイントの値を示すデータが
格納される。以降、同様に、「曲名データ」には、生徒
がレッスンの対象として選択した曲の曲名を表すデー
タ、「レッスン回数」には、生徒が受けたレッスン回数
を表すデータ、「評価」にはレッスンを担当した講師の
評価内容を表すデータ(評価データ)、「予約データ」
には生徒が予約したレッスンの日時を表すデータ(予約
データ)、「仮予約データ」には生徒が希望したレッス
ンの日時を表すデータ(仮予約データ)、「最終レッス
ン日」には生徒が最後にレッスンを受けた日付が、それ
ぞれ格納される。
【0039】他方の個人用講師エリアにおいて、「受付
フラグ」には、講師がレッスンを行える状態か否かを表
す値が格納される。レッスンを行える状態(待機状態)
では「1」、そうではない状態では「0」が格納され
る。「POINT(ポイント)」には、講師が受け取る
レッスン料を表すポイント値の総計を示すデータが格納
される。以降、同様に、「評価」には生徒からのレッス
ンに対する評価内容を表すデータ(評価データ)、「予
約データ」には、担当することが決まったレッスンの日
時等を表すデータ(予約データ)、「仮予約データ」に
は、レッスンを申し込んだ生徒やその日時などを表すデ
ータ(仮予約データ)、がそれぞれ格納される。
【0040】図51に示すようなトップページ上で「会
員ページへ」アイコンをクリックすると、図59に示す
ような会員照合ページが表示部304に表示される。音
楽教室のサービスは、そのページ上でメールアドレス
(ID)、及びパスワードを正確に入力し、「照合」ア
イコンをクリックした者にのみ提供するようになってい
る。このことから、上述したようにして会員登録を申し
込み、管理サーバー203からパスワードを電子メール
で受け取ることで、そのサービスを受けられるようにな
る。以降、そのサービスを提供するための端末202、
管理サーバー203、曲サーバー204、メールサーバ
ー205、及び課金サーバー206の動作、及び音楽教
室で提供されるサービスの内容について、図5〜図50
に示す各種フローチャート、及び図51〜図95に示す
各種説明図を参照して詳細に説明する。
【0041】図5は、管理サーバー203と接続する場
合に端末202が実行する処理の流れを示すフローチャ
ートであり、図6〜図32は、その処理の流れのなかで
サブルーチン処理、或いはそのサブルーチン処理内で更
に実行されるサブルーチン処理を示すフローチャートで
ある。始めに図5〜図32を参照して、端末202の
動、それによってそのユーザに提供されるサービスにつ
いて詳細に説明する。なお、図5〜図32に示すフロー
チャートは、端末202のCPU301が、HDD30
6がハードディスクから読み出したプログラム(OSや
ブラウザ、など)を実行することで実現される。
【0042】先ず、ステップ101では、イニシャライ
ズを行う。そのイニシャライズにより、管理サーバー2
03と接続(リンクを確立)させ、表示部304には、
初期画面を表示させる。その初期画面には、特には図示
していないが、各種アイコンやメニューが配置されてお
り、そのなかの何れかをクリックすることで所望のモー
ドを設定するようになっている。ここでは便宜的に、モ
ードは、メールの送受信を行えるモード(以降、メール
モードと呼ぶ)、音楽教室のサービスを受けるモード
(以降、音楽教室モードと呼ぶ)、及びその他のモード
に区別することにする。
【0043】ステップ101に続くステップ102で
は、ユーザが指定したモードを判定する。そのユーザが
音楽教室モードの設定を指示する操作を行った場合、そ
の音楽教室モードが指定されたと判定してステップ10
3に移行し、音楽教室のサービスを受けるための音楽教
室処理を実行した後、再びステップ102に戻る。その
ユーザがメールモードの設定を指示する操作を行った場
合には、そのメールモードが指定されたと判定してステ
ップ104に移行し、メールの送受信を行うためのメー
ル処理を実行した後、再びステップ102に戻る。その
ユーザがそれら以外のモードの設定を指示するような操
作を行った場合には、それら以外のモードが指定された
と判定してステップ105に移行し、ユーザが指定した
モードの機能を実現させるためのその他処理を実行した
後、再びステップ102に戻る。
【0044】このように、ユーザが指定(設定)したモ
ードに応じて、そのモードの機能を実現させるための処
理が実行される。それにより、端末202は、管理サー
バー203と接続されている間、ユーザが所望のサービ
スを受けられるように動作するようになっている。
【0045】図6〜図13は、上記ステップ103とし
て実行される音楽教室処理のフローチャートである。次
に、図6〜図13を参照して、その音楽教室処理につい
て詳細に説明する。先ず、ステップ201では、音楽教
室処理を実行するうえでのイニシャライズを行う。続く
ステップ202では、ハードディスクから図51に示す
ようなトップページを読み出し、それを表示部304に
表示させる。その後はステップ203に移行する。
【0046】そのステップ203では、「入会ページ
へ」アイコンをユーザがクリック(オン)したか否か判
定する。そのユーザが「入会ページへ」アイコンをクリ
ックした場合、判定はYESとなり、ステップ204に
移行して、図52に示すような入会選択ページをハード
ディスクから読み出して表示部304に表示させた後、
ステップ205に移行する。そうでない場合には、判定
はNOとなり、図11に示すステップ250に移行す
る。
【0047】上記入会選択ページには、図52に示すよ
うに、「講師として入会」、「生徒として入会」、「O
K」、及び「戻る」アイコンが配置されている。入会を
希望するユーザは、「講師として入会」アイコン、或い
は「生徒として入会」アイコンの何れかをクリックし
て、どの立場で音楽教室に入会するのかを選択した後、
「OK」アイコンをクリックすれば良いようになってい
る。入会を望まなければ「戻る」アイコンをクリックす
れば良いようになっている。ステップ205〜211で
は、入会選択ページ上での操作に対応するための処理が
実行される。
【0048】先ず、ステップ205では、「講師として
入会」アイコンがクリックされたか否か判定する。その
アイコンをユーザがクリックした場合、判定はYESと
なり、ステップ206でそのアイコンの表示色を現在、
選択されていることを表す表示色(以降、選択色と呼
ぶ)に変化させた後、ステップ207に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処
理を実行することなく、そのステップ207に移行す
る。
【0049】ステップ207では、「生徒として入会」
アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコ
ンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、
ステップ208でそのアイコンの表示色を選択色に変化
させた後、ステップ209に移行する。そうでない場合
には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行す
ることなく、そのステップ209に移行する。
【0050】ステップ209では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコン
をクリックした場合、判定はYESとなり、上記ステッ
プ202に戻って図51に示すようなトップページを表
示部304に表示させる。そうでない場合には、判定は
NOとなり、ステップ210に移行する。
【0051】ステップ210では、「OK」アイコンが
クリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコン
をクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ2
11に移行する。そうでない場合には、判定はNOとな
り、上記ステップ205に戻って、それ以降の処理を同
様に実行する。
【0052】ステップ211では、ユーザが選択した立
場を判定する。「生徒として入会」アイコンが選択色と
なっている状態でユーザが「OK」アイコンをクリック
した場合、ユーザは生徒を選択したと判定して、図9に
示すステップ231に移行する。そうでない場合には、
即ち「講師として入会」アイコンが選択色となっている
状態でユーザが「OK」アイコンをクリックした場合に
は、ユーザは講師を選択したと判定して、図7に示すス
テップ212に移行する。
【0053】そのステップ212〜図8に示すステップ
230では、講師として入会を希望するユーザの登録を
実現させるための処理が実行される。先ず、ステップ2
12では、音楽教室の講師として入会するうえでの規約
を説明する図53に示すような入会規約ページをハード
ディスクから読み出して表示部304に表示させる。続
くステップ213では、そのページ上に配置された「承
諾」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユーザ
がそのアイコンをクリックした場合、即ち規約を承諾し
た場合、判定はYESとなってステップ215に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ
214に移行する。
【0054】ステップ214では、「中止」アイコンが
クリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコン
をクリックした場合、即ち規約に承諾しないか、或いは
入会を取りやめた場合、判定はYESとなり、上記ステ
ップ202に戻って図51に示すようなトップページを
表示部304に表示させる。そうでない場合には、即ち
ユーザが「承諾」アイコン、「中止」アイコンの何れも
クリックしていない場合には、判定はNOとなり、上記
ステップ213に戻る。それにより、ユーザが「承諾」
アイコン、及び「中止」アイコンの何れかをクリックす
るまで待つ。一方、ステップ215では、図54に示す
ような講師用の入会登録ページをハードディスクから読
み出して表示部304に表示させる。続くステップ21
6では、データ入力が行われたか否か判定する。ユーザ
が入力部311を操作してデータ入力を行った場合、判
定はYESとなり、ステップ217で入力されたデータ
をカーソルの表示位置に応じて表示させた後、ステップ
218に移行する。そうでない場合には、判定はNOと
なり、そのステップ218に移行する。
【0055】ステップ218では、「入会確認ページ
へ」アイコンがクリック(オン)されたか否か判定す
る。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、判定は
YESとなってステップ221に移行する。そうでない
場合には、判定はNOとなってステップ219に移行す
る。
【0056】ステップ219では、「中止」アイコンが
クリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコン
をクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ2
20で既に入力されたデータを全てクリアした後、上記
ステップ202に戻る。そうでない場合には、即ち「入
会確認ページへ」アイコン、及び「中止」アイコンの何
れもユーザがクリックしていない場合には、判定はNO
となり、上記ステップ216に戻る。
【0057】上記入会登録ページには、図54に示すよ
うに、「氏名」「生年月日」「年齢」「性別」「住所」
「メールアドレス」「口座情報」「趣味」「自己PR」
「音楽歴」などのデータを入力するためのボックスが配
置されている。「自己PR」の入力ボックスの一部に
は、顔画像(写真)を入力するようになっている。上記
ステップ216〜219で形成される処理ループは、ス
テップ218、或いは219の判定がYESとなるま
で、言い換えればユーザが「入会確認ページへ」アイコ
ン、或いは「中止」アイコンをクリックするまで、繰り
返し実行する。それにより、入会登録ページ上に配置さ
れた入力ボックスにデータ入力が行えるようになってい
る。なお、顔画像(写真)の入力は、カメラ308で自
身の撮影を行い、それによって得た画像データ(顔写
真)を対応する入力ボックス内に貼り付けることで行え
るようになっている。また、「メールアドレス」のボッ
クスに入力するのは、上述したように、IDとしても用
いる任意の文字列である。
【0058】上記ステップ218の判定がYESとなっ
て移行するステップ221では、上記入会登録ページ上
で入力されたデータに基づき、図55に示すような登録
確認ページを作成する。その後に移行するステップ22
2では、作成した登録確認ページを表示部304に表示
させる。その後は図8に示すステップ223に移行す
る。なお、登録確認ページの作成は、例えばデータが入
力されていない登録確認ページをハードディスクから読
み出し、その登録確認ページ上の各表示欄に、入会登録
ページ上で入力された対応するデータを配置することで
行われる。
【0059】図8に示すステップ223では、登録確認
ページ上の「入会登録」アイコンがクリック(オン)さ
れたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリック
した場合、判定はYESとなってステップ226に移行
する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステッ
プ224に移行する。
【0060】ステップ224では、「入会登録ページに
戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユー
ザがそのアイコンをクリックした場合、判定はYESと
なってステップ225に移行し、入力したデータを元の
通りに配置した入会登録ページを表示部304に表示さ
せた後、上記ステップ216に戻る。それにより、入力
したデータの変更や削除、或いは追加といった編集作業
をユーザが行えるようにする。反対に、そうでない場合
には、即ち「入会登録」アイコン、及び「入会登録ペー
ジに戻る」アイコンの何れもユーザがクリックしていな
い場合には、判定はNOとなり、上記ステップ223に
戻る。それにより、「入会登録」アイコン、及び「入会
登録ページに戻る」アイコンの何れかをユーザがクリッ
クするのを待つ。
【0061】一方、ステップ226では、図56に示す
ような入会登録中ページをハードディスクから読み出し
て表示部304に表示させる。続くステップ227で
は、ユーザが入会登録ページ上で入力したデータを登録
データとして管理サーバー203に送信する。その後に
移行するステップ228では、その送信が終了したか否
か判定する。その送信が終了していない場合、判定はN
Oとなり、上記ステップ227に戻る。それにより、登
録データの送信が終了するのを待つ。その送信が終了し
た場合には、判定はYESとなり、ステップ229に移
行する。なお、登録を申し込んだ会員の立場(講師、或
いは生徒)を表すデータも登録データとして送信してい
る。
【0062】ステップ229では、登録データをクリア
する。続くステップ230では、上記入会登録中ページ
上に配置された「トップページ(TOP PAGE)に
戻る」アイコンがクリックされるのを待つ。そのアイコ
ンをユーザ(講師としての登録を終えたユーザ)がクリ
ックすると、判定はYESとなって上記ステップ202
に戻る。
【0063】上述したような処理を実行することによ
り、講師として入会するための登録が行えるようになっ
ている。図9のステップ231〜図10のステップ24
9では、生徒として入会を希望するユーザの登録を実現
させるための処理が実行される。その処理の内容や流れ
は上述した図7のステップ212〜図8のステップ23
0と同様であるため、詳細な説明は省略する。その処理
の実行中には、入会登録ページとしては図57に示すよ
うなページが表示され、登録確認ページとしては図58
に示すようなページが表示される。それらの処理を実行
した結果、登録データを管理サーバー203に送信する
と、その管理サーバー203は、その登録データを格納
するための個人用生徒エリア、或いは個人用講師エリア
を確保して、そこに登録データを保存することになる
(図4参照)。
【0064】図6のステップ203の判定がNOとなっ
て移行する図11のステップ250では、トップページ
(図51参照)上の「会員ページへ」アイコンがクリッ
クされたか否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリ
ックした場合、判定はYESとなってステップ252に
移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってス
テップ251に移行する。
【0065】ステップ251では、トップページ(図5
1参照)上の「終了」アイコンがクリックされたか否か
判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場合、
判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そ
うでない場合には、即ちトップページ上に配置されたア
イコンの何れもユーザがクリックしていない場合には、
判定はNOとなり、上記ステップ203に戻る。それに
より、何れかのアイコンをユーザがクリックするのを待
つ。
【0066】一方のステップ252では、図59に示す
ような会員照合ページをハードディスクから読み出して
表示部304に表示させ、メールアドレス(ID)、及
びパスワードの入力をユーザに促す。続くステップ25
3では、データ入力が行われたか否か判定する。ユーザ
が入力部311を操作してデータ入力を行った場合、判
定はYESとなり、ステップ254で入力されたデータ
をカーソルの表示位置に応じて表示させた後、ステップ
255に移行する。そうでない場合には、判定はNOと
なり、そのステップ255に移行する。
【0067】ステップ255では、「照合」アイコンが
クリック(オン)されたか否か判定する。ユーザがその
アイコンをクリックした場合、判定はYESとなってス
テップ258に移行する。そうでない場合には、判定は
NOとなってステップ256に移行する。
【0068】ステップ256では、「トップページ(T
OP PAGE)に戻る」アイコンがクリックされたか
否か判定する。ユーザがそのアイコンをクリックした場
合、判定はYESとなり、ステップ257で既に入力さ
れたデータを全てクリアした後、上記ステップ202に
戻る。そうでない場合には、即ち「照合」アイコン、及
び「トップページに戻る」アイコンの何れもユーザがク
リックしていない場合には、判定はNOとなり、上記ス
テップ253に戻る。
【0069】上記ステップ253〜256で形成される
処理ループは、ステップ255、或いは256の判定が
YESとなるまで、言い換えればユーザが「照合」アイ
コン、或いは「トップページに戻る」アイコンをクリッ
クするまで、繰り返し実行される。それにより、会員照
合ページ上に配置された入力ボックスに、メールアドレ
ス(ID)やパスワードの入力が行えるようになってい
る。
【0070】そのステップ255の判定がYESとなっ
て移行するステップ258では、入力されたメールアド
レス(ID)、及びパスワードをモデム305から管理
サーバー203に送信させる。メールアドレス、及びパ
スワードを受信した管理サーバー203は、それらを個
人用生徒エリア、或いは個人用講師エリアに格納された
それと照合することにより、正規の会員のものであるか
否かの認証を行い、その結果を返す。このことから、続
くステップ259では、その結果を受信するのを待ち、
その結果を受信するとステップ260に移行する。
【0071】ステップ260では、管理サーバー203
から受信したデータがメールアドレス(ID)の不一致
を表しているか否か判定する。会員照合ページ(図59
参照)上で入力したメールアドレス(ID)に誤りがあ
った場合、管理サーバー203はメールアドレス(I
D)の不一致を表すデータ(ID不一致信号))を送信
することから、判定はYESとなってステップ261に
移行し、メールアドレス(ID)が誤っていることを通
知するための図60に示すようなメールアドレス不一致
警告画面をハードディスクから読み出して表示部304
に表示させた後、ステップ262に移行する。そうでな
い場合には、判定はNOとなってステップ264に移行
する。
【0072】ステップ262では、上記メールアドレス
不一致警告画面上に配置された「再度入力」アイコンを
ユーザがクリックするのを待つ。そのアイコンをユーザ
がクリックすると、ステップ263に移行して、会員照
合ページ(図59参照)上で入力したデータをクリアし
た後、上記ステップ252に戻り、それ以降の処理を同
様に実行する。
【0073】一方のステップ264では、管理サーバー
203から受信したデータがパスワードの不一致を表し
ているか否か判定する。会員照合ページ(図59参照)
上で入力したパスワードに誤りがあった場合、管理サー
バー203はパスワードの不一致を表すデータ(パスワ
ード不一致信号)を送信することから、判定はYESと
なってステップ265に移行し、パスワードが誤ってい
ることを通知するための図61に示すようなパスワード
不一致警告画面をハードディスクから読み出して表示部
304に表示させた後、上記ステップ262に移行す
る。そうでない場合には、即ちメールアドレス(I
D)、及びパスワードを正確に入力した場合には、判定
はNOとなり、図12のステップ266に移行する。メ
ールアドレス(ID)、及びパスワードが組み合わせを
含めて正確に入力した場合には、管理サーバー203は
それを送信してきた端末202に、その旨を示すOK信
号を送信する。そのOK信号は、それらの組み合わせを
持つ会員が生徒か否かを表す信号を含むものである。
【0074】図12のステップ266では、そのOK信
号を基に、対応する会員トップページをハードディスク
から読み出して表示部304に表示させる。それによ
り、ユーザが会員照合ページ(図59参照)上で入力し
たメールアドレス(ID)、及びパスワードが講師のも
のであれば、図62に示すような講師用の会員トップペ
ージを表示させる。それらが生徒のものであれば、図6
3に示すような生徒用の会員トップページを表示させ
る。
【0075】生徒用の会員トップページには、図63に
示すように、「ピアノ」「ギター」及び「ドラム」の各
アイコンが配置され、それらのアイコンによって、レッ
スン教室、即ちレッスンを受ける楽器の種類を選択でき
るようにしている。「変更」アイコンは、会員登録時に
入力したデータ(例えば住所や口座情報、など)の変更
を望む場合にクリックするものである。
【0076】他方の講師用の会員トップページには、
「ピアノ」「ギター」及び「ドラム」の各アイコンの代
わりに、「待機」及び「予約」の各アイコンが配置され
ている。「待機」アイコンは、ユーザ(ここでは講師)
がレッスンを行える状態であることを音楽教室(管理サ
ーバー203)側に通知するためのものであり、「予
約」アイコンは、生徒側から申し込まれたレッスンの予
約の状況を確認したり、その予約に対する回答を行える
ように用意したものである。
【0077】ステップ266に続くステップ267〜2
72では、生徒用の会員トップページ(図63参照)上
に配置された「ピアノ」アイコン、「ギター」アイコ
ン、或いは「ドラム」アイコンへのクリックに対応する
ための処理が実行される。先ず、ステップ267では、
「ピアノ」アイコンをユーザ(ここでは生徒である)が
クリックしたか否か判定する。ユーザがそのアイコンを
クリックした場合、判定はYESとなり、ステップ26
8でピアノのレッスンを実現させるためのピアノレッス
ン処理を実行した後、上記ステップ266に移行する。
そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ26
9に移行する。そのステップ269〜272では、上記
と同様に、ユーザがクリックしたアイコンの種類を判定
して、その種類に対応する楽器のレッスンを実現させる
ための処理を実行した後、上記ステップ266に戻るよ
うになっている。
【0078】ステップ271の判定がNOとなると、ス
テップ273に移行する。そのステップ273では、
「変更」アイコンがクリックされたか否か判定する。ユ
ーザ(生徒、或いは講師)がそのアイコンをクリックし
た場合、判定はYESとなってステップ274に移行
し、自身が過去に入力したデータの内容を変更するため
の変更処理を実行した後、上記ステップ266に戻る。
そうでない場合には、判定はNOとなり、図13のステ
ップ275に移行する。
【0079】ステップ275では、「予約」アイコンが
クリックされたか否か判定する。ユーザ(ここでは講師
のみ)がそのアイコンをクリックした場合、判定はYE
Sとなり、ステップ276に移行して、予約状況の確認
や予約に対する回答をユーザが行うための予約処理を実
行した後、上記ステップ266に戻る。そうでない場合
には、判定はNOとなり、ステップ277に移行する。
【0080】ステップ277では、「待機」アイコンが
クリックされたか否か判定する。ユーザ(ここでは講師
のみ)がそのアイコンをクリックした場合、判定はYE
Sとなり、予約した生徒に対するレッスンが開始するま
で待機してそのレッスンを行うための待機処理を実行し
た後、上記ステップ266に戻る。そうでない場合に
は、判定はNOとなってステップ279に移行する。
【0081】ステップ279では、「トップページ(T
OP PAGE)に戻る」アイコンがクリックされたか
否か判定する。ユーザ(生徒、或いは講師)がそのアイ
コンをクリックした場合、判定はYESとなり、図6の
ステップ202に戻って図51に示すようなトップペー
ジを表示部304に表示させる。そうでない場合には、
判定はNOとなり、図12のステップ267に戻る。そ
れにより、会員トップページ(図62、或いは図63参
照)を表示させた状態では、そのページ上に配置された
何らのアイコンをユーザ(生徒、或いは講師)がクリッ
クするのを待つようになっている。
【0082】次に、上記音楽教室処理内で実行されるサ
ブルーチン処理について詳細に説明する。図14は、上
記ステップ268として実行されるピアノレッスン処理
のフローチャートである。始めに、図14を参照して、
そのピアノレッスン処理について詳細に説明する。
【0083】本実施の形態では、ポイントを使って有償
のサービスに対する支払い(決済)を行うようになって
いる。レッスンは、有償のサービスであり、そのレッス
ンを受ける以外にも、ピアノレッスン処理の実行時には
様々な有償のサービスを受けられるようになっている。
【0084】先ず、ステップ301では、ユーザ(生
徒)が会員トップページ(図63参照)上の「ピアノ」
アイコンをクリックしたことに伴い、ユーザ(生徒)が
現時点で持っているポイントを示すデータの送信を要求
するポイント(POINT)要求信号を管理サーバー2
03に送信して、そのポイントデータを受信する。続く
ステップ302では、図64に示すようなピアノ教室ト
ップページをハードディスクから読み出して表示部30
4に表示させる。その後はステップ303に移行する。
【0085】そのトップページには、図64に示すよう
に、前回レッスンに用いた曲を指定するための
「(A)」アイコン、手持ちの他の曲を指定するための
「(B)」アイコン、未購入の新しい曲を指定するため
の「(C)」アイコン、及び「会員トップページに戻
る」アイコンが配置されている。右上隅には、現在のポ
イントを表示するためのボックスが配置されている。そ
のようなトップページを表示させることで、ユーザ(生
徒)には、始めにレッスンに用いる曲の選択を行わせる
ようになっている。
【0086】ステップ303では、「(A)」アイコン
がクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコ
ンをクリックした場合、判定はYESとなり、後述する
ステップ310に移行する。そうでない場合には、判定
はNOとなり、ステップ304に移行する。
【0087】ステップ304では、「(B)」アイコン
がクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコ
ンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ
305に移行し、手持ち曲のなかでレッスンに用いる曲
を選択するための手持ち曲選択処理を実行した後、その
ステップ310に移行する。そうでない場合には、判定
はNOとなり、ステップ306に移行する。
【0088】ステップ306では、「(C)」アイコン
がクリックされたか否か判定する。ユーザがそのアイコ
ンをクリックした場合、判定はYESとなってステップ
308に移行し、新たに曲を購入するための曲購入処理
を実行した後、ステップ309に移行する。そうでない
場合には、判定はNOとなり、ステップ307に移行す
る。
【0089】ステップ307では、「会員トップページ
に戻る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そ
のアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYES
となり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合
には、判定はNOとなり、上記ステップ303に戻る。
それにより、何れかのアイコンをユーザがクリックする
のを待つ。
【0090】一方、ステップ309では、ステップ30
8の曲購入処理を実行した結果、ユーザが曲を実際に購
入したか否か判定する。ユーザが曲を実際に購入した場
合、判定はYESとなり、ステップ310でレッスンを
受ける講師を選択するための講師選択処理を実行した
後、ステップ311に移行する。そうでない場合には、
判定はNOとなり、上記ステップ302に戻る。
【0091】ステップ311では、ステップ310の講
師選択処理を実行した結果、ユーザがレッスンを受ける
講師を選択(決定)したか否か判定する。ユーザが講師
を選択した場合、判定はYESとなってステップ312
に移行し、選択した講師からレッスンを受けるためのレ
ッスン処理を実行した後、上記ステップ302に戻る。
そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップ
の処理を実行することなく、そのステップ302に戻
る。
【0092】上記ピアノレッスン処理では、複数のサブ
ルーチン処理が実行される。ここで、そのサブルーチン
処理について詳細に説明する。図15は、上記ステップ
305として実行される手持ち曲選択処理のフローチャ
ートである。始めに図15を参照して、その手持ち曲選
択処理について詳細に説明する。なお、端末202は、
例えばハードディスク内に曲を保存しておくためのエリ
アを確保し、その確保したエリアに購入した曲を保存す
るようになっている。そのエリアについては、以降、便
宜的に曲エリアと呼ぶことにする。
【0093】先ず、ステップ401では、手持ち曲のリ
ストを配置した図65に示すような手持ち曲リストペー
ジを表示部304に表示させる。それは、例えば曲名が
配置されていない手持ち曲リストページをハードディス
クから読み出し、曲エリアに保存されている曲の曲名を
挿入することで作成したものである。
【0094】ステップ401に続くステップ402で
は、リスト表示した曲名へのクリックなどに応じて曲の
選択を行う。その後に移行するステップ403では、
「選択」アイコンがクリックされたか否か判定する。そ
のアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYES
となってステップ405に移行する。そうでない場合に
は、判定はNOとなり、ステップ404に移行する。
【0095】ステップ404では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連
の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOと
なって上記ステップ402に戻る。
【0096】他方のステップ405では、現在、選択中
の曲(手持ち曲)の曲名を配置した図66に示すような
手持ち曲決定ページを表示部304に表示させる。続く
ステップ406では、「OK」アイコンがクリックされ
たか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリックし
た場合、判定はYESとなってステップ409に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ
407に移行する。
【0097】ステップ407では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなってステップ4
08に移行し、選択中の曲を無効にした後、上記ステッ
プ401に戻って手持ち曲リストページ(図65参照)
を再度、表示させる。そうでない場合には、判定はNO
となり、上記ステップ406に戻る。それにより、「O
K」アイコン、或いは「戻る」アイコンをユーザがクリ
ックするのを待つ。
【0098】ステップ409では、ユーザ(生徒)が選
択した曲の曲名を保存する。その曲名は、レッスンが開
始する前に管理サーバー203に送信する曲データを特
定するために用いられる。その曲名を保存した後に一連
の処理を終了する。図16、及び図17は、図14に示
すピアノレッスン処理内でステップ308として実行さ
れる曲購入処理のフローチャートである。次に、図1
6、及び図17を参照して、その曲購入処理について詳
細に説明する。
【0099】ユーザ(生徒)が購入可能な曲は、曲サー
バー204が管理・保存している。このことから、曲の
購入は、その曲のデータを曲サーバー204からダウン
ロードすることで行われる。先ず、ステップ501で
は、管理サーバー203に、購入可能な曲のリストを要
求する曲リスト要求を送信する。その曲リスト要求を受
信した管理サーバー203は、曲サーバー204に対
し、その曲リストの送信を指示する。このことから、ス
テップ501に続くステップ502では、その曲リスト
を受信するのを待つ。
【0100】その曲リストを受信すると、ステップ50
2からステップ503に移行する。そのステップ503
では、受信した曲リストを配置した図67に示すような
新規曲リストページを表示部304に表示させる。それ
は、例えば曲名が配置されていない新規曲リストページ
をハードディスクから読み出し、曲リストとして受信し
た曲の曲名や既に受信した生徒のポイントを挿入するこ
とで作成したものである。曲の購入代となるポイントも
合わせて表示されているため、生徒は自分の持つポイン
トを考慮しつつ、曲を購入できるようにしている。
【0101】ステップ504では、リスト表示した曲名
へのクリックなどに応じて曲の選択を行う。その後に移
行するステップ505では、「選択」アイコンがクリッ
クされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリ
ックした場合、判定はYESとなってステップ507に
移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ス
テップ506に移行する。
【0102】ステップ506では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連
の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOと
なって上記ステップ504に戻る。
【0103】他方のステップ507では、現在、選択中
の曲の曲名やその購入費用(ポイント)を配置した図6
8に示すような新規曲購入ページを表示部304に表示
させる。続くステップ508では、「購入」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなってステップ5
10に移行する。そうでない場合には、判定はNOとな
ってステップ509に移行する。
【0104】ステップ509では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、選択中の曲
を無効にして上記ステップ503に戻り、新規曲リスト
ページ(図67参照)を再度、表示させる。そうでない
場合には、判定はNOとなり、上記ステップ508に戻
る。それにより、「購入」アイコン、或いは「戻る」ア
イコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0105】ステップ510では、曲の購入費用となる
ポイントがユーザ(生徒)の持つ現在のポイント(PO
INT)以下か否か判定する。現在のポイントが曲の購
入に必要なポイントより少なかった場合、判定はNOと
なり、図17のステップ517に移行する。そうでない
場合には、判定はYESとなり、ステップ511でユー
ザが選択した曲の曲名を含む曲購入要求を管理サーバー
203に送信し、その曲名を保存した後、ステップ51
2に移行する。保存した曲名は、レッスンが開始する前
に管理サーバー203に送信する曲データを特定するた
めに用いる。
【0106】上記曲購入要求を受信した管理サーバー2
03は、要求された曲のダウンロードを曲サーバー20
4に指示し、その購入費用となるポイントを現在のポイ
ント(POINT)から引いたポイント(POINT)
を端末202に送信する。このことから、ステップ51
2では、それらを受信するのを待つ。それらを受信する
と、ステップ513に移行して、受信した曲データを所
定エリア(曲エリア)にストアする。その後は図17の
ステップ514に移行する。
【0107】そのステップ514では、受信したポイン
ト(POINT)を配置した図69に示すような購入完
了ページを表示部304に表示させる。それにより、生
徒に現在のポイントを知らせる。続くステップ515で
は、「講師選択ページへ」アイコンがクリックされたか
否か判定する。そのアイコンをユーザ(生徒)がクリッ
クした場合、判定はYESとなり、一連の処理はここで
終了する。そうでない場合には、判定はNOとなってス
テップ516に移行する。
【0108】ステップ516では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、図16のス
テップ503に戻る。それにより、購入を希望する曲が
他にあればそれを購入させる。そうでない場合には、判
定はNOとなり、上記ステップ515に戻る。それによ
り、「講師選択ページへ」アイコン、或いは「戻る」ア
イコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0109】一方、上記ステップ510の判定がNOと
なって移行する図17のステップ517では、ポイント
(POINT)が不足していることを通知する、言い換
えればこのままでは生徒の希望するサービス(ここでは
曲の購入)が受けられないことを通知する図70に示す
ようなポイント不足警告ページを表示部304に表示さ
せる。続くステップ518では、「ポイント購入」アイ
コンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンを
ユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ユー
ザがポイントを購入するためのポイント購入処理を実行
した後、図16のステップ503に戻る。そうでない場
合には、判定はNOとなってステップ519に移行す
る。
【0110】ステップ519では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、図16のス
テップ503に戻る。そうでない場合には、判定はNO
となり、上記ステップ518に戻る。それにより、ユー
ザが「ポイント購入」アイコン、或いは「戻る」アイコ
ンをクリックするのを待つ。
【0111】このように、曲購入処理では、曲(曲デー
タ)を購入するだけではなく、曲の購入にポイントが不
足していれば、必要に応じてそのポイントの購入も合わ
せて行えるようになっている。図18は、上記ステップ
520として実行されるポイント購入処理のフローチャ
ートである。ここで、図18を参照して、上記曲購入処
理内でサブルーチン処理として実行されるポイント購入
処理について詳細に説明する。
【0112】先ず、ステップ601では、図71に示す
ようなポイント購入ページを表示部304に表示させ
る。それは、例えばハードディスクに格納されたポイン
ト購入ページを読み出し、それに現在のポイントを挿入
することで作成したものであり、ポイントの購入代金の
引き落とし先となる口座、パスワード、ID(メールア
ドレス)の入力用のボックスが配置されている。それを
表示させた後はステップ602に移行する。
【0113】ステップ602では、データ入力が行われ
たか否か判定する。ユーザが入力部211を操作してデ
ータ入力を行った場合、判定はYESとなってステップ
603に移行し、現在のカーソルの位置に入力されたデ
ータを表示させた後、ステップ604に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなり、そのステップ60
4に移行する。
【0114】ステップ604では、「購入確認」アイコ
ンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユ
ーザがクリックした場合、判定はYESとなってステッ
プ607に移行する。そうでない場合には、判定はNO
となり、ステップ605に移行する。
【0115】ステップ605では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなってステップ6
06に移行し、入力されたデータをクリアした後、一連
の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOと
なり、上記ステップ602に戻る。それにより、「購入
確認」アイコン、或いは「戻る」アイコンがクリックさ
れるまでの間、ユーザによるデータ入力を可能とさせ
る。
【0116】一方、ステップ607では、例えばハード
ディスクから読み出したポイント購入確認ページにユー
ザが入力したデータを挿入して、図72に示すようなポ
イント購入確認ページを表示部304に表示させる。続
くステップ608では、「購入」アイコンがクリックさ
れたか否か判定する。そのアイコンをユーザがクリック
した場合、判定はYESとなってステップ611に移行
する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステッ
プ609に移行する。
【0117】ステップ609では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなってステップ6
10に移行し、図70に示すようなポイント不足警告ペ
ージを表示部304に表示させた後、上記ステップ60
1に戻って再度、図71に示すようなポイント購入ペー
ジを表示部304に表示させる。そうでない場合には、
判定はNOとなり、上記ステップ608に戻る。それに
より、ユーザが「購入」アイコン、或いは「戻る」アイ
コンをクリックするのを待つ。
【0118】上記ステップ608の判定がYESとなっ
て移行するステップ611では、ユーザが図71に示す
ようなポイント購入ページ上で入力したデータをポイン
ト購入データとして管理サーバー203に送信する。そ
の購入データを受信した管理サーバー203は、ユーザ
が持つ現在のポイント(POINT)に、新たに購入し
たポイントを加算し、その加算後のポイントを示すデー
タを返信する。ポイント購入データ中に誤ったデータが
存在、例えばパスワードやIDが誤っていれば、その旨
を示す不一致信号を返信する。このことから、ステップ
611に続くステップ612で管理サーバー203から
データを受信するのを待って、ステップ613に移行す
る。
【0119】ステップ613では、受信したデータがポ
イントデータか否か判定する。ポイント購入データ中に
不適切なデータが存在していない場合、管理サーバー2
03はポイントデータを送信してくることから、判定は
YESとなってステップ615に移行する。そうでない
場合には、判定はNOとなってステップ614に移行
し、ユーザが入力したデータをクリアした後、上記ステ
ップ601に戻る。
【0120】ステップ615では、受信したポイントデ
ータに基づき、現在のポイントを配置した図73に示す
ようなポイント購入完了ページを表示部304に表示さ
せる。それにより、現時点のポイントを生徒に知らせ
る。続くステップ616では、「戻る」アイコンがクリ
ックされるのを待つ。そのアイコンをユーザがクリック
するのを待って、一連の処理を終了する。
【0121】図14に示すピアノレッスン処理内で実行
されるサブルーチン処理の説明に戻る。図19〜図22
は、そのピアノレッスン処理内でステップ310として
実行される講師選択処理のフローチャートである。次
に、図19〜図22を参照して、その講師選択処理につ
いて詳細に説明する。
【0122】上述したように、本実施の形態では、レッ
スンはリアルタイムで行うようになっている。従って、
待機していない講師のレッスンは受けることはできな
い。このことから、レッスンを望む講師の選択は、待機
中の講師のみを対象に行うようになっている。
【0123】先ず、ステップ701では、管理サーバー
203に、講師に関するデータの送信を要求する講師デ
ータ要求を送信する。その要求を受信した管理サーバー
203は、その要求を送信してきた端末202に、個人
用講師エリアに保存されたデータ(図4参照)のなかか
ら予め定められたデータを抽出し講師データとして送信
する。このことから、ステップ701に続くステップ7
02では、そのデータを受信するのを待つ。なお、本実
施の形態では、講師毎に、講師データとして、顔画像、
プロフィール、評価データ、及び受付フラグを送信して
いる。
【0124】講師データを管理サーバー203から受信
すると、ステップ702からステップ703に移行す
る。そのステップ703では、受信した講師データに基
づき、図74に示すような講師選択ページを表示部30
4に表示させる。それは、例えばハードディスクからオ
リジナルの講師選択ページを読み出し、そのページの一
部の内容を書き替えることで作成したものである。講師
別に、その講師の顔写真、「受付中」或いは「休止中」
アイコン、「プロフィール」アイコン、「評価」アイコ
ン、及び「予約」アイコンが配置され、更には「前のペ
ージ」「次のページ」「キーワード検索」及び「中止」
の各アイコンが配置されている。なお、「受付中」は現
在、講師がレッスンを行える状況であることを表し、
「休止中」は現在、その状況でないことを表している。
【0125】ステップ703に続くステップ704で
は、「中止」アイコンがクリックされたか否か判定す
る。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定は
YESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでな
い場合には、判定はNOとなってステップ705に移行
する。
【0126】ステップ705では、「キーワード検索」
アイコンがクリックされたか否か判定する。そのアイコ
ンは、望む講師を容易に探し出せるように設けたもので
あり、それをユーザがクリックした場合、判定はYES
となり、図22のステップ726に移行する。そうでな
い場合には、判定はNOとなってステップ706に移行
する。
【0127】ステップ706では、「予約」アイコンが
クリックされたか否か判定する。講師別に配置された
「予約」アイコンの何れかをユーザがクリックした場
合、判定はYESとなり、ステップ707で生徒が講師
に予約を申し込むための予約処理を実行した後、上記ス
テップ703に戻る。そうでない場合には、判定はNO
となり、図20のステップ708に移行する。
【0128】ステップ708では、「前のページ」アイ
コンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンを
ユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステ
ップ709で前のページに対応する講師データの送信を
要求する前のページ要求を管理サーバー203に送信し
た後、図19のステップ702に戻る。そうでない場合
には、判定はNOとなり、ステップ710に移行する。
なお、その前のページ要求は、現在、表示中のページの
種類を示すデータを含むものである。
【0129】ステップ710では、「次のページ」アイ
コンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンを
ユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステ
ップ711で次のページに対応する講師データの送信を
要求する次のページ要求を管理サーバー203に送信し
た後、図19のステップ702に戻る。そうでない場合
には、判定はNOとなり、ステップ712に移行する。
なお、その次のページ要求は、現在、表示中のページの
種類を示すデータを含むものである。
【0130】ステップ712では、「評価」アイコンが
クリックされたか否か判定する。講師別に配置された
「評価」アイコンの何れかをユーザがクリックした場
合、判定はYESとなってステップ713に移行し、管
理サーバー203から受信した講師データ中の評価デー
タを用いて図75に示すような講師評価ページを作成し
表示部304に表示させた後、ステップ714に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなり、図21の
ステップ717に移行する。
【0131】個人用講師エリアに格納された評価データ
は、講師がレッスンを担当した生徒のその講師に対する
評価を数値で表したものであり、生徒には、図75に示
すように、「態度」「言葉使い」「スピード」及び「わ
かりやすさ」の4項目で講師を評価させている。そのよ
うな生徒側の評価を任意に閲覧させることで、生徒は講
師を選ぶうえでの参考とすることができ、より自分に合
った講師を容易に選べるようになる。このため、生徒に
とっての利便性が向上し、生徒は音楽教室を快適に利
用、即ち快適なレッスンを受けられるようになる。
【0132】一方の講師にとっては、自分の評価が低け
ればレッスンを担当する機会が減って収入が下がること
から、自分の悪い点を直したり、或いは良い点をより伸
ばそうと努力することになる。その結果、講師の質が全
体的に向上し、生徒に対してより良い内容のレッスンを
行うようになる。これらのことからも、生徒は音楽教室
をより快適に利用できることになる。
【0133】なお、講師に対する評価は、生徒に閲覧さ
せるのではなく、例えば音楽教室側が講師のレッスン料
を決めるための情報として用いても良い。そのようにし
ても、講師は自身の収入を上げるために努力するように
なるので、上記と同様の効果が期待できる。講師が、生
徒による評価を基にレッスン料を交渉できるようにした
場合には、自身の実力や努力によってレッスン料を上げ
られるようになることから、収入の面で講師に、よりや
りがいを感じさせられるようになる。それにより、今ま
で講師に魅力を感じていなかった音楽家にも興味をもっ
てもらえるよになる。
【0134】ステップ714では、図75に示すような
講師評価ページ上に配置された「決定」アイコンがクリ
ックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザがク
リックした場合、判定はYESとなってステップ716
に移行し、対応する講師名を一時、記憶する形で保持し
た後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判
定はNOとなり、ステップ715に移行する。
【0135】そのステップ715では、「戻る」アイコ
ンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユ
ーザがクリックした場合、判定はYESとなり、図19
のステップ703に戻る。そうでない場合には、判定は
NOとなって上記ステップ714に戻る。それにより、
ユーザが「決定」アイコン、或いは「戻る」アイコンの
何れかをクリックするのを待つ。
【0136】上記ステップ712の判定がNOとなって
移行する図21のステップ717では、「プロフィル」
アイコンがクリック(オン)されたか否か判定する。そ
のアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYES
となってステップ718に移行し、受信した講師データ
中のプロフィルデータを用いて図76に示すようなプロ
フィルページを作成して表示部304に表示させた後、
ステップ719に移行する。そうでない場合には、判定
はNOとなってステップ722に移行する。
【0137】上記プロフィルページには、図76に示す
ように、ユーザが「プロフィル」アイコンをクリックす
ることで選択した講師の個人データが表示されている。
そのような個人データを生徒に閲覧させることで、生徒
がより自分に合うと考えられる講師を容易に選べるよう
にしている。
【0138】ステップ719では、プロフィルページ上
の「決定」アイコンがクリックされたか否か判定する。
そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYE
Sとなり、ステップ721で対応する講師名を一時、記
憶する形で保持した後、一連の処理を終了する。そうで
ない場合には、判定はNOとなり、ステップ720に移
行する。
【0139】そのステップ720では、「戻る」アイコ
ンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユ
ーザがクリックした場合、判定はYESとなり、図19
のステップ703に戻る。そうでない場合には、判定は
NOとなって上記ステップ719に戻る。それにより、
ユーザが「決定」アイコン、或いは「戻る」アイコンの
何れかをクリックするのを待つ。
【0140】上記ステップ717の判定がNOとなって
移行するステップ722では、「受付中」アイコンがク
リックされたか否か判定する(図74参照)。そのアイ
コンをユーザがクリックした場合、判定はYESとな
り、ステップ723で対応する講師名を一時、記憶する
形で保持した後、一連の処理を終了する。そうでない場
合には、判定はNOとなり、ステップ724に移行す
る。
【0141】そのステップ724では、「戻る」アイコ
ンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユ
ーザがクリックした場合、判定はYESとなってステッ
プ725に移行し、対応する講師(現在、レッスンを行
えない講師である)の代替となりうる講師データの送信
を要求する代替講師データ送付要求を管理サーバー20
3に送信した後、図19のステップ702に戻る。そう
でない場合には、判定はNOとなって図19のステップ
703に戻る。
【0142】上記代替講師データ要求は、ユーザが「休
止中」アイコンをクリックして選択した講師を特定する
ためのデータ(講師名、など)を含むものである。それ
を受信した管理サーバー203は、講師エリアに存在す
る個人用講師エリアのなかから、そこに保存されたデー
タが、その講師のそれと類似しているものを検索して抽
出し、抽出した個人用講師エリアに保存されたデータを
代替となりうる講師の講師データとして端末202に送
信する。それにより、ステップ725から図19のステ
ップ702に戻った場合には、それに続くステップ70
3の実行時に、図77に示すような代替講師選択ページ
が表示部304に表示されるようになっている。そのペ
ージの構成は図74に示すような講師選択ページと基本
的に同じであるため、ステップ704以降の処理は講師
選択ページを表示させているときと同様に実行される。
【0143】本実施の形態では、上述したようにして、
ユーザ(生徒)が望む講師がレッスンを行えないときに
は、その講師と類似点が多い講師を紹介している。それ
により、生徒はより少ない労力で希望に合った別の講師
を探し出すことができることから、生徒にとっての利便
性が向上することになる。その結果、音楽教室を快適に
利用できるようになる。
【0144】一方、図19のステップ705の判定がY
ESとなって移行する、即ち図74、或いは図77に示
す「キーワード検索」アイコンをユーザがクリックする
ことで移行する図22のステップ726では、図78に
示すような講師キーワード選択ページをハードディスク
から読み出して表示部304に表示させる。その講師キ
ーワード選択ページは、講師に対して希望する条件(こ
こではキーワード)を指定して、その条件を満たす講師
を抽出するためのものであり、その条件を指定できる項
目として、「性別」、「年代」、「得意とする曲」、
「趣味」、「その他のキーワード」が設けられている。
各項目の条件の指定は全て任意であり、「性別」及び
「年代」は予め用意した選択肢のなかから選択すること
で指定するようになっている。なお、当然のことなが
ら、他の方法で条件を指定するようにしても良い。
【0145】ステップ726に続くステップ727で
は、データ入力が行われたか否か判定する。ユーザが入
力部311を操作してデータ入力を行った場合、判定は
YESとなり、ステップ728でカーソル、或いはマウ
スカーソルの表示位置に応じて入力されたデータを表示
させた後、ステップ729に移行する。そうでない場合
には、判定はNOとなり、そのステップ729に移行す
る。
【0146】ステップ729では、「検索」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなってステップ7
32に移行する。そうでない場合には、判定はNOとな
ってステップ730に移行する。
【0147】ステップ730では、「中止」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなってステップ7
31に移行し、入力されたデータをクリアした後、図1
9のステップ703に戻る。そうでない場合には、判定
はNOとなり、上記ステップ727に戻る。それによ
り、「検索」アイコン、或いは「中止」アイコンがクリ
ックされるまでの間、ユーザによるデータ入力を可能と
している。
【0148】ステップ732では、入力されたデータに
よって指定された条件を満たす講師の検索を要求するデ
ータ検索要求を管理サーバー203に送信する。続くス
テップ733では、その検索要求を受信した管理サーバ
ー203が送信してくる検索結果を受信するのを待つ。
【0149】その検索結果を受信すると、ステップ73
4に移行して、図79に示すような検索結果ページの枠
を表示部304に表示させる。その検索結果ページは、
例えばハードディスクに格納されているものであり、そ
れを表示した後は、ステップ735に移行し、検索結果
として受信した検索により抽出した件数を検索結果ペー
ジ上の対応するエリアに表示させる。次に移行するステ
ップ736では、検索結果として管理サーバー203か
ら受信した講師データの一部(顔写真、など)を、検索
結果ページ上の対応するエリアに表示させる。その後は
図19のステップ704に戻る。
【0150】上記検索結果ページの構成は、講師選択ペ
ージ(図74参照)や代替講師選択ページ(図77参
照)と基本的に同じである。このため、ステップ704
以降では、それらのページを表示させているときと同様
に実行される。上記ステップ707、715、或いは7
20の処理の実行後に図19のステップ703に戻った
場合には、それらのページの代わりに検索結果ページを
表示するようになっている。
【0151】本実施の形態では、上述したようにして、
希望する条件を満たす講師を選別して、そのなかから望
む講師を生徒が選択できるようにしている。このため、
生徒は、より少ない労力、より短い時間で希望に合った
講師を探し出すことができる。その結果、生徒にとって
の利便性が向上して、音楽教室をより快適に利用できる
ようになる。
【0152】なお、本実施の形態では、条件を設定する
項目として4種類だけを設けているが(図78参照)、
項目はその4種類に限定されるものではない。任意に設
けて良いものである。各項目の重要度は全て同じとして
いるが、各項目毎にその重要度を設定できるようにして
も良い。講師の検索では、それら以外にも様々な変形を
行うことができる。
【0153】次に、上記ステップ707として実行され
る生徒用予約処理について、図23、及び図24に示す
そのフローチャートを参照して詳細に説明する。その予
約処理は、図74、図77、或いは図79に示す「予
約」アイコンをユーザがクリックすることで実行される
処理である。
【0154】先ず、ステップ801では、図80に示す
ような構成の講師予約ページをハードディスクから読み
出し、一時、記憶する形で保持しておいた講師名を挿入
して表示部304に表示させる。続くステップ802で
は、月データが入力されたか否か判定する。月を入力す
るボックスにカーソルを表示させた状態でユーザが入力
部211を操作して数値を入力した場合、判定はYES
となってステップ805に移行する。そうでない場合に
は、判定はNOとなってステップ803に移行する。
【0155】ステップ803では、月データが未入力か
否か判定する。その月データをユーザが入力していない
場合、判定はYESとなってステップ804に移行す
る。そうでない場合には、即ち月データをユーザが入力
していた場合には、判定はNOとなって後述するステッ
プ810に移行する。
【0156】ステップ804では、「中止」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連
の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOと
なり、上記ステップ802に戻る。
【0157】一方のステップ805では、入力された月
データを対応するエリアに表示させる。続くステップ8
06では、月データで指定された月のカレンダーを対応
する枠(エリア)に表示させる(図80参照)。その次
に移行するステップ807では、対応する講師の予約、
及び仮予約データの送信を要求する予約・仮予約データ
要求を管理サーバー203に送信する。その後は、ステ
ップ808に移行して、それらのデータを管理サーバー
203から受信するのを待つ。
【0158】それらのデータを管理サーバー203から
受信すると、ステップ809に移行して、カレンダー上
の日付にマークを表示させる。このとき、マークとし
て、予約が既に入っている日付にはそれを囲むような四
角のマーク(以降、便宜的に予約マークと呼ぶ)を表示
させ、仮予約が入っている日付には下線のようなマーク
(以降、便宜的に仮予約マークと呼ぶ)を表示させる。
そのようなマークを表示した後にはステップ810に移
行する。
【0159】ステップ810では、日付がクリックされ
たか否か判定する。カレンダー上でマークが表示されて
いない何れかの日付をユーザがクリックした場合、判定
はYESとなり、ステップ811に移行する。そうでな
い場合には、判定はNOとなって上記ステップ802に
戻る。それにより、月データの入力や日付のクリックな
どをユーザに行わせる。
【0160】ステップ811では、ユーザがクリックし
た日付に仮予約マークを点滅表示させる。続く図24の
ステップ812では、予約データが入力されたか否か判
定する。予約時間を入力するためのボックス内にカーソ
ルを表示させた状態でユーザが入力部311を操作して
数値を入力した場合、判定はYESとなってステップ8
13に移行し、カーソルの表示位置に入力されたデータ
を表示させた後、ステップ814に移行する。そうでな
い場合には、判定はNOとなってそのステップ814に
移行する。
【0161】ステップ814では、「予約する」アイコ
ンがクリック(オン)されたか否か判定する。そのアイ
コンをユーザがクリックした場合、判定はYESとな
り、ステップ816に移行する。そうでない場合には、
判定はNOとなってステップ815に移行する。
【0162】ステップ815では、「中止」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一連
の処理が終了する。そうでない場合には、判定はNOと
なり、上記ステップ812に戻る。
【0163】ステップ816では、予約データが未入力
か否か判定する。予約時間を入力するための2つの入力
ボックスのうちで少なくとも一方にデータが入力されて
いない場合、判定はYESとなり、上記ステップ812
に戻る。それにより、予約データの入力をユーザに促
す。反対にそうでない場合には、即ち予約データが入力
されている場合には、判定はNOとなってステップ81
7に移行する。
【0164】ステップ817では、予約データを管理サ
ーバー203に送信する。その予約データは、例えば予
約時間の他に、ユーザがクリックした日付を示すデータ
やユーザ自身を特定するためのデータ、及び月データな
どを含むものである。そのような予約データを送信する
と、ステップ818に移行して、現在、点滅表示させて
いる仮予約マークを点灯させる。その後は図23のステ
ップ802に戻る。
【0165】このようにして、本実施の形態では、生徒
側の予約は、日付を指定した後、その日付での予約時間
を指定する、といった形で行うようになっている。他に
予約を入れたければ、それらの指定を繰り返して行うよ
うになっている。図14に示すピアノレッスン処理内で
実行されるサブルーチン処理の説明に戻る。
【0166】図25〜図27は、そのピアノレッスン処
理内でステップ312として実行されるレッスン処理の
フローチャートである。次に、そのレッスン処理につい
て、図25〜図27を参照して詳細に説明する。なお、
そのレッスン処理は、図19〜図22に示す講師選択処
理を実行することで講師を選択した生徒を対象にして実
行される処理である。本実施の形態では、画像と音声を
生徒と講師の間でリアルタイムにやりとりさせてレッス
ンを行うようになっている。
【0167】先ず、ステップ901では、レッスン料を
支払えるだけのポイントが残っていないか否か、即ちポ
イントが不足しているか否か判定する。現在のポイント
がレッスン料のポイントより小さい場合、判定はYES
となり、ステップ902で図70に示すようなポイント
不足警告ページを表示させた後、ステップ903に移行
する。そうでない場合には、判定はNOとなって後述の
ステップ906に移行する。
【0168】ステップ903では、図70に示す「ポイ
ント購入」アイコンがクリックされたか否か判定する。
そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYE
Sとなり、ステップ905で図18に示すポイント購入
処理を実行した後、ステップ906に移行する。そうで
ない場合には、判定はNOとなってステップ904に移
行する。
【0169】ステップ904では、図70に示す「戻
る」アイコンがクリックされたか否か判定する。そのア
イコンをユーザがクリックした場合、判定はYESとな
り、ここで一連の処理が終了する。そうでない場合に
は、判定はNOとなって上記ステップ903に戻る。そ
れにより、ユーザが「ポイント購入」アイコン、或いは
「戻る」アイコンをクリックするのを待つ。
【0170】レッスンに用いる曲は、図15に示す手持
ち曲選択処理の実行時に選択された曲、或いは図16、
及び図17に示す曲購入処理の実行時に購入した曲であ
る。ステップ906では、その曲のデータ、及び図19
〜図22に示す講師選択処理の実行時にユーザが選択し
た講師名を管理サーバー203に送信する。それらのデ
ータを受信した管理サーバー203は、それらのデータ
を送信してきた端末202に、現在のポイントからレッ
スン料のポイントを引いたポイントや、曲データから生
成した楽譜データなどを送信する。このことから、ステ
ップ906に続くステップ907ではそれらのデータを
管理サーバー203から受信するのを待つ。それらのデ
ータを受信すると、ステップ908に移行する。
【0171】ステップ908では、図81に示すような
レッスンページをハードディスクから読み出して表示部
304に表示させる。そのレッスンページは、レッスン
を行っている間、表示されるものである。図81に示す
ように、講師の名前やその画像、本日の曲の曲名(レッ
スンに用いる曲の曲名)、楽譜、レッスンの残り時間
が、それぞれ設けられたエリアに表示されるようになっ
ている。
【0172】ステップ908に続くステップ909〜9
12では、管理サーバー203を介して講師側の端末2
02から送信されてくる画像データ、或いは音声データ
を受信した場合に、画像データを書き替えて講師の画像
を更新したり、或いは音声データをサウンドシステム3
10に送出して音声を発生させるための処理が行われ
る。それに続くステップ913〜916では、カメラ3
08によって画像データを取り込んでそれを管理サーバ
ー203に送信することや、マイク309、或いはキー
ボード307によって音声データ、或いはMIDIデー
タを取り込んでそれを管理サーバー203に送信するこ
とが行われる。そのような生徒側と講師側でのデータの
やりとりを実現させるための処理を実行した後は図26
に示すステップ917に移行する。
【0173】ステップ917では、時間データを受信し
たか否か判定する。その時間データを管理サーバー20
3から受信した場合、判定はYESとなり、その時間デ
ータに従って残り時間の表示(図81参照)を書き換え
た後、ステップ919に移行する。そうでない場合に
は、判定はNOとなり、図25のステップ909に戻っ
てそれ以降の処理を同様に実行する。
【0174】ステップ919では、残り時間が0となっ
たか否か判定する。レッスンを終わらせる時間となった
場合、判定はYESとなってステップ920に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなり、図25の
ステップ909に戻る。それにより、ステップ919の
判定がYESとなるまでの間、生徒側と講師側でのデー
タのやりとりを実現させる。
【0175】ステップ920では、図82に示すような
タイムアップページをハードディスクから読み出して表
示部304に表示させる。そのタイムアップページは、
レッスンの終了を通知するとともに、そのレッスンを担
当した講師に対する評価を依頼するものである。評価の
項目として、「態度」「言葉使い」「スピード」及び
「わかりやすさ」があり、それらの評価を5段階で入力
するようになっている。数値が高いほど、評価が高いこ
とを意味している。
【0176】図82に示すようなタイムアップページ上
での評価の入力は、各項目毎に、その評価に対応する数
値のラジオボタンをクリックすることで行うようになっ
ている。ステップ920に続くステップ921では、そ
のためのデータ入力が行われたか否か判定する。ユーザ
が入力部311を操作して何らかのラジオボタンをクリ
ックした場合、判定はYESとなってステップ922に
移行し、クリックしたラジオボタンにチェックマークを
表示させ、対応する項目で既にチェックマークを表示さ
せているラジオボタンがあればそのチェックマークは消
去させた後、ステップ923に移行する。そうでない場
合には、判定はNOとなり、そのステップ923に移行
する。
【0177】ステップ923では、「評価確認ページ」
アイコンがクリック(オン)されたか否か判定する。そ
のアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYES
となってステップ926に移行し、図82に示すような
タイムアップページ上で入力したデータを用いて、図8
3に示すような評価確認ページを作成して表示部304
に表示させた後、図27のステップ927に移行する。
そうでない場合には、判定はNOとなってステップ92
4に移行する。
【0178】ステップ924では、「クリア」アイコン
がクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユー
ザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステップ
925でそれまで入力されたデータをクリアした後、上
記ステップ921に戻る。そうでない場合には、判定は
NOとなり、他のステップの処理を実行することなく、
そのステップ921に戻る。
【0179】このようにして、本実施の形態では、レッ
スンが終了すると、そのレッスンの担当者に対する評価
を求めている。それにより、生徒による講師に対する評
価を生徒が参考にして講師を選択できるようにしてい
る。一方、図27のステップ927では、図83に示す
「送信」アイコンがクリックされたか否か判定する。そ
のアイコンをユーザがクリックした場合、判定はYES
となってステップ930に移行し、ユーザが入力したデ
ータを評価データとして管理サーバー203に送信した
後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定
はNOとなってステップ928に移行する。
【0180】ステップ928では、「戻る」アイコンが
クリックされたか否か判定する。そのアイコンをユーザ
がクリックした場合、判定はYESとなってステップ9
29に移行し、既に入力されたデータを用いて図82に
示すようなタイムアップページを再度、表示部304に
表示させた後、図26のステップ921に戻る。それに
より、講師に対する評価を行える状態に戻す。そうでな
い場合には、判定はNOとなり、上記ステップ927に
戻る。それにより、「送信」アイコン、或いは「戻る」
アイコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0181】図6〜図13に示す音楽教室処理内で実行
されるサブルーチン処理の説明に戻る。図28、及び図
29は、その音楽教室処理内でステップ276として実
行される、講師を対象としての予約処理のフローチャー
トである。次に、その予約処理について、図28、及び
図29を参照して詳細に説明する。なお、その予約処理
は、図62に示すような講師用の会員トップページ上の
「予約」アイコンをクリックすることで講師を対象に実
行される処理である。講師にとっての予約は、生徒から
の予約の申し込みに回答する形で行われる。
【0182】先ず、ステップ1001では、図84に示
すような構成の講師スケジュールページをハードディス
クから読み出して表示部304に表示させる。続くステ
ップ1002では、月データが入力されたか否か判定す
る。月を入力するボックスにカーソルを表示させた状態
でユーザが入力部211を操作して数値を入力した場
合、判定はYESとなってステップ1005に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ
1003に移行する。
【0183】ステップ1003では、月データが未入力
か否か判定する。その月データをユーザが入力していな
い場合、判定はYESとなってステップ1004に移行
する。そうでない場合には、即ち月データをユーザが入
力していた場合には、判定はNOとなって図29のステ
ップ1010に移行する。
【0184】ステップ1004では、「戻る」アイコン
がクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユー
ザがクリックした場合、判定はYESとなり、ここで一
連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNO
となり、上記ステップ1002に戻る。
【0185】一方のステップ1005では、入力された
月データを対応するエリアに表示させる。続くステップ
1006では、月データで指定された月のカレンダーを
対応する枠(エリア)に表示させる(図84参照)。そ
の次に移行するステップ1007では、対応する月の予
約データ、及び仮予約データの送信を要求する予約・仮
予約データ要求を管理サーバー203に送信する。その
後に移行するステップ1008では、その予約データ、
及び仮予約データを管理サーバー203から受信するの
を待つ。
【0186】それらのデータを管理サーバー203から
受信すると、ステップ1009に移行して、カレンダー
上の日付にマークを表示させる。このとき、マークとし
て、予約が既に入っている日付にはそれを囲むような四
角のマーク(以降、図80と同じく予約マークと呼ぶ)
を表示させ、仮予約が入っている日付には下線のような
マーク(以降、図80と同じく仮予約マークと呼ぶ)を
表示させる。そのようなマークを表示した後には図29
のステップ1010に移行する。
【0187】ステップ1010では、日付がクリックさ
れたか否か判定する。カレンダー上の何れかの日付をユ
ーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステッ
プ1011に移行する。そうでない場合には、判定はN
Oとなって図28のステップ1002に戻る。それによ
り、月データの入力や日付のクリックなどをユーザに行
わせる。
【0188】ステップ1011では、ユーザがクリック
した日付が仮予約、或いは予約が入っている日付か否か
判定する。ユーザが予約マーク、或いは仮予約マークが
表示されていない日付をクリックした場合、判定はNO
となり、図28のステップ1002に戻る。そうでない
場合には、判定はYESとなってステップ1012に移
行し、管理サーバー203から受信した予約データ、或
いは仮予約データ中から、ユーザがクリックした日付に
予約、或いは仮予約している生徒の名前、その生徒のプ
ロフィル、及び予約時間を抽出して、それらを対応する
エリアに表示させた後、ステップ1013に移行する。
【0189】ステップ1013では、「予約許可」アイ
コンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンを
ユーザがクリックした場合、判定はYESとなってステ
ップ1014に移行する。そうでない場合には、判定は
NOとなってステップ1017に移行する。
【0190】ステップステップ1014では、ユーザが
クリックした日付に入っているのは仮予約か否か判定す
る。仮予約マークが表示された日付をクリックした後、
「予約許可」アイコンをユーザがクリックしたような場
合、判定はYESとなり、ステップ1015でその日付
の仮予約を受け入れたことを示す予約許可信号を管理サ
ーバー203に送信し、更にステップ1016でその日
付の仮予約マークを予約マークに変更した後、図28の
ステップ1002に戻る。そうでない場合には、判定は
NOとなり、他のステップの処理を実行することなく、
そのステップ1002に戻る。それにより、「予約許
可」アイコンへのクリックは無視する。なお、上記予約
許可信号は、例えば許可した予約やそれを送信させたユ
ーザ(講師)を特定するためのデータをそれぞれ有する
ものである。
【0191】上記ステップ1013の判定がNOとなっ
て移行するステップ1017では、「予約NG」アイコ
ンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユ
ーザがクリックした場合、判定はYESとなってステッ
プ1018に移行する。そうでない場合には、判定はN
Oとなり、図28のステップ1002に戻る。
【0192】ステップステップ1018では、ユーザが
クリックした日付に入っているのは仮予約か否か判定す
る。仮予約マークが表示された日付をクリックした後、
「予約許可」アイコンをユーザがクリックしたような場
合、判定はYESとなり、ステップ1019でその日付
の仮予約を受け入れないことを示す予約NG信号を管理
サーバー203に送信し、更にステップ1020でその
日付の仮予約マークを消去した後、図28のステップ1
002に戻る。そうでない場合には、判定はNOとな
り、他のステップの処理を実行することなく、そのステ
ップ1002に戻る。それにより、「予約NG」アイコ
ンへのクリックは無視する。なお、上記予約NG信号
は、例えば許可しなかった予約やそれを送信させたユー
ザ(講師)を特定するためのデータをそれぞれ有するも
のである。
【0193】このように、本実施の形態では、生徒から
のレッスンの予約の申し込みに対し、講師はそれを受け
入れないこともできるようにしている。このため、講師
は、自身の都合に合わせてレッスンを行ったり、あまり
レッスンを担当したくない生徒のレッスンは回避するよ
うなことが行えるようになっている。それにより、講師
も音楽教室を快適に利用できるようにしている。
【0194】図30、及び図31は、図6〜図13に示
す音楽教室処理内でステップ278として実行される待
機処理のフローチャートである。次に、図30、及び図
31を参照してその待機処理について詳細に説明する。
なお、その待機処理は、図62に示すような講師用の会
員トップページ上の「待機」アイコンをクリックするこ
とで講師を対象に実行される処理である。その待機処理
が実行されることで、講師は、予約した生徒のレッスン
を行ったり、或いは予約なしにレッスンを申し込んだ生
徒のレッスンを行うことができるようになっている。
【0195】先ず、ステップ1101では、管理サーバ
ー203に、レッスンを受け付けられる状態であること
を示す受付信号を送信する。続くステップ1102で
は、例えばハードディスクからオリジナルのレッスンペ
ージを読み出して表示部304に表示させる。それによ
り、表示部304には図85に示すようなレッスンペー
ジが表示されることになる。
【0196】ステップ1102に続くステップ1103
では、呼出信号を管理サーバー203から受信したか否
か判定する。その呼出信号は、これからレッスンが開始
することを通知する信号であり、それを管理サーバー2
03から受信した場合、判定はYESとなってステップ
1106に移行する。そうでない場合には、判定はNO
となってステップ1104に移行する。
【0197】ステップ1104では、「戻る」アイコン
がクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユー
ザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ
1105に移行し、講師が待機中でない状態、即ち休止
中の状態に移行することを通知する休止信号を管理サー
バー203に送信した後、一連の処理を終了する。そう
でない場合には、判定はNOとなって上記ステップ11
03に戻る。それにより、講師にレッスンが開始するの
を待たせる。
【0198】ステップ1106では、呼出信号を受信、
即ちレッスンが開始することをユーザ(講師)に通知す
るために呼出音を発生させる。続くステップ1107で
は、呼出信号と合わせて管理サーバー203が送信する
はずの曲名や生徒名、楽譜データ、生徒のプロフィルな
どを受信したか否か判定する。それらのデータを受信し
た場合、判定はYESとなってステップ1108に移行
し、それらのデータをレッスンページ上の対応するエリ
アにそれぞれ表示させた後(図86参照)、ステップ1
109に移行する。そうでない場合には、判定はNOと
なり、他のステップの処理を実行することなく、そのス
テップ1109に移行する。なお、上記呼出音の発生
は、例えばCPU301が、ハードディスクに格納され
た呼出音発生用の音声データをHDD306に読み出さ
せ、それをサウンドシステム310に送出することで行
われる。
【0199】ステップ1109〜1112では、管理サ
ーバー203を介して生徒側の端末202から送信され
てくる画像データ、或いは音声データを受信した場合
に、画像データを書き替えて生徒の画像を更新したり、
或いは音声データをサウンドシステム310に送出して
音声を発生させるための処理が行われる。それに続くス
テップ1113、及び1114では、カメラ308によ
って画像データを取り込んでそれを管理サーバー203
に送信することや、マイク309、或いはキーボード3
07によって音声データ、或いはMIDIデータを取り
込んでそれを管理サーバー203に送信することが行わ
れる。そのような生徒側と講師側でのデータのやりとり
を実現させるための処理を実行した後は図31に示すス
テップ1115に移行する。
【0200】ステップ1115では、時間データを受信
したか否か判定する。その時間データを管理サーバー2
03から受信した場合、判定はYESとなり、その時間
データに従って残り時間の表示(図86参照)を書き換
えた後、ステップ1117に移行する。そうでない場合
には、判定はNOとなってそのステップ1117に移行
する。
【0201】ステップ1117では、管理サーバー20
3から受信した時間データが0を表しているか否か判定
する。レッスンを終わらせる時間となった場合、判定は
YESとなってステップ1118に移行する。そうでな
い場合には、判定はNOとなり、図30のステップ11
09に戻る。それにより、ステップ1117の判定がY
ESとなるまでの間、生徒側と講師側でのデータのやり
とりを実現させる。
【0202】ステップ1118では、図87に示すよう
な生徒評価ページをハードディスクから読み出して表示
部304に表示させる。その生徒評価ページは、レッス
ンの終了を通知するとともに、そのレッスンを受けた生
徒に対する評価を依頼するものである。評価の項目とし
て、「学習態度」があり、その評価を5段階で入力する
ようになっている。数値が高いほど、評価が高いことを
意味している。
【0203】図87に示すような生徒評価ページ上での
評価の入力は、その評価に対応する数値のラジオボタン
をクリックすることで行うようになっている。ステップ
1118に続くステップ119では、そのためのデータ
入力が行われたか否か判定する。ユーザが入力部311
を操作して何らかのラジオボタンをクリックした場合、
判定はYESとなってステップ1120に移行し、クリ
ックしたラジオボタンにチェックマークを表示させ、既
にチェックマークを表示させているラジオボタンがあれ
ばそのチェックマークは消去させた後、ステップ112
1に移行する。そうでない場合には、判定はNOとな
り、そのステップ1121に移行する。
【0204】ステップ1121では、「確認」アイコン
がクリック(オン)されたか否か判定する。そのアイコ
ンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなって
ステップ1124に移行し、図87に示すような生徒評
価ページ上でユーザが入力したデータを用いて、図88
に示すような生徒評価確認ページを作成して表示部30
4に表示させた後、ステップ1125に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなってステップ1122
に移行する。
【0205】ステップ1122では、「クリア」アイコ
ンがクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユ
ーザがクリックした場合、判定はYESとなり、ステッ
プ1123で既に入力されたデータをクリアした後、上
記ステップ1121に戻る。そうでない場合には、判定
はNOとなり、他のステップの処理を実行することな
く、そのステップ1119に戻る。
【0206】このようにして、本実施の形態では、レッ
スンが終了すると、そのレッスンを受けた生徒に対する
評価を求めている。それにより、講師による生徒に対す
る評価を参考にして、生徒への特別なサービスを行うよ
うにしている。一方、ステップ1125では、図88に
示す「送信」アイコンがクリックされたか否か判定す
る。そのアイコンをユーザがクリックした場合、判定は
YESとなってステップ1126に移行し、ユーザ(講
師)が入力したデータを評価データとして管理サーバー
203に送信した後、図30のステップ1101に戻
る。それにより、講師をレッスンが行える状態に復帰さ
せる。そうでない場合には、判定はNOとなってステッ
プ1127に移行する。
【0207】ステップ1127では、「戻る」アイコン
がクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユー
ザがクリックした場合、判定はYESとなってステップ
1128に移行し、既に入力されたデータを用いて図8
7に示すような生徒評価ページを再度、表示部304に
表示させた後、上記ステップ1119に戻る。それによ
り、生徒に対する評価を行える状態に戻す。そうでない
場合には、判定はNOとなり、上記ステップ1125に
戻る。それにより、「送信」アイコン、或いは「戻る」
アイコンをユーザがクリックするのを待つ。
【0208】図5のステップ103として実行される音
楽教室処理では、上述したような処理が実行される。そ
れにより、端末202のユーザは、その立場、即ち音楽
教室の講師か生徒かに応じて、所望のサービスを受けた
り、或いは作業(講師としての作業、など)を行えるよ
うになっている。そのようにして、楽器を学習する場を
提供する音楽教室を実現させている。
【0209】図32は、図5に示す処理でステップ10
4として実行されるメール処理のフローチャートであ
る。端末202が実行する処理では、最後に図32を参
照して、そのメール処理について詳細に説明する。な
お、そのメール処理は、上記初期画面上でメールモード
を設定した場合に実行される処理である。そのメール処
理を実行することでやりとりされるメールは、メールサ
ーバー205を介して行われるものだけである。そのメ
ールサーバー205は、例えばハードディスク内に、ユ
ーザ別にエリアを確保し、そのエリアに対応するメール
を保持している。
【0210】先ず、ステップ1201では、メールサー
バー205に、自分宛のメールの配信を要求する配信要
求を送信する。その配信要求を受信したメールサーバー
205は、その配信要求を送信してきた端末202のユ
ーザ用にハードディスク内に確保したエリア(メールエ
リア)に保持しているメール(新規メール)があればそ
れをその端末202に送信し、メールを保持していなけ
ればその旨を示す信号を送信する。このことから、ステ
ップ1201に続くステップ1202では、メールサー
バー205からデータ(新規メール、或いはそれが無い
ことを示す信号)を受信するのを待つ。
【0211】メールサーバー205から何らかのデータ
を受信すると、ステップ1203に移行する。そのステ
ップ1203では、メールサーバー205から新規メー
ルを受信したのであればそれをハードディスク内に予め
確保したエリアである受信メールエリアにストアする。
続くステップ1204では、メールサーバー205から
受信したデータを用いて、図89に示すような受信リス
ト画面を作成して表示部304に表示させる。
【0212】その受信リスト画面には、メールサーバー
205から受信した新規メール毎に、差出人、及び件名
がリスト表示されている。メールの選択は、例えば入力
部311を操作してマウスカーソルを所望のメールの差
出人、或いは件名が表示されているエリアに移動させた
後、クリックすることで行えるようになっている。
【0213】ステップ1204に続くステップ1205
では、ユーザの上述したような操作に応じてリストのな
かからメールの選択を行う。その後に移行するステップ
1206では、「開封」アイコンがクリックされたか否
か判定する。そのアイコンをユーザがクリックした場
合、判定はYESとなってステップ1207に移行し、
選択中のメールの内容を表示する、例えば図90に示す
ような開封画面を表示部304に表示させた後、ステッ
プ1208でユーザが「戻る」アイコンをクリックする
のを待って上記ステップ1204に戻り、図89に示す
ような受信リスト画面を再度、表示させる。そうでない
場合には、判定はNOとなってステップ1209に移行
する。なお、図90中の管理者は、図1に示す運営業者
101に対応する。
【0214】ステップ1209では、「送信」アイコン
がクリックされたか否か判定する。そのアイコンをユー
ザがクリックした場合、判定はYESとなり、ユーザが
メールを送信するための送信処理を実行した後、上記ス
テップ1204に戻る。そうでない場合には、判定はN
Oとなってステップ1211に移行する。
【0215】ステップ1211では、「終了」アイコン
がクリック(オン)されたか否か判定する。そのアイコ
ンをユーザがクリックした場合、判定はYESとなり、
ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判
定はNOとなって上記ステップ1205に戻る。
【0216】管理サーバー203は、生徒が申し込んだ
予約に対する講師の回答を始めとして、様々なメールを
作成してメールサーバー205に送信させる。入会した
会員に発行したパスワードを通知するメールは、その一
つである(図90参照)。そのようなメールは、上記メ
ール処理を実行させることで閲覧できるようになってい
る。
【0217】図33〜図47は、接続してきた端末装置
に対応するために管理サーバ0203が実行する処理の
流れを示すフローチャートである。次に、図33〜図4
7に示すフローチャートを参照して、管理サーバー20
3の動作、及びサービスの提供方法について詳細に説明
する。なお、図33〜図47に示すフローチャートは、
管理サーバー203に搭載されたCPUが、例えばハー
ドディスク装置がハードディスクから読み出したプログ
ラム(ネットワークOS、など)を実行することで実現
される。そのフローチャートは、便宜的に、1台、或い
は2台の端末202に着目して処理を抜粋し、抜粋した
処理の流れを示したものである。
【0218】先ず、ステップ1301では、登録データ
を受信したか否か判定する。端末202のユーザが会員
登録を申し込んだ場合、その端末202は入力されたデ
ータを登録データとして管理サーバー203に送信する
ことから、判定はYESとなってステップステップ13
02に移行する。そうでない場合には、判定はNOとな
ってステップ1309に移行する。
【0219】ステップ1302では、その登録データ中
で指定されている会員の立場を判定する。その登録デー
タを送信させた者が講師としての登録を申し込んでいた
場合、その旨が判定されてステップ1303に移行し、
講師エリア(図4参照)に、受信した登録データをスト
アするための個人用講師エリアを確保してそこにストア
した後、ステップ1305に移行する。反対に、その登
録データを送信させた者が生徒としての登録を申し込ん
でいた場合には、その旨が判定されてステップ1304
に移行し、生徒エリア(図4参照)に、受信した登録デ
ータをストアするための個人用生徒エリアを確保してそ
こにストアした後、ステップ1305に移行する。な
お、詳細な説明は省略するが、講師としての登録を申し
込んだ人に担当させる楽器の種類は、登録データ中の音
楽歴などを基に決定している。
【0220】ステップ1305では、会員登録の申込者
に使わせるパスワードを作成(発行)する。続くステッ
プ1306では、受信した登録データをストアしたエリ
ア(個人用講師エリア、或いは個人用生徒エリア)に、
作成したパスワードをストアする。その次に移行するス
テップ1307では、申込者に作成したパスワードを知
らせるために、図90に示すような内容のメールを作成
する(図90参照)。そのメールの宛先は登録データ中
のメールアドレスであり、そのようなメールを作成する
と、ステップ1308に移行し、それをメールサーバー
205に送信した後、ステップ1309に移行する。そ
れにより、メールサーバー205を介してメールが宛先
とする申込者に届けられることになる。
【0221】ステップ1309では、ポイント(POI
NT)要求信号を受信したか否か判定する。端末202
のユーザ(生徒)が図63に示す「ピアノ」アイコン、
「ギター」アイコン、或いは「ドラム」アイコンをクリ
ックした場合、その端末202はポイント要求信号を管
理サーバー203に送信することから、判定はYESと
なり、ステップ1310に移行して、その端末202の
ユーザの登録データがストアされている個人用生徒エリ
アからポイントを読み出し、その端末202に送信した
後、図34のステップ1311に移行する。そうでない
場合には、判定はNOとなってそのステップ1311に
移行する。
【0222】ステップ1311では、ID(メールアド
レス)、及びパスワードを受信したか否か判定する。そ
れらを受信した場合、判定はYESとなってステップ1
312に移行する。そうでない場合には、判定はNOと
なってステップ1319に移行する。なお、端末202
は、そのユーザが、図59に示すような照合ページ上で
データ入力を行った後、「照合」アイコンをクリックし
た場合に、ID、及びパスワードを管理サーバー203
に送信する。
【0223】ステップ1312では、生徒エリア、及び
講師エリアにストアされた登録データのなかで受信した
ID(メールアドレス)と同一のものを有する登録デー
タを探す。続くステップ1313では、そのような登録
データを探した結果、同一のIDを有する登録データが
見つかったか否か判定する。受信したIDと同一のID
を有する登録データが存在していた場合、判定はYES
となってステップ1314に移行し、その登録データの
中で受信したパスワードと同一のものを探した後、ステ
ップ1316に移行する。そうでない場合には、判定は
NOとなり、ステップ1315でID(メールアドレ
ス)の一致するものがない旨を通知するためのID不一
致信号を、そのIDを送信してきた端末202に送信し
た後、ステップ1319に移行する。
【0224】ステップ1316では、受信したパスワー
ドと同一のものを探した結果、それがあったか否か判定
する。受信したID、及びパスワードを格納した登録デ
ータが存在していた場合、判定はYESとなり、ステッ
プ1317でその旨を通知するためのOK信号を端末2
02に送信した後、ステップ1319に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなり、ステップ1318
でパスワードが一致していない旨を通知するためのパス
ワード不一致信号を端末202に送信した後、そのステ
ップ1319に移行する。
【0225】ステップ1319では、受付信号を受信し
たか否か判定する。端末202のユーザが図62に示す
「待機」アイコンをクリックした場合、その端末202
は受付信号を管理サーバー203に送信することから、
判定はYESとなり、ステップ1320に移行して、そ
の端末202を使用するユーザの登録データがストアさ
れた個人用講師エリア中の受付フラグの値を1にした
後、ステップ1321に移行する。そうでない場合に
は、判定はNOとなってそのステップ1321に移行す
る。上記受付信号を送信した端末202を使用するユー
ザの受付フラグの値を1にすることで、そのユーザは待
機状態であるとして扱われることになる。
【0226】ステップ1321では、休止信号を受信し
たか否か判定する。端末202のユーザ(講師)が図6
2に示す「TOP PAGEに戻る」アイコンをクリッ
クした場合、その端末202は休止信号を管理サーバー
203に送信することから、判定はYESとなり、ステ
ップ1322に移行して、その端末202を使用するユ
ーザの登録データがストアされた個人用講師エリア中の
受付フラグの値を0にした後、図35のステップ132
3に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなっ
てそのステップ1323に移行する。上記休止信号を送
信した端末202を使用するユーザの受付フラグの値を
0にすることで、そのユーザは待機状態ではないとして
扱われることになる。
【0227】ステップ1323では、曲リスト要求を受
信したか否か判定する。端末202のユーザ(講師)が
図64に示す「(C)」アイコンをクリックした場合、
その端末202は曲リスト要求を管理サーバー203に
送信することから、判定はYESとなり、ステップ13
24に移行して、曲サーバー204に、その端末202
への曲リストの送付を指示した後、ステップ1325に
移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってそ
のステップ1325に移行する。
【0228】ステップ1325では、曲購入要求を受信
したか否か判定する。端末202のユーザ(講師)が図
68に示す「購入」アイコンをクリックした場合、その
端末202は曲購入要求を管理サーバー203に送信す
ることから、判定はYESとなってステップ1326に
移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、図
36のステップ1329に移行する。
【0229】ステップ1326では、その曲購入要求を
送信した端末202を使用するユーザ(生徒)の登録デ
ータがストアされた個人用生徒エリア中のポイントから
曲の購入代のポイントを引く。続くステップ1327で
は、その曲購入要求で指定されている曲(曲データ)の
ダウンロードを曲サーバー204に指示する。その指示
を行うと、ステップ1328に移行して、上記ステップ
1326で更新したポイントの値を示すデータを端末2
02に送信した後、図36のステップ1329に移行す
る。それにより、曲購入要求を送信した端末202は、
図69に示すような購入完了ページを表示させることに
なる。
【0230】図36のステップ1329では、ポイント
購入データを受信したか否か判定する。端末202のユ
ーザ(生徒)が図72に示す「購入」アイコンをクリッ
クした場合、その端末202はポイント購入データを管
理サーバー203に送信することから、判定はYESと
なってステップ1330に移行する。そうでない場合に
は、判定はNOとなり、図37のステップ1337に移
行する。
【0231】ステップ1330では、そのポイント購入
データ中のID、パスワードを有する登録データを探
す。続くステップ1331では、それらを有する登録デ
ータがあったか否か判定する。それらを有する登録デー
タが存在していた場合、判定はYESとなってステップ
1333に移行する。そうでない場合には、判定はNO
となり、ステップ1332でID、或いはパスワードが
一致していない旨を通知するための不一致信号を端末2
02に送信した後、図37のステップ1337に移行す
る。
【0232】ステップ1333では、課金サーバー20
6に対して、ポイント購入データを送信した端末202
のユーザ(生徒)の登録データ中で指定されている口座
から管理者の口座へ、購入を申し込んだポイントに対応
する金額を振り替える課金依頼を行う。続くステップ1
334では、依頼された処理が完了した旨を通知するた
めの課金完了信号を課金サーバー206から受信するの
を待つ。それを受信した後は、ステップ1335に移行
する。
【0233】ステップ1335では、ポイント購入デー
タを送信した端末202のユーザ(生徒)の登録データ
をストアした個人用生徒エリア中のポイントに、新たに
購入したポイントを加算する。その後に移行するステッ
プ1336では、加算後のポイントの値を示すデータを
端末202に送信する。それを送信した後には図37の
ステップ1337に移行する。なお、ポイント購入デー
タを送信した端末202は、管理サーバー203からポ
イントデータを受信することで、図73に示すようなポ
イント購入完了ページを表示することになる。
【0234】図37のステップ1337〜図43のステ
ップ1390では、図10〜図22に示す講師選択処理
を実行中の端末202に対応するための処理が行われ
る。その講師選択処理は、端末202のユーザがレッス
ンに用いる曲の選択を行った後に実行される処理であ
る。
【0235】先ず、ステップ1337では、講師データ
要求を受信したか否か判定する。端末202がその講師
データ要求を送信した場合、判定はYESとなってステ
ップ1338に移行する。そうでない場合には、判定は
NOとなって図38のステップ1345に移行する。
【0236】ステップ1338では、講師エリアに確保
された個人用講師エリア(図4参照)のなかで対象とす
る個人用講師エリアを管理するための変数であるアドレ
スポインタに、その講師エリア内で先頭に位置している
個人用講師エリアを指定する値を代入する。続くステッ
プ1339では、端末202に講師データを送信した講
師の人数をカウントするための変数mに1を代入する。
その後はステップ1340に移行する。なお、変数mで
講師データを送信した講師の人数をカウントするのは、
図74、図77、及び図79に示すページ上には最大で
3人の講師しか表示しないためである。
【0237】ステップ1340では、アドレスポインタ
の値で指定される個人用講師エリアにストアされたデー
タ中から、個人情報、顔画像、プロフィル、評価、及び
受付フラグを読み出して端末202に送信する。その後
は、ステップ1341でアドレスポインタの値を1エリ
ア分、進め、更にステップ1342で変数mの値をイン
クリメントした後、ステップ1343に移行する。
【0238】ステップ1343では、他に対象となる個
人用講師エリアがあるか否か判定する。そのような個人
用講師エリアが残っている場合、判定はYESとなって
ステップ1344に移行する。そうでない場合には、判
定はNOとなって図37のステップ1345に移行す
る。
【0239】ステップ1344では、変数mの値が3以
下か否か判定する。講師3人分のデータを端末202に
送信していない場合、判定はYESとなって上記ステッ
プ1340に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。
そうでない場合には、判定はNOとなって図37のステ
ップ1345に移行する。なお、講師データ要求を送信
した端末202は、管理サーバー203から講師データ
を受信することで、図74に示すような講師選択ページ
を表示させることになる。
【0240】図37のステップ1345では、代替講師
データ送付要求を受信したか否か判定する。図74に示
すような講師選択ページ上に配置されている「休止中」
アイコンをユーザがクリックした場合、端末202はそ
の代替講師データ送付要求を管理サーバー203に送信
することから、判定はYESとなってステップ1346
に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって
図40のステップ1356に移行する。ステップ134
6〜図39のステップ1355では、代替講師データ送
付要求を送信した端末202が、図77に示すような代
替講師選択ページを表示できるようにさせるための処理
が行われる。
【0241】ステップ1346では、上記アドレスポイ
ンタに、講師エリア内で先頭に位置している個人用講師
エリアを指定する値を代入する。続くステップ1347
では、上記変数mに1を代入する。その後はステップ1
348に移行する。ステップ1348では、アドレスポ
インタの値で指定される個人用講師エリアにストアされ
たデータ中から、個人情報、顔画像、及びプロフィルを
読み出す。その後に移行するステップ1349では、ア
ドレスポインタの値で指定される個人用講師エリア内の
受付フラグの値が1か否か判定する。その個人用講師エ
リアに登録データがストアされた講師が待機状態であっ
た場合、判定はYESとなってステップ1350に移行
する。そうでない場合には、判定はNOとなって図39
のステップ1353に移行する。
【0242】ステップ1350では、ステップ1348
で読み出したプロフィルを端末202のユーザが選択し
た講師のそれと対比して、それらが類似しているか否か
判定する。音楽歴が似ている、趣味が一致している、或
いは得意とする音楽のジャンル(或いは曲)が一致して
いる、といったような場合、それらは類似しているとし
て判定はYESとなり、ステップ1351に移行する。
そうでない場合には、判定はNOとなって図39のステ
ップ1353に移行する。
【0243】ステップ1351では、アドレスポインタ
の値で指定される個人用講師エリアにストアされたデー
タ中から、個人情報、顔画像、評価、プロフィル、及び
受付フラグを読み出して端末202に送信する。その後
は、ステップ1352で変数mの値をインクリメント
し、更に図39のステップ1353でアドレスポインタ
の値を1エリア分、進めた後、ステップ1354に移行
する。
【0244】ステップ1354では、他に対象となる個
人用講師エリアがあるか否か判定する。そのような個人
用講師エリアが残っている場合、判定はYESとなって
ステップ1355に移行する。そうでない場合には、判
定はNOとなって図40のステップ1356に移行す
る。
【0245】ステップ1355では、変数mの値が3以
下か否か判定する。講師3人分のデータを端末202に
送信していない場合、判定はYESとなって図38のス
テップ1348に戻り、それ以降の処理を同様に実行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなって図40の
ステップ1356に移行する。
【0246】図40のステップ1356では、データ検
索要求を受信したか否か判定する。図78に示すような
講師キーワード選択ページ上に配置されている入力ボッ
クスにデータを入力した後、「検索」アイコンをユーザ
がクリックした場合、端末202はそのデータ検索要求
を管理サーバー203に送信することから、判定はYE
Sとなってステップ1357に移行する。そうでない場
合には、判定はNOとなって図41のステップ1367
に移行する。ステップ1357〜1366では、データ
検索要求を送信した端末202が、図79に示すような
検索結果ページを表示できるようにさせるための処理が
行われる。
【0247】ステップ1357では、データ検索要求中
に含まれている、ユーザが指定した条件(主にキーワー
ド)に基づき、その条件を満たすデータをストアした個
人用講師エリアの検索を行う。続くステップ1358で
は、その検索により抽出した該当件数を端末202に送
信する。
【0248】上記該当件数を送信した後に移行するステ
ップ1359では、上記アドレスポインタに、講師エリ
ア内で先頭に位置している個人用講師エリアを指定する
値を代入する。続くステップ1360では、上記変数m
に1を代入する。その後はステップ1361に移行す
る。
【0249】ステップ1361では、アドレスポインタ
の値で指定される個人用講師エリアにストアされたデー
タは検索によって抽出されたものか否か判定する。その
データがユーザの指定した条件を満たしていた場合、判
定はYESとなってステップ1362に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなってステップ1364
に移行する。
【0250】ステップ1362では、アドレスポインタ
の値で指定される個人用講師エリアから、個人情報、顔
画像、プロフィル、評価、及び受付フラグを読み出して
端末202に送信する。その後は、ステップ1363で
変数mの値をインクリメントし、更にステップ1364
でアドレスポインタの値を1エリア分、進めた後、ステ
ップ1365に移行する。
【0251】ステップ1365では、他に対象となる個
人用講師エリアがあるか否か判定する。そのような個人
用講師エリアが残っている場合、判定はYESとなって
ステップ1366に移行する。そうでない場合には、判
定はNOとなって図41のステップ1367に移行す
る。
【0252】ステップ1366では、変数mの値が3以
下か否か判定する。講師3人分のデータを端末202に
送信していない場合、判定はYESとなって上記ステッ
プ1361に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。
そうでない場合には、判定はNOとなって図41のステ
ップ1367に移行する。
【0253】図74、図77、及び図79に示す各ペー
ジ上には、前のページの表示を指示するための「前のP
AGE」アイコンや、次のページの表示を指示するため
の「次のPAGE」アイコンが配置されている。図41
のステップ1367〜図43のステップ1390では、
それらのアイコンへのクリックに対応するための処理が
行われる。それにより、ユーザの要求に応じて、管理サ
ーバー203から講師データが端末202に送信され
る。
【0254】先ず、ステップ1367では、端末202
で「次のPAGE」アイコンがクリックされたか否か判
定する。そのアイコンをユーザがクリックすることで端
末202が送信する次のページ要求を受信した場合、判
定はYESとなってステップ1368に移行する。そう
でない場合には、判定はNOとなって図42のステップ
1371に移行する。
【0255】ステップ1368では、「次のPAGE」
アイコンがクリックされたのは図74に示すような講師
選択ページ上に配置されたものか否か判定する。受信し
た次のページ要求に講師選択ページを示すデータが含ま
れていた場合、判定はYESとなって図37のステップ
1339に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。そ
うでない場合には、判定はNOとなってステップ136
9に移行する。なお、ステップ1368からステップ1
339に戻る結果、講師エリアのなかで、現在、講師選
択ページ(図74参照)に表示された講師の登録データ
がストアされている個人用講師エリア以降に位置する個
人用講師エリア内のデータが端末202に送信されるこ
とになる。そのエリア以降に位置する個人用講師エリア
が存在しない場合にはその限りではない。
【0256】ステップ1369では、「次のPAGE」
アイコンがクリックされたのは図77に示すような代替
講師選択ページ上に配置されたものか否か判定する。受
信した次のページ要求に代替講師選択ページを示すデー
タが含まれていた場合、判定はYESとなって図38の
ステップ1347に戻り、それ以降の処理を同様に実行
する。そうでない場合には、判定はNOとなってステッ
プ1370に移行する。なお、ステップ1369からス
テップ1347に戻る結果、講師エリアのなかで現在、
代替講師選択ページ(図77参照)に表示の講師の登録
データがストアされている個人用講師エリア以降に位置
し、且つ受付フラグの値が1となっている個人用講師エ
リア内のデータが端末202に送信されることになる。
そのエリア以降に該当する個人用講師エリアが存在しな
い場合にはその限りではない。
【0257】ステップ1370では、「次のPAGE」
アイコンがクリックされたのは図79に示すような検索
結果ページ上に配置されたものか否か判定する。受信し
た次のページ要求に検索結果ページを示すデータが含ま
れていた場合、判定はYESとなって図40のステップ
1360に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。そ
うでない場合には、判定はNOとなって図42のステッ
プ1371に移行する。なお、ステップ1370からス
テップ1360に戻る結果、講師エリアのなかで、現
在、検索結果ページ(図79参照)に表示された講師の
登録データがストアされている個人用講師エリア以降に
位置し、且つユーザが指定した条件を満たすデータがス
トアされている個人用講師エリア内のデータが端末20
2に送信されることになる。そのエリア以降に該当する
個人用講師エリアが存在しない場合にはその限りではな
い。
【0258】図42のステップ1371では、端末20
2で「前のPAGE」アイコンがクリックされたか否か
判定する。そのアイコンをユーザがクリックすることで
端末202が送信する前のページ要求を受信した場合、
判定はYESとなってステップ1372に移行する。そ
うでない場合には、判定はNOとなって図44のステッ
プ1391に移行する。
【0259】ステップ1372では、「前のPAGE」
アイコンがクリックされたのは図74に示すような講師
選択ページ上に配置されたものか否か判定する。受信し
た前のページ要求に講師選択ページを示すデータが含ま
れていた場合、判定はYESとなってステップ1373
に移行し、アドレスポインタを6エリア分、戻した後、
図37のステップ1339に戻り、それ以降の処理を同
様に実行する。そうでない場合には、判定はNOとなっ
てステップ1374に移行する。なお、ステップ137
3からステップ1339に戻る結果、講師エリアのなか
で、現在、講師選択ページ(図74参照)に表示された
講師の登録データがストアされている個人用講師エリア
の直前に位置する個人用講師エリア内のデータが端末2
02に送信されることになる。そのエリアの前に該当す
る個人用講師エリアが存在しない場合にはその限りでは
ない。
【0260】ステップ1374では、「前のPAGE」
アイコンがクリックされたのは図77に示すような代替
講師選択ページ上に配置されたものか否か判定する。受
信した前のページ要求に代替講師選択ページを示すデー
タが含まれていた場合、判定はYESとなってステップ
1375に移行する。そうでない場合には、判定はNO
となって図43のステップ1383に移行する。
【0261】ステップ1375では、アドレスポインタ
の値を戻すべき値まで戻すために用意した変数nに1を
代入する。続くステップ1376では、アドレスポイン
タの値で指定される個人用講師エリア内のデータを読み
出す。その後はステップ1377に移行する。
【0262】ステップ1377では、その個人用講師エ
リアに格納された受付フラグの値が1か否か判定する。
その値が1であった場合、判定はYESとなってステッ
プ1378に移行する。そうでない場合には、判定はN
Oとなってステップ1380に移行する。
【0263】ステップ1378では、その個人用講師エ
リアに格納されたデータが、ユーザが選択した講師のそ
れと類似しているか否か判定する。それらが類似してい
た場合、判定はYESとなり、ステップ1379で変数
nの値をインクリメントし、更にステップ1380でア
ドレスポインタの値を1エリア分、戻した後、ステップ
1381に移行する。そうでない場合には、判定はNO
となり、ステップ1380に移行する。
【0264】ステップ1381では、他に対象となる個
人用講師エリアがあるか否か判定する。そのような個人
用講師エリアが残っている場合、判定はYESとなって
ステップ1382に移行する。そうでない場合には、判
定はNOとなって図38のステップ1347に戻る。
【0265】ステップ1382では、変数nの値が6以
下か否か判定する。前のページとして新たに表示すべき
講師3人分のデータを端末202に送信できるだけアド
レスポインタの値を戻していない場合、判定はYESと
なって上記ステップ1376に戻り、それ以降の処理を
同様に実行する。そうでない場合には、判定はNOとな
って図38のステップ1347に戻る。
【0266】上述したようにしてアドレスポインタの値
を戻した後、ステップ1347に戻る結果、講師エリア
のなかで、現在、代替講師選択ページ(図77参照)に
表示された講師の登録データがストアされている個人用
講師エリアの前に位置し、且つ受付フラグの値が1とな
っている個人用講師エリア内のデータが端末202に送
信されることになる。なお、そのエリアの前に該当する
個人用講師エリアが存在しない場合にはその限りではな
い。
【0267】上記ステップ1374の判定がNOとなっ
て移行する図43のステップ1383では、「前のPA
GE」アイコンがクリックされたのは図79に示すよう
な検索結果ページ上に配置されたものか否か判定する。
受信した前のページ要求に検索結果ページを示すデータ
が含まれていた場合、判定はYESとなってステップ1
384に移行する。そうでない場合には、判定はNOと
なって図44のステップ1391に移行する。
【0268】ステップ1384では、上記変数nに1を
代入する。続くステップ1385では、アドレスポイン
タの値で指定される個人用講師エリア内のデータを読み
出す。その後はステップ1386に移行する。ステップ
1386では、その個人用講師エリアが検索によって抽
出したmのか否か判定する。それにストアされたデータ
がユーザの指定した条件を満たしていた場合、判定はY
ESとなり、ステップ1387で変数nの値をインクリ
メントし、更にステップ1388でアドレスポインタの
値を1エリア分、戻した後、ステップ1389に移行す
る。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ
1388に移行する。
【0269】ステップ1389では、他に対象となる個
人用講師エリアがあるか否か判定する。そのような個人
用講師エリアが残っている場合、判定はYESとなって
ステップ1390に移行する。そうでない場合には、判
定はNOとなって図40のステップ1360に戻る。
【0270】ステップ1390では、変数nの値が6以
下か否か判定する。前のページとして新たに表示すべき
講師3人分のデータを端末202に送信できるだけアド
レスポインタの値を戻していない場合、判定はYESと
なって上記ステップ1385に戻り、それ以降の処理を
同様に実行する。そうでない場合には、判定はNOとな
って図40のステップ1360に戻る。
【0271】上述したようにしてアドレスポインタの値
を戻した後、ステップ1360に戻る結果、講師エリア
のなかで、現在、検索結果ページ(図79参照)に表示
された講師の登録データがストアされている個人用講師
エリアの前に位置し、且つユーザが指定した条件を満た
すデータがストアされている個人用講師エリア内のデー
タが端末202に送信されることになる。なお、そのエ
リアの前に該当する個人用講師エリアが存在しないよう
な場合にはその限りではない。
【0272】上記ステップ1371、或いは1383の
判定がNOとなって移行する図44のステップ1391
では、講師名、曲データを受信したか否か判定する。そ
れらを受信した場合、判定はYESとなってステップ1
392に移行する。そうでない場合には、判定はNOと
なって図45のステップ1399に移行する。
【0273】講師名、曲データは、レッスンを開始する
際に生徒の使用する端末202から管理サーバー203
に送信されるデータである。このことから、ステップ1
392〜図45のステップ1421では、受信した講師
名で指定された講師による生徒へのレッスンを実現させ
るための処理が行われる。
【0274】先ず、ステップ1392では、レッスン中
であることを認識するための変数LFに、レッスン中で
あることを表す値の1(レッスン中でないことを表す値
は0である)を代入し、講師名で特定される講師の使用
する端末202に呼出信号を送信する。続くステップ1
393では、レッスンを開始した生徒の登録データがス
トアされた個人用生徒エリア中のポイントから、そのレ
ッスンを担当している講師のレッスン料のポイント(図
中ではその値を「N」で表現)を減算するとともに、受
付フラグの値を0にする(それにより、講師は休止状態
とする)。次に移行するステップ1394では、その講
師の登録データがストアされた個人用講師エリア中のポ
イントに、レッスン料のポイントの半分(=N/2)を
加算する。ステップ1395には、その後に移行する。
【0275】ステップ1395では、受信した曲データ
から楽譜データを作成する。その後に移行するステップ
1396では、講師名や曲データを送信してきた端末2
02に、ステップ1393で更新したポイント(POI
NT)や作成した楽譜データを送信する。それに続けて
実行するステップ1397では、レッスンを担当する講
師の使用する端末202に、そのレッスンを受ける生徒
の氏名、その登録データ中のプロフィル、曲名、及び楽
譜データなどを送信する。その後は、ステップ1398
に移行して、レッスン時間を生徒、及び講師の使用する
端末202にそれぞれ送信し、その時間の減算をスター
トさせた後、図45のステップ1399に移行する。
【0276】上記レッスン時間を各端末202に送信
し、その時間の減算をスタートさせることで、図81、
及び図85に示す各ページ上にレッスンの残り時間が表
示されることになる。図45のステップ1399では、
変数LFの値が1か否か判定する。現在、レッスンが行
われているような場合、判定はYESとなってステップ
1400に移行する。そうでない場合には、判定はNO
となって図45のステップ1423に移行する。
【0277】ステップ1400〜1422では、レッス
ン中に各端末202に送信すべきデータ(残り時間、な
ど)の送信やその端末202間のデータ(画像データや
音声データ、など)のやりとり、或いはレッスン終了後
の対応(評価データの処理、など)を実現させるための
処理が行われる。
【0278】先ず、ステップ1400では、前回、残り
時間を送信してから一定時間が経過したか否か判定す
る。その一定時間が経過した場合、判定はYESとなっ
てステップ1401に移行し、レッスンを受けている生
徒の使用する端末202、及びそのレッスンを担当して
いる講師の使用する端末202の双方に、前回、送信し
た残り時間からその一定時間分を引いた残り時間を送信
した後、ステップ1402に移行する。そうでない場合
には、判定はNOとなってそのステップ1402に移行
する。
【0279】ステップ1402〜1405では、レッス
ンを受けている生徒の使用する端末202、及びそのレ
ッスンを担当している講師の使用する端末202の一方
から受信した画像データ(カメラ308で取り込んだデ
ータであり、実際にはそれに圧縮処理を施してある)、
或いは音声データ(マイク309で取り込んだデータ、
或いはキーボード307が送出したMIDIデータであ
る。マイク309で取り込んだデータには実際には圧縮
処理が施してある)を、他方に送信する中継を実現させ
るための処理を実行する。ステップ1404、或いは1
405の処理を実行した後にはステップ1406に移行
する。
【0280】レッスンが終了すると、生徒の使用する端
末202は、上述したように、図82に示すようなタイ
ムアップページを表示して講師の評価を表すデータの入
力を促し、入力されたデータは講師評価データとして、
図83に示すような評価確認ページを表示させて生徒に
確認させた後、管理サーバー203に送信するようにな
っている。ステップ1406では、その講師評価データ
を受信したか否か判定する。その講師評価データを受信
した場合、判定はYESとなり、ステップ1407に移
行して、レッスンを担当した講師の登録データをストア
している個人用講師エリア中の評価データを書き換えた
後、ステップ1408に移行する。そうでない場合に
は、判定はNOとなってそのステップ1408に移行す
る。なお、評価データの書き換えは、例えば評価項目別
に平均値を算出し、その算出した平均値を新たな評価デ
ータとして書き込むことで行われる。個人用講師エリア
には、そのような総合的評価を表す評価データではな
く、受信した評価データをそのまま格納しても良い。そ
の場合には、要求に応じて、格納された評価データを様
々に加工した形で生徒に提供できるようにすることが望
ましい。例えば評価項目毎に、評価値(ここでは1〜5
の間の数値)の偏りやその時間変化(例えば月毎の変
化)を棒グラフ、或いは折れ線グラフなどで表せるよう
にしても良い。様々な手法を採用することができる。
【0281】他方の講師の使用する端末202は、レッ
スンが終了すると、上述したように、図87に示すよう
な生徒評価ページを表示して生徒の評価を表すデータの
入力を促し、入力されたデータは生徒評価データとし
て、図88に示すような生徒評価確認ページを表示させ
て講師に確認させた後、管理サーバー203に送信する
ようになっている。ステップ1408では、その生徒評
価データを受信したか否か判定する。その評価データを
受信した場合、判定はYESとなり、ステップ1409
でレッスンを受けた生徒の登録データをストアしている
個人用生徒エリア中のレッスン回数をインクリメント
し、更にステップ1410でそのエリア中の評価データ
を書き換えた後、ステップ1411に移行する。そうで
ない場合には、判定はNOとなってステップ1421に
移行する。なお、評価データの書き換えは、平均値を算
出し、その算出した平均値を新たな評価データとして書
き込むことで行われる。
【0282】ステップ1411では、ステップ1409
でインクリメントしたレッスン回数が5か否か判定す
る。そのレッスン回数が5であった場合、判定はYES
となってステップ1412に移行する。そうでない場合
には、判定はNOとなってステップ1416に移行す
る。
【0283】ステップ1412では、ステップ1410
で書き換えた評価データの値が3以上か否か判定する。
その値が3以上であった場合、判定はYESとなり、そ
の評価データが格納されている個人用生徒エリア中のポ
イント(POINT)に1000を加算し、レッスンを
終えた生徒(のメールアドレス)を宛先として図91に
示すような内容のメールAを作成し、作成したメールA
をメールサーバー205に送信した(ステップ1413
〜1415)後、ステップ1416に移行する。そうで
ない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理
を実行することなく、そのステップ1416に移行す
る。
【0284】ステップ1416では、ステップ1409
でインクリメントしたレッスン回数が10か否か判定す
る。そのレッスン回数が10であった場合、判定はYE
Sとなり、そのレッスン回数が格納されている個人用生
徒エリア中のポイント(POINT)には1000を加
算してレッスン回数は0とし、レッスンを終えた生徒
(のメールアドレス)を宛先として図92に示すような
内容のメールBを作成し、作成したメールBをメールサ
ーバー205に送信し、更にそのエリアに、最終レッス
ン日として現在の日付をストアした(ステップ1417
〜1420)後、ステップ1421に移行する。そうで
ない場合には、判定はNOとなり、ステップ1420の
処理を実行した後、そのステップ1421に移行する。
【0285】ポイントによる支払いを導入することで、
音楽教室側が生徒に対する金額的なサービス(ここでは
レッスンを何回も受けたこと、或いは学習態度が良いこ
とに対する御褒美の意味合いを持つサービスである)の
提供は、生徒の持つポイントの値に予め定めた値を加算
することで行うことができる。このため、それの導入に
は、その金額的なサービスの提供が容易に行えるように
なるという利点(効果)もある。
【0286】ステップ1421では、評価データを全て
受信したか否か判定する。講師の使用する端末202、
及び生徒の使用する端末202からぞれぞれ評価データ
を受信した場合、判定はYESとなり、ステップ142
2で変数LFに0を代入した後、図46のステップ14
23に移行する。そうでない場合には、判定はNOとな
ってそのステップ1423に移行する。そのようにし
て、変数LFには、レッスンの終了に伴う処理まで実行
した後に0を代入するようにしている。なお、特には図
示していないが、ステップ1422では、変数LFに0
を代入するだけでなく、レッスンを行った講師の個人用
講師エリア中の受付フラグの値を1にしたり、終了した
レッスンに対応する予約データを、個人用講師エリア、
及び個人用生徒エリアからそれぞれ消去することも合わ
せて行っている。
【0287】図46のステップ1423では、現在の月
日が所定の月日か否か判定する。現在の月日が所定の月
日であった場合、判定はYESとなってステップ142
4に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなっ
てステップ1427に移行する。
【0288】ステップ1424では、個人用講師エリア
を指定してそこに格納されたポイント(POINT)や
口座情報などを読み出す(図4参照)。続くステップ1
425では、そのポイント、及び講師の口座情報などを
支払い依頼として課金サーバー206に送信する。その
後は、課金サーバー206から支払い依頼を処理した旨
を示す支払い完了信号を受信するのを待ってステップ1
426に移行する。
【0289】ステップ1426では、次に指定の対象と
なる個人用講師エリアがあるか否か判定する。そのよう
な個人用講師エリアが残っている場合、判定はYESと
なって上記ステップ1424に戻り、指定の対象を変え
て、それ以降の処理を同様に実行する。そうでない場合
には、判定はNOとなってステップ1427に移行す
る。
【0290】上記ステップ1424〜1426で形成さ
れる処理ループをステップ1426の判定がNOとなる
まで繰り返し実行することにより、前の所定の月日から
現在までにレッスンを担当したことのある講師には、そ
のレッスンに対する報酬が口座情報で指定された金融機
関の口座に振り込まれることになる。
【0291】ステップ1427では、現在の時刻が9時
か否か判定する。現在の時刻が9時であった場合、判定
はYESとなってステップ1428に移行する。そうで
ない場合には、判定はNOとなり、図47のステップ1
433に移行する。ステップ1428では、個人用生徒
エリアを指定してそこに格納された最終レッスン日(図
中では「最終日付データ」と表記)を見る。続くステッ
プ1429では、その最終レッスン日から30日が経過
した日付が現在の日付か否か判定する。現在の日付が最
終レッスン日から30日が経過していた場合、判定はY
ESとなり、その最終レッスン日を格納した個人用生徒
エリア中のメールアドレスを宛先にして、図93に示す
ような内容のメールCを作成し、作成したメールCをメ
ールサーバー205に送信した(ステップ1430、1
431)後、ステップ1432に移行する。そうでない
場合には、判定はNOとなり、そのステップ1432に
移行する。
【0292】ステップ1432では、次に指定の対象と
なる個人用生徒エリアがあるか否か判定する。そのよう
な個人用生徒エリアが残っている場合、判定はYESと
なって上記ステップ1428に戻り、指定の対象を変え
て、それ以降の処理を同様に実行する。そうでない場合
には、判定はNOとなって図47のステップ1433に
移行する。
【0293】上記ステップ1428〜1432で形成さ
れる処理ループをステップ1432の判定がNOとなる
まで繰り返し実行することにより、最終レッスン日から
30日間、レッスンを受けていない全ての生徒に、図9
3に示すような内容のメールCが送信されることにな
る。
【0294】図47のステップ1433〜1445で
は、レッスンの予約を実現させるための処理が実行され
る。先ず、ステップ1433では、予約・仮予約データ
要求を受信したか否か判定する。そのデータ要求を受信
した場合、判定はYESとなってステップ1434に移
行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステ
ップ1437に移行する。なお、上述したように、端末
202は、上記予約・仮予約データ要求を、図80、或
いは図84に示すページを表示させている状態で月デー
タが入力された場合に管理サーバー203に送信する。
【0295】ステップ1434では、その予約・仮予約
データ要求を送信してきた端末202のユーザの音楽教
室における立場を判定する。そのデータ要求中に端末2
02のユーザが生徒であることを示すデータが存在して
いた場合、生徒であると判定してステップ1435に移
行し、そのデータ要求中のデータで指定された講師の個
人用講師エリアにストアされている予約データ、及び仮
予約データのなかで、そのデータ要求中の月データと一
致する月データを持つものを抽出して端末202に送信
した後、ステップ1437に移行する。そうでない場合
には、講師であると判定してステップ1436に移行
し、そのデータ要求中のデータで特定された講師の個人
用講師エリアにストアされている予約データ、及び仮予
約データのなかで、そのデータ要求中の月データと一致
する月データを持つものを抽出して端末202に送信し
た後、ステップ1437に移行する。それにより、端末
202は、図80、或いは図84に示すように、表示さ
れたカレンダーの日付に必要に応じて予約マーク、或い
は仮予約マークを表示させることになる。
【0296】ステップ1437では、予約データを受信
したか否か判定する。ユーザが図80に示すような講師
予約ページ上で予約時間を入力した後、「予約する」ア
イコンをクリックした場合、端末202は予約データを
管理サーバー203に送信することから、判定はYES
となってステップ1438に移行する。そうでない場合
には、判定はNOとなってステップ1440に移行す
る。
【0297】ステップ1438では、予約データを送信
させた生徒の個人用生徒エリアに、受信した予約データ
を仮予約データとしてストアする。続くステップ143
9では、その予約データによって予約が申し込まれた講
師の個人用講師エリアに、その予約を申し込んだ生徒の
プロフィルなどとともにその予約データを仮予約データ
としてストアする。その後はステップ1440に移行す
る。
【0298】ステップ1440では、予約許可信号を受
信したか否か判定する。図84に示すような講師スケジ
ュールページ上の表示ボックスに予約者の氏名やプロフ
ィルなどが表示された状態でユーザが「予約許可」アイ
コンをクリックした場合、端末202は予約許可信号を
管理サーバー203に送信することから、判定はYES
となってステップ1441に移行する。そうでない場合
には、判定はNOとなってステップ1443に移行す
る。
【0299】ステップ1441では、予約許可信号を送
信させた講師の個人用講師エリア、及びその講師が許可
した予約を申し込んだ生徒の個人用生徒エリアのそれぞ
れにストアされている、対応する仮予約データを予約デ
ータとする。続くステップ1442では、その生徒のメ
ールアドレスを宛先にして、図94に示すような内容の
予約許可メールを作成してメールサーバー205に送信
する。その後はステップ1443に移行する。
【0300】ステップ1443では、予約NG信号を受
信したか否か判定する。図84に示すような講師スケジ
ュールページ上の表示ボックスに予約者の氏名やプロフ
ィルなどが表示された状態でユーザが「予約NG」アイ
コンをクリックした場合、端末202は予約NG信号を
管理サーバー203に送信することから、判定はYES
となってステップ1444に移行する。そうでない場合
には、判定はNOとなって図33のステップ1301に
戻り、それ以降の処理を同様に実行する。
【0301】ステップ1444では、予約NG信号を送
信させた講師の個人用講師エリア、及びその講師が許可
しなかった予約を申し込んだ生徒の個人用生徒エリアの
それぞれにストアされている、対応する仮予約データを
消去する。続くステップ1445では、その生徒のメー
ルアドレスを宛先にして、図95に示すような内容の予
約NGメールを作成してメールサーバー205に送信す
る。その後は図33のステップ1301に戻る。
【0302】管理サーバー203は、接続してきた端末
202に対応するために上述したような処理を上述した
ような流れで実行する。それにより、端末202のユー
ザにサービスを提供するようになっている。以降は、他
のサーバー204〜206の動作について、図48〜図
50に示す各種フローチャートを参照して詳細に説明す
る。
【0303】図48は、曲サーバー204が実行する処
理の流れを示すフローチャートである。他のサーバー2
04〜206の動作については、始めに図48を参照し
て、曲サーバー204の動作を詳細に説明する。なお、
図48に示すフローチャートは、例えば曲サーバー20
4に搭載されたCPUが、ハードディスク装置にハード
ディスクから読み出させたプログラムを実行することで
実現される。
【0304】先ず、ステップ1501では、管理サーバ
ー203から曲リストの送付を指示する曲リスト送付指
示を受信したか否か判定する。その曲リスト送付指示を
受信した場合、判定はYESとなり、ステップ1502
においてその送付指示で指示された曲リストを例えばハ
ードディスクから読み出し、次にステップ1503に移
行して、その送付指示で指定された端末202にその曲
リストを送信した後、ステップ1504に移行する。そ
うでない場合には、判定はNOとなり、そのステップ1
504に移行する。
【0305】管理サーバー203は、上記曲リスト送付
指示を、端末202から曲リスト要求を受信した場合に
曲サーバー204に送信する。その端末202は、ユー
ザが図64に示す「(C)」アイコンをクリックした場
合に、その曲リスト要求を管理サーバー203に送信す
る。その曲リストを送信した端末202は、曲サーバー
204から曲リストを受信することで、図67に示すよ
うな新規曲リストページを表示する。
【0306】ステップ1504では、管理サーバー20
3から曲ダウンロード指示を受信したか否か判定する。
そのダウンロード指示を受信した場合、判定はYESと
なってステップ1505に移行し、そのダウンロード指
示で指定された端末202に、そのダウンロード指示で
指定された曲データを送信した後、上記ステップ150
1に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってそ
のステップ1501に戻る。
【0307】管理サーバー203は、上記曲ダウンロー
ド指示を、端末202から選択曲名を受信した場合に曲
サーバー204に送信する。その端末202は、図67
に示すような新規曲リストページ上で所望の曲(曲名)
を選択し、選択した曲(曲名)を図68に示すような新
規曲購入ページでユーザが確認した場合に、その選択曲
名を管理サーバー203に送信する。その選択曲名を送
信した端末202は、曲サーバー204から曲データを
受信し、その購入代となるポイントを引いた後のポイン
ト(POINT)を管理サーバー203から受信するこ
とで、図69に示すような購入完了ページを表示する。
【0308】このように、曲サーバー204は、管理サ
ーバー203の指示に応じて動作するようになってい
る。それにより、端末202のユーザ(生徒)は、所望
の曲のデータを曲サーバー204から必要に応じてダウ
ンロードできるようになっている。
【0309】図49は、メールサーバー205が実行す
る処理の流れを示すフローチャートである。次に図49
を参照して、メールサーバー205の動作について詳細
に説明する。なお、図49に示すフローチャートは、例
えばメールサーバー205に搭載されたCPUが、ハー
ドディスク装置にハードディスクから読み出させたプロ
グラムを実行することで実現される。
【0310】先ず、ステップ1601では、管理サーバ
ー203、或いは端末202からメールを受信したか否
か判定する。それらのうちの何れかからメールを受信し
た場合、判定はYESとなってステップ1602に移行
し、受信したメールの宛先に対応するメールエリアにそ
のメールをストアした後、ステップ1603に移行す
る。
【0311】ステップ1603では、端末202から配
信要求を受信したか否か判定する。そのユーザがメール
モードを設定した場合、端末202はその配信要求をメ
ールサーバー205に送信することから、判定はYES
となってステップ1604に移行し、その配信要求を送
信してきた端末202に、そのユーザに対応するメール
エリアに保持してあるメール(新規メール)があればそ
れを送信し、それがなければその旨を示す信号を送信し
た後、上記ステップ1601に戻る。そうでない場合に
は、判定はNOとなってそのステップ1601に戻る。
【0312】メールサーバー205は、上述したような
処理を実行する。それにより、端末202間、或いは端
末202と管理サーバー203間におけるメールのやり
とりが実現される。図50は、課金サーバー206が実
行する処理の流れを示すフローチャートである。最後に
図50を参照して、課金サーバー206の動作について
詳細に説明する。なお、図50に示すフローチャート
は、例えば課金サーバー206に搭載されたCPUが、
ハードディスク装置にハードディスクから読み出させた
プログラムを実行することで実現される。
【0313】先ず、ステップ1701では、管理サーバ
ー203から課金依頼を受信したか否か判定する。その
課金依頼を受信した場合、判定はYESとなってステッ
プ1702に移行し、その課金依頼で指定された生徒の
口座から管理者の口座へ、その課金依頼で指定された金
額を振り替えるように、その生徒の口座を設けた金融機
関に依頼し、管理サーバー203には課金完了信号を送
信した後、ステップ1703に移行する。そうでない場
合には、判定はNOとなってそのステップ1703に移
行する。
【0314】管理サーバー203は、端末202からポ
イント購入データを受信した場合に、その課金依頼を課
金サーバー206に送信する。端末202は、図71に
示すようなポイント購入ページ上で購入を希望するポイ
ントを指定し、そのポイントを図72に示すようなポイ
ント購入確認データでユーザが確認した場合に、そのポ
イント購入データを管理サーバー203に送信する。そ
のポイント購入データを送信した端末202は、課金サ
ーバー206が管理サーバー203から受信した課金依
頼を処理することで、図73に示すようなポイント購入
完了ページを表示する。
【0315】ステップ1703では、管理サーバー20
3から支払い依頼を受信したか否か判定する。その支払
い依頼を受信した場合、判定はYESとなってステップ
1704に移行し、管理者の口座からその支払い依頼で
指定された講師の口座へ、その支払い依頼中のポイント
に対応する金額を振り替えるように、管理者の口座を設
けた金融機関に依頼し、管理サーバー203には支払い
完了信号を送信した後、上記ステップ1701に戻る。
そうでない場合には、判定はNOとなってそのステップ
1701に戻る。
【0316】課金サーバー206は、上述したような処
理を実行する。それにより、生徒からレッスン料や曲デ
ータの購入代などを徴収し、講師にはレッスン料を支払
うようになっている。なお、本実施の形態では、ポイン
トの購入代金はその購入時に徴収するようにしている
が、例えば月単位といった期間毎に、生徒が実際に使っ
たポイント分の代金を徴収するようにしても良い。その
ようにしても、生徒側は使った分のポイントによって実
際の支払額が分かることから、支払いの面における安心
感に変化は生じない。
【0317】本実施の形態は、音楽教室システムに本発
明を適用したものであるが、本発明を適用できるネット
ワークシステムはそのような音楽教室システムに限定さ
れるものではない。有料の情報(アドバイスや各種診
断、検索、趣味に係わる話、或いは文献、など)を配信
する、商品を販売する、といった有料のサービスを提供
するネットワークシステムに本発明は幅広く適用させる
ことができるものである。当然のことながら、そのネッ
トワークシステムは、音楽以外の学習の場を提供する学
習教室システムであっても良い。端末のユーザが持つポ
イントについては、異なるネットワークシステム(サイ
ト)でそれを使えるようにしても良い。
【0318】音楽教室(楽器を学習する場)を実現させ
るための端末202と管理サーバー203の役割につい
ては、その役割は音楽教室を実現できる範囲で任意に割
り当てても良い。その際には、別のサーバーなどを新た
に追加し、それも含めて役割を分散させても良い。この
ことから明らかなように、ネットワークシステムの構成
やそれを構成する装置の役割(機能)などについては様
々な変形を行うことができる。
【0319】上述したような各種サーバー203〜20
6や端末202の動作を実現させるようなプログラム
は、それぞれ、CD−ROM、フロッピー(登録商標)
ディスク、或いは光磁気ディスク等の記録媒体に記録さ
せて配布しても良い。或いは、公衆網等で用いられる伝
送媒体を介して、そのプログラムの一部、若しくは全部
を配信するようにしても良い。そのようにした場合に
は、ユーザはプログラムを取得してコンピュータ(デー
タ処理装置)にロードすることにより、そのコンピュー
タ、更にはそれとネットワークにより複数のコンピュー
タが接続されたシステムに本発明を適用させることがで
きる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信す
る装置がアクセスできるものであっても良い。
【0320】
【発明の効果】以上、説明したように本発明では、端末
装置のユーザに、有償のサービスを提供する毎にその代
価に対応する分の値が減算されるポイントを事前に購入
させ、そのユーザに対する有償のサービスの提供をポイ
ントの値に応じて制限する。
【0321】ユーザの持つポイントによって有償のサー
ビスの提供が制限されることから、ユーザが知らない間
にサービス料の支払額が許容範囲を越えるようなことは
確実に回避される。このため、ユーザは支払いを気にす
ることなく、安心して有償のサービスを受けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるネットワークシステムの仕
組みを説明するための図である。
【図2】本実施の形態によるネットワークシステムの構
成を示す図である。
【図3】端末装置の構成を示す図である。
【図4】管理サーバーのハードディスクに格納された会
員のデータの内容を説明する図である。
【図5】管理サーバーと接続する場合に端末装置が実行
する処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】音楽教室処理のフローチャートである。
【図7】音楽教室処理のフローチャートである(続き
1)。
【図8】音楽教室処理のフローチャートである(続き
2)。
【図9】音楽教室処理のフローチャートである(続き
3)。
【図10】音楽教室処理のフローチャートである(続き
4)。
【図11】音楽教室処理のフローチャートである(続き
5)。
【図12】音楽教室処理のフローチャートである(続き
6)。
【図13】音楽教室処理のフローチャートである(続き
7)。
【図14】ピアノレッスン処理のフローチャートであ
る。
【図15】手持ち曲選択処理のフローチャートである。
【図16】曲購入処理のフローチャートである。
【図17】曲購入処理のフローチャートである(続
き)。
【図18】ポイント購入処理のフローチャートである。
【図19】講師選択処理のフローチャートである。
【図20】講師選択処理のフローチャートである(続き
1)。
【図21】講師選択処理のフローチャートである(続き
2)。
【図22】講師選択処理のフローチャートである(続き
3)。
【図23】生徒用予約処理のフローチャートである。
【図24】生徒用予約処理のフローチャートである(続
き)。
【図25】レッスン処理のフローチャートである。
【図26】レッスン処理のフローチャートである(続き
1)。
【図27】レッスン処理のフローチャートである(続き
2)。
【図28】講師用予約処理のフローチャートである。
【図29】講師用予約処理のフローチャートである(続
き)。
【図30】待機処理のフローチャートである。
【図31】待機処理のフローチャートである(続き)。
【図32】メール処理のフローチャートである。
【図33】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図34】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き1)。
【図35】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き2)。
【図36】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き3)。
【図37】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き4)。
【図38】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き5)。
【図39】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き6)。
【図40】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き7)。
【図41】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き8)。
【図42】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き9)。
【図43】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き10)。
【図44】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き11)。
【図45】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き12)。
【図46】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き13)。
【図47】接続してきた端末装置に対応するために管理
サーバーが実行する処理の流れを示すフローチャートで
ある(続き14)。
【図48】曲サーバーが実行する処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図49】メールサーバーが実行する処理の流れを示す
フローチャートである。
【図50】課金サーバーが実行する処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図51】トップページの画面イメージを示す図であ
る。
【図52】入会選択ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図53】入会規約ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図54】入会登録ページ(講師用)の画面イメージを
示す図である。
【図55】登録確認ページ(講師用)の画面イメージを
示す図である。
【図56】入会登録中ページの画面イメージを示す図で
ある。
【図57】入会登録ページ(生徒用)の画面イメージを
示す図である。
【図58】登録確認ページ(生徒用)の画面イメージを
示す図である。
【図59】会員照合ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図60】メールアドレス不一致警告画面を示す図であ
る。
【図61】パスワード不一致警告画面を示す図である。
【図62】会員トップページ(講師用)の画面イメージ
を示す図である。
【図63】会員トップページ(生徒用)の画面イメージ
を示す図である。
【図64】ピアノ教室トップページの画面イメージを示
す図である。
【図65】手持ち曲リストページの画面イメージを示す
図である。
【図66】手持ち曲決定ページの画面イメージを示す図
である。
【図67】新規曲リストページの画面イメージを示す図
である。
【図68】新規曲購入ページの画面イメージを示す図で
ある。
【図69】購入完了ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図70】ポイント不足警告ページの画面イメージを示
す図である。
【図71】ポイント購入ページの画面イメージを示す図
である。
【図72】ポイント購入確認ページの画面イメージを示
す図である。
【図73】ポイント購入完了ページの画面イメージを示
す図である。
【図74】講師選択ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図75】講師評価ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図76】プロフィルページの画面イメージを示す図で
ある。
【図77】代替講師選択ページの画面イメージを示す図
である。
【図78】講師キーワード選択ページの画面イメージを
示す図である。
【図79】検索結果ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図80】講師予約ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図81】レッスンページ(生徒用)の画面イメージを
示す図である。
【図82】タイムアップページの画面イメージを示す図
である。
【図83】評価確認ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図84】講師スケジュールページの画面イメージを示
す図である。
【図85】レッスンページ(講師用)の画面構成を示す
図である。
【図86】レッスンページの画面イメージを示す図であ
る。
【図87】生徒評価ページの画面イメージを示す図であ
る。
【図88】生徒評価確認ページの画面イメージを示す図
である。
【図89】受信リスト画面例を示す図である。
【図90】開封画面でのメール表示例を示す図である。
【図91】開封画面で表示されたメールAを示す図であ
る。
【図92】開封画面で表示されたメールBを示す図であ
る。
【図93】開封画面で表示されたメールCを示す図であ
る。
【図94】開封画面で表示された予約許可メールを示す
図である。
【図95】開封画面で表示された予約NGメールを示す
図である。
【符号の説明】
101 運営業者 102 Webサーバー 102a 講師選択部 103 音楽教室サイト 104、105、202 端末装置 201 ネットワーク 203 管理サーバー 204 曲サーバー 205 メールサーバー 206 課金サーバー 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 表示部 305 モデム 306 ハードディスク装置 307 キーボード 308 カメラ 309 マイク 310 サウンドシステム 311 入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 410 G06F 17/60 410A G09B 5/08 G09B 5/08 G10K 15/02 G10K 15/02 Fターム(参考) 2C028 AA09 BA01 BB04 BB06 BC05 BD02 CA13 5B049 BB22 CC05 CC06 CC36 DD00 DD01 DD03 DD05 EE01 EE07 FF03 FF04 FF06 FF09 GG04 GG07 5B055 BB20 CB10 CC10 EE02 EE04 EE05 EE21 EE27 KK07 PA02 PA34 PA36

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続された端末装
    置のユーザに対してサーバーが有償のサービスを提供す
    るシステムにおいて、 前記端末装置は、 前記サーバーに対してサービスを要求するサービス要求
    手段と、 前記サービス要求手段が要求したサービスの代価の支払
    いに用いるポイントを事前に購入するためのポイント購
    入手段と、を具備し、 前記サーバーは、 前記端末装置から要求されたサービスを提供するサービ
    ス提供手段と、 前記端末装置のユーザが事前に購入したポイントから、
    前記サービス提供手段が提供するサービスの代価に対応
    するポイント分を減算するポイント減算手段と、を具備
    し、 前記ポイント減算手段によって値が更新されるポイント
    の値に応じて、前記サービス提供手段による前記端末装
    置のユーザへのサービスの提供を制限する、 ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークシステムは、前記サー
    バーが、教習を行う教習者が使用する他の端末装置から
    送信されたデータを前記端末装置に送信し、該端末装置
    から送信されたデータを該他の端末装置に送信する中継
    を行うことにより、学習教室を実現させるサービスを提
    供する、 ことを特徴とする請求項1記載のネットワークシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して接続されたサーバ
    ーから有償のサービスを受けるために用いられる装置で
    あって、 前記サーバーに対してサービスを要求するサービス要求
    手段と、 前記サービス要求手段が要求したサービスの代価の支払
    いに用いるポイントを事前に購入するためのポイント購
    入手段と、 を具備することを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記サーバーから現時点のポイントを示
    すデータを受信するデータ受信手段と、 前記データ受信手段が受信したデータを用いて現時点の
    ポイントをユーザに提示するためのポイント提示手段
    と、 を更に具備することを特徴とする請求項3記載のデータ
    処理装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して接続された端末装
    置のユーザに有償のサービスを提供するために用いられ
    る装置であって、 前記端末装置から要求されたサービスを提供するサービ
    ス提供手段と、 前記端末装置のユーザが事前に購入したポイントから、
    前記サービス提供手段が提供するサービスの代価に対応
    するポイント分を減算するポイント減算手段と、 を具備することを特徴とするデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ポイント減算手段の減算の対象とな
    る現時点のポイントを示すデータを送信するデータ送信
    手段、 を更に具備することを特徴とする請求項5記載のデータ
    処理装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して接続されたサーバ
    ーから有償のサービスを受けるために用いられる装置が
    読み取り可能な記録媒体であって、 前記サーバーに対してサービスを要求する機能と、 前記要求する機能により要求したサービスの代価の支払
    いに用いるポイントを事前に購入するための機能と、 を実現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して接続された端末装
    置のユーザに有償のサービスを提供するために用いられ
    る装置が読み取り可能な記録媒体であって、 前記端末装置から要求されたサービスを提供する機能
    と、 前記端末装置のユーザが事前に購入したポイントから、
    前記提供する機能により提供するサービスの代価に対応
    するポイント分を減算する機能と、 を実現させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006268005A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Sprix:Kk 個別指導型学習塾における生徒及び教師のマッチング装置
JP2008129081A (ja) * 2006-11-16 2008-06-05 Oki Electric Ind Co Ltd 対話形式講義支援システム

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