JP2002107423A - 半導体集積回路の検査方法及びその検査装置 - Google Patents

半導体集積回路の検査方法及びその検査装置

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JP2002107423A JP2000299844A JP2000299844A JP2002107423A JP 2002107423 A JP2002107423 A JP 2002107423A JP 2000299844 A JP2000299844 A JP 2000299844A JP 2000299844 A JP2000299844 A JP 2000299844A JP 2002107423 A JP2002107423 A JP 2002107423A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 判定モジュールの測定精度に関わらず、テス
ト時間の大幅な削減と高精度な試験を実現する半導体集
積回路の検査方法及びその検査装置を提供する。 【解決手段】 基準電源電圧の設定値を液晶ドライバの
駆動電圧仕様の上限値と下限値とする10[V]と0
[V]に振り分ける。基準電源端子のV1〜V2間に1
0[V]の基準電源電位差を発生することができる。こ
の基準電源端子のV1〜V2間に含まれる階調レベルを
テスト対象とすることで、それぞれの隣接階調出力レベ
ルは相互に約200[mV](基準電源端子間電位差1
0000[mV]/51階調レベル)の電位差を保つこ
とができる。その基準電源端子間に含まれる階調レベル
について、一階調レベル毎、入力データとコンパレータ
の判定レベルの設定を順次切り替えながらテストし、そ
の区間に含まれる階調レベルを全てテストする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のグレースケ
ールレベル(以下、階調レベルとする)を出力する機能
と、複数個のDAコンバータ(以下、DACとする)を
有する半導体集積回路の階調出力電圧に関する半導体集
積回路の検査方法及びその検査装置に係り、それぞれの
DACが出力する階調出力電圧を短時間に、かつ高精度
に実施することができる半導体集積回路の検査方法及び
その検査装置に関する。なお、グレースケールレベルと
は液晶パネル等のドット表示に関する明暗レベルを決定
する出力電圧レベルを意味する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルの高精細化に伴い、液晶パネ
ルに搭載される液晶ドライバLSIは、多出力化、多階
調化が進む傾向にある。液晶ドライバLSIは、基準電
圧生成回路として“ガンマ補正抵抗回路”あるいは“ガ
ンマ補正コンデンサ回路”がデバイス内部に内蔵されて
いる。この基準電圧生成回路の基準電源入力端子より電
圧が印加される。液晶ドライバLSIの階調レベル数
は、この印加電圧に対する分割比(ガンマ補正抵抗回路
の場合は抵抗分割比、ガンマ補正コンデンサ回路の場合
は容量分割比)により決定される。この分割比が細分化
されるほど、多階調化が進む。
【0003】そして、この多階調表示を行うため、液晶
ドライバは階調レベル数に対応したDAC(デジタルの
入力画像データをアナログの階調出力電圧に変換する)
を内蔵し、階調電圧を出力する。例えば、64階調表示
用液晶ドライバでは、6ビットDACが内蔵されてお
り、256階調表示用液晶ドライバでは、8ビットDA
Cが、1024階調表示用液晶ドライバでは、10ビッ
トDACが内蔵されている。
【0004】このような多階調、多出力液晶ドライバの
テストにおいては、DACから出力されるそれぞれの階
調電圧値の全てが、各レベルのデジタル画像データに対
応して正しく変換された電圧値を出力しているかどう
か、また各DAC間において出力される階調電圧値がそ
れぞれ互いに均一であるかどうかをテストしている。
【0005】m出力n階調のDACを内蔵する液晶ドラ
イバを例に従来のテスト方法を説明する。図7に液晶ド
ライバと高精度電圧測定器による従釆の半導体試験装置
の概略回路構成図を示す。半導体試験装置(以下テスタ
とする)60より液晶ドライバ51に、事前に設定して
いる全出力端子数分の階調デジタルデータを、階調レベ
ルごとに基準電源電圧入力端子6−1〜6−xに順次入
力する。基準電圧生成回路8において基準電圧が生成さ
れ、各レベルの階調デジタルデータは、デバイスに内蔵
されたDAC回路2−1〜2−mでDA変換(階調デー
タに対応した基準電圧が選択)される。そして、出力ア
ンプを介して階調出力電圧として出力端子3−1〜3−
mからアナログ電圧が出力される。
【0006】液晶ドライバ51を出力したアナログ電圧
は、テスタ60の入力端子であるテスタチャンネル11
−1〜11−mに入力され、テスタ60に内蔵されてい
る高精度の電圧計62を用いて、1出力ずつm出力まで
順次1階調レベル毎の階調電圧値をアナログ測定し、そ
の測定結果を逐次、テスタ60に内蔵されているメモリ
63に格納する。
【0007】この操作をn階調分繰り返していき、最終
的には全出力・全階調のデータをメモリ63に格納す
る。この結果m×nヶ分の電圧値データが格納されるこ
とになる。メモリ63に格納された全ての電圧値データ
は、テスタ60に内蔵されている演算装置64を用いて
演算される。こうして、各出力における各階調電圧値
(後述の“理想の階調出力電圧値に対する階調出力電圧
の最大値差及び最小値差”を示す)や各出力間の階調電
圧値の均一性(後述の“端子間ばらつき”を示す)が演
算で求められる。
【0008】一般的な階調電圧値の判定基準について
は、全出力端子3−1〜3−mを対象に各階調レベル毎
の理想の階調出力電圧値に対する階調出力電圧の最大値
差及び最小値差、各端子間のばらつきの3点である。こ
こでの理想階調出力電圧値に対する階調出力電圧の最大
値差及び最小値差の判定値は例えば±30[mV]、各
端子間ばらつきは35[mV]程度の基準値について不
良品を選別する必要があることから非常に高精度な測定
精度が要求される。
【0009】なお、上述までに現行の階調出力電圧のテ
スト手法を述べてきたが、液晶ドライバのテストは階調
出力電圧テスト以外に、入力リーク、ガンマ補正抵抗
値、ファンクション動作、高速クロック動作、消費電流
などの項目についてもテストを行っている。しかし、こ
れら全テスト項目のテスト実行時間の内、7割〜8割が
階調出力電圧テストで占めている。
【0010】テスタに搭載されている判定モジュールに
は高精度電圧測定器以外に、比較判定回路(以下、コン
パレータとする)がある。図8に、液晶ドライバとコン
パレータによる従釆の半導体試験装置との概略回路構成
図を示す。ここでは、液晶ドライバ51から出力される
階調出力電圧を、テスタ70に搭載されるコンパレータ
12−1〜12−mで電圧判定を行う。
【0011】高精度電圧測定器による従来のテスタ60
と同様に、テスタ70より液晶ドライバ51に、事前に
設定している全出力端子数分の階調デジタルデータを階
調レベルごとに順次入力する。各レベルの階調デジタル
データはデバイスに内蔵されたDAC回路2−1〜2−
mでDA変換(階調データに対応した基準電圧が選択)
され、出力アンプを介して階調出力電圧として出力端子
3−1〜3−mからアナログ電圧が出力される。このア
ナログ電圧はテスタ70のコンパレータ12−1〜12
−mに入力され、事前に設定している全出力端子数分の
階調デジタルデータに対応した比較判定電圧レベル値に
より判定を行う。
【0012】図9に、コンパレータ判定時の判定基準レ
ベルの設定と階調出力電圧の相関図を示す。比較判定電
圧レベルとは、各レベルの階調出力電圧値に対して、そ
の上限、下限を決定する2電圧値を示す。この図におい
ては、上限、下限値によって挟み込まれた電圧領域がP
ASS判定となり、上限値以上と下限値以下の領域はF
AIL判定を示しているが、テスト内容(期待値の設
定)によっては、その逆の設定も可能である。
【0013】また、コンパレータによる検査装置を用い
て検査を可能とする液晶ドライバが、特開2000−1
65244公報に開示されている。図10は、この液晶
ドライバを示す回路構成図である。図10に示す液晶ド
ライバLSI81は、階調データがデコーダ82を介し
てDACのバスライン83に与えられる。各階調データ
に応じて、基準電源端子6−1〜6−10及び抵抗分割
回路13からの出力電圧を決定する階調電圧選択スイッ
チ85の一つを選択し、出力アンプ84を介して各出力
端子3−1〜3−mより、それぞれの階調電圧を出力す
る。
【0014】各基準電源端子6−1〜6−10間にリレ
ー85,86の直列接続回路を接続し、該リレー85,
86の接続点を抵抗分割回路13の中点に接続する構成
を有している。一方の基準電源端子には、電源電圧(5
V)を印加し、他方の基準電源端子二は接地電圧(0
V)を印加する。ここで、上側部分の検査を行う場合に
は、リレー85をOFFとし、リレー86をONさせ
る。これにより、抵抗分割回路13の上側部分の両端に
5Vが印加される。
【0015】次に、デコーダ82に、所定の階調データ
を与えて、アナログ電圧を出力させる。このときの各出
力電圧間の電位差は、5V/4=1.25と、非常に大
きな値になる。すなわち、第1階調電圧は5V、階調電
圧は3.75V、第3階調電圧は2.50V、第4階調
電圧は1.25V、第5階調電圧は0Vとなる。これに
より、例えば、0.5V以下の精度を有するコンパレー
タであれば、各階調の電圧を認識することができ、コン
パレータを使用したデジタル判定が可能となるものであ
る。下側部分の検査行う場合には、第1リレー85をO
Nさせ、リレー86をOFFとする。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体試験装置
の問題点を以下にまとめる。
【0017】(1)高精度電圧測定器を用いた検査の問
題点 図7に示した高精度電圧測定器を用いた半導体回路検査
は、液晶ドライバのテストにおいて、多出力化・多階調
化が進むことにより、デバイスの出力判定を縦列的に処
理する必要があることから、階調出力電圧テストはデー
タの取り込み量の増加やデータ処理時間の増加が進み、
テスト時間は大幅に増加する。また、階調出力電圧値を
より高精度に測定する必要があることから、高精度な電
圧測定器を複数台搭載する高価なテスタが必要となる。
【0018】さらに、多階調化が進むことにより、テス
ト精度の確保が困難となる。つまり、多階調化が進むこ
とにより、各階調レベル間の出力電位差は大幅に縮小さ
れる。これは、上述した、基準電圧生成回路としてデバ
イス内部に内蔵されたガンマ補正抵抗回路が、基準電源
入力端子より印加された電圧に対する抵抗分割比により
決定され、この分割比が細分化されるほど、多階調化が
進むことによる。つまり、64階調の6[V]駆動液晶
ドライバの隣接階調間の出力階調電位差が単純計算によ
り93.75[mV](6000[mV]/64階調)
であったのに対し、256階調の6[V]駆動液晶ドラ
イバでは、23.44[mV](6000[mV]/2
56階調)となる。従って、各階調レベル毎の隣接階調
間における出力電位差が出力電圧偏差(端子間ばらつ
き)よりも小さい場合、上述の判定値ではデータの読み
込み不良による1階調レベル化け等、高精度電圧測定器
による検査であっても各階調レベル毎の出力電圧が入力
画像デジタルデータに対応していることに関するテスト
精度の確保は困難となる。なお、各端子間ばらつきテス
トに対する判定値を厳しく設定することは、先に述べた
判定基準例の各端子間ばらつき35[mV]からも、液
晶ドライバの仕様上、困難となる。
【0019】(2)コンパレータを用いた検査の問題点 図8に示したコンパレータを用いた半導体回路検査の利
点は、デバイスの全出力を並列的に一括判定でき、大幅
なテスト時間の短縮が図れることである。コンパレータ
は比較的安価であるため、テスタに複数台〜LSIの出
力数分搭載されている。しかしながら、図9に示すよう
に、コンパレータの精度は約100[mV]以下の階調
出力電圧レベル差を識別することは不可能であり、比較
判定電圧レベルの最小幅(基準電圧±100[mV])
間に階調レベルが複数存在する場合、テスト対象となる
階調レベルが不明確となる上、各階調出力電圧レベルの
最大値差及び最小値差や各出力間の端子間ばらつきの正
確な値を求めることができない。そのため、約0.1
[V]以下の階調出力電圧レベル差を識別することは不
可能であり、液晶ドライバの機能動作精度に関するテス
ト精度を保証することは困難であるため、一般的には、
液晶ドライバの階調出力電圧テストには用いられず、現
行のコンパレータ判定は、液晶ドライバの階調出力電圧
精度に関わらないテスト項目についてのみ採用してい
た。
【0020】例えば、液晶ドライバがある特定の階調レ
ベルで3.0[V]を出力する場合、この階調レベルの
コンパレータ判定の判定上限値はコンパレータの精度よ
り、最大値で3.1[V]、判定下限値は最小値で2.
9[V]となる。つまり、この2つの判定レベルの電位
差は0.2[V]であり、上記の例で示した256階調
の6[V]駆動液晶ドライバでは、一階調当たりの階調
出力電位差が23.44[mV]であるため、この2つ
の判定レベル間には8〜9階調分の階調出力レベルが含
まれてしまい、一階調レベルの入力データに対応する個
別の階調出力電圧に対象を絞ったテストが実施できな
い。
【0021】さらに図11に、従来の基準電源電圧の投
入設定例の概略図を示す。例えば256階調の10
[V]駆動液晶ドライバ1で、基準電源入力端子を6本
有する場合、階調出力電圧の高い電圧よりV1=10
[V]、V2=8[V]、V3=6[V]、V4=4
[V]、V5=2[V]、V6=0[V]を印加し、そ
れぞれの基準電源入力端子間の階調出力電圧レベルを2
[V]の電位差でガンマ補正抵抗特性に従った分割比で
1階調レベル毎の出力電圧に分割する。従って、この各
基準電源入力端子間において、2[V]の電位差により
生成される階調出力電圧レベル数が51階調(256階
調を基準電源入力端子毎に5分割)であれば1階調毎の
階調出力電圧電位差は約40[mV]となる。コンパレ
ータ判定を行う場合、図9に示すように、コンパレータ
の精度は約100[mV]以下の階調出力電圧レベル差
を識別することは不可能であり、比較判定電圧レベルの
最小幅(基準電圧±100[mV])間に階調レベルが
5階調レベル程度存在するため(コンパレータの判定幅
200[mV]/1階調当たりの電位差約40[mV]
より算出)、テスト対象となる階調レベルが不明確とな
る。
【0022】そこで、コンパレータを用いて、階調出力
電圧レベル差を識別できる液晶ドライバが特開2000
−165244公報に開示されているが、この液晶ドラ
イバは、リレー回路を液晶ドライバに新たに設けなけれ
ばならず、チップ面積が増大する。デバイスの設計上、
スイッチのON抵抗=1KΩのリレー回路を各基準電源
端子間に設置することで、チップ面積は7%程度増加す
る。スイッチのON抵抗を小さくするためには、リレー
の回路面積をさらに増加する必要があり、結果的にチッ
プ面積を増大化させてしまう。
【0023】また、テスト対象となる階調出力レベルの
抵抗分割回路13に印加される電圧は、リレー回路の片
方をショートすることで理論的には2倍に拡大されるは
ずだが、実際にはリレー回路のON抵抗により2倍には
拡大できなかった。これは、抵抗分割回路(ガンマ補正
抵抗)の低抵抗化が進んで、リレー回路のON抵抗が相
対的に増加することになり、ON抵抗による電圧降下が
増加して、電圧の拡大効果が期待するほど生じなくなる
からである。
【0024】さらに、デバイス機能が多様化する傾向に
ある中で、既存のテスタ(テスタチャンネルが少ない)
でテストを実施する場合、リレーを制御するチャンネル
が必要となり、テスト設計が複雑となる。
【0025】本発明は、多出力化・多階調化が進む液晶
ドライバのテストにおいて、DAコンバータが出力する
各階調電圧レベルを基準電圧生成回路に印加する基準電
源電圧設定により操作することで、判定モジュールの測
定精度に関わらず、テスト時間の大幅な削減と高精度な
試験を実現する半導体集積回路の検査方法及びその検査
装置を提供することを目的とするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個のDA
コンバータと階調出力電圧特性を決定する基準電圧生成
回路とを内蔵する半導体集積回路を、前記階調出力電圧
と基準電圧を比較判定する比較判定回路を有する半導体
試験装置により検査する検査方法である。前記基準電圧
生成回路に印加する基準電源入力端子に異なる電圧を設
定することにより、検査対象となる階調レベル区間を決
定し、前記半導体試験装置から前記基準電源入力端子間
に該電圧を供給して、その区間の階調レベルの入力階調
データ信号と階調出力電圧とを対応付けることにより、
前記半導体試験装置によって階調出力電圧検査をデジタ
ル判定化することを特徴とする。
【0027】また、本発明は、前記半導体試験装置から
基準電源入力端子間に供給された電圧に応じて、前記基
準電圧生成回路は、前記半導体集積回路の各アナログ電
圧出力の隣接階調出力電位差を拡大、若しくは縮小する
ことを特徴とする半導体集積回路の検査方法である。
【0028】また、本発明は、前記DAコンバータと基
準電圧生成回路が、前記半導体試験装置から供給される
電圧設定と入力データとの対応付けにより、アナログ電
圧出力の出力レベルを選択試験することを特徴とする半
導体集積回路の検査方法である。
【0029】また、本発明は、各出力電圧レベルに対応
した入力データと半導体集積回路仕様における出力電圧
期待値計算とその出力電圧期待値レベルの設定、および
出力電圧の判定を行う前記比較判定回路の電圧判定値レ
ベル、検査番号の時間的設定変化の相互関係を一括に、
アドレスもしくは変数管理としたことにより、試験精度
に関する信頼性を立証することを可能とした半導体集積
回路の検査方法である。
【0030】また、本発明は、複数個のDAコンバータ
と階調出力電圧特性を決定する基準電圧生成回路とを内
蔵する半導体集積回路を、前記階調出力電圧と基準電圧
を比較判定回路により比較判定する検査装置である。前
記半導体集積回路の検査対象となる階調レベル区間の一
方の端部の基準電源入力端子と、該区間の他方の端部の
基準電源入力端子に、異なる電圧を出力することを特徴
とする。
【0031】また、本発明は、半導体集積回路の検査対
象となる階調レベル区間の少なくとも一方の端部の基準
電源入力端子を含む2以上の基準電源入力端子に前記電
圧を出力することを特徴とする半導体集積回路の検査装
置である。
【0032】また、本発明は、半導体集積回路の検査対
象となる階調レベル区間に半導体試験装置と接続されな
い基準電源入力端子を有することを特徴とする半導体集
積回路の検査装置である。
【0033】また、本発明は、半導体集積回路の検査対
象となる階調レベル区間を2以上有することを特徴とす
る半導体集積回路の検査装置である。
【0034】本発明において、テスト時における各階調
レベルの階調出力電圧は全て、液晶ドライバの出力電圧
偏差以上の隣接階調電位差が確保できている上、比較的
判定精度の低いコンパレータであっても、一階調レベル
の入力データに対応する個別の階調出力電圧に対象を絞
ったテストが可能となる。そのため、テスト対象とする
1階調レベル毎にDAC内部のデータ化け等を容易に検
出できる分離テストが可能となり、測定・試験機器の精
度に関わらず、高いテスト精度を保証することが可能と
なる。さらに、コンパレータ回路による検査装置にて全
出力を同時に一括してデジタル判定することが可能とな
ることで、テスト時間の大幅な短縮と、従来の安価なテ
スタを用いて高精度な測定を可能とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1に、基準電源
生成回路がガンマ補正抵抗方式の液晶ドライバについて
基準電源電圧の投入設定例の概略図を示す。液晶ドライ
バ1は、6本の基準電源入力端子V1〜V6と、ガンマ
補正抵抗13からなる基準電圧生成回路8と、DAコン
バータ2−1〜2−mを備え、m種類の階調電圧を発生
する。従って、基本構造は図11の液晶ドライバ1と同
じであり、256階調の10[V]駆動液晶ドライバ
で、基準電源入力端子を6本有する場合と同様のデバイ
スモデルを示している。
【0036】また、液晶ドライバ1の前段にはテスタ電
源7が配置され、基準電源入力端子V1〜V6に電圧を
供給する。この液晶ドライバ1の検査装置であるテスタ
は、図示していないが、図8のテスタ70と同様の構成
であり、比較判定回路であるコンパレータによって液晶
ドライバ1から出力される階調出力電圧を判定する。図
1Aにおいては基準電源端子間V1〜V2レベルに対応
したDAコンバータが、図1Bにおいては基準電源端子
間V2〜V3レベルに対応したDAコンバータがテスト
対象となる。
【0037】図1Aに示すように、基準電源電圧の設定
値を2値の電圧値(液晶ドライバの駆動電圧仕様の上限
値と下限値)とする10[V]と0[V]に振り分け、
V1=10[V]、V2=0[V]、V3=0[V]、
V4=0[V]、V5=0[V]、V6=0[V]の基
準電源電圧設定とする。基準電源端子のV1〜V2間に
10[V]の基準電源電位差を発生することができる。
この基準電源端子のV1〜V2間に含まれる階調レベル
をテスト対象とすることで、それぞれの隣接階調出力レ
ベルは相互に約200[mV](基準電源端子間電位差
10000[mV]/51階調レベル)の電位差を保つ
ことができる。
【0038】従って、図2に示す、基準電源電圧設定操
作時の判定基準レベルの設定と階調出力電圧の相関図の
ように、1階調出力電圧レベル毎に、コンパレータの判
定レベルを設定することができ、一階調レベルの入力デ
ータに対応する個別の階調出力電圧に対象を絞ったテス
トが可能となる。その基準電源端子間に含まれる階調レ
ベルについて、一階調レベル毎、入力データとコンパレ
ータの判定レベルの設定を順次切り替えながらテスト
し、その区間に含まれる階調レベルを全てテストする。
【0039】続いて、基準電源端子のV2〜V3間に含
まれる階調出力電圧レベルをテストするときは図1Bに
示すように、各基準電源電圧の設定をV1=10
[V]、V2=10[V]、V3=0[V]、V4=0
[V]、V5=0[V]、V6=0[V]となるように
再度、基準電源端子に印加する電源投入設定を変更し、
同様にその区間に含まれる階調レベルを全てテストす
る。同様に各基準電源電圧の設定を順次変更しながら、
各階調出力電圧レベルをテストすることにより、結果的
に液晶ドライバが有する全階調出力電圧レベルを一階調
レベル毎の入力データに対して、個別の階調出力電圧に
対象を絞ったテストが可能となる。なお、上記の基準電
源入力端子に印加する基準電源電圧値は、計測・判定機
器の判定精度によっては2値に限るものではない。この
詳細については、後述する。
【0040】従って、本テスト手法によれば、テスト時
における各階調レベルの階調出力電圧は全て、液晶ドラ
イバの出力電圧偏差(ばらつき)以上の隣接階調電位差
が確保できている上、比較的判定精度の低いコンパレー
タであっても、一階調レベルの入力データに対応する個
別の階調出力電圧に対象を絞ったテストが可能となるこ
とから、テスト対象とする1階調レベル毎にDAC内部
のデータ化け等を容易に検出できる分離テストが可能と
なり、測定・試験機器の精度に関わらず、高いテスト精
度を保証することが可能となる。
【0041】さらに、コンパレータ回路等による安価な
検査モジュール(安価であるため半導体試験装置に複数
〜LSIの全出力数分搭載されている)にて全出力を同
時に一括してデジタル判定することが可能となること
で、テスト時間の大幅な短縮と、従来の安価なテスタを
用いて高精度な測定を可能とする。
【0042】図3、図4は、本発明の実施形態におい
て、テスタ電源より液晶ドライバの基準電源入力端子に
印加する電圧設定例を示すものである。本発明に係る検
査手法は、基本的な検査手法の原理は、次のようなもの
である。すなわち、上述の内容と同様、半導体集積回路
にある数本の基準電源入力端子間に印加する入力電圧設
定を、テスト対象となる基準電源入力端子間に含まれる
各階調出力電圧レベルのみ、出力電位差を拡大する設定
とし、非テスト対象となる基準電源入力端子間に含まれ
る各階調出力電圧レベルは階調出力電位差を縮小する設
定とする。ここでは、その応用例について説明する。
【0043】図3に、基準電源生成回路がガンマ補正抵
抗方式の液晶ドライバについて基準電源電圧の投入設定
例の概略図を示す。図3Aにおいては基準電源端子間V
1〜V3レベルに対応したDAコンバータが、図3Bに
おいては基準電源端子間V3〜V5レベルに対応したD
Aコンバータがテスト対象となる。
【0044】図3では、256階調の20[V]駆動液
晶ドライバで基準電源入力端子を6本有する場合と同様
のデバイスモデルを示している。図3Aに示すように、
基準電源電圧の設定値をV1=20[V]、V2=オー
プン、V3=0[V]、V4=0[V]、V5=0
[V]、V6=0[V]の基準電源電圧設定とすると、
基準電源端子のV1〜V3間に20[V]の基準電源電
位差を発生することができる。この基準電源端子のV1
〜V3間に含まれる階調レベルをテスト対象とすること
で、それそれの隣接階調出力レベルは相互に約200
[mV](基準電源端子間電位差20000[mV]/
102階調レベル)の電位差を保つことができる。
【0045】従って、図2に示す、基準電源電圧設定操
作時の判定基準レベルの設定と階調出力電圧の相関図の
ように、1階調出力電圧レベル毎に、コンパレータの判
定レベルを設定することができ、一階調レベルの入力デ
ータに対応する個別の階調出力電圧に対象を絞ったテス
トが可能となる。
【0046】その基準電源端子間に含まれる階調レベル
について、一階調レベル毎、入力データとコンパレータ
の判定レベルの設定を順次切り替えながらテストし、そ
の区間に含まれる階調レベルを全てテストする。
【0047】続いて、基準電源端子のV3〜V5間に含
まれる階調出力電圧レベルをテストするときは図3Bに
示すように、各基準電源電圧の設定をV1=20
[V]、V2=20[V]、V3=20[V]、V4=
オープン、V5=0[V]、V6=0[V]となるよう
に再度、基準電源端子に印加する電源投入設定を変更
し、同様にその区間に含まれる階調レベルを全てテスト
する。同様に各基準電源電圧の設定を順次変更しなが
ら、各階調出力電圧レベルをテストすることにより、結
果的に液晶ドライバが有する全階調出力電圧レベルを一
階調レベル毎の入力データに対して、個別の階調出力電
圧に対象を絞ったテストが可能となる。
【0048】さらに、上記までの基準電源電圧の設定例
では、基準電源電圧の設定値を2値の電圧値(液晶ドラ
イバの駆動電圧仕様の上限値と下限値)で振り分けてい
たが、基準電源端子間に含まれる階調レベル数と液晶ド
ライバの駆動電圧によっては、下記のような基準電源の
設定によるテストも可能となる。
【0049】図4に、基準電源生成回路がガンマ補正抵
抗方式の液晶ドライバについて基準電源電圧の投入設定
例の概略図を示す。図4Aにおいては基準電源端子間V
1〜V2レベルとV3〜V4レベルとV5〜V6レベル
に対応したDAコンバータが、図4Bにおいては基準電
源端子間V2〜V3レベルとV4〜V5レベルに対応し
たDAコンバータがテスト対象となる。なお、この時V
3〜V4レベルに対応したDAコンバータもテスト可能
であるが、図4Aの基準電源電圧の設定状態でテスト完
了しており、冗長テストとなるためテストの必要性はな
い。
【0050】図4では、64階調の6[V]駆動液晶ド
ライバで基準電源入力端子を6本有する場合と同様のデ
バイスモデルを示している。図4Aに示すように、基準
電源電圧の設定値をV1=6[V]、V2=4[V]、
V3=4[V]、V4=2[V]、V5=2[V]、V
6=0[V]の基準電源電圧設定とすると、基準電源端
子のV1〜V2間、V3〜V4間、V5〜V6間に2
[V]の基準電源電位差を発生することができる。この
基準電源端子のV1〜V2間、V3〜V4間、V5〜V
6間に含まれる階調レベルをテスト対象とすることで、
それそれの隣接階調出力レベルは相互に約154[m
V](基準電源端子間電位差2000[mV]/13階
調レベル)の電位差を保つことができる(13階調レベ
ル数は、64階調/5基準電源区間数より算出した)。
従って、図2に示す、基準電源電圧設定操作時の判定基
準レベルの設定と階調出力電圧の相関図のように、1階
調出力電圧レベル毎に、コンパレータの判定レベルを設
定することができ、一階調レベルの入力データに対応す
る個別の階調出力電圧に対象を絞ったテストが可能とな
る。
【0051】その基準電源端子間に含まれる階調レベル
について、一階調レベル毎、入力データとコンパレータ
の判定レベルの設定を順次切り替えながらテストし、そ
の区間に含まれる階調レベルを全てテストする。
【0052】続いて、基準電源端子のV2〜V3レベル
とV4〜V5レベルに含まれる階調出力電圧レベルをテ
ストするときは図4Bに示すように、各基準電源電圧の
設定をV1=6[V]、V2=6[V]、V3=4
[V]、V4=2[V]、V5=0[V]、V6=0
[V]となるように再度、基準電源端子に印加する電源
投入設定を変更し、同様にその区間に含まれる階調レベ
ルを全てテストする。結果的に液晶ドライバが有する全
階調出力電圧レベルは一階調レベル毎の入力データに対
して、個別の階調出力電圧に対象を絞ったテストが可能
となる。
【0053】こうして、半導体集積回路にある数本の基
準電源入力端子間に含まれる階調出力電圧レベル毎にテ
ストを実施することにより、判定モジュールの測定精度
に関わらず、テスト時間の大幅な削減と高精度な試験を
実現する。このとき、数本の基準電源入力端子間に含ま
れる各階調出力電圧レベルのみ、出力電位差を拡大する
設定とし、非テスト対象となる基準電源入力端子間に含
まれる各階調出力電圧レベルは階調出力電位差を縮小す
る設定とする。この設定状態がテスタにおける専用試験
モードである。
【0054】以上のことから、本発明によるテスト手法
は、基準電源端子間に含まれる階調レベル数と液晶ドラ
イバの駆動電圧並びに液晶ドライバの基準電源端子数の
相互関係によって、様々な基準電源電圧設定が可能とな
る。つまり、液晶ドライバの設計段階において、本発明
のテスト仕様を考慮し、これらの相互関係を反映するこ
とによって、基準電源電圧設定手法の自由度は高くな
る。基準電源端子間に含まれる階調レベル数は少ないほ
ど基準電源電圧設定の自由度は高くなる。液晶ドライバ
の多階調化に対応するためには、基準電源端子数を増加
することによって対応できる。液晶ドライバの駆動電圧
については、駆動電圧仕様が高いほど基準電源端子間に
印加する電圧の割り振り方が増えるため基準電源電圧設
定の自由度は高くなる。
【0055】なお、本発明による基準電源電圧設定手法
は、高精度電圧器を用いたテストの場合であっても、テ
スト精度を保証する点に関しては同様の効果が適用され
るものである。
【0056】続いて、本発明によるコンパレータ判定時
の、測定・試験機器の精度に関わらず、短時間でかつ、
高いテスト確度を保証するテストプログラムに係る特徴
と1ビット精度保証を容易に立証することを可能とした
フェイルチェック手法の実施例について述べる。
【0057】先ず、本発明による基準電源電圧設定手法
による階調出力電圧テストに係り、各階調出力電圧をコ
ンパレータ判定にてテストを実施した場合の設定フロー
と問題点を説明する。図5に、従来の階調出力電圧をコ
ンパレータ判定によってテストする場合に必要な過程を
示すフローチャート図を示す。
【0058】まず、ステップS11にて液晶ドライバの
駆動用電源と上述した基準電源電圧設定法による基準電
源の投入を行う。続いて、ステップS12にて、入力デ
ータパターンプログラムの指定を行う。ここでの入力デ
ータパターンは、液晶ドライバが出力する階調出力電圧
を決定する画像(各RGB出力に対応したグレースケー
ルレベル)データを意味している。通常の階調出力電圧
テスト以外の機能試験では1階調レベル検査に1データ
パターンプログラムを用いていた。従って、階調出力電
圧テストをコンパレータ判定にてテスト実施する場合、
全階調出力電圧レベルを検査するために全階調数分のデ
ータパターンプログラムが必要となる。半導体検査装置
に設定可能なパターンプログラムの本数は制限されてい
るため、階調出力電圧テストのコンパレータ判定化は困
難となる。
【0059】次に、コンパレータ判定に必要となる判定
幅の設定と階調出力電圧期待値レベルの設定を行う。こ
れは、検査対象となる階調出力電圧レベルに対して、そ
の上限レベルと下限レベルを設定し、階調出力電圧レベ
ルを挟み込んだ状態で検査するものである。隣接する上
下の階調電圧レベルとは電位差が大きくなるために実現
可能な手法となる。ここで、上限レベルと下限レベルの
設定電圧値については基準電源の設定状態を考慮した値
に設定する。例えば、テスト対象となる基準電源端子間
に20階調分の階調レベルが存在し、その基準電源端子
間に4[V]の基準電源投入電位差を設定すると、隣接
階調出力電位差は4000[mV]/20階調=200
[mV/階調]が得られる。また、コンパレータの判定
幅は液晶ドライバの出力電圧特性による出力端子間ばら
つき電圧(ここでは30[mV]とすると)を考慮し、
かつ隣接階調出力電圧レベル領域にかからない値として
±(200[mV]−30[mV])と設定する。ただ
し、コンパレータの電圧認識精度は約±100[mV]
であることから、コンパレータの判定幅の許容値は±1
00[mV]〜±170[mV]となる。
【0060】なお、このコンパレータの判定幅の許容値
については、テスト精度を決定するものであるため、後
述するフェイルチェック手法により最適なコンパレータ
の判定幅電圧を設定する。また、これは液晶ドライバ仕
様に関して、基準電源入力端子間の各階調出力電圧レベ
ルはガンマ補正抵抗特性に依存しており、均等に等分劃
されていないことに対応するものである。
【0061】階調出力電圧期待値レベルの設定は、基準
電源電圧設定値によって計算される該当テスト階調の階
調出力電圧レベル(液晶ドライバ仕様の階調出力電圧理
想値計算式より算出する)と、上記に求めたコンパレー
タの判定幅より上限値と下限値を計算したものである。
【0062】最後に、このテスト対象となる階調出力電
圧レベルについて、検査階調番号を設定し、ステップS
13にて、先に設定しているデータパターンプログラム
を実行することで、判定することができる。上記のテス
ト設定ステップS12、S13を、テストする液晶ドラ
イバの階調出力電圧レベル数分、繰り返すことにより、
全ての階調出力電圧レベルのテストを実施する。従っ
て、全階調出力電圧レベルのテストを実施するテストプ
ログラムは非常に長大なものとなる上、コンパレータの
判定幅の許容値の最適化やテストプログラムのデバッ
グ、修正等に費やす時間は膨大なものとなる。
【0063】下記に、上記に示したテスト設定フローに
対する問題点を解決するデータパターンプログラムとテ
ストプログラムに係る特徴を詳細に説明する。図6に、
本発明による基準電源電圧設定手法により、かつ、最適
なコンパレータの判定幅電圧の設定と液晶ドライバの入
力データと階調出力電圧関係の1ビットデータ精度保証
を立証することを可能としたテストフローチャート図を
示す。
【0064】図6のフローチャートは図5に示したフロ
ーチャートと基準電源電圧設定のみ共通であり、各階調
出力電圧レベル毎に設定を変更する項目について、工夫
している。
【0065】まず、ステップS21にて液晶ドライバの
駆動用電源と上述した基準電源電圧設定法による基準電
源の投入を行う。続いて、入力データパターンプログラ
ムの指定を行う。先に示した半導体検査装置に設定可能
なパターンプログラムの本数は制限されている問題点に
ついて、当手法では入力データパターンプログラムは検
査対象となる階調レベルデータを順次連結し、各階調レ
ベル毎に実行データのスタートアドレス、ストップアド
レスを設定することにより1本化している。
【0066】次に、コンパレータ判定に必要となる判定
幅の設定を行う。これは、検査対象となる階調出力電圧
レベルに対して、その上限レベルと下限レベルを設定
し、階調出力電圧レベルを挟み込んだ状態で検査するも
のである。ここで、上限レベルと下限レベルの設定電圧
値の設定例(方法)については、上記と共通である。
【0067】続いて、テストフローのステップS22に
移行する。ここでは、テスト対象となる基準電源端子間
に含まれる全ての階調出力電圧レベルを1階調レベル
毎、順次検査していくため、検査階調番号、階調出力電
圧期待値レベルの設定、入力階調データのスタートアド
レス、ストップアドレスの指定を全て変数設定とする。
階調出力電圧期待値レベルの設定は、基準電源電圧設定
値によって計算される該当テスト階調の階調出力電圧レ
ベル(液晶ドライバ仕様の階調出力電圧理想値計算式よ
り算出する)と、上記に求めたコンパレータの判定幅よ
り上限値と下限値を計算したものであるが、階調出力電
圧レベル毎に出力期待値レベルが読み込まれ、同時にス
テップS21で設定したコンパレータの判定レベルとな
る上限と下限値が自動的に反映される設定としている。
最後にステップS23にて、先に設定しているデータパ
ターンプログラムを実行することで、判定することがで
きる。
【0068】もし、この判定結果がFAILであれば即
時にテストエンドとなり、PASSの場合はステップS
22に戻り、次の階調出力電圧レベルを実行し、この時
テスト対象として設定している基準電源電圧端子間に含
まれる全ての階調出力電圧レベルのテストを繰り返す。
【0069】以上のことから、検査階調レベル単位で、
入力階調レベルデータと出力電圧期待値レベル(比較判
定回路による判定値レベル)と検査階調番号の時間的設
定の相互関係を一致させることを実現している。なお、
1階調レベル毎に行われる検査は、指定した階調レベル
まで順次繰り返され、検査対象となる階調出力電圧レベ
ルの全てがPASSすると、次の基準電源の設定に対応
した階調レベルの検査に移行する。途中の階調レベルで
FAILした場合は、その時点でテストエンドとなる。
高精度電圧計によるテストが全階調、全出力分の階調出
力電圧測定データを一旦メモリに格納し、演算処理にて
判定を行う手法に比べて、同一の不良デバイスの検査に
おいても、テスト時間の短縮効果がある。
【0070】他方、上記の効果により、1ビット精度保
証を容易に立証する手段として考案したフェイルチェッ
ク手法について述べる。ここで述べるフェイルチェック
とは、所定の階調入力データに対して、入力データの取
り込み不良等により、期待値以外の出力電圧が出力され
ている場合、これを検査で確実に不良として選別できて
いることを立証するものである。例えば、コンパレータ
の判定レベル領域が大きすぎ、入力データの1ビット化
け不良(出力階調電圧が1階調レベル分ずれる)を良品
として選別しないことを確認することによって、ビット
精度保証するものである。
【0071】上述の通り、入力階調データと出力電圧期
待値レベル(比較判定回路による判定値レベル)と検査
階調番号の時間的設定変化の相互関係は検査対象階調レ
ベル単位で、常時一致している。従って、N階調レベル
をテスト対象となっている場合はN階調に対応した階調
データ入力と出力電圧期待値が設定されている。そこ
で、フェイルチェックでは、このN階調レベルをテスト
対象となっている場合の出力電圧期待値をN+1階調レ
ベル、N−1階調レベルの出力電圧期待値に変更し、全
階調レベルについて全フェイルすることを確認する。上
述の通り、出力電圧期待値は変数設定されているため、
プログラムの容易な変更によって実行できる。なお、階
調入力データのアドレスを1階調分変更することによっ
ても、同様の効果が得られる。N+1階調レベル、N−
1階調レベルの期待値は入力データのビット下位1ビッ
トを示していることから、このフェイルチェック手法に
より完成されたテストプログラムによる検査は1ビット
精度保証を実現したものとなる。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、階
調出力電圧試験における高いテスト精度の確保と、試験
時間の短時間化を同時に実現することができる。高精度
電圧計によるテスト時間は液晶ドライバの階調出力電圧
を縦列的に1階調レベルを1出力毎測定することに対
し、コンパレータ判定では、液晶ドライバの階調出力電
圧を並列的に全出力同時判定できることから、480出
力の256階調出力の液晶ドライバモデルでテスト時間
を計算した場合、この液晶ドライバの階調出力電圧駆動
時間(出力遅延時間を含む)を20[μS]とすると、
高精度電圧計による電圧計測時間は480*256*2
0=2457.6[mS]となる。
【0073】なお、この値は電圧計測時間を示すもので
あり、実際の総テスト時間は各電圧データのメモリ格納
と演算処理時間が別途加算されたものとなる。コンパレ
ータ判定によるテスト時間は全出力一括同時判定できる
ことから、1*256*20=5.12[mS]となる
ことから、従来までの高精度電圧計によるテスト時間に
対して、テスト時間は480分の1(液晶ドライバの出
力端子数分の1)に時間短縮できる。
【0074】また、本発明は従来の安価な半導体試験装
置に特別な検査回路を付加することなく、今後の多出力
化、多階調化する液晶ドライバのテストに対しても対応
が可能であり、試験コストの低減に大きく寄与でき、ま
た既存設備の活用を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である、基準電源生成回路
がガンマ補正抵抗方式の液晶ドライバLSIについて基
準電源電圧の投入設定の回路構成図である。
【図2】同実施形態の動作説明に供する階調出力電圧波
形図である。
【図3】本発明の他の実施形態である、基準電源生成回
路がガンマ補正抵抗方式の液晶ドライバについて基準電
源電圧の投入設定の回路構成図である。
【図4】本発明の他の実施形態である、基準電源生成回
路がガンマ補正抵抗方式の液晶ドライバについて基準電
源電圧の投入設定の回路構成図である。
【図5】従来のコンパレータ判定に供するテストフロー
チャート図である。
【図6】本発明の実施形態に供するテストフローチャー
ト図である。
【図7】従来の液晶ドライバLSI検査装置の高精度電
圧測定器判定に供するブロック構成を示す構成図であ
る。
【図8】従来の液晶ドライバLSI検査装置のコンパレ
ータ判定に供するブロック構成を示す構成図である。
【図9】従来の基準電源電圧の投入設定時の動作説明に
供する階調出力電圧波形図である。
【図10】特開2000−165244公報に開示され
ている液晶ドライバを示す回路構成図である。
【図11】従来の基準電源電圧の投入設定に供する回路
構成図である。
【符号の説明】
1 液晶ドライバLSI 2−1、2−2、…2−m DAコンバータ 3−1、3−2、…3−m 液晶ドライバの出力端子 4 データメモリ 5 高精度アナログ電圧測定器 6−1、6−2、…6−x 液晶ドライバの基準電源電
圧入力端子 7 テスタ電源 8 液晶ドライバの基準電圧生成回路 9 演算装置 10 半導体試験装置テスタ 11−1、11−2、…11−m テスタチャンネル 12−1、12−2、…12−m コンパレータ 13 ガンマ補正抵抗 V1、V2、…V6 液晶ドライバの基準電源電圧入力
端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 1/76 H01L 27/04 T // G02F 1/133 575 Fターム(参考) 2G032 AA09 AC03 AE14 AG01 AG10 AL16 2H093 NA53 NC03 NC24 NC25 NC58 NC90 ND56 NE07 5F038 BB04 BB08 BE09 DF01 DF03 DT09 EZ20 5J022 AB05 AC05 BA01 BA05 CB01 CB02 CF01 CG01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のDAコンバータと階調出力電圧
    特性を決定する基準電圧生成回路とを内蔵する半導体集
    積回路を、前記階調出力電圧と基準電圧を比較判定する
    比較判定回路を有する半導体試験装置により検査する検
    査方法において、 前記基準電圧生成回路に印加する基準電源入力端子に異
    なる電圧を設定することにより、検査対象となる階調レ
    ベル区間を決定し、前記半導体試験装置から前記基準電
    源入力端子間に該電圧を供給して、その区間の階調レベ
    ルの入力階調データ信号と階調出力電圧とを対応付ける
    ことにより、前記半導体試験装置によって階調出力電圧
    検査をデジタル判定化することを特徴とする半導体集積
    回路の検査方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体試験装置から基準電源入力端
    子間に供給された電圧に応じて、前記基準電圧生成回路
    は、前記半導体集積回路の各アナログ電圧出力の隣接階
    調出力電位差を拡大、若しくは縮小することを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体集積回路の検査方法。
  3. 【請求項3】 前記DAコンバータと基準電圧生成回路
    は、前記半導体試験装置から供給される電圧設定と入力
    データとの対応付けにより、アナログ電圧出力の出力レ
    ベルを選択試験することを特徴とする請求項1に記載の
    半導体集積回路の検査方法。
  4. 【請求項4】 各出力電圧レベルに対応した入力データ
    と半導体集積回路仕様における出力電圧期待値計算とそ
    の出力電圧期待値レベルの設定、および出力電圧の判定
    を行う前記比較判定回路の電圧判定値レベル、検査番号
    の時間的設定変化の相互関係を一括に、アドレスもしく
    は変数管理としたことにより、試験精度に関する信頼性
    を立証することを可能とした請求項1に記載の半導体集
    積回路の検査方法。
  5. 【請求項5】 複数個のDAコンバータと階調出力電圧
    特性を決定する基準電圧生成回路とを内蔵する半導体集
    積回路を、前記階調出力電圧と基準電圧を比較判定回路
    により比較判定する検査装置において、 前記半導体集積回路の検査対象となる階調レベル区間の
    一方の端部の基準電源入力端子と、該区間の他方の端部
    の基準電源入力端子に、異なる電圧を出力することを特
    徴とする半導体集積回路の検査装置。
  6. 【請求項6】 半導体集積回路の検査対象となる階調レ
    ベル区間の少なくとも一方の端部の基準電源入力端子を
    含む2以上の基準電源入力端子に前記電圧を出力するこ
    とを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路の検査装
    置。
  7. 【請求項7】 半導体集積回路の検査対象となる階調レ
    ベル区間に半導体試験装置と接続されない基準電源入力
    端子を有することを特徴とする請求項5記載の半導体集
    積回路の検査装置。
  8. 【請求項8】 半導体集積回路の検査対象となる階調レ
    ベル区間を2以上有することを特徴とする請求項5記載
    の半導体集積回路の検査装置。
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